ロリ淫魔「こっ、今夜あなたを殺しにきました!」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/16(木) 12:14:21.58 ID:RkhRu/HA0
>なうろうでぃんぐ
(-ω-)

酉で検索しなくてもこれで誰だか気付けたww
期待待機
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:42:48.87 ID:7AwLHn9r0
…………

眼鏡淫魔「…どうしたの?今日ずっとニヤけてるよ?」

ロリ淫魔「えへへ〜」

眼鏡淫魔「ついに人間の男殺したとか?」

ロリ淫魔「大好きな人にそんな物騒なことしようなんて思いませんよ〜」

眼鏡淫魔「大好きな人?え?どういうこと?」

ロリ淫魔「眼鏡淫魔ちゃんもいけずですよ〜。あんな気持ちいいこと知ってるのにだまってるなんて〜」

眼鏡淫魔「え?え?」

ロリ淫魔「赤ちゃんつくるのって気持ちいいんですね〜…なんか頭がふわふわしちゃって、幸せな気持ちで胸がきゅ〜ってなって…目の前の男さんがすっごく愛しくなっちゃって…」

眼鏡淫魔「男さん?誰それ」

ロリ淫魔「私の主人様になる人です…きゃあ〜!」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:43:30.58 ID:7AwLHn9r0
眼鏡淫魔「ちょ、ちょっと待って?もしかしてロリ淫魔あなた…」

ロリ淫魔「ふぇ?」

眼鏡淫魔「…中に出してもらっちゃったの?」

ロリ淫魔「はい〜。それはもういっぱい」

ロリ淫魔「ああ…思い出しただけでもまた男さんに会いたくなっちゃいます…」

眼鏡淫魔「…ちょっとこっち来なさい」ぐいっ

ロリ淫魔「ふぇ!?い、いきなりどうしたんですかぁ!?」

眼鏡淫魔「せんせー!!ロリ淫魔がー!!」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:44:13.62 ID:7AwLHn9r0
…………

教師淫魔「何をやっているんですかあなたは!」

ロリ淫魔「ヒィッ!」

教師淫魔「人間界での搾精以外の行為は基本禁止されています。これは常識ですよ?」

ロリ淫魔「ぐすっ…すみませぇん…」

教師淫魔「インキュバス以外との子孫を孕むなんてもってのほかです」

教師淫魔「今回は見逃してあげますが次はないと思いなさい」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:44:48.12 ID:7AwLHn9r0
…………

男「で…怒られちゃったわけ…」

ロリ淫魔「はぃ…先生にも『ひにんの魔法』?なんかよくわかりませんが魔法かけられちゃいました」

ロリ淫魔「少し残念です…」

男(よかったー!!!)

俺はというと講義中ずっと胃がキリキリして痛いわ身体はダルいわで最悪だった。

帰宅直後はあまりの顔色の悪さから母親から体調の安否を確認された。

それらはロリ淫魔の報告によってすべて消え去った。
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:45:40.18 ID:7AwLHn9r0
ロリ淫魔「すみません…せっかく赤ちゃんつくったのに…」

男「いやいや!ぜんぜんいい!気にしてない!むしろ…あ…」

『安心した』と言いそうになったがその言葉は喉の奥で押し殺した。

ロリ淫魔は本当に残念そうにしていたからだ。

ロリ淫魔「えへへ…やっぱり男さんはいい人ですね」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:46:47.60 ID:7AwLHn9r0
男「で…どうすんの?やっぱ俺を殺すことにすんの?」

ロリ淫魔「もうそんなこと考えてませんよ〜。男さんのこと好きになっちゃいましたし」

男「あ…そう…」

男(今の話でいくと俺と仲良くしていること自体が駄目なのでは?)

確かに彼女は可愛い。
彼女から向けられる好意は素直に嬉しい。

だがいいのだろうか…恐らく彼女は頭が少し弱いばっかりに俺を好きになったと錯覚しているだけだ。

そしてサキュバスの社会はそのことを良しとしない。
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:49:26.19 ID:7AwLHn9r0
急に自分の置かれている立場が危険なものに思えてきた。



ロリ淫魔「んっ…」


ベッドに二人で腰をかけているとロリ淫魔が少し肩を寄せるようにして寄りかかった。

男(つめた…)

ロリ淫魔「お外…すっごく寒いんですよ?」

男「…知ってる」

ロリ淫魔「…ぎゅーってして、あたためてくれませんか?」

男「ああ…うん」

特に断る理由もないので彼女の体をそっと抱いて膝に乗せ、つるつるとした肩をさすってあげた。
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:50:10.10 ID:7AwLHn9r0
ロリ淫魔「あふっ…えへへ…」

ロリ淫魔「やだなー…帰りたくないなー…」

ロリ淫魔「…ずっと、男さんとこうしていたい」

男(なんか騙してるみたいで悪いな…)
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:51:46.86 ID:7AwLHn9r0
俺の膝の上で甘える彼女に視線を落とすと開いた胸の谷間が見えた。

男(うっ、やっぱこれで貧乳はないわ…他の女の子に怒られるって)

男(掴んで触ってみたい…)

男「……」

男(揉みたい……)

男の欲望が次々と脳裏を過る。

男(俺に惚れてるならいきなり触っても文句言われないかな…)

そんな悪い考えも一緒に過った。

男「……」

彼女の肩をさする右手がどんどん胸へと伸びる。
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:52:20.42 ID:7AwLHn9r0
ロリ淫魔「あっ…」

そしてとうとう俺は欲望に勝てなかった。

ロリ淫魔「んひゃっ…んぁ…」

一度動いた右手はもう止められない。
ひたすら彼女の胸を揉みしだき続けた。

男(すげっ…おしりもすごかったけど…もっとやばい…)

ロリ淫魔「ひんっ…やっ…」

ロリ淫魔の喘ぎ声を聞いて興奮し、膨張した欲望は彼女のおしりをつついた。

ロリ淫魔「はぁ…はぁ…おっきくなってる…」

彼女も気がついたようだ。
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:53:08.57 ID:7AwLHn9r0
ロリ淫魔「んんっ…らめっ…そこっ…あまり触らないでくらはぃ…」

男「なんで?」

ロリ淫魔「みんなより小さいので…」

男「だからそんなことないって」

ロリ淫魔「で、でも…」

男「…胸でしてほしい」

ロリ淫魔「そんな…」

不安そうに俺を見上げる彼女の唇を奪った。

ロリ淫魔「んむぁ…ん…ちゅ…ちゅ……」

ロリ淫魔「やっ…ちゅるるっ…ぷは…」

ロリ淫魔「はぁ…はぁ…男…しゃん…?」

淡く興奮の色に染まった彼女の顔を見つめながら言った。

男「ダメか?」

ロリ淫魔「はぃ…がんばりまふ…」

彼女の好意を弄んで利用しているようで少し心が痛んだが今はそんなちっぽけな理性より欲望が勝っていた。
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:53:39.77 ID:7AwLHn9r0
…………

ロリ淫魔「んしょ…んしょ…」

男「あぁっ…」

俺の息子はすべすべの二つの胸に挟まれていた。

これは物理的な快楽は少しだけだが…

男(眺めがいい)

俺を離すまいと必死に胸を抑えている。
それを見て考えただけでゾクゾクとする。
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:54:07.52 ID:7AwLHn9r0
ロリ淫魔「んっ…気持ちいいですか…?」

男「悪くない」

ロリ淫魔「ん…れろ…」

ロリ淫魔が口から唾液を垂らす、それが火照った熱の塊をひんやりとわずかに冷やした。

ロリ淫魔「ぺろっ…ぺろっ…」

彼女の伸ばした舌先がもどかしげに先っぽを舐める。
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:54:55.23 ID:7AwLHn9r0
ロリ淫魔「はふ…はふぅ…」

どうやら彼女は今すぐにでも咥えたい衝動を抑えているようだ。

男「…別にいいよ」

ロリ淫魔「!」

ロリ淫魔「あむっ」

俺がそう呟くと彼女は一瞬顔を上げて目をキラキラとさせてから深く咥えた。

ロリ淫魔「んっ!んっ!」

男「ちょっ…やばっ!」

さっきの微量なものからいきなりくる強烈な快楽へのギャップに耐えられず、俺は彼女の口から引き抜き胸の上で白濁液をもらした。
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:55:21.03 ID:7AwLHn9r0
ロリ淫魔「あ…もったいなぃ…」

彼女は指で胸にかかったそれらをすくって舐めた。

ロリ淫魔「おいひぃ…」

人さし指をしゃぶりながら喋るその様はまさに子どもっぽい幼さからの背徳と大人っぽい艶めかしさの合わせ技だ。

俺の欲望はまたすぐに膨張した。
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:56:02.94 ID:7AwLHn9r0
ロリ淫魔「あの…私…」

彼女は口から離した指をなぞるように下半身に持って行った。

ロリ淫魔「もう…」

男「ダメなんじゃないの?」

ロリ淫魔「…言わなきゃバレませんよ」

そのとき初めて彼女の悪戯な表情を見た。

俺は彼女のことを頭がよわいところ以外は真面目な女の子だと勝手に思っていたが…

どうやら完全に真面目というわけではなく欲望に忠実な一面もあるようた。

男(まぁ…根っからの真面目ちゃんなら授業中どれだけ眠くても寝たりしない、か)
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:56:47.35 ID:7AwLHn9r0
ロリ淫魔「あっ…」

ゆっくりと彼女をベッドに押し倒した。

ロリ淫魔「はっ…んっ…んっ…」

ぐしゃぐしゃに濡れた入り口を下半身で触れながら、明日も胃がキリキリいたくなるのかなとか、絶対後悔するだろうなとか、それは嫌だなとか考えていた。
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:57:47.41 ID:7AwLHn9r0
ロリ淫魔「あっ…んっ…きたぁ…」

…だがどうにも

ロリ淫魔「はぁっ!はぁっ!あっ…らめっ!そこグリグリしちゃ…やぁ…」


この渦からは抜けられそうにない…



ロリ淫魔「出してくらはぃ!いっぱぃ!いっぱぃ!


『理性と知性があるのが人間』という意味では



ロリ淫魔「あ…はっ…いっぱぃれてる…うれしぃですっ…」




少なくともこの瞬間の俺は…もうすでに死んでいた。



80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 18:58:25.86 ID:7AwLHn9r0





サキュバスの社会が人間と愛ゆえに交わることを許さない理由、その意味を知るのは遅くなかった。





81 : ◆hs5MwVGbLE [saga]:2017/02/16(木) 18:59:01.30 ID:7AwLHn9r0
なうろうでぃんぐ
(-ω-)
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/16(木) 22:15:07.39 ID:2gyt17dJ0
おう、はよ読み込めや
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 06:37:02.03 ID:oWulx3T7o

シリアスでもHはあってほしいな
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 07:07:03.04 ID:wdOdAlN4O
この時期にネクタイだけは流石にキツいからなるべく早くしてくれ
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:30:46.72 ID:0Z2/KchW0
…………

ロリ淫魔「むへへ〜」

眼鏡淫魔(またニヤけてる…)

眼鏡淫魔「ロリ淫魔…」

ロリ淫魔「はい?」

眼鏡淫魔「ちょっと…」

ロリ淫魔「どうしましたか…?ってわぁっ!」

眼鏡淫魔「くんくん…くんくん…」

眼鏡淫魔「…また男って奴のとこ行ってたの?」

ロリ淫魔「え、えぇ!?私昨日ちゃんとお風呂入りましたよ!?」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:31:26.46 ID:0Z2/KchW0
眼鏡淫魔「否定しないんだ」

ロリ淫魔「ふ、ふぇぇ…えっとそれは…はぃ…」

眼鏡淫魔「避妊の魔法が効いてるのをいいことにまたシまくってたとか」

ロリ淫魔「や、やですよ〜眼鏡淫魔ちゃん。そんなわけないじゃないですか。昨日あの後こっぴどく怒られて大変だったんですよ?」

眼鏡淫魔「嘘でしょ?あなた分かりやすすぎ」

ロリ淫魔「あぅ…」

眼鏡淫魔「せんせ…ふがっ!?」

ロリ淫魔「ゆ、許してくらさいよぉ!」

眼鏡淫魔「んー!?んー!?くはっ…ちょっ…離しなさいよっ!」

ロリ淫魔「次バレたら退学になっちゃうかもしれないんですよぉ!」

眼鏡淫魔「えっ…嘘…」

ロリ淫魔「ホントです…」
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:31:53.69 ID:0Z2/KchW0
眼鏡淫魔「なのにシちゃったの?」

ロリ淫魔「ガマンできなくて…つい…」

眼鏡淫魔「ハァ…ロリ淫魔…私はあなたが心配なのよ」

眼鏡淫魔「できることならその男にはもう会わない方がいいわ」

ロリ淫魔「そんな…」

眼鏡淫魔「あなたは純粋で欲望に忠実な子だから…そればっかりにこのままだといつか壊れてしまうんじゃないかって…」

ロリ淫魔「どういう意味ですか?」

眼鏡淫魔「あなた、なんで人間とサキュバスが長い時を共にすることを許されていないか知らないの?」

ロリ淫魔「知らないです…」

眼鏡淫魔「はぁ…悲しいおとぎ話があってね…」
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:32:28.61 ID:0Z2/KchW0
…………

ロリ淫魔「そのお話の最後は男の人が淫魔の女の子を求め過ぎて死んでしまうみたいなんです」

ロリ淫魔「淫魔の女の子もそれはもう悲しみに暮れたとか…」

ロリ淫魔「悲しいお話ですよねぇ…私最後はもう涙が出ちゃって…」

男「…そうか」

そのおとぎ話は恐らく創作ではない。
過去のサキュバスの祖先たちが残した悲しみの記憶。

未来永劫に同じ轍を踏まぬよう語り継がれてきたのだろう。
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:33:32.98 ID:0Z2/KchW0
そしてたった今、それを呑気に語る目の前の少女は同じ轍を踏もうとしていた。
そのことが分かったなら俺は彼女を止めてあげるべきだ。

ロリ淫魔「でも、私と男さんなら大丈夫ですよね。このお話のお二人はきっと長く一緒にいすぎたんですよ」

ロリ淫魔「でも私たちはこの時間しか会ってないじゃないですか。だから多分大丈夫です!」

ロリ淫魔「あっ、すごい…私ちょっと頭良いかも…」

男(そういう問題じゃないんだよロリ淫魔)

多分このままでも大丈夫なのはロリ淫魔の方だけだ。

人間は彼女が思っているよりも脆い。
俺はもう殆ど死んでいる。
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:34:09.44 ID:0Z2/KchW0
昨日の俺は昼間胃がキリキリして大変だったのに今日はそれすらなかった。

それと引き換えにずっと頭を支配していたのは…

ロリ淫魔「ね?どうですか?今の考え方すごくないですか?…わっ!」

ロリ淫魔「あれ?どうしたんですか…?今日は…すごく積極的ですね」






彼女を押し倒してめちゃくちゃにしたいという病的感情だけだった。







91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:35:15.26 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「えへへ…ちょっと嬉しいです…」

男(今ならまだ間に合う)

(俺を受け入れないでくれ…)

(俺を力強く突き飛ばして、拒否してくれ…)


俺の後少しの理性を振り絞った願いは


ロリ淫魔「もう我慢できないって顔してますよ」

ロリ淫魔「実は…私もなんです…」


とうとう、届くことはなかった。



92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:35:42.27 ID:0Z2/KchW0
………………


「男〜?まだ寝てるの〜?あんた今日学校ないの〜?」

男「…大丈夫」

「そう。ならいいんだけど」

男(何もする気が起きない…)

男(はやく、夜にならないかな…)
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:36:11.17 ID:0Z2/KchW0
…………

ロリ淫魔「あれ!?窓開けてたんですか!?」

男「…ああ」

ロリ淫魔「さ、寒くなかったんですか?」

ロリ淫魔「まふっ…」

男「…お前とこうしてくっついてたら、あつくなるから、いいかなって」

ロリ淫魔「…それもそうですね」
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:36:53.82 ID:0Z2/KchW0
…………

ロリ淫魔「んんっ…やっ…うしろからなんてっ…」

ベッドに手と膝をついて四つん這いになった彼女の臀部を撫でながら腰を振る。

男「そういえば初めてだったな…」

ロリ淫魔「ちょっと…んはっぁ…はずかしぃ…です」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:37:36.10 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「あんまりおしりとか見ないでくださいね?」

心配そうな声を漏らす彼女に少し悪戯したくなり彼女のもう一つの穴を小指の先で弄った。

ロリ淫魔「ひぃんっ!?」

ロリ淫魔「やぁ…そんなとこ…ん…」

弄るのをやめて小指の第一関節まで挿れてみる。

ロリ淫魔「ふぁぁ…」

中で指をぐいぐいと動かすと膣内が締まった。

ロリ淫魔「んんっ!?あっ…あぁ…」

ロリ淫魔「んひゃっ…あ、ん…ふぁ…っんぁ…はぁ…はぁ…」

二箇所から同時にくる快楽にやっとの思いで耐えているところに不意を突くように腰を深く打ち付けた。
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:38:02.07 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「ふぁあああ!あぁあっ!」

ロリ淫魔が高い声を上げて小刻みに痙攣した。
どうやらイったようだ。

それと同時に彼女の中は激しくうねり俺のをさらにキツく締め上げた。

男「中…出すぞっ」

俺は腰を前に深く突き出し、射精した。
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:38:33.14 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「あっ…ひっ…ぁ…」

ロリ淫魔「はふっ…ふっ…ふっー…」

男「はっ、はっ…」

彼女がまだ息を整えている途中だったが俺は中に出した精液を彼女の体内にすりこむようにまた腰を動かし始めた。

ロリ淫魔「あぅ…やっ…やらっ!…ちょっとまって!まってくらひゃぁ…んあ、ぁ…」

ロリ淫魔「あ…ぁ…ぁ…」

彼女はただ枕に顔を埋めて口からだらしなくよだれを垂らすのみとなっていた。
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:40:06.03 ID:0Z2/KchW0
男「ハァ…ハァ…」

暫くかき混ぜるように腰を使いロリ淫魔の奥底を犯しているとまた射精感がわきあがる。

ロリ淫魔「ひぃ…んっ…も…らめぇ…」

ロリ淫魔「め…ちかちかすりゅ…」

男「くっ…あっ!」

俺はもう一度ロリ淫魔の中に出した。

ロリ淫魔「んっ…ぁ…はぁ…」

引き抜くと中に収まりきらなくなった精液がこぽりと溢れた。
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:40:50.20 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「はぁ…はぁ…今日は…もぅ…やめときましょう…」

体力の限界か、俺の身を案じてくれているのか、それともその両方か彼女はそう言うとベッドに仰向けに寝転んだ。

月明かりで彼女の全身の汗やら粘液やらがてらてらと光っていた。

それを見ると、なんとなく彼女をこのまま帰してはいけないような気がした。



男「シャワー…浴びるか?」
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:41:49.32 ID:0Z2/KchW0
…………

ロリ淫魔「んはぁ…んっ!」

ロリ淫魔「あの…本当に体洗うだけなんですよね…」

俺は手にボディーソープを付け彼女の全身を洗っていた。

男「ここが一番汚れてるんだから…綺麗にしないと…だろ?」

泡を立てたヌルヌルの中指を彼女の中に挿入しゴシゴシと擦る。

ロリ淫魔「あっ…あぅ…」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:42:48.60 ID:0Z2/KchW0
もう一つの手で彼女の胸を揉むようにして洗う。

ロリ淫魔「あっ…また…胸…」

男「じっとしてないとさ、洗えないだろ?」

ロリ淫魔「で、ですがぁ…」

右手で彼女下の突起を軽く押しつぶした。

ロリ淫魔「はわぁ!」

ロリ淫魔「しょ…しょこはぁ…」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:43:42.89 ID:0Z2/KchW0
彼女の声に耳を傾けることなく続けて親指で強めに押した。

ロリ淫魔「あひっ!?」

ロリ淫魔「や、やめてくらひゃ…漏れちゃう!漏れちゃいまふ!」

ロリ淫魔「ひゃぁぁぁぁ…」

彼女は少し痙攣した後ちろちろとシャワーの音にかき消されそうな静かな音を立てて黄色い液体を漏らした。

ロリ淫魔「あっ…あ…あ…」

ロリ淫魔「やっ、やら…みないでくらはぃ…みないでぇ…」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:44:45.19 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔は目をぎゅっとつむりこちらを向ける顔がないといわんばかりに赤面させ俯いた。

そんな彼女を身体ごと無理やりこちらに向けさせて抱きしめた。

ロリ淫魔「あっ…ぅ…?」

男「可愛い」
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:45:24.76 ID:0Z2/KchW0
…………


風呂場を上がった彼女が窓から飛び立った後、俺はとてつもない虚無感に襲われた。

その時気がついた。
さっき彼女を風呂場に連れて行ってまで引き止めた理由は…

ただただ彼女と離れたくなかったから。

帰してはいけないような気がしたのではない。
帰したくなかっただけだったのだ。
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 18:46:02.69 ID:0Z2/KchW0
男「眩し…」

いつもは彼女が帰ったあとはカーテンを閉めて寝るだけなのだがその日、俺はカーテンを閉める気にはならなかった。


カーテンを閉め切ってしまうと、その日のロリ淫魔との交わりが完全に終わったことを改めて突きつけられるようで嫌だったから…。






106 : ◆hs5MwVGbLE [saga]:2017/02/17(金) 18:50:20.60 ID:wGdYxxpxO
なうろうでぃんぐ…

(-ω-)

もしかしたら今日中に終わるかもしれませぬ

…たぶん
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 19:03:14.37 ID:Hyc5PxaTo
まってる
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 19:41:56.86 ID:vY+6oWoA0
切ないなぁ
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:01:53.88 ID:0Z2/KchW0
…………

眼鏡淫魔「…昨日寮に帰ってくるの遅かったね」

ロリ淫魔「そ、そうです、かね…?」

眼鏡淫魔「もしかして男って奴の歯止めが効きにくくなってるんじゃない?」

ロリ淫魔「!」

眼鏡淫魔「やっぱりそうなのね」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:03:15.43 ID:0Z2/KchW0
眼鏡淫魔「…そろそろ本当に死ぬんじゃない?」

ロリ淫魔「そっ、そんなこと!…私がさせません」

眼鏡淫魔「無理よ」

ロリ淫魔「ひどいです!なんでそんなこと言うんですか!?」

眼鏡淫魔「この先、その男はもっとあなたを求めるようになる。あなたももっと彼を求めるようになる。これは避けられないことなの」

眼鏡淫魔「あなたがサキュバスで、彼は人間なのだから」

ロリ淫魔「っ!」

眼鏡淫魔「本当に彼を想っているのなら、あなたの手で大好きな彼を殺してしまう前に彼から手を引いた方がいいわ」

眼鏡淫魔「それがあなたと彼のためなの!」

眼鏡淫魔「お願い…分かって…?」

ロリ淫魔「うっ…うぅ…」

ロリ淫魔「眼鏡淫魔ちゃんなんて嫌いっ!」

眼鏡淫魔「あっ!」

眼鏡淫魔「どうして分かってくれないの…?」
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:04:06.16 ID:0Z2/KchW0
…………

その日の夜、開けた窓に飛び込んできたロリ淫魔は泣いていた。

ロリ淫魔「眼鏡淫魔ちゃんなんか嫌いです!」

ロリ淫魔「好きだから一緒にいちゃいけないなんて…おかしいじゃないですか…」

よく分からないが親友に何か辛いことを言われたみたいだった。

だが、そんなことはどうでもいい。

今はただそんなことがあったにも関わらずまたこの場所に彼女が来てくれていることが嬉しくてたまらない。
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:04:42.38 ID:0Z2/KchW0
男「ああ、そうだな。おかしいよな」

ロリ淫魔「そうですよね…おかしいですよね…」

俺の同意により彼女が少し笑顔を取り戻してくれた。嬉しい。

男「お前は正しいよ」

彼女を抱きしめ、首筋を舐めた。

ロリ淫魔「んっ…」

男「だからさ、ずっとここにいてくれよ…」

ロリ淫魔「それは…」

男「やっぱり駄目なのか?」

ロリ淫魔「男さんが死んでしまうのは嫌なんです…」

駄目みたいだ。悲しい。
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:05:38.53 ID:0Z2/KchW0
男「別に俺はお前が隣にいてくれるなら死んだっていいんだ」

ロリ淫魔「そんなこと…言わないでくださいよ…」

男「ちょっと前までは1000年後の未来とか、自分とかを考えるくらいには未来を想像出来たのに…」

男「今はお前が丸一日でもいない世界は考えられないんだ。想像出来ないんだ」

男「お前に一日でも会えなかったら発狂して自殺するかもしれない…。そんなレベルなんだ」

ロリ淫魔「え…」

男「なぁ、それでも駄目か?」
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:06:37.44 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「なんで…なんで私のことは考えてくれないんですか…?」

男「?」



男「何を言っているんだ。俺はお前のことを四六時中考えているつもりだぞ。夜にお前と過ごすことだけを考えている。そのためだけに生きている。それ以外の思考を巡らせているときの俺は俺じゃない…ただの人間だ。肉体が動いているだけの人間、俺という自我はないのと同じなんだ」


115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:07:12.66 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「もうやめてくださいっ!」

男「うわっ…」

俺はロリ淫魔に突き飛ばされてベッドから転落した。

男「……」

ロリ淫魔「ぐすっ…男さんが…男さんが死んでしまった後…うぅ…一人残された私はどうすればいいんですか…?」

ベッドの下から見上げた彼女は、両目から大粒の涙を流して掠れた声で叫んでいた。

その景色を俺は真顔で見ていた。
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:07:54.33 ID:0Z2/KchW0
男「それはどうしようもない。それはしょうがないことなんだ」

男「お前はサキュバスだから、しょうがないんだ」

ロリ淫魔「…!」

俺の放った言葉を聞いたロリ淫魔はより一層涙を流してから叫んだ。

言っちゃ駄目だったのか?

ロリ淫魔「男さんも眼鏡淫魔ちゃんと同じこと言うんですかっ!?」

ロリ淫魔「もうやだっ!もうやだよぉ!」

彼女は部屋中の小物を倒す程の風を起こしながら翼を広げ、逃げるようにして窓から飛び去った。
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:08:23.77 ID:0Z2/KchW0
…………

ロリ淫魔「……」

ギャル淫魔「なんかあいつ今日ずっとあんなんじゃね?」

取り巻き淫魔「そだねー。なんかぼーっとしてる」

ギャル淫魔「まぁ、最近ずっとニヤニヤしてて気持ち悪かったから丁度よくね?」

取り巻き淫魔「そだねー」

眼鏡淫魔(…手遅れになってないといいけど)

教師淫魔「ロリ淫魔さん…ちょっとこちらに」

ロリ淫魔「…?」

ロリ淫魔「はい…」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:09:13.17 ID:0Z2/KchW0
…………

教師淫魔「あなた、あれからまた何回も人間界で搾精以外の行為を行っていたようですね」

ロリ淫魔「…!?」

ロリ淫魔「なんでそれを…」

教師淫魔「眼鏡淫魔さんから聞きました」

ロリ淫魔「…そうです、か」

教師淫魔「そこであなたには罰を与えたいと思います」
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:09:54.48 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「退学…ですか?」

教師淫魔「いえ、本当はそれが妥当ですが…私も教師です。出来れば可愛い教え子の数は減らしたくないのです」

教師淫魔「そこであなたには卒業までこの首輪を付けてもらいます」

ロリ淫魔「首輪…?」

教師淫魔「この首輪は人間界の空気を拒否する首輪…この首輪を付けた者は首から上は人間界に存在することができなくなります」

教師淫魔「この首輪をつけて人間界に行こうとすれば首から上が飛びます」

ロリ淫魔「!!それじゃあ…」

教師淫魔「あなたは卒業まで人間界へ向かうことを禁止します」
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:10:33.23 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「い、いやです!」

教師淫魔「そうはいきません。これはあなたのためでもあるのです」

教師淫魔「…ですが、この首輪の装着は明日からとしましょう」

ロリ淫魔「え?」

教師淫魔「一夜だけ、人間界に行く機会をあげます」

教師淫魔「想いの人がいたのでしょう…?辛いかもしれませんが…彼に、別れの言葉を告げなさい。それが彼のためにもなるでしょう」

教師淫魔「…これは学校から指示ではありません。眼鏡淫魔さんから、私への提案です」

教師淫魔「彼女に感謝しなさい」
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:11:24.29 ID:0Z2/KchW0
…………

眼鏡淫魔「…行くの?」

ロリ淫魔「はい」

眼鏡淫魔「その…ロリ淫魔…一応言っておくわ」

眼鏡淫魔「先生に言ったこと…ごめんなさい」

眼鏡淫魔「でも分かって?これはあなたのた…「分かってますよ」

ロリ淫魔「眼鏡淫魔ちゃん。ありがとうございます。おかげで決心がつきましたから」

眼鏡淫魔「そうなの…」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:11:52.07 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「あと、私こそすみませんでした。眼鏡淫魔ちゃんのこと、大嫌いって言っちゃって…」

ロリ淫魔「あれ嘘ですよ!?本気にしないでください!本当は「知ってる」

ロリ淫魔「ふぇ?」

眼鏡淫魔「知ってるから…気にしないで。その言葉が聞けただけで嬉しいわ」
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:12:22.99 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「そうですか!なら安心しました!」

眼鏡淫魔「だから早く行ってきて。時間なくなっちゃうでしょ?」

眼鏡淫魔「どうせ今日も懲りずにお楽しみなんでしょ?」

ロリ淫魔「そ、それは…」

眼鏡淫魔「やーい!ふりょ〜」

ロリ淫魔「もう!からかわないでくださいよぉ!」

眼鏡淫魔「…後悔しないようにね」

ロリ淫魔「はいっ!」
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:12:56.49 ID:0Z2/KchW0
………………

男「来たかっ!」

俺は窓の前まで来たロリ淫魔の腕を引いて抱き寄せた。

ロリ淫魔「きゃっ…」

男「もう来ないかと思った。そう思うと気が狂いそうだったんだ…本当によかった…」
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:13:27.25 ID:0Z2/KchW0
抱くとすぐ真下にある彼女の綺麗な銀髪に顔を埋めて鼻いっぱいに匂いを吸った。

男(ああ…来た…至福の時間が…)

俺の興奮は最高潮に達していた。

ロリ淫魔「あの…今日は、大切なお話があるんです」

男「なんだ?」

最高潮の俺とは真逆で彼女は浮かない顔をしていた。
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:14:17.51 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「実はですね?私が搾精以外の目的でこっそりここに来ているのが先生にバレてしまいまして…あはは…」

ロリ淫魔「罰として明日から人間界に来れなくなっちゃうんですよね…」

男「は…?」

冗談じゃない。

男「なんだそれ…ドッキリか?はは…お前も面白い奴だな…」

男「た、たださ…そういうのはやめてくれ…心臓に悪い…。昨日も言ったように俺にとってはお前のいない夜なんてありえないんだからさ…」
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:15:40.42 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「すみません。嘘じゃないんです」

彼女の今にも泣き出しそうな顔を見ると心臓の鼓動が加速した。

男(お、おちつけ俺…だって急すぎるだろ…そんな…)

ロリ淫魔「で、でもですよ?ずっとじゃないんです。卒業までです。たった3年です」

ロリ淫魔「たった3年なんです。3年後にはかならずここに来ます」

ロリ淫魔「あっ、でももしかしたら男さんが引っ越してる可能性がありますね…そのときは…どうしましょうか」

ロリ淫魔「たぶん大丈夫です!そのときは匂いできっと男さんを見つけます!私男さんの匂い大好きですから!」
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:17:48.24 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「…だから、それまで待っててくれませんか?」

男「ふっ、ふざけんな!こっちは丸一日会えなかったら発狂しそうなんだぞ!?3年なんて無理に決まってる!絶対自殺してる!生きていけないっ!生きていけるはずがないっ!」

彼女を抱きしめる力を強めた。
彼女の華奢な身体なら折れてしまうのではないかと思う程の力で抱きしめた。

ロリ淫魔「いたぃっ…」

男「行かせるもんかっ!もう絶対離さない!お前は…俺が死ぬまでずっとここにいるんだ!いいな!?」

男「いいよな…」
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:18:23.89 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「……」

男「いいって…いっでぐれよぉ…」

情けないことに俺は、彼女より先に涙を流してしまった。
彼女を抱きしめる力はどんどん緩くなり俺はちからなく膝から崩れた。

ロリ淫魔「…ですよね。分かってました。正直困ってもいますが、それよりも嬉しさが勝ってるくらい嬉しいです」
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:19:00.51 ID:0Z2/KchW0
ロリ淫魔「いいですよ」

男「え!?ほ…本当か…?」

ロリ淫魔「はい。男さんが死ぬまでずっとここにいます」
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:20:37.35 ID:0Z2/KchW0
男「や、やった…!そうだよな!やっぱりそうさ!俺たちは愛し合っている!だから一緒にいていいんだ!当たり前だ!誰がこの気持ちを止めていい?一体誰にそんな権利がある!?神にすらそんな権利はないはずだ!」

男「あははははは!」

ロリ淫魔(なんで…なんで私は人間の女の子じゃないんでしょう…)

男「あはっ!アハハハハハハ!」

ロリ淫魔(私が人間だったら…こんな幸せなことないのに…)

男「アハハハハハハハハ!!!」

俺が祝福に包まれてバカみたいに笑っている下で彼女は嬉し泣きをしていた。

嬉しくたって何も泣くことないだろう。

どうせなら笑えばいいのにな…

ロリ淫魔「だっ…だから…」
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:21:12.49 ID:0Z2/KchW0








ロリ淫魔「こっ、今夜あなたを殺しにきました!」










133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:21:58.20 ID:0Z2/KchW0
男「…え?」

ロリ淫魔「ぐすっ…んっ…さ、最後まで笑顔でいましょう!」

ロリ淫魔「今日は男さんの望むことならなんでも付き合います!」

ロリ淫魔「そ、その…胸も…いっぱい揉んでもいいですよ…?」

ロリ淫魔「大サービスですっ!…なんちゃって」

ロリ淫魔「だから今夜は…」





「お互いどろどろになるまで溶けちゃいましょう」






134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:22:39.88 ID:0Z2/KchW0


そこから後のことはあまりよく覚えていない。

ただ吐き気がするような快感が身体を支配していたことは確かだ。


薄れ行く意識の中…


俺はロリ淫魔からの愛と、ロリ淫魔への愛を確かに噛み締めながら…

135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/02/17(金) 23:23:23.01 ID:0Z2/KchW0








静かに、力尽きた。














おわり


136 : ◆hs5MwVGbLE [saga]:2017/02/17(金) 23:24:43.26 ID:0Z2/KchW0
ここまで読んでくださった方はありがとうございました。


(-ω-)
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 23:35:18.46 ID:pvU0ZzylO
あのさあ…
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 23:35:30.64 ID:3j2sfVPP0
おつおつ
まあ、報われないわなぁ…
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 23:40:59.34 ID:tjte/Q2iO
俺も生きるの辛いからロリサキュバスに搾り取られて死にたいなあ
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 23:44:52.87 ID:TvI1SsIS0
なんか足んねえよなぁ(エピローグ)
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 00:11:32.38 ID:Ag16C+SA0
はよ続き読み込んでくれよ
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 00:19:36.81 ID:RdXEK4DLO
お気の毒ですが冒険の書は消えてしまいました
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/02/18(土) 00:50:31.26 ID:fVT3dWGN0
最後が糞だと駄作になる典型例
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 01:07:18.57 ID:QKPK1kCuO
>>143
バッドエンド嫌いの青臭いガキが発狂してて草
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 01:52:45.53 ID:Ac0kryUdo

まぁ残当だな
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 02:07:16.62 ID:q85RoWCMO

結ばれる事のない恋か…
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 09:11:10.69 ID:lolFv6wkO
まぁそうなるよね……
でもイイハナシダナー
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 14:16:21.57 ID:hlartzBUO
ギャル淫魔みたいに一晩で吸い[ピーーー]方が有情なんだなーと
まるで家畜の扱いのようだ
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 16:46:31.04 ID:DmQMRTSkO
おもしろかったぁ
150 : ◆hs5MwVGbLE [saga sage]:2017/02/18(土) 22:52:42.64 ID:2/O1BE2+0
たくさんのレスありがとうございまする


また何処かで会ったときはよろしくお願いしまする

(-ω-)
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 23:19:02.84 ID:qc+CGfMmO
こういうの切なくて大好きよ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 05:43:45.14 ID:1Yhk6u+g0
作者の[田島「チ○コ破裂するっ!」]で畳めなかっただけなんだよなぁ
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 16:51:11.36 ID:6F7uWvmA0
突き放すような断ち切るような終わり方ってあるけど、これは尻切れトンボだなぁ
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 20:32:21.63 ID:CkJjVzzno
評論家様いっぱい湧いてきてワロタ
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 21:39:01.56 ID:cvdvcaPuO
そりゃ掲示板は匿名の評論家の集まりだもん
それが嫌なら非匿名のところで書かなくちゃ
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:33:59.04 ID:F4t9S4BFO
>>154
たぶん同じ人だぞ
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:38:33.24 ID:Q2SkNbeIo
今度は透視能力者まで現れて草生える
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:42:56.09 ID:AiKuOeLvO
バッドエンド絶対許さないマンは一定数いるからなぁ…
ハッピーエンドこそ正義だと思っているから尚性質が悪い
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:53:33.74 ID:96T4DRWwO
>>158
精神病かな?
160 : ◆hs5MwVGbLE [saga sage]:2017/02/28(火) 01:46:15.51 ID:doeZp5b00
あれ…もしかして荒れてる?

別に>>1はいろんな感想があるのは全然大歓迎ですよ〜
文章が幼稚だったりおかしかったりするのは事実なので言われても仕方ないのです
後で「あーここミスってるなー」ってのも多々あります←
マジもんのただの荒らしは心がいたむのでやめて欲しいですが…

なんか「こういう話が読みたい!」とか「こういう展開がよかったなぁ」とかは次回作の励みになるのでばんばん欲しいです
何も思いつかないときはすぐ続編やifなどの蛇足を書くことに逃げてしまうのですが
それらも需要があるならやる価値あるのかなと思います

…だからもっとレス欲しいの(本音)

m(-ω-)m
70.80 KB Speed:0   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)