勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」

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392 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/12(日) 03:46:03.67 ID:0hO6RKlxo
今日の投下はこれで終了です
彼は真顔でこれを書き終えた

サキュバスBは……それなりに大きいといえば大きいけどちっぱいも似合うのかもしれない

それではまた明日
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 04:00:01.49 ID:1TmQy9O70
乙!
勇者、場所を交代してくれ…
隣女王って乳出るのかな?
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/12(日) 14:10:48.94 ID:OaD20EHNO
メアドのところにsageって打ち込むんやで(親切心)
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/13(月) 02:57:34.00 ID:ToedquYJ0
リアルタイムで見れて幸せだ
396 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/13(月) 03:40:41.38 ID:tAAA/Upxo
こんばんは、今日もいきます
>>391から
397 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/13(月) 03:43:49.90 ID:tAAA/Upxo
*****

“遊び”の後の片付けは、虚しいのが常だった。

勇者「おい、全然落ちないぞ……これ……」

サキュバスB「ご、ごめんなさい……陛下……」

隣女王「髪が……ネトネトします……」

勇者「さっきから何回流しても肌に貼り付いて……! くそ、まだついてる」

サキュバスB「う、うぅぅ……石鹸じゃ全然落ちないですね……」

勇者「……俺は何とかするから、お前は隣女王の身体を洗え。……いったいどうやって作ってんだこれは!」

隣女王「あっ……も、申し訳ありませんっ……」

勇者「君は謝らなくていい!」

サキュバスB「ごめんなさい! ごめんなさい!」
398 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/13(月) 03:44:25.27 ID:tAAA/Upxo

湯で洗い流しても、垢落としの布で擦っても、身体に付着した粘性の潤滑液はとれない。
はた目には洗い流せたように見えても、布でこするとべったりと付着し糸を引く。
石鹸も香油も用を為さない。

勇者「お前……こういう物を使うんなら使うで、ちゃんと後処理の方法も訊いてこい!」

サキュバスB「こんなに落ちないなんて思いませんよ……」

腰かけに座ったまま向かう壁面の突起を拳で押し込むと、その上部にある、無数の穴の開いた管から湯が吐き出される。
幾度もこのシャワー装置を使って洗浄しても、粘りが体から剥がれない。
そこで勇者は、今しがた押し込んだスイッチの脇にある紅と蒼水晶の二つのスイッチのうち、紅い方を数度押すと、湯の温度が上がる。

勇者「っ……ちっ!」

紅を押せば熱くなり、蒼を押せば温度が下がる。
原理は不明なものの、身体を洗う際にはとても重宝するものだ。

勇者「……ふむ、熱い湯を使えばわりと落ちるな」

サキュバスB「え、ホントですか? それじゃ、隣女王陛下……いいですか? 熱かったら教えてくださいね?」

隣女王「はい、お願いいたします」
399 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/13(月) 03:45:26.81 ID:tAAA/Upxo

同じく隣女王をシャワーへ向けて俯かせて座らせ、サキュバスBは後ろから装置を操作し、そのローションがまとわりついた銀髪に指を通した。

隣女王「……っ」

サキュバスB「大丈夫ですか?」

隣女王「は、はい。……ただ、びっくりしただけ……でっ……」

勇者「……うわっ――――!?」

隣女王「え? き、きゃあぁぁぁぁぁぁっ!」

サキュバスB「あっ……ポチ……」

髪を流しながら何気なく、勇者が視界の端に蠢くものを捉えて焦点をやると――――排水溝のフタを持ち上げて、赤黒い触手が生えていた。
それは見慣れた、地下牢の主のものだ。
まるで何かの卑猥な罠のように揺れる三本の触手は、勇者の目の前で身振りを示して、意味ありげに動く。

勇者「……何? 『粘液は塩をすり込むと落とせるぞ。軽く叩きながら洗い流すのもいい。騙されたと思って試してみろ』?
    ご丁寧にありがとうよ、こんな所まで」

隣女王「……あの、そちらは……?」
400 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/13(月) 03:46:09.68 ID:tAAA/Upxo

勇者「地下牢に勝手に住みついてる巨大ローパーだ。名前はポチ。強いぞ」

サキュバスB「……ありがとうね、ポチ。おりこーさんだね。よしよし」

勇者「『……よせよ。礼には及ばないぜ』。お前はそれだけ教えにわざわざ来たのか」

触手の助言に従って、肌を軽く叩きながら流れる湯を馴染ませていくと確かに、体から粘液が剥がれていく。
ローパーのアドバイスに従い、粘液を洗い流すシュールさに耐えていると、更に別の触手が現れ、袋に詰まった塩を差し出してきた。

サキュバスB「『大丈夫だ、嬢ちゃん。俺に視覚はないぜ。それじゃあな、頑張れよ』」

隣女王「はぁ……。ありがとう、ございます……」

塩の袋を置いて、ご丁寧に排水溝の蓋も戻しながら、ポチの触手は元来た場所へ引っ込んでいった。

隣女王「……不思議なこともあるものですね」

そう呟く隣女王は、まだ……目の前で起きた事を、信じ切れていない様子だった。
401 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/13(月) 03:46:41.11 ID:tAAA/Upxo
*****

サキュバスB「ふー……一時はどうなるかと思いましたねぇ」

勇者「お前が絡むといつも何かオチがつく気がする」

サキュバスB「気のせいですって、気のせい! ……隣女王陛下も、すみませんでした」

隣女王「あ、いえ……ご教授いただき、ありがとうございました、陛下も、サキュバスB様も」

勇者「“様”はいらない」

サキュバスB「なんで陛下が言うんですか!?」

ようやく体に付着したローションを落とし終えて、湯船の中で一息つけた。
二人とも肌着を脱いでいるのに、隣女王に照れの表情は見えない。
透明度の低い湯のせいという事もあるし――――先ほどした行為に比べれば、湯に浸かっているだけならましなのだろう。

サキュバスB「……そんな事言うんなら、わたしだって言いますよ? わたしのおっぱい飲みながら甘えてきた事とか」

隣女王「えっ……えっっ!?」

勇者「言うな!」
402 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/13(月) 03:47:15.96 ID:tAAA/Upxo

幻覚・媚薬成分の食材のせいで、そんな事になってしまった事は確かにあった。
堕女神不在の状況で彼女に厨房を任せたせいで、いつものようにオチがつき、そんな危険な不覚の状態で一晩。
酒では無いから記憶も残り、今思い出すたびに身悶えしそうになるほどだ。
それも、――――勇者、だけが。

隣女王「……出るのですか」

サキュバスB「え? ……まぁ、そういう魔法もありますけど……わたしが編み出した訳じゃないですからね?」

授乳搾精、と彼女は言った。
出るはずもないものを、魔法で乳腺を活発化させて恵みを絞り出す……何とも業の深い魔法。

隣女王「なるほど……私でも使えるでしょうか? その魔法」

サキュバスB「え? う、うーん……どうでしょうかね? 陛下」

勇者「俺に訊かれてもな……」

隣女王の視線は、サキュバスBの湯に浮かぶ双丘と虚空、そして自らの平原の間をちらちらと行き来する。
その口は……何かを言おうとして、そのたびに強靭な何かが中断させているように見えた。
403 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/13(月) 03:47:54.13 ID:tAAA/Upxo

サキュバスB「……吸って、みますか?」

隣女王「えっ……!? い、いえ、その、そういう、何も……」

彼女の申し出は、勇者は半ば耳を疑い……半ば、予想通り。
どきりと跳ねた心臓をごまかすように、隣女王はとりあえずの言葉をかき集める。
サキュバスBは、それを笑う事もせず続ける。

サキュバスB「……今日は、いっぱい恥ずかしい事したじゃないですか。何も恥ずかしくないですよ?
         陛下だって、いっぱい飲んじゃったんですから。ね?」

勇者「…………ん、まぁ……」

水音を立ててサキュバスBは立ち上がり、湯船の端――――なだらかな傾斜を描く一角へと湯の中を進んだ。
隣女王の、手を引きながらだ。
行きつくと彼女は誘惑するように傾斜の上に座り、“波打ち際”で隣女王へなお説く。

サキュバスB「……誰にも言ったりしませんよ。三人だけの秘密です。だから……ね、隣女王陛下。わたしに……甘やかさせてくれませんか?」

彼女が指先へ光を灯し、乳房の上で躍らせる。
隣女王が、おずおずと怯えるように彼女の胸の中へ、抱かれるように身を寄せるまでは短かった。
404 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/13(月) 03:48:39.68 ID:tAAA/Upxo

隣女王「んっ……く……」

隣女王は、母の乳の味を知らない。
王族の立場だからではなく、彼女を産んですぐに臥せり、言葉を交わし、手を握ることしかできなかったから……甘えられなかった。

サキュバスB「っ……ふふ。隣女王陛下……ゆっくりしていいんですからね?」

そんな彼女を、初めて甘やかしてやれたのは……そう見た目の変わらない、稚気の抜けないサキュバスの一人だったのは、皮肉だろうか。
隣女王は戸惑いながらもサキュバスBの乳房に口を寄せ、歯を立ててしまわないように、おっかなびっくりと“恵み”を受ける。
口の中に流れ込む暖かな甘さと、頭を抱きしめてくれる腕と、落とされる優しい眼差し。
隣女王が、生まれて初めて触れた――――“母性”。

サキュバスB「よしよし、隣女王陛下……いつも、頑張ってますもんね。でも、今は……甘えちゃっていいんです。慌てないで、いいんですからね」

隣女王「……お、母……様……っ、ぅ……ふうぅ……」

サキュバスB「……泣かなくて……いえ、いっぱい泣いていいんです。ずっと、ずっと……頑張ってきたの、
        私も陛下も、知ってるんですから。えらーい、えらーい……」
405 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/13(月) 03:49:18.30 ID:tAAA/Upxo

サキュバスBが、胸の中の少女王の頭を優しく撫でる手つきは、“母の手”そのものだ。
どこかで学ぶ事ではない。
心の中に眠る弱さを見つけ、認め、受け止め、癒しを与える。
サキュバスBは、淫魔の嗅覚、天性を……そういう風に使う。

大浴場に、ちゅぱ、ちゅぱ、と“母”の奏でる音が響く。
“人”が誕生してから、絶滅するその時まで止む事の無い生命の韻律だった。
石と棒の時代から、遠き彼方の未来に至っても消えない音。

隣女王「……っ……ん、ふはっ……ぁ……」

サキュバスB「くぅんっ……、いいですよー。わたしのおっぱい……空っぽになるまで吸って、ね」

子供に還ったように。
否、生まれて初めて“子供”になれたように、隣女王は夢中でそれを吸い、飲み込む。
サキュバスBは、そんな彼女を心から慈しみ、愛おしむように優しく撫で続ける。

サキュバスB「ふふっ。いっぱい飲んでくださいね、わたしの……ミルク」

彼女は言って――――腕の中の“子供”に、優しく微笑みかけた。
406 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/13(月) 03:50:44.75 ID:tAAA/Upxo
投下終了です
意外とできるもんだ、毎日更新
それではまた明日

じゃあの
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/13(月) 03:54:12.62 ID:F0jlzmrM0
乙!
ポチ、有能
サキュBの母性でダメ人間になりたい…
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/13(月) 10:01:06.05 ID:c5MT6e1Ho
>>407
まるで、まだダメ人間ではないような書き方じゃないかww
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/13(月) 10:02:35.64 ID:XXySzQ9M0

ポチ有能で笑った、そういえば浴場でヤることやヤってんだよな
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/13(月) 11:13:33.97 ID:igauxScpO

ズルいくらいにポチ△
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/13(月) 14:48:30.21 ID:+a3h4l+A0
乙んつん

勇者もポチ語分かるようになったんやね
412 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/14(火) 03:13:42.12 ID:wJHTDUsVo
こんばんは
明日も少々早いので少量の更新になる事をご容赦を

>>405より
413 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/14(火) 03:14:12.71 ID:wJHTDUsVo

*****

翌朝、目が覚めても――――もうすっかり不自由にも慣れてしまった。
ようやく、残り回数は四百回を切る寸前だ。
左手の“呪いの紋章”の一本が、いくつかの点を残して消えている。
このままでいると、本当に肉体が消滅してしまうのか……疑念が尽きない。
事実は、ひとつ。
かつて訪れた男が同じ病気に罹り何もしないまま人間界に戻り、その後も禁欲を続けた結果、彼は一週間で粘液になって消失した。
“しない”からなのか、回数を減らせないまま期限を迎えたからなのか、分かるはずもない。
それと言うのも――――淫魔の国でこんな病気をやれば、国の誰もが放っておかないだろうし、誰も我慢しないだろうからだ。
答えの手掛かりになりそうな話が、一つしかない。

勇者「……どうせ、ポチに訊いても分からないだろうなぁ」

起き上がり、固まった首をほぐしながら着替えに袖を通す。
傍らには、サキュバスBが丸まって眠っていた。
隣女王は彼女に寝かしつけられて――――その後、この寝室へ来た。
414 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/14(火) 03:14:45.66 ID:wJHTDUsVo

勇者「……起きろ、ダメ人間製造魔」

サキュバスB「んー……やだ……」

勇者「“やだ”って何だ!」

サキュバスB「もぉ……後、三回……してくれないと起きないです……」

勇者「……時間じゃなくて?」

サキュバスB「あと三回してくれなきゃ……起きない……」

勇者(……寝ぼけてるのか? それとも本気でせがんでるのか? どっち……?)

サキュバスB「じゃぁ、もう……ちゅー……でいいですから……起こして、くださいよぉ……」

布団の中でくるまったまま、彼女は顔だけを出して、目も開けずにそう言った。
サキュバスBにしては珍しく寝起きが悪い事を怪訝に思いながら……勇者は、ベッドの上を這い進んで近づいた。
415 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/14(火) 03:15:13.66 ID:wJHTDUsVo

サキュバスB「ん……っ? うむぅぅっ!? っふは……な、陛……下……! くは、ぷちゅっ……んぐ、るぅっ……!」

彼女の望み通り、布団でくるんだまま、上から乗って押さえ込むように唇へ目覚めを告げてやった。
片手で顎を抑えながら何の前触れもなしに唇を奪い、その内に舌を這い回らせると、彼女は苦しそうに酸素を求めて呻いた。

サキュバスB「んぐ、ぅんっ……! ひゃ、らぁ……やぇ……やめて、なん、で……ぷはっ、いきなり……!?」

呂律の回らない声での抗議も聞かず、更に彼女の動きの鈍い舌を捕捉し、ねぶる。
サキュバスBの口と肺に残った空気を吸い出し、代わりに朝の静謐な空気を口移しで送り込んでやると、跳ねのけようとする動きが段々と強くなる。
寝室に忍び込んだ暴漢が少女を襲う、そんな危うげな快感が朝からもたげてくるのを自覚した時……勇者は飛びのき、ベッドから下りた。

サキュバスB「げほっ……! な、なんですかぁ、朝からいきなり……ダメですよ!?」

勇者「お前が寝ぼけてるからついな」
416 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/14(火) 03:15:51.74 ID:wJHTDUsVo

サキュバスB「もー……。あ、の……陛下?」

勇者「……?」

サキュバスB「せっかく、ですし……あの……ね? ちょっとだけ……しません?」

勇者「しません」

サキュバスB「ひどい!」

勇者「俺は腹が減ったんだよ!」

サキュバスB「色気より食い気ですか!?」

勇者「色気に走り過ぎた結果だ」

サキュバスB「うっ……」

勇者「それに、お前の“あれ”でも、空腹は治らないだろ?」
417 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/14(火) 03:16:39.71 ID:wJHTDUsVo

サキュバスBの“得意技”、全回復の口淫奉仕は万能ではない。
外傷、内傷、病や筋肉疲労の類は治せて体力を補充する事はできても、空腹感は消せない。

それは体の不調ではなくむしろ“健康”だから起こり、それは治すべきものとして認識できないからだ。
食事で補充すべき体力そのものは回復できても、空腹感だけはそのまま残る。

勇者「……後でな、後で。とりあえずはお前も起きて着替えて、隣女王に挨拶でもしに行け」

サキュバスB「はーい……」

勇者「ときに、隣女王の様子はどうだった? あの後だ」

サキュバスB「ん? んー……普通でしたよ、上がってからは。すごくかわいい寝顔でした」

勇者「それは良かったよ」

サキュバスB「少しお話したんですけど……隣女王陛下、お辛かったんですね」

勇者「“王”が早世する理由は……恐らく、弱さを誰にも見せられないせいなのかもな。誰にも辛さを打ち明けられないからか」

サキュバスB「ですから、陛下も。いつでもわたしに甘えていいんですよー?」

勇者「お前はバラすからもう嫌だ」
418 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/14(火) 03:17:38.86 ID:wJHTDUsVo
少量ですが今日はここまで

多分あとエロシーン、2+αぐらいか……まぁ、今月一杯をメドに

それではまた明日
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/14(火) 03:24:31.09 ID:1UnuPXqN0
乙!
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/14(火) 14:16:04.73 ID:ovjG8x0A0
あと2スレ+αか…
やったぜ
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/14(火) 17:54:34.39 ID:M6Rk0BS10
長編だな
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/15(水) 02:10:01.53 ID:0ATWwY/O0
まさかリアルタイムで淫魔シリーズ読めるとは。
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/15(水) 03:26:17.90 ID:Sc2hLGME0
サキュAのMいいな
424 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/15(水) 04:39:28.62 ID:qO+FEOZvo
明日も早い……というか数時間後に出社なのだが構わず投下だ
あと2スレかー……やれと言われればやれるモチベーションは今ならあるけどちょっと遠慮しよう、諸事情で

>>417より
425 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/15(水) 04:39:57.81 ID:qO+FEOZvo

*****

午後になり、城内にしばしの静寂が戻る。
隣女王も、この城にいる間は年相応の少女へ戻れているのだと勇者は感じた。
今はサキュバスBと娯楽に興じており、姿は見えない。
すっかり緑の濃くなった庭を歩いていると……見慣れた片翼の淫魔がベンチに腰掛け、酒瓶らしきものを仰いでいるのに出くわした。

勇者「また入り込んでるのか、サキュバスC」

サキュバスC「よー。寝室じゃねェんだからいいじゃん? ま、座れや」

勇者「お前の家か?」

呆れながらも隣へ座ると、彼女は少しだけ、ほんの少しだけ尻をずらし、勇者の方へ近寄った。
その手に持つのは、濃い色の酒瓶ではない。
透明な瓶に詰められた――――葡萄酒ではない薄い黄色。
それを見て、勇者はかすかな悪戯心を起こした。
426 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/15(水) 04:40:38.69 ID:qO+FEOZvo

勇者「……サキュバスC、そういうのは良くない」

サキュバスC「あ? 何だいきなり」

勇者「いくらなんでも、トイレなら……使っていいんだぞ」

サキュバスC「はぁ? ……ばっ、ち、違ェーぞ! 何言ってんだテメーは!?」

勇者「…………」

サキュバスC「……テメーな、いい加減にしねェとコイツで頭割るぞ? オイ?」

真意を汲んだか、怒りだし、落ち着き――――サキュバスCはからかわれた事に気付いて、立ち上がりかけた脚から力を抜いた。
目頭を押さえてしばし黙り込み、彼女は言葉を探そうとしたが、諦めたのか……その瓶を差し出してきた。
受け取り、口に含むと懐かしく、しかしこの淫魔界では出回らない味がした。

勇者「酒だと思ってたら、ジュースか。禁酒するのか」

サキュバスC「するかよボケが。アタシに死ねっつーのか?」

勇者「生きててほしいから勧めてるんだ」

サキュバスC「……あぁ、そ」
427 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/15(水) 04:41:14.24 ID:qO+FEOZvo

勇者「で……これは? ラベルも何も貼ってないみたいだな」

サキュバスC「アタシが作った。使い切れねぇ分をジュースにして保存してたんだよ」

去年の夏に出会った時、彼女はここから離れたのどかな場所で一人、およそサキュバスらしくない晴耕雨読の日々を送っていた。
鶏を世話し、いくつもの果樹を育て、数杯のエールを一日の楽しみにして、土と風に触れる日々。
それは全て、かつて人間界で受け取った、“リンゴ”の種を植え、実らせるために。

勇者「で、これを持って……何か悩んでたのか?」

サキュバスC「あァ。いや……下町の本屋の女いるだろ?」

勇者「ああ」

サキュバスC「あの女な、前に……変な事、言ってやがったのよ。それが気になってさ」

勇者「でもだからって、何でこんな所で……」

サキュバスC「緑多くて落ち着くんだよ、近いし。まぁ……ともかくな」
428 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/15(水) 04:41:45.11 ID:qO+FEOZvo
*****

書店主「あら、サキュバスCさん。こんにちは〜」

サキュバスC「うす。……今日はガキいねーの?」

書店主「ええ、今日はお友達と出掛けてるの。何か御用でした?」

サキュバスC「いんや。……とりあえず一杯くれよ。また何か試してたか?」

書店主「分かる〜? さ、座って〜」

サキュバスC「……いや、ちょっと探すモンあるからさ。淹れたら呼んでくれや」

書店主「はいはい、分かりました〜」

店の奥に消えた書店主を尻目に、サキュバスCは書架に向かう。
木造の床を真鍮の右脚が踏み締めるたびに硬い足音と床の軋みが店に反響した。
目指すのは、人間界の出来事を記した、“人間界で作られた”古書の棚。
数千年前のものにも関わらず、どれもまるで製本したばかりのようにくっきりと表紙のエンボス加工まで読み取れて、紙も崩れてくる事がない。
これが人間界に存在すれば、恐ろしく希少な価値を持つだろう。
429 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/15(水) 04:42:24.41 ID:qO+FEOZvo

しばし、手に取っては眺め、手に取っては眺めを繰り返していると――――。

書店主「も〜……またエッチな本読んでるんですか〜……?」

サキュバスC「ぎゃああぁぁぁっ!?」

気配も無く後ろに立った彼女が、囁いてきた。
取り落としかけた本をばたつきながら受け止め、棚に戻すと向き直り――――。

サキュバスC「いきなりなんだよ? また、ってなんだよまたって!?」

書店主「え、だって……この間も買っていったじゃないですか。つんけんした男装の女騎士様と、従士の青年の……」

サキュバスC「エロくねーだろ! ……っつか、あれ……エッチ、する場面……ないし……」

書店主「え? ……じゃああれ、どういう終わりだったんですか?」

サキュバスC「どう、って……色々あったけどチューして、その後結婚して、子供できてて……終わりだよ」

書店主「……あ〜……でしたっけ。好きなんですか、ああいうの?」

サキュバスC「……人間にはハッピーエンドを迎えてほしいだけなんだよ、アタシは。苦い結末は嫌いだ、いくらそこにテーマがあってもさ」

書店主「でも、単純に好きなんですよね? ロマンチックなのも」

サキュバスC「あんたと話してると誘導されてはめられそうだから、もうこの話は終わりだよ」
430 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/15(水) 04:43:00.52 ID:qO+FEOZvo

カウンター前の席で“コーヒー”を嗜んで時を過ごしていると、自然、話題は“陛下”の事になった。

書店主「そういえばぁ……陛下、おちんちんが固まったままになって大変みたいですねぇ」

サキュバスC「あーね。しかし、一年も経つのにまだかかってなかったのがビックリだ」

書店主「ですよねぇ。まだ治りませんかねぇ」

サキュバスC「無理だろ、まだ四百回以上あるし……」

書店主「……え? “五百回近く”じゃないんですか? あ、もしかして……ふふっ」

その時、サキュバスCの顔はさっと青ざめ――――今自分が何を告白したかを理解した。

サキュバスC「い、いや待て違うんだって! 違うからな!?」

書店主「いえいえ、隠さなくてもいいんですよぉ。サキュバスじゃないですか。してる事、してるんですね〜」

サキュバスC「あーーーーーっ! あーーーーーーっ!!」
431 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/15(水) 04:44:24.37 ID:qO+FEOZvo

書店主「それはともかく、本当は何をお探しになってたんですか〜?」

サキュバスC「……いや、何って事もねェんだけどさ……気になって。あれ、減らし切れねェとどうなんのかなって」

書店主「ん〜……どうだったかしら。おちんちんがもげちゃうとか……?」

サキュバスC「んなユルい口調で言うか、それをさ」

書店主「ところで、サキュバスCさん。風の噂ですけど……また、どこかお行きになるとか」

サキュバスC「あぁ、“別荘”な。今までもちょくちょく戻ってたけど、リンゴの実が生るって分かったから色々世話して、試したくてさ」

書店主「リンゴ……? ああ、あれですか。あれでお酒作ると美味しいんですよぉ。お口の中でしゅわ〜ってして、甘酸っぱくて……」

サキュバスC「へー……美味そうじゃん、それ。どこで飲んだ?」

書店主「…………あれ? そういえば……どこでしょうか?」

サキュバスC「おい、おい……頼むよ」

書店主「でも……何でしょう。美味しかったし、すごく……幸せだった気がします。どこでか、誰とかは……思い出せません、けど」


言って、書店主は……何かを探るように、カウンターの上の一輪挿しのワスレナグサへ視線をやった。
432 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/15(水) 04:49:35.51 ID:qO+FEOZvo
今日の分投下終わり
本当、時間はともかく毎日更新できてて自分でビックリなんだ……
それにしても、書き専だから分からないけれど
やはりリアルタイムに追えるのは特別な何かがあるものでしょうか?
読んでいただけて何よりです

それではまた明日
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/15(水) 05:39:02.94 ID:9NPrGPoB0

ワスレナグサ…
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/15(水) 10:49:48.21 ID:aNliseQ40

リアルタイムは単純におっ更新来てるなって楽しみがあるな
書店主の話知ってるとこの部分だけで涙腺に来る
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/15(水) 16:19:33.86 ID:OaV+y8GO0

読み返したら、書店主は人間界にいたときに、あの人と一緒にリンゴ酒を飲んでいたね…
そのうち、狐の酒場でも振る舞われそう。
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/15(水) 17:10:47.53 ID:h4l3OY1NO
日々乙
リアルタイムだと作者とやり取りできたりも…な所か
さてどんな方向に進むのか明日も楽しみだ
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/15(水) 17:26:45.71 ID:dqWs/VPho
りんご酒・・・カルヴァドスか。
冷たくシュワッっと・・・
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/15(水) 20:45:42.75 ID:Zx6E4sGA0
りんごならシードルが好き
飲みたくなってきた
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/16(木) 00:31:00.45 ID:DM6lRtuS0
ジュースが珍しがられるって事はなっちゃん的なのはないんだろうか
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/16(木) 02:56:27.19 ID:fyF2vP6U0
自分の用事もあるのにしっかり投稿してくれてとても嬉しいやで
441 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/16(木) 04:48:41.55 ID:lpemIysuo
おはようございます

>>431から
442 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/16(木) 04:49:14.62 ID:lpemIysuo
*****

サキュバスC「ま、そういう訳さ。アタシはアタシで、興味が出てきたんだよ。こいつで酒作れるってんならね」

勇者「動機は酒か、それも作る方で?」

サキュバスC「どうなんだ? 飲んだ事あったりするのか」

勇者「……確か、ある。リンゴを発酵させて作る酒で、発泡がきつかったな。すいすい行けるから調子に乗って飲んだせいで翌日酷かったな」

サキュバスC「ふーん……。まぁ、多分できんだろ。酒の造り方なんてどれもこれも似たようなもんだし」

勇者「密造酒の話を俺の前でするか……」

サキュバスC「あ? なんだ、逮捕か? いいよ、身体で払わせてやる」

勇者「俺が払うのか!」

サキュバスC「いいだろ? ……で、だ。マジメな話になる。お前、ヤベーぞ」
443 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/16(木) 04:49:45.32 ID:lpemIysuo

それまでから一転して……急に、サキュバスCは真剣な表情を向けてきた。

サキュバスC「……あと何回だ?」

勇者「え?」

サキュバスC「あと何回だっつってんだ!」

勇者「……四百と数回だ」

サキュバスC「そうか、クソっ……間に合わねェんじゃねーか……」

勇者「いったい何だ?」

サキュバスC「アタシも調べた。いいか、ソイツは……一週間しかない。淫魔熱は最初の症状が治まってから、“そう”なる。
         なった後、一週間以内に回数を減らし切れないと……」

勇者「……消えるのか」
444 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/16(木) 04:50:28.63 ID:lpemIysuo

サキュバスC「…………知ってやがったのか?」

勇者「堕女神から聞いた、そうなった人間が過去に居たって。……一致したって事は間違いないのか」

サキュバスC「落ち着いてる場合じゃねェ。今日を含めてあと四日。四日で四百回、一日で割れば百回。……まずいだろ」

初日に堕女神と交わしていた言葉が、真実になってしまった。
一日当たり百回、しなければならない。
堕女神からだけ聞いた時にはまだ楽観できていたが――――今はそうはいかない。
サキュバスCからも同じ話をされた以上、徐々に焦りが生まれてくるのが勇者に分かる。
その話は……真実になってしまったと。

勇者「ちなみに、その話は……どこから? 修道士の話なら聞いたけれど……」

サキュバスC「違う、そいつじゃない。別人だ。別人がここで風邪ひいて病気を人間界に持ち帰って、
         誰かにうつりこそしなかったが……同質量のドロドロになって死んだ」

勇者「……くそっ」
445 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/16(木) 04:50:55.10 ID:lpemIysuo

サキュバスC「ともかく、時間がねぇ。どんな手を使ってもいいから削り切るんだ。さもなきゃ、お前……」

勇者「……っ、待て!」

制するのが、一瞬遅れた。
話を遮る間もなく、焦燥感に駆られたままいたせいで――――気配に気付けなかった。
すなわち……ベンチの後ろにいつからか立っていた、隣女王の。

隣女王「……陛下……あの……」

勇者「……どのあたりから、聞いてた?」

立ち上がるとサキュバスCもきまりの悪そうな顔で立ち上がり、舌打ちする。
あくまで隣女王の方へ顔を向けないのは――――非礼ではあるが、誰も咎める余裕がなかった。

隣女王「陛下、が……その、回数を……減らせ、なければ……お体が……と」

傍らにサキュバスBはいない。
褐色の肌は光を失った土気色へ変わってしまい、その目は虚ろに、かつ涙を浮かべて揺れていた。

勇者「落ち着くんだ、決まった訳じゃない。……すまない、サキュバスC。また後で話せるか」

サキュバスC「ああ、分かった。……ごめん」
446 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/16(木) 04:51:21.48 ID:lpemIysuo

サキュバスCが去っても、隣女王は硬直したまま動かない。
座るように勧めても、彼女は地面に縫いとめられたようだった。

勇者「……隠すつもりじゃなかった。ただ不確かな事を言って動揺させたくなかった。分かってくれるか?」

隣女王「……左手を、お見せ願えますか?」

左手に灯った紫の四本線と、いくつかの点。
残る射精回数を示すそれを彼女へ見せると、その手は震えていた。
立ち聞きした話と、それを照らし合わせているのか……震えは止まない。

隣女王「そん、な……陛下、こうしている場合では……っ」

勇者「いや、大丈夫。気にしないでくれ、頼……」

隣女王「いけません!」

勇者は、彼女の激した声を聴くのは初めてだった。
思わず背筋が伸び、後ずさりかけた。
それでも左手は手放されず、隣女王の目が注がれている。
447 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/16(木) 04:51:57.51 ID:lpemIysuo

隣女王「……陛下、お願いがございます。どうか……これだけは」

勇者「……何かな」

隣女王「お伝えする前に、約束してください。必ず聞き入れて下さい。何と引き換えにしてでも、決して断らないで下さい」

勇者「それは……中身を聞いてから、じゃないと……いや。俺に出来る事ならば」

隣女王「約束ですよ?」

回りくどく、外堀を埋め固めるような言葉は、詰めが甘く、乏しい。
しかし、だからこそ伝わる事もある。
隣女王の中には、今――――決心がある。

勇者「……約束する。俺に出来る事なら」

隣女王「それでは」

彼女の唇は震えながら……それなのに、はっきりと言葉を紡いだ。


隣女王「私に。私、だけに……お手伝いさせてください。私を使って……下さい」
448 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/16(木) 04:56:31.23 ID:lpemIysuo
短くてすまないのですが、今日はここまで

>>433-435
書店主のあの話、今でも結構お気に入りなのです自分で
ただどういうテンションで書いていたのかはもう思い出せない

>>436
進む方向なんてエロに決まってるじゃないですか、少なくともこのシリーズでは

そして申し訳ない
明日はまた投下できない可能性が高い、というかほぼ……

では、また明後日……ちくしょう
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/16(木) 04:59:10.65 ID:7y0mioxbO


休みも必要だ!
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/16(木) 06:42:08.38 ID:giaqKo3A0
乙!
気負い過ぎずにゆっくりしてくれさい

しかし急展開…続きすごい気になる
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/16(木) 07:20:31.66 ID:ct17KtEBo
隣女王・・・400・・・余裕だな
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/16(木) 08:41:14.50 ID:2lbb21Zio

そういえばこのシリーズ何個あるんだ?10個目であってる?
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/16(木) 12:19:33.23 ID:wWimYAMQO
最初の一作か二作目を見て以来だったが
そんなにあったのか…(驚愕)
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 11:47:37.47 ID:vc+nfl3wO
だめちゃんのアヘ顔ダブルピースが見たい
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/17(金) 17:37:48.38 ID:QdbRJkQW0
しっかしこのシリーズは毎回クオリティがすごいな
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 19:38:51.44 ID:vY+6oWoA0
sageを覚えろ
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 20:24:08.29 ID:r+O9FcXqO
残り400を隣女王で、、だと?
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 22:06:34.19 ID:H9efGzo90
サキュ分が枯渇している・・・はぁ布団にサキュバス潜り込んでたらなぁ
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 22:56:40.33 ID:MLM7qEuT0
初めてのリアルタイム…
この人の文章はなぜこんな艶かしさに溢れているのか…
460 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/18(土) 00:38:21.69 ID:74FqSM5yo
会社は倒した
俺が倒した

二時〜三時にまた来ます
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 02:04:42.46 ID:Em/Cg+m80
今夜も読めるとは嬉しい限りだ
眠れないままに起きていてよかった
仕事を倒してくれてありがとう
462 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/18(土) 02:48:04.64 ID:74FqSM5yo
こんばんは
投下を始める
>>447から
463 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/18(土) 02:48:47.37 ID:74FqSM5yo
*****

勇者「今更言うのは良くない、それは分かる。……だけどだ。本当に良かったのか?」

隣女王「はい。覚悟は……できております、陛下の為ですから……」

勇者「俺の事なんてどうでもいい。君の話だ」

隣女王「陛下。去年の、……私達を助けて下さった時の事を覚えておいででしょうか?」

勇者「……忘れもしないよ。トロールの巣があんな近くにあったなんて。怖い思いをさせたな、ごめん」

隣女王「いえ……あの時は、本当にありがとうございました。私は……今、陛下をお助けしなければなりません。
     こうする事、ぐらい、しか……。それに」

勇者「……それに?」

隣女王「私……凄く、嬉しいんです。ですから、その……」


隣女王「優しく……してください、ね」
464 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/18(土) 02:49:34.83 ID:74FqSM5yo

蝋燭の灯が、艶めかしく汗に濡れた褐色の肌を照らし出す。
純白のシーツの上だからこそ映える肌の色は扇情的だった。
ましてその肢体の持ち主が淫魔であり、年端も行かぬ少女であり、そして、高貴な身分の者であるという事実。
興奮を覚えない者など、いないだろう。

隣女王「で、でも……少し……怖いです……ね、これは……」

じゃらり、と似つかわしくない硬質な音が部屋に響く。
見ると、ベッドに仰向けにされた隣女王の両手首には手枷がはめられ、そこから伸びる鎖が頭側へと伸びて壁に留められ、固定されていた。
隣女王はまるで監禁され、性奴隷として使われるような姿のまま、ベッドに横たわる。
自由に動く脚にも、動きを鈍らせ、筋力を奪い抑制するための魔法の足枷がはめられていた。
彼女が自由に動かせるのは、胴体と頭、それだけだ。

勇者「……外そう、やっぱり。こんなのは……」

隣女王「いえ、平気です。聞き及んでおりますから……」

これは、彼女の内側に眠る“淫魔”を抑制するための措置だ。
一たび切り替わってしまえば、彼女は止まらない。
文字通り共に過ごす男の全てを絞り出し、干乾びさせ、その精力を食らい尽くすまで。
かつて、彼女の種族を見た時もそうだった。
この幼い淫魔へ滾りをぶつけていたオークは……逆に生命力を吸い取られ、殺された。
465 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/18(土) 02:50:04.32 ID:74FqSM5yo

ベッド脇には、淫魔の手になる強壮剤の瓶が数十本に渡って並べられている。
一瓶飲めば、三日三晩は精力を保てる強烈なものだ。
疲労回復効果も折り紙付きであり、製法は淫魔の秘伝。
そして――――既に一瓶、飲んである。

隣女王「……陛下、その……」

もじもじと、裸身をくねらせながら隣女王は頬を赤らめて呟いた。

隣女王「あの、怖い……ので……口づけ、を……していただけませんか……?」

一糸まとわぬ裸体で、手枷と足枷をはめられたまま、彼女は照れながら言った。
ささやかな胸を隠す事も、産毛のような銀毛がまばらに生えた秘所を隠す事もできないのに。
乱れた銀髪でせめて目元を隠しながら、そう望んだ。
応えるべく――――勇者はゆっくりと圧し掛かり、ぎゅっと目を閉じた隣女王の唇を、奪う。

隣女王「んっむ……っちゅ……はっ……ふぅ……!」

覚えた口淫とは違い、ひどく拙いキスだった。
舌を差し入れ合い、前歯と口の粘膜を溶け合わせるようなものではない。
むしろ、その前。
初めて触れた物の感触を、互いの唇の結び合う感覚を必死で覚え込もうとするような、切なげな文字通りの“接吻”だ。
466 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/18(土) 02:50:37.23 ID:74FqSM5yo
*****

堕女神「…………推奨はできかねます」

勇者「……ああ、そういう事も分かってる」

サキュバスA「命、いらないんですの? ダー○シュ○イダーでさえ絶頂死するような……」

勇者「それも聞いた事がある」

隣女王の申し出は、慎重にならざるを得ないものだった。
互いの身分の意味するところもだが、何より迂闊に手を出せば殺される。
ただ精力を糧とするだけのこちら側のサキュバスと違い、隣国の淫魔は根こそぎ奪い尽くす、
悪く言えばイナゴのような生態を持つサキュバスだ。
その中でも隣女王は最上位であり、一度眼を覚ましてしまえば……何が起こるか、分から無い。
ドラゴンの尾をくすぐるような、一歩間違えば殺されかねない危険がつきまとう。
それが分かっているから堕女神も、サキュバスAも、説得に回る。
執務室にいるのは、勇者を含めた三人だけ。

堕女神「……もはや、説得はできないのですか?」

サキュバスA「……私は止めましたわよ?」
467 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/18(土) 02:52:00.96 ID:74FqSM5yo

勇者「……だから、安全策を可能な限り考えてほしいんだ」

隣女王の暴走を防ぐ、もしくはしてもコントロールできる手段を考えなければならない。
堕女神とサキュバスCの結論が一致し、残り回数を消化できなければ何が起きるか分から無い。
そして何より、隣女王を説得する事はもうできない。
彼女の眼を見れば、分かる。
あれは――――本当に、勇者の身を案じて、その上での申し出だったからだ。

堕女神「……主導権を奪わせないようにしましょう。魔力を込めた枷を準備します」

サキュバスA「では、私は各種回復剤を調達して参りますわ。それと……」

勇者「ポチにも頼もう。もし何かあれば、割って入ってくれるように」

地下牢のキングローパー、ポチには途轍もない特性が一つある。
それは――――“特性を含めた、魔族の魔力を完全に無効化する”点だ。
最高位の魔族が生み出した攻撃魔法も効かず、魔族の結界を意に介さず通り過ぎ、とにかく魔力は効果がない。
物理的破壊には弱くとも再生能力がそれを補い、寿命は恐らく無限。
動きが緩慢な点だけが弱点だが、補って余りある。
ただ勇者の放つ雷だけが、彼を打てた。


そして……いくつもの安全策を重ねた上で、今に至る。
468 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/18(土) 02:54:04.36 ID:74FqSM5yo
ではここまでだ
続きはまた明日

……当初予定していた文字数を圧倒的にオーバーしているのはないしょだぞ!
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 02:56:57.78 ID:l3mZ0yP5O

たくさん読めるのは良いことだ
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 03:33:09.74 ID:ZWYqaOjK0
乙!
せいしをかける夜が始まる…
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 05:58:01.01 ID:akdC/R1A0
乙!
ポチさん居るだけでわくわくしてまうww
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 06:30:25.29 ID:2AAwhC6oO
乙!
ポチさん大活躍の予感!!
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 09:45:30.54 ID:i356CcS20
ポチと隣女王で3Pか
474 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/19(日) 02:39:41.35 ID:ZFHfpqU9o
始めます

>>467から
475 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/19(日) 02:40:18.47 ID:ZFHfpqU9o
*****

隣女王の小さな唇は接吻の最中にも細かな震えが止まらない。
緊張か、歓喜か、その両方なのか――――蠢きはしても、ぎこちなさが勝る。
嫌がる素振りはなくとも、彼女は赤らめた顔をわずかに動かし、ぴったりと覆われた唇の端から、少しでも酸素を取り込もうと試みていた。
やがて、口づけの波は一時治まり、至近で隣女王に覆いかぶさり向き合う姿に戻る。

頭の上まで持ち上げられ、鎖でくくられた二の腕に汗が一筋流れる。
甘酸っぱさの混じる香りが露わに広げられた脇から立ち上り、鼻腔をくすぐる。
サキュバスBのものに似てはいても、花のニュアンスが強い。
もし人界の男がこれを嗅げば彼女を貪る、獣と化し―――――やがては、貪られる草と化す。
隣国のサキュバスの放つ媚香は、獲物を罠に嵌めるための誘惑。
一時たりとも、油断はできない。
罠に落ちれば、食い殺される。

隣女王「あの……陛下……触れて、くださらないのですか……?」

眉を寄せ、困り顔を作って彼女は懇願する。
罠と知っても、尚――――応えねばならない。
彼女は今夜、決心とともにこうしているのだから。
476 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/19(日) 02:40:45.51 ID:ZFHfpqU9o

一糸まとわぬ隣女王の裸身は、さながら悩ましき名画の中の少女。
ムラない薄褐色の肌は計算されたように均一で、汗をまとえば艶めかしく輝きを放ち――――舌を乗せれば、極上の甘味を味わえそうだ。
滑らかな胸の中心にある乳首は鮮やかなピンク色をしており、今は口づけと、視線に晒されているせいで硬くしこり、
呼吸するたびにぴくぴくと胸の上下に合わせて揺れていた。
薄い皮膚からは肋骨の凹凸も数え上げられるほどに透けて、そこから続く腰は細くくびれており、
両腰を結ぶ線上には小さく美しいへそが細く切れ込んでいる。

小さな胸に手を伸ばすと――――

隣女王「んっ……!」

彼女は、急に身を悶えさせて声を上げた。
指先はまだ触れておらず……乳輪の外縁に近づいても、紙二重ほど離れているのに。

勇者「隣女王、まだ……何も触ってないぞ」

隣女王「す、すみませ……っ。その、陛下の体温が、近くに……感じて……!」

まだ、何も触れていない。
触れていないのに、彼女の鋭敏化した触覚が、体温を捉えただけで体を跳ねさせたという。
もし触れてしまえば……もはや何が起こるか、どちらにも分からない。
477 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/19(日) 02:41:11.90 ID:ZFHfpqU9o

隣女王「陛下? ……ふぇっ!」

生殺しに、隣女王の乳首へ息を吹きかける。
左胸には触れるか触れないかの位置で手を置きながら、上下する微かな丘へ唇を寄せる。

隣女王「はぅっ……ふ、ぁぁぁ……! そ、んな……苛めない、で……くださ……ひゃあっ……くっぅ……」

細く息を吹きかけ、指先の熱をかざしているだけで、彼女の身体は面白いように跳ねる。
快楽の砂鉄を寄せ集め、彼女の乳首の内側へ固めるような楽しさがそこにはあった。
その指は磁石、その吐息もまた磁石。
数分そうしているだけで、分かる。
今――――彼女のなだらかな胸は、“性器”となったと。

隣女王「んんっ、ぅ……くは、う……っ! さ、触って……は、くださらないの……ですか……?」

勇者「……触ってほしいのか?」

隣女王「っ……陛下……いじわる……なの、ですか……?」

彼女の口から、そんな子供じみた言葉が出た事に苦笑し、そして――――嬉しく、思う。
幼い見た目ながらに凛と振る舞う彼女でも、きちんと……“幼い”、と。
478 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/19(日) 02:41:48.00 ID:ZFHfpqU9o

更に、すぼめた唇を解いて、吹くように――――ではなく、吐きかけるように暖かな息を、桃色の頂を飲み込む雲のようにかける。

隣女王「ひゃ、ああっぁぁ……! ちく、び……ばか、り……ぃ……!」

ぞくぞくぞくっ、と隣女王の体が小刻みに震え、結ばれていた唇からとろけた息が漏れた。
目を落とせば、彼女の脚の間にある肉厚の割れ目からは清水が滲み、小さなクリトリスの下にぷくりと水玉が浮かび、流れる時を待っていた。
悪戯心は、ここまで。
今から、その水玉を破裂させる。
隣女王がのけぞり、顔を背けた一瞬のうちに――――右手は彼女の左乳首を抓み、唇は右の乳首を挟みこむ。

隣女王「――――――ひっ! き、あっ、あぁぁぁぁぁっ!!」

自由に動く胴体を思いきりのけ反らせ、逃れようとするように彼女の背は暴れ、アーチを描く。
その抵抗に振りほどかれまいと、浮いた腰の下に左手を差し入れて、それを“無駄な抵抗”へと変える。

隣女王「あひっ、……っぎっ……! は、離し……離し、で……くだ……きゃあぁぁん!!」
479 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/19(日) 02:42:27.63 ID:ZFHfpqU9o

唇の中で隣女王の乳首を吸い込み、転がし、舌先でねぶる。
まるで彼女もまた“呪い”を受けたように、その乳首は硬く勃起していた。
刺激を加えるたびに、彼女の細い体の中で何かが弾み、反響を繰り返すのが分かる。
折れそうなほどのけぞる背骨の悲鳴に加え、引き延ばされる腹斜筋が体をひねって逃れようとし――――胸部の快感に負け、力を失って縮む。

隣女王「あっ、うぅ……! んぁ、……も……だめ……離し、て……ぇ……!」

右手の指で弄ぶ乳首もまた、硬い。
隣女王の体は強張り、弛み、また跳ねて――――彼女の目は焦点を失い、口元の締まりも失う。
隣国の淫魔の持つ、肉棘の生えた猫のような舌がぴんと天蓋を差して伸びる。
とうに局部の堤防は決壊し、とろとろと蜜がこぼれ、シーツに染みを作っていた。

存分に、彼女の小ぶりな胸を慰め終えると――――右手を離し、唇を離し、そして腰を浮かさせていた左腕を離し、
再び彼女に仮初めの自由を返した。

隣女王「はぁっ……はぁっ……そん、な……胸、ばかり……いや、です……」

勇者「どうして」

隣女王「だ、だって……私、こんなに……小さくて……申し訳……なくて……」

この国に来て、幾度となく彼女は比べたのだろう。
堕女神と、サキュバスAと、サキュバスCと、そして――――見た目の歳はそう変わらない、サキュバスBと。

隣女王「ふひゃっ!? へ、陛下……そこは……!」

それ以上、彼女に自分を卑下する言葉を吐かせないために、勇者は体の位置を下げる。
ぐっ、と隣女王の細い腿を持ち上げ、左右に開かせ……秘部へと顔を近寄せた。
480 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/19(日) 02:43:31.56 ID:ZFHfpqU9o
今日の投下はこれまで
ではまた明日

たぶん今週……今週で終わる、ような気がする
きっと
たぶん
おそらく
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 03:09:06.60 ID:6Hl+1DnA0
>>480
縦読みかな?
今出た来たお
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 10:49:18.96 ID:BzmgX+4X0
乙乙
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 13:46:17.55 ID:10IbLSnA0
乙!
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 02:51:46.22 ID:VWWqN2jgo
本日はそろそろかな楽しみ
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 03:37:14.90 ID:zECOTAGR0
今日はおやすみかな(´・ω・`)
486 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/20(月) 04:01:36.84 ID:8d+ZANA7o
こんばんは、遅くなった

>>479から
487 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/20(月) 04:02:16.92 ID:8d+ZANA7o

隣女王「はぁ、う……! くっ、んっ、んうううぅぅ! そこ、は……ぁ……!」

膝裏を手で押さえ、自由に動けない彼女を更に固めるようにしてから、舌を差し入れる。
高まった体温は彼女の剥き出しの粘膜に灼けるような熱を与え、そこから沁み出る愛液を、煮立てたスープへと変える。

隣女王「ひうっ!」

膣口を取り巻く、花弁のような薄い肉のフリルへ舌を這わせる。
それは未だ切られていない、隣国の少女王の“封”だ。
迂闊に指を差し入れれば、ほぐれていないそれは簡単に裂けて赤い雫を落としたはずだ。
隣女王は、寝室に入り腕を繋がれ、足首に魔法の枷をかけられ、それでも視線を勇者の股間へ注いでいた。
浴場で見たそれの大きさを思い出し、ゆとりを持たせたズボンの上からでもふくらみが見て取れ、その暴性を恐れているように。
これから――――彼女は、これを呑み込む。
しかも、未通の聖所へ。
充分にほぐしてやらなければならない。
何よりも、彼女は……“初めての夜”なのだから。

隣女王「あぅっ……ん、そんな、ところ……きた、な……っ!」
488 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/20(月) 04:02:42.69 ID:8d+ZANA7o

隣女王は打ち震える。
指でまさぐる事がせいぜいのそこへ、生暖かい息をかけられ、恥丘を目線の高さで覗き込まれ、膣口を舌で舐られる事に。
彼女にはまだ、そこは排泄に用いる部分というイメージの方が強すぎた。
サキュバスBに何度か教えられても、なお……そこで快楽を貪る事への忌避感が残る。
それも――――畏れ多くも、初恋の相手であり、初めて見る“男”であり、呼び方は同じでも遥かに上位にある“王”に。
自分がそうしたように、“舌”で奉仕される事に、彼女は抵抗ばかりが募る。

だが、勇者はそんな事にも構わず、少女王の薄肉のフリルを、壊してしまわないように粘膜同士の愛撫を続ける。
舌を乗せるだけでも薄さと儚さが伝わり、小さな体の上下に合わせてリズムを整えひたすら、舐る。
流れ、顎先にまで垂れる愛液の蜜はシーツへ伝い落ちる。
すぐ目の前で恥丘に生えた銀の薄毛が揺れて、鼻先で尿道口が収縮を繰り返し、禁を堪えていた。
その小さな排泄口から香るほのかな匂いは、むしろ――――股間に優しくない。
楚々とした少女王のそこから香るからこそ、生臭さはむしろ官能的とすら言えた。

汗まみれの褐色の肌は上気し、血色を増す。
カエルのようにだらしなく開いた脚は幾度となく痙攣し、小さな桜貝のような爪を従える足指は開いて閉じてを繰り返した。
ムラ無い焼き菓子のような肌は――――禁断の果実の味付けを施されつつあった。
彼女に振りかけられる仕上げのソースの名は、“快楽”。
489 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/20(月) 04:03:49.99 ID:8d+ZANA7o

隣女王「はぁぁっ……! そ、そこ……くり、くりっ……されたら……で、出て……しまい、ますぅ……!」

勇者「……何を?」

隣女王「うっ、う……うぅ……そんな、訊か、ないで……ください……まし……」

答えない彼女へ罰を与えるように、“するな”と懇願された事を更に強める。
膣口の上側、収縮する尿道口との間を幾度も往復し、仕上げに膣口をすっぽりと唇で覆い、舌先で柔らかくなった肉のフリルを内側からこじるように蠢かせた。


隣女王「んにゃ、あ、ああぁぁっ!! 出、おしっこ……おしっこ、ですっ! 出ちゃう、出ちゃいます、からあ、あぁぁぁぁっ!
     やめて、やめてくださ……っ!」

余裕を失った彼女は、ついにそれを言葉にした。
本来はそのためだけにしか使っていなかったはずの、最も恥ずべき、王族として口に出してはいけない言葉を。

禁じられた鍵穴を解錠するように、尚も下は止まない。
かつて覚えた解錠技術を思い出すように。
尿道口の収縮の周期は速まり、そこから押し出された尿臭が近づいてくる。
解錠の最後の一息を放つように、こっそりと忍ばせた指で、舌を離すと同時に膣口をこりっ、と撫でると。

緩み切った彼女の最上部の穴から噴き出たそれが、シーツへ放物線を描いて落ちる。

隣女王「やぁっ……見ないで、こんなの……いや、あぁぁ……見ないでください……っ!」
490 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/20(月) 04:04:36.97 ID:8d+ZANA7o

顔を覆う事すらできないまま、隣女王はかぶりを振って、それを見まいとする。
脚の間に見える勇者の顔を振り払おうとして目をつぶる事はできても、
シーツに落ちる放水の音を聞くまいと耳を塞ぐ事はできない。
死んでしまいたいと思うような羞恥心に耐えながら、彼女は耐えられない放出を続ける。
もはや――――自分の意思では、止められない。

だらしなく広げられた股間からの放尿を終えると、隣女王は嗚咽とともに身体を震わせる。
浴場での密やかなそれとは違い、他に何も音のない寝室で、意識がはっきりした状態で間近にそれを見られたのだ。
自分を信じられない思いが彼女の内側に渦巻き、涙となって流れた。

隣女王「っ、ひっ……ご、ごめんなさい……ごめん、なさい……!」

言葉よりも先に、彼女の頭を撫でてやる。
何かを言おうとしても、それはむしろ逆効果だ。
少しの間撫でてやると、嗚咽はやがて止み、隣女王は落ち着きを取り戻す。

勇者「珍しい事じゃない。それより……続けても、いいかな」

隣女王「……は、い。次は……私の、番……なのです、ね」

そして勇者は、取り出す。
未だ呪いに包まれたまま、止む気配のない“それ”を。

隣女王「……そん、なに……お苦しそうに……。私が……陛下を、お救い致しますから。どうか……私を、刺して……下さい」

彼女の頭を抱え、撫で、その瞳を覗き込みながら。
太腿を触れ合わせながら――――膣口へ、亀頭を押し当てた。
491 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/20(月) 04:08:28.83 ID:8d+ZANA7o
ではここまでだ
書いてる間、犯罪感が酷すぎてさぁ……もうね……


それではまた明日
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