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【FEif】セツナ「ヒノカ様…?」
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134 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/03(土) 23:40:34.88 ID:KeE5Yi660
ヒノカ「すぅ……すぅ……」
リリス「……ふふっ、カムイ様ほどじゃありませんけど、穏やかな寝顔です」
リリス(確か今日の料理の総合担当はピエリさんでしたね。あとでヒノカさんとスズカゼさん、それにサイゾウさんに宛てに軽い夜食を作ってもらいましょう。眠ったはいいですが、このままでは栄養失調で倒れそうですし……)
ヒノカ「ふふっ、よかったな、カムイ……。それにアクアも……」ムニャムニャ
リリス「夢の中でも家族のことだなんて、本当に家族思いなんですね……」ナデナデ
ヒノカ「……」
リリス「さて、私はキッチンにむか――」
ガチャ
サイゾウ「……」ピタッ
スズカゼ「……」ピタッ
リリス(なんか壁に張り付いてる何かがいる……)
135 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/03(土) 23:45:47.94 ID:KeE5Yi660
今日はここまで
次回、リリス忍者に会う
136 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/09(金) 23:54:15.14 ID:w45DN0U90
リリス「……」
サイゾウ(む、部屋から出てきたようだな)
スズカゼ(そのようです。ですが、ここは去るまでジッとしていましょう。いろいろと姿を見せると厄介なことになりそうなので)
サイゾウ(ああ、そうしよう)
リリス「……」
サイゾウ「……」チラッ
スズカゼ「……」チラッ
リリス(あ、目があってしまいました。イベントの日くらい、のんびりさせてくれてもいいのに……どうして変な人ばかり見掛けてしまうんですか……)
リリス「はぁ……もう、そこで何をしているんですか?」
サイゾウ「むっ、俺たちに気づいた? 隠れ蓑を使っていたというのに!?」
スズカゼ「なぜこのようなことが……はっ! 兄さん大変なことに気づきました」
サイゾウ「どうした!?」
スズカゼ「隠れ蓑を忘れていたようです」
サイゾウ「……くっ、それにこの頭がクラクラとする感覚、これもフウマの仕業か」
リリス「単に疲れてるだけですよね!?」
137 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/10(土) 00:01:15.82 ID:FeVsBKSP0
シュタッ
シュタッ
スズカゼ「恥ずかしいところを見られてしまったようですね。私はスズカゼ、と言ってもすでに知っているとは思います」
リリス「はい、そちらの方はサイゾウさんでよろしかったですね?」
サイゾウ「……」
リリス「えっと、間違ってましたか?」
サイゾウ「すでに戦争が終わり、和解していることに感謝しておけ。未だに戦争中であったなら、お前を殺していたところだ」
リリス「……私が敵だったら、もうお二人とも生きてませんよ」
スズカゼ「ははっ、そうかもしれませんね。ですが、あなたのような方にそんなことをさせるわけにはいきませんよ」
サイゾウ「それ以前に、お前のような奴にやられるとは到底思えないがな」
リリス(……サイゾウさん、取りつく島もない)
138 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/10(土) 00:11:22.41 ID:FeVsBKSP0
リリス「それで、二人揃って何をされていたんですか?」
サイゾウ「見ての通りだが、わからないか?」
リリス「いや、見ての通りと言われても。壁に貼りついてる不審人物としか思えなかったんですけど」
スズカゼ「たしかに初めて見る人にはそう見えるかもしれません」
リリス「いや、誰が見てもわかりませんから。なんでそんな自信満々に胸を張ってるのか理解できません」
サイゾウ「己の術に自信を持つのは当り前だろう。己を信じなければ、サイゾウの名を継ぐことはできん」
リリス「それにしては隠れ蓑を忘れたりと、おっちょこちょいですね……」
サイゾウ「なっ、これは偶々――」
スズカゼ「ははっ、これは一本取られましたね」
リリス「うまくとれちゃいました」
スズカゼ「ええ、本当に。要人の暗殺なら問題なかったのですが、残念ですね」ニッコリッ
リリス(あれ、ひょっとして脅されてます、私?)
139 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/10(土) 00:17:24.48 ID:FeVsBKSP0
サイゾウ「しかし……」ジーッ
リリス「な、なんですか。人の体をジロジロと見て……」
サイゾウ「……これがあの竜とは、にわかに信じられん」
リリス「あ、あははははっ。やっぱり信じてもらえまえんよね」
サイゾウ「ああ、変身できるのであれば信じないでもないが」
リリス「そ、それは……その……」
スズカゼ「兄さん、いきなりそれはマズいと思いますよ」
サイゾウ「どうしてだ?」
スズカゼ「彼女も女性です。私達は男性、見られながら竜の姿に変身するというのは、流石に恥ずかしいものがあると思います」
リリス「スズカゼさん……」
スズカゼ「身体に自信を持っているというわけではないようですから」
リリス「フォローになってないなぁ」
140 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/10(土) 00:20:04.29 ID:FeVsBKSP0
リリス「で、本当はなにをしていたんですか」
サイゾウ「諜報活動だ。お前がヒノカ王女に何かするのではないかと思ってのことだ」
リリス「ストレートに言ってくれますね」
スズカゼ「私達にとってヒノカ様は今の主、注意することに越したことはありません。リリスさんにもこの気持ちはわかっていただけると思いますが」
リリス「……それもそうですね。すみません、確かに守るべき主に何かあってからでは遅いですもんね」
サイゾウ「……そういうことだ」
リリス「最初からそう言ってくれればいいのに、なんて言うか意地悪な人ですね」
サイゾウ「ふんっ」
スズカゼ「ははっ、兄さんはこういう方ですからご了承をお願いします。これでヒノカ様のことをとても心配していますから」
サイゾウ「主を心配するのは当然のことだ」
リリス「……でしたらちゃんと休んだ方がいいですよ。ヒノカ様は今御休みになられていますし、ここの防犯はとても心強いですから、安心してください」
サイゾウ「その必要はない。すでに疲れは取れている」
リリス「え、だってまだここに到着して二三時間くらいしか経ってませんし、ヒノカ様よりも休めてないと――」
スズカゼ「大丈夫です。今もちゃんと休息を取らせていただいてますので、お気遣いは不要です」
リリス「どう見ても絶賛活動中ですよね?」
サイゾウ「写し身人形が代わりに休んでいる。だから問題はない」
スズカゼ「そういうことです」
リリス「そういうことかでしたかー」
「……すみません、意味がわかりません」
141 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/10(土) 00:23:33.98 ID:FeVsBKSP0
今日はここまでで
リリスサイファに来た。はじめなきゃ(使命感)
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/12/10(土) 23:14:00.01 ID:3s49nG2Po
おめでとう
143 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/14(水) 23:58:33.47 ID:7iLl1Zxc0
◇◆◇◆◇
―ミューズ公国・アミュージア『特別室』―
タクミ「ふああぁぁあ。だ、駄目だよ、エリーゼ王女……。そそこ、弄らないで……」
コリコリ シュッシュ
エリーゼ「ふふっ、タクミさんの乳首、すごく硬くなってる。男の人でも感じちゃうんだね。何時もね、あたしこうやって気持ちよくなってるから、タクミさんもどうかなって思ったけど、えへへ、タクミさんのお○んちん、とっても大きくなってる」ナデナデ
タクミ「うああっ、だめ、だめだから、そんな両方触るなんて、駄目うああっ」ビュルルルッ ビュルルッ
エリーゼ「あははっ、タクミさん、もう出しちゃってる……。でも、今はこっちの方がとっても……はむっ」
タクミ「!!!」
エリーゼ「ん、ちゅる、はぷっ、んんっ」
タクミ(え、エリーゼ王女が僕の、僕の乳首、吸ってる。舌で、コロコロされて……)
ビクンビクンッ
エリーゼ(んふっ、お腹に当たってる、タクミさんのお○ちんちん、すごくビクビクしてる。お臍に先端入っちゃうよぉ……)
タクミ(うあっ、エリーゼ王女の臍に僕の先端、触れてる。だめ、こんなこんなの耐えられ――)
エリーゼ「はむっ」カリッ
タクミ「んはあああっ」
ビュルルルルッ
エリーゼ「はぁんっ、はあっ、タクミさんの熱いせーし、おへそに、いっぱい……」ベトベトッ
エリーゼ(はぁ、タクミさんのせーし……もっと体で感じたいよぉ)
ダキッ
ヌルヌルッ
タクミ「え、エリーゼ王女。何、して……」
エリーゼ「タクミさぁん、もっともっとあたしの体に、お○ちんちんせーし掛けて、ドロドロにしてよぉ」
タクミ「……あ、だめ、そんな体全体で扱いたら、あぅ、だめ、だめだから!!!」
エリーゼ「はぁ、はぁ。タクミさん、タクミさん」ズリュズリュズリュ
スズカゼ(皆さんの様子が気になって見に来ましたが)
サイゾウ(ヒノカ様に二人は仲良く本を読んでいたと伝えておこう)
144 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/14(水) 23:59:39.40 ID:7iLl1Zxc0
タクミの誕生日ネタのみ
続きは明日
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/12/15(木) 00:09:31.19 ID:4tPoOPFoo
あっちとここのタクミの差に笑う
146 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/15(木) 22:32:44.59 ID:3KskoTe30
◇◆◇◆◇
―ミューズ公国・アミュージア『シティホール・キッチンエリア』―
リリス(あのあと、軽い食事をヒノカ様、サイゾウさん、スズカゼさんに届けましたけど、あの二人終始無言でしたね。何かあったんでしょうか……)
ピエリ「リリス、これの盛り付けもお願いなの」
リリス「はい、わかりました」
ピエリ「お料理どんどんできるのに盛り付けしてくれる人いなかったから、とっても助かっちゃうの」
リリス「作りすぎなんですよ。キッチンの処理能力を軽く超えちゃってるじゃないですか」
ピエリ「こんなにすごいキッチンだから隅々まで使ってあげないと罰が当たっちゃうの。マークス様言ってたの、添え膳食わぬは男の恥って、流石はマークス様なのよ」
リリス「ピエリさん、それ絶対違います」
147 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/15(木) 22:47:55.75 ID:3KskoTe30
リリス「でも、どうして肉料理ばっかりなんですか。バランスを考えたら、もっといろいろな種類の料理があったほうがいいと思います」
ピエリ「ピエリ、お肉叩くの大好きなの。バシュバシュに切ってカッコ良くしてあげてるのよ」
リリス「だとしても、肉が8割占めててダンス大会とは思えないくらい油ギッシュでは?」
ピエリ「みんな踊るから問題ないの。お肉食べて激しく踊ればいいのよ」
リリス「確かにそうかもしれませんが、こんなお肉ばっかりで見てるだけでお腹いっぱいになりそうです。もっと野菜とか果物とか増やした方がいいと思うんですけど。……あれ、魚料理が一品もない? 白夜の方もいますから、魚料理があってもいいとは思うんですよね」」
ピエリ「……ふぇ?」
リリス(できれば魚は見たくはありませんけど。あー、魚って考えたら口の中にあの苦味がよみがえってきました……)
ピエリ「……」
リリス「ん、ピエリさん?」
ピエリ「」カタカタカタカタ
リリス「あのなんで震えて――」
ピエリ「……いやっ」ガタガタガタガタッ
リリス「え」
ピエリ「いや……いやなの! もう食べられないの! やっ、カムイ様、だめっ…だめなのぉ、その真っ黒な物体近づけないでなのぉ!!! うええええええん!!!!」ブンブンッ
リリス「ちょっと、ピエリさん!? ピエリさん!?? あぶっ、ちょっと包丁置いて!」
148 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/15(木) 22:58:10.07 ID:3KskoTe30
リリス「そうでしたか、あのあと私と同じように真っ黒魚を……」
ピエリ「うえええん、思い出したくなかったのに、ピエリお嫁にいけなくなっちゃたのぉ……」
リリス「そんなレベルですか!?」
ピエリ「そうなの。……ここはリリスが責任を取るべきなのよ」
リリス「え!?」
ピエリ「ピエリに辛い思いさせたの。ちゃんと責任取るべきなの……」
リリス「あ、あの、私にはそういう趣味は無いので他を当たってくれませんか?」
ピエリ「嫌なのぉ。リリスじゃなきゃ駄目なのぉ……」
リリス「」
ピエリ「ピエリ、少しここで休んでるの。その間、リリスが料理を運ぶのよ」
リリス「あ、そういうことですか」
149 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/15(木) 23:12:29.74 ID:3KskoTe30
ピエリ「? リリスは何を考えてたの?」
リリス「いえ、気にしないでいいですよ。わかりました、それくらいならお安いご用です。ところで、あれは持って行った方がいいですか?」
ピエリ「どれのこと?」
リリス「あそこに置いてあるボトルですよ。もう会場に他の飲み物は持ってかれてるのに残っているみたいですから」
ピエリ「あ、あれは頼まれたものだから大丈夫なのよ」
リリス「頼まれものですか」
ピエリ「そうなの。これはピエリの特注品なのよ」
リリス「そうなんですか、でも一体誰がこんなものを――」
ガチャッ
アクア「あら、リリス。こんなところで何をやっているの?」
リリス「あ、アクマ様。お疲れ様です、どうですか会場のほうは」
アクア「思ったよりも盛り上がっているわ。開演までもう少しなのに待ち切れないみたい」
リリス「これは本番はすごいことになりますね」
アクア「ええ、男たちは今か今かとダンサーを視姦する準備に励んでいるわ」
リリス「視姦って表現やめてください」
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/12/15(木) 23:15:14.95 ID:4tPoOPFoo
アクマ様で草
151 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/15(木) 23:19:38.11 ID:3KskoTe30
ピエリ「あ、アクア様やっと来たの、ちょっと遅いのよ」
アクア「ピエリ、待たせてごめんなさい。それで例の物は出来てる?」
ピエリ「はいこれなの。ピエリ特性果汁ジュースなの」
アクア「ありがとう。うん、とってもいい香りよ」
ピエリ「甘さが足りないならお砂糖入れてあげれば甘くできるの、お口に合うように調整してみてほしいの」
アクア「ふふっ、ありがとう。これはとても必要なものだから……」
リリス「……」
アクア「どうしたのかしら? 人をそんな疑いの混じった瞳で見るなんて……別に媚薬を入れたり睡眠薬を入れたりするわけじゃないのよ?」
リリス「何も言ってないじゃないですか……。まぁ疑ってるのは否定しませんけど」
152 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/15(木) 23:25:32.91 ID:3KskoTe30
アクア「これはカムイにふるまってあげようって思っているの。ほらあの子、果汁系の飲み物が好きでしょう? それに思ったよりもお酒に弱いから、こういうのがいいと思ってね」
リリス「たしかにお酒より果汁ジュースばかり飲んでますよね」
アクア「ええ、審判を引き受けてくれたこともあるし、飲み物くらいはこちらで手配しないと、できれば気分よく審判ができるようにしてあげたいから」
リリス「そんなにカムイ様の事を考えてくれてるなんて……」
アクア「当り前じゃない」
アクア「お酒でベロンベロンに酔われて倒れられたりしたら、カムイの好きな人を探れなくなる。それが一番困る。思い人を見つけ出したら、あとは行くとこまで行かせるつもりよ」
リリス「結局それなんですか……」
アクア「安心しなさい、カムイの寝室は最高級のものを手配した、アフターも万全。それに天井裏も完備してる。人一人入り込める天井裏をね」
リリス「天井裏を強調する理由が知りたい」
153 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/15(木) 23:33:31.42 ID:3KskoTe30
リリス「それで、今回の参加者に知り合いの方はいるんですか?」
アクア「カミラとレオンが出るみたい。あとはわからないわ」
リリス「カミラ様もそうですけど、レオン様も出場されるんですか。別に踊る必要性なんてないと思うんですけど」
アクア「いえ、ここで踊る理由はあるわよ」
リリス「あるんですか?」
アクア「レオンはカムイが好きだからよ」
リリス「えっ」
アクア「えっ」
リリス「……え?」
アクア「え? じゃないわ」
リリス「それ、本当なんですか!?」
アクア「はぁ、あなたってどこまでも鈍感なのね。こればっかりは多くの人が知ってることだし、この頃のことでもないわ。まぁ、本人はバレてないと思っているみたいだけど」
リリス「……全然気付きませんでした。というかカムイ様って、レオン様にとってお姉さんじゃないですか」
アクア「ええ、義理の姉に思いを寄せる弟、定番といえば定番ね。それにレオンの蔵書を確認したけど圧倒的に姉ものが多かった。駄目な姉を躾ける弟的な物がね」
ピエリ「姉ものってなんのことなの?」
リリス「はーい、この話はおしまいですよー」
154 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/15(木) 23:42:37.92 ID:3KskoTe30
テトテトテト
カチャ フキフキッ キラーンッ
リリス「ふぅ、これで料理はすべて運び終えましたし、テーブルも奇麗になりました。あとは席に向かって開演を待つだけですね」
カムイ「リリスさーん」タタタタッ
リリス「あ、カムイ様。会場内を走ったら危ないですよ。それに仮にも一国の王だったんですから、身の振り方も考えてください」
カムイ「すみません、姿が見えたので、つい。今後気を付けます」
リリス「それで、どうされたんですか? もうそろそろ開演ですよ」
カムイ「リリスさんに頼みたいことがありまして。もう、リリスさんだけが頼りなんですよ」
リリス「そ、そうですか。嬉しいです、カムイ様。それで一体何をすれば……」
カムイ「はい、開演前に私が作ったこのお弁当の試食をしてもらおうと思いま――あれ、リリスさん、走ってどこに行こうとしてるんですか? リリスさん?」
「リリスさーん」
155 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/15(木) 23:45:06.85 ID:3KskoTe30
今日はここまで
アクマ様とアクア様は似ているから問題ないな(誤字、ごめんなさい)
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/12/16(金) 00:02:16.93 ID:Ju7sYQkSO
実際アクマだから問題ないな
157 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/19(月) 23:16:59.92 ID:67WzMH3/0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
クーリア「……」
ラズワルド「……」
フェリシア「父さん、私の恋人のラズワルドさんです。とっても素敵な人です」
クーリア「ほう、君がラズワルドですか。フェリシアの父のクーリアといいます。よろしく」
ラズワルド「は、はい。娘さんとは、け、健全なお付き合いをさせていただいてます」
ラズワルド(というか、そういうしかない。すでにもう、いろいろとおかしいことになってるなんて言えるわけないじゃないか)
クーリア「そうかそうか、この大会で審判長を務めるとは中々に有望な男とお見受けした。フェリシアは人見知り、異性と打ち解けるなどできないかもと心配をしていたのですよ」
フェリシア「ひどいですぅ。私だってやればできるんです」
クーリア「はははっ、ところで、フェリシア。私はこれから彼と話があります。直接したい大事な話、すこし席を空けてくれますか?」
フェリシア「ら、ラズワルドさんに何かするんですか?」
クーリア「なに、そんな顔をしなくても取って食べたりなどしない。すぐに終わるだ、気にするほどのことではありませんよ」
フェリシア「わ、わかりました。ラズワルドさん、その――」
ラズワルド「大丈夫だよ。クーリアさんと少しお話しするだけだからさ」
フェリシア「……はい。わかりました。外で待ってますね」
ラズワルド「うん。すぐに行くから、待っててね」
ガチャ バタンッ
158 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/19(月) 23:25:55.66 ID:67WzMH3/0
ラズワルド「……」
クーリア「……」
ラズワルド「……」
クーリア「ところでラズワルドくん」
ラズワルド「は、はい。な、なんでしょうか」
ラズワルド(まずは当り触りの無い返しをしよう。さすがに直球的な質問をすぐにしてくるなんてことは)
クーリア「娘とはどこまでイったのですか?」
ラズワルド(いきなり直球!!!??? なんなんだこの人、どうしていきなりそんな踏みこんでくるんだ。さすがに想定外だよ……)
ラズワルド「え、ど、どこまでと言いますと……」
クーリア「決まっています。どこまで手を出したのかと聞いているのですよ」ハァハァ
ラズワルド(娘の性事情に興味持ち過ぎじゃないかな……)
ラズワルド「そ、それはその……」
ラズワルド(い、言えない。実はまだフェリシアにはしてなくて、僕の初めてだけ奪われてるなんて、そんなことは……)
クーリア「……まさかだとは思うが、娘に――」
ラズワルド「そ、その僕は娘さんに――」
クーリア「攻められてばかりではないでしょうね?」
ラズワルド「」
159 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/19(月) 23:36:39.45 ID:67WzMH3/0
クーリア「その顔、どうやら図星のようですね」
ラズワルド「いや、そ、そんなことは」
クーリア「そう恥ずかしがることはありません。あなたを見た時、懐かしさに似たものを感じました。どうやら、私とあなたは似ているようだ」
ラズワルド「い、一体何の話ですか?」
クーリア「ははっ、私の家内も攻め上手でしてね、それが遺伝しているのではないかと思っていたのですが、やはりそうでしたか。フェリシアにもあるったのでしょう、私のようなM男を見抜く目というものが」
ラズワルド「あの、クーリアさん」
クーリア「ふっ、他人行儀でなくてもいいですよ。お義父さんと呼んでもらっても構いません。なにせ、君からは感じるのです。私と同じMの気質を――」テクテク
ラズワルド「すみません、近寄らないでもらえませんか」
クーリア「ふっ、そんなことを言っていても君は娘との行為に愛情を感じてしまっているのでしょう。私には何もかもお見通しです」
ラズワルド「恋人のお父さんに見抜かれたくないんですけど!!!」
160 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/19(月) 23:54:42.85 ID:67WzMH3/0
クーリア「だが、君がフェリシアの恋人になってくれたこと、私はとてもうれしく思っていますよ」
ラズワルド「さっきまでの話のおかげで、全然喜べないんですけどね」
クーリア「ラズワルド殿」
ラズワルド「殿!?」
クーリア「これからもフェリシアのことおよろしく頼みますよ」
ラズワルド「……もちろんです。娘さんは必ず、幸せにしてみせます」
クーリア「ふっ、その言葉裏切らないでくださいね」
ラズワルド「それだけは誓いますよ」
クーリア「それは良かった。それで君はどれくらいのものを入れられたことがあるかな?」
ラズワルド「え、何の話?」
クーリア「決まっている。もう君も体験済みのはずだ。ちなみに私は――」
ラズワルド「やめて、やめてください。ほんとお願いします」
クーリア「遠慮することはない、君もこれからは私の家族だならね」
チナミニワタシハカナイニコレホドノモノヲイレラレタコトガッテダナ
イヤボクニソンナノハイリマセンカラ!ソノ、マダハイリマセンカラ……
フェリシア「……ラズワルドさん、そんなに大きいの入れられたいんですね。夫の要望に応えるのも妻の役目、い、いっぱい頑張っちゃいます!」
フローラ「頑張らないで。フェリシア、おねがいだから頑張らないで……」
161 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/20(火) 00:02:24.43 ID:EOFEZ5O10
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リリス「えっと、席はたしかここら辺のはず――」
ヒノカ「リリス、こっちだ」
リリス「あ、ヒノカ様。もう大丈夫なんですか?」
ヒノカ「ああ、十分に休ませてもらったからな。おかげ様ですこぶる快調だよ」
リリス「それは良かったです。でもよかったんですか?」
ヒノカ「? なんのことだ?」
リリス「いえ、このような一般席ではなくて来賓者用の個室席も用意できたのに……」
サイゾウ「その娘の言う通りですヒノカ様。やはり、ここは安全な来賓席に移動しましょう。まだ戦争が終ったばかり、どこになにがいるか……」
ヒノカ「サイゾウ。私はこの暗夜にいる者たちを疑ってなどいない。暗夜と白夜は共に手を取り歩んでいくことを決めたのだ。それに水を差すようなまねはできない」
サイゾウ「しかし――」
ヒノカ「お前の気持ちは嬉しい。こんな形だけの女王に尽くしてくれているのだからな、たとえリョウマ兄様からの命令だとしても、私はとてもうれしいよ。だから、私の甘い考えに事付けをしたくなる気持ちもわからないわけでは無い」
サイゾウ「わ、私は、そのようなつもりでは……」
スズカゼ「兄さんもヒノカ様もそこまでにしてください。そろそろ開演のお時間、こうして声をあげるのはマナー違反です。マナーには一切の壁はありませんから」スッ
リリス「……スズカゼさん」
スズカゼ「すみません、兄さんがご迷惑をおかけし――」
リリス「天井にぶら下がってないで、ちゃんと椅子に座ってください。バルコニーのお客さんの迷惑になります」
サイゾウ「その通りだな」
ヒノカ「スズカゼ、着席せずに見るのはマナー違反だ」
スズカゼ「……はい、わかりました」シュタッ
162 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/20(火) 00:08:26.81 ID:EOFEZ5O10
ボッ ボッ ボボボボボボッ!!!!
リリス「あ、始まったみたいですよ」
???「レディースエンドジェントルメーン。ようこそ、ミューズシティホールへ!」
パァンッ
ヒノカ「おおっ、すごい!!! こんな催し、白夜でも行いたいものだ」
リリス「そうですね」」
アンナ「私は司会を務めさせてもらう、アンナよ。みんなよろしくねー!」
ヨロイクーーーーー!!!!
アンアンアンナーーーー!!!
アンナ「うふふっ、元気のいい子たちばっかりでお姉さん嬉しくなっちゃうわ。みんな、いっぱいおかねをおと―――じゃなかった。楽しんでって頂戴!!!」
ワーーーーッ
リリス「今、本音出ましたね」
スズカゼ「そうですね。ですが、商売となればそうなるのも不思議はありません。特に商いを行っている以上、常に――」
サイゾウ「スズカゼ、お前は少し仕事と仕事以外の切り替えをした方がいい」
ヒノカ(まだかなー)ワクワク
163 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/20(火) 00:15:21.08 ID:EOFEZ5O10
パァンッ パパァンッ
ズオオオオオッ
リリス「あ、ここからデモンストレーションで、アミュージアの踊り子さん達が躍ることになってるんです」
ヒノカ「そうなのか。とても華麗な舞だな、女の私でもドキドキしてしまうほどだ」
リリス「そうですね」
ダンサー「」クルクルッ シュタッ
リリス「すごい、きれい…」
ヒノカ「……ああ、とても――」
ダンサー「」オムネボインボイン
リリス「……」サスサス
ヒノカ「……」サスサス
ダンサー「」ムネプルルンッ
リリス(大丈夫、遺伝、遺伝、カムイ様と同じものを遺伝してるはず……。全部お父様だとしても、もう少し時が経てば、私にもかならず実りがくるっ!)ペッタリッ
ヒノカ(やはり肉料理を好んで食べる必要があるのだろうか。しかしオロチは白夜育ちだというのに、あんなに大きい。どこで差が付いたというのか……)サスサスッ
サイゾウ(見てはだめだ、見てはだめだ。そう、心を無に無にする。精神を統一しろ。俺は五代目サイゾウ、熱く爆ぜる男五代目サイゾウ!!!)
スズカゼ(ヒノカ様、揉んでも大きくはならないと知っているはずですが――)
ヒノカ(スズカゼ、あとで話をしようか?)
スズカゼ(!?)
164 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/20(火) 00:22:52.49 ID:EOFEZ5O10
アンナ「ふふっ、さぁ前座はおしまい。ここからは刺激的なのものがいっぱい出てくるから、目を離さないで見てなさいよっ」
ウオオオオオオオオッ
リリス「はぁ〜、とってもきれいでした」
ヒノカ「ああ、これだけでも来てよかったと思えるよ。ところで、次から参加者の披露になるのだろう? 順番はわからないのか?」
リリス「その、誰が出るかとかは把握していないんですよ、私。ずっと手紙を書いてばかりでしたので」
サイゾウ「本当にこの大会の関係者なのか?」
リリス「い、一応は……。その巻き込まれたようなものですし、その元々あまり興味はありませんでしたから」
ヒノカ「ははっ、でも今は少し興味を持っているのだろう?」
リリス「ええ、まぁ」
リリス(今さらになってアクア様がカムイ様の好きな人が出てると言っていたのが気になってるんですよね。根拠はないはずだったんですけど……)
カムイ『私が作ったこのお弁当の試食を――』
リリス(カムイ様がお弁当を準備していたということは、好きな人がここに来てるってことの証明でもあるんですよねぇ…)
165 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/20(火) 00:36:46.37 ID:EOFEZ5O10
ヒノカ「それでだ、会場でこれが配られていたので一つもらってきた。パンフレットというのか?」
リリス「へぇ、そんなものがあるんですね。知りませんでした」
ヒノカ「ああ、みんなで見よう。サイゾウもスズカゼも」
サイゾウ「ヒノカ様がそうおっしゃるのでしたら」チラッ
スズカゼ「では、失礼させていただきますね」チラッ
リリス「えーっと、一番手の人は……」チラッ
1番 暗夜王国第一王女カミラ
リリス(いきなりですかぁ……)
ヒノカ「カミラ王女か……一体どんなダンスを踊るのだろうか……」
リリス「さ、流石にさっきまでのデモンストレーションの流れがありますから。大丈夫だとは思います。それにこれってダンス大会ですから、ダンス大会」
ヒノカ「ああ、この会場には子供連れも多い、流石にカミラ王女も見に付けるものは考えるはずだ」
アンナ「それでは最初の方に入場していただきましょう!」
リリス「!」
アンナ「暗夜王国の王女にして、その美貌と妖艶さで性別問わず視線をくぎ付けにする女性! 暗夜王国第一王女、カミラ様です!!!」
サーーーーーツ
カミラ「ふふっ……」
リリス(ほっ、よかった。マントをしてるし、思ったより普通――」
バサアッ
闇の衣
リリス(…………)
(流れ、終わってしまいましたね……)
166 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2016/12/20(火) 00:40:50.42 ID:EOFEZ5O10
今日はここまで
闇の衣のマントがなくなったら、ものすっごくエロイと思うんだ
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/12/20(火) 10:53:35.75 ID:cqjmLzoSO
(こいつ直接脳内に)
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/12/21(水) 18:51:57.92 ID:QfBlrULWo
ちじょすき
169 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/05(木) 22:07:08.24 ID:dM8wlTn30
リリス「なんで、そんな刺激的な格好で出てくるんですか……」
ヒノカ「あ、ああ。しかし、あの零れんばかりの胸、女として非常に羨ましく思ってしまう。くっ、となりの芝生は青く見えるというが……」
アクア「そこは紫だと思うけど?」
リリス「アクア様!?」
ヒノカ「アクア、何時の間に!?」
アクア「どうしたの? その幽霊でも見たかのような驚き方、安心して、わたしはちゃんと生きているわ」
ヒノカ「だとしてもいきなり現れないでくれないか。驚きで心臓が止まるかと思ったぞ」
リリス「そうですよ、何の前触れもなくいきなり私の隣に現れるなんて」
サイゾウ「それに、全く気配を感じなかった」
スズカゼ「ええ、ふと現れました。生き霊の類とも思えませんが……」
アクア「皆揃って失礼ね。リリスの隣が空いていたから、現れただけのことよ」
170 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/05(木) 22:18:45.38 ID:dM8wlTn30
リリス「えっと、何を言っているのかわからないんですけど……」
ヒノカ「ああ、まるでとなりに空き地があるなら、どこにでも現れると言っているようだが……」
スズカゼ「水場なら、どこにでも現れる透魔兵のようですね……」
サイゾウ「で、実際はなにをしたんだ?」
アクア「ただ、ワープしただけのことよ。難しく考えることじゃないわ」
リリス(つまり、私はアクアさんにとって仲間判定ということですよね)
リリス(……)
リリス(それはそれで嫌だなぁ……)
ヒノカ「ところでアクア、さっきの紫というのは?」
アクア「カミラの芝生だから紫というだけの話だけど?」
ヒノカ「カミラ王女の芝生、それはどういう――」
リリス「あっ、だれかもう一人でてきましたよ!」
171 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/05(木) 22:28:24.13 ID:dM8wlTn30
カミラ「ふふっ、みんなの視線がたっぷり……特にいやらしいのがいっぱいね」
???「か、カミラ様……」フルフル
カミラ「ふふっ、そんな恥ずかしがってないで出て来なさい。私のためなら何でもするって言ってくれたでしょう?」
???「で、でも、これは……私が得意なことじゃない。シャーロッテとかのほうが得意なこと……」
カミラ「何言ってるのよ。私のダンスにはベルカのお手伝いが必要なの」
ベルカ「……でも、こんな、こんな衣装……」
E.歌姫の服(黒)
カミラ「ふふっ、ベルカの太ももがくっきり見えちゃう。顔を隠している分、みんなの視線がそこに注がれるかもしれないわ」ツンツン
ベルカ「……っ!」
サッ
カミラ「あらあら、感じちゃったのかしら?」
ベルカ「は、早く終わりにしましょう……」
カミラ「ええっ、それじゃ、ちゃちゃっと優勝しちゃいましょう?」
172 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/05(木) 22:37:24.76 ID:dM8wlTn30
リリス「あれは誰でしょうか? というよりも二人出てますけどいいんですか?」
ヒノカ「ああ、大会規定でエントリーは一名までと書いてあったはずだ……」パラパラ―
アクア「エントリーが二人は違反だけど、あれはルール違反にならないわ」
リリス「……何か条件があるんですね」
アクア「ええ、顔を隠すことを条件に演目道具として参加することができるようになっているの。一人で出来ないことでも、こういった形で表現するのはいいことになっているわ」
スズカゼ「なるほど、白夜の歌舞伎などで見る黒子的な存在ということですね」
アクア「まぁ、顔だけ隠せばいいから、顔以外全裸でも問題ないけど」
ヒノカ「そんな姿で転んで怪我でもしたら大変じゃないか!」
リリス「ヒノカ様、突っ込むのそこじゃないと思います」
173 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/05(木) 22:51:50.33 ID:dM8wlTn30
サイゾウ「力を合わせて行うか。だが俺は一人でやってこそだと思わなくもない」
スズカゼ「兄さんらしい考えですね」
ヒノカ「だが、サイゾウの言うとおり私も早く一人で色々とできるようにならなくてはいけないな。白夜のことを任された身、いつまでもおんぶに抱っこされ続けるわけにはいかないからな」
サイゾウ「い、いえ、ヒノカ様。そんなに急ぐことはありません」
ヒノカ「いや、そういうわけにも――」
サイゾウ「大丈夫です。ゆっくりと精進していきましょう。このサイゾウ、ヒノカ様を支えていく所存、急ぐ必要はありません」
ヒノカ「……そうか。なんだか嬉しいものだ。ありがとう、サイゾウ、頼りにしているぞ」
サイゾウ「い、いえ、御気になさらず……/////」
アクア「……なんだか胃がムカムカするわ」
リリス「ということは、少なからず幸せな人がいるということですね」
174 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/05(木) 23:03:51.05 ID:dM8wlTn30
踊り子(ベルカ)(私がすることは最初に少しだけ踊るだけ、言われた通りに踊るだけ……)
シャキンッ
タタタタッ クルクルクルッ
リリス「ハルバードですね。あ、すごい、あんなに器用に動き回ってますよ」
ヒノカ「ああ。あのような斧槍を器用に動かしながら、おおっ、その場で回るとベールが揺れて奇麗さが際立つな」
リリス「ええ、とっても素敵です。とっても素敵ですけど……」
カミラ「ふふっ……」
リリス(まったく微動だにしないカミラ様がとても不気味です)
アクア「それじゃ、私は戻るとするわ」
リリス「あ、はい。それにしても、一体何をしに来たんですか。カムイ様と一緒に見る約束をしていたんじゃ?」
アクア「ええ、カムイが果物欲しいって言うから、ちょっとピエリからもらってきたところ。早く帰らないと機嫌を損ねちゃいそうだから。それじゃ」シュオンッ
リリス「わっ、消えた……。まったくもう、本当に神出鬼没なんですから……?」
サイゾウ「」
ヒノカ「」
リリス「あれ、どうしたんですか二人とも……」
サイゾウ「/////」
ヒノカ「だ、だめだ、私には、刺激が……」
リリス「え? 一体何が――」
踊り子(ベルカ)「ひゃふっ…んんっ…はぁあ……」
リリス「!?」
175 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/05(木) 23:08:28.31 ID:dM8wlTn30
ベルカ「はぁ……ふにゅ、ふっ、んはぁああ」モニュモニュ
カミラ「ふふっ、どうしちゃったの、こんな声をあげちゃって」ヌチヌチ
ベルカ「か、カミラ様、ひゃふんっ、そんなにさわ、らないで………」プルプル
ベルカ(カミラ様の手が、私の体中、弄って、だめ、変な声が出、ちゃう……)
カミラ「ふふっ、さぁ、腰を下して、それをゆっくりと持ち上げるのよ」
ベルカ「やっ、ちから、はいらな――ふあっ、あああっ!」ペタリッ
カミラ「こんな人がいっぱいいる前で、そんな可愛い声をあげちゃってベルカはいけない子ね。そんな風にされちゃうと、もっと、もっと弄ってあげたくなっちゃうわ」
ベルカ「カミラっ、さまぁ……あ、だめっ、そこ、そんなとこに手なんて――」
サスサス コスコス
ベルカ「…っ!!!!」ビクッ
176 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/05(木) 23:12:30.22 ID:dM8wlTn30
カミラ「イケない子。ちゃんと、言う通りにするって言ってくれたじゃない?」
ベルカ「はぁ、だめ、みら、見られちゃう…からぁ……」
カミラ「ならちゃんとしなさい?」スッ
ベルカ「カ、カミラ様――」
ベルカ(だめ、そこ、弱いってカミラ様、知っているのに……。あ、だめ、そこ入れちゃ駄目……)
カミラ「ふふっ、厭らしい目、いっぱいいっぱいベルカに降り注いでるわよ?」ボソッ
ベルカ「!!!」
カミラ「これ以上見られたくなかったら、ゆっくりとそそり立たせなさい」モミモミ
ベルカ「は、はぃ…カミ……ラ様ぁ……」フラフラ
177 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/05(木) 23:17:06.08 ID:dM8wlTn30
リリス「踊り子さんへたり込んでますよ。しかもカミラ様の手の動き方、あれ、完全に――」
スズカゼ「いえ、まだ挿入れてはいません。焦らしているだけのようですから」
リリス「なんでわかるんですか?」
スズカゼ「ステージ真上の天井に分身がいますので。大丈夫です、特にやましいことは行われていません」
リリス「どう見たら、あれがやましく見えていないと言えるんですか?」
ヒノカ「そうか、つまりこれは見る者がどれだけ清らかかも試しているということか。くっ、目をそらしてしまった私は……」
スズカゼ「そういうことになりますね」
リリス「あれ、そういうふうにしか見えませんから」
スズカゼ「つまり、リリスさんは自分がスケベだと自覚しているということですね」
リリス「どうしてそうなるの!?」
178 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/05(木) 23:21:40.10 ID:dM8wlTn30
ベルカ「はぁ、んっ、はぁ……」
カミラ「ふふっ、ベルカの立派にそそり立ったわね……」
ベルカ「わ、私のじゃないわ……」
カミラ「ふふっ、それじゃ、いっぱい弄ってあげるからね。はっ、れろぉ、んちゅっ……」
カムイ「カミラ姉さん、なんでハルバードをあんなにぺろぺろと舐めているんでしょうか? 確かにハルバードを中心に激しく上下しながらダンスはしていますけど…。舐める必要があるとは――」
アクア「甘いわ、カムイ。あれはカミラの官能表現よ」
カムイ「アクアさん?」
アクア「これは主に男性審査員に大きな影響を与える……官能表現ね」
カムイ「官能表現ですか? しかも男性審査員に影響っていうのは……」
アクア「そうね、ラズワルドを見てみなさい」
カムイ「?」チラッ
ラズワルド「……」ソワソワ
179 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/05(木) 23:25:59.66 ID:dM8wlTn30
カムイ「なんだか、落ち着きがありませんね」
アクア「多分想像しているのよ。あの踊りの中心にあるハルバードを自身の息子に見立てているのと思うわ」
カムイ「息子?」
アクア「そう、あれは間接的であるけど濃厚な愛撫表現なのよ」
カムイ「そうなんですか……」
モニュンモニュン
カムイ「あ、胸でハルバードを挟んで上下に胸をゆさゆさと。パートナーの踊り子さん、すごく顔を真っ赤にしてる。厭らしいけど……すごいです、カミラ姉さん」
チラッ
カムイ「あっ、今カミラ姉さんが私たちのほうを見てくれた気がします」
アクア「見てくれたと言うか、私たちのほうをずっと見てる気がするけどね?」
カムイ「ふふっ、カミラ姉さん。とっても素敵ですよー」テヲフルー
アクア「……」
180 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/05(木) 23:32:28.89 ID:dM8wlTn30
アクア(ここまで観察したけど、どうやらカムイの好きな人というのはカミラではなさそうね。ひょっとしたらそういうこともありえるかと思ったけど……)
ワアアアアアーーーッ
カムイ「あ、終わりました。そろそろ得点を書かないといけませんね。最後に私たちのほうをすごく見てくれましたから、なんだかすごく熱意が伝わってきた気がします。そう思いませんでしたか、アクアさん!」
アクア「……」じーっ
カムイ「? アクアさん、どうしたんですか、私のことをそんなにじっと見て……」
アクア「な、なんでもないわ」
カムイ「いいえ、今のは何かある目ですよ」
アクア「え、えっとその……」
カムイ「ふふっ、喉が乾いちゃったんですか。それなら、どうぞ」
アクア「その果汁ジュースはあなたのじゃない」
カムイ「いいんですよ。それにアクアさんが準備してくれたものじゃないですか、だから飲んでください」トクトクトク
アクア「そう、それじゃ頂くわね」ゴクゴクッ
カムイ「……ふふっ」
181 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/05(木) 23:35:27.51 ID:dM8wlTn30
カムイ「……ふふっ、おいしいですか?」
アクア「ええ、果汁ジュースも悪くないわね。さてと、採点だけど一人当たり最大10点だったかしら?」
カムイ「はい、私は……これです! 10点満点!」
アクア「ふふっ、あなたならそうすると思ったわ。私はそうね、男だったら反応せざるを得なかったと考えて7点……」
アンナ「さぁ審判員の点数出ました! 10点、7点、7点、8点、6点! 合計38点です!!」
リリス「どうにか点数半分超えましたね」
ヒノカ「ああ、舞や踊りにも圧倒的な情熱を感じられるものだった。そう考えればこの点数は妥当だろう」
リリス「そ、そうでしょうか?」
ヒノカ「ああ、カミラ王女には誰かに届けたいものがあったように感じる。そ、その、私が言うのもなんだが、その愛というものじゃないだろうか////」
スズカゼ「愛ですか。とても素晴らしいことだと思います。ですが、あの演武内容で愛と考えると性愛以外になにも浮かびません」
リリス「それは言わないであげてください」
182 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/05(木) 23:41:01.80 ID:dM8wlTn30
ワーーーーー
リリス「これで三人終わりましたね。でも、カミラ様の点数を越える方はなかなかいないみたいです」
ヒノカ「そうだな。しかし、カムイは誰にでも満点か」
リリス「なんだかカムイ様らしいです。えっと、次はレオン様番ですね」
ヒノカ「そうか、レオン王子もカミラ王女と同じで誰かに届けたいものがあるのかもしれないな」
リリス「……」
リリス(カムイ様の好きな人っていうのはレオン様のことなんでしょうか? ここまで出てきた中で初の男性参加者ですし……。それにレオン様自体がカムイ様を好きという話だそうですから、ある意味順当ですよね……)
アンナ「では、ここで初の男性参加者の登場です。暗夜王国の現王を支え、クラーケンシュタイン大改装事業で多大な活躍をされました。レオン様です、どーぞ!!!」
プシューーー
リリス「うわっ、すごい煙です」
サイゾウ「煙玉の一種のようだが、なるほど演出に力を入れているということか」
ヒノカ「ここまで女性ばかりだったから、こうやって視覚的に興味を向けさせる。なるほど、レオン王子らしい工夫だな」
リリス「煙が晴れるまで、なんだかドキドキわくわくしますね」
リリス(カミラ様とはちがって、レオン様なら真面目にやってくれるはずですし、ようやく安心できそうです)
183 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/05(木) 23:43:01.93 ID:dM8wlTn30
ヒノカ「リリス。どうやら、煙が晴れて来たようだぞ」
リリス「そうみたいですね。えーっとどんな姿なんでしょうか……」
ピエリ「何の話をしているの?」
リリス「わっ、ピエリさん。びっくりさせないでください」
ピエリ「ごめんなのよ。でもリリス、ピエリの席空けておいてくれてありがとうなのよ。それで、今は誰の番なの?」
リリス「はい、今はレオン様の番ですよ」
ピエリ「………レオン様?」
リリス「はい、今中央にいると思うんですけど」
ピエリ「あれ、レオン様なの?」
リリス「」
リリス(なんだろう、ステージ見たくない……。でも、いずれ見ることになるなら、もう……)
チラッ
レオン「//////」
E.魔女の服
リリス「」
(な、何があったんですか。レオン様……)
184 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/05(木) 23:47:05.99 ID:dM8wlTn30
今日はここまでで
あけましておめでとうございます。
ベルカみたいなクール系女の子の喘ぎ声って、結構えっちぃよね
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/05(木) 23:51:28.20 ID:KEf8GCKjo
あけおめ
レオンはフォレオくんにごめんなさいしなきゃいけないよね
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/06(金) 17:04:58.96 ID:vV7PpAFVo
レオン…
187 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/12(木) 22:55:19.27 ID:1aviQ+ZF0
アンナ「………え、えーと……レオン様……よね?」
ザワワザワワザワワ
リリス(皆さん、凝視してる。まあ、あんな恰好をしてるなら当たり前ですよね)
レオン「//////」
リリス(ウィッグを付けたりとかなり気合の入った格好ですし、もともとその手の人は可愛いって言ってたこともあって、なんというか)
ヒノカ「似合っているな。それに頬を赤らめてモジモジしている姿が……これは、カミラ王女とは違う意味でなにか危険な物が……」
ピエリ「レオン様とっても可愛いの。あの金髪をリボン二つ結びにしたらもっと可愛いくなるのよ」
リリス「なんでもリボンで結べば可愛くなるわけではないでしょう。ガンズさんがリボン結びしてもガンズさんのままなように…」
ピエリ「ガンズは汚いけど、レオン様は可愛いから大丈夫なのよ」
リリス「容赦ないですねぇ」
188 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/12(木) 23:18:22.62 ID:1aviQ+ZF0
ピエリ「それでね、後ろをこうやって、リボンで結べばとっても可愛くなるはずなのよ」
リリス「可愛くですか?」
ピエリ「そうなの。リリスもリボンを付ければもっともっと可愛くなれるの。リボンはピエリを可愛くかっこよくしてくれるから、誰が付けてもかっこよくて可愛いの!」
リリス「だとしても、レオンさんにリボンですかぁ……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
レオン『みんなの笑顔は僕が守る』(裏声)
レオン『重力派魔法少女……レオン!』キュルリンッ(裏声)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リリス「ふむ」
リリス(どちらかというと、私はストレート派でしょうか)
リリス(今の髪形で舞ったらカムイ様の髪みたいにふわりって流れるでしょうから、そういうの好きなんですよね)
リリス(レオン様、とても似合ってますし奇麗ですから、すごく羨ましいです)
リリス(でも、男なんですよね)
189 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/12(木) 23:32:19.48 ID:1aviQ+ZF0
ワーワー
レオン(くそ、な、なんでこんな恰好で出無くちゃいけないんだ)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
開始五分前……
ガサガササッ
レオン「ゼロ、オーディン。この服を纏めておいてくれないかな」
ゼロ「わかりました。ひゅー、脱ぎたてのホカホカだな」
オーディン「その言い方やめろよ。とりあえず、これはここに置いておくとして、衣装はどこだったか?」
ゼロ「たしか向こうの部屋だ。俺が衣装を取ってくる。レオン様、少々お待ちください」タタタタタッ
レオン「ああ……」
レオン「……うん」
レオン「よし、準備は万端だ。やることはやった……」
レオン(僕のことを弟としてしか見てくれてない姉さんだけど、今日でそれも終わりだよ)
レオン(皆の前で華麗に踊り切って今日こそは一人の男として認めてもらう、そして――姉さんとその……甘い一夜を過ごすんだ)
190 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/12(木) 23:49:06.48 ID:1aviQ+ZF0
タタタタタッ
ゼロ「オーディン」
オーディン「レオン様がお待ちかねだ。その儀式を彩る神秘の衣を……なんで手ぶらなんだ?」
ゼロ「ああ、実はな――」ゴニョゴニョ
オーディン「へっ!? お、おい、どういことだよ!?」
ゼロ「わからん、だが――」
レオン「二人とも何をしているんだい? それよりも、僕の衣装を早く渡してくれないかな。もう時間になる」
オーディン「……れ、レオン様」
レオン「クラーケンシュタイン大改装が終わってから、みっちり練習してきた。ここでその成果を出しきるつもりだよ」
オーディン「くっ、カーテン越しからでもわかるなんという輝き。だめだ、俺はそんな残酷なことを口になんて」
ゼロ「オーディン、下がっておけ。ここは付き合いの長い俺が行く」
オーディン「ゼロ……」
ゼロ「ふっ、そんな縋りつく眼を向けるな。ゾクゾクしちまうぜ」ガタガタガタ
191 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/13(金) 00:04:03.26 ID:32akGuif0
ゼロ「……レオン様」
レオン「なんだい、ゼロ? 衣装を早く渡してくれるかな?」
ゼロ「はい、そのことなんですが」
レオン「うん」
ゼロ「準備していた衣裳がどこかにイっちまっ――」
ブリュンヒルデ!!!
シュオオンッ!!!!!
グアアアァァァ!!! ドサドササッ
オーディン「ゼロォォォ!!!」
レオン「ごめん、何を言ってるのか聞こえなかった。オーディン、ゼロが言ったことをもう一度口にしてもらえるかな?」
オーディン「え、えっと、レオ――」
シュオンッ!!!
マダナニモイッテナイノニ!!!!
192 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/13(金) 00:11:52.74 ID:32akGuif0
レオン「くそっ、仕方無い。いつもの法衣で踊る」
オーディン「わ、わかりました……あれ?」ガサゴソ
ゼロ「どうしたんだ?」
オーディン「……」
レオン「オーディン?」
オーディン「……なくなってる?」
シュオンッ!!!!
ココデオワリカァ…… ドササッ
レオン「どうするんだよ! もう僕の番が間近だっていうのに!!!」
ゼロ「レオン様、もうここは代理の服で何とかするしかないかと」
レオン「お前達が付いていながら、どうして、どうしてこんなことに……」
オーディン「レオン様……」
ゼロ「安心してください。レオン様、俺に考えがあります」
オーディン「ゼロ……」
レオン「どんな手だよ。どんな手があるっていうんだよ!!!」
193 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/13(金) 00:18:37.67 ID:32akGuif0
オーディン「ゼロ。今回、レオン様がどれだけ練習してきたか、生半可なことはできないんだぞ?」
ゼロ「俺だってレオン様がどれだけの準備してきたか、わかってるつもりだ。だから今できることをやるしかない。主君の顔に泥を塗るわけにはいかないからな」
レオン「ゼロ……」
ゼロ「いまここにあるのはこれだけです。レオン様」ススッ
レオン(仕方無いけど、今はこれで――)
―魔女の服―
レオン(どうして、どうして唯一あるのがこれなんだよぉおおおお!)
レオン(なんで、少しは普通に男性用の衣装が置いてあるものじゃないのか!? どうして、どうして、こんな仕掛けられたみたいに変な服しかないんだよ)
ゼロ「大丈夫、任せてください。あなたの顔に泥が塗られないようにしますから」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
レオン(ゼロの言葉は頼もしかったけど、もうすでに恥ずかしさで死にそうだ……)
レオン(なんで、こんな目で見られないといけないんだ。僕は男なのに、なんでこんな、まとわりつくような視線を……」
「はぁはぁ、いいわぁ、すごくいいわぁ」
「そうですね。すごくいいです」
レオン(ゼロ、早く、早くしてくれ!)
194 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/13(金) 00:22:34.14 ID:32akGuif0
リリス「レオン様、なんかもう熟したトマトって感じですね。これ終わった後に色々と――ん?」
ピンポンパンポーン
リリス「この音は?」
アンナ『えー、ここで選手交代の御知らせです。レオン様は先ほど急遽棄権されました』
エー、ナンダッテー
ジャア、アレハダレナンダー
アンナ『そのため現在ステージにいます方は、途中参加のミストォル・ティン♪ティン♪選手になっております』
リリス「今の場所、♪入れる必要ありましたか!?」
アンナ『では、改めましてレオン様に代わって降り立った魔法少女、ミストォル・ティン♪ティン♪さんのダンスです。どうぞ!!!』
リリス(こんなので誤魔化せるとは思えないんですが……)
レオン(ゼロ……あとでトマトまみれにしてあげないと……ね?)
195 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/13(金) 00:25:01.45 ID:32akGuif0
ハートニ キラメケラーブリー カガヤイテー
リリス「なんか、すごく独特な曲ですね。そのなんていうか、子供とかに好かれそうな」
ピエリ「ピエリこういう曲好き、とっても可愛いの。でも、ピエリ魔法はからっきしだから、魔女になんてなれそうにないの……」
リリス「別に魔女になる必要はないと思いますけど。それにしても、なんて言うか見ててあまり恥ずかしいとは思いませんね」
ヒノカ「ああ、格好が格好だからな。見ているのがつらくなると思ったが、その、魅入ってしまう」
リリス(すごくヒラヒラと広がるスカート。でも、恥ずかしさよりも堂々としていて、なんだかとっても色っぽく感じます。本当に、すごく完成度が高い……)
レオン「……」キラキラッ
リリス(でも、男なんですよね)
196 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/13(金) 00:28:42.10 ID:32akGuif0
リリス(髪が靡いて、首筋を落ちる汗に目が釘付けになる。まるで水に濡れた魔女の舞いのようで、淫靡なのにどこか優雅……)
リリス(……)
リリス(でも、男なんですよね)
リリス(なんか、最前列にいる人の鼻息が荒いですね。でも、確かにぱっと見ただけじゃ、女性と思えなくもない)
リリス(……)
リリス(でも、男なんですよね)
ワーーーーー
アンナ「ミストォル・ティン♪ティン♪さん、華麗に踊り切りました!!! 惜しみない拍手をどうぞー」
リリス(レオン様、華麗に踊り切りましたね)
リリス(でも、男なんですよね)
リリス(あんなに可愛く手を振ってる。顔を真っ赤にしてとても可愛らしい)
リリス(でも、男なんですよね)
リリス(……)
(男なんですよね……)
197 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/13(金) 00:30:51.77 ID:32akGuif0
今日はここまでで
フォレオくんの遺伝子はこうして作られていく
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/13(金) 00:32:28.47 ID:PNL4YHIho
乙
レオンとカミラさんを掛け合わせたらすっごいフォレオが爆誕しそう
199 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/17(火) 20:34:46.29 ID:/hd0kX1j0
アンナ「飛び入り参加して素敵な踊りを見せてくれたミストォル・ティン♪ティン♪さんの点数が出ました!」
レオン「」
アンナ「点数は……35点、35点です。やっぱり、可憐ですが、漢という点が点数を伸ばせない要因だったかもしれません。ではここで、審査員の一人である暗夜王であるマークス様に感想を聞きたいと思います。今回は5点という点数ですが、これはどういうことでしょうか?」
マークス「……精神的に追い詰められていたのではないかと……」
アンナ「え、精神的にですか?」
マークス「ああ……私はなんということをしてしまったんだ」
アンナ「ちょ、マークス様?」
マークス「確かに……確かにクラーケンシュタインの大改装や、政のほとんどを任せるような形にしてしまった。だが、辛かったら辛いと言ってほしかった」
アンナ「えーっと……」
マークス「ううっ、ぐうううっ……」
レオン「」
リリス「レオン様、今にも倒れそうなほどにふらふらしてますよ。大丈夫なんですか?」
スズカゼ「無理もありません」
リリス「……」
スズカゼ「あんなに低い点数、さすがに堪えたのでしょう」
リリス「もっと堪えるところありますよね? ね?」
200 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/17(火) 20:54:32.39 ID:/hd0kX1j0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
―アミュージア・舞台裏―
ソレデハ、ツギノカタニデテキテモライマショウー
レオン「はぁ……はぁ……酷い目にあった……。それもこれも!!!」
ゼロ「レオン様、お疲れ様でした。なんとか、うまく誤魔化せました」
レオン「何がうまく誤魔化せただよ! 変な目で見られて怖かったよ!!! 特に最善列の二人組の目、なんだか僕を見てよからぬこと考えてる顔してたから!!!!」
ゼロ「最前列の二人組……なるほどねぇ、見たところ女二人。どんなことを考えてたのか聞いてみたいですが、まぁ、そういう奴もいますよ。それにレオン様の魔女姿、知らない奴が見たら勘違いしてもおかしくないくらいでしたから」
レオン「そんなこと言われても全然嬉しくないから……」クタクタ ストンッ
ゼロ「レオン様?」
レオン「くそ……こんな恰好じゃなかったら、ちゃんと姉さんにアプローチできたはずなのに……。こんな恥ずかしい恰好で視線なんか送れるわけがないじゃないか……」
ゼロ「ですが、カムイ様は10点満点にしてくれていました」
レオン「姉さんは誰にだって10点だよ。姉さんはとてもやさしいから……だからなにも特別なことなんてないんだ。僕は結局……今日もただの弟のままだった」
ゼロ「惚れてるレオン様が言うなら、それは本当なんでしょうね」
201 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/17(火) 21:07:55.68 ID:/hd0kX1j0
レオン「は、恥ずかしいからやめてくれないか。その、ああ、こんな時だっていうのに……」
ゼロ「そうやって思い人で頭がいっぱいになるなんて、俺にはまったくわかりません。正直この身はあなたに捧げているに等しいので。レオン様以外の誰かを熱心に思うなんていうのはとてもできそうもない。ですが、これで終わりにするっていうわけでもないんでしょう?」
レオン「……当たり前だよ」スタッ
レオン「……今日の場はうまくいかなかったけど、今度はちゃんとした形で姉さんに……告白しようと思う」
ゼロ「それでこそ、俺が仕える人だ」
レオン「こういった場所を借りてどうにかしようなんて考えが間違ってた。姉さんだって、そういう風に考えてる気がするんだ」
ゼロ「さすがはレオン様です」
レオン「ああ、、ところで……ゼロ」
ゼロ「はい」
レオン「君がしたことは今ここで清算しておかないといけない、僕はそう思うんだ」
ゼロ「ははっ、冗談がうまいですね、レオンさ―」
レオン「……」ニコッ
ゼロ「……」
ゼロ「え?」
レオン「君をトマト塗れにしてあげると。もちろん、色が似ている的な意味でだけどね……」シュオオオンッ
ゼロ「」ダッ
202 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/17(火) 21:18:22.97 ID:/hd0kX1j0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リリス「? 今、少しだけカ以上が揺れませんでしたか?」
ピエリ「……あ、ほんとなのピエリのリボンが少しずれてるから、揺れたっぽいのよ」
ヒノカ「そのリボンはそのような使い方もあるのか?」
リリス「冗談に決まってるじゃないですか。ピエリさんも変なことを言わないでください」
ピエリ「ぶー、嘘じゃないの。ちゃんとこれでわかるのよ。ピエリのリボンはただの御洒落じゃないの。これ一つで色々と教えてくれるすぐれものなのよ」
リリス「まるで魔道具の類ですね。で、本当はどうなんですか?」
ピエリ「えへへ〜、水面が揺れてたの」
リリス「やっぱり嘘じゃないですか」
ピエリ「うふふっ、リリスは少しのことでもピエリに話しかけてくれるから変わってるの。みんな、ピエリが言うこと全部鵜呑みにする子ばっかりだったから、しんせんなおにくみたいに新鮮なの!」
スズカゼ「確かにお肉は新鮮な物の方がいいですから。脂も乗っていますし、暗夜では必要不可欠なものと考えると、ピエリさんとリリスさんは良好な関係を築けているということ、素晴らしい友情ですね」
リリス「それって、ピエリさんにとっては料理の材料ってことになりませんか!?」
203 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/17(火) 21:31:22.11 ID:/hd0kX1j0
アンナ「ありがとうございました、惜しみない拍手を!」
ワーーワーーーッ
ヒノカ「うむ、最初はどうなるかと思ったが、それも杞憂のようだ」
リリス「前半がおかしかっただけですよ。後半は本当にダンス大会って感じでしたからね」
スズカゼ「私としてはカミラ王女のような情熱的な方が何人も出てくるかと思っていたのですが」
リリス「流石にあのような人たちが大勢現れたらそれこそ問題ですよ」
スズカゼ「そうですね。仮設の厠に列ができてしまいますから」
サイゾウ「スズカゼ、少し黙っていろ」
ヒノカ「なぜ厠に列ができてしまうんだ?」
ピエリ「ピエリも気になるの。カミラ様の踊りを見ると、みんなお腹痛くしちゃうの?」
スズカゼ「ピエリさんヒノカ様、それはですね――」
リリス「スズカゼさん、私、裁縫が得意なんですよ」
スズカゼ「あ、どうやら最後の方の出番が近いみたいですよ」
204 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/17(火) 21:46:32.25 ID:/hd0kX1j0
アンナ「楽しい時間っていうのはすぐに過ぎてしまうもの。残念だけど次の人でラストよ」
アンナ「それでは最後の方に出てもらいましょう―――!!」
クダケチール ゲンカイヲー コーエーテー
リリス(もうそろそろショーも終わりですか。アクア様はカムイ様の様子を見ているということですが……。点数はすべて平等の満点ですからそういう視点では探りようがありません)
リリス「うーん」
ヒノカ「どうしたんだ、リリス? そんな顔をして」
リリス「いえ、そのここだけの話なんですが、アクア様がこのダンス大会にカムイ様の意中の相手が参加されると言ってたので」
ヒノカ「……そうか、アクアがそんなことを言っていたのか」
リリス「はい。でも、ここまで見てきたのですが、そういう人が見当たらないので、一体誰だったのかと……」
リリス(アクア様の予想が外れたということでしょうか。ある意味、それが一番平和なんですけど……)
ヒノカ「アクアがそんなことを言っていたのか、そうか。大丈夫だ」
「カムイの意中の相手はもうわかっているし、信頼できる相手だからな」
リリス「……」
リリス「え?」
リリス「ええええ!!!?? そ、それは本当ですか!?」
ピエリ「リリス、歌ってる人の声が聞こえないの、すっごくカッコいいから過ごし静かにしてほしいの」
リリス「あ、ごめんなさい」
205 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/17(火) 22:04:53.26 ID:/hd0kX1j0
リリス「そ、それで、知っているって。本当なんですか?」
ヒノカ「ああ。共にいる時間がなかったから、あまり気にかけてやることはできなかったが」
リリス「そ、それで誰なんですか、カムイ様の意中の相手というのは」
ヒノカ「その相手というのはな、――だ」
リリス「…………は?」
ヒノカ「どうした?」
リリス「いえ、その、何かの間違いじゃないんですか?」
ヒノカ「ははっ、これでもカムイのことを第一に考えていた頃があったのだ。その時に鍛え上げた姉としての目を使えば、妹のことなどお見通しさ」
リリス「カムイ様が男だったら、とてつもなくヤバそうな能力ですね……。ですが――」
ヒノカ「カムイのことなら間違える余地はない」
リリス「」
ヒノカ「ははっ、まぁ信じられないだろうが」
リリス「どちらかというと信じたくない部類の話なんですけど」
リリス(でも、そう考えるとカムイ様の態度も頷ける部分があります。あのこととか、礼の条件とか……今考えると、ヒノカさんのいう相手がそうだったら、辻褄が合ってしまいます)
チラッ
リリス(本当にそういうことなんですか……)
206 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/17(火) 22:20:04.88 ID:/hd0kX1j0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アクア「これで最後ね」
カムイ「そうですか。楽しい時間というのはあっという間ですね。もっと続いたらって思ってしまいます」
アクア「ふふっ、そうね」
カムイ「ええ、あ、どうぞ。あと少し残ってますから。飲んでください」トクトクトクッ
アクア「ごめんなさい。カムイが好きだからって準備したものなのに、私がほとんど飲んでしまったみたいだから」
カムイ「いいえ。私のわがままに付き合ってもらったんですから、そのお礼みたいなものです」
アクア「そう……それじゃ」クッ
カムイ「あ、始まりましたよ」
クダケチルゲンカイヲ コエテ
カクセイスルセカイハ オレヲテーラスー
アクア(ここまですべてのダンサーを見てきたけど、カムイの目の色が変わったのは一人もいなかった。最後の一人も違うみたいだし……。当てが外れたわね……)
ワスレラレナイツメタイキオクニ ヒヲトモシハシリツヅケタ
クラヤミノサキニ ナニガアロウトモ シタガウサダメー
アクア(はぁ、いろいろとカムイのことはわかってきたつもりだったけど、流石にこれだけはわからないわ。私の言葉をよく聞いてくれたから、最初話せないって言われた時は……ショックを受けたけど。当然よね、私みたいなのに話す必要なんて……ないことだもの)
ツツミコム ヒカリガココロヲマドワス
クルシミキリサクユルギヌチカラトキハナテ
アクア(……何かおかしいわね。なんで、私、こんな弱気になってるのかしら? それになんだか頭ぼーっとして、体がなんだか熱い……。お酒は飲んでないのに……)
アクア「んんっ、ううっ、はぁはぁ……」フラフラ
カムイ「……どうしたんですか。アクアさん……」ピトッ
207 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/17(火) 22:31:42.76 ID:/hd0kX1j0
アクア「っ!……んああああっ」ビクンッ
ガタッ ドサリッ
アクア「か、カムイ……な、何を……、何をしたの……」
カムイ「ふふっ。アクアさん、私ずっとどうすればいいのか考えていたんです」
アクア「え?」
カムイ「あの日、アクアさんがこのアミュージアで暗夜と白夜の争いが終わった時から、どうすればいいのか」
カムイ「いつも、私のことを子供のようにしか見てくれないあなたにどうやって伝えるべきなのか、ずっと悩み続けていたんです……。だから、この機会を生かさないわけにはいかないって……。話をしに部屋に来てくれたとき、すごくドキドキしたんですよ。その場で竜になって組み伏せたくなるくらいに……」
ガシッ
アクア「か、カムイ……?」
カムイ「アクアさん、何を怯えてるんですか? そんなにジタバタして、ふふっ、とっても可愛いです」
アクア(この目……まさか、まさか……。たしかに、この目を私は見たかった。見たかったけど、これはこういう形じゃなくて――)
カムイ「ふふっ、アクアさん」ダキッ サワサワ
アクア「はううっ……んやあっ///」ピクンピクンッ
カムイ「あなたを愛してます。今すぐめちゃくちゃエッチしたいほどに、アクアさんの全部を私色に染め上げてしまいたいんですよ」
「私の愛しい愛しいアクアさん♪」ニタァ
208 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/17(火) 22:40:49.07 ID:/hd0kX1j0
今日はここまでで
女性と結婚できるカムイがアクアに欲情しないわけがない
明日のニンドリで色々と情報でるから楽しみだ(ピエリとリリスどちらかでもいるならな、ローンチでなかろうと発売日にSwitch買いますから、お願いします)
あとは、#FE勢も少しいたら嬉しいんだけど、流石に難しそうやね
209 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/19(木) 21:59:37.13 ID:StDMq5aP0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リリス「なんでアクア様なんですか? 正直、頼りになるところはありますけど。人を操ることに愉悦を感じているような人ですよ?」
ヒノカ「ははっ、何を言っているんだ。あれはアクアなりの友愛表現だ」
リリス「受けたくない友愛表現ですねぇ」
ヒノカ「まぁ、聞いてほしい。アクアは昔暗夜で過ごしていた時に良いことなんてなかったと言っていた」
リリス「それはそうですけど……」
ヒノカ「そんなアクアが唯一できる友愛の表現があれだったというだけの話さ。私も昔は色々とアクアにからかわれた」
リリス「たとえばどんなことですか?」
ヒノカ「ああ、たとえば股には毛が生えるとかな」
リリス「いきなり下ネタとか、幼少期のアクア様は本当にやさぐれていたんですね」
ヒノカ「たしかにな。そんなことあるわけないというのに、実際そんなもの私にはないからな」
リリス「え?」
ヒノカ「ん?」
210 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/19(木) 22:13:25.35 ID:StDMq5aP0
ヒノカ「アクアとカムイはいつでも共にあった。あの平原での戦いから無限渓谷で再開したとき、カムイはアクアを信頼していた」
リリス「信頼というよりも、誘導されていただけなんじゃないんですかね。そもそも、平原でアクア様躊躇することなく、近くの部隊を攻撃しようって言ったんですよ?」
ヒノカ「だが、結果的に私達は再び出会っている。アクアの判断は間違ってなかったということだろう。ハイドラの掌から抜け出すためには、あれ喰らいしなければいけなかったと考えればな」
リリス「なんだかんだ結果論ですね」
ヒノカ「まぁ、そうも考えられる」
リリス「でも、今の話を聞いている限りだと。その、よい相棒というくらいのスタンスですよね?」
ヒノカ「ああ。ハイドラを倒すまではそうだったな」
リリス「では一体どこで……」
ヒノカ「リリスはしばらくの間外にいなかったからな。その間に色々なことがあった。たとえば透魔王国の滅――」
リリス「それは言わないでください」
211 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/19(木) 22:28:25.53 ID:StDMq5aP0
ヒノカ「その滅亡の前にだ、暗夜と白夜の終戦を記念した祭典がここで行われたんだ。静かでありながらとても良いものだった」
リリス「祭典ですか……。それはどういったもので」
ヒノカ「アクアなりにこの世界に迷惑を掛けてしまったことを悔やんでいたのかもしれない。アクアは例の歌をすべて歌い切りたいと言っていた。この長い戦いで傷ついた人たちすべてにと……」
リリス「例の歌をですか?」
ヒノカ「ああ。それを皆で見て聞いていた。私はカミラ王女と一緒にそれを見ていた。アクアの歌はとても良かったが、何よりも踊りも群を抜いていた」
リリス(条件である踊りの得意な人に当てはまりましたね……。まさかアクアさんも、あのふざけた私宣言がその通りだ夢にも思わなかったはずです)
リリス「ということは、その時に?」
ヒノカ「ああ、祭典が終わった後、カムイは半ば朦朧としていた。心ここにあらずと言った状態で心配だったが、アクアと顔を合わせる度にその日はあたふたしていたから。これはと思ったというわけだ」
リリス「な、なるほど、そんなことがあったんですね……」
ヒノカ「ちなみにその翌日に透魔王国は滅亡した」
リリス「その補足はいらなかったんですけど……」
212 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/19(木) 22:44:05.76 ID:StDMq5aP0
ヒノカ「それでだ。今日ここで催し物が開かれ、アクアがカムイをそれに誘ったとなれば。カムイも気が気では無いと思う」
リリス「……ということは、今あの審査員席で」
ヒノカ「ああ、もしかしたら熱い抱擁を交わしているかもしれない。だ、だが接吻はだめだ。接吻したら子供が出来てしまうからな」
リリス「は?」
ピエリ「あ、ピエリも知ってるの。お父さんが言ってたの、ピエリはお母さんとお父さんがキスをして、キャベツから生まれてきたって」
リリス「へ?」
ヒノカ「そうなのか。私は朝焼けの中、金鵄が運んでくると聞いている。やはり、暗夜と白夜では色々と違うということだな」
ピエリ「異文化交流なの」
リリス「スズカゼさん、ヒノカ様がピエリさんに話を合わせているだけですよね?」
スズカゼ「残念ですが、ヒノカ様の性知識はあれくらいです」
リリス「残念すぎますよ。どれだけ箱入りだったんですか」
スズカゼ「ある意味箱入りだったはずです。ヒノカ様は昔から武芸の道一本でしたから、そう言った物に目を向けずにひたすら鍛錬だけを積んできたのかもしれません」
リリス「でも、王女なんですよ? そういう政略結婚を考えて、ほら、女性としての、その、そういうのを仕込むこともあるじゃないですか」
スズカゼ「白夜と暗夜の間で戦争をしていただけですからね。わざわざ政略結婚をする必要もなかったのです。それに、憶測ですがリョウマ様がそんなことを許したとも思えません」
リリス「ここまで知識がないと流石に怖いですよ。どうするんですか、街角でキスしてる人を見かけたら子作りしてるとか思う王女ってことですよ」
スズカゼ「その点は大丈夫です。子供ができる接吻と出来ない接吻の違いを教えました」
リリス「違いって?」
スズカゼ「舌を入れるのは子作りで、ただの接吻は避妊行為だと」
リリス「ただのキスを避妊行為とするその感性は何かおかしいと思います」
213 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/19(木) 22:54:54.33 ID:StDMq5aP0
リリス「というか、もう最後の人のショーが終わっちゃってます」
ヒノカ「む、あ、本当だ」
ピエリ「ピエリはずっと見てたのよ。終わったからヒノカ様たちの話に参加したの」
ヒノカ「そうだったのか。だが、まだ採点が終わっていないようだが……」
ザワザワ ザワワ ザワザワザワ
リリス「なんでしょう、会場が少し騒がしいようですが……」
アンナ「おかしいわね……。カムイ王女とアクア王女の得点が全然出る気配がないわね。何かあったのかしら」
リリス「どうやら、アクア様とカムイ様の得点が出ていないようです」
サイゾウ「ふむ、具合を悪くしたのだろうか?」
ピエリ「もしかしたら得点に悩んでるかもしれないの」
ヒノカ「……やはり、中で熱い抱擁を交わしているのかもしれない」
スズカゼ「挿入れているかもしれませんね」
リリス「スズカゼさんは本当に清々しいくらいに直球ですね」
スズカゼ「ははっ、褒めても何も出ませんよ」
リリス「出さなくていいです」
214 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/19(木) 23:05:39.51 ID:StDMq5aP0
アンナ「う〜ん、何かあってからじゃあれだから、ちょっと、だれかに様子を――」
ガシャン パリーーンッ
アンナ「きゃあっ! な、なに!?」
ピエリ「わっ、審判室の窓が割れたの!」
ヒノカ「ああ、一体何が起きて……。むぅ、何かが出てきたが……アクア!?」
バサバサバサッ
アクア「……はぁはぁ」
バサッーーーー
リリス「な、なんで天馬武者になってるんですか?」
ヒノカ「いや、わからない。それよりも、本当に何が起きて……」
ピエリ「あ、また誰か出てきたの!」
シュタッ ヒタッ ズズンッ
リリス「か、カムイ様……」
カムイ「……アクアさんはどこに行きましたか?」
アンナ「ちょ、ちょっとカムイ様。いきなり出てこられたら困るわ。これもちゃんとした商売なんだから、こんな風に水さされたら――」
カムイ「アクアさんはどこに行きましたか?」(お金ジャラジャラ)
アンナ「あっちに飛んでいったわよ」
リリス(さすがは商売人ですね、態度の変え方も一流ですか)
カムイ「そうですか。ふふっ、アクアさん天馬に乗って逃げられると思っているんですか……」キョロキョロ
キョロキョロ
ピエリ「カムイ様、何をしてるの?」
ヒノカ「何かを探しているような素ぶりだが……」
リリス「……」
リリス(な、なんだか嫌な予感がします。観客のおかげで今私の姿は見えてないはずですから、ここは脱出を――)
ヒノカ「カムイー。一体何があったんだ―?」
リリス(ヒノカさまあああああ!!!)
215 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/19(木) 23:20:32.72 ID:StDMq5aP0
カムイ「ヒノカさん、丁度よかったです。これを借りていきますね?」グイッ
リリス「カ、カムイ様、引っ張らないでください。それに、こ、これって酷い」
ピエリ「カムイ様、リリスを何に使うつもりなの?」
ヒノカ「それに今さっきアクアが天馬に乗って逃げていったが、一体何があったんだ?」
カムイ「……アクアさんは追いかけっこがしたいそうなんです。私に捕まえてごらんなさいって、そういうことをしたいそうなんです」
ヒノカ「追いかけっこか……」
アクア『ふふっ、カムイ、私を捕まえてみなさい』
カムイ『ははっ、まて〜』
二人『ふふっ、あははははっ』
ヒノカ「なるほど、なら追いかけなくてはいけないな!」
リリス「ヒノカさんに任せたらすべての状態が、きゃっきゃっうふふで済まされそうですよ……」
216 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/19(木) 23:21:33.97 ID:StDMq5aP0
ピエリ「ねぇねぇカムイ様、追いかけっこならピエリも付いて行くのよ。ピエリも追いかけっこしたいの」
カムイ「別に構いませんよ。アクアさんを捕まえられればそれでいいんですから」
ピエリ「わかったの。あのアクア様が乗ってる天馬は殺してもいいの?」
カムイ「構いませんよ」
ピエリ「わーいなの」
カムイ「それで、リリスさん」
リリス「なんですか、か、カムイ様は私に何をさせたいんですか」
カムイ「簡単なことです。大丈夫、リリスさんなら簡単にこなせますから」
リリス「本当に簡単なんですか?」
カムイ「はい。今からアクアさんを追い掛けるならドラゴンが一番ですからね」
リリス「ドラゴンの調達ですか? とてもじゃありませんけど、会場の中にはドラゴンなんていませ―――」
カムイ「ここにいるじゃないですか?」ガシッ
リリス「……」
カムイ「ねぇ――」
「リリスさん?」
217 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/19(木) 23:25:54.23 ID:StDMq5aP0
今日はここまでで
FEヒローズの英雄選挙でリリスに投票できるとか神イベントだった。
『マクベス』『ガンズ』『ゾーラ』の暗夜トライアングルの結成待ったなしです
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/21(土) 02:51:10.06 ID:29sliBxqo
乙 恋する乙女のパワーは凄いわね!(逃避)
あと今更だが
>>187
のその手の人ってリリスが知ってる以上部隊にいるってことなのか…
219 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/25(水) 23:51:59.02 ID:KCLnnT2r0
◆◆◆◆◆◆
―暗夜・ミューズ公国『アミュージア・シティホール周辺の森』―
フワフワ〜 フワフワ〜
カムイ「さて、どうにか外に出られましたね。さぁ、リリスさん、ピエリさんを外に出してください」
リリス(は、はい……)
シュオンッ
パカラッ パカラッ
ピエリ「リリスの星界すごいの! こんなに立派なお馬さんすぐに見つけてこれたのよ」
カムイ「さすがはリリスさん、こんなこともあろうかと準備がとてもいいですね」
リリス(こんなことのために準備なんてしたつもりじゃありませんから!)
ピエリ「なんだか不思議なの、リリスの声が頭の中に直接入り込んでくるみたいなのよ。これも竜になった影響なの?」
カムイ「リリスさんは竜になると、言葉を発せなくなってしまいますから。私が谷に落ちた時に竜になって以来、リリスさんは……」
リリス(あの、一件落着したのに、またそうなっている原因はカムイ様なんですけど……)
ピエリ「でも、これじゃ考え事もできないみたいなの。リリスの思ってることが頭に入ってきてる気がするのよ」
カムイ「おちおち、イメージトレーニングをすることもできません。私も一般的な性癖ですけど、曝け出すのには勇気が必要ですから」
リリス(カムイ様の性癖は一般的じゃないと思います)
220 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/26(木) 00:01:34.50 ID:wpvMGDQI0
ピエリ「でも、アクア様は一体どこに行ったの?」
リリス(さすがに少し時間が経っていますからね。もう逃げ切られてしまったと思うんですけど)
カムイ「くんくん、くんくん」
リリス(……あの、カムイ様)
カムイ「なんですか、今私はとても忙しいんです」
リリス(忙しいって、何をしてるんですか? そんな匂いを嗅ぐみたいに)
カムイ「決まっているじゃないですか、アクアさんの残り香を探っているんです」
リリス()
カムイ「まったく、こんなこともわからないなんて。リリスさんは私の何を見てきたんですか?」
リリス(もう何も見たくないです)
ピエリ「カムイ様、すごいの。アクア様の匂いを嗅ぎ分けるなんて、まるでお犬さんみたいなの!」
カムイ「これくらい当然です。ふふっ、だんだんわかってきましたよ、アクアさんの残り香、あの逆三角形に抑えられていてもあふれ出てしまう蜜の香りが……」クンクンクン
ピエリ「んー、ピエリには全くわからないの。逆三角形って何のことなの?」クンクンクン
カムイ「ふふっ、女の子を隠す布のことです」
リリス(もう、ストレートにパンツでいいじゃないですか!)
221 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/26(木) 00:10:57.72 ID:wpvMGDQI0
カムイ「ストレートだとプレイの時に情緒がないんですよ。こう、触りながら『アクアさんの女の子、こんなになってますよ』って言って恥ずかしがるところとかみたいじゃないですか」
リリス(カムイ様の欲望を私とピエリさんに語らないでくださいよ。ううっ、どうして、あの頃の世界を救うために戦っていたカムイ様はどこにいってしまったんですか?)
カムイ「ここにいるじゃないですか」
リリス(信じたくないっていうのを察してください。こんなことになるなら、ずっとご飯を食べるだけの存在でいたかった……)
ピエリ「リリス、どこか苦しいの? ポンポンさすさすしてあげるの。その持ってる球をずらしてくれたら、サスサスしてあげる」
リリス(い、いえ。大丈夫です。それよりも、カムイ様さっきからなんでソワソワしてるんですか……)
カムイ「い、いえ、んっ、り、リリスさんの尾ひれのイボが、あそこに当たるたびに気持ち良くて……。さっき下は脱いでしまって、直接あたるからとても敏感になってて……あふんっ、ふああっ、んんっ、だめですよぉ……」ヌルヌル ヌチャヌチャ
リリス()
ピエリ「リリス、やっぱりお腹痛いの? ポンポンサスサスしてあげるのよ?」
リリス(もう殺して……)
222 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/26(木) 00:29:03.28 ID:wpvMGDQI0
カムイ「というわけで、匂いをかぎ分けた限り、あっちにアクアさんは逃げていったはずです。ふふっ、もうフラフラになりながら逃げているでしょうから、すぐに捕まえてしまいましょう」
ピエリ「カムイ様、すごい顔してるの」
リリス(今のカムイ様を見たらガンズさんでも裸足で逃げ出しそうですね)
カムイ「失礼ですね。これは好きな人のことを考えているだけですから、基本的に無害ですよ」ハァハァハァ
リリス(分かりました、あちらに向かって飛べばいいんですね。ちゃんと掴まっていてください、あまりにも気持ち悪くて振り落としてしまうかもしれないので)
カムイ「大丈夫です。いいですよ、一気に加速してください」
フワッ ビュンッ!!!
リリス(大丈夫ですか、カムイ様!)
カムイ「あっ、小股が尾ひれに食い込んで、あっ、すごい、自分でする時より、はげしっ、ふああっ、だめっ……」グチュチュ
リリス(……)ゲッソリ
ピエリ「リリス、なんだかすごくやつれてるの」
リリス(もう、いろいろと汚されてしまいました……)
ピエリ「汚れちゃったの。なら、ピエリが一緒にお風呂に入って洗ってあげるの。ピッカピカに身がいてあげるのよ!」
リリス(ははっ、体は奇麗になっても、心の汚れは落ちないんですよね……)
223 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/26(木) 00:40:07.20 ID:wpvMGDQI0
カムイ「どんどん、匂いが濃くなってきました。もうすこしで追い付くはずです」
ピエリ「そういえば、カムイ様。その匂いってなんの匂いなの?」
カムイ「アクアさんの蜜のことです」
ピエリ「すごいの、アクア様の体から蜜が出るの?」
カムイ「ふふっ、とってもおいしい蜜です。口にするととっても甘くて、脳が溶けてしまいそうになるんです」
ピエリ「カムイ様にそこまで言わせるなんて、すごい蜜なの。そうなの、それを使えばおいしいケーキができる気がするの!」
カムイ「そうですね。今度いっぱい採取してきますから、それを使って特製ケーキを作ってくれますか。ピエリさんとアクアさんの蜜が合わされば最高のケーキが出来上がるはずです」
ピエリ「うん、任せてなの!」
リリス(カムイ様、それはさすがに頭おかしいのでやめてください)
カムイ「なんでですか、アクアさんの蜜壺から溢れる神秘なんですよ? 私なんて顔中神秘まみれになりたいくらいなんですから」
リリス(もう、さっさとアクア様を見つけて、カムイ様を押し付けて、すぐにでも離れ――)
バサバサバサッ
リリス(この音は)
ピエリ「天馬の羽根の音なの!」
カムイ「……みつけました、あそこです! リリスさん、一気に近づいちゃってください」
リリス(わ、わかりました)ビュンッ
224 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/26(木) 00:57:11.45 ID:wpvMGDQI0
アクア「はぁはぁ……んっ、ここまで逃げられればさすがに」
カムイ「追い掛けてこないと思いましたか……」
アクア「なっ、カムイ……」
カムイ「ふふっ、上を取りましたよ。アクアさん……」
アクア「くっ、……リリス裏切ったのね」
リリス(裏切ったわけでは無いんですが。まぁ、結果的にそう見えなくもないですよね。その、ごめんなさい)
アクア「あ、謝るくらいなら、今すぐ引き返しなさい。カムイを私に近づけないで……」
カムイ「ふふっ、そんなこと言ってアクアさん、とっても息が荒くなってますよ?」
アクア「はぁはぁ……きのせい……よ……、んああっ、も、もっと静かに、飛んでちょうだい、お、おねだいだか……ふあああんっ///」
カムイ「ふふっ、気持ち良さそうな声ですね。それも当然ですよ、大量に媚薬を入れた果汁ジュースを飲んだんです。体の隅々までとっても敏感になっててるはずですから……こうやって」ブンッ
ヒヒーンッ
アクア「ひゃっ、だめ、あ、暴れないで……ふああっ、ああんっ、あそこが、熱い、熱くなってくぅ……///」ジワッ
カムイ「ふふっ、降伏しないなら、もっと馬を暴れさせますよ。馬に跨りながらイくなんて、マゾの素質があるのかもしれませんね?」ブンッ
アクア「ふあああっ、ふーっ、ふーっ………やっ、やめてっ……カムイ…、ひゃっ……」
ツーッ
アクア(だめ、もう、抑えきれない……、だめ、だめなのに、腰が……勝手にぃ……)
カムイ「やめてですか。その割には腰が少し動いているみたいですよ。馬の背中で感じてるなんて、アクアさんはとてつもない変態さんですね。もともと、天馬武者の素質があるのも頷けます。ふとももにいやらしい汗が伸び始めてます、これは一体何なんでしょうね?」
リリス(……)
リリス(私はなんで、こんなものを目の前で見ないといけないんでしょうか……)
ピエリ「みんな上を飛んでるから、何をしているのかわからないの……」
225 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/26(木) 01:07:24.44 ID:wpvMGDQI0
アクア(こ、このままじゃ、もうだめ、持たない。体中が快楽に負けそうになってる……。力もあと少ししか出せない……)
カムイ「ふふっ、アクアさん。もう、逃げないでいいんです。私がいっぱい愛を教えてあげますから。私なりの愛情表現になりますけど」
アクア(……もう、ダメみたい)
アクア「わ、わかった……。私の負けよ……」
カムイ「アクアさん、ふふっ、いいですね。その顔、とってもエッチで可愛いです……」
アクア「よして頂戴、もう、カムイの指の感触が残ってて辛いの。だから……私を捕まえに来て……」
カムイ「……アクアさん、ふふっ、もちろんですよ。リリスさん、アクアさんの天馬にゆっくり近づいてください」
リリス(はい、もうさっさと二人でどこかに行ってください)
カムイ「ええ、帰りは朝になると思います」
フワフワ フワフワ
アクア「ねぇ、カムイ……」
カムイ「はい、なんですか。アクアさん……」
アクア「……」
カムイ「アクアさん?」
アクア「落ちなさい!!!!」ジャキッ バシュッ!!!
カムイ「それに当たるつもりは――」
アクア「ふふっ、甘いわね」チラッ
リリス(……あ、あのアクア様、どうしてわたしのほうを向いて――)
アクア「リリス、許せとは言わないわ。でも、私はここで捕まるわけにはいかないの。だから私のために落ちて頂戴!」グオンッ
ベシンッ!!!!
リリス(きゃふっ!!!!!)ヒューーーーー
226 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/26(木) 01:17:30.08 ID:wpvMGDQI0
ピエリ「リリスが落ちちゃったの! 助けに行かないとなの!」
パカラパカラ
アクア(……よし、勝った!!! カムイも下に落ちた今、出来る限り距離を取って、この火照った体をどうにかしないと)
アクア(た、たしかに、こんな風に攻められるのも悪くはなかった。けど、やっぱりカムイに攻められるのは癪だから、次は私から何かしら仕掛けて――」
パシパシッ
アクア「ちょっと、羽が当たっているわ」
パシパシ
アクア「ちょっと、聞いているの。羽の動かし方をちょっと弱めて頂戴」
パシパシ
アクア「いいかげんにしないと、馬刺しにするわ――」
グッ モミモミ
アクア「ひゃっ、んあっ、な、いきなり、な、なに!?」クルッ
カムイ「ふふっ、とっても固くなってますね……。服の上からでもわかるくらい、アクアさんの乳首が触ってほしいって言ってます」ギュウッ
アクア「んひいいっ、ふああっ、か、カムイ……どうしてあなたがここにいるの!?」
カムイ「ふふっ、あのタイミングで攻撃してくるなんて、イケナイアクアさんですね。あと少しで、リリスさんもろとも落ちてしまう所でしたよ!」モミュ! モミュ!
シュコシュコ!
アクア「あああっ、だめ、胸ばっかり、摩らないで……あ、ふああっ、んん――っ!!!」
カムイ「ふふっ、アクアさん。もう逃がしませんからね……。さぁ、天馬に指示を出してください、あの泉近くに降りるようにって…」サワサワ コリコリ
227 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/26(木) 01:27:42.17 ID:wpvMGDQI0
パカラパカラ
ピエリ「たしか、ここら辺に落ちたはずなの」
テトテトッ
カツンッ……コロコロコロ
ピエリ「あ、これ、リリスが持ってた丸い球なの!」
ピエリ「リリス、無事なのー? 無事なら返事してほしいのよ」
ガサガサガサッ
ピエリ「うーん、どこなの。どこに落ちちゃったの……」
ガサササッ
リリス(ううっ……)
ピエリ「! リリスの声がしたの。この草むらの向こうなの!」
ガサガサガサッ
ピエリ「! 見つけたの」
タタタタタタッ
ピエリ「リリス、大丈夫なの? しっかりするの」ユサユサ
リリス(ううっ……ううううっ……)
ピエリ「どこか怪我してたら大変なの。まずは確かめた方がいいの」
グッ
ピエリ(見たところ背中とかに傷はないの。あとはお腹の方とかなの……。仰向けにして確かめるのよ」
ピエリ「ううっ、思ったよりも重いの!!!」
グググッ
ピエリ「うーーーーーん! ひっくり返るの!!!!」
ゴロンッ
ピエリ「やったの。お腹の周りは―――」
ドドンッ
ピエリ「……?」
ピクンッ ピクンッ
ピエリ「……」ツンツン
ピクピクンッ
ピエリ「……」
「リリスにおちんちんが生えてるの……」
228 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2017/01/26(木) 01:29:04.98 ID:wpvMGDQI0
今日はここまで
透魔には夢と希望があふれている
229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/26(木) 08:47:38.58 ID:4HjCMsHjo
えぇ…
キメてんだろ、くれよ
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2017/01/27(金) 13:08:21.30 ID:WVu7Cim1o
たすけて
231 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/31(火) 22:55:39.88 ID:rRuxFXHa0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
カムイ「うふふ、やっと捕まえましたよ。アクアさん……」
アクア「んふっ、ふあっ……うぅんっ……、はぁはぁ……」
カムイ「服の上から触ってるだけなのに、こんなに甘い声を出してくれるんですね。とってもうれしいです」
アクア「カムイ……もう、やめて……おねがい……」
カムイ「ふふっ、本当は直に触れてもらいたいんですよね。だって、ここがこんなに硬くなってるんですから」コリコリッ
アクア「あっ、だめ……」
カムイ「気持ちいいんですか?」サスサス
アクア「そ、そんなことないわ……。そんなこと……んっ、ない……」
カムイ「そうですか、でもそれじゃ、こっちはどう説明するんです?」スーッ
クチュリッ
アクア「だ、だめ、そこ、ひぅん……んあぁあ」
カムイ「ふふっ、アクアさんの女の子、こんなになってますよ?」
アクア「ちがう、ちがうの。感じてなんて、感じてなんて……」
カムイ「そうですか? でも気持ちよくないのにこんなに濡らすなんて、もしかしてお漏らしでもしちゃったんですか」グチュチュチュ
アクア「そ、粗相なんてして、ない……ふあああっ、指、押し付けないで……カムイ、いやぁ……」
カムイ「ふふっ、そうですよね。まさかこの歳になってお漏らしなんて、そんなことないですよね? なら――」
カムイ「この指に絡みついてるものが何なのか、もちろん教えてくれますよね」
232 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/31(火) 23:16:33.57 ID:rRuxFXHa0
ネットリ
アクア(そんなこと、言えるわけない……。だって、あれは私の……)
カムイ「ふふっ、もしかして見えませんでしたか? もっとたっぷり見せてあげますね」ググッ
アクア「か、カムイ、やめて、そ、それを脱がさないで……」
カムイ「……」ゾクゾク
カムイ(あのアクアさんが私にお願いしてくるなんて……。それはむしろ逆効果なんですよ)ズルッ
アクア「ひゃっ……」
カムイ「ふふっ、見てくださいアクアさんの下着、すごく水気をを含んでて重たいんですね」
アクア「み、見せないで、お願いだから」
カムイ「はい、見てもらいたいのはこちらじゃありませんからね。はぁ、ここがアクアさんの女の子の場所なんですね」クチュリ
アクア「んくっ……んっ」
カムイ「はぁ、はぁ、もう撫でるだけでビショビショです。弄ったらもっと出てきそうですね」クニクニ
アクア「あっ…んんっ、やっ、そこにそれ以上、さ、触らないで……」
カムイ「アクアさんが正直に答えてくれないからですよ。ああっ、アクアさんの入口、フルフル震えてます。もしかして指を挿入れてほしいんですか?」
アクア「そ、そんなこと……あるわけ、ない……」
カムイ「ふふっ、それが本当なのかどうかは、試してみればわかりますよね?」
アクア「だ、だめ、カムイ――」
カムイ「それじゃ、いきますね」
クチュリ ニュププ
233 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga sage]:2017/01/31(火) 23:29:02.72 ID:rRuxFXHa0
アクア「あっ、入って、入ってるぅぅ、カムイの、カムイの指、はいってぇ!!!」
カムイ「ああっ、アクアさんの膣、熱くて程良く指を締め付けてきます。やっぱり、欲しかったんじゃないですか」
アクア「ちがう、ちがうの。これは媚薬の、媚薬の所為だからぁ、ひゃっ、指、そんな上下にうごかしちゃ、いや、ふあああん……。あたま、あたまが変に、変になっちゃう……」
カムイ「こんなに猥らになって、アクアさんって指を入れるのが大好きなんですね。溢れた御汁の匂いがいっぱい漂ってきました」
アクア「んああっ、カムイ、中引っ掻かないで……おかしくなる、だめ、おぼれちゃう、おぼれちゃうからぁ!!!」
カムイ「アクアさん、とっても可愛いですよ。お胸も外気に触れたがってるみたいですか、肌蹴させちゃいましょうね」プルルン
モミュ コリコリ
アクア「ふあっ、だめ、胸も一緒になんてぇ、やっ、乳首、そんなに強く、だめ、腫れる、腫れちゃうぅ」
カムイ「はぁはぁ、アクアさんとっても可愛いです。んちゅ」
アクア「んっ、ふああっ、あむっ、んちゅ……んあ、れろれろ、ぷちゅり……」
カムイ「あむ、アクアさんの唾液、とってもおいしい。もっと、もっと絡めて私に下さい。はむっ、んちゅ、じゅるるるっ、ふぁあっ」
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