【咲-Saki-】京太郎「小ネタ」姫子「日和!」3【たまにR-18】

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246 : ◆dIhERAk/UA [sage]:2016/04/13(水) 22:38:42.72 ID:VuqC+5Kx0
後番の時に更新しようかと思ってます。
手紙の方もちょこらちょこらと
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/13(水) 23:43:41.42 ID:1QSffW7l0
待ってます〜
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 07:57:04.83 ID:p4d0Y8eWO
やったー!
249 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/04/16(土) 09:37:18.67 ID:EBZvvp230
【食の京太郎 番外編】

京太郎「………」


ずるずると麺を啜る音だけが聞こえる。

音を立てて麺を啜れば、麺によくスープが絡み美味しい。

濃厚な味噌の味と太麺が合っており、しっかりと口に残った。


京太郎「……ふぅ」


冷まさず、熱い状態で一気に啜り、一息ついた。

汗が吹き出るもそれもまた、醍醐味かなと冷えた水をぐいっと飲む。

冷やされた体が心地よく、落ち着くとまた食べる。

これが自分の食い方である。


京太郎「……美味しいですね」

「そうか、気に入ってもらえたか」


箸で麺を掴み、持ち上げた時に隣の人に声を掛ける。

今日は、一人ではない。

モモとでもない。


今回は非常に珍しい事に【和の父親】と一緒に食べている。

というより、このお店を教えてくれたのも和の父親であった。


何故和の父親とラーメン屋にと思うも、原因は和の母親だ。

いきなり、こっちにやってきたかと思ったら、女性部員を全員拉致していった。

正確には『女性同士で話し合いがあるから、男子は出てって』だろうか。

恵さんと一緒に部屋の外へと追い出され、どうしようかと考え、聞いてみたのだ。

東京で美味しいお店知りませんかと……その結果が今である。


京太郎「意外でした」

恵「私がこういった店を知っている事が……か?」

京太郎「はい」


スープを堪能しつつ、言って見た。

正直こういったお店に入らなそうなイメージを持っていた。


恵「正直だな」

京太郎「聞き損ねて損とかしたくないですから」


若いなと軽く笑われ、恵さんは麺を啜る。

そりゃ、若いからなと思ったが、今度は口にしなかった。
250 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/04/16(土) 09:39:21.85 ID:EBZvvp230
恵「昔は、よく食べたものだ」

京太郎「その時にこのお店を?」

恵「よく食べに来た」



蓮華でスープを掬い飲む。

味噌にコーンが合っていて美味しい。

味噌にはやっぱりコーンだよなと考えまた、麺を啜る。


恵「和は……」

京太郎「………」


恵さんが途中で言葉を切った。

何事かと顔を見るも、恵さんはじっとラーメンを見て口を閉じている。


恵「和は……楽しくやっているか?」


暫し、ラーメンを堪能し待っていれば言葉の続きが聞けた。

恵さんの言葉を理解し、頭の中でいつもの和を思い浮かべる。


『ケーキバイキングなのにカレー!?』

『はい!』

『何で机の下にいんの?』

『あ……明日の体育祭のれ、練習を』


いつもの和を思い浮かべて――


京太郎「楽しそうですね」


と答えた。


恵「そうか……そうか」


恵さんは、天井を暫し眺めて、麺をずずっと大きく啜った。


京太郎「やっぱり、心配ですか?」

恵「………」


そっと思っているであろう事を聞いてみる。

麻雀は今ではスポーツとして扱われているが、昔は違った。

いや、スポーツとなった今でも博打としても扱われている。

故に親としては心配なんだろうなと思ったのだ。

251 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/04/16(土) 09:40:12.15 ID:EBZvvp230
恵「麻雀には……昔に少しあってな」

京太郎「ぶふっ」


思いがけない言葉にラーメンを噴出しそうになった。

慌ててティッシュを取り、口を拭き水を喉に流し込む。


京太郎「む、昔やってたんですか?」

恵「若気の至りだ」


驚いて見れば、罰悪そうに頬を掻いていた。


京太郎(驚いた、驚いた、けど……納得いった)


つまりは、この人は昔痛い目を見たのだ。

それで和に同じ思いをしてほしくないと……つまりはそういうことなのだろう。

意外な人の意外な一面を見たなと思いながらも最後のスープまで飲み干した。

ご馳走様でした。






京太郎「今日はありがとうございました」

恵「気に入ってもらえたようでよかった。和の事をよろしく頼む」

京太郎「はい!」


最後にお礼を言って、お店の前で別れる。


京太郎(東京のラーメンもありだな。長野に戻ったらあっちでも探すか)


意外な人の意外な一面。

こういった食事もまた良しかな。


京太郎(モモも東京に居るし、一緒に食べるかな)


そんなことを思いながら、のんびりと東京の街を歩いて帰った。

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                      ┌────────────┐
                   E三三\  おてもと          ..|
                      └亠───────────┘

カンッ!
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 10:11:32.55 ID:hVy8Rfi70
来てた!
乙〜
253 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/04/16(土) 13:14:36.88 ID:EBZvvp230
【プレゼントはなに?】

京太郎「さてはて、どうしよう」

煌「何の話ですか?」

京太郎「いや……哩さんへのプレゼントをどうしようかと」

煌「……誕生日、今日ですよね?」

京太郎「悩みに悩んだら……」

煌「むむむ……理由は分かりましたけど、すばらしくないですね」

京太郎「面目ないです。ところで煌さんは?」

煌「私は……これです!」

京太郎「それって、いなごの佃煮の缶ですよね?」

煌「あぁ……失敬失敬、これは私のでした。これですね」

京太郎「リング?」

煌「や……確かにリングですけど、ブレスレットです」

京太郎「あぁ……なるほど、むむむ」

煌「手堅くアクセサリーとかいいと思いますよ?」

京太郎(でもな……リング、ブレスレット、腕、アームリング? あぁ……そうだ)

京太郎「決めました! ちょっと行ってきます!」

煌「はいはい、行ってらっしゃい。彼女の為に頑張ってくださいね」

254 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/04/16(土) 13:17:03.70 ID:EBZvvp230




〜後日〜




哩「〜♪」

煌(あれから、機嫌いいですね。さてはて何をあげたやら)

煌「姫子、姫子」

姫子「んっ、どげんしたと?」

煌「いやね〜部長あれだけ機嫌良くなってさ、どうかしたのかなって」

姫子「あぁ……昨日、京太郎にプレゼントば貰って」

煌「ほほぉ……それで何を?」

姫子「ペンギンのペアのぬいぐるみ」

煌「へ? なんでペンギン?」

姫子「こん前に水族館行ったときに部長が物欲しそーに見とった」

煌(水族館……デートですよね? 何で姫子が知ってるんでしょ)

煌「よく一緒にお出かけになるので?」

姫子「うん、大抵私も着いてく」

煌(ひめこぇ……そこは二人っきりに、いえ、むしろこの二人はこれが正常?)

姫子「そいで、プレゼントは、ペンギンが看板持っとっと、そこに相手の名前ば書くやつ」

煌「ほほぅ、なるほど……もちろん其処に書いた名前は……」

姫子「京太郎と私!」

煌(何で姫子が出てくるんでしょ、しかもこの胸の張り方、自分で書きましたね)


京太郎「部長」

哩「んっ、どげんしたと」

京太郎「実は……」


姫子「私も……ふわっ!?」

煌「はいはい、邪魔しない。姫子は私とお話しましょうね」

姫子「なんで!?」


仲良く歩いていく二人を見送り、犬のように着いてこうとする姫子を抑えるのであった。

取りあえず、先行く二人に幸あれ。


カンッ!

今日誕生日やったね。哩おめでとう!

255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 15:24:15.50 ID:hoqfhj5z0
乙です
哩たんイェイ〜
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 17:43:46.13 ID:cRWa4A2dO
おつー
まいるたんイェイ〜!
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 07:37:31.73 ID:9tJziJum0
おつおつー
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 18:51:20.46 ID:DZk2Kk/xo
>>251
>>254
すばら
259 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/04/20(水) 00:20:45.85 ID:Mx9NMg4m0
何か……何か……ネタはないだろうか!
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 00:23:51.41 ID:ogCQMQpbo
>>259
キャップとのほのぼのなんて見たいですねぇ
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 00:26:33.80 ID:ItC8NJ3oo
京ちゃんの京ちゃんを搾る成香
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 00:47:40.81 ID:cpPg6Vsz0
ネタ?・・・夜のネタを知らず提供されてる京太郎ってのが思い浮かんだ
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 00:50:42.46 ID:WPvbNaDaO
過去に出てやってないネタあると思うの
264 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/04/20(水) 01:37:23.10 ID:Mx9NMg4m0
【美穂子とのんびりとお昼寝】

華菜「むむむ」

未春「あー……気持ち良さそうだね」


京太郎「ん〜……」

美穂子「すーすー」


合宿所の広間で二人が日差しを浴びて寝ていた。

たくさんの洗濯物の上で京太郎が、その京太郎のお腹を枕に美穂子が……二人が、気持ち良さそうに寝ていた。


未春「何がどうなってこうなったのかな」

華菜「たぶん……キャプテンが何かしたかと」

未春「ありえるね」


華菜の言葉に未春も大きく頷いた。

何かに躓いて洗濯物をバラまき、京太郎に被せる。

それを謝ったり、話してるうちに……だろうか。


未春「最近忙しかったしね」

華菜「だね。ふぁ〜……私も眠くなっちゃった」

未春「私達もお昼寝しようか」

華菜「だな! それじゃ私は……」

未春「駄目だって」


京太郎へと近づく華菜を未春が首根っこを掴み抑える。

265 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/04/20(水) 01:38:08.24 ID:Mx9NMg4m0


未春「ほら、キャプテンの顔」

華菜「むーっ……分かってるよ。少しぐらいはね」

未春「こっちに枕あるから」

華菜「よし! 寝るか」


そう言って、二人もその場で寝始める。






美穂子「眠ったかしら?」


暫くすれば、美穂子はパッチリと眼を開く。

身を起こして、二人を確認するとほっと一息をついた。


美穂子(シワが着く前に洗濯物を畳まないと……でも)


『ほら、キャプテンの顔』


先ほどの二人の声を思い出し、頬を触る。

そして――


      |  ! ! i |   |_,.. -‐|弋T下、\ヽ_八  | i
      |  | | i {   l ヽ -|=-`ー一'⌒´   \! |
      |  | l 、 ヽ.  ヽ 〆二ニ==ミx.     ||
.    八 { {ヽ \ \Y´ _彡ヘ::::::::ヽ `ヽ    ||
        \ヽ\\,ン⌒ 、     、:::::ハ   \ ||
        \r'`′   li\    ヾ:::::(_,  ′! l   !
                |i  ヽ     \ノハ   ||   !
                |i  }     ン'′  ||   !
                |i  ノ     / / / / ||   !
                l:/               | l   i
                |:\          |l   i
                |i  \         ||   !
                |i   ヽ.__ ノ       ! !    !
                ||       ヽ     ||    !

美穂子「……もう少しだけ」

京太郎「ん〜……」

美穂子「もう少し、もう少し」


美穂子はそのまま、京太郎の胸板へと頭を乗っけるとそのまま目を閉じた。


カンッ!

266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 01:56:47.83 ID:Hirb6vu6o
すばら!

たまには京久ほのぼのとか良いと思うな!な!
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 07:53:48.57 ID:ogCQMQpbo
やったーキャップ可愛い!
書いてくれて嬉しい
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 09:53:52.71 ID:7zKDV+Zho
キャップかわええ
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 10:22:00.25 ID:n3O62nnYo
すばら
270 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/04/20(水) 11:58:38.99 ID:Mx9NMg4m0
【ひっさと映画】


「あの人……何してんだ?」


部活も無い日曜日、ネット麻雀にも飽きて街へと出かける。

その人を見つけたのは、そんな時だった。


「〜〜〜!! でもでも」

(帽子と眼鏡で顔を隠してるけど……部長だよな)


映画館の前で怪しげな女性がうろうろとしていた。

あっちへ来たり、こっちへ来たりとせわしないが、どう見ても竹井久、うちの部長である。

見たい映画があるのか、チラチラと映画館を見上げていた。


「諦めましょう」

「いや、入れば良くないですか?」

「うわっ!?」


諦めて帰ろうとする部長の後ろから声をかける。

何を迷ってるか分からないが、見たいなら見ればいい、それだけだ。


「す……すが……あっ、いえ……ど、どなたでしょうか?」

「バレバレっす、部長」


帽子を両手つかみ、ぐいっと下へと引っ張る部長に駄目押しをする。

そうすれば、諦めたのか、大きなため息をついた。


「完璧な変装が」

(オシャレ程度の変装をされてもな)


何処からどう見てもオシャレ程度で知り合いなら一発で分かるだろう。


「何か見たいものでも?」

「あ〜〜……いや、特には……」


聞いてみれば、どんどんと言葉尻が小さくなっていく。

チラチラとある方向に視線を送っているので何ともわかりやすい。
271 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/04/20(水) 11:59:58.43 ID:Mx9NMg4m0

(う〜ん……あの原作が再現された! 今世紀最大のラブコメをここに!)


部長が見ていた看板を読んでみる。

今世紀最大……この世でいくつの今世紀最大があるのだろうか。

そんな疑問を抱くも、今は些細な事、部長の手を取るとそのままチケット売り場へと直行する。


「ちょ、ちょっと!? 須賀君!」

「まだろっこしい……見たいなら見ましょうよ、この映画ですよね?」

「そ、そうだけど……」

「高校生二枚で」


見たい映画を確認し、二枚のチケットを買うと未だに慌ててる部長を席に引きずり、席へと座らせる。

そして部長の横に上着を置いておいて、飲み物を買いに行った。




「これ飲み物っす」

「あ、ありがとう」


飲み物を買って戻ってくれば、部長がそわそわとそれでいて楽しそうな雰囲気をだしていた。

飲み物を受取った後も、部長は他の映画のCMを楽しげに見ている。


「そんなに楽しみなら見ればよかったのに」

「そうだけど……私がラブコメとかっておかしくないかしら?」


疑問と呆れを口にすれば、部長は口を尖らせて抗議してくる。


「特には……部長も女性ですし、むしろ普通では?」

「そうかしら……う〜ん」

「気にしすぎっす、それで……これってどんな映画なんですか?」

「えっとね……まずは、主人公が大きな男性で……ヒロインの子が痴漢されているところを助けて……」


パンフレットを読みながら、楽しげに話す部長の話を聞いていく。

そんな部長の話を聞きながら、こういった日常もいいなと思った。


カンッ!

272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 12:14:19.72 ID:n3O62nnYo
かわいい
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 18:38:34.56 ID:Hirb6vu6o
ヒッサかわいいやったー!!
たまには乙女なヒッサも良いよね!!

乙ですー
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/20(水) 21:44:20.58 ID:IByyCzXJ0
乙〜
キャップかわいい
ヒッサは翌日咲さんに槓されそう
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/21(木) 05:54:08.21 ID:SmT3Ze3No
キャップかわいいよ
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/21(木) 14:54:06.36 ID:ekqrwwCIo
二人ともかわいい
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/21(木) 18:16:33.51 ID:ptK813ilo
乙です
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/24(日) 08:24:00.30 ID:8mamJL5lo
2人ととも可愛いヤッター

豊音とモモのちょっとぼっち気味の2人の京太郎とのかわいい話をば
279 : ◆u8.5SqL8DKty [saga]:2016/05/10(火) 15:14:56.32 ID:3jiXcxzi0



「ぼー……」


黙って空を見上げる。

特に何をするでもなく、空を見上げた。


『外すなよー』

『オーライオーライ!』


昼休みの最中、こんなに贅沢な時間の使い方もないだろうなと思う。

それでもこれしかない、本は飽きた。

携帯などを持って来ても中学校だ、没収されるだろう。

まぁ……見つかりっこないのだが。


「暇そうだな」

「暇っすね……それ以上に暇な人を構う変な暇人がいるっすけど」


そんなことをしていれば、声が聴こえてくる。

しかしだ、特に興味なく視線を空から外さずボーと空を眺めた。


「はぐっ……んー、食べるか?」

「貰うっす」


特に断りもいれてないが、その人は隣に座り込みお菓子を食べだす。

受取らず先生に報告でもしようかと思ったがお菓子を貰った。

女の子は、甘味に弱いのだ。


「……時間は38分」

「時間更新っすね」


ポッ○ーを食べつつ隣に座った少年が時計を見て喜ぶ。

昨日は見つけるのに40分掛かっていた。

2分更新だ。


「最初は58分……今は38分、卒業までには普通に見つけられるようになるな」

「あっ……貰うっす」


妙に嬉しそうな少年を見て暇人だなと思った。

幽霊と間違われて以来、こうやって探し回ってるらしい。

最初は喜んだ、自分を見える人が居たとしかしだ。

違った、彼は見えなかった故に興味なし。


「次こそは!」


ただ、時間が0分を切った時は名前ぐらい覚えてやろうとは思った。
280 : ◆u8.5SqL8DKty [saga]:2016/05/10(火) 15:15:37.55 ID:3jiXcxzi0








「どうだ! 30分切った!」

「ふ〜ん」


「くそー……40分か」

「ほーん」


「20分切れた、あと少しだ」

「……」


それからもほぼ毎日のように行なわれる身勝手な、かくれんぼ。

私が人で彼は鬼。

なんとも身勝手な人間だとも思ったが、鬼ではしょうがない。






281 : ◆u8.5SqL8DKty [saga]:2016/05/10(火) 15:16:29.72 ID:3jiXcxzi0





『おめでとー!』『あっちでも頑張れよ!』『同じ高校だね』

「……」


時は早く過ぎ去るもので気付けば、卒業式だ。

まだ寒くマフラー首に巻き直し、門の外へと出る。

残念ながら親しい友達がいないのでそのまま直行だ。


『見ろ! 5分切った!』

「……そういえば、無理だったすね」


ふとそこで思い出したのは、金髪の同級生。

名前を思い出そうとするも思い出せない、覚える気がなかったのでしょうがないと言えばしょうがなかった。


「……転校っすか」

『同じ長野県なんだけどな……ちょっと遠い、高校も――』


最後に言われた言葉を思い出し、歩き出す。

結局は人生なんかこんなもんだと思って――
282 : ◆u8.5SqL8DKty [saga]:2016/05/10(火) 15:17:00.03 ID:3jiXcxzi0

































「〜♪」

「……なんで居んの?」

「京ちゃん、誰と話してるの?」


清澄高校の教室で腐れ縁の咲と黒髪の少女に挟まれる自分。

何が何やら分からないが……。


「残り5分っすね」

「はぁ……」


かくれんぼは延長に入ったようだ。


カン!
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 15:17:08.20 ID:unE0K5VBo
きたああ
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 15:28:56.85 ID:sNtmS507o
京モモいいなあ
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 16:47:43.69 ID:SRaztYzYo
すばらよ
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 19:06:26.33 ID:DotVM4T8O
全く新しい形のツンデレやな
いいゾ〜これ^^
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 20:25:00.81 ID:HYIlp50C0
乙〜
288 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/11(水) 13:17:45.62 ID:HdvrFmNSo
「あ……負けた」


目の前の画面では、最後の牌を当てられ無情にも点棒が減った。

それを悲しげに見送ると一言勝負してくれた人にお礼を言って部屋を出た。


「……」


その後、もう一戦しようかと思ったが休憩することにしてパソコンを切った。

パソコンを落すと立ち上がりそのままリビングへ。

流石に喉が渇いてしまった。


リビングに行くと、テレビが付いている。

それを無視し台所へ飲み物を取りに行く。


「あー……私は、カフェオレがええなー」

「はいは……」


先ほど歩いた時に気付いたのだろう、テレビを見ていた人物から声が掛かる。

冷蔵庫から言われた物を取り出そうとして手が止まった。

暫しの間、考えるも思考を正し飲み物をコップに入れていく。

そして、自分のを一口だけ飲みながらリビングへと視線を向けた。


「んぁー……昼間はおもろいのやってないなー」

「……」


そこには黒髪の頭が見えた。

その頭は母親の物ではない。

妹も姉もいない1人っ子なので兄妹の線もなかった。


「……なんで居るの?」

「ほら、私県大会で頑張ったからご褒美貰った」


結局知り合いで現在自分の家に居る人物と言えば……現在は一人しかいなかった。

飲み物を前に出し、自分もまたその人の隣に座る。

話すなら対面が一番いいのだが、この人の場合は隣が定位置になっていた。


「それで……俺に何しろと?」

「うん、どっか連れて行って欲しいな〜……デートやデート」

「はぁ……」


ニヤリと笑って言って来る彼女に大きなため息をついた。

今日は1日付き合うしかなさそうだと。

289 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/11(水) 13:18:55.96 ID:HdvrFmNSo




「釣りかー……」

「嫌なん?」

「釣り自体はいいんだけど……場所がなー……」


あれから考えて、近くのお店を回ろうとするも止められた。

止められて差し出された雑誌を見てがっくりと肩を落とす。

結局彼女には、行きたい所があったのだ。


「よっと」

「うまいなー」

「そっちが下手すぎなだけ」


そうこう話していれば魚を釣り上げ、針を外しボックスへ。

ボックスの中は既に魚が2匹泳いでいた。


「おぅおぅ……大量やな♪」

「……」


そう言って、彼女は嬉しそうにボックスの中を覗いている。

ちなみ言えば、俺が二匹釣って、彼女は零のボーズだ。


「まったく……」

「冷たくて気持ちがええな」

「麦藁帽子は被っとけよ」

「はいはい」


そう言って、足をバシャバシャと川に付けて遊ぶ彼女。

そんな釣りを早々に諦めた彼女を見つつ針をまた垂らした。



290 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/11(水) 13:20:17.43 ID:HdvrFmNSo


「魚触れるんだな」

「まーなぁ」


それからも釣りを続けて五匹目を釣った。

釣り上げてボックスに入れれば、水遊びが飽きた彼女が魚を突っついている。


「花嫁修業をしとるからなー、こう見えても料理できるんよ?」

「そっかー……花嫁ねぇ?」


釣り糸を垂らし、従姉の花嫁姿を思い浮かべる。


『おめでとう』

『京くん、ありがとなー』

「……」

「引いとんでー」


なんとなく面白くなく、強引に魚を釣り上げる。

力が入りすぎたのか魚は、後ろのほうへと飛んでいってしまった。


「はぁ……」

「むふふ……♪」

「なんだよ」

「やー……嬉しいなと」


魚を捕って戻ってくるとニヤニヤと笑う従姉の顔があった。

その顔を見て少しぶっきらぼうになりながらも魚を入れる。


「醜いだろ」

「んーんー……そのぐらいが可愛いんよ」

「そういうもん?」

「うん、嫉妬される位思われてるんやなーと思えて嬉しいんよー」


従姉の言葉にそれ以上答えず、無言で釣りに戻る。

やっぱり、この従姉には敵わないらしい。

赤くなった頬を指で掻きつつそんなことを思った。


291 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/11(水) 13:25:11.69 ID:HdvrFmNSo


「お腹空いたー!」

「んー……頃合か」


時計を見れば、お昼近くになっている。

旅館に魚を渡して調理してもらえば良い時間だろう。

引き上げる為、ボックスと釣り竿を持つ。


「どうした?」

「……タオルワスレタ」

「はぁ……まったく」


顔を引き攣っている従姉を見てため息が出る。

本当に……こう、変なところで抜けているのだ。


「わわ」

「しょうがない、このままで行く」


ボックスの紐を肩に乗せ釣り竿を手に彼女をお姫様抱っこする。

少しばかりきついが、雀卓よかましだ。


「靴と靴下は自分でな」

「あいあいさーや!」


帽子を深く被りなおし、そのまま歩く。


「なんで、帽子被っとるん?」

「日射病にならないため」

「……今日曇りやけど」


よちよちとバランスを取りながら歩いていれば、そんなことを聞かれる。

咄嗟に誤魔化すために嘘を付いたが、呆気なく論破されてしまった。


「帽子があると京くんの顔が見えにくくて嫌なんやけど」

「知らねー」


汗を垂らし引きつく表情を無理矢理抑える。

ここで帽子を取られたら非常にやばいのだ。

なにせ……ここは……。


「先輩! 戻りましょっす!」

「待て待て、慌てるな。モモ」

「ワハハ、元気だなー」


部長達が合宿を行なっている近くなのだから……。

292 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/11(水) 13:27:19.92 ID:HdvrFmNSo


「熱い?」

「何でもない、何でもない」


見知った人が隣に現れた。。

流石に挨拶をした程度なので覚えているわけも無いが万が一もある。

なるべく顔が見えないように下を向いた。


「えっち」

「違うわ!」

「ん?」


下を向けば、従姉が楽しそうに胸元を隠し呟く。

それに反射的に反応してしまえば……此方を見られた。


「どうしたっすか?」

「いや……聞いたことある声が?」

「んー?」


声が大き過ぎたのか此方をじっと見られる。

汗が止まらない、止められない。

出来るだけ視線を逸らし、旅館へと足を急ぐ。


「変な格好の人っすね」

「ワハハ、力持ちだなー」

「んー?」


クーラーボックスを横に釣竿と女性をお姫様抱っこで抱えている男性。

傍目から見たら奇異の一色だ。

それでもじろじろと見られる中を歩いていく、旅館へと急ぐ。

釣竿を貸してくれた旅館は部長達とは違う所だ。

そこまで行けば、問題はない。


「えいえい」

「やめい!?」

「じー……」

「モモ……無理だからな。私は女性だ。お姫様抱っこは無理だ」


帽子を取ろうとしてくる従姉を避けつつ歩く。

そうしていれば道が分かれてるところへと辿り着いた。

部長たちが泊まってるのは右の道、俺達は左の道だ。


「それにしても災難だったすね」

「そうだな、まさか旅館の温泉が故障するとは」

「ワハハ、まぁ……同列系統の旅館が近くにあってよかったけどな」

293 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/11(水) 13:29:30.43 ID:HdvrFmNSo


「ゆみ達も戻って来たのね」

「あぁ……久達も丁度か」

「団体さんなんやねー」

「……」


なんと言うか、運が悪い。

旅館に着けば、俺達を挟んで喋りあう二人。

部長と後ろの敦賀の部長が喋りあう。


「……」

「……」


それをスルーし横にズレて歩く、歩く。

部長達の横を通り過ぎるときに部長に横目で見られた。

心臓が鳴る、容赦なく鼓動をあげる。


「……それで龍門渕は」


通り過ぎれば、興味をなくしたかのように言葉を続けていく。

そのことにほっとし、度胸が付いたのか、その後も問題なく過ぎていく。

染谷先輩に優希、それに和……異様な格好なので目を向けられるも従姉が抱えている靴で察したのか追求は無かった。


「じー」

「めっちゃ見られとるな……知り合い?」

「……」


最後は災難間の咲だ。

咲は、他の人よりじっと此方を見てくる。

それは執拗にねちっこく。


「どうかしましたか?」

「ううん、なんでもない」


それでも歩いていけば通り過ぎれた。

災難間を突破し微笑み歩く、カウンターはすぐそこ部長達は後ろだ。

これで何も問題なく終わる……そう思っていたのだが……。

294 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/11(水) 13:30:36.12 ID:HdvrFmNSo

「何してるのー? 須賀君♪」

「…最初から気付いてたでしょ」

「オフコース!」


最後の一歩で帽子を剥ぎ取られた。

剥ぎ取った人物は分かる、この場でこんな事をする人物なんて一人だけだ。


「意地悪いっす、部長」

「にひひ……♪」


後ろを振り向けば、部長が楽しそうに笑っていた。

この人は最初から分かってたに違いない。


「部長……あぁ、この人ら京くんの部活の」

「随分可愛らしい子連れてるのね。彼女?」

「はい!」

「違います」


腕の中の従姉と部長が会話を始める。

途中で変な事を聞かれ、しょうもなく答えたので遮る。

駄目だ、この二人を一緒にしておくと俺のためにならない。


「やっぱり、京ちゃんだ」

「……うっす、咲」

「何でここにいるんだじぇ?」


暫くすれば咲達がわらわらと近寄って来て理由を聞いてくる。

これはチャンスだ、ここで素直に白状しさっさと帰ってしまおう。

295 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/11(水) 13:31:39.85 ID:HdvrFmNSo


「実は、従姉がやってきててな。遠出したいって言うから釣りにな!」

「そういうことでしたか」

「そそ、邪魔する気ないから、それじゃな!」

「ちょ〜とまった!」


しようとするも部長に首根っこを捕まえられた。


「ちっ」

「紹介してくれないの?」

「一時の出会いですし」

「どっかで見たことあるような気がしたのよね」


変なところで勘付く人だ。

出来れば何も勘付かないで欲しかったがしょうがない。

ため息を付いて従姉を下ろす、既に足も乾いてるので問題ないだろう。


「それじゃ……改めまして、こっちは俺の従姉の」


従姉を下ろせば、ふわりと立ち上がり、麦藁帽子を脱ぐ

そして少し白過ぎる肌を晒し、にこやかに自己紹介をした


「園城寺 怜です。よろしゅう」





〜怜ドキ My Sister〜


続く?

誕生日ネタ考えてたら次の日に……
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 14:24:45.92 ID:NhfCEsYl0
スバラ!
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 14:28:12.42 ID:++QuOb5+o
続きが気になりすぎる
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 14:44:10.49 ID:jyVz9mI6O
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 18:58:21.40 ID:rKWv2BRL0
全国でどうなるか気になります
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/11(水) 19:08:34.01 ID:c6LY36TRO
や京怜N1
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/13(金) 08:36:52.76 ID:N5GxKcLCO
ときはかわいいなぁ
302 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/15(日) 13:52:40.95 ID:LoD8nRNTo


            ,. : : : ̄ ̄ ̄ ̄: : : : .、
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        |: : : : : : : : : : {: : : : : : :|ィ斧ミ  Y:{ー'
        |: : : : : : : : : : :Y: : : :从 マソ  乂_〉
          ,: : : : : : : : : :r \∧: : \     }
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         Y:∧: : : : : : : : ー 、      ´,
        从{  、: : ,: : : : :从 > ..___/
              ∨ `ヽ: : {     ,
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           / ̄一-- ̄ \  |`ヽ
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            |      | ::::::::::::::::::::::::::::::|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ハロー咲、元気にしていますか?

相変わらずの喧騒と暴力の数々、それに足を囚われる毎日です。

それでも仲間に囲まれ『ヘルサレムズ・ロット東京』で何とか生き延びています。










303 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/15(日) 13:53:31.12 ID:LoD8nRNTo

京太郎「はぁ……此方B地区、姿がまったくありません」

『そうか……なら次は――』


スクーターに乗りながら辺りを見渡す。

辺りを見渡せば、人と思えぬ異形の数々が歩いている。

別にここが別の星というわけではない。


れっきとした地球の日本、東京だ。

かつて紐育と呼ばれた街、『ヘルサレムズ・ロット』。

一夜にして構築されたその街は、現世と超常の異世界が交わる魔都と化していた。

ここ東京もまた、それと同じ事が起きたのだ。

それ以来、第二のヘルサレムズ・ロットとして扱われている。


京太郎「……本当に居るんですかね?」

『間違いない……これまでの事件を考えれば裏に居る相手が誰が容易く判明出来る』


道から道へ、危険な箇所を避けながら無線での会話を続ける。

無線から聴こえて来た声は若い女性の声だ。


京太郎(まったく面倒な)


彼女の指示する言葉を聞きつつそんなことを思う。

ここでは事件は容易く起きる、それが世界を破壊できるような事件でもだ。

今回の事件もその一旦。


『被害者は全員、血を抜かれ干からびたミイラとなって発見されている』

京太郎(血を集めてるってことは『血界の眷属』の可能性が高いか)


『血界の眷属』 いわゆる吸血鬼だ。

彼ら、彼女等は、驚異的な力を振りかざし、此方の迷惑など一切考える事無く好き勝手を行なう。

その尻拭いに今回も借り出されているのだ。


304 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/15(日) 13:54:16.77 ID:LoD8nRNTo


『血界の眷属は人間などに成り代わってる事が多い、私等では見つけることすら困難だ』

京太郎「それで俺っすね」

『そうだ――君の持つ眼、『すべてを見通す「神々の義眼』保有者なら別だ』


彼女の言葉にゆっくりと瞑っていた両目を開く。

そこには、普通の眼でなく、青い綺麗な宝石の様な眼が爛々と輝いていた。


『神々の義眼』

異能の力を宿す眼球。その傑出した能力から度々「芸術品」と呼ばれ、これが元で事件に巻き込まれたこともある。

さらには「視る」ことや「眼」にまつわることなら何でも出来る品物だ。

故に人に紛れた吸血鬼を探すには打ってつけであった。


京太郎(忌々しい……勝手に選ばれて、勝手に代償を取って行き、勝手に押し付けやがった)

『今回は相手が相手だ。十分に注意してくれ』

京太郎「……はい」

『勿論戦闘なんてもってのほかだ。一秒とならず肉の破片となるからな』

京太郎「デスヨネー」


京太郎は、苦笑し目を閉じた。

ざっと辺りを見渡したが、ここにも居なかった。



305 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/15(日) 13:55:23.55 ID:LoD8nRNTo



『次は――』

京太郎「っ! 居ました!」

『各員に告ぐ――場所は……』


あれから、ふらふらと彷徨い移動していれば『赤い赤いオーラ』が見えた。

そのオーラは一人の人物から放たれており、ゆったりと動いている。

相手は、見るからに人畜無害そうな一般男性。


京太郎(これだから、面倒なんだ)


普段であれば、普通であれば気にしない程度の人種。

それでもその身に宿す力は偉大で世界を壊す力を秘めている。

何ともアンバランスで恐ろしい事か、そのことに嫌気をさした。


「……」

京太郎「あ……」

『京太郎、すぐそこから――』

京太郎「遅かった!」


そんなことを考えていたせいか、気付けば相手が此方をじっと見ていた。

目が合い、顔に汗が流れ出す。

ハンドルを切りスクーターを反転させるとそのまま、逆走し走り去る。


京太郎(まずい、まずい、まずい!!)

『急げ! 今人員を送って――』

京太郎「っ」


彼女の言葉が聞こえたのはそこまでだ。

不意に体が浮き上がり、全てがスローモーションの世界へと誘われた。

地面から浮き上がる自分の体に、飛び散る破片とスクーター。

人目見て何が起きたのかを察し、絶望した。


京太郎「がはっ」

「……」


特に体を鍛えているとか、特別体が丈夫だとかそういうことはない。

眼が特殊な以外普通の人種の京太郎は、何の抵抗も無く地面に叩き付けられ倒れた。

306 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/15(日) 13:56:23.45 ID:LoD8nRNTo

京太郎「くっ」

「!?」


先ほどまで眼が合っていた人物が京太郎を見下ろす。

手を振り上げ、下ろそうとした瞬間に京太郎は眼を開き『支配』した。

神々の義眼による、眼の支配。

眼をあちら此方に回し、あるいは他人と視界を入れ替える。

そのような事をして場を凌ぐ。


京太郎「無理かー!」

「ムダ」


それでもそれが通用するのは一部のみ。

血界の眷属と言う人外に対してはあまり効果はない。

視界を遮られようと関係ないのだろう、血界の眷属は改めて手を振り下ろした。


『ブレングリード流……血闘術』

「……!?」


その瞬間だ……一つの影が京太郎と血界の眷属を覆った。

その事に血界の眷属が気付き、顔を挙げ身を引く。


『111式十字型殲滅槍!!』

京太郎「ノオオ〜〜〜〜〜〜!!!!」


血界の眷属が身を引いた瞬間だ。

先ほどまで居たそこに赤い十字架が打ち込まれた。

その威力は凄まじく、地面が割れ京太郎ごと吹き飛んだ。


「間に合った!」

京太郎「ギリセーフ……てか俺に当たったらどうするんですか! 即死ですよ!」


吹き飛んだ地面に遅れて一つの影が着地する。

ふわりとしたスカートを手で押さえながら華麗に着地を決める一人の人物。

その人物が金色の輝く髪とこれまた綺麗な『オッドアイ』で血界の眷属を油断なく見つめる。


307 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/15(日) 13:58:47.50 ID:LoD8nRNTo
「ご、ごめんなさい。でもこれしかなくて……」

京太郎「分かりましたからっ……前まえ!」


彼女は京太郎の言葉にしゅんっとして謝る。

それを隙と見たのだろう、血界の眷属が後ろから襲い掛かった。


「ふっ!」

「ちっ!」


隙だらけと見たが、彼女は呆気なく答えて、襲い掛かる相手を華麗に回り受け流し、拳を打ち込む。

彼女が放った拳は本来であれば、一撃で地面が砕けるような一撃だ。

しかし、相手も異形の者……それを受けながらも反撃へと出る。


「っ! ブレングリード流血闘術!! 三十九式『血楔防壁陣』!」

京太郎「うぉう!?」


相手の攻撃を受け止めるのを無謀と感じたのだろう。

彼女は、地面を叩き、幾つ物『血の十字架』を作り出し防ぐ。

血界の眷属の攻撃は、その十字架に阻まれ届かない。


「……応援はどのぐらい?」

『今着いた!』


一人では押し切れないと悟り、彼女が耳元の無線で聞けば、そんな答えが返ってくる。

それと同時にだ。

血界の眷属の足元が凍りつき、頭を幾つ物弾丸が過ぎる。


「助かったわ」

「ふぅ……相変わらず手強いな」

「何時もの事だ」

京太郎「た、助かった」


京太郎の前に三人女性が揃った。

一人は、先ほどの金色の髪を持っている女性『福路美穂子』

もう一人は、足場を凍らせ先ほどから無線で連絡を取っていた『加治木ゆみ』

そして相手へ弾丸をぶっばなした、『弘世菫』

この三人は、京太郎同様、この街を秘密裏に活動し守る秘密結社『ライブラ』の一員だ。


「……!!」

ゆみ「来るぞ!」

菫「分かっている!」

美穂子「京太郎君……いつものようにお願いね?」

京太郎「はい!!」


迫り来る脅威に全員で立ち向かう――

この物語は、日常・超常犯罪が飛び交う「地球上で最も剣呑な緊張地帯」となった街、「ヘルサレムズ・ロット 東京」で

街のいつ破れるとも知れぬ均衡を守るために秘密裏に活動する者たちのお話である。


血界戦線×咲-Saki- カンっ!
308 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/15(日) 14:00:30.33 ID:LoD8nRNTo

以下 登場人物

クラウス:美穂子
ザップ:洋榎
チェイン:桃子
ギルベルト:ハギヨシ
スティーブン:ゆみ
エイブラムス:かおりん
K・K:菫
ツェッド:絹恵
ホワイト:怜
ブラック:竜華
レオナルド:京太郎
ハマー:姫子
ブローディ:哩
ミシェーラ:咲
ビビアン:優希
久:???

前に話していたクロス物、ポケモンが案外早く終わりそうでなので考えてみた。

戦国京ちゃん、血界戦線、……それとも普通の麻雀育成物にしようか。

悩みどころっす。 それではこれにて
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/15(日) 14:03:09.75 ID:pLI+WWxfo
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/15(日) 15:20:50.66 ID:Ymy/8X+eo
乙です
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/15(日) 15:50:54.99 ID:+PIToggf0
なんとなくだけど、ザップは淡でクラウスは豊音のイメージ
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/17(火) 14:12:37.47 ID:LheVl6Pso
面白そう
313 :スレッドムーバー [sage]:2016/05/18(水) 00:01:19.91 ID:???

このスレッドは一週間以内に次の板へ移動されます。
(移動後は自動的に移転先へジャンプします)

SS速報R
http://ex14.vip2ch.com/news4ssr/

詳しいワケは下記のスレッドを参照してください。。

■【重要】エロいSSは新天地に移転します
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462456514/

■ SS速報R 移転作業所
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463139262/

移動に不服などがある場合、>>1がトリップ記載の上、上記スレまでレスをください。
移転完了まで、スレは引き続き進行して問題ないです。

よろしくおねがいします。。
314 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/19(木) 23:08:32.39 ID:DpdI/lwOo
【告白してみた】

京太郎「好き……」

ゆみ「好きだ、私のものになってくれ(キリッ」

京太郎「……」

ゆみ「……」

京太郎「……好」

ゆみ「好きだ!」

京太郎「……」

ゆみ「……」

京太郎「……なんで遮るんです?」

ゆみ「……自分で言うのはいいんだが、言われると恥ずかしい」

京太郎「……すー…むぐっ」

ゆみ「むー!」

京太郎(口で塞ぐとか! どんだけ強情なんだ!)



      /  :..:.:...: /    :ヘ\/ヘ:...  丶 ヽ
      ,'  .:::::::::::/    .:/ミミヘ/彡ヽ:..   丶..ヽ
     {コ::。:::::::.:!    .::!::゛  ゛""  ゝ::::::..  l::::ヽ
     ! ::::::::::コ:::ヽヘ_-‐ !::       ヽ ! ‐-ヽ-:::::!
     i! :::::::::::::/ !^‐‐ レ!::       :ゝヘ-‐-、,ヽ}
     l :::::::::/,^^ .: ./ノ::       :::::.ヽ .:..  ゝ
     i! ../ノ' ..:.: ̄ レ::'-、、    、一:::‐、':::.. :.. \
    "レ"フ ..::::::::::::/,=@‐‐     ‐‐-_ ゞ:::.. :.. 「 ゝ-ヽ
    /   ..:::::::<ノ>≠==-z     z≠=r、 >::.. ::::.....\
  ∠_   ノ/へゝ,Pゆミ      lPか `ヘヽヽ ヘ. _ >ゝ
    !「∨!" { !ヘ  " ̄  \\\\  ̄  .i/ノ::川:i ゝ
    i!l ::!:::.lヽ iゝiヽ \\\\\,\ \\ !ソ..:::ソ:!i
    li::::l:::::::::!i::::::!\             ノ ヾ:::::::i!
   il:::::l:::::::::ii:::::::!:....ヘ,    ‐−     イ:::::::::i!::::::i!
   i!::::i::::::::::ii:::::::::::::::::::!ゝ      ∠::::l:::::::::::l!::::::!i
   i! i!:::l:::::::ii:::::::::::::::::人 ゛> /i入:::::::!::::::::::i::::::!l
    !:!i!::::{:::::ii:_ 〆巛  丶 ,  /丶>=A:::::l:::::!i
     !:::l巛巛巛巛巛ヘ  / ∧ヽ  ソ巛巛ミミゞゞ

ゆみ「○△×〜〜!?!?」

京太郎(しかも恥ずかしがるのかよ!!)

【きっと恥ずかしがり、言う前に言う】
315 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/19(木) 23:09:03.61 ID:DpdI/lwOo
【桃子の場合】

京太郎「あっ……そうだ」

桃子「どうしたっすか?」

京太郎「俺、お前のこと好きみたいだ」

桃子「へー……」

京太郎「そうだったらしい」

桃子「ふーん……え?」

京太郎「おう」

桃子「……っ〜〜〜!!」
                                               ,,
                                           iヽ ///)
                                        /⌒ヽ//‐ァ
                                        /_/ / ∧--<,
                  ....-――-...             /   \///ノ ̄
               /:::::::::::::::::::::::::::::::\          /      }/
                  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.      , -/      /´
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       /    __ /:::::::::/:::/:/:::::::::/::::::/:::::/::/   /    /
.      / - ´  /:/:::::/:::/:/:::::::::/::::::/:::::/::/   /   /
     /       i:/i::::/:::/:/:::::::::/::::::/:::::/::/   /  /
    {         !八/i::/i/i::/:::/:/:::/::/i:/     /
           /       ノ'i/!'i/i:/ ノ'   //
      `ー― /           '  / / /
         ./             / /イ
        /                /

京太郎「待てい、何で這いずって逃げる!」

桃子「やばいっす、物凄くやばいっす!」

京太郎「何が!? 俺の告白がか!?」

桃子「嬉し過ぎて恥ずかしいっすよ!」

京太郎「だからって逃げるなよ!?」


【パニくって逃げようとするor消える】

316 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/19(木) 23:10:20.12 ID:DpdI/lwOo
【智美の場合】

京太郎「蒲原先輩」

智美「……ワハハ、相変わらず部長って呼ばれないな」

京太郎「いや、今の部長は睦月先輩ですし」

智美「なら、元部長で……」

京太郎「そんなことより、お話が」

智美(ワハハ、こんなことでは泣かないぞ)

京太郎「実は、先輩の事が好きです」

智美「……ゆみちんには、自分から言った方がいいぞ」

京太郎「そうじゃなくて……」

智美「モモは消えるだろうし、追い詰めてからだな」

京太郎「何故にそうなりますか、俺は! 蒲原智美が好きなんです!」

智美「……マジで?」

京太郎「はい!」

智美「……えっと、後日でいいか?」

京太郎「待ってますから! それじゃ!」

智美「……困ったぞ、本当に困ったぞ」

               -=、 、   ─ァ=-
                     \V /
                 -──┴┴-
            ,. ´            ` 、
           〃´ __               \
.       _/′/                      \
.       /  /                        ',
    /    /           }            ト、
   /     /           ハ  ∧  /         \
.  /    ハ   {       N } /  X    ト、         \
  i     {\.  \.   | __/  \ | ヽ         \
  l 〃  l.  `ー‐ \ │   , ィ===xV            /
  レ'人   '、 〃⌒ヽ. \!  〃,ィ笊x  ヽ__,イ'   |_   /
  /  \ ハ  ィ笊/ハ     {////ハ  } l   |   ヽ ´
   ̄`ヽ /`¨ハ e7//}       ゝ )//ソ  │∧ノ   ノ
      i   } V//ン       `¨¨´    V、__ ./
      l ∧{  ,,,,   _____ し '''''  /
      レ′ 丶    \     ノ     <_
            {>    `¨¨¨´   <¨¨¨´
               7 T>‐<__/\
                    ∧八___八    \
               /   {   \    \
                  {


【困りながらも嬉しそう、後日照れながら受け入れる】


カンッ!
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/19(木) 23:12:42.66 ID:WmzGNobi0
みんな可愛いな
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/19(木) 23:14:40.87 ID:gaIH3Eao0
告白受ける側も見てみたいな
319 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/19(木) 23:40:18.99 ID:DpdI/lwOo

【告白してみた】

【穏乃の場合】

京太郎「なー……穏乃」

穏乃「どしたの?」

京太郎「実はさー……」

穏乃「うん?」

京太郎「俺……お前のこと好きだわ」

穏乃「うん、私も京太郎が好きだよ」

京太郎「……」

穏乃「……」

京太郎「いや……その違くてな」

穏乃「うん?」

京太郎「友達としてでなくて……異性としての……」

        ,.へ ,. -‐: :  ̄:二:>.、
      /: : /: : : : : :/: : : : : : :`: .、
    /: : : /: : : : : : :/: : : : : /ヽ:、: : :ヽ
    ,:´: : : : :': :丶: : : :/ : /:/_{:L l_l: : : ハ
  /: : :/: :.:.:{:.、: : : :ー:レ: T:ハハ{  j l'ト: ハ}
 /: : :.:/: :.:.ハ:.:.\: : : {: :ハz≦ ヽ f:ハ: ハ
./: :/:.:/ :/  ヽ:.:.:.:.r‐ヘ: 代ヒソ   ヾ,,V:、
': : :.:.:.i: :(     \:.(   V: :ゝ''''     ハ: :',
!: :.:.:.:ハ:ハ     >ーイヘ: :ヽ   ^/ V:.}
{: :.:.:.ハ:.{: :ヽ   rz==┴`z,\:\ ̄     ):.)
!: :.:.:.ハ:.{:. : :ヽ   V三/⌒\z\:ゝ    ノノ
{: :.:.:.{:. :!:. :. : ', ノ::::::{      ヽ `
V: :.:.{:. :ヽ: : : :/{::::::::::{ 、     ヽ:\
. V:.:.:ハ:. :.: i:ハ:{ ヽ:::::::ヽ \    ヽ::)
 ヽ:. :.ハ: :.:.:ハ:j  ヽ:::::::::\ヽ   ヽ;
  \:V:.:.:.:ハ:j   \::::::::::::ヘ    ヽ
     ヘ:.:./ j   / ヽ:::::::::::\     ヽ
     j:.ノ /  /   〈::::::::::::::::;ヽ     \
     レ /  /    ノ::::::::::::::::::;;ヘ     '、
.       /  /  /;:::::::::::::::::::::::::ヽ    ヽ
     /   / /;::::::;;/:::::::::::::::::::::::::〉\   \
    _/ / /:::::::::/::::::::::::::::::::::::::;;}  \  ヽ

穏乃「知ってるって……だから言ったでしょ」

京太郎「え……あれ?」

穏乃「私も好きだって」

【告白場所は学校からの帰り道、頬を少し赤らめ真剣に受け入れてくれる】
320 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/19(木) 23:40:50.43 ID:DpdI/lwOo
【憧の場合】

京太郎「好きだ! 付き合ってくれ!」

憧「……っ〜〜〜!」

京太郎「駄目か?」

憧「あ……その……う、浮気とか駄目だからね!」

京太郎「勿論しないさ!」

憧「そう言って……すぐ大きな胸に視線がいきそうになる」

京太郎「……そそそ、そんなことないぞ??」

憧「まったく……」






憧「でねー! 京太郎が告白してくれてね!」

穏乃『……ねぇ、アコ。その話5回目……』

憧「そうだっけ? それでさー……」

穏乃(寝たい!)

                  /         ,          \
                       _/__ ___       ′             \
                    ┴┘    /               .
               /   /  / ! 、    / / /        i    i
               / /  .′ |\\ / / /_   /    i    |    :.
.             /   /     /     〉丶.  ′  xく    ノ//    ;
           /   /  ,′ :   | ∧ ; | / /  xく //   / |   i
.         /   /  /  |   | - ミi |/⌒冬ミ</ ′/√「| |   |
         ′  .′  / |   |/⌒`| |{{ ん℃^  / /,厶v / .;   /}/
         i   |  / ′|   |{   | |{  乂少 ー=≦ んcV /  /ノ′
         |   i  | /       ,小ゝ._ | |          少/] /ノ/Y
         |   |  /   |   { Y」N |        ,  /Я厶ぅ |
         |   |/   /|   { }冂!| |    r ァ   .::::/_][ 」}| |
         |   |     ,′+=ぃ ∨゙∧| | \      イ:::::7_」「7^ | |
         |   |  /> .,//〉 ∨/」 |  /≧=≦{ 〔::::ニ=ァ//   |
        | i |  ,   _  <〉 V | |\ \〉  \ ̄  /∧  | |
        | |〉 V //     \ . 〉 EN /∧ ∧〉.   ; /// i  | |
         /| |∧ 〈       \,〉 〈\ /∧⌒}/ \ ∧イ   `| |
            | i  〉 ∨        ∧} }ヽ,\/〉 } //∧ }     { |
.          /| | / ∧ V          ノノ、 \ ∧}//  ∧      〉|
.          ,′ |′  〉 ∨    \  {  〕=-  J/  /イ^     /∧


【告白後、電話で友達にずっと惚ける】
321 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/19(木) 23:41:36.51 ID:DpdI/lwOo
【灼の場合】

京太郎「灼さん! 好きです、付き合ってください!」

灼(好き好き……好き、私を?)

京太郎「灼さん?」

灼「えっと……わ、私も……あっ」

京太郎「あ?」

灼(駄目、駄目……今は大会向けて忙しい。そんな時に私と京太郎が付き合ったら……皆が)

京太郎「灼さん?」

灼「……ハイスコア」

京太郎「え?」

灼「ボーリングで私のハイスコアを越えたらいいよ」

京太郎「分かりました! やってみせます!」

灼「うん、待ってる」

 /:/:::::/::::::::::::/:::::/ /::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l::::::::::::::::::::::::::i
 :/:::::/::::::::::::/:::::/  l:::/ |::::::::::::|:::|:::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::l
.|/|::::::|:::::::::::/l::::/   l::::l |:l::::::::||::ハ:::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::|
.l| |::::::|::::::::l::|_|:/   |::::| |:|:::::::|l::||::::::::::: |:::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::|
. | l::::ハ:::::::|::| l:「 ̄` '::::| l:|l::::十:|‐l::::::: _|::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::|
.  !::|::::l:::::|、レ卞弌ミ.ヽ| ヽ\:l:::{ ∨::::::::l:::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::|
  |ヽ::::::\バ' ∨:::::|     ‐〒==弌::::l::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::|
  |::::::::::::::::::|  辷ソ       「 |:::::::::iヽ|::::::::::::::::::|:::::::::::::::: :::::::::|
  |::::::::::::::::::|  :::::         ∨ーC' |::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::|
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  |:|:::|:::|:::::八               l::::::::::::::::::l::::::::::::|:::|:::::::イ|
  l|ヽ|l::|::::::|:: \    n        」:::::::::::::::::l:::::::::::::|:::|:|::/ l|
   `l」l:::::lー‐' \        _   イ|:::::: /::::::::|:::::::::::/|ィ/レ /
      ̄     `  ーァァl´   /|::::::/|::: くー― '
               / { | -‐ ' ´  ̄    \

【この後、ハイスコアを取るまでの間、嬉しいのが表情に出てバレました】


カンっ!

逆告白かー……考えてみる

322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 00:44:14.37 ID:zK1r4IqNO
先鋒と次鋒が抜けてますよ(ニッコリ)
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 01:08:43.75 ID:xKOxER5Q0
監督も抜けている気がするレジェンド
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 04:00:29.44 ID:XSJYlWcto
全員かわいすぎ
クロチャとユウチャも見たい
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 06:02:51.77 ID:ioDWIzWj0
むっきーとかおりんが楽しみ(圧力
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 08:26:44.54 ID:IpmdhP4AO
乙です
穏乃は聡い娘可愛い
憧は一週間くらい惚けてそうですね
灼はボウリングが下手でも上手くもないくらいらしいからすぐに越えそう
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 10:04:58.62 ID:42g93rt10
乙です

やはりここは王道(?)の清澄か天照大神をだな……
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/22(日) 14:47:40.24 ID:wj21dcPiO
監督を忘レジェンド
329 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/22(日) 23:16:15.17 ID:h4Ws0A87o
「ありがとうございました」


頭を下げて、同卓してくれた人達にお礼を言った。


「あまり気にしない方がいいよ?」

「……はい」


その時に、打ってくれた一人が此方に気を使ってくれる。

それに対して微笑み、大丈夫だと分かってるとばかりに頷いた。


『それじゃ、今日の練習はお終いになります』

(……連れて来て貰ったのに進歩ないな、俺)


そうこうしていれば、合宿の練習が終わった。

誰も居なくなった席で自分の成績を書き込み落ち込む。

3位 4位 4位 4位 3位 4位 4位 3位……

相手が全国区の人達だからと言ってもこれは酷い。


(初心者だから弱いってのは分かってるんだけど……ここまで勝てないとな)


大きなため息を付いて椅子に思いっきり寄りかかる。

そうすれば余計な力が抜け脱力しきった。


(本当に此処に居ていいのかな……俺)


そして、自分の境遇に疑問を抱いた。

今のこの状況『全国合同合宿』への参加を……。

簡単に言えば、全国大会が終わり今の三年生が居なくなる。

その前に合宿を開き実力の底上げや繋がりを作っておこうと言う事らしい。

全国大会で活躍した清澄高校もその参加高校の一つとして参加していた。

330 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/22(日) 23:18:04.47 ID:h4Ws0A87o

(俺も来れるとか……運がいいなと思ったんだけどな)


自動卓を動かし、牌を自分の所に持って来る。

相変わらずのバラバラ具合で泣けそうだ。


(勝てないのは分かってるけど……一度ぐらい……)


知識が足りない、技術が足りない、運が足りない、才能が足りない。

そんなの分かってるけど、勝ちたいのだ。

麻雀を楽しむために……好きであり続けるために……。


(……そういえば、漫画だとこんなことしてたっけ)


そんなことを考えていると自然に自分のいらない手配を手の中に隠し、山へと伸びる。

思い出したのは、ヤクザ相手にイカサマや思わぬ思考で相手を倒していく麻雀漫画。

その主人公が相手に対して行なったイカサマだ。

要らない牌を掌に隠し、他の牌を持ってくるときに自分の前の山の牌と掌の中の牌を入れ替えるもの。


(……これだと……勝てるかな)

「んー無理やけん、やめとき」

「!!」


山から牌を取り、自分の前の山の上を通りかかったときだ。

にゅっと伸びてきた手がその手を押さえる。

そのことに驚き、目が開き無言になってしまう。

目の前には、ふんわりとした髪の毛に半分目を閉じたようなジト目の女性が座っていた。


「よかね、勝ちに執着しゅるその精神はよか」

「えぇ……と」


見た感じ、何処かの学校の監督らしく見え怒られるとばかり思っていたため拍子抜けだ。

むしろ先ほどのイカサマの件を目を細め褒めてくる。


「ばってん……今は、見合っちなか」

「……そうですか」


その言葉にがっかりときた。

どうやら俺はイカサマをしようとも追いつけないらしい。


「んー……そーやなくて、時期相応っちもんがあっけん」

「……」

「船に乗っち、出発進行! 目指すは遥か遠くんライバル達」


その人は大きく手を振りおでこに手を当て遠くを眺めるマネをした。

331 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/22(日) 23:20:42.78 ID:h4Ws0A87o

「追い風もなし、技術もなし、知識もなし、そんときにターボエンジン使っち追いつく?」

「………」

「すぐに遭難して勝手に自爆してお終いやけん」


すぐに手を下ろし、じっと此方を見つめてくる。

その目をこっちも真剣に見つめる。


「それでも、勝ちたい?」

「……です」


聞かれたことに素直に頷き答える。

その言葉がどれだけ傲慢かよく分かってるのだ。

相手は昔からそれこそ、自分の何十倍と練習してきた人達だ。

そんな人達と勝負し合う、なんと傲慢だろうか……でもそれでも――


「勝ちたいです!」


この合宿に来てずっと堪えていた気持ちを表面に出す。

涙が溢れながらもしっかりと前を向いて、何を犠牲にしても勝ちたいと願った。


「んーなら……私に付いて来っとよか」

「……」


目の前の女性が、そう言って手を差し伸べる。

それを何の疑いもなく握り返した。


「んー……それじゃ行こっか」

「えっと……何処に?」


手を繋いだまま立ち上がられたので、慌てて立ち上がり引っ張られるまま付いていく。


「新道寺の部屋」

「あぁ……そういえば、話し方で思い出しましたけど、あなたは新道寺の『監督』さんでしたね」


誰だか思い出せなかったが、喋り方で思い出した。

最初の時の自己紹介で新道寺女子の監督だと話をしていた筈だ。


「新道寺女子の監督、『比与森楓』。それと監督やなくてー……『先生』で」

「比与森先生?」

「先生」


苗字をつけるも直ぐに訂正された。

何かしらのこだわりがあるらしい。


「分かりました、先生」

「んーそれでよか」


言い直せば、先生は嬉しそうに頷き、俺を引っ張っていった。

これが『先生』との出会い、最初の出会いだ。

〜先生と一緒 その1〜
332 : ◆dIhERAk/UA [saga]:2016/05/22(日) 23:24:27.36 ID:h4Ws0A87o
最新話で新道寺のコーチ、先生、友清でましたね。

先鋒を容赦なくて切捨てて勝ちを拾う姿勢

それでいて、負けても采配ミスと思ってないと煌以外適任は居ないとフォローをする

ジト目的な容姿に少しきつめの口調……一発で惚れましたわ、先生。

あと友清が1年生で驚いた。
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/22(日) 23:32:50.07 ID:Lh8GaeCkO
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/22(日) 23:37:43.51 ID:9KWHvcYcO
乙です
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/22(日) 23:37:45.96 ID:fYT4NaZ7o
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/22(日) 23:51:54.60 ID:pcJnuQRYO
乙です
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/22(日) 23:56:46.69 ID:pZI6YBFl0
乙〜
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/22(日) 23:57:03.25 ID:0qgOh0QFo
乙です
339 :真真真・スレッドムーバー :移転
この度この板に移転することになりますた。よろしくおながいします。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 20:44:26.08 ID:pL57jreQo
乙です
341 : ◆u8.5SqL8DKty [saga]:2016/05/24(火) 21:05:00.96 ID:sbWw6qUY0
なんかネターないかなー
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 21:13:04.61 ID:objR1WlTo
美穂宥、断金の交わり
大学とかで一緒になったら怜竜クラスの共依存関係になると思う
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 21:14:25.80 ID:P8LHn8tZ0
食の京太郎
そろそろデザート食べちゃってもいいんじゃないでしょうか
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 21:37:22.88 ID:HHotEshDO
牧場物語×咲-Saki-か血界戦線×咲-Saki-の続きとか?
もしくは、〜怜ドキ My Sister〜の続き?
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/24(火) 21:41:41.32 ID:pIN0M/gE0
大阪→東京暮らし
あのあとのメールのやり取りとか(主に怜の反応が気になる)
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名前: E-mail(省略可)

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