千歌「うぅ……今日も千歌の"コレ"お願いします」ウルウル…ピラ…

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62 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:32:12.79 ID:omLgdO600
千歌「は、はぁ!?」

鞠莉「そう約束したじゃない」

千歌「してないよっ、あれは鞠莉ちゃんが勝手に!」

スルスル

千歌「あ、あ……」

千歌(鞠莉ちゃんの、下着、姿……////)

鞠莉「わかったわ、ちかっちは着替えをするのも恥ずかしいくらいの恥ずかしがり屋さんだものね。これ、使って入っていいから」

千歌「バスタオル……」

鞠莉「日本の銭湯じゃタブーなのよ? でもマリー銭湯は平気! グローバルでしょう?」

千歌「……」

鞠莉「……一緒に入ってくれないと、梨子の練習着のこと……口が滑っちゃうかも」

千歌「っ」ウツムキ

クルッ スルスル/// 

千歌「!?」


千歌(せ、背中……き、きれー……み、みちゃだめだっっ///)

千歌(でもいつの間にバスタオルに……で、でもバスタオルの上からでも、あ、あん……なに)ドキドキ///


鞠莉「くす……じゃあ、着替えたら来てね?」



千歌「ぅ……」ドキドキムクムク

千歌「ど、しよ……」

千歌「バスタオル巻いて、ちょっと前かがみになれば、大丈夫かな……」

千歌「よしっ」

ガララッ

鞠莉「ちゃんと入ってきてくれたね」

千歌(鞠莉ちゃんの身体のライン、が///)


千歌「う……」

鞠莉「どうしたのー?」

千歌「な、なんでもないよ」

鞠莉(ちょっと前かがみなの、隠せてないよちかっち♡)

鞠莉(このまま追求してもいいけれど、もう少し……そのためには)


パチッ

千歌「え、なんで電気……」

鞠莉「ちかっちが恥ずかしがって進まないからよ?」

鞠莉「ほら、月の明かりが差し込んで綺麗だし、なんだかこっちの方が自然でいいと思わない?」

千歌「うん、きれー……」

鞠莉「……さ、入りましょ?」チャプン

千歌「うん……」


チャプン……
63 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:32:59.51 ID:omLgdO600
鞠莉「落ち着くのよね、暗くして、月の光を浴びながらお風呂に入るの」

千歌「確かに、これは……いいかも」

鞠莉「でしょー?」

千歌「……///」

鞠莉「どうしたの?」クスッ

千歌「うぅ」

鞠莉「ちかっちは本当恥ずかしがりやなのね、わかった、荒療治が必要なのよ!」

グイッ…ギュ…ムニュゥ

千歌「ま、まりひゃ……////」

鞠莉「スキンシップは友情を深める! 大切よね、友情」

千歌「ふっ……ぅ」ビンビンッ///

千歌(メロンみたいに大きいぷるぷるしてる///)

鞠莉「ちかっち、もしかして結構大きい? ダイヤよりは、ありそうね」ジッ

千歌「もう、どこ見てるのっ//」バッ

千歌「へんたい」

鞠莉「えー酷い、せっかく2人きりで友情を深めてるのにそんな言い草!! 大体、千歌ちゃんだって見てるの、気づいてるんだから」ホロリ…

千歌「あ」

鞠莉「あら……」

千歌「あ、あ……ぁ////」プシュゥゥ

鞠莉「まあまあそんなに気にしなくても平気よ、タオルなんかなくたって、ね?」

千歌(からだ、きれー……きれー)ハァハァ//

千歌「ハッ……ハッ……♡」


鞠莉「ちかっち大丈夫? ちょっと息がハードすぎない?」

千歌「だ、だって……」

鞠莉「……ちょっとおかしいわよね? あ、わたしの裸を見て興奮してるとかっ」

千歌「な///」

鞠莉「そんなわけないわよね? だって、女の子同士だし」

千歌「……っっ」

鞠莉「ねえちかっち、どうしてずっと前のめりなの?」



鞠莉「――なにか、あるの?」
64 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:34:47.94 ID:omLgdO600
千歌「ま、前のめりになんて」

鞠莉「なってるよー、――もしかして……梨子の練習着を使っていまの状態を収めようとしたのね?」


千歌「……っ」

千歌「いつ、知ったの」

鞠莉「あら、認めるのがはやい?」

千歌「梨子ちゃんから聞いてた……誘惑してきた話も」

鞠莉「なんだーつまんないの」

鞠莉「でも、私も梨子ちゃんから聞いたの。あなたの秘密を……ね?」

千歌「り、梨子ちゃんから……?」

千歌「……そんな」

鞠莉「私たちが無理やり聞き出したんだけどね、あなた、変だったし」

千歌「……」

鞠莉「わざわざ口実を作って私の部屋に呼び出したの。ソレ、見たい! 要治療指定の女の子なんて貴重だもの!」

千歌「う、うええ……」

鞠莉「ね、見せて見せて!」

千歌「だ、だめですよ……私、変なんだよっ!?」


鞠莉「――あーもー! うじうじしてないで、見せろー!!」ガバッッ!!

千歌「きゃぁっ!」

鞠莉「……っ」

千歌「……ぅ///」ビンビン//

鞠莉「……」カチ…コチ

鞠莉「あ、えと///」サ-ッ…

鞠莉「コレが、男の人のモノ……なの、よね……///」カァァアアアアッ


千歌「……」コクン…//

千歌「も、もういいですか!?」

鞠莉「待って! ……さ、触ってもいい?」

千歌「で、でも」

鞠莉「……」ソ-ッ

サワッ


千歌「ふっぅ♡」ビクンッ//


鞠莉「――い、いまびくんてしたわよ!? なにこれ、私変なことしたの!?」


千歌(あ、あれ……?)

鞠莉「射精? もう射精したってこと?」

鞠莉「あれでも、なんにも出てないし……」カチコチ…
65 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:36:07.97 ID:omLgdO600
千歌「あの、鞠莉さん……もしかして、なんにも……わからないんです、か?」

鞠莉「な、なんにもわからないだなんて失礼よ! 出来るに決まってます、もう三年生なのよっ」

カチコチ…

鞠莉「……」

千歌「あ、あの///」ビンビン…

鞠莉「え、と……」

鞠莉(なにあれびくびくしてるおっきいへんなのうえむいてるはやくしなきゃどうやってあれわたしわかんな……)カチコチ



鞠莉「……ひ、とりでシなさいっ!」


千歌「へ……?」

鞠莉「聞こえてなかったの? 今わたしの眼の前で、1人でシてみせて?」


千歌「そ、そんなっ!!」

鞠莉「ひとりでも出来ない人はなんにもできません!!」

千歌「そんなひとりじゃできなくて」

鞠莉「はやく」

千歌「……」


鞠莉「はやくっー」グイッ

千歌「え……ぅ、わかっ、た」///


千歌「……ふっ、ぅ」ビク

鞠莉(優しく握る、のね?)フムフム…

千歌「……ふぅぁ♡あっ♡」シコシコ…

鞠莉(じ、上下に……これが気持ちいいのかしら)ジッ///

千歌(な、なんか鞠莉さんずっと見てる恥ずかしい、よ)トロトロ…

鞠莉「なんか出てきたわよ千歌!!」

千歌「こ、これは……気持ち、よくなってくると……」

鞠莉「へえ……」

鞠莉「よーしわかった!」

鞠莉「やっぱり私がする!」

千歌「!?」

鞠莉「えい」

ギュッ

千歌「あ、ぅ♡♡」

鞠莉「……熱い」

千歌(鞠莉ちゃんの細い指、が……ぁぁ////)ハァハァ

鞠莉「えと……」ダラダラ

千歌「鞠莉ちゃん?」



鞠莉「――ごめん、なさい……やり方、わからない……」

千歌「え……む、無理にしなくっても」

鞠莉「嫌よ! するために呼んだの!」

66 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:37:17.79 ID:omLgdO600
千歌「……」

千歌「そのまま……」

鞠莉「こうね……ん、熱い」カチコチ…ギュッ

千歌(鞠莉ちゃん、ぎこちなすぎ……)

千歌「ふぅぁ……その、まま上下、に……♡」

鞠莉「こう?」シコ…シコッ

千歌「んっ、ぁ……ハァハァ……///」

鞠莉「……すごい」ジッ

千歌(鞠莉ちゃんの身体……すご、すぎて……////)

千歌(やば、私……興奮してる……すぐ、でちゃ……)フルフル

シコッシュコッ…

千歌「あっ、あ……鞠莉、ちゃ……でる……っぅ」ビクビク///

鞠莉「え」

千歌「っっぅ――〜〜〜っぁ////」ビュッビュッビュッルルルルルッ!!!!

鞠莉「きゃっ」

千歌「んっ、はぁ……はぁっ」////

鞠莉「すっごいいっぱい、ネバネバしてて……。これが射精?」

千歌「うん、そうだよ」

鞠莉「ぅ、にが……美味しくはないのね」

千歌(鞠莉ちゃん……色々知ってるのかと思ってた……)

鞠莉「胸にかかっちゃったわね……」ベチャァァ

千歌「///」

千歌「すみません、こんな、こと」

鞠莉「……面白い」

千歌「え?」

鞠莉「とっても、ワンダフルでエキサイティング、ね? すっごく面白いわ!」

千歌「なに、が?」

鞠莉「コレ! ねえ、これからもさっきみたいなことしたい!!」

千歌「は、はあ!?」

鞠莉「あ、ちっちゃくなったわ」

千歌「ぅ、と、とにかくこれで終わりですっ//」


鞠莉「やだよ、なんで!? こんなのを曜は独り占めしてたんだズルいズルい! こんなに面白いものを………」


千歌(お、おもちゃみたいな考えしてるよぉ//)
67 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:38:07.87 ID:omLgdO600

鞠莉「いいよねちかっち!」

千歌「そ、それより梨子ちゃんの件は」

鞠莉「そんなのどーでもいいよ! 私がコレをシたいときにさせてくれるなら、これ以上誰にも言わないからっ!」

千歌「……これ以上?」

鞠莉「あ」

千歌「だ、誰かに言ったの!?」

鞠莉「いやー……ほら、ダイヤに協力してもらうために、ね?」

鞠莉「仕方なかったの! 大丈夫、ダイヤの口はダイヤモンドの堅さなのよ!」

千歌「さいあく……さいあくっ」

鞠莉「まあまあいいじゃない、なるようになるわよ♡」

鞠莉「では、お背中お流ししまーす♡」

◇――――◇

千歌「ベッドふかふかー……」フニャフニャ

鞠莉「いいわよね、お泊り♡」

鞠莉「ほらちかっちもっとくっついて?」

千歌「うん///」

鞠莉「ねえ聞いていい?」

千歌「なあに?」

鞠莉「果南は、千歌のソレ知ってるのよね?」

千歌「……うん」

鞠莉「どうして? なにかあったの?」

千歌「……」

鞠莉「果南に聞いても、教えてくれないの。あの頑固マン」

千歌「あはは……そんなに、難しいことじゃないよ。千歌のコレ……今年に入ってからおかしくなったんだ」

千歌「前は興奮なんかしなかったし」

千歌「おかしくなり始めたくらいの時……最初に鞠莉ちゃんみたいにシてくれたのが、果南ちゃんだったの」

鞠莉「果南が」

千歌「うん、何回かしてくれたんだけど……突然やめるって、言って。そこからは、曜ちゃんで……」

鞠莉「なるほど、果南も何か考えがあるのね。どーせ、言わないんでしょうけど」ムス-ッ

千歌「あはは……そうだね」

鞠莉「でも私は千歌のソレ嫌いじゃないけどねー♡びっくりしっぱなしだったけど」

千歌「鞠莉ちゃん顔ひきつってたし、動きガチガチだった」


鞠莉「か、肝心なときに出来ないって思ったわね? そんなことないんだからっ」


千歌「お、思ってないよ//鞠莉ちゃんの裸が刺激的すぎて……覚えて、ない///」

ムクムク


千歌「ぁ……」
68 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:38:55.24 ID:omLgdO600
鞠莉「あら」

鞠莉「ま、また?」

千歌「だ、だいじょぶ、これくらいっ」

鞠莉「……いいじゃない、肝心なときにも出来るところ、見せてあげる♡」


◇――――◇

ルビィ「お姉ちゃん……」ウルウル

ダイヤ「どうしましたの!?」

ダイヤ「ルビィ、大丈夫? お腹がいたい? どうしたの?」

ルビィ「千歌さんが、千歌さんが……いなくなっ、ちゃうっ」

ダイヤ「え……?」



◇――――◇


鞠莉「おはよーかなん」ギュッー

果南「ち、ちょっと……はぁおはよう」

鞠莉「減った? なにか減った?」

果南「体力が減りました」

鞠莉「減るわけないじゃん果南の体力が」

千歌「おはよー、果南ちゃん」

果南「千歌……おはよう」

果南「昨日鞠莉の家に向かう姿が見えたからましかしたらと思ったけど、泊まってたんだね」

千歌「うんっ、初めて鞠莉ちゃんち行った!」

果南「どうして急に?」

鞠莉「友情を深めるためだよっ当たり前でしょ?」

果南「ほんとにそれだけ?」

鞠莉「うん、それだけ」

果南「そっか……」


千歌「ねね、船で登校って、いいね!」

果南「あはは、でも結局いつものバスだよ」

千歌「でもでもっもうちょっとで夏休みだし、さいこーだねーっ!!」
69 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:39:56.83 ID:omLgdO600
◇――――◇

曜「おはよう、千歌ちゃん」

千歌「おはよーっ!!」

曜「どうして果南ちゃんたちと?」

千歌「鞠莉ちゃんち、泊まったんだ!」

曜(今度は鞠莉さん……)


曜「なにか、あったの?」

千歌「とくになにもないよー? お部屋綺麗なんだよーっ」

曜「へ、へえ」


梨子「――それより千歌ちゃん、大丈夫だったの!?」

曜(……なんのことだろう)

千歌「ばっちり! これからも問題ありませんっ!!」


曜(なんか、聞きにくいし、いっか……)

◇――――◇

鞠莉「梨子ちゃんが1人でくるだなんて珍しいことね」

梨子「昨日千歌ちゃんから聞きました、鞠莉さん……何をしたんですか?」

鞠莉「なにって」

果南「――私も、聞きたいな」

鞠莉「もう、次は果南……?」

果南「淡島ホテルに向かう姿を見たから」

果南「どうして千歌を部屋に連れ込んだの?」

鞠莉「友情を深め合ってたってことじゃ、だめ?」

梨子「鞠莉さん!」

鞠莉「わかった、わかったから」

鞠莉「私が友達とお泊りしただけなのに、果南はなにを考えたのかな?」クスクス

鞠莉「ハレンチね、果南は」

果南「鞠莉!」

鞠莉「はいはい、でもその前に……梨子ちゃんどうだった? 練習着を盗まれた感想は?」

梨子「……べつに、返してもらったし。恥ずかしかった、けど」

果南「――どういうこと?」

梨子「……」

鞠莉「ちかっちね、欲が抑えられなくなって梨子ちゃんの練習着を盗んじゃったのよ♡」

果南「!?」


梨子「わたしたちも、追い込んだ責任はあるんですけど……」
70 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:40:31.57 ID:omLgdO600
果南「千歌が、そんなことを……」

鞠莉「私の部屋に来てもらうのに、良い口実になったのよ。ありがたかった」

梨子「……千歌ちゃん、本気で悩んでたのに」

果南「そうだよ、酷いよ」

鞠莉「まあまあ、終わったことだし!」

梨子「で、なにをしたの」

鞠莉「そうねえ……梨子ちゃんと果南と同じこと、かしら」


梨子「っ……////」

果南「な……鞠莉」

梨子「え、果南さんも」

鞠莉「そうだよー? 果南のやつね、だめだめーって言っておきながら、真っ先にちかっちのアレを満足させてあげたんだって♡」

果南「……」

果南「もうしてないし、する気もない」

果南「梨子も、してたんだ。やめてあげて」

梨子「……でも、すぐ辛そうに」

果南「だからだよ。前はそんな高い頻度でしなくても良かった。でも今はしないとダメ、なんでしょ」

果南「私が甘やかして何回かしちゃったせい、回数が重なるごとに……千歌は我慢できなくなっていった」

果南「そりゃ気持ち良さそうにするよ、今までの千歌の顔とは明らかに違う。……千歌のアレは男の人のとは少し違う」

果南「男の人がみんなああだったら、今頃秩序なんてなくなってる。多分千歌のは、快感の度合いとか中毒度合いとか、どこか、おかしいんだと思う。千歌の反応見てればわかる」

果南「でも、我慢させ続けたら……きっとそれが基準になっ…結果今より楽になるはず。そのほうが本人にとっても良い」

鞠莉「――でも我慢してたから、盗んだ。我慢し続けたら、なにするかわからないよ? 果南が責任とれるの?」

果南「それは……」

鞠莉「とりあえず、私はやめないから」

果南「だめ、やめて。千歌がかわいそう……」

鞠莉「……教室戻るから」

バタン

梨子「果南さん……」

果南「わかった、もう梨子のことも止めない……自分で、考えてみて」

果南「じゃあね」

梨子「……」
71 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:41:33.55 ID:omLgdO600

◇――――◇

千歌「梨子ちゃんあーんしてー!」

梨子「はいどうぞ」

千歌「あむ、えへへー美味しい♡」

梨子「……ふふ」

梨子(自分で考えろ、か)

梨子(千歌ちゃん、我慢してる時、全然笑わないもんね。辛そうに、抑え込んで……)

梨子(わたしはやっぱり、笑ってる千歌ちゃんが好き)

梨子(そうだ、私が、ずっとしてあげればいいんだ……それなら、千歌ちゃんに辛い思いさせなくていいし、気持ちいい思いも、してもらえる)



曜「……」パクパク…

曜(やっぱり急に仲良くなってる……今日全然話しかけてくれないし……)

曜「はぁ……」

◇――――◇

理事長室


トコトコ…

千歌「ぅ……」

千歌「……今日は梨子ちゃん忙しいし、鞠莉ちゃんしか頼れる人が」

コンコン…

千歌「失礼しまーす……」

鞠莉「ん、あらちかっち!!」

千歌「あの」

鞠莉「どうかしたの?」スッ

鞠莉「相変わらずキュートなんだからぁ♡」ギュッナデナデ…

千歌(ぁ、いい匂い……///)

鞠莉(とろんてした表情しちゃって♡幼い顔つきなのにそんなかお、とってもGuiltyよ?)

鞠莉「今日は何の用かしら?」

千歌「わ、わかってるでしょ!?」

鞠莉「ちゃんと言って、行動で示してくれないとわからないわね?」

千歌「な、なんでっ」


鞠莉「はやく、私も暇じゃないの」

千歌「っ」




千歌「――うぅ……今日も千歌の"コレ"お願いします」ウルウル…ピラ…
72 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:43:58.25 ID:omLgdO600

◇――――◇

梨子の家

梨子「千歌ちゃん、気持ちいい?」

千歌「う、ん……♡」ビクビク

梨子「鞠莉さんに負けないようにがんばる、からね?」

梨子「じゅぶ……んむ……あ、む……♡」

千歌「うっ、ぅ」///


◇――――◇

ダイヤ「……千歌さんはいなくなりません」

ルビィ「本当!?」

ダイヤ「ええ、あれは鞠莉さんが千歌さんを驚かすためにしていただけのことです」

ルビィ「なんだ、よかった……」

ルビィ「でも、どうして千歌ちゃんは梨子ちゃんの練習着を?」

ダイヤ「……そのことは、忘れなさい」

ルビィ「え?」

ダイヤ「いつか、然るべき時が来たら、話しますわ。それまで、忘れなさい。いいですね?」

ルビィ「……わかった」

ダイヤ「いい子ね」



◇――――◇

数日後



 私が千歌ちゃんのアレを知ってから、何日かが経った。相変わらず、ほとんど毎日千歌ちゃんがウチに来て、吐き出す日々が続いている。


 千歌ちゃんはなんだか、だんだん満足出来なくなっている、みたいだ。出すまでの時間は明らかに長くなったし、口でしてあげても、以前のような甲高い声は聞こえて来ない。


 私以外にも、鞠莉さんがホテルへ連れ込んだり……理事長室で事を済ませているらしい。いちいち聞かないけれど、この前鞠莉さんがついに胸でしたんだよと、得意気に話してきたことをよく覚えている。どうせ私はそんなにありませんよ。


 でも、初めて胸でした、ということは、まだ、最後までしてないみたいだよね?


 最後まで、それ以前に私は……まだ色々終わってないんだけど。


 見る限り曜ちゃんには、ほとんど頼んでいないみたい。私と鞠莉さんが千歌ちゃんのをほとんど空っぽにしちゃうから、曜ちゃんにまで回す余裕がないんだろう。ただでさえ曜ちゃんはお家が遠いし、衣装やら水泳やらで忙しいから時間が足りていない。


 それじゃあ、今の千歌ちゃんを発散させるなんて、無理だよ。曜ちゃん1人でしていた時ならば、まだ……大丈夫だったんだろうけど。



梨子「――私の胸でいいなら……さ、触って、みる?」
73 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:44:42.67 ID:omLgdO600
千歌「い、いいの?」

 触っていい? って、いつだったか言われた。その時は、びっくりして……断っちゃった、けど……。

梨子「うん」

千歌「ごく……」ドキドキ

千歌「脱がせるね……?」

スルスル…

梨子「……は、恥ずかしいね////」

千歌「……きれい」スゥ…

モニュッ…

梨子「……ん♡」

千歌「梨子ちゃんの……千歌のより、弾力? ある……」

梨子「そう、なのかな。なら千歌ちゃんのも、触らせてよ」

千歌「わ、わたしのはそんな触らせるようなのじゃ////」

梨子「いいから」スルスルッ

千歌「うぅ///」

梨子「着替えとか向こうでするからまともに見たことなかったけれど……千歌ちゃんてけ、結構大きい、よね」

サワ…モニュゥ

千歌「あっ♡」ビク

梨子「下と……連動してるの?」

千歌「……うん」

梨子「なんでもっとはやく言ってくれなかったの? もっと気持ちいい思い出来たのに」

千歌「だって……」

モニュモニュ

千歌「ぅ、私も梨子ちゃんのさわるっ」モニュモニュッ

梨子「ん♡もう」

梨子(今までは、千歌ちゃんのアレしか触って来なかったけど……今こうして触りあってると、へんな気分。本当に……女の子とえっちしてる、みたい)

モニュモニュ

梨子「ん……♡」

千歌「んんっ♡」

コリッ

梨子「――ひゃぁっ♡」

千歌「かわいいこえ……」


梨子「〜〜〜もう、いきなりは卑怯でしょ?///」
74 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:45:34.24 ID:omLgdO600
千歌「だって、触ってないのに上向いて、つーんて……触ってほしそうにしてたから……」

梨子「そんなこと言うなら、千歌ちゃんのだって、そうなってるから!」


クリックリ


千歌「ん、ぁぁ♡♡」

梨子「上も下も、硬くなってる」クリックリッ

千歌「ふっ、ぁ、い、や♡♡」

千歌「くっ」クリッピンピン

梨子「ぅ、ん♡はぁっ♡千歌ちゃ、あっんう♡♡」

千歌「気持ち、ん、ぁ……♡いい?」

梨子「え、ええ……ハッ……はぁ♡」ビクビク///

千歌「……」キュンキュンッ//

スッ…

梨子「な、なんかへんな気分だよね……こんな、こと」

千歌「そう、かな」

梨子「え?」


千歌「――もっと、シたい……」


ガバッッ

梨子「ち、千歌ちゃん!?」


千歌「梨子ちゃん、わたしもう、我慢出来ないよ……っ。ね、千歌のコレ、女の子の中に挿れられる、んでしょ? 千歌、知ってるよ」ハァハァ…


千歌「口とか手とか胸とかでするより、ずっとずっと、気持ちいいんでしょ!?」


千歌「最後まですると、すごく満足、できて……頻度もさがるって」ハァハァ…


梨子「……」

千歌「それ、シたいっ、シてみたい、よ……」

梨子(最後、まで……)


梨子(いいの? 初めての相手、千歌ちゃんて、ことになるよ……?)


梨子(……)

千歌「だ、だめ……?」



梨子「――うん、いいよ」
75 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:46:21.69 ID:omLgdO600
梨子(笑ってる千歌ちゃんが好きって、そう決めたじゃない)


千歌「ほんと!」パアッ

千歌「ちゅ……ん♡」

梨子「!?」

梨子「ち、千歌ちゃん//」

千歌「えっちの時は、キスするんでしょ///」

梨子「どこで覚えたの」

千歌「ひ……秘密……っ///」

梨子(キス……初めてじゃなさそうだね。鞠莉さんかな、曜ちゃんかな)

梨子(どっちでも、いいか)

千歌「はっ、んぅ、あむ♡」

梨子「ん……♡ねえ千歌ちゃん、大人のキス、知ってる?」

千歌「大人のキス?」

梨子「そう、したこと、ないけど……やってみない?」

千歌「する! どうやるの?」

梨子「舌、だして?」

千歌「べー」

梨子「かわいい……」

千歌「はやくひてよ!」

梨子「大人のキスはね……わたひの舌と…千歌ひゃんのを……」

梨子「れろ……ちゅっ……」

千歌「んっ、んんっ!?♡」

梨子「じゅっ、んっ……ちゅぶ、はっ、ぅ……」

千歌「うっ♡はっぅ♡ちゅるるっ、んっぁ♡」

千歌(なにこれ、舌からぴりぴりしてきて……)トロ-ン

梨子(こ、これが……キス……///)

千歌「ぷは……はぁはぁ……これが、大人の、キス?」

梨子「そう……私もびっくり、してる」

千歌「すっごく、気持ちいい、ね? ぴりぴりして……きゅんきゅん、する」ギュッ


梨子「うん、そうだね……」

千歌「もいっかい、しよ」

梨子「ん……」


千歌「ちゅっ♡んんっ♡」
76 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:47:24.27 ID:omLgdO600

◇――――◇


15分後


梨子「ね、ねえ千歌ちゃん」

千歌「ふぇ? もっと、しよ?」


梨子「ち、違うことしない? キスだけでずっとは」


梨子(千歌ちゃんキスのことしか考えてなかったよね)

千歌「わすれてた……」

梨子「忘れちゃだめでしょ!」


梨子「もっと、気持ちいいことするんでしょう?」

千歌「う、うん//」


千歌「じゃあ――んっちゅ……んちゅ、じゅっる♡」


梨子(またキス、千歌ちゃんほんとに好きなんだ)

梨子「んんんっ♡////」ビク


千歌「んっむ、あっ♡」クリックリモニュモニュ

ガサッ

梨子「んっんっ♡ちかちゃ♡」クネクネ…


梨子(千歌ちゃんに覆いかぶされらて、こんなこと、されると……ほんとにわたし……)キュンキュン///


千歌「梨子ちゃん、かわいい」

梨子「あ、あんまりみないでよ……///」


千歌「ね、下……脱がせていい?」


梨子「す、するって言ったんだから……聞かないでよ//」

千歌「ご、ごめん……でも、したことないから……」

梨子「わたしも……」


千歌「ほんとにやだったら、言ってね?」

梨子「うん、大丈夫」


千歌「……」ドキドキ


スルスル…


梨子「///」

千歌「うわあ……////」

千歌「他の人の見るの、初めて……」


梨子(みられ、てる……)カァァアアアッ



梨子「〜〜〜//」トロ…

77 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:48:06.54 ID:omLgdO600
千歌「すごい、濡れてる……」

梨子「口にださないでっ///」

千歌「ご、ごめん」

スッ…

クチ……クチュ

梨子「んぁ♡んんっぁ♡///」

千歌(梨子ちゃん……♡)ドキドキ

クリックリ…♡

梨子「ち、ちかちゃ……ら、め///」

千歌「ハァハァ……梨子ちゃん、かわいい♡」

千歌「この硬いところ、きもちいいの?」

梨子「んっ……んんっ♡♡♡」ビク///

梨子「きも、ち……い」ボソ…

千歌「////」ビンビンッッ

千歌「梨子ちゃん、もう、いい? ちか我慢、出来ないよぉ……」ウルウルッ

梨子「うん……いいよ、来て?」

スルッ…

梨子(ぱ、パンパン……//)

梨子(アレが、わたしの中に……痛いのかな、大丈夫……かな)

千歌「……」

ヌリュ…

梨子「んんむっ♡」

千歌「あっ♡あっ、たかい……」

ヌリュッヌリュ

梨子「あっぅ、ま、まだ挿入らない、の? なんで、焦らすの」ハァハァ///


千歌「そ、うじゃなくて……む、難しい、よ//」

梨子「もっと、し、した///」

千歌「は、ひ……ご、ごめん」ヌリュッ……ヌリユ

梨子(千歌ちゃん腰くだけちゃってるよぉ///大丈夫かな)

ヌププ……

千歌「あ……♡ぁぁ……はいっ、た♡」フルフル…

梨子「っ……っ、ん」

梨子(いたい……いた、い)ギリリッ

千歌「はぁ、はぁ……梨子ちゃん、大丈夫? 痛い?」//

梨子「大丈夫だから、うご、いて?」ニコ…
78 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:48:47.05 ID:omLgdO600
千歌「んっぁ♡おかしく、なりそ……ぅ」キュンッ

千歌「ふーっっ♡ふーーっっっ///」

梨子「う、うごけない?」

千歌「だいじょ、ぶだいじょ、ぶだよ……」ハァハァ…♡

千歌「あっ♡あっ♡♡」ズチュ…ズチュッ

梨子「んっ、んっ」

千歌「きもち……なにこれぇ♡やばい、りこ、ひゃん……♡」ズチュズチ

梨子(また、千歌ちゃんのこの声、甲高くなって、ほんとに気持ちよくなってくれてる、んだね)

梨子「んっ、ぁっ、ちか、ちゃん」//

千歌「ん、うまく、うごかせ、ないな……♡」ハァハァ

梨子「大丈夫、そのままでいいよ? 千歌ちゃんが気持ちいいように動いて、いいから」

千歌「っはっ、ぁ身体ちからぬけて、うごけない、よ」キュンキュン///

梨子(そっか千歌ちゃんのは、男の人と違って、快楽が強すぎて……上で動いたりするのがかなりキツイんだ……)

梨子「だい、じょぶ? 上になろっか?」

千歌「だい、じょぶ……ごめんね、へた、で」

千歌「あっあっ♡梨子ちゃん、りこ、ひゃん///」パンパンッッ

梨子「〜〜///」

梨子(千歌ちゃん、よだれ垂れちゃってる……かわいい♡)

千歌「でちゃう、わたひ、あっおかしくなっ、ちゃうっ♡お゛ぁ゛んっ゛」

梨子(すごい顔……♡)

千歌「ちゅー、ちゅーしよ♡りこちゃん、もいっかい♡」

梨子「うん♡ちゅ……んっ」

千歌「んっ♡あっむ♡ちゅるっじゅっ♡はぁはぁ♡」

千歌「んく……いく♡」ウルウル

梨子「あむ、ちゅっぅ♡ふーっぅ♡んむっ♡」ビクビク

千歌「んんんっっっ――〜〜〜〜////」ビュッビュッビュッルルルルルッ

梨子「!?!?」///

梨子(なかで、びくびく跳ねてる……)

千歌「ふーっ……ふーっ……」ピュ…ピュ//

千歌「……ぁ」クラ…グッタリ

梨子「はーっ♡ぅ……お疲れさま、きもち、よかった?」ナデナデ

千歌「うん……//」

千歌「気持ちよすぎて……とけちゃうかと思った」

梨子「ふふっ、よだれ垂らして、ふかないと」ペロ


千歌「//」
79 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/23(月) 17:50:25.00 ID:omLgdO600
千歌「大好き梨子ちゃん、梨子ちゃんがこっち来てくれてほんとに嬉しい」

梨子「わたしも、千歌ちゃんと会えてよかったよ」

梨子「その……びっくりしちゃったけど、初めてが千歌ちゃんで、よかったと思ってる」

千歌「本当?」

梨子「うん」

千歌「……あ」

梨子「どうしたの?」

千歌「っっ」ヌプッ

ドロ…

千歌「膣内で、だしちゃっ、た」

梨子「……」

千歌「に、妊娠とかしちゃうのかな!?」

梨子「さ、流石にないんじゃない? だって千歌ちゃん……、睾丸ないし……」

千歌「こーがん?」

梨子「精液とは別の、精子が作られるところだよ、でもそれがないし……多分千歌ちゃんが出す液体の中には、ないと思うけど……」

千歌「本当!?」


梨子「多分……でも、妊娠したらどうしよう」

千歌「め、面倒みる!!」


梨子「む、無理に決まってるよ!」

千歌「……どうしよ」

梨子「大丈夫だよ……」

梨子「あの聞いていいかな」

千歌「?」

梨子「曜ちゃんとか、鞠莉さんとこういうことしようと思わないの?」

千歌「鞠莉さんとは……済し崩しで、しちゃうかも……すっごい積極的だし」

梨子「そうだよね……曜ちゃんは?」


千歌「曜ちゃんは……なんか、最近疲れているみたいで」

梨子「疲れてる?」

千歌「水泳部に、高跳びに、Aqoursに、期末テストに……」


千歌「休みの日はAqoursに来て、水泳部行って、高跳びの練習するためにプールに行って……家帰ったら衣装のデザインまとめて……」


梨子「……」

千歌「迷惑、かけられないよ。前まではして貰ってたけど、絶対負担になってた……」

梨子「そっか……確かにそうかも。曜ちゃんに迷惑かけないためにも、私と、シようね?」

千歌「うんっありがとっ♡♡」


梨子「――もうすぐ夏休みだね」


千歌「うんっ、期末テストもなんとか乗り越えたし……なにしよっかなー」


千歌「バーベキューしたいな、もいっかい東京にも行きたい……練習ももっとしたいし、あ、でも……お金がぁ……」


梨子「くすくす、楽しみだね」

千歌「うんっ♡」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/23(月) 21:23:16.99 ID:12cD50rrO
こういうの久しぶりに見た
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/10/23(月) 23:40:11.89 ID:H2uEIwTT0
前のも見てたよ
今回のも楽しみにしてる
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 04:14:21.99 ID:O8U0Gm70O
デジモンも待ってるよ
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 15:30:07.46 ID:x/zbGqnQO
他のゴミは適当でいいからこっちはよ書け
84 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:17:07.42 ID:JPO+la4H0
千歌「え、鞠莉ちゃん旅行?」


鞠莉「旅行っていうか、帰省? グランドマザーのお家♡」


ルビィ「そっか、鞠莉さんの実家は海外にも……」

鞠莉「そう、パパの方のね♡」

善子「ヨハネの張った結界の外にでるだなんて、命知らずも良いところね」

鞠莉「お土産買ってくるから期待しててね? ヨハネちゃん、あっちは悪魔の本場よー?」

善子「悪魔!!」

花丸「あっちのおっきなハンバーガーがお腹いっぱい食べてみたいずら」

善子「やめときなさい、確実に太るから……」

善子「というか持ち込めないわよ!」

ダイヤ「気をつけるんですのよ」

鞠莉「大丈夫大丈夫」

千歌「鞠莉ちゃんは、帰省で一週間不在、と」

千歌「――梨子ちゃんは、旅行だっけ」

梨子「そうなの……お父さんの有給が続けて取れたから……お盆とかズラしていこうって」

曜「いいなー沖縄」

果南「泳ぎたいね」

曜「ね!! ここよりもっっと青くて、綺麗なんだろうなー」

果南「魚たちもたくさんいて、カラフルで……」

梨子「あはは……」

ダイヤ「でも、沖縄だけで一週間も?」

梨子「ううん、飛行機で東京に帰ってきたら、私もおばあちゃんちで2日くらいいようかなって、もうちょっと伸びるかもしれないけど」

ダイヤ「なるほど、梨子さんも気をつけて」

梨子「うん、お土産買ってくるからね」

千歌「サータアンダギー!!」

梨子「はいはい」クスッ
85 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:17:45.80 ID:JPO+la4H0
果南「じゃあ夏休み最初の一週間は7人でなんだね」

鞠莉「私たちがいない間もがんばってね」

果南「任せて」


千歌「あれ……」

果南「千歌?」

千歌(梨子ちゃんと鞠莉ちゃんがいないなら……)

千歌(私のコレ……どうやって)


 こうして、待ちに待った夏休みが、始まった。



◇――――◇



千歌「はぁっ♡はぁ……♡」

千歌「……痛くなかった?」

梨子「うん、もうほとんど痛くないよ。4回目だもん」

梨子「そ、それより最近、は……気持ちいい、の方が……」カァァアア

千歌「〜〜〜///」キュンキュン//

千歌「……明日から行っちゃうんだよね」

梨子「うん」

梨子「えっと、千歌ちゃん……我慢できそう?」

千歌「えっと」

梨子「まだ明日は鞠莉さんいるみたいだけれど、その次は」

千歌「……」

梨子「また曜ちゃんに頼んでみれば?」

千歌「でも、大会も近いって……」

千歌「曜ちゃんのこと大好きだし……迷惑は、かけたくない」

梨子「そっか……そうよね」

千歌「ご、ごめんね……梨子ちゃんを巻き込んで。こんなこと、本当は気にしなくていいはずなのに」

梨子「ううん、いいの。千歌ちゃんこそ、迷惑かけてるだなんて、思わなくていいから」

千歌「……うん、ありがとう」
86 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:18:50.16 ID:JPO+la4H0
梨子「……1人で、がんばる?」

千歌「がんばる……最悪、曜ちゃんに頼んで、みる……」

梨子「うん、そうした方がいいと思う」

千歌「梨子ちゃんは私のことなんて気にしないで、楽しんできてねっ!! 沖縄のお土産話待ってるからっ!!」

梨子「うん、わかった」

梨子「何買ってくればいいんだっけ?」

千歌「サーターアンダギー!!」

千歌「……言わせたいだけだ」ジト

梨子「そんなことないよ」ナデナデ


◇――――◇


鞠莉「梨子ちゃんは旅立っちゃったかー」

果南「鞠莉もでしょ、というか理事長の仕事放ったらかしでいいの?」

鞠莉「そこはなんとかする! 今は情報化社会、どこにいたって仕事ができるのよ」

果南「ふぅん……」

鞠莉「それより、ちかっちのことなんだけど」

鞠莉「梨子がいなくなったでしょ、私もでしょ。そしたらちかっちのことを発散させてあげられる人が、曜しかいないのよ」

果南「……だから、なに?」

鞠莉「――果南がしてあげてっ!」


果南「……私はしないって、言ったはず」

鞠莉「もう頑固なんだからっ、そもそも最初にちかっちに快楽を植え込んだのは、果南じゃない! その責任くらいとりなよ!」

果南「……私は、だからみんなを止めようとした」

鞠莉「……」

果南「私がしなくたって、自分達だけでできるって思ったから、続けたんでしょ、そう決めたんでしょ」

鞠莉「むー……もういいよ! 果南なんて知らないっ!」

果南「……とにかく、私はしないから」

バタン…

鞠莉「はぁ、じゃあ曜しかいないじゃない」


ガチャッ


曜「――ヨーソロー、渡辺曜、ただいま参りました!」
87 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:19:32.17 ID:JPO+la4H0
鞠莉「んー、曜ちゃん。待ってたわよ♡」

曜「話って、なんですか?」

鞠莉「ちかっちのことなんだけど」

鞠莉「ほら、梨子は沖縄に行ったじゃない。私も明日から向こうに行くから――ちかっちのこと、発散させられないの」

曜「……え?」

鞠莉「だから、曜にちかっちのこと頼みたいんだけど」

曜「ち、ちょっと待って!!」

鞠莉「?」

曜「――千歌ちゃんのこと、知ってた、んですか?」

鞠莉「え、言ってなかったかしら。それか梨子が言ってものだとばかり」

曜「し、知りませんよ!!」

曜(勘付いてたとは、思ってたけど、もう完全に……?)

鞠莉「じゃあ私と梨子がちかっちのことを発散させてあげてたってのも、知らない?」

曜「!?!?」

曜(千歌ちゃん、ひとりで……射出までできるようになったんじゃ)

曜「あの、どういうことか全部説明してください」

鞠莉「全部……? うーん、まず梨子が、曜と千歌が致しているところを聞きました」

曜「!?」

鞠莉「それで私とダイヤに協力を仰いで、千歌が溜まるように、曜が千歌のことを発散させないように、追い詰めていきました」

曜(だから、梨子ちゃん急に朝千歌ちゃんの家に来るように……)

鞠莉「ちかっちは曜ちゃんの発散がなくなって、抑えられなくなりました。その結果――梨子ちゃんの汗がどっぷり染み込んだ練習着を盗んでしまいました」

鞠莉「それで私はちかっちを追い込んで、梨子もそれをきっかけに、ちかっちの秘密を真相解明って、そういうわけね?」

曜「……結構、シてたんですか」

鞠莉「うーん、結構したかも」

鞠莉「手でしょ、口でしょ、胸でしょ、これくらいかな」
88 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:20:39.86 ID:JPO+la4H0
曜(……千歌ちゃん、なんで言ってくれなかったの。梨子ちゃん、なんで秘密にしてたの)

曜(急に仲良くなったと思ったら、裏で、そんなことしてたなんて)

曜(千歌ちゃん、大丈夫かなって心配してた私が、馬鹿みたいじゃん)

曜(私だけ、仲間はずれ、か……)

曜(なんで、どうして……っ)ギリリ


鞠莉「そういうわけで、曜――」


曜「ごめんなさい、なんか――気分悪くなっちゃいました……保健室行ってきます」


鞠莉「ちょっと」


バタン


鞠莉「うーん、なにかまずかったかな?」

鞠莉「さ、曜も果南も帰ったし、あとは本命が来るのを待つだけね♡」

鞠莉「まだかなまだかなー」


千歌「――おじゃましまーす……」


鞠莉「ちかっち、いらっしゃい♡」

千歌「今日は、鞠莉ちゃんシテくれる、の? 明日の準備とか平気なの?」

鞠莉「大丈夫よ、ほらこっちに来て♡」

千歌「う、うん///」


鞠莉「私がいる間に、ちゃんと処理しておかなくちゃね」ササヤキ


千歌「///」

鞠莉「今日はどうしようかしら……」


鞠莉「そうだ、アレしてみたかったの」

千歌「アレ?」


鞠莉「いいから、任せて。ほら脱いで脱いで」

スルスル


鞠莉「ぺろ……ちゅ♡」

千歌「んっっぁ♡」ムクムクッ

鞠莉「ちかっちのここは本当に元気ね♡マリーが責任持って処理するから、安心してね♡」

鞠莉「もう血管が浮き出てきてる」フ-ッ…♡

千歌「ふっ、ぅ♡」
89 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:22:05.51 ID:JPO+la4H0
鞠莉「ぺろ……れろ……ちゅっ……ん♡」


鞠莉「にがい……もうカウパー、いっぱい出さないで」

千歌「だ、だって//」


鞠莉「トロトロ、ね……そろそろいいかしら」


千歌「なにするの?」

鞠莉「みてください、これを持ってきましたー」


千歌「……ローション?」


鞠莉「そう、これをね……」プチプチ…プルンッ…


千歌(おっき……♡)


鞠莉「胸にたくさんたらして……♡ほぐすの」ヌチャ…ヌチャ

千歌「////」

鞠莉「胸の谷間が、ぬちゃぬちゃしてるでしょ――ここで、ちかっちのを気持ちよくするの」


鞠莉「どう、私頭いいでしょ!」ニコニコ

千歌(い、いやらしい……///)ハァハァ


鞠莉「ちかっち、顔真っ赤。我慢できないのよね、わかってる♡」

鞠莉「じゃあ、いくわね」


ズチュッズチュッ

千歌「ふっ、ぁああっ♡♡」


千歌(あ、あったくてにゅるにゅるしてて……膣内に、挿れてる、みたい……//)

鞠莉「ん……♡胸の中で、ビクビクってしてる。気持ちいい、千歌?」ズッチュズチュ
90 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:23:04.21 ID:JPO+la4H0
千歌「んっ、くっぅ……鞠莉ちゃん♡」


鞠莉「でも、まだ終わりじゃないの♡」

千歌「……?」ハァハァ///


鞠莉「ちょっとはみ出てるさきっぽを……れろ、れろ♡♡」


千歌「!?」

鞠莉「こうやっへ、胸と、くひ、れ、……どう、ちかっち♡♡」ジュブレロ……♡


千歌「ぁ、ああ……♡♡」ビクビク

鞠莉「ちゅっんっ、んっぁ……はっぅ、ふふっ♡♡」ズリュッズリュッ

千歌「ま、まりちゃ……だ、だめ♡さきっぽ、ばっかり♡♡♡♡」


鞠莉「んー……? ちゅ、れろ……♡」

千歌「んんっ、でちゃ……ぅ♡」

鞠莉「いいよ、だひて?」

千歌「んっっっ、あぁぁっっ」ビュルルルルルッ

鞠莉「んっ!!」

千歌「はぁ、はぁ………」ヨタヨタ…

千歌「……力、抜けちゃった……」ペタン…


鞠莉「もお、胸と顔がぐちゃぐちゃ♡出しすぎ」ヌチャ……♡


千歌「////」

千歌(鞠莉ちゃん、いちいち……いやらしい///)


鞠莉「うえー、にが……おおすぎよ」

千歌「ぅ、おおいの、気にしてる、のに……」


鞠莉「ソーリーソーリー、精液多くたっていいじゃない?」


千歌「やだよ……」


鞠莉「50ミリリットルくらいは出てそうね、男の人の10倍以上♡」フキフキ


千歌「ぅぅ」

鞠莉「うわ、ローション……ふいてもとれないー」

鞠莉「――ねえ、舐めて取ってよ♡」
91 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:23:36.68 ID:JPO+la4H0
千歌「ええ!?」

鞠莉「だめ?」

千歌「で、でも///」

鞠莉「ウソウソ、そんなことしたら千歌ちゃんまたシたいって言い出すものね♡」フキフキ

千歌「ぅ///」

鞠莉「うわー、なんかネバネバするわね。早くお風呂入りたくなっちゃった」

鞠莉「じゃあ、私は帰るけど……ちゃんと他の人に頼るのよ」


千歌「……曜ちゃんしかいないけど、曜ちゃん、忙しそうだし……ひとりで射出までがんばってみるそれか……我慢、する」


鞠莉「我慢できるの?」

千歌「……するもん」


鞠莉「最悪、果南に泣きつけば、シてくれると思う。果南だって、そこまで鬼じゃないって」


千歌「……うん」

鞠莉「じゃ、頑張ってね!」

千歌「あ、あの! 曜ちゃんどこ行ったか知らない?」


鞠莉「ん、曜なら保健室行ったって」

千歌「保健室!?」


鞠莉「なんだか気分悪くなったって」

千歌「大変だ! 行かなきゃ!」
92 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:24:38.21 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

鞠莉「ダイヤ、千歌をよろしくお願い」

ダイヤ「どういうことですの?」

鞠莉「本当に我慢できなくなっちゃったら、なにしでかすか……正直、分からない」

鞠莉「だから見張ってて欲しいの」

ダイヤ「見張る……わかりました、わたくしのできる範囲で、千歌さんの行動を見張っておきます」

鞠莉「なにか起こりそうだったら……そうね、ビンタでもして目を覚まさせてあげて」

ダイヤ「……わかりました」

ダイヤ「わたくしは、手はあげませんけれど」

鞠莉「なにそれ! ……嫌味?」

ダイヤ「いえ、それだけ真剣になれるものがあるのは素晴らしいという意味ですわ」

鞠莉「ほんとかなあ……」


ダイヤ「気をつけるんですのよ、向こうは何が起こるかわかりませんから」

鞠莉「あっちに住んでたんだから、平気平気♡」


ダイヤ「わかりましたわ、楽しんできてくださいね」


93 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:25:14.01 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

千歌「曜ちゃーんだいじょぶー?」ガララ

曜(千歌ちゃん……!?)

曜「う、うん平気……ちょっと気分悪くなったっていうか」

千歌「ほんとに、ほんとに平気?」ギュッ

曜「うん」//

千歌「よかったぁ……」

千歌「曜ちゃんに何かあったらどうしようかと」

千歌「水泳部の大会と、飛び込みの大会、近いんでしょ、無理しちゃだめだよ……」

曜「……うん」

曜(千歌ちゃん……梨子ちゃんにシてもらってたんだ)

曜(鞠莉さんに、シてもらってたんだ)


曜(私の知らないところで)


千歌「曜ちゃん?」


曜(私なんかには、千歌ちゃんのこと、関係ないってことだよね。だから言ってくれなかったんだよね)

曜(わたし、馬鹿みたい。別にいいじゃん、千歌ちゃんが誰にそういうことされてようと……私には、関係ないん、だもんね……)


曜(勝手に、私がいないとダメだって、私じゃないとダメなんだって、思い込んでた、だけじゃん……)




曜(千歌ちゃんは、誰でも、よかったのに)
94 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:26:07.22 ID:JPO+la4H0
千歌「おーい、曜ちゃん?」

曜(新しく出会った人の方が、興奮する? そりゃそうだよね、ずっと一緒にいる人なんかつまんないよね)

曜「……」

千歌「大丈夫?」

曜「――はやく帰らなくていいの」

千歌「え」

曜「梨子ちゃんと電話とか、すれば?」

千歌「ど、どうしたのさ曜ちゃん」

曜「別に、なんでもないよ!」

曜(悪いのは、私だもん)

曜「私、水泳部行ってくる」スッ

千歌「よ、曜ちゃん! 怒ってる、の……?」

曜「……怒ってるよ!!!」

千歌「え」ビク

曜「自分に、ね……」

曜「……」

千歌「ど、どういう――」

バタンッ‼︎

千歌「……」ウルウル

千歌「よう、ちゃん……?」

千歌「どうしよう……よ、ようちゃんに……きらわれた……」グズグズ


千歌「……」

千歌「違う、曜ちゃんが何か悩んでいるなら……私も何か力になってあげなきゃ……」

千歌「き、嫌われてないかも、しれないし……」

千歌「嫌われてても……私、曜ちゃんに何かしてあげたい……」

千歌「よし、私が泣いてなんかいられないっ!!」

千歌「えと……でも曜ちゃん忙しいし……」

千歌「暇そうな時間に電話、かな……」
95 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:26:37.85 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

曜「つ、疲れた……」

曜「……いろいろ、調子悪かったし……早く寝よ」

曜(全然泳げなくて先生に怒られるし、全然綺麗に飛べなくてコーチに怒られるし……散々……)


曜(千歌ちゃんとも、あんなに、なっちゃうし……)

曜「あーもうっ!!!」ガシガシ

曜「はぁ……眠い」

プルルルルルルル

曜「?」

曜「――千歌ちゃん……」

曜「……」

プツッ

曜「……切っ、ちゃった」

曜「千歌ちゃん、なんで私なんかに電話するのさ。鞠莉さんでも梨子ちゃんでも、そっちに電話すれば、いいのに」

曜「……」

曜「悪いこと、したかな……」

ピロン…

曜「メール……」


千歌『曜ちゃん、もう眠っちゃったかな? ごめんね、時間とか考えないで……。でも、ほら……なんていうか、曜ちゃんと話したかったっていうのかな。……う、上手く言えないけど……』


千歌『あ、そうだ。夏休みの宿題、一緒にしようよ!』


曜「……千歌ちゃんは、悪くないよ。まだ21時だし、普通の女子高生は、眠らないって」



曜「……ごめんね」
96 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:29:36.29 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

千歌「ん……あさ、か」

千歌「メール返って、きてない……。曜ちゃん、朝起きるのは早いから見てるはずなのに」

千歌「……ぐす」

千歌「……だめだめ、今日も元気に、行くんだ!!!」


――――


千歌「なんか梨子ちゃんと会わないって不思議な気分。前はずっとこうだったのに……それか、曜ちゃんが来てくれてた、けど」

千歌「バス、来た」

スタスタ


千歌「みんなおはよー」

千歌(曜ちゃん、曜ちゃんの隣に……)


善子「わかってないわねー、制服制服って、真面目か!」

曜「違うよ! 制服だからって真面目なんて、時代遅れだよ!」

善子「なんですって?」

曜「善子ちゃんの好きそうなゴスロリチックな制服も――」


千歌(盛り上がってる……)


千歌「おはよ、果南ちゃん」スッ

果南「ん、おはよ。なんか梨子と2人で乗り込んで来ないの、不思議な感じだね」

千歌「果南ちゃんだって、鞠莉ちゃんが隣にいないのなんか不思議」

果南「ふふっ、お互いさまだね」

千歌「……はあ」

果南「……?」

果南「どうしたの、千歌」

千歌「う、ううんなんでもない」

果南(もしかして、もう我慢が……?)

果南「……」
97 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:30:44.36 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

千歌「あ、あれ……?」


果南「ふぅ……あっついねえ」

花丸「んー、ルビィちゃんマル疲れたあ」ハァハァ

ルビィ「る、ルビィも……」ダラダラ

千歌(な、なんか……)

千歌(なんにも、そういうことじゃないのに……)

千歌(へ、変な気分になって……きちゃった)

千歌(ど、どうして!? 鞠莉ちゃんも、梨子ちゃんもいないのに……)

千歌(い、いつも練習終わりにシテもらってたから……でも今日はシテ貰えないし……)

千歌(そ、そう考えると、余計……)


花丸「――千歌ちゃんどうしたずら、ストレッチ手伝って?」

千歌「え、あ、うん」

花丸「ルビィちゃん疲れすぎてストレッチも出来ないずら」

ルビィ「うゅ……」グッタリ

善子「情けないわねえ、ほら起きなさい」

ルビィ「つ、疲れちゃった……」

果南「ちょっと中に入った方がいいかもしれないね、ここじゃ熱中症になるかもしれないし」

ダイヤ「わたくしが連れて行きますわ、ほらルビィ行きますわよ」

ルビィ「うん……」

千歌「確かに、あっついもんね」

花丸「疲れを残さないためにも、クールダウンは必要! って、曜ちゃんがうるさかったから」

千歌「そんなことも、言ってたね」

グググ

花丸「ん……ぁ……んんっ」

千歌「///」

千歌(な、なん、か……)
98 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:31:28.74 ID:JPO+la4H0
花丸「ち、千歌ちゃん……も、ちょっとつよく」

千歌「う、うん」

花丸「んっ、んん……ぁ……くっ」

千歌「……///」ドキドキ

花丸「ちょ、ちょっ!」

千歌「え」

花丸「強すぎずら……千歌ちゃん……」ウル…

千歌「ご、ごめんね? つい」

千歌(や、やば、い……)ムラムラッ

千歌(だめだめだめっ!!!)

千歌「あれ、曜ちゃんは?」

花丸「階段のとこでクールダウンしてるって」

千歌「ありがと」

スタスタ

千歌「あ……」

曜「んっ……んっしょ」

千歌(足のストレッチ、してる)


千歌(曜ちゃんと今日、一回も話してないし……今しかない)

スタスタ

千歌「い、いやー今日も疲れたね」

曜「……千歌ちゃん」

千歌「となり、いいかな……」

曜「うん……」

千歌「……」

曜「……」

千歌「あ、あのさ……暇な日とか、ないかな? たまには、曜ちゃんと遊びたいって、いうか……」

曜「……え?」

千歌「ごめん、忙しい、よね」

千歌「ま、毎日何時くらいに寝てるの? 9時には、もう眠っちゃうよね?」

千歌「曜ちゃんがんばりすぎだと思うから……無理しないで、お願いだから」

曜「あり、がと……」

曜「実は、今日……高跳びと、水泳部の練習、休ませてもらったの」

千歌「え、ほんとに?」

曜「うん……だから、今日なら……暇、だよ」


千歌「――じ、じゃあ久しぶりに沼津に行こうよ!」


曜「宿題は?」
99 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:32:37.87 ID:JPO+la4H0
千歌「ぅ……め、メール見てくれてたなら返事してよぉ!」

曜「ごめんごめん、明日話せばいいかなって」

千歌「ね、行こ行こ?」

曜「うん、わかった。練習終わったら、行こっか」

千歌「ウチでシャワー浴びる?」

曜「……うーん、そうだねそうさせてもらおうかな」

千歌「えへへ、やった。でーとだね、でーと!」

曜「あはは……」

曜「……」

千歌「……曜ちゃん?」


千歌(やっぱり、私、嫌われてる、のかな……)


曜(こうやって話してると、千歌ちゃんは、昔と、変わらない……)

曜(じゃあ、なんで)

曜「なんでもない……楽しみだよ」

千歌「う、うん!」


◇――――◇


バスの中


曜「……」コク…コク

千歌(曜ちゃん、眠たそう……やっぱり疲れてるのかな)

千歌(お家で休みたいだろうに……わたしの都合で、遊びに連れ出して、大丈夫かな)


曜「……すぅ、すぅ」コテン…

千歌「……//」


千歌(あ、汗の匂いと制汗剤の匂いが、混じって……////)ムラムラ…


千歌(だ、だめだ。わたしやっぱり、変だ……)


千歌(我慢したいのに、我慢できない……)


曜「ち、かちゃん……すぅすぅ」


千歌「……楽しみだね、曜ちゃん」
100 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:34:03.78 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

サァアア……

曜「シャワー、きもちいい……」

曜「わたし、無視しちゃった。電話も、メールも」

曜「ちゃんと起きてたのに……」

曜「悪いこと、しちゃった、な……」

曜「……」

曜「あがろう」

ガララッ

千歌「ひゃっ」

曜「え」

千歌「あ……ぁ、ご、ごめん!!!」ダッ‼︎

千歌「ち、違うの覗いてたとかじゃなくって、タオルを置きにきたの!!!」

曜「知ってる、大丈夫だから」

千歌「うん、ごめん……」

曜「第一、千歌ちゃんに見られたって気にしないよ」フキフキ

千歌「そっ、か」ムクムク


千歌(わたし、最低だ……覗こうと、してた……なに、考えてるんだろ)

千歌(こんなこと、したくなかったのにっ……)

千歌(収まって、おさまってよ……)グス…


◇――――◇

バス


千歌(なんとか、おさまったけど)


曜「今日はなにしよっかなー」

千歌「クレープ!!」


曜「ふふっ、食べたいって言ってたね。私も食べたいな」


千歌「何味がいいかなあ、えっとバナナでしょ、マンゴーでしょ、抹茶でしょ」
101 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:34:39.86 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

千歌「えへへ、おいしそぉ……」

曜「ほんとだね……」

千歌「ねえねえ写真撮ろ」

曜「うん、いいよ」

千歌「えーと」

曜「……もっと、寄った方がいいんじゃないかな」

千歌「う、うん///」

ギュッ…

千歌「じ、じゃあ撮るね」

カシャ

曜「ん、送っておいて」

千歌「はーい」

千歌「ね、早く食べようよ」

曜「うん」

千歌「あむ……んーーーっ、おいしっ」

曜「おいしいっ、久しぶりに甘いもの、いいなあ」

千歌「ねえねえそっちも食べたいっ」

曜「はい、あーん」

千歌「あーん、んむ……えへへ、おいしい」

千歌「曜ちゃんもどーぞ」

曜「あむっ、んんっ、おいしいね」

千歌「ね、ね! 千歌ハイセンスでしょ!」

曜「ふふ、そうだね」

曜「次どうしよっか」

千歌「あっついし……カラオケ行かない?」

曜「いいねカラオケ、久しぶりだ!」
102 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:35:24.47 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

カラオケ


曜「……」ズズズ

曜(千歌ちゃん、ちょっと歌上手くなったかな)

曜(練習してるもんね)

曜(がんばってる)


千歌「はぁぁ、やっぱりきもちいいねえ、歌うの!」

曜「そうだよね」


千歌「なんか……曜ちゃんとこうするの、久しぶりな気がする」

曜「うん……」

千歌「やっぱり、楽しい」

曜「……///」


千歌「水泳の大会と高飛びの大会、頑張ってね……応援、いくから」

曜「うん……ありがとう」



曜「千歌ちゃん、私たち、友達だよ、ね」

千歌「うん?」

曜「……隠してることとか……ない?」

千歌「隠してる、こと? どうしたの、急に」

曜「……」


千歌「えっと、ない、と思う」


曜「そっ、か」

曜(言って、くれないか)


曜(でも、わかった気がする。変わったのは、千歌ちゃんじゃなくって、私の方だ)


曜(いくら仲がよくたって、隠し事の一つや二つあって当然なはず)
103 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:36:04.60 ID:JPO+la4H0
曜(そう、別に不自然なことじゃない。千歌ちゃんのことを他の人に隠してたのも、事実だし)


曜(だって千歌ちゃんは、こんなに気を使って、声かけてくれてるじゃん)


曜(今までのことは……何かの、間違い……。梨子ちゃんとか鞠莉さんが新鮮だっただけ、だよ)

曜(私はいつも通りにしてれば、千歌ちゃんも、前と同じように、なってくれるはず)

曜「ごめんね、千歌ちゃん」

千歌「?」


曜「わたし、色々どうかしてた。追い詰められてたっていうか……余裕がなかったっていうか」


曜「この前は千歌ちゃんに当たっちゃってごめん、ほんとに、ごめん」

千歌「う、ううんわたしは全然いいのっ! その、曜ちゃんが何か悩んでるのかと思って」

曜「わたしは大丈夫」


千歌「じ、じゃあ――千歌のこと、嫌いになってない?」


曜「そ、そんな。なってないよ!」

千歌「ほんと!?」

曜「うん」

千歌「曜ちゃん!!///」ギュッ

曜「……千歌ちゃん」


千歌(あ……よ、曜ちゃんの、胸が……)バッ

曜「?」


千歌「あ、いや」

ムクムク

千歌「なんでもないっ、ほんとにっ!!」

曜「……大丈夫?」

千歌「平気だから!!」


曜(わたしは、千歌ちゃんのために何かしてあげたい。そうすれば、もっと、もっと、仲良くなれるはず、だよね)




曜(だれよりも、もっと――もっと)
104 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:41:41.27 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

曜「ハンバーグ美味しかったあ」

千歌「千歌も久しぶりに食べた最高っ」

千歌「今日は楽しかったね!」

曜「うんっ!」


千歌「ねえ……曜ちゃんち、お泊まりしたい」

曜「今から?」

千歌「うん、お願い」

曜「わかった、じゃあ来なよ。久しぶりだね」

千歌「うんっ、楽しみ」エヘヘ…


◇――――◇


曜の家


曜「はーお風呂は気持ちいいね」フキフキ

千歌「!!」

千歌(さ、さっきみた裸……が思い出しちゃう///)

曜「……」

曜(顔赤い……)

曜(そっか、今まで梨子ちゃんと鞠莉さんにしてもらってたけど、今日は)


曜「――千歌ちゃん、久しぶりに……する?」


千歌「え///」

曜「顔真っ赤、だよ……我慢できないんでしょ?」

千歌「い、いいよしなくて、大丈夫だからっ」

曜(……また)


曜「いいよシテあげるよ」


千歌「いいってば、大丈夫だからほんとにっ」


曜(なんで……なん、で?)


曜「ほら、いいからシてあげるから」


千歌「い、いいよっ!!」


曜「なんで!!!!」
105 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:42:28.16 ID:JPO+la4H0
千歌「曜ちゃん……?」


曜「なんで、わたし、だけ」フルフル…


千歌「え?」


曜「ねえ、前にさ……梨子ちゃんが転校してくるよりも、もっと、前」


千歌「うん」

曜「千歌ちゃん、手と口しか使ってシテあげなかった私に向かって、最後まで、シたいって言ったよね」


千歌「……い、一回だけ」


曜「そう、その一回を私は断った。……嫌なわけじゃ、なかったんだけど」

千歌「どうしたのいきなり、私そんなの気にしてないよ……」


曜「――今、お母さん達……買い物に行ってるんだ。いないんだ」


千歌「……」ドキッ


曜(鞠莉さんの話を聞く限り、最後まではシてないってことだよね……じゃあ、私が、千歌ちゃんに最後までさせてあげれば……)


曜(シたいでしょ、千歌ちゃん、シたいって言ってたよね、私ちゃんと、覚えてたよ……)


曜(千歌ちゃんにシてあげられること、これくらいしか、ないけど……)

千歌「……」

曜「千歌ちゃん……」


千歌「――だめ、だよ」


曜「……え?」


千歌「わたし、曜ちゃんに迷――」


曜「――なんでなのっ!!!!」
106 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:44:58.18 ID:JPO+la4H0
千歌「っ……」


曜「なんで、なんで!? なんでわたしばっかり仲間はずれなの!? わたし、千歌ちゃんのために、色々シテきたよ、色々させてあげたじゃん……っ」


曜「なんで、それなのにどうして――私に一言も相談してくれないでずっとずっと梨子ちゃんと鞠莉さんにシてもらってたの!!!」

千歌「!?!?」


曜「ひどいよ……千歌ちゃん」

千歌「どうして……」

曜「鞠莉さんから、きいた」


千歌「ち、ちがうの、アレは」

千歌「曜ちゃんには、言えるタイミングが、なくって……」


曜「タイミングって、なに……。一言くらい相談くらい、してよ……わたし1人で心配してた……千歌ちゃん大丈夫なのかなって、千歌ちゃんが辛い想い、してないのかなって」

曜「でも、そうだよね。私が悪いんだよね、こんなことばっかり、おせっかい、かもしれない……ね」


千歌「そんなことないっ、曜ちゃんがいてくれたから……私普通に生活できてた。果南ちゃんがシテくれなくなって、もう、頼れるのは曜ちゃんしかいなくって」


千歌「でも、ほら……曜ちゃんに迷惑かけたくなかったの。毎日毎日大変そうで、睡眠時間奪ってまで、私のためになんて……」


曜「……梨子ちゃんと鞠莉さんが、私の代わりが、出来たから?」


千歌「ち、ちがうって! 曜ちゃん、おかしいよっ」


曜「っっ」


曜「――そう、おかしい……なんか、わたし、おかしくなっちゃったみたい……ごめん……ごめんね、千歌ちゃんっ……ひっぐ……」ギュッ


千歌「曜ちゃん……」


千歌「私、曜ちゃんのこと、大切だからすっごく、大切だから……」


曜「っ……」
107 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:45:35.38 ID:JPO+la4H0
曜「私、千歌ちゃんのために何かしたい。何かしてあげたい」

曜「千歌ちゃん、梨子ちゃんと鞠莉さんがいなくなって辛いでしょ? バレバレ、だよ」

千歌「……ぅ」

曜「さ、さっきも言ったけど……親、いない、んだよね……」///

千歌「……」ドキドキ

曜「わたしのこと、気にしなくて、いいよ……だから」

千歌「でも……」

曜「私、初めてだけど……千歌ちゃんが相手なら嬉しい。ね、千歌ちゃんも初めてでしょ?」


千歌「……え?」

 

曜「……」



曜「――え?」



曜「初めてじゃ、ない、の?」

千歌「あ、いや……」

曜「へ、え初めてじゃ、ないんだ……」

曜「……果南ちゃんはないよね、鞠莉さんも無いって言ってた――梨子ちゃん、か」


千歌「……」
108 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:48:47.31 ID:JPO+la4H0
千歌「よ、曜ちゃんが嫌いとかそういうんじゃないのっ、ほんとだよ!」


曜「わたしのことなんてどうでもいい!!」


曜「そう言ったのに、千歌ちゃん……拒否してた」


千歌「ちがう、ちがうってばっ! 本当は、曜ちゃんとそういうこともシたいし、シてもらいたかったし――」


曜「――なら、シようよ」ガバッ‼︎


千歌「きゃ……っ」

千歌「曜、ちゃん?」


曜「えっちなんて、なんでもないんでしょ、どうせ、一回だけじゃなくて……何回も何回もシたんでしょっ!!」


曜「ほら、いつもみたいにえっちしていいんだよ」

曜「わたしをつかってよ」

曜(わたし、なんで、こんなこと……)


千歌「……」


曜「なに、なにその目……シたくないの、じゃあ……やめる?」


千歌「だめ、曜ちゃんっ……こんなの、やめよ、ね?」


曜「っっ!!!」


曜「――うるさいっ!!」


千歌「っ……」

曜「……」ギュッ…フルフル…



曜「……お願いだから、させてよ……わたし、わたしに何かさせてよぉ……」ポロポロ……



千歌「曜、ちゃん……」ポタ…ポタ
109 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:50:31.64 ID:DQC7LD6BO


◇――――◇

果南「呼んでくれれば船動かしたのに」

ダイヤ「いえ、構いませんわ」

果南「で、どうしたの急に、これお茶ね」

ダイヤ「ありがとうございます」

ダイヤ「千歌さんのことを聞こうと思ったのです」

果南「っ」

果南「はぁ……鞠莉から、聞いたね?」

ダイヤ「ええ、あなたが最初だと言うことも」

果南「全部聞いちゃったか」

ダイヤ「……それを聞きに来ました」

果南「それ?」

ダイヤ「あなたが最初に、千歌さんのアレを、処理した時のことです」

果南「は?」///

果南「ダイヤ、本気?」

ダイヤ「わたくしは千歌さんのモノを見たことがありません、少しでも状況を把握するために必要だと思って」

果南「……はぁ」

果南「誰にも言わない?」

ダイヤ「誓って」

果南「……わかった、ちょっと破廉恥なお話になるかもしれない」

ダイヤ「か、構いませんわ」
110 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:51:51.28 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

 いつだったかな。ええとごめん、思い出す……。歳じゃないかって、それは酷いよ。まだまだ華の女子高生、これからだって。ダイヤこそ――おっと、横道に逸れちゃうね……。


 初めて見たのは、うん、まるで、雪が降ってきそうなくらい寒い日だった。一月の半ばくらい、だったかな。

 わたしはその日、ダイビングをしてたんだ。ふふっ、そう驚くでしょ? 自分でも馬鹿だなあって思ったよ。なんたって真冬の海極寒なんてレベルじゃなくて、飛び込んで5秒もしないうちに、あがってきちゃった。

 違うの自殺とかじゃなくって、ほら……我慢できなくなったって、いうのかな? とにかく海に潜りたくってたまらなかったの。もうしないって、決めたけどね……。

 ダイビングしたのが千歌の家のすぐそばからだった、千歌に止められながら飛び込んだの、よく覚えてる。まあそれですぐにあがってきたけど、私は寒くて震えてた。幸い千歌の家は旅館だから……温泉に入らせてもらえることになったんだ。

 
 千歌の家の温泉てさ、本当に気持ちいいんだよね。芯まで冷えてたけど、すぐにぽっかぽかになれるんだよ。そう、ダイヤも今度入らせてもらお。


 うん、うん忘れてないってば。お風呂あがって、すっごく気分よくなったまま千歌の部屋に行ったの。まあそしたら、眠っちゃって……さ。


 目を覚まして気がついたら――千歌が私の胸を触ってた。いやーびっくりしたよ、薄目で見てたんだけど、思いっきり興奮してたんだよ、息を荒げて。いやなに、どういうこと!? 千歌は女の子が好きなの!? って。


 いや誰でもびっくりするでしょ、鞠莉みたいにしょっちゅう胸触ってくるのとは違うんだよ。目が、本気だったんだよ?
111 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:53:06.77 ID:JPO+la4H0
 でね、私は千歌の腕を掴んで……理由を聞いてみた。そしたら、真っ赤で、泣きそうな顔で、「私、変になっちゃった」って言ったの。

 千歌は生まれつきでね、女の子の陰核って部分が興奮すると男の子のそっくりになるらしいの。……大きくなるようになってきたのは最近のことなんだって。

 で、今まではその……大きくなることも、し、射精……したくなることも、なかったらしいんだけど……。ある日突然、起きたら下着がぐちゃぐちゃになってたんだって。それが、私の胸を触る一週間前のことで。

 おかしくなってしまってからの一週間、千歌は自分が女の子で興奮してしまうことを気がついてしまった。今まで感じたこともない感情に、戸惑ってたんだと思う。

 それで私の胸を触っちゃったんだって。

 うん、えと、おっきく、なってたよ。だ、だからそこでシたのが初めて。く、詳しく!? ば、馬鹿じゃないの!?

 いいからって……。

 
 え、と……。脱がせてみたら、ね、やっぱり男の人のモノだった、よ。そんなに大きいわけじゃないと思うけど、女の子に生えてるモノとしては、明らかに異常だった。病院行った方がいいんじゃないかって、言ったんだけど――もう昔に行ってたんだって。こうなる可能性もあるかもしれないけれど、なんか重要なとこと繋がっていて、切除ができないって聞かされたって。要治療指定に認定されて、お薬を飲んでるんだけど、20歳前後になるまでは治らないらしくて。


 そう、かわいそうだよね……。だから、少しでも力になってあげたかった。なんてったって、私のせいで千歌のアレが大きくなってしまったってことだから。私にも責任は、あるってことでしょ。だから、シてあげた……。


 ぐ、具体的にって……は、恥ずかしくないの!? ……ごめん、ダイヤも顔真っ赤だね。そうだね、聞いといた方がいい、かもね……。
112 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:53:55.55 ID:JPO+la4H0
 まず、私はそういうの全然わからなかったから……でも、なんかいじってれば射精して、ちっちゃくなるっていうのは、なんとなくわかってた。千歌も全然わからなくって、泣きそうな顔で私の名前を、呼んでた。

 いつもみたいな元気な千歌じゃなくて、その……なんかいやらしいっていうか、夜の顔っていうか。……蕩けた顔をしてるのが、本当に、びっくりした。


 私もなんかドキドキしてきちゃったんだけど、それより先に千歌のをなんとかしなくちゃいけない。余計なことは考えないで、私は千歌のに、触れた。


 ……うん、とっても硬くて、熱かった。今まで触ったことがない感覚で、握ってる中でびくびくって……跳ねてた。ほ、本当に恥ずかしいんだからね、分かってる!?


 ダイヤだから、話すんだよ……お願いだから言わないでよね。


 それで、なんとなく上下に動かしてみた。さきっぽからとろとろした透明なのが溢れてきて……。うん、興奮したり気持ちよくなったりすると出るものらしいの、私もその時はよくわからなかったんだけどね。でも千歌の表情がもっと蕩けて、聞いたこともないような声をあげ始めたから、やり方間違ってないんだって分かった。一応どんな感じかも聞いてみたんだよ、そしたら、消えちゃいそうな声で、「気持ちいい」……って。


 それ聞いたら、私も変な風になっちゃってさ。千歌が気持ちいいっていうところを調べて、そこを刺激してあげた。あんまり時間はかからなかったと思う、少ししたら……千歌の身体とソコが震えだしたの。「だめっ、だめ……」ってヨダレを垂らしながら……千歌は私の手を止めようとした。でも私もなんか、スイッチが入っちゃってたというか、純粋に気になったんだよね。このまま刺激したら、どうなるんだろうって。


 そのまま、千歌が止めるのを気にしないで刺激してたら……千歌が叫ぶと同時に、急にソレから、白いのが顔に飛んできた。


 こんなにびくびくってするんだって手の感触が今でも残ってる。でね、その時の千歌の顔、すごかったんだよ。本当に気持ちよさそうで、なんていうか……今思うと、ちょっと怖かった。その当時は気持ちよかったんだくらいにしか思わなくって、またしてあげるね、なんて言ったんだけど……。
113 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:54:44.85 ID:JPO+la4H0
 うんそれからも一週間に一回くらいのペースでしてあげてた。でも、それが3日に一回くらいになってきた時から、私は今と同じ感情になった。

 うん、このままし続けたら……どうなるんだろうって。千歌が我慢できなくなっていったら、どうなってしまうんだろうって。千歌とのことが終わるたび、気持ちよさそうな顔を見るたび、恐くなった。


 ダイヤも、みれば、わかるかもね。


 その時くらいから、かな。曜にもバレちゃったんだって。曜にも頼み出したっていう話を聞いてからちょうどいいって思った。私がやめて……曜も説得できればって。


 曜には頻度を減らすように言ったんだよ、でもね、実際は全然やめてなかった。途中で1人でさせるようにしたっていう、嘘も聞いてたからね……。


 うん、これが、全部。


ダイヤ「な、なるほど……確かに刺激的といいますか……そ、その破廉恥な話といっても……いい内容でしたわね」

果南「あはは、でしょ……」

ダイヤ「わかりました、とても参考になりましたわ。やはり、わたくしも千歌さんの行動を見張る必要があるようです」


果南「うん……私も協力するよ」


ダイヤ「ありがとうございます、何かが、起きてからでは遅いですからね」

果南「うん」

果南「今日はもう帰るの?」

ダイヤ「そうですわね、そろそろ遅いですし」

果南「泊まってく?」


ダイヤ「いえ、大丈夫ですわ。では、また明日……」
114 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 20:59:05.64 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

曜「……っ」ポタポタ…


千歌「……曜ちゃん」

千歌「あのっ」


曜「――できるからっ!!」


曜「えっちくらい、出来る……別になんとも、ない、から」ブルブル…


曜「動かないで、お願いだからこのまま動かないで」グググッッ


千歌「いた……っ、よ、曜ちゃん離して……」

ビンビン


千歌「……ハッハッ///」


曜「私の裸で……こんなにシてるのに、離して? なんでそんなこと言うのっ」

曜「……」


曜(こわくない、こわくなんかない……梨子ちゃんにだって、できたんだわたしにも……っ)


モゾモゾ

千歌「んっ……♡」

ヌリュ…グクッ


曜「っっ……挿れる、よ……」


曜「千歌ちゃんの、私のに、当たってる……♡見える?」


千歌「よ、曜ちゃんだめ……こんなのだめだよっ!! そ、そんなことしたら――前戯とかぅ」


曜「!!!!」


ズンッッッ


曜「あ゛あ゛っっ!!」


千歌「ひ、ぅぁぁっ♡♡」

曜「……ぅっ」ブルブル…


曜「――い、たぃ……ぅ、う」ウル…


曜(痛い痛い、いたい、よっっ……)


千歌「よ、曜ちゃ……あ゛ひ、ぃ……♡」ガクガク
115 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:02:24.83 ID:JPO+la4H0
千歌(なにこれす、すっごい、締め付け……こ、こんなの……/////)


千歌(きもち、いい……♡♡♡♡)アヘ…

曜「ふっぅ、ふっぅ……ち、かちゃん……ほら、挿入った、よ……きもち、いい?」

千歌「あ……ち、血……」

曜「はじめて、だもん……私、千歌ちゃんで、よかった」

千歌「っ……んっぁ♡らめ、らめ♡」


曜「ごめ、んね、今、うごくから……」ギリリッッ…

曜「ぁっっ……いたっ」

千歌「曜ちゃんっ」

曜「動かないでっ!!!」

千歌「……」

曜「ご、ごめんウソ……痛くないし……きもちいい、よ……?」ニコ…


曜「ほ、ほんとに……こんなの、どうってこと、ないから……」フルフル…

千歌(曜ちゃんの、あんまり濡れてない……このまま続けちゃっ、たら……)

千歌「……やめよ」スッ

曜「え」

曜「な、なに、やめないよ!! もう挿れてるんだよ……千歌ちゃんが気持ちよくなるまで私はやめないからっ!」

千歌「……」

千歌「……」モゾ

曜「――あ゛あ゛っ!! ……く、ぅ……」


千歌「っ!? ほら、痛いんでしょ!! 無理だよ、続けられるわけないっ!!!」


曜「痛くなんかない、続ける、続けるの!!!」
116 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:03:19.93 ID:JPO+la4H0
曜「いまできなかったら、わたしは」

千歌「っ!!」ガバッ

曜「きゃ……」


曜「……千歌ちゃんが、動いてくれるの? やっと、してくれる気になった……?」


曜「えへへ……嬉しい」ギュッ

千歌「曜ちゃん……」

千歌(なんとか、体勢逆転でき、た……気持ちよすぎておかしく、なりそ)

千歌「……ごめん」


ヌプ……

曜「え」



千歌「――曜ちゃん、ごめん……続けるなんて、私、出来ないよ」


曜「……な、なんで」ワナワナ


曜「なんで、なんで!! それじゃ私……私は千歌ちゃんになんにもしてあげられないっ、それじゃあだめなの! 梨子ちゃんや、鞠莉さんが、あんなに千歌ちゃんの力になってるのに、私だけなんにも出来ないだなんて、嫌なんだよ!!」

千歌「……」

千歌「自分から傷つきに来ることが……私のため、なの」

曜「……そういうことじゃ。だってシたほうが、千歌ちゃんは気持ちよくなれる、と思う。シたいって、言ってたじゃん!」


千歌「あんなに痛そうにしてる曜ちゃん、みてられるわけないじゃん!!」ギュッ

曜「……千歌、ちゃん」


千歌「ばか……」

千歌「ばか、ばかぁ!!」


千歌「曜ちゃんだけなんにも出来てないだなんて、そんなこと考えないでよ。私のためって言ってくれるのはとっても嬉しいけど、自分を犠牲にするのは、やめて!!」

千歌「ごめんね曜ちゃん、私に付き合わせて、私の変なのに、付き合ってくれて。本当は、ずっと、申し訳なかった。絶対迷惑だってわかってたけど、曜ちゃんにされるのが好きで、気持ちよくって……やめられなかった」

千歌「曜ちゃんは最近すっごく大変そうだよね、眠る時間まで削って、私のに付き合わせたくなかったの……」

曜「……私のことなんて、いいって言ったのに」

千歌「いいわけない……私は曜ちゃんが、一番大切だもん」

曜「……本当?」

千歌「うん、梨子ちゃんと鞠莉さんのこと、一言も言わなくて、ごめんね……。私のことを考えてくれてて、ありがとう……本当に、ありがとう……」


曜「……ひっぐ、わたし……わたし……」


曜「千歌ちゃん……千歌ちゃん……っ」ギュウウウゥッッ

千歌「うん……」
117 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:04:41.58 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

千歌「落ち着いた?」

曜「なんか、恥ずかしい……」


千歌「恥ずかしくなんかないよ、曜ちゃんも千歌と同じであんなふうに泣くこと、あるんだって思った」

曜「そりゃ、あるよ……」

千歌「うん、そうだね」

曜「ねえ、千歌ちゃん……」

千歌「?」


曜「さっきの続き、しよ……?」

千歌「……」

千歌「ううん、だめ」

曜「どう、して?」

千歌「あんな無理やり挿れたんだよ、中が傷ついちゃってるかもしれないよ」

曜「……」


千歌「だから、今日はだめだよ」

曜「……そう、だよね」

曜「じゃあ……」

千歌「?」

曜「大会終わったら……いい?」

千歌「あの、曜ちゃん、無理してるなら――」


曜「――無理なんかしてないよっ、わたし、千歌ちゃんと最後までちゃんとシたいの!」///


千歌「////」
118 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:05:14.72 ID:JPO+la4H0
千歌「わたしも……よ、曜ちゃんと、きちんと、シたい……」///

千歌(あの締め付け……うねうねしてて、すごかった……)

曜「

曜「一個……聞いていい?」

千歌「うん?」

曜「梨子ちゃん、痛そうにしてた?」

千歌「え、えっと……うん、多少は……」

千歌「でもちゃんと準備してたし、曜ちゃんの状況とは」

曜「そっか、そうだよね……」

千歌「曜ちゃんは明日からまた練習ばっかりなんだよね」

曜「そうだね……ごめん大会前日はAqoursの練習行けないかも」

千歌「うん、わかった」

千歌「水泳が3日後で、高飛びが6日後か……」

千歌「梨子ちゃん、応援来れないかもね……」

曜「仕方ないよ……」


曜「ね、千歌ちゃん。口でなら、いいでしょ?」

曜「千歌ちゃんが我慢できなくなったら困るから、ね?」

千歌「……頼んでも、いい?」

曜「うんっ」

曜「だって、全然収まってないもんね」サワワ…

千歌「ふ、ぅ……ぁ♡」

曜「すぐ楽にしてあげるから……。脱がせるね」

スルスフ……


曜「ん……おっきくなってるね」

千歌「ハッ……ハッ♡」

曜「久しぶり、だね……ちゅっ♡」

千歌「んっ……はぁ♡」

曜「んっ……れろ、ちゅぶ……ちゅる、んっ♡」

千歌「あっ♡あぁ♡」

曜「さきっぽとろとろ……気持ちいい?」

千歌「う、ん……♡」

曜「じゃあ親もいないし……前してたやつ、してあげる」
119 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:05:50.45 ID:JPO+la4H0
千歌「?」

曜「声抑えなくていいところでしか、できないやつ」


千歌「それ、って」

曜「千歌ちゃん、上も脱いで」

千歌「ごく……」

スルスル

千歌「……///」

曜「きれーだね……」

千歌「そ、そんなことないよ……」

曜「ううん、すっごく綺麗」

モニュッ…

千歌「ん……♡」

曜「しばらく……こうしてよっか」

モニュ…モニュ


◇――――◇


曜「ちゅっ……んっ♡」

千歌「んっっ、んっ♡」///

モニュッモニュッ

ツツツ…

千歌「んんんっ♡♡」

千歌「ぷは……はぁ、はぁ♡よ、ようちゃん……そろそろ、さきっぽ触ってよっ……ま、周りばっかり……///」

曜「千歌ちゃん、乳首とっても敏感でしょ? いきなり刺激したらびっくりしちゃうかなって」

千歌「いつもはシテくれてた……」

曜「ごめんごめん……我慢できないみたいだから……さわるね」ササヤキ…

千歌「///」

クリックリッ…

千歌「ああっぅぅっ♡♡」ビクビク

曜「気持ちいいね、千歌ちゃん」シコッシコッ…

千歌「ふっ、ぁっ、ようちゃ……ぴりぴり、する♡♡」

曜「ちゅっ、ん……あむ♡」
120 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:06:52.50 ID:JPO+la4H0
千歌「ひぁっ♡♡♡」///

曜「んっ、ちゅぶ、ちゅぷ」


千歌「ら、らめっらめぇっ♡さきっぽ、そ、そんなふうになめたら……わ、わたひっ……♡♡♡」

曜「んはぁ……千歌ちゃんは乳首が本当に敏感、だね」

千歌「はぁ……はぁ……♡♡」


曜「ねえ、下……すごいのことになっちゃってるね」


千歌「だ、だって……♡」


曜「これ、最後にシタの、いつだったっけ。梨子ちゃんが来るより前だったかな」

曜「ウチも親がいるし、千歌ちゃんちはお姉さんもいる……声出せる状況があんまりなかったもんね」

千歌「……」ドキドキッ

曜「じゃあ仰向けになって」

ゴロン…

千歌「……」ドキドキ…

曜「じゃあ、上から……れろ♡」

千歌「ひっ♡」

曜「れろ……ちゅぷ……♡」

曜(舐めながら……下も一緒に……)

シュコ…シュコッ

千歌「あっ、ああっっ♡」

千歌「よ、曜ちゃん♡曜ちゃんっ♡」ビクビク

曜(上と下両方してあげると、千歌ちゃん、声抑えられなくなっちゃうからね……)


曜「ぺろ……れろ、ちかひゃん……ぐちゅぐちゅ、だね」


シコシコッグチュッ…グチユ


千歌「あっ♡ああっ♡き、きもち、ぃ♡♡♡」

曜「ちゅぅぅ……れろ、んっ♡はっぁ♡」シコシコッ

千歌「よ、ようちゃ……イクっ、でる……でちゃうよ、ぉ……♡♡♡」

曜「いいよ? いっぱい、だして?」


千歌「っあっ♡あっ♡あああっっ♡♡♡」ビュッビュッビュルルルルルッッッッ

曜「んっ」

曜(あったかい……)


千歌「はっぁ、はっんっ」ビュクッビュクッッ


千歌「はーっ♡はーっっ♡♡♡」ガクガク…アヘ…


曜「……いっぱいでたね……気持ちよかった?」ニチャァ…
121 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:07:19.40 ID:JPO+la4H0
千歌「はぁはぁ♡♡う、ん……気持ちよかった」

曜「そっか、力になれて嬉しい」

フキフキ…

ゴロンッ


曜「……今日はちょっと早いけど……このまま、眠らない? 千歌ちゃん、明日は部活の準備のために早く帰らなきゃでしょ」


千歌「そう、だね……眠いし」ウトウト

曜「あんなにだしたんだもん、仕方ないよ」

千歌「曜ちゃん……ありがとう」

曜「うん……また、頼ってね」


千歌「大会終わるまでは、頼らない……1人で射出まで出来るように頑張ってみる……」


曜「え?」

千歌「ほんとに、曜ちゃんには頑張って欲しいの、だから……お願い」ギュッ

曜「……千歌ちゃん」


曜(私のこと、そんなに考えてくれてるなんて……)



曜「……大好き」
122 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:07:57.87 ID:JPO+la4H0

◇――――◇


曜「おはヨーソロー!! ほら千歌ちゃん、朝だよ!」

千歌「うぇ……んんんっ、もうちょっと……」

曜「だめだめっ、千歌ちゃんち戻ろっ」

千歌「んぅ……うん」ムニャムニャ

ピロン…

曜「?」

梨子『おはよう、朝早くごめんね。千歌ちゃん、調子は大丈夫……?』

曜「……」

曜(梨子ちゃん、やっぱり知ってたんだ)

千歌「ふぁ……よく寝た」

曜「ほーら千歌ちゃん起きて起きて」

千歌「起きてるよお」

曜「さ、今日も元気にいきましょー!」



◇――――◇

千歌『……私は曜ちゃんが、一番大切だもん』

曜(……一番、大切)エヘヘ…

果南「……曜、なんか、大丈夫?」

曜「え、う、うんなんにも問題はありません!!」ビシッ!!!

曜「千歌ちゃんストレッチしよー!!」

千歌「うんっ、しよしよーっっ」



果南「……相変わらず仲が良いねえ」
123 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:14:52.38 ID:JPO+la4H0


◇――――◇

千歌「明日は曜ちゃんの水泳大会!! ね、応援いこうよ果南ちゃん!!」

果南「午後だっけ?」

千歌「そう!」

千歌「他の人は、用があるって」

千歌「酷いよ、曜ちゃんより大切な用事ってなにさー!」

果南「あはは……仕方ないよ」

千歌「と、いうことで明日は行こうね」

◇――――◇


千歌「……ん、んん……」

千歌「我慢しなきゃ、我慢しなきゃ……っ」///

千歌「やばい、な、なんで私、こんなに……」

千歌「うぅ、おさまって、よぉ……」

千歌「曜ちゃん……は明日大会だし、やっぱり……高飛びの大会終わるまで待つしかない……」

千歌「……ハッ……ハッ♡♡」ムラムラ


プルルルルツ

千歌「梨子ちゃん……」

千歌「もしもし」

梨子『こんばんは、久しぶりね』

千歌「うんっ、そっちはどう? もう東京?」

梨子『ううん、まだ沖縄。明日東京に帰るの。こっちね、海がすごいの!!」

千歌「こっちよりもすごいの!?」


梨子『そっちも良いけど、こっちもすごいよ、やっぱり』


千歌「いいなぁぁ」

梨子『それより、さ』

千歌『調子は、どう?』

千歌「……」


千歌「なん、とか」
124 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:15:24.79 ID:JPO+la4H0
梨子『そっか……曜ちゃんは?』

千歌「だめっ、曜ちゃんは、明日大会だから……」

梨子『そうだね、それは……駄目だね……」

梨子『1人でシテも、だめなんだっけ』

千歌「うん……」

梨子『そっ、か……』

千歌「へ、へーきへーき! 全然大丈夫だから、心配しないでよっ!」

梨子『うん……」

千歌「ねね、それより沖縄のお話を聞かせてよっ!!」


◇――――◇


果南「ここが会場かあ」

千歌「屋内だから日焼けしなくてもいいね!」

果南「うん、ありがたいね」


千歌「人、たくさんいるねー」

果南「負けないように応援、がんばろうね」

千歌「うんっ!!!」

125 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:16:37.39 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

千歌「は、はじまるね……ごく」

果南「……曜は、アンカー」

千歌「よしっ、浦の星の応援団長としてがんばります!!!」

果南「よしっ」

千歌「あ」

千歌(みんな、水着……)

千歌(あ、あれ……水着なんて、見慣れてるはず、なのに……わたし)ムラムラ

果南「……おーい」

千歌「な、なんでもないっ!!」


千歌「――はじまった!!」

果南「がんばれー!!」

千歌「いけー!!!!」

千歌「ああっ、ぅ、離されちゃってる……」

果南「浦女、強いわけじゃないからね……」

千歌「うぅぅ、まだ曜ちゃんがいるよ!! がんばれー!!!」

果南(正直、この差は……)

果南(三年生にとっては、最後の大会だし……頑張ってほしいけど)

千歌「曜ちゃん……曜ちゃんだ!」

タッタッタッ!!! 

果南「ちょ、千歌!!!」


千歌「――曜ちゃん!!! いっけー!!!!!」


曜「!!!」


果南「もう、走って行ったらだめだって」

千歌「曜ちゃんのこと、応援したくて」

千歌「スタートした!!」

果南「……はや」

果南「あれなら、他の高校でもエースクラス、だね……」

千歌「曜ちゃん……曜ちゃんっ」

果南(でもこれだけの差で、ウチと同様にエースを投入するところもあるだろうし……)


千歌「抜いた! もうひとりも!」

果南「うそ……すごい!!」

千歌「また抜いた!! すごい、すごいよ!!!」

果南「会場も盛り上がってるね」


果南「あと1人抜けば、次に、いける……」

千歌「いけっ、いけっ!! 抜いた!!!」



果南「すごすぎ……漫画みたい……!!」

千歌「やったやった!!! そのままいけー!!!」ピョンピョンッッ
126 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:17:23.49 ID:JPO+la4H0
果南「……あれ?」

千歌「あ、あれなんか遅くなってない? 一瞬止まったような……」

果南「気のせいじゃない、みたい」

果南「――明らかに遅くなってる」

千歌「な、なんで、もうちょっとなのに!!!」

果南「疲れ……? それとも何かあったか」

千歌「あ、抜かれ……ちゃった。ま、また抜かれた……」

果南「……」


千歌「……」


千歌「――負け、ちゃったね」

果南「……うん」




曜「……!!!!」バシャ-ンッ!!!




千歌「曜ちゃん……腕を水に叩きつけた……」


果南「……悔しいんだよ」

千歌「そうだよね……」

千歌「っ!! 曜ちゃんお疲れさまー!!!!」

千歌「すごかったよー!!!!」

曜「……」

曜「千歌ちゃん……」

曜「……」ウル

曜「すみません……わたし」

曜「はいっ……っ」



千歌「……」

果南「曜が終わるまで、どこか行ってる?」

千歌「ううん……やめとく」


果南「?」

千歌「これ、最後の大会なんでしょ。部活の先輩とか、みんなと過ごさせてあげたい」

果南「……そうだね」

果南(真っ先に声かけてあげたいだろうに……)

果南「相変わらず、曜のことが好きなんだね」
127 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:18:55.33 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

曜の家


千歌「我慢できませんでした」

果南「だから言ったんだよ」

曜「くす、ううん来てくれて嬉しい」


曜「はい、お茶」

果南「今日は、お疲れ様」

曜「うんっ、みっともないところ、見せちゃった」

果南(目が、腫れてる……)


千歌「そんなことないっ、ほんとに、ほんとにかっこよかった!!!!」


千歌「ほんとだよ!!!」

曜「あ、ありがと……」

曜「泳ぐ前、千歌ちゃんがいるのが見えて……頑張れた。千歌ちゃん達、来るなら言ってよ」

千歌「びっくりさせようと思って!」

千歌「ほんとにすごかったよ、あんなに抜いてさ!」

曜「……」



曜「――でも、抜かれた。負けた」


千歌「っ……」

曜「私のせいで、負けた」


果南「そんなこと、ない」

曜「果南ちゃん」

果南「曜だったからあそこまで健闘出来たんだよ、曜の番が来るまでにかなりの差がついてた」

曜「……」

千歌「そうだよ!」


果南「一瞬、遅くなったよねなにがあったの?」

曜「一瞬足が攣っちゃって、すぐ治ったからよかったけど……」
128 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:19:46.66 ID:JPO+la4H0
千歌「がんばりすぎたんだよ……曜ちゃん」

曜「……勝ちたかった」

曜「勝ちたかったよ!!」

千歌「うん……」

曜「……先輩のためにも、みんなの、ためにも」

千歌「うん……」

ギュッ

曜「うっ……うぅ」

曜「私、最近泣いてばっかり……」

千歌「いいんだよ、泣きたい時は、泣けばいいじゃん」

千歌「ね?」


曜「ううっ……千歌ちゃん……うあああああっっ!!」

◇――――◇



果南「曜の泣いてるとこなんて、久しぶりに見たかも」

千歌「……団体戦の終わりにはね、いつも、すっごく悔しそうな顔をしてるんだよ」


千歌「高飛びや、個人戦の時より、ずっと」

果南「……」

千歌「個人戦で負けても、いつも笑ってた。すぐに練習して、次に備えて勝とう勝とうってしてた」


千歌「でも、団体戦の時は次の日もその次の日も、引きずってた……」

千歌「他の人のことになると、曜ちゃんは抱え込みすぎるみたいなの」


果南「そうだったんだ……」


千歌「今日は、特別みたいだったけど」


果南「まあ一年生で部活に入って、一番長く付き合ってた先輩達だろうしね……」


千歌「仲間想いで……他の人のことになると、自分のことなんか、どうでもいいって」

千歌「曜ちゃんは、すごいよ。そんな曜ちゃんの周りには、いっぱい人が集まってくるの」


千歌「私も、そんな曜ちゃんのことが、大好き……」


果南「うん……」

千歌「あ、に、人気者だからとかじゃないよ!? その、なんていうか……」


果南「大丈夫、わかってるから」


果南「私たちも、曜に負けないように……明日からまた、頑張ろうね」

千歌「うんっ!!」
129 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:22:07.35 ID:JPO+la4H0
◇――――◇

高飛び込み前日



千歌の家



千歌「んっ……んんっ♡」

千歌「やばい、どうしよっ、う、っ」ビンビンッッッバキバキ…

千歌(ぱんぱんになりすぎて、いたい、いたいよぉ……ぅぅ。この状態でいると自然に射精が引き起こる射出現象が起こるかも、しれないって……はやく、はやくせーえき出てよぉ……)ギリリ…


美渡「もう、あさっぱらからなに呻いてんの、うるさい!」


千歌「みとねえ……んんっぅ」

美渡「……あんた、大丈夫?」


千歌「だ、大丈夫!!」

千歌「き、今日は早いけど学校いこうかな!!」

千歌(このままじゃ……)


千歌(そうだ、果南ちゃん! 果南ちゃんに助けてもらうしか、ない……)

◇――――◇



空き教室



千歌「ハッ……ハッ……////」

千歌「や、ばい……♡」


千歌「わたし、おかしくなっちゃった、のかな……」

千歌「なんだかずっとゾワゾワして、へ、変な気分……」


千歌「なんにもしてないし、なんにも見てないのに……興奮、しちゃってる……」


千歌「ぼっきおさまんないよぉ////」ウルウル…ビンビンッ…



千歌「うぇ!? パンツ、なんか、びしゃびしゃだし……おかしい、なにこれ、なんなのこれぇっっ!!」



千歌「ぅ、う……こんなのじゃ、練習、できないよ……っ」
130 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:24:11.45 ID:JPO+la4H0
鞠莉『いざとなったら果南に泣きつけばなんとかなるよ』


千歌「果南ちゃん……果南ちゃん」ハァハァ…

千歌「はやく、来て……」


果南「――千歌、どうしたの?」


千歌「!!!」


果南「え」

ギュッ

千歌「果南、ちゃん……」


千歌(いい匂い……果南、ちゃんの身体柔らかくって、でも引き締まってて……)ギュッゥ


千歌「ハァ……ハァ♡♡」


果南「千歌……一体」


千歌「……ん、果南、ちゃん……♡」トロ-ン…♡

果南「……」ドキッ


果南「千歌、ちゃんとこっち、向いて?」

千歌「かなん、ちゃん……」

果南「……」


果南(これは……)


千歌「――むり、ちか……もう、我慢できない……おねがい、おねがい果南、ちゃん……ちかのコレ、いたい、いたいのぉ……」グズグズ


千歌「いっかい、いっかいだけでいいからぁっ!!!」


ビンビンッ
131 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:26:00.17 ID:JPO+la4H0
果南(っ、か、かたくなってる///)


果南「明日の夜になれば、梨子が帰ってくる……それまで、無理……?」

千歌「……ひっぐ、む、り」

果南(……)

果南(こうなるから、わたしは……でも)

果南「千歌」

果南「――我慢しなさい」

千歌「え……」

千歌「な、なんで……お願いっ、わたひ、おかしくなっちゃう、も、もうだめなのっ!!!」


果南「千歌を思ってのことなの、わかって」

千歌「……ぁ、ぅ」

果南「それじゃあ練習出来ないね……ここで、1人でシたら? そうしたら射出するかも」


千歌「こ、ここで!?」


果南「入り口閉めてさ、私が見張ってるから……」

千歌「……」


果南「ティッシュも、はいこれ」

千歌「……1人で、しなきゃ?」


果南「そう、迷惑、かけたくないんでしょ?」

千歌「うん……でも、でない、よ」


果南「じゃあ、がんばろ。私も手伝うから」
132 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:26:46.01 ID:JPO+la4H0
千歌「……」

果南「えと」


果南(な、なんかこんなにテンション下げられると、かわいそうになってくるって、いうか)

果南「前我慢できなくなったとき、さ……梨子の練習着を使おうとしたんでしょ?」


千歌「え!?」

果南「鞠莉から、聞いた」


千歌「う、うそ」

果南「……一年生には言ってないはず」

千歌「…………」


果南「もうしちゃだめ、だけど……」

千歌「?」

果南「そういうの使えば、ひとりでできそうなの?」

千歌「できる、かもしれない……」

果南「……」


果南「――よかったら……わたしの、つかう……?」///


千歌「いいの!」

果南「ぎゃ、逆にほんとにいいの?」

千歌「う、うんっ」


果南「梨子のときは練習着だっけ……それは今着てるし……なにが、いいのかな……制服?」

千歌「えっと……」


千歌「じゃあ……キャミソール」

果南「う、うそ///」

千歌「……だめなら、いいけど//」


果南「……わかった、持ってくるからちょっと待ってて」
133 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:28:25.10 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

果南「……はい、これ」


千歌「……ごく」

果南「なんか変な気分」

果南「小さい頃から一緒にいた友達に、キャミソール渡すことになるなんて」


千歌「……ごめん」


果南「登校してきた時汗掻いたから……その」

千歌「///」


果南「……き、今日だけだからね」


千歌「うん」


果南「じゃあ、見張ってるから」

スタスタ


千歌「……」

バタンッ


果南「はぁ……」

果南「よかったのかな、これで」


千歌『ぁ……あっ////』



果南「……わたしの、せいだあんなに依存しちゃってるの、わたしのせいだ……っ」


果南「このまま、千歌にそういうことをさせないように、みんなに……」
134 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:30:28.38 ID:JPO+la4H0

◇――――◇


果南「お疲れさま」

千歌「う、うん」

千歌(せーえきでないどころか、痛すぎて一瞬気を失って……そしたら収まってて……わたし、どうなるんだろう)

果南「ちょっとは声、抑えないと」

千歌「……ごめん」

果南「……ちょっとは楽になった?」

千歌「……」

果南「……」

果南「もう少し落ち着いたら部室に来なよ」

千歌「うん」

スタスタ

バタン

千歌「……」

千歌「ハッ……♡」

千歌「だめ、だ……とりあえず下は収まったけど、なんか、なんか……胸が、なんか、ゾワゾワする」

千歌「わたし、変だよ……おかしいよ」


千歌「……助けて……助けて……」



果南「……」


果南「わたしは……間違って、ない」
135 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:31:16.00 ID:JPO+la4H0

◇――――◇

ダイヤ「千歌さん、目に見えて様子がおかしいですわ」

果南「うん」

ダイヤ「……我慢しているということですの?」

果南「そうだよ……」

果南「辛そうだけど……きっとここを乗り越えれば、千歌も段々慣れてくるはずだよ。ひとりですることだって、できるようになるかもしれない」

果南「……梨子と鞠莉と曜と、また話し合いをするつもり」

果南「その時は、ダイヤも加わってくれると嬉しい」

ダイヤ「……」

果南「ダイヤはどう思ってる?」

ダイヤ「わたくしは、果南さんの意見に賛成ですわ」

ダイヤ「鞠莉さんや他の方のように、我慢できないからといって、与えていたのでは甘やかされる一方。厳しくすることも大切ですわ」


ダイヤ「そういえば千歌さんは?」

果南「空き教室でちょっと休んでるよ。校舎に人はいないし、まあ大丈夫でしょ」

ダイヤ「夏休みで助かりましたわね……」

果南「あれ、そいえば一年生は?」

ダイヤ「さきほど下におりていきましたが」

果南「なにしに行ったんだろ」

果南「って、戻ってきた」

花丸「あっついずらぁぁ……」

ルビィ「ぅゆゅ……」
136 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/24(火) 23:33:02.51 ID:JPO+la4H0
果南「2人とも大丈夫?」

ルビィ「な、なんとか」

ダイヤ「体調が悪くなったらすぐに言うんですわよ」

ルビィ「はい」






果南「……善子ちゃんは?」





ルビィ「トイレに行ってくるって」


果南「ふぅん、そっか……」


ダイヤ「ひょっとすると、千歌さんは今"精排期間"に入っているのかもしれませんわね……」

果南「なんだっけそれ」


ダイヤ「勃起状態が収まらずカウパー液が溢れ出てくる現象です。精神的にも肉体的にも酷く消耗するらしいので……練習どころではありません」


果南「たしかに、そんな感じだったかもしれない……」


ダイヤ「千歌さんに話を聞いてみて、ダメそうなら病院に連れていくか、果南、あなたが処理してあげてください。わたくしからもお願いいたします。病院で抑え込むホルモン治療を受けるのも方法の一つですが……副作用も大きいとききます。最後の手段にしてあげたいの」


果南「……そう、だね。病院に連れてくくらいなら、わたしがするよ」



ダイヤ「……ありがとうございます」
137 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:04:13.30 ID:7lsRJ2VP0

◇――――◇


千歌「はっっぁ♡はっぁ♡♡」

千歌「うぅっ、ぅっ♡」


千歌「……っっ!!」ガンッガンッ!!!!


千歌「いっ、た……ふぅ、ふぅ……どんどん、変になってる。また、また……おっきくなっちゃう、また痛いのくる、ぼーっとするおかしくなる」


千歌(ぁ、どうしよ……これ精排ってやつかな? アレからどくどく液体溢れて、床が……千歌のコレ、おっきくなるのおさまんなくて、ずっとばきばきになってていたぃ……)

千歌(ぅ、やばい、ナプキンみたいな、コレ専用のこんどーむ、買わなきゃ……でも、動けないよぉ////)

千歌(出したい出したい出したい出したい……こんなのやだ、こんなのやだぁぁ……)


千歌「ぅ、っ……」




善子「ち、千歌さん――ど、どうしたの?」



千歌「よ、善子ちゃん……?」


善子「窓に頭なんて叩きつけて……あの、何か、悩み?」



善子(なんか、雰囲気が尋常じゃないってあうか、堕天使とか言ってる場合じゃないっていうか!!)
138 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:07:27.21 ID:7lsRJ2VP0
善子(それに、なに? なんか足元に液体がぽたぽたして……足から伝ってる?)

善子(おもらし、じゃなさそうだし……なんなの?)


千歌「……ハッ……ハッ♡善子ちゃん♡」


千歌(善子ちゃん、練習したばっかりなんだよね、だから汗掻いて……)


千歌 (真っ白な肌が赤くなって……♡)


善子「え、えっと……」アトズサリ…


善子「そ、そうだ占いでもするわよ! 前やった占い! 堕天使占いよ!」

千歌「……」


千歌(善子ちゃん手足細くって、顔もちっちゃくって、なんか、折れちゃいそう)





千歌(――めちゃくちゃにしたら、どうなるかな……)




千歌(だめ、わたし……っ)


善子「?」

千歌「する……また、占い、してよ……」


善子「ふふん、お安い御用よ♡」
139 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:08:36.61 ID:7lsRJ2VP0

◇――――◇

空き教室


千歌「その道具携帯してるんだ……」

善子「当たり前でしょ、じゃなくって、魔界から召喚するのよ」

千歌「へ、へえ」


善子「それにしてもあっついわねえ」パタパタ

千歌(お、お腹みえ……///)


千歌「ハァ……ハッ♡善子ちゃんて、ほんと、細い……ね♡」


善子「美しさに嫉妬してくれてもいいのよ?」

善子「なんたって、天界からも嫉妬されてるんだから♡」


千歌(お腹も真っ白……きっとすべすべで……♡)


善子「じゃあ始めるわね」


千歌(シたい……シたいっ、シたいシたいシたいシたいシたいシっ!!!)


千歌(女の子のなかの、うねうねしてるのに……いれたい)


千歌(善子ちゃんとっても、可愛い……)


千歌(善子ちゃんて、どんな喘ぎ声なのかな)


千歌(梨子ちゃんみたいに控えめな感じかな、鞠莉ちゃんみたいにちょっと大胆な感じかな……♡)


千歌(気になる……♡)


善子「おーいっ、聞いてるの?」


千歌(あぁ……♡)


千歌(鼻高くって、まつげも長くって……♡)


善子「あなた顔が赤いわよ、体調悪いの?」


善子「あ、それともヨハネの地獄の炎に触れちゃったのかしら」


千歌「ハッ……ハッ」////



千歌(我慢できないよ)
140 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:09:56.39 ID:7lsRJ2VP0
千歌(我慢なんて、できない)

善子「あの、さっきから思ってるんだけど……なんかあなたのスカートのシミのとことか、足元とか、その液体って――」


千歌(もう、知らない……どうなっても、いいや……♡♡)



千歌「――善子ちゃんっ!!」ギュッ



善子「!?」


善子(な、なんで私抱きつかれてるのお!?!?)

千歌「……♡♡」


千歌(汗と制汗剤の匂いが混じって、あぁ♡♡でも善子ちゃん、全然汗の匂いしない……なんか甘い匂い♡♡)


善子(なにこれなにこれ……夏休み、人気のない空き教室で、な、なんか部活の先輩に抱きつかれてる……あと、ふたりきり)


善子(なんかこういうの漫画で見たような……せ、青春……)


善子(――リア充!?)


善子(そ、そっか、これがリア充的行為なのね……こういうのを世間の人たちは普通にしてるのね……む、難しいわ)

善子(私はどうすれば)

善子「えと……」


ガバッッ!!!!


善子「きゃっっ」

善子「いっ、た……なにすんのよっ」

千歌「ハァハァ……善子ちゃん、かわいぃ♡」

善子「え、な、なに?」カチコチッ


善子(のしかかられて……こ、これもそうなの?)



千歌「――ちゅっ♡」
141 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:11:02.87 ID:7lsRJ2VP0
善子「んんん!?!?」

千歌「んっ、ちゅっ♡はぁっ♡♡♡♡」

善子「んっ、ん゛ん゛ん゛!!!!」


千歌「ぷは……ぁぁ、キス……きもち……♡」ピリピリ…


善子「な、なにすんのよぉ!!! わたし、キス、初めてだったのにっ!!」


善子「あ、あなた、なに考えてるのっ!!」


千歌(キス、きもちいい……♡)


千歌「ハァハァ♡♡」ニタッ…



善子「ひ……な、なによ……なにする気なの……」


モニュッモニュッ



善子「んっっっ!!!?」

善子「ちょ、や、やめてぇっ!」


千歌(ブラ、邪魔……服の下からじゃないと♡♡)スルスルッ


善子「ん、んぅ……、やめ、て」

善子(なにこれ、わたし、なにされてるの……?)


善子(て、抵抗しないとっ――)


善子「ひ、んっ♡♡」


千歌「あは……さきっぽ、敏感なんだ……うわ、ピンク色で、きれー……」♡♡♡////

クリックリッ


善子「んぁっ……♡♡」

善子(ち、ちからがぬけて……なによ、これ、人に触られるのって、こんなに……)

千歌「ハァハァ♡善子ちゃん硬くなると、結構おっきく、なるんだね♡♡」

千歌「かわいい……♡」ペロ…

善子「ぁ……♡」ビクンッ

善子「や、やめて……やめ、なさいっ」


スルスル


善子(し、したも!?!?)
142 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:13:11.14 ID:7lsRJ2VP0
善子「い、いやっ!!」

千歌「うるさい!!!」

善子「……」ビク


千歌「……じっとしてて」


善子(なにこれ、怖い……何が、起きてるの?)カチコチッ

千歌「上と下どっちも黒の下着なんて、ふふ……大人みたい♡」


千歌「脱がせるよ♡」


スルッ

善子「……い、いや……////」ポロポロ…

千歌「……ハッ///」


千歌(善子ちゃんの、薄くて、ピンク色で――きもちよさそお……♡うねうねしてる、ここに、ここに、いれるんだ、そうすれば、また、アレが……)///


千歌「……もう、いれるね」


善子「な、なに?」

スルスル


善子「!?」

善子「ぁ……ああ……」


千歌「ハッ……ハッ♡♡」ビンビンビンッッッ


千歌(いたいたいたいたいたいっっ、気持ちよくなりたい、善子ちゃんの膣内いれたい)


善子「なによ、それ……なんなのよっ!!!」


善子「わけわかんない……ど、どういう」


善子(夢……? なんで、男の人のが……あんなさきっぽぱんぱんになって!!!)



ガバッッ


善子「やだっ、やだっ!!!」


善子(あ、あれがいれられるってこと!?)






善子「――いやっ、いやぁぁっ!!!」バタバタッッ
143 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:14:15.79 ID:7lsRJ2VP0
千歌「っぅぅ」ググッ

ヌリュッ


善子「ふぁ……♡♡」


善子(あつくて、硬いのが……あたって……)


千歌「きも、ち……はいるよ、いれる、からね♡♡」


ヌリュッグッグッグググッ!!!


善子「あ――あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!!」



千歌「あ……ぁぁあ♡♡」ガクガクッッッアヘェ…

千歌「き、きも、ち……ぁ、ぁぁ♡♡」


千歌(いれてるだけなのに、クラクラする、きもちいいきもちいい、あたま、おかしくなる……♡♡♡♡)


善子「ひっぐ……ぅぅっ、いたい……あ゛っっ、いだいいだいだいっっっ!!!!」


千歌「……善子ちゃん♡きもちいいよ、ぉ♡もっと、もっとぉっ♡♡♡」ヌプッヌプッ‼︎‼︎


善子「あ゛あ゛あ゛ぁ゛っっっ!!」


千歌「とけりゅ……♡とけひゃぅ♡」パンパンッパンッ!!!



善子(なにこれ、もう、わけわかんない……いたいし、いみわかんない……も、いいや……)


善子「……っ、ぅ、ぅ」
144 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:15:12.48 ID:7lsRJ2VP0
千歌「あ♡でるっでるっ♡でるでる♡♡♡」ガクガク///


千歌「イクッっ♡あっ♡あっ……ふっぁ♡ぎもちぃ♡あっ゛ぁぁっ♡♡♡♡お゛おっ゛ぉぉ゛゛」ズッチュッズチュュゥッ


千歌「――っあっ……っぁっ♡ひっっ……くっぁ……♡♡♡♡」///ビュッビュルルルルルルルルルッ!!!!!!



千歌(あ、あぁ……♡きもちぃ……♡)アヘ…


千歌「ふっ……ぁ……」ビュッビュッガグガク…♡


千歌「ハッーハッ……♡♡」ビクビク……




善子「……」ポロ……


千歌「……」ピク…




千歌「――ぁ……ああ……」


千歌「ああっ、わたし、わたし……違うの、違うの!!」


千歌「違う、違う違う違う!!!!!」



千歌「はは……ぁぁ――ああああああああっ!!!!!!」


ガララッ!!!


果南「千歌!!」


ダイヤ「千歌さん!!」


果南「――!?!?」
145 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:17:44.50 ID:7lsRJ2VP0
ダイヤ「っ……」


千歌「……ぁ、わ、わたし……」


善子「ひっぐ……ひっぐ……ぐすっ」



千歌「果南ちゃん、わたし……わたし……」ガタガタ…


果南「っっ!!!」


ダイヤ「っ!!!」パシ-ンッ!!!!!!!!

千歌「いっ……っ」


ダイヤ「あなた、なにをしたか……わかっていますの……」


ダイヤ(これは……酷いですわレイプ……)

ダイヤ(千歌さんの股にあるもの、アレが……)

ダイヤ(精排期間のあまりの苦痛からの行動と見ていいようですわね……)



花丸「――そんな走ってどうしたずらー」

ルビィ「お姉ちゃんまって――よ……?」


花丸「な、なにずら……?



千歌「ちがう、ちがうの……」

ダイヤ「……」


ダイヤ「違うとはなんですの!!! あなた、これがどういうことか!!」スッ…


パシッ


果南「……やめてダイヤ、それで十分」


ダイヤ「っ」

千歌「……ぅ」
146 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:19:19.97 ID:7lsRJ2VP0
ダイヤ「千歌さん泣けばすむと思っているんですの!?」

ダイヤ「あなたがしたことは許されないこういです! それを自覚しているんですの!?」

千歌「……」


ダイヤ「――黙ってないで、答えなさい!!!!!」


千歌「っ……」ビクッ…

果南「……ダイヤ、怒鳴ってもきっと話してくれない」

果南「ダイヤは善子ちゃんのこと保健室に連れていってあげて」


果南「私が話すから」


果南「ルビィちゃんも、花丸ちゃんもダイヤと一緒に行ってあげて。ダイヤ、説明もしてあげて」

ダイヤ「……」コクッ

千歌「……」

果南「……」


果南「千歌……自分が、なにをしちゃったか、わかってる?」

千歌「……」

果南「私は怒らないから、話して欲しい」

千歌「……」

千歌「わかって、る……」


千歌「終わった瞬間、善子ちゃんのぐったりした顔を見た瞬間……わたし」


果南「千歌のしたことは、強姦、レイプ、わかる?」

千歌「……」コクッ…


果南「もう、謝るだけで済むような問題じゃないかもしれない」


千歌「……ぅ」

果南「でも……」

果南「私は、千歌と一緒に、謝りたい」

果南「千歌のしたことは許されることじゃないけれど、私がその一端を担ったのも、事実だと思ってる」

果南「そもそも私が軽い気持ちで千歌を目覚めさせなければ、こうはならなかった。我慢我慢ていって、千歌がそこまで、追い詰められていることにも、気がついてあげられなかった」

千歌「……」

果南「今日は、もう帰りなよ。今日謝るのは、お互い、無理だと思うから」

千歌「……」

果南「千歌」

果南(抜け殻、みたい……)

千歌「う、ん……」



果南「明日の……曜の応援、がんばって」
147 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:20:23.27 ID:7lsRJ2VP0

◇――――◇



善子「っ……」

ダイヤ「これが全てですわ」


花丸「ま、マル達の知らないところで、そんなことが……」


ルビィ「……」

ルビィ「酷いよ、お姉ちゃん」

ダイヤ「え」


ルビィ「どうしてルビィ達に教えてくれなかったの! 然るべき時って、こんな、事態になってからって、意味だったの!?」


ダイヤ「っ」

ダイヤ「そ、それは……」

ルビィ「善子ちゃん……」


善子「……私は」


善子「べ、別に気にしてないんだから!!」

花丸「え?」



善子「ほ、ほら……なんていうか、流れっていうのもあったんだろうし、ていうか、私もう処女じゃなくなったってことでしょ。第一――高校生にもなって処女なんて恥ずかしいっていうかぁ」



善子「そ、そうよ別になんの問題もないわ! あなた達も早く卒業しちゃったらどう?」
148 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:21:26.12 ID:7lsRJ2VP0
ダイヤ「……善子さん」スッ


善子「――ひっ」


ダイヤ「……」ビク

善子「……」ブルブル


ダイヤ(やはり、相応の傷が、残ったようですわね)


善子「と、とにかく……ちょっと今日は練習できないから……帰っても、いい?」

ダイヤ「……ええ」

ダイヤ「ルビィ、善子さんを送って差し上げて」

ルビィ「わかった」

花丸「マルもいくっ!」

ダイヤ「……わたくしは果南さんのところへ行ってきますわ」

ダイヤ「善子さん」

善子「……」

ダイヤ「私たちがそばにいること、忘れないでください」

善子「……ええ」


◇――――◇


ダイヤ「警察、ですか?」


果南「そ、そんなことしなくていいよ!!」

ダイヤ「しかし……」

果南「善子ちゃんはなんて言ってたの?」


ダイヤ「気にしてない、と」

果南「嘘でしょ……」


ダイヤ「ええ」

ダイヤ「ただ、Aqoursのみんなには今日起きたことを話さねばなりませんわ」

果南「私も、そう思う」

ダイヤ「みんなで、話し合う必要が、あります」

果南「……うん」


ダイヤ「一体、どうするのが一番良いのでしょうか……」


ダイヤ「まさか、こんなことになるだなんて……」

果南「鞠莉ももう少しで帰ってくるし、そうしたら全体会議だね」


果南「それまで千歌と善子ちゃんには練習に来ないで、安静にしててもらおう」


ダイヤ「ええ、ルビィと花丸さんには会議のための考えを、自分の中で纏めてもらいましょう……」
149 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:22:21.43 ID:7lsRJ2VP0
ダイヤ「急に知らされていきなりこんなことは、不憫だとは思いますが……」


果南「仕方ないよ……」

果南「とりあえず、千歌も結構危ないと思うんだ……だから、千歌と善子ちゃんのこと、気にかけておくよ」

果南「ごめん、私のせいだ」

ダイヤ「そんなこと」


果南「いいよ、正直にいいなよ!!! 私が悪いんだ……」


果南「最初に千歌にシたのも私だし、止める止めるって言って結局なにもしなかったのも私!! 我慢させるって言って……中途半端にしてたのも、私……」

ダイヤ「でも果南さんは色々気にかけていましたわ」

果南「――でも、こうなった」



ダイヤ「……」

果南「……ごめんダイヤに当たっちゃって……なんか、気分悪いや……。今日はもう帰る」



ダイヤ「……わかりました。あの果南さん、どうか気に病まずに……」


果南「……」


ダイヤ「っ」


ダイヤ(……わたくしが、なんとか、しなければ……)


◇――――◇


千歌「……」ユラユラ…

志満「おかえり千歌」

志満「早かったわね」

千歌「……うん」

志満「……?」


千歌「ご飯、いらない……」ユラユラ
150 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:24:18.77 ID:7lsRJ2VP0

◇――――◇

千歌「……」

千歌「わたし……」

千歌「どう、しよう……もう、あんなこと、して……」

千歌「だめだ、みんなと一緒になんて……いられるわけ、ない……」

千歌「……」

プルルルルルルルッ

千歌「曜ちゃん……」

千歌「もしもし」

曜「こんちはー、練習の調子はどう?」

千歌「あー……ぼちぼち」

曜「どうしたの? なにかあったの」

千歌「……そんなこと、ないよ」

千歌(曜ちゃんに知られたら、梨子ちゃんに、知られたら……わたしは)

千歌(わたしはみんなと一緒にいられなくなって、もう……なにも、なくなっちゃう……)

曜「明日さ、応援来てくれる、んだよね?」

千歌「うん」

曜「がんばるから!! 絶対優勝するからね!」

千歌「……曜ちゃんのかっこいいところ、みたい」

曜「まっかせてー!! ああごめん、コーチが呼んでる……じゃ、また明日ね!」

千歌「……」

千歌「曜ちゃんはがんばってるのに……わたしは……っっ」


◇――――◇


高飛び込み当日

果南「……私もやっぱり我慢できなくってさ」

果南「応援、したいじゃん」

千歌「……」

果南「ほら、千歌がそんな顔してると曜にもうつっちゃうよ」

千歌「うん……」

果南「……」

果南「――梨子ちゃん達が帰ってきてみんな揃ったら、千歌のソレのことで、善子ちゃんのことでみんなで話し合いをしようと、思う」

千歌「!?」

果南「……そこでどうするか、決めようと思ってる」

果南「千歌には、辛いかもしれない……でも」

果南「私は千歌の味方で、いたいから……」

千歌「うん……」

果南「大丈夫、なんとか……しよう」ポンポン

千歌「……」

果南「ほら、そろそろ曜の番だ」
151 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:25:13.77 ID:7lsRJ2VP0

◇――――◇

  彼女はいつもと変わらず、私たちの目の前で、みんなの目の前で、表彰台の真ん中に立ってみせた。彼女は輝いていて、私は、その輝きを、邪魔しているようにしか思えなかった。


 自分の欲望に負けて、あんなことをしたと知られれば、彼女は、一体どんな顔をするのだろう。どんな風に思うのだろう。


 高飛び込みの演技中にも、そんなことを考えている自分に腹が立った。自分の保身のことしか考えられない、自分が嫌だった。そしてこんな自分が……曜ちゃんの足を引っ張ってしまうのかと思うと、とてつもなく、情けない気持ちになる。


 いつものように、応援しなきゃ、彼女の演技を目に焼き付けて、いつもと同じように感動して元気を貰って、明日からがんばろうって……。


 結局できなかった。曜ちゃんがとんでいら姿すら、満足に思い出すことができない。傍にいる果南ちゃんが歓声をあげたのだけが、鮮明に覚えている。


果南「……いやー、流石だね。曜様々だね」

千歌「うん……」


 眩しかった。彼女が表彰台で振りまく笑顔も、身体に吸い付く水滴も……。表彰台から私に向けてくれる笑顔が、とてつもなく眩しくて、辛かった。

 ごめんね、曜ちゃん……わたし。


果南「……」

果南「曜が来るまで待ってよ」

千歌「……うん」

千歌「あ、あの……」

果南「ん?」

千歌「……曜ちゃんには、言わないで……」


果南「……」


 私の消え入るような声を受け止めた果南ちゃんは、最後まで何も言わなかった。そんなの当たり前だ、言わないでなんて、馬鹿みたいなことだっていうのもわかってる。わかっているはずなのに……曜ちゃんに嫌われたくなくって、梨子ちゃんに嫌われたくなくって――みんなとまだ、一緒に、いたくて……。


 自分のしたことを隠そうとした発言を、またしてしまった時点で、果南ちゃんの信用は、ゼロに近いだろう。きっと、わたしのことなんて……なんとも思っていないんだろう。わけのわからないモノに支配されて、自分を律せなかった、弱い人だなんて、考えているのかもしれない。


 そして、そう思われていても仕方なくって……否定できなくて、今まで仲良くしていたことが、頭に浮かんだ。

 果南ちゃんは優しくて、今でも味方でいたいとか、そう言ってくれる。でも、そんなのあるわけないじゃん。仲間にひどいことして、保身に走ってしまう、私なんて……。


 結局、曜ちゃんが終わるまで、私と果南ちゃんの間に新しい会話が生まれることは、無かった。
152 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:26:18.94 ID:7lsRJ2VP0

◇――――◇

ルビィ「善子ちゃん大丈夫かな……」

ダイヤ「そうですわね……」

ダイヤ「立ち直ってもらうしかありませんが……時間はかかるかもしれません」

ダイヤ「あなたはどう思いますの、ルビィ」

ルビィ「わ、私は……」

ルビィ「……千歌ちゃんが、ちょっと恐い」

ダイヤ「……」

ダイヤ(強姦の相手がルビィじゃなくって、良かっただなんて考えるのは……いけないのとなのでしょうか……)

ルビィ「でも……でも、やっぱり……いなくなるとか、そういうのは、嫌……前みたいに、みんなで、仲良くしたい」

ダイヤ「ルビィ……」

ダイヤ「ルビィは、優しいわね」

ルビィ「おねえちゃん、は?」

ダイヤ「私は……」

ダイヤ「明日、話しますわ」

ダイヤ「今日はもう眠りなさい」

ルビィ「はい……」




◇――――◇



曜「いやー久しぶりに嬉しいなぁ!」

果南「流石だよ」

果南「相変わらず綺麗だねえ」

曜「今日はなんかね、出来そうな気がしたんだ!!」

曜「千歌ちゃん達も見に来てくれてたしね!」


千歌「あはは……」

曜「……どうしたの?」

千歌「……い、いや別に」


果南「……」

果南「あ……鞠莉、明日から練習来れるって」

曜「ほんと?」

曜「梨子ちゃんも今日の夜には帰ってくるんじゃなかったっけ」

千歌「うん、確か……」


果南「みんなに曜が優勝したこと教えてあげなきゃね」
153 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:27:12.58 ID:7lsRJ2VP0
曜「えへへ、照れますねー」

果南「ほら、写真も撮ったよ」

曜「いい感じに撮ってくれた?」

曜「お、流石果南ちゃん」

果南「ふふ、でしょ」

果南「……ねえ、曜」

果南「明日の練習絶対来てね」

曜「なにかあったの?」

千歌「……っ」ビクッッ

果南「その時話すよ……」

曜「そっか」

曜「じゃあ私はここで、ばいばい」

果南「うん、また明日」

千歌「……」

曜「?」

千歌「ばいばい……」

曜「うん」


果南「……」

果南「千歌、明日……ちゃんと来てね」

千歌「……」コクリ…


◇――――◇


 夜8時頃、梨子ちゃんからもうすぐで内浦につくよと、連絡があった。やっと、梨子ちゃんが帰ってきてくれる――えっちできる。


千歌「!!!」


 真っ先に浮かんだ汚れた感情を打ち消そうと、ベッドに頭を叩きつける。学校の廊下の窓の方が随分と硬く、それでも消えなかった煩悩が、こんなので消えるはずがない。

 梨子ちゃんが帰ってくると聞いて、真っ先に浮かんだことが、ソレだなんて……私はもう、ダメなのかもしれない。いや……もう、ダメなんだ。


 善子ちゃん、怖かっただろうな、痛かっただろうな……殺したいくらい、憎まれてるん、だろうな……。みんなも、みんなだって、そうに決まってる……。恐い、こわいよ……。


 梨子ちゃんの優しい目が、侮蔑の目に変わる瞬間を想像して、声にならない声を、布団に吐きつける。




 ――もういっそ……梨子ちゃんに何も言わないでえっちだけ……してもらうっていうのも……。
154 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:28:00.45 ID:7lsRJ2VP0
千歌「だめだ……わた、し……」

 自分のことが、ここまで嫌いになることがあるんだと……涙が溢れそうになった時だった。

志満「千歌ー、曜ちゃんが来てくれたわよー」

千歌「え」

 ガラッと部屋の入り口があけられて、相も変わらず敬礼ポーズで微笑む曜ちゃんが、立っていた。

曜「こんばんわ!」

千歌「ど、どうしたの急に」

曜「……こっちこそ、聞くよ。どうしたの?」

 ベッドに座っていた私の隣に座り込み、いきなり、核心をついてくる。曜ちゃんは、わかっているんだ、私が何か隠していて、それが、とても大きなことだということを。

曜「千歌ちゃん、バスの中も全然しゃべらないし、なんか果南ちゃんと険悪だし……応援席にいた時もずっと下向いてた」

曜「突然押しかけてごめんね、でも……気になっちゃって」

千歌「……」

曜「話したくない、か……」

千歌「話したら、嫌われる……ううん、もう友達じゃ、いられなく、なる」

曜「……どういうこと?」

千歌「……ぐす」

曜「……ね、ちょっと外に行こうよ」
155 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:28:43.59 ID:7lsRJ2VP0

◇――――◇


善子『だーかーらー、大丈夫だって』


果南「……」

果南「ごめん、私が悪い……」


果南「私がしっかりしてれば……」


善子『もううるさいわねー大丈夫だから、切るわよ』


果南「……うん」


果南「ごめん……みんな、ごめんなさい……」

果南「私がもっと、しっかりしてれば……っ」


果南「私、間違ってたんだ……鞠莉の時も、いつもいつも……終わってから、気づいてる……」


果南「最悪、だ…………っっ」
156 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:30:02.53 ID:7lsRJ2VP0

◇――――◇


曜「千歌ちゃんさ、私がこの前みたいなことで悩んでるとき、私のこと慰めてくれたね」

曜「それが嬉しくてさ……やっぱり、もっと力になりたいって、そう思ったんだ」

曜「ほんとに私に言いたくないなら、言わなくても、いい……」

曜「だったら、私はいつでも側にいるから」


 夜の浜辺で、月明かりの下、そんな風に微笑む彼女は……とても、暖かかった。


 だからこそだよ、なんて言えなくて、私はその暖かさに応えることもできなくて……。


 曜ちゃんの身体にくっついて、ただ、泣くことしかできなかった。それでも彼女は、私の背中をぽんぽんと叩くだけで、何も、言うことはない。


 いつもより、ううん、今までで一番、泣いた気がする。嗚咽が激しくなって、曜ちゃんの服を汚して、私は、それでも叫び続けた。浜に打ち付ける波の音が、私の泣き叫ぶ声を少しだけ小さくしてくれているような気さえした。2人の世界に閉じ込められて、一生を過ごせと言われても、今の私なら喜んで頷くかもしれない。


 怖かった、とにかく、怖かった。善子ちゃんがこれより恐い想いをしたかと思うと、その心中を察しようと思うと……恐怖でそれより先へは、思考が進まない。


千歌「ごめんなさい……ごめんなざい……」

曜「……」ギュッ


 しばらくのあいだ、私は曜ちゃんの腕の中で、叫んでいた。それも少しだけ落ち着くと……曜ちゃんになら、話せるかもしれない、だなんて思い始める。


 ううん、曜ちゃんに話せないのなら、世界中の誰にだって話せない。ここで話さないと、私は……きっと、どこまでもダメになってしまう。曜ちゃんの海のような広い心にいつも私は飛び込んでは、受け止められてきた。そう、昔から何も変わっていないはずなんだ。きっと、きっと曜ちゃんなら、希望的観測の連続の末に、私は泣き腫らした目を、曜ちゃんの青い瞳に向ける。


 そして――。
157 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:30:54.32 ID:7lsRJ2VP0
◇――――◇
梨子「外へ出ていったって……どこかなあ」

梨子「せっかくサーターアンダギー、持ってきたのに」

梨子「ん……、あれは」

梨子「千歌ちゃんと、曜ちゃん……」

梨子「泣き声……? 千歌ちゃんの、これは、一体……?」



◇――――◇


曜「……そっか」



 私は、また曜ちゃんの腕の中で、泣いていた。安心と恐怖と、ぐちゃぐちゃになった心を曜ちゃんが包み込んで、くれる。

 全部、話した。善子ちゃんのこと、自分が嫌になっていること、明日の話し合いのこと……。



曜「――私は千歌ちゃんの側にいるって、言った」



曜「善子ちゃんに、みんなに、謝った方がいいと思う。当然だけど」

千歌「う、ん……」


曜「私も、千歌ちゃんの近くにいるから。辛くなったら、大丈夫、絶対に、守るから」

千歌「曜ちゃん……っ」


曜「話してくれて、ありがとう。怖かったよね、でも、千歌ちゃんは話してくれた……本当に、嬉しい」

曜「大丈夫、千歌ちゃんは弱くなんかないし、おかしくなんてなってないよ」

曜「残念ながら、私は殺されでもしない限り、千歌ちゃんのこと嫌いになんてなってあげないんだから」

曜「ね」

千歌「うぅっ、うううっっ……」

曜「……」


曜「どうなるかな……やっぱり、恐いよね……」


千歌「……ひっぐ」


曜「じゃあ、さ……」





曜「――やめる? Aqours」
158 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:37:42.95 ID:7lsRJ2VP0
千歌「え……?」

 どういう、こと?

曜「正直、ぎくしゃくしちゃうのは絶対避けられない。誰が頑張っても、無理やりしちゃったのは事実だから」

千歌「……」

曜「じゃあさ――逃げちゃおうよ」

曜「私とふたりで」

千歌「どういう、こと」

曜「Aqoursもやめてさ、学校も、ずっと一緒にいるの。気持ちいいことも、我慢しなくていい、私がずっと側にいるから」

曜「……高飛びはやめられないけど、水泳部だったらやめたって……いい。千歌ちゃんのためなら、私、できるよ」

千歌「……」

曜「逃げることは、悪いことじゃないよ。誰だって傷つきたくないもん。私と一緒に、ふたりで……好きなことだけをするの……」


曜「明日、練習に出てみんなと話し合って善子ちゃんに謝る? それとも――私と一緒に……」



千歌「私は、私、は……」


 逃げる……曜ちゃんと気持ちいいことだけして……曜ちゃんとずっと、一緒に……。


 でもAqoursは……。明日ちゃんと話し合いにでて、謝って……。

 どう、しよう……。
159 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:46:45.06 ID:7lsRJ2VP0
千歌「……私、みんなを、Aqoursを失いたくないよ」
曜「……」

曜「そっか、そう言うと思った」

曜「よし、明日ちゃんと謝ろ。時間かかるかもしれないけれど、善子ちゃんとも仲直りしよ」

千歌「うん……」


梨子「――ふたりきりで、何を話しているの?」

千歌「え、梨子ちゃん!」

曜「帰ってきたんだ」


梨子「……うん、お土産渡そうとしたんだけど……浜にいるかなって」


千歌「ばれたか」


梨子(目、真っ赤……)


梨子「さっき、千歌ちゃんの泣き声が聞こえたんだけど、なにか、あったの?」


千歌「……っ」


曜「ちょうどいいよ、千歌ちゃん。梨子ちゃんには言っておこう?」

千歌「……」


梨子「ごく……」



千歌「えっと」
160 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:47:13.02 ID:7lsRJ2VP0

◇――――◇

梨子「……そうだったんだ、我慢できなかったんだ……」

千歌「曜ちゃんに頼もうとしたんだよ、でも……大会前だし迷惑かけられなくって」

曜「ごめん、私が少しだけ時間を作ればよかったのに」

梨子「曜ちゃんは悪くないよ……」

梨子「千歌ちゃん、私も、一緒に謝る。ね、だから善子ちゃんと仲直りできるようにがんばろう?」

千歌「うん……ぐす」

千歌「嫌いに、ならないの?」

梨子「……ならないよ。善子ちゃんに謝らないとか言ったら、嫌いになってたかもしれないけど」

千歌「梨子ちゃん……」



梨子「そろそろ戻らない? 曜ちゃんと千歌ちゃん、よかったらウチに来なよ」

曜「いいの?」

千歌「……ありがと」

梨子「千歌ちゃん、誰かといた方が落ち着くでしょ」

千歌「うん」

千歌「……」
161 : ◆wOrB4QIvCI [sage]:2017/10/25(水) 07:47:54.30 ID:7lsRJ2VP0

◇――――◇

曜「――えっち、したんだってね」


梨子「……」

梨子「うん……」

曜「どうして教えてくれなかったの?」

梨子「なんて言っていいか、わからなくって」

曜「そっか、そうだよね……。私も言わなかったし、お互い様、だね」

曜「……痛かった?」

梨子「え?」


曜「えっち……」

梨子「////」


梨子「ちょっと、だけ……」

梨子「てっきり、曜ちゃんはとっくに千歌ちゃんとシたんだと思ってた」


曜「なんていうか……最後までするのって、やっぱり抵抗あって、嫌っていうか最後の一線というか」


曜「……でも梨子ちゃんとシたって聞いて、私も……なんか、シなきゃって……」


曜「なんだろ、変なとこで負けず嫌いが出ちゃったっていうか」

梨子「……てことは、シたの?」


曜「うん……私から、若干無理やり……」


梨子「だ、大胆だね……」


曜「正直、すっごく痛かった……途中でやめられちゃったし」

梨子「そうなんだ……」
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