勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」

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585 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/25(土) 07:32:45.27 ID:sY25WvLb0
おつ
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/25(土) 07:55:16.97 ID:7VCNS1Ieo

余ってるよー!絶賛余ってるよぉ!
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/25(土) 07:58:28.53 ID:3YVMuiuyO
乙です
病気(呪い)に関係なく勇者は毎日誰かしらとまぐわうんですねわかります

>>584
確かにワルキューレについては見たいのぉ
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/25(土) 08:28:26.27 ID:jTjSY5hBo
浜木を吸う触手ってなんだよ
おつおつ
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/25(土) 10:24:57.87 ID:/nBdp31r0
乙乙
このスレのワルキューレの人気さすげぇな
だが正妻の堕女神さんの絡みは必要だぞ
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/25(土) 10:44:09.60 ID:cdsoBJ8y0
乙!
あっという間だったなぁ
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/25(土) 12:36:26.50 ID:gdb2eTrnO
そういや、『ポチの断片を売ってた道具屋』と『酒場のマスター』のストーリーは語られてないなぁ。珍道中になるやら、どうなのか。
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/26(日) 00:12:36.61 ID:0w84IKXnO
乙ー!
外伝に期待
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/26(日) 00:29:09.71 ID:0ZXyYn3A0

覚醒した隣女王には堕女神でも勝てないのか…神なのに
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/26(日) 10:31:34.16 ID:PSLkf4xIo
>>593
覚醒の更に上、「おだやかな心をもちながらはげしいエ◯チによって目覚めた伝説の戦士」的な存在になってほしかった
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/26(日) 15:49:57.91 ID:MYc4x9Jp0
おつ!
次に期待
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/26(日) 16:03:12.22 ID:bFmsrQLI0
乙!このシリーズを読んでサキュバスの性癖に目覚めました
責任取ってこれからも負担にならないペースで続いてくれることを願っとくぜ
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 11:09:37.32 ID:B5VnE+yz0
外伝マダカナー
598 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/02/28(火) 04:38:00.04 ID:K40RaSsSo
こんばんは、とりあえず日曜を期限としておまけH投下します
もう少しだけ待っていてください
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 05:46:30.65 ID:MiJESRiHo
マジか、
今週はワクワクしながら過ごせそうだ
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/28(火) 06:03:36.56 ID:k36elstT0
やったぜ
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 17:22:48.96 ID:n/wmQ+daO
オマケきた!
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [【sage】]:2017/02/28(火) 20:04:30.94 ID:0YYdw6qF0
期待してる!
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/01(水) 00:18:59.97 ID:nyVgp6ZM0
楽しみだ!
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/01(水) 00:47:58.28 ID:UzmoXC++0
オマケきた!
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 00:59:37.64 ID:vpstrRI70
ほしゅ
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 01:28:24.21 ID:ak4vnAQ00
ほしゅほしゅワクワク
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 02:37:23.10 ID:Z7D/Wz/X0
厩舎の方から小さな呟きが聞こえる
『……我が王が馬並みになったと聞いて……え?出番なし?』
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 23:29:29.76 ID:PF6kYyls0
向こうには花粉症はねぇのかな、今日きつかった
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 20:13:32.48 ID:FTd0zSvvo
あらゆる汁が止まらなくなる花粉…?
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 21:12:41.73 ID:sHKFBDVqo
花粉少女を思い出した。
611 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/04(土) 05:38:58.33 ID:atTaj141o
こんな時間だが悪いな、おまけの投下だ
三日ほどまた付き合ってもらいます
では
612 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/04(土) 05:39:43.63 ID:atTaj141o
*****

サキュバスB「あっ、陛下。探してたんですよ? ……これ、どうぞ」

ある日の午後、廊下を歩いている時にサキュバスBから風変わりな物を渡された。

勇者「……? 何だ?」

サキュバスB「ほら、この間の隣女王陛下と“お風呂でぬるぬるえっち”した時の……忘れてないですよね?」

勇者「あー……あれか。……むぅ」

隣女王に性教育を施す、という名目で三人で行った、あの退廃的、堕落的な行為の事だ。
妙な空気のベッドの上に横たわり、媚薬分を含んだ粘性の液体に全身を包んで――――そして後処理に苦慮した、あの出来事。
結局その後に“実践”を行ってしまったから、今後二度とできないだろうと思われた。
無類の快楽、苦々しい思い出、口惜しさ。
色々と含んだ感情が表情に出て、唇を引き結んだまま、黙り込んで少々波打たせる事しかできない。

サキュバスB「いや、受け取ってくださいってば。なんですか、そのビミョーすぎる反応!?」

勇者「あ、あぁ……うん、うむ」
613 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/04(土) 05:40:17.06 ID:atTaj141o

受け取ったのは、瓶とも革袋とも違う、片手の中に納まる奇妙な材質の容器だった。
形状は瓶のようであっても、握れば凹む、つるつる、ぺこぺこ、とした手触りは初めてのものだ。
煙のかかったような半透明の内部には、微かな桃色の液体が半ばまで満たされているのが見えた。

勇者「……なんで?」

サキュバスB「え? 余ったからですけど」

勇者「お前は使わないのか?」

サキュバスB「んー……。あれ、気持ちよかったですけど……一回すれば満足かなー、って思って」

勇者「勝手に飽きてヒトに押し付けるなよ」

サキュバスB「あ……それとも陛下、またやりたいです?」

勇者「いや……」

サキュバスB「いや、って事ないでしょう。とにかくそれ差し上げますから、何かの時にでもどうぞ。それじゃ!」

勇者「あ、おいっ! 待て!」

一方的にそれを押し付けてサキュバスBは小走りで去ってしまい、
およそ用途の思い付かない“淫具”を持たされてただ一人残され、呆然と勇者はそれを見つめた。

勇者「何に使えって……?」
614 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/04(土) 05:40:52.75 ID:atTaj141o
*****

動きづらい数日間を過ごした今だからこそ、ありがたみの分かる事もある。
それを教えてくれた地下牢の恩人へ礼の品を届けに行けば、その恩人――――ローパーは、触手の一本を蛇状に変化させてまず一本、銜えた。

ポチ『もう持ってきてくれたのか? ……ありがとうよ』

勇者「なぁ……それ、本当に吸えるのか?」

ポチ『ああ、もちろんだ。久々だよ』

吸い口は、尖らせた触手で斜めに切り落とされた。
火は、地下牢の壁にかかっている燭台へおもむろに触手を伸ばし……“自ら”に燃え移らせてから、着火した。

勇者「熱くないのか」

ポチ『熱いさ。我慢してるに決まっているだろ』

勇者「言えば火種くらいはやるぞ?」

ポチ『よせよ。“王様”に火をつけさせるような間抜けじゃない』

勇者「……そう」
615 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/04(土) 05:41:59.58 ID:atTaj141o

ポチ『それはそうと……お前さん、もったいない事をしたなぁ』

勇者「はぁ?」

ポチ『お前さんの事情を知ってから、城下町の連中は期待してたんだぜ。狐の女将さんも、
    お前さんに“もふもふ膝枕手コキ”がしたかったらしいんだ』

勇者(……何だ、その……魅惑的な?)

ポチ『だがまぁ、しなくて正解かもな。あれを味わってしまうと、女将さんの膝でしか眠れなくなっちまうそうだ』

勇者「…………」

ポチ『後は、城下のラミアのおっかさんもだ。“粉砕開放骨折ホールド”という全治三ヶ月の禁断の体位が……』

勇者「それは攻撃? 攻撃だろ?」

ポチ『女は魔物さ。笑って許してやるもんだ』

勇者「確かに魔物だけどさ!」

ポチ『まぁ、いいじゃあねぇか。……ところで、あんたもどうだい、一本?』

勇者「俺はやめておく。……ん?」
616 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/04(土) 05:43:09.83 ID:atTaj141o

階段を下りてくる、重い足音。
思わずそちらに目をやると、照らされた人影は、足音に見合わず小さい。
やがて、白金髪の貫頭衣の少女――――人間に変身した姿のナイトメアが、バスケットを片手に提げて現れた。

ナイトメア「……何でいるの?」

勇者「ポチに礼を。……お前こそ、何でこんな所に」

ナイトメア「誰も外に出ないからヒマ。お昼はここで食べる」

彼女は、勇者の前を通り過ぎてから、ポチの牢屋に対面する壁に背を預け、ぺたんと座って、バスケットの中身を漁る。
出てきたのは生のままの、彼女の前腕ほどもある人参だ。

ナイトメア「……いただきます」

白く、小さな歯列が……ごり、ごり、と音を立てて人参を咀嚼し、飲み込む。
またたく間にそれは半分ほどまで彼女の胃に消え、口の周りに食べかすが付着した。

ナイトメア「なに、見てる?」

勇者「いや……」

ナイトメア「……それとも、一緒に食べる?」

勇者「いや、遠慮する」
617 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/04(土) 05:44:14.50 ID:atTaj141o

ナイトメア「ところで、何話してたの?」

まるで祝祭の揚げ菓子を銜えて食べる子供のように、人参の茎を口からはみ出させながらナイトメアが訊ねた。

ポチ『……旦那のかかった厄介なアレについてだよ、ナの字』

ナイトメア「ああ……なんだ、あれのこと?」

勇者「何で知ってんだよ!」

ナイトメア「ポチから聞いた。のべつまくなし? 乾くひま、なかった? ビーストモード?」

勇者「お前が言うか……。ところで、お前は……」

ナイトメア「興味ない」

勇者「え?」

ナイトメア「馬とエッチしたいの? 変態」

勇者「……お前……」

続けて取り出した人間の頭ほどある葉野菜の塊をぼりぼりと噛みながら、何の興味もなさそうな眠たげな眼で彼女はそうまで言った。
馬の姿が本来、とだけあって……とにかく、彼女は勇者に対して冷たかった。

ポチ『もったいねぇな。あん時の旦那ときたら馬並みだったってのに……』

ナイトメア「おおきさよりも空気づくりが大事」

勇者「…………」

人外の一頭と一匹になじられながら、勇者は居心地悪く、ここへ足を運んだ事を後悔する事になった。

やがて――――夜。
618 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/04(土) 05:44:41.63 ID:atTaj141o
*****

執務室での残務を終えると、時計は就寝時刻近くを差した。
書類とペンを片付け、寝室へ向かうと……扉を開けた直後、外から声がかかる。
立っていたのは、就寝用の薄衣に身を包んだ――――

勇者「堕女神、どうしたんだ? ……いや、その、ごめん。勝手に切り上げて……その」

堕女神「……陛下。貴方は、このところ……私を小言ばかりと思っておいででは?」

勇者「…………いや、そんな……」

濃紺の薄衣と、そこから真っ直ぐに伸びる白く艶やかな肢体が目映く映る。
口ではそうふくれるように言いながらも、怒っている様子はない。

勇者「……入るか?」

堕女神「ええ。失礼いたします」

扉を開け、室内へ導き入れると……そこで、就寝時刻を示す鐘が、廊下のどこかの時計から響き渡った。
寝室に通された堕女神は、そのまま……押し切るように、勇者をベッドの上まで押しやった。
619 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/04(土) 05:45:07.76 ID:atTaj141o
*****

堕女神「ん、はむっ……ふ、ぅぅ……ちゅっ……!」

時にして、十分近く。
堕女神の様子は、妙だ。
勢いを付けるように、一方的に唇を押し付け、貪るようにことさら水音を立てて、歯列ひとつひとつを磨くように舌を差し入れてきた。

息継ぎにも困るような長い口づけを経て……ようやく、離れる。

勇者「っ……は……! 堕……」

堕女神「す、すみません……陛下、つい……その……夢中、に」

堕女神に押し倒される姿のまま、靴も脱げていない。
ベッド縁に座った直後、こうなったのだ。
彼女の顔には緊張がまだある。
何かを誤魔化すか、もしくは勢い付けるようにか……それはまだ、定かでない。

勇者「いったい……どうしたんだ?」

堕女神「……あ、う……」

いつになく――――歯切れが悪い。
日中のはっきりとした物言いの彼女とも、いつもの夜とも違う……おかしな様子だった。
620 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/04(土) 05:45:42.31 ID:atTaj141o

靴を脱ぎ、ベッドの中央へ上る準備をしてから、堕女神を抱き寄せるように、左手は背を、右手は下肢、太ももへ伸ばす。
かすかに震えた堕女神は、身を任せるように力を抜き、耳を胸板へ預けた。
そのまま、更に数分。
ようやく――――意を決したのか、堕女神が口を開く。

堕女神「……陛下。今宵は……その……」

何も、返事はしない。
恐らく今、堕女神はとてもしらふで切り出せないような事を口走る。
下手に相槌を打てば、それは引っ込められてしまうからだ。

堕女神「その、聞き及びました。噂で……サキュバス、Bと……」

彼女の手が、右手に重なる。
やがて、それは薄衣の裾の中へと導かれ、レースの下着に覆われた尻を撫でるように誘われた。
引き続き……返答は、しない。

堕女神「……私にも、教えてはいただけませんか?」

意味するところを分かりかね、思わず、背へ回した左手に力を込めた。
微かに震えた堕女神は、そのまま。
胸板の上にはっきりと顔が熱くなるのを直接に伝えながら、言葉にする。
掴まれたままの右手が、尻の谷間をなぞらされた。

堕女神「…………私の、初めてを……もうひとつ、だけ……陛下に……」


ようやく――――彼女の意図が、掴めた。
621 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/04(土) 05:46:19.66 ID:atTaj141o
それではまた明日だ、これが終わったらHTML化を出す予定

では
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/04(土) 05:54:32.00 ID:xyxsVc3Ko

終わっちゃうのか………寂しいなぁ
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/04(土) 09:52:02.99 ID:F87hFSNvO
乙乙
ナイトメアちゃんのジト目足コキとかもふもふ膝枕手コキのシーンが無い……だと…
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/04(土) 13:21:33.11 ID:Rm6AVKYC0
乙!
そういや後ろの方はまだだっけか
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/04(土) 14:05:04.08 ID:e4RTdCfA0
1000になる前に依頼出すと便秘になるから止めとけってCが言ってた
626 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/05(日) 04:02:01.84 ID:vlF93ORKo
>>623
足コキ(ただし体重400kg超)なんて俺には危なくて書けないんだ……玉ヒュン過ぎて

それでは始める
627 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/05(日) 04:03:46.51 ID:vlF93ORKo

*****

堕女神「んっ……う、あ……あぁ、はぅ……っ!」

薄い寝間着を脱がせ、下着姿にさせ、今度は押し倒して責め立てる。
隔てるもののなくなった上半身には、圧倒するような質量を備えた双房が揺れる。
どちらの突端も、自らの告白による早まった興奮のせいか、すでに硬くしこっていた。
隣女王の楚々としてなだらかな美丘とも違い、どこまでも白く、頭ほどもある、口に含んでも含み切れない二つの巨丘。

堕女神「あんっ! ん、うぅう……そんな、吸、っては……いけ、ませ……!」

しかし、鈍いという事も無く……感覚がみっちりと詰まっているかのようで、揉み転がしても、唇の力の限り吸っても、
下乳の肌と触れ合う部分を舐めて、ちゅぱちゅぱと吸いつけて痕を残しても、彼女の喉は甘えて震えた。
幾度味わおうとも、決してその甘美さが衰える事は無い。
この世界で、勇者だけが、淫魔の国の王だけが味わえる、至上の果実だ。

堕女神「ふっ、うっ……! へ、陛下……胸、そんな……感覚、が、おかしくなって……しまいます……!」

むろん、胸だけを苛めているわけではない。
右手は彼女の下着の隙間から差し入れ、ぐちぐちと湿らせた音とともに、股間の柔肉にも愛撫の手を休めていない。

堕女神「あぅっ!」

その感覚に慣れさせてから……不意打ちに、蜜をまとった中指で後ろの窄まりをぬるりと撫でた。
弾みできゅっとそこが絞られるのが分かり、集中するように切れ込んだ皺が深くなるのが指の感覚で分かる。
628 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/05(日) 04:04:12.90 ID:vlF93ORKo

勇者「力……抜いて。まず、慣らさないと……」

堕女神「はい……こう、でしょうか……?」

指を当てたままでいると、ひくひくと震える後ろの門が、警戒を解く小動物のように緩んでいくのが分かった。
鍵を開いた“門”へ、再び引き戻した指で堕女神自身の蜜を掬いとってから、もう一度指先を押し当てた。

堕女神「んっ……」

彼女の喉から空気が漏れる。
それとともに、指の最初の関節までが、後孔へ吸い込まれていった。
まだ入り口ゆえ、門に挟まれている感覚の方が強い。
熱くうねるような肉にも、とろとろに湿り蠢く感覚もない。
それこそ、まるで……遠巻きに侵入者を見るように、彼女の内の肉は指先を恐る恐る迎えていた。
更に、押しすすめ……二つ目の関節までを、うずめていく。

堕女神「ふあぁっ!!」

びくんっ――――と、彼女の身体が大きく揺れた。

勇者「すまない、痛かったか……?」

堕女神「い、い、え……ただ、変な……感覚、が……しただけで……痛みでは……」

身体の震えたはずみで前髪がひと房、堕女神の目の前へ垂れる。
同時に、口の端に一筋の唾液が漏れて、顎との中間に玉を浮かべていた。
629 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/05(日) 04:04:42.07 ID:vlF93ORKo

そのまま一時、なじませるように、それ以上侵入させる事無く、膣側へ向けて幾度か指を折り曲げながら、きつく締めた肉蕾をこじる。
葡萄酒の杯を回し、空気に触れさせる時の動きと似ていた。
事実、指を動かす余裕を持たせるたびに、彼女の後ろの孔へ空気を触れさせ、なじませ、その“味”を――――変化させているようなものだ。

堕女神「はう、ぅぅ……きゃひっ! ……そん、な……中、こね、回しては……やっ……!」

勇者「……痛いのか?」

堕女神「ちがっ……何だか、へんな……感じで……背筋、ぞくぞくっ、して……きひっ!?」

未だ、余裕は指一本分。
ずるずると指を抜き取ると、彼女の声が明らかな快感の艶を帯びた。
爪の半ばまで抜ければ、再びずぶずぶと埋め込んでいく。
今度は、抵抗は薄い。
まとわせた蜜のおかげで、スムーズに指が入り……二つ目の関節まで、すんなりと飲み込まれてしまった。

堕女神「やっ、あっ……陛、下……そんな……」

更にそのまま二度、三度、入り口を磨くように指を抽挿する。
握り締めた枕には皺がより、堕女神の口から後を追うように唾液の筋が流れた。
穿いたままのショーツは前からの蜜が盛大にあふれたせいで、単なるびしょ濡れの布へと変わっていた。

勇者「……もう、脱がせてもいいかな」

それを結ぶ、左右の紐を余った左手でやや苦心させながら解く。
濡れて締まったせいでやや摩擦が増していたものの、解く事はできた。

そして――――どろどろに壊れたように蜜を噴き出す淫裂と、はしたなく指を埋めさせた女神の美肛が晒された。
630 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/05(日) 04:05:16.56 ID:vlF93ORKo

指を抜き取ると、あれだけ出し入れを行ったのにもかかわらず、きゅっとすかさず締められた。
怯えた生き物の巣穴のように……そこは、再び綴じられる。
せめて、両手で腿を掴んで左右に押し広げ……赤ん坊の姿勢のように、開脚させた。

堕女神「い、いや……そんな、見ないで……恥ずかしい……」

まじまじとした視線を感じてか、彼女の声は曇る。
幾度も交わり、幾度も見た。
もはや彼女の膣孔は勇者のモノの形に掘り込まれて刻まれているのに。
それはきっとこれから行う、ひどく恥じ入るべき淫らな行いを思い、恥じているのかもしれない。

彼女の後ろの蕾は、控えめに見ても美しかった。
鮮やかなピンク色であるばかりか、すり鉢状に刻まれた皺も美しく黄金律を描くようだった。
上から流れ込む蜜を受け、照る様は……まるで、砕いた宝石を散らしたような輝きに満ちていた。
これから、するのだ。
彼女のその穴を。
優しさ故に堕ちた女神の、もう一つの“純潔”を奪い――――滾った欲望のはけ口にするのだ。

股間に、むくむくと起き上がりを感じる。
淫魔熱の後遺症のようなメリハリのないそれではなく、あくまで自らの意思すら超えた本能のもと、天意のように。
だが、先に引き寄せられたのは肉の剣ではない。
――――舌、だった。
631 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/05(日) 04:05:44.81 ID:vlF93ORKo

堕女神「え、陛下っ……きゃはぁっ! そ、そんな所……お止め、くださ……どうか……く、あぁぁぁっ!!」

指先で押せば沈むようなそこへ、更に感覚の鋭い舌で触れる。
充血した熱さが、内側に秘められているのがよく分かる。
彼女の内側、最も深い部分へ連なる期間の末端を、舌で確かめた。
肛門の皺ひとつひとつをなぞり、舐め上げると……彼女の声は快感よりむしろ、恐縮するような響きを伴った。

堕女神「だめ、だめです! あ、あっ……お尻、穴……そんな……御口で、など……きっ……ひ、ひゃああぁっ……! だめぇ……」

しかし、やがて――――締め付けはゆるんだ。
すかさず舌先をねじ込み、彼女の蕾の内側をねぶっていると、声はさらに艶気を増した。
脚を閉じる事すら許されず、逃げる事も許されず、美蕾を舌で味わわれて、少なからず恐怖と畏れ多さの混じる快感に耐えているようだった。

だが――――堕女神の蕾は、さながら文字通り、花弁の中に秘された蜜を味わうようで……本当に“その部位”なのかと疑うばかりの甘美さだった。
ただ、そう人に真似て意匠されただけの、もう一つの淫らな器官なのではないかとすら思えた。

堕女神「あ、あっうぅ……も、もう……だ、めぇっ……」

尻穴を嬲られ続け、そして……堕女神は、確かに軽く身体を震わせ、上の秘裂から蜜をしめやかに吹いた。
632 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/05(日) 04:06:20.79 ID:vlF93ORKo
*****

彼女の身体が落ち着くのを待って、姿勢を変えた。
向き合う姿勢ではなく、膝をついて尻を高く上げた、四つん這いの姿勢へ。
嬲られ、ねぶられた蕾は依然として輝きを保ち、ひくひくと震えて収縮を繰り返す。

堕女神「陛下……い、いつでも……お待ち、しております……から」

勇者「……ん」

だが、やはり――――まだ抵抗がある。
それは文字通りの抵抗でもあり、“自身”と見比べた結果の抵抗。
本当に貫いてしまって良いのか、彼女が壊れてしまいはしないか、堕女神のみならず勇者にも微かな恐れがある。
そこで目についたのは――――無造作にサイドテーブルに置かれていた小瓶。

封を開けて、とろりとした中身の液体を右手の指先にたっぷりと垂らすと……むせ返るような媚香が立ち上る。
堕女神が怪訝に思って振り返る寸前、その液体を馴染ませた人差し指と中指を束ね、ゆっくりと押し入れた。

堕女神「っ! つ、冷たっ……陛下、何をなさって……」

勇者「もう少しだけ……馴染ませないと。我慢、してくれよ」

ぬぶ、ぬぶっ、と差し入れて行くと……尻穴を左右に開く姿勢のせいか、それとも先ほどからの愛撫のせいか、
容易く指二本を根元まで銜え込んだ。
ぬるりとした液体の助けも借りて、引き抜く事もスムーズだった。

堕女神「あ、あぁぁんっ……これ、何……お尻、熱く、なって……きて……うあ、あぁぁ……」
633 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/05(日) 04:07:17.89 ID:vlF93ORKo

湿った音とともに指を差し入れ、根元まで銜えさせて軽く開く。
すると、意外なほどやわらかく堕女神の蕾は追従して開き、隙間から垂らすように、追加の“液体”を流し込む事すらできた。

堕女神「あふ、ぅんっ……い、いぃ……気持ち、いい……です……」

指を動かさずにいると、鼻にかかった甘ったるい声とともに――――彼女の方から尻をくねらせた。
尻尾を振るように、踊るように、堕女神は指二本を銜えたまま盛んに尻を振り立てた。
ベッドの上に響くのは、ぐりぐりと肛門を穿る魔性の韻。
見れば、堕女神の身体は赤く上気し、振り返ったその細面は……恐らく液体に含まれた媚薬成分によるものか
目が潤み、口もとは喘ぐように締まりなく蕩けきり、淫魔そのものとなって更なる刺激を求めていた。

堕女神「は、早く……御情けをぉ……私の、お尻の穴で……精液、受け止めさせて……ください……!」

自ら腰を振り、指を陰茎に見たててずぼずぼと尻を慰める姿は、もはや――――見ているだけで留まる事は無理だ。
蕩け、弛み、小刻みに震えるその蕾から指を引き抜く。

堕女神「あはっ……も、もう……指、抜くだけ……で、達して、しまいそうです……早くぅ……!」

べっとりと濡れた、今まで彼女に埋めていた右手で“自身”を掴む。
もう、彼女も……そして、勇者自身も、限界だった。
これ以上はもう、耐えられない。

勇者「それ、じゃ……いくぞ」

634 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/05(日) 04:07:43.64 ID:vlF93ORKo
それでは、また明日会いましょう

では
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 04:21:36.42 ID:n+z3BqLko

このタイミングで切るか、焦らしが上手いねぇ
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 08:00:49.13 ID:fN7/5wmso
看護師にケツのあなに指突っ込まれた俺にはタイムリーな話だ
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 09:08:51.28 ID:ISS7zFI+O
>>636
「指突っ込まれたい」に見えた
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 09:57:50.13 ID:5WvzK2SdO
ナイトメアちゃんのエロ……ナイトメアちゃんのエロをぉ……

乙です
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 10:39:46.29 ID:p6aLeCa1O

エロいのになんか癒やされるSS…ナイトメアちゃんのエロスは無いんです?
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 21:39:38.13 ID:Bt7+J9Ri0
やめるんだナイトメアは腹上死で済まないぞ
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 22:25:50.75 ID:1KqgoZ4zO
あれでも前勇者一発ナイトメアとやってなかったっけ
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 22:31:44.56 ID:kRKhwhUPO
>>636
骨折で入院した時に毎日座薬でやられた、少し性癖が歪んだ
643 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/06(月) 03:11:51.53 ID:Ou19edsHo
始めるぜ

>>633から
644 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/06(月) 03:14:35.19 ID:Ou19edsHo

女神の蕾を、太く極まった肉の棒が割り開く。
ローションと蜜と、勇者の舌から這わせた唾液で濡れそぼったそこにもはや抵抗はない。

堕女神「あ、ひっ……ん、うぅぅ……お尻、に……本当に、入って……きて……!」

勇者「苦しかったら……言ってくれ。休みたかったら……」

堕女神「いえ、や、やめ……ないで……くださ……」

慣れさせても、やはり締め付けは強い。
引き絞られるような肉の窄まりは、彼女のそこがやはり初めてだという事を如実に示していた。

堕女神「お、お尻……お尻の、穴が……熱く、て……こ、こんなの……初めて、で、すっ……!」

勇者「く、ぐっ……!」

亀頭の粘膜と腸内の粘膜が触れ合い、その熱さが直に炙られるように伝わる。
入り口の締め付けは強く、しかし……吐き出すような動きはない。
内側へ、内側へ。
銜え込むように堕女神のそこは蠢き、侵入を迎え入れていく。

堕女神「あ、あっ! ふ、太い……! お、奥まで……来て……」

痛がる様子も、苦しむ様子もない。
入り込むほどに細く白い背中が震えるものの、彼女に苦痛を与えていない事に安堵し、気付けばその手は彼女の腰を掴んだ。

そして――――。

堕女神「うああぁぁぁぁぁっ! そ、そんな、深くっ……!」
645 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/06(月) 03:15:06.85 ID:Ou19edsHo

ぎちぎちと締め付ける位置は、“自身”の根元になっていた。
ようやくそれは彼女の美肛を貫き終え、子宮口の代わりに……直腸の突き当たりを亀頭が圧した。

堕女神「う、うぅ……は、入りました、か……?」

勇者「うん。……全部」

堕女神「陛下、どうか……動いて、ください」

勇者「いいのか?  少し、休まなくて……」

うずくような括約筋の締め付けが、確かに感じ取れる。
未通だったそこを貫けば――――いくら慣らしたとて、圧迫感や痛痒も感じるはずだ。
それなのに、堕女神はまるで強がるように、そうする時間を惜しむように答える。

堕女神「か、構いません……私、も……熱くて、耐えられそうにありませんから、それよりも……」

彼女が再び腰をくねらせ、ほんの数ミリ肉茎を自ら――――排泄するように引き抜き、尻を押し付けるように再び飲み込む。
その微かな動きだけでも露わになった背筋の痙攣が認められる。
彼女は、今――――確かに、性感を得ていた。

勇者「……分かった」

堕女神「あ、ぎっ……いひいいぃぃっ!! あうっ! ……うぅぅんっ!」
646 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/06(月) 03:16:01.49 ID:Ou19edsHo

引き抜けば追いすがり、内側からめくれ上がるように、ピンク色の蕾が吸い付いてきた。
ぬるぬるとしたローションの滑りがしかしそれを許さず、ずるるるっ、と肛肉との間に絶妙な摩擦係数の低下をもたらす。
媚薬を含んだローションは、内側……腸内から堕女神の快楽神経を刺激し、昂ぶらせていく。
もはや、彼女のそこは性器となり……魔性の淫具そのものとなった。

堕女神「あ、ふぅぅっ……! お尻、穴……広が、て……あぅ、んっ……も、もっと……突いてぇ……」

――――あの聡明で知的、ともすれば堅物の時もある堕女神が、アヌスを貫かれて悶え、淫らな嬌声を上げる。
それはますます滾らせ、嗜虐的な気分を高揚させ、仄暗い快感と――――そしてたまらない愛しさが芽生えた。

視線を落とせば、彼女の尻穴がぐぱっ、と広がりながら肉欲の化身を飲み込み、吐き出し、ローションと中に塗り込んだ愛液、
先走りの汁、そして異物の侵入に際して分泌された腸液が包み込んでくるのが分かる。

堕女神「ん、ふぁっ! あんっ! きゃぅっ! そんなに、したら……あぁっ……! お、お尻が……壊れっ……!」

勇者「じゃあ……やめ、る、かっ……?」

耳朶を甘く噛みつつ囁くように訊ねると、そうはさせじと肛門が強く引き締められる。
瞬間、精液を吐き出してしまいそうになり――――思わず勇者も力を込め、耐えた。

堕女神「や、やめ、ないで……お願い……! き、きもち……イ……ィ……気持ち、いい……
     もっとぉ……もっと、犯して……くだ、さい……私の、お、お尻……」

喉の奥に絡んだ唾液にむせ返り、過呼吸に陥ったような喘ぎに確かな淫靡さを混ぜ込みながら、堕女神は懇願した。

そして――――体位を入れ替えた。
647 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/06(月) 03:16:29.39 ID:Ou19edsHo
*****

堕女神「あぁぁぁぁんっ! うんっ! ふあ、あぁぁっ! きもちいい、気持ちいいっ!! お尻の穴ぁっ……きゃふうぅっ!」

堕女神は、長い黒髪を振り乱しながら、仰向けの勇者にまたがるように腰を振っていた。
もはや、後ろの孔に抵抗はない。
ぶぢゅぶぢゅと下品な音を立てながら、幾度も飲み込み、幾度も吐き出し、嬌声と混じり合って寝室に響く。
直腸の熱量が、更に増した。
門は、もはや拒まない。
直腸の行き止まりへ突きあたるたびに、彼女の声はひときわ甘さと高さを増し、糖蜜の奔流のように寝室を埋め尽くした。

前側の秘部――――今宵の脇役となったそこからは、滝のように愛液が沁み出し、勇者の下腹部をべったりと濡らす。
決壊した水門の如き溢れる蜜は、まるで彼女の理性が溶け出してしまっているのを表すようだった。

そして、目の前でぶるん、ぶるん、と大きく揺れる二つの質量。
引力を振り切ろうとするように存在を誇示する爆乳は、迫力の一言に尽きた。
手を伸ばし、揉み上げても……彼女の腰の勢いで揺れ、ただ掴まえることすらできない大質量そのものになった。
648 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/06(月) 03:17:11.78 ID:Ou19edsHo

堕女神「あ、あぁぁぁっ! イく、イきますっ……! お尻の穴、あ、あっ……」

彼女はここに至るまで、幾度も達した。
勇者だけが、未だ達していない。
射精を吐き出す前に彼女が達し、腰の動きを止めてしまっていたため……幾度もの生殺しを受けていた。

涙と唾液、そして汗でぐしゃぐしゃになった顔を見られている事も、堕女神はもはや意に介する事ができない。
ローションの媚薬成分か、禁断の快楽によるものか……もはや、彼女に理性はひと欠片も残っていない。
普段の凛としたる様子からは想像すらできない乱れぶりは、この国の象徴。
ここにいるのは底知れぬ魔性を秘めた女性型種族、“淫魔”の一人だった。

勇者「んっ、くっぅ……! お、俺も……もう……っ!」

堕女神「く、下さいっ……私のお尻の穴、どろどろに、して……あ、あぁぁぁ――――――!」

ふっ、と力の抜けた堕女神が腰を打ち付け、根元まで飲み込んだ瞬間、焦らされに焦らされた欲望を、彼女の不浄へ吐き出す。
熱く滾る快楽の奔流はとどまるところを知らず、直腸から遡り、胃にまで届いてしまうのではないかと思えるような大量の精液を吐き散らかし、
堕女神の、もう一つの“処女”だった中を……真っ白く、満たしていった。

脱力してしなだれかかる彼女を受け止め、ゆっくりと、刺さりっぱなしだった欲望を引き抜く。

堕女神「んっ……!」

ずるっ、と抜け落ちると、堕女神の蕾は萎れるように再び閉じ……

堕女神「んぁっ!?」

手で作る水鉄砲のように、一度だけ――――ごびゅっ、と白濁を漏らした。
649 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/06(月) 03:17:43.68 ID:Ou19edsHo
*****

堕女神「陛下、その……先ほどの、私は……」

勇者「ああ、……物凄かったな」

堕女神「ち、違うのです! あんなの、私じゃ……あ、ああ……! あんな、はしたない……言葉……」

身体の熱が引いたのか、向き合いながら横になっていると彼女はそう弁解を始めた。
はっきりと覚えている自らの痴態を、認めたがらないかのように。

勇者「でも、どうして……こんな事……」

堕女神「え、と……それは……その……」

勇者「言いたくないんなら、構わないんだが」

堕女神「どうしても、陛下に……私の、もう一つの“初めて”……奪って、いただき、たくて……」

彼女は、観念したように目を伏せながらそう言った。

勇者「……それは、また何故……今?」
650 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/06(月) 03:18:46.98 ID:Ou19edsHo

訊ねてから、なんとなしに勇者は理解した。
隣女王と夜を明かし、その純潔を受け取り――――しかしこちらは殺されかけたのだ。
後半部分はさておいて、前半への嫉妬が、彼女の中には芽生えたのかもしれない。
だから、こんな事を提案してきた。

堕女神「それと、もうひとつ……だけ。その……はしたない、と思わないで……くださいますか?」

勇者「?」

堕女神「……お、お尻の……穴、で……御精液を、受け止めたら……どうなるのか、その……興味、が……」

一息にそれを言ってのけると、彼女の顔は一気に赤みを増し、目を伏せる。
その様子を見て、勇者は……自分の“それ”が、再び力を増していくのを感じた。
太ももでそれを感じた堕女神はびくりと反応し、続けて口を開く。

堕女神「陛下……もう一度、いえ……もっと、しません、か?」

勇者「……どっちでが、いい?」

からかうように訊ねると、堕女神はおずおずと答える。

堕女神「……陛下の、お好きな場所で。前も、後ろも、胸も……唇も、全て……貴方のもの、ですから」


――――――翌朝、勇者は筋肉痛で動けなかった。
堕女神もまた、さながら生まれたての仔鹿のようにぷるぷると脚が震え、動く事もできず……
公務のほとんどを疎かにしてしまったのは、必然の話。

そして、城内の使用人達の忍び笑いと苦笑もまた、必然だった。




651 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/06(月) 03:22:04.29 ID:Ou19edsHo
これにて、今回のスレは全て終了とさせていただきます
一ヶ月以上お付き合いいただき、ありがとうございました。
明日か明後日にでもHTML化の依頼を出す事にいたします

しかし、ナイトメアが割と人気だと知ってれば……。
今になって、寝バックで突かれて感じて声を漏らすのを「か、感じて、ないっ……!」みたいに強がるシチュエーションとか浮かんじゃったじゃないか
まぁいい、次のスレか何かのために練っておこう

それでは、依頼を出す前に再び顔を出させていただきます
ひとまずおやすみなさい
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 03:25:41.09 ID:AeYhR2070
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 03:34:42.56 ID:KMruBM2d0
乙!
堕女神の乱れっぷりが半端なかった
次の投下も楽しみに待ってるよ!
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 03:35:32.59 ID:NM2BQClAo

狐とラミアとナイトメアと気になるキャラは沢山いるぜ
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 04:01:51.92 ID:kt/5hwThO

ここに出てくるキャラで人気無いキャラなんてほとんどいないぞ
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 04:16:28.40 ID:qJKCW5YX0
乙です
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 06:35:57.87 ID:UlEFyqrl0

楽しかったまた会おう
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 07:08:59.64 ID:Be3QAOJQO
完走乙でした。
やっぱ淫魔の国は最高やでぇ…!!
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 07:30:40.53 ID:MKYf05ZD0
乙でした
このシリーズ好きだ
また読ませてくれ!
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 07:56:00.18 ID:ySsVWXKv0
乙 リアルタイムで見れて幸せであった
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 08:32:59.41 ID:EHrbMK8uo
乙あー堕女神エッッッッッ
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 08:43:03.11 ID:Sh0ZICYGO
溢れる乙を力に変えて、もっと大きく乙しよう。乙
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 08:53:42.32 ID:+mrOYxB/O

ナイトメア編楽しみにしてる
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 09:36:13.99 ID:Dj6aLM0oo


しかし、スレはまだ3分の1ほど残ってるんだ。
おまけもう一つなら…?ダメ?
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 09:40:39.28 ID:oWsPXl5io
おっつおっつ
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 11:51:26.90 ID:bLtqFdor0
乙乙
楽しい時間をありがとう
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 12:12:50.50 ID:SwuYRGvx0
やっと書き込めた!
乙です
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 15:46:22.42 ID:9RJb7MUQ0
オマケでナイトメアちゃん描いてくれても……いいんですよ?

完走乙でしたー
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 15:51:17.40 ID:MEw+7sPBO
乙乙
またいつかに狐の女将のモフモフプレイを期待!
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 20:37:39.75 ID:IbB+i9Lp0
乙でした
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 21:15:24.46 ID:UW1i8fh3O
乙です
高貴(強気?)な女性がアナルが弱いのはお約束ですよね
ところで、ワルキューレはもう出てこないのでしょうか…?
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 12:54:59.74 ID:LBY83nvxo
魔王を倒すことの出来る唯一の存在が筋肉痛で動けなくなるダメージってどれ位なんだよww
あの世で魔王も苦笑いしてますわ。
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 13:15:28.73 ID:wJYu7S31O
まぁ、普通に風邪・・・風邪?引くくらいには一般人やってるからな、勇者。
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 20:17:59.01 ID:RXQrPhvBo
>>672
魔王、死んでないだろ
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 22:39:59.04 ID:P1JsPKIho
モフモフテコキされてえなあーおれもなー
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 23:35:52.33 ID:SvA3g7Cw0
そういや、サキュAがひどく泥酔していたのは、なにかあったのかなー
狐のマスターも不思議そうに眺めてたし。
677 : ◆1UOAiS.xYWtC [sagesaga]:2017/03/08(水) 01:10:56.37 ID:Ejcc1Oypo
先ほど、依頼を出して参りました。
予想外に長くやる事になりましたが、今回もお付き合いいただきありがとうございました
それではまた次回、お会いしましょう

>>671
もしかすると次回で……かも

>>676
二人きりでこっそりお出かけできてはしゃぎすぎた説を提唱したい




次は>>1000まで気持ちよく使いきりてぇなぁ…………
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 02:17:06.19 ID:OrbTPvdhO

今回のスレもまた素晴らしかった ナイトメアに期待
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 23:14:44.62 ID:L4695+ZGO
次回に…
全裸で期待
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 23:27:37.93 ID:lgT/Bo+Oo
>>679
マジな意味で逝ってしまう
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/09(木) 00:26:54.50 ID:LcP7ro2w0
1000まで感想で埋めれっかな
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/09(木) 01:46:55.41 ID:n8o4Mfdi0

取り敢えず1000までを見据えて、素晴らしかった
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/09(木) 13:23:50.39 ID:4L1saIV40
乙です
ナイトメアもワルキューレもいいけど、魔王も見てみたいな
今なら勇者と仲良く酒飲めそう
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/09(木) 16:08:13.21 ID:uqwMnoq30
改めて乙
今度、淫魔の国へ行ったら書店娘ちゃんにお世話されたい
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