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小林オペラ「この裁判の逆転の逆転の逆転」
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367 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:16:57.57 ID:okmjwADoO
「待った!!!!」
小林「!?」
北芝「!?」
ネロ「!?」
コーデリア「!?」
姫百合「!?」
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:18:08.21 ID:okmjwADoO
裁判長「………なっなんですか!?今の声は!」
小林「……あれ?」
小林「声のした方向には…誰も居ないぞ?」
≪あの!待って!待ってください!お願いします!≫
北芝「!証拠品の中から声が聞こえるわ」
小林「……えっ!?」
姫百合「なっなんですかこれ!?見覚えがありませんが…!」
係官「あっ!あの、これは……先ほど法廷の前に設置されていて…」
係官「得体のしれないものなので、とりあえず保留にしておいたものなのですが…」
≪すみません!お願いします!私の話を聞いてください!≫
小林「いっ一体…何なのですか?あなたは………!?」
≪……私は」≫
≪御子柴さんを殺すのを手伝った…共犯者です≫
ネロ「………」
コーデリア「………」
姫百合「…………」
小林「………は?」
北芝「は?」
≪…あの、いきなりで信じてくれないかもしれませんが…私…脅されていて…≫
≪今も…姿を隠さないといけないので出てこれませんが…本当なんです!本当に…殺すのを手伝わされて……あの大型車を…!!≫
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:19:22.55 ID:okmjwADoO
ザワザワ…ザワ……
「オイ…ナンナンダヨコレ…?」 「オドサレタ?……ジケンノキョウハンシャ…?」
カンッ
裁判長「おっ落ち着いてください!静粛に!」
小林「つまりそれは…自供するという事ですか?」
≪はっ…はい!そうです!だって……だって…!≫
ダンッ
北芝「…弁護人、そのうるさい小包の電源を切りなさい」
小林「えっ」
北芝「このタイミングで、わざわざ通信してくるなんて。どう考えてもおかしいわ」
北芝「信じるに値しない。こんな無駄な証言、する必要がない」
小林「…………」
姫百合「しっしかし…」
北芝「しかしじゃない!これはどう考えても罠でしょうが!早く切りなさいよ!」
≪そっそんな…!罠なんかじゃありません!≫
≪話を聞いてくれないと…せっかく集めたこの三つの証拠品が…無駄になっちゃうじゃないですか…!≫
北芝「三つの証拠品?ですって?」
小林「三つ……?」
≪はい…このまま話を聞いてくれないとなると…うう…私は……今すぐにでも…≫
≪この証拠品を…壊さなくちゃいけないんですぅぅ…≫カチャリッ カチャッ
小林「っ!!!!!!!!」
姫百合「!!!」
ダンッ!!
小林「さっ裁判長!話を!この通信機からの話を聞きましょう!!」
姫百合「そっそうです!この事件には証拠品が少ないのは事実ですから!!」
ネロ「どっどうしたのさ二人とも!いきなり切羽詰まったように張り出して!」
370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:20:19.53 ID:okmjwADoO
コーデリア「そうよ!こんなの…罠に決まってるわ!」
小林「……さっきの”三つの証拠品”って所で気づいたんだ…」
ネロ「三つの証拠品?そんなの、信用できる訳…」
コーデリア「…まっ…まさかっ!?」
姫百合「はい。その証拠品は間違いなく……」
姫百合「人質の…”三人”です」
ネロ「!!!」
コーデリア「!!!」
裁判長「………弁護側は、そう申していますが。よろしいですか?北芝検事」
北芝「………もう、勝手にしなさいよ」
北芝「意味のない証言だった場合、切り捨てるつもりだから」
≪…はい。ありがとうございます……≫
小林(…うぅ……すまない…北芝検事…)
北芝「それで?まず単刀直入に聞くわ」
北芝「貴方を脅していた真犯人。その名前を申しなさい」
≪はい…。忘れもしません。有名人ですもの≫
≪私を…脅して…御子柴さんを殺した……あの人の名前は………≫
≪…………≫
≪……シャーロック・シェリンホードです≫
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:21:23.53 ID:okmjwADoO
ネロ「………えっ」
コーデリア「ぇぇぇぇえええええええええええええええええええええええええ!!!!??????????」
ザワザワザワ…ザワ……ザワ……
カンッ
裁判長「静粛に!静粛に!」
小林「…………」
小林(やはり…そう来たか…)
バンッ
北芝「証人!貴方……それは信じられる証言なんでしょうね?」
≪はい…間違いありません≫
北芝「馬鹿馬鹿しい!」
北芝「検察側はシャーロックが共犯者だと主張しているけど…それでも証拠は弱いばかり」
北芝「ましてやそいつが主犯だという証拠は、絶対にない!!」
≪でも…でも…!≫
≪…お願いです。証言させてください≫
姫百合「…どっどうするんですか?小林さん」
小林「……………」
小林(…目の前のスピーカーは、間違いなく偽りの真実を語るだろう)
小林(審議に良くない事は承知している。だけど…!)ピッ
プルルル…プルッ
次子≪おっす!そっちで何かあったのか?≫
小林「……証言台に、誘拐犯と思わしき通信機が証言します」
次子≪…!≫
咲≪それ…マジ?≫
小衣≪小林!絶対に切るんじゃないわよ!こっちにも聞こえるようにしなさい!≫
小林「はい。分かっています」
小林(奴の居場所の手がかりが見つかるかもしれない!)
小林(とにかく揺さぶって、怪しい所を突きつけて…奴の居場所の手がかりを見つけるんだ!)
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:21:52.17 ID:okmjwADoO
【証言開始】
@あの時私は、謎の団体に誘拐されて小屋に監禁されました
Aその時、シャーロック・シェリンホードが現れ仲間を引き連れてこういったのです
B「御子柴華子を殺せ」って…
Cその後の事は…分かりません。目隠しをされて事件現場である空き地に連れられたのですから…
D篠田久留美さん?すみません。その人の事は分かりません…
E今は…どこかに身を潜めています。場所を言う訳にはいきません
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:22:29.63 ID:okmjwADoO
北芝「…………」
裁判長「……………」
小林「……(なっ…なんなんだ?この証言は…)」
裁判長「…なるほど。という事はつまり」
裁判長「シャーロック・シェリンホードが謎の団体の一員だったと、そういう訳ですな?」
≪はい……≫
裁判長「それで、被告人である篠田久留美さんの事は知らない。と?」
≪……はい。まさか、あいつらがそんな事までやっていたなんて…≫
コーデリア「…よっよくもこんな嘘八百な証言を…!」
小林「矛盾を暴きたい気持ちは分かるよコーデリア。でも、今は…」
小林「奴の証言から居場所の情報を引き出さないと…」
裁判長「それでは弁護人。尋問をお願いします」
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:23:39.96 ID:okmjwADoO
【尋問開始】
@あの時私は、謎の団体に誘拐されて小屋に監禁されました
小林「待ってください!」
小林「それは…本当の事なんですか!?」
≪はい…本当の事です≫
小林「その事を証明する証拠などはございますか?」
≪……ごめんなさい。今は姿を現すわけにはいかないので…≫
≪証拠品は…三つあるんですけど……≫
北芝「その実在する。という事を証明することは?」
≪…はい。分かりました。ちょっとやってみます≫
≪少し…あらっぽいかもしれないけど…≫ カチャリッ
バンッ!!
小林「!!!!!?」
≪―――ッ!!――――ッ!!≫ドンドンドン
裁判長「なっ…何やら向こうで暴れているような…」
小林「わっ分かりました!!分かりましたから!もう十分です!」
小林「証言を続けて下さい!!」
≪信じてくれて嬉しいです。それでは…証言させて貰いますね≫
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:24:13.05 ID:okmjwADoO
Aその時、シャーロック・シェリンホードが現れ仲間を引き連れてこういったのです
小林「待ってください!」
小林「…それは本当に、シャーロックだったのですか?」
≪はい。間違いありません≫
小林(…シャーロックを犯人に仕立て上げるつもりなら、そう主張するだろうな)
コーデリア「そんなの信じられるわけ無いじゃないのよ!!」 ダンッ!
姫百合「コーデリアさん!今は落ち着いてください!」
ネロ「そうだよ!今機械に怒っても仕方無いよ!」
小林「……ちなみに、何を言っていたのですか?」
≪…あれは忘れもしません。最初聞いた時は、聞き間違いかと思いました≫
376 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:25:35.24 ID:okmjwADoO
B「御子柴華子を殺せ」って…
小林「待ってください!」
小林「…どうして、御子柴華子を殺せとシャーロックが命じたのでしょうか?被害者とシャーロックには接点がありません」
≪……分かりません。でも、一つだけ思い当たる事が…≫
北芝「…思い当たる事?」
≪はい。その団体には御子柴さんも所属していた可能性が…あるのかもしれません≫
≪それか、借金をしていたとも聞きました。…私が運ばれた車の中で≫
小林「それで…団体に入っていたシャーロックが御子柴を殺すように命じたと?」
≪……そうとしか、考えられないかと思います≫
裁判長「ふむぅ…」
裁判長「確かに、シャーロック・シェリンホードがそのおかしな団体に所属していたとなれば動機はありそうですな」
小林「異議!!」
小林「しかし!シャーロックが団体に所属していたという証拠はありません!!」
≪…でも、私は見たんです!≫
≪御子柴を殺すように命じた、あの冷たい目は…今でも忘れられません…!≫
ネロ「…もしさぁ、今証言台に居るのが通信機とかじゃなくて実体だったら」
ネロ「思いっきり一発ぶん殴ってるよ……」
小林「…気持ちは分かるけど、今は落ち着いてくれ」
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:26:34.09 ID:okmjwADoO
Cその後の事は…分かりません。目隠しをされて事件現場である空き地に連れられたのですから…
小林「待ってください!」
小林「…目隠しをされて、空き地に連れられたのですよね?」
≪はい…そうですね≫
小林「ならば、車の中での話を聞いた事を詳しく話して貰えませんか?」
≪分かりました…≫
≪まず、御子柴さんは親の借金を背負っていて、母親が沈められてると聞きました≫
≪でも、それが災いして殺さなくてはならなくなったそうで…ああ…なんて恐ろしい…!≫
≪何で!ただのお金で罪も無い人が殺されなくてはならないんでしょうか!?そして…≫
≪あいつら…私の知らない所で偽装工作して篠田さんに迷惑を…罪を…!≫
小林「…………」
小林(この証言、何かおかしなところは無いか?)
→ある
ない
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:27:04.11 ID:okmjwADoO
→あるを選ぶ
小林(…それじゃぁ、どれがおかしいだろうか?)
→御子柴の借金
殺人の計画
偽装工作
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:27:47.30 ID:okmjwADoO
→御子柴の借金もしくは殺人の計画を選ぶ
小林「……証人、どうして御子柴さんは殺されなければならなかったのでしょうかね?」
≪それは…ただ計画の為に……!≫
小林「御子柴さんには借金が背負わされてました。」
小林「…おかしいですよね?もし、借金が関係しているのなら」
小林「殺したら、回収できなくなるじゃないですか」
≪…………≫
小林「証人、そこは疑問に思わなかったのですか?」
≪…でも、借金で殺されるのは……疑問に思わないと思います≫
≪それに…私もあの時は何が何だか分からなくて…≫
小林「…………」
小林「では、どうして篠田久留美さんに罪を被せたのか。証言してくれますか?」
380 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:28:15.17 ID:okmjwADoO
D篠田久留美さん?すみません。その人の事は分かりません…
小林「待ってください!」
小林「…貴方は、現場で篠田さんを見ていないのですね?」
≪はい。……私は、ただ殺人の手助けをしただけです…≫
小林「……ネロ、どんな感じだい?」
ネロ「…ごめん小林。僕、さすがに通信口からじゃぁ嘘ついてるかどうかは分からないよ」
小林「そっそうか……」
ネロ「それに、トイズ使わなくてもこの証言が嘘八百って事は分かってるからね」
小林(しかし、本当に証人は篠田久留美を見ていないのだろうか?)
小林(……少し、カマかけてみるか)
→事務所の中の事
凶器の事
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:28:42.56 ID:okmjwADoO
→事務所の中の事を突きつける
小林「空き地の隣に事務所がある事は、知ってますか?」
≪え?……はい。何か建物があった事は知ってますけど…≫
小林「その建物の中に何があったか、思い出せませんか?」
≪ええと…暗くてよく見えませんでした≫
小林「”よく見えなかった”…ですか。なるほど」
小林(これは…証言に加えた方が良いのかな…?)
→証言に加える
証言に加えない
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:29:11.06 ID:okmjwADoO
小林「裁判長!この証言は非常に重要です!」
小林「証言に加えてください!」
裁判長「分かりました…。証人、証言に加えてください」
≪え?はい…分かりました≫
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:29:56.87 ID:okmjwADoO
E今は…どこかに身を潜めています。場所を言う訳にはいきません
小林「待ってください!」
小林「どうして…言う訳にはいきませんか?」
≪はい…居場所を特定されるのが怖くて…≫
ネロ「…もしここで居場所を言えば、警察に保護されて安心だと思うんだけど」
≪だっ駄目です!もし…警察がここに来たら……この証拠品を……≫
≪壊さないと!私の身が危ないんです!!≫チャキッ
小林「っ!!わっ分かりました!居場所は言わなくても良いですから止めてください!!」
≪…そう言ってくださると、うれしいです≫
小林(ううう…何てやりにくい尋問なんだ…!!)
384 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:30:33.64 ID:okmjwADoO
F事務所の方は暗くて、よく見えませんでした
小林「待ってください!」
小林「それは…間違いないのですか?」
≪はい。深夜なので、誰か居た…という訳では無さそうですけど≫
小林「……いえ、あの時確かに事務所には人が居ました」
小林「おおよそ、二人くらいの人物がね」
≪え?そうなんですか…知りませんでした…≫
小林「……………」
小林(ううぅ…僕の異議が軽く流されるからやりにくい…)
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:31:00.23 ID:okmjwADoO
小林「…ちなみにネロ、トイズで探知はできそうかい?」
ネロ「さすがに無理だったよ。あれも匿名サーバーを複数使っての証言だ」
ネロ「…よくもまぁ、身を潜めてるなんて言えたもんだね。ここまで用意周到しておいて」
小林「そうなのか…」
小林(うかつに異議を唱えたら、人質が殺されかれない…)
小林(ここは、慎重の証拠品を突きつけなければ…)
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2016/07/03(日) 20:31:27.64 ID:okmjwADoO
次は20時40分からです。しばらくお待ちください
387 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2016/07/03(日) 20:42:10.18 ID:okmjwADoO
→Fに証拠ファイルL隠しカメラの映像 を突きつける
小林「異議!!」
小林「……証人。事務所が暗くて見えなかった。それは本当ですか?」
≪え?はい…そうですが≫
小林「…残念ですが、それは通りません」
小林「この映像を見て分かるように、事務所から空き地を見る際は問題なく見えています」
小林「おかしいですよね?空き地には街灯が無く、寧ろ事務所側の方に光源が多い筈なのに」
裁判長「……あっ!」
ダンッ
小林「証人、これは一体どういう事ですか!?」
≪………………≫
≪ええと、確か……これは………≫
≪くっ車…!車が動いている時に光がすごくて…≫
北芝「異議あり!!」
北芝「凶器に使われた大型車にはエンジンが掛かっているどころか触れられた跡すら無いのよ」
ダンッ
北芝「そんな状態で!どうやってヘッドライトが点くのかしら!?」
≪うっ…うう…………≫
≪うわぁぁああああああああああああああああ!!!! バァンッ! バァンッ! バァンッ!≫
≪―――ッ!!! ――――ッ!!!!!! バタバタ≫
裁判長「なっ…何やら大変な事になっているようですが…」
小林「まっ待って!落ち着いて!落ち着いてください証人!!」
≪……はぁー…!……はぁー…!≫
388 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:42:51.42 ID:okmjwADoO
≪………そうです。私は見たあそこは事務所じゃなかったのです≫
小林「…え?どういう事ですか?」
≪私は違う方向を見ていたのです…空き地の隣は…事務所だけじゃありませんから…≫
北芝「…確かに、空き地の隣はコンビニが建ってたわね」
小林「そっそれなら…分かりました……」
≪…ごめんなさい…。私…トラウマが多くて……≫
姫百合「どっどうするんですか小林さん…。これじゃぁ、迂闊に発言できませんよ…」
小林「…えっええと…そっ…それじゃぁ……今度は少し直接的じゃない証言で…」
小林「好きな食べ物とか、誕生日とか証言してもらえたりとか……?」
北芝「……………」
裁判長「……………」
裁判長「弁護人の要求を却下します」
北芝「次は、当然”現場で何があったのか”を証言して貰うわ!」ダンッ
小林(うっううぅ…また刺激しなければ良いけど……)
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:43:18.67 ID:okmjwADoO
【証言開始】
@あの時の事は…あまり思い出したくありません
A私は…直接御子柴を殺したわけではありません
Bシャーロックさんがトラックを動かし殺し、私は彼女が用意した壺の中に遺体を入れました
Cそして、御子柴さんの部屋まで動かしたのです。…凄く重かった
390 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:43:56.07 ID:okmjwADoO
裁判長「…なるほど」
裁判長「あの壺の事を、すっかり忘れていましたな」
北芝「…………この証言は、信じる価値ありそうね」
ネロ「あの壺の事、シャロが持ってきた物だと言い張るつもりらしいね」
小林「……………」
裁判長「それでは弁護人、尋問をお願いします」
391 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:44:25.62 ID:okmjwADoO
【尋問開始】
@あの時の事は…あまり思い出したくありません
小林「待ってください!」
小林「思い出したくないのなら、無理に言わなくても良いのでは無いでしょうか」
小林「ほら、証人には黙秘権が……」
北芝「異議あり!!!!」
北芝「そんな訳にいくわけ無いでしょうが!!アホッタレ!!」
裁判長「弁護人、ちょっと黙っててください」
小林「うぅぅっ…すっ…すみません……」
小林(迂闊な事言うと、エルキュール達が殺されるから尋問したくないんだけど…)
小林(やるしかないのか……)
392 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:45:04.31 ID:okmjwADoO
A私は…直接御子柴を殺したわけではありません
小林「待ってください!」
小林「それでは、どうしてあなたは連れてこられたのですか?」
≪……多分、証拠隠滅には本当の他人を使った方が得策だからだと思います≫
≪アリバイもあって動機も無い誰かが証拠隠滅をすれば、捜査も難航するんじゃないかな…って≫
北芝「…確かに、それほど面倒くさい事はないわね」
小林「……つまり、貴方は捨て駒として使われただけなのですか」
≪はい…≫
小林「それでは、被害者を殺したのは……?」
393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:46:31.35 ID:okmjwADoO
Bシャーロックさんがトラックを動かし殺し、私は彼女が用意した壺の中に遺体を入れました
小林「待ってください!」
コーデリア「シャロがそんな重い物動かせる訳ないじゃない!!」ダンッ
ネロ「そうだよ!シャロを舐めるなー!!」
姫百合「お二人は証人を刺激しないでください!」
小林(後、何気にシャロを蔑してるよねその発言…)
小林「…あの壺は、シャーロックが用意した物なのですね?」
≪はい。…最初は何に使うか分かりませんでしたが…≫
小林「分かりました。遺体を壺に入れた後どうしたのですか?」
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:47:30.00 ID:okmjwADoO
Cそして、御子柴さんの部屋まで動かしたのです。…凄く重かった
小林「待ってください!」
小林「それは…一人ですか?」
≪はい。シャーロックさんはあの後どこかに逃げてしまったので≫
≪私がしょうがなく指定地まで運ぶこととなりました…≫
小林「…一人だったのなら、逃げれば良かったのでは?」
≪……………だって≫
≪一人になっても、”奴ら”に見られてたのは間違いないんですもの…≫
小林「そっそうですか……」
小林「ちなみに、それは被害者を殺害してからいつぐらいの事ですか?」
≪そんなに時間は掛からなかったと思います。……1時間くらい後でしょうか≫
小林「…………」
小林(何か、凄い違和感を感じるな…)
小林「分かりました。ありがとうございます」
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:47:59.47 ID:okmjwADoO
姫百合「中々それらしい事を言いますよね。あの証人」
小林「うん。シャーロックが主犯だと主張している以外はね」
ネロ「後、自分は被害者アピールもね」
コーデリア「つまり全滅です」
小林(…しかし、突っ込みを入れる箇所が少ないのは事実だな)
小林(気になる所に証拠品を突きつけてみようかな……なるべく刺激しないで)
396 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2016/07/03(日) 20:48:29.02 ID:okmjwADoO
次は20時55分からです
397 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:56:02.65 ID:okmjwADoO
→Cに証拠ファイルC割れたグラスとジュース
小林「異議!!」
小林「……御子柴さんを殺害した後、部屋に一人で移動した。間違いありませんか?」
≪はい。それは間違いありません≫
小林「……だとすれば…おかしいんですよ」
≪?何がですか…?≫
小林「この遺体の第一発見者は、犯行時刻の11時間後に御子柴さんの遺体を発見しています」
小林「そしてそこには、睡眠薬入りのジュースを飲んで意識を失っていた篠田久留美が居たのです」
ダンッ
小林「もし、篠田さんが部屋に入った時に既に壺が部屋にあったのなら!」
小林「どうして無関係の篠田さんが御子柴さんの遺体に気づかなかったのでしょうか!!」
≪………えっ!!?≫
≪そんな…知らない…そんなの私……聞いて……≫
小林「!」
小林(こいつ…篠田久留美が偽装工作された部屋で意識を失っていた事を知らないのか?)
北芝「聞いてない?当然でしょ」
北芝「貴方、事件後には団体に誘拐されてたんだから」
≪………………≫
398 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 20:57:02.05 ID:okmjwADoO
「……多分、篠田さんは遺体が入っていた事を知らなかったんじゃないかな?」
小林「……」
≪だって私は、遺体を壺に入れただけなんですよ?それだけなら分からないんじゃないですか?≫
≪篠田さんは遺体に気づかずジュースを飲んだと考えれば……≫
北芝「異議あり!!」
北芝「それは…有り得ないわ」
≪!≫
北芝「発見時、遺体は頭の上に壺が乗っている状態だったのよ」
≪…それ、ただの悪ふざけじゃないですか?≫
≪シャーロックさんが、捜査の攪乱の為に…≫
小林「…残念ですが、その時シャーロックにはアリバイがあります」
小林「ミルキィホームズの皆と、栗野原さんが証明できますよ」
≪……………≫
小林「それに、この証拠品を見る限りだと被告人は知らなかったとは思えないのです」
399 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:00:09.58 ID:okmjwADoO
小林「冷蔵庫に入っているジュースを飲む際には、必ず冷蔵庫を開ける必要があります」
小林「そして冷蔵庫には、被害者の血液反応が出ました」
≪………え?≫
小林「更に、その血液を拭き取った後さえあります」
小林「とても”知らなかった”とは思えないのですよ!」ダンッ
≪……うっ≫
≪うわぁぁあああああああああああ!!! ダン ダン ダン≫
≪―――――ッ!! ――――ッ!! バタバタバタ≫
姫百合「こっ小林さん!刺激しないでってさっきから言っていたのに!!」
小林(しっしまった…!つい………)
≪……………≫
≪……でも、それでもシャーロックさんが殺した事は間違いありませんよね?≫
小林「…!」
≪だって…、それは事件の後の事ですよ?犯行時の時とは関係…ありません≫
≪あの時…殺したのはシャーロックさんなのです!!お願いです!信じてください!!≫
≪信じてくれないと……死んじゃうよぉ……!!≫
ネロ「ぐっ……くっ!!」
小林(……クソッ!この状況でシャーロックの無実を訴えるのは…無理…なのか?)
≪本当に…本当にシャーロックさんなんです!殺したのは……アイツなんです!!!!≫
400 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:01:10.65 ID:okmjwADoO
カッ!!!
バゴゴオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ
ネロ「うわぁぁああああああああああああああああああああ!!!!!」
コーデリア「きゃぁぁぁああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
北芝「うきゃぁぁああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」ガコンッ
北芝「あっ!?あああああああああああああ!!!!」ガココーンッ
ガシャン!
ガシャン!!
ガシャァアアアンッ!!!!
裁判長「うぉおおおおおおおおおおおおお!!!!北芝検事が倒れて割れ物のダンボールが!!」
姫百合「ひっひぃいい!!」
≪なっ何?何ですか?一体、何なんですか!?」≫
小林「みっ皆さん落ち着いてください!ただの!ただの雷です!」
ネロ「はぁ…はぁ……状況が状況なだけに…超ビックリしたよ…」
コーデリア「しっ…死ぬかと思いましたわ……」
≪なっなんだぁ…ただのゴゴォオオオオオオオ……雷ですかぁ≫
小林「はい。なので安心して………!?」
小林「………!!」
姫百合「…え?どうしたんですか?小林さん…」
小林「……………」
401 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:02:03.24 ID:okmjwADoO
小林「…神津、さっきの聞こえたか?」
神津≪ああ。おおよそ10秒くらいだ≫
ネロ「小林?一体何の話をしてるの?」
小林「…エルキュール達が見つかる」
姫百合「!」
コーデリア「ほっ…本当ですか教官!?」
神津≪咲!小衣!横浜裁判所から3キロ以内を徹底して調べろ!≫
小衣≪了解!≫
咲≪了解…!≫
神津≪小林、後10分…いや、5分時間を稼いでくれ≫
小林「…ああ、分かった!」
ブツンッ ツー… ツー……
小林「……………」
北芝「…ふんっ…!ぬっ…!」
北芝「……っしょぉ!!…ゼェー!…ハァー!……」
裁判長「おお、北芝検事…無事でしたか」
小林(よく生きてたな…)
北芝「……どうしたのよ弁護人?」
北芝「何か異議があるのなら、唱えてみなさいな」ニヤッ
小林「……分かりました」
ダンッ
小林「証人!貴方がシャーロックを真犯人として告訴しようとも…証拠が足りません」
≪そっそんな!でも…でも……本当にシャーロックさんが犯人なのに…≫
小林「なら、証拠を出して貰えませんか?」
小林「シャーロックが本当に殺人を犯したという証拠…それかもしくは」
北芝「”心当たり”とかぁね……」ニヤッ
402 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:03:54.49 ID:okmjwADoO
≪……………≫
小林「現場には、確かにシャーロックのPDAが埋められていました」
小林「しかし、そのPDAの中には宛先が不明のメールが届いていたのです」
小林「……天城茉莉音さんからのメールが。それも、わざわざ匿名サーバーを用いた物をね」
≪……………≫
小林「茉莉音さんとシャーロックは友人関係があり交流もありました。そんな人から匿名サーバーをわざわざ使ってメールするでしょうか」
≪……………≫
≪…ちょっと待ってください。匿名サーバーが使われてたんですか?≫
小林「はい。それも特定不可能な…≫
≪そして、宛先が天城茉莉音だったんですか?≫
小林「はい。シャーロックの友人……」
≪それじゃぁ、間違いなくシャーロックさんはあの殺人団体の仲間です≫
小林「……何ですって?」
≪マリネと書かれた匿名メールは、あの団体から送られてくる殺人依頼のメールです≫
≪それは間違いありません。私の携帯の中にも同じような物がありますから≫
小林「………はい?」
≪私にも、同じようなメールが送られてきたんです。……今、シャーロックさんのPDAはありますか?≫
小林「はっはい。証拠品として…」
≪それじゃぁ、今から送りますから見てください≫
ピピッ!
ネロ「!シャロのPDAからメールが来た!」
小林「!」
北芝「弁護人!今すぐそのメールを提出しなさい!!」
小林「はっ…はい!!」
403 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:04:22.30 ID:okmjwADoO
to:re:マリネちゃん
こんにちは、倉田 麻里さん。お久しぶりです。
そっちは今暗くないですか?ちょっと仕事して欲しい事があります
12月20日の午前二時に事務所の隣の空き地まで来てください。
運んでほしい物があります
404 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:05:49.17 ID:okmjwADoO
裁判長「こっ…これは?」
北芝「パッと見、殺人依頼には見えないけど…」
≪でも、それで私は分かりましたよ?運ぶものも、何もかも……≫
≪恐らく、シャーロックさんには全部口頭で伝わっていたのかもしれませんが……≫
≪………でも、シャーロックさんに届いたメールにはもう一つの意味があったんだと思います≫
小林「もう一つの…意味?」
≪はい。恐らく偽装工作です…≫
≪マリネちゃんとシャーロックさんに交流関係があるのは秘密裡にされてません。知っている者も多いです≫
≪なので、それを利用していた可能性が…凄く高いです≫
小林「…………うっ」
小林「うぉおおおおおおお!!!」ビクッ
ザワザワザワ…ザワ……
「タシカニサツジンイライナラ、トクメイデモオカシクナイヨナ」「ジャァ、ヤッパリシャーロックサンガサツジンヲ?」
≪常に宛先も名前も変わってしまうのですが…間違いありません。最後にお久しぶりですもついていますし…≫
≪シャーロックさんに届いたのは、間違いなく殺人団体からのメールです≫
姫百合「そっ…そんなめちゃくちゃな…」
コーデリア「……でも、この証言を崩すには証拠品も無い…」
ネロ「僕のトイズでも、匿名サーバーを使われたんじゃ…」
小林「…否定はできても…崩すことができない……」
小林(…まさか…待っていたのか?)
小林(僕がこのメールを突きつけるのを…!)
裁判長「…これは、とても驚きの事実です」
裁判長「これが本当の事なら、シャーロック・シェリンホードは疑いなく被害者を殺した犯人と言えるでしょう」
北芝「…………っ!」
裁判長「それで、どうですか?弁護人。何か異議はありますか?」
裁判長「…と言っても。今は弁護側に非常に有利な状況ですが」
小林(異議…異議…!)
小林(この状況…異議を唱えられるのか?)
→異議を唱える
異議を唱えない
405 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:07:09.35 ID:okmjwADoO
→異議を唱えるを選ぶ
小林「異議!!」
小林「いくら匿名サーバーが使われていようとも!それが殺人団体から送られてきた確証はありません!」
≪ありますよ≫
小林「えっ」
≪私への送信先とシャーロックさんへの送信先が一緒だったら、それが証拠です≫
ネロ「確かに番号が一緒だよ…」
小林「うっ……!」
≪それに、シャーロックさんの内容が殺人依頼に見えないのは、偽装工作だって証言したじゃないですか…≫
裁判長「確かに、そう考えれば辻褄が会いますね」
小林「しっしかし!これが偽装工作に使われた証拠も…!」
北芝「そんな証拠…残ってると思ってるの?」
北芝「それに…証拠が少ないのは、私たちも一緒よ…!」
小林「うっぐっ…!」
カンッ
裁判長「…どうやら、立証されたようですね」
裁判長「共犯者からの自白。それを受け入れるのなら……」
裁判長「弁護人、北芝検事、異議はありますか?」
→異議を唱える
異議を唱えない
406 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:08:17.58 ID:okmjwADoO
→異議を唱えるを選ぶ
小林「異議あり!!」
北芝「異議あり!!」
小林「あのメールの届き主をシャーロックが把握していない可能性もあります!」
北芝「寧ろそっちの方が多いわよ!宛先名が知人のメールに警戒無く現場に来た可能性の方がね!!」
裁判長「…そうおっしゃっていますが、どうでしょうか?」
≪多分、それは無いんじゃないですかね…だって≫
≪送信するには、団体も知らなきゃ送れないですし…≫
≪それとも、シャーロックさんはその時現場に居なかったのですか?≫
小林「ウッ……!」
≪誰かがアリバイを証明できるのなら私も納得しますけど…無いんでしたら……≫
≪私はシャーロックさんが全ての主犯と主張させて頂きます≫
裁判長「……どうなのですか?弁護人。北芝検事」
裁判長「まだ、異議がありますか?」
→異議を唱える
異議を唱えない
407 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:08:45.43 ID:okmjwADoO
→異議を唱えない
小林「うっ…うぅ………」
小林「うぅ…う………う………」
小林「………………」
小林「うぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
小林「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
小林「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
408 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:09:17.34 ID:okmjwADoO
ネロ「………」
コーデリア「………」
姫百合「………」
裁判長「…どうやら、弁護側に異議は無いようですね」
裁判長「検察側は…」
北芝「…………………」
裁判長「…どうやら、同じのようです」
カンッ
裁判長「それまで!」
裁判長「この裁判はもう審議を必要としません」
裁判長「これは極めて明確な事件です」
裁判長「よって、これより判決を下します」
409 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:09:47.44 ID:okmjwADoO
「待った!!!!」
小林「!」
北芝「!」
裁判長「!」
410 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:10:20.08 ID:okmjwADoO
裁判長「………貴方は」
真田P「……その判決、ちょっと待ってください!」
裁判長「いっ一体何の用でしょうか?」
裁判長「貴方は、この事件に関係が…」
真田P「いえ、多いに関係あります」
真田P「御子柴さんを殺したのは……この私なのです」
北芝「…なっ」
北芝「なにぃぃいいいいいいいい!!!!?」
小林「!!」
カンッ
裁判長「そっそれは…自白ですか!?」
真田P「……はい」
篠田「…………」
裁判長「…とにかく、話してください」
裁判長「貴方があの時、何をしていたのかを」
真田P「………分かりました」
411 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:10:55.26 ID:okmjwADoO
真田P「あの時私は、二階でデスクワークをしていました…というのは本当です」
真田P「しかし、一つ隠していた事があります」
真田P「私は二階の窓から事件現場を覗きトイズでトラックを動かし殺しました」
真田P「御子柴さんは…睡眠薬を飲ませて横にした後です」
真田P「私がシャーロックさんと初めて出会ったのは殺人を起こしてから9時間も後の事。なので彼女は関係ありません」
真田P「篠田さんも関係ありません。全て…私一人がやった事です」
412 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:12:16.48 ID:okmjwADoO
小林「…………」
北芝「…………」
裁判長「…最早、何がなんだか分からなくなってきましたが」
小林(……とうとう真田さんまで出てきてしまった…!)
小林(くそっ…まだか!まだなのか!?神津!)
裁判長「証人、本当にそれは自白ととっても良いのですか?」
真田P「はい。間違いありま」
篠田「ちょっと待ったぁ!」
小林「!」
真田P「!?」
篠田「…プロデューサー。いくら優しいからって犯人を庇っちゃ駄目だよ!」
篠田「それに、私知ってるんだよ?二階からじゃ絶対に空き地の中は見えないってこと」
真田P「いえ、そんな事はありません。ちゃんと見え……」
篠田「裁判長さーん!この写メ見てくれませんか?」
裁判長「どれどれ…。これは…女の子がいっぱいな写真ですな。窓は…木の茂みが邪魔で全く見えませんが」
篠田「そうなんだよー。だってそれ、プロデューサーが働いてる部屋の写真だもん」
小林「!」
北芝「!」
413 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:12:59.22 ID:okmjwADoO
裁判長「……なるほど」
裁判長「確かにこれでは、窓からトイズを用いたとしても動かす事は不可能ですね」
真田P「まっ…待ってください!本当に!本当に…私が!」
カンッ
裁判長「証人の意見は通りません」
裁判長「それ以上証言されるのなら、偽証罪を覚悟して貰いますが」
真田P「………っ!!」
ガクッ
真田P「……申訳…ありません……小林……さん…」
ネロ「…あの野郎…どうしてもシャロを犯人に仕立て上げる気だ…!」
≪……私の主張は変わりません≫
≪私は!この命を懸けてでもシャーロックさんを告訴します!!≫
414 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:13:34.25 ID:okmjwADoO
ザワザワ…ザワ……
「オイ、コレッテドウイウコトダ?モウワケワカンナインダケド」 「トリアエズワカルノハ…シャーロックサンガサツジンイライノメールヲウケテイタコトダヨナ」
「オイオイ、ソレッテモハヤ…ドウカンガエテモ」 「シャーロックサンガハンニンジャナイカ…」
「ソレニ、ツウシンキノコモイノチカラガラジハクシテキタンダロ?ソレヲウタガウナンテ…」 「……モウ、アキラカジャナイカ」
「……シャーロック・シェリンホードヲ有罪ニ!!」
「クルミチャンヲ無罪ニ!!」
「有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!」
「無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!」
小林「……………」
姫百合「…かっ完全に傍聴席が……シャーロックさんの敵に…」
ネロ「…うっ…くっ…くそぉおおおおお……!」
小林(…まだ…まだ…なのか…?神津……!)
415 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:14:09.88 ID:okmjwADoO
プルルルルルルルルルルルル プルルルルルルルルルルルル
小林「っ!!!」
ネロ「きっ来た!」
コーデリア「きょっ教官!早く!」
ピッ
小林「もっもしもし!」
次子≪………あー……その……旦那?≫
次子≪そっちの方…今どうなってる?≫
小林「…どうなってるって?」
姫百合「聞いての通りですよ」
「有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!有罪!」
「無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!無罪!」
416 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:15:14.40 ID:okmjwADoO
次子≪…………≫
姫百合「もう…もう限界…です……」
ネロ「後、どのくらい掛かるのさ!早くしてよ!お願いだから!」
次子≪………≫
次子≪…あのな、覚悟して聞いてくれ≫
小林「え…?」
次子≪小衣と咲が先ほどの雷の誤差で場所は特定できた。…できたんだ…≫
次子≪だけど…そこは……≫
咲≪…東京湾の、ど真ん中≫
姫百合「……は?」
小衣≪…図られたのよ…あいつらに…≫
小衣≪警視も…居ないし……もう…もう……≫
小衣≪これ以上…!どうする事もできない!!≫ダンッ
ネロ「…え?………え?」
咲≪もう…無理…証拠も…何も……無い…≫
平乃≪警視正も…偵察に行ったきり戻ってきません……≫
コーデリア「…嘘…でしょ?嘘………よね?」
小衣≪……………≫
小林「……………」
小衣≪……ごめん、なさい…≫
ブツンッ
ツー… ツー…
417 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:15:40.14 ID:okmjwADoO
小林「………………」
裁判長「……弁護人?」
小林「………………」
裁判長「…弁護人!」
小林「………………」
裁判長「…どうやら」
裁判長「弁護側も、もう異議は無いようですね」
北芝「…!」
ダンッ
北芝「ちょっと…小林!!何してるのよ!!小林!!」
北芝「アンタが!アンタが今ここで異議を立てなかったら…!!」
カンッ
裁判長「…もう結構です」
418 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:17:15.67 ID:okmjwADoO
裁判長「共犯者からの勇気ある自白。これにより事件の真相は立証されました」
裁判長「事件の主犯は、検察側が共犯者として告訴したシャーロック・シェリンホード」
裁判長「そして被告人の篠田久留美には、犯行が不可能でした」
裁判長「偽装工作の部屋での異常な行動は、事件の主犯であるシャーロック・シェリンホードが壺から抜き出し配置した」
裁判長「被告人は、それまで壺の中に被害者が入っていた事など知らなかったのでしょう」
裁判長「そして、睡眠薬が入っていた事など知らないままジュースを飲んだ…」
裁判著「これは、極めて明確な事件です。議論の余地はありません」
≪…ほっ本当ですか!?≫
≪良かったぁ…私の自供が、事件を真相に導いたのですね!≫
小林「………………」
裁判長「…もう、異議も無いみたいですね」
≪はい。…そして、もうこれで…≫
≪この三つの証拠品も、必要無いみたいですね…… カチャリ≫
ネロ「…!!」
コーデリア「!!!」
小林「………!?」
419 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:18:41.34 ID:okmjwADoO
小林「まっ…待て!待ってくれ!!」
小林「なっなんでだ…どうしてだ!?今!僕の依頼人は……」
≪はい!確かにそういう約束…”でした”よね?≫
小林「え……?」
≪でも、貴方は約束を破ったじゃないですか≫
≪……私の身が危ないから、警察は呼ばないでって…≫
小林「……!!」
姫百合「バ……バレて……」
ダンッ
小林「たっ…頼む!頼むから…!その…三人には…!人質…には!!」
≪……ごめんなさい。駄目です。だって、この証拠品があったら…私の身が危ないんです≫
≪事件が解決したのなら、壊さなきゃいけません≫
コーデリア「おっ…お願い…や……やめ……て…」
ネロ「………………っ」
小林「やめろ……やめろぉ!!」
小林「頼む!殺さないでくれ!篠田久留美は!彼女は!!ちゃんと……!!」
≪…………そうですね。そのお礼はしなくちゃいけません≫
≪ありがとうございま”した”。小林オペラさん………≫
バァアアアアアンッ!! バァァンッ!! バァァアアアンッ!!
420 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:19:15.11 ID:okmjwADoO
小林「」
ネロ「」
コーデリア「」
姫百合「」
「…………………」
「……………」
「………」
421 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:20:33.93 ID:okmjwADoO
「聞こえるか?小林」
422 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:21:13.04 ID:okmjwADoO
小林「!」
小林「そっ…その声…は…!」
「……ああ、俺だ」
「たった今、エルキュール・バートン。天城茉莉音。法条美樹を拘束し監禁していた誘拐犯を逮捕した」
「先ほどの銃声は、俺の銃の物だ」
小林「…!」
「安心しろ、殺してはいない。ただ、関節をいくつか撃ち抜かせて貰った。命に別状はないが、気は失っている」
姫百合「かっ…神津警視正!」
北芝「!!」
北芝「かっ神津くん!?…どっどうして!?」
「…候補は二つあった。咲と小衣は気づいていなかったが、どちらも平等に可能性のあった位置だ」
「だから、途中から別行動で行かせて貰った。そしたら、俺の方が正しかった…それだけだ」
小林「…かっ…神津!」
小林「皆は!エルキュールは!?茉莉音さんは!?美樹さんは!?」
「……………………」
「……小林…さん………」
小林「!!」
「…うっ動ける…体が…動きますよ…!」
「やっ…やった…!私たち…解放されたんだ…!!あの…トイズから!!」
「…私たち…は…大丈夫…です……。トイズで身体を動けなくされていましたが……今は…もう……」
423 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:21:41.62 ID:okmjwADoO
コーデリア「…………」
コーデリア「…うっ…ううう………!!」
ガタンッ!
コーデリア「ううぅ…うっ……あああああああああああ……」ポロポロポロポロ
ネロ「…やっ…やったよ……」
ネロ「間に合った……間に合ったんだ………小林…」
姫百合「……………」ジワッ…
姫百合「………ッ」ギュッ
小林「………………」
小林(救えた……エルキュール達を…誰一人欠ける事無く……)
小林(良かった……!!)ガクンッ
「今から、 ブブブ そっちに向か ブブブ ぅ」
小林「………?」
「その裁判 ブブブブブ ま ブブブブブブブブブ」
小林「神津?おい…?神津!?」
コーデリア「なっ…何よこれ…!?」
ネロ「…!?ハッキングだ…この通信機に何かハッキングが――」
424 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:22:44.41 ID:okmjwADoO
―――ブゥゥウウウン…―――
≪……計画失敗。計画失敗。S=1534番を処分してください。S=1534番を処分してください。≫
≪方法、手段は問いません。S=1534番を処分してください。繰り返します。S=1534番を処分してください。≫
≪S=1534番を処分してください≫
―――ブツン―――
425 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:23:49.05 ID:okmjwADoO
………………
………
…
篠田「…………………」
裁判長「……では、先ほど起こった事が何なのかは分かりませんが」
裁判長「この裁判も、これで終わりを迎えようとしています」
篠田「……タっ…………」
篠田「タスケ…テ………」カタカタカタカタ
小林「…………(これで、終わりだ)」
ネロ「さぁ!もうこれで僕たちに人質は居ないよ!」
コーデリア「早速奴の息の根を止めてやりましょう!」
小林「…いや、もうその必要も無いみたいだよ」
姫百合「そうですね。もう、彼女には”有罪にしてもらう”以外に選択肢はありませんから」
裁判長「この審議では、さまざまな議論が飛び交い、いくつもの真実が現れました」
裁判長「…弁護人、これで三度目の勝訴となりますね」
篠田「…っ!!」
小林「はい。…そういう事になりますか」
北芝「…全く、この私が三回も貴方に負けるなんて…屈辱よ」
篠田「……いっ…いや……」
カンッ
裁判長「…それでは、判決を―――」
篠田「待った!!!!!!!」
426 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:24:51.74 ID:okmjwADoO
篠田「私が!!私が!!!!殺したの!!」ガシッ
篠田「私が!!私が篠田久留美を!!!!!!殺したの!!!!!!!」
裁判長「なっ…何を言ってるのですか?」
裁判長「篠田久留美は、貴方じゃないですか」
篠田「ちっ…違う…!!私は……本当は……!」
小林「異議あり!!」
ネロ「自分の罪を自白するなら、ちゃんと嘘偽りなく言って貰えるかな?さっきのプロデューサーみたいにじゃなくて!」ビシッ!
コーデリア「もし本当に貴方が殺したというのなら、それを証明してください!!」ビシッ!
姫百合「この事件の被害者は、御子柴華子ですよ?どうして、自分の名前が出てくるのですか!!」ビシィッ!
小林「……篠田久留美さん。もし、貴方が篠田久留美じゃないというのならば……まずはその証明をしてください」
小林「勿論、僕たちが納得する方法でね!!」ビシィィッ!
427 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:25:35.60 ID:okmjwADoO
篠田「………………」
篠田「しょ…証明………」
篠田「でっ…できる…できるよ…うん…できる…」
篠田「…あっあああ…トイズ…早く…トイズを………」
篠田「…あああれ…?早く…早く……トイズを……!!トイズを!!!」
篠田「っ」
篠田「ぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」ガシッ
ガンッ!!!!!!
篠田(シャロ)「ああああ!!あっ…できた…トイズが…発動……」
篠田(シャロ)「…え?あ…違う…違う…!この顔じゃ…この顔じゃな……!!」
篠田(シャロ)「いやぁぁああああああああああああああああああ!!!!!!」
ガンッ!!!!!!
篠田(洲水)「私…私の顔……わ…私……ちっ違う…」
篠田(洲水)「…なんで…?何で戻らないのぉおお!!?」
ガンッ!!!!!!!!
篠田(藍川)「違う!違う!違う!違う!」
ガンッ!!!!!!!
篠田(鬼瓦割)「これも違う!!私の顔!私の顔!!!」
ガンッ!!!!!!!
篠田(小林)「何で!?何で何で何で!!」
ガンッ!!!!!!!
428 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:26:10.29 ID:okmjwADoO
篠田(栗野原)「いっ嫌だ!死にたくない!!死にたくない死にたくない死にたくない」
ガンッ!!!!!!!
篠田(アーグニャ)「死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない」
ガンッ!!!!!!!
篠田(茉莉音)「死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない」
ガンッ!!!!!!!
篠田(美樹)「死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない」
ガンッ!!!!!!!
篠田(プロデューサー)「死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない」
ガンッ!!!!!!!
篠田(マネージャー)「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
ガンッ!!!!!!!
篠田(先生)「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
ガンッ!!!!!!!
篠田(北芝)「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
ガンッ!!!!!!!
篠田(エルキュール)「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
ガンッ!!!!!!!
篠田(ネロ)「いやだぁああああ!!いやぁぁああああああああああああああああああああああ」
ガンッ!!!!!!!
篠田(コーデリア)「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
ガンッ!!!!!!!
篠田(姫百合)「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
ガンッ!!!!!!!
篠田(コロン)「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
ガンッ!!!!!!!!!!!!
篠田(真田P)「あっ」
ガゴグシャッ
429 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:26:45.80 ID:okmjwADoO
御子柴「」
御子柴「」 ヨロヨロ…ヨロ…
御子柴「」 ガクリ
ブシュァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
シャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
シャァァァァアアアアアア………
ピュルルルル……ピュルッ………
御子柴「」
バタンッ
430 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:27:41.49 ID:okmjwADoO
裁判長「……………」
小林「…………」
北芝「…………」
裁判長「……それでは」
裁判長「先ほどの血しぶき、一本の華が咲くように凄い量でしたが……」
小林「…話して頂けますか?貴方がやってきた事を」
御子柴「………………」
御子柴「……はい。分かり…ました」
431 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:30:09.46 ID:okmjwADoO
御子柴「留置所で、小林オペラさんに話した事…あれは…ほとんど本当の事です……」
御子柴「篠田…篠田久留美は、サイコパスの一員でした」
小林「それでは、貴方は?」
御子柴「私は……そのサイコパスに買われた奴隷のようなもの…です」
御子柴「あの時、私が………篠田を…殺しました……」
北芝「…それじゃぁ、あのテープは?」
北芝「そうだとすると、あのテープの存在とへし折った理由が不可解よ」
御子柴「……私は…私が…殺されない為にも……私を殺す必要がありました…」
御子柴「私のトイズで……私を篠田久留美に変えて…篠田を私にする為に……」
御子柴「テープで録音して…偽装する必要があった…のです」
御子柴「へし折ったのは……ただ…怖く…なったから……」
御子柴「いざ…私が篠田として警察に疑われたとなったら……怖く…なって……」
小林「…では、その時に録音された篠田さんの声は、本物の篠田さんだったのですね?」
御子柴「はい……まさか…録音されていたとは…思いませんでしたけど………」
御子柴「事件当日…篠田を殺した後に…音響室で録音したもの…です」
御子柴「まさか…まだ生きていたとは…思いませんでした…けど…」
御子柴「……私は…あの壺で…トドメを刺して…中に押し込んで…」
御子柴「芸能事務所には…カツラと衣装も豊富で…死体を偽装させて……」
御子柴「…顔を潰した後、私の部屋に運んで偽装工作をして…私は……」
御子柴「………あらかじめ睡眠薬を溶かしたジュースを飲んで意識を溶かして…」
御子柴「…そこで…私が捕まれば……テロ行為の計画が…白紙になると……思って…」
432 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:31:15.89 ID:okmjwADoO
小林「…シャーロックを呼び出した理由は?」
御子柴「………まだ、話していませんでしたね」
御子柴「あの時…本当はまず私じゃなくて……」
御子柴「……シャーロックさんを殺す予定だったんです」
小林「!?」
コーデリア「なっ…なんですって!?」
御子柴「その後に…私が死んで…被害者と犯人が死亡している迷宮入りを作らせる計画…だったんです」
御子柴「…でも、私が篠田を殺したせいで…偽装して私が死んだようにに見せかけて……」
御子柴「…小林オペラの恰好をさせて、挙動不審にさせて…帰らせるようにしたのです」
御子柴「多分…彼女の事ならこれで夢だと思わせる事が可能だと…思っていたから…」
小林(シャーロックが見たっていう、僕が殺された光景っていうのは……まさか)
御子柴「その後…サイコパスの仲間が一人派遣されて…偽装工作と証拠の隠滅を行いました…」
北芝「…だからこの裁判、証拠品が少なかったわけね」
御子柴「……でも、それで終わりじゃ…無かったんです」
御子柴「この計画は……BRの皆…そして、クリスマスステージでテロを起こすまでの布石でも…あったんです」
北芝「なっなんですって!?」
裁判長「テッテロォ!?」
御子柴「はい…。この計画は、クリスマスでの大量大虐殺……」
御子柴「お客さんも…BRも…プロデューサーも…みんな…みんな死ぬ……殺す……そんな計画…」
御子柴「そこまで、計画されていました…。だから…殺したんです…篠田久留美を……。もう、続行は不可能になりましたが……」
御子柴「どうしてこの事件からテロまで繋がるのか…分かりませんし……聞かされてもいません…篠田久留美は知っていたみたいですが…」
御子柴「テロには彼女のトイズが必要だった…だからか…まだ私の正体に気づいていなかったサイコパスは…私の無罪判決を…求めていたのです」
小林「……あれ?」
小林「となると…どうして貴方は篠田久留美の姿のまま居たのですか?」
433 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:33:41.38 ID:okmjwADoO
御子柴「……ただ…死にたくなかった…だけ……です」
御子柴「私が生き残って篠田を殺したと知ったら…間違いなく奴らは私を殺しに来ます……」
御子柴「他の皆も…どうなるか分からない…」
御子柴「だって…お母さんを人質にして…死ねと脅しに来た奴ら…ですから」
御子柴「だから…私は…シャーロックさんを犯人に仕立て上げて…エルキュールさんを……最終的に…死人を出さない為に……」
御子柴「……いえ、ただ…私が怖かっただけ…かもしれません…」
裁判長「……そうだったのですか」
裁判長「テロという大事にならなくて、本当に良かったですな」
御子柴「……はい。そう…ですね」
裁判長「…では、これより!この審議の判決を……」
「待った!!」
434 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:34:32.47 ID:okmjwADoO
真田P「……その前に、一つだけ良いですか?」
裁判長「はいはい。なんでしょうか?」
真田P「…御子柴さんと、話がしたいのです」
裁判長「分かりました。閉廷が迫っていますので、お早めに」
御子柴「…………」
真田P「……御子柴さん、貴方は…」
御子柴「…うん、そうだよ。私が篠田を殺したの」
御子柴「ただ私が死にたくないってだけで、私はアイツを殺した」
御子柴「どんなに最低な奴だとしても…最後に聞こえた…あの「タスケテ」という声で…」
御子柴「本当は篠田が悪いんじゃなくて……サイコパスの奴らが悪いんだって…分かっていた筈なのに…!」
御子柴「……そのくせに、私はシャーロックさんを追い詰めて濡れ衣を被せて逃げようとしていたのです」
御子柴「エルキュールさんは……ううん、彼女の事も知っていた。誘拐される事だって知っていた」
御子柴「ただ、私は逃げる為に顔を変えた。逃げる為だけにあの顔を使ったのです…」
435 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:35:28.07 ID:okmjwADoO
真田P「……確かに」
真田P「見て見ぬふりをして、自分だけ助かるのは褒められた事ではありません」
御子柴「…はい。その通りです」
真田P「しかし、貴方は全て喋ってくれました」
真田P「これから大虐殺が行われようとしていた事。そして自分のやった罪を」
真田P「そして、それらを含めて後悔している事も」
御子柴「…………」
真田P「御子柴さん」
真田P「私は、貴方の担当プロデューサーでもあるのです」
真田P「篠田さんが連れてきたとは言え、貴方がアイドルを夢見ていた目は確かに本物でした」
真田P「…私としては、アイドルを目指す理由はそれだけで十分です」
真田P「また、出所てきた時は。私の元に帰って来てください」
御子柴「…!?」
真田P「大丈夫です。貴方は全てを話してくれました。警察も誘拐現場に足を踏み入れています。貴方が出所てくる頃には貴方を狙うサイコパスも居ない筈です」
御子柴「……なんで…そんなに優しくするんですか…?」
ダンッ
御子柴「貴方は!誰に対しても優しすぎるんです!!」
御子柴「貴方が優しすぎるから…私は………篠田を…あいつを……殺せた……!!」
御子柴「……いえ、プロデューサーに罪をなすりつけるつもりは……ありません」
御子柴「私は、殺人犯なのです。そんな私は、もうアイドルなんて目指せませんし目指すつもりもありません。だから…」
真田P「…そんなものは、関係ありません」
436 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:37:46.40 ID:okmjwADoO
真田P「私は、命を懸けて貴方をトップのアイドルにすると決めているのです。例え、過去に何かがあっても」
スッ
真田P「ですから、今度は逃げないでください」
御子柴「………!」
真田P「貴方が望むなら、私は意地でも貴方をトップアイドルにしてみせます。」
真田P「例えどのような障害が立ちはだかろうとも、貴方をどでかい華にしてみせますから」
真田P「だから、また戻ってきてください。勿論、笑顔で」
御子柴「………………」
御子柴「…あ……ううぅ………」
ポロポロポロ………
御子柴「あああああぁぁぁぁぁぁ…………」ポロポロポロポロポロポロポロr
437 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:38:24.52 ID:okmjwADoO
裁判長「…それでは被告人、本当によろしいのですね」
御子柴「はい。もう大丈夫です」
裁判長「貴方はどのような理由であれ殺人を犯し、それから逃れようと他人を巻き込んだ」
裁判長「高等裁判所での量刑の審議では、多くの罪が課されるでしょう」
御子柴「…ええ。大丈夫です」
御子柴「私はもう、逃げるつもりはありませんから」ニコッ
裁判長「……分かりました」
北芝「………弁護人」
小林「…はい」
北芝「検察側は、篠田久留美を告訴したのではなく、目の前に居る人物に告訴した」
北芝「つまり、例え名前が違っていても検察側の主張は崩れない。故に負けていない。分かっているわよね?」
小林「はい。僕は依頼人を無罪にできなかった」
小林「だから、この裁判は僕の負けです」
北芝「……ふん」
カンッ
裁判長「では、これより審議の最終的な結論を下します」
438 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:38:53.47 ID:okmjwADoO
【 有 罪 】
439 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:39:26.28 ID:okmjwADoO
ワーワー! ワー!! キャー!!
ワァアアアアアア…… ワァァァァァァァ…
裁判長「それでは!これにて閉廷!!」
カンッ!!!
440 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:39:59.67 ID:okmjwADoO
【横浜裁判所 第二控え室 12月23日 午後3時22分】
小林「………………」
小林「……や…………」
ガクンッ
小林「やったんだ…僕は……」
小林「シャーロックも、エルキュールも…そして正当な判決も下される結果に……辿り…ついたんだ……」
小林「……………う…うぅ……」
ネロ「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
ダキッ
ネロ「小林ぃいいいい!!やったぁああ!!やったんだよ僕たち!!やっちゃったんだよ!!」
コーデリア「教官!本当に…本当に…!!」ポロポロポロ
コーデリア「あああああ!!あああああああああ………」ポロポロポロポロ
姫百合「…うっ…うう……!!」ポロポロポロ
姫百合「だっ…駄目…です…涙…が…こんな顔…二人に見せられないのに……」ポロポロポロ
小林「…うん。君たちもよく頑張ってくれたね」
小林「でも、僕たちが今ここに居るのもG4と神津のおかげ…」
「うおおおおおおおおおおおおお!!!名探偵ぃいいいい!!!!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダ
441 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:40:40.43 ID:okmjwADoO
小林「うっうわ!次子くん!?」
次子「聞いたぜおい!!アンタ、板挟みになってたってぇのに二人とも助けちまうなんてな!」
平乃「本当…本当に……!」ポロポロポロ
平乃「おめでとう…ございます……!!」ポロポロポロ
小衣「ちょっと待ちなさいよアンタら!この事件!裁判!どう考えても警視のおかげでしょ!!」
小衣「警視が誘拐犯を捕えてなきゃ!!こいつらでも確っ実に最悪の結果になってたんだから!!」
小林「…はは…。確かに否定できないな…」
咲「…本当、警視には敵わないなぁ〜…出汁にされた気がしないでもないけど」
小衣「咲!何言ってんのよ!!警視が居なかったら私たちは!私たちはぁぁああ〜〜!!」
次子「はは!小衣!なんだかいつもより元気いっぱいだなぁ!やっぱりお前も嬉しいのか!」
小衣「はんっ!そりゃぁ警視の活躍に惚れ惚れすればテンションだって上がるわよ!決してあの馬鹿二人が助かったからじゃないんだから!!」
小林「…ははは。ありがとう…皆」
442 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:41:08.43 ID:okmjwADoO
「…いや、俺だけの功績ではない」
小衣「!警視!」
小林「神津……今回は、本当にありがとう…!」
神津「ふん……礼なんぞ今はいい」
神津「それより、今は話すべき奴が居るんじゃないのか?」
ネロ「……え?」
「小林…さん……!」
小林「!……エルキュール!」
ネロ「エリー!」
姫百合「エルキュールさん!」
エルキュール「…わっ…私……」
エルキュール「小林さんが……ここまで…ここまで…」
エルキュール「…………ッ」
ガシッ
小林「うっうわ?」
エルキュール「…ありがとう…!」
エルキュール「ありがとう…ござい…ました……!!」フルフルフルフル
エルキュール「私も……シャロも……一緒に…一緒に…救って……くれて…!」ヒグッ ヒグッ
神津「……お前が誘拐犯の通信機を法廷に出す程に追及しなければ、俺はここまで来ることが出来なかった」
神津「そして、G4が俺無しでも任せらえるようになってなければ、犯人の特定も二手に分かれる事も無かった」
神津「これは、お前たちがベストな結果を出してきた功績だ」
小衣「………けっ……」
小衣「けい……じぃ……!!」ジワァ…
443 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:41:46.88 ID:okmjwADoO
茉莉音「小林さん!」
小林「!まっ…茉莉音ちゃん?」
茉莉音「今回の事は本当に…本当に…!ありがとうございました!!」
茉莉音「神津警視正も!私たちの事をここまで探してくれて…ありがとうございます!!」
茉莉音「……クリスマスライブも、出来なくなったのは…少し悔しいですが……」
茉莉音「…御子柴ちゃんが、あんな事しなければ…もっと大変な事になっていたのですね…」
小林「それは……うん。間違いないかもしれない」
茉莉音「…その事を、真実を明らかにしてくれて……ありがとうございます」
茉莉音「名探偵…小林オペラさん」ニコッ
小林(うっ…ううん、ちょっと照れくさくなってきたな)
444 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:42:26.94 ID:okmjwADoO
「先生!!」
小林「!その声は…!」
ネロ「シャロ!……と、北芝検事…」
北芝「…………」
シャロ「……先生!!うわぁあああああああん!!!!」
ダキッ
小林「どっどうしたんだい?シャーロック?」
シャロ「…エッエリーさんが…エリーさんと茉莉音ちゃんと美樹ちゃんが…大変だったことを…今知って…」
シャロ「でも…それが助けられた事を今知って…うっ…ううううう……」
北芝「…………」
シャロ「すっっっっごく!!嬉しいです!!」
小林「……うん。そうだね」
小林「僕も…凄く嬉しいよ」
北芝「……呑気なものね」
小林「!」
北芝「貴方は、今回の裁判。負けたのよ?この私に」
小林「………」
ネロ「なっ…!この!ガルルルルルル!!」
445 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:42:58.51 ID:okmjwADoO
北芝「……なんともまぁ、逆転逆転そのまた逆転したのに最後は」
北芝「負けてしまうなんて、結構な笑い話よね」
小林「……北芝検事。僕は――」
北芝「おかげで、こっちはちっとも勝った気がしないわ!だから、覚悟しなさい」
北芝「次の裁判!今度こそ完膚なきまでに叩きのめしてやるんだから!!」ビシッ
小林「…………」
コーデリア「やれるもんならやってみなさい!!」
ネロ「次小林と当たる時に吠え面かくのは、お前の方だよーっと!」
エルキュール「この裁判を乗り越えた小林さんは…もう……誰にも負けない…!!」
シャロ「今度は私たちだって弁護席に立つんですから!!覚悟!!」
北芝「……ふん」
北芝「何人来ようが、同じことよ」ニヤッ
小林「……ははは」
小林(北芝検事も…素直になれないけど嬉しいんだな)
シャロ「あれ?そういえば茉莉音ちゃん!」
茉莉音「ん?」
シャロ「美樹ちゃんはどこに行ったんですか?」
茉莉音「…あれ?そういえばさっきまでそこに……」
美樹「……………」
446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:43:36.78 ID:okmjwADoO
茉莉音「あっ!居た。美樹ちゃん、どうしたの?そんな所で」
美樹「………ねぇ、茉莉音…」
茉莉音「ん?」
美樹「私……アイドル辞めるかもしれない」
茉莉音「…えっ」
茉莉音「ぇぇぇええええええええええええ!!!!?」
シャロ「ええええええええええええええええ!!!!!?」
茉莉音「どっ…どうして!?美樹ちゃん!私たちやっと解放されたのに!」
姫百合「…また誘拐される可能性を考えてるんですか?」
美樹「ううん…そうじゃないの。あのね…あそこに……神津警視正さんが居るじゃない…?」
茉莉音「うん、小林オペラさんの友人だよね。あの人のおかげで助かったけど…それがどうかしたの?」
美樹「私…………本物の恋に目覚めたみたい…」
茉莉音「え?」
美樹「ううん…これは恋なんかじゃない…これは……”愛”!!」
美樹「ちょっと今から神津さんに告白してくる!!」ダッ
小衣「!!」
北芝「!!」
美樹「あの!!神津さん!!」
神津「何だ」
美樹「私と!結婚を前提にお付き合"っ」メキッ
北芝「させるかぁぁあああああああ!!!!」ゴメキッ
小衣「北芝ぁ!!そいつの両足!5の字に固めてやりなさい!!」ギリギリギリギリギリギリ
北芝「言われなくてもそのつもりよ!!うららぁあああああ!!!!」ギリギリギリギリギリ
美樹「ぎゃぁぁあああああああ!!痛い痛いギブギブギブギブギブ!!」
北芝「明智ぃ!!そいつキャメルクラッチして喋れなくしてやりなさい!!」ギリギリギリギリギリ
小衣「言われなくてももうやってるわよぉおお!!!」ギリギリギリギリギリ
美樹「――――っ!!――――――っ!!!!」バタバタバタ
神津「…何してるんだお前ら?」
小林「ははは。神津も罪な男だなぁ」
コーデリア「………」
ネロ「………」
シャロ「………」
エルキュール「………」
茉莉音「…………」
447 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:44:08.96 ID:okmjwADoO
「………小林オペラさん」
小林「ん?…あっ!貴方は……」
真田P「……今回の裁判、本当に……誠に感謝致しております」ペコリ
真田P「お疲れ様でした…。謝礼金は、後日お支払い致しますので」
小林「いっいえ…僕は、依頼人を救えなかったので…」
ネロ「おっ!謝礼金だって!今度は何を食べようかなぁ〜」
コーデリア「明日はクリスマス・イヴ!クリスマスライブが無くなった今、代わりを思い切り楽しまなきゃ!!」
姫百合「あっあの!コーデリアさん!!」
藍川「…………」
栗野原「…………」
鬼瓦割「…………」
アーグニャ「…………」
洲水「……………」
コーデリア「あっ………」
448 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:45:04.82 ID:okmjwADoO
シャロ「あっ…あのですね?コーデリアさんは悪気があったわけじゃぁ〜…」
洲水「…心配しなくても、ちゃんと分かってるから」
藍川「まぁ、テロられる可能性のあるライブなんかやっても楽しくないからね〜」
真田P「……その説については、本当に申し訳ございません」
真田P「皆さまが頑張って来た練習を無駄にしてしまい…私は何とお詫びしたら…」
鬼瓦割「…あー、そういうのはもういいから」
鬼瓦割「そんなの、次のライブに回しときゃ良い事だし」
アーグニャ「Да。ワタシタチ、頑張ります」
栗野原「……むしろ芸能界なんてこんなことばかりだぜぇ…ドタキャンドタキャンまたドタキャン…ケケケ!」
真田P「…そう言ってくださると、助かります。しかし…それでも……」
洲水「もう、クドいよプロデューサー。そんなにクリスマスライブが残念だったのなら」
洲水「私たちを、もっとすごい所に連れてってよね」
藍川「おっ!そうそう!クリスマスライブを生贄に更に強いライブステージの召喚!!」
鬼瓦割「まぁ、お互い頑張れば良いだけだろうしな」
アーグニャ「Любимый! 待っています…!」
栗野原「……プロデューサーの事、一番信じてるんだからね……」
真田P「…………!」
真田P「……分かりました」
真田P「大きくなりましょう…!BRも…ずっと…大きく…」
藍川「おう!御子柴っちが紛れても人気が変わらないくらいに大きくなろうぜぇ!」
洲水「ふふ。…最高のお出迎えになるようにね」
真田P「はい……!ありがとう…ございます…!」
小林「……………」フフッ
449 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:45:40.55 ID:okmjwADoO
シャロ「あー!ほら!見てください!!」
ネロ「え?何さ…えっ!?」
コーデリア「どうしたの?シャロ」
エルキュール「…あ…うわぁあ……」
小林「…凄いな。さっきまでの台風が…嘘のように……」
姫百合「雲ひとつ無い快晴に……」
シャロ「ほら!あれ!」
シャロ「すっごく大きな虹です!!」
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:47:05.68 ID:okmjwADoO
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451 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:47:42.81 ID:okmjwADoO
小林(そして、この絶望的な事件は幕を閉じた)
小林(僕たちの事務所の帰路の途中、看板に引っかかっていたコロン君が居たのでシャロのトイズで救い出す事にした)
小林(びしょびしょなコロン君は、右手に変な液体が入っているペットボトルを握り、気を失っていた)
コロン「こっ…これがぁぁぁ〜……最後の証拠品やでぇぇ…師匠ぉぉ〜〜……」
小林(彼女には後でホットココアを飲ませながら裁判の行方を語ってあげよう)
452 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:49:02.03 ID:okmjwADoO
小林(そして来る12月24日…目が覚めると僕の事務所はクリスマス一色に変貌していた)
小林(どこから持ってきたのか巨大なクリスマスツリー。たくさんのプレゼント。何故か減っている僕の通帳の残高)
小林(ミルキィホームズの他にも、コロン君や姫百合君、探偵学園の友達や教師までもがクリスマスを楽しんでいた)
小林(特にアンリエット会長は、ずっと気絶して把握してなかったのか今回の裁判のあらましを聞きたがっており、少し戸惑った)
小林(そしてクリスマスライブが無くなって暇になった茉莉音さんや美樹さん。川澄Pやマネージャーさんも居た)
小林(真田さんは休日を拒否して仕事に行ってるんだとか。とても仕事熱心な方だと感心してしまう)
小林(BRの皆も自主練で今は練習しているのだという。彼もレッスンの先生として指導しているそうだ)
小林(G4の皆は…「警察にクリスマスなんか無い」との事で今日も仕事らしい。神津が見つけた誘拐現場の調査もあるからだそうだ)
小林(でも、今年は神津が居るからか小衣くんは少し嬉しそうだった)
ネロ「ねぇねぇ小林ぃ〜、僕達からのプレゼント、何だと思う?」
小林「ええ?ううん…それって万が一でも当たってたら駄目なような…」
コーデリア「何を言ってるんですか教官!こういうのは、当たらないから面白いのです!」
エルキュール「一生懸命…選びました……」
シャロ「先生ー!早く開けてくださいー!!」
小林(皆に急かされて開けた、プレゼントの中身は……)
小林(皆の色が入っているネクタイだった)
小林(こんな時間がいつまでも続いてほしい。この時、心の底からそう思った)
453 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:49:29.39 ID:okmjwADoO
小林(……だけど、現実は僕が思っている以上に残酷である事を)
小林(12月25日クリスマスに知る)
454 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:50:00.64 ID:okmjwADoO
【小林探偵事務所 12月25日 午前8時10分】
小林「…うっ…んん……」
小林「……しまった。床で寝てしまったか」
小林「彼女たちも床で寝てしまってたから、部屋に戻さなきゃと思っているうちに……そうだ、彼女たちもまだ寝ているのかな?」
白い髪の少女「…………」
小林「…あれ?君は」
白い髪の少女「…………」
小林「君も、昨日のクリスマスパーティの中に居たのかな?」
白い髪の少女「…………」
小林「…どうして、そんな悲しそうな顔をしているんだい?何かあっ……」
立ち上がった時、机が邪魔して見えなかった壁には………
おびただしい血痕と割られた窓。壁には”ミルキィホームズは死ぬ”の文字
そしてそこに……4人の姿は無かった……
第四話 「紅い花畑の中心で」
【終】
455 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2016/07/03(日) 21:52:01.96 ID:okmjwADoO
今回はこれでおしまいです。
次回は新しいスレを立てて投下しようと思います。
456 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2016/07/03(日) 21:59:18.42 ID:NzZaTRQT0
乙
いい逆転だった
457 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2016/07/03(日) 22:04:47.41 ID:okmjwADoO
いつもの
御子柴華子
458 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/03(日) 22:59:10.68 ID:qVZx0upFo
乙
459 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/04(月) 10:01:58.49 ID:IZ4awPv30
乙! 次も気になる!
460 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/04(月) 21:36:08.44 ID:3y5B6eb7o
おつおっつ
次回は怪盗帝国やフェザーズも含めた総力戦だと嬉しいぞい
461 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/04(月) 22:04:40.53 ID:xHgFP5yZo
おっつ。
そうか次が最終話になるのか……
462 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/05(火) 21:29:54.19 ID:UGJuxGfO0
大ボリュームでしたね……乙です!
1年の終わりに物語も終わる。これも逆裁だね
463 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/06(水) 12:13:07.82 ID:leDPM6Q7O
そういや誰も突っ込んでないけど、シャーロック・シェリンフォードじゃないの?
最初はマリネの偽メールでわざと間違ってるのかと思ったけど、その後もずっとシェリンホードだし
464 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/06(水) 18:32:16.62 ID:XafXpJ9qo
今回すげぇよく出来てたと思うけど最後の最後で御子紫なんだよなぁ……
ジャッキー君召喚は流石に草生えた
奇跡過ぎる
465 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/06(水) 19:04:54.85 ID:07Rn5SQBO
まぁ、逆裁でもイルカ相手にしてたりするから犬ぐらい軽い軽い
466 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/07/06(水) 20:44:19.51 ID:71CI49M10
乙
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