男「そこは重要事項だ!!」天使「い、今、確かめます!」

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2 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 21:28:58.83 ID:86jl9Dk+0
天使「なんて幸運なんだろう」男「俺もすごく幸運な人間だと思うよ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1509892438/
の続きです
3 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 21:30:41.99 ID:86jl9Dk+0

男「お前も俺の後にシャワー浴びろよ、二人とも昨夜のまま…その…いろんな体液の」

男「考えたらその状態で友と女と話し合って飯食ってたんだよな、今更ながら羞恥心が…///」

天使「……?」

天使「…ああ、地上生物は外皮の付着物や自分の老廃物を自浄できないから、洗わなくてはならないのですね!?」ピコーン

男「」

男「今は詳しく尋ねないが…とりあえず天使は風呂に入らなくても清潔を保てるんだな?」

天使「はい、僕ももっと修業を積めば男さんのことも一瞬で清潔にできるのですが、まだまだ未熟で…」

男「とにかく掃除頼むわ、じゃあまた後でな」
4 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 21:32:09.44 ID:86jl9Dk+0

〜ユニットバス〜

男「…ふう、あいつらの前で言い切っちまったし…同居人かあ」

男「人間の目に見えなくなることもできるし、俺だけに見えるようにもできる、必要に応じ結界も張れる」

男「そのまんまなら目立つが、あの能力があれば大丈夫だろ」

男「あと、入浴も必要ないならその分の光熱費も不要と」

男「…焼きそば食った時に天使のやつ、自分には人間の言うところの食事は必要ない、って話してたから食費も不要」

男「それでもって修行の一環で家事は引き受けてくれる…か」

男「なんか逆に申し訳ない気になるなあ」

男「その上、俺の性欲処理も」

男「…………」

男「さっきは勢いでつい口にしちまったが、あのガチムチに…本当に欲情できるの俺?」
5 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 21:36:16.62 ID:86jl9Dk+0

男「精神は子供天使のままだし、よく見りゃ顔に面影もあって外見に嫌悪感はもう湧かないけど、かと言って…」

男「…考えてどうにかなるもんじゃないな」

男「逆にあいつ性欲ないのか?」

男「あいつが一方的にムラムラ来て俺を押し倒したら…どう考えても勝てない」

男「いやいや待て落ち着け仮にも天使だ、人間を不幸にする行為はアウト、悪事は認められんって言ってたじゃないか」

男「…ほんと、可憐な美女天使になってくれていたら自分の貞操の心配なんて考えもしなかった」

男「女天使…になってたらなってたで、欲望に任せセックスした結果」

男「もしも、子供ができちゃったら?人間と同じ避妊方法が通用するのか?」

男「今となっては獲らぬ狸の皮算用だけど、ほんと俺って見切り発車してから考えるタイプだよなあ…」ハァ

6 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 21:37:39.88 ID:86jl9Dk+0

天使「……ふう、これで片付いたことになるのかな?」

天使「うーん、ベッド周辺に人間の目には見えない雑菌やカビの胞子が少し存在しているね…」

天使「近辺一帯の大気中に含まれる標準的な量よりやや高濃度」

天使「あとそれらを助長する過剰な湿気も籠っている…男さんの健康にはよくない状況だなあ」

天使「僕の力ではまだ浄化できないから、別の方法を考えないと」

黒い影「カサコソ」

天使「!?」ドキッ

天使「なんだ…昆虫の一種かあ…以前読んだ本に少しだけ出て来たな、確か…ゴ…」

天使「ゴキブリ…だっけ、近くで少し観察してみよう」

天使「本の印象ではひたすら地を這うだけの平べったい生き物だと…」マジマジ

ゴキブリ「ブ…ン」

天使「」
7 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 21:38:49.87 ID:86jl9Dk+0

男「…なんだ今の悲鳴は」

男「と言っても天使しかいないが、おーい、どうした?」ドカドカ

天使の羽根「ヒラヒラ」

男「何やってんだ、翼出すほど何かに驚いたのか?おい、寝室だろ?」

子供天使「…お、男さん…」ヘタリ

男「」

男「おおおお、お前、どうした!?」

天使「ゴ、ゴキブリって飛ぶんですね…知らなかった、びっくりしました…しかもこっちに向かってバサバサと…」

男「ゴ、ゴキより自分に驚けよ!?お前…昨日の姿に戻ってるぞ!?」

天使「え…ええっ!?ほ、本当だ、服のサイズまで戻って…!!」

男「ふたなり、いや両性具有に戻ってるのか!?そこは重要事項だ!!」

天使「い、今、確かめます!」モゾモゾ
8 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 21:40:13.86 ID:86jl9Dk+0

天使「…も、戻っちゃっています…昨日までの僕の姿に…」

天使「なんで…試練は無事終えたはずなのに、その証しの指輪も光ったのに…」ガックリ

男「落ち着け、こんな時は思いつく限りの方法を試してみよう」

天使「は、はい」

男「ふむ、まずは昨日の試練をもう一度やってみるのは?」

天使「え」

男「交尾を、セックスを!一回で効果がなければ効果が出るまで!!」

天使「えええええええ!?」

男「あ、先に音が漏れない結界張って?」

……
9 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 21:42:19.25 ID:86jl9Dk+0

男「つい昨夜のことなのに懐かしい感じがする…このすべすべもちもち肌」ナデナデ

天使「あ…胸に手が…」

男「両乳首つまんじゃえ」キュッ

天使「あう」ピクン

男「今度は吸っちゃうぞ」チュウ

天使「や、あっ…」

男「さ、脚を開いてっと」グイ

天使「あ…」ハァハァ

男「男天使のご立派なアレ見た後だと、なんて可愛いのか子供ちんこ…」

天使「お、大人の僕のあれ、男さんのと…大きさ、変わりませんよ…」

男「俺の勃起時とお前の平常時の比較だろ?」

男「俺のちんこは勃起状態のしか見てないだろお前」ペロ

天使「んんっ…」
10 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 21:43:48.85 ID:86jl9Dk+0

男「もう膣がこんなに濡れてる、舌をすぼめて中も舐めてやるよ」クチュ

天使「や、だめ…っ…」ゾクッ

クチュクチュ…ペロォ…

天使「はあ…男さん…あ、ああん…あん…」ハァッハァッ

クチュッ、プチュ…クチュヌチュ

男(いくらでも愛液が溢れてくる…そろそろいいか、俺のちんこも我慢の限界)

天使「あふ、あふぅ…」ハァ…ハァ…

男「…天使、お前…ちんこ、どこ行った?」

天使「……は?」

天使「え…何これ、僕の視界に見慣れないもの…が…?」

おっぱい「たゆん…」

男「おま、いや、あんた、だ、誰…?」
11 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 21:50:03.85 ID:86jl9Dk+0

男「推定20歳前後、すらりとした美脚、くびれたウエスト、形の良いたわわなおっぱいの」

男「天使と同じ髪と瞳の色に天使と同じほんのり甘く爽やかな体臭の美女はだ…れ…」

男「…要するに天使本人じゃね?」

女天使「あ、髪が肩より長く伸びて…それとこれって、僕の…胸…なんだ…」たゆん

男「声も違う、声変わり前のボーイソプラノじゃなく明らかに女の声」

天使「僕ほんとにどうしちゃったんだろう…こんなの聞いたことない…」

男「なあ、天使の完全な女性体って、人間とのセックスでも妊娠する?」

天使「は?…いいえ、人間と天使の生殖行為では子供はできません、どちらがどちらの性別でも」

天使「そもそも天使は地上生物と同様の生殖行為で子孫を作る生き物ではないので」

男「よし、それなら話は決まった」

男「さあ心おきなくセックスしよう!!」

天使「えええええええ!?」

……
12 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 22:28:54.10 ID:86jl9Dk+0

男「おっぱい、ふっくらおっぱい、且つ弾力もあって揉み甲斐も申し分なし…たまらん…」モミモミモミモミ

天使「んう、ああ…女性体の乳房とは、そんなに人間の男性を魅了するもの…なのですか…?」ハァハァ

男「天使だって『大人』になれば男女があるんだろ?」モミ…モミ…

天使「男女はありますが…あくまでも見た目や能力としての違いで…」ハァ…

天使「さっきも言ったように、天使同士の生殖行為で…子孫は増やせませんから」…ハァ

天使「正確には、生殖行為で子孫を残す必要がない、と言った方が…」ハァハァ

男「必要ないのに性的な快感は持てるんだよなあ、乳首もこんなに敏感で」キュウッ

天使「んっ…!で、でも、男さんに触れられないと、こんな気分には…なりません…」ハァハァ

男「完全に受動的なんだな」クチュ

天使「あっ!?」ビクン

男「下はもうヌルヌルグチョグチョだわ」クチュクチュニュルニュル

13 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 22:35:24.62 ID:86jl9Dk+0

天使「だめ、ああ、そんなに触っちゃ…」ハァハァ

男「手探りで…くぱぁ、っと…うわ、愛液すげー」トロォ

天使「んっ、やあん…」ハァハァ

男「女性器のパーツが完備してるなら、このへんに…」ヌチュ…

フニッ

天使「ふああっ!?」ピクッ

男「これがかの有名な、クリトリス…」コリコリ

天使「いやあぁぁぁぁっ!!」ビクビクッ

男「あ」

天使「んん…んうう〜〜〜…ふううう…あ…」ガクガク

男「イっちゃったか…」ツプ

天使「ひっ…(男さんの指が…)」フルフル

男「膣が収縮して指に吸い付いて来る、はは、ほんとスケベな体」ヌポッ

天使「もう…やだ…」ハァ…ハァ…
14 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 22:36:31.54 ID:86jl9Dk+0

男「でも翼出なかったな」

天使「そ、その癖矯正しろと言ったの、男さん…ですよ…」ハァ…

ズブッ

天使「いっ、ひ、ああ!?」

男「うん、ま、気長に直せばいいさ」ズッズッ…パン…パン

天使「あ、はあ、んっ…す、すごく固い…男さんの…あっ」

男「痛い?」パン…パン

天使「い、いいえ…痛くはな…ああんっ」

天使(痛くないけど、僕の中ですごく…なんだろ、これ…)

男「ん…子供天使より、内部の引っ掛かりが、多いかも…」パンパンパンパン
15 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 22:38:33.15 ID:86jl9Dk+0

天使「あん、はあっ、ああ…男さ…あっ、ああ!」

男「キツさだけならふたなり天使が上かもしれないけど、こっちは…ヒダの絡みつく感じがより増して…」パンパンパンパン

男「なあ天使…むちゃくちゃいやらしいわ、今のお前の中…っ」グチョゴリュゴリュ

天使「あ!?や、お、奥、抉るように動かしちゃ…っ!」ゾクッ

男「くぅ…もう、駄目…出るっ…!」ビュクン!!

男「う、くぅおおおっ!!」ドビュルルルル

天使「んふぅあああああああああああああっ!!」ガクガクッ

天使の翼「ばさああああああ」

天使「ふぁ…あ、あふ、ひぃん…あああん…」ビクンビクン

男「はあ…天使の中、まだ動いてる…気持ちいい…」

天使「や…やぁ…男さ…ん…はああ…」グッタリ

男「…天界の催淫剤も使ってないし、連続イキは疲れたか?」

男「俺もあの精力剤なしだと、ちょっと疲れる…」ニュルル…ジュポ

天使「あふっ…」ハァハァ
16 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 22:39:50.73 ID:86jl9Dk+0

天使「あ…そ、そろそろ晩御飯の準備…しないと…」

男「まだいいからちょっと休め、俺も休みたい」

天使「で、でも…このベッド、湿気(と細菌とカビの胞子)が…」

男「そんなもん…シーツと敷きパッドはコインランドリーで洗って、布団はファ〇リーズして乾燥機…かければ…」ズル

天使「まだ僕の知らない便利な物があるんですね…」

男「…ぐー…」

天使「眠ってしまいました…僕の乳房に顔をうずめて…」

男「う…うんむむ…」

天使「窒息しそう…ちょっとどかしますね?」ヨッコラショ

男「…うぐ…ぐー…ぐー」

天使「…本当に、どうして幼年体になったり女性体になったり…」

天使「あれ?」

指輪「ポワァ」

天使「かすかに光ってる、でも試練を達成した証しとは違う色だ」
17 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 22:41:38.29 ID:86jl9Dk+0

天使「…指輪から小さな声が…天使学校の先生の声…」

天使「人間には聞こえない音量だから男さんを起こすことはなさそう」

天使「ふむふむ…試練をクリアした天使達には、先生達から祝福の品が贈られるのか…」

天使「僕には、天界の大図書館の全蔵書を凝縮した本…だって、すごくない?」

天使「見た目は薄いたった一冊だけれど、その時に知りたいことと付随する事柄だけが文字として現れる…か」

天使「あ、もしかしたら僕のこの現象も調べられるかな?」

天使「…あ」

本「」

天使「こつぜんと僕の胸の上に本が出現した…白い表紙に銀で模様が箔押しされているけど、タイトルは書かれていない」

本「ゆらゆら」

天使「…胸のふくらみの上だからね」ヒョイ

天使「僕はなぜ…試練を乗り越えたはずなのに姿が…」パラ
18 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 22:42:52.97 ID:86jl9Dk+0

天使「ふむふむ…」

天使「…修行に入ったばかりの天使は肉体的には不安定で、ちょっとしたきっかけで、実年齢相応の両性具有の肉体に戻ったり、性別が変わったりする…のか」

天使「一時的な現象で、不規則に起きるが、個人差はあれど数年以内には落ち着く…」

天使「一時的ならよかった、試練失格とかじゃないんだ」ホッ

天使「…幼年体に戻ったきっかけは自分で考えるかしかないな…ゴキブリの飛行に驚いたせい…かな?」

天使「女性体になったのはどのタイミングだっけ」



 男「もう膣がこんなに濡れてる、舌をすぼめて中も舐めてやるよ」 クチュクチュ…ペロォ…



天使「…男さんの直前の行動と、関係あるのだろうか…?」

天使「……」

天使「もっともっと勉強して、地上生活にも慣れて、簡単に動揺しないようにしなければ」

天使「でも今は眠い…少しだけ、眠ろう…」コテン

……
19 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 22:45:00.58 ID:86jl9Dk+0

男「ふああ…いつの間にか眠っちまった。腹も減った…適当にあるもん食っとくか」

男「さてと、たわわなおっぱいの俺のスイートハニーは…と」

男天使「お目覚めですね、男さん」ニコ

男「…なんで…ガチムチ天使に戻ってんの?」ヘナヘナ

天使「あれは一時的な現象だったようです、ほらこの本に」パラ

男「…ちょっとしたきっかけ…不安定…コントロール不可の現象か…」

天使「あと、変わるのは一瞬、試練達成直後の姿に戻るには睡眠を挟むのが必須、とも書いていますね」

男「ひらめいた!お前、次に女体化したらもう一生眠るな」

天使「」

男「じょ、冗談だって!そんな顔すんな」ワハハ

男は「えーと…俺は改めてシャワー浴びてくるけど」

男「キッチンは水は問題なく使えるから、お前はチャーハン作れ。具はまかせる」

天使「はいっ!!」

男「ところで、食事は必要ないって言ってたけど…天使が人間の食い物食ったらどうなるんだ?」
20 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 22:48:20.52 ID:86jl9Dk+0

天使「え?…うーん、栄養にはなりませんよ、人間と一見同じ内臓は揃っていますけど…」

天使「食物が胃袋に入っても胃酸はないので消化は行われず、代わりに水蒸気と、窒素と酸素の化合物の気体へと完全に分解されます」

天使「できあがった水蒸気と気体は皮膚から蒸散されて、終わりです」

男「まさか、何を食っても同じ反応が起きるのか?」

天使「ええ、食品の種類は関係ありません…更に言うなら皮膚の付着物などを浄化する時も同じ結果になりますが」

男「……」

男「おかしくね??食材に水素と酸素と窒素しか入ってないわけないだろ??」

天使「天使という生き物にはそれが当たり前なのですが…地上の生物とはまるで違うのでしょうけど…」

男「とんでもねー錬金術だなおい」

男「…ってことは、お前の体には尿道も肛門もあるにも関わらず…いわゆる排泄には使用されないのな?」

天使「ええ、胃袋で完結してしまうので」

男「天使ちゃんガチでおトイレ行かない子?」
21 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 22:49:07.38 ID:86jl9Dk+0

男「…わかった、前置きは長くなったが、要するに食ってもお前の体に薬にもならんが毒にもならない、と」

男「で、味覚はあるのか?」

天使「え?は、はい、味覚は何かと必要になる機能なので…でなきゃ料理も作れませんし…」

男「よし、それじゃ今夜から俺と一緒に飯を食え」

天使「は?ですから僕に食事は…」

男「あのな、お前が作った飯を俺一人で食うのは心情的に…」

男「なんと言うか、一つ屋根の下で暮らすってのはどんな関係であろうと…つまり…」ゴニョゴニョ

天使「?」

男「あーもー、人間の食事ってのはただの栄養摂取じゃねーんだ!!」

男「共に食卓を囲み語り合う、これも人類の文化だから勉強しろ、修行だと思って一緒に食え!!」

天使「はっはい、わかりました、男さんが望むなら…!?」

……
22 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/10(日) 22:50:36.84 ID:86jl9Dk+0

〜天界の天使学校〜

金髪の女天使「うふふ、あの男さんって本当にスケベねー♪」(爆乳)

金髪「男性体のあの子を抱くのはまだ抵抗ありそうだけど…」

金髪「ま、女体化モードのあの子も想像以上に可愛いとわかったし、これはこれで楽しみが…」ムフフ

茶髪の女天使「…こら」(並乳)

金髪「あ」

茶髪「退勤時間まで仕事さぼって地上の覗き見してたのね!?」プンスカ

金髪「いーじゃん、ちゃんと『本』届ける仕事は果たしたんだから!!」

茶髪「金ちゃんがあの子への集中講義まじめにやっていたら、別の贈り物になっていたのよ」

金髪「あたしの講義なんかよりあの本の方がずっと役に立つって、結果オーライ」ヘラヘラ

茶髪「も少し反省しなさい!!」

黒髪の女天使「……」(貧乳)

金髪「あっ黒ちゃん、助けてー鬼婆がいじめるー」棒

茶髪「ちょ、鬼婆って同期でしょうが!?」

黒髪「……」クスクス

金髪「…いつも仲が良くていいわね、ってさ」

茶髪「黒ちゃんも暢気なんだから…」ハァ

……
23 : ◆cTYQK/.TbSW. [sage]:2018/06/10(日) 22:51:58.60 ID:86jl9Dk+0
ここで区切り。続きもこのスレでそのうち
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/11(月) 02:17:36.17 ID:boVT2ymNO

続き楽しみ
25 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/18(月) 00:04:29.49 ID:70001eYt0

〜夕食後〜

男「ごちそーさま、美味かったぞ」ゲフ

天使「光栄です!」

天使「この味と具は次に作る時のため覚えておきます、同じ食事をするとこういう利点もあるのですね」

男「具か、冷凍庫に放り込んでた開封済みのハムなんて自分でも忘れてたわ」

天使「そう言えば…卵がもう残り少なくなっていましたよ?」カチャカチャ

男「お、それじゃ明日ちょっくら出掛けてくるか」

天使「どこか他所に鶏小屋を所有しているんですね?教えてくだされば僕が行きます」

男「」

男「お前な…買い物…と言うか お金 って理解してる?」

天使「お金?人間社会を動かすという大いなる力…のことですか?」

男「間違いじゃないけど…とにかく卵に限らんが、あらゆる物はお金を払って手に入れる」

天使「では男さんも大いなる力を操る一人なのですか!?」

男「…ええと…どこからどう説明すりゃ…」
26 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/18(月) 00:06:26.12 ID:70001eYt0

〜数十分後〜

天使「…なるほど、社会生活を送るすべての消費者なる人々の営みで成り立つ力…なのですね?」フムフム

男「…もうそれでいいよ…」

天使「…待ってください、すると僕が男さんの家で暮らせば、余分なお金を使わせてしまう…のでは?」

男「そうだけど、お前は気にし…」

天使「うわあああああどうしよう!!僕の存在が男さんを貧困と言う名の不幸にしてしまうううう!!」パニック

男「ちょ、声でかい」シー

男「お前に一緒に飯を食わせたがったのは俺だし、そのうえ付き合い程度で少ししか食わなかったろ?」

男「むしろ俺が忘れていた食材まで無駄なく使ってくれるし」

男「入浴せずとも誰より清潔にできるから水道光熱費もかからない」

男「何よりお前は今後の家事と情事を一手に…しかもそのクオリティの高さ…」ゴニョゴニョ

男「第三者から見れば、どう考えても俺がお前に報酬を払う立場なんだぞ?」

天使「報酬…そうだ、その手がありました」

男「え?」

天使「男さん、折り入って頼みがあります」

男「どうした改まって」
27 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/18(月) 00:07:34.85 ID:70001eYt0

天使「いずれお金で返します、出世払いで」

男「経済活動の仕組みも知らんのに出世払いって単語は知ってんのね」

天使「僕に…今の僕に着衣可能な人間の服を買ってください!」

男「服ぅ?」

天使「はい、姿を隠さずに外出したいのです」

男「なんでまた」

天使「報酬と言う言葉を聞いて、思い付きました」

天使「僕が外に出て『労働』でお金をもらえば、少しずつでも男さんにお返しできると」

男「働きに出るための服なのか!?」

男「…確かに、お前が働く云々は置いといても、だ」

男「宗教画の天使そのものの、ベタな衣装では外出もできんか…」

男「体形が合えば俺の服すぐに貸してやれるのに…ヒョロガリですまん」

天使「男さんのせいじゃありません、こんな…男さんの言う、がちむち?になった僕が悪いんです…」ショボン

男「まあまあ、お互い自分の体型をディスるのは不毛な行為だ、やめやめ」
28 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/18(月) 00:09:08.78 ID:70001eYt0

男(…言われてみれば家に来て1日半ほどになるが)

男(こいつ家事とセックスしかしてねーよな…)

男(このままうちにいる限り、それ以外の何かが出来るような気はさっぱりしないし)

男「…そうだな、それも社会勉強…修行の一環か」

男「よし…とりあえず明日、大学の帰りに買ってやる」

天使「ほ、ほんとですか!?」

男「しかし着る本人抜きで服を買うのは…そうだ」

男「お前も姿を消して…帰る時刻に合わせて、俺だけに見えるようになって来いよ」

天使「えっ」

男「後で学校の場所教えてやる。飛べるから来るのは簡単だろ?」

天使「で、でも…」

男「大丈夫、人前では姿を消したままでも問題ない」

男「衣料店には試着室があってな、その中なら誰にも見られず気兼ねなく服を合わせられるぞ」

天使「…すばらしい、男さん頭いい!」

天使「うわあ…すごい体験だなあ…男さんと一緒に、生まれて初めて買い物…!!」パァァ
29 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/18(月) 00:10:35.76 ID:70001eYt0

男「嬉しそうに…無邪気な奴」フッ

男(これが女体化天使だったら俺もウキウキデート気分なのに)

男「食器洗い終わったら、地図で大学の場所教えてやるよ」

天使「はい!!洗い物済ませてしまいますね…」

天使「…あれ?」

天使「…キッチンに、ネギを炒めた臭いがまだこもっていますね」

男「少しだけな」

天使「窓を開けて換気しましょう」

ガラガラッ!

男「おい、網戸ごと開けちまって…って」

天使の羽根「ヒラヒラ…」

子供天使「はぅぅ…び、びっくり…しました…」ペタン

男「…またか。今度は何だ?」

子供天使「そ、それが…開けたと同時にすごく大きな蜘蛛が…糸でぶらーんと、いきなり目の前に…」

男「どれ…うへ、確かにでかいジョロウグモだな。こいつら色も派手だし初見なら驚くわ」
30 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/18(月) 00:12:01.83 ID:70001eYt0

男「外で巣を張る種類だから、網戸にしときゃ入って来ねーよ」カラカラ…ペシ

天使「取り乱してすみません…」シュン

男「あんなんでびびってたらお前…アシダカグモ知ってるか?」

天使「い、いいえ」フルフル

男「色こそ地味だが更にでかくて足も太くて、巣は張らず人家の中を走り回り…あのゴキブリを食うんだぞ?」

天使「  」

男「フリーズしてやんの」

男「ゴキ食ってくれるから人間にはありがたい存在なんだ…それに…」

男「これからお前が家の隅々まできれいに掃除してくれれば、まもなくゴキはいなくなる」

男「アシダカグモはさすらいのハンター、獲物のいない家には入って来ないから安心しろ」

天使「そ、それなら一安心です」ホー

男「そんなビビリで働くなんてできるのか?地上の世界は多様な生物でいっぱいなんだぞ?」

天使「は、はい、精進します!!」
31 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/18(月) 00:13:37.77 ID:70001eYt0

男「ところで…俺、明日は午後からの講義しかなくてさ…だから寝坊するのも悪くない…よな?」

天使「……あぅ」

天使「し、したいんですよね…準備します…」

天使「…はい、結界張りました」

天使「…はい、脱ぎました」

男「そんな淡々と」

男「なあ天使、ひとつ聞きたい」

男「エッチの最中はあんなにアヘアへよがるお前が、自分から『したい』とは思わないのか?」

天使「あへあへ…って」

天使「昼間も言いましたけど…男さんに実際に体に触られないと…その、そういう気分…には…」

男「人間と違うのはわかるが、本当かなあ」
32 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/18(月) 00:14:16.22 ID:70001eYt0

男「試しに…自分でちょっと乳首いじってみ?」

天使「はい?」

男「俺がいじってやる時みたいに、指先でつまんでくりくりと、やってみ?」

天使「…男さんが望むなら…」キュ

天使「こう…ですか?」クリクリ

男「…どう?気分乗って来た?」

天使「…特に変化はありません…ちょっとくすぐったいですが、それだけ…」クリクリ

男「確かに真顔だし、頬が紅潮する様子もなし」

天使の天使「ぷらん」

男「…ショタちんこも無反応」

男「今度はちんこ擦ってみてくれる?」

天使「え、こ、これをですか?」

男「そう、軽く手で握ってシュッシュッっとね」
33 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/18(月) 00:15:21.43 ID:70001eYt0

天使「は、はあ…こう…かな?」シュッ…

天使「……」シュッ…シュッ…

天使「…いつまで続けたらいいですか?」シュッシュッ…

男「…息も弾まないし、ふにゃちんも変わらないか」

男「じゃあ次は…膣いじりいってみよう」

天使「ええ…」

男「M字開脚して、俺に見せながらしてくれよ、ほら、こんな感じ」エムジ

天使「えっと…しゃがみ込んで、脚開いて…なんか変なの…」

男「ふにゃちんで隠れてよく見えないか…持ち上げて片手で押さえてて…そうそう」

男「もう片手の指で入り口をいじくって、濡れたら奥まで挿入してごらん」
34 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/18(月) 00:16:32.30 ID:70001eYt0

天使「こ…こう…ですか?」コス…コス…

天使「…指先で擦っていますけど…何も変わりませんよ?」コスコス

男(う…感じてる様子は相変わらず皆無…でも絵面は非常にいやらしい…)ゴクリ

天使「…なんか乾いたままですし、これ以上触ったら痛くなりそう…」コスコス…

天使「この状態で指を入れるのは、ちょっと抵抗あります…」

男「うんそうだな、もういい、やめてストップストップ」

天使「もういいんですね?よかった…」ホ

男「俺が我慢できなくなった!!」ヌギッ!!

天使「男さんが一気にズボンを下げた!!」

男「パンツもだ、ああもう寝室に行く時間も惜しい!」ギンギン

天使「あ、男さんの…(立ってる…固そう…)」

男「濡れぬなら濡らしてみせようクンニリングス」ガバッ

天使「!?や、いきなり…っ!!」コテン
35 : ◆cTYQK/.TbSW. [sage]:2018/06/18(月) 00:17:05.94 ID:70001eYt0
寝る
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/18(月) 00:54:40.26 ID:nhTfEo+F0
37 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 01:19:52.26 ID:o6gF9L//0

ペロペロペロ…クチュ

天使「…っや、やあ…自分で触っても、何でもなかったのに…あ、あふっ」

チュッ…チュパチュパ

天使「だ、だめ…奥がむずむずして…ああっ…」

ぬるっ

男「お…これ俺の唾液じゃないよな、天使?」

天使「い、言ったでしょ…男さんにされたら…すぐに、僕っ…」ハァ…ハァ…

男「アナルまでひくついちゃって…ふむ」

クチュ

天使「あ、お尻っ…!?」ピクッ

ペチョ…クチュクチュ

天使「だ、駄目です、そんなとこまで…舐め…や、やめ…」モジモジ

男(排泄しないんだったらエッチにしか使わない穴だよな、天使には)

クチュ…グリグリ

天使「うっ…舌先が中まで…入って来そう…」ハァ…ハァ
38 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 01:20:51.28 ID:o6gF9L//0

男(上から愛液めっちゃ溢れてくる)

天使(やだ、すごく濡れてる…男さん絶対気付いてる…)ハァハァ

男(俺の唾液と我慢汁も合わせたらローションいらないかも)

男「天使…こっち、いいよな?」

天使「え…こ、こっち…って…?」ハッ…ハッ…

男「入るよ…?」グニ

天使「い、いやっ!?」

ズボォッ

天使「あっあ!!」

男「こっちはこっちで捨てがたい感触」

ズブ…ズブ…ズリュ…

天使「う、や、やだぁ…お尻で、こんな…っ、あああ」

男「感じてるだろ?すっかり勃起して…上の穴もビチョビチョ」ズッコズッコ

天使「ん…だ、だから、や、なの…僕、こんなの…おかしいっ…」
39 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 01:22:02.25 ID:o6gF9L//0

男「おかしくない、お前のここは…ここも、性器…だから…っ」ズコズコ

天使「せ、せーき…?…男さ…っ…あ、ふ…あぁんっ…」

男「ほらその蕩けそうな顔…気持ちいんだろ?」ズコズコパンパン

天使「あっ、あ…お、お腹の中…まるで、全部っ…あん」

男「ん?お腹の中全部…何?」パンパン

天使「や、ああ、男さんの…あ…お、おっき…の…」

天使「男さ…の、固くて、おっきいので…いっぱいになっちゃうっ…あああ!」

男「巨根(今は違うけど)天使から大きいと言われるとは、光栄だな…くぅっ」パンパン

天使「ぅあ、やん、やぁ…も、もう、何が何だかわからないぃ…ああ、あん、はあぁっ!!」

男「ふは…もう出る…イク…っ!!」

天使「いや、いっちゃう、ああいくぅ…!!」

翼「ばっさあああ」

……
40 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 01:22:53.69 ID:o6gF9L//0

男「はー…はー…アナルセックスも良いものだ…」ゼーゼー

天使「あっうう…はあ…はあ…」グッタリ

男「…あれ、天使…?」

おっぱい「たゆん…」

女天使「また…女性体に、なってる…」

男「イった直後はチビのままだったし…本当わかんねーな」フワ

天使「あ」

男「すぐ抱かせろとは言わんが、少し髪の毛触らせろ」サラ

天使「え、ええ…ど、どうぞ…」

男「お前チビとガチムチの時はけっこう癖毛なのに、今は軽いウェーブ程度だな」フワフワサラサラ

男「短髪と長髪の違い?」サララ…

天使(変なの…性的な行為じゃないのに、妙に恥ずかしい…///)ドキドキ

男「きれーだよな…色はいつもと同じ鶏のヒヨコ色だけど…なんつーの、絹糸?みたい」フワ

天使「…自分ではよくわかりません」

男「そっか、前に女体化した時は自分でじっくり見る暇なかったっけ」
41 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 01:24:24.93 ID:o6gF9L//0

男「髪だけじゃなく全部きれいだぞ、よし、写真撮って見せちゃる」ガバ

男「…っくしゅんっ!」

天使「大丈夫ですか、網戸のままだから外気が入って」

男「これで音だけは漏れないとか、天界の力すげー」ガラガラピシャン

天使「僕は多少の温度変化には左右されませんが、男さんは何か着た方がいいですよ…風邪ひいちゃいます」

男「俺もそんなにヤワじゃねえ…おっと施錠も忘れない」カチャリ

天使(あれ…これって男さんの…平常時という状態?)

天使(…こんなに大きさ変わるんだ…)

男「あったあったスマホ…さー、ポーズ取れ天使」

天使「ポ、ポーズ?」

男「座ったままでいい、ほら、乳首を腕でさりげに隠して、股間を手でなにげに隠す…そうそう」

男「そうだ、翼出してみろよ」

天使「え?えーと…?家具や壁にぶつからないように…と」

ファサ…

男「うむ、フォトジェニック」

パシャリパシャリ
42 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 01:26:17.93 ID:o6gF9L//0

男「…ほら見ろ、きれいだろ?」

天使「…これが…僕…」

男「背景が安アパートのキッチンでなきゃ芸術写真で通用するくらいだ」

天使「僕…こっちの姿に固定化していたかもしれないんですね…」

天使(でも、その時は男さんに出会えていただろうか…)

男「…ぶふぇっくしゅん!!」

天使「や、やっぱりここ寒いですよ…本当に風邪ひきます!」

男「そうだな…」ズビ

男「もう時間も遅いし寝室行こうか…食器洗うの明日でいいぞ」

天使「男さんはもう休んでください、僕は洗い物してから居間のソファででも」

男「いやいや、そうじゃなくてさ」

男「…場所を変えたら、気分も変えて…改めて…いいよな?」ニヤリ

天使「…はい、そんな気はしていました…」フー

天使「あ、地図は明日でいいから見せてくださいね?」

男「へいへい」

……
43 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 01:27:41.36 ID:o6gF9L//0

〜翌日・大学〜

友「へえー、一緒に服を買いに」

男「試着室以外では姿を消してもらうから、あの宗教画みたいな恰好は見られないで済む」

女「体格と容姿で充分目立つ上に、キトン着てたらねえ」

男「キトンて言うのかあれ」

友「で、どこ行くんだ?あの体格ならサイズ探すの大変だろ」

男「俺の財布で買えて、サイズも充実ならユ〇クロが無難かと…アパートの近所にもあるし」

女「近所…ユ〇クロでもなんでもいいけど、まず男くんが行くことのない、なるべく遠くの店舗にしなさいよ?」

男「なんで?俺が下着よく買う店だけど」

友「なるほど…悪いことは言わん、近所はやめとけ」

男「…?」

……
44 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 01:28:17.92 ID:o6gF9L//0

〜夕方〜

天使「男さん」バッサ

男「おお、わかってはいても翼全開で空飛んで来られたらちょっとビックリするわ」

天使「建物のない上空を飛ぶとなると、全開にしないと浮かぶことすらできないので…」フワリ

女「天使ちゃんいるの?」

天使「あ、女さん…と友さん」

友「今は男にしか見えないようになってるのか」

天使「せっかくなのでお二人にも姿を…」

天使「…こんにちは。またお会いできて嬉しいです」ニコ

女「こんにちは天使ちゃん、わー翼ほんとに綺麗〜♪」

友「これで全開…とは言えこの翼でこの体格を持ち上げ自由自在に飛べるのは物理的に…うーん」

男「天使だぞ?物理法則だの化学法則だの超越した存在なんだぞ?」

友「わかってるよ、本物に出会えたことに比べたら一つ一つの現象なんて小さいもんだ」

女「服買ってもらえるの、よかったねえ」

天使「男さんは優しいですから」エヘヘ

友「お、バスが来たか…じゃあまた明日な男、天使もまたな」
45 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 01:28:49.85 ID:o6gF9L//0

女「またね天使ちゃん、服着たとこ今度見せてねー」

男「またな」

天使「またお会いしましょう」

男「俺らも行くか…あいつらとは逆方向のバスに乗る」

天使「では僕は追いかけて飛んで行きます」

男「わかった…4つ目のバス停で降りて乗り換え、更に7つ目で降りるから見失うなよ」

……

天使「…けっこう遠くまで来ましたね」ストン

男「うむ、友と女のアドバイスに従って、市内で一番うちから遠い支店だ」

天使「…この建物の中に人間の服がいっぱいあるんですねえ」ワクワク

男「とりあえずいくつか見繕ってやるから、気に入ったやつ試着してみろ」

天使「男さんが選んでくださるなら…!!」
46 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 01:29:52.69 ID:o6gF9L//0

店員A「ねえ…あのお客、さっきから独り言ブツブツって…」ヒソヒソ

店員B「てゆーか、誰もいない空間に話しかけてない?しかもあの体形で3XLとか4XLばかり見てる…」ヒソヒソ

男「なんか視線が突き刺さるが」

男「試着室は空いてるな、一度これで合わせてみるか?」

天使「はい!ああ、楽しみだなあ…」

天使「…それは下着ですか?僕は表皮に汗をかいても瞬時に分解できるので」

男「これはマナーの問題でな」

男「巨根とマッチョ尻の割れ目がくっきり浮き出た状態で町は歩けねーよ」

天使「あ、ああ…下着を履いていないことがわかった時点で道義的な問題が生じるのですね?」

男「わかりゃいい…でもお前、エッチの最中は汗から涙からその他もろもろ、流しっぱなしじゃね?」

天使「」

天使「え、えーと…行為中は、法力が殆ど使えなくなってしまうんですよ…」

天使「あ、あと、僕の体液…は、体から完全に離れた場合、数十秒後にはただの純水になる仕組みなので…」

男「言われてみればシーツに染み作るほど(お前は)濡れるのに、痕跡は多少湿っぽくなるだけで済んでたかも」

天使「そ、それから…僕の体液と混ざった混合物も…その、同様に…」
47 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 01:30:38.47 ID:o6gF9L//0

男「ああ、俺の精液もお前の愛液が混じれば水になるのか」

男「試練の時も昨夜も、直後はぐっちょぐちょで凄かったからなー」

天使「試着して来ますっ!」プイ

男「まあまあ、俺も入らんと駄目だろ」シャッ

店員A「例のお客、結局大きいサイズだけ持って試着室入っちゃった」ヒソヒソ

店員B「どうせ着るまでもなくブッカブカなのにね」ヒソヒソ

……

男「これくださいな、っと」

店員A「お、お客様、サイズはお間違いありませんか…?」

男「ああ、丁度よかったっすよ」

店員A「そ、そうですか…失礼しました」

店員B「とっとと会計済ませちゃお、関わらない方がいいタイプよきっと」ヒソヒソ

男「なんか視線が冷たいが」

……
48 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 01:31:48.85 ID:o6gF9L//0

〜男のアパート〜

天使「ありがとう男さん、嬉しいな、僕の服…本当にありがとう男さん!!」

男「何度も言わんでいい」

男(でも悪い気はしない)

男「しかし、なんか店員の態度悪かったなー、いつも行く近所の店とは大違い」

天使「あの女性達でしたら、男さんの方を見て何やら内緒話していましたよ…男さんには聞こえない音量で」

男「え、俺を見て?なんつってた?」

天使「えーと、誰もいない所に話しかけているとか、どう見ても合わないサイズを選んでいるとか」

天使「…関わらない方がいいタイプとか…」

男「…そうか、あいつらが遠くの店に行けって、こういう事か…」

天使「僕と一緒に行動してくれたせいで、ごめんなさい…」ショボン

男「気にすんな、あの店舗はたぶん二度と行かんしそれでなんの不便もない」

男「持つべきは友人だ…友と女に感謝だな」

天使「本当に良い方達ですよね…さあ、これで明日から仕事を探しに行くぞー!」

男「その話だけどさ、天使」
49 : ◆cTYQK/.TbSW. [sage]:2018/06/24(日) 01:32:23.85 ID:o6gF9L//0
つづく。
50 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 20:04:00.05 ID:nWyoK4/K0

男「身元不明の人間が働かせてくださいと飛び込んで、雇ってくれる雇用主は、現代のこの国にはいない」

天使「え」

男「いないと言うより、真っ当な生活している人間には縁がない…が近いかな」

男「天使の修行とやらは大雑把みたいだが、さすがにその国での違法行為はわかりやすいアウトだろ?」

天使「違法行為…」

男「簡単に言うと、身分を明かせないそいつの働きぶりがどうであれ」

男「雇ったこと自体が問題視されて、雇用主に多大な迷惑がかかる(可能性もある)」

男「雇用主が罰せられその家族は路頭に迷う(かもしれない)結末を、お前は決して望まないだろ?」

天使「…働くということを甘く考えていました…」

天使「修行を終えた先輩達の中には、人間社会で就労経験のある天使(ひと)もいると…聞いたので…」

男「ま、昔はうるさく言われなかったらしいし、今でもそれが通用する国だってあるからな」

天使「どうしたらいいんだろう…このままでは男さんが不幸になってしまうのに…」ズーン

天使「しかし無理矢理働かせてもらっても、また多くの人を不幸にしてしまう…」ズズーン
51 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 20:04:56.68 ID:nWyoK4/K0

男「おいおいそう暗くなるな、そんなに身を縮こませて…」

男「…本当に縮んでないか?」

子供天使「…あれ…?」

男「落ち込み過ぎてもこうなるのか」

天使「そうみたいですね…なんでこんな不安定な体に…」シュン

男「…でもな、お前がうちの家計を助けてくれる方法がないわけじゃない」

天使「はい?」

男「実は俺は大学に入ってから最近まで、2本のアルバイトをしていたのだが」

男「先月、そのうち1つのラーメン屋が残念ながら廃業してしまい…今は1本だけ」

天使「そ、そんな大変な状況の中で僕を」

男「まあまあまあ、最低限の仕送りと今の一本だけで当分暮らせる見通しもある」

男「だからそこまで焦って次を探してもいないのも事実」

男「しかしお前のおかげで道が開けるかもしれない」

天使「…どういうことです?」
52 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 20:06:01.71 ID:nWyoK4/K0

男「お前が俺の新しいバイト…仕事を陰ながら手伝ってくれることで、俺の収入が増える」

男「あくまで雇われているのは住民票も堂々と提示できる俺だから誰にも迷惑をかけない…どうだ?」

天使「そ、そんな方法もあったんですね…!!」

男「悪い話じゃないだろ?具体的なプランはまた後で説明しよう、今日明日始められるわけでもないからな」

天使「嬉しいなあ…男さんのお役に立ちながらお金を増やせるなんて…」

男(沈んだ気分が高揚したからって戻るわけでもないんだな…)

男「よし、安心したところで今日はもう休もう」

男「でもって、しよう」キリッ

天使「…うにぇ?」

男「さ、さ、寝室へ寝室へ」グイグイ

天使「ちょ、押さないで…」
53 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 20:07:50.77 ID:nWyoK4/K0

男「卵を買ったディスカウントストアで見かけて一緒に買った…」

男「これはなんだと思う?」チャキ

天使「さ、さあ…男さんのカバンについてる小さなランプに似ていますが…ガラスの窓がない…」

男「確かに一見ペンライトにも似てる、電池を入れるのも同じだが」

男「これはミニマッサージャー(防水)と言ってな、スイッチを入れると」カチ

ヴ…ヴウウウウウン…

天使「へえ、振動するんですね」

天使「で、何に使うんです?」

男「疲れた場所に当てて血行を促進する健康グッズだ、例えばこうして肩に当て」ヴウウン

天使「あ、人間の肩凝りというものですね?」

男「そう、それが表の使い方」カチ

男「でもって裏の使い方は…」

ピト

天使「冷たっ…!?ぼ、僕、胸なんて凝って(?)いませんよ!?」
54 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 20:09:54.54 ID:nWyoK4/K0

カチ

天使「ひ、ひああああああ!?」ビクン

ヴウウウウン…カチ…ヴウウウウウウウン

天使「やっ…な、何これ…くすぐったい、くすぐったいのに…っ、や、いやああああ」

男「うん、予想以上のいい反応」クルクル

天使「や、やだぁ…乳首の周りで動かすの、だめぇ…あああああ」

男「はいストップ」カチ

天使「あっあ…はあ…はあ…」

男「こんどは反対の乳首」カチ

天使「ふぅえあああああああああ!!」ゾワゾワッ

ヴウウウウウン…カチ…ヴウウウウウウウン

天使「あああ…だめ、だめ…き、機械でこんななっちゃうなんて…僕ぜったい…変っ…あああああああ」

ヴヴウウウウウウウウウウウンンン
55 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 20:15:42.45 ID:nWyoK4/K0

天使「やっあ、熱いっ…少し、痛…っ」

男「あ、ローション塗ってやりゃよかったな…スイッチオフ」カチ

天使「ふ…ふうっ…」カクン

男「…で、今までこの形態での愛撫は敢えて避けて来た部位がある」

天使「……?」ハァ…ハァ…

男「考えたらクリと同じだからな」

カチ

天使「!!!!」ビクビクッ

ヴウウウウウウン…

男「ちっちゃいちんこがフル勃起」

天使「はう、う、いやっ…だめ、だめ…!」ビクゥン

ヴヴヴウウウウウウ

男「どう?女体化時(のクリトリス)と同じくらい感じる?」

天使「やだ、や…だめ…ビリビリするの、ビリビリ来りゅぅ…あああっうああ!」ガクガク

つるんっ

男「おっと、滑った…っと…」

女天使「ああ…あ、ふ…あふ…はああ…」プルプル
56 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 20:18:09.93 ID:nWyoK4/K0

男「…このタイミングでなったか…これでもまだイってないよな?」カチ

天使「はあ…はあ…や…また、僕…」

男「既に性器全体ヌレヌレ」クチュ

天使「うっ…」

男「スイッチオン」カチ

ヴウウウウウウウウウウ

天使「いひゃああああ!!!!」ガクン

男「イっていいよ、クリにこれは我慢できないだろ?」

ヴウウウウウンン…カチ…ヴヴウウウウウウウウウウウウン

天使「やあん、やら…ああ、ビリビリって…ビリビリすりゅから、いやああああ」ビクッビクッ

男「脚に力入って、腰が浮いてるぞ?」

たゆん…たゆんたゆん…

男「おっぱいも揺れてら」
57 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 20:21:46.65 ID:nWyoK4/K0

ヴウウウウウウウンン…カチ…ヴウウウウウウウウンンン

天使「らめ、や、も、これいじょ…っ…」ガクガクガクガク

翼「ばさあっ」

男「イく前から翼出しちゃって」コネコネ

天使「!!動かしちゃ、いやああああいくうううううう!!」

ぷしっ

男「え?」

ヴウウウウウ…ぷしゃあああああ…

天使「…ひみゃああ…あ、や、な、何、これっ…」ガタガタガタ

ヴウウウ…ぷしゃ…ちょろ…ちょろろろ…

天使「ふ、あ……・」ドサ…

男「天使…オシッコもしたことない人生なのに、潮吹いちゃった…か…」カチ

天使「や、やだ…こんなとこ、から、水…みたいなの、出て来る、なんてっ…」ピク…ピク…

男「人間はむしろそっち(尿道)から液体出す機会の方が多いけどね」クチュ

くぱっ

天使「あっ…開かないで…っ」
58 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 20:25:02.38 ID:nWyoK4/K0

男「…クリトリスめっちゃ赤く充血してる、痛くないか?」

天使「あ…い、痛くはないですが…なんだか、まだ、痺れているような…」ハァ…ハァ…

ペロッ

天使「んひっ…」ピクン

ペチョ…クチュ…ペロペロ…

天使「あ…あふぅ…んん…んううっ…ああ…」

男(嫌がってはいないか)

ペロ…クチュクチュ…

天使(…さっきの機械の方が、刺激は強かったけど…)

天使(やっぱり…男さんの舌とか指で、優しくされる方が…安心するかな…)

天使「ふぅぅ…ああ、ん、んん…あああん…」

男「その艶っぽい声質でそんな喘ぎ方されたら、俺も…」モゾモゾ

天使(うわ…大きくなって、反り返って…)

男「…いいよな?」

天使「…は、はい…」

ぬちゅっ

天使「あああああ」
59 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 20:27:47.84 ID:nWyoK4/K0

男「とんでもなくヌルヌル…無理もないか」ズッチュ…パン…パン

天使「ううん、あふ…ん、あああ…ふぅあ…」

たゆん…たゆん…

男「揺れるおっぱい…ピンクの乳首も立っちゃって」

天使「や、触らないで…まだ少し、痛い…」

男「大丈夫、こっちに集中してやるから、めいっぱい…中イキしろ…っ」パンパンパチュンパチュンパチュン

天使「あああ…!男さ…っ、はああっ、ああんあん!!」

男(すげ、中が熱い…ねっちょねちょに絡みついて来る…)

男「くぅっ天使…いいよ、すっごくいい…っ、やべぇ…」パッチュパチュパチュ

天使(男さんの大きくて固いの…中を擦り上げて、奥を突いて…)

天使「ふああぁ、男さ…ん、ああ、深…い、深いとこ、来てるぅ…っ、あっあん!!」

男「ううもうイク、出る…天使ぃっ…!!」

天使「ああ男さんっ…いく、いっちゃうああああああああ!!」

翼「ふわっさあああああ」

びゅるるるるる…びゅびゅー…





男「おい、天使…天使?」ピタピタペチペチ
60 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/24(日) 20:29:09.03 ID:nWyoK4/K0

天使「ん…あれ?…男さ…ん?」

男「気が付いたか…お前いま、失神しかかってたぞ?」

天使「え…失神…」

天使「なんだかよくわかりませんが…そ、そーだったのですね…」

男「はー驚いた…よかったあ…」ホッ

天使「ごめんなさい…でも」

天使「心配してくれたのはありがたいですが、顔じゃなくて乳房を叩くのはどうかと…」たゆん

男(あぶねーあぶねー…意識完全に無くしてたら、ガチムチに戻ってたかもしれん)

男(余韻タイムくらいはこのままでいて欲しいよなあ)ポフ

天使「あ、また胸の上に突っ伏して…窒息しちゃいますよ」

男「いいのいいの、おっぱい窒息は男のロマン…」スリスリ

天使「もう…そのまま眠らないでくださいね…」クス
61 : ◆cTYQK/.TbSW. [sage]:2018/06/24(日) 20:29:54.89 ID:nWyoK4/K0
疲れた。読んでくれる皆さんありがとう
62 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/26(火) 22:32:26.16 ID:fgaGC5YI0

〜天界の天使学校〜

金髪「…うっひゃひゃ〜♪男さん、ほんっと変態で絶倫で、あたしピュアな乙女だから困っちゃう〜♪」ジタバタ

金髪「しっかし人間てのはエッチへの探求が貪欲なのね〜」

?「…こら」

金髪「手動では不可能な刺激を肉体に与えてみたい…そんな発想どこの誰が最初に思い付いたのやら」

?「おい」

金髪「だけど…毎晩連続で内容もエスカレートし続けると…あの子の体がちょっと心配かなあ」

?「おいっ!!」

金髪「まいっか、天使がそう簡単にダメージを受けるわけ」

?「返事をせんか金髪天使!!」

金髪「って、え、茶ちゃんじゃないの!?」クルッ

中年男天使「…全く、業務もほったらかしで…わたしもいつまでも庇ってやれんぞ?」

金髪「…あちゃー、教頭先生…」

教頭「通り掛ったのがわたしでよかったな、校長だったら今頃」

金髪「…ひえええ、あたしあのでかいオバサン苦手…チクらないでくださいねぇぇん教頭!?」ウルウル

教頭「つくづく…お前はいくつになっても…」フゥ

教頭「それと…陰口のつもりでオバサン呼ばわりしているのかもしれんが」

教頭「我々下級天使と違って生きてこられた歳月も寿命も桁違いなのだぞ、上級天使は」
63 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/26(火) 22:33:31.42 ID:fgaGC5YI0

金髪「わかってますぅ、あたしなんかに年寄り扱いされたとてショック受けるどころか鼻で笑うだけでしょ」

教頭「だが今回ばかりは…『あの子』を覗きm…いや監視していたのなら話は早い」

金髪「は?」

教頭「例の奴が…また地上世界各地で、修業中の天使の前に現れ始めたらしい」

金髪「あいつが!?相変わらず気まぐれねぇ…数年間話を聞かないと思ったら急に集中的に出没してみたり」

教頭「今のところ、ごく軽い嫌がらせ程度で実害の報告はないが」

教頭「…知っているだろう、人間とことさら親密になって純粋に信じている天使ほど、奴は…」

金髪「!」

教頭「あの子は勉強熱心で心優しいが、精神的に同期の子らと比べてやや幼い」

教頭「試練の内容を聞いた時は目眩を覚えたが…せめて治安のいい土地でよかったと思ったものだ」

教頭「それだけに、置かれた環境に安心しているところを狙われるかも…」

金髪「っちょ、やめてくださいよ、考えたくもない」ブルブル

教頭「監視を強化すべきかもしれん、いや、すべきだ」

金髪「教頭先生、そんな大事な話をあたしに…」

教頭「勿論あの2人や他の教師達にも既に伝えてある」

金髪「」

教頭「皆で『通常業務に支障の出ないよう』に『交代で』監視するのだ、もちろん夜ばかりではなく、な!」

金髪「…きょ、教師なら当然ですわよ…おほほほ…」

……
64 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/26(火) 22:34:42.75 ID:fgaGC5YI0

天使「…おはようございます男さん」

男「ふあぁ…おはようガチムチ…どうした枕元に正座して」

天使「最初に確認すべきでしたが…現在、恋愛対象として交際中のお相手はいらっしゃいませんよね?」

男「は?」

男「…い、いねーよ!!恋人がいればお前を住まわせようとか思わん!!」

天使「では…過去には当時の交際相手と…性行為に及んだ経験はありますか?」

男「」

男「ねーーよ!!20年間、彼女いない歴イコール年齢の童貞だ、悪かったな!!」

天使「やはり、清い身体だったのですね…」

男「何?何!?なんなの今朝の天使!?」

天使「男さんはこの20年間、自らを厳しく律し、純潔を守って生活していたのに…」

男「た、頼む、それ以上はやめて…お願い…」

天使「出会ったばかりの僕を助けたいばかりに…その固い貞節を破ってしまった…!!」

男「」

天使「…神様が世界をどうにかされた時、補佐役として大天使様達をお創りになりました」

男「はい?」
65 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/26(火) 22:37:07.44 ID:fgaGC5YI0

天使「やがて世界に生命あるものが溢れ、忙しくなった大天使様達の更に補佐役として上級天使様達が誕生されました」

天使「やがて『ヒト』が、人間が誕生し、人間に寄り添う存在として僕ら…下級天使が生まれるようになったのです」

男「サラッと流したが、神様が世界をどうにかしたってなんだよ、どうにかしたって」

天使「僕ら下級天使が世界の始まりを口に出す時はそう表現するよう教えを受けているので」

天使「とにかく人間あっての下級天使ですから」

天使「より人間に近い存在として作られています…人間よりも長いですが上級天使様より遥かに短い寿命」

天使「地上生物より多少頑丈ですがケガや病気で死ぬこともある肉体、働きは少し違いますが人間のそれを模した臓腑」

天使「…人間を理解し共感するのに必要な、人間に近い感情…人間に近い皮膚感覚」

男「…性的快感も皮膚感覚の一種と言えるよな」

天使「そして様々な人間に対応できる各自の個性」

天使「ここからが問題なんです」

男「え?」

天使「ぼ、僕は…どうやら…天使としては相当な好色…淫靡で淫蕩で淫乱で多淫…の傾向があるようです、たぶん」

男「平均的天使は知らんけど、俺は好色歓迎よ?」
66 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/26(火) 22:42:36.64 ID:fgaGC5YI0

天使「そこです!!きっかけはあの試練とは言え」

天使「その後もこんな僕に惑わされ、男さんまでもが好色で淫靡で淫蕩で淫乱で多淫な人間になってしまった!!」

男「」

男「いやいや、そこはむしろ逆…俺モテなかったけどスケベだったし…」

男「本棚には出してないがえげつない成年コミックと官能小説、PCにはぎっしりエロ画像と動画も所持…」

男「今はたぶん童貞童卒業祝いの勢いで調子に乗ってセックス祭り開催中…」

男「どう考えても悪いのは俺だ」

天使「身持ちの固い青年だった男さんの人生を…」

男「聞いてる?」

天使「…昨夜なんて、機械で…された時は…へとへとに疲れて、なのに胸の中はザワザワ落ち着かなくて…変な部位から…水まで…出して…」

男「あ…あれは本当に…すまんかった!つい好奇心で」

天使「なのに…すぐ後に男さんが…優しく…な、な、舐めてくれると…」

天使「へとへとで重かった体がフワフワ軽くなって…よくわからないザワザワも落ち着いて…」

天使「…男さんと一つにつながって、体の深い部分で…い、いっちゃった後には…すっかり気持ちが軽くなって」

天使「暖かく安らげる場所にいるような気がして…一瞬でしたが、自覚ないまますぅっと眠っちゃったんです…」

男「…」
67 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/26(火) 22:46:08.01 ID:fgaGC5YI0

男「そ、そう、なんか…なんか知らんが、むっちゃ照れるな…///」カァァ

天使「これって、僕が好色だから、ですよね?」

男「へ?」

天使「機械の激しい刺激による…ににに、肉体的快楽で疲労困憊した直後でありながら」

天使「男さんの生身の接触による肉体的快楽をあっさり受け入れる」

天使「それは、多淫のなせる業ですよね…」

男「…」

男(『違う』と言ってやりたいが)

男(こいつをそんな状況にしている俺の言葉で、どう納得させてやれるか…今の俺にはわからない)

男「…うん、俺もな、毎晩毎晩お前にセックスさせている状況は、きっとよくないだろうと…思ってはいたんだ」

男「ろくに休ませないで、お前の健康もちょっと心配になってきたし」

男「同居は始まったばかりで先は長い、ここらで休息を入れるのも悪くない」

男「お前の体がどの形態であろうとも、しばらくの間は俺のことは気にせずゆっくり眠るといい」

男「実年齢は思春期、寝る前に布団の中で一人あれこれ考えるのも成長過程に必要だ」
68 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/26(火) 22:46:59.77 ID:fgaGC5YI0

天使「…僕、まだここにいて、いいんですか…?」

男「おいおい、そこまで思い詰めていたのか」

男「お前がどう考えるかはわからんけど、俺は天使に出会ってから、エッチは置いといても良いことばかりだよ」

天使「男さん…僕なんかを気遣ってくれて…」グス

天使「なんていい人なんだろう、ありがとう…ありがとうございます…!!」ポロポロポロ

男「天使…」

……

〜同日午後・大学〜

友「よう」

男「友、女は?」

友「今日は午前だけ出て帰ったよ」

男「そうか…丁度いい、ちょっと相談が…男同士の話をしたい」

友「どうした?」

……
69 : ◆cTYQK/.TbSW. [sage]:2018/06/26(火) 22:47:46.25 ID:fgaGC5YI0
エロなくてごめんね
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/27(水) 08:37:42.55 ID:DRUSuroSO
悩むビッチはいいから続けて
71 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 01:18:03.26 ID:8UTvT4Le0

友「……つまり、男が…」

友「天使が両性具有に戻ったり女体化したりする度…その…行為に及んだ…ために問題が起きている、と」

男「うん」

男「試練を除外しても、ノーマル3回アナル1回いずれも中出し、手動と電動で各1回ずつイくまでクリ責め」

友「…天使に出会ったのは何曜日?」

男「月曜日」

友「今日は?」

男「同じ週の木曜日」

友「…お前、元気いっぱいだな…」ハァ

男「だって…ふたなり天使はどうしようもなく可愛いし美女天使は俺のタイプ過ぎるし…」

男「やっと童貞から抜け出せた俺の心情もわかるだろ?お前と女だってお互い初めてで」

友「…俺ら、お互いそっちはめっちゃ淡白なんだ…」

友「…月イチであらかじめ日を決め、一晩1回と取り決めを交わしている…///」

男「」
72 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 01:19:11.41 ID:8UTvT4Le0

男「月イチって…確か恋仲になって4か月経ってない」

友「お前より早く童貞は失ったが、回数とバリエーションはすでに負けている」

男「よ…よく我慢してんな…いつでもできる相手が目の前にいるのに…」

友「男の問題はそれ」

男「え?」

友「あいつは頑健な体質と割れた腹筋の持ち主だが、それでも俺は心から大事にしてやりたいと思っている」

友「は…初めての夜を過ごしてからはその思いがより強く…嫌がることはしたくないし、の…望まぬ妊娠はさせたくない」

友「男と天使は恋人同士じゃないかもしれないし増して相手は人ならざる存在だが」

友「…でも、決してお前の性奴隷なんかじゃないだろ?」

男「性奴隷…だと!?」

友「あ、すまん…言い過ぎた、謝る」

男「それどころか…」

男「…家事機能付きダッチワイフくらいの認識だったかも…しれない…」
73 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 01:20:25.10 ID:8UTvT4Le0

友「最低」

男「うう…その通り…俺は人間の屑さ…神様は本当にいるらしいから、どうか罰を与えてくれ…」ズズズーン

友「…嘘だよ、お前がそこまでひどい奴じゃないのはわかってる」

友「そう自分を卑下するな、今のお前はいやらしさが優しさを凌駕しているだけだ…と思いたい」

男「いやらし…否定しないよ…」

友「しばらくエッチを我慢するつもりなら、他は今まで通り接してやればいいんじゃないか?」

友「天使だって変に気を遣われるよりいいと思うな」

男「…エッチ以外は今まで通り、か」

友「それにしても少し唐突だよな」

友「なぜいきなり今朝になって、天使は自分のせいで男が駄目になった、とか言い出したんだろ」

男「それは積もり積もった俺に対するあれこれが」

友「お前の話聞く限りそんな感じも受けないけど…何かきっかけがあったんじゃないか?」

友「今まで通り接する一方で、じっくり天使の話を聞いてやることも必要かも、な?」

男「きっかけ…」

……
74 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 01:21:40.18 ID:8UTvT4Le0
〜某国…少し昔の話〜

若い女性「…あーあ、大事な話って呼び出されたら別れ話とか…ふざけんじゃないわよ」ブツブツ

若い女性「今日はこのまま帰って寝て忘れちゃお…」

若い女性「…って、忘れられるわけないか…」ドヨーン

黒髪の子供「……」

若い女性「…ん?こんな夜更けに一人で、どうしたの?」

黒髪の子供「…あ、あの…ええっと…」モジモジ

若い女性「…変わった服ね…そんな薄着一枚で、寒くないの?」

黒髪の子供「あ…さ、寒さは、平気…なんです…」

若い女性「…きれいな声…とりあえず、うち来なさい?こんなとこウロウロしてたら怖い人に攫われちゃうよ?」

黒髪の子供「……」コクン

……

黒髪の子供「…ここに、お一人で、住んで…?」

若い女性「そ、両親が遺してくれた家だからねー」

若い女性「前髪邪魔ね、顔がわからないし目も悪くなっちゃう…ほら、このヘアピンで留めなさい」

黒髪の子供「……?」

若い女性「ああもう…やったげるから、じっとしてて…」ゴソゴソ

若い女性「…あなたすっごく可愛いのね!よく言われるでしょ?」

黒髪の子供「…あの、実は…ボク…」
75 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 01:23:45.07 ID:8UTvT4Le0

若い女性「ん?女の子かと思ってたけど…男の子かな?」

黒髪の子供「ど、どっちでもありません、今は…そ、それに、実は、人間では…ないのです」

若い女性「は?何言って…」

翼「バサッ…」

若い女性「」

……

若い女性「なるほど、一人前の天使になるための試練…ね、しかもあなたに残された時間はわずか」

若い女性「…でもって、その試練が…男女問わず人間と1回…交尾を…ってさぁ」アタマイタイ

黒髪の子供天使「…人間と天使では、どちらの性別でも子供はできませんから…」

若い女性「いや、だから安心とか、そーゆーんじゃ…」

若い女性「…私達人間が信じている神様や天使とは、なんか違うみたいだけど…」

黒髪の子供天使「……」モジモジ

若い女性「…また記憶を消して赤ん坊天使からやり直しても、あなたの内気は治るような気がしないなあ」

若い女性「わかった、協力したげる!おねーさんにまかせなさい!!」

黒髪の子供天使「え」

若い女性「今さら、生娘でもないし貞淑を誓った婚約者も『もう』いないからね」

若い女性「こんなことで人助けならぬ天使助けができるなら…」

若い女性(ちょっぴりヤケクソなのは否定しないけど)
76 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 01:25:38.84 ID:8UTvT4Le0

若い女性「シャワー浴びて来るから、待ってて?あなたは浴びなくても大丈夫なんでしょ?」

黒髪の子供天使「は…はい…」

……

若い女性「…さてと…あら、ほんとに『ついてる』」

若い女性(ちっちゃくて元気ないのが)

黒髪の子供天使「は、恥ずかしい…です…」

若い女性「リラックスして、気を楽にしないと」

黒髪の子供天使「…あ、思い出した…こ、これを飲むようにって…天界から…」カチャカチャ

若い女性「何これ…精力剤ぃ?」

黒髪の子供天使「の、飲みます…」グビ

若い女性「あ」

黒髪の子供天使「…や、やぁ…!?な、なにこれ、ムクムク、って…」

若い女性「…大きさはあまり変わらないけど、一気に持ち上っちゃって…天界の精力剤すごいのねぇ」

黒髪の子供天使「はうぅ、胸がドキドキする…それに、これ、熱くなって…脈打ってる…こわい…」ハァ…ハァ…

若い女性(勃起しちゃったのも、生まれて初めてなんだ)

若い女性「…怖くないわ、大丈夫…これなら試練もうまくできそう」

黒髪の子供天使「ほ…ほんとですか…」ハァ…ハァ…

……
77 : ◆cTYQK/.TbSW. [sage saga]:2018/06/30(土) 01:26:55.47 ID:8UTvT4Le0
本編しばらくエロないので間に過去編でお茶濁す
78 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:09:18.48 ID:mOONcfqx0

〜男のアパート〜

ピンポーン

女「男くん、いるー?」

女「…いないか。天使ちゃん来てから真面目に学校行くようになったなあ」

ガチャ

天使「女さん!こんにちは」ニコ

天使(背中の大きな荷物はなんだろう)

女「天使ちゃんこんちは!男くんは大学?」

天使「ええそうです、よろしければ上がってください、お茶いれますよ」

女「私は嬉しいけど、いいの?」

天使「友さんと女さんだけは自分が留守中でももてなせ、って男さんから言いつけられています」

女「男くんのやつ亭主ぶっちゃって…そういうことならお邪魔します♪」

女「あ、これ昨日うちの祖父から大量に届いたからおすそ分け」ドッサ

女「友くんと女友達に配ってもまだまだあるんだわ」ヤレヤレ

天使「ありがとうございます…なんですかこれ?」

女「祖父が栽培した長芋。すりおろしても千切りにしても過熱してもおいしいよ」
79 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:10:10.01 ID:mOONcfqx0

天使「あっでもお金が…物を手に入れるためにはお金が」

女「いいの、おすそ分けって言ったでしょ…ああ、そんな言葉知らないわね、説明するね」

(説明中)

天使「…嬉しいです!レシピを調べて男さんに食べてもらいます!!」

女「いい笑顔ねー、こっちも嬉しくなっちゃう」フフッ

天使「…女さんになら話せるかな」

女「ん?いいよ、なんでも話して?」

天使「女さん、友さんと恋人同士のお付き合いをしているんですよね?」

女「」

女「ちょっと、いきなり何を言い出すの、このおませさん!!///」ボボッ

女「あ、ごめんね、天使としては立派な一人前だったっけ…その通り、友くんは私の…恋人だよ?」

女「…ああこっぱずかしい///」

天使「僕なんかまだまだ何も知らない未熟者です…」

天使「それで、あの…女さんは…へ…変な所から…水…が出たりすることは、ありますか?」

女「へ?水?」

天使「詳しくお話ししますと…」

(説明中)
80 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:11:44.59 ID:mOONcfqx0

女「        」ヒュルルー

天使「お、女さん!?全身真っ白でカサカサになっちゃいましたよ!?」

女「はっ…気をしっかり持て私…」

女「そ、そうなの…体が両性具有の子供に戻ったり、大人の女性になったり…と、不安定なのね…」

天使「はい、今後も数年間は続くかもしれません…」

女(天使ちゃんは真面目に悩んでいる、真面目に答えてあげなくちゃ…)

女「えーっと、その『水』の話ね、私も詳しくは知らないけど」

女「人によってすごく差があるらしくて、出るから、出ないから、多いから少ないから…と言っても」

女「その状態だけを見て、何をもって異常とか正常とかは簡単に言い切れないみたい」

女「人間と天使は違うのかもしれない、でも、あまり気にしない方がいいのは同じだと思うよ?きっと」

女(美容室で読んだ女性誌の受け売り)

天使「そう、なんですか…少し安心しました」ホ

女「…あと…天使ちゃんのせいで、男くんが…エッチな人になったって?」

天使「はい、真面目に貞節を守っていた人なのに」

女「わはははははははは」

女「ないわー、あいつ実体験の機会がなかっただけで、興味大ありだったもの!!」
81 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:15:25.02 ID:mOONcfqx0

女「しかしなんでまた急にそんな心配を?」

天使「実は…今朝、僕は早く目が覚めてしまったのですが、珍しく体が気怠くて…」

天使「少しの間だけと思って、男さんの眠っている寝台の横でボーッとしていたんです」

女(命のかかった試練の緊張から、連夜にわたって…だもの、気怠くもなるわ…)

天使「…すると、男さんの本棚から一冊の本が落ちているのが目に留まり」

天使「ページの少ない、絵物語のようでしたが…」

天使「タイトルに『天使』という言葉があったから興味を引かれまして…この本です」

女「」ブハッ

女(これはいわゆる薄い本!タイトル『淫らな天使と乱されたぼく』、表紙にはR18マーク!)

女「て、天使ちゃん…こ、この本はね…」

天使「内容のあらましはこうです」

女「聞いてよ」

〜あらすじ〜
 「ぼく」は独り暮らしの真面目な童貞大学生。周囲は異性交遊に明け暮れているけれど、
 将来を誓える人が現れるまで男女とも貞操を厳守するのがスジだと思う。
 ある雨の日、ぼくは翼の生えた美しい少女を拾いアパートに連れ帰ってしまう。
 彼女は本物の天使だったが色々あって天使にあるまじき性に奔放な彼女にぼくも溺れて行くのだった。
 破滅の序曲かもしれないけどもうどうでもいいや。おしまい。

天使「読了後は震える手で本棚に戻しました…場所も時代も不明ですが、恐ろしい記録物語です…」ガクブル

女「記録って…この漫画は…作り話、娯楽作品なの、フィクションなのよ…」

(説明中)
82 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:18:21.83 ID:mOONcfqx0

天使「じゃあ現実にあった話ではないんですね?天使のせいで破滅した青年は実在しないんですね!?」

女「…たぶんね」

女「それに天使ちゃん、自分のことを淫らとか言ってるけど」

女「…うーん…行為自体を好ましく思うかどうかは、これもまた人それぞれだから」

女「だけど天使ちゃん、男くん以外のひとと行為に及ぶことは想像できる?求められたら応じちゃう?」

天使「えっ」

女「男くん以外の誰かと、同じことできる?」

天使「で、できません!考えられません、無理です!僕は、男さんとしか…!!」

女「それなら何も問題ない…天使ちゃんは淫乱なんかじゃない、ただ男くんとある意味では相性がいいだけ」

女(充分問題な気もするけど今は考えない)

女「でも…あんまり男くんが強引だったり、嫌がる姿までを楽しんでいたら、毅然とした態度を取っていいからね?」

天使「男さんと僕は…相性がいい…」

女「ま、私からも男くんに、もう少し…もっと…天使ちゃんを大事にするよう言っておくから」

女(あとエロ同人誌を目に触れる場所に出してたのは説教だ説教!!)

女「男くんの出方を様子見しつつ、日常は普段通りに過ごしてみたら?」

天使「普段通り…ええ、それがいいでしょうね…ありがとうございます…相談してよかったです」

女「へへ、お役に立てたならよかった」
83 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:19:18.24 ID:mOONcfqx0

女「お茶ご馳走様…私はこれから大学に急いで戻るわ」

天使「何かご用事ですか?」

女「うん、まあ、そんなとこ」

女(一刻も早く男くんに説教してやんないとね!!)

〜同じ頃、アパートの男宅の玄関前〜

友「…やっぱり俺が同席するのはなあ…」

男「ここまで来ながら…天使と二人きりで気まずくなった時のためだ、な!?」

友「お前をフォローしてやるつもりはないぞ?」

男「いてくれるだけでいい、入った入った」

ガチャ

天使「あ、帰って来た」

女「男くんっ!?ちょっとそこに正座しろ!!!!」

友「女」

女「え」

男「」

……
84 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:21:58.03 ID:mOONcfqx0

〜少し昔の話〜

黒髪の子供天使「あ…う、うっかりしていました、これ…使ってください」ハァ…ハァ…

若い女性「え?処女喪失時の痛みを消す薬…(催淫成分入り)…」

若い女性「今更喪失もないし、催淫成分とか…やめとくわ…あと、こっちは…潤滑剤?」

若い女性「こっちは使わせてもらうわ、ちょっと失礼…」

にゅる

黒髪の子供天使「ふにゃっ…!?」ビクッ

若い女性「これで…ええと、おちんちん…をヌルヌルさせるの…少し我慢して」ニュルニュル

黒髪の子供天使「お…おちん…ちん…?」ハァッハァッ

若い女性「あなたの、これのこと…人間の俗語でそう呼ぶの」ニュルニュル

黒髪の子供天使「ボクのこれ…おちんち…や、やあん…ひゃあ…」ピクンピクン

若い女性「…こんなもんかしら」スッ

若い女性「さてと…どんな姿勢がいいかな?この子は超初心者だし」

黒髪の子供天使「ふひゅ…ふひゅ…」プルプル

若い女性「…仰向けで震えて動けそうにない…そうね」

若い女性「ちょっと大胆だけど…よいしょっと」ギシ
85 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:27:43.64 ID:mOONcfqx0

黒髪の子供天使「え…女の人が、上になるんですか…?本で見た絵と、違う…」

若い女性「人間の交尾…はね、いろんな体位…姿勢があるの」

若い女性「私が動いた方が上手くできると思うわ」グッ

黒髪の子供天使「あ…っ!?」

ずぷ

若い女性「んっ…」

黒髪の子供天使「…な、なんだか、手とも違う…あったかい物が、触れ…ああっ」

若い女性「…なんとかなりそう」フゥ

若い女性「動くね?」ギッシ

黒髪の子供天使「や、やああぅ…」

ズッ…ズッ…

黒髪の子供天使「んんっ…あったかい、柔らかいっ…」ハァ…ハァ

若い女性(私も少し濡れてきたかな、擦ったらすぐ濡れる体質なのよね)ズッズッ…パン…パン

黒髪の子供天使「ああっ…何これ…お、おちんちんが、もっと大きくなっちゃう…」ハァハァ

若い女性「大きさ変わった様子もないけど…意識が集中しちゃうのか」パン…パン

黒髪の子供天使「う…なんだか、頭の中も熱いっ…ボク、変になってるぅ…」ハァハァ

若い女性「変じゃないわ、緊張しないで、リラックスしてて…」パンパンパチュパチュ

……
86 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:31:18.15 ID:mOONcfqx0

〜男のアパート、夜〜

友「…さて、俺と女はそろそろ帰るけど…念を押しておく」

友「いいか、結局は勘違いと思い込みだったとは言え」

友「天使が疲れているのは間違いないんだ、もっと気遣ってやれよ?」

女「反省が見られなければ、何度でも説教に訪れるからね?」

男「ああ、俺ももう懲り懲りだ…足も痺れてまだ立てんわ」ジンジン

天使「僕が架空の物語に惑わされる無知で幼稚な未熟者なばかりに…」

女「天使ちゃんには地上にあるものは全て『初めて』だもの、仕方ないって」

友「男も平日のバイトが復活したら、また忙しくなるからな」

女「あら、もう決まったの?」

男「ほぼ決まったようなもん…今度の土曜日に面談予定だ」

天使「男さんの新しいアルバイト…」
87 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:31:59.05 ID:mOONcfqx0

男「やっとあいつら帰った、あとやっと立てるようになった…ん、それは…女から?」

天使「え、ええ…女さんのおじい様の栽培した長芋だそうで、ご存じだったのですか?」

男「大学で友と、女と仲のいい女子達がみんな所持していたからな…鞄からはみ出させて」

男「…明日、礼を言っとく」

男「で、朝飯は炊き立てご飯にとろろ汁がいい、頼む」

天使「はい!…晩御飯はどうします?」

男「今から真面目に作るのも時間がかかる、残りご飯の茶漬けでいいや」

天使「ではお湯を沸かしますね!」

男「…」

男「本当に嬉しそうに俺の頼みを聞いて、張り切って家事してくれるんだよな…」

男「俺なんかにゃ勿体ない…かも」
88 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:33:31.54 ID:mOONcfqx0

男「このソファ、こうやって伸ばせばベッドになるんだわ…お前今夜からここで寝ろ」

天使「僕は板の間の上で一向に」

男「それは俺が許さん」

男「寝具はこれ使え、友が2〜3回泊まって使ったがクリーニング済みだ」

天使「は、はい…」

天使「お客様用の寝具も、僕が男さんのお手伝いできるようになったら、そのお金で新しく買わないと」

男「親戚の布団屋から押し付けられた訳アリ品がまだ押し入れにあるんだ、気にするな」

男「それじゃ、俺は寝室に…おやすみ…ゆっくり休めよ」

天使「は、はい…おやすみなさい」

パタン

天使「…幼天使園でも、天使学校でも、他の子たちと身を寄せ合って眠ってたなあ」

天使「地上に降りて男さんと出会うまでの間以来だ、一人で寝るのは」

天使「…炊飯器のタイマーはセットした、朝食の食材は確認済み…」フワァ

天使「…男さんのために、もっといっぱい頑張ろう…」

……
89 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:34:50.44 ID:mOONcfqx0

〜少し昔の話〜

黒髪の子供天使「あ、ああっ…おねえさんの中…すごく、ぬるぬるしてきた?…だ、大丈夫ですかっ…あふっ」

若い女性「大丈夫、私の心配はいいから…」パチュパチュ

黒髪の子供天使「ふ…ふえぇっ…こ、このままじゃ…ボク、はじけそう…怖いっ…」

若い女性(…上下だけじゃなく、少し前後に動いてみるかな…)

若い女性「ふうっ…」ヌチュル

黒髪の子供天使「ひんっ!?」ビクンッ

黒髪の子供天使「…こ、怖いのに…おかしいの、おねえさんに、やめて欲しくない…の…あん、ああん…」ハァハァ

若い女性「怖かったら、手を繋ごうか?ほら…」

黒髪の子供天使「…う、うう…おねえさ…っ」キュッ

若い女性「私にまかせて、信用してね…」パチュパチュ

黒髪の子供天使「ん、ふぅっ…や、はじけちゃう、おちんちんはじけちゃううう…!!」ガクガク

若い女性「いいの、それでいいの…」ヌチュッ

若い女性(つながったまま、そっと…覆いかぶされるかな…)
90 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:41:15.01 ID:mOONcfqx0

黒髪の子供天使「うぇぇん…あ、ああ、も、もうらめ、ボクなんだか、も…だめ、なっちゃうっ…」

若い女性「私にしがみついていいのよ?」

黒髪の子供天使「はあっ、あ、あっあ…お、おねえさんっ…」ギュウ

若い女性「怖くない…大丈夫」

黒髪の子供天使「あ、なんか駆け上っ…はぅああああああっ…!?」ガクン

びくっ…ビクビク…

若い女性「…ふふ、かわいいおちんちんが、私の中でピクピクしてる…」

黒髪の子供天使「…はあ…はあ…ふぅ…はあ…」プルプル

若い女性「頑張ったね…いい子…」ナデナデ

若い女性「落ち着くまで、こうして抱きしめてるからね?」ギュウ

黒髪の子供天使「はあはあ…あふぅ…」スリスリ

黒髪の子供天使(…おねえさんの体、あったかい…)

若い女性「あ、見て…あなたの指輪が光ってる、試練達成の印でしょ?」

黒髪の子供天使「あっ…はあ…はあ…ほ、ほんと…だ…はあ…」

若い女性「ふふ、私には先にわかってたけど…」クス
91 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:44:10.91 ID:mOONcfqx0

若い女性「…そうだ、あなたのこと、なんて呼んだらいいかしら?」

黒髪の子供天使「…んんっ…はあ…」

若い女性「あ、無理に今しゃべらなくていいのよ?」

黒髪の子供天使「…せ、先生達からは黒髪天使…友達からは…黒と呼ばれて…います…」

若い女性「きれいな黒髪だものね」

黒髪の子供天使「あ」

若い女性「どしたの」

黒髪の子供天使「…いつの間にか、おちんちん…はずれちゃった…」

若い女性「ああ…あなたを抱き寄せた時に少し動いたからね…残念?」

黒髪の子供天使「い、いいえ…その…ボク…」

黒髪の子供天使「…こ、交尾より…こうして胸に抱きしめられている方が…えっと…落ち着く…かも」

若い女性「そう、それじゃこのまま朝まで眠っちゃおうか…疲れたでしょう?」

黒髪の子供天使「い、いいんですか?」

若い女性「よくない理由なんかないわよ…朝になったら立派な天使ね、楽しみにしてる…」

黒髪の子供天使「おねえさん…」





若い女性「ふあぁ…あれ…?黒…黒髪天使?」キョロキョロ
92 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:45:07.82 ID:mOONcfqx0

黒髪天使「…おはようございます」

翼「フワサァ…」

若い女性「…すごい、本当に大人になってる…!」ガバッ

黒髪天使「えへへ…ま、まだ体だけです…心はまだ、昨夜と変わりません…」

黒髪天使「おねえさんのおかげです、ありがとう…」

若い女性「あ、私ったら名乗ってなかったわ…ごめんごめん」

若い女性「私はピアニスト…町の酒場でだけどね、ピアノ弾いてるの」

黒髪天使「ピアニストさん」

ピアニスト「子供の声もきれいだったけど、今のあなたの声はもっと素敵…私の理想って感じ」

ピアニスト「…でも、背も伸びて、大人っぽく女性らしくなったけど…」

ピアニスト「胸だけ…子供天使のままね…私に似ちゃったのかな…ごめんね?」

黒髪天使「む…ね?」ツルペタ

ピアニスト「…客観的に見たら、私より更にちっちゃいなあ…」

黒髪天使「??」キョトン
93 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 14:46:12.77 ID:mOONcfqx0

ピアニスト「あ、いや、あはは…気にしてないならいいけど…」

ピアニスト「ねえ黒、あなた、しばらくの間だけでも…この家に住まない?私と一緒に」

黒髪天使「え」

ピアニスト「両親が亡くなって…小さな家だけど、私ひとりには広すぎてね」

黒髪天使「ボ…ボクにはありがたいことですが…ピアニストさんは」

ピアニスト「よし決まり、あんたはここに住む!」

ピアニスト「それに…私、今ね、曲を作ってるの」

ピアニスト「完成はまだまだ先だけど、あなたみたいな美声の持ち主に歌って欲しいなあ、って…」

黒髪天使「うた…?」

ピア二スト「これから色々教えてあげる、とにかくよろしくね、黒」ニコ

黒髪天使「…は、はい、よろしくお願いします…ピアニストさん…」ニコ…

…………
94 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 21:16:40.83 ID:SPyAV0cI0

〜土曜日〜

天使「おはようございます!顔洗ってきたら朝食にしましょう」ジュワー

男「おはよ…おお、卵焼きに小松菜の胡麻和えか」

天使「長芋は…今朝は目先を変えて、半月切りにしてお味噌汁に」

男「ほう…まだいっぱいあるからな、献立の工夫は大切だ」ザー

男(…あれから、水曜の夜を最後に一回もチビ化も女体化もしていない)ジャバジャバ

男(天界の本を読ませてもらったが、性別のぶれる現象は頻繁であってもせいぜい数日置きだとか)ゴシゴシ

男(あんなに毎日変化するほうが異常だった…それもそうだよな)カチャカチャ

男・天使「「いただきます」」

男「…天使、今日は一緒に出掛けるぞ、姿を見せること前提で」

天使「え、それじゃ男さんの買ってくれた服と靴を履いて出掛けるんですね!」キラキラ

男「四文字熟語Tシャツとストレッチジーンズとディスカウントストアの1000円のスニーカーでな」

男「候補の中からあのTシャツ選んだのはお前だから後で文句言うなよ?」

天使「は、はい??」

天使(かっこいいと思うんですけど)

男「飯食ったら軽く打ち合わせをするからな」
95 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 21:18:00.36 ID:SPyAV0cI0

〜そば処・雪中庵「○月○日オープン!アルバイト募集中」〜

天使「…来週新しく開店するお店ですか」

男「シー、お前は打合せ通りにな、あとサングラスかけろ」

天使「は、はい」スチャ

ガラガラ

男「こんにちはー、先日電話した男ですが」

店長「おお、男くん!!」

男「いやー店長、ラーメン屋やめるって決まった時はびっくりしたけど…今度もなかなかいい店ですね」

妻「あの時は急に解雇になってごめんね男くん…応募してくれて嬉しいわ」

店長「実は俺、そば屋が夢だったのさ!!」

妻「今度こそ長続きすると信じているわあなた…軌道に乗るまで在宅ワークで支えるからね」

男「相変わらず健気な奥様」

男「それで、こいつが電話で話した…おい!」

天使(台本通りに台本通りに…)

天使「へ…ヘローエブリバディ!!ワタシ、ニホンゴアンマリワカリマセーン!!」ヌッ

店長・妻「「」」

男(固まるよなあ、いくら話は聞いててもダサTに100均グラサンのやたらデカい金髪白人が目の前に現れたら)
96 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 21:20:16.87 ID:SPyAV0cI0

男「一見怪しいけど電話で話した通りすごく良い奴なんです」

店長「わ、わかってるよ…男くんの大事な友達なら信用できるさ」

男「で、俺が接客と厨房で毎週月・隔週金で入るから」

男「こいつには厨房のみで毎週水・俺以外の隔週金でお願いします」

天使(えっ?)

店長「大丈夫、で、シフト表には月・水・金で男くん」

店長「彼は時々『遊びに来ている』日本そばに興味のある好奇心旺盛な外国人」

店長「バイト代も男くんだけに2人分で、あとは男くんがよしなにしてくれる…で、いいね?」

天使(えっえっ)

天使「…あうあう」クイクイ

男「ん、襟首引っ張るなよ、どうした?…ごめん店長、ちょっと…」

ガラガラ

天使「なんで…身元の証明できない人を雇うのは違法じゃなかったんですか!?」

男「声でかいって…なあに言ったろ、お前はたまに見かけるが遊びに来ただけ、書類上は俺が週3」

男「厨房では店長と奥さん以外とは顔を合わせないから、その目立つ外見でも大丈夫」

男「心配だったら、こっそり店長夫婦以外不可視モードになっとけ」

男「道具や丼洗い、野菜洗い、お湯沸かし、力仕事と掃除…お前なら楽勝だろ?」
97 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 21:21:55.70 ID:SPyAV0cI0

男「日本語ほとんどできないって設定だから、黙ってりゃ会話でボロが出ることもない、安心しろ」

天使「でも、でも…店長さんご夫婦にご迷惑が…」

男「店長は『なあにバレやしない』ってさ」

天使「  」

男「実は店長…何度も商売変えては新しく店を立ち上げるから、正直信用なくてあまりバイトも集まらない」ヒソヒソ

男「お前が入ってくれたら困る人間より助かる人間の方が多いんだ、頼む、な?」

天使「…では男さんは、なぜわざわざ…このお店を…」

男「うん、あの店長には…個人的な恩があってな…」

天使「ご恩が」

男「大学生になり、独り暮らしを始めて間もない頃に…」

男「あの通りちょっと困った性格だが…恩返しを少しでもしたいんだ…」シンミリ

天使「…わかりました、でしたら僕も…男さんと男さんの恩人のために…!」

男「嬉しいよ、でも今の話は内緒な?」

男(恩があるのは嘘じゃないけど…人情絡みのワードにやはり弱かったか、うむ)

……
98 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 21:23:17.18 ID:SPyAV0cI0

〜そんなある日…大学〜

友「バイトはどんな感じだ?」

男「おかげさまで順調…意外と客も入って、天使も頑張ってる」

友「何かとギリギリだけど、関係者みんな納得ずくなら…まあ、いいか…な」

女「天使ちゃんがまたひとつ大人の世界を知ってしまったのね…」

男「真面目なお前らに反対されなくてよかったよ」

女「ところであれから天使ちゃん…二週間過ぎたよね、ずっと変化していないの?」

男「うん、だけど…外に出るようになって、一時期みたいにコロコロ変化してたら大変なことになるからな」

友「ってことは…お前も」

男「…まあ、うん…なんか忙しくなったらそんなに…エッチの事も考えなくなるし」

友「ドスケベのお前が…」

男「それより…土日のコンビニのバイト、今回入ってないんだ…どっちかうち来ね?」

友「あ、週末は義兄が帰って来るから、実家に呼び出されてる」

男「お姉さんの旦那か」

女「会社の事情で単身赴任が打ち切りになって、急だったけど戻って来れるんだって」

男「へえ、よかったな…姪ちゃんも喜ぶだろ」

……
99 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 21:24:33.99 ID:SPyAV0cI0

〜夜〜

天使「友さんのお姉さんの旦那さん…ですか」

男「友の実家はそう遠くないが、両親とお姉さん(美人)とその娘の…5歳の姪ちゃん(可愛い)の同居」

男「義兄さんは3年前、戻ってくる前提の単身赴任に出てるけど」

男「なんにせよ友は住む部屋がないから大学近くに部屋借りてるのさ」

天使「親とか兄弟姉妹って天使にはないですからねえ…『家族』っていいなあ」

男「そう言えば、お前ら生殖行動で子孫を残さないって…」

天使「ええ、僕ら下級天使はだいたい400年くらい生きますけど、人数はある程度一定で…」

天使「人類の総数に合わせておおよそ何割と決まっているので、寿命や病気や事故で誰かが亡くなれば」

天使「数を埋め合わせるだけの赤ん坊の天使が…神様から送り出されます」

男「…一人ひとり、赤ん坊を神様が作ってくれるのか?」

天使「僕らはそう聞いています」

天使「多くは、試練に失敗した天使の魂を回収する時のように、亡くなった天使の魂を再び使うそうです」
100 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 21:27:16.52 ID:SPyAV0cI0

天使「記憶も身に付いた能力も体の特徴も、何もかも消去して、まっさらな赤ん坊に」

天使「それだけでは人数が足りない場合のみ、新しく生み出されるそうで」

天使「そういう1回目の『魂』は、人間の嗅覚では」

天使「地上の花や果実や香草、またはそれらを合わせたような芳香が…うっすらするそうですよ」

男「…天使達にはわからないのか?」

天使「何故か人間だけ…地上の嗅覚の鋭い動物も感じません…しかも一部のひとしか感応しないそうです」

男「そうか…もしかしたらお前は1回目なのか?」

天使「ええ、そう聞いています」

男「お前、初めて会った時からいい香りするもん…ほんと微かだけど」

男(完全無欠の新品天使をぐっちょんぐっちょんにしたのがこの俺か…)

天使「男さん、僕の匂いを知っているんですね…なんだか嬉しいなあ」

天使「僕の先生にも、1回目という天使がいます」

天使「地上で修業中に出会った人が、一緒に暮らして間もなく、匂いに気付いてくれたそうですよ」

男「へー、俺らみたいなもんだな…」

男(でも『関係』は違うだろうなあ…)

男「……」
101 : ◆cTYQK/.TbSW. [saga]:2018/06/30(土) 21:28:12.44 ID:SPyAV0cI0

男「…なんか、非常にさりげなく…小さくなってないか?」

子供天使「え」

天使「…先生達の事や天界の生活を思い出したせいかなあ…」

天使「…1人で寝るのもちょっと寂しかったから、つい懐かしく」ボソ

男「独り寝が寂しいって!?」

天使「え、あ…はい、天界ではずっと…同い年の子供天使は先生達に世話されながら、集団で…」

男「そっちの意味か…」ガッカリ

天使「……」

天使「僕が架空の物語に惑わされた時、友さんと女さんの前で僕に無理をさせないって約束をしてくれましたよね?」

天使「あれから男さん、充分僕のことを思いやってくれましたよ」

天使「それから男さん言ってじゃないですか、時々は捌け口にさせろ、って」

天使「もう二週間です…充分『時々』だと思いますよ?」

男「天使…いいの…?」

天使「…えへへ、ほら、静かでしょう?結界張りました」

男「天使ぃ!!」グワッ

天使「うひゃ…な、なんですか僕を抱え上げて」

男「これがお姫様だっこだ!!さあ、俺の寝所へ参ろうぞ!!」
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