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【安価&コンマ】あかり「艦娘?」若葉「その26」【ゆるゆり×艦これ】

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384 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/10(日) 00:47:39.04 ID:qi/Tne4r0
今回はここまでです
次は国後との交流です

アクアリウムと犬猫を飼う面倒さはたぶん性質が違うと思うので、一概にどっちが楽とは言えないかもしれませんがご了承ください
385 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/10(日) 22:48:07.32 ID:qi/Tne4r0
開始します
386 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/10(日) 23:02:04.41 ID:qi/Tne4r0
占守「クナー、あかりちゃんに迷惑かけてないっすか?」

国後「かけてないわよ。そもそも学校以外でそんなに合わないし」

占守「なんで合わないっす?」

国後「姉さんとこだってそんなに会えないでしょ。うちより多いんだから」

占守「うちは全員同じマンションに住んでるっすから、会おうと思えばあえるっしゅ」

国後「思うの?」

占守「前にアポなしで行ったらお楽しみ中だったから、会いに行くときはアポ取る必要があるっしゅ。面倒なんであんまり行ってないっす」

国後「お楽しみ?」

占守「クナはまだなんすね。姉ちゃんとしては喜ぶべきなんすかね」

国後「だからどういうこと?」

占守「なんでもないっしゅ。あっ、あかりちゃん来たっすよ」

あかり「あれ? 占守ちゃんがいる」

占守「お久しぶりっす。歩いてたらクナが見えたんで話してたっしゅ」

あかり「そっかぁ、お姉ちゃんだもんね」

占守「クナのことよろしくっす」

あかり「うん、よろしくするよぉ」

国後「もう! あんまり会う機会ないって言ってるのに!」

占守「そんな照れなくていいじゃないっすか。じゃあ、占守はそろそろ行くっす。またね」

あかり「またね〜」

国後「京子のところの艦娘全員と知り合いなの?」

あかり「前に京子ちゃんのところに行ったとき一通りね」

国後「顔が広いことで」

あかり「えへへ〜、じゃあ行こうか国後ちゃん!」

あかり(今日はどんなことを話そうかなぁ)

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 1人で寂しくないかという話
2 神風以外とは仲良くしているかという話
3 国後の好きなもの
4 その他自由に
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 23:06:05.74 ID:P5WVMSVUO
4神風の事が好きなのかという話(百合的に)
388 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/10(日) 23:19:14.38 ID:qi/Tne4r0
綾乃「いらっしゃいませ〜」

あかり「こんにちは杉浦先輩」

国後「どうも」

綾乃「あら、赤座さんと国後じゃない」

あかり「すいません、長門さんがご迷惑をかけて」

綾乃「いや、別に長門さんから頼まれたわけじゃなくて、陸奥が勝手にやらせてくれって言っただけだから」

陸奥「だって閉めておくの勿体ないでしょ、せっかく作ったのに」

綾乃「プリンツさん達が手伝いに来てくれるし、問題ないわ」

あかり「ならよかったです」

国後「私、アイスコーヒーね」

あかり「あっ、あかりはアイスココアで」

綾乃「かしこまりました」

あかり「さすが杉浦先輩だよぉ。もうしっかりウェイターさんだよぉ」

陸奥(足ガクガクだけどね)
389 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/10(日) 23:31:49.30 ID:qi/Tne4r0
国後「こういうところで神風さんみたいな恰好で給仕するのもいいと思わない?」

あかり「あぁ、それいい」

国後「でしょ? 探したらありそうではあるけど、神風さん以上に似合ってる人はいないでしょうね」

あかり「国後ちゃん、神風ちゃんのこと好きだねぇ」

国後「もう何回も言って来たじゃない」

あかり「いや、改めてね」

国後「改まる必要もないでしょ」

あかり「う〜ん、神風ちゃんへの好きってどういう感じの好きなのかな?」

国後「は?」

あかり「だから、国後ちゃんの神風ちゃん好きって気持ち。どういう好きなのってこと」

国後「そ、それは……」

↓1 コンマ

0〜30  恋愛としての好き
31〜60 憧れとしての好き
61〜98 好きだと思い込もうとしてる
ぞろ目  もうやった
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 23:34:44.30 ID:cM8oT7sqO
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/10(日) 23:38:10.00 ID:wUSNKpooo
ゾロ目見てみたかったな
392 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/10(日) 23:42:23.92 ID:qi/Tne4r0
国後「……」

あかり「国後ちゃん?」

国後「そんなこと、深く考えたことなかった」

あかり「自分の好きの気持ちだよぉ?」

国後「そうだけど、わざわざ考えないでしょあんまり」

あかり「聞かれてみないと考えないかもね」

国後「そうだよね? あんまり考えないわ」

あかり「で、考えてみたらどうだった?」

国後「考えてみたら……」

あかり「友達としての好き?」

国後「友達だなんてそんな気安いっ!」

あかり「気安くていいと思うけどなぁ」

国後「やっぱり、恋愛寄りの好きなのかしらね」
393 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/11(月) 00:06:59.31 ID:Kh6ZxPsd0
国後「私あんなことしたのに、怒らずにむしろ気遣ってくれるし」

あかり「うん」

国後「それに綺麗でしょ? 純粋に見た目もだけど、立ち振る舞いとかもね」

あかり「表向きはね」

国後「表向きって何よ」

あかり「あぁ、気にせず続けて」

国後「だから、国後もあんなふうになりたいって思うし、それは恋愛寄りってことでいいのよね?」

あかり「あかりに聞かれても。ちょっと憧れてるだけにも聞こえるけど」

国後「憧れてるだけなのかな?」

あかり「キスしたいとか思う?」

国後「き、キス!?」

あかり「うん」

国後「わ、わかんないわよ! したらどんな感じとか、知らないし……」
394 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/11(月) 00:22:05.88 ID:Kh6ZxPsd0
国後「憧れと恋愛的な好きの線引きってどこからなの? キスしたいと思ったら?」

あかり「そこは人それぞれで、こうだって定義は出来ないと思う」

国後「そうだよね、好きの形なんて人それぞれだもの」

あかり「難しいことだよねぇ」

国後「あかりは神風さんことどう思ってるの?」

あかり「好きだよぉ。恋愛的な意味で」

国後「どうしてそうはっきり言えるの?」

あかり「一緒にいて幸せだなぁって思うから?」

国後「なんで疑問形なのよ」

あかり「あはは、あかりも明確にこれだっていうことはないから。ただずっと一緒にいて、色んな事して、その中であかりの気持ちがどういうものなのか考える時間があったから」

あかり「いっぱい考えて出した気持ちだから、はっきりと言えるんだと思うよぉ」

国後「そう……」

国後(羨ましい、そんな時間があったことが)

国後(あぁ、そっか。羨ましいと思う気持ち、負けたって感じちゃうこと。これは、そういう意味で好きだったからこその気持ちなんだ……)

国後(こうして終わってしまったから気づけたなんて、皮肉だわ)
395 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/11(月) 00:38:43.59 ID:Kh6ZxPsd0
綾乃「お待たせいたしました。アイスコーヒーとアイスココアです」

あかり「ありがとうございます〜」

国後「ありがと」

陸奥「あかりちゃんのお団子可愛いわね〜」ワサワサ

あかり「あんまりやると取れちゃいますよぉ〜」

陸奥「えっ、取れる?」

国後「……」

綾乃「あまり引きずってはだめよ」

国後「えっ?」

綾乃「簡単に変えるのは悪いことのように思うかもしれないけど、想いをちゃんと遂げられる相手を探すことは間違いじゃない」

綾乃「私はそう思うわ。まあ、想い合える相手を見つけたら大切にしないといけないけれどね」

国後「……うん」

綾乃「頑張ってね」

国後「ありがとう、綾乃」

あかり「あれ、何の話してたんですか?」

綾乃「コーヒーにミルクがいるかって話よ」

プリンツ「アカリさんもプリンツのミルク入ります?」

あかり「わぁっ!? プリンツさんいつの間に!?」

プリンツ「今さっきですよ〜んふふ、アカリさんに絞ってもらえば出るかもしれませんよ〜」

陸奥「あらあら」

綾乃「ちょ、ちょっと赤座さん! 何やってるの!?」

あかり「ええっ!? あかりが怒られるんですか!?」

国後(思いを遂げられる相手、ね。いつか見つかるかしら?)
396 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/11(月) 00:39:33.58 ID:Kh6ZxPsd0
今回はここまでです
次は深海鶴棲姫との交流です

30ギリギリだったので憧れとの境界にいる感じにしました
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/11(月) 09:43:35.95 ID:acE7dAxEO
おつ
398 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/11(月) 22:43:26.09 ID:Kh6ZxPsd0
開始します
399 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/11(月) 22:56:26.99 ID:Kh6ZxPsd0
深海鶴棲姫「おおっ、これ新作出るんだ。面白そう」

イ級「……」

深海鶴棲姫「げっ、発売日1月とはいえ来年じゃん。ちょっと待たせ過ぎでしょ」

イ級「……」クイクイ

深海鶴棲姫「ん? どうしたのイ級?」

イ級「……」

深海鶴棲姫「なに、遊んでほしいの? 私今E3見るのに忙しいからほっぽんとこ行って」

イ級「……?」

深海鶴棲姫「んん〜? イ級も興味ある? でも手がないからイ級にゲームは出来ないよねぇ」

イ級「……!」

深海鶴棲姫「足使えばできるって? いや足も大きいから精密操作無理でしょ」

イ級「……」テクテク

深海鶴棲姫「あっ、こら! コントローラー壊れるから私のでやるのやめて!」

イ級「……」

あかり「鶴棲姫さん、おはようございます」

深海鶴棲姫「あっ、あかり来たよ。あかりに遊んでもらって」

イ級「……」

あかり「イ級ちゃんもおはよう。何してるんですか?」

深海鶴棲姫「E3見てた」

あかり「いーすりー?」

深海鶴棲姫「世界最大規模のゲームの見本市だよ。新作の情報とかいっぱい出るの」

あかり「へぇ〜、そんなのやってるんですね」

深海鶴棲姫「今は中継で見られるからいいよね」

あかり「すごいですよねぇ」

イ級「……」グリグリ

あかり「イ級ちゃんはゲームできないから、他のことで遊んでほしいみたいです」

深海鶴棲姫「いや、足でできるってコントローラー踏もうとしてたから」

あかり「あかりは鶴棲姫さんに会いに来たので、少し付き合ってくれませんか?」

深海鶴棲姫「中継が〜」

あかり「中継もできれば録画もできるじゃないですか」

深海鶴棲姫「はいはい。まったく、いい時代になったもんだねぇ」

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 名前を付ける
2 日々の生活について
3 髪の毛が凄いという話
4 その他自由に
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/11(月) 23:00:26.96 ID:pPKxN8oQO
1
401 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/11(月) 23:14:37.29 ID:Kh6ZxPsd0
あかり「そろそろ鶴棲姫さんの名前決めてあげないといけませんね」

イ級「……!」ピョン

深海鶴棲姫「いいよ鶴棲姫で」

あかり「もっと女の子っぽい名前がよくないですか? 鶴姫とか」

深海鶴棲姫「忍者になりそうだなぁ」

北方棲姫「アカリー!」ダキッ

あかり「うっ! ほっぽちゃん、急に抱き着いたらびっくりするよぉ」

北方棲姫「ナニシテルノ?」

イ級「……」

北方棲姫「メガホンノナマエ? メガホンジャナイノ?」

あかり「それは女の子っぽくないよぉ」

防空棲姫「わるシリーズの仲間入りすればいいのよ」

あかり「わるづきちゃん」

防空棲姫「わるづる? わるずい? わるかく?」

深海鶴棲姫「なんかどれも語呂悪いね」

離島棲鬼「鶴は英語でクレインだからそれでいいんじゃない?」

深海鶴棲姫「そこまで鶴要素なくない私?」

レ級「鶴級でいいんじゃね」

深海鶴棲姫「ランクダウンしてるじゃない!」

戦艦棲姫「結局どれがいいんだ?」

深海鶴棲姫「どれにしようかしらねぇ」

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 鶴姫
2 メガホン
3 わるずい
4 鶴棲姫
5 その他自由に
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/11(月) 23:18:37.30 ID:aLhfITK2O
5ずいずい
瑞鶴も瑞鳳も混ざってるんだし合わせてずいずいみたいな
403 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/11(月) 23:24:48.37 ID:Kh6ZxPsd0
深海鶴棲姫「う〜ん」

北方棲姫「ナガイ!」

レ級「早く決めろよ〜」

深海鶴棲姫「いや自分の名前大切なもんだからね?」

戦艦棲姫「大切な物だという自覚はあったのか」

深海鶴棲姫「そりゃ、うん、そこは、あるよ」

防空棲姫「わるの名を背負わないのぉ?」

深海鶴棲姫「でもほら、私見た目は瑞鶴っぽいけど瑞鳳とかも混じってるし」

あかり「瑞鶴さんと瑞鳳ちゃん。ずいとずいですね」

離島棲鬼「じゃあずいずい!」

深海鶴棲姫「えっ?」

北方棲姫「ズイズイ! カワイイ!」

深海鶴棲姫「ずいずい……可愛い?」

あかり「可愛いと思いますよぉ」

深海鶴棲姫「ならそれでいっか」

レ級「わりと適当!」

イ級「……」カプカプ
404 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/11(月) 23:37:22.48 ID:Kh6ZxPsd0
北方棲姫「ズイズイ〜」

イ級「……」グリグリ

深海鶴棲姫「あぁん、わかったからじゃれつかないで」

あかり「ずいずいさん」

深海鶴棲姫「その呼ばれ方に慣れるとこからはじめないと」

離島棲鬼「ずっころばし」

深海鶴棲姫「言うと思ったよ」

防空棲姫「うふふ、ずいずいさん。確かに響きが可愛い」

レ級「なんかこう、ずいーって感じでいいな!」

戦艦棲姫「どんな感じなんだ」

あかり「瑞鶴さんと瑞鳳ちゃんにも報告しましょう」

深海鶴棲姫「えっ、いる? その報告?」
405 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/11(月) 23:52:35.38 ID:Kh6ZxPsd0
防空棲姫「これの5やっと出るのねぇ」

深海鶴棲姫「面白いよねこれ」

あかり「瑞鶴さんから返信来ましたよぉ」

北方棲姫「ナンテー?」

あかり「瑞鶴の瑞の方が先だよね、ですって」

深海鶴棲姫「どっちが先とか考えてなかったなぁ」

レ級「どっちも瑞じゃん」

離島棲鬼「それが違うもんなんだようん」

あかり「あっ、瑞鳳ちゃんからも返って来た。鶴鳳でよかったんじゃない?って」

離島棲鬼「相撲取りみたいじゃん。可愛くない」

戦艦棲姫「そういう名前の艦もいそうではあるが」

防空棲姫「というか雄々しい名前の艦多いしねぇ」

北方棲姫「ズイズイナノレルダケマシ!」

深海鶴棲姫「お、おう」

イ級「……」
406 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/12(火) 00:04:54.12 ID:INh7qOXX0
イ級「……!」

深海鶴棲姫「そんなずいずい言わんでもいいじゃん」

あかり「名前呼んでるんですか?」

北方棲姫「メッチャヨンデル」

あかり「あかりにも聞こえればいいのにね〜」スリスリ

イ級「……」カプ

あかり「うひゃっ! 耳噛むのくすぐったいよぉ」

防空棲姫「あんな大きな口で器用ねぇ」

レ級「よ〜し、ほら尻尾!こっち来てお前も噛め!」

レ級の尻尾「……」プイッ

レ級「お〜い!」

離島棲鬼「相変わらずツンツンだわ」

北方棲姫「カワリニワタシガカムー!」

あかり「わぁぁ、ほっぽちゃん! あんまり強く噛むのはダメだからね!?」

深海鶴棲姫「あの〜用済んだなら1人に……」

深海鶴棲姫「はぁ〜、まあいいかこういうのも」
407 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/12(火) 00:08:53.47 ID:INh7qOXX0
今回はここまでです
次は千代田との交流です

イ級とレ級はもうこの名前で定着した感がありますのでこのままで行く感じでいいですかね

↓1 千代田の話

1 エロ有り
2 エロなし
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 00:12:08.70 ID:yW1m/ETEO
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 00:51:29.60 ID:S8USi0Gqo
乙 名前はそういう安価が出たらでいいのでは。
410 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/12(火) 23:33:22.82 ID:INh7qOXX0
ただ横になって目を瞑ってようと思ったらガチ寝してしまうのが多くなった気がします
短いスパンですいませんが↓1〜2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもエロでも鎮守府にいた頃の話でもOKです

>>409
安価を出す機会も減って来てますがその機会で取られれば決めるという形にしますね
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:37:10.69 ID:Udc2oqa7O
秋月と防空棲姫とあかりでTRPGをする
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:37:44.95 ID:Cg7IRK2vO
>>323の続き
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 00:01:55.26 ID:BFOO71OK0

横になって目を瞑ったらガチ寝しててやりたいこと全然できなかったってあるよね……
414 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/13(水) 22:44:08.65 ID:Aj9gN5y60
>>413
あり過ぎて辛いです無駄に夜更かししてるせいですが

開始します
415 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/13(水) 22:55:06.10 ID:Aj9gN5y60
あかね「あかり〜」スリスリ

あかり「お姉ちゃん、皆見てるから……」

千代田「何やってんの?」

あかね「最近お休みの日はいつも家にいなくて、寂しいからこうして補給してるんです」

千代田「何を?」

あかね「アカリウムを」

あかり「なにそれ!?」

千代田「よくわかんないけどわかったから、人前でそういうことするのやめときなさい」

あかね「私は一向に構いません!」

千代田「あかりが構ってるのよ」

あかり「お姉ちゃんが周りの人から変な目で見られるようになったらやだよぉ」

あかね「あぁ、あかり! お姉ちゃんの心配をしてくれるのね! なんていい子!」ナデナデ

あかり「お姉ちゃん、感動するのはいいけど悪化したら意味ないよぉ!」
416 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/13(水) 23:01:31.63 ID:Aj9gN5y60
あかね「お酒飲ませて変なことしないでくださいね!」

千代田「しないわよ! というか千代田はあんまり飲まないわ!」

あかね「お酒飲むために20歳設定にしたって言ってたじゃないですか」

千代田「千歳お姉に付き合うためよ! あと設定言うな」

あかね「とにかく! あかりにもしものことがないようにしてくださいね!」

千代田「わかってるから」

あかり「じゃあ、またねお姉ちゃん」

あかね「うぅ、あかりぃ! たまにはお姉ちゃんとも休日を過ごしてもいいんだよ?」

あかり「ええっと、どうしてるか気になる人がいっぱいいるから、ごめんね」

あかね「ああああああ!」

千代田(ちょっと可哀想ではあるけど、仕方ないわよね)
417 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/13(水) 23:11:50.30 ID:Aj9gN5y60
あかり「駆逐艦の子達はもうお酒飲めなくなっちゃいましたね」

千代田「さすがにあの容姿だと無理があるもの」

あかり「千代田さんだって高校生でも通ると思いますけど」

千代田「お姉がどうしてもって言うからしょうがないわ」

あかり「千歳さんはお酒好きですもんね」

千代田「どうしてあんなに好きなのかしらね」

あかり「でもいいじゃないですか。飲み会?っていうの楽しそうです」

千代田「あぁ、飲み会ねぇ」

あかり「どうしたんですか?」

千代田「あかりはダメよそういうところ行っちゃ」

あかり「ええっ、どうしてですか?」

千代田「大学生の飲み会なんて、酒飲ませて変なことしようって奴が企画するようなもんだから」

あかり「それは偏見だと思いますけど」

千代田「少なくとも千代田とお姉に声かけて来る奴はそうだったわ。皆あからさまに胸ばっかり見て、嫌らしい」

あかり「あははは……」
418 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/13(水) 23:23:33.63 ID:Aj9gN5y60
千代田「指輪してたら違ったのかなぁ」

あかり「大学生で結婚してる人いるんです?」

千代田「法律上は高校生でもできるでしょ」

あかり「でもあんまりいませんよぉ」

千代田「そうかもしれないけどね」

あかり「ケッコン、したいです?」

千代田「うちの中でしたくないって言う人いないんじゃない?」

あかり「妖精さんが持って来てくれてますけど、改修ができませんね」

千代田「それはいいのよ別に。指輪がほしいだけ」

あかり「結婚してると思わせるならそれだけでいいですね」

千代田「それだけじゃなくて」

あかり「他に何かあるんです?」

千代田「人に言えないでしょ、こんな関係だって」

あかり「絶対言えませんよぉ」

千代田「だけどやっぱり主張したくなるのよ。だから、誰のとは言えないけど指輪見せてアピールしたいの」

あかり「アピールしたいんですか」

千代田「本当はいやらしい目で見られる度、これはもうあかりのだから気安く見るなって言いたいのに!」

あかり「あかりのではないですよ!?」
419 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/13(水) 23:30:54.25 ID:Aj9gN5y60
あかり「ケッコンします?」

千代田「なんかそう軽く扱われるのもやだ」

あかり「元々軽く扱おうとしてたものですけどね」

千代田「そんなの建前じゃない。競い合うのも選ばれるのもどっちもドラマチックよ」

あかり「言われてみればそうかもしれません……」

千代田「だから軽くじゃない感じで」

あかり「難しいですよぉ」

千代田「そりゃそうでしょ。簡単じゃないから軽くないのよ」

あかり「ううぅん……」

千代田「あんまり難しいようなら、エッチした後に言ってくれれば流れで行けるかもね」

あかり「軽いのか重いのかわかんないですよぉ!」
420 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/13(水) 23:50:47.41 ID:Aj9gN5y60
あかり「あかりにはそういう目で見られていいんですよね?」

千代田「むしろ見られたいけど」

あかり「見られたいんですか」

千代田「うん。だって、好きな相手にそう思われてないって悲しいでしょ」

あかり「ちゃんと、思ってますからね」

千代田「じゃあたまにはあかりから言って来てほしいな」

あかり「あかりからだと、やっぱり違います?」

千代田「気持ちが全然違うよ。あかりだって求められたら嬉しいでしょ?」

あかり「ま、まあ、想われてるって感じるのは嬉しいです」

千代田「だから、もっと千代田を求めてほしいのよね。本当はもう押し倒して、無理やりしちゃうくらいでもいいんだけど」

あかり「む、無理ですよそんな乱暴なの!」

千代田「だから、しようって言ってくれるだけでもすごく嬉しいから」

あかり「わ、わかりました」
421 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/14(木) 00:13:39.63 ID:CbvyFcdn0
あかり「那珂ちゃんに言われたんです」

千代田「ん?」

あかり「自分はたくさん好きな人がいるのに、好きな人相手に独占みたいなの抱いちゃうのは悪いことじゃないって」

千代田「悪いことだと思ってたの?」

あかり「自覚してなかったんですけど、でも心のどこかで思ってたみたいです。そういう気持ちがあるって思ったのが、あかりが初めて恋心を意識したことなんですけどね」

あかり「あかりは1人の物になれないのに、そんな気持ち抱いてたらダメだって。でも那珂ちゃんは愛してるならそう思うのは当たり前だって、だからその想いを隠さずにちゃんと愛して言ったんです」

あかり「あかり、千代田さんのこと好きです。でも、千歳さんとか他の人のことも好きで……それでも、千代田さんにもあかりを好きでいてほしいって思ってます」

あかり「図々しい、ですか?」

千代田「図々しいね。だけど、図々しくなるくらい千代田のことが好きだってことでしょ?」

千代田「はじめて会った頃はそんなこと全然なかったのに、いつの間にかこんなにも図々しく千代田のこと好きになってくれた。なら千代田もそれに応えるよ」

千代田「千代田もあかりが好き。千歳お姉とか他の子のことが、ううん、他の子のことも好きでも、千代田のこと誰よりも好きだって知ってるから」

あかり「ありがとうございます、千代田さん」

千代田「こんなのお礼を言うのは違うよ」

あかり「そうですね、少し屈んでください」

千代田「うん」

あかり「……」チュッ
422 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/14(木) 00:19:08.35 ID:CbvyFcdn0
千代田「……見られたらどうするの」

あかり「ちゃんと確認しましたよぉ」

千代田「そう……あかりからの深いキス」

あかり「やっぱり気持ちが違います?」

千代田「うん、全然……」

あかり「えへへ」

千代田「早くお家まで帰りましょ」

あかり「急ぎますか?」

千代田「したくてたまらなくて、このままだと往来で押し倒しちゃいそうで」

あかり「は、早く帰りましょう!」

千代田「帰ったらまたすぐあかりから、今度はキスの先まですること。いいわね?」

あかり「……はい、千代田さん」
423 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/14(木) 00:21:31.67 ID:CbvyFcdn0
今回はここまでです
次は足柄の話です

お酒は飲まずに変なことしてるのであかねとの約束は破ってません

↓1 足柄の話

1 エロ有り
2 エロなし
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/14(木) 00:21:53.24 ID:8nkMqbh2O
425 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/14(木) 22:44:20.36 ID:CbvyFcdn0
開始します
426 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/14(木) 22:53:03.46 ID:CbvyFcdn0
足柄「ねぇ、羽黒」

羽黒「なんでしょうか足柄姉さん?」

足柄「私そんなに高校生に見えない?」

羽黒「姉さんは大人っぽいですから」

那智「私も最大までダブってることにしたからな。お前もそれくらいだと思われても仕方ない」

足柄「私は普通に18歳ってことにしたわよ!」

羽黒「那智姉さんは普通に大学生でよかったのでは?」

那智「高校生活というのを楽しんで見たかったのだ」

羽黒「二十歳超えてることにしてたら近寄りがたいでしょ」

那智「しかしそうでなければ酒が飲めん」

羽黒「家で飲むくらいならいいんじゃないでしょうか?」

那智「それでは買えんだろ」

足柄「私年齢確認ボタンを押せとは言われるけど、身分証提示を求められたことはないわ」

那智「私もないな」
427 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/14(木) 23:04:57.90 ID:CbvyFcdn0
足柄「どうなのよ撫子!」

撫子「いや、何が?」

足柄「私は高校生に見える!?」

撫子「……最近の子は成長早いから」

足柄「あんたこそ最近の子でしょ!?」

羽黒「姉さん、撫子さんに迷惑かけちゃだめですよ」

撫子「むしろなんで素直に大学生にならなかったのか気になるわ」

那智「大学と高校まででは全然違うと奈々が言っていたのでな。それに羽黒が心配だった」

羽黒「私が心配?」

那智「悪い男に捕まらないかをだな」

撫子「ここ女子校だけど」

那智「羽黒はそっちだからその方が危ないかもしれん」

羽黒「女の子なら誰でもいいわけじゃありませんから!」

足柄「結衣ちゃんなら高校生でもいけるんじゃない? あかりは無理だけど」

羽黒「背格好が似てても違うものは違いますから! 私をなんだと思ってるんですか!」

撫子「あんまそういうこと大声で言わないで」

撫子(艦娘って皆こうなのかな……危機感ないというか、気負いしなさ過ぎて危なっかしいわ)
428 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/14(木) 23:15:40.74 ID:CbvyFcdn0
足柄「あかりも似合ってないって思う?」

あかり「何がですか?」

足柄「学校の制服」

あかり「似合ってますよ」

足柄「まあ、あかりはそう言うわよね」

あかり「お世辞じゃなくて本当にそう思ってますよ?」

足柄「好きな相手のことは何でもよく見えるものよ」

あかり「でもあかりには似合わないと思いますよね?」

足柄「そうねぇ、ちょっと早いかも。あっ、別に似合わないものがあるからって、あかりのこと好きじゃないわけじゃないわよ!?」

あかり「わかってますよぉ。だから、好きだからって何でも似合うと思うわけじゃないってことです」

足柄「……本当にそう思ってる?」

あかり「本当です」

足柄「そう、そうか、ありがとう」

あかり「いいえ」
429 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/14(木) 23:29:25.47 ID:CbvyFcdn0
足柄「はぁ、学校帰りの一杯は効くわ」

あかり「一気に制服が似合わなくなりましたね」

足柄「いいのよ、今日くらいは飲ませなさい」

あかり「本当に今日くらいなんですか?」

足柄「本当本当」

あかり「ゴミ箱の中、お酒の缶いっぱい入ってましたけど?」

足柄「昨日の今日よ」

あかり「意味が違いますよぉ」

足柄「もう、家でくらい好きにさせてよ」

あかり「はいはい、リラックスするのはいいですけど、せめて服は着替えましょう? お酒の匂いついちゃいますよ」

足柄「そんなの土日で消える消える」

あかり「そうかもしれませんけど、こぼしたりするかもしれませんし」

足柄「あかりが脱がして〜」

あかり「しょうがないですねぇ」
430 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/14(木) 23:40:41.50 ID:CbvyFcdn0
あかり「ゴミ捨てるときに見られたりしないんですか?」

足柄「父親がいるって設定になってるから平気平気」

あかり「そういう設定なんですね」

足柄「まっ、学校の行き帰り見られなきゃ、誰も私を高校生だとは思わないわよ」

あかり「すごく大人っぽいのは認めますよぉ」

足柄「だから問題ないない」

あかり「でも注意してくださいよ」

足柄「はいは〜い」

あかり「はぁ、聞いてるのか聞いてないのか」

足柄「んもぉ、それよりも早く服着せて〜」

あかり「脱がせろって言ったり着せろって言ったり忙しいですね」
431 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/14(木) 23:49:54.04 ID:CbvyFcdn0
足柄「うふふ〜」

あかり「ご機嫌ですね」

足柄「そりゃあね〜お酒もあかりもいるんだもの」

あかり「あかりはお酒と同格ですか?」

足柄「そんなわけないでしょ。お酒だけでこんなご機嫌になるなら、私はいつもご機嫌よ」

あかり「安心しましたよぉ」

足柄「なぁに、疑ってたの?」

あかり「お酒ってそうなっちゃうのかなぁって」

足柄「私はお酒は飲んでも飲まれないわよ」

あかり「そうみたいですね」

足柄「あん?」

あかり「お部屋きちんと整理整頓されてましたし、服もいつも着たまま飲んだりしないんですよね?」
432 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/15(金) 00:02:39.62 ID:/igv4zs+0
足柄「な、何を言っちゃってるのかしらこの子は?」

あかり「だって、足柄さん酔っぱらってないですもん」

足柄「ええっ!? いや酔ってる酔ってる」

あかり「酔ってる人はそう言わないんです。ていうか自分で飲まれないって言ったじゃないですか」

足柄「うぐっ……」

あかり「あかりがどれだけ酔ってる人見て来たと思ってるんですか」

足柄「そりゃそうか」

あかり「酔っぱらった振りしないと甘えられませんか?」

足柄「久しぶりだとはずかしくなるのよ! それに、大人としての威厳的なあれが……」

あかり「子供に見られたいのか大人に見られたいのか、どっちなんですか?」

足柄「むぐぐ……」

あかり「ふふっ、やっぱり足柄さんは可愛いですよぉ」

足柄「私のこと手玉に取るなんて、本当に成長したわねあかり……」
433 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/15(金) 00:03:52.43 ID:/igv4zs+0
今回はここまでです
次は名取の話です

やっぱり見た目がそう見えたら確認ボタンだけじゃなくて身分証提示もさせられるんでしょうかね

↓1 名取の話

1 エロ有り
2 エロなし
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/15(金) 00:04:58.44 ID:+RY3WVM+O
435 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/15(金) 22:41:31.13 ID:/igv4zs+0
開始します
436 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/15(金) 22:52:37.89 ID:/igv4zs+0
那珂「ねぇ、名取ちゃん」

名取「なに那珂ちゃん?」

那珂「そろそろ那珂ちゃん達クラスのアイドルレベルにはなったよね?」

名取「なってないよ那珂ちゃん」

那珂「じゃあ、クラスの半分のアイドル」

名取「それはもはやアイドルとは呼べないんじゃないかな」

那珂「これだけ活動してるのにならないっておかしくない!?」

名取「いやぁ、まあ、女子校だし」

那珂「那珂ちゃんは女の子にも人気出るし!」

名取「女の子の人気取れるタイプのキャラじゃないと思うなぁ」

那珂「出すし!」

名取「頑張ろう、うん」
437 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/15(金) 23:05:45.18 ID:/igv4zs+0
美穂「あら、また騒いでるのね」

名取「こんにちは美穂先輩」

那珂「これが騒がずにいられるか〜!」

美穂「お昼休みで周りも騒がしいけれど、無駄に騒ぐのもよくないわよぉ」

那珂「那珂ちゃんは元気が取り柄なんですぅ」

美穂「はいはい。名取ちゃんも大変ねぇ、付き合わされて」

名取「いえ、私は好きで付き合ってますから」

美穂「本当? このバカちゃんに?」

那珂「バカじゃなくて那珂ちゃん!」

名取「バカっぽく見えるかもしれないですけど、真剣に頑張ってるので応援したいんです」

美穂「ふぅん、青春してるわねぇ」

名取「青春、これが……」

美穂「まあ、あんまりやり過ぎて反感買わないように気を付けなさいね外ちゃん」

那珂「那珂ちゃん!」
438 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/15(金) 23:22:29.80 ID:/igv4zs+0
名取「青春って恋するだけじゃないんですね」

あかり「基本的に学校生活が青春みたいな感じですね」

名取「アイドル活動は学校生活でいいんでしょうか?」

あかり「学校のアイドルを目指してるんですからいいんですよ」

名取「なるほど」

あかり「名取さんも青春してるんですよぉ」

名取「あんまり実感が湧きませんね」

あかり「そうなんですか?」

名取「青春というと、恋みたいなイメージだったので」

あかり「名取さん、恋愛小説ばっかり読んでました?」

名取「えっ!? そ、そんなことないですよ! アイドルの曲が大体恋愛の曲なので、イメージしようと積極的に読んだりはしてましたが!」

あかり「読んでるんじゃないですか」

名取「読みましたけど、ばっかりじゃないですから!」
439 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/15(金) 23:38:51.60 ID:/igv4zs+0
あかり「名取さんは那珂ちゃんの相方ということでいいんですよね」

名取「そんな芸人みたいな」

あかり「楽器はやらないんですか?」

名取「バンドとは違いますから」

あかり「そういうものです?」

名取「楽器での演奏も必要ではありますけどね」

あかり「もっといい音楽でアピールできれば人気UPですよ!」

名取「バンドとしての人気が出ちゃいそうですが。あかりは何かできますか?」

あかり「えっ? あかりは、鍵盤ハーモニカならちょっとは」

名取「それは可愛いけど違うね」

あかり「ハーモニカ吹くパフォーマンスするのはどうでしょう?」

名取「隠しておけないからバレバレになっちゃいます」

あかり「んん〜ライブも難しいですねぇ」
440 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/16(土) 00:07:03.15 ID:PLXwVfYI0
名取「そもそもアイドルってそんな簡単になれるものじゃないですから」

あかり「最近はいっぱいいてそうでもないような気がしてきますけど、本当は難しいんですよね」

名取「そうです。だから精一杯頑張らないといけないんです」

あかり「那珂ちゃんは頑張ってますよね」

名取「私も見習って頑張らないとと思うんですけど」

あかり「ですけど?」

名取「やっぱり、かける意思が那珂ちゃんには及ばなくて」

あかり「あ〜」

名取「なんかもう、那珂ちゃんを応援してるだけって感じになっちゃってます」

あかり「やっぱり、そうなっちゃいます?」

名取「あかりも思ってたんですね」

あかり「名取さんは自分が前に出るという感じの人じゃないのはわかってましたから」
441 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/16(土) 00:30:30.52 ID:PLXwVfYI0
あかり「でも名取さんもアイドルやりたいんですよね?」

名取「そ、それは……」

あかり「あかりには頑張ってくださいって応援するしかできませんけど、でもそこで負けちゃうのはよくないと思いますよぉ」

名取「負ける、そう、負けちゃうのはよくないです」

あかり「名取さんにもいいところいっぱいあるってあかり知ってます。でも、それを知ってもらえなければ好きになってももらえません」

あかり「ちょっとくらい那珂ちゃんみたいに自分をアピールするのもいいんじゃないですか?」

名取「悪いところも知られてしまうかもと思うと……」

あかり「悪いところを超えるくらい、いいところを見せればいいんです。あかりはそれくらい名取さんにいいところあるって思ってますから」

名取「あかり……ありがとう」

あかり「えへへ、でもあんまり他の人に知られたくないって気持ちもあったり」

名取「えっ?」

あかり「応援したいですけど、でもやっぱりあかりだけが知っていたいっていう気持ちもあって……」

名取「……それも青春ですか?」

あかり「あかり、今人生で一番青春してるかもしれません」
442 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/16(土) 00:32:48.02 ID:PLXwVfYI0
今回はここまでです
次は卯月の話ですがその前に小ネタです

某アニメで軽音部員が増えたように、某アニメの影響でスクールアイドルが増えたりとかはなかったんでしょうかね
性別的な問題があるのでハードル高そうですが

↓1 卯月の話

1 エロ有り
2 エロなし
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 00:33:07.42 ID:MEn/HJ70O
444 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/16(土) 22:43:39.36 ID:PLXwVfYI0
開始します
秋月と防空棲姫とあかりでTRPGをする小ネタから
445 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/16(土) 22:51:24.86 ID:PLXwVfYI0
防空棲姫「秋月が部活作ったのぉ?」

あかり「人数足りなくて同好会らしいけどね」

防空棲姫「どんなの?」

あかり「えっとねぇ、あった。ここだよぉ」

防空棲姫「アナログゲーム研究会? 同好会じゃないの?」

あかり「似たようなものだよぉ。秋月ちゃん入るよぉ」

秋月「どうも、いらっしゃいませ」

防空棲姫「中は普通の部屋ねぇ」

秋月「そりゃ間借りしてるだけだし、変に凝る必要もないでしょ」

あかり「アナログゲームを研究する会なの?」

秋月「研究、と言ってもほとんど遊ぶためのものですよ」

防空棲姫「そもそもアナログゲームってどんなのぉ?」

秋月「ゲーム機を使わないゲームのこと。トランプとかボードゲームとかそういうの」

あかり「わぁ、ごらく部でやってるようなのだね」
446 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/16(土) 23:01:04.72 ID:PLXwVfYI0
防空棲姫「でもあなたが好きなのはゲーム機を使うゲームじゃないのぉ?」

秋月「そうですが、それらの元々のルーツはアナログゲーム。ならそれを研究することで、よりデジタルゲームへの知識を深めることができるんです」

あかり「なんか研究会っぽい!」

秋月「というのは建前で、本当は一緒に楽しく遊ぶ人を探したかっただけなんです」

あかり「あはは、そうだったんだ」

防空棲姫「しょうがないわねぇ」

秋月「今回はこちらをやろうかと」

あかり「本?」

秋月「TRPGのルールブックです」

防空棲姫「てぃーあーるぴーじー?」

秋月「テーブルトークロールプレイングゲーム」

あかり「どういうゲームなの?」

秋月「まず参加者はゲームマスターとプレイヤーに分かれます」

防空棲姫「逆らうと殺されちゃうの?」

秋月「まあある意味神的な存在ではあるけど、殺されはしないわよ」
447 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/16(土) 23:19:19.02 ID:PLXwVfYI0
秋月「プレイヤーはルールに則って自分の分身になるキャラクターを作り、ゲームマスターが語る物語の中でそのキャラクターを演じるんです」

あかり「演劇みたいな感じ?」

秋月「はい。いわばごっこ遊びを複雑化したものです」

防空棲姫「そのルールが書かれてるのがその本ってこと?」

秋月「ええ。ごっこ遊びだから自分でオリジナルのルールを作ることもできるけど、面白いルール、世界観なんかを作るのは難しいことよ」

防空棲姫「そっか、物語から自分で作らないといけないのね」

秋月「そういうこと。ルールブックに載ってるのはキャラクターの能力や遊び方だけじゃない。世界観の設定とか公式で存在しているキャラクターとか、話を作りやすくする情報も載ってる」

あかり「そういうの大事だよね」

秋月「元々が指輪物語の世界を自分達も体験したいという思いから生まれた遊びですからね。世界観の共有というのは大事なことなんです」

防空棲姫「なるほどねぇ。ごっこ遊びもそこまで進化するんだ」

あかり「今回遊ぶのどういう物語なの?」

秋月「舞台は現代の日本ですが、裏では異世界から世界を滅ぼそうとする魔王と、それを阻止するべく魔法使い達が日夜戦いを繰り広げているという世界です」

防空棲姫「それで、私達は魔法使いになって魔王と戦えばいいのね」

秋月「そういうことです」

あかり「RPGっていうファンタジーの世界なのかと思ったけど、そういうのもあるんだね」

秋月「はい、では早速キャラクター作っていきましょう」
448 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/16(土) 23:24:39.73 ID:PLXwVfYI0
あかり「秋月ちゃんがゲームマスターになるのぉ?」

秋月「プレイヤーが2人というのはちょっとバランス的にあれなので」

妖精(猫吊るし)「今回は私がゲームマスターやります」

あかり「妖精さん、学校まで来ちゃって大丈夫?」

妖精(猫吊るし)「大丈夫です。西垣先生に作られた自立型ロボットということで通します」

あかり「それなら安心だね」

防空棲姫「自立型ロボット作ったって通る理科の先生……」

秋月「ということで私もプレイヤーです」

あかり「一緒に世界を守るよぉ」

防空棲姫「私も今度は守る側に……」

秋月「キャラクターのデータはこのシートに書き込んでいってください」

あかり「結構始めるまでに手間がかかるね」

秋月「キャラクターを作るのも醍醐味ですよ」
449 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/16(土) 23:39:35.61 ID:PLXwVfYI0
秋月「基本的に自由に作れますけど、パーティーのバランスは考えた方がいいですね」

防空棲姫「全員アタッカーじゃダメなのぉ?」

秋月「ちゃんと防御役とか回復役も考えないと」

あかり「そこら辺はゲーム的だねぇ」

妖精(猫吊るし)「ただのごっこ遊びとは違いますからね」

防空棲姫「私、魔法使いがいいわ」

あかり「二つ名とかあるよぉ」

秋月「そういうのもキャラクターを形作る大切な情報ですから」

防空棲姫「キャラクターとのコネもあるのね。私、あかりと恋人設定にしたいわ」

秋月「だめよ! それは私がやる!」

あかり「ええっ!?」

妖精(猫吊るし)「あまり現実を反映させ過ぎるのもどうかと思いますよ。あくまで別人なんですから」

あかり「そうだよぉ。ここは全員初対面とかでもいいと思うよぉ」

秋月「初対面からはじめるというのも」

防空棲姫「最初から落としていくのも有りねぇ」

妖精(猫吊るし)(ラブコメじゃなくて現代異能系バトル物なんですけど)
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/16(土) 23:42:44.09 ID:i0xurD11O
そもそも何部なんすかね
ラブライブ
451 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/16(土) 23:54:53.28 ID:PLXwVfYI0
妖精(猫吊るし)「できました?」

あかり「うん、できたよぉ」

秋月「私もです」

防空棲姫「できたわぁ」

妖精(猫吊るし)「はい、では自己紹介をお願いします」

あかり「えっ? なんで急に?」

秋月「キャラクターの紹介ですよ」

あかり「あっ、そっか。えっと、名前は海月なもり、クラスは魔剣使い。物語の最初はまだ力に目覚めてない普通の女の子で、普通に暮らせればいいなぁって思ってる」

秋月「完全に主人公ですね」

妖精(猫吊るし)「まあ、秋月さんもわるづきさんもあかりんを主人公にしろと言うでしょうし」

あかり「最初が主人公っぽく見えても主人公としてふるまい続けられるとは限らないんだよ!」

防空棲姫「何故かすごい説得感があるわ……」

秋月「TRPGでは往々にしてよくあることです」
452 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/17(日) 00:14:05.27 ID:Jw023CyB0
秋月「では次は私が。名前は秋月・オータム、クラスは強化人間。所属する組織からの命令で、未覚醒ながら強い力を持っているなもりを勧誘するために送り込まれた」

防空棲姫「何そのヒロインっぽい設定! 絶対ヒロインなやつ!」

あかり「なもりちゃんの設定今話したばっかりなのに」

秋月「いいんです。他者の設定に合わせて柔軟に組み替えることができるのもTRPGです」

妖精(猫吊るし)「活かそうとするとGMが困るやつですけどね」

防空棲姫「ふ〜ん!ふ〜ん! じゃあ私もそうするもん!」

あかり「わるづきちゃんのキャラクターの名前、えっとしんかい?」

防空棲姫「割月深海と書いて、わるづきみうみと読むの」

秋月「うわぁ、DQNネームだ」

防空棲姫「人殺し楽しんでそうな名前に言われたくないわ!」

秋月「死んでいい奴扱いされたいの?」

あかり「喧嘩はやめようよぉ!」

防空棲姫「クラスは陰陽師で、なもりの幼馴染。なもりの力に気づいてるけど戦いの世界に来てほしくなかったから、本人には内緒で影で敵と戦って来たの」

秋月「負けヒロインの設定だ」

防空棲姫「誰が負けヒロインよ!」

秋月「幼馴染はそれしか出ないならともかく、オータムみたいな出会い方するヒロインがいる場合、高確率で負けるのよ」

防空棲姫「そうやって調子に乗ってると足掬われるんだからね! 覚悟しておきなさい!」

妖精(猫吊るし)「戦闘中に勝手に殺し合ったりしないでくださいよ? じゃあ、今回のお話しを――」

奈々「お〜いお前ら。もう下校時間過ぎたぞ」

秋月「えっ!? もうこんな時間!?」

防空棲姫「もぉ〜! 秋月が喧嘩売ってくるからゲームできなかったじゃない!」

秋月「わるづきが一番キャラ作成に時間かかってたでしょ!?」

あかり「はぁ、2人共いつもこうなっちゃうんだもんねぇ」

妖精(猫吊るし)「まあ、これはこれでいい関係だと思いますよ。わざわざわるづきさん呼んだのは秋月さんですし」

あかり「ツンデレ、なの?」

妖精(猫吊るし)「どうでしょうねぇ。ただ1つわかるのは、ただでさえ時間かかるTRPGのセッションが、手間取って相当な長さになるということだけです」
453 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/17(日) 00:15:38.31 ID:Jw023CyB0
今回はここまでです
次は>>323の続きです

あかり達がやろうとしていたのはナイトウィザードというTRPGですが、ルルブもリプレイも全部手元にないので突っ込んだことが書けずにこうなりました
艦これもTRPGありましたけどあれどうなったんでしょうね
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/17(日) 00:36:30.56 ID:ZJPtnytSO

姉妹とTRPG一緒にやるのが夢だったからね秋月
455 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/17(日) 22:43:15.17 ID:Jw023CyB0
>>454
あかり達とのセッション後に京子のところの妹達と自分を入部させているかもしれません

開始します
456 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/17(日) 22:50:54.62 ID:Jw023CyB0
神風「ふぅ〜……ふぅ〜……」

あかり「神風ちゃん苦しい?」

神風「んっ……」

あかり「場所変える?」

神風「……」フルフル

あかり「我慢できない?」

神風「……」コクリ

あかり「それなら仕方ないね。苦しいかもしれないけど、声抑えててね」ペロッ

神風「んんっ……!」ピクン

あかり「あかりもなるべく早く終わらせるようにするから」

神風「んんんっ……!」

神風(そうすると声抑えるのも難しくなるっ!)
457 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/17(日) 23:08:37.64 ID:Jw023CyB0
あかり「こっちも取るね」カリカリ

神風「ふぁぁ……!」

あかり「ごめんね、中々取れなくて」

神風「ううん、私が粘着力強いの貼った、だけだし……んっ!」

神風(後で覚えてなさいよ朝風!)

あかり「こっちは指を濡らして」ペロッ

神風「一回、こっちから口離せばいいんじゃない?」

あかり「神風ちゃんがそうしてほしくなさそうだったから」

神風「な、何を言ってるのよ……」

あかり「こっち吸われながらする方がいいかなって」

神風「べ。別にそんなこと……一緒にされる方がいいけど」

あかり「なら続けるね」

神風「ううぅ……」
458 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/17(日) 23:26:39.70 ID:Jw023CyB0
あかり「あかりもあんまり声出さないようにしたいけど……」

神風「ふぇ……」ビクン

あかり「無言でやるのもどうかと思って……」

神風「んん……!」

あかり「あんまりやりやすいところじゃないよねここは」

神風「……そういうところでするから、ぁっ、ドキドキも増すのよ」

あかり「緊張感はあるよね確かに」

神風「ふぅふぅ……」

あかり「でも神風ちゃんはわりとすごいことなるから、お家でする方がいいと思う」

神風「すごいことって?」

あかり「今なってるようなこと」

神風「そんっ、あぁ、なって、る?」

あかり「なってるよぉ」
459 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/17(日) 23:41:29.09 ID:Jw023CyB0
神風「ふぇや……」

あかり「あんまりここばっかり弄ってると、潰れちゃわないか心配だね」

神風「なんで、そこから剥がすのよ……」

あかり「盛り上がってるから一番剥がしやすいでしょ」

神風「そのわりにぃ……全然、剥がれてないじゃない……」

あかり「それは粘着力のせいだね」

神風「わざと、やってるんじゃないの……?」

あかり「わざとじゃないよぉ。でも、神風ちゃんを気持ちよくしようとは思ってる」

神風「わざとじゃない……」

あかり「それをわざとって言われたら、あかり困っちゃうよぉ」

神風「う、嬉しく思ってる、わ」

あかり「本当?」

神風「本当よ……だから、こっちも、して……」ピラッ

あかり「ええっ!? パンツはいて来てなかったの!?」

神風「パンツはいてたら絆創膏貼る意味ないでしょ……」

あかり「さすがにそれはどうかと思うよ神風ちゃん」
460 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/18(月) 00:02:59.61 ID:HL6RQ0wa0
あかり「剥がしたら本当に何もはいてないことになるよぉ」

神風「大丈夫……替えのを鞄の中に入れてるわ」

あかり「完全に学校でする用意して来てるよぉ」

神風「そういう気分だったの!」

あかり「神風ちゃん、発情期っていうやつなの?」

神風「違う……よね?」

あかり「いや、あかりに聞かれても。とりあえず、取っちゃうよ」

神風「ぐぅ……!」

あかり「本当にデリケートなところだから、もっと優しくしたいんだけどね」

神風「ああっ、ああ……」

あかり「よい、しょっと」

神風「ああっ……はぁぁ……」

神風(あかり、ここは強くすることないものね……これくらい強めの方が、私は……)
461 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/18(月) 00:19:19.15 ID:HL6RQ0wa0
あかり「取れた……」

神風「はぁ、そこはかとない違和感から解放されたわ……」

あかり「パンツから解放されてる状態だったのに」

神風「……んん」ブルッ

あかり「おトイレ?」

神風「違うわよっ!」

あかり「したくなったらすぐそこあるけど」

神風「違うってばっ! もう、続けてよ……」

あかり「本当に違うよね……」

神風「軽快しないでよっ……! どっちにしたって同じようなもんでしょ……!」

あかり「気持ち違うんだよぉ……」グジュッ

神風「はんっ……!」

あかり「神風ちゃんのだったら、まあ、大丈夫かなって思うけど……」

神風「ええっ……!?」

あかり「なんか、下品な感じするからね」

神風「そこ、気にするっ、んぁっ……ああっ……!」ビクンビクン

あかり「気分的なものだから……」
462 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/18(月) 00:26:37.89 ID:HL6RQ0wa0
神風「あぁ……」ズルズル

あかり「ううん、ちょっとお掃除しないといけないね」

神風「ごめん……」

あかり「わかってたから、大丈夫だよ」

神風「あの、私、こんなだけど、本当にエッチしたいだけじゃなくて……」

あかり「それもわかってる。安心して、見損なったりしないから」

神風「ありがとう、あかり……」

あかり「でも帰る前にはちゃんとパンツはいてね?」

神風「わかってるわよ……」

あかり「もう少し休んだらお掃除しようね」

神風「うん……」

神風(誰もこなくて本当に良かった……)



大鳳「とか思ってるかもしれませんけど……」

大鯨「普通にバレバレですからね……」

朝雲「学校でそれ有りだって言うなら……」

浜風「こちらにも考えがあります……!」
463 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/18(月) 00:27:21.17 ID:HL6RQ0wa0
今回はここまでです
次は本編からです

絆創膏下に付けてるときってトイレどうするんでしょうね
464 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/18(月) 22:42:15.57 ID:HL6RQ0wa0
開始します
465 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/18(月) 22:49:14.54 ID:HL6RQ0wa0
如月「さぁてと、今日も卯月ちゃん達を起こしに行かないと」

如月「卯月ちゃ〜ん、朝よ〜」

卯月「知ってるぴょん」

如月「きゃあっ! 卯月ちゃん、後ろに!?」

卯月「おはようぴょん」

如月「もう起きてるなんて珍しい」

卯月「う〜ちゃんだってたまには早起きするぴょん!」

如月「たまにじゃなくていつもこうだと嬉しいんだけどね〜」

卯月「いつもこうだと疲れるから、たまにやるのがちょうどいいぴょん」

如月「如月はいつもなんだけどね」

卯月「う〜ちゃんは如月よりか弱いから、たまにしか早起きできないぴょん」

如月「意思がね」

卯月「ぷっぷくぷ〜! 意思は誰よりも固いぴょん!」
466 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/18(月) 22:59:57.67 ID:HL6RQ0wa0
文月「これ卯月が作ったのぉ?」

卯月「う〜ちゃんだって魚くらい焼けるぴょん」

三日月「七輪持ち出そうとしたときはどうしようかと思ったけど」

弥生「朝から本格的」

如月「今日は楽できたわ〜」

卯月「う〜ちゃんはか弱いけど、如月に苦労ばっかりは掛けさせないぴょん」

如月「いつもこうだと嬉しいんだけどね〜」

卯月「それさっきも聞いたぴょん! ていうかそれだと如月が怠けてるだけぴょん!」

弥生「怠けてる自覚はあるんだ……」

三日月「あるなら改善しようよ」

卯月「今日したからしばらくはいいぴょん」

文月「それは改善したって言わないと思う〜」
467 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/18(月) 23:13:52.11 ID:HL6RQ0wa0
三日月「ちゃんと小テストの勉強した?」

文月「したよ〜」

卯月「小テスト?」

如月「今日あるって言ってたでしょ〜」

卯月「知らんけどう〜ちゃんなら大丈夫ぴょん!」

弥生「その自信はどこから出て来るの……」

卯月「う〜ちゃんは真面目だからいつも授業聞いてるし〜あっ! あかり〜!」ダキッ

あかり「わぁっ! 卯月ちゃん、おはよう」

卯月「おはようぴょん!」

あかり「皆もおはよう」

文月「おはよ〜」
468 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/18(月) 23:27:32.03 ID:HL6RQ0wa0
卯月「う〜ちゃん今日は朝ごはん作ったぴょん」

あかり「卯月ちゃん料理できたんだ?」

卯月「頑張ったぴょん! ほめるぴょん!」

あかり「えらいえらい」ナデナデ

卯月「んふふ〜」

文月「あ〜、あかりにほめられたいからやっただけなやつ〜」

三日月「わ、私も朝ごはん作りましたよ!」

あかり「三日月ちゃんもえらいえらい」ナデナデ

三日月「えへへ」

卯月「三日月はわりとやってるぴょん! 今日はう〜ちゃんが特別にやった日だから、う〜ちゃんをいっぱいほめるぴょん!」

あかり「いつもやってる人の方が大変なんだよぉ? ね、如月ちゃん」ナデナデ

如月「ふふっ、如月は褒められたくてやってるわけじゃないわよ」

卯月「ぷっぷくぷ〜」
469 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/18(月) 23:44:18.67 ID:HL6RQ0wa0
あかり「あっ、今日は小テストだっけ」

卯月「そうでっす。勉強してきたぴょん?」

あかり「少しはね」

卯月「だめだめぴょん。う〜ちゃんなんか、一切してこなかったぴょん」

あかり「大丈夫?」

卯月「う〜ちゃん程度になれば、授業をちゃんと聞いてれば余裕ぴょん!」

如月「とか言って、本当はいっぱい勉強してきたんでしょ?」

卯月「し、してないぴょん!」

あかり「そうなの?」

如月「勉強してないで頭いいっていうのがカッコいいと思ってるから」

卯月「そんなことないぴょん! う〜ちゃんは自然に頭がいいんだぴょん!」

あかり「あかりは自然に頭いい人も好きだけど、努力して頭よくなる人も好きだよ」

卯月「昨日徹夜したぴょん!」

如月「変わり身はやっ」

あかり「小テストで気合入れ過ぎだよぉ」
470 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/18(月) 23:53:52.57 ID:HL6RQ0wa0
卯月「ぷぇ〜……」

あかり「卯月ちゃんの魂が抜けてる」

如月「あら、解体されちゃったのかしら」

卯月「こんな問題出るとか聞いてないぴょん……」

あかり「テストに出るぞとは言ってなかったしね」

卯月「ていうか国語じゃなかったぴょん……」

如月「教科間違えてたのね」

文月「授業聞いてない証拠だね〜」

卯月「う〜ちゃんが退学になっても仲良くしてね……」

あかり「こんな小テスト1回で退学にはならないから!」

三日月「というか中学校だからね!」

弥生「義務教育……」

卯月「びぇ〜」

あかり「やれやれだよぉ」
471 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/19(火) 00:09:10.71 ID:h/5uVCj90
あかり「よしよし卯月ちゃん」ナデナデ

卯月「あかりぃ〜……」

あかり「間違っちゃったかもしれないけど、あかりは頑張ったってところは褒められると思うよぉ」

卯月「結果が出なきゃ意味ないぴょ〜ん」

あかり「国語のテストで出せばいいでしょ? 無駄にはならなかったよぉ」

卯月「うぅ〜」

あかり「ほら、元気出して。補修になったらあかりも待っててあげるから」ギュッ

卯月「ほんとぴょん?」

あかり「本当だよぉ」

卯月「なら元気出すぴょん」

あかり「うん、卯月ちゃんは元気なのが一番だよぉ」ナデナデ

三日月「もしかしてこっちが狙いだったんじゃ」

弥生「勉強の頭はよくなくても、悪知恵は働くタイプ……」

文月「狡猾だね〜」

如月「まっ、あかりによく見られたいってところはわかってるから、御しやすいかしらねぇ」

卯月「えへへへ〜もっとほめるぴょん!」

あかり「はいはい」
472 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/19(火) 00:10:54.53 ID:h/5uVCj90
今回はここまでです
次は愛宕の話です

中学くらいまでは本当に授業聞いてるだけでも簡単だったんですけどねぇ

↓1 愛宕の話

1 エロ有り
2 エロなし
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/19(火) 00:16:21.84 ID:fkz98RUQO
474 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/19(火) 22:46:45.91 ID:h/5uVCj90
開始します
475 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/19(火) 22:57:46.33 ID:h/5uVCj90
あかり「ん、んぅ……」

愛宕「起きた?」

あかり「愛宕さん、おはようございます」

愛宕「おはよう。ぐっすり眠ってたね」

あかり「それ解るくらい前に起きてたのに、ずっとここにいたんですか?」

愛宕「寝顔が可愛かったんだもん」

あかり「せめて服くらい着てください」

愛宕「あんなに激しくしたの後にこんなに可愛い寝顔を見せられるのは、ある意味で才能なんじゃないかと思うわ」

あかり「何の才能なんですか」

愛宕「ん〜、私を好きにさせる才能?」

あかり「そういう才能があるなら欲しいですけどね」

愛宕「ふふっ、もう才能が限界突破してるわよぉ」ダキッ

あかり「ふやっ……とりあえず服着て朝ごはんにしましょう」
476 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/19(火) 23:12:49.65 ID:h/5uVCj90
愛宕「ん〜、おいしい」

あかり「お口に合ってよかったです」

愛宕「お料理、もっと上手になってる」

あかり「大和さんに教わりましたので」

愛宕「うんうん。鎮守府にいた頃の料理を思い出すわ」

あかり「愛宕さんはお料理しないんですか?」

愛宕「う〜ん、忙しいとお惣菜とかに頼りがちねぇ」

あかり「でも材料入ってましたよ?」

愛宕「それはあかりが来るから用意したに決まってるでしょ」

あかり「ありがとうございます」

愛宕「あかりに作らせる気満々だ〜とか言わないの?」

あかり「作って食べてもらうの楽しみでしたから」

愛宕「うふっ、もう、可愛い! あかりを食べちゃいたいわ!」ダキッ

あかり「それは昨日しましたから!」
477 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/19(火) 23:26:46.46 ID:h/5uVCj90
愛宕「ん〜、ん〜」ユサユサ

あかり「なんで揺れてるんですか愛宕さん?」

愛宕「なんかわかんないけど、あかりを抱っこしてこうしてたい気分なの」

あかり「よくわかりませんけど、あかりも楽しいですよぉ」

愛宕「本当? じゃあもっと揺れましょうか」ゴロン

あかり「わぁっ! これは揺れるじゃなくて転がるですよぉ」

愛宕「いいでしょ転がっても。自分の部屋なんだから」

あかり「いいですけど」

愛宕「今日は一日ゴロゴロしてるのもいいけど〜」

あかり「何かほかにします?」

愛宕「ちょっとお出かけしましょ」

あかり「お出かけですか?」

愛宕「ええ。あかりの服を見てあげる」

あかり「あっ、愛宕さんはセンスいいですから嬉しいですよぉ」

愛宕「うふふっ、私好みに仕上げちゃうから」
478 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/19(火) 23:35:22.44 ID:h/5uVCj90
愛宕「こうして一緒に歩いてたら、姉妹に見られてるのかしら?」

あかり「髪の色違いますし、どうでしょうか。京子ちゃんか櫻子ちゃんとなら見られるかもしれませんけど」

愛宕「ええ〜、髪の色なら撫子と櫻子も微妙に違うから一緒よぉ」

あかり「さすがに色味が違いすぎますよぉ」

愛宕「じゃあ私も赤に染める!」

あかり「ええっ!? 愛宕さんの印象変わっちゃいますからダメです!」

愛宕「あかりが金髪も印象変わっちゃうでしょ〜」

あかり「髪の色は気にしない方向で見てもらえるよう、祈りましょう」

愛宕「一発解決する方法見つけたわ」

あかり「なんですか?」

愛宕「お姉ちゃんって呼んで」

あかり「これくらい歳が離れてたら、知り合い同士でもお姉ちゃんって呼ぶかもしれませんよ?」

愛宕「そっかぁ、むむむ〜」

あかり「ていうか姉妹に見られたいんですか?」

愛宕「ん? 恋人同士がいい? それならキスすればすぐ解決するけど」

あかり「い、今は遠慮しときます!」
479 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/19(火) 23:51:21.33 ID:h/5uVCj90
愛宕「あかりはやっぱりワンピースが似合うと思うのよね」

あかり「ずっと着てたからですか?」

愛宕「ええ。それに制服もそうだし」

あかり「叢雲ちゃんのに似たのありますかね」

愛宕「むっ、やっぱり私の服似たのが似合う」

あかり「さすがにあれはあかりには似合いませんよぉ」

愛宕「じゃあ帽子だけでも被りましょ」

あかり「お団子に引っかかっちゃいますよぉ」

愛宕「むしろお団子に引っ掛けるのがトレンド!」

あかり「なります?」

愛宕「さすがにないわね」
480 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/19(火) 23:54:46.52 ID:h/5uVCj90
藍「あら? 愛宕?」

愛宕「あらぁ、藍じゃない」

藍「何してるの?」

愛宕「あかりの服見てあげてるの」

あかり「お知り合いですか?」

愛宕「クラスメートよ」

藍「三輪 藍だよ。貴女があかりちゃんかぁ」

あかり「あっ、赤座あかりです。はじめまして」

藍「愛宕達が口揃えて言うだけあって、本当に可愛いね」

愛宕「でしょう? でもあげないわよ」ギュッ

藍「取らない取らない」
481 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/20(水) 00:10:44.25 ID:0y8denma0
愛宕「藍は自分の服探しに来たの?」

藍「うん。愛宕と同じ店に目を付けられたなら、いいセンスしてるかもって思える」

愛宕「私のセンスを買い被りすぎよぉ」

藍「いやぁ、だって、ねぇ? 現在進行形でセンス見せられてるし」

あかり「はい! 熊野さんにも負けず劣らずって感じです」

藍「自分のセンスだけでモデルやってけそう」

愛宕「ふふっ、褒めてくれてありがとう。でも、私がこのセンスを本当に見せたい相手はあかりだけだから」

あかり「あ、愛宕さん!」

藍「うわっ、シスコンだ」

愛宕「でも、お姉ちゃんって呼んでくれないのよぉ?」

藍「それはいけないね、あかりちゃん。お姉ちゃんこんなに愛してくれてるんだから、もっと親しみを込めないと」

あかり「え、ええっ、愛宕お姉ちゃん?」

愛宕「うふふっ、なぁに? あかりっ!」ガバッ

あかり「わっぷ、答え聞く前に抱き着いて来ないでください〜」

藍「はぁ、これは筋金入りだね」
482 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/20(水) 00:21:34.35 ID:0y8denma0
愛宕「せっかくだから藍のも見繕ってあげましょうか?」

藍「えっ、いいの? あっ、やっぱりいい」

あかり「どうしてですか?」

藍「おっきくないと似合わないの選ばれそうで」

あかり「あ〜」

愛宕「もぉ、その人に合ったのを選ぶわよぉ!」

藍「持つ者には持たざる者の気持ちはわからないのよ! ねぇ、あかりちゃん!」

あかり「確かに感覚が違うかもしれません」

愛宕「あかりまで!?」

藍「行きましょうあかりちゃん。お姉ちゃんが持たざる者でも可愛く仕上げてあげるから」

あかり「藍お姉ちゃん……」

愛宕「取らないって言ったのに取らないで!」グイッ

あかり「ぐえっ」

愛宕「ていうか、藍だって持たざる者じゃないでしょうに!」

藍「あはは、愛宕達が来てから一気にヒエラルキーの下層まで落ちちゃったからつい」

愛宕「たぶん撫子に言ったらぶん殴られるからやめときなさいね」
483 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2018/06/20(水) 00:37:35.98 ID:0y8denma0
愛宕「んもぉ、藍のことは簡単にお姉ちゃんって呼ぶぅ」

あかり「すいません、そう呼ぶのがしっくり来ちゃって」

愛宕「私はお姉ちゃんって呼ぶのしっくりこないって言うの〜?」

あかり「愛宕さんはお姉ちゃんって呼ぶよりは、その……」

愛宕「うん?」

あかり「呼び捨てで呼べるようになりたいっていうか……」

愛宕「いいよ、呼び捨てで呼んでも」

あかり「いやでもなんか、ずっとさん付けっていうのもそれはそれで有りなのかなって。たまにそういう人いると思いますし!」

愛宕「うふふっ、お姉ちゃんか呼び捨てじゃなきゃ反応しないようになっちゃおっかなぁ〜」

あかり「あ、愛宕さん〜!」

愛宕「いいのよ、好きに呼べば。ちゃんと愛を込めて呼んでくれるならそれで」

あかり「いっつも、込めてますからね?」

愛宕「感じてるわよ。だから、反応してるのよ。あかり」

あかり「はい、愛宕さん」

愛宕「ふふっ、じゃあ次は愛を育むやる気が出るような下着を探しに行きましょうか!」

あかり「いいですけど、声が大きいです愛宕さん!」
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