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ゾンビ娘「ゾンビなわたしの、とってもアブない大冒険」
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99 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 01:31:07.32 ID:NGFpbFTJ0
カチンコ「さあ少女選手懸命に食べ進めていますがその差は歴然!!ハエ選手の猛スピードになすすべがありません!」
カチンコ「このままハエ選手のリードで決着がついてしまうのか!?!?」
ハエ「うっ」ピタッ
カチンコ「おおっと!?ここでハエ選手、手が止まってしまった!!これはトラブル発生か!?」
ハエ「じ、実は……俺こう見えて意外と少食なんだ……」
カチンコ「なんか言ってます!!ここへきてまさかのカミングアウト!!」
ハエ「普段は蜜や果汁なんかを飲んで生きてるから……人間の食べ物は重たすぎる……!」
カチンコ「なんということでしょう!極悪な巨大蟲に意外な一面が!!」
ハエ「クソ……やっぱ気合だけじゃどうにもならねえのか……だ、だがこんな小娘に負けるわけには……」モグモグ
カチンコ「ハエ選手食べるのを再開しましたがこれは見るからにペースが落ちている!!ホットドッグを掴む手が重い!!」
ゾンビ娘「」モグモグモグ
カチンコ「一方少女選手スピードこそ早くないもののペースが全く落ちていない!!黙々と食べ続けています!」
カチンコ「このままでは抜かれてしまうのも時間の問題か!?」
マスター「意外といい勝負ですねえ」
100 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 01:36:28.86 ID:NGFpbFTJ0
カチンコ「さあ、さあ!来てます来てます!追いついております!怒涛の追い上げだ!」
カチンコ「一心不乱に食べ続ける少女選手、ここに来てむしろスピードが上がっている!!」
ゾンビ娘「」モグモグモグモグ
カチンコ「な、なんと……まさか、ついに……!?」
カチンコ「来ました!!やりました!!ここでついに少女選手、ハエ選手の数を抜かしたァァァッッ!!」
ワアアアアァァァァ……!!!
カチンコ「なんということでしょう!!まさかの展開に会場は今日一番の盛り上がり!!」
野次馬D「アッヒャヒャ、いいぞいいぞォォー!!もっとダァ!!」
野次馬E「面白くなってきやがったァ!!」
ワアアアアアアアァァァァ………!!!!
ゾンビ娘(あれ、意外と勝てそう……?)モグモグモグ
カチンコ「さあ果たしてどうなってしまうのか!?」
101 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 01:39:47.15 ID:NGFpbFTJ0
ハエ「んだと、ちっ……チクショォォ〜……!!こんなことあってたまるかァ……こっちだってプライドがあるんじゃァ……」
ハエ「負けるなど、そんな屈辱的なことを……」
ハエ「ぐ……」
ハエ「ウガアアアアアァァアァァァァアアァァッッッ!!!」バクバクバクバク
カチンコ「おおっと!?ここでハエ選手がペースを取り戻しました!!抜かれた屈辱がよほどこたえたのでしょうか!!」
カチンコ「しかしこれではスピード自体は決して早くない少女選手、大ピンチ!!再びハエ選手にリードを許してしまいました!!」
ゾンビ娘「……!」モグモグ
ハエ「ウガゴジャアアアアアァァァアァァアァァァアァァ!!!!」バクバクバクバク
カチンコ「ハエ選手凄まじい気合だ!!雄叫びがこだまする!!」
カチンコ「しかし大丈夫なのでしょうか、先ほどあれだけ満腹に喘いでいたハエ選手、どこまで粘れるのか……」
ハエ「」ブクブクブク
カチンコ「おや?」
ハエ「」ブクブクブク
カチンコ「こ、これは……!どういうことでしょう、ありえません!!」
カチンコ「ハエ選手、なんと食べるたびに徐々に体が大きくなっている!いや、膨らんでいると言ったほうが正しいか!?」
カチンコ「まるで風船のように肥大化していっています!!」
ゾンビ娘「ええぇぇ……!?」
102 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 01:47:10.38 ID:NGFpbFTJ0
ハエ「俺が勝つんじゃアアァァアアァァアアッッッッ!!!!」バクバクバクバク
ハエ「」ブクブクブク
カチンコ「どうやら相当体に負担をかけているようです、まさに勝ちへの執念!!巨大化が止まらない!!」
カチンコ「これには少女選手、観客達も思わず目を見開いています!!」
ウェイトレス「怯んじゃダメ!食べ続けて!!」
ゾンビ娘「で、でもっ、私そろそろお腹いっぱい……」
カチンコ「なんとここで少女選手から満腹宣言!淡々と差が広がる中、これはもうハエ選手の勝ちが決定か!?」
ハエ「ダアアアアアァアアアァアァァァァアアアァッッッッ!!!」バクバクブクブク
ウェイトレス「このままじゃ負けちゃう!!」
ゾンビ娘「それでもわたしもう食べられないよ……!」
ウェイトレス「そんな……じゃあこのままアイツがリードしていくのを指をくわえて見てろってわけ!?」
カチンコ「さあ満身創痍!!なすすべなしか!?勝負はもう決定してしまったのか!?」
野次馬F「おいガキィ!!底力見せろォ!!」
野次馬G「お前の力はそんなもんじゃねえだろォ!!」
野次馬H「食って食って食いまくれェ!!」
カチンコ「観客から応援も飛びますが、少女選手、動ける気配がありません!!」
ゾンビ娘「うう……」
ウェイトレス「…………!」
ウェイトレス「ねえ聞いて!作戦があるわ!これなら勝てる!!」
ゾンビ娘「?」
103 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 01:54:50.78 ID:NGFpbFTJ0
ウェイトレス「今までやってきたことを思い出すのよ!!あなたにしかできない!!」
ゾンビ娘「な、なんのこと……?」
ウェイトレス「考えて!!うちの店の特徴はなに!?あなたはうちの立派なスタッフよ!!あなたにしかできないのよ!!」
ゾンビ娘「えっ!?ま、まさか……!!」
ウェイトレス「そのまさかよ!!今までを思い出して!!さあ!!」
ゾンビ娘「で、でも……」
ウェイトレス「このままじゃ負けるのよ!?あなた、ぐっちょぐちょにされるのよ!?それでもいいの!?」
ゾンビ娘「………!!」
カチンコ「制限時間残りわずか!終わりか!?本当に終わりか!?このままハエ選手が勝ってしまうのか〜〜〜ッ!?!?」
ハエ「ウッヘウヘエッヘヘヘウヘヘェェェェ!!!俺の勝ちだァァァァァァァッッ!!!」バクバクブクブク
ゾンビ娘「……」
ゾンビ娘「」モグ
ゾンビ娘「」モグモグ
ゾンビ娘「」モグモグモグモグモグモグモグモグ
ハエ「………!? 馬鹿なッ!?」
カチンコ「ご覧下さい少女選手、まさかの劇的なスピードアップ!!まさかまだ力が残っていたというのか!?!?」
ハエ「そんなはずはッ……!!奴はもう腹一杯のはず、何故……!!!」
ブリッ…
ハエ「……!!! なっ……!!!」
ブリブリブリブリブリィィィ!!!
会場全体「ナアァニイイィィィィィィィィッッッッ!?!?!?」
104 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 02:02:13.77 ID:NGFpbFTJ0
カチンコ「こっ、これは脱糞だ!!紛れもなく脱糞だ!!少女選手、まさかの試合中に脱糞をはじめるという暴挙にでました!!!」
野次馬I「み、見ろよォ!!あいつ、食べながら出してやがるぜ!?!?」
野次馬J「どういうことだ!?!?そんなこと……!!!」
野次馬K「いや、どうやらその通りらしい!!食べながら出す!!!食ったホットドッグを即座に体外へ排出している!!」
野次馬L「なんてこった!!この脱糞戦術で、容量無限の底なし胃袋を手に入れたというわけかぁぁ!!!」
ワアアアアァァァァァ…………!!!!
ゾンビ娘「っ……っ……」モグモグモグモグモグモグ
ブリブリブリブリブリィィィッ!!!
カチンコ「驚異的なスピードアップだ!!ホットドッグが次々と食べられ、そして大便になって出てきている!!」
カチンコ「まるで全自動大便製造機のように食べ進めています!!!」
カチンコ「おっと!?少女選手、泣いている!!泣いています!!食べながら涙と糞を垂れ流しています!!!」
ブリブリブリブリブリブリブリブリィィィィィィッッッ!!!!
ゾンビ娘「っ……………っ…………」モグモグモグモグモグモグ
105 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 02:07:40.22 ID:NGFpbFTJ0
ハエ「バカガアアアアアァァァッッッ!!!認めん!!認めんぞおおおおおッッ!!!」
ハエ「この俺がこんな大便晒しに負けるなどォォォォォォッッッ!!!!」
ハエ「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァッッッッ!!!!」ブクブクブクブクブク
カチンコ「食べながら膨れ上がって巨大化していく昆虫!!食べながらこれでもかと糞を撒き散らす少女!!!」
カチンコ「カオスです!!これがカオスです!!!まさに混沌としています!!!凄まじい絵面だ!!!」
カチンコ「果たして勝負の行方はあああああああっっ!?!?」
ゾンビ娘「っ………………っ…………」
ブチブチブリリリリブチャブチブチチチブリリリブリィブリィィィィィ!!!!
ハエ「ガアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァッッッ!!!」
ブクブクブクブクブクブク
ハエ「っ!?!?」
106 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 02:11:04.74 ID:NGFpbFTJ0
ハエ「う…………が…………」
カチンコ「おっと!?ハエ選手、動きが止まって……」
ハエ「くっ……くいすぎた……が、だ、だめだ……あああ」
ミチミチミチ…
カチンコ「様子がおかしい!?こっ、これは……??」
ミチミチミチミチ……
ハエ「ぁ………は、れつ … するぅ……」
ミチッ!
ハエ「うぇzsxrdtcfyヴびのpじふgyfってrytyにうtアアああアあアあああアァアアアァァァァァァッッッッッッ!!!」
ッパアァァンッ!!!
野次馬達「うぎゃあああああああああぁぁぁぁっっ!?!?」
カチンコ「おおおおおっっとおお!!ハエ選手、食べ過ぎでまさかの内側から爆発四散!!!」
ベチャベチャベチャベチャ…… ポタッ… ポタッ…
ゾンビ娘「ヒッ……」
ピーッ!
カチンコ「ここでタイムアップッ!!」
107 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 02:14:29.26 ID:NGFpbFTJ0
ゾンビ娘「っ、あ、ぁ、ああああ、あっぁぁあ、っ、うんち、うんちとまんない、あああああ」ブリブリブリブリ
カチンコ「勝負が終了したのにもかかわらずうんこが止まっていません!!」
カチンコ「さあかなりの激戦模様となりましたこの試合、一方の選手はうんこストリーム、一方の選手は大爆発ときます」
カチンコ「果たして結果は!?」
カチンコ「集計がでました!!おおぉっと!!」
カチンコ「少女選手です!!勝ったのは少女選手です!!わずかホットドッグ三個の差でみごと勝利を掴み取りましたあああああ!!!」
ワアアアアアアアァァァァァッッッ!!!
野次馬M「なんてアツい試合だったんだ!!手に汗握っちまった!!」
野次馬N「お互いありえない戦法で、全く頭おかしいぜこいつら!!!最高だ!!!」
野次馬O「まさに名勝負だ!!!この戦いは歴史に残る!!俺感動しちゃったよ!!」
野次馬P「ガキィ!!!うんこのガキィ!!!よく頑張ったぜ!!!おめでとおおお!!!」
ワアアアアアアアァァァァァッッッ!!!
ゾンビ娘「は、はは……かっ、かった……ううぅ、うう、ああ、」ブリブリブリ
ウェイトレス「良かった……本当によかった……!!」
マスター「すごい試合でしたねえ……いやはや全く……」
カチンコ「勝った少女選手には賞金一千万と、セミ選手に一生店に出入りできなくさせる権利を……」
カチンコ「ってこの有様じゃどっちにしろ出入りは不可能ですネエ」
ハエの生首「」チーン
108 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 02:21:53.55 ID:NGFpbFTJ0
ハエ「負けた……俺は負けたのか……しかも、こんな状態に……」
ハエ「ああ……意識が、遠のいて来やがった……俺、死ぬのか……?こんな馬鹿げたことで……」
ゾンビ娘「お、おい、こら、おまえぇ」ブリブリ
ハエ「なんだ……」
ゾンビ娘「お、おこって、おこってるんだぞわたしは、うっ、うう、あ」ブリブリ
ハエ「うんこ止めろよ……」
ゾンビ娘「わたしのおなかに、たまごうんで、へいきなかお、う、して、」ブリッ
ハエ「卵……?なんのことだ……」
ゾンビ娘「わすれっ!わすれたとはいわさらい、わたし、けんきゅうじょ、で、おかされて……」ブリィ
ハエ「研究所……犯された……?」
ハエ「ま、まさか……あんときのガキか、お前……!」
ゾンビ娘「おもい、だしたかあ」ブリッ
ゾンビ娘「たいへんなんだぞ、みんなのたまご、なんとかしなくちゃいけなくて、さがしてたんだぞ、こらぁ」ブリブリ
109 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 02:27:55.21 ID:NGFpbFTJ0
ハエ「ハハッ、そうかよ……まんまと復讐されたわけか、全く馬鹿げてる……」
ゾンビ娘「ほかのやつら、どこだ」ブリ
ハエ「強盗団は今それぞれ別行動だ……休暇に入ったんでね、みんな思い思いの場所に行っているはずだ……」
ゾンビ娘「きゅうかって、そんなのあるの」ブリッ
ハエ「ああ……俺が行き先を知ってるのはメンバーのセミだけだ、ボスとゴキブリは知らない……」
ハエ「教えてやってもいいぜ?どうせ死んでいく俺には関係のないことだ……よく聞けよ」
ゾンビ娘「うん」ブリブリ
ハエ「糞止めろよ……いいか、ここから東にいくと街があるんだ……別段特徴のない平凡な町だが……」
ハエ「セミの野郎は……その場所に用事があるような感じだった……よくは知らんが……」
ハエ「俺が言えるのは……それだけだ……」
ハエ「あ……ちくしょ、なにも見えなくなって……」
ハエ「ぐ……ふ……」
ハエ「」
110 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 02:32:40.33 ID:NGFpbFTJ0
ゾンビ娘「んっ……んん」
ゾンビ娘「や、やっと止まった」
ゾンビ娘「……博士に伝えよう」
プルルルルルル…… プルルルルル……
博士『ハエを倒した?本当かい!?随分と早いじゃないか』
ゾンビ娘「なりゆきだけどね」
博士『死骸のほうは私が独自に回収しておくから心配はいらない。薬の開発は少し時間がかかるから待っていてくれ』
博士『お疲れ様。今日はゆっくり休みたまえ』
ゾンビ娘「うん、そうする」
カチンコ「ふーぅっ!ベリーぃグッド!つい実況に熱くなっちまっタゼ!!」
カチンコ「それにしても超ド級の衝撃映像が撮れた!これはとびっきりだァ!!」
カチンコ「これは歴史的高視聴率を叩き出すに違いねえっすワ!!早速帰って編集だ!!」
カチンコ「ミラクル映像追い求めェ〜♪ 世界どこでも現れるゥ〜♪」
カチンコ「あ〜♪ その名もカチンコキング〜 誰が呼んだか、カチンコ〜キングゥゥ〜〜ッ♪」フラフラ
カチンコ「」ピューッ
ゾンビ娘「あ、あの人結局なんだったの……?」
111 :
◆mzArDdUy/2
:2016/11/05(土) 02:38:30.67 ID:NGFpbFTJ0
しばらくして
マスター「時間ですね。今日は閉店です。お二人共お疲れ様でした」
マスター「特に……」
ゾンビ娘「はいっ」
マスター「今日が最終日でしたねえ」
ウェイトレス「そうね……ありがとう、今まで。短かったけど、すごく、楽しかったわ」ギュ
ゾンビ娘「うんっ、こちらこそ」
ウェイトレス「遠くに行っても、時々でいいから、このお店のこと思い出してね。お願いよ」
ゾンビ娘「ありがと、わたしも、なんだかんだ言いながら楽しかったかも。えへへ」
マスター「寂しくなりますねえ……是非もう少しでもいてほしかったのですが……」
ゾンビ娘「え、ええ。だけど、この前の一件で賞金もでたし、もうお金に困ることはないので」
ゾンビ娘「それに、本来の目的を忘れるわけにいかなくって。旅の途中ですから」
112 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 02:42:47.06 ID:NGFpbFTJ0
ガチャ
ゾンビ娘「あれ、お店閉めたのに、お客さん……?」
客A「聞いたよ!今日が最終日なんだって!?」
客B「それならそうと言ってくれよ!寂しくなってしまうじゃないか!」
客C「そのことを聞いて駆けつけたよ!それもみんなで!!」
客D「最後にここにいる全員で、見送りをさせてくれたまえ!なあみんな!!」
客E〜I「そうともさ!!」
ゾンビ娘「み、みんなぁ……」ウルッ
マスター「良かったですねえ……見てください、みんなあなたのこと、大好きなんですよ」
ウェイトレス「そうよ。あなたがここに来てくれた時から、みんな楽しかった」
客A「君のパフォーマンスの素晴らしさをみなで語り合ったさ」
客B「君の聖水の味わいを忘れた事は片時もないよ」
客C「いなくなってしまうなんて残念で仕方がないが、最後にみんな言いに来たのさ!ありがとう、ってな!」
マスター「私からも、お礼を言わせてもらいますよ」
マスター「今まで、本当に、ありがとうございました」
ゾンビ娘「うう、ぐすっ……はいっ!」
113 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 02:49:47.76 ID:NGFpbFTJ0
ゾンビ娘「それじゃ……行きます。ありがとう、ございました……!!」
ウェイトレス「ありがとう!頑張ってね!!」
客D「心から幸運を祈ってるよ!」
客E「シーユーアゲイン!またいつか!!」
ゾンビ娘「えへへ……ありがと」
マスター「辛くなったら戻ってきてくださっても構いませんよ?」
ウェイトレス「そうそう。そしたら上級のお客さん相手のメニューもこなせるように私が育ててあげるから」
客F「君の黄金水を樽で購入するよ」
客G「僕なんか君の大便風呂にだって入れるぞ」
客H「いつでも戻ってきてくれよ」
客I「戻ってこいよ!!!!」
ゾンビ娘「それは絶対に嫌!!!!!!」
114 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/05(土) 02:50:47.20 ID:NGFpbFTJ0
スカ要素は多分今回で終わりです
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/11/05(土) 11:53:03.02 ID:aXcQ4RjsO
この店のマスター結局クズやないか結局ウエイトレスが絡まれてもしらん存ぜぬで助けるんと違うんか
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/11/06(日) 17:56:34.18 ID:455ZctSd0
乙
117 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/08(火) 23:28:42.00 ID:UqXhDftJ0
道中
ゾンビ娘「ふうー……結構歩いたなあ」
ゾンビ娘「セミがいるっていう街、まだ着かないのかな」
ゾンビ娘「アイツは東に行けばいいって言ってたけど……」トコトコ
カァー カァー カァー
ゾンビ娘「?」
カラス「カァー カァー カァー」
ゾンビ娘「あれ?カラスがこっちにくる……」
カラス「カァーッ!」
ポトッ
ゾンビ娘「ひゃっ!?何!?フン!?」
ゾンビ娘「あれ、違う……なにこれ?小さい……カプセル……?」
ゾンビ娘「あ、まさか……」
118 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/08(火) 23:34:27.74 ID:UqXhDftJ0
博士『もう届いたか。やはり私のマックロカラスクン一号は仕事が早いね』
ゾンビ娘「前から思ってたけど博士のネーミングセンス……」
ゾンビ娘「それよりこれは、例の薬?」
博士『そのとおり。君が倒したハエの死骸の成分から作った卵撃退カプセル。飲めばひとたび頑固な卵もノックアウト』
博士『どうだい。約束通りだろう?』
ゾンビ娘「す、すごい博士!見直したよ!!」
博士『これで一つ目の卵はオッケーだね。私の天才っぷりに感謝したまえ』
ゾンビ娘「うんっ、それじゃあいただきます」
ゾンビ娘「んく」ゴックン
ゾンビ娘「……これでいいの?」
博士『ああ。わかりづらいかもしれないけど効果は確実だよ。だから安心してくれていい』
博士『さ、残り三つだ。旅を続けてくれたまえ』
ゾンビ娘「う、うんっ、がんばるね」
119 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/08(火) 23:40:22.48 ID:UqXhDftJ0
しばらくして
ゾンビ娘「……」トコトコ
ゾンビ娘「………??」
ゾンビ娘(なんだろう……なにか……なにかがおかしい……)
ゾンビ娘(どこかに違和感がある……体の様子が少しおかしい……?)
ゾンビ娘(むずがゆいような、もどかしいような、不思議な感覚が……)
ゾンビ娘(まるで自分が自分でなくなってしまったような……)
ゾンビ娘「……」
ゾンビ娘(むずむず……むずむず……)
ゾンビ娘(なにこれ……どこから?どこからするのかな)
ゾンビ娘(……)
ゾンビ娘(……! お股、お股から?)
ゾンビ娘「……」
ゾンビ娘「」ノゾキ
ゾンビ娘「!?!?!?!??!?!?」
ゾンビ娘「な、な、なにこれなにこれなにこれなにこれええええぇぇ!?!?」
プルンッ
ゾンビ娘「お、おちんちんが生えてる!!!!」ドーン
120 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/08(火) 23:45:45.98 ID:UqXhDftJ0
ゾンビ娘「博士!博士!!博士ええ!!!」ピポパピ
博士『もしもし。どうしたんだいそんなに慌てて』
ゾンビ娘「おおお、お、おちんちんが生えてるんですけど!?」
博士『は?おちんち……男性器のことかい?』
ゾンビ娘「ほかになにがあるの!?」
博士『ああ副作用だよ。さっき薬を飲んだろう?』
ゾンビ娘「副作用って、だからといってこうはならないと思うんだけど!」
博士『実は薬に含んだ成分はかなり強烈な物だったんだ。したがってどう人体に影響を及ぶすかわからない』
博士『君の体に突然おちんちんが生えるようなこともあるかもしれないが、それでも卵を確実に殺すためには仕方なかったんだ』
ゾンビ娘「ええぇぇ……!?」
博士『ま、それも一時的な作用だよ。一日もすれば消えてなくなるだろう』
博士『別にあって困るようなモノでもないし、問題なく旅を続けてくれたまえ』
ゾンビ娘「困るけど!?」
121 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/08(火) 23:51:44.01 ID:UqXhDftJ0
ゾンビ娘「ううぅ、なにこれぇ、おかしいよぉ……正気じゃないよ……」
ゾンビ娘「いくら卵を処理するためだったとは言え、こんなの恥ずかしいし気持ち悪い……///」
ゾンビ娘「う、うわあ……男の人のココって、こんな風になってるんだ……な、なんか……なんか……///」
ゾンビ娘「って何考えてるの……いけないいけない、そうだよ、気にしなければいい話」
ゾンビ娘「博士が言うにはちょっと経てば元に戻るらしいし」
ゾンビ娘「気にしない気にしない」
ゾンビ娘「」トコトコ
ゾンビ娘「」ムズムズ
ゾンビ娘「や……やっぱ気になる……!」
ゾンビ娘「……あ」
ゾンビ娘「街が見えてきた……!」
ゾンビ娘「アイツが言ってたのってこの街かな……大丈夫だよね、嘘だったりしないかな」
ゾンビ娘「行ってみよう」トコトコ
122 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/08(火) 23:57:21.34 ID:UqXhDftJ0
とある街
ゾンビ娘「……おー」
ゾンビ娘「うん、見たとこ普通の街だなあ……特に変わったところは……」
ゾンビ娘「こんな場所に本当にセミいるのかな」
ゾンビ娘「……」
チンピラ「なーなーいいじゃねーかよーねぇーちゃぁーん」
巨乳「なんだお前は、よせっ、触るなっ!」
ゾンビ娘「!」
チンピラ「おぉう……ナイスバデーでねえか姉チャン、いぃい乳だぜ……」
巨乳「やめろ!!ぶっとばされたいのか!!」
チンピラ「げへへ、強気な女だなあ、そういうのも好きだぜ?さ、俺と一緒にちょっくら遊ぼうや」
巨乳「引っ張るな!クソ、離せこの変態男……!!」ズリズリ
チンピラ「げっへへ、まあまあまあ」
ゾンビ娘「……!」
ゾンビ娘(あの人、このままじゃ連れて行かれちゃう……)
123 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 00:02:39.07 ID:bGlnwMzW0
ゾンビ娘「まっ、待て!!」
チンピラ「あぁん?」クルッ
ゾンビ娘「その人にひどいことするつもりでしょ!そういうの、えっと、やめたほうがいいと思う、というか、やめたまえ!」
チンピラ「なんだぁこいつは。姉チャンの知り合いか?」
巨乳「……?」
チンピラ「なんだ知らねえのか。じゃあただの通りすがりか?おお?」
ゾンビ娘「そ、そうだ!通りすがりだ!とにかくその、離してあげて!」
チンピラ「チッ、うっせえなあ餓鬼が。ヒーローごっこかあ?ちょっっと遊びに誘っただけなのに邪魔してきやがって」
チンピラ「こちとらテメエにそんなこと言われる筋合いねえんだよ!!」
チンピラ「それともなにか?あんたちゃんがこの姉チャンのかわりに俺と遊んでくれるとでも言うのか?あ?」
ゾンビ娘「それでいい」
チンピラ「はっ?」
ゾンビ娘「その人にひどいことをするくらいだったらわたしにひどいことをしろ!!」
巨乳「……!?」
124 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 00:08:40.77 ID:bGlnwMzW0
チンピラ「言いやがったな、ムカつく餓鬼があ……」
巨乳「お前、何言ってるんだ!正気か!なんのつもりか知らないが、私の身代わりなるなど、そんな……」
チンピラ「おらぁっ!!」
ゴスッ
ゾンビ娘「っ…… … !!」
巨乳「ああ……!!」
チンピラ「げっへへ、テメエが自分で言ったことだ、責任持ってもらおう」
チンピラ「お望み通りひどいことをしてやるぜ!おっらぁ!!」
ドスゥ
ゾンビ娘「うげっ…… !!」
巨乳「……!!」
チンピラ「ハッ、雑魚が。マヌケな面晒しやがって。どうだ?もっとやってほしいか?お?」
ゾンビ娘「……」
チンピラ「……?」
スー…
チンピラ「!?」
巨乳「!?」
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2016/11/09(水) 00:14:10.56 ID:bGlnwMzW0
チンピラ「バッ、馬鹿な、そんな、何故……今、傷が、一瞬で元通りに……」
ゾンビ娘「……」
チンピラ「ど……どういうことだ……」
ゾンビ娘「わたし、死なないから、えっと、不死身だから」
ゾンビ娘「そういうこと」
チンピラ「……」
チンピラ「……オッ……」
チンピラ「オバケ!!!」ガーン
ゾンビ娘「がおー!!」
チンピラ「わああぁあぁあ〜〜〜っっ!!オバケこわいいぃいぃぃ!!!」
チンピラ「おかあちゃああぁぁあぁ〜〜〜〜ん!!!」
ピューッ
ゾンビ娘「あ、あはは、なんか意外とチキンなやつだった」
巨乳「……!?」
ゾンビ娘「えっと、大丈夫?おせっかいだった?」
巨乳「あ、ああ、その、いや……ありがとう。助けてもらって……礼を言う」
ゾンビ娘「いえいえ」
126 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 00:20:42.77 ID:bGlnwMzW0
巨乳「それより今のは……」
ゾンビ娘「えっと。ワケありで。死んだりしないっていうか、ゾンビみたいな」
ゾンビ娘「あ、ガラスの破片が……ちょうどいい、これで」
ゾンビ娘「ほらこんなふうに」スッ
ゾンビ娘「っ……切って、血が出ても、見てて?」
スー…
ゾンビ娘「ほら」
巨乳「す……すごい……」
ゾンビ娘「えへへ、そう?」
巨乳「一体、どういう原理なんだ……」
ゾンビ娘「それはわたしもよくわかんない……なんでだろうね」
巨乳「……」
ゾンビ娘「じゃあ用事があるからこれで」
巨乳「ま、待ってくれ!!」
ゾンビ娘「?」
127 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 00:26:19.92 ID:bGlnwMzW0
巨乳「実は、あまり大きな声では言えないんだが、私は政府警察の特殊捜査員だ!こんなナリをしているが、これは潜入のためで……」
ゾンビ娘「す、すごい大きい声で言ってるけど」
巨乳「ああ……すまない、政府警察と言っても元、なんだ。事情があって今はもう辞めてしまった」
ゾンビ娘「ほんとに?チンピラ一人もロクに相手できない特殊捜査員って……」
巨乳「う、うっさい!!今のはその、たまたま調子が悪かっただけで、武器もないし!武器さえあればあんなやつ……!!」
ゾンビ娘「はあ……」
巨乳「とにかく君を見込んで頼みがあるんだ。聞いてくれるか?」
ゾンビ娘「まあ……いいけど……」
巨乳「ありがとう。早速だがここからは極秘の重大事項となる。つまり他の人間に漏らしたりするのは困る。わかったか?」
ゾンビ娘「う……うん……」
ゾンビ娘(その重大事項を、初対面のわたしに、しかもこんな外で話しちゃっていいのかな……)
巨乳「実は今この街は狙われているんだ……!!」
ゾンビ娘「え?」
128 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 00:32:00.28 ID:bGlnwMzW0
巨乳「驚くのも無理はない。情報は極秘だからな。話は一般には出回っていないんだ。私しか知らない」
ゾンビ娘「どういうこと?」
巨乳「これを見てくれ。インターネット上のある裏掲示板サイトだ」
巨乳「本来は会員式でパスワードがないと入れないようになっているが、私の特殊工作により限定的な閲覧が可能になっている」
ゾンビ娘「これは……?」
巨乳「この掲示板は犯罪行為を目的とした反社会的組織が運営、利用している」
巨乳「彼らは掲示板上でリーダーと名乗る人物を筆頭に場所を決めて集まり、下劣な犯罪を繰り返している許しがたい連中だ」
巨乳「実際に奴らに関係した被害届がいくつか提出されている」
ゾンビ娘「その人たちはどんな悪いことをしてるの?」
巨乳「普段の活動は落書き、置石、ゴミのポイ捨てなどだ」
ゾンビ娘「軽くない!?」
巨乳「焦るな。話はここからだ」
巨乳「奴らははじめこそごく小規模なグループで活動していたものの、その人数をじわじわと増やしていき、
今となってはとても無視できないほどの勢力に膨れ上がっている」
巨乳「と、私は判断した」
ゾンビ娘「はあ」
129 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 00:37:45.45 ID:bGlnwMzW0
巨乳「そしてこれだ。リーダーによって立てられたスレッドで、利用者内で大いに盛り上がりを見せている」
ゾンビ娘「某日にて……街に集結……一般市民を大量殺戮……??」
巨乳「そう。このスレッドは今私達のいるこの街に集まり、設定した日時にて全市民を無差別に殺害するという旨のものだった」
巨乳「書き込まれてからグループ内で着々と計画が進行している様がこのスレッドからわかるだろう」
巨乳「さっきのチンピラも恐らく一員だろう。一気に入っては怪しまれるから少しずつこの街に集まってきているんだな」
巨乳「早く手をうたないとなんの罪もない善良な市民達が理不尽な被害にあってしまう」
ゾンビ娘「それならもっと大騒ぎになっているはずじゃ」
巨乳「そうだな……話が変わってしまうがお前は政府警察についてどういうイメージを持っている」
ゾンビ娘「え……わたしは別に……あー、でも」
ゾンビ娘「あんまりちゃんとした仕事してくれないとか聞くよね……」
ゾンビ娘「機関は全て形だけで、ろくに治安も守ってくれない税金泥棒って」
巨乳「そう。内部にいた私だから詳しくわかる」
巨乳「あそこは不必要な理屈、凝り固まったエゴ、莫大な金に溺れて本当に必要な時に柔軟な対応ができない腐った国家の犬だ!!」
ゾンビ娘「そ、そこまで言わなくても」
巨乳「いーや!私がこの掲示板を見せて、どれだけ街の危機を訴えてもだーれも耳をかさなかった!信じてくれなかったんだ!」
ゾンビ娘「そりゃあ……ねえ……」
130 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 00:44:04.72 ID:bGlnwMzW0
巨乳「私はそんな内部の有様に嫌気がさしてな。私は捜査員を辞めた」
巨乳「というわけで今では私単独でこの件について動いている。この街に潜入したというわけだ」
ゾンビ娘「その人たちが動き出す日っていつなの」
巨乳「明日だ」
ゾンビ娘「明日ッ!?」
巨乳「そうだ。だからこうやってわざわざ来たんじゃないか」
ゾンビ娘「ええぇ、それ、それって間に合うの!?今からどうこうできるの!?」
巨乳「それが問題なんだよ。私一人じゃ避難を促しても意味をなさないからな。もう奴らと直接戦う意外方法がない」
ゾンビ娘「戦うって……!?」
巨乳「それで今ちょうど一人だけじゃ戦力不足だと思っていたところだったんだ!」
巨乳「前置きが長くなってしまったな、君への頼みというのは……」
ゾンビ娘「まさか……」
巨乳「そう、私に協力してほしい。明日被害を最小限にとどめるために荒くれ者は片っ端からなぎ倒す」
巨乳「お前は不死身なんだろ?
不死身の戦士がこちら側にいるとなれば街に集まった連中全員を倒すことだって夢じゃないかもしれない!」
ゾンビ娘「そっ、そんな!飛躍しすぎだよ!」
巨乳「そんなことない!お前に来てもらえば百人力だ!頼む!私と一緒に来てくれ!」
ゾンビ娘「ええぇ……!?」
131 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 00:50:37.24 ID:bGlnwMzW0
ゾンビ娘「急にそんなこと言われても……!わたし、犯罪するような人達相手に戦ったりできないよ!」
巨乳「結局死なないんだからいいじゃないか!不死身という存在自体が奴らにプレッシャーを与えることにもなりえる」
ゾンビ娘「ていうか、そもそもどうやって戦うの?あなた、さっき武器がないって言ってたけど」
巨乳「あ、ああ……それも一つ問題なんだ……武器がなければ戦えない……」
ゾンビ娘「まさか丸腰で来たっていうの!?」
巨乳「違う!事情があるんだ!もちろん私も戦いに備えてあらかじめ銃器等用意していた!」
巨乳「ただ……それがな、その……えっと……」
巨乳「………」
ゾンビ娘「?」
巨乳「……ぬ、盗まれて……」
ゾンビ娘「えっ」
巨乳「置き引き、されたんだ……あれは完全に油断していた……ここを訪れてすぐのことだ、気がついたらなくなっていた……」
ゾンビ娘「えええ、どうなのそれって!?大事なものでしかも危険な武器なのに、厳重に管理しておくべきなんじゃないの!?」
巨乳「これも間違いなくあいつらの仕業だ!汚らしい組織共、私は絶対に許さん!!」
ゾンビ娘「そ、そういう問題じゃ……」
ゾンビ娘(ひょっとして自分から辞めたんじゃなくて、この人が無能だから外されただけなんじゃ……)
132 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 00:57:45.44 ID:bGlnwMzW0
巨乳「しかしもうこうなってしまっては仕方がない、今から流暢に武器を取りに戻ることもできない!」
巨乳「丸腰でも戦うんだ!」
ゾンビ娘「無謀すぎるよ!考え直したほうがいいんじゃ」
巨乳「く……しかし……」
ゾンビ娘「……」
巨乳「……」
ゾンビ娘「……しょうがないなあ……」
巨乳「? なにかあてがあるのか」
ゾンビ娘「わたしの知り合いにね?変な研究所で変な発明ばっかしてる変な博士がいるんだけど、その人にあたってみる」
巨乳「変な、って三回言ったけど、大丈夫なのか」
ゾンビ娘「よくわかんない変な人だし……変な化学武器のひとつやふたつ持ってるかも。連絡してみるね」
巨乳「そんなに変なのか」
133 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 01:02:08.66 ID:bGlnwMzW0
ゾンビ娘「もしもし変な博士」
博士『誰が変な博士だ。どうしたんだい?』
ゾンビ娘「また成り行きでおかしなことに巻き込まれちゃって」
博士『まあそんなことだろうと思っていたよ。今回はどんな件だい?」
ゾンビ娘「かくかくしかじか」
博士『うーんなんだかトンデモな話だね。本当にその人が言っていることは信用できるのかい?』
ゾンビ娘「わかんないけど……でもとりあえず困ってるみたいだから」
博士『お人好しだねえ君も。まあわかったよ、武器が欲しくて私に頼ったというわけだね』
ゾンビ娘「なんとかできそう?」
博士『ああ、そんなこともあろうかと今ちょうど画期的な銃の開発が終わったところさ。二丁あればいいんだね?』
博士『すぐにカラスクン一号が届けに行くから期待して待っていてくれたまえ』
ゾンビ娘「画期的な銃、って……なんか不安なんだけど」
134 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 01:06:32.31 ID:bGlnwMzW0
巨乳「どうだ」
ゾンビ娘「銃を二丁用意してくれるって」
巨乳「助かる!ありがとう!お前に出会えて本当に良かった!」
ゾンビ娘「ただ……その銃が博士の発明品らしくて……どうなんだろ……」
巨乳「構わないぞ、なんだって丸腰よりかマシだろう」
ゾンビ娘「そうだといいんだけど」
巨乳「よし早速行動に移ろう。明日について色々と話があるからな、まずは場所を変えよう」
巨乳「近くにホテルをかりているからそこに」
ゾンビ娘「う、うん……」
巨乳「こっちだ」スタスタ
ゾンビ娘「……」トコトコ
巨乳「」ボインボイン
ゾンビ娘「………」チラ
巨乳「」ユサユサユサ
ゾンビ娘「…………」
135 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 01:09:52.93 ID:bGlnwMzW0
巨乳「……どうした、なにかあったか」
ゾンビ娘「おっぱいおっきいね……」
巨乳「ん、ああ……別に好きでこうなったわけじゃないんだがな」
ゾンビ娘「ふーん……」
巨乳「重くて肩はこるし、動く時非常にうっとうしい。正直邪魔なだけだ。いっそのこと切除しようかとも考えている」
ゾンビ娘「え、そこまでしなくても」
巨乳「いや、一般の女ならいいセックスアピールになるのかも知れないが、私は違う」
巨乳「常に市民の安全の為に動かなければならないからだ。うつつを抜かしている暇などない」
巨乳「本来子に母乳を与えるものだと考えても、私は子なんてつくらないし」
巨乳「こんなもの、なんの役にも立たない」
ゾンビ娘「はあ……」
巨乳「思えばこの体のせいで色々と不憫な目にあってきた……」
巨乳「さっきみたいにチンピラによく絡まれるし、内部にいたときはよく頭の禿げた上司にセクハラされたものだ……」
ゾンビ娘「……」
巨乳「あ、ついたぞ。ここだ」
136 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 01:15:28.22 ID:bGlnwMzW0
しばらくして
巨乳「〜というわけだ、わかったか?」
ゾンビ娘「いや全然わかんない」
巨乳「なんでだ!さっきから何度も説明してるんだろう!一体どこが解せないというんだ!」
ゾンビ娘「どうも犯罪者達を目に付く限り撃ち殺すって言う風に聞こえるんだけど……」
巨乳「なんだわかってるんじゃないか。何度も言わせないでくれ」
ゾンビ娘「どっちが犯罪者なの!?」
巨乳「わかってくれ、もうこうするしか方法がないんだ!」
巨乳「時間がない、流暢に回りくどい捜査を繰り返す政府警察のようなやり方じゃなにもかも間に合わない!」
巨乳「このままじゃ善良な市民が死んでしまうんだぞ!同じ死なら悪人の死のほうがよっぽど……」
カァー カァー
ゾンビ娘「あ……」
巨乳「な、なんだ、窓にカラスが……不吉だな、あっちいけ、しっしっ」
ゾンビ娘「ちょっと待って、そのカラス……」
巨乳「うわっ!?銃を持ってる!?」
137 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 01:21:47.16 ID:bGlnwMzW0
巨乳「もしかしてこれがその、変な博士とか言う人からの……」
ゾンビ娘「じ、実銃を裸で持ってくるとは……」
カラス「カァー」バサバサ
巨乳「これが博士の発明品なのか?」
ゾンビ娘「わかんない……わたしこういうのあんまり詳しくないから……」
巨乳「ふむ……見たところ普通の……」
巨乳「ん、待てよ、弾がないじゃないか。困ったな、つけわすれたのか?」
巨乳「それにマガジンが特異な形をしている……どうやって使うんだ」
ゾンビ娘「あ、よくみたら紙が……説明が書いてある」
巨乳「どれだ、読んでみろ」
ゾンビ娘「えっと、これが天才博士の画期的発明、名をスパーム・ライフル……」
ゾンビ娘「通常のように弾をこめることはせず、マガジンに精液をため、抽出しエネルギー弾として射撃する……」
ゾンビ娘「えっ」
巨乳「は?精液?」
138 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 01:27:05.56 ID:bGlnwMzW0
ゾンビ娘「ちょっと博士これどういうこと!?」
博士『届いたかい?副作用で現れた君の男性器をなにか有効利用できないかと考えた結果だよ』
ゾンビ娘「どうしてこうなった!?」
博士『解説しよう!スパームライフルはこれまでの銃と違って弾を必要としない、画期的な仕様となっている!』
博士『こめるのは弾ではなく、君の精子だ!射精によってマガジンに精液をため、抽出する!』
博士『抽出したエネルギーは強い殺傷力をもった弾丸へと変換され、射撃するというわけさ』
ゾンビ娘「解説聞いてもよくわからない!!」
博士『かすっただけでも致命傷を負わせるほどの力を持ち、それでいて煩わしい装填からの解放を実現した斬新な……』
ゾンビ娘「いちいち射精するほうが煩わしいと思うけど!?」
博士『ははは。実のところほぼ思いつきで作ったから実用性はまだ立証してないんだ』
博士『でもうちに戦闘用の武器なんてそれしかなかったからね。まあないよりマシだろう』
博士『仕組みは奇怪だがすぐに扱えるはずだ。頑張ってくれたまえ。じゃ』ブチッ
ゾンビ娘「あっ!ちょっと……」
ゾンビ娘「……」
巨乳「な、なんて?」
139 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 01:33:23.46 ID:bGlnwMzW0
巨乳「そんなふざけた武器で私達は戦うのか……」
ゾンビ娘「うう、でもないよりマシだろうって……」
巨乳「まあそう言われればそうだが……どうするんだ?」
ゾンビ娘「え?」
巨乳「装填するのは精液なんだろ?私達は二人共女性じゃないか」
ゾンビ娘「あ、その、えっと……」
巨乳「困ったな……銃があっても弾が撃てないんじゃ意味がない……」
ゾンビ娘「あっと……そのことに関しては問題ないというか……」
巨乳「なぜだ?」
ゾンビ娘「……」
巨乳「……?」
ゾンビ娘「……」
ゾンビ娘「」チラ
巨乳「っ!?!?」
巨乳「あ、あれ!?そんな、お前男性だったのか!?ここ、これは失礼した。私はてっきり……」
ゾンビ娘「いや女性です」
巨乳「ええっ!?だが、しかし……いまはっきりと……その、男性器が……」
ゾンビ娘「ちょっと訳あってこんな感じになっちゃって……具体的に言うと薬の副作用っていうか、まあ色々あって……」
巨乳「え、ええ……どんな副作用でもそうはならないだろ……」
ゾンビ娘「そうだよね、わたしもそう思う……」
140 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 01:39:38.70 ID:bGlnwMzW0
巨乳「全く不死能力といい、その男性器といい……どうなってるんだお前の体は」
ゾンビ娘(あとお腹の中に蟲の卵があったりするしね……)
巨乳「つ、つまりその男性器で射精も可能というわけだな」
ゾンビ娘「そういうことになるね……」
巨乳「ところで武器の試し撃ちがしたいんだが」
ゾンビ娘「えええ、つまり……」
巨乳「よろしく頼む」
ゾンビ娘「うへえ……どうすれば……」
巨乳「その男性器が一般の物と同じなら、勃起させたのち刺激を繰り返せば射精まで至ると思うぞ」
ゾンビ娘「やっぱりそうかあ……」
巨乳「あと自らに性的興奮を促すような妄想や外部からの視覚情報があればさらに捗るかもな」
ゾンビ娘「そんなこと言われたって……」
巨乳「まあとりあえずやってみるんだ」
ゾンビ娘「……うん……」
巨乳「……」
ゾンビ娘「……」
巨乳「……」
ゾンビ娘「見ないでよ!!!!」
巨乳「あっ、すまん、私は部屋を出ていよう。終わったら教えてくれ」ガチャバタン
141 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 01:46:09.82 ID:bGlnwMzW0
ゾンビ娘「………」ヌギ
プルンッ
ゾンビ娘(……どうすればいいんだろう)
ゾンビ娘(よくわかんないけど……手で、こうやって……触ればいいのかな?)
スリスリ
ゾンビ娘(……だめだ、勃たない……)
ゾンビ娘(……もっと激しく)
スリスリスリスリ
ゾンビ娘「ん……っ」
ムク…
ゾンビ娘(あ、ちょっとかたくなってきた……こんな感じでいいのかな)
ゾンビ娘(あと……ちょっと変な感じ)
スリスリスリスリ
ゾンビ娘「ん……んん……」
ゾンビ娘(な、なんか、ちょっと、ぴりぴりって。ぞくぞくってする)
ムクムクムク
ゾンビ娘(わ、勃った……)
ビンッ
ゾンビ娘「……」
ヘナヘナ…
ゾンビ娘(あ、ああ、戻っちゃう、だめ戻っちゃ)
スリスリスリスリ
ムクムクムク
ゾンビ娘「っ……は……」
142 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 01:51:41.34 ID:bGlnwMzW0
ビンビン
ゾンビ娘(わあ……か、完全に勃ってる……すごい……)
ゾンビ娘(ピクピクしてる……うわあ……)チョンチョン
ゾンビ娘「っ……」
ゾンビ娘(敏感になってるのかな……)
スリスリスリスリ
ゾンビ娘(ちゃんと射精までイけるかな……)
スリスリスリスリ
ゾンビ娘「ん、ん……んっ」
ゾンビ娘(なんか、すごい、伝わってくる、おちんちんから、背中に)
ゾンビ娘(あたまが、ふわふわしてくる……)
スリスリスリスリ
ゾンビ娘「ん……あっ、あぁ……は……んん……///」
ゾンビ娘(こんなかんじかな、ああ……なんか変な気分になってきちゃう……///)
ゾンビ娘(もやもやして、ぐにゅぐにゅして、切ないよお……///)
ゾンビ娘(もっと、もっとつよく……そうすれば)
ゾンビ娘(触るんじゃなくて、ちゃんと握って、棒をしごく感じで……)
シコシコシコシコ
ゾンビ娘「ああっ! …… あ、あぁ、ん、ん、 …… はあっ………////」ハアハア
ゾンビ娘(これ、これすごい、ぴりぴり背中にいっぱい流れてくる、あたまがとろとろ……////)
ゾンビ娘(どんどんいけないきぶんになっちゃう、おちんちんもからだもぴくぴくするぅ……////)
143 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 01:58:08.24 ID:bGlnwMzW0
シコシコシコシコ
ゾンビ娘「ああ、んっ! んん、……は、 はあっ、はあっ、… あ、あ、あ/////」ピクピク
ゾンビ娘(すごい、おちんちんすごい……こんなに……こんなに……/////)
ゾンビ娘(おとこのこって、みんな、こういうこと、してるのかな)
ゾンビ娘(わたしも、おなじこと……してる……)
ゾンビ娘「んんっ!/////」ピクンッ
シコシコシコシコシコシコ
ゾンビ娘「あ、あ、 、 あ、 ん、 はあ、 はあっ…… ん、ああ、ぁ、 ぁあ……あっ!/////」ピクンピクン
ゾンビ娘(ああ、だめ、げんかい、すごいぴくぴくしてぞくぞくする、ふわふわする/////)
ゾンビ娘(あ、あ、なんかくる、でる、そうだ、まがじんにださなきゃ……あああ////)
ゾンビ娘「ん、ん、んん、… あ、 あっ!あっ!//////」ピクンピクンピクン
ドピュッ!
ゾンビ娘「んっ!////んんっ!!/////あ、 あっ、」
ドピュッ ドピュッ
ゾンビ娘「ああ、あああ、んっ……ふ… … にゃあ…////」
ドピュ… ピュ…
ゾンビ娘「んん…… あ…… はあ…… … はあ ……///」
ゾンビ娘「んっ ………///」
トクントクン…
ゾンビ娘「……///」
ゾンビ娘「で……でたあ……///」
ゾンビ娘「……」
ゾンビ娘「……はあー……」
ゾンビ娘(なんか……急に虚しい……)
ゾンビ娘「…………」
ゾンビ娘「そ、それよりこれでいいのかな」
144 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 02:04:38.07 ID:bGlnwMzW0
ゾンビ娘「お、終わりましたー……」ガチャ
巨乳「ん、終わったか。顔が赤いな、捗ったか?」
ゾンビ娘「う、うん、まあ……はいマガジン」
巨乳「よし、これで本当に弾がでるのか……早速試し撃ちだ」
ゾンビ娘「あれ、でもどこで試すの?」
巨乳「あ、そうかそうだな……この街に射撃場なんてないだろうし、どうするか……」
ゾンビ娘「……」
巨乳「……」
ゾンビ娘「……」
巨乳「……なあ、ちょっとお前に向かって」
ゾンビ娘「絶対嫌!!!!!」
巨乳「どうせ死なないんだからいいじゃないか!一発試すだけだ、我慢してくれ!」
ゾンビ娘「すぐ治るにしても痛みはともなうんですけど!?」
巨乳「よし、いくぞ」カチャ
ゾンビ娘「うわあぁ、ほんとに撃つのっ!?ねえちょっと!!」
145 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 02:10:02.25 ID:bGlnwMzW0
巨乳「3… 2… 1…」
ゾンビ娘「っ………!!」
ッパーンッ!!
ブシャアアアァアァアッッ!!!
ゾンビ娘「っ!?」
巨乳「!? うわああああぁぁ、体がはじけた!!」
ゾンビ娘生首「ふぇ……?え、そんな……」ゴトッ
パラパラパラパラ……
ペチャ… ペチャ…
ゾンビ娘生首「ひゃああああぁぁ!!わたしの体があああぁぁっっ!!!」ガーン
巨乳「ままま、ま、まさかこれほどの威力とは……全て木っ端微塵に……!!!」
巨乳「どど、どうすれば、流石にこれは治らないのでは……!?」
スー…
ゾンビ娘「治った」
巨乳「はっ!?いやいやおかしいだろ!!『スー…』の効果音一つでどうにかなるレベルじゃないだろ今の!!」
ゾンビ娘「ごめん……そこんとこあんまり細かくつっこまないで……」
146 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 02:15:53.12 ID:bGlnwMzW0
巨乳「ま、まあ治ったんならよかった、取り返しのつかないことをしてしまったと思った」
ゾンビ娘「もう撃たないでね……」
巨乳「軽率な行動で悪かった……反省する」
巨乳「それよりこの銃はすごいぞ!なんという破壊力だ!!人間の体があんなにもたやすく……」
ゾンビ娘「危険だなあ……」
巨乳「いいやこれは大きい戦力だ!不死身の戦士と最強の武器、もう怖いものなしだぞ!!」
巨乳「ありがとう、心から感謝する!!何もかもお前のおかげだ!ありがとう!!」アクシュ
ゾンビ娘「いやあ……その銃ほんとに明日使うんだね……」
巨乳「当然だ!さ、きたる時間に備えて今は休んでいよう。深夜になればここも戦場だ」
巨乳「体の調子を整え、武器をしっかりと手入れし、ベストコンディションにしておこう」
ゾンビ娘「……あのさ、わたしきづいたんだけど……」
巨乳「なんだ?」
ゾンビ娘「……銃ってもう一丁あったよね?」
巨乳「あ……」
ゾンビ娘「……」
巨乳「……」
巨乳「……よろしく頼む」
ゾンビ娘「ううぅぅ………」
147 :
◆mzArDdUy/2
[saga]:2016/11/09(水) 02:16:25.05 ID:bGlnwMzW0
今日はここまで
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2016/11/12(土) 18:23:43.39 ID:c0R/3KFX0
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