高垣楓「ちょっぴりオトナ風味の、…ウミガメ問題を♪」

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153 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 21:36:13.63 ID:es5H22KZ0
> この問題に動物は関係ありますか?


残念だけど、動物とかは、関係しないよ…。
今回のオハナシに出る、生物は、
幸子ちゃんとプロデューサーさん、だけ。
あ、生物って言ったけど、…ナキガラとか、ゾンビとかは、出ないから…、
そこは、安心して欲しい…。
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 21:38:38.70 ID:Qw6IDuooo
何かの問題が解決した?
155 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 21:43:42.08 ID:es5H22KZ0
> 何かの問題が解決した?

yn
幸子ちゃんにとって、1つの問題が解決したの。
ただ、その『準備によって解決した』、じゃなくて、準備からの行動…。
幸子ちゃんが、「お腹じゃなくて〜」の言葉の後に、起こした行動、
それが、解決に至ったの。

…この辺り、ちょっと、説明が難しい…ごめんなさい。
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 21:45:45.07 ID:LQpJpe7A0
幸子は幸子のPに好意を抱いていましたか
157 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 21:47:52.88 ID:es5H22KZ0
> 幸子は幸子のPに好意を抱いていましたか

y!
うん…言うと、幸子ちゃん、すごく照れて否定するんだけど…。
幸子ちゃん、プロデューサーさんのこと、…すごく。
すごく、好きに、なってたの。
一緒に日常を過ごすうちに、すごく、すごく…。
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 21:50:07.18 ID:GPclp5aDO
準備はプロデューサーが一人でおこないましたか?
159 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 21:52:54.59 ID:es5H22KZ0
> 準備はプロデューサーが一人でおこないましたか?

y!
そう、物質…とあるものを、用意するだけだから、
プロデューサーさん1人で、できたんだ。

ついでに言うと、持ち運びとかも、合わせて、
1人で用意できるくらいの、もの…だよ。
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 21:56:11.98 ID:fkmNCbe30
雪達磨ですか?
161 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 21:58:42.20 ID:es5H22KZ0
> 雪達磨ですか?


残念だけど、雪ダルマじゃないの…。
どっちかというと、…暖かい、もの、かな。
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:01:26.17 ID:ztfqXhACo
準備したものは、幸子が言及したお腹と顔の持ち主ですか?
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:05:35.93 ID:m2sj85IKo
用意したものの大きさは関係ありますか?
164 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 22:08:53.39 ID:es5H22KZ0
> 準備したものは、幸子が言及したお腹と顔の持ち主ですか?

n…?
ごめんなさい、質問の意図が…。
い、一応、言っておくと、準備した物質は、その辺りのお店で買えるもの…。

わ、私が出題してるけど、今回、たぶん想像してるような、
スプラッタなものでは、ないの…。


> 用意したものの大きさは関係ありますか?


も、もし小さいものだったら、幸子ちゃんは、
その日も『いつも通りの日常』で済んだ、と想う。

まあ、そんな小さいそれを探す方が、難しいとは、想うけど…。
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:09:44.05 ID:Qw6IDuooo
準備したものは、プロデューサーの手作り?
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:10:38.63 ID:LQpJpe7A0
ここでいう幸子の日常って、他人に言えないようなものでしたか?
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:13:18.02 ID:ztfqXhACo
準備したものが人形とかで、幸子のセリフはそのお腹と顔を指しているのか?
で伝わるかな
168 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 22:13:32.73 ID:es5H22KZ0
> 準備したものは、プロデューサーの手作り?


ううん、手作りではなかったの。

…もう言っちゃうけど、その日、プロデューサーさんが、買ってきたんだ…。


> ここでいう幸子の日常って、他人に言えないようなものでしたか?

y!
う、うん…正直、誰にも言えないような、ものかな…。
妊娠しちゃうような、そういうことでは、なかったんだけど。
169 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 22:15:51.10 ID:es5H22KZ0
> 準備したものが人形とかで、幸子のセリフはそのお腹と顔を指しているのか?


ごめんね、やっとわかった…。
そういうものじゃ、なかったよ。
準備したものは、それ単品で、『使える』もの、なの。
170 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 22:17:14.82 ID:es5H22KZ0
ごめん、ミス
上のに続けて、お腹と顔の持ち主と、その物質は、別のもの…なんだ。
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:18:00.58 ID:m2sj85IKo
お腹と顔とはプロデューサーのお腹と顔ですか?
172 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 22:22:33.55 ID:es5H22KZ0
> お腹と顔とはプロデューサーのお腹と顔ですか?

y!!
そう、プロデューサーさんの、お腹と、顔を指して、
幸子ちゃんは、言ったの。

こ、ここまできたら、もう一息だと想う…!
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:27:13.65 ID:LQpJpe7A0
この物質を用意した場所は重要ですか
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:28:27.29 ID:m2sj85IKo
単体で使えて、そこそこの大きさがあって、暖かいもの、装飾品ではないが身につけることもできる
動物や人形ではない

うーん…わからん
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:28:57.20 ID:Qw6IDuooo
準備したものは道具?
176 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 22:30:15.84 ID:es5H22KZ0
> この物質を用意した場所は重要ですか

y!
それを用意した場所は、事務所の中…細かく言うと、仮眠用の、個室。
そこに、プロデューサーさんが、それを用意していたの。


> 準備したものは道具?


そう、これ単体で使える、『道具』なんだ…。
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:35:21.40 ID:ztfqXhACo
その道具は購入に年齢制限がありますか?
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:37:05.81 ID:Y3q1FnNu0
準備したものを使ったときプロデューサーの視覚に影響はありますか?
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:39:20.03 ID:m2sj85IKo
用意したものとはロープですか?
180 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 22:40:55.97 ID:es5H22KZ0
> その道具は購入に年齢制限がありますか?


誰でも買えるような、ものだよ。
それも、買うのに抵抗とか、恥ずかしさとかは、要らないようなもの。
ホントに、ホントに、ごくありふれたもの、なの。


> 準備したものを使ったときプロデューサーの視覚に影響はありますか?

yn!
使っている間、その道具が見える、という意味では、y!
視覚に影響があるような使い方をしたか、という意味では、n…。
ごめんなさい、これも、答え方が難しい…。


> 用意したものとはロープですか?


ロープでは、なかったの。
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:41:05.98 ID:LQpJpe7A0
日常って、妊娠するような普通のプレイじゃなくて何かマニアックなことしてた?
182 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 22:43:22.17 ID:es5H22KZ0
> 日常って、妊娠するような普通のプレイじゃなくて何かマニアックなことしてた?

y!!
ま、マニアックというか、…うん、普通は、やらないことだと想う。
でも、プロデューサーさんも、幸子ちゃんも、…そこに、何かを、見出したの。
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:45:41.24 ID:ztfqXhACo
道具を使うとプロデューサーのお腹と顔は何らか変化がありますか?
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:46:21.42 ID:LQpJpe7A0
なんだろな……
次は顔ってのは多分顔騎するってことなら、どうやってそこに辿り着くのか…
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:46:32.91 ID:GPclp5aDO
二人のヒミツとはダイエットですか?
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:47:19.54 ID:Y3q1FnNu0
準備したものは明るいところと暗いところで使ったときの効果に違いはある?
187 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 22:50:10.55 ID:es5H22KZ0
> 道具を使うとプロデューサーのお腹と顔は何らか変化がありますか?

y!!n!!
そう、これを使うことで、プロデューサーさんのお腹に、変化があったの…。
でも、顔にはなくて…だからこそ、幸子ちゃんは、次は顔だ、と想うに至ったの。


> 二人のヒミツとはダイエットですか?


ダイエットとか、そんな健全なものじゃ…なかったの、うん。
自然と痩せちゃうようなものでも、ないかな…。


> 準備したものは明るいところと暗いところで使ったときの効果に違いはある?


使うのに、明るさは、関係しない…よ。
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:55:46.10 ID:ztfqXhACo
体毛を剃ること?
189 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 22:58:40.77 ID:es5H22KZ0
> 体毛を剃ること?


ううん、そういうことでは、なかったの。
その道具の使い方っていうのが、説明が難しいんだけど…。
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 22:58:44.02 ID:LQpJpe7A0
そこらで買えるのに、準備するまで事務所になかったなら
一般的な事務所では使わないもの?
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 23:00:19.90 ID:Qw6IDuooo
プロデューサーが使うのは普通じゃなくても
幸子が使うとすれば普通のこと?
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 23:00:50.36 ID:ztfqXhACo
本来とは異なる使い方をしましたか?
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 23:01:23.98 ID:Y3q1FnNu0
準備したものって先っぽがふさふさしてたりする?
194 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 23:01:59.08 ID:es5H22KZ0
> そこらで買えるのに、準備するまで事務所になかったなら
> 一般的な事務所では使わないもの?

yn!!
い、一般的な事務所が、どういうのか、わかんないけど…。
少なくとも、仮眠をとるような場所なら、普通は、あるハズのもの。

むしろ、それがなかったことが、1番の、発端、なんだ…!


> プロデューサーが使うのは普通じゃなくても
> 幸子が使うとすれば普通のこと?

ny!
幸子ちゃんが使うのも、そうだけど…
プロデューサーさんが、それを使っても、全くおかしくないの…!
195 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 23:03:49.52 ID:es5H22KZ0
> 本来とは異なる使い方をしましたか?

n!!
むしろ、本来の正しい使い方を、していたの…!


> 準備したものって先っぽがふさふさしてたりする?

yn!
先っぽどころか、全体的に、ふさふさしてるよ…!
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 23:04:39.97 ID:ztfqXhACo
毛布ですか?
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 23:05:37.23 ID:Y3q1FnNu0
幸子とプロデューサーは密着した?
198 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 23:07:47.41 ID:es5H22KZ0
> 毛布ですか?

y!!!!
そうなの…プロデューサーさんが、買ってまで用意したもの…。
仮眠をとるような場所には、普通はあるもの。

そう、『プロデューサーさんが、毛布を準備していた』んだ…!

そ、それじゃ…解説に、移るね。
私の解説も、長くなっちゃうけど…ごめんね。
199 : ◆jEbRvHU8C2 [saga]:2017/03/19(日) 23:08:29.92 ID:es5H22KZ0
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

解説

「ああ、起きましたか、プロデューサーさん」

「おはようございます」

「はい、今日も今日とて、カワイイボクです」

「カワイイボクで眼覚めることができるなんて」

「プロデューサーさんは、その幸せをしっかり噛み締めて良いんですよ?」

「ほら、ほら」
200 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:08:57.88 ID:es5H22KZ0
「それにしてもプロデューサーさん」

「最近、お疲れ気味だったとはいえ」

「ちょっと、だらしないですよ」

「いくら事務所の仮眠室だからって…」

「お腹を出して寝るのは、良くないんじゃないですか」

「カワイイボクの担当なんですから、しっかりしてください」

「まったく…」
201 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:09:40.59 ID:es5H22KZ0
「それに、寝具とか備品もしっかり管理しておいてください」

「布団とか毛布とか、この事務所にはないんですか」

「…あったら泊まり込むから撤去した、って…」

「何ですか、その理由は」

「仕事熱心なのも、ほどほどにしてください」

「はぁ…」

「おかげで、ボクがどれだけ探し回ったか」

「あの時間を返して欲しいですね」
202 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:10:10.42 ID:es5H22KZ0
「ホントにもう」

「ボクが居なかったら、お腹が冷えちゃって大変なコトになっていましたよ」

「どうです、温かいでしょう?」

「フフーン!」

「こんなこともあろうかと」

「…とは、これっぽっちも考えませんでしたが」

「ともかく、感謝してくださいね」

「長いスカートで、カワイくキめていた、このボクに!」
203 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:10:37.26 ID:es5H22KZ0
「…ん?」

「どうしました、プロデューサーさん」

「わき腹がくすぐったい?」

「何か、当た…」

「…ッ!!」

「フギャアァーーーーッッ!!」
204 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:11:05.02 ID:es5H22KZ0
「な、な、な…ッ」

「そ、そりゃ想わず立ち上がっちゃいますよ!」

「ボクはカワイイので!」

「…じゃなくてッ」

「何を考えているんですか!」

「プロデューサーさんは、へ、ヘンタイですねッ!」
205 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:11:31.52 ID:es5H22KZ0
「…」

「しょ、しょうがないじゃないですか…」

「お腹にかけるものが何もなくて」

「…」

「…ボ…」

「ボクの、…スカートを、使ったんですから…」

「…わき腹に、お、お尻が当たっちゃうのも」

「…」
206 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:11:57.14 ID:es5H22KZ0
「スカートは脱いでませんよ…」

「安心してください、履いてますから」

「…そりゃあ、面積だって限られてますから」

「…」

「…お、お尻くらい、当たっちゃいますよ」
207 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:12:27.26 ID:es5H22KZ0
「…へ?」

「当たっていたのは、お尻じゃなくて、…ぱ、パンツの方!?」

「そ、そうでしたか…」

「セーフ…い、いや、アウトです、ギリギリアウト!」

「カワイイ乙女のパンツに触れるのは重罪ですよ」

「ボクの方から押し付けて…って、確かにそうですが…」
208 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:12:54.61 ID:es5H22KZ0
「くすぐったかったから、重罪から減刑…って、意味がわかりません!」

「そりゃあ刺繍やフリルいっぱいのカワイイのを履いてますから」

「って何を言わせるんですかあ…ッ!」

「ぷ、プロデューサーさんは、ヘンタイなうえにロリコンだったんですね」

「14歳のボクに、な、何を考えているんでしょうね!」
209 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:13:22.94 ID:es5H22KZ0
「…へ?」

「あ、あんまり、好みじゃない…?」

「プリントがついてるような、ふわふわしたのが…」

「って、プロデューサーさんの好みなんて知りませんよ!」

「そんなもの!」

「…なんでそんな、子供っぽいものを…」

「プロデューサーさんは、ホントにロリコンなんですか?」

「そ、…そんなカワイくないパンツ、履きませんよ!」

「いいですか、絶対に絶対ですからねッ!」

「まったく、もう」

「気を遣って、損しちゃいましたよ…」
210 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:13:50.27 ID:es5H22KZ0
「…もうボクは帰りますから!」

「もともと、今日は近くに寄ったんで顔出ししただけですし」

「…」

「…良いですか」

「もう、お腹を出してまま寝ないでくださいね!」

「プロデューサーさんに何かあったら…」

「カワイイこのボクが、困るんですから!」

「気を付けてくださいよ!」
211 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:14:15.62 ID:es5H22KZ0
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

「…」

「…ああ、気が付きましたか」

「約束を破るプロデューサーさん」

「また、お腹を出して寝てましたよ」

「もう少し、きちんとしてください」

「今日だって、ボクが居なかったら…」
212 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:14:41.60 ID:es5H22KZ0
「…ん?」

「約束は、してない?」

「了承なんてナンセンスです」

「イエス以外の返事が必要な約束事なんて、そもそもしません」

「それくらい、ボクだって理解してますから」
213 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:15:13.40 ID:es5H22KZ0
「…わき腹が、どうかしましたか」

「また、何か、当たってる?」

「そうですか、まあ、ボクの知ったことじゃないですね」

「…」

「…ちなみに、どんな感触があるんです?」

「サラッサラでふわふわの、何か…?」

「へえ、…いったい何でしょうねえ」
214 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:15:40.58 ID:es5H22KZ0
「どうしたんです、プロデューサーさん」

「いえ、ロリコンさん?」

「息が荒くなりましたよ?」

「まったく」

「…何を考えているんでしょうねえ」

「…」
215 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:16:06.29 ID:es5H22KZ0
「…」

「…こういうの」

「好き…なんですよね?」

「そう、ですか…」

「…」

「…そう、かぁ…」
216 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:16:39.33 ID:es5H22KZ0
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

「…また、約束を破ってましたね」

「暖房を入れていようとも、関係ありません」

「ほら、おとなしくしてください」

「…ダメです、それは許可しません」

「強制スカートの刑は、絶対です」

「お腹が冷えちゃ、いけませんから」

「だらしなくお腹を出して寝ている自分を恨んでください」
217 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:17:19.96 ID:es5H22KZ0
「…また、わき腹がくすぐったい?」

「フーンだ、知りませんよ」

「ボクだって、まゆさんみたいなフリフリなのを履きたい日だってあります」

「そこはガマンしてください」

「ボクだって、プロデューサーさんの好きなのだけ履く、なんて」

「『約束』してませんからね」

「フフーン!」
218 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:18:21.26 ID:es5H22KZ0
「プロデューサーさんは、そうやって」

「約束を破っていれば良いんです」

「お腹を出して、寝ていれば良いんです」

「わき腹の感触だけに、集中していれば良いんです」

「…ボクだけに…」

「ボクの、…だけ、に」

「…」
219 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:19:57.71 ID:es5H22KZ0
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

「今日はまた、豪快にシャツがめくれちゃってますね」

「お腹が出てるどころか、丸出しです」

「…」

「プロデューサーさん、起きてますよね?」

「…あくまで、タヌキ寝入りを続けますか」

「…」

「わかりました」

「いい加減、うんざりしていたんですね、なんて」

「そっちが、その気なら…ッ!」
220 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:20:53.63 ID:es5H22KZ0
「…んよいしょッ…」

「よッ、と」

「ふう」

「…ん?」

「ああ、プロデューサーさん」

「起きましたか?」

「フフーン!」
221 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:21:21.99 ID:es5H22KZ0
「豪快なお腹の出し方でしたからね」

「いつものじゃ、覆えなかったので」

「なので、逆転の発想です」

「スカートを布団にする以上、ボクが中心なのですから」

「端から反対側へ、裾が届かなければ」

「中心たるボクが、動いてあげれば良いんです!」

「そう、本当に、中心に」
222 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:22:31.79 ID:es5H22KZ0
 

「プロデューサーさんの、お腹の、上に…♪」

 
223 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:23:29.69 ID:es5H22KZ0
「どうです、…温かいでしょう」

「なんせ、カワイイボクが暖めてあげてるんですから」

「ボクの衣服に包まれて、ボクの温もりを受け取れて」

「プロデューサーさんは、ホント幸せモノですねえ♪」

「もっと喜んで良いんですよ」
224 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:25:05.35 ID:es5H22KZ0
「お腹が、気になりますか?」

「カワイイボクは体重管理も完璧なので」

「重くは、ないハズですが…」

「どうです、お腹に乗られた感想は」

「お腹に触れる、…パンツの感触は」

「どんな感じです?」

「スベスベして、柔らかい…?」

「そうですねえ、今日はそういうのですから」

「ふふん!」
225 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:25:32.68 ID:es5H22KZ0
「しかし、感触がわかるんですね」

「それも結構な精度で…」

「…それだけ、集中したんですよね」

「お腹に触れる、パンツの感触に」

「ボクの履いてる、パンツに」

「…」

「…やっぱり、ロリコンじゃないですか…♪」
226 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:25:59.47 ID:es5H22KZ0
「でも、そうすると今度はわき腹が寂しく…」

「あ、そんなことは、ないと?」

「靴下と、ふ、…ふとももとの、境目が触れてる…」

「…さすがはボク!」

「両方の感触があるなんて、美味しいトコ取りですね!」

「意図しない偶然さえも、プラスに働くなんて、カワイイですよねえ」

「もっと、褒めてくれて良いんですよ?」

「もっと、…堪能しても、良いんですよ…?」
227 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:27:12.45 ID:es5H22KZ0
「…まあ、それはさておき」

「ボクが重石とならないのでしたら」

「そのまま、寝てて良いですよ」

「ボクは、ここに居てあげますから」

「ほら」
228 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:27:56.52 ID:es5H22KZ0
「お腹に意識を集中して、良いんですよ」

「…色とか、ガラとか、妄想することだって」

「特別に、許可してあげますよ」

「ボクはカワイイので」

「まあ、答え合わせはしませんけど」

「フフーン!」

「…」

「…ふふ」
229 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:28:51.45 ID:es5H22KZ0
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

「…あ、眼が覚めましたかプロデューサーさん」

「手が、痺れて痛い?」

「おかしいですねえ」

「それほど、体重がかかる座り方はしていないハズなんですが…」

「…ん?」

「どうしました、プロデューサーさん」

「柔らかい感触が、手に?」

「そりゃあそうでしょう」

「まだ寝惚けているんですか、プロデューサーさんは」
230 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:30:03.58 ID:es5H22KZ0
「まったく…」

「ボクが来てみたら、プロデューサーさんが寝てるじゃないですか」

「それも、しっかりとお腹を隠して」

「本来なら、それが正しいんですけど」

「…今更、ですよ」

「どうして今頃になって、お腹を出して寝ないって約束を」

「律儀に遂行しちゃうんですかねえ…」
231 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:30:58.65 ID:es5H22KZ0
「と、そこでボクは考えたんです」

「これはまた、プロデューサーさんからの挑戦だと」

「こういうとき、ボクがどうするか」

「きっと、内心ニヤニヤしながら見てるに違いない…と」

「その手には乗らないカワイイボクです!」

「フフーン!」

「まあ、その」

「その手に、乗っちゃったわけですが」
232 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:32:23.23 ID:es5H22KZ0
「元はと言えば、お腹を冷やすことを懸念したんです」

「でも、そのお腹はしっかりと守られている」

「だとしたら」

「…剥き出しの手が、冷たくなりますよね」

「起き掛けに指がかじかんで動かないと、咄嗟の仕事に対応できませんしね」

「暖めてあげたボクを、褒めてください」

「その手の痛みは、ボクにイジワルな挑戦をした罰です!」
233 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:33:56.09 ID:es5H22KZ0
「にしても、どうして片方だけ…もう片方は、手袋をつけてるのに」

「あ、これ画面タッチに指先が反応しないタイプのですか」

「…眠る間際まで、タブレットで、お仕事してたんですね」

「…」

「ボクの、ために…」

「…」
234 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:35:01.38 ID:es5H22KZ0
「…ぅあッ…」

「ちょ、ちょっと…なんで指を動かすんですか!」

「痺れを治すためだからって、いま動かさないでください!」

「んひゅッ!」

「う、動かさないでくださいってばあ!」

「指が、当たっちゃうんですから…!」
235 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:35:28.10 ID:es5H22KZ0
「…」

「…えいッ!」

「おや、どうしましたプロデューサーさん」

「ボクが、グリッてすると、手がビリビリします?」

「…ふふ」

「ふーんだ、ボクの願いを聞き届けなかったバツです!」

「それに、以前に正座して痺れてたボクの足をツンツンしてくれましたし…」

「その因果を、受けてください!」
236 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:36:14.49 ID:es5H22KZ0
「えい、とぅ!」

「フフーン、そうですよ」

「手が痺れてるなら、むしろ乗ってるボクには好機じゃないですか」

「さあ、存分にビリビリを味わってください!」

「…ねえ、プロデューサーさん♪」
237 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:36:41.55 ID:es5H22KZ0
「ふにゃッ!」

「ちょッ、だから、指は…」

「指は動かしちゃダメ、ですって!」

「痺れで意思に関係なく動く…ってそんなわけないでしょお!」

「んぐ…そ、そこは…ふぎゅッ…」

「…ゃ…」
238 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:37:08.85 ID:es5H22KZ0
 

「…んぅん…ッッ!!」

 
239 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:37:35.74 ID:es5H22KZ0
「…あ、あッ!」

「…」

「…良かった、染みてないし、指も濡れてな…はッ!?」

「あ、ち、違いますよ!」

「いま、た、立ち上がったのは、ですね…!」
240 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:38:06.34 ID:es5H22KZ0
「ふ、フフーン!」

「そう、お、お、お仕置きは、こんなもんで完了にしてあげます!」

「手のビリビリで、もう充分に反省されたようですし!」

「だから、解放してあげたんです!」

「ボクは寛容なので!」

「…そ、それ以外に理由なんてないです!」

「ないんですからあ…ッ!」
241 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:39:13.44 ID:es5H22KZ0
「ちょっと…なんで指を嗅ぐんですかッ!」

「そ、そんなことしないでくださいよ!」

「…こ、この、ヘンタイプロデューサーさん!」

「…うぅ…」

「と、ともかく!」

「これはノーカンです、ノーカウントッ!」
242 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:40:13.53 ID:es5H22KZ0
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

「…」

「…そのお腹は、こないだの反省ですか?」

「いえ、根本の解決には至ってないといいますか」

「良くも悪くも、元に戻っただけですね」

「…」

「し、仕方ないですね…!」
243 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:40:44.08 ID:es5H22KZ0
「…んッ…」

「…」

「ど、どうです」

「お腹、くすぐったい、ですか」

「柔らかくて、サラサラしてて、でも、細い何かがお腹をくすぐる…?」

「…はい、正解です」

「今日はちょっと長いリボンがカワイイの、ですから」

「やっぱり、お腹だと精度が段違いですね」

「相変わらず、ヘンタイなプロデューサーさん、ですね!」

「…ふふ…」
244 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:41:49.39 ID:es5H22KZ0
「それにしても」

「…相変わらず、柔らかいお腹ですね」

「今度、一緒にレッスンでも受けてみませんか」

「そうしたら、いつか腹筋もきっちり割れて…」

「ああ、でも」

「そうなったら、お腹への感触がわからなくなっちゃいそうですね」
245 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:42:16.68 ID:es5H22KZ0
「ボクも正直、この座り心地が変わっちゃうのは…」

「あ、その、深い意味ではなくてですね…!」

「…」

「…ぷ、ろ」

「ロリコンなプロデューサーさんが、1番と想う感触」

「…どうせなら」

「そう、どうせなら完璧を目指したいので!」
246 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:42:54.97 ID:es5H22KZ0
「カワイイボクは、完璧ですから」

「完璧じゃなきゃ、…カワイイボクじゃありませんから」

「プロデューサーさんが、求めてくれるのでしたら…」

「そのためだったら、ボクは、何だってしますよ」

「何だって、してあげます」

「応えるのも、ボクに課せられた使命、ですから」
247 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:43:50.95 ID:es5H22KZ0
「だから、プロデューサーさん」

「…」

「…もっと」

「もっと、ボクを」

「…ボクを、求めても」

「…」

「…良いんですよ…?」
248 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:44:16.67 ID:es5H22KZ0
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

「…」

「…そういうことを、しますか」

「…」

「ねえ、寝たフリをしているんですよね、プロデューサーさん」

「そんな恰好で」

「こんなモノを、用意してまで」
249 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:45:17.21 ID:es5H22KZ0
「なんだかんだ言って…」

「結局は毛布を用意してるんじゃないですか」

「雑魚寝が寒くなったからですか?」

「そんな時期じゃないですよね?」

「まったく…」
250 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:46:11.08 ID:es5H22KZ0
「以前に、その手に乗ってしまった時とも、また違いますね」

「まあ、あれ以降では乗りませんでしたけども」

「お互いのために」

「それに、どちらにせよあれはノーカンですしね」

「あの時はお腹だけきっちりしまってましたけど」

「今回は全身をすっぽり覆ってますね」

「また随分と大きな毛布を用意したようで」

「両の手さえ、その中、…ですか」
251 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:48:22.57 ID:es5H22KZ0
「やれやれ、これじゃあボクの出る幕はありませんね」

「…」

「…いま、少し焦りましたね?」

「表情に少し変化がありましたよ?」

「…」

「…あくまで、タヌキ寝入りを続けるつもりですか」

「まあ、それはそれで良いでしょう」
252 : ◆jEbRvHU8C2 [sage saga]:2017/03/19(日) 23:49:03.79 ID:es5H22KZ0
「それならそれで、独り言でも呟きましょうか」

「ねえ、プロデューサーさん」

「…ボクは、いままで」

「プロデューサーさんに」

「プロデューサーさんの、想いに」

「応えたいと願い、行動してきました」
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