P「オナ禁誓いウォーカーだがそろそろ暗黒面に堕ちそう」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:11:43.76 ID:WkwXl53K0

美波「――ひっ」

アーニャ「Ой!!」

美波「ど、どうしたんですか……?」

P「ああ、最近体を鍛えていてな……」シュッシュッ

アーニャ「あの、変な言葉、言ってました……」

P「いやー、それは最近戦争映画にハマっていてな」

P「ほら、よく〇ァック〇ァック言うだろ? あ、でもお前たちは真似するなよ」

P「〇ァックはFワードって言って、向こうじゃ放送禁止用語の下品なスラングだ」

P「外国で言ったら最悪殺されかねん。ここは日本だけど」

P「やがて海外へ羽ばたく可能性を秘めたお前たちは特に気をつけるんだぞ〇ァック!!」

美波「プロデューサーさんが一番言ってますけど……」

アーニャ「Oasisのギャラガー兄弟並みに言ってます」

P「まあ、そういうことだ……。ふぅ……」

美波「プロデューサーさん、大丈夫ですか……?」

アーニャ「疲れてる……ように見えます」

P「大丈夫だ、問題ない(フラグ)」

美波「お疲れのところ申し訳ないのですが……。私たち、ちょっと相談したいことがありまして」

アーニャ「はい。悩み、あります……」

P「相談、悩み……? どうした」

美波「あの、その運動を一旦中止して聞いて下さればありがたいのですが……」

P「HAHA、ごめんごめん」

P「――で、どうした?」

美波「私も、アーニャちゃんも、『今のままでいいのか』って思っていまして……」

P「なるほどな」

美波「もちろん、今こうして第一線で活躍できているのはプロデューサーさんのおかげです」

アーニャ「はい。プロデューサーのおかげ、です」

美波「でも、今後自分がどういう路線で行けばいいのか……。それを悩んでいまして」

美波「決して今の自分に不満があるわけじゃないんです」

アーニャ「ただ、今の私で大丈夫なのか、プロデューサーに教えて欲しい、です」

美波「はい、このままの私でいいのか――それが気になって」

P「なるほどな、なるほどなるほどなるほどな……(美波ちゃんを甲子園へ連れて逝きたい)」

P「ハッキリ言おう」

美波「……」

アーニャ「……」


26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:15:07.93 ID:WkwXl53K0

P「大丈夫だ」

美波「……」

アーニャ「……」

P「もしかして『キャラが定まってない』とか、『個性がない』と思っているかもしれないが」

P「お前たちは充分個性があるし、キャラも立ってる」

アーニャ「キャラ、立ってますか?」


P「ああ、キャラは立って――立ってる!?」


美波「え……?」

P「ねぇ、今何て言った!? アナスタシア!!」

アーニャ「え……? 私、ですか?」

P「そうそう! キャラがどうしたの? 何がどうしたの?」

アーニャ「キャラが、立ってる……?」


P「あああああああああああああっっっっっっっすうううううううううううう!!!!!」


美波「ひっ――」

アーニャ「……ッ!?」

P「立っちゃうんだ!? キャラ、立っちゃうんだ!?」

アーニャ「ダー。キャラ、立ってます……?」


P「ああああっっっっすううううっっっっごいっっっっ!!!!!!」


P「立っちゃうんだ!? キャラが!!」

アーニャ「だ、ダー……」

P「凄いねー。あーっ、立っちゃうんだキャラ……。すっごい……」



27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:17:45.74 ID:WkwXl53K0

美波「あの……」

P「あー、ごめんごめん」

P「そうそう、お前たちは充分魅力的だから安心しろ」

P「例えば美波」

美波「はい」

P「お前は、世のお父さんたちに大変需要がある」

美波「は、はあ……」

P「恐らく『娘的なキャラ』として認知され、そして愛されているんだ」

P「実際、そのグラビアを載せることになった週刊誌――購読層は主にお父さん世代だ」

P「それだけじゃない。若者世代にも『癒し』を与えている」

美波「そうだといいのですが……」

P「そうさ、例えばある雑誌では『お姉さんにしたいアイドル』のランキングで、お前が見事に一位になった」

P「その雑誌は主に若者が呼んでいるファッション誌だったな」

P「つまり、お前は若者からは『お姉さん』として、そしてお父さん世代からは『娘』として愛されている。さしずめ『国民的〇〇』みたいな感じだ」

美波「そんな、国民的なんて……」

P「大袈裟じゃない。これは事実だ」

P「だから、今はそのままでいい」

P「もちろん、柔軟な姿勢は大切だが……。気にし過ぎるのもいかん」

P「十分魅力的だよ、お前は」

美波「あ、ありがとうございます……//」

美波(魅力的、ですか……//)



28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:20:00.65 ID:WkwXl53K0

P「そしてアーニャ」

アーニャ「はい」

P「芸能界にはハーフタレントってポジションがあってな」

P「お前も今、そこで頭角を現してきた」

P「しかも単なるバラエティー枠ではなく、モデルや俳優など幅広い活躍が期待できる」

P「実際、そうなってきているし」

アーニャ「でも、私、そんなにしゃべったりもできないです……」

P「そこがいいんだ」

アーニャ「そこが……、ですか?」

P「ああ。人間ってのは秘密があると知りたくなる」

P「お前はミステリアスな一面を持っている」

アーニャ「ミステリアス、ですか?」

P「例えばお前の喋り方……。お前は、自分が流暢に話せないことを気にしているかもしれないが、それがかえって興味を引くんだ」

P「ゆっくり話されると、人間は引き込まれる」

P「それに加えてお前の優れた容姿、雰囲気が相まって、見ている人間は『アーニャという人間がもっと知りたい』と思うんだ」

アーニャ「そう、でしょうか……?」

P「ああ。だからそんなお前がたまに冗談を言ったりするとみんな笑うだろ?」

アーニャ「確かに、そういうこと、ありました」

P「そのギャップもある。まあ、ハーフのポジションってのも競争が激しい」

P「――が、お前にはアイドルという根幹があるし」

P「それに、ロシアのハーフってのは類を見ないような稀有な存在だ」

P「真面目な方へもいけるし、バラエティな方へもいける」

アーニャ「それは、どういうことですか?」

P「そうだな……。例えば今、お前はN〇Kの『ロシア語講座』にレギュラーメンバーとして出ている」

アーニャ「はい。凄く楽しいです」

P「そういう真面目な分野でも活躍できる」

P「お前の可能性は幅広いってことだ」

アーニャ「なんだか、嬉しいです」

P「そういうことだ。つまりお前らは、今は心配する必要はない!!」

P「十分魅力的だ!! このまま突っ走れ!!」

美波「なんだか前向きになれました。本当にありがとうございます……」

アーニャ「はい……。元気、出てきました」

美波「うん……。元気、出ました……!!」

P「お前らは自慢のアイドルだからな」



P「元気が出たようでなにより――ちょっと待って!?」




29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:23:47.12 ID:WkwXl53K0

美波「え……?」

アーニャ「どうしました?」

P「今、何て言った?」

美波「え?」

P「何が出る……。何が出ちゃうの? ねえ!?」

美波「えーと――」

P「新田!!」

美波「は、はぁい!!(どうして名字呼び!?)」

P「何が出ちゃうの?」

美波「え、それは……」

P「何か出ちゃうんだよね? 何、何が出るの!?」

美波「げ、元気が――」


P「ああああああっす!!!!」


美波「ひっ――」

アーニャ「Ой!」

P「ちょっと待って!? 元気出ちゃうの!?」

美波「あ、はい……。元気、出ちゃう……」


P「あああああああっっっっっっすううううううううっっっっっっごい!!!!!」


P「すっごい……!!」

P「元気が出ちゃうんだ!?」

美波「は、はい……」

P「元気がドピュッて出ちゃうんだ!? 下から」

美波「ど、ドピュッて!? 下から?」


P「あああああっすうううううううううううう……!!」


P「ビンビンなんだ!? 元気」

アーニャ「ビンビン……?」


P「あああああああああああっす!!!! ああああああああああっすううううううう……」


P「元気ビンビンなんだねぇ〜。ああああっ、すっごい!!」

P「いやらしいねぇ〜」


30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:27:29.48 ID:WkwXl53K0

美波「えぇ……?」

P「元気ビンビンでドピュッて出ちゃうんだぁ〜? 下から」

アーニャ「元気、ビンビンです……!」


P「ああああああああああああああああああああっっっっす!!!!!!!!!!!」

P「ああああああああああああああああああああっっっっっっすうううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!」


P「アーニャ、凄いねぇ〜!」

アーニャ「……?」

P「出ちゃうんだ!? 元気がビンビンって」

P「俺も出ちゃうよ!! 元気!!」

美波「……?」

P「ほらほら、見てこれ!!」

アーニャ「どれですか……?」

P「ほらほら、プロデューサーも元気出ちゃうから!! 見て!!」

美波「あの……」

P「ほらほらほら!! 出ちゃうよほら!! 元気出ちゃうよ!!」

P「見てほら!!」

美波「えっと、見てます……」

P「ほらほら、見てこれ!! 出ちゃうよ元気!! ほらほらほら、見てこれ!!」

アーニャ「見てます」

P「あああああっすっごい!! 出ちゃうよ!? 行くよ? 行くよほら!! 見ててっ!?」

美波「見てます……!!」


P「ああああああっすううううううううううううう!!!!!!」


P「あー、元気出ちゃう!! 出るよアーニャ!!」

P「出ちゃうんだね元気!! ほらほらほら!!」

P「いち、に、さん――」


アーニャ「ダー」

P「ああああああああああああああああっすうううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!」ガチャッ


美波「ちょ、プロデューサーさんっ!?」

アーニャ「どこかへ行ってしまいました……」

美波「相当疲れてるのかな……」

アーニャ「なんだか、申し訳ないです……」


31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:30:44.91 ID:WkwXl53K0

P「――危なかった」

P「視覚的要素だけじゃなく、言葉まで反応するようになってしまった」

P「今の俺は全身性感帯……。何にでも反応してしまう……」

P(〇魔忍もビックリだ)

P「俺、ほんとにもう死ぬかもしれん」

P「もう、ゴールしていいよね……?」

P「さっきから鼓動バクバクでヤバイわ、ほんと……。人間の鼓動の回数って決められてるんだよね……?」

P「俺、何年分の寿命を縮めてるんだろ……。今……」

P「……」


凛「お疲れ様です」ガチャッ

奈緒「お疲れ」

加蓮「ただいまー」


P( 死 亡 確 定 )


P「……」プルプル

奈緒「どうしたんだ? Pさん」

P「あぁー……。トラプリの三人か……」

P「お疲れ」

凛「プロデューサー……。疲れてる?」

P「大丈夫だ、問題ry」

加蓮「トラプリのインタビュー終わったよ!」

P「どうだった?」

加蓮「もちろん、バッチリだよ」

P「さすがお前らだ」

奈緒「――なあ、Pさん」

P「どうした? 奈緒」

奈緒「突っ込んだら悪いのかもしれないけどさ……」


P「つっこ――ああああああっす!!」


奈緒「ひっ――!? 急に叫ぶな!!」

P「ああ、すまん……」

P「で、どうした?」

奈緒「あのさ――」



奈緒「 何 で 上 裸 な ん だ っ ! ! 」



32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:33:35.73 ID:WkwXl53K0

奈緒「服を着ろよ……// 目のやり場に困るだろ……//」

加蓮「奈緒……!!」

凛「ちょっと、奈緒……!!」

P「あぁ……。すまんすまん、運動してたんだ」スッ

加蓮(もう、奈緒のせいで見納めだよ……//)

凛(プロデューサーの体、凄いたくましい……。というか……)

加蓮(エロい……//)

奈緒(割れた腹筋……。hshsしてぇ……。じゃなくて!!)

奈緒(何考えてんだあたし!!)

P「これでいいか?」

奈緒「お、おう……」

凛(でも、ある意味グッジョブだよ。奈緒)

加蓮(ワイシャツ一枚、はだけた胸元……)

三人(なにこのエロい人……//)

凛「プロデューサー、疲れてるみたいだからコーヒー淹れたよ」

P「お、セッ――サンクス」

凛「セ……?」

P「さすが凛は気が利くなぁ」

凛「褒めても何も出ないよ?」

加蓮(しまった……。見惚れている間に先を越された……)

奈緒(凛は抜け目ないな……)

P「だが――すまん」

凛「――え?」

加蓮(……!?)

奈緒(……!!)

P「実はな……。個人的に今カフェイン規制中なんだ」

凛「規制中?」

P「まあ、規制というか制限というか……。一日に摂取する量を決めてる」

凛「どうして?」

P(今の状態でカフェインをとりすぎたらヤバイからに決まっとろうが……!!)

P(カフェインには覚醒作用や興奮作用があると言われている)

P(ただでさえアドレナリンが元気ビンビ――あああああっす!!)

P(アドレナリンがハイボルテージな今、いつも通りコーヒーでも飲もうものなら)

P(気付いた時にはこの事務所の人間、男女問わず着〇完了だ)

P(そして俺はテクノブレイクでお陀仏)

P(だから迂闊にコーヒーも飲めない)

P(――などと正直に言えないので)

P「まあ、最近なんか知らんが疲れていてな……」


33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:40:12.35 ID:WkwXl53K0

凛「ほんとに大丈夫?」

P「ああ、心配するほどじゃない……!」

P「ただ、疲れた体にカフェインをとり過ぎるとヤバイと思ってな」

P「ちょっと制限をかけてるんだ」

P「だから、すまん」

凛「そっか、ごめんね……」

P「こちらこそ、すまん……」

P「だから――凛」

凛「え?」

P「代わりにお前が飲んでくれ」

加蓮「……ッ!!」

奈緒「な……!」

凛「え、えぇ……!?」

P「何だ、どうした」

凛「だってこれ、プロデューサーが使ってるマグカップじゃん……!」

P「さっき休憩の時使ったけど、ちゃんと洗ったから問題ない」

P「あ、俺のじゃ嫌か――そうだ、だったら代わりに俺がコーヒー淹れてやるよ」

P(淹れる……。入れ――ああああああっすうううううううう!!!!)

凛「い、いいよこれ飲む!!」

P「お、おぅ……。そうか……」

凛(プロデューサーの愛用マグカップ……//)

加蓮(ぐぬぬ)

奈緒(凛……。恐ろしい娘……!!)

P「そうだ、お前らにもコーヒー淹……。いれ……。淹れてくる」

加蓮「ありがと、Pさん」

奈緒「ありがと……」

P「ぁっす」

P「……」

加蓮(なんか、今日……。今日のプロデューサー、何倍もカッコいい……//)

奈緒(前からその、か、かっこよかったけど……。今日は一段と……//)

凛(セクシー……//)

三人(なんか、体が変……//)

凛(運動してたって言ってたけど……)

奈緒(汗の匂いとか……。その……//)

加蓮(体が……。なんか、うずうずする……//)



三人(が、我慢できない……//)



34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:44:15.94 ID:WkwXl53K0

P「ぁっ」

P「っす……」ソワソワ

三人「……」

P「ほら、コーヒーだ」

三人「……」

P「何だ、いらないのか?」

凛「ねえ、プロデューサー」

P「どうした?」

凛「疲れてるなら、私が肩揉んであげる」


P「揉ん――あああああっすっ!!!!」


P「……ッ!?」

加蓮「なら、私は腕ね」

奈緒「だ、だったらあたしは……!! 脚を!!」

奈緒「か、勘違いすんなよ……// 肩と腕だけじゃバランスが悪いと思っただけだ//」

P(なん……だと……)

P(これは、まずい……!!)

P「いや、大丈夫だ!! オッス、オラ元気ッ!!」

P「元気ビンビ――あああああっす!!」

凛「やっぱり疲れてるじゃん」

加蓮「ほら、座って?」

奈緒「あくしろよ……//」

P「やめて!! ダメ、ゼッタイ!!」



35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:46:23.42 ID:WkwXl53K0

凛「ほらほら、座って……!!」スッ


P「ああああああああっ!!!! アモーレ長友!!!!」


加蓮「ほーら、気持ちいい?」


P「やめろおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」


奈緒「ふくらはぎ、どうだ……?」


P「悔しいっ!! でも感じちゃああああああああああっす!!!!」


凛「ここは?」


P「昨日、今日、ああああああああああああっす!!!!」


加蓮「ん……// あっ……//」


P「ヤバイよヤバイよ!! お前は馬鹿か!?」

P(何で体こすりつけてんのっ!?)

P(加蓮ちゅあぁん!? おっPあたってまつ!!)

凛「凝ってるね……// んっ……//」

P(お前の頭が凝ってるよ!? おっPで肩を揉むな!! あんたのおっPそんな大きくないでしょ!?)

奈緒「どうだ……? ここは……? んっ……//」

P(どうだ――じゃねぇよ!! 角野卓造じゃねぇよ!?)

P(おっPをふくらはぎに当てるな!! さりげなく!!)

P(おっP……。ホッピーみたいに言うな!! あ、ホッピー飲みたい!!)

P(――じゃねぇよ!!)

P(なにここ!? JKリ〇レ!? 〇ープ!?)

P(俺捕まっちゃうの!?)



36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:48:42.63 ID:WkwXl53K0

凛「ん……// はっ……//」

加蓮「んしょ……// あっ……//」

奈緒「んんっ……// あ……//」

P(なんか喘いでない!?)

P(どうして!? Why!? なぜ!?)

P(なーぜー見つめるほーどー行ーき違ーうのー二人のこーいー♪)

P(それは解散したバンドの曲なっ!? 懐かしいわっ!! 俺何歳だよ!!)

P(とか言ってる場合じゃなぁぁいっ!!)

P(もしや……。こいつら……)

P(ドリンクの効能、フェロモンにやられて――)

P「What the 〇uck is going on!?」

P(ということは、このままだと……)

P(この三人は確実にピーがピーでピーになって俺はピーになる!!)

P(それだけは……!!)

凛「ちょっと、力入れるね……//」

加蓮「こうして、腕を回して……//」

奈緒「ちょっとだけ……。我慢しろよな……//」


P「――こらえてつかぁさい!!」ダッ


凛「あ、プロデューサー!?」

加蓮「ちょっと、どこ行くの!?」

奈緒「まだ途中だぞ……!!」


P「ぼく、うんちいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!」

P「漏れりゅううううううううううううううううう!!!!!!!!!!(〇液)」ガチャッ


三人「……」

三人(逃げられた……)



37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:51:13.74 ID:WkwXl53K0

P「危なかった。マジで……」ギンギンヴォルギン


楓「プロデューサー、お疲れ様です」


P「ああああああああああっすううううううううううううう」

楓「大丈夫ですか……?」

P「ああ、ちょっと寒気がしてな……」

P(はーい確定演出ぅ! 僕、今日死にまぁす! S〇AP細胞ありまぁす!!)

楓「ちょうど事務所へ行くところでした」

P「そうか……。ということは、撮影が終わったんだな?」

楓「はい」

P「どうだった?」

楓「チョベリグ、です」

P「OKバブリーッ!!」

楓「ふふっ、今日のプロデューサーはテンション高いですね」

P「いや、最近バブルネタ流行ってるからな……」

P「ってか、お前まだ生まれてないだろその頃……。よく知ってたな」

楓「最近流行ってるので、取り入れてみました」

楓「ところで――プロデューサーはここで何を?」

P「――ナニを」

楓「え?」

P「あ、いやなんでもなぁぁぁっす!!」

楓「……?」

P「なんでもない……。ちょっと休憩に行こうかと思ってな」

楓「寒気がしたって言ってましたけど……。その格好……」

P「あぁ、これな!? こんな格好してるから寒いんだよなぁ!? 馬鹿だなぁっ!!(〇チョウ倶楽部)」

楓(なんか、凄いセクシー、です……//)

楓「あの、プロデューサー」

P「どうした?」

楓「今日、お仕事の後って時間ありますか?」


38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 05:59:17.63 ID:WkwXl53K0

P「――ない!!」

楓「え……」

P「あぁ、ごめんごめん!! 相談ごとか?」

楓(私、嫌われているのでしょうか……)

楓「あの、久しぶりにご飯を食べに行きたいと思って……」

P「あ、あぁー、なるほど……」

P(なんか、目がトロンとしてません? 楓さん!?)

P(既にアルコールが――じゃなくて、きっとフェロモンのせいだ)

P(イキた――あぁぁっす!! 行きたいけど、それは昇天を意味する)

P(心苦しいが……)

楓「プロデューサー――」ニギッ

P「な――ああああああああああああああああっすううううううううううううううう!!!!!」

P(楓!? 楓さんっ!? どうして僕のお手てを握ってるんすかぁっ!?)

P(ヤバイッ!! 臨界点ッ!! ツァーリボンバッ!!)

楓「あの、私……」

楓(今日の私、なんか変……。まだ飲んでもないのに……)

楓(プロデューサー、魅力的な人ですが……。今日は一段と……)

楓「飲みに、行きたいです……。二人で」

P「あああああぁっす!!」

P(俺のピーを飲みたいってか!? いやん馬鹿ん!! そこはお〇ん〇んなのぉっ!!)

P(とか言ってる場合じゃなくて!!)

P「ききき、今日はジムに行く――あぁあっす!! ジムへ行、行くんでっ!!」

P「ほんとは凄い逝きた――行きたい!! けど、予約まで入れちゃったから、その、申し訳ナイスッ!! だから凄い逝き――行きたい!! 楓と!! だけどごめんなサイ!! サイ、白サイッ!!」

P「ごめんなさいタバコ吸ってきまつ!! ごめんなさい神様ごめんなさいお母さんごめんなさいお父さんおじいちゃんおばあちゃんみんな、ごめんなさいっ!!」ダッ

楓「行ってしまいました……」

楓(残念……)

P「――Don't wanne die(辞世の句)」

P「〇慢汁かなんか知らんがもうヤバイ。誰かダクトテープ持ってこい」

P「死ぬ……」

P(そういえば、楓は2×歳だから『チョベリグ』の頃は生まれてるな……)

P(後から修正しても遅いぞ)

P(――何言ってんだ俺)

P「タバコ……。バタコ……」スゥー


39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:05:07.64 ID:WkwXl53K0

P「ハァ、ハァ……」

P「Don't wanne die……。『Wanne』じゃねーよ『Wanna』だよっ」

P「もう、もう駄目だマジで……」

P「どうしてだぁっ!?」

P「ジムへ行って闘争心を磨いてるっ!! 激しい運動で昇華してるっ!!」

P「食生活も気を付けてるっ!!」「

P「なのに、なんで――」

P「お〇ん〇んフルスタンドッ!! エクストリームエレクションッ!!」

P「性欲は収まるどころかどんどん増えて、アドレナリンはドクドクッ!!」

P「一ノ瀬ェッ!! てめー許さねぇっ!! お前ら人間じゃねぇっ!!(タケシ)」

P「もう、駄目だ……」

P「あははははははははははははははは」

P「お空、きれい……」

P「スノーハレーションッ!!」

P「……」

P「タバコ、もう一本……」

P「ふぅー。アメリカンスピリット!!」

P「メンソールでイ〇ポになぁれっ!!」

P「――て、それ都市伝説ゥ!!」

P「もう、イ〇ポでいいよもう……」

P「どーせ童貞だしっ!!」

P「どーせ結婚なんてできねぇし!! 兄貴夫婦の子供がいるしっ!!」

P「妹も学生だけどやがては彼氏とあんなことやこんなことしてチャイルドがオギャーだしっ!」

P「I am GOD’S child!! この腐敗した世界に堕とされたぁああああああ〜っす!!!!」

P「鬼〇ちひろっ!! 鬼、悪魔、ちひろっ!!」

P「千川ちひろォ!! 千川ァ!! 東京メトロ副都心線!!」

P「兄貴が子孫残したし!! 俺は自由だ、自由だぁあああああああああっすっ!!」

P「……」

P「どうしてだよ、俺がナニしたっていうんだよ……」

P「運動もダメ、食生活を制限してもダメ……」

P「もう、やっちまおうか……。グヘッ」

P「全員ぶち〇して死んでしまおうか」

P「……」



40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:09:43.27 ID:WkwXl53K0

P「最低だ、俺……(シ〇ジ)」

P「どうすれば、どうすれば……」

P「運動、食生活、修行僧……」

P「修行僧みたいな生活……」

P「そうだっ!!」

P「分かったぞ……!! 修行僧だ!!」

P「仏門だ……。お坊さんになるんだ……」

P「しかし、今の生活は? プロデューサーの仕事は?」

P「……」

P「いや、宗教ってのは個人の信仰心だ」

P「何もお坊さんにならなくても、心は変えられる」

P「その為には、俺は――」



P「修行僧に、俺はなる」チ〜ンッ!!






41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:14:06.90 ID:WkwXl53K0

 [そして……]


志希「さーて、どうなったかなぁ――あのプロデューサーさん」

志希「いいデータが取れそう♪」

志希「さてと――お疲れっ!!」ガチャ


 帰命無量寿如来 南無不可思議光
 法蔵菩薩因位時 在世自在王仏所
 覩見諸仏浄土因 国土人天之善悪 
 建立無上殊勝願 超発希有大弘誓


志希「――ha?」


P「五劫思惟之摂受 重誓名声聞十方 普放無量無辺光 無碍無対光炎王 清浄歓喜智慧光 不断難思無称光――」


志希「こ、これは――〇土〇宗〇願寺派の正信念仏偈ッ!?」

志希「まずいですよっ(色々と)!! 訴えられちゃ^〜うっ」


P「超日月光照塵刹 一切群生蒙光照 本願名号正定業 至心信楽願為因 成等覚証大涅槃 必至滅度願成就――」


志希「あたし、夢を見ているのかにゃ……?」ポカーン

志希(あ、ありのまま――今起こったことを話すぜ)

志希(クールの事務所――プロデューサーのデスクに鎮座する仏像)

志希(壁には達筆な掛け軸……。お線香まで焚いてある……)

志希(なのに、部屋の片隅には……。サンドバックと、バスケ部とかバレー部が使ってるようなタイマー、コンポ……)

志希(コンポからはお経が流れている……)

志希(なに、このカオス――)

志希(そして、そのお経を復唱するプロデューサー)

志希「――ッ!?」

志希(あ、アイドルまで……!? アイドルも正座して読経している……!?)

志希「え、あたし場所間違った……?」


P「如来所以興出世 唯説弥陀本願海 五濁悪時群生海 応信如来如実言 能発一念喜愛心 不断煩悩得涅槃――」


志希「……」

志希「ストオオオオオオオオオオオオップ!!!!」ポチッ



42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:20:18.31 ID:WkwXl53K0

一同「……」

志希「き、キミィ!! どうしたのさっ!?」


P「凡聖逆謗斉廻入 如衆水入海一味 摂取心光常照護 已能雖破無明闇――」


志希「ちょっと……!!」サスサス

P「……」

P「あぁ……。一ノ瀬さんですか……」

志希「キミ、誰ェッ!?」

P「どうされました? 今は朝の勤行の時間ですよ……?」

志希「ご、ごんぎょー?」

P「はい、朝のお勤めの時間です……」

志希「口調が……変わってる……。別人……!?」

P「なんのことですか? あ、一ノ瀬さんも一緒に勤行しませう」

志希「嫌だよッ!! ちょっと、これどうしたのさ!?」


P「――破ァッ!!」


志希「ひ、ひぃ――!!」

P「すみません。あなたの心を整えました」

志希「……」

志希(こ、こんなの絶対おかしいよ……!?)

志希(あれから何が起こったの!?)

志希(あの栄養ドリンクを飲んで、どうしてこんな状態になるの!?)

志希(インコース高めを要求したのにアウトコース低めに球が来たくらい予想外だよっ!?)

志希(いつもなら、あのフェロモンに吸い寄せられるのに……。フェロモンが消えてる!?)

志希(え、えぇ……)

志希(この人はもう駄目だ……。はやくなんとかしないと……!!)

志希「ちょっと、文香ちゃん!!」

文香「――はい?」

志希「これぇ、どうしたの!?」

文香「あ、一ノ瀬さん――心が浄化されますよねぇ……」

志希(洗脳されてるっ!?)

文香「私、恥ずかしながら仏教の本って読んだことなかったんですよ」

文香「それが、このお経を読んだら心が落ち着いて――」


志希「ゴブリン☆バットォォオオオオオオオオッッッッ!!!!」ドゴォッ!

文香「パァアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ☆」〇本〇美



43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:24:22.08 ID:WkwXl53K0

志希「ふぅ、ふぅ……。ごめんね、文香ちゃん……」

文香「あ、あの……。ここは――」

志希「目が覚めた!?」

文香「あの、この状況は……。私……」

志希「文香ちゃん、これはね――」


 [説明中]


文香「なるほど……。私、全然気が付かなかった……」

志希「ねぇ、あのプロデューサーはいつからあんな風になったの?」

志希「和服姿だし……。会社勤めとしてどーなのよ……」

文香「プロデューサーさん……。最初はその、とてもアグレッシブでした……」

文香「いつの間にサンドバックが事務所に置いてあって、暇があればボクシングに打ち込んでいました……」

志希(そこまでしなくても……)

文香「それに、その……。大変いやらしいことを言いますが……」

文香「その、プロデューサーさん……。たいへん魅力的というか……」

文香「急に色気が増したというか……。私たちもそれにあてられていたような気がします……」

志希(なるほど、ドリンクの効果は抜群だったというわけね……)

文香「どんどんアグレッシブになっていって……。ですが……」

志希「……?」

文香「数日前から、急に変わってしまったんです」

志希「――あんな風に?」

文香「はい。まるで人が変わったように……。和服姿になってて……」

文香「お経を読み始めて……」

志希(修行僧……。そういうことか……)

文香「全てを悟ったお坊さんみたいな表情になって……」

文香「それで、今日ここへ来てみたら――あんな風に」

志希「お経が流れていた……」

文香「はい……。それで最初はみんな混乱していたんですが……」

文香「気付いたら、こんな状態に……」

志希「おかしい――ドリンクの効能を自力で克服したってわけ?」

志希「そんなはずが……」

文香「あの、『ドリンクの効能』ってなんですか?」

志希「あ……。いや、なんでもないよっ!!」



凛「――聞いちゃった」



44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:28:06.61 ID:WkwXl53K0

志希「ひぃ――!!」

加蓮「志希ちゃん、その話……」

奈緒「ゆっくり聞かせてもらおうか」

志希「な、洗脳されていたんじゃ――」

美波「どうりで、何かがおかしいと思ったのよね……」

アーニャ「ロシアンルーレット、しますか?」HOTEI

楓「志希ちゃん、詳しく聞かせてもらいましょう」

志希(\(^o^)/オワタ)

 [数分後]

志希「ど う゛も゛、ずびばぜんでじだ……」ボロボロ

楓「なるほど、そんなことが……」

美波「それじゃ、そのドリンクのせいでこうなったってことね」

凛「どうやったら元に戻るの?」

志希「そ、それはー……」

加蓮「どうにかしてよ」

奈緒「最近のPさん、『仏教アイドル、いいかもしれませんね……』とか言ってる始末なんだぞ!?」

文香「暇さえあればお経読んでますし……」

アーニャ「ハラショーって感じです。悪い意味で」

志希「あたしでさえも、こうなったらもう――」

楓「待ってください。ちょっと整理しましょう」

楓「プロデューサーは、その……。ドリンクの効能を自力で克服し」

美波「超越して、悟ってしまった状態」

文香「さしずめ聖人ですね……」

凛「――ということは」

加蓮「元に戻るには……」

奈緒「その、『思い出させる』ってことか……?」

アーニャ「――よ、悦びを//」

志希「よ、悦びって……」

楓「そうです。思い出させるしかありません」

楓「そ、その……// せ、性の悦びを……」

一同「……//」

志希「ど、どうやって……」

楓「どうもこうもありません。やるしかないんです」

美波「やるしかない……」

凛「このままでは、大変なことになっちゃうからね」

加蓮「宗教アイドルになんてなりたくないし……」

文香「宗教なのにアイドルって、矛盾してるというか……」

アーニャ「社長さんもちひろさんも、手に負えません」

奈緒「で、でも……// その、具体的にはどうすれば……」

一同「……」

ちひろ「――聞かせてもらったわ!!」ドォン!!


45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:31:59.94 ID:WkwXl53K0

一同「ちひろさん……!!」

ちひろ「もう、ここまで来たらやるしかないわね……!!」

ちひろ「このままではクール部門が崩壊し、会社自体も大変なことになる!!」

ちひろ「そうよ……。これは私たちのため、会社のため、そしてプロデューサーさんのため!!」


P「雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち――」


ちひろ「私が先陣を切るわ……!!」

楓「ちひろさん……!?」

ちひろ「――プロデューサーさん」

P「祇園精舎の鐘の声」

ちひろ「失礼します――」


 チュッ


一同「――ッ!?」

P「――ッ」ズキュウウウウウウウウウウウウンッ!!

ちひろ「んぁ……。ん……。あ……//」ジュルルルルッ

凛(で、デープキスゥッ!?)東北訛り

文香「……//」

奈緒(なん……だと……//)

ちひろ「どう、れふかぁ……? プロデューファーさぁん……//」


P「よだかの星は燃え続けました。いつまでもいつまでも燃え続けました――」


ちひろ「そんな……!?」

楓「ちひろさん、私に任せて下さい」



46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:35:20.83 ID:WkwXl53K0

ちひろ「楓さん……」

楓「プロデューサーさん、性の悦びを取り戻しましょう」YOUはSHOCK!!

楓「ん……//」ズキュウウウウウウウウウウンッ

楓「ん……。あ……。んんっ……//」ジュルルルルルルルルル

アーニャ(大人の、キス……//)

美波(い、いやらしい……//)

楓「――どうですか?」


P「愛で空が落ちてくる……?」YOUはSHOCK!!


楓「どうやら効果は出ているようです……!!」

美波「この調子で、次は私が――」

アーニャ「私も、行きます……!!」


P「俺の胸に落ちてくる……?」


美波「はぁーい、プロデューサーさぁん――いや、パパッ♪」

P「……ッ!?」

アーニャ「папа、パーパ……。大好きです//」

美波「ん……//」

アーニャ「……//」チュッ

志希(唇と、頬と、首筋と、おでこを交互に……。まるで精密爆撃ッ!!)


P「熱い心鎖で繋いでも……。今は、無駄だよ……?」


美波「だんだん、戻ってきた……?」

アーニャ「そのように、感じます……」

文香「で、では……。次は私が……。が、頑張ります……!!」



47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:39:55.93 ID:WkwXl53K0

P「邪魔する奴は指先一つで……。ダウンさ……?」

文香(えーと、さっきは『パパ』って言っていたし……)

文香「お兄様……。私、お兄様のことが、だ、大好きです……//」チュッ

P「……ッ!?」

文香(ふ、〇ランス書院の知識をフル活用して……//)

加蓮(ふ、文香さん……!? Pさんの、ち、ちく……エリアBをいやらしく攻めてるッ!?)

凛(掟破りの地元走りかよォッ!?)

文香「お兄様……。気持ちいい、ですか……//」


P「愛で鼓動、早くなる……?」


文香「あと一頑張りです……!!」

凛「よし……。加蓮、奈緒!! 行くよ……!!」

加蓮「やるしかないね……」

奈緒「顔はやばいよ、ボディやんな、ボディを――」

ちひろ「金八先生ッ!!」

ちひろ(奈緒ちゃん、あなた何歳……?)

凛「プロデューサー……。いや……」

加蓮「ご主人様……//」

奈緒「ご奉仕……。するからな……//」

奈緒「か、勘違いするなよっ!! これは仕事でしょうがなく……//」

凛「ご主人様……// 失礼します……」チュッ


P「俺の鼓動、早くなる……?」


加蓮「ん……//」ジュルルッ

志希(これは――ジェットストリームアタック!?)

奈緒「あ……//」ジュッ ジュルル

志希(三人交互にキス……。からの、B地区強襲、腹筋なでなで、ふとももなでなで……)

志希(なんて恐ろしいことを……!!)

凛「ん……//」

志希(唾液まで……。垂らしてやがる……//)

凛「どう、かな……//」


P「お前求め彷徨う心、今、熱く燃えてる……?」



48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:43:12.91 ID:WkwXl53K0

加蓮「もう少し……!!」


P「全て溶かし無残に飛び散るはずさ……?」


奈緒「あと一押しだ!!」

ちひろ「志希ちゃん」

志希「ひ、ひゃい……!!」

楓「最後は、全ての発端となったあなたで締めるべき――です」

志希「あ、あたしが……?」

美波「ええ。この際、誰の責任とか言ってる場合じゃないわ」

ちひろ「あなたで、終わらせて――」

志希「……」ゴクリ

志希「わ、わかったよ……」

志希「こうなったのも、あたしのせいだもんね……」

志希「腹をくくるよ」

志希「キミ、ごめんね――」


P「俺との愛を守るため、お前は旅立ち……?」


志希「明日を見失った」


P「微笑み忘れた顔など、見たくはないさ……」


志希「――いくよ」ヌギッ

一同「――ッ!?」

一同(じ、上裸になった――だと!?)

志希「これで、元に戻って……//」

志希「あたしも、そ、その……。キミのこと……」

P「……ッ!?」

志希「す、好き……だし……//」パフッ

P「――ッ!?」

一同(い、いったあああああああああああ!?)

一同(やりやがった……!? あ、あれは……)



一同(伝説の『パフパフ』だああああああああああ!?)



49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:46:08.14 ID:WkwXl53K0

志希「ん……// んしょ……// んん……//」パフパフ

志希「これで……。どうかな……//」パフパフ

P「……」

一同「……」ゴクリ

志希「……」

P「……」


P「あ〜いをとりもどっせえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!(ハイトーンボイス)」

P「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

P「ああああああっすううううううううううううううううううううううううう!!!!」

P「Earth!! Earth!! アースミュージックアンドエコロジイイイイイイイイイイイイイッ!!!!!!」

P「あああああああっすううううううううううううう!!!!!」

P「――あ」


志希「も、戻った……!?」


P「でりゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!」


志希「え――?」


P「YOUはSHOCKッ!!!!!!!!!」

P「でちゃうのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」



 ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



志希「――え」

P「精グッバイッ!!!!!!!!!!」



 ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




 そして、プロデューサーは星になった(享年20代後半)。
 事務所一体は〇液の濁流に呑まれ、大地は妊〇し、世界は核の炎に包まれた。



50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:48:37.72 ID:WkwXl53K0

P「こ、ココア……?」


 しかし、人類は死滅していなかった!!


P「俺……。生きて、る……?」

ちひろ「プロデューサーさん」

P「あ、あなたは――」

ちひろ「私の名前、分かりますか?」

P「東京メトロ副都心線千川駅」

ちひろ「違います」

P「千川ちひろ――さん?」

ちひろ「はい、そうですっ」

P「あの、私……。気を失って」

ちひろ「安心して下さい。履いてますよ」

P「え?」

ちひろ「安心して下さい。ここは病院です」

P「そ、そうか……。良かった……」

P「あの、ところで……。私は一体何を……」

ちひろ「あなたは……。その、急に倒れたんです(嘘だけど)」

P「そうですか……。何だか仏教にハマってた所までは覚えているんですが……」

ちひろ「プロデューサーさん、疲れているんですよ。今はゆっくり休んでください」



51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:51:04.60 ID:WkwXl53K0



P「あ、そうだ――アイドルのみんなは!?」

ちひろ「大丈夫です。私や社長さん、それにみんなで助け合ってそれぞれのスケジュールをちゃんとこなしています」

P「そうか……。良かった……」

P「なんだかホッとしました……。全て出し切ったというか……」

ちひろ「……ッ!?」

P「早く復帰できるよう、頑張ります!!」

ちひろ「え、えぇ……」

P「……?」

ちひろ「えぇ!! 今は全力で休んで下さい!! みんなが待ってます!!」

P「よーし、オラ頑張るぞ!!」



52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:52:28.36 ID:WkwXl53K0











P「な、なんだって……?」

医者「アナタノ キャンタマ No Boy,No Cryネ」











53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:56:09.62 ID:WkwXl53K0



 年末に差し掛かったとある街中、そこには全てを悟った一人の男がいた……。





P「性の悦びを知りやがって……!! お 前 許 さ ん ぞ !! 性の悦びを知りやがって!! 自分たちばっかし!! 俺にもさせろよ!! グギィイイイッ!! 〇ックス……。この野郎……。許 さ ん ぞ !! 自分ばかりしやがってよ……この野郎。許さんぞ、こういうことは!!」





P「人の自由を剥奪しやがって!! 性愛の自由を剥奪しやがって!! 許 さ ん ぞ !!」





 男の叫びは雑踏の中へ消えていく……。
 そうして、この世全てへ向けた男の慟哭は電車の中へ吸い込まれていくのだった……。




















54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2016/12/06(火) 06:58:51.46 ID:WkwXl53K0
お粗末様でした。
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 07:38:01.52 ID:wLtmFFuco
オナ禁誓いウォーカー…悲しき男よ…
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2016/12/06(火) 09:14:13.99 ID:6cahppORO
アンタが憎い!
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 10:53:06.61 ID:dSJMxei4o
強くなれそう
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 11:17:06.12 ID:uZLKLActo
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 11:24:53.58 ID:70fOqLunO
いい勢い
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 14:03:06.03 ID:8J2+RdMOo
おつ
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 16:27:26.05 ID:f2Hf4JKx0
元ネタある事には言及しないん?
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 17:57:03.72 ID:Ny+VRMRzo
くっそわろた
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 18:50:37.44 ID:xO3QXC6iO
今度は精巣復活編やな
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 19:45:14.34 ID:VBmrWZji0
エピソードゼロ
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 20:31:08.52 ID:xM+NC+B+o
その心笑ってるね!?
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 22:42:53.21 ID:B9pFYdQEO
チョコボール語録すき
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 22:43:24.52 ID:no+7tJgFo
語録の洪水
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/06(火) 23:27:03.46 ID:JyTv/mCZo
勢いありすぎて腹筋崩壊したわ
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 00:13:30.07 ID:WWhm7JxTo
これは続編に期待大
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 01:05:54.38 ID:tXlbjBp5O
乙乙
勢いって大事ね
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 01:45:20.45 ID:DJOXvmR9o
ようこんだけ盛り込んだわ…乙
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/07(水) 06:17:44.15 ID:47Qskds0O
たまげたなぁ
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 18:04:54.75 ID:1IlO3/IyO
終盤の勢いがよかった
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2016/12/18(日) 09:17:35.97 ID:ByWd6NFZo
クソワロタ
76.59 KB Speed:0   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)