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【FEif】リリス(……これは、だめそう……ですね……)
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499 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/04/24(火) 20:33:56.06 ID:JwH8mUnn0
◆◇◆◇◆◇
―南国の異界『島中央の洞窟』―
ピエリ「ほえー、大きな穴なの。これじゃ洞窟って感じがしないのよ」
リリス『はい、洞窟ということですからもう少しこじんまりとしている物を考えていましたが、思ったよりも立派な穴ですね』
ヒノカ「洞窟の途中までは天井が裂けていて太陽が照らしている。それに奥の方も所々割れ目があって、光が注ぐ構造になっているのか。おどろおどろしい場所を想像していたが、いやはや美しい場所じゃないか」
リリス『自然の芸術ですね。まぁ、こういうところだからこそ、何かしらが潜んでいるという可能性もありますが』
ヒノカ「リリス、脅かすのをやめてくれ。今私たちにはそんな存在に抗う術はないんだぞ」
リリス『ふふっ、冗談です。さすがにここは管理が行き届いているみたいですから、そんな危険は――』
???「やめ、やめてぇぇぇぇぇ!!!!」
リリス『え、今の声は!?』
ヒノカ「洞窟の奥の方から聞こえた。今の声、タクミじゃなかったか?」
リリス『え、タクミ様ですか? 私には誰だか……』
ピエリ「リリス、しーっなの。また聞こえてくるの」
タクミ?『うああああっ、そんな、の、だ、だめぇぇぇぇ!!!!』
ヒノカ「くっ、何かに襲われているのだとすれば、一刻を争う事態だ。今すぐ助けに行かないと!」
リリス『ここは使用中で、この叫び声がタクミ様だとする。つまり、タクミ様がいるということは……あ』
500 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/04/24(火) 20:52:32.37 ID:JwH8mUnn0
ヒノカ「よし、私が先行する。武器は……こんな棒切れだが無いよりはマシだろう。リリス、ピエリも万が一に備えて武器を取るんだ」
リリス『あ、あのヒノカ様』
ヒノカ「何だリリス?」
リリス『えっと、ここは少し待ちませんか。具体的には叫び声が収まるまで…』
ヒノカ「何を言うんだ。叫び声が止まったということは、タクミがやられてしまったということになってしまうではないか!? 私に弟を見捨てろというのか!?」
リリス『私はここで待つのがいいと思います。多分、お互いにそれが一番いいと思うんです。きっと平和に解決できます』
ヒノカ「お互いとは誰の事だ!? 今タクミを襲っている何かにとってか? リリス、お前がそんな薄情者だとは思わなかった」
リリス『いや、だから――』
ヒノカ「聞こえてくる悲鳴を聞いてお前は何も思わないのか。この身を引き裂かれているような悲鳴を聞いて!」
タクミ?「んほぉぉぉぉぉおおおおお!!!!! んぎぃぃもぅ、んいいいいっ!!!!!」
ヒノカ「かなり苦しんでいるのが分かるだろう!?」
リリス『これは苦しんでいるのでしょうか?』
501 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/04/24(火) 21:04:16.00 ID:JwH8mUnn0
ピエリ「ヒノカ様、ピエリは準備できてるの!」
ヒノカ「そうか、リリス。お前とは親友になれると思っていたのに、残念だ。お前が仲間を見捨てるような奴だったとはな」
リリス『私はあなたを助けたいんです。もう、正直に言います、この先で行われてるのは――』
ヒノカ「わかっている。獰猛な何かによってタクミがボロボロに引き裂かれているんだろう。今行っても間に合わないかもしれないことはわかっている。だけど、私は弟を見捨てることは出来ない!」ダッ
ピエリ「ヒノカ様、ピエリも一緒に行く――」
グイッ
リリス『ピエリさんはここで待っていてください。ヒノカさんは私が追いかけますから』
ピエリ「えー、ピエリだけ仲間はずれなの?」
リリス『違いますよ。ピエリさんにはここで私たちの背中を守っていてほしいんです。ヒノカさんが突入すれば、間違いなくこの洞窟は地獄と化します。その騒ぎに誘われて何かが現れて挟み撃ちを狙ってくる可能性もあります。私では守り切れませんが、ピエリさんならきっと守り切れるはずです!』
ピエリ「リリス…。わかったの、ピエリが洞窟の入り口をちゃんと守るのよ! だからヒノカ様のことをお願いするの」
リリス『はい』
ピエリ「リリス、生きて帰ってくるのよ。絶対なの!」
リリス『ええ、なんとか帰ってきます。ヒノカさんを連れて必――』プカプカ
タクミ?「あ、あ、あいいいいぃっぃ〜〜〜〜!!!」
リリス『あんなこと言ったけど、もう帰りたいなぁ……』スィ〜
502 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/04/24(火) 21:22:07.26 ID:JwH8mUnn0
ヒノカ「タクミ! どこだ、タクミ!」
ヒノカ(くっ、油断していた。幾らあの戦争を乗り越えたからと言っても、タクミはまだ未熟な所がある。それを知っていれば、事前に何とかできたことかもしれないというのに!)
ヒノカ「そうだ、タクミがいるということはエリーゼ王女も一緒にいるはずだ!」
ヒノカ(でも、聞こえるのはタクミの声だけ、まさかエリーゼ王女はすでに!? いや、考えるなそんな最悪の可能性。そんな、そんなことが起きるはずがない!)
タクミ?「や、やめぇぇぇぇ、そ、それ以上は、だめだから!」
ヒノカ「近い、この先か!」ダッ
リリス『ヒ、ヒノカ様!? そちらに行っては駄目ですよ!』ビュンッ!
ヒノカ(リリス!? 私を追ってきたのか、あんなことを言ったのに私の身を案じて……。だが私はここで退くわけにはいかない。この先にタクミがいるんだ。待っていろ私が必ず助け出してやるからな!)
タクミ「も、もうだめ……」
ヒノカ「タクミ!!!!」ダッ
リリス『ヒノカ様、駄目です!!!』
ヒノカ「タクミ、助けにき――」
ビュルルルルルルッ ビュルンッ
ビチャアアアッ
タクミ「ふえぇぇええ、んっ、あぁ、あひぃ……」ビクンビクンッ
ヒノカ「へ?」
リリス『間に合わなかった……』
503 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/04/24(火) 21:36:58.04 ID:JwH8mUnn0
エリーゼ「えへへ、タクミさんいっぱい出たね。やっぱり、お尻を弄られちゃうと、出る量が多くなってる。あたしのライブ、そんなに気持ちよかった?」ズニュズニュ ジュポンッ
タクミ「う、うん……すごく、気持ちよかったよぉ。んっ、ああ、だめ、そこまたされると、うあああっ」ギンギン
エリーゼ「ふふっ、タクミさんいけないんだ。女の子にお尻の穴をこんなにホジホジされて、恥ずかしいって思うはずなのに、こんなに元気にしちゃってるなんて、いけない子だね♪」シコシコ
タクミ「え、エリーゼ王女、んあっ、はぁはぁ」
エリーゼ「ふふっ、タクミさんのをあたしのお尻で受け止めるよりも先に、あたしがタクミさんのお尻をいいようにしちゃうなんて思ってもなかったよ」プニプニ
タクミ「んっ、はぁはぁ、エリーゼ王女。んんっ、穴を撫でないでくれな……うあああっ」ビクンビクン
エリーゼ「だって、タクミさん触られる度に体をビクビクさせるんだもん。すごく可愛くて、もっともっと苛めたくなっちゃうよ」ヌプヌチュ
タクミ「はっ、ううっ」
エリーゼ「今日初めてなのにすごく気持ちよさそうにしてたよね、タクミさんっておち〇ちんじゃなくて、こっちの方がいっぱい感じちゃう変態さんなのかな」
タクミ「そ、そんな、これは初めてだっただけで――」
エリーゼ「それじゃ、試してみよっ」ガバッ
タクミ「な、え、エリーゼ。こ、こんな格好!!!」
エリーゼ「えへへ、これでお尻の穴もおち○ちんも、どっちも弄ってあげられるね。あ、お尻の穴がキュッてなったよ。ふふっ、期待してるんだね」
タクミ「そ、そんなわけ――あうっ、うあああっ」ガクガク
エリーゼ「はぁ、タクミさんのお尻、すっごく暖かいよぉ。指が溶けちゃいそうだよ。はぁはぁ、おち〇ちん、いただきまーす、んじゅるっ、じゅるるるっ、んはぁ、さっきの残り臭くてドロッてしてるぅ。じゅるるるるるっ」
ヒノカ「」
リリス『ふぬぬぬ……だめ、全然動きません』グイ―ッ
504 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/04/24(火) 21:47:42.97 ID:JwH8mUnn0
エリーゼ「んっ、んっ、……んん、はぁ、お尻の出し入れすると、ピクピクって震えて少しだけしょっぱいの出てきてるよぉ」
タクミ「え、エリーゼ王女、も、もうこれ以上は、これ以上は駄目だから。ああっ、お尻が締まらなく、なっちゃうよぉ」
エリーゼ「そんなことないよぉ、だってタクミさんのお尻、あたしの指をこんなにギュンギュン締め付けてくるんだもん。いっぱい、いーっぱい気持ちよくなりたいんだよね、タクミさん」
タクミ「あっ、エリーゼ王女。エリーゼ王女!!!」
エリーゼ「あ、タクミさんの臭い濃くなってきたよ。もう出そうなの、出そうなんだよね?お尻とおち〇ちん、一緒に弄られて気持ちよくなっちゃってるんだよね? ね?」
タクミ「う、うん、きもひいいっ。お口でお○んちんをしゃぶられて、指でお尻を攻められて、とっても気持ちいいんだよぉ」
エリーゼ「うれしい、タクミさん。あむ、ひょのまま、だしゅて、あむ、んじゅるるっ…ぷはぁっ。エリーゼのお口に、喉奥にいっぱい、いっぱいぃー」
タクミ「ふあああっ、エリーゼ王女、でるぅ、出るぅぅぅぅ!!!!」
ドプッ ドププッ ビュルルルルッ
エリーゼ「んぶっ、んっ、んっ、はぁっ、顔にいっぱい掛かってる…。タクミさんの臭くてネバネバなザーメン、いっぱいだよぉ……」
タクミ「はぁはぁ、エリーゼ王女……こ、今度は僕がエリーゼ王女のお尻に……してもいいかな?」
エリーゼ「う、うん、いいよ。でも、初めてだから……優しくし――」
カランッ
タクミ「ん、何か音がしたような気が――」チラッ
ヒノカ「タ、タクミ、お前は一体何をしていたんだ?」フラッフラッ
タクミ「」
ヒノカ「タクミ?」
タクミ「」
リリス『今すぐにでも死にたいって顔してますね…」
505 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/04/24(火) 21:50:08.06 ID:JwH8mUnn0
今日はここまで
506 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/04/28(土) 21:02:57.98 ID:s5GnruwI0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ピエリ「ふんふ〜ん、嫌いな敵はえいえいえいっ、ちみどろぶしゃぶしゃえいえいえいっなの♪」
ガサガサッ!
ピエリ「! だ、誰なの!?」チャキッ
レオン「あ、やっぱりピエリだったか。見間違えじゃなくてよかったよ」
ピエリ「あれ、レオン様なの、どうかしたの?」
レオン「君の姿が見えたからちょっとね。とりあえず持ってる棒を下げてくれないかな、当たりそうで怖い」
ピエリ「はーい」コトッ
レオン「ありがとう、何をしてるんだい? 洞窟に用事があるなら入ればいいと思うけど?」
ピエリ「ん、ピエリ、今ここを守ってる最中なの。この奥に変な生き物がいて、タクミ様がそれに襲われてるの!」
レオン「えっと、よくわからないんだけど……。タクミ王子は今ピンチなのかい?」
ピエリ「わからないの。でもリリスが、ヒノカ様が中に入ったらここは地獄になるって言ってたの。だから、ピエリはここで入り口を見張ってるのよ! リリスとヒノカ様に中の事は任せてあるのよ」
レオン「中にヒノカ王女とリリスが向かったのか。それで何か変わったことは?」
ピエリ「今さっきね、『でぃるぅ、でぃるぅぅぅぅ!!!!』って変な叫びが聞こえてから洞窟が静かになっちゃったの。多分、タクミ様の声だったと思うの」
レオン「あー、タクミ王子を襲ってる変な生き物が誰なのかわかる自分が嫌だなぁ……」
507 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/04/28(土) 21:16:20.97 ID:s5GnruwI0
ピエリ「え、レオン様。わかるの?」
レオン「まぁ、本人たちの事は知っているつもりだから……。だけど、自分の家族ってこともあって何とも言えない気持ちだけどね……」
ピエリ「およ?」
レオン「ん、どうしたんだいピエリ」
ピエリ「誰かが中からこっちに向かってくるみたいなの」チャキッ
レオン「え?」
タタタタタタッ
タタタタタタッ
レオン「うーん、この聞こえ方からすると、逃げているのを追っている奴がいるみたいだ」
ピエリ「あ、見えたの!」
ヒノカ「いやあああああああっ!!! タクミが、タクミがああああぁぁぁぁ!!!!」
タクミ「ちょ、ちょっと待って、姉さん待って、僕の話を聞いて、お願いだから!!」ブラブラ
リリス『ちょ、タクミ様。せめて下を履いてください。今すぐ履いてください。ヒノカ様が見てしまわない様にするのにも限界があるんですから!』フワフワッ サッ ササッ
タクミ「今は誤解を解く方が先決なんだ! わかってくれる、ヒノカ姉さんならきっと今さっきの事も――」
リリス『このままじゃ親族としての信頼に地割れが起きて、無限渓谷になってしまいます!』
レオン「ピエリ、今すぐあの変質者にその棒を投げるんだ!」
508 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/04/28(土) 21:29:17.46 ID:s5GnruwI0
ヒノカ「しくしくしく、しくしくしく……」
リリス『だから言ったじゃないですか、見たらきっと後悔しますよって』
ヒノカ「私は、私はタクミが、危険な目に、危険な目にぃ、うええええん」
レオン「ヒノカ王女、変質者はこっちで捕らえておいたから。もう安心して、ね?」
ヒノカ「レオン王子……。ぐすん」
ピエリ「あははは、ヒノカ様いっぱい泣いて子供みたいなの!」
リリス『もっと子供っぽいピエリさんには言われたくないでしょうけどね。で……』
タクミ「……」
エリーゼ「……」
リリス『まさか、エリーゼ様が縄で縛られている姿を見る日が来るとは思いませんでしたね。ビジュアル的に私たちが悪いことをしているみたいに思えてきます』
レオン「それは言わないでくれないかな。それで誰がこの騒ぎの元凶なんだい?」
タクミ「エリーゼ王女は関係ないんだ。彼女だけでも放してくれないか。これは、僕が原因で――」
エリーゼ「た、タクミさん。そんなことないよ、あたしがしたいってお願いしただけで。それにタクミさんが付き合ってくれただけなんだよ!」
レオン「……ところでリリス。この二人は洞窟の中でなにをしていたんだ?」
リリス『そうですね。万が一にもヒノカ様みたいになる可能性がありますけど、いいですか?」
レオン「……」チラッ
ヒノカ「そうだ、これは夢だ。私はまだ白夜にいて、大量の政を前に現実逃避の転寝をしているだけなんだ。早く覚めないと、あははおかしいな夢ならほっぺを摘むと痛くないはずなのに、なんだかとても痛いぞ。あはは、あはははは」ギューッ
レオン「うん、遠慮しておく」
リリス『賢明な判断、さすがはレオン様です』
509 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/04/28(土) 21:39:14.29 ID:s5GnruwI0
レオン「タクミ王子もタクミ王子だよ。エリーゼのことを大切に思っているなら、こんなところで変な事はしないようにしてくれ。誰も見ていないって考えで、場所を選ばなかったら獣と同じだからね」
タクミ「ぐっ、返す言葉もないよ……」
エリーゼ「タクミさん。ごめんなさい、あたしが変な事おねがいしちゃったから……」
タクミ「もう、いいよ。それにエリーゼ王女がしてくれたこと、そのすごく気持ちよかったから。だ、だからそんな顔しないでくれないかな。その、エリーゼ王女にはいつも笑っててほしいから……」
エリーゼ「タクミさん……うれしい」
レオン「二人の世界に入るのは今度にしてほしいね。まったく、これで異界から戻ってこのままじゃ、正直先が思いやられるよ……」
ヒノカ「……レオン王子」
レオン「あ、ヒノカ王女。もう大丈夫?」
ヒノカ「……なぁ、私の義弟にならないか?」
レオン「……えっと、ヒノカ王女、頭でも打ったかい?」
リリス『頭もそうですが、他にも色々と痛めてしまった部分があると思いますよ、あんなものを見てしまったら』
レオン「大体、ヒノカ王女にはタクミ王子っていう弟が――」
ヒノカ「何を言っているんだ? 私に弟なんていないぞ」
タクミ「」
レオン「お、おう……」
510 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/04/28(土) 22:03:24.50 ID:s5GnruwI0
ヒノカ「どうだ、お前なら白夜王国の王族として相応しい人間のはずだ」
レオン「いやいや、ヒノカ王女、少し落ち着こうか? 僕は暗夜の人間だよ? そんな人間が白夜の王族の席に特に理由もなく着けるわけないでしょ?」
ヒノカ「私が何とかしよう。そうだ、お前は実は元は白夜の子で、昔暗夜に攫われたということにすればいいんだ」
レオン「それはカムイ姉さんの特権だから!」
タクミ「ヒノカ姉さん、どうしてそんなこと言うんだい!? 僕が何かしたっていうんだ!?」
ヒノカ「あんな趣味(濃厚菊座プレイ)を持っているなんて思っていなかったんだ。タクミが、こんなにも変人だったなんて知りたくなかった……」
タクミ「趣味(ロリコン)って……。レオン王子だって僕と同じ趣味なんだけど……」
ヒノカ「……ふぁっ?」
レオン「……は? 何を言ってるんだ、僕がなんでお前と同じ趣味になるんだ?」
タクミ「エリーゼ王女もそういってたよね?」
エリーゼ「うん、タクミさんとレオンおにいちゃんってやってる趣味(将棋やチェス)が似てる気がするの。もしかしたら二人が仲良しになれたのも、そういうところが似てるからかなって」
レオン「ちょっとまって、これってなんかひどい勘違いが始まってるだけだよね!?」
ヒノカ「……ははっ、あははははは……。そうかー、レオン王子もあんな趣味をモッテイタンダナー」スゥーッ
レオン「いやいや、どんな趣味か知らないけどそんなことないから! まずは話を聞いてくれ、ヒノカ王女!」
リリス『不憫すぎて、言葉に出来ませんね……」
ピエリ「そう、みんな楽しそうで、ピエリうれしいの」
リリス『ええ、見てる分には楽しいですよね……。当事者にとっては地獄に違いありませんが……」
511 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/04/28(土) 22:04:30.16 ID:s5GnruwI0
今日はここまで
512 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/03(木) 19:53:52.54 ID:9ZP5FJCd0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒノカ「そうか、私の誤解だったのか」
レオン「そうだよ、どうして僕があんな変態と同じ趣味を持たなくちゃいけないんだい?」
ヒノカ「……よかった、レオン王子は私が思っているような人物だったんだな。これからも交流を深めていけるといいな」
レオン「ヒノカ王女はそれなりに常識人だからね。ただ、時々おっちょこちょいなことをするから。例の肖像画の件、忘れるつもりはないからね」
ヒノカ「本当にあの件はすまなかった……」
レオン「はぁ、僕もマークス兄さんもそうだし、王族揃って布切れ一枚の絵画とか、この休暇が終わったら新しいものを作るよ」
ヒノカ「色々と苦労を掛けてすまないな……。はぁ、やはり私では白夜を纏めていけるとは思えない」
タクミ「そんなことない、ヒノカ姉さんは頑張ってるじゃないか」
ヒノカ「それでレオン王子、前回の話にあがった暗夜と白夜の主要交通網の件に関してなんだが、意見を聞かせてくれないか?」
レオン「ああ、あの件か。でも、今は休暇中なんだから、忘れておくのがいいとは思う。こんなところまで仕事を持ってくるのは、それこそ愚行だからね」
タクミ「なんで、あいつの言葉には答えるのに、僕の言葉には答えてくれないんだ……。もしかして、これもハイドラの仕業なんじゃ……」
リリス『ふふっ、何でもハイドラの所為ですかー。便利に使ってくれますねー』ピキピキ
ピエリ「リリス、額に筋が通ってるの」
エリーゼ「本当ー、リリスって思ったより表情豊かだよね」
リリス『褒められてる気がしない』
513 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/03(木) 20:09:02.17 ID:9ZP5FJCd0
レオン「で、どうしてここにいるド・変態を見つけることになったわけ?」
リリス『実はですね……カクカウシカジカでして……』
レオン「なるほどね。だけど愛についてみんなの意見を聞くって、あまり意味があるとは思えないんだけど」
リリス『それは重々承知しているんですが。これも一つの人助けみたいなものでして』
レオン「それで、ここの洞窟が使用中だったから誰かいると思って、話を聞きに来たっていうことだね?」
ピエリ「そしたら洞窟の中からすごい声がしたの! それでヒノカ様、居ても立っても居られないって感じだったの。木の棒もって中に走って行っちゃったの。それで――」
ヒノカ「うわああああっ」ガクガクガク
リリス『ピエリさん、そこでストップです。思い出してヒノカさんガクガクしてます』
エリーゼ「挿入れてあげた時のタクミさんみたい……」
タクミ「え、僕あんなふうになってたのかい……」
エリーゼ「やっぱり、姉弟なんだね。タクミさんとヒノカさんは」
レオン「エリーゼ、その辺にしておくんだ。ヒノカ王女の呼吸が弱々しくなってる」
514 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/03(木) 20:22:00.43 ID:9ZP5FJCd0
ピエリ「リリス、ピエリとヒノカ様からも意見を聞いたの。でも、出来ればお付き合いしてる人の意見も聞くべきだって。だから、使用中の場所に来て話を聞くことにしたのよ」
レオン「で、リリスはタクミ王子とエリーゼから話は聞いたのかい?」
リリス『いえ、色々と終わってから話を聞こうって思っていたんですけど、それを待たずにヒノカ様が突貫してしまいまして』
レオン「うん、わかった。このまま進むと、ヒノカ王女の心臓が止まるかもしれないから、経緯はここで終わりにしよう」
リリス『配慮助かります』
レオン「だそうだけど、エリーゼはどう思っているんだい?」
エリーゼ「ん、なんのこと?」
リリス『実は皆さんに愛とは何なのかということを聞いて回っていて、独り身の方々よりも今こうしてお付き合いをしている方の意見の方が重要なのではないかと思って、こうして足を運んできたんです』
エリーゼ「そうなんだ、でも愛だよね……。うーん、よくわかんないよ」
リリス『それじゃ、エリーゼ様はタクミ様と一緒にいるときに、その愛を感じる事っていうのはありますか?』
エリーゼ「……えっと、愛かどうかはわからないけど、タクミさんといるとね。ポカポカしてくるの」
ピエリ「ポカポカ? 何かに叩かれてるの?」
リリス『ピエリさん、これは暖かくなるとかそういう意味の発言なんですよ』
エリーゼ「そうだよー。タクミさんので顔を叩かれてるときはペチンペチンって感じだから」
レオン「え、なんだって?」
515 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/03(木) 20:34:13.06 ID:9ZP5FJCd0
リリス『とりあえず、エリーゼさんはポカポカしてくるんですね。なんていうか、一番子供っぽい意見と言いますか、可愛らしい意見ですね』
エリーゼ「むーっ、リリスひどい! あたし、もう立派なレディなのに!」
レオン「はぁ、そういう風に声を荒げる時点で立派とは言えない気がするけどね」
エリーゼ「うー、レオンおにいちゃんまで……。あたし、いっぱい成長してるって思ってたのに……」
タクミ「……そんなことないよ。エリーゼ王女はいっぱい成長してる。僕が近くで見てるんだから、間違いないよ」
エリーゼ「タクミさん……そ、そうかな////」
タクミ「そうだよ」
レオン「……まったく、エリーゼは単純だね」
リリス『なんていうか昔のタクミ様からは想像できないような言葉ばっかり出てきますね』
レオン「そうだね」
エリーゼ「えへへ、タクミさんだーい好き」ギュウッ
タクミ「あ、ちょ、エリーゼ王女。みんなの前で恥ずかしいよ……」ムクリッ
リリス『ただ、欲望に忠実すぎるのが玉に瑕ですね』
レオン「傷だらけだからどれが瑕なのかわからないなー」
516 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/03(木) 20:51:25.94 ID:9ZP5FJCd0
リリス『それで、タクミ様。タクミ様は愛についてどう思いますか?』
タクミ「え、それって僕も答えないといけないの?」
リリス『はい、有力なサンプルですからね』
タクミ「そ、そうだね。僕はその、愛っていうのはこうして一緒に過ごしながら変わっていくことだって思ってる」
レオン「変わっていくこと?」
タクミ「うん。昔の僕と今の僕で違うところは、エリーゼ王女と出会って変わっていった部分が大きい。いつも一緒にいてくれて、僕と一緒に歩いてくれる彼女がいる。毎日少しずつだけでも、僕にエリーゼ王女の思いが伝わっているから、僕はここまで来れたんだ」
エリーゼ「タクミさん……」
タクミ「みんながどう思うかはわからないけど、僕はそういうものだって思ってる。エリーゼ王女と一緒に過ごして、少しずつ変わっていくのが愛なんだって」
リリス『なるほど、タクミさんの意見、思ったよりもいいものだったと思います』
タクミ「そ、そうかな?」
リリス『ええ、とても。まぁ、その行き着く先が目を覆いたくなるような現実なわけですけど……』
レオン「どんな現実なんだよ、それ……」
リリス『えっと、エリーゼ様がタクミ様のお尻にライブを突き立てて、一気に――』
レオン「それ以上はだめだ!」
517 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/03(木) 20:51:55.87 ID:9ZP5FJCd0
今日はここまで
518 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/05/03(木) 22:51:48.20 ID:IxVBgTsSO
春祭突き立てるのはあかんの?
519 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/12(土) 23:34:29.39 ID:IgqMfh/D0
リリス『多大な犠牲が出てしまいましたが、それなりに良い意見が手に入りました』
リリス『ですが、レオン様とヒノカ様が犠牲に……。でも、これも仕方のないことです。一人を助けるためにその何倍もの人に危険が及ぶ…、これが逃れられない悲しみの連鎖なんですね』
レオン「僕が精神的に抉られたのは、君の不注意なんだけど?」
リリス『あ、レオン様。もう起き上がって大丈夫なんですか?』
レオン「僕はまだいいよ、あれを見て」
リリス『あれ?』チラッ
ヒノカ「そうだ、ライブを突き立てるのはきっと暗夜の民間療法なんだ。ほら、なんか葱を指すといいとかそんな話があるじゃないか、あれと同じでライブを使うと健康になれるんだ。あはは、あはははは」カタカタ
レオン「ヒノカ王女、君の説明を聞いて完全にどこかに行ってしまったじゃないか!」
リリス『いや、止めたのに先に走って行ったりと、若干自業自得な部分もありますし。ぶっちゃけ、もう自然治癒に任せるしかないかと』
レオン「ぶっちゃけないで、少しはケアに励んでよ」
520 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/12(土) 23:39:33.85 ID:IgqMfh/D0
タクミ「ううっ、僕が何をしたっていうんだ」シクシク
エリーゼ「タクミさん、大丈夫だよ。あたしが抱きしめてあげるから、元気出してね?」ギュッ
タクミ「ううっ、エリーゼ王女ぉ〜」
エリーゼ「うんうん、大丈夫大丈夫、タクミさんは何も悪くないよ?」
タクミ「……もっとハグハグして」
エリーゼ「いいよぉ、ハグハグ〜」
タクミ「はー、いい、すごくいい」
レオン「まったく、エリーゼもエリーゼだ。少しは物事を考えて行うようにしてくれないと……」
エリーゼ「うん、ごめんなさい」
レオン「それにタクミ王子も、少しはその自分の特殊な趣味は隠すようにしてほしい。二人の仲がいい事に文句はないけど、やっぱり受け手の気持ちを考えてほしい」
リリス『そうですね、嫌な気持ちになる人もいるのは確かですから』
エリーゼ「ねぇ、タクミさん、されるのいやだった?」
タクミ「最初は少し抵抗があったんだけど……。実際やってみると、そのとっても気持ちよかったっていうか……」
エリーゼ「レオンおにいちゃん、タクミさん、気持ちよかったって!」
レオン「僕たち、第三者の事を言ってるんだよ!」
リリス『いやー、レオン様がいると代わりにツッコミを入れてくれるから助かります』
521 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/12(土) 23:44:12.18 ID:IgqMfh/D0
レオン「まったく、尻に棒を入れるなんて正気の沙汰じゃない。普通なら入れたりしないよ?」
タクミ「え、でもエリーゼ王女は……」
レオン「ごめん、それ以上何も言わないでくれないかな。家族として、本当に知りたくないことを知ることになりそうだから」
レオン「ともかく、今度は場所をきちんと選ぶようにして、さすがにタクミ王子だって誰かに見られたいわけじゃないだろ?」
タクミ「わ、わかったよ。今度から気を付ける」
エリーゼ「レオンおにいちゃん、ごめんなさい」
レオン「まったく、エリーゼがタクミ王子の御願いを叶えたい気持ちはわからなくもないけど、いくら何でもライブを使うなんて願いを叶える必要はないと思うよ」
リリス『そうですね。ライブは回復の杖なのに、それを挿入しては回復どころではありません』
レオン「そうだね。うん、リリス。もう、それ以上はやめてくれないかな、主に僕の心が砕けてしまいそうだし、ヒノカ王女の様子がとてもおかしくなってる」
ピエリ「リリス、ヒノカ様がぐったりし始めちゃったの! なんか息がか細くなってるのよ」
リリス『とりあえず、背中をさすってあげてください』
タクミ「えっと、レオン王子……ちょっといいかな?」
レオン「なんだい、タクミ王子。ライブのすばらしさを語りたいなら、地獄で語っててもらうことになるけど?」
タクミ「いや、そうじゃなくて……。そのライブの事なんだけどさ」
レオン「うん?」
タクミ「あれ、エリーゼ王女が使いたいって言ってきたことなんだよね……」
レオン「……」
リリス『……』
レオン&リリス『……は?』
522 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/12(土) 23:48:51.82 ID:IgqMfh/D0
レオン「えっと、どういう事かな? あれってタクミ王子の変態趣味の産物なんじゃなかったの?」
リリス『あのエリーゼさん、タクミ様の言っている事なんですけど。本当なんですか?』
エリーゼ「……えっとね、実は――」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
―数日前の暗夜王国―
エリーゼ「南国の異界。みんなで行くの楽しみだよー」
サクラ「あ、エリーゼさん。異界の下見はどうでしたか?」
エリーゼ「うん、すごくよかったよー。いっぱい遊べる場所があったし、タクミさんと一緒に行きたい場所もいっぱい見られたから!」
サクラ「そうなんですね。ところで、エリーゼさん」
エリーゼ「ん、なにサクラ?」
サクラ「タクミ兄様のお尻に興味はありませんか?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リリス『ちょ、ストップストップストップですよ!』
エリーゼ「え、どうして?」
リリス『すみません、いきなり回想が始まったこともそうですけど、脈略もなくお尻に興味はありませんかって、そこで話を切り上げるべきじゃないんですか?』
エリーゼ「そうかな? でもね、あたし興味があったから」
リリス『あったんですか……』
レオン「……聞きたくはないんだけど、どうして興味があったわけ?」
エリーゼ「えっとね、タクミさん、あたしのお尻でいつも気持ちいいって言ってくれて、それにあたしも気持ちいいから。タクミさんもお尻で気持ちよくなれるのかなって思って……」
リリス『ア〇ルの虜になっていたんですね』
レオン「リリス、言わないでくれ……。たのむから……」
523 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/12(土) 23:54:08.33 ID:IgqMfh/D0
リリス『で、話はどんなふうに落ち着いたんですか?』
エリーゼ「えっとね、タクミさんに気持ちよくなってもらいたいって思ったの。でも、あたしにはお〇んちんが無いから。そこでサクラが代りに道具を使って気持ちいい事をしてあげるのはどうでしょうって話になったの」
リリス『おかしいですね。お〇んちんが無いことに悩む女性なんて、世界広しと言えど一人だけだと思っていたんですが』
レオン「で?」
エリーゼ「それでね。最初は春祭りがいいかなって思ったんだ。真っ直ぐだし、挿入れやすそうだなって思ったの!」
リリス『どうして祈祷とか治療とか、神聖な行為を行う棒を選びたがるんですか? 春祭りとライブの気持ちになってくださいよ』
エリーゼ「え、だって、ライブとかってその、する時のお供だったから……。今日タクミさんに使ってあげたのも、あたしのお気に入りなの///」
レオン「」
ピエリ「レオン様が固まっちゃったの」
リリス『肉親の性事情暴露大会に耐え切れなくなったみたいですね』
タクミ「エリーゼ王女……。今度、それを使ってるところ直に見せてもらいたい、かな?」
エリーゼ「た、タクミさん。それは恥ずかしいよぉ……」
リリス『恥じらう部分が違う気がするなぁ』
524 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/13(日) 00:01:23.23 ID:YkBuOnRM0
リリス『それで、どうしてライブに?』
エリーゼ「えっとね、サクラが文化交流を兼ねて互いの文化的象徴を相手にいれるのがいいと思うんです。って言ったの。すごいよね、サクラ。こんなところでも白夜と暗夜の事を考えてたんだよ」
レオン「それは異物混入であって、文化交流じゃないよ!」
リリス『レオン様、落ち着いて。確かに異物混入と文化交流は似ていますけど』
ヒノカ「なぁ、エリーゼ王女。もうそこまでにしてくれないか、このままじゃ、私は家族を誰も信じられなくなってしまう……」フルフル
リリス『ヒノカさん、もう耳を塞いで倒れていてください。ケアとかしている暇がありません』
レオン「……? ねぇエリーゼ、サクラハ文化的対象を相手にいれるって言ってたんだよね?」
エリーゼ「うん」
レオン「サクラ王女、そのほかに何か言ってなかった?」
エリーゼ「えっとね、私も今度は頑張るって言ってた。マークスおにいちゃんに文化交流してもらうんだって!」
レオン「……」
リリス『……』
ヒノカ「……」
三人『マークス(兄さん、様、王子)の危険が危ない!?』
レオン「リリス、二人以上が利用してる場所って何処なんだい?」
リリス『えっと、北にある小さな小屋と南にある小さな浜辺でしたね。今はどうなっているかわかりませんけど』
レオン「どっちだ、どっちに兄さんとサクラ王女はいるんだ……。どうにかして探し出して――」
「文化交流を止めさせないと!」
525 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/13(日) 00:06:15.56 ID:YkBuOnRM0
今日はここまで
ライブと春祭りで行う、暗夜と白夜の文化交流、始まります。
次にリリス達が向かう場所を決めたいと思います、参加していただけると幸いです。
◆◇◆◇◆◇
この後向かうことになる場所
・北の小屋
・南の浜辺
>>526
すみませんが、よろしくお願いいたします。
526 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/05/13(日) 07:59:46.47 ID:IdbKDCrSO
北へ。
527 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/19(土) 22:19:26.29 ID:ssg03SE20
◆◇◆◇◆◇
―南国の異界・北側―
レオン「……ここがその小屋?」
リリス『はい、ここがその誰かが利用している小屋ですね』
ピエリ「とってもきれいなの。小屋っていうより、小さなお家なのよ」
ヒノカ「そうだな。……それで中に誰かいるのか?」
レオン「誰かいるのは間違いないよ。ほら、そこの看板、宿舎の場所の奴と同じだ」
ヒノカ「……使用中になっているな。む、浜辺もまだ使用中みたいだが」
リリス『ですが、これであの小屋の中に誰かがいるのは明白です。ですが、このまま乗り込むのは難しいです……。なにせ、突入した瞬間にマークス様の御開帳を見る羽目になるかもしれませんから』
レオン「止めてくれ、想像しちゃうから」
ピエリ「マークス様の御開帳って何なの?」
リリス『大きく開くことですよ』
ピエリ「何を開くの?」
リリス『言いたくはありませんけど、マークス様のですね、ア――』
レオン「リリス、少しの問答は控えて。僕はね、出来ればさっきまでのヒノカ王女みたいになりたくないんだ」
ヒノカ「レオン王子、私の仲間になってくれてもいいぞ。むしろなってくれるか?」
レオン「うん、丁重にお断りさせてもらうよ」
528 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/19(土) 22:31:52.98 ID:ssg03SE20
リリス『そういえば、どうして北の小屋を選んだんです?』
レオン「さすがに浜辺でそんなことしないでしょ。サクラ王女もマークス兄さんも、国を背負ってるんだ。そんな多くの人がドン引きするようなこと、人目の着く場所でするわけないよ」
リリス『はぁ……。例の浜辺で青姦に励んでいたお二人のことは言わない方がいいですね』
レオン「」
リリス『……言わない方がよかったですね』
レオン「僕、このバカンスが終わるのが怖くなってきたよ。バカンスが終わった時には、兄さんやエリーゼに対する接し方が変わってしまう気がして……」ガクッ
リリス『私もここ数ヶ月でカムイ様やアクア様との接し方がかなり変わりましたから、心中お察しします』
レオン「兄さんは、もっとまじめな人だったのに……。あの扉を開けたらすべてが終わってしまうような気がする…」
リリス『いや、まだ間に合うかもしれません。あれを見てください』
レオン「何を見ろっていうんだい? サクラ王女に春祭りで開拓されてる兄さんの姿をその目に焼き付けろって言いたいの?」
リリス『いいえ、よく見てください。あの小屋の外観、多くの窓が開かれています。なのに獣みたいな声が聞こえてきません』
レオン「もう事が終わったから、換気してる最中なんだよ、きっと。ほら、サクラ王女もマークス兄さんも綺麗好きだと思うから」
リリス『ともかくです、敵が事を起こしていない可能性のある今がチャンスです。もしかしたら、寸でのところで思いとどまらせることが出来るかもしれないんですよ?』
レオン「リリス……」
リリス『まぁ、すでにセッティングが完了しているなら、かなりやばいものを見ることになりますね』
レオン「士気を挫くことにかけて今の君は天才的だよ」
529 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/19(土) 22:41:12.31 ID:ssg03SE20
リリス『でしたら、ここで待ちますか? タクミ様の一件もありますからおすすめはしませんよ』
レオン「進められても聞きたくないから。くそっ、どうしてこんな役回りばっかりなんだ」
リリス『そういう星の下にいるのだと諦めてください』
レオン「星竜の君が言うと、無駄に説得力があるから勘弁して」
ピエリ「……あ、いま窓に人影が見えたの!」
ヒノカ「なに!?」
レオン「ピエリ、それは誰だった!?」
ピエリ「わからないの。でも、多分男の人だったと思うの」
リリス『下準備を終えたという事でしょうか。しかし、窓を閉める気配はありませんね。包み隠さずにいたいというマークス様の心の表れでしょうか』
レオン「隠す場所だよ! そういう暗夜の暗部みたいなのは隠すところだから! リリス、今すぐあの扉を行き破って来るんだ!」
リリス『え、なんで私なんですか?』
レオン「いいから」
リリス『いいからって、私にだって見たくないものの一つや二つあるんですけど?』
レオン「僕にとって、それは見たら一生のトラウマだよ」
530 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/19(土) 22:52:20.10 ID:ssg03SE20
リリス『はぁ……、これでその光景を見ることになったら、その光景をねっとりレオン様の枕もとで囁いてあげますからね』
レオン「無音の魔術を使っておくから、好きなだけしゃべるといいよ」
リリス『ううっ、レオン様がこんなに薄情な人だったなんて……』フワフワッ
リリス『……そ、それじゃ行きますよ』フワフワ
レオン「」コクリッ
ヒノカ「」コクリッ
ピエリ「なんでピエリ、耳を抑えられてるの? 声がよく聞こえないの」
ヒノカ「ピエリ、私も出来れば耳を塞いでいたい。でも、もう私の耳の中にはあの獣の声が……反復して……。でも、まだ理解していないお前だけは、お前だけでも助けられるなら……私はこの身を薪にしてでも……」
ピエリ「?」
リリス『そ、そのレオン様。この先にマークス様の御開帳が無いことを祈りながらドアを開けるって、今後することない体験ですよ。今が変われる最後のチャンスです!』
レオン「いらない」
リリス『そうだ、一緒に開けて見ればダメージが半分になりますよ。ほら、見る人が増えれば損害もきっと――』
???「あら、人を見て損害とかダメージとか、失礼なことを言ってくれるじゃない?」
ガチャンッ
リリス『え?』
ヒノカ「カ、カミラ王女、あなたがなぜここに?」
カミラ「あら、私がここにいるのがそんなに不思議な事かしら?」
531 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/19(土) 23:02:17.80 ID:ssg03SE20
レオン「ど、どういうことだい? ここにはマークス兄さんとサクラ王女がいるんじゃ……」
カミラ「あら、マークスお兄様に用事だったのかしら。残念だけど、ここにはいないわよ」
リリス『では、カミラ様は一体だれとここに――』
???「む、騒がしいと思ったが。こんなに大勢でどうした?」
ヒノカ「え、リョウマ兄様!?」
リョウマ「む、ヒノカか。どうした、何というか一度死んだような顔をしているが?」
ヒノカ「……何でもないんだ。本当に何でもないんだ、だからそれ以上聞かないでくれ。そこにいる筒抜けの竜が全てを話してしまう」
リョウマ「ふむ、わかった。これ以上はやめておこう。それにしても、俺とカミラ王女の話しに混ざりに来たのか?」
リリス『話ですか?』
カミラ「ええ、少し前からここでずっと『カムイの素敵なトコロはどこ?』っていう話で盛り上がっていたのよ。ベルカは途中で飽きちゃって、出て行ってしまったけど」
リリス『さすがに一臣下の身には、お二人の談義は荷が重すぎるでしょう。どうしましたレオン様?』
レオン「……じゃあ、マークス兄さんとサクラ王女は、南の浜辺に!!!」ダッ
リリス『……レオン様、いけません』フワフワ
レオン「リリス、そこを退いてくれ。僕は、僕は!!!」
リリス『もう間に合いません。私たちは間違えてしまったんです。私も迂闊でした、さっきまで浜辺で楽しんでいたんだから浜辺を選ばない、そう思ってしまったんです。もう、二人の文化交流は……止められないんです』
レオン「ううっ、兄さん……。兄さん……」ポロポロッ
ヒノカ「レオン王子……」
ピエリ「レオン様、具合悪いの? 背中をピエリがなでなでしてあげるの」ナデナデ
リリス『……南の浜辺、今日はあんまり近づきたくないですね。本当に……』
カミラ「南の浜辺ね……。今日は行くこともないけど、何が起きているのかしら?」
リョウマ「さあな……」
リョウマ(そういえば、ベルカは確か南の方に気分転換に行くと言っていた気がするが……)
リョウマ「まぁ、大丈夫だろう」
532 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/19(土) 23:04:10.26 ID:ssg03SE20
今日はここまで
容赦ないとばっちりが、ベルカを襲う!
533 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/05/20(日) 09:36:44.83 ID:AFdDl4KSO
気分転換(最悪)
534 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/28(月) 20:50:53.68 ID:koGNGl1w0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆◇◆◇◆◇
―南国の異界・南の浜辺周辺―
ベルカ「……気分転換に歩くのも悪くないわね」
――! ――!
ベルカ(ん、この先の浜辺に誰かいるみたい…。いったい誰が――)チラッ
サクラ「んんっ、んひっ、だ、駄目ですぅ。マークスさぁん」
マークス「何がダメなんだ、サクラ王女?」グリグリ トントンッ
サクラ「そ、それを宛がうのを止めてくださいぃ。やっ、お尻の穴、そんなトントンしちゃだめです、マークスさん」
ベルカ「」
535 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/28(月) 20:53:33.50 ID:koGNGl1w0
マークス「ふっ、日焼け止めのオイルを塗るというからどんなものかと思えば、このようなものを準備していたとはな。ふっ、残念だが背後で蠢く企みには少々鼻が利く性質だ。少し準備が不足していたな、サクラ」グポグポ
サクラ「ふああっ、やっ、指……んんっ!!! 広げないでください、は、はずかしいです/////」
マークス「私にこれを入れようとしていたのに何を言うかと思えば。反省していない罰としてこちらを開拓させてもらうとしよう」ズブブッ
サクラ「んんっ、はうぅぅ////」
マークス「ふむ、良い締まりだ。こんなにも私の指を締め付けてくる……。それに淵回りがとてもキュートだぞ」グチグチ
サクラ「あっ、だめ、お尻の入り口、撫でまわさないで、んっ、くうぅぅ」ピクピク
マークス「こんな公衆の面前に見られそうな場所で、局部を晒して尻を弄られて感じているとは、やはりサクラはスキモノということだな」
サクラ「お、お尻を弄られて感じてるわけじゃ、ひゃううううぅっぅぅぅ!」
マークス「ふっ、こんなにお尻を震わせ、恥部からはしたなく涎を垂らしていてはな」
サクラ「こ、これは違うんです。これはぁ……ひゃっだめ、だめ、お尻、なんで、こんなにぃ、ふあああああっ」ビクンビクンッ
サクラ(や、私、お尻でしたことなんてないのに。どうして、こんな……。きもちいいんですかぁ)
マークス「んじゅるる、はぁ。これだけ湿らせておけば入るだろう。さぁ、私にもっと尻で善がる姿を見せてくれ」ピトッ
サクラ「や、らめ、いまわらめです。マークスさ――」
マークス「……ゆっくりと入れてやるからな」ヌプ、ヌププッ
サクラ「―っ! はああっ。んっ、んんんーーーっ!!!」
536 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/28(月) 20:58:53.50 ID:koGNGl1w0
サクラ(入ってる。お尻の中に、あんな太いの挿入って……)
マークス「ふっ、指の次にこんなものを取り込むとはな。どうだ、サクラ、中でお前がいつも使っている杖が動いているのを感じているか?」ヌププッ ズリュリュ
サクラ「やっ、んっ、だめ、ふああっ、きちゃう、またキちゃいます!!」
マークス「オーガズムを持続できるほどにこちらが好きなのか。ふっ、サクラはこちらの方が弱点だったとはな。良い発見が出来たぞ。さぁ、もう一度はしたなくイってしまうといい」
サクラ「やっ、んやっ、はぁはぁ。声、とめられない、あっあぁんっ!」
サクラ(こ、こんなのだめ。お尻の中で何かが動いてるのに、こんなに気持ちよくなってる。こんなの誰が見ても変態です。そんな姿をマークスさんにいっぱい見られちゃってる。私のアソコ、あんなにテラテラしてお尻でいっぱいベチャベチャに――。だめ、感じちゃ、感じちゃダメなのに!!!)
サクラ「あっ、あっ、んっ、ふあっ、あああっ。マークスさん、だめ、でちゃううううっ!!!!あああっんんんんーーー!!!」ビクンビクンッ
チョロ チョロロロロロロッ
サクラ「や、だめ、おしっこ、とまって、とまってよぉ/////」ビチャチャ
サクラ(自分のおしっこいっぱい掛かっちゃってる…。お尻をいっぱい穿られて、おもらしまでしてしまいました……)
537 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/28(月) 21:04:02.95 ID:koGNGl1w0
マークス「おもらしまでするとは。粗相を働くいやらしいココを私のジークフリード躾けてやらなければ」クチュリッ
サクラ「ら、らめです。そんな、お尻に挿入れてるのに、今は――ふああああんっ!!!!」
マークス「はぁはぁ、おしっこに塗れたサクラのヴァギナ、ヌルヌルしていてそれでいて暖かい。すぐに出てしまいそうだ!」パンパンパンッ
サクラ「そ、そんなこと言わなでください、マークスさ、あっ、あんっ。んっ、ああ、おま〇こもお尻も奥まで、あっ、そんなに激しくしちゃ、だめ、だめえええぇ」
マークス「こんなにも欲張りなアナルを見て、興奮するなというのが無理な話というものだ! ああ、サクラ!!!」ビュルルルルルッ
サクラ「んんんっ! 熱い、熱いマークスさんのザーメン、私の中に出て、ふああっ、だめ、また出ちゃうぅぅ」チョロロロロッ
ビチャチャチャチャッ
サクラ(ああ、私お尻で感じちゃう変態さんなんだ。だって、こんなにお尻をもっと苛めてほしいって思っちゃってる……。冷たい棒じゃなくて、マークスさんのおち〇ぽで苛めてほしい……。私のお尻でいっぱい気持ちよくなって、いっぱいいっぱいザーメンを注いでほしいって……)
サクラ(お尻にほしいよぉ)ドキドキ
538 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/28(月) 21:12:52.99 ID:koGNGl1w0
ヌポンッ
サクラ「はぁはぁ……。んんっ、はぁはぁ……」クテンッ
マークス「こんなにアナルをクパクパとさせて、まだもの足りない様だな?」
サクラ「ま、まーくすさん……」
マークス「サクラ、これからどうしてほしい?」
サクラ「……ください」
マークス「聞こえないな?」
サクラ「お、お尻に、お尻にマークスさんのおち〇ぽ入れてください。いっぱい、もっといっぱいお尻で感じたいんです!」
マークス「わかった、それでは望みどおりにしてやろう。……ふんっ!」ズボッ
サクラ「ひゃあああっ、ああっ、いいですぅ、大きいの入ってます。熱くて逞しいマークスさんのおち〇ぽが入って、いっぱい中をゴリゴリされて気持ちイイですぅ」アヘェ
マークス「そうか、ではもっともっといやらしくしてやろう」ヌププッ ヌブッ!
サクラ「ああ、マークスさかぁん。いっぱい、いっぱい押し広げられて気持ちイイよぉ」グチュグチュ
サクラ(マークスさんに文化交流するのは失敗しちゃったけど……これでいいよね?)
サクラ「ああっ、マークスさん、来て、来てください。私のお尻にいっぱい受精させてください」
マークス「サクラ、ううっ!!!!」ビュルルルルルッ ビュルルッ
サクラ「んひいいいっ、お尻、いっぱい出されて、はぁはぁ、んああああっ!!!!!」ビクンビクンッ
サクラ(だってこんなに幸せなんだもん……)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ベルカ「」
ベルカ「……」
ベルカ「………」
「うん、西に行こう……」フラフラ
539 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/05/28(月) 21:15:29.19 ID:koGNGl1w0
今日はここまで
ベルカは西に舵を取った!
540 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/04(月) 19:55:11.46 ID:PSq6feDZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
―南国の異界・北の小屋―
カミラ「そう、愛について……。とっても素敵なことを調べているみたいね」
ピエリ「素敵な事なの?」
カミラ「そうよ、誰かを愛さることはとても素敵なこと。ピエリもいつか誰かの事を愛せるようになるとわかるようになるわ」
ピエリ「んー?」
リリス『カミラ様、ピエリさんにはまだ早いことだと私は思うんです』
カミラ「ふふっ、リリスはピエリのお母さんみたいなことを言うのね」
ピエリ「リリスはピエリのお母さんじゃないのよ。カミラ様、おかしなこと言っちゃダメなの!」
リリス『そうですよ。ピエリさんにもちゃんとお母様がいるんですから』
ピエリ「そうなの。ピエリと同じくらいお胸が大きかったから、リリスは絶対にお母さんじゃないの!」
リリス『違う。その決め方は違う』
カミラ「胸の大きさね、例えば私はどうかしら?」
ピエリ「カミラ様は……お母さんなの!」
カミラ「ふふっ」
リョウマ「なるほど、貧乳は母に非ずということだな」
リリス『リョウマ様、頭をガブッてしてもいいですか?』
541 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/04(月) 20:13:24.94 ID:PSq6feDZ0
リョウマ「しかし、どうして愛について調べているのか、よくわからないところだ。もしかして、リリスは結婚を望んでいるということか?」
リリス『いいえ、全然。結婚の予定もありませんし、誰かを好きになる予定もありません』
リョウマ「心の声が筒抜けである以上、本当に浮いた話は無いという事か。では、何ゆえそのようなことを――」
カミラ「リョウマ王子、そういうことを探るのは良くないわ。女の子は、誰でも愛について深く考えちゃうときがあるの」
リョウマ「……ということはヒノカも愛について考えたりするということか?」
ヒノカ「な、なんで私に話を振るんだ!?/////」
リョウマ「四六時中、槍の振り方や天馬の兵法ばかりを考えているのではないかと少し心配でな。で、実際どうなんだ?」
ヒノカ「い、言えるわけないだろう! さっきリリスに言うだけでも恥ずかしかったんだ。もう一度なんて口が裂けても言えないし、言うつもりもないぞ!」
カミラ「そう……。ところで、リリス、ちょっと――」
リリス『なんですか、カミラ様?』
カミラ「ねぇ、ヒノカ王女は愛についてどんな回答をしたのか、教えてちょうだい」
リリス『えっと、手を繋いで互いに見つめ合いながら――カクカクシカジカ』
ヒノカ「」
カミラ「ふふっ、情景が思い浮かぶくらいに良いものね」
リョウマ「なるほどな、日々の中で育むものということか」
ドタリッ
ヒノカ「コロシテ……コロシテヨォ……」
542 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/04(月) 21:01:55.84 ID:PSq6feDZ0
リリス『出来れば、お付き合いをしているマークス様とサクラ様にご意見を伺いたかったんですけど……』
リョウマ「なるほど、そういう事だったか。なら今からでも遅くない、南に赴いて二人に意見を聞いてみるのはどうだ?」
リリス『いえ、今お二人に遭遇すると精神崩壊を迎えてしまう人がいるので、後日改めてお伺いしようと思います』
リョウマ「そうか? それでその愛についての意見というのは、集まったのか?」
リリス『そうですね。十分だとは思いますが、もう少しあるといいなって思います』
ピエリ「あ、そうなの! だったらカミラ様とリョウマ様に答えてもらうのがいいの!」
リョウマ「お、俺もか?」
カミラ「あら、面白そうね。リョウマ王子はどんな愛を考えているの、興味があるわ」
リョウマ「うーむ、愛、愛か……うーむ」
リリス『難しく考えなくても結構ですよ。リョウマ様が愛だなと感じることを言ってもらえれば……』
リョウマ「…愛……愛……」
ピエリ「はやく、早くするのぉ」
リョウマ「……ピエリ、俺を兄だと仮定して、もう一度言ってみてくれないか」
ピエリ「おにいちゃん、早くしてほしいのぉ」
リョウマ「……ふぅ」
リリス『ふぅ、じゃないです』
543 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/04(月) 21:12:26.20 ID:PSq6feDZ0
リョウマ「……共にいられることもそうだが、やはり互いに愛していると思えることが愛だと俺は思う」
リリス『互いにですか?』
リョウマ「ああ、ヒノカの言った愛に近いかもしれないが、俺は一方だけの愛だけでは本当の愛だとは言えない。そう考えている。片方がどれほど心中でそのものを思っていたとしても、相手が意識していないのあれば、それは育まれることもないものだ」
ピエリ「んー、よくわからないの」
リョウマ「例えばピエリが誰かを愛していたとする」
ピエリ「……うん」
リョウマ「しかし、その誰かはピエリの事を愛していないとなれば、その思いが結びつくこともないということだ」
ピエリ「ピエリ、その人に嫌われちゃったの?」
リョウマ「嫌っているわけではないさ。ただ、互いに愛を共有していく間柄になることは出来ないというだけの事さ。ピエリにはまだわからない話ではあると思うがな。長くなってしまって済まない、これが俺の考えている愛というものだ」
リリス『なるほど、共有してこそ愛というわけですね』
リョウマ「ああ。もっとも俺は共有することは叶わなかったがな……」
リリス『その返しは雰囲気が重くなるのでやめてください』
544 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/04(月) 21:23:19.06 ID:PSq6feDZ0
今日はここまで
545 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/11(月) 20:17:59.03 ID:igfP/BJR0
ピエリ「ねぇ、愛って共有できるものなの?」
カミラ「ふふっ、共有できるものかもしれないわね。少なくともリョウマ王子はそう思っているという事よ」
ピエリ「そうなの? ねぇねぇ、リョウマ様」
リョウマ「なんだ、ピエリ?」
ピエリ「リョウマ様の共有する愛って何なの?」
リリス『ピエリさん、それはですね。互いを心の底から愛しているという相互理解の――』
リョウマ「やはり、鞘と刀のような関係だろうな」
ヒノカ「なるほど、守られる者と守る者のような関係ということか。流石はリョウマ兄様だ」
カミラ「そうね、守り守られる関係は愛が無いと成立しないものだから」
レオン「え、これって文面通りの意味に取るところ?」
リリス『レオン様、今は文面通りに取っておきましょう』
546 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/11(月) 20:28:09.00 ID:igfP/BJR0
リリス『それで、カミラ様は愛についてどうお考えなんですか?』
カミラ「あら、私にも聞くのね?」
リリス『はい。そもそも、ここまであまりいい回答が無いので……』
カミラ「そう、ヒノカ王女の回答なんて理想的な物だと思うわ。私はとても気に入っているもの」
ヒノカ「カ、カミラ王女。止めてくれ、恥ずかしくて死にたくなる……」
ピエリ「ヒノカ様の顔、髪と同じくらい真っ赤かになってる。えへへ、とってもおかしいの」
ヒノカ「ううっ……」
リリス『確かにヒノカ様の愛についての考えはとても素晴らしいものです。でも、その後が色々と言葉と行動がかみ合っていないと言いますか……』
カミラ「そう、中々リリスのお眼鏡には適わない答えばっかりっていう事ね?」
リリス『そ、そんなことは……』
カミラ「ふふっ、少なくともあなたの主観で選別しているんだから、あなたの価値観に会っていないのは事実でしょ?」
リリス『……そう、ですね。ごめんなさい』
カミラ「ふふっ、愛の形は人それぞれ。尖っているのもあれば丸まってるのだってあるの。今リリスは人が思う愛を探っているのだから、噛みあっていないなんて言い方はしちゃダメ。きちんとお願いしてくれるなら、話してあげるわ」
リリス『はぁ、カミラ様には敵いませんね。では、改めてカミラ様から愛について意見を聞きたいんですけど、よろしいですか?』
カミラ「ふふっ、良く出来ました」ナデナデ
547 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/11(月) 20:42:59.01 ID:igfP/BJR0
カミラ「それで愛についてね。ふふっ、まだ結婚もしてない私の意見だから鵜呑みにはしないでね?」
リリス『はい、それはもちろん。それで、カミラ様はどういったことを愛だと思ったり、感じたりしますか?』
カミラ「そうね……。ふふっ、その誰かが幸せになるように尽くしてあげること、それが愛だと私は考えてる」
リリス『尽くしてあげること、ですか?』
カミラ「ええ、臣下が主のために尽くすことと、主が臣下のために最善を尽くすみたいに。幸せという大きな目標に向かって、尽くしてあげることが愛なのかもしれないわ」
ピエリ「カミラ様の愛ってピエリしてるの。ピエリ、戦争中はマークス様にいっぱい尽くしてきたの!」
レオン「ピエリ、それはマークス兄さんとサクラ王女の前では言わないようにしてね。要らない誤解ってふとした言葉から生まれるからさ」
リリス『尽くしてあげることですか』
カミラ「ええ、その子が幸せになれるのなら、おねえちゃんはなんだってしてあげるの。言い方を変えるとね、私がその子を幸せにするために尽くすと言えばいいわね」
リリス『まさに良妻って感じですね。というか、カミラ様は見た目も相まって色々と良妻賢母と言いますか……』
リョウマ「ああ、カミラ王女の夫となれる者はとてつもないほどの幸せ者なのだろう」
カミラ「大袈裟よ。でも、その人の事は世界で一番の幸せにしてあげたいわ」ニコッ
リリス『ううっ、まぶしい……』
548 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/11(月) 21:01:38.98 ID:igfP/BJR0
リリス『ふぅ、やっぱりカミラ様ですね。慈愛に溢れているというのは絵に描いた餅ではないというのがわかりました』
カミラ「ふふっ、私の答えはあなたのお眼鏡に適ったみたいでよかったわ」
リリス『うう、そう言わないでください。先ほどの言葉、結構ダメージあったんですよ?』
カミラ「ふふっ、ごめんなさいね」
リリス『もう……。しかし、これだけデータが集まれば大丈夫でしょう。色々とご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした』
カミラ「気にしないで。色々とみんなの愛についての価値観が知れて有意義な時間だったわ。リョウマ王子もそう思うでしょ?」
リョウマ「ああ。特にヒノカも愛について興味を持ってくれていたこと、俺はうれしく思う」
ヒノカ「だから、その話をぶり返さないでくれ……」
レオン「はぁ、愛なんかよりも色々なことが重なって頭が痛いよ。特にエリーゼとタクミ王子の事とか……」
ヒノカ「止めてくれ、レオン王子。その名前は、私の心を抉る刃のように鋭い……」
レオン「あ、ごめん」
ピエリ「そういえば、マークス様とサクラ様から聞かなくてもいいの? 南の浜辺に行けばいるんでしょ?」
リリス『……気が向いたらお聞きします。ええ、気が向くことなんて今日は無いでしょうけど』
ピエリ「そうなの?」
リリス『そうなの!』
549 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/11(月) 21:16:32.04 ID:igfP/BJR0
カミラ「ふふっ、一息ついたみたいね。それじゃ、ここで少しだけゆっくりしていって、もう夜が近づいているみたいだから」
レオン「あ、本当だ。陽が落ち始めてる。暗夜ではあまり見ることが出来ない光景だね」
リョウマ「ああ、少しばかりの気分転換にと思ってきたが。思った以上の効果を得られる旅になりそうだ」
カミラ「ええ。とってもいいものになるといいわね」
リリス『まぁ、色々と問題があるメンバー構成ではありますけどね』
カミラ「ふふっ、それも旅の醍醐味でしょう? それに雨が降った後の地面が固くなるみたいに、この旅で固まるものもあるはずよ」
リリス『もう、カミラ様は天使か何かなんですか? 私はそう楽観的に構える余裕もありません』
カミラ「ふふっ、リリスは苦労人ね。いいえ、苦労竜かしら?」
リリス『こんな形での苦労はしたくありません。出来れば皆さんの戦いのサポートだけに専念していたかったくらいですから』
カミラ「あらあら、戦いが終わった後は隠居するみたいな言い方ね」
リリス『まぁ、そのつもりでしたから……』
カミラ「ふふっ、予定が狂っちゃったみたいね。でも、ならその予定になるまではゆっくりとしていきなさい、それが今できることならね?」
リリス『カミラさ、それもそうですね。出来れば明日はゆっくりと――あわわわ』ガシッ
カミラ「あら?」
リリス『ちょ、誰ですか。いきなり持ち上げないでください、ってピエリさん!?』
ピエリ「リリス、ペタンってしてる場合じゃないの! 外に出て綺麗な夕陽を一緒に見るの!」タタタッ
リリス『ピエリさんダメ、そんな風に持ち上げたら、あれが、あれが――』
『隠せないからやめて――――!!!!』
550 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/11(月) 21:17:13.45 ID:igfP/BJR0
今日はここまで
リリスのあれ
551 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/06/19(火) 08:50:07.81 ID:XQiiku5r0
乙なのよ
552 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/20(水) 20:37:58.87 ID:ri7cwBYP0
◆◇◆◇◆◇
―異界の南国・宿泊施設『ロビー』―
ニュクス「ふぅ、どうにか魔符の確認は終わったわ。少し堪能するのに時間が掛かったけど、これは大人の時間の楽しみ方。背に腹は代えられないと白夜では言うように、時間と幸福は等価交換というのを改めて実感したわ」
アクア「時間と幸福が等価交換ね、私はそうは思わないけど?」
ニュクス「あら、アクア、あなたもここにずっといたの? てっきり、外に出ていると思っていたのだけど」
アクア「ちょっと気分ではなかったから……。それに外に出ても面白いことがあるかどうかはわからないでしょ?」
ニュクス「それもそうね。外に出て行った他のみんなもそろそろ戻ってくるはずだけど、お土産話に期待しておきましょう」
アクア「そうね……。リリスはうまくやってくれているかしら?」ボソッ
ニュクス「? あら、噂をすれば……」
ピエリ「えへへー、ただいまなの! あ、アクア様とニュクスなの!」
ニュクス「こんなに暗くになるまで歩いているなんて、ピエリは悪い子ね」
ピエリ「ぶー、ピエリもう立派な大人なの! 心配される子供じゃないのよ」
ニュクス「ふふっ、ごめんなさいね」
リリス『はぁ、なんだかんだ北側からここに来るまで結構な距離がありますね。浮遊しているとはいえ、なんだかんだ疲れました』
ヒノカ「ああ、疲れたな」ゲッソリ
ニュクス「?」
553 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/20(水) 20:49:19.81 ID:ri7cwBYP0
アクア「あら、他のみんなは?」
リリス『はい、リョウマ様とカミラ様はベルカさんを探してから戻って来るそうです。他の方々はわかりませんが、少しすれば戻ってくると思いますよ』
アクア「そう、ところでリリス、夕食の事なんだけど」
リリス『はい、カムイ様に夕食の準備が出来たらお伝えしておきますね』
アクア「そう、ありがとう」
アクア(どうやら、きちんと情報は集めてくれたみたいね……。もしも、あまり多く手に入らなかったら、夕食の事を私からカムイに伝える様に返すことになっていたから)
アクア「それじゃ、夕食の時間に会いましょう。失礼するわね」
リリス『はい、またその時間に』
ピエリ「リリス、戻って来たばっかりなのにカムイ様を呼びに行ったり大変なの。アクア様は呼びに行かないの?」
リリス『いいんですよ。それに私はカムイ様にお仕えしていたんですから、主のために出来ることはしたいですし、そのアクアさんにすべてお任せするのは、なんだか少し悔しいじゃないですか』
ニュクス「リリス……」
リリス『……』
ニュクス「アクアと仲良くしておきながら、実は主の隣を虎視眈々と狙っている。あなた、中々やるじゃない」
リリス『どうしてストレートに受け止めてくれないかなぁ……』
554 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/20(水) 21:00:39.03 ID:ri7cwBYP0
タッ タッ タッ
リリス「ん?」
リョウマ「む、リリス達の方が先に着いていたか。もしかしたら、俺たちの方が早く着けるかもしれないと思ったが、やはりそうもいかないな」
カミラ「さすがにベルカと合流してからだと、真っ直ぐに帰ったリリス達には敵わないわね」
ベルカ「……」
リリス『あ、リョウマ様にカミラ様、お帰りさないませ』
ピエリ「えへへー、ピエリたちのほうが先にゴールしてたのよ」
リョウマ「ああ、どうやら俺たちの負けのようだな。しかし、ベルカはどうして浜辺に腰を下ろし、じっとしていたんだ?」
ベルカ「別に……。特に何もすることが無かっただけ……。あと、気分転換をしたかった……」
カミラ「ふふっ、ベルカらしいわね。さぁ、ベルカ、一度シャワーを浴びに行きましょう。海水はきちんと洗い流さないと肌も髪も痛めちゃうから」
リョウマ「そうなのか?」
カミラ「ええ、そうなのよ。それじゃリョウマ王子、また夕食の席で会いましょう」
リョウマ「ああ、ベルカも」
ベルカ「ええ、リョウマ様……」
タッタッタッ
リリス『カミラ様とベルカさん、主と臣下というよりも仲の良い友人のような関係になりましたね』
リョウマ「……ああ、見ていてとても穏やかな関係だ。まるで寡黙な妹に寄り添う姉のように思えてくる」
リリス『大体そうなんですけど、リョウマ様が言うとなぜか釈然としませんね』
555 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/20(水) 21:06:45.85 ID:ri7cwBYP0
ヒノカ「私は部屋に帰って休むことにする……」
リリス『はい、そのゆっくり休んでくださいね』
ヒノカ「……ああ、なんとか夕食の時間には顔を出せるようにするよ……。ああ、まだ耳の奥に……あの獣みたいな叫びが……」フラフラッ
リリス『……ヒノカ様、とても不憫です』
レオン「所々、君が原因な部分もあると思うけど?」
リリス『いや、そうは言われても、さすがに予測可能でありながら回避不可能な行動をされてしまっては止めようもないと言いますか』
ニュクス「一体何の話をしているの? 少し興味があるわ」
リリス『えっと、実はですね――』
レオン「そうだニュクス、少し魔法について色々な意見が聞きたいんだけど、時間はあるかな?」
ニュクス「と思ったけど、リリスの話はそれほど面白くなさそうだから、また今度にしましょう」
リリス『あ、はい』
ニュクス「それで、レオン王子ともあろう人が、魔法にまだついて知りたいことがあるの?」
レオン「それなりにはね。それにニュクスの呪いの件、忘れてるわけじゃない。そのことも少し気に掛けているつもりだよ」
ニュクス「そ、そう///// それじゃ、上にテラスがあるから、そこで話しましょうか。夕食までの短い間だけど……」
レオン「ああ」タタタタッ
リリス『……レオン様もなんだかんだ鈍感な人ですよね』
ピエリ「レオン様、鈍感なの?」
リリス『ええ、だからある意味、これはこれで良いことなのかもしれませんね』
ピエリ「リリスがそう言うなら、きっといい事なのよ」
リリス『だといいんですけどねぇ……』
556 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/20(水) 21:11:13.08 ID:ri7cwBYP0
リョウマ「では、俺も部屋に戻って一息つくことにする。何か用があったら気にせずに声を掛けてくれ」
リリス『はい、わかりました』
タッタッタッ
リリス『さて、私たちだけになっちゃいましたね。マークス様にサクラ様、タクミ様とエリーゼ様の姿は見えませんけど、さすがに夜になったら帰ってきますよね』
ピエリ「ふわぁ〜、ピエリもちょっとおねむなの……」
リリス『今日は色々とありがとうございました。ピエリさんには色々と助けられてばかりですね』
ピエリ「んー、気にしてないの……。ピエリもお部屋に戻ってお昼寝するの……。リリス、夕ご飯になったら起こしに来てほしいのよ」
リリス『はい、わかりました。って、ピエリさん。今にも寝落ちしそうじゃないですか、私の背中に寄り掛かってもいいですから、ちゃんと部屋に行きましょう』
ピエリ「んー、えへへ、リリスの背中ひんやりしてて気持ちぃの」
リリス『やっ、ちょっと背鰭に頬ずりしないでください。バランスが崩れたら倒れちゃいますよ』
ピエリ「うー、リリス意地悪なの。はふぅ……」
リリス『ひゃっ、背鰭に吐息を当てないで』
ピエリ「あ、リリス面白いの。ふーっ、ふーっ」
リリス『あ、ちょ、いやんっ』
557 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/20(水) 21:13:10.24 ID:ri7cwBYP0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
―異界の南国・宿泊施設『ピエリとリリスの部屋』―
ピエリ「すぅ……すぅ……」
リリス『はぁ、ベッドに倒れたと思ったらすぐに眠っちゃいました。眠っている時の顔もそうですけど、やっぱり子供みたいですよね、ピエリさんって』ナデナデ
ピエリ「んー、えへへ……」
リリス『ふふっ、ゆっくり休んでくださいね、ピエリさん』フワフワ……
ガチャ バタンッ
リリス『さて、おそらく夕食の支度が出来るまではあと一時間位でしょうか」
リリス「ここは夕食のお知らせを受けてからピエリさんを起こしてカムイ様を呼びに行くことにしましょう。アクアさんへの報告は夕食後にするとして………』
フワフワ
「少しの間、どうしましょうか」
558 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/20(水) 21:15:52.55 ID:ri7cwBYP0
今日はここまで
ピエリの寝顔は絶対に可愛いと思う。
次にリリスがすることを決めたいと思います、参加していただけると幸いです。
◆◇◆◇◆◇
この後のリリスの予定
・「レオンとニュクスの様子を見に行く」
・「まだ帰ってきていない文明開化組の到来を待つ」
・「ヒノカの様子を見に行く」
>>559
すみませんが、よろしくお願いいたします。
559 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/06/21(木) 21:17:32.57 ID:Tjhs4gO2O
取ってしまえ
ヒノカの様子で
560 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/29(金) 20:48:57.61 ID:WvYfOck10
◆◇◆◇◆◇
―異界の南国・宿泊施設『ヒノカの部屋』―
ヒノカ「はぁー、タクミにあのような趣味があったなんて…。それにサクラもマークス王子に、その……文化交流を試したいなどと思っていたとは……」
ヒノカ「……はぁー」
ヒノカ(これほど心の底からため息が漏れるとは思っていなかった。しかも、政などではなく、家族の事でなんて……)
ヒノカ「はぁ〜。ううっ、どうしてこうなってしまったんだ。カムイが手繰り寄せてくれた暗夜と白夜の絆、その絆を確かなものにしながらハイドラに立ち向かった日々に戻れたらと思ってしまうなんて」
ヒノカ(それにしても、その、排泄をする穴を弄って何がいいのかわからない。その、男女が付き合い子を成すための行為が、副次的に気持ちが良い事だというのは聞き及んでいるが、不浄の穴に何かをしてとても気持ちがいいのか?)
ヒノカ「とてもそうは思えないのだが……。それとも男には女性のような物が無いから、その代用として?」
ヒノカ(いや待て、私は何を考えている。こんなことを考えている暇があるなら。一度、すべてを忘れて眠るべきだろう……)
ヒノカ「そうだ、一度寝れば色々と整理が付くかもしれない。武術の鍛錬も行き詰ったら、少し間を置くことで上達したことだし」
ヒノカ(今考えたことも、きっと疲れているからに決まっている。そうだ、一度眠ってしまえれば――)
コンコン
ヒノカ「む?」
リリス『ヒノカ様、まだ起きていますか?』
ヒノカ(リリス?)
561 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/29(金) 21:29:23.61 ID:WvYfOck10
ヒノカ(どうしてリリスが私の部屋に? もしかして、心配してきてくれたのか?)
リリス『……』
ヒノカ(……その、とてもうれしいが今は出来れば休んでいたいんだ)
リリス『もうお休みになられてしまったんでしょうか?』
ヒノカ(ああ、今から休むつもりだ。疲れて色々と壊れそうな精神に一時の休息を与えたいんだ。だから、すまないが――)
リリス『さすがに色々あったのですから仕方ないです。でも、ヒノカ様は強いお方ですから、きっと大丈夫ですよね……』
ヒノカ(ふっ、聞き耳を立てているようで少しばかりの罪悪感は生まれるが、こうして心配されていることが分かるのは、なんだかとても心地がいいな。あ、安心したらなんだかウトウトと――)
リリス『タクミ様のア〇ルプレイとか、サクラ様のマークス様文化交流疑惑とかいろいろありましたけど――』
ヒノカ「うわああああああああああっ!!!!!! それは言わないでくれええええ!!」ジタバタ!
562 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/29(金) 21:39:16.31 ID:WvYfOck10
リリス『すみません、てっきりおやすみになられたと勘違いしてしまって、その色々と思ってしまいました』
ヒノカ「いやいいんだ、お前が来た時にきちんと出なかった私にも責任がある」
リリス『ヒノカ様』
ヒノカ「うん、でもだ、もう少し思うべきことがあると私は思う。来るまでに見た海の景色とか、皆で泳いだ海水浴場の事。色々他にもあっただろう?」
リリス『すみません。ヒノカ様の事を考えますと、やはりタクミ様の光景が過ってしまいまして。あの光景はちょっとやそっとでは忘れ去ることもできませんから、運が悪かったと諦めるしかありません』
ヒノカ「……ううっ、私の頭の中、穢されてしまったよぉ……」
リリス『まぁ、あれを見て興味を持ってしまったのならある種の変態になってしまいますからね。色々とリカバリー出来ることはしようと思ってきたのですが……。真逆の事を行ってしまったみたいですね』
ヒノカ「もういい、いいんだ。はぁ、タクミもタクミだ。幾ら、その……。あれだからといって……。あんなふうに従順になってしまっては、男としての威厳は無い様なものじゃないか」
リリス『最初の頃は威厳というより我侭っていう感じでしたけどね。それをエリーゼ様が紐解いてくれたんでしょう。その、お二人の性的趣向に関しては、まぁ、あれですね。それはそれ、これはこれとしまして……』
ヒノカ「リ、リリスは、ああいったことに抵抗は無いのか?」
リリス『ああいったこと?』
ヒノカ「ほ、ほら。その……」
リリス『あー、ア〇ルをグリグリ弄ることですか?』
ヒノカ「……」
563 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/29(金) 21:46:05.16 ID:WvYfOck10
リリス『そうですね。世の中にはそう言ったものが大好きな方々もいますし、同意の上での行為で安全第一に行っているのなら問題ないかと』
ヒノカ「私は正直わからない。あのような行為が、その、いい事のようには思えない……」
リリス『まぁ、体験したことのないヒノカ様にはわからないものだと思いますし、知らなくてもいい事だと思います』
ヒノカ「体験すれば、私にもわかるようになるのだろうか?」
リリス『え?』
ヒノカ「……はっ!? いや、違う、違うぞ。そう言う意味ではない。ちがうからな!////」
ヒノカ「あ、あのような行為を見せられて気が動転して、変な事を口にしてしまっただけなんだ! 私がそんな事を望んでいないことくらい、おまえにだってわ、わわかるだろぉ!?」
リリス『とりあえず落ち着いてください、ヒノカ様』
ヒノカ「わ、私は落ち着いている。今ならあの時のタクミの姿も直視できるはずだ!」ガクガク
リリス『直視した結果が今のヒノカ様なんですけどね……』
564 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/29(金) 21:50:35.89 ID:WvYfOck10
ヒノカ「すまん、見苦しいところを見せてしまった……。せっかく、私の様子を見に来てくれたというのに……」
リリス『いいえ。私が来たことでヒノカ様に色々と迷惑を掛けてしまいました。本当にすみません』
ヒノカ「謝るのは私の方だ。元はと言えば、リリスの忠告を聞かずに吶喊した私に原因もある」
リリス『いえ、それが原因なんでけど』
ヒノカ「と、ともかく。先の発言は気の迷いであって、その私の本心では……」
リリス『ああ、はい。そう言うことにしておきます。でも、血は争えない可能性も』
ヒノカ「タクミは男だろう。だが、私は女だ」
リリス『それだと、すべての男性が対象になってしまうんですけど。リョウマ様やサイゾウさんも、その仲間になってしまいますよ?』
ヒノカ「サイゾウはそう言う人間じゃないはずだ。それにリョウマ兄様も……きっと大丈夫なはず」
リリス『サイゾウさんとリョウマ兄様で、かなり信頼差がありますね。ここまでの経緯を考えると当然ですけど…』
565 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/29(金) 21:57:16.00 ID:WvYfOck10
リリス『ともかくです。まずは落ち着きましょう。そうですね、お風呂にでも入って心と体を休めて見るのはどうでしょうか?』
ヒノカ「そうだな。もう眠気は吹き飛んでしまった。ここはお前の言う通り、一風呂浴びてくることにしよう。確かに湯船に浸かることで、いろいろと落ち着けるものがあるかもしれないからな」
リリス『はい、それがいいと思います』
ヒノカ「しかし、今から一人でというのも寂しいな、そうだリリスも一緒にどうだ?」
リリス『そのお誘いはうれしいのですが、私はピエリさんとカムイ様にお声がけをしなくてはいけませんので』
ヒノカ「そうか……」
リリス『それにお風呂の最中、私が何かをぽろっと零してしまうかもしれませんし。だれか他に入っていて聞かれたら致命傷になる可能性もあります』
ヒノカ「それは、勘弁してほしい……」
リリス『ですから、ヒノカ様だけでゆったりしてきてください。私の事は大丈夫ですから』
ヒノカ「そうか、わかった。夕食の時間にまた会おう、リリス」
リリス『はい、ヒノカ様』
タタタタタタッ
リリス『……正直、ああいう風に言ってましたけど――』
『興味を持つ時点で、ちょっとあれじゃないかなぁ…』フワフワ
566 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/06/29(金) 21:58:38.26 ID:WvYfOck10
今日はここまで
567 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/06/30(土) 09:39:44.53 ID:JwVXAQZYo
ヒノカ…?
568 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/09(月) 22:00:32.44 ID:IPAgZ3Gf0
◆◇◆◇◆◇
―異界の南国『宿泊施設・ピエリとリリスの部屋』―
ガチャッ ガチャチャッ!‼‼
バタンッ
リリス『はぁっ、ようやく開きました。鍵を入れて回すのは慣れましたけど、扉を開くのは中々に難しいです』
フワフワ〜
リリス『はぁ〜、早く人間になりたい。戻ってこの思考ガバガバ状態をどうにかしたいです』
ピエリ「あ、リリス」
リリス『あれ、ピエリさん。起きていたんですか? 私が起こすまで眠っていてもらってもよかったんですよ?』
ピエリ「なんだけ目が覚めちゃったの。うー、ピエリ一人でつまらなかったの」
リリス『そんなことを言われても、ピエリさん戻って来るなりすぐに眠ってしまわれましたし……』
ピエリ「うー、ピエリが一人で退屈な時間を過ごしてる間、リリスは何か楽しいことしてたに決まってるの!」
リリス『決めつけられるほど、私は面白い人間じゃありませんよ』
ピエリ「人間じゃないと思うの」
リリス『その返し、結構傷つきます……』
569 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/09(月) 22:19:13.72 ID:IPAgZ3Gf0
リリス『ともかく、特に楽しかったり面白かったりなんてことはありませんよ』
ピエリ「ぶー、リリスはピエリに嘘を吐いてるに決まってるの。だって、ピエリが起きた時にリリスはいなかったの」
リリス『ピエリさんが寝ている間しか、私に自由時間は無いってことですか?』
ピエリ「違うの。ピエリが起きた時にリリスがピエリの近くにいればいいのよ」
リリス『なんでそんなに束縛されなくちゃいけないんですか……』
ピエリ「だって、リリスはピエリの友達なの。友達と一緒にいたいと思うのは当然なのよ」
リリス『何でもかんでも友達という言葉で何とかなるわけではないです。私たち友達だから、私のために死んでくれるよねって言われて、素直に死ぬ人なんていないでしょう?』
ピエリ「それは友達じゃなくて敵なのよ。リリス、おかしなこと言ってるの」
リリス『……例えに真面目な回答されると、こちらの立場がありません。ピエリさん、もう少し流れに沿って言葉を返してくださいよ』
ピエリ「ピエリよくわからないの。ピエリがおしゃべりするのは、リリスとおしゃべりするのが楽しいからなのよ。リリスはピエリのことを変な風に見ないの。だからいっぱいおしゃべりしたくなっちゃうの」
リリス『うれしいですけど、出来れば会話のキャッチボールに協力してくれませんか。その、突拍子もないこと言われたら受け取れるものも受け取れません』
ピエリ「おかしな話を始めたのはリリスなの。ピエリは一緒にいたいって言っただけなのに、リリスは違う話を始めちゃったのよ」
リリス『……あー、そうですね。すみません』
ピエリ「わかればいいの!」
570 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/09(月) 22:28:24.95 ID:IPAgZ3Gf0
ピエリ「そう、リリスはヒノカ様とお話ししてたのね。ぶーっ、羨ましいの」
リリス『羨ましいですか。ピエリさんにはあまり聞いてもらいたくない話ばかりだったので、私としてはピエリさんがいなくてよかったと思いましたよ。例えばお尻の事とか、お尻の事とか、そう、お尻の事とか』
ピエリ「お尻? リリス、お尻に何かできてるの?」
リリス『いえ、そう言うわじゃありませんから。とりあえず、お尻の事は忘れてください。あれ、ピエリさん?どうして私の後ろに――』
ピエリ「ん」サスサスッ
リリス『……』
ピエリ「……」ナデナデッ
リリス『ピエリさん、何してるんですか?』
ピエリ「リリスのお尻を触ってるの」サワサワッ
リリス『そうですか……。ところで、今の問い掛けの意味わかりますよね?』
ピエリ「ん? もっといっぱい触ってほしいってこと?」
リリス『ふふっ、違いますよ。なんで触ったのかを聞いてるんですよ?』
ピエリ「んー、お尻の話で近くにお尻があったからなの」
リリス『自分の触ればいいですよね?』
ピエリ「リリスのはなんだか大きくて触り心地がとってもいいの。弾力もあって触り心地がいいの」
リリス『遠回しに下半身太ってるって言ってますよね? ねぇ? ねぇ!?』
571 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/09(月) 22:36:24.77 ID:IPAgZ3Gf0
ピエリ「それにお尻は大きい方がいいって聞いたことあるの」
リリス『あー、安産型という奴ですね。でも、それは将来子供を産む方に関係する話です。私には一切関係ありませんよ』
ピエリ「?」
リリス『まぁ、ピエリさんにはわからない話です。あの、そろそろ私のお尻を無暗に撫でたり掴んだりするの止めてくれませんか』
ピエリ「んー、ピエリはもう少し触っていたいのよ」
リリス『あのですね、こういうところを誰かに見られたりとかすると、それはそれで面倒になってしまうんです。今、ここにいる人の中で真面目な解釈ができるような人、結構少ないんですから』
ピエリ「? ピエリは触ってたいから触ってるだけなのよ?」モミモミ
リリス『素直に受け取られてもやばいし、素直に受け取らなくてもヤバいので、即刻辞めてください』
ピエリ「うー、わかったの。だけど、リリスのとっても柔らかかったのよ」
リリス『褒められても全然うれしくありませんから。まったくもう……なんだがお尻が変な感じです』
バタンッ!
サクラ「お、お尻が変って、どんなことをしているんですか!?」
ピエリ「わっ、サクラ様。いきなり入って来たからびっくりしちゃったの」
サクラ「それよりもお尻が変ってどういうことですか? 詳しく聞かせてください、今すぐに!」
リリス『サクラ様のイメージがとてつもなく損なわれてしまうので、入って来るところからやり直してもらってもいいですか? 出来ればお尻の下りは全部無くしてくれると、なおいいです』
572 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/09(月) 22:54:00.70 ID:IPAgZ3Gf0
サクラ「すみません、取り乱してしまって……。今、お尻にはとても敏感になっているので……」
リリス『お尻に敏感になっているというのは理解できませんけど、サクラ様がいらっしゃるということは、他の皆さんもお帰りになられたということですか?』
サクラ「はい、その南の浜辺からここまで、宿近辺まで…お尻で…その////」
リリス『ああ、話さなくていいですよ。うん、というか話さないでくださいね。ピエリさんにとても有害な話だと思いますので』
ピエリ「?」
サクラ「その、少しまだお尻がの感触が安定しなくて、この心境をわかってくれる人はいないかなって思ってたら、お尻が変になるってリリスさんの声が頭の中に入り込んで来たので」
リリス『変になるじゃなくて、変な感じです。勝手に解釈して私を仲間にしないでください』
サクラ「お尻で変な感じ、それは絆が深まった証だと私は思います」
リリス『そんな絆の深まり見たくないです。CからBに上がるとどうなるんです? Aに至ってはどうやって絆を深めればAになるんですか?』
サクラ「それは、やっぱりお尻で――」
リリス『お尻お尻って、少しは白夜王国の王女である自覚を持ってください。ここに入ってきてから、サクラ様お尻って言ってない時ありませんよ?』
ピエリ「ピエリもいっぱいお尻って言ったの!」
リリス『ピエリさんは、なんで張り合ってるんですか?』
サクラ「そうですね。確かに言い過ぎ多と思います。ですから、ここからは臀部と言うようにしますね」
リリス『根本的にお尻から離れて……』
573 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/09(月) 22:55:36.17 ID:IPAgZ3Gf0
今日はここまで
お尻で絆が強くなる……
574 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/16(月) 19:56:36.40 ID:YXuxl1x00
リリス『サクラ様、ピエリさんにそういった趣味はありませんし、私もありませんので。臀部の話はやめてください』
サクラ「そうなんですね。ごめんなさい、勘違いしてしまったみたいです……」
リリス『勘違いにしても色々と問題があると思いますけどね』
ピエリ「サクラ様、お尻で変になるってどういうことなの?」
サクラ「え、ピエリさんも興味があるんですか?」
リリス『サクラ様、ピエリさんは子供なんです。この興味があるっていうのは、初めて見た玩具や遊びに興味を持っているのと同じで、それがいけないことだったらいけないことだと遠ざける事も必要だと思います』
サクラ「でも、興味を持っている方を放っておくわけにはいきません。私は経験者です。少しでも、ピエリさんのお役に立てるなら……」
リリス『その使命感と優しさはうれしくもないので、すべて畳んでマークス様の下にお持ち帰りしてください』
サクラ「い、今マークスさんとは顔を合わせられません/////」
ピエリ「あー、サクラ様。顔真っ赤にしてるの、マークス様といっぱいラブラブしてきたのよ」
サクラ「そんなことは……////」
ピエリ「えへへ、照れてるサクラ様とっても可愛いの」
リリス『ふふっ、床に密着させたお尻をグリグリしていることに目を瞑れば、とっても可愛らしいですね』
575 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/16(月) 20:07:31.01 ID:YXuxl1x00
リリス『さてと、私は少しやらなければいけない仕事がありますので』
サクラ「そうなんですか?」
リリス『はい、カムイ様とアクア様をお呼びに行かないといけないので。もうそろそろ夕食の時間だと思いますし』
サクラ「夕食、そうかもしれません。先ほどここの方々が食堂で作業をしていました」
リリス『ということは、あと少しすれば夕食の席が整うということですね。それでは私は失礼しますので、ピエリさんはちゃんと食堂に向かうんですよ?』
ピエリ「はーい」
リリス『元気な返事ですけど、なんだか心配になってしまいます』
サクラ「ふふっ、リリスさんはピエリさんのお母さんみたいですね」
リリス『目を離すと何をするかわかりませんし、色々とこの島にはピエリさんに悪影響な方々も揃い踏みしていますから』
サクラ「えっと、ピエリさんに悪影響な人たちはいないと思います。マークスさんもカムイ姉様も、目標にしている方々はいっぱいいますよ」
リリス『わー、この世界の生末がとっても心配』
ピエリ「ふふーん、マークス様がみんなに尊敬されてて、ピエリとってもうれしいの」
サクラ「はい、私もとっても嬉しいです。でも、ちょっとだけするときは乱暴だから……」
リリス『それが悪影響なんですよ』
576 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/16(月) 20:18:19.13 ID:YXuxl1x00
ピエリ「ぶー、ピエリはもう大人だって言ってるのに、リリスは子ども扱いしてくるのよ」
リリス『見た目が大人なだけじゃないですか』
ピエリ「見た目が大人なら大人なの! ピエリのお胸は大人だねって、ピエリのおうちに来てたおじさんが良く言ってたのよ」
リリス『へー。ちなみにその人ってこの頃、ピエリさんのお屋敷に来ているんですか?』
ピエリ「ううん、この頃見ないの。お父さんに聞いたらね、そんな人いないって言ってたの」
サクラ「や、止めてください。それって怖い話じゃないですか。私、そういう話は……」
リリス『確かに怖い話ですねー。ピエリさんの危機感の無さもあれですけど……』
ピエリ「ピエリは強いの! だから問題ないのよ。どんな敵にも負けないの!」
リリス『まぁ、ピエリさんってそういうのが似合わない人ですからね……』
サクラ「……そうですね。やっぱりヒノカ姉様のような方だと、すごく絵になると言いますか」
リリス『あの、さすがにそれはヒノカ様に言わないでくださいね。血の繋がった妹に、そんな風に見られていると聞いたら、溝が更に開いてしまいますので』
ピエリ「むー、サクラ様もリリスも何の話してるの? ピエリだけ仲間外れにしちゃだめなの!」
サクラ「……ピエリさん、『くっ、殺せ!』って言ってみてくれませんか」
リリス『サクラ様!?』
ピエリ「くっ、殺せ! これでいいの?」
サクラ「……なにか違いますね」
リリス『同意したくありませんが、確かに何かが違います』
ピエリ「?」
577 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/16(月) 20:34:07.42 ID:YXuxl1x00
サクラ「やっぱり、ピエリさんは思ったよりも純愛肌なのかもしれませんね」
リリス『基本的にすべての行為は純愛であるべきではないかと……って、そんな話ばかりしている場合じゃなかった』
サクラ「では、私がピエリさんを食道にきちんとお連れしておきます。色々とご迷惑を掛けてしまいましたし」
リリス『……うーん、それはそれで心配なんですけど』
サクラ「大丈夫です。こんな場所で迷子になったりしませんから」
リリス『……例えばですけど、お尻の事を尋ねられたらどうします?』
サクラ「それは、やっぱり探求の手助けを――」
リリス『しないで』
サクラ「でも――」
リリス『しないで』
サクラ「わ、わかりました」
リリス『というわけでピエリさん。サクラさんにちゃんと付いて行ってくださいね』
ピエリ「わかったの。サクラ様、一緒に食堂まで行くのよ」
サクラ「は、はい。それではリリスさん、私たちは先に向かっていますね」
リリス『はい、あ、出来れば先に部屋を出てもらえませんか。その、扉を開けるのは中々に難しいので』
サクラ「はい、どうぞ」ガチャッ
リリス『ありがとうございます。サクラ様、それではくれぐれもよろしくお願いしますね?』
サクラ「任せてください、リリスさん」
フワフワ〜
ピエリ「リリス、行っちゃったの……」
サクラ「そうですね。さてピエリさん、私たちも行きましょう」
ピエリ「はーい! サクラ様と二人きりは初めてなの!」
サクラ「ふふっ、そうですね。合流してもあんまりお話しすることもありませんでしたから、これからよろしくお願いしますね?」
ピエリ「うん。あっそうなの、さっきのお尻で変になるって結局どういう意味だったの?」
サクラ「あ、それはですね。お尻の――」
リリス『しないで』
サクラ「!?」
ピエリ「!?」
578 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/16(月) 21:24:18.15 ID:YXuxl1x00
今日はここまでで
579 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/22(日) 21:52:59.30 ID:9krMZ18o0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
―南国の異界・宿泊施設『カムイ部屋前』―
リリス『はぁ、ようやくカムイ様の部屋に着けました。結局、サクラ様とピエリさんを食堂前まで送ってからになってしまいました……。もしかして、もう向かわれていたりして……』
コンコンッ
リリス『カムイ様、リリスです。いらっしゃいますか?』
カムイ「あ、リリスさんですか。少し待ってくださいね」ガサゴソッ
ガチャッ
リリス『こんばんはです、カムイ様』
カムイ「はい、こんばんはリリスさん。どうしたんですか、私に何か用事でも?」
リリス『はい、そろそろ夕食のお時間になると思いましたので、お声がけを」
カムイ「え、もうそんな時間なんですか?」
リリス『はい。といっても食堂を見てきたわけではないので確証はないんですけれど、サクラ様が先ほど戻られた際に、準備をしているようだと言われたので。時刻を考えるとそろそろと思った次第です』
カムイ「そうですか、ありがとうございます。リリスさんには色々とご迷惑をおかけしていますね」
リリス『そんなことはありませんよ。私はカムイ様の臣下、こうしてお役に立てることは至高の喜びでもあります』
カムイ「ふふっ、ありがとうございます。ところでリリスさん」
リリス『はい、何でしょうか。カムイ様』
カムイ「アクアさんから何か頼まれごとをしてませんか。主に、私に知られない様に何かを調べるようにとか?」
リリス『ファッ!?』
580 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/22(日) 22:04:52.13 ID:9krMZ18o0
リリス『と、突然何をおっしゃられるんですか?』アセアセ
カムイ「いいえ、今日の昼間、アクアさんとリリスさんが一緒にいるのを見掛けまして、それで何かあったのかと……」
リリス『と、特に何にもありませんよ。ただ、たまたまお会いしただけでして……。深い意味とかはなくてですね』
カムイ「そうですか。てっきり、浮気でもしているのかと思ってしまいまして」
リリス『え、浮気って?』
カムイ「リリスさんとです。面と向かって聞くようなことではないと思うのですが。私の恋人ですし、その……」
リリス『私とアクアさんをどうやって浮気という線で結んだのかが結構気になるんですけど?』
カムイ「そのアクアさん、もしかしたら私との竜プレイで、人じゃ満足できない体になってしまったのかもしれなくて、新しい刺激を求めて色々な竜と――」
リリス『カムイ様、世の中に生きている竜は真面目に子孫を残すために頑張っています。だから、娯楽の一種みたいな言い方はやめてくださいね?』ニッコリ
カムイ「あ、はい」
581 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/22(日) 22:20:50.67 ID:9krMZ18o0
リリス『それにしても、どう考えれば私とアクアさんを絡めることが出来るのですか?』
カムイ「……だってここ最近、リリスさんはアクアさんと一緒にいる時間が多いみたいですから。私という者がありながら……」
リリス『ここ最近って、あんまり一緒な時なんてありませんでしたけど。まぁ確かにこの異界に来てからは結構一緒にいた気もしますが……』
カムイ「それです。この島に来てからほとんど一緒じゃないですか! 午後は出来れば二人きりでいたいと思ったのに、アクアさん部屋に閉じこもってしまっていて、そんな中で一緒にいられたリリスさんが羨ましいんです」
リリス『カムイ様の最近って、本当に最近過ぎません? もう少し期間を開けてもいいと思いますよ?』
カムイ「アクアさんの飛沫成分が足りないのがいけないんです。アクアさんの溢れる飛沫成分が……」
リリス『……あの、少し予想は出来ていますけど、飛沫成分って何ですかカムイ様』
カムイ「主に私の手がアクアさんを悦ばせた時に溢れる物です」
リリス『うん、予想通りでどんな顔していいかわかりません』
カムイ「笑えばいいと思いますよ」
リリス『そんな微笑ましい話じゃありません』
582 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/22(日) 22:28:18.01 ID:9krMZ18o0
リリス『とにかく安心してください。私とアクアさんはカムイ様が考えているような関係ではありませんから、あくまでも知り合いというだけです』
カムイ「そうですか? そんなことを言いながら陰でアクアさんの事を虎視眈々と狙っているんじゃないですよね?」
リリス『さすがに私にも相手を選ぶ権利というものがあると思うんです。アクアさんをそういう目で見るのはちょっと無理ですね』
カムイ「はぁ、アクアさんの良さが分からないなんて。私リリスさんの見る目を疑ってしまいます」
リリス『ええ、私は残念ですがアクアさんに親愛以上の物を感じることはありません。まぁ、同性ということもありますけど……』
カムイ「同性は関係ありません。そもそもアクアさんに性愛を感じられない人は、きっといやらしさを感じる部分が欠如しているんです。あの、踊りながらちらりと見えるVラインとか、もう最高じゃないですか。健康的とか美術的とか差し引いて、ただ単純にエロいと思うんです」
リリス『はー、そうですか』
カムイ「そうなんですよ。色々な服装を試してもらいましたけど、やっぱりVラインのいやらしさではあの踊り子に敵う物は中々ありませんでした。黒い踊り子の服もありましたけど、一度着てもらった時、誰だかわからなかったですね。すごくエッチでしたけど」
リリス『理性より衝動優先だから姿を見破れないんじゃないですかね?』
583 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/22(日) 22:40:17.33 ID:9krMZ18o0
リリス『ならカムイ様がアクア様にきちんとお話をするのが一番です。なにせ、アクア様の心を繋ぎ止めるのはカムイ様にしか出来ないことですから』
カムイ「うっ、それは確かにそうですけど……」
リリス『……なんだか弱気ですね。あの日、私に無理やり跨ってアミュージアの林を駆け巡らせたカムイ様とは思えません』
カムイ「あの時、もう体から溢れるスキスキオーラが止められなかっただけです。その、今考えるとあれってレイプだった気がしなくもないと……」
リリス『誰がどう見てもレイプじゃないですか?』
カムイ「だって、気持ちが良かったらレイプじゃないって話を聞きました」
リリス『それは間違いです』
カムイ「あと、レイプで始まる恋というのもあると」
リリス『そんな恋が認められるなら、世界中の出来事の八割以上は恋で説明できますね』
カムイ「え、じゃあ。白夜と暗夜が戦争していたのも?」
リリス『恋ですね』
カムイ「では、やっぱり私のしたことは恋の始まりだったということですね!」
リリス『カムイ様の中ではそうですね。私は絶対に認めませんけど』
584 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/22(日) 22:42:55.10 ID:9krMZ18o0
カムイ「その……リリスさん」
リリス『なんですか、私はそういったものを認めるつもりはありませんよ?』
カムイ「いえ、違うんです。その私とアクアさんの関係をどう思いますか?」
リリス『……私はお二人の関係に口を出せる立場ではありません。まぁ強いて言うならセフレ的な関係でしょうか』
カムイ「セフレですか……。おかしいですね、私はアクアさんに愛しているといっぱいアピールしているのに、どうしてそう見えてしまうんですか?」
リリス『……あのカムイ様、一つお聞きしたいことがあるんですけど』
カムイ「はい、なんですか? 駄目ですよ、アクアさんの弱いところとかは教えませんからね」
リリス『そんな弱点興味ありませんので、どうぞ独り占めにしててください』
カムイ「そうなんですか。正直、私から聞きたいことなんてそれくらいだと思ったんですけど」
リリス『もう少し違う価値を見出しても罰当りませんよ』
カムイ「それで、聞きたいことっていうのは一体なんですか?」
リリス『はい、カムイ様は愛についてどう考えているんですか?』
カムイ「……愛、ですか?」
リリス『はい』
カムイ「な、なんだか改まって聞かれると、そのなんと答えればいいのかわかりません」
585 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/22(日) 22:44:25.51 ID:9krMZ18o0
リリス『ですが、カムイ様。先ほどアクア様に愛しているとアピールしているって、言ってましたよ』
カムイ「……確かにアピールをしているんですが……」
リリス『とりあえず、聞かせてもらってもいいですか?』
カムイ「わ、わかりました。その少し説明不足になってしまうかもしれませんが。よろしいですか?」
リリス『はい、お願いします』
カムイ「そうですね。まず―――」
カムイ「アクアさんの髪をペロペロしてお胸の匂いをいっぱい吸って好きといいながらそのまま胸にしゃぶりついて可愛い乳首を転がしながら口から洩れる吐息を感じつつ手で下着の上から愛撫してだんだんと下着が濡れ濡れになっていくのを耳元で囁きながらしんぼうたまらんと下着をずらして恥丘に生えた厭らしい草原に指を馴染ませつつ隠れた蕾を剝いて触れると体を痙攣させるのでそのまま下腹部に顔を下ろして見える様に――」
リリス『あ、一つ以上聞けたんでもういいです。とりあえず、私は食堂に行くので失礼しますね』フワフワ~
カムイ「そしてトロトロになったところで竜になった私が口に貯め込んだ水の力でアクアさんの奥に――」
リリス『……』
『愛っていったい何なんでしょうねぇ……』
586 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/22(日) 22:46:48.48 ID:9krMZ18o0
今日はここまで
カムイの竜プレイは異種姦か、否か?
587 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/23(月) 22:13:25.23 ID:exWJQDRV0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆◇◆◇◆◇
―リリスとピエリの部屋―
ピエリ「んー、お料理とってもおいしかったの! でも、ピエリの料理のほうがもっともーっとおいしいのよ」
リリス『ふふっ、ピエリさんはお料理が上手ですから。私はどれもこれもおいしかったですね。やっぱり、一工夫しただけでこんなにおいしくなるんですから』
ピエリ「リリス、切っただけのサラダもおいしいって言ってたの」
リリス『いつも取ってきたのをそのまま置かれている身としては、切ってあるだけで感動ものなので』
ピエリ「でも、みんな同じ料理じゃないからびっくりなの。こういうところって、みんな同じ料理になると思ってたの」
リリス『どうやら、私たちの昼間の行動を加味して、最適な献立を提供しているみたいですね』
ピエリ「そうなの。それってすごいことなのよ」
リリス『そうですね。どんなに一流の人々でもその日の行動を見て、献立を考えるというのは中々に出来ませんから、さすがは竜脈の力を最大限使っているだけの事はあります』
ピエリ「でも、ちょっと偏ってたのもあったの。あれは多かったってピエリは思うの」
リリス『偏っていた人、誰かいましたか?』
ピエリ「マークス様とタクミ様なの。レバーが山盛りに置かれてたの。マークス様、良い心配りだって言ってたけど、どういう意味なの?」
リリス『無性にレバーが食べたいときがあるんですよ、きっと……』
588 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/23(月) 22:25:53.73 ID:exWJQDRV0
ピエリ「リリスはこれからどうするの?」
リリス『私は一度アクアさんに調査結果を報告しなくてはいけませんので、ちょっと出る予定です。ピエリさんはどうしますか?』
ピエリ「んー、ピエリお腹いっぱいなの。お布団でゴロゴロしてるのよ」
リリス『ゴロゴロするのもいいですけど、すぐに横になったら太っちゃいますよ』
ピエリ「大丈夫なの。ピエリ、太ったりしないのよ」
リリス『そう言って何百何万という女性が涙を流していると思っているんですか』
ピエリ「ピエリ。あんまり体系変わらないの」
リリス『何百何万という女性に喧嘩を売る一言ですねぇ。絶対何処かに無駄な栄養が付くに決まっています』
ピエリ「……んー、よく考えらリリスの言う通りなの。ピエリ、大きくなってる場所あるの。この前もちょっとだけ大きくなってたのよ」
リリス『そうでしょうそうでしょう。食べた後はすぐに眠らないで、ちょっとばかり体を起こしておくのがいいんです。ちなみにどこが大きくなったんですか?』
ピエリ「お胸なの」
リリス『』
ピエリ「少し前に買った可愛いお洋服、もう着られなくなっちゃったの。ショックだったの……。ん、どうしたの、リリス?」ハァ
リリス『なんでもないですよ。ええ!なんでもないですよ!』
ピエリ「どうして怒ってるの?」
リリス『怒ってません!』
589 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/23(月) 22:37:03.96 ID:exWJQDRV0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
―アクアの部屋―
リリス『あんまりです。私は食べた分だけお腹がぽっこりしてしまうのに…』
アクア「落ち着きなさい。愛の報告を期待していたのに、いきなりピエリの胸が今も成長している、なんて話を聞かされても対処に困るわ」
リリス『そ、そうですね。すみませんでした。アクアさんになら、この愚痴を理解してもらえるかと思ったのでつい……』
アクア「遠回しに私の胸が小さいと言っているみたいね」
リリス『まぁ、立ち姿を見る限りそれほど大きくはないと思いますから』
アクア「そう、時の流れというのは残酷ね。こうやって、悲しい現実を教えなくてはいけなくなるから」
リリス『?』
アクア「そんなことはさて置いて、どうだったの? 量は確保していることはわかっているけれど、質の方まではわからないわ」
リリス『そうですね。色々と意見を頂きましたので、アクアさんの参考になればと思います。とりあえずこちらを見てください』ガサッ
アクア「ありがとう、……これはえーと、蛇?」
リリス『文字ですよ』
アクア「あ、文字なのね。うーん、どうやって書いたの? あまりにも踊りすぎてて目が回りそうだわ」
リリス『し、仕方ないじゃないですか。私、この姿で筆を取るしかなかったんですから』
アクア「そう、ある意味芸術ね。芸術は読む者じゃなくて感じる物だと思っているけど、これは感じることが出来ないわ」
リリス『ストレートに汚くて読めないって言っていいですよ』グスンッ
590 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/23(月) 22:51:56.23 ID:exWJQDRV0
アクア「そう、なるほどね。ヒノカが愛についてそんなことを考えていたなんて、ちょっと意外だったわ」
リリス『この中では一二を争う意見でしたから、まぁヒノカ様は恥ずかしそうにしていましたけど』
アクア「ふふっ、それにしても、みんなそれぞれに愛を感じる何かを持っているという事なのね……。それに比べて私は……」
リリス『アクア様……』
アクア「はぁ、わからないままね。むしろ、もっと謎の谷に落ちてしまっているみたい」
リリス『答えは十人十色だとは思いますから。この中にこれかなって思う物は無かったんですか?』
アクア「……この互いに愛し合っているというリョウマの意見かしら? 少なくとも今これに私とカムイは達していないはずだから、そう言う意味ではこれだって思うのよね」
リリス『否定する方角で納得するのはどうかと思いますけど。でも、やっぱりアクアさんとしては今の現状、愛し合っているのかわからないという位置は変わらないんですね』
アクア「ええ……。今日は部屋に籠りっぱなしで、カムイと顔を合わせていなかったから」
リリス『なんだか今にも破局寸前って感じで、正直怖いんですけど』
アクア「顔を合わせても何を話せばいいのかわからないの。話すよりも先に押し倒されてしまって、流されてしまうような気もして……。どうすればいいのか」
リリス『思った以上に重くて、今さらですが関わったことを後悔してきました』
591 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/23(月) 23:07:00.25 ID:exWJQDRV0
リリス『でも、そうやって悩んでいるということは。やっぱり、アクアさんもカムイ様の事を本当に愛したいからだと私は思います』
アクア「リリスに言われても、あなただって愛はわからないって」
リリス『そうですね、私には愛はわかりません。でも、同じことが繰り返されるとその行為に疑問を抱いてしまうのは、誰しもあることだと思います』
アクア「そうなのかしら?」
リリス『ええ、現に私にもそう言ったことがありました』
リリス『私がカムイ様にお食事を頂いていることは御存じと思います。毎日毎日カムイ様から食事をいただけるのはとてもうれしかったのですが、ある日を境に笑顔で無くなっている自分がいたんです。でも持ってきてもらった手前、無碍に出来ないからと力いっぱいジャンプをして喜びをアピールする。そんな状態になってしまいました』
アクア「そう、相手のために喜んだふりをする、色々と追い詰められていたのね」
リリス『はい。そんなある日、特に用事もなくカムイ様が来てくれたんです。私に声を掛けにきただけだったのですが。私はとてもうれしかったんです』
アクア「どうして?」
リリス『それはですね。私は食事を頂くことではなくて、カムイ様が会いに来てくださることが何よりもうれしいことだった。だけど、長く続いた食事という習慣がそのことを忘れさせ、その行為に対する対応だけをするように、私を縛り上げていたんです。私は、本当にうれしいことを忘れていたということです』
アクア「……」
592 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/23(月) 23:19:25.38 ID:exWJQDRV0
リリス『おそらく、アクア様もそうなんだと思います。毎日のように行われる行為に、今答えが見つからなくなっているだけで、きっと本当はカムイ様の事を色々と思っているに違いないんです』
アクア「……リリス」
リリス『だからゆっくりと考えていきましょう。大丈夫です、ここに滞在している間に答えを出す必要はありませんから』
アクア「……ふふっ、まさかあなたに本格的に慰められることになるとは思っていなかったわ。もしもそうなら、私がカムイをメチャクチャにしたいというのは、私がしたい愛情表現なのかもしれないわ」
リリス『やられっぱなしは性に合わないってだけでは?』
アクア「ふふっ、ありがとう。他のみんなの意見も色々と参考にしてみるわ。明日からは自由にして、私も私なりに頑張ってみるつもりだから」
リリス『頑張ってくださいね、アクアさん』
アクア「ええ」
リリス『ところで、アクアさん。最初に悲しい現実がとか言ってましたけど、あれってどういう意味なんですか?』
アクア「悲しい現実……ああ、そのことね」
リリス『はい』
アクア「大したことではないの。私の胸が前に比べて大きくなっただけの事だから」
リリス『え?』
アクア「ね、大したことなかったでしょう?」ニッコリッ
リリス『………』
『………え?』
593 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/23(月) 23:20:21.34 ID:exWJQDRV0
今日はここまで
FEHのリリス実装は何時になるんですか。
594 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/29(日) 20:05:19.18 ID:gU7Y0K7Y0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
―???―
リリス(また夢を見る。あまり見たくもないのに。だけど、私はそれをぼんやりと見るしかなかった。淡い光に包まれているからだけじゃない。私はその初めて見る場所が分からなかったから、ぼんやりと眺めるしかなかったのだ)
リリス(青い石畳の床に、黒い影が二つ。私はそれを後ろから、ゆっくりと眺めている。動き出さない世界を見つめながら、少しだけ輪郭に色が入り始める。だけど、誰だかはわからない。いや、誰だかは予想が付く、私が夢を見る理由は決まっているからだ)
リリス(それが私の役割であるのだから……)
リリス(光が強くなってくる。夢の終わりが来た。消滅していく世界に睨みを利かせて、何か手掛かりはと見つめてみるが、床が青い場所に二人の人影があるということ以外わからないまま。これはただの夢だと願いながら私は目を覚ました)
595 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/29(日) 20:39:54.34 ID:gU7Y0K7Y0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆◇◆◇◆◇
―南国の異界・宿泊施設『ピエリとリリスの部屋』―
リリス『……んっ。朝ですか……』ウトウト
リリス『えっと昨日は、そうでした。アクアさんに適度に報告を行って、それで胸が成長したとかいう話を聞いて……』
リリス『……』サスサス
リリス『竜の体ではまるまるフォルム過ぎて大きいのか小さいのかもわかりません。……でです』
ピエリ「スヤ……スヤ……」
リリス『なんでピエリさんが私を抱き枕にして眠っているんでしょうか。わざわざシングルベットを抜け出して、私を抱き枕にする必要なんてないと思うんですけど』
ピエリ「んんっ、えへへー、リリス〜」ギューッ
リリス『ちょ、ピエリさん。背鰭、背鰭が折れる。折れちゃいます!』
ピエリ「んー、冷たくて、きもちぃのぉ」ペタペタ
リリス『ひゃっ! ちょっと、お腹、そんないっぱい触っちゃダメ……んっ!』ピクッ
ピエリ「ん、えへへ〜」サワサワッ
リリス『や、駄目ですピエリさん! そんな下まで手を伸ばしちゃだめ――』
サワサワ サワサワッ ピクンッ
……
ギョムッ
リリス『ぴええええええええっ!』
596 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/29(日) 20:49:10.16 ID:gU7Y0K7Y0
バッ!
リリス『はぁはぁ……。なんか、ギュムって、私のがギュムって!』
ピエリ「んー、ふわああああっ。リリス、どうしたの?」
リリス『どうしたのじゃありませんよ。ピエリさん!』
ピエリ「?」
リリス『あのですね、昨日ちゃんと話し合ったじゃないですか。夜は別々のベットで寝ましょうって』
ピエリ「んー、そんな約束したの?」
リリス『しましたよ。なのに、朝起きたら私を抱き枕代わりにして、約束守ってないじゃないですか』
ピエリ「だって、リリスの体冷たいし、とっても抱き心地がいいのよ。ピエリ、リリスを抱きしめて眠るのが気に入っちゃったの」
リリス『気に入ったとしても駄目です。私が竜の時にどんな姿をしてるのか考えてください。もしかしたら、私が狼になってあなたを襲っちゃうかもしれないんですよ?』
ピエリ「大丈夫なの。襲ってきたらお腹に向かって一突きえいってしてあげるのよ。襲われたら返り討ちにして問題ないってマークス様も言ってたの」
リリス『ああもう』
597 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/29(日) 20:56:22.26 ID:gU7Y0K7Y0
リリス『ともかくです。私が人の姿に戻るまでは、一緒のベットは遠慮してください』
ピエリ「うー、どうして人の姿ならいいのに、竜の姿じゃダメなの?」
リリス『ダメな理由位察してください』
ピエリ「そんな風に背を向けて言われても納得できないのよ。ピエリの方をちゃんと向いて話をするの」
リリス『い、今は向けません』
ピエリ「どうしてなの?」
リリス『ど、どうしてってそれは……だ、駄目ですそんなあそこがカチンカチンだからとか、そんなこと言えるわけがって、ああ、どうしてこういう事は思わず考えてしまうんですか私は!』
ピエリ「? リリスのあれ、カチンコチンになってるの?」
リリス『いえ、カチンカチンです、ってそうじゃなくて。ともかく、今はピエリさんに正面を見せるわけにはいかないので。その、あれです。ちょっとシャワー室に行ってきます!』ビューンッ!
ピエリ「あ……行っちゃったの」
598 :
◆P2J2qxwRPm2A
[saga]:2018/07/29(日) 21:07:04.33 ID:gU7Y0K7Y0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ザアアアアアアアッ
リリス『冷水でかなり冷たいですけど、これなら効果ありですよね』チラッ
ショボン……
リリス『はぁ、作戦は成功ですね。ピエリさんの無邪気さはどうにかしてもらいたいものですね』
リリス『……それにしても、やっぱり先ほど見た夢は、またそういうことが起きる前兆だという事でしょうか』
リリス『もう戦いは終わったはずで。そんな夢を見る事なんてないと思っていたのに、やっぱりあの時の淡い光は勘違いでも何でもなかったのだとしたら……』
リリス『でも、一体誰が仕掛けてくるというのでしょうか。この異界に乗り込んでくるなんてことを行う必要性があるとは思えませんし……』
リリス『だけど、私が夢を見る理由を考えると……』
ザアアアアアア
リリス『いいえ、もしかしたら私も普通に夢を見るようになったのかもしれません。なら、あの見た光景にも意味がなかったと言えるはずです。だって、今まであんなにぼやけた夢を見る事なんてなかった』
ザアアアアっ
リリス『だから、杞憂に決まっているんです……』
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