モノクマ「深夜枠に移動になっちゃった」白銀「えっ?」【安価コンマスレ】

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288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 18:49:25.10 ID:y4QV0EsDO
お互いがお互いのマウント取ろうとする感じ
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 19:05:11.41 ID:knavnvrSO
失神した夢野を笑いながらも汚れを拭いたり介抱してやるが再び悪戯心が湧き下半身を脱がせて弄る
そして起きた夢野に罵倒されついに王馬がキレてブチ犯す
終わると夢野にガチ泣きされめんどくせーと思いつつ慰める感じで
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 19:05:19.65 ID:pXOMxFn5O
抱きしめあいながら同時にフィニッシュして最後はどちらからというわけでもなくキス
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 19:26:13.36 ID:fKdxsXtvO
そういえばキルミーが水責めされるのって本編の逆パターンぽくていいな
それどころじゃないけど
292 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/03/25(日) 23:51:11.17 ID:VgwPnceh0
>>291 よく分かりましたね。

安価>>283 >>272=“>>269の続き 本番があるなら見たい”を採用
また、>>287>>288>>289……00なんでプラスで>>290を参考

>>287 噛みつき引っ掻き罵倒し合いながらロマンもムードもへったくれもない猫の交尾のように犯す
>>288 お互いがお互いのマウント取ろうとする感じ
>>289 失神した夢野を笑いながらも汚れを拭いたり介抱してやるが再び悪戯心が湧き下半身を脱がせて弄る そして起きた夢野に罵倒されついに王馬がキレてブチ犯す
終わると夢野にガチ泣きされめんどくせーと思いつつ慰める感じで

>>290 抱きしめあいながら同時にフィニッシュして最後はどちらからというわけでもなくキス

>>269の続きです。
293 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/03/25(日) 23:53:08.18 ID:VgwPnceh0
王馬「……ははっ。やっぱ溺れちゃったか」

大量のザーメンを無理やり飲まされた夢野はぴくぴくと震えていた。舌を収納し終えてアヘ顔からは回復したが、顔中が汁塗れなせいで犯罪臭がやばい寝顔となっている。しかも、寝言のように呟かれる声が妙に艶めかしい。気だるそうな笑みと共に見下ろしていた王馬とて流石に放置するのは良心が痛むのだろう。ポケットに入っていたハンカチで顔を拭いてやる。未だに手錠で両手が縛られているから地味に難しいが、何とか出来た。と、指が頬に触れた。ぷにぷにしてて気持ちの良い感触だった。

王馬「うわ。餅みてえ」

夢野「………ん……」

思わず指でつんつん突いたら、夢野が猫のように顔を振って唸りだす。その仕草が面白いのか、王馬の顔がつい綻んだ。が、直後に袖に汁が付いてしまった事に気が付き、嫌そうに顔を顰めた。何が悲しくて自分の精液なんぞに触らなければならないのか。溜息を吐いた王馬は丸めたハンカチをトイレに向かって両手投げし、その場に仰向けで寝っ転がる。

王馬「…………あー、疲れた」

心からの声だった。射精の気怠さも有るが、下手な昼ドラみたいなやり取りが相当に応えたようだ。最原に殴られた時よりも疲労感たっぷり。何かしなければならない事があった気がするが、もう忘れてしまった。汁塗れのペニス丸出しとかいう凄まじい格好にも気付いてしまうが、だる過ぎて仕舞う気にならない。順序を間違えた。拭いてから捨てるべきだった。と、隣で寝ている夢野がごろりと寝返りを打った。動きに合わせてマントが翻る。何処かしらに引っかかったのだろう。パンツを履いたお尻が見える……一歩手前のラインのギリギリまでめくり上がった。

何となく、王馬がめくった。白のドロワだった。よりにもよって、そこで起きた夢野と目が合った。

王馬「……」
夢野「……」

お互い脳がまともに働かないのだろう。振り向いた夢野と見下ろす王馬は数秒間じっくりと見つめ続け、

夢野「ふんっ!!」

王馬「っ〜〜〜!!?」

夢野が後ろ脚を伸ばして王馬の股間を蹴った。ぐにゅりと肉竿が折れ曲がり、思わず身体がくの字に折れる。

王馬「っ……ぉっ……ぇっ!」

マジ蹴りだった。睾丸がぐしゃりと踵に潰された。さしもの王馬とて半泣きになった。何も喋れず、うつ伏せになったままぷるぷる震える事しかできない。

夢野「ぺっ!ぺっ!にっが!なんちゅーもんを飲ませるんじゃ、このドチビがっ!ぺっ!」

そんな王馬の頭に向かって夢野は唾を吐きまくる。矢鱈と粘ついているのは王馬の精液も混じっているのだろう。王馬の旋毛がべちょべちょになってきた。

夢野「いくらウチが可愛いからって……んんんんっ!!?」

王馬「お前が……襲って、来たんだろうがっ!」

と、ここで王馬が反撃。両手を伸ばし、夢野の股間にハンマーパンチを叩き込む。下着越しに盛り上がった土手がぐにゅりと潰され、夢野もまた凄まじい顔で悶絶した。女の子相手っていう労りも無い全力パンチだ。だが、涙目になりながらも夢野が歯を食い縛り、なんと王馬のペニスを鷲掴みにした。

夢野「っ!!お主が訳判らん事ほざいてきたんじゃろうが!なあにがゲームじゃ、恰好つけおってからに、このショタが!」

王馬「おまっ!?やめっ!?」

そのまま高速で上下に扱きだす。馬並み巨根が短い幼女の掌に包まれ、シコシコシコシコと扱かれる。余りにも卑猥な光景だった。快感に悶え、歯を噛みしめようとする涙目少年の顔にもそそる物がある。

夢野「そらそらっ!さっさとぶちまけぇ!似合いもせんもんぶら下げおってから……にいいいぃ!!!??」

王馬「調子に……乗んなあああああぁぁっ!!」

だが、更に卑猥になった。王馬の指が下着の中に潜り込み、指を秘貝に捻じ込んだのだ。中指が鉤爪のように折れ曲がり、くちゅくちゅと淫猥な音を立てながら、かき回す。自分の指よりも激しいのか、幼女が目を見開いて涎を垂らし出す。だが、すぐに歯が噛みしめられ、再びその手が再起動。掌に収まり切れない肉竿を扱き立てていく。パンツがもこもこ動いている所を見ると王馬の指も止まっていないようだ。

王馬「こ、のっ!何が魔法使いだ、この中二っ!どっちかっていうとお前、魔法少女とかそんなんだろうが、このチビッ!」

夢野「っ!悪の秘密結社とかほざいとる馬鹿に中二とか言われとうないんじゃ、この中二!大体、ウチくらいの身長なんてそう珍しくないわいっ!男の癖にウチと変わらんお主の方がチビじゃチビっ!」

王馬「はぁっ!?生えてないのも普通かなあっ!?」

夢野「バランスおかしい巨根なんぞよりはマシじゃ、この馬鹿っ!阿保たれっ!中二っ!チビっ!カッコつけっ!変態!」

王馬「言ったな、この耳年増っ!中二ッ!淫乱っ!パイパンっ!まな板貧乳っ!」

くちゅくちゅ、シコシコ。
額を押し付け合って、可愛い顔を真っ赤に染めて怒鳴り合う半泣きショタと涙目ロリータ。キスしそうな距離で唾を吐く物だから互いに顔がべちょべちょだ。
腰が引けてはいるものの両者一歩も引かずに互いの性器を弄り合い、ぷるぷる震えながら快感を堪えている。だが、自然に口数が少なくなってきた。腰の震えが大きくなり、お互いにもじもじと内股で震えている。

王馬「さっさ、ぉ、逝け……よっ!」

夢野「おぬ、しがっ!先……じゃっ!」

射精と絶頂。正義の魔法使いと悪の秘密結社のボスのガチンコバトルは共に限界を迎えつつあった。
いや、同時に達した。どちらも大量に噴き出した。

夢野・王馬「んんんんんっ〜〜〜!!!??」

王馬の指が掌ごとずぶ濡れになり、パンツに大きな染みを作り出す。脈打つペニスから噴き出た精液が夢野の服目掛けてぶちまけられ、どろりと貼り付いた。ビックンビックンと小さな痙攣を繰り返す二人の少年少女は互いの肩に顎を預け、暫し余韻に浸る。互いの荒い呼吸が耳たぶをくすぐる。熱を持つ頬と頬が擦れ合うのが妙に気持ち良い。頭がぼんやりしてきた。繋がっては無いものの確かな一体感が其処にある。何とか肩から顔を離すのも同時だった。
王馬の潤んだ目には物欲しげに小口を開けた夢野の顔が映り、夢野の蕩けた目には熱にうなされたかのように火照った王馬の顔が映り込む。

どちらが先に求めたのかは判らない。ただ、二人の唇は静かに触れ合った。


「……きちんと最後までせえよ」
「…………良いけど、裂けるかもよ?」

そんな会話があってから暫らく経った後、夢野は初めてを経験した。
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/26(月) 00:08:51.72 ID:7MhzFMwKO
夢野ってロリのじゃ口調なだけで大阪弁とかでは無くね?
295 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/03/26(月) 00:15:43.80 ID:MLsQicrD0
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【以下、蛇足】


夢野「っ〜〜〜!!」

王馬「…………大丈夫?やっぱ止めとく?」

夢野「……いや、じゃっ!」

早くも半泣きになった夢野は王馬の身体に跨ったまま肩に顎を乗せ、抱き締めた背中に爪を立てながら必死にしがみつく。その背中の痛みにも動じず、王馬は優しく夢野の身体を抱いていた。そう。既に王馬の手錠も外されていた。そして、どちらも裸であった。場所はベッドの上。下半身の方を見やれば夢野がお尻を上に突き出した格好をしていた。

そして、筋のように小さな裂け目で巨大な肉棒を咥え込もうと必死に震えていた。

サイズ的にこうなるのは明らかだった。熟しきってない小さな体で異常なまでに大きな王馬のペニスを迎え入れるのは相当にキツイものがある。ミリミリと危ない音が聞こえてくる。確かに破けそうだ。まだ全然だというのに滅茶苦茶痛い。余りの痛みに涙が出てくる。それでも夢野は諦めなかった。

夢野「……お主と、したいんじゃっ!」

王馬「………………あっそ」

素っ気なく言う王馬だったが、その手は優しく女の子の背中を抱いている。目を瞑る彼の顔は風呂上りという事もあるが、真っ赤に染まっていた。どちらかと言うと長風呂の方が好みの彼が早々に上がったのはどういう意味か。むくむくと肉棒が大きくなっているのは、先っぽに当たる感触が気持ち良いこともあるが、胸板に触れる小さな膨らみが思いのほか、柔らかい所為だ。桜色の突起が胸をくすぐるのが気持ち良い。薄い胸板を通じてドックンドックンと弾む鼓動が伝わって来て、頭がぼうっとなってきた。

夢野「っ〜〜〜〜!!」

王馬「っ!!」

そして、背中が一気に痛くなる。切った爪が刺さったのではないかと思う程の痛み。肩の肉が噛まれて顔を顰めた。小動物のように小さな顎だが、全力で噛まれれば決して無視はできない。だが、噛んで良いと言ったのは王馬だ。爪を立てないように力強く抱き寄せる。ドクンドクンとお互いの鼓動が強くなっていく。敏感な亀頭に感じる確かな感触。最初からじわりと濡れていたが、益々濡れたのを感じる。何が起きたかなんて見なくても判る。破瓜。王馬のペニスが夢野の中に押し入ったのだ。肩に湿った何かが垂れてくる。涎なのか涙なのかは判らない。判らないが、王馬は夢野の髪を撫でる。さらさらした感触が指に返ってきて、何というか、幸せな気分になってきた。

王馬「………動かして良い?」

夢野「………ん」

返事が聞こえた王馬は腰を動かし始めた。非常に緩慢な動きだ。だが、それだけで夢野がびくりと身体を跳ねさせる。無理やり膣を拡張される感触。自分の女が男の形に変えられていくという感触は王馬には永遠に判らないだろう。判らないが、自然に締め付けが強まっていくのを感じた。サイズ的に全然入り切れてはいない。だが、それでも異常なまでに気持ちが良かった。

夢野「おう、まぁ」

泣きそうな、それでいて幸せそうな声が溜まらなく愛おしい。王馬の腰振りが自然と強まってきた。抱き締めてくる夢野も自分から腰を振り始めた。ねちゃねちゃと粘膜が音を立てる。別に王馬もそういう目的で揃えた訳ではないが、彼の部下の何人かはイイ女だった。皆、違った。だから、何回目かも覚えてない。だけど、こういうのは彼にとっても初めてだった。

夢野「ひっぎ!?王馬っ!!?」

好きな子苛めというのは意外と当たっていたかもしれない。

夢野「何をっ!?や、めっ!?」

王馬の髪がくしゃくしゃにされていく。だが、突き上げが全然止まらない。寧ろ、勢いが増してくる。

夢野「激しっ!こわっ!?こわれるうううううううううぅぅ!!?」

手錠を外されたのは失敗だったかもしれないと王馬は思った。だけど、もう遅い。ぐるりと体勢をひっくり返し、彼は夢野に覆いかぶさった。怯えた夢野の顔に何が映ったかは王馬には判らない。判らないが、王馬は口角を吊り上げているのは自覚する。警告は何度もした。だから、まあ自業自得という物だ。

王馬「え?やだよ。だって、俺悪の組織のボスだもん」

夢野の顔が悲痛に歪んだ。言い終えると同時に腰が突き出され、夢野の絶叫が部屋に轟いた。

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296 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/03/26(月) 00:16:20.29 ID:MLsQicrD0
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続きを見たいとか何処を見たいとか誰と誰の絡みが見たいとかエロだろうが何だろうが自由にどうぞ。
(※続きを見るとかでも、エロが見たい。誰かが助けに入るなどなど 自由に意見を言って頂いて構いません。)
↓1〜3で一番コンマの大きい奴を基本的に採用。その安価が無理な場合は違うのにします。(連取りでなければ同じ内容も有り)

※1からのお勧めとして、部屋のナンバー“例:222―病み”とか書いてみると面白いかもしれませんし、肩透かしを食らうかもしれません。イベントが確実に起こるのは王馬が丸を付けた“30=030、162、156、186、190、218、220”って感じです。
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/26(月) 00:28:39.60 ID:/4JjXJoVo
じゃあ218ラブ
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/26(月) 00:34:10.38 ID:V3qmmBuF0
>>282の続き
226の部屋に行った王馬が見たい
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/26(月) 00:36:56.98 ID:15r/Sugi0
220、病み
300 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/03/26(月) 01:24:57.90 ID:MLsQicrD0
安価>>299 220、病み 了解です。
ぞろ目まで一足りない。
それでは今日はこのぐらいで中断します。ありがとうございました。
301 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/04/01(日) 23:54:42.45 ID:KzXYKNf80
安価>>299 220、病み

>>248からの続きです。

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百田「………ぁ?」


百田解斗は目覚めてすぐに違和感を覚えた。ピンク色の天井がくっきりと見えていて、先程まで王馬達と話していたことを明確に覚えている。寝起きだというのに意識が鮮明過ぎるのだ。そして、左腕が何かに包まれている。隣を見た。黒い髪をした制服姿の女が百田の腕を抱き締めしめたまま眠っていた。


春川「……も……たっ」

女は春川魔姫だった。幸いにも互いに服は着ている。どういう夢を見ているのか、凄まじく幸せそうな寝顔であった。何時もの不機嫌そうな顔が嘘のように締りの無い笑みを浮かべ、抱き寄せた百田の腕に頬擦りしている。相変わらず良い肌触りだった。思わず百田の口元も綻び、頭を撫でようと手を伸ばす。が、空中でピタリと止まり、少しの間を挟んだ後に肩の方へと軌道を変えた。もう、そういう事をして良い立場ではなくなったのだと彼は思い込んでいた。

百田「ハルマキ!起きろ、ハルマキ!」

この距離で、しかも二人っきり。嫌われている今なら殴られかねない状況だ。そう思いながらも百田は華奢な身体を揺さぶり続ける。

春川「ん……」

だが、全然起きない。結構な勢いで揺さぶっているが、眠りは深いようで眉を顰めるくらいしか効果が無い。寧ろ、腕への抱き着きが強くなってきた。挙句の果てには百田の指をしゃぶり始めた。ぬめりとした感触。唾液で照り輝く桜唇に雄としての視線が持って行かれる。


百田「起きろっつってんだろハルマキッ!」


春川「…………百田?」

思わず大声を出せば漸く瞼が上がった。焦点の合わない眠たそうな目で百田の顔をじっと見つめ、やがて何かに気付いたように目を見開いた。そのまま体を起こし、慌てた様子で辺りを見回し始める。何かあるいは誰かを探しているのだろう。だが、この部屋は先ほどまで居た部屋と同じだ。いや、造りは全部一緒だろうから別室に攫われたのかもしれない。置いてあるものはさして変わってないし、百田の他には誰も居ない。その確認作業が終わったら今度は自分が服を着ているのか気になるのか、ぺたぺたと胸元やスカートを触り出す。何時の間にか百田の腕は解放されていた。指先に軽く唾液が付いているそれを気付かれないようにシーツで拭き、さり気なく身を離す。

春川「百田っ!」

百田「っ!?」

だが、離れるよりも先に抱き着かれた。飛び掛かってきたと言っていい。熱烈なハグの勢いに負けてそのままベッドに押し倒される。

春川「百田っ百田っ百田っ百田っ!」

それでも春川は叫び続けた。待ち望んだ何かを漸く手に入れたように、探し求めていた何かを遂に見つけたかのように、只管に想い人の名を連呼し続け、必死に百田にしがみ付いてくる。平たい乳房とてこうまで密着すればその盛り上がりを感じてしまう。ドクンドクンと脈打つ鼓動が百田の身体に伝わってくる。だが、流石に異常である。ひとしきり叫んだかと思えば今度は抱き着いたまま離れない。身体が微妙に震えているのは泣いているからか。真宮寺との時でさえ此処までは無かった筈だ。

春川「…………………っ」

百田「………ハルマキ?」

百田が声を掛けるが、抱き着いたまま何も喋らない。先程までの態度と余りにも違い過ぎる。もしかしたら自分は春川よりも遥かに気を失っていたのではないか。自分が知らない間に、春川にナニカが有ったとしか思えない。つい茶柱の姿が百田の脳裏に浮かび上がんだ。

春川「……………ごめん。久しぶりに、あえ……久しぶりに二人っきりになれたから嬉しかっただけ」

漸く落ち着いたのだろうか。春川が身を離す。微笑んではいるものの薄っすらと涙の跡が見え、ちくりと百田の胸が痛んだ。――――――違和感。心の何処かで警報が鳴り響く。判らないが、何かが違う。

百田「ハルマ……」

春川「………ねえ、許してほしい?」

思わず問いかけようとする百田の視界を春川の顔が占領した。仰け反ってもその分詰められて距離が変わらない。白い頬は桜色に色付き、口元は薄っすらと笑みを浮かべている。何時かのベッドで知った女の貌によく似ている。そう、彼女は欲情していた。

百田「何を言ってん…」


春川「今謝れば茶柱との浮気、水に流してあげる。どうせ、あっちから誘って来たんだろうし、もうアイツはアンタの事毛嫌いしてるでしょ」


百田の目が見開かれた。男にとっては余りにも都合の良い台詞だ。だが、台詞の隅々には茶柱への悪意があった。慈母の微笑みの裏に何があるのか、春川は百田の頬をゆっくりと撫で上げる。人形のように小さな手。だが、その気になれば、この嫋やかな指で目を突いてくる事は知っている。

百田「転子は……」

春川「大体なんで未だに名前呼びしてるの?嫌がられてるのは判ってるんでしょ。前みたいに名字で呼びなよ」

ずきりと胸が痛んだ。春川の言う通り、茶柱を名字で読んだら凄まじく悲しそうな顔をされてしまった事を思い出す。春川も同じだ。幾ら百田が鈍いとはいえ、流石にそこまでされれば気付いてしまう。知らない振りをしてきただけだ。何も終わってはいない。だが、今はそれ所ではないのだ。違和感はどんどん膨れ上がっていく。何時の間にか春川がもう片方の手を後ろ手に隠している理由も察しが付いた。何かを握っているのだ。返答を間違えれば自分を終わらせることが出来る何かを。


春川「……私だけを愛してよ、百田」


なにせ、微笑んでいるというのに目だけは笑わっていない。濁り切った瞳で男を射抜いている理由も判っている。そして、何処かから視線を感じた。だから、百田はこう言った。


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百田の台詞及び行動を↓1〜3で募集。百田におけるエンディング分岐点。基本的にコンマが高ければ良い結果になります。ぞろ目が出たら……。
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 00:26:20.73 ID:OW8WR8MDO
おい二人共!俺はお前らを愛している!!三人で幸せになろう!!それが無理なら…俺を殺せぇぇ!!
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/04/02(月) 07:18:15.13 ID:kgYWgjv0O
「……わりぃハルマキ、テメーの気持ちは嬉しいんだ……だけどよ、もう決めちまったんだ」
「たとえ二人から嫌われようと殴られようと、ハルマキも転子も俺が守るってな」
「最低な大馬鹿野郎なのかもしれねーけどよ…どうやら俺はテメーら二人を誰にも譲りたくねーみてぇだわ…!」

と言って春川が後ろに隠し持っている獲物を春川の手ごと優しく自分の胸の辺りに持っていき
「受け入れられねーんなら俺を殺してくれ、魔姫に殺されるなら…構わねぇ」と言うなら
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 19:26:22.30 ID:zmdVxvW80
受け入れる
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/02(月) 22:39:15.42 ID:OW8WR8MDO
73はギリセーフかな?
306 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/04/04(水) 00:22:26.66 ID:O5erH0jm0
安価了解
↓1 220病みの部屋(百田達が居る部屋)に乱入者が来るかどうか記入願います。
   来るなら誰か来るかも明記。その際、コンマを現時点の百田の理解度に追加。ぞろ目は強制パーフェクト
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/04(水) 02:19:46.20 ID:IZ+LScrMO
入間
308 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/04/04(水) 23:26:33.52 ID:2m6a6vcy0
>>301の続きです。

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“春川魔姫がクリア条件を達成しました。繰り返します。春川魔姫がクリア条件を達成しました。”



天海「……………ふーん。ま、おめでとうございますって感じっすかね」


そんな無機質なアナウンスを聞き流しながら天海はシャツをたくし上げ、胴体に巻かれた包帯を解いていく。するすると解けていく包帯と入れ替わりに見えていく肉体は中々に引き締まっていた。適度に割れた腹筋と胸筋は色気という物があり、女を引き寄せるには十分な魅力を持っている。波動球を当てられた筈の背中には青痣一つ残っていない。


天海「どうせ意味なんざねえっすけど」


吐き捨てた天海はそのまま部屋から出ていった。後に残されたのはビリビリに破かれた漫画本と真っ白な包帯のみ。


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どのイベントを見ますか?
部屋の番号(222‐病み等)もしくは人物名を記載願います。
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/05(木) 00:36:15.49 ID:ywLAfkA90
>>278の続きがあるなら見たい。リョナエロとかで。
なければ30−ラブ
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/05(木) 00:47:29.95 ID:TSFXwhPSO
東条
どうあがいてもリョナ
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/05(木) 06:36:18.32 ID:tIlPrFZZo
夢野
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/06(金) 07:12:33.06 ID:kQTLCV01o
不幸度高いから厳しいかもしれないけど最終的に少しでいいから救いがほしい
313 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/04/06(金) 18:22:24.51 ID:Hln5VNYg0
>>309 無ければ作るのみなんでコンマに託してくだされば。

>>312 厳しめにはなってますが、ぶっちゃけ安価で取り戻せるレベルです。ただ、まあ厳しめですが。

安価>>310 東条 どうあがいてもリョナ を選択

どうでもいいっすが、これ書いてたら東条さんって、くっ殺が似合いそうだなと思いました。

>>308の続きです。

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天海「っと」

部屋から出た瞬間、天海は勢いよく頭を下げた。一瞬遅れ、風切り音。数本の金髪に掠りながら通り過ぎたのは細くしなやかな美脚であった。チアリーダーよりも高く腿を持ち上げているのは東条斬美。何処で手に入れたのか、白いシャツワンピースを素肌に直接着ている。ボタンの隙間から除く肌は滑らかだが、首元には痛々しい鞭打ちの跡が見えている。因みに、着ている物はそれだけだ。スカート所か下着も穿いていない。

天海「おー、絶景っすね。こんにちはっす。東条さん」

東条「こんにちは天海君」

爽やかな微笑みに返ってくるのは無感動な鉄の視線。
不意打ちのハイキックを躱された事にも動じず、上昇中の美脚が軌道を反転させ、踵が天海の頭目掛けて降ってくる。ブーツも履いていない女の蹴りとはいえ、東条斬美の踵落としだ。当たれば大の男でも意識を無くす。だが、速過ぎて普通は避けられない。

天海「あっぶね」

それを間延びた声を出しながら躱せる彼も超高校級の男なのだろう。真横に跳ね飛び、床を転がって距離を取る動きはその手の訓練を受けた男のモノだ。

東条「ふっ!」

天海「っ!?」

だが、そんな彼をしても三撃目は避けられなかった。整った鼻柱にめり込んでいるのは足の甲。体勢を崩している筈なのにこの連撃。如何に速かろうが、反射でどうにかなる物ではない。東条が一連の流れを読み切ってぶち当てたのだろう。蹴り飛ばされた天海が後頭部を壁にぶつける。たらりと鼻から血が出てきた。生理的反射で目尻に涙が浮かぶ。それでも、にやにやとした笑みは崩れない。

東条「……やっぱり本物なのね」

天海「ん?何がっすか」

そんな天海を追撃することなく、東条は冷静に見つめていた。無表情の仮面の中に何を押し殺しているのか、彼女が注視しているのは生物の証である鼻血であった。

東条「貴方が実はスペアボディじゃないかと疑ってたの。でも、血が出るならロボットではないという事でしょう?それに貴方は弱過ぎる」

天海「…………意外に冷静っすね。ヒステリー起こして、雄叫び上げながらぶっ殺しに来るもんだと思ってたんですけど」


東条「いえ、殺しに来たわよ」


次の瞬間、天海の視界を影が覆った。掌だ。速過ぎて急に現れたようにしか見えない。それが勢いよく天海の顔を掴み、後ろの壁に後頭部を叩きつけた。

天海「がっ!?」

東条「人違いだった可能性があったわ。だから、初めは手加減した。でも、その口ぶりだと私を苛めてくれたのは貴方で合っている。だから、殺すわ。でも、聞きたいこともある。だから、まずは壊すわ」

天海「ぎっ!?がっ!?ぐっ!?」

悲鳴は激突音に掻き消される。一度や二度ではない。何度も何度も天海の頭が叩きつけられる。恐ろしいことに壁に罅が入っていく。小さくない亀裂に染み入るのは血であった。頭が割れ、噴水のように血が噴き出してきた。だが、それを見据える東条の顔には昏い笑み。勢いを弱めるどころか、徐々に大振りとなり、壁に叩きつけていくペースが段々と早くなっていく。

そう。天海蘭太郎を殺そうとしている東条斬美は明らかにこの暴力を楽しんでいた。

指で隠しきれない天海の口元が弧を描いていることに気付かないまま。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

東条が取る行動(※聞きたいと言っている質問内容も含む)もしくはされる行為を↓1〜3で募集。東条におけるエンディング分岐点。安価に依存してる部分もありますが、基本的にコンマが高ければ結果が良くなっていきます。ぞろ目が出たら……。
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/06(金) 23:26:15.16 ID:TrDgXaBv0
相打ち
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/07(土) 01:43:37.33 ID:fo9OUMVwO
逆レイプ
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/07(土) 01:48:49.22 ID:GIjQw+Ako
逆レがゾロ目か
なら真実を知って廃人化しビッチに
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/07(土) 02:04:53.52 ID:fo9OUMVwO
両方ともゾロ目出ちゃったよ!?
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/07(土) 04:21:44.71 ID:A4dclmM/0
キルミー…本編のみならずここでも不幸を免れないのか…
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/04/07(土) 04:51:47.22 ID:Q10DiKJq0
天海が何するか分からんな...途中で反撃されるかもしれん(性的な意味で)
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/08(日) 23:39:31.23 ID:OJo8MAn6O
ゾロ目でまくっててワロタ
321 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/04/16(月) 00:24:34.28 ID:XxNhTfcA0
>>317>>320 吹きました。なんだこれ状態ですが、うん。面白いんで追加します。

選択安価は伏せ。
ただし、連続でぞろ目出たんでボーナス有り。後程、説明。

>>313の続きです。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



天海「………っ」

天海が瞼を開けると天井が見えた。何処かの部屋の中だろう。背中にはベッドの柔らかな感触。どうやら、意識を無くしていた間に連れ込まれたらしい。割れるように痛む頭には包帯が丁寧に巻かれているが、滲んだ血の量を考慮すれば適切な処置とは言い難い。針で縫うべきレベルである。

東条「あら、お目覚めかしら?」

後方からの女の声に天海が振り返ろうとするが、腕が鎖に引っ張られる。足首にも冷たい金属の感触。見れば手枷と足枷が地肌に直接嵌められていた。因みに服は着ていない。故にペニスが丸見え。そう認識した天海が股を閉めようとする。その瞬間、降ってきた踵に足の付け根をぐしゃりと踏み付けられる。

天海「きっ!?」

東条「ふふっ♪」

生え際を踏まれたペニスは裏筋を天井に向けるように折れ曲がる。晒された肉竿の下には睾丸。無造作に踏み付けられた天海が歯を剥き、仰け反り返る。その様子が面白いのか、東条斬美は笑みを浮かべたまま、肉竿と睾丸をぐりぐりと踵で踏み躙る。生足だ。相変わらずシャツワンピース羽織っただけという煽情的な格好であり、何を考えているのかボタンは全外し状態。奇麗なおへそはおろか横乳まで見えている。乳首が見えないのは一種の奇跡だろう。それに加え、表情もまた妖艶だった。誘うような流し目に蠱惑的な薄い笑み。紅潮した頬は舌なめずりしそうな気配を漂わせ、男の局部を踏みにじるサディスティックなポーズと相まってSM嬢染みた色香がある。態々、膝に肘を乗せて体重を掛けているのがポイントだ。そして、利き手には鞭まで持っている。赤く濡れているのは彼女自身の血による物だろう。どうやら、此処は先ほど東条が天海に嬲られていた部屋らしい。復讐には持って来いの凶器と場所である。

天海「……ははっ。マグロかと思ったら意外と似合うじゃねえっすか。SM嬢みたいっすよ」

だが、それを見た天海は皮肉気に笑みを浮かべるだけ。痛みは感じていても軽口に変化は見られない。

東条「ありがとう。貴方もお似合いの格好よ」

応じる東条も笑みを浮かべたまま鞭を振り下ろし、風切り音と破裂音が殆ど同時に鳴り響く。強かにぶたれた天海の首が真横を向き、切れた唇から血が滴り落ちる。少しの間を置き、頬が青紫に腫れ上がる。包帯が巻かれた頭と言い、燦燦たる有り様だ。

東条「それで。聞きたい事があるのだけど良いかしら?」

天海「はい。ご自由にどうぞ」

だというのに嬲る女も嬲られた男も共に笑みを崩さない。そのまま平然と質疑応答が始まった。

東条「まず一つ目。星君の記憶が込められた思いだしライトはまだ使えるの?あの時は冷静じゃなかったけど、よくよく考えればレンズがどうであれ本体が無事なら使えるんじゃないかしら」

天海「あー、理屈は知らねえんで何とも言えませんね。まあ、気になるなら新しいレンズを嵌め直して確認すれば良いんじゃないっす、がっ!?」

言い終える前に東条が足の裏を強く捻じり込む。合わせ、睾丸がビキリとやばい音を立てた。痛みというより、呼吸ができなくなるような苦しみに脂汗が滲み出す。だが、次の瞬間には身体を跳ねさせた。嘲笑を浮かべる東条が爪先をリズムカルに動かし始めたのだ。踵を支点にし、踏んで上げてを繰り返す電気アンマ。だが、動きが柔らかすぎる。裏筋を刺激するように蹂躙するその動きはマッサージにしかなっていない。まさかの女子高生メイドによるご奉仕プレイだ。

東条「ありがとう。では次の質問ね。さっき小耳に挟んだのだけど、獄原君は本当に王馬君の味方なのかしら?もし味方だとしたら、あの時、貴方は誰に助けられたと言うの?」
322 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/04/16(月) 00:25:06.66 ID:XxNhTfcA0

天海「っぁ、……あの、時って何時のことっすかね?」

だが、ある意味では拷問に近かった。責めが半端なのだ。裏筋が刺激されたペニスは見事に屹立し、抑えつける足の裏を跳ね除けようと抵抗するが、それだけ。扱くでもなくただ押されるだけでは射精出来ない。だが、快感は募るばかり。放出したいのに達せないもどかしさは痒みに似ている。所謂、生殺しという奴だ。

東条「貴方が私の部屋に侵入し、星君に背中からテニスボールをぶつけられた時の話よ。取り巻きだった最原君たちのスペアボディも壊され、貴方は完全に意識を無くしていた。なのに、気が付いたら私たちは四人であの部屋に居た。貴方に忘れさせられたんでしょうけど、この辺りの記憶が曖昧過ぎる。確実に覚えているのは、星君の記憶を奪ったのが私だという事と獄原君が冷たい目で私を見下ろしていたという事だけ。ゴン太君でないというなら、あの時私は誰に眠らされたと言うのかしら?」

天海「……さ、あ?知らね……っ…すね」

答えることは出来たが、脳に問いが届いているかも怪しい。天海の顔はあからさまに快感に悶えていた。頬は紅潮し、眉は顰められ、震える口元には涎まで見えている。いっそ自分で扱きたくなるが、手錠と足枷が邪魔で出来る筈もない。必死に身体の震えを抑え付けているものの、自分から腰を擦り付けに行かせるような、男としてのプライドをへし折りそうな優しいご奉仕。それが東条が選んだ男への復讐か。


東条「そう。気にはなるけど、まあいいわ。次に気になっているのは貴方を殺したら発動するであろうトラップについてよ」


ピクリと天海の身体が跳ねた。一瞬で真顔に戻り、東条の顔を見つめる。東条はにっこりと微笑んでいた。

東条「やはり罠があるのね。どうも貴方殺されたがってるように思えたものだから」

カマをかけたらしい。何時の間にか足は外され、勃起したペニスは解放される。だが、射精感からは解放されない。完全に生殺し。半端に放置され、ギリギリまで昂った肉の快感のみが残ってしまう。ピクピクと震える亀頭は湯気立っている。鈴口に付いているのは先走り汁だろう。だが、決して放てない。

天海「……は、本当にクールっすね。貴方が一番人を殺し易いって思ってましたけど、ちょっと舐め過ぎてましたわ。で、何着けてるんすか?」

東条「ペニスバンド。貴方のモノより大きくてイボ付きのモノを選んでみたわ」

いきなり後ろを向いてカチャカチャ音を鳴らしてると思ったら、そんな事してたのか。

此方に振り向いた東条がその腰を見せつけるが、確かに大きい。紫のガータベルトと共に装着された黒くて長いディルドは肛門に入りそうもないサイズをしていた。というか擦り剥けそう。想像力のある男なら青褪めてしまう所だろう。だが、天海は溜息を吐いた。そして、次に浮かべるのは嗜虐的な笑み。

天海「SMプレイモード解除」

次の宣言で手枷と足枷がカチャリと外れた。言うまでもなく初めから出来たのだろう。あっさりと解放された天海は簡単に体を起こす。だが、東条に止める気配はない。寧ろ、笑みを深めるばかりだ。元より正気ではなかったのだろう。息を荒げる彼女の目は明らかに欲情していた。天海は首を回し、縛られていた腕の調子を確かめながら東条に言葉を放つ。

天海「………東条さんが本当にしたかった質問、当ててみましょうか。“なんで私はこんな気分になっているの?貴方はあの時、思いだしライトで私にどんな記憶を見せたというの?”」

東条「正解だったわ。でも、今はそんな事どうでも良い。私は貴方を殺したいほど憎んでるし、滅茶苦茶に犯したい。だったら、それが真実よ」

天海「反吐が出そうな真実っすね。でもまあ、ぶっちゃけますけど俺も個人的にアンタは一番嫌いですし、滅茶苦茶にしてやりてえと思ってましたよ」

散々に嬲った男と散々にやり返した女。頭に包帯を巻いた天海も勿論、シャツから傷跡を覗かせる東条も実は限界寸前。根性論になるが、持ち前の気力とタフネスでどうにか身体を動かしているというのが実情だ。それでも目は爛々と輝いている。東条のみならず、天海もだ。

天海「つうか、犯されたいの間違いじゃねえっすか?小っちゃい子大好きなマゾメイドさん?」

東条「貴方こそ滅茶苦茶にされたいの間違いじゃないかしら?ロボット相手でも盛れるシスコン男」

発する言葉は棘だらけの毒塗れ。だが、それでも二人は笑っていた。


天海・東条「「じゃあ犯して(あげます/あげる)」」


そして、笑ったまま互いに飛び掛かって行った。

その戦いを眺めるのは、ベッドの端に放置された一本の鞭のみ。絶叫と激突音が響く中で虚しく転がる鞭は纏った二人の血でシーツに赤い染みを作っていた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
323 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/04/16(月) 00:30:11.87 ID:XxNhTfcA0
ぞろ目ボーナス

廃人希望もありましたが、逆リョナも有りましたんで選択問いかけ。

東条斬美を幸せにしたいか不幸にしたいかお選びください。(具体的な内容書き込みも可)
↓1〜3で募集
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 00:42:00.95 ID:8sY6F+Iyo
幸せにしたい
できたら正気を取り戻させたいけど難しそうなら壊れた状態での幸せでもいい
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 00:44:54.12 ID:RaEBLe60o
天海も東条も来る所まで来てる感あるし今更幸せになれるとは思えない
廃人化してるけど本人がそれでいいと思ってるから幸せみたいな
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 00:48:51.40 ID:iDulQ7KvO
これ以上落とすと他のキャラと空気感違いすぎる感じになりそうだし幸せで
天海はどっちでもいいけど
327 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/04/16(月) 01:12:51.45 ID:XxNhTfcA0
安価了解です。
今日は次の安価募集で中断します。見て下さった方々ありがとうございました。

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どのイベントを見ますか?
部屋の番号(222‐病み等)もしくは人物名を記載願います。東条の続きを見るも可。
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 01:13:47.20 ID:JS/YYmdKO
夢野
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 01:57:35.55 ID:ECPlRjGu0
東条の続き
二人の遣り取りに興奮した
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 02:26:05.55 ID:wYuLBBxW0
この東条の続きが見たい
幸せかどうか知らんがぶっ壊れてる同士仲良くしてくれ
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 06:29:15.68 ID:p7LAzF1KO
また東条ゾロ目w
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 06:35:58.98 ID:sYUVf7n5O
この場合は夢野か?
333 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/04/17(火) 01:55:08.33 ID:Ci16mNxI0
>>332 基本的にコンマが大きい方を優先です。例外は連取りとか作者が無理だなと感じた場合。

>>329>>330 ありがとうございます。なぜこうなったルートまっしぐらで作者にもよく判らねえことになってますが楽しんでいただければ幸いです。

安価 東条の続き

そして両者共に同じ内容で同じ値でしかもぞろ目w
幸運なのか不運なのかよく意味が判りませんw

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Wぞろ目ボーナス

↓1〜3のそれぞれのレスで
@:見たいプレイ内容
A:天海もしくは東条に関することで知りたい事(闇落ちした理由や、何日目における行動など)

を募集。@とA両方書いて頂ければ幸いです。どちらかが不要な場合は空白とかでも構いません。

及び
↓1のコンマで天海の希望度(高い程、良い。※皮肉や裏は無く、常識的な意味。)
↓2のコンマで東条の狂気度(高い程、狂ってる。)
↓3のコンマで△△の???度(90以上かつ??で■■する)
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 03:24:05.11 ID:BQTpDoRe0
なんだこの謎の熱いセックスバトルは(歓喜)
どちらも主導権奪い合い殴り愛全裸プロレス
だがやっぱりキルミーは嬲られるのが似合うんで隙を突かれ天海に拘束、鞭の柄などを異物挿入または尻をスパンキング
そのままハードに犯され首を絞められながら中出し絶頂
で天海は何であそこまでドSリョナラーになったの?
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 03:36:52.47 ID:030R2HsOO
滅私奉公よ!!
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 06:44:34.79 ID:mwPVkpv7O
天海もやり込められてほしいから、ペニバン挿入されて東条に詰られながら容赦ないビンタとかされてほしいな、東条には天海の顔面を狙いまくってほしい。
あと天海がここまで東条に固執してる理由と、東条が目を覚ましてから天海を殺しにくるまでの行動が知りたい
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 12:12:51.45 ID:hjoa0nC3O
動きすぎて血が滲んだ背中にぶっかけるとかもリョナエロって感じでよさそう
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 12:52:37.10 ID:DimokQnwO
互いに毒を吐き合い主導権握り合いつつ只管快楽に溺れていってほしい。最初みたいに天海逆レしつつ焦らしプレイからのキルミー逆転されて二穴同時挿入処女喪失のイかされ地獄、中出し絶頂。
天海がここまで闇堕ちした&東条を気に食わない理由と、殺されたら発動する罠に付いて気になる。
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 16:29:10.09 ID:030R2HsOO
やべぇ…勘違いしてた、どうしよう…俺の奴がダメなら東条の狂気度がやべぇ!?
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 21:46:57.62 ID:PnM29M1Io
要望があれば、だからコンマは別にそのままでいいんじゃないの
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 22:02:40.95 ID:VZAHldHf0
コンマはそのままじゃない?
天海の希望度低すぎ…
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 08:43:22.63 ID:X7H6WsRgO
希望度っていうのがいまいちわからん
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 14:50:31.00 ID:TBbktZJTO
高いと希望厨みたいになるんじゃね?(スバラシイヨ!)
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/20(金) 00:26:04.88 ID:7jrBft8bO
安価に従うと東条ここから幸せになるんだよな……
ある意味めちゃくちゃ生き生きしてるが
345 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/04/24(火) 01:20:34.65 ID:N7nckkZJ0
読んでくださった方々、レス下さった方々誠にありがとうございます。
安価は八割方参考にさせて頂いております。
希望度については黙秘。

それでは続きを上げていきます。続きって言ってもなんか説明回みたくなっています。

>>248の続きになります。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

自覚は無かったが、やはり体力の限界だったのだろう。
何時の間にか本当に寝てしまったらしい。どの位寝ていたかは不明だが、眠る前より明らかに身体が軽くなっている。それでも気怠いし、傷も疼くが、倒れなければ十分。これなら殺しに行ける。出来るだけ苦しめたいが、護衛も居るだろうから贅沢は言わない。聞く事だけ聞いたらすぐ殺そう。

さて、まずはこの部屋からの脱出だ。話し声が聞こえない以上、作戦会議が終わって皆行動し始めたということに違いない。怪我人を放置するほど非情な人達ではないから一人は残ってくれている筈。戦力と性格を考えれば、本命は茶柱さんで対抗馬は春川さん。百田君絡みで揉めたかもしれないが、この二人以外だとスペアボディ達に対抗できないから殆ど確定。春川さんが残っている場合は黙認してくれる可能性も有るが、茶柱さんだと無茶をするなと止められるだろう。そうなってしまうと最悪の場合、殺せなくなる。百田君達が負けてくれるならチャンスは残るが、勝ってしまうと幽閉程度で済まされるのが目に見えている。それだけはご免だ。あの男は私が殺す。
突くべきはフェミニストの情か。格闘家といっても介護対象には警戒が薄い筈。隙を見て絞め落とすくらい……。


白銀「……ふーん。シャッフル機能って奴だっけ。部屋の定員は二名だし、許容量オーバーしまくったからバグが何かで発動しちゃった感じかな」


等と恩知らずな事を考えていたら、意外な声が聞こえてきた。白銀つむぎ。私達を監禁したチームダンガンロンパとやらの一員だそうだ。

白銀「と、起きたみたいだね。おはよう東条さん。体は大丈夫かな?っていうか、茶柱さんの制服違和感バリバリでなんかのコスプレっぽいね」

東条「………おはよう白銀さん。特に問題は無いわ」

身じろぎの音で察したか、起きていることはバレているらしい。仕方なしに体を起こせばベッドの傍に座っている彼女の背中が見えた。無理やり首を捻って此方を振り返っている彼女は普段通りの表情だった。妙だ。両手が後ろ手に回され、手枷で拘束されている。希望的観測で彼女を信用したにしても、これでは護衛にもならない。

白銀「あーっと。SMプレイモード解除」

いや、手枷は普通に外せるらしい。カチャリと音がしたかと思えば鎖に引っ張られて何処かに消えていく。手足を解放された彼女はあっさりと立ち上がり、伸びをする。目をきつく瞑り、身体を震わせながら反り返る彼女の顔は解放感に溢れていた。そんな彼女に無言で歩み寄っていく。

白銀「ん〜、拘束されるのって地味にきついんだよね。地味に骨がバキバキ言ってるよ」

東条「SMプレイモード発動」

そして、天海君の部屋で言われた台詞を言ってみた。だが、何も起きない。

白銀「あ、拘束機能は誰でも使えるって訳じゃないよ。部屋に指示できるのは基本的に部屋の主だけ。って言っても、主が意識を無くしちゃった時とか、自分が罰せられたいとか思っちゃった時とかは部屋の主導権を渡しちゃうけどね」

拘束しようとしていたのを見透かしていたのか、動揺するでもなく言われてしまった。目と鼻の先にまで寄っても反応は無し。殴られる可能性があるという事は判っているだろうに、呑気に準備体操を続けている。力尽くで拘束するか?勝率は判らないが、出来ないことはないと思う。だが、下手に体力を使うのは勿体ない。加え、聞きたいことも出来てしまった。

東条「部屋の主?」

白銀「うん。ラブアパートって要はカップリング妄想用の部屋だからね。本来の定員は二人で、攻め受けの掛け算で成り立ってるの。あと、スペアボディで自分×自分も有り。あ、掛け算って言って判る?ほら、ナルト×サスケみたいな奴の事だよ。前に何回か布教したと思うけど」

東条「覚えているわ。メイドだもの。理解できなくても仕える人達の好きな物を把握しておくのは当然の事よ。ということはこの部屋は白銀×東条……いえ、白銀×誰かの部屋という事かしら?」

白銀「そうそう。やっぱり頭の回転早いね。ただ、白銀×東条の部屋で合ってるよ。ついさっきまで私達が居たのは東条×王馬の純愛部屋。で、東条さんのスペアボディが徹夜で見張っていたから私と王馬君は何時までも拘束を解けなかったって訳。ま、解けても主はあっちだから指示し直される前に口塞ぐしかなかったんだけどね」

東条「そう……待って。さっきまで居た?」

白銀「あ、気付いてなかったんだ。狸寝入りしてたみたいだから判ってると思ってたけど、自分だけが寝落ちしちゃったって勘違いしてたかな?ここはさっきまで皆で作戦会議してた部屋じゃないよ。皆眠らされて別々の部屋に飛ばされてる。王馬君に貸してた本は王馬君の所有物扱いで持っていかれたみたい。地味に凄すぎな機能だよね」

言われて部屋を眺めてみる。よく見たら確かに変わっていた。ベッドの上に積んでいた大量の単行本が半分程度消え去り、吹き飛ばされた筈の扉が元通りになっていた。成る程。状況は判った。

東条「そう。じゃあ、天海君が狂った理由は判るかしら?もしかして、貴方が何かしたのかしら?」

白銀「何もしてないよ。なんか何時の間にかあんな感じになっちゃってた。っていうか、恋愛バラエティとかのおまけモードまで殺伐にする意味なんてないしね。ただ、上が路線変更したみたいだから私は兎も角、モノクマ辺りが実は何かやらかしてたって可能性はあるよ。ま、生徒の自主性に任せるって主義だから、動機の配布とかはともかく、洗脳して無理やりやらせるって事はない。だから多分……」
346 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/04/24(火) 01:28:03.23 ID:N7nckkZJ0
と、言い終わる前に乾いた音が鳴り響いた。気が付いたら白銀さんの顔が真横を向いていた。頬が赤くなり、掛けられていた眼鏡が宙を舞っている。他人事のように感じてしまったが、自分の右手が前に出されているのを見て、自分が叩いたのだと気付く。呑気に語る誘拐犯の態度がどうも気に入らなかったらしい。いや、全員が自主的に参加したのだと嘯いているから罪悪感が無くて当然なのか。

東条「あら、ごめんなさい。あの男の所為で気が短くなっているみたいね。続けてくれるかしら」

眼鏡を拾って手渡すが、此方に向き直った白銀さんは笑みを浮かべていた。嘲笑。明らかに馬鹿にしている。感情むき出しにして動くなんてらしくない。滅私奉公の信念を忘れたのかと嘲笑っている。

下らない。一年も付き合っていない分際で分かった気になるな。アレを滅茶苦茶にしてやれるならプライド位は捨ててやる。

白銀「はいはいっと。ま、此処からは推測だけどね。えっと、ダンガンロンパについてはもう知ってるよね?で、彼は皆と違って2週目。本物のダンガンロンパを勝ち抜いた超高校級の生存者。言っとくけど、前回は今みたいな温い恋愛バラエティとかじゃなくてガチのコロシアイ。外に出るために、友達となった子達を裏切り裏切られながら殺し合うっていう最悪なゲームなんだ。生き残った直後は皆で笑い合ってるけど、大抵の勝者はトラウマ持ちの人間不信になっちゃうんだよね。当然だよね。苗木君みたいな神メンタルのフィクション超人ならいざ知らず、真っ当な人間が殺し合いなんかしておかしくならない筈が無い。まあ同じ回に出るってことで天海君がどういう活躍をしたのか私は知らされてないけどさ。前回だって、どう考えても悪夢だったはずだよ」

東条「……だから狂っていると?」

白銀「うん。その記憶も今は忘れさせられている筈だけど、思い出しているなら辻褄は合う。多分、彼がやりたいのは私達チームダンガンロンパへの復讐じゃないかな。このお茶らけ企画を滅茶苦茶にして社の信用と売り上げをガタ落ちさせる。その後、外に出て戦争吹っ掛けに来る感じ?…………ま、それなら私が一番被害受けてないとおかしいんだけどね。こじつけ臭いけど理由を考えるなら視聴者にストレスを与えやすいからかな。私が苛められたって黒幕ざまあって思われるだけだから、何も悪いことしてない東条さん達の方を狙ってるんじゃないの?悪者は無傷でヒロインがボロボロにされてたら、そりゃあ皆腹立つでしょ」

長ったらしい考察を一息で言い切った彼女は此方の反応を伺うように、にっこりと微笑んだ。
顎に指を当て、白銀さんの言葉を反芻する。恐らく嘘はない。そうなれば、あの男もまた被害者となる。同情の余地はある話だ。個人的にも悪いのはチームダンガンロンパの方だと思う。だが、不思議な事に殺意が全然収まらない。更に不思議な事に白銀つむぎを殺してやりたいとまでは思えないのだ。違和感が膨れ上がっていく。星君の事があったとはいえ、自分はここまで粘着質だっただろうか。それに自分を心配してくれた百田君達の敗北を願うのは行き過ぎている。ここまで来ると………。

東条「………そう。色々と疑問は残るけど、ある程度は納得出来る動機ね。でも、そうだとしたら妙ね。何故、私達は生きているの?企画崩れにするのならR18規制の猟奇殺人を見せれば良い筈よ」

白銀「さあ?オーディションの時、彼は殺し合いを止めて見せるって啖呵を切ってたんだよね。だから殺しだけはしないと決めているんじゃない?あるいはそこまで非情に成り切れてないか。…………で、少しは自覚してるみたいだから聞くけど東条さんって彼になにかされたかな?別に叩かれた腹いせに言う訳じゃないんだけどさ。なんていうか、考え方が暴力的になっているっていうか、どうも普段より目がやばい気がするんだよね」

成る程。少しだけ彼の考えが判った気がする。女性のスプラッター映像の方が視聴者に不快感は与えられるだろうが、男の映像だってダメージは大きい。要は誰でも良いのだ。例え、それが自分自身であってもだ。

東条「彼を殺す。そう言ったら貴方は止める?傍観する?」

白銀「うーん。一応言っておくけど彼は殺されることを狙ってるかもよ?それならそれで番組が台無しになっちゃう訳だし。ていうか、東条さんは思いだしライトで殺意とか植え付けられちゃってるかもしれないよ。天海君の狙い通りにしないようにするならボコボコにするぐらいで終わらせた方が良いと思うけど」

普段通りを装っているが、白銀さんの表情が微かに揺らいだ。同じ女だ。彼女の視線が誰を追っているか何となくは理解している。それに彼女が私達と一緒に楽しんでいたあの姿に時折見せる痛ましい表情。全部が全部、嘘とは思えない。

まあ、だからどうしたとしか思えないのだから、私は確かにどうかしている。

白銀「少なくともマザーモノクマを見つけちゃえば外には出れる筈だし。って、なんで脱いでるの東条さん!?」

東条「茶柱さんの制服を返り血塗れにするのは気が引けるから。どうせ、貴方もじっとしている気はないのでしょう?自由に動くのを見逃してあげるから彼女に会ったら渡してあげてくれないかしら」

白銀「ちょっ!?何で普通に出て行こうとしてんの!?全裸だよ全裸!見えちゃいけないもん丸見えだよ!?待ってってば!力強いなっ畜生!判った!私のコスプレ衣装貸したげるからっ!ミニスカメイドの奴貸したげるからっ!」

東条「ミニスカートなんてメイドが穿く物ではないわ」

白銀「何その拘り!?裸の方が酷いよ!っていうか、乳首すっごい奇麗!!」


今の話を聞いて思い付いたことは言わないでおくことにした。面倒だったのか慈悲なのかは自分でもよく分からない。

まあ、殺すのは外に出てからでも構わないか。その間、たっぷりと苦しめてやればそれでも構わない。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/03(木) 00:34:47.30 ID:lDHCz2K2O
そろそろかな?
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 23:06:10.28 ID:S6OfP+/TO
テスト
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 23:15:46.53 ID:S6OfP+/TO
作者っす。一応の生存報告を 現在帰省中で書けてないです。書く気はありますんで不安になられた方がいらっしゃったらすみません。まあたぶん来週くらいまで更新ないでしょうけど、遊ばせとくのもアレなんで今の東条天海のみならずなんか見たいの有ったら書きこみどうぞ
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 23:46:31.92 ID:xYmdMP9A0
よかった生きてたか
サツバツSSすぎるからたまにはスレ主の書くラブラブイチャイチャカップルとか見てみたい
誰得感すごいけど
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 20:43:43.78 ID:CnzsXQMro
最赤を純愛部屋に入れてみたりとか……
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 20:56:12.13 ID:kkb7bfHFo
>>40の続きや>>47で白銀が行ってた百春茶の乱交劇の詳細が見てみたい

なんか今現在百田も無事かどうか分からんしこの三人の絡みをまたみたい
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/07(月) 23:02:33.46 ID:j2yeUxTO0
今以上にひたすらリョナられる東条が見たい
そこからドロドロに甘やかす飴と鞭プレイをだな
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/25(金) 19:43:04.21 ID:ubZYrW5uo
待ってるぞ
355 : ◆1SKn6znVT2 :2018/05/27(日) 23:38:16.28 ID:QndH8lAj0
>>349
……うん。自分で言うといてあれですが、完全に疾走する奴の台詞でしたねコレ。
そして、トリップ忘れました。これで合ってたっけ?

えー、長らくお待たせしました。すみません。そして、書き込みしてくれた方々ありがとうございました。

>>321の続きです。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

356 : ◆1SKn6znVT2 [saga]:2018/05/27(日) 23:38:44.27 ID:QndH8lAj0
東条「あはっ!あはははははははははははははっ!!」

闘いが始まってから三分後、東条斬美は笑っていた。絶叫と呼んでいい声量だった。狂うとはこういう事を指すのだろう。口が裂けるのではないかという位に大口を開け、爛々と目を輝かせながら声を張り上げて笑う彼女は普段の凛々しい姿とは余りにもかけ離れていた。シャツを剥かれ、ぶるんぶるんと揺れる乳肉の中央では乳首が勃起状態。感情を剥き出しにしたメイドは今現在、天海の胸板の上に跨って出鱈目に腰を振りたくっている。腰に装着されたペニスバンドのディルドを男の口に突き入れたまま。

東条「ねえ、どんな気分!?マゾ呼ばわりしていた女にっ!大嫌いな女なんかに犯されるってどんな
気分なのかしら!?」

天海「〜〜っ!!」

後頭部を両手でしっかり抱き寄せながらのピストン運動。紫のガータベルトでは隠し切れない尻肉が前後に動く度、唾液でてらてら光る黒いイボ付き棒が窄められた口から抜き差しされる。喉奥まで貫く衝撃によって当然えづくが、涎が溢れ出そうがお構いなしで絶対放さない。天海も爪を立てながら退かそうと足掻いているが、艶めかしい腿に血が滲んでもメイドの責めは止められない。垂れ落ちる涎を潤滑油代わりにどんどんどんどん突き上げが激しくなっていく。

東条「さっさと答えなさいよ、天海蘭太郎!」

問いかけてはいるものの聞かせる心算はないのだろう。天海の耳は抱き寄せる東条自身の掌によって押し潰されているし、そもそも白目を剥きかけている彼に声を聴く余裕なんて有る筈が無い。

東条「それとも白銀さっ、んにいいいいぃぃっ!!?」

と思いきや、東条が目を剥いた。身体をくの字に曲げて悶絶する彼女のアナルにはずぶりと指が差し込まれていた。鍛えようもない急所への一撃。溜まらずバランスを崩した其処を天海が一気に持ち上げ、投げ捨てる。同時、ブチリという音と共に何かが千切れた。

東条「くっ!?んむっ!?」

天海「はぁ……はぁ……っ………は、ははっ!あはははははははははははははっ!!」

うつ伏せに転がされた東条の背に跨る天海もまた笑っていた。先程までの責めで溺れかけていたのか、酸欠で火照った顔は汗塗れ。しかも、鼻周りは先ほど噴いたばかりの鼻血で満遍なく汚れている。頭の傷も開いたか、巻かれた包帯も真っ赤っ赤。目尻には涙が溜まり、口元は涎どころか吐瀉物らしきものまで付着している。当然、息も荒くて肩で呼吸するのが精一杯。だというのに、青い目は狂気に光り、肺が痛むのも構わず大声で笑い続けている。そして、その手が真下にある銀髪を鷲掴んで持ち上げた。

東条「ぶっ!?んんっ!?んっむううううううぅぅ!!?」

体位的にはキャメルクラッチに近いだろう。背筋ごと顎を反り返らされた女の口に捻じり込まれたのは黒いイボ付きのディルド。咄嗟に腕立て伏せの要領で身体を持ち上げてはいるものの、ディルドは喉奥にまで突き込まれ、更に更にと圧迫を続けてくる。掴まれた前髪も地味に痛いし、腰骨の軋みは苦しいし、痛む喉は塞がれ、碌な呼吸も許されない。見事にやり返された東条はひょっとこのように口を窄めながらも鬼のような眼力で必死に男を睨み上げようとしている。だが、真上にある顔は決して見えない。否、注目するべきはこのディルドの出所だろう。下着のような物が付いている所を見るに、どうやら先程音を立てて千切れたのはペニスバンドのゴムだったらしい。つまり、これは新品のディルドではなく、先程まで天海が咥え込まされていた物だということ。当然のように天海の涎と鼻血でべっとり汚れている。

天海「美味しいっすか!?美味しいんでしょうねえ!大っ嫌いな男の唾液はどんな味がするのか教えて下さいよ、東条斬美さん!」

東条「っ〜〜!!」

様々な痛みに苦しむ完璧メイドの顔が一瞬で茹で上がる。嘲笑によって連想してしまったのは己の体内で広がる光景。汚らしい汁が口腔に塗り込まれ、食道を下って養分として己の体内の隅々にまで行き渡るという悪夢だった。尿となって排出される分も有るだろうが、それでさえ尿道を犯されてしまう。なまじ想像力があるだけに、如実に想像してしまったのだろう。だが、腕立てを解けば自重によって益々咥え込む羽目になる。故に飲むしかない。殺したいほど憎い男の体液を。ごくごくと喉を動かし、無様に体内を犯されていく事しかできなくなっている。そして、天海が髪を手放し、喉への負荷が更に強くなる。
357 : ◆1SKn6znVT2 [saga]:2018/05/28(月) 00:00:37.01 ID:G/dMf7ib0
東条「うぐっ!?ぎっ!?」

だが、それだけではない。背中に激痛。骨ではない。皮膚だ。ごりごりと何か固い物が擦り付けられ、傷口に妙な汁が塗り込まれていく。その動きは上に乗っている天海の身体の震えと連動している。生暖かくぬめぬめとした汁が傷に染み入り、痛みが増していく。何をしている?髪を離した理由は?空いた手で何の作業をしている?

天海「っと。そろそろ射精しますんで、しっかり受け止めて下さいね?」

東条「あばびいいいいいいいいいいいいいいいいぃぃ!!?」

マスターベーション。天海の行為とその狙いに気付いた瞬間、火山のように脈動した男根が傷だらけの背中目掛けて大量の精液をぶちまけていき、傷口の激痛と絶叫によって酸欠になった東条の意識が白みがかっていく。

東条「こ、ぼっずっ!!」

天海「なっ!?」

だが、そうなっても彼女の戦意は消えなかった。腕立て伏せの強行。喉奥を貫いてくるディルドを無視し、無理やりに頭を下げ、反動で腰を持ち上げる。バランスが崩れたというよりは射精の快感に酔いかけていたのか、天海があっさりと上から転げ落ち、

東条「し、ねっ!!」

天海「んっぶううぅ!!?」

暴れ馬のように放たれた東条の後ろ蹴りが顔面に突き刺さる。ぐしゃりと鼻が潰れる感触。先ほどまで散々壁にぶつけられた鼻が噴水のように鼻血をぶちまける。東条が咥え込んでいたディルドを何とか吐き出す。ディルドに血が付いているのは唇が切れたせいか、外れかけた顎でごほごほとむせてしまう。

天海「ふんっ!」

東条「かっ!?」

その隙を縫うように天海が突進し、再び東条をまんぐり返しで押し倒す。上から降り注ぐ鼻血でメイドの美貌が汚れていき、その細い首が左手で締め上げられる。

天海「いぎっ!?」

だが、その頃には天海の首にもまた両手が掛けられていた。頭が破裂しそうな苦痛。呼吸できなくなった美男美女の真っ赤な顔が上下で向かい合う。そして、腰を動かす天海が東条の秘所に亀頭を突き刺し、蛇のように動いた東条の腿が男の腰を締め上げる。

「「い、けえぇ」」

泡を吐きながら吐かれた台詞が交差し、女の性器が一気に締め上げ、男の性器が奥の奥まで一気に貫いた。



二人が何をどう考えてこういう事をしているのかは誰にも分からない。幸福なのかどうかも不明だ。ただ、間違いなく二人とも笑っていた。比喩なく絞め殺されそうだというのに、爛々と目を輝かせながら笑い合っていたのだ。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

どのイベントを見ますか?
部屋の番号(222‐病み等)もしくは人物名を記載願います。

↓1〜3で一番コンマの大きい奴を基本的に採用。その安価が無理な場合は違うのにします。(連取りでなければ同じ内容も有り)
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 00:18:40.52 ID:TMwH7kiqo
この2人も気になるけど最原あたりがどうしてるか見てみたいな
赤松さんと病みの部屋にいたりして
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 00:37:49.21 ID:e7V77XB+O
この後どうなるんだ…この2人(天海と東条)で
リョナもいいけどそろそろ飴やらないと東条死にそう…
そういや他のメンバーは何してるんだろう
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 00:39:49.67 ID:o4am0C7WO
百田のその後
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 23:15:22.55 ID:zyTMd+mP0
殴り愛ってか
この謎の疾走感好き
362 : ◆1SKn6znVT2 [saga]:2018/05/29(火) 00:40:25.01 ID:FRwL1YNK0
安価 >>360 百田のその後 を選択。

コンマ67。惜しい。ぞろ目まであと少し。


>>361 感想ありがとうございます。そして、何気にぞろ目。意外と簡単に出ますね。ぞろ目ボーナスって程でもないですが、安価とコンマを色々合わせまくったらこうなりましたっていう説明だけ。


>>248の続きになります。
アレ?って思われるかもしれませんが、既にエンディング分岐が終わってる人が選択され、且つコンマ足りないとこうなりますって感じの内容です。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


部屋の中を見渡してみますが、マザーモノクマは居ませんでした。中央に堂々と陣取っていましたから確認は一瞬で終わります。念のため、扉に付いているネームプレートを確認してみますが、間違いありません。隣の部屋まで走って扉を開けてみますが、其処ももぬけの殻。移動しているというのは無いでしょうし、本当に転子の記憶の方が間違っているのでしょうか。そうだとしたら、なんというか、ムカつきますね。


“東条斬美がクリア条件を達成しました。繰り返します。東条斬美がクリア条件を達成しました。”


茶柱「………この部屋には居ませんでした。しかし、さっきから何なんですかねえ、このアナウンス」

これで春川さんに続いて二人目。何やら物凄く重要そうなアナウンスですが、自分でも驚くくらいに不機嫌そうな声が出ました。原因はついさっきまで見ていた夢。

春川さんがあの人に言い寄っているという不愉快極まりない光景を見てしまった所為です。

最近見る夢と同じく、やけに鮮明で夢とは思えない出来栄えでした。しかも、本当にあってもおかしくありません。何が本当にありそうかって、自分が浮気相手の癖に転子の方を浮気相手とか言いだす盗人猛々しいあの精神性です。夢の中の出来事とはいえ、女子相手に暴力を振るいたくなってしまいました。いや、彼女の為にも一度はっきり叱ってあげた方が良いかもしれません。他人の恋人を寝取ろうとするようでは碌な大人には成れないでしょうし、他の真っ当な女子を傷付ける羽目になります。うん、それが良いですね。流石に今はそれどころではないですが、片が付いたらやってみましょう。敢えて、解斗さんの前でやってみるのも良いかもしれません。試合という名目なら止められないでしょうし、白黒はっきり付けられるという物です。

真宮寺「此方も居なかったわ。アナウンスについては語感からして吉報だと思えるけど、そう判断していいかは微妙な所ね。もっと良く天海君の話を聞くべきだったのだろうけど、ごめんなさい。違う男の人と話していると弟に嫉妬されちゃうのよね」

ああ、後これも原因の一つですね。何がどうなってオカマに目覚めてんでしょうか、この男死。素顔が物凄く奇麗なのも癪に障ります。

真宮寺「あの偽者は何処に逃げたのかしらね。まあ、何処に逃げようが私の弟を騙った報いは必ず受けさせるけど」

もう何処から突っ込んで良いか判らない。お姉様が居るとかは聞いたことありますが、弟まで居たんですか。心底どうでも良いですね。友達気取りなのもかなりイラっと来ますし、はっきり言って一緒に歩きたくありません。無視したいのは山々です。山々なのですが、


春川「さあ?アンタの弟なんて知らないし、探すならさっさと次の階に行った方が良いんじゃないの?」


それでも尚、向こうからやって来る春川さんと二人っきりになるのは少々キツイものが有ります。目が覚めてからどうにも転子も喧嘩っ早くなっているようで、さっきもどっちの記憶が正しいかで軽い口論になりかけました。しかし、次の階に行こうという事は……。

春川「………あと、私が覚えてた番号の部屋にも居なかったよ」

これで手掛かりはなくなりました。しかし、ばつが悪そうな顔を見ると、どうしてもにやけてしまいます。とか考えていたら向こうも鼻で笑ってきました。……やばいですね。ここまでムカつきましたっけ、この人。まあ、急がなければならないので無視して走りますけど。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

どのイベントを見ますか?
部屋の番号(222‐病み等)もしくは人物名を記載願います。

↓1〜3で一番コンマの大きい奴を基本的に採用。その安価が無理な場合は違うのにします。(連取りでなければ同じ内容も有り)

尚、東条・百田が選択された場合、安価の内容にもよりますが、コンマがぞろ目でもないと本人達はほぼほぼ登場しません。ぞろ目の場合でも……まあ、アレですが。
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 00:45:38.13 ID:+rAcfP6to
条件達成というのがよくわからないが、東条ルートは一旦終わりになるのか。もう少し見たかった
とりあえず王馬のその後で
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 03:14:08.58 ID:CjS0zjESO
部屋を一通り見てみたい
218病み
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 07:30:38.55 ID:FN1/mC8vO
夢野の現在
366 :♯ouma1 [saga]:2018/06/03(日) 20:38:15.34 ID:THjwkF260
読んでくださり、ありがとうございます。

>>363 まあ、あと少しでアレですので。

>>365 惜しい。ぞろ目っすが、他の安価よりも小さい。
    ただ、何も無いのはアレなんで、ヒントっぽい独り言を。
    228とか63とか何かありそうです。

安価 >>364 “部屋を一通り見てみたい 218病み” を選択

すげえ。いや、本気ですげえ。数字の意味が判ってなくて選んだんなら素晴らしいセンスっす。

そして、>>1に書き忘れてるのを今頃気付きましたが、大分好き勝手なCP要素がありますし、滅茶苦茶な独自解釈があります。そういうのが苦手な方には大変キツイものになっているかと思われます。ご注意ください。

注意遅すぎて大変申し訳ありませんでした。

>>248からの続きです。
367 : ◆VLMTLz8tjA [saga]:2018/06/03(日) 20:43:02.98 ID:THjwkF260

『……ん?もし……て……ツ、本………ペア………を見分け……?…様の計……間違い………んだけ…』


視界が光で埋め尽くされた瞬間、直感は正しかったのだと悟った。
目を閉じようにも身体が動かない。意識が消えていく。そして、見覚えのない光景を走馬灯のように思い出していく。そんな矛盾だらけの思考の中で思い浮かべるのは、瞳孔の開き切った女の眼。確かに笑っている。でも、泣いていた。


だから、俺は……。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――
368 : ◆VLMTLz8tjA [saga]:2018/06/03(日) 20:45:07.56 ID:THjwkF260

「………さん! 起……くだ…!……解……ん!」

眠っている男の身体が揺すられている。激しい振動を煩わしく思ったか、男が不機嫌そうに目を開けると黒髪の女が居た。青い制服の中で揺れる大きな乳房。頭の後ろに大きな黄色いリボン。首元には鈴。心配そうに歪められた可愛い顔。男の上に跨り、その顔を覗き込んでくる女は茶柱転子だった。―――違和感と既視感。

茶柱「起きて下さい、解斗さん!」

百田「………てん………あ、れっ?」

そして、目を覚ました男の名前は百田解斗だった。寝ぼけた顔をする彼の肩がまた揺すられる。だけど、眠くて頭が回らないらしい。彼が回想しようとするのは先程の光景。少し前にも似たようなことが有った。その筈だ。その筈なのに、もやが掛かったように何も思い出せない。さっきまで確か……。

茶柱「っ!大丈夫ですか、解斗さん!」

百田「あ、ああ!大丈夫だ。何も問題ねえ!」

耳元で炸裂した大声に眠気が消し飛び、思わず百田は飛び起きた。冴えた頭で周りを見回してみると、目に入り込むのはラブホテルのようなピンクだらけの内装。ラブアパートだ。――――――そうだ。
何かを思い出してきたのか、百田の目が見開かれていく。

百田「他の奴らは何処だ!?さっきの眠気は天海にやられたのか!?」

茶柱「ひうっ!?」

胸を撫で下ろしていた茶柱の両肩を掴み、百田は問いかけた。何故か赤面されるが、彼にしてみればそれ所ではない。顔が触れ合いそうな至近距離で怒鳴りつけるように安否を尋ねる。さっきの眠気とは、作戦会議をしていた際に襲ってきた眠気の事だろう。全員が一斉に眠ったのだ。どう考えても人為的。恐らくは催眠ガスか何かである。

茶柱「わ、わかりません。転子も別の部屋で目を覚まして、でも誰も居なくて。探し回っていたら、真宮寺さんと出会って、それでこの部屋で百田さんを発見して……あ、ここもさっきまで作戦会議していた部屋とは違います!皆、ばらばらの部屋に移動させられたみたいです!」

百田「……あ?ばらばらに移動させられたって、なんの為に?それに、あんな大人数どうや………いや、そこはどうにでもなるか。……あ、わりぃ」

茶柱「……あ」

段々と状況が判って落ち着いたのか、百田が納得の表情を浮かべ、茶柱を解放する。名残惜しそうな女の視線に気付いていないのか、軽く手足を動かして調子を確かめていく。何処にも異常はないし、拘束もされてない。じゃあ何で眠らされたんだという疑問は残るが、どうでも良い。座ったままの百田の身体に熱が宿っていく。熱とは即ち、太陽のように熱い戦意だ。

百田「うっし!じゃあ、さっさと助けに行こうぜ!取り敢えずマザーモノクマに会えば全員の居場所も脱出方法だって判る筈だ!そうでなくても扉を開けていけば他の連中と合流出来るだろ!天海達が出てきたら、そのままぶっ飛ばす!」

拳を打ち付けながら男が叫ぶ。こういう時の彼は中々に速い。罠だのなんだのとうだうだ考えもせず、やるべきことだけ思い描いている。マザーモノクマを見つけた部屋は222号室だった。救出の邪魔や見張りを行なっているであろうスペアボディ達は確かに強い。東条さえも敗北した。それが何体も居る。はっきり言って、普通に攻め込まれていたら負ける筈の戦力差。だが、それでも尚、彼は燃えていた。彼が助手と定めた探偵が居ないのは残念だが、自分達三人なら出来ない事は無いと確信している。
―――――――――違和感。

百田「……ぁ……ん、にん?」

思い浮かんだ単語を茫然と彼は呟いた。覇気が一瞬で消え去り、急激に顔から色が抜け落ちていく。

とてつもなく嫌な感じがする。冷や汗さえもかけない寒気。絶対に忘れてはならない何かを無くしたような、空っぽの宝箱を見せつけられたような、そんな奇妙な感覚だった。

茶柱「…………いえ、もう急ぐ必要はありませんよ」

百田「……てん、こ?」

土気色の顔をする彼の身体を正面から女が抱き締めた。百田が首を回すが、視界は黄色いリボンに塞がれ、何も見えない。自分の肩に乗っている女がどういう表情をしているのか判らない。ただ、暖かい彼女の体が百田を包み込む。鼻腔をくすぐるシャンプーの仄かな匂い。背中に回された両腕によって、豊満な乳房が固い胸筋を圧迫してくる。ドクンドクンと激しい鼓動が伝わってくる極上の抱き心地。だが、雄の本能が警鐘を鳴らしている。

茶柱「恐らく天海さんは東条さんに殺されました」

びくりと百田の身体が弾む。囁かれた内容のインパクトの所為ではない。うなじが軽く舐められたのだ。声もあからさまに濡れている。

茶柱「他のスペアボディもゴン太さんが倒している筈です。夢野さんも他の部屋で見つけてますし、白銀さんも結局は味方です」

耳に入ってくる言葉は吉報としか言えない事ばかり。勿論、真偽は不明だし、疑問も無数に増えてくる。だけど、脳が情報を上手く処理できない。気が付いたら、押し倒されていた。頬を撫でる仕草が蠱惑的過ぎる。鼻息が荒くなってきた。発情の気配。鈍い男でも判る位に誘われている。

茶柱「……ですから、結ばれる時間は十分あります。心配をかけてくれた分、たっぷりと転子を愛してくださいね」

見下ろしてくる茶柱転子の顔は火照りに火照り、涎を垂らしそうなまでに、雌としての笑みを浮かべていた。


茶柱「解斗さんの恋人は――――――転子だけなんですから」


濁り切った目を見上げながら、三人という数字の内訳について百田は考える。
茶柱と百田とあと一人。最後の一人とは誰だったか。それがどうしても思い出せない。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


百田におけるエンディング分岐点が再び到来。
ぶっちゃけると、ここか後一つの部屋番号を選ばなかったら、見れませんでした。
まあ、ここまで書いてたら大体は透けてるとは思います。ですが、それとは関係なく展開募集。

↓1〜3でここから見てみたい展開の書き込みどうぞ。※ただし、病み部屋ですので今まで以上に捻くれた解釈をする可能性が有ります。
※あと、なんかトリップが変になったんで変えました。混乱させるようなことしてしまい、すみません。
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/03(日) 23:16:10.56 ID:W2y15AGQ0
ハルマキェ...
拘束逆レからの失神するまで尻責め野獣セックス
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 22:10:56.47 ID:skQN3OSSO
アクロバティックな夜のネオ合気道プレイ(ベリーハード)
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/07(木) 22:01:53.12 ID:nkKVVzyj0
上二つ混ぜたやつでもいいならそれで
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 00:50:43.40 ID:SujOG5fl0
>>367もしやこの声は入間か!?
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/10(火) 22:36:51.19 ID:eCRPj6fH0
更新待ってる
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/23(木) 23:16:38.89 ID:wlLQ8hKw0
生きてる?
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/17(水) 22:00:35.74 ID:qZcuDqQm0
復活待ってる
376 : ◆1SKn6znVT2 [sage]:2018/10/21(日) 18:47:23.78 ID:Jyme7pkh0
……気付かなかった。ssvip復活していたんすね。
377 : ◆1SKn6znVT2 [sage]:2018/10/21(日) 18:49:36.72 ID:Jyme7pkh0
土下座。
まあ、浮気男ならさせられても仕方ない体勢だろう。

全裸で、しかも後ろ手を縛られた状態でギャグポールまでかまされていたら、流石に哀れだが。


「流石は解斗さん。可愛いお尻ですね」

「っ〜〜〜!?」


その上、後ろで膝立ちになっている女は笑っていた。こちらも全裸、正確に言うと雄々しいペニスバンドのみ装着している。そんな女が男の四角いお尻を鷲掴みにし、腰を打ち付けながら笑っていた。黒光りするディルドで尻穴を責めながら、酷く嬉しそうに嗤っていた。可愛い顔であるが、舌なめずりしそうな嗜虐的な微笑は、色んな意味で怖いだろう。風呂上がりのように肌が茹で上がっていれば尚更だ。まるで発情期の雌犬のように荒い息を吐く女。これが男嫌いで有名な茶柱転子だとはにわかに信じ難い。

「んぼっ〜〜〜〜〜〜!!!??」

どれほど深く掘られているのだろうか。結合部はこれ以上なく密着しており、突き込まれているディルドの長さなど判りようもない。ただ、黒光りするディルドの太さから言って相当なモノだろう。責められる男、百田解斗は突き込まれる度に暴れ馬の如く身体を震わせる。だが、尻肉を掴む両手が逃がさない。両足首を拘束する足枷が横に移動することを許さないのだ。出来る事と言えば、無様に海老のように上体をビチビチと跳ねさせるだけ。

「#R$%H&+E*Y@A!!!???」

意味のない雄叫びはギャグボールが噛み[ピーーー]。だが、大声ならば少しは漏れる。そのくぐもった音を聞いた女がぞくぞくと背筋を震わせながらまた笑う。嬲るというのはこういう事か。支配。征服。腰を突き上げるだけでよがり狂う男の姿は鞭で打たれる馬を連想させる。悦ばせるのも苦しませるのも自由自在。ああ、なんて素晴らしいのだろうか。自分は遂に手に入れたのだ。この男を。

「あはっ!あははっ!あははははははははははははははっ!!」

自然と笑みは深まる。目標を達成したという歓喜の大笑いと共に茶柱は手を振り上げて、尻肉を叩きだす。鞭打ちのように何度も何度もスナップを利かせて叩いていく。
爛々とした輝きを放つ目には男の背面しか映らない。故に茶柱は想像しかできない筈だが、百田がどういう表情を浮かべていると思っているのだろうか。男の激しい反応は確かに快楽によるものもあるだろう。だが、ここまで絶叫している者の顔がまさか笑みでも浮かべているとでもいうのだろうか。

「んんっ!?」

だとしたら、正解かもしれない。

「なっ!?ひうぅっ!!?」

膝が蹴られ、前のめりに崩れ落ちる。かと思えば、すぐに跨られた。そして、お尻にめりこむのは固い指。

「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんっ!!?」

ずぶりと入った。アナル、直腸を貫く刺激に女がおとがいを逸らして泣き喚く。

「あっ!?んんっ!!?」

そのまま、激しく腰が打ち付けられ、熱いモノが体内を直接かき回す。勿論、一撃では止まらない。鬱憤を晴らすように何度も何度も激しく貫く。快感とも言えない未曽有の刺激は一人の女から腕を立てる余力を奪い取る。ベットの毛布の上でスライムの如く潰れる乳房。お尻を突き上げた四つん這いという、何ともそそる体勢でびくびくと痙攣しながら只管に喘ぎ続ける。

「んんっ!!?あひゃ!?あ、あははははははははははははははっ!!」

だが、それでも茶柱は笑っていた。
リズムを合わせ、自ら尻を突き出しながら笑い出す。後ろの男は笑っている筈だと。自分のカラダを楽しんでいるのだと。心底嬉しそうに、涎を垂らしながら笑っていた。
378 : ◆1SKn6znVT2 [sage]:2018/10/21(日) 18:55:15.44 ID:Jyme7pkh0
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>>373 >>374 >>375 ……本当に今更ですが、すみませんでした。しかも多分、今後も相当ペース遅いと思います。          

どのイベントを見ますか?
部屋の番号(222‐病みかイチャ)もしくは人物名を記載願います。

↓1〜3で一番コンマの大きい奴を基本的に採用。その安価が無理な場合は違うのにします。(連取りでなければ同じ内容も有り)
379 : ◆1SKn6znVT2 [saga]:2018/10/21(日) 19:53:30.08 ID:Jyme7pkh0
……見直したらsageてました。すみません。
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/21(日) 21:27:24.08 ID:IS2ziAOZ0
東条&天海その後
スレ主生きてた乙乙。見てない部屋番あとなんだっけ?システム分からなくなってきた
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/22(月) 01:14:49.73 ID:BO+Bwuir0
よくわからんが228ラブで
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/23(火) 18:04:04.82 ID:Tjhk2Ucg0
>>380
無理なら63ラブ
383 : ◆1SKn6znVT2 [saga]:2018/10/23(火) 23:11:58.34 ID:5PgY/+sl0
>>381 よくわからんが228ラブで
採用

>>380 久しぶり過ぎて自分でもシステム分からなくなってきたという。
    部屋番を選んだ場合は、基本的には誰かと誰かの絡みが出るとかそんな感じっす。
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/24(水) 11:40:02.82 ID:oGcEAmWA0
コンマなら>>382じゃないの?
385 : ◆1SKn6znVT2 [saga]:2018/10/24(水) 22:23:26.83 ID:AV+Znxqg0
>>384 その通りでした。普通にミスです。すみません。書き直します。

安価>>382 
>>380
無理なら63ラブ

に修正させて頂きます。>>381を上げて頂いた方、申し訳ありませんでした。
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/10/27(土) 20:22:12.94 ID:xnsmmt6I0
これハッピーエンドってあるんだろうか
387 : ◆1SKn6znVT2 [saga]:2018/10/28(日) 15:16:46.18 ID:GCFpRorV0
>>396  ………あるんすかね?
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名前: E-mail(省略可)

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