真姫「その島で……」

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61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:19:34.14 ID:EOfp8HkF0
海未「犯人は窓から入って、にこを殺害して窓から脱出したと考えました」

海未「でも部屋には足跡も何も残っていないんです……」

希「……まるで魔法やね……」

海未「もし窓の外から殺害したとしても
   血を床につけずに凶器を回収することは出来ないと思います……」

凛「あと扉に魔方陣を描くには部屋に入らないといけないよね…」

絵里「魔方陣……犯人は魔法の仕業とでも言いたいのかしら……」

希「ウチはいつも不思議なこと言ってるけど……
  それは気持ちの持ちようのことなんや…
  ……魔法の類は信じられない……」


少女達は考えたが何も答えは見つからない
人の手によるものか、それとも魔法なのかも分からなくなっている


海未「部屋に戻りましょう……」

希「せやね……」

絵里「次の集合は19:00にしましょう……」

凛「真姫ちゃんに伝えに行かないとね…」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:20:13.19 ID:EOfp8HkF0
DAY 2 13:00


4人は真姫の部屋に向かう
階段を上りきったところで廊下に向き直ると
真姫の部屋の扉が開いているのを見つけた

この異様な光景に4人の背筋は凍りついていた


海未「真姫っ……」


4人は急いで真姫の部屋に向かう


凛「えっ……」


真姫の部屋の窓が開いていて
真姫の履いていた靴が綺麗に並べられていた


希「嘘…やろ……」

絵里「真…姫……」


4人は恐る恐る窓の下を覗き込む

窓下20メートルの岩海岸に赤い髪をした少女が全身血だらけで倒れている
にことおそろいの綺麗なブレスレットが右腕にはめられている
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:20:44.40 ID:EOfp8HkF0
凛「真姫…ちゃん……」


凛は腰が抜けて座り込んでしまった

絵里と希もこの光景に唖然としているが
希が気になるものを見つけた


希「ねえ……真姫ちゃんの右手に……」

海未「…あれは……」


目を背けたくなる光景だったが
倒れている少女の右手には金色の大きな持ち手の鍵が見えた

<真姫の右手にはマスターキーが握られている>
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:21:10.08 ID:EOfp8HkF0
海未「あの場所は船じゃないとたどり着けないですね……」

絵里「真姫……なんて馬鹿な事を……」


皆あの時真姫を一人にしてしまったことを悔やんでいる
最愛のにこの死を目の当たりにした真姫
心が壊れていない訳が無かった


希「部屋の確認だけでも……しようか……」

絵里「…そうね……」


真姫の部屋を探索したが窓が開いている以外は不思議な点は何も見つからなかった
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:21:55.77 ID:EOfp8HkF0
海未「部屋に…戻りましょう……」


4人は真姫の部屋の窓を施錠して扉を閉めて自室に帰っていった

海未はいままで考え続けたせいで疲れたのかすぐに眠ってしまった


絵里「凛、しっかりチェーンロックするのよ」

凛「うん…わかった……」

希「また後でな…」


凛の戸締りを見送り絵里と希も同様に部屋に戻り
鍵とチェーンロックをかけた

凛と希も疲れからかすぐに眠ってしまった


絵里(次殺されるなら…私ね……)

絵里(Printempsに続きにこ、そして真姫……)

絵里(簡単に殺されるわけにはいかないわ……)


絵里だけは集合時間まで起きていた。
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:22:33.66 ID:EOfp8HkF0

そして夜の集合時間になっていた

絵里が部屋を出るとほぼ同時に希が出てきた


希「あっ……えりち…よかった……」


希も絵里が殺されるかもしれないと思ってらしいが
無事だったことを確認できて安心する


絵里「えぇ私は無事よ…」


二人が廊下を歩き始めるとちょうど凛が部屋から出てきた


凛「あっ…二人とも……」


凛も安堵の表情を浮かべる
3人が階段を下っていると二階の踊り場に立っている蒼い髪の毛の少女が見える


海未「よかった……」


初めて全員の無事を確認できて安心し
階段を下り食堂を目指す
<入り口の封印が保持されている> ことを確認して

彼女たちは食堂で夕飯の支度を始めた
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:23:07.60 ID:EOfp8HkF0
花陽の炊いてくれたお米
穂乃果の作ってくれた肉じゃがとにこの作ってくれたカレーを温め
真姫の好きなトマトでサラダを作った
デザートにはもちろんことりのチーズケーキ

今までの現場を目の当たりにしてきて食欲があるとは言えない
それでもゆっくりとだが全ての料理に手を付けた

食事の後には今までのμ'sについて話していた
楽しかったこと、悲しかったこと、ケンカしてしまったこと
微笑みながら泣きながら今までの思いを話していた

そうこうしてる内に時計は21:00を指そうとしていた時
海未が提案をする


海未「今夜さえ乗り切れば明日警察を呼ぶことが出来ます」

海未「なので希は絵里の部屋で、凛は私の部屋で寝ましょう」

海未「チェーンロックは斧でないと破壊出来ないと思うので私の部屋で管理します」

絵里「分かったわ」

希「ウチも了解や」

凛「うん!」


海未が管理室にある斧を回収して4人は部屋に向かった
二階の踊り場で最後の会話を交わす
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:23:44.81 ID:EOfp8HkF0
海未「集合時間は07:00にしましょう」


そう言って海未と凛が部屋に入る
希と絵里も部屋に向かう


海未と凛は部屋の鍵、チェーンロック、窓の施錠を確認して
二人でベッドに入った

<海未の部屋は完全に密室である>


凛「海未ちゃん……抱きついてもいい……?」

海未「…いいですよ」


lily whiteではお互い姉妹みたいなもの
海未は凛を抱きしめ頭をなでてあげた
二人はそのまま就寝した


希と絵里も同様に部屋の鍵、チェーンロック、窓の施錠を確認して
二人でベッドに入った

<絵里の部屋は完全に密室である>


今日起きっぱなしで気張りすぎたせいか絵里はすぐに眠ってしまう
希は絵里の頭をなでた
生徒会コンビの二人も相当の絆があるのだろう
お互い体を寄せ合って就寝した
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:24:12.96 ID:EOfp8HkF0
DAY 3


いつもは朝の稽古で早起きな彼女だったが
この日はぐっすり眠ってしまっていた
窓から差し込む朝日が眩しい


海未「んっ………」チラッ

凛「んぅ………海未ちゃん……今何時……」


ちょうど凛も起きたみたいだ
時計を見てみると後5分で07:00になろうとしている


海未「希と絵里が心配ですね……」

凛「うん…」

海未「絵里の部屋に行きましょう!」


そう言って二人は身支度をして絵里の部屋に向かう

絵里の部屋は一目見るだけで異様な光景になっていた
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:24:43.52 ID:EOfp8HkF0
凛「ま…魔方陣………」カタカタ


凛の震えが止まらない

今まで犯行のときにドアの内側に描かれていた魔方陣
それが今度はドアの外側に描かれているのだ


海未「くっ……」

海未「開けますよ!希!絵里!」


ドアノブに手をかけて捻る
扉を開こうとした瞬間に強い抵抗を手に感じた

ガキンッ

チェーンロックが海未と凛の進入を拒んだ


海未「また…ですか!!!!」ギリッ

海未「凛!斧を取って来るのでまってて下さい!!」

凛「あっぁ……」


凛はその場に座り込んでしまった
海未は急いで自室にある斧を取り絵里の部屋に戻ってきて腕時計を見る
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:25:12.60 ID:EOfp8HkF0
DAY 3 07:00


ガキンッガキンッ……

手が震えてしまい中々壊せない

ガキンッガキンッ…
バキンッ

少し時間がかかったがチェーンロックを破壊した

凛はまだ座り込んでしまっている


海未「希!!!絵里!!!!」


部屋に飛び込みベッドに向かう
すぐに抱き合って寝ている希と絵里を見つける
服ごと腹が引き裂かれていた
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:26:01.88 ID:EOfp8HkF0
海未「あぁ…い…いやあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


幼馴染の死、lily whiteの姉的存在の死、そして好意を寄せていた者の死
何度も壊れそうになっていたのだろう
いや、すでに壊れていたのかも知れない
今まで何とか繋いできた心が砕ける音がした

海未は絵里のベッドの横で崩れ落ち泣いた


海未「ごめんなさい……ごめんなさい……」


部屋を分けてしまったことを海未は悔やんだ


海未「ごめんなさい……ごめんなさい……」


今までの犯行をとめられなかったことを悔やんだ


海未(…………犯行……?)


海未はその一言落ち着きを取り戻し頭を回す
そして今までの事件の記憶を繋ぎ合せる

その推理は歪みながらも一筋の光が通った
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:26:41.06 ID:EOfp8HkF0
海未(かなり無理のある推理ですが…辻褄は合います……)

海未(だとしたら早く砂浜に逃げなくては!)


腕時計を見ると07:30を指していた
そして凛の姿が無い事に気づいた


海未「凛!!凛!!!!」


絵里の部屋を飛び出して大声で叫ぶ
すると隣の凛の部屋のドアが開いていることに気づく

部屋に飛び込み声をかける


海未「凛!!逃げます……よ……」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:27:49.36 ID:EOfp8HkF0
海未は立ち尽くす

部屋の中には朝日に照らされた綺麗なオレンジ色のショートカットヘアーが見えた
脚が浮いていて、部屋の照明から縄をかけて首を吊っている


海未「凛!!!!!」


縄から下ろしてあげようと駆け寄ろうとしたその瞬間に


???「動かないで」


腕をつかまれ首筋にナイフが当てられる


海未「くっ………」


少しの沈黙の後に海未が口を開く
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:28:19.27 ID:EOfp8HkF0
海未「やはり…あなたの仕業でしたか」

海未「真姫ッ!!!!!」

真姫「ふふっ………あなたの推理を聞かせて貰いましょうか」クスクス


首に当たってるナイフが少し肌に食い込む
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:28:56.66 ID:EOfp8HkF0
海未「くっ……まず、穂乃果、ことり、花陽の三人」

海未「一日目の22:00以降誰も部屋を出ていないと分かりました……
   私が部屋に入って時計を見た時間が22:00でしたので。
   しかしあなたは部屋に入るふりをしてすぐに部屋を出ました。」

海未「そしてマスターキーを手に入れて、寝静まったころに三人を殺害。
   管理室の倉庫にあったであろうペンキを使い魔法陣を描き、各部屋の鍵を入れ替え終了」

海未「翌日管理室にあるマスターキーをさも今知ったかのように持ってきました」

海未「そして私は犯人にマスターキーを預けるという
   取り返しのつかないミスを犯しました」

真姫「そうね…あなたらしい判断だと思ったわ」フフッ

海未「そしてにこですが………にこは……共犯ですね……」

真姫「アハハッ!!凄いわね海未!!」


真姫が驚きのあまり笑う
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:29:28.67 ID:EOfp8HkF0
海未「あなたは我先にとにこに覆いかぶさりました
   出来るだけ傷口を見せないために……」

海未「にこに部屋の窓と部屋の鍵を開けさせたのは外部犯の仕業に見せかけるためですね……」

真姫「あら?じゃあ魔方陣はどう説明するのかしら?
   私たちは朝はずっと一緒にいて全部屋捜索したわよね?
   捜索した時にペンキの缶でも見つかれば怪しむでしょ?」

海未「必要な量だけ持ってにこが自分で描き缶を窓から捨てれば可能です。
   そもそも持ち運べればいいので缶でなくてもいい……
   にこは島に来たときから荷物に仕込んでいたんですね……」

真姫「ふーん…なかなかやるわね」クスクス
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:30:01.41 ID:EOfp8HkF0
海未「次はあなたの自殺ですが……あなたが今ここに現れたおかげで納得しましたッ!!!
   ことりの死体を使いましたねッ!!!!!」

真姫「ふふっ正解よ海未!!!」ケラケラ

海未「髪を切り、髪の色を替えて、ブレスレットを付け替えるてマスターキーは良く似た偽者を使う
   死者を弄んで楽しいのですか……許しませんよ真姫ッ!」

真姫「ふふっ」ケラケラ

海未「そして希と絵里……
   あなたたち二人のどちらかがマスターキーを持っているので
   食事中に絵里の部屋に忍び込むのは簡単なはずです……」

海未「二人で絵里の部屋に忍び込む……
   二人で二人を殺すのは簡単だったのでしょう……」
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:30:30.68 ID:EOfp8HkF0
真姫「ちょっと違うわね
   <絵里の部屋の施錠が完了したときに私は希の部屋にいたわ>」

真姫「あなた達が二人ずつ二部屋に分かれたのは想定外だったわ」

海未「それでもにこが刃物を出してしまえば勝ちです……
   もしくは寝静まるまでお風呂クローゼットに隠れてしまえばいいんです……」

海未「そして殺した後は自由です……
   魔方陣を描くのも密室を破り再構築することも簡単です……」

海未「あなたかにこ、もしくは二人ともが絵里の部屋のクローゼットもしくは
   洗面台の方に隠れれていれば…今さっきの密室を作り上げることは簡単です……」

海未「そして凛が自殺してしまい残りは私……」

海未「最後だからこうして姿を現したんですね……」

真姫「えぇ……そうよ」クスクス
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:31:06.74 ID:EOfp8HkF0
海未「動機は……愛故に…といったところですか……
   狂っています……あなたもッ!!!!にこもッ!!!!!」

真姫「アハハッあなたの口から愛なんて言葉が出るとは思わなかったわ!!」

真姫「さて海未、最後に何か言いたいことはある?最後だし聞いてあげるわよ」クスクス

海未「あなた達には愛などありません……二人だけの世界が作れても
   死んでしまった皆の愛を超えることなど出来ませんッッ!!!!!!!」

真姫「ッ!!!」

真姫「うるさいッ!!!!!!!」


真姫は海未の首を切り裂いた


海未「カ……ハっ…………」


真姫「………さようなら……海未………」


薄れていく意識の中で海未は真姫の背中を見る
その背中はとても寂しそうな背中をしていた


海未(あなたは……ずっと一人ぼっちだったのですね………)




DAY 3 08:00

Episode 1 〜その島で〜 完
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:32:16.32 ID:EOfp8HkF0
ここからは作者の方から少しお話させていただきます。

まずここまで読んでくれた方がいましたらありがとうございます。
キャラが絶対やらないような行動や言動は
ストーリを進めるために妥協したんだなと思って頂ければ作者は救われます。

ここまでのお話の中で真姫が犯人でにこが共犯者という結論が出せた方が多いと思います。
トリックについては海未ちゃんが説明してくれましたね。

真姫ちゃんの行動も言動も怪しすぎますよね
そして真姫ちゃんの言動に関しての真実

<真姫はケースを壊し、マスターキーを取り出していた>

過去系のこの真実がほぼ決定打になると思います。
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:33:44.92 ID:EOfp8HkF0
しかしお話が雑すぎますよね

キャラの死亡描写も真実で語っていません。


ちなみに作者が読み直したら共犯は海未になりました

未知の10人目が犯人で真姫が共犯者という結論もありますね

ファンタジーになってしまいますが魔法なら全ての犯行が可能ですね。

誰も死んでいないんじゃないのか?


と言う様にこのままだといろんな可能性が存在してしまうお話になっています。
3部構成にするためにわざとそういう風に作りました。
申し訳ありません。

なのでここから少し補足と情報追加のためのエピソードを
始めさせていただきます。
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:35:18.05 ID:EOfp8HkF0
Episode 2 〜私は誰?〜


真姫(全て終わったわね……)


真姫は一息ついて風に当たりに行くため館を出ようとしている
入り口にたどり着きガムテープによる封印を見つける


真姫(こんなことしても無駄だったのよ海未)クスッ


ガチャンッ

真姫がドアの鍵を開いたその時

ザクッ……


真姫「えっ?…………だ……れ…………」ドサッ


真姫の背中に包丁が突き刺さった。

そのまま真姫は倒れこみ


<真姫は何者かによって 殺 さ れ た>
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:35:49.91 ID:EOfp8HkF0
ガチャンッ

何者かが入り口の施錠をする

???「 < こ の 館 は 完 全 に 密 室 で あ る > 」

???「ふふっあとは私が説明する」

???「一つ <西木野真姫は 犯 人 で は な い > 」

???「一つ <西木野真姫は 園 田 海 未 し か 殺害していない> 」

???「一つ <海未以外の被害者は全員 犯 人 の 手 に よ っ て 殺害されている> 」

???「一つ <この島には 犯 人 が 一 人 存在している> 」

???「一つ <マスターキーは こ の 島 の 中 に 一 本 しか存在しない> 」

???「一つ <この島にはμ'sの 9 人 しか存在しない> 」

???「これはヒント。DAY 2の<22:00以降、誰も自室を出ていないことが分かった> この真実を
    <22:00以降、朝の集合時間までμ'sの9人は全員自室にいた> と言い換える」

???「次が最後」




???「  <  犯  人  は  私  >  」


Episode 2 〜私は誰?〜 完
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 01:37:50.99 ID:EOfp8HkF0
ここからまた作者の方から少しお話をします。

<マスターキーは島の中に一本しか存在しない>
<この島にμ'sの9人しか存在しない>
<22:00以降、朝の集合時間までμ'sの9人は全員自室にいた>

この三つの真実により犯人が一瞬で確定してしまいましたね。

真実を弱めに使ったのはこのためです。
一つだけ追加するなら

<真姫はケースを壊し、マスターキーを取り出していた>この真実を
<真姫がケースを壊し、マスターキーを取り出したタイミングは
穂乃果の部屋を開錠する直前である>にすれば共犯者も確定します。


今までの考えをぶった切れる真実の力って凄いですねw
もう一章ありますが今日中に上げさせてもらいます
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 12:01:14.50 ID:EOfp8HkF0
Episode 3 〜UNBALANCED LOVE〜


花陽「ねぇ凛ちゃん」

凛「なぁにかよちん?」

花陽「最近二人でいる時間が減ってきちゃったね……」


きっかけはその些細な一言だった


花陽「私ねユニット練習で凛ちゃんと離れ離れになるのが耐えられないの……」

花陽「今まで一緒にいた凛ちゃんと私はずっといたいの!!」


最近ユニット練習ばかりで凛と一緒にいれない
大好きな幼馴染と一緒にいることが出来ない
大好きな凛ちゃんとずっと一緒にいたい

そんなことを思っているうちに彼女は思ってしまったのだろう

凛 ち ゃ ん 以 外 い ら な い
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 12:02:08.32 ID:EOfp8HkF0
凛「かよちん……凛もかよちんと一緒にいたいよ……」


最初のうちはただ一緒にいたいという気持ちだけだった凛だった


二人は真姫と話をする


凛「ねぇ真姫ちゃん……最近一年生で一緒にいる時間減っちゃったね……」

真姫「そうね……」


真姫からしたら凛と花陽は高校で出来た初めての親友である
スキンシップをしてくれる凛に少なからず好意を寄せていたのだろう


花陽「ねぇ真姫ちゃん……お話聞いて欲しいんだ……
   ……だって私達…… 親 友 だ よ ね 」


花陽の口から出たとても強い槍のような言葉
今まで親友という親友のいなかった真姫の心をえぐるには十分な言葉だった

それから一月かけて心を壊していった
それは洗脳のように……
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 12:02:47.82 ID:EOfp8HkF0
真姫「私達、親友よね」


真姫の心を壊した


凛「親友だよ」


凛の心も壊した


花陽「そうだよね!」


自分の心も壊した


まきりんぱな「「「 私 達 以 外 い ら な い 」」」」


完全に歪んだ愛である

こうして三人でこの事件の計画を立てた
真姫は自分が殺されるとは思っていなかったのだろう


そして場面は真姫を殺した後に戻る
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 12:03:31.27 ID:EOfp8HkF0
花陽「ふふっごめんね真姫ちゃんッ!!!!!!」

花陽「私の世界には真姫ちゃんはいらないんだ!!!」

花陽「アハハハハハハッ!!!!!!」

凛「あれ?かよちん?」


凛が階段から降りて来た


凛「真姫ちゃんも殺しちゃったんだぁー」

花陽「真姫ちゃんはいらないよね?」

凛「凛はかよちんがいればそれでいいよ!」


この二人は完全に狂っていた
いや、もう心は死んでしまっているのだろう
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 12:04:19.94 ID:EOfp8HkF0
花陽「凛ちゃんついてきて!!!」

凛「んー?」


花陽が凛の手を引いて花陽の部屋に向かう
花陽の部屋の机には大量の原稿用紙がある


花陽「これはね、この島で起きたことを書き出しているんだ」


原稿用紙にはEpisode 1とEpisode 2の
<真姫は何者かによって 殺 さ れ た> まで書かれている
続いて 私を見つけてください と書き込んだ

91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 12:05:11.72 ID:EOfp8HkF0
凛「これにサインするの?」

花陽「そうだよ」


花陽は最後の行に『無人島の』と書いた


花陽「凛ちゃんは『女神より』って書いてね!」

凛「分かったにゃー!」カリカリッ


『無人島の女神より』


そして花陽がタイトルをつける


〜UNBALANCED LOVE〜
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 12:05:55.83 ID:EOfp8HkF0

そしてその原稿用紙をボトルに詰め込んだ
窓を開けて二人で海に投げ込んだ

二人はゆっくりゆっくりと沖に流れていくボトルを眺めている

一時間は眺めていたのだろうか
二人で窓を施錠する
花陽は満足した顔で口を開いた


花陽「それじゃ行こうか凛ちゃん!」

凛「うん!」


花陽、凛「「 二 人 だ け の 世 界 に ! 」」


互いに互いのお腹に包丁を突き刺した
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 12:06:57.26 ID:EOfp8HkF0
<DAY 3 11:00 花陽、凛の死亡により現時刻を持ってμ'sの9人は全員死亡した>


この日の迎えの定期船は次の場所への時間が迫っていたせいか
μ'sの9人が来るのを待たずに次の目的地へと行ってしまった

家族はいつまでたっても帰ってこない娘達を心配し
警察に連絡したが、天候の悪化により警察が到着したのは三日後だった

世間では女子高生9人心中事件として報道された。
しかし花陽のトリックが巧妙だったせいか
誰が主犯だったのかは分からないままだった……
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 12:07:29.81 ID:EOfp8HkF0
時は流れて4年後


海の綺麗な町にメッセージボトルが流れ着いていた


???「なんじゃこりゃ?」

???「メッセージボトルかな?」


早起きして海を見に来ていた少女がメッセージボトルを拾う
少女は部屋に持ち帰り、中に入っていた原稿用紙を読んでいた
一時間ほどで全て読み終えたみたいだ
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 12:08:06.03 ID:EOfp8HkF0
???「これってあの事件のメッセージボトルなのかな?」

???「〜UNBALANCED LOVE〜かぁ……そこに愛はあったのかな……?」


少女が少し考え込む


???「うーん……普通怪獣の私には犯人が誰だかわかんないや」テヘヘ


少女はパソコンに向かいμ'sと検索した
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 12:08:38.22 ID:EOfp8HkF0
PC「♪〜I say...Hey,hey,hey,START:DASH!!」

???「ふーん……START:DASH!!かぁ……」

???「…すっごくキラキラしてる……」


少女は一曲聴き終わるとパソコンを閉じて
メッセージボトルに原稿用紙をいれて部屋の片隅に置いた


???「あっ!そろそろバスが来ちゃう!!」


少女が勢い良く部屋を飛び出す
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 12:09:10.45 ID:EOfp8HkF0
μ'sが伝説を残さなかったこの世界で

彼女がスクールアイドル部を設立したのか

それともしなかったのか

それはまた別のお話



Episode 3 〜UNBALANCED LOVE〜 完
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 12:23:59.84 ID:EOfp8HkF0

以上で完結となります!
最後まで読んでいただける方がもしいましたらありがとうございました!

しばらくしたらhtml化依頼してきます
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 20:00:20.56 ID:EOfp8HkF0
すいませんファンタジー切り捨てるの忘れてました

<このストーリでは超自然能力の類の使用をしていない>

100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2017/07/20(木) 20:35:07.53 ID:ZOJYM/mSO
作者が出しゃばらなければ点数がついた
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 20:48:42.55 ID:EOfp8HkF0
最後に花陽が作った密室と犯行内容を軽く説明させていただきます


まず最初のループ密室

一番簡単な解釈は穂乃果の部屋に集まったときに
共犯者の凛ちゃんに手伝ってもらって穂乃果とことりを殺害すれば簡単ですね。
これでも正解ですが一応トランプで遊んでいた描写で説明します。

凛ちゃんは穂乃果の部屋に鍵を忘れました
これはドアを開けてもらう口実です。

そして花陽は夕方ことりの部屋に行きました。
これも同じように花陽も忘れ物をしたと言えば
部屋を開けてもらえるはずです。

あとは花陽の部屋の鍵を穂乃果の部屋に置いて
穂乃果の部屋の鍵をことりの部屋に置き
ことりの鍵を持ち帰った花陽が
自室の内側から鍵をかければ数珠繋ぎの密室になります。

翌日に凛ちゃんに皆で遊んでいたと言わせます。
もう一人の共犯の真姫ちゃんに嘘の推定死亡時間を言わせれば完成です。
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 20:50:12.48 ID:EOfp8HkF0
次のにこちゃんの殺害ですが
密室構築を諦めたと思われる描写が多いですねw

もしにこちゃんの部屋の窓が施錠されていてチェーンロックがされていたら
<にこの部屋は密室である> を宣言することが出来ました
しかし作者はにこちゃんの部屋に関しては密室宣言をすることが出来ませんでした。

密室宣言をした瞬間に
<花陽をクローゼットで発見した> でリザインですw
なので真姫ちゃんに出来るだけ疑いをかけさせずに意地で花陽を脱出させました。


最初に凛が花陽の部屋のドアを開けようとしました
コレを合図にして犯行開始です

まず真姫ちゃんがにこちゃんを部屋に入れる際にドアの外にマスターキーを置きます
にこちゃんに見せたマスターキーは偽物です

真姫ちゃんがにこちゃんに話がしたいと言ったのは
にこちゃんの部屋に花陽が忍び込む時間を稼いだということになります。
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 20:50:38.71 ID:EOfp8HkF0
まず花陽は落ちているマスターキーを拾いことりの部屋を開錠します
これは真姫ちゃんの死体偽装をするための仕込みと真姫ちゃんをかくまうためです

そしてにこちゃんの部屋に侵入
にこちゃんが部屋に帰ってきたときに殺害

次はにこちゃんの部屋の細工です

まず窓の開錠と開放
これはにこちゃんの部屋が密室になるのを防ぎ
第三者の犯行に見せかける細工ですね

つぎはチェーンロックを破壊した後に部屋を出ます
そしてチェーンロックを繋ぎなおせば半密室を作れます

<部屋の外部から部屋の鍵とチェーンロックに干渉することが出来ない>
<これは紐や道具等を使って部屋の鍵、チェーンロックを外部から開閉することを出来ないことを意味する>

密室になっていないのでこの真実の盲点をついたというわけです
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 20:51:10.01 ID:EOfp8HkF0
そしてドアを開ければ手が届くところにマスターキーを置いて
花陽はことりの部屋に逃げ込みます

そして一番最初に来る真姫がマスターキーを回収します
これも部屋が密室定義から外れているからできることですね。

みんなが集まったところで希が一言

希「まさかまた密室……」

<密室じゃない> です希さん!


そしてチェーンロックを凛が破壊

共犯者のみが部屋の状況説明をして、絵里、海未、希に無理やり信じさせました

チェーンロックが破壊されつなぎ直されていて、さらに窓が開いています
なので <にこの部屋は密室であった> を宣言せずに済みました。


次に真姫ちゃんの死体偽装です

ことりの手に偽物のマスターキーを持たせるだけですね。

<真姫の右手にはマスターキーが握られている>

これは真姫ちゃんがことりの部屋でマスターキーを握っていればいいですね
<マスターキー握り締める真姫ちゃんかわいい>
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 20:51:45.62 ID:EOfp8HkF0
そして最後の希、絵里です。


まず真姫の自供の

真姫「あなた達が二人ずつ二部屋に分かれたのは想定外だったわ」

これは作者自身が思った事を代弁させました

最初は4人とも自室で就寝のプロットを書いていました
しかしにこちゃんの部屋と同じトリックを使用してつまらなかったので
最終日のストーリーを書く直前変更しました
結果的に犯行を進めることが簡単になってしまいましたw


まず夕食の時に花陽と真姫ちゃんが穂乃果の死体を凛ちゃんの部屋に移動させ死体偽装をします。
死体偽装のために時間が必要なので夕食の時間を長めに変更しました。

そして二人は各部屋に分かれます。
花陽は絵里の部屋で真姫ちゃんは希の部屋ですね。

そしてまず作者側からしたら
すぐに一人眠ってもらわなければいけませんでした

夕食を引き伸ばしてすぐ眠れるだろう時間まで無理やり食堂に待機させました
そして作者側からしたらすぐに一人眠ってもらわなければいけませんでした
2日目は一日中起きっぱなしだった絵里の描写がここで効いてきます
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 20:52:16.28 ID:EOfp8HkF0
二人が寝静まった頃に花陽が殺害
部屋の外の魔方陣は真姫ちゃんが描いたものですね。

ストーリー中は宣言しませんでしたが
<絵里の部屋はチェーンロックを破壊される瞬間まで密室が保持されていた>
をここで宣言します。

海未に絵里の部屋を捜索された瞬間にまたもや
<花陽をクローゼットで発見した> でリザインになってしまうので

海未は犯人に会うリスクを取るなら逃げ出すだろうという解釈にして
部屋の捜索をさせませんでした。

完全に妥協ですねw


最後に海未が凛ちゃんの偽装死体を発見すれば終了です。

刃物を使った殺人が多いので凶器は刃物だ!と思いますが
<犯人の使用した凶器は素手である> を宣言して終了にさせていただきます。


以上です!
ありがとうございました!

107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2017/07/20(木) 20:54:03.34 ID:EOfp8HkF0
>>100
自分で書いてて意味分からなくなってしまったんや
堪忍してくれ・・・
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/30(日) 11:11:26.18 ID:wIdQNyDwO
面白かった
乙です
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/07/30(日) 18:02:46.31 ID:kWf2wy5C0
控えめに言って意味分からん
花陽生きてたとか真姫以上に肝心の偽装の手順が不明なんだが
作者の不快な単芝含めて、昔あったうみねこクロスに遠く及ばない駄作
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/09/17(日) 18:12:30.13 ID:BZYJIi9SO
赤字使って、どうぞ
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