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302 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/18(金) 00:08:59.85 ID:MatoIzKao
背中を踏みつけられた、その時だった

木城「あ……」

木城が情けない声を上げた

江島「ん?」

異常に気付いたのは江島だった
木城の着る黒いスーツのレンズ状の部分から液体が漏れ出ていた

江島「これは……?」

江島が木城に聞いた

木城「スーツが――」

木城「スーツが…………壊れた……」

木城は這いまわり、にんにく星人から逃げようとする


首にケガをしたにんにく星人「ごぁぁぁぁぁぁぁあぁっ!」

↓1【コンマ下二桁判定:35以下で木城くん回避】
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/18(金) 00:11:00.73 ID:DGm1BOBTO
江島ww
304 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/18(金) 00:13:17.36 ID:MatoIzKao
↓1【コンマ下一桁判定:勺″乂─゙/″判定 言十算レよ裏τ″ゃ丶)ます】
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/18(金) 00:15:40.45 ID:DGm1BOBTO
a
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/18(金) 00:16:07.34 ID:pmVzFRFK0
さい
307 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/18(金) 00:32:46.77 ID:MatoIzKao
木城「あ――」

木城が手を江島の方に伸ばした時だった

めしゃり、と音がした

木城「ッッ〜〜〜〜ッ!?」

地面を這う木城の右手は星人に踏み砕かれた
次に左手、右足、左足

江島「へぇ……」

江島(スーツは壊れることもあるンだ……覚えておこ)

双海「そンな……イヤあああああ……ッ!!」

地面が赤く染まった。木城の意識はない
辛うじて息はある。それも風前の灯火、といったところか
星人たちは動かぬ木城を気の済むまで痛めつけた

江島「で、次は僕らの番ッて訳ね……」
308 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/18(金) 00:33:24.73 ID:MatoIzKao
急レニ中断ιます

ピンチ
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/18(金) 00:33:57.44 ID:iistTCbgo
ギリ生きてるか
……これ割と大ピンチじゃね?
310 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 15:44:15.19 ID:Sxdmhn74o
急レニ 女台まゑんτ″す
311 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 15:54:44.15 ID:Sxdmhn74o
双海は倒れる木城の目に絶望を感じ、発狂しかけていた
彼女は、今回二回目のミッションに参加

前回は木城と本田が助けてくれたこともあって難なく生き残ることができた
星人を一体、撃退できた程だった

そんな勇敢な彼が今、生死の境を彷徨っている

双海「いや……そンな……」

彼女の中には仲間意識と呼ばれるものが備わっていない

双海「いや……いやよ……そンな……」

双海「死にたくない……死にたくない……死にたく……ないッ!!」

この状況で彼女の頭の脳裏をよぎるのは自分の死ぬ姿だった

双海「うわァァァァッ!!」

双海は捕獲用の銃を構え、がむしゃらににんにく星人に向かって引き金を引きまくる

↓1【コンマ下二桁判定:60以下で命中】
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 15:55:30.28 ID:OJtqYP5W0
m
313 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 15:58:24.73 ID:Sxdmhn74o
首にケガをしたにんにく星人「!?」

↓1【コンマ下二桁判定:55以下で回避】
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 16:01:12.54 ID:OJtqYP5W0
d
315 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 16:14:58.91 ID:Sxdmhn74o
ワイヤーは星人に向かって真っすぐ進んでいった

それ故に、軌道は読みやすく
軽々と避けられてしまった

双海「そン……な……」


にんにく星人A「無駄なことです」

それを尻目に、もう一人のにんにく星人は木城の頭に足を掛け――

双海「ああッ――」

ぐしゃりと踏みつぶした


にんにく星人B「次はあなたです」

江島「……ッ」

星人らは、この場で全員を殺さぬ限り逃がしてはくれない
江島は目を瞑り、何かを考えていた

にんにく星人は、それを意に介さず拳を振り上げる

↓1【コンマ下二桁判定:45以下でバッファロービル回避】
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 16:15:46.86 ID:w6FeaViA0
生きろ
317 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 16:18:16.72 ID:Sxdmhn74o
江島「……」

↓1【コンマ下一桁判定:勺″乂─゙/″判定 言十算レよ裏τ″ゃ丶)ます】
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 16:25:25.08 ID:OJtqYP5W0
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 16:29:08.99 ID:UprBRKc2o
せっかく命中したのに回避判定までされるとはついてないな…
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 16:34:10.94 ID:c7o24tD6o
超速回避→直撃回避の二段階、完全に初見殺しだししゃーない
321 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 16:44:25.69 ID:Sxdmhn74o
江島「がッ……!」

江島は星人の拳をもろに受け、その衝撃で2m程吹き飛ばされた

江島「いてて……あぁ……なるほど……痛いな……痛い……これは」

江島はスーツに着いた砂を払い、立ち上がった
そこでふと、自分の身体に異変がない≠ニいう異変に気が付いた
体中に殴られた時、並の痛みはあるものの、骨はなどは折れていなかった

江島「あぁ……これだけダメージを肩代わりしてくれるんだ。便利だね、これ」

江島(しかし、これ以上は耐えられないかもね……木城クンみたいにスーツが壊れる可能性もある)

江島(う〜〜〜〜〜〜ん厄介だな)

江島(どうしよう)

江島は妙に呑気だった

江島はテスト≠行っていた
今、自分がこれらの装備を用いて何ができるのか、何ができないのか
木城が生きていた先ほどまでは彼の動きを見て学習していたのだが、実際自分に攻撃の目が向けられているので、そうもいかない

次は回避のテスト≠行う

江島(さっきも避けるつもりだッたんだけど……あいつら早いな。さッすが宇宙人)

江島(本気で避けるにはどうすれば……あー、クソ。思いつかないや)

江島(気の持ちようで何とかならないかなぁ)

続いて首にケガをした星人が飛びかかってくる

江島(えーと……避ける、避ける、避ける、避ける……ッ!)

↓1【コンマ下二桁判定:90以下でバッファロービル回避】
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 16:46:18.91 ID:9VEmL1D00
ほい
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 16:48:32.13 ID:w6FeaViA0
ピンポイントで当たっていくスタイル
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 16:50:20.75 ID:OJtqYP5W0
これは痛恨のミス
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 16:52:39.52 ID:9VEmL1D00
ごめん。ガチでROMする
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 16:53:58.97 ID:w6FeaViA0
ドンマイ
次頑張ろう
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 16:54:26.38 ID:OJtqYP5W0
運はどうしようもないさ
328 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 16:58:26.66 ID:Sxdmhn74o
江島(しまッた。タイミングがずれた!)

江島の思いが通じたのか、彼の身体は軽く浮き上がるように飛び上がった
しかし、遅かった

にんにく星人は飛び上がろうとした江島の足を掴み、地面に叩きつけようとする

江島「がッ――」

江島はアスファルトの地面に頭を打ち付けた

江島「あ……」

スーツから液が漏れている

江島「マジかぁ」


双海「ああああああああッ……!!」

敗北を悟った双海が叫びながら逃げていく

↓1【コンマ下二桁判定:50以下でメンヘラ逃亡成功】
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 16:58:50.17 ID:OJtqYP5W0
o
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 16:59:09.65 ID:w6FeaViA0
どうだ
331 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 17:06:05.58 ID:Sxdmhn74o
江島「あ」

遠く、見えなくなっていく双海を見て、江島は笑った
半狂乱で逃げ出す彼女を見て、いつか自分が趣味≠ナ狩った獲物を思い出していたのだ

江島「ふふ。まぁ、そうするよね」

江島「あー。でもさぁ。運命ッてスゴイと思わない? 星人サン」

江島「だッてさァ……回り回ッて今は僕が獲物なんだよ?」

立ち上がり、にんにく星人らの顔を見る
その表情は怒りに歪んでいた

江島「そういう顔、するんだ」


にんにく星人は目の前の獲物に向けて渾身の蹴りを放つ

↓1【コンマ下二桁判定:17以下でバッファロービル回避】
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 17:07:41.52 ID:c7o24tD6o
むーりぃ…
333 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 17:28:51.60 ID:Sxdmhn74o
こんな時だったが、江島は自分が注文していた調理器具がまだマンションに届いていないことを思い出した

江島「あ、やべ。アマゾ――」


ここには誰もいない

あるのは弾けた肉片、四肢と頭を砕かれたモノ、それと上半身下半身が分離したモノだけだった

*

本田「木城くん……大丈夫かな」

本田は首をひねった
数分ほど前、本田らの耳にも入って来た防犯ベルのような音

あれが星人が発した何かだとすれば、不安だ

田村「おい……音がどこで聞こえていたかは分からねぇがよ……助けに行ッた方がいいんじゃねェのか?」

かなえ「アタシもそう思う……最悪、死ぬかも、なんでしょ?」

本田「まぁね……でも、木城くんくらいのヤツが死ぬなンてないだろうから……」

本田「……」

↓1【コンマ下二桁判定:77以下で星人と遭遇】
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 17:30:39.98 ID:w6FeaViA0
そい
335 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 17:39:02.87 ID:Sxdmhn74o
そんな不安とは裏腹に星人は見つからなかった

本田「数が少なくなッているからね……いや、困ッたな」

かなえ「困ッたッて何も始まらないじゃん。どこにいるンだよォ……」

田村「むむ……」

↓1【この土易ι″居る言隹カゝと言舌をιてくだちい(複数ぇ巽才尺可)】

↓3【どωを言舌をすゑ?】
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 17:59:32.94 ID:w6FeaViA0
連投になるけど、20分近く誰も書かないし書くよ

かなえで
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 18:05:44.12 ID:c7o24tD6o
かなえが誰かと、だよね?本田に戦い方もっと詳しく聞きたい
338 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 18:23:09.82 ID:Sxdmhn74o
じゃぬそれでようごぎんすね

>>337で進めます
339 : ◆TDQAGPbTlDU. [saga]:2016/11/20(日) 18:35:14.87 ID:Sxdmhn74o
かなえ「てかさァ……オッサ……本田さん」

本田「何だい?」

かなえ「まだ星人……いるんでしょ?」

本田「あぁ、全滅させているなら、さッきいた部屋へ帰れるはずだからね」

かなえ「じゃあさ……戦い方、教えてくれない? 強そうだし」

本田「え……今、ここで?」

かなえ「そりゃアタシも――」

↓1【選択せよ】
1「一人でも戦えるようになりたいし」
2「自分の身は自分で守らないと」
3
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 18:37:24.60 ID:CqX2zUaTO
うーんこのどっち選んでも好感度下がりかねない感じ
2
341 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 18:48:39.09 ID:Sxdmhn74o
かなえ「自分の身は自分で守らないと……思ッたんだ……アタシ」

かなえ「あいつら……何か、怖い」

かなえ「でも……逃げられないし」

かなえ「人に頼ンの……嫌、なんだ」

かなえ「だから……教えてよ」


本田「……そうか……」

本田「分かッた。時間は少ないけど、大事なところだけ教える」

本田「これでも野球選手なンだ。後輩に指導とかしたことも……ないことはない」

本田「田村さんも来て……戦い方、というか確実に殺すためのやり方=c…教えます」


ポンちゃん(好感度26:「目の前で死なれるのは気分が悪いからね」)好感度上昇
342 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 19:00:47.62 ID:Sxdmhn74o
かなえと田村が本田から学んだことは三つ

『急所や弱点を探して殺すこと』

『無力化させてから殺すこと』

『敵に感情移入せず殺すこと』

本田はこれに「俺も完璧にできてるとは限らないけど」と付け加えた
お世辞にも良いアドバイスとは言えない。しかし、かなえは戦う上での心構えを学べた、気がした

*

突然ですがレベルが上が(ゝました

好まをステ─タスを一つ選択して > だちい

1上げてや(ゝます

↓1【どれがぃぃですか?】

1【レヽのち】
2【かしこさ】
3【めいちゆう】
4【つヨさ】
5【ぼうキ″ょ】
6【はや、ナ】
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 19:06:53.22 ID:qs2QxqaTo
3
344 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 19:18:35.02 ID:Sxdmhn74o
*

双海「ハァ……ハァ……ハァ……」

双海は本田らを探していた
頼るところといえば、彼しかいない

木城が殺され、恐らくもう一人の男も死んだだろう
3体に囲まれれば助からない

今はとにかく走るしかない
メイクが崩れるのも、失禁し、スーツの内側が蒸れるのも気にしていなかった
とにかく今は助けを呼ばなければ

↓1【コンマ下二桁判定:86以下で星人と遭遇】
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 19:32:41.63 ID:w6FeaViA0
ほい
346 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 19:37:48.34 ID:Sxdmhn74o
↓1【コンマ下一桁判定:レニωレニ>星人レまと″⊇ レニ レヽ ナニ?】
098:遠く
7654:ちょっと離れたところ
321:目の前
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 19:49:31.65 ID:qs2QxqaTo
h
348 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 20:07:55.17 ID:Sxdmhn74o
双海「あ――」

そこには、にんにく星人らが待ち構えていた
自分がここに来るのを知っていたかのように

双海はすかさず銃を抜き、星人らに向けた。その手は震えていた
逃げ場はもうないらしい
頭を砕かれた木城の姿が自分と重なる

勝てない

3対1。絶望と恐怖に苛まれながら、彼女は戦うことを決めた
生き残る為。理由はそれだけだった

にんにく星人はじわじわと距離を詰め、双海に襲い掛かろうとする

後ずさりしようと足を動かしたが、恐怖のあまり思うようにいかない

にんにく星人A「ぐおおおおッ!」

双海(死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない)

にんにく星人は両手を組み大きく振り上げ、拳を叩きつけた

↓1【コンマ下一桁判定:勺″乂─゙/″判定 言十算レよ裏τ″ゃ丶)ます】
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 20:09:06.99 ID:w6FeaViA0
ほい
350 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 20:17:35.09 ID:Sxdmhn74o
双海「ぐ……あああああッ……」

振り下ろされた拳は彼女の左肩を簡単に砕いた

しかし、それで良かった。これは彼女の目論見通りだった
彼女の右手には銃が握られていた

銃口はにんにく星人の腹にしっかりと付けられていた

↓1【コンマ下二桁判定:46以下で???】
351 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 20:19:37.16 ID:Sxdmhn74o
訂正56以下で???
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 20:19:37.24 ID:BQefTj0lo
353 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 20:31:37.59 ID:Sxdmhn74o
にんにく星人A「ッ!」

事態に気づいたにんにく星人はすかさず瞬間移動を行う
双海の背後に現れ、反撃を行うべく腕を乱暴に振り上げた

にんにく星人A「があああああああッ」

にんにく星人A「あッ――」

突然、身体の自由が利かなくなった
縛りあげられたような感覚。何故か

双海「ハァッ……ハァっ、ハァっ」

双海「……ッたく……動きがワンパターンなのよ……アンタたちさ……」

双海「自分が攻撃されそうになッた時、そいつの背後に瞬間移動して反撃する……見切ッた……自分の後ろに銃を向けなおせばいいだけ――」

にんにく星人A「?????????」

双海「見切ッたッて言ッてンのよォぉぉッ!!」

ワイヤーに雁字搦めにされたにんにく星人は転送≠ウれ、消えていく
双海は緊張感で涙を流しながら残った二体に向かって叫んだ

双海「来いよッ!! ぶッ殺す!! ぶッ殺してやるから!!」
354 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 20:44:09.73 ID:Sxdmhn74o
双海は見ていた

木城が殺されるまでの様子、更には江島のテスト≠
そこから割り出された計算、と言うほど小難しい物ではない。彼女は単純にそう気づいた≠セけ
追い込まれて発揮された火事場の馬鹿力のようなものだ

同朋が突然消えたことに混乱しながらも、星人らは攻撃を止めない
彼女の挑発に乗ったのかもしれない

にんにく星人B「ああああああッ!」

↓1【コンマ下二桁判定:70以下でメンヘラ回避】
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 20:44:38.04 ID:qs2QxqaTo
l
356 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 20:58:19.10 ID:Sxdmhn74o
双海「ッ!!」

1体の攻撃を軽くいなす
自分の身体がまるで別人になったかのように軽い
追い込まれたことによる精神の高揚が彼女にここまでさせているのか

首にケガをしたにんにく星人「ううううう……」

↓1【コンマ下二桁判定:20以下でにんにく星人が双海に瞬間移動が見切られたことに気づく】
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 20:58:39.61 ID:w6FeaViA0
そい
358 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 21:15:34.18 ID:Sxdmhn74o
にんにく星人B「……何をしましたか……? 何をした……?」

理解が追い付いていないらしい
星人らは苛立ち双海に問う。もちろん教えるつもりは無い

双海「う、う、うるせーッ。うるせェーーーーッ!!」

1体は倒せたが、次はどうか分からない。双海は手を震わせながら、引き金を引いた

当たる保証はないが、やらなければ死ぬ

双海「次はお前……ッ!」

↓1【コンマ下二桁判定:57以下で命中】
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 21:25:33.34 ID:qs2QxqaTo
かわせ
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 21:33:20.41 ID:c7o24tD6o
命中判定だから攻撃だ
あたってよかった
361 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 21:40:46.75 ID:Sxdmhn74o
双海が引き金を引くと、にんにく星人は消えた
ここまでは予測済みだ。一発目はわざと外す

次に、奴はどこへ行くのか

双海「次は――」

距離を離してくる
そう予想し、現在地より少し奥に向けてもう一度引き金を引いた

狙い通り。ワイヤーは真直ぐ飛んでいき、移動を完了した星人に絡みつく

双海「やッた!!」

すかさず下の引き金を引き、身動きの取れない星人を上≠ヨと送った

双海「あと……一人。あと……一人」

目の前にいるのは首にケガをしたにんにく星人ただ一人だけであった
これを倒せば終わる。そんな確信と共に、もう一度だけ双海は銃を構えた
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 21:42:12.68 ID:c7o24tD6o
勝ちたい…
363 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 22:04:49.65 ID:Sxdmhn74o
最後のにんにく星人は破れかぶれに双海に襲い掛かる

双海「来いッ……! 来いよぉ……!」

防御姿勢は敢えて取らない
最初に送った$ッ人と同じように引き付けて、撃つ。そのつもりだ

↓1【コンマ下一桁判定:勺″乂─゙/″判定 言十算レよ裏τ″ゃ丶)ます】
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 22:10:35.21 ID:adHojY0NO
勝つんだ!
365 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 22:26:59.38 ID:Sxdmhn74o
双海「一発耐えれば……ッ!」

スーツにかかる負荷は大きい。しかし、これで終わるなら――
みしりと双海の顔面に拳が突き刺さる
脳が揺れる感覚と共に撃つ¥備をした

どこに瞬間移動するか、それを予測し星人を捕える

双海(上手くいッてよ……お願い……ッ!)

コンマ数秒の判断が自分の生死を決める
双海は祈るように、にんにく星人を見た

↓1【コンマ下二桁判定:86以下で命中】
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 22:30:32.53 ID:Qs7a6R63O
そい
367 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 22:58:15.12 ID:Sxdmhn74o
首にケガをしたにんにく星人が最後の一体だったらしい
転送が終わると共にこちらの%]送も始まった
双海はその場にへたり込んで、戦いの終わりに心から安堵した

双海「やッと……帰れる……良かッた……良かッた……」

双海「あぁぁ……」

*

「おい! どーなッてンだよ!!」

叫んだのは本田だった

部屋に戻って来たかなえは部屋の広さにただただ驚いていた
部屋に戻って来れたのはたったの4人
そこに木城や彼に詰め寄ったサラリーマンはいない

かなえは部屋に戻って来ない木城はどうなったのかと尋ねた
本田は「星人に殺られた」と答えた

木城らは皆、星人に殺された、らしい
かなえは想像ができなかった

それは本田も同じのようだった
現に苛立ち、一緒にいたとされる双海に詰問しているのだから

居心地悪そうにかなえと田村は、部屋の中央にある黒い玉を見ながら、何か始まってくれることを願った


それぢわ、ちいてんをはじぬる


願いが通じた、そんなわけではないが黒玉に文字が表示された

かなえ「何……? 採点?」
368 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 23:04:12.05 ID:Sxdmhn74o
ポンちゃん 5てん
TOTAL 52てん あと48てんでおわり

メンヘラ 15てん
TOTAL 20てん あと80てんでおわり

ブアイソー 5てん
TOTAL 5てん あと95てんでおわり

ヤクザもどき 0てん
じゅうはずしすぎ
みかけだおしすぎ
369 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/20(日) 23:13:08.17 ID:Sxdmhn74o
急レニ中断ιます
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/21(月) 01:17:53.04 ID:w3mmJA1To
余裕はないし、点数はまだまだ当然足りないし……
バッファローとかたぎりくんあたり、生きてたら戦力になってくれそうだったし惜しいなぁ
強めの沸いたら詰まない?
371 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 11:27:26.40 ID:dG3scAwko
急レニ 女台まゑんτ″す
372 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 11:48:47.76 ID:dG3scAwko
黒玉から映し出された点数
戻って来ない人々
そして、自分たちがここへ連れてこられた理由

かなえには沢山の疑問があった

本田「木城くんはもうすぐ100点だッたンだ! でも……なんでッ!」

双海「わッ、わたしのせいじゃ……」

田村「おい……」

この不毛口論を止めたのは田村だった

田村「本田さんよォ……そこまでにしようや」

本田「なにッ」

田村「落ち着こうぜ……それに……」

田村「この戦いが終わったら……知ッてることを教える……そういう約束だッたろうよ」

本田「あ……ああ……」

本田は何かを噛みしめるように視線を下げた
そして、拳を固く握りしめ、かなえと田村を見る

本田「分かッた……教えよう」

本田「でも、俺が知ッてることだけだ……この『ガンツ』には……謎が多すぎて……俺でも分からないことがあるから……」
373 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 12:07:28.90 ID:dG3scAwko
本田は「信じられないような話だと思うけど」と前置きし、ポツリポツリと語りだした

本田「最初俺は、アンタたちが来た理由を『違う場所≠ナ違う理由≠ナ危ない目に合ッて』、ここ≠ヨ運ばれて来た、と言ッただろ……?」

本田「あれは厳密には違う」

本田「死んだンだ……ここに来た奴は……何かしらの理由で死んで……ここに転送されてきた」


かなえ「死んだ……? だッてアタシらは現にこうして――」

田村「生き返ッた……ッてことか?」


本田「それは……よく分からない。でも……ここに来る前。自分が死にかけてたッてのは……覚えてるだろ?」

本田「……この部屋には死んだはずの人間が転送≠ウれて来る」

本田「そして、こうして……あの星人≠ニかいう奴らと戦わされるンだ。強制的に……ね」


強制的。その言葉でかなえは思い出す。戦いを放棄して逃げた水無蓮花は、頭が破裂して死んでいた


本田「戦いが終わればこの部屋から出られる。もう帰ることができるはずだ」

本田「だけど、これで終わりじゃない」

本田「いつかは分からないけど……俺たちはまたこの部屋に集まることになる。それも強制的に」

本田「人はまた補充されるだろう」

本田「戦って、死んで、死んだ分は補充されて……」

本田「その繰り返しだ」


かなえ「!」
374 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 13:31:53.13 ID:dG3scAwko
かなえ「繰り返しッて……!」

かなえは、本田の言い様に放り出されたような心持ちになった
繰り返し。即ち、この戦いから抜け出せない。あるいは抜け出せたものはいないのか

それは田村も同じだった

田村「誰がそんなことを……それなら――」

おとなしく死んでいた方がマシだ――
そう言いかけて口を噤んだ

田村にも家族はいる
正確にはいた
稼ぎが悪い上、家にもなかなか帰って来られないのを理由に出ていかれてしまった妻と娘だ

黒玉がある部屋に来る前
つまり、強盗に襲われていた時の事
車を出せと脅され、頭に銃を突きつけられながら運転している最中
ずっと握りしめていたのは、その%人と自分が映った写真だった

死んでいた方がマシ

嘘だ

田村は今、愛する妻と愛する娘に無性に会いたい自分がいることに気づいた
そして、この異様な状況の中で、自分が生きていることに、生き返ったという事実に感謝の念さえ覚えていた

田村「いや、なんでもない。だが……だがよ……」

しかし不安はある

田村「希望≠ヘねェ……のか? 例えば……その繰り返し≠ゥら出る方法……とかよ……」
375 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 13:41:43.72 ID:dG3scAwko
本田「――ある」

かなえ「!」

田村「!」

かなえ「そ、それッて……?」


本田「さッき……点数が表示されただろ? 『ガンツ』に」

かなえ「ガンツ?」

本田「ああ……黒玉のことだ。あれは『ガンツ』ッて呼ばれている……らしい」


本田「――星人には……一体につき……点数が配分されている。内訳は分からないが」

本田「それで……合計100点を取れば……特典≠ェもらえるンだ」

かなえ「特典=c…?」

本田「ああ……」
376 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 13:57:20.02 ID:dG3scAwko
本田「一つ、この部屋で戦ッて来たこととか、この部屋に関すること全部……記憶を消されて戦いから解放される=v

かなえ「!」

田村「そうすれば、この戦いを止められるンだな!」

本田「まだあるよ」

田村「ッ」

本田「二つ、強い武器がもらえる=Bこれを選ぶのはよッぽどの変わり者か……戦うのが好きな奴だけだと思うケド」

本田「最後……死んだヤツを生き返らせる=v

田村「生き返らせるゥ!? そらどういう……」

本田「戦いの中で死んだとか……そういうヤツを再生することができる……そういうシステムだそうだ」
377 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 14:15:30.05 ID:dG3scAwko
本田「田村さん、約束通り説明したよ。これでいいかな」

田村「あ、ああ……」

本田「あ、もう一つ言い忘れていた」

本田「この部屋のことは絶対誰にも言っちゃいけない」

本田「部屋の中にある武器とかスーツとか……持って帰ってもいいけれど……人に見せるのはナシだ」

本田「破れば……水無さんみたいに頭が爆発して死ぬ」

本田「この戦いは100点でも取らない限り逃げられない……」


かなえ「……」

本田「他に何か聞きたいことはある?」

↓1
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 14:20:37.17 ID:y+df1NwOo
スーツや武器の詳しい使い方
379 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 15:00:35.61 ID:dG3scAwko
かなえ「武器……それと、あのスーツ≠フ使い方、教えて」

田村「確かに……あれの使い方が分からねぇと足手まといになッちまう。教えてくれ」

本田「そう……だッた。これに詳しいのは木城くんくらいだから上手く説明はできないけど――」



かなえ(思いのほか長かッた……)

かなえ(ええと、スーツ≠ヘ……全身を強化してくれる)

かなえ(小さい方の銃≠ニ大きい方の銃≠ヘ敵の身体を破裂させたりできる)

かなえ(アタシが使ッた捕獲用の銃≠ヘワイヤーで縛り付けた敵をどッかへ送れる)

かなえ(後……刀=H それとレーダー=c…?)

かなえ(ああもう! オッサンの説明下手すぎッ)

かなえ(アタシも……帰ろうかな……疲れたし――)

↓1
1普通に帰る
2誰かと話してから帰る(複数選択可)
3その他
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 15:02:56.55 ID:LUlSucLlo
2
双海と話してみたいな
あと本田にお礼
381 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 15:21:33.56 ID:dG3scAwko
かなえ「あッ……」

かなえは、部屋の隅でメイクを直している双海を見た
彼女にはあまり良い印象は持っていない
が、ここから付き合って行く以上、ずっと無視し続けるわけにもいかないだろう

そう思い、何となくではあるが声をかけてみることにした

↓1【どんな話をする?】
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 15:57:19.89 ID:8Pua2s/xo
お互い変なことに巻き込まれちゃったけど、
巻き込まれた以上仕方ないしこれから一緒に頑張ろう的な
383 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 16:09:37.06 ID:dG3scAwko
かなえ「あのォ」

双海「……何」

双海は機嫌が悪いようだった
それもそのはず、先ほどまで本田に木城のことについて詰問を受けていたからだ

かなえ「あの……大変なことに……巻き込まれちゃいましたね……お互い」

かなえは自分から話題を振るのが下手だった

双海「は? 何、急に」

かなえ「でも、こうなッた以上……これから一緒に――」

かなえ「頑張っていきましょうねッ!!」

双海「……」

↓1【コンマ下二桁判定(×0.7):メンヘラとの女子感度半リ定】
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 16:13:48.01 ID:J3pdgFv/0
あい
385 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 16:29:37.67 ID:dG3scAwko
双海「……」

かなえ「わッ、わッ、なんだッ、ちょッあンま見んなッ、おいッ」

双海は、かなえをジッと見つめた
慣れない視線にかなえは思わず顔を隠す

かなえ(うわ……キレーな顔してんな……)

が、その瞳にかなえは映っていないようだった

双海「じゃあ……わたし帰ります」

本田「ああ――」

双海は帰った

かなえ「あ、あれ? あれー」


メンヘラ(好感度01:「……」)
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 16:41:58.38 ID:LUlSucLlo
低すぎワロタ
387 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 17:12:09.67 ID:dG3scAwko
かなえ(フタミ……ッて人帰ッちゃッたし……他にすることと言えば……)

かなえ「あ!」


かなえ「本田さん」

本田「?」

かなえ「今日は……ありがとう、ございまッ、ござまいした! あ――」

不愛想で礼儀を知らないかなえであったが、そんな彼女であるが故に日々気を付けていることがあった
とりあえず、ありがとうと言ってみる
社会に入ってからというもの、知らぬ人に頭を下げる機会も増えた
しかし、それでは彼女自身が持たなかった
悩みぬいた末に思い付いたのが、間の持たない空気に遭遇した時とりあえず感謝やお礼をして場を収束させる方法であった
彼女からすれば気恥ずかしい行為なので、これをすると必ず彼女の顔は真っ赤になるのだった

本田「あ……ああ」

上手くいった、のか

かなえは部屋を後にした

ポンちゃん(好感度31:「へぇ、ありがとうとか言えるんだ」)
388 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 18:26:28.28 ID:dG3scAwko


午前二時過ぎ
かなえが自宅の玄関を開けると、母親が飛び出してきた

かなえの母は「何かあッたの?」とだけ聞き、「何も」とだけ答えるとそのまま黙って寝室へ戻っていった

かなえ「あ……」

母が口にしたのは二言だけ
だが、その表情は心配と、かなえが帰って来た安堵に溢れていたことをかなえは理解した
ここで彼女は、自分がどれだけ心配をかけていたかに気が付いた

かなえ「……」

自分は死んだはずの人間だった、らしい。まだ、信用はしていないが
それが本当だとして、その時母はどうなってしまうのだろう
かなえは考える

結論は出ない
申し訳ないという気持ちばかり前に立ち、「お母さん、ごめんなさい」と独り呟いた
389 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 18:39:08.67 ID:dG3scAwko
――朝

昨日あったことが嘘のよう
かなえは布団からもぞもぞと顔を出した。顔に朝日がかかり、眩しい

かなえ「7時……か」

出勤までまだ時間はある

かなえ「あと10分……」

↓1【自由行動:ガソシじ呼び出し食ろうまで自由じ生活してみましょう】
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 18:48:38.22 ID:LUlSucLlo
とりあえず普段通りに……二度寝?
391 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 19:35:37.78 ID:dG3scAwko
かなえ「二度寝……しよ」

普段通りの二度寝
もう一度起きる頃には厄介な眠気と寝不足からくる頭痛は消えているだろう
そう考え、かなえは目を瞑った



かなえ「あッ! ああッ!?」

時計は8時を指していた
始業時刻は8時30分から。どう考えても間に合わない

かなえ「お、お母さんッ! なんで起こしてくれないンだよォ!」

叫ぶが返事はない
かなえの母はとっくに仕事へ出かけてしまったのだ

かなえ「走って15分だから……着替えてメイクして髪なおして……」

かなえ「だああああああああ」

↓1【コンマ下二桁判定:60以下で間に合う】
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 19:36:54.11 ID:y+df1NwOo
k
393 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 19:50:35.34 ID:dG3scAwko
かなえの朝はこうして慌ただしく始まる
これが彼女の日常だった

*

ホームセンターにて

かなえ「おはようございまーす」

何事もなかったかのように時間は過ぎて行った



↓1【他の奴らの日常: イ也 人 の 生 シ舌 を 司見 み見すゑなんτ惡 走耳又 ロ未 τ″すね(複数選択不可)】
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 19:59:45.98 ID:y+df1NwOo
本田
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 19:59:46.30 ID:dLxhUSPE0
双海


バッファロービル殺しちゃったのが欲しいなぁ……次回のキャラは気を付けるか
396 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 20:50:30.65 ID:dG3scAwko
九州が誇る球団『ソストバンクホークス』の練習場
そこでは、数人の選手が守備練習に励んでいた。その中には本田の姿もあった

「いくぞォー」

コーチが叫んだ後、本田の前にボールが飛んでくる

ボールは本田の数メートル手前で落ち、勢いよく転がった
彼は素早く反応する。転がるボールを追いかけた。更に2塁から逸れて左脇、軌道を変え大きく弾んだボールをグラブに迎え入れる
すかさずそれを返球。持ち場へ戻っていく

シーズンオフ中も練習は欠かさない

球団に残留を決めた本田は、来年へ向け調整を始めていた

調子は良い。あの$いに巻き込まれてから8か月経った
以前よりケガをしにくい体質になったらしく、年齢の割に多少のムリが効くようになった

練習に参加していたチームメイトが声をかけてきた

「よぉ、ポン。調子良さそうだなー」

本田「そうね……まぁボチボチ」

「せッかく復帰したンだから頑張ろうぜ。な!」

本田「ああ。まだまだ……まだまだやれるよ」

「おう! あ、話は変わンだけどさ、お前、最近仙台よく行ッてるらしいじゃん」

本田「あ……」


だが、気持ちは晴れなかった
木城の死――

本田が初めてガンツ部屋に来た頃、助けてくれたのは木城だった
それから半年以上、二人で何とか生き残ることができていた。力を合わせ星人を撃破したこともある
年は離れているが、戦友、命の恩人であった

そんな彼がまさかこんなところで

そう思うとやるせない

木城が死んでから数日、本田は彼を生き返らせることばかり考えていた
397 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 20:56:42.82 ID:dG3scAwko
*

かなえ「あ……れ」

かなえはある日の帰り道、思い出したようにある場所≠訪ねた

自分が死んだはずの道だ

背後から鉄パイプのようなもので殴られ、頭から多量な出血をした、はずだった

そこには血糊一つ付いていない綺麗な道路があった

誰かが綺麗に掃除をしたとでもいうのだろうか

記憶が混濁していて、出血などしていなかったのではないか
自分自身に問う。が、そんなはずはない

何が起きているのか全く分からないまま
この空間の得体のしれなさに気味悪さを感じ、その場を後にした

↓1【自由行動:ガソシじ呼び出し食ろうまで自由じ生活してみましょう】
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 21:22:54.18 ID:cCaVXqWfO
死んだ日というかできごとを知ってる奴(原因のチンピラか逃げた男)とかさがせたりしないか
399 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 21:36:39.17 ID:dG3scAwko
かなえ「……あの後、アタシどうしてたのかな」

意識を失ってから、あの部屋≠ナ目を覚ますまでの間、何が起きていたのか

知っているとすれば、自分を襲ったチンピラ二人か、かなえが助けようとした男子学生だけ

かなえ「探して……みッか」

↓1【コンマ下二桁判定:63以上で発見】
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 21:37:19.23 ID:y+df1NwOo
401 : ◆rY/DoChOJ2VM [saga]:2016/11/22(火) 21:40:14.03 ID:dG3scAwko
急レニ中断ιます
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