【パワプロ】志藤玲美「先生!子作りのコツを教えて下さい!」

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64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/04(土) 17:00:39.34 ID:CJIyDE1z0
そろそろ回想に入らないと話進まないってか終われないヤベェ
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/07(火) 19:01:06.78 ID:koXNgcBb0
÷・・・・・

モブ部員「ヤッターコンコール銀賞ダー」

モブ部員「バンザーイ」

神成「うっそだろお前wwwwww部員がこんな状態で銀賞とかwwwwwwないわーwwwwww」

奏「先生キャラ壊れてますよ」

神成「え?あ、ゴホンッ!よ、よくやったなお前達。まさか銀賞を取ってしまうとは」

神成「しかしもう少しで金賞だったのは惜しかったな。いや本当に後少しってレベルまで到達してるのが信じられないんだが」

奏「だから言ったじゃないですか!何とかなりますって!」フンス

パワプロ「吹奏楽部銀賞か……流石名門校だなぁ」

矢部「オイラ達も負けていられないでやんす!」

玲美「先生子宮が疼くので性交しt///」

パワプロ「そうだな。何としてでも行ってやるぞ甲子園!」グイッ

玲美「むぎゅっ!顔押さないで下さいよぅ」

神成「………」

神成(もう慣れた)

奏「あっそうだ(唐突)例の楽譜完成したよっ!」バッ

神成「!?」

パワプロ「本当に!?よく作り上げられたね!」

奏「頑張っちゃった!」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/07(火) 19:06:02.92 ID:koXNgcBb0
神成「だからそれは無理だって言ったはずだ!」グイッ

奏「きゃっ!?」

パワプロ「ちょっ、先生!?何も奪い取らなくても!」

神成「これだけはダメだ!他の応援歌を使ってくれ!」

矢部「どうしてそこまで言うでやんすか?」

神成「それは……」



玲美「神成先生、確か10年前甲子園選手として出場してましたよね?」ズバァッ



パワプロ「へ?」

矢部「やんす?」

奏「えっ!?」

神成「おまっそれどこで知った!?」

玲美「先生に性行為してもらえなくてオカズ作りとして更衣室に監視カメラを設置しようとしたらビデオを見つけたんです」

玲美「それで『もしかして先生が私の為に自撮り映像を!?』と思ってハァハァしながら再生してみたら……」

奏「先生が甲子園で活躍している昔の映像でガッカリしたと」

玲美「はい。先生への愛を育む貴重な時間を無駄にしたので死にたくなりました」

神成(そこまで言うか)

矢部「で、それと応援歌がどう関係するでやんすか?」

玲美「いや神成先生が空振り三振してる時に流れてた応援歌がそれじゃないかな〜と」

玲美「そして10年前は使われていたのに今は使用不可。もしかすると甲子園に出場していた神成先生が何か関係しているのではないかと思いまして」

玲美「そこまで必死に使うなと言うくらいですから、全くの無関係とは考えにくいですし」

パワプロ「!」

神成「………」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/07(火) 19:09:16.78 ID:koXNgcBb0
神成「……はぁ。そこまで知られていたのか」

奏「えっと、この際先生が甲子園経験者なのはどうでもいいですっ!」

矢部「空振り三振でやんすからね」

神成(酷い)

奏「どうしてその応援歌を使わせてくれないんですか?」

神成「……実は」

矢部「でもどうして志藤さんはパワプロ君にそこまでお熱でやんすか?初対面の時に何かあったでやんすか?」

奏「!」

玲美「知りたいですか?これにはもの凄く深く、そして感動的なお話が」

パワプロ「ただフォームのチェックをしてあげただけだよ」

玲美「せめて最後まで言わせて下さい」

神成「ゴホン!実はあの応援歌は」

パワプロ「……思えば出会った時はまともだったんだけどね」

奏「そういえばそうだっけ〜。吹奏楽部に来てくれた時も真面目な娘だと思ったもん」

矢部「あの志藤さんにまともな時代があったでやんすか!?」

玲美「酷いです矢部さん」

パワプロ「いや君の普段の行いの方がよっぽど酷いからね?」

奏「真面目に聞くけど、パワプロ君と玲美ちゃんってどんな出会いだったの?」

玲美「それはですね〜……」

神成「ちょっまだ俺の話が」

÷・・・・・
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/07(火) 19:11:21.37 ID:koXNgcBb0
玲美『入学式の日です』

パワプロ「……あの時とは大違いだなぁ」ブンッ!ブンッ!

玲美「……あれ?貴方も野球部員ですか?」

パワプロ「え?うん。そうだけど……君は?」

玲美「私も貴方と同じ野球部員です!志藤玲美と言います。初めまして!」ペコッ

パワプロ「あ、こちらこそ。俺はパワプロ。へぇ〜、女子の野球部員が増え出した噂は聞いたことあるけど、ここもそうなのか」

玲美「とはいっても私1人みたいですけどね」

パワプロ「みたいだね。どうして野球部に入ろうと思ったの?」

玲美「中学の頃から野球をしていて、高校でも続けたかったからです」

玲美(でもお母様は野球だけを続けることに反対して、何か別の芸術的な部活も兼部することが条件になっちゃいましたけど)

パワプロ「俺は……昔、ここがまだ強豪校だった時、甲子園での野球部と吹奏楽部のプレーと演奏に惹かれてさ」

玲美「なるほど……でも今は……」

パワプロ「……うん。弱小野球部になっちゃってるみたいだね。でも、そんなことは関係ない!」

玲美「……!」

パワプロ「折角念願の鳴響に入ったんだ!俺が皆を引っ張ってでも甲子園に行ってみせる!」

逆境○のコツを手に入れた

窮地○のコツを手に入れた

打開のコツを手に入れた

玲美「パワプロさん……私も微力ですが力になりますね。同じ野球部員同士、頑張りましょう」ニコッ

パワプロ「ありがとう!じゃあ早速練習しよう!俺や皆の実力の確認も兼ねてね!」

玲美「はいっ!」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/07(火) 19:13:04.76 ID:koXNgcBb0
÷・・・・・

玲美「っ!」スカッ

玲美「あ、あれ?」

パワプロ「あー、今のは少し重心がズレてるみたいだね」

玲美「そう、ですか……やっぱり高校になると、今までのやり方では通用しないんでしょうか」

パワプロ「ううん、崩れを修正すれば十分通用すると思う。フォームは綺麗だったから」

玲美「う〜ん……すみません。近くで教えてくれませんか?自分ではどこがおかしいかちょっと分からなくて」

パワプロ「分かった。えっとね、もう1回振ってみて」スタスタ

玲美「っ!」ブンッ

パワプロ「……下半身かな。腰が少し前に出過ぎてるかも」

玲美「腰ですか?ならこうすれば……!」ブンッ!

パワプロ「今度は後ろにいき過ぎてるかな?」

玲美「うぅ……パワプロさん!私の腰をちょうど良い位置に動かして下さい!」

パワプロ「えっ!?いや、それは……男が女の子の体に触るのはまずいんじゃ」

玲美「練習ですし気にしません!お願いします!」

パワプロ「……う、うん。じゃあ、えっと……ここをこうして」スッ

玲美「っ!?///」ドクンッ!

玲美(あっ、あっ……な、何ですか、これぇ……!?///)

玲美(パワプロさんに触れられた瞬間……お腹の、奥が……う、疼いて……!///)

パワプロ「もう少しこっちかな……んしょ」

玲美「んうっ///」ビクッ

玲美(それに耳元から……パワプロさんの声が、吐息がぁ……!///)ゾクゾク

玲美(子宮が……子宮が子種を求めてます……っ!今すぐ、孕みたがって……ますぅ……っ!///)ジュンッ

玲美(あぁっ……そっか、これが……運命の出会いぃ……!///)キュンキュンッ
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/07(火) 19:16:51.81 ID:koXNgcBb0
玲美「はぁっはぁっ……///」

パワプロ「……よし、これでスイングしてみて」

玲美「んうっ……あっ……///」

パワプロ「あの、志藤さん?」

玲美「ふえっ!?あ、ふぁい!やっへみまふっ!///」

パワプロ(急に舌足らずになったけどどうしたんだろう)

玲美「え、えいっ!///」ブンッ!

玲美「あ……今、手ごたえがありました!///」

パワプロ「やっぱり!スイングの時はそのバランスを維持すれば、きっと今までより打てるようになるはず!」

玲美「……///」

玲美(さっきのゴッドフィンガーだけでなく、野球の素質もあるなんて……!///)

玲美「……パワプロさん!いえ、先生っ!///」

パワプロ「せ、先生?急にどうしたの?」




玲美「私と一緒に子孫を残して下さい!いえ、今すぐお腹の奥をガンガン突いて下さいっ!///」




パワプロ「は?」

玲美「ですから私と性行為を」

パワプロ「聞こえなかったわけじゃないよ!唐突に何を言い出すんだ!?」

玲美「これは運命!運命です!///」

パワプロ「どこかの苺娘みたいなこと言い出した!?」

玲美「早く!早く先生のバットを私のグラウンドに突っ込んで下さい!さぁ!さぁさぁっ!///」ズイッ

パワプロ「ちょっ近い!?だ、誰か!志藤さんの様子がおかしい!誰かぁー!」グイッ

玲美「せんせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!///」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/07(火) 19:17:54.56 ID:koXNgcBb0
÷・・・・・

玲美『現在です』

パワプロ「あれ以来、ず〜っと……」

矢部「………」

奏「………」

玲美「あの時確信したんです!先生が!先生こそが!私の理想の人なのだと!」

神成「やっと回想終わったか。実はこの応援歌は」

矢部「触られただけでそんなエッチな娘になったでやんすか!?」

神成「あのだから俺の話を」

玲美「はい!今でも思い出せます!先生の優しさと熱意とそこはかとない性欲が混ざった……んうっ///」ビクビク

パワプロ(あ、今イッたな)

神成「俺のはなs」

奏「とんだ変態さん、いや痴女だね」

玲美「失礼なっ!私は正直な気持ちを先生にぶつけているだけです!」

矢部「正直過ぎるのが問題でやんす」

パワプロ「その通り」コクコク

玲美「そんなぁ!?先生までぇ……」ガーン

パワプロ「………」

パワプロ(そう。あまりに変態行為ばかりしてくるから……でも……)

奏(……パワプロ君?)

パワプロ「………」








神成「………」ポツーン

神成(´・ω・`)ダレカヒトリクライハナシキイテヨ
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/07(火) 19:18:23.72 ID:koXNgcBb0
玲美は真実の愛に目覚め、主人公はそんな彼女に引く毎日……
しかし全然話を聞いてもらえず痺れを切らした神成先生から早口で応援歌の事情を伝えられ、いきなり試練を叩きつけられる。
主人公達は案の定何のことだか分からなかったが、全てクリアすれば応援歌が使える(かもしれない)と言われ試練を受けることに。
しかし、甲子園出場を目前に主人公と玲美の関係にある変化が……

セクション3
『変態の目にも涙』
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 20:45:03.81 ID:/Ioo4xFL0
こんなこと言うのも野暮かもしれんが名門吹奏楽部で銀賞は論外やぞ
金賞はとって当たり前
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/08(水) 11:46:55.88 ID:DlRh909wo
部員も先生も壊れてるし、多少はね?
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/08(水) 22:08:29.63 ID:rHxWu6Rf0
かなりやばい状況で銀賞行けたんやから上々やろ
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/09(木) 20:44:01.17 ID:cJFgv0E40
÷・・・・・

パワプロ「10人11脚に伝言ゲーム……たかがバラエティ擬きだと侮ってたよ……」ゲッソリ

矢部「まさかどっちも100回以上やり直す羽目になるとは思わなかったでやんす……」ゲッソリ

伊能「こういう言い方は良くないけど、どちらも吹奏楽部の皆がね……」ゲッソリ

大越「そもそも足の形が雑過ぎて縄を絞められず、伝言を聞こうにも片言で聞き取りづらかったからな……」ゲッソリ

奏「……本当によくクリア出来たよね、私達」ゲッソリ

玲美「これくらい!先生を攻略して弾道イベントまでもつれこませるより100000000000000000倍簡単ですっ!」フンス

パワプロ「で、結局最後まで元気に試練をこなしたのは志藤さんだけか」

玲美「先生が隣にいてくれれば絶倫ですから!」

矢部(もうちょっとマシな例えは無かったでやんすか?)

奏「……うぅ」

奏(伝言ゲームの時にパワプロ君の耳元で囁こうと思ったのに、玲美ちゃんがパワプロ君の耳を舐めようとしたからガードが固くなっちゃって……)チラッ

玲美「というわけでご褒美に先生の子種下さい!///」ガバッ

パワプロ「それはあげられないかなぁ」サッ 流し打ち発動

玲美「へぷっ!?」ズシャン!

玲美はヘッドスライディングのコツを最大までつかんだ

奏「………」ジー

奏(……負けないよ、玲美ちゃん!私だって……私だって、パワプロ君のこと……!)

奏のやる気が上がった

神成「………」ゲッソリ

神成(まさか俺もここまで時間かかるとは思わなかった。立って見てる方も辛いんだぞ……)
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/09(木) 20:45:52.08 ID:cJFgv0E40
神成「……よし、じゃあ次が最後の試練だ」

パワプロ「……はい」

神成「2泊3日合同合宿だ!」バーン!

矢部「おぉっ!急にまともな内容になったでやんす!」

神成「ただし!普通の合宿じゃないぞ?最終日の夕方に帰りのバスが出る。そこまでの道のりを全員、自力で歩いて合宿所までたどり着け!」

矢部「前言撤回でやんす!」

神成「しかも滅茶苦茶遠い。更に山道も通らないとならない。並大抵のことでは切り抜けられないぞ」

神成「しかし、見事それをクリアすれば応援歌の使用を」

玲美「ヤりましょう先生!そしてあわよくば合宿所で私と2人で夜のトレーニング(意味深)をしましょう!///」ズイッ

パワプロ「近い近い近い」グイグイ ブロック○発動

奏(パワプロ君との距離を近づける絶好のチャンス!)グッ!

伊能「……まぁ、10人11脚よりはマシかな」

大越「あぁ。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も同じ言葉を聞き返す伝言ゲームよりもな」

矢部「うおーっ!こうなったらもうヤケでやんす!地獄の特訓でも何でも来いでやんす!」





神成「………」

神成(また無視された。俺って実は嫌われてるのかな)シュン

玲美『こうして、野球部と吹奏楽部の共同合宿がスタートしました!』
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/09(木) 20:47:16.84 ID:cJFgv0E40
÷・・・・・

玲美『そして合宿初日……もちろんSSですのでスキップは無しです!』

パワプロ「〜♪」タッタッタ

奏「〜♪」タッタッタ

矢部「音吹さんは良いとして……パワプロ君、速過ぎでやんすぅ……」ゼェゼェ

伊能「どうしてそんなに余裕なんだい……?」

パワプロ「あ、ごめん。いつも志藤さんを持ち上げたり抱え上げたり背負った状態で練習してたからかな」

パワプロ「これくらいなら疲れなくなっちゃったみたい」パワーS パワーヒッター・プルヒッター取得済

大越「化け物かお前は」

玲美「流石先生です!それなら駅弁した時も私を軽々持ち上g///」

モブ部員「モブ部員ダヨ。パワプロ先生ノ貞操ヲ守ルケド合宿モコナスヨ」ガシッ

玲美「きゃっ!?な、何するんですか!?」

モブ部員「コンナ所デ不埒ナ行為ハサセナイヨー」グイッ

モブ部員「道具ト一緒ニ運ンジャエー」タッタッタ

玲美「降ろして下さい〜!持ち上げないで下さい〜!今すぐ先生と繋がったまま山を下るんです〜!」ジタバタ

奏「………」ニヤッ

奏(いくら玲美ちゃんが部員を壊したといっても、普段指示してるのは私だもん。洗脳の上書きくらい簡単だよっ♪)

パワプロ「よし、頂上は通り越したみたいだ。残りの下山も頑張ろう!」

伊能「……やるしかないか」

矢部「でやんす……」

大越(ワシは山籠もりしていたから慣れているが、パワプロはそれ以上に元気だな……)
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/09(木) 20:49:00.28 ID:cJFgv0E40
玲美『宿泊所です』

矢部「つ、ついたでやんす……」ゼェゼェ

伊能「でも、もう夜だね……」

パワプロ「確かこの寺は先生が許可を取ってくれてるから寝泊り出来るんだっけ」

奏「うんっ!早速荷物を置いて夜ご飯の準備しよっか!」

大越「それならワシが食料を確保して来る!今こそ山籠もりの経験を存分に活かす時!」ダッ

伊能「それなら僕は火を起こすよ」

モブ部員「俺達ハBGM代ワリノ演奏ノ準備ダー」

モブ部員「モブ部員ダヨ。野球部員ト練習シテ体力モツケルケド演奏モコナスヨ」

矢部(パワプロ君達は何でそんな元気でやんすか……)ゲッソリ

伊能(皆、綺麗な色の声……本当に疲れてないんだね)

パワプロ「なら俺は……」

玲美「私と夜の営みをしましょう!///」ガバッ

パワプロ「あーそうだー大越と食糧調達に行こうかなー(棒)」スッ ブロック○発動

玲美「おごっ!?」バターン!

矢部(ヒロインが出しちゃいけない声出してるでやんす……)

玲美「………」プルプル

玲美(うぐぐ……で、でも今は合宿中!男と女が同じ所で寝泊りするなら、ナニか間違いが起きても不思議でないはず!)

玲美(こうなったら皆が寝静まった所で先生に……えへへ……///)
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/09(木) 20:50:19.03 ID:cJFgv0E40
÷・・・・・

玲美『草木も眠る丑三つ時です』

パワプロ「………」

パワプロ(皆、ご飯を食べたと思ったら眠っちゃった。よっぽど疲れてたんだろうなぁ)

奏「……パワプロ君」

パワプロ「……奏ちゃん?」

奏「まだ起きてたんだね」

パワプロ「うん。休んでいる皆の代わりに、俺が寝ずの番で見張りをしないと」

奏「……ねぇ、隣行ってもいいかな?」

パワプロ「え?良いけど……」

奏「………」スッ…

パワプロ「………」

パワプロ(……何だか妙な雰囲気だぞ。まさか……)





パワプロ(奏ちゃんも志藤さんと同類なんじゃ!?俺の貞操ヤバい!?)





奏「パワプロ君?」

パワプロ「あ、いや!何でもないよ!あはは……」

パワプロ(いやいや流石に考えすぎだよな。奏ちゃんに限ってそんなことは……)

パワプロ(……俺、随分志藤さんに毒されてるなぁ)ガクッ
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/09(木) 20:52:37.63 ID:cJFgv0E40
÷・・・・・

玲美「〜♪」ソロリソロリ

玲美(狙い通りです!矢部さん達や吹奏楽部の皆さんは死んだように就寝中……)

玲美(そしてあまり疲れているように見えなかった先生が寝ずの番……チャンスです!)

玲美(ここで私が飛び出してパワプロ2011の『おいろけ特訓』をBGMとして流しながら先生に迫れば……!///)

玲美(いやパワポケの『第一印象から決めてました』も捨てがたいです……う〜ん迷っちゃいます……!///)

「……ねぇ、パワプロ君」

玲美「!?」

玲美(え゛っ、まさかの先客!?先生以外眠ってるはずじゃ……)

パワプロ「………」

奏「………」

玲美「」

玲美(あああああぁぁぁあぁぁぁあぁああああぁぁぁあッ!音吹さんがいたことを忘れてましたあああぁあぁぁぁぁぁぁあぁあぁああぁぁッ!)チャンス△発動

玲美(で、でも音吹さんが離れた後に先生に突撃すれば……!とりあえず今はタイミングをうかがって……)

奏「玲美ちゃんのこと……」

玲美「!?」

玲美(えっ!?わ、私の話題……!?)
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/09(木) 20:54:13.68 ID:cJFgv0E40
パワプロ「………」

奏「………」

玲美(うぅ、ここからだとよく聞こえません……でも、もしかすると先生の気持ちを知……)

パワプロ「……嫌い……」

玲美「ッ!」ズキッ

パワプロ「……居心地が悪い……」

玲美「………」

奏「……好きなの?」

パワプロ「……考えたことない……」

玲美「………」

玲美「っ!」ダッ

パワプロ「……ん?」チラッ

奏「どうしたの?」

パワプロ「いや、誰かの気配がしたと思ったんだけど……気のせいみたい」

奏「?」

パワプロ「………」

パワプロ(もしかして志藤さん……?いやでも志藤さんならすぐ俺に飛びかかってくるだろうし……)
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/09(木) 20:55:32.05 ID:cJFgv0E40
玲美「はぁはぁ……っ!」

玲美「………」

玲美(……あ、あはは……先生、私のこと……嫌い、だったんですね……)

玲美(いつも私のアプローチに付き合ってくれて……それで、野球のことも教えてくれて……)

玲美(……でも、それは私の勘違い……)

玲美(冷静に考えてみれば……嫌われても、おかしく……ありません……)

玲美「………」

玲美(……心のどこかでは、分かっているつもりだった。こんなことばかり続けて……)

玲美(好きな人が、振り向いてくれるわけ……)

玲美「……っ」ジワッ

玲美(私の馬鹿……!馬鹿馬鹿、馬鹿……っ!)ウルウル

玲美(私の気持ちばかり押し付けて、先生のこと……何も考えずに……!)ウルウル

玲美「………」グシグシ

玲美(……でも、例え先生に嫌われていたとしても……甲子園に行くまでは、共に行動することに……)

玲美「……!」キッ

玲美(なら、せめて……今まで迷惑をかけてしまった分を、野球で返します……!)

玲美(これ以上、先生の負担になるわけにはいきません……!私情を挟まず、甲子園だけを目指して……!)

玲美(……先生、ごめんなさい……これからは、野球のことだけを考えますから……!)




玲美はラブパワーが切れた

玲美の疲れがたまった

玲美の弾道が1になった

玲美はスランプ状態になった

玲美はつかんだコツを全て忘れた

玲美の全特殊能力が無くなった

玲美は全赤特殊能力が身に付いた

玲美の全野手基本能力がGになった

玲美は不眠症になった

玲美の性欲が無くなった














神成「………」

神成(やべぇ監視カメラ確認してたらすっげぇ気まずい状況目撃してしまったやべぇ)
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/09(木) 20:56:36.98 ID:cJFgv0E40
ここからは甲子園〜終わりまで突っ走ります
後2〜3回で終了……かも(予定通りに進むとは言ってない)

強豪校銀賞問題については完全にうっかりしてましたすいません
もう言われたけど部員がし あ わ せ状態で銀賞取れたのは神成先生的に奇跡に近かったってことで(震え声)
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/12(日) 16:28:37.53 ID:5dZmmYHx0
÷・・・・・

玲美『……そうして合宿所に辿り着きました』

神成「………」

矢部「やっと着いたでやんす……」

伊能「長い道のりだったよ……」

大越「まぁ、ワシとしては良いトレーニングになったな」

モブ部員「到着ダー」

玲美「………」

神成「………」

パワプロ「……先生?」

神成「んえっ!?な、何だ!?」

奏「どうして黙り込んでるんですか?それに汗も凄いですけど」

神成「いやいやそんなことはないぞ!?お前達よくやったな!」アセアセ

パワプロ「はい!しっかりやり遂げてみせましたよ!」

奏「これで吹奏楽部と野球部の絆が分かりましたよねっ!」

モブ部員「野球部サイコー吹奏楽部サイコー」

玲美「………」

神成「あ、あぁ。それはもうバッチリとな!」アセアセ

矢部「後はここで特訓して終了でやんすね」

伊能「うん。最後の力を振り絞って頑張ろう!」

大越「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」

パワプロ「声デカいって」

神成「………」ダラダラ

神成(どうする!?言うのか!?言うべきか!?でもこーゆーのって本人達の問題だよな。部外者の俺が口出しすることじゃ……)

神成(だが監視カメラを設置していたことを黙っているわけにもいかない!あーどうすれば!?)

玲美「………」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/12(日) 16:30:06.11 ID:5dZmmYHx0
÷・・・・・

パワプロ「えっ監視カメラを!?」

奏「いつの間に!?」

神成「そ、そうだ。この映像を応援歌の作曲者に見せて、お前達の絆を確かめてもらおうと思ってな」

神成(結局あの夜のことについては触れられなかった……)

パワプロ(志藤さんのセクハラ発言が全部録られてるってことだよな?色々と大丈夫かな……)

奏(そうだと分かってたら、やっぱりパワプロ君に告白した方が良かったかなぁ?)

神成「………」チラッ

玲美「………」ブンッブンッ

神成(志藤の目が死んでる……どうする?あいつほぼ間違いなく勘違いしているよな?)

神成(恐らくパワプロと音吹が良い雰囲気になっているのを見て、自分は失恋したと思い逃げ出したのだろう)

神成(しかしパワプロの独白……いや告白に近いような話を、第三者が勝手に話して良いものだろうか)

神成(だからといって黙ったままでは志藤は誤解したまま……どうする!?どうする俺!?)

奏「それで、応援曲の方は……」

神成「え!?あ、応援曲か。それならとっくに用意したぞ!ほら!」スッ

パワプロ「“鳴響のキズナ”……これが……!」

奏「許可が取れたんですね!」

神成「何とかな。志藤の変態振りや吹奏楽部員の姿の崩壊振りは説明するのに徹夜する羽目になったが」

パワプロ「……すみません」

神成「いや、お前達はよく頑張った。ここまでの熱意を見せられたら、俺もそれに応えないといけないだろう?」

奏「先生……!」パァッ

神成(とまぁ良い台詞吐いて誤魔化してるけど志藤の問題マジでどうしよう)

玲美「………」ブンッブンッ

玲美(先生……)
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/12(日) 16:33:30.12 ID:5dZmmYHx0
÷・・・・・

玲美『……合宿終了後、鳴響高校です』

奏「〜♪」

モブ部員「〜♪」

パワプロ「もう演奏出来るようになってる……やっぱり強豪校は違うなぁ」

パワプロ(というかあんな落書きみたいな姿で演奏出来ることが驚きだけど)

玲美「………」ビシュッ

パワプロ「………」

玲美「………」ビシュッ

パワプロ「……志藤さん」

玲美「……何ですか?」ビシュッ

パワプロ「いや、その……最近、セクハラしなくなったなと思って」

玲美「……私は野球で先生の力になると決めましたから」ビシュッ

パワプロ「……うん。それは嬉しいけど……」

パワプロ(どことなく元気が無いように見える。まるで魂が抜けてしまったかのような……)

玲美「……大丈夫です。もう先生のご迷惑になるようなことはしませんから」ビシュッ

玲美(……だって、先生は私のことを……)

パワプロ「………」

パワプロ(……セクハラが無くなるのは嬉しいけど、う〜ん……)
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/12(日) 16:35:02.46 ID:5dZmmYHx0
÷・・・・・

玲美『……天空中央高校との練習試合です』

尊「あぁっ!?サヨナラ負けかよ!?」

矢部「危なかったでやんす……パワプロ君がサヨナラ弾打ってくれて助かったでやんす!」

パワプロ「………」チラッ

玲美「……うぅ」

パワプロ(志藤さん、今日はミスの連続だった。それも今までならやらないような簡単なミスが目立って……)

玲美「……ごめんなさい。私のせいで……」

伊能「いや、気にしなくて良いよ。誰にだってミスはあるからね」

大越「そうだ!野球はチームプレイだからな!誰かが失敗をしてもワシら全員で補えば良い!」

パワプロ「そうだよ。だからあまり思いつめないで?」

玲美「………」

パワプロ「………」

パワプロ(やっぱり様子がおかしい。一体何が……)

パワプロ(……!まさか、あの時の夜……いやでも志藤さんなら……でも……)

玲美「………」

玲美(このままじゃダメ……先生に迷惑はかけられません……もっとしっかりしないと……)
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/12(日) 16:36:11.09 ID:5dZmmYHx0
÷・・・・・

パワプロ「………」スタスタ

パワプロ(先生から呼び出し……一体何だろう。試合も明日に迫ってるのに)

パワプロ「先生。俺に何か……」

神成「……来たか」

パワプロ「その映像って、この前の……」

神成「あぁ。1つ、お前に話しておかないといけないことがあってな」

パワプロ「………」

神成「お前と音吹が2人で話している時、その様子を見た人物がいる」

パワプロ「……!もしかして……」

神成「もう察しはついていると思うが……志藤だ」

パワプロ「……やっぱり、そうだったんですね」

神成「志藤は、どうもお前と音吹が恋人同士であると勘違いしたらしい。切羽詰まった表情で逃げ出す映像も録れている」

パワプロ「………」

神成「それでだ。話というのは……お前は、志藤のことをどう思っている?」

パワプロ「それ、は……」

パワプロ「………」

神成「……すまない。言いづらいことを聞いてしまった。とにかく、志藤がほぼ確実に誤解していることだけを伝えたかったんだ」

神成「俺からはそれだけだ。明日からの地方大会……頼んだぞ?」

神成(結局、俺はこうすることしか出来なかった。いや、思いつかなかった。すまない、パワプロ、志藤……)

パワプロ「………」










神成「後ついでに言うと野球部と吹奏楽部の関係が悪化したのはぶっちゃけ俺のせい。しかも暴言吐いたの俺だったり」

パワプロ「ついでで話すような内容じゃないと思うんですが。結構重要な話ですよねそれ」
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/12(日) 16:37:31.02 ID:5dZmmYHx0
÷・・・・・

パワプロ「………」

パワプロ(志藤さんのこと、か……俺は……)

矢部「……パワプロ君、屋上で黄昏てどうしたでやんすか?らしくないでやんすよ」ガチャ

パワプロ「……矢部君?」

矢部「家に帰ろうと思った時に校舎を見たら、屋上にパワプロ君が見えたでやんす。それで気になって来てみたでやんす」

パワプロ「………」

矢部「何か悩みがあるでやんすか?それなら親友のオイラに何でも話してみるでやんす!」

矢部「こういうのは、誰かに聞いてもらうだけでも……多少は気持ちが軽くなるものでやんすよ」

パワプロ「……悩みが無い矢部君から、そんなことを言われるとはね」

矢部「むっ!オイラだってそれなりに悩んでることはあるでやんすよ!ガンダーロボのプラモが高くて買えないだとか……」

パワプロ「あはは、ごめんごめん。そうだな……じゃあ、聞いてもらえるかい?」

矢部「どんと来いでやんす!」

パワプロ「実は……」

パワプロ(流石に志藤さんの名前を出すのはダメだよな。あくまでもぼかしながら……)
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/12(日) 16:38:20.30 ID:5dZmmYHx0
主人公への想いを押し殺し、野球だけに集中しようとする玲美。
しかし意気消沈状態でミス連発。まともにプレーすることすらままならない。
その裏で、神成先生から玲美が誤解していることを聞かされた主人公。
主人公もまた、玲美をどう思っているか……矢部君が心配するほど思いつめる。
果たして主人公達は、甲子園に熱いプレーと綺麗なメロディーを響かせることが出来るのか!?
そして……主人公と玲美の関係はどうなってしまうのか!?

セクション4
『変態力と野球センスは紙一重』
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/12(日) 16:39:21.84 ID:5dZmmYHx0
次でラスト!
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/14(火) 06:44:58.20 ID:WrDxWxnyo
おつおつ
これでまともな距離になったらいいんだけどね
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:24:42.84 ID:Z+t8URUY0
パワプロ『……俺達は地方大会を勝ち進み、見事甲子園まで辿り着いた』

パワプロ『ただ、その間……志藤さんはミスを連発。今までとは違い、目立った活躍が出来ないでいた』

パワプロ『もちろん俺達が全力でフォローしたけれど、志藤さんは試合が進むごとに調子を崩し……』

パワプロ『準決勝に到達した時には、バッティングも守備も……こういう言い方は良くないけど、初心者レベルにまで落ちてしまっていた』

パワプロ『それでも、俺達は諦めずに食らいつき……ついに決勝戦、円卓高校との戦いまで登りつめた』

÷・・・・・

パワプロ「……ついに決勝か」

矢部「ここまできたら命を削ってでも優勝を勝ち取るでやんす!」

大越「あぁ!鳴響が成し遂げられなかった念願の優勝を……ワシらで掴み取る!」

伊能「……うん。皆の声も、客席から響き渡る声援も……どれも綺麗な色。これは絶対に負けられない……!」

奏「パワプロ君……」

パワプロ「奏ちゃん。大丈夫……絶対に勝つから。演奏よろしく!」

奏「……うんっ!」

モブ部員「モブ部員ダヨ。応援ヲスルケド演奏デ盛リ上ゲルヨ」

パワプロ「……す、吹奏楽部の皆もありがとう」

モブ部員「ワーイ♪パワプロ先生ニ褒メラレテ嬉シイナ♪」

モブ部員「し  あ  わ  せ」

パワプロ「………」

玲美「………」

玲美(やっぱり先生は……いえ、パワプロさんは凄いです……)

玲美(弱小と呼ばれていた野球部を、甲子園の決勝戦まで引っ張ってくるなんて……)

玲美(それに引き替え私は……自分のことばかり考えて、野球でもパワプロさん達の足を引っ張って……)

パワプロ「………」チラッ

玲美「………」

パワプロ(……志藤さん)
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:27:11.76 ID:Z+t8URUY0
パワプロ『奏ちゃん達吹奏楽部が演奏する鳴響のキズナのメロディーが響き渡る中、俺達は全力でぶつかった』

パワプロ『しかし決勝相手はかなり手強く、6回まではお互い0対0の同点のまま』

パワプロ『だけど、そんな状況は当然変わることになる……』

阿麻「……ふっ!」カキーンッ!

伊能「……っ!?」

実況『あーっとぉ!?いったぁー!入った入ったホームラーン!2ランホームラーン!』

大越(くっ……変化球が読まれていたなんて……!)

伊能(しまった……!変化球を読まれて……!僕のせいで、うぅ……!)

パワプロ「伊能!大丈夫!取られた分は取り返せば良い!落ち着くんだ!」

矢部「そうでやんす!2点くらい巻き返せるでやんす!」

伊能「……っ!う、うん!」

パワプロ(8回表で2点……諦めるのはまだ早い!最後の最後まで足掻いてみせる!)逆境○&窮地○&打開 発動

玲美「……っ」

玲美(これ以上、ミスは許されません……!絶対に、死ぬ気でボールを……)

カキーン!

玲美「え?」

パワプロ「志藤さんっ!」

玲美「あっ!?」ポロッ… チャンス×&エラー 発動

玲美(あぁっ……!?しまっ……)

伊能「志藤さん!こっちに!」

玲美「えっ、は、はいっ!」ビシュッ 送球× 発動

実況『あぁっと送球それたー!』

玲美「……っ!」

玲美(う、ぁ……)ガクガク
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:28:56.46 ID:Z+t8URUY0
÷・・・・・

パワプロ『その後、更に1点を取られ……そのまま9回裏』

パワプロ『俺達は必死の思いでボールを打ち……2アウトまで追い込まれるも、何とか満塁まで持ち込んだ』

パワプロ『そして次のバッターは……』

玲美「……っ」ガクガク

パワプロ「………」

パワプロ(志藤さん、足が震えて……)

矢部(お願いでやんす、志藤さん……!)

大越(何としてでも打ってくれ……!)

伊能(志藤さんだけが頼りなんだ……!)

玲美「う……」ガクガク 

玲美(う、打たないと……!ここでアウトになったら、私のせいで……!)

阿麻「……っ!」ビシュッ

玲美「っ!」スカッ

審判「ストォラァイィ〜ク!」

玲美「あ……ぁ……!」ガクガクガクガク

阿麻「……っ!」ビシュッ!

玲美「っ!」スカッ

審判「ストライク、ツー!」

玲美「う、ぁ……っ!」ガクガクガクガク チャンス×&扇風機&三振 発動

玲美(ど、どうしよう……どうしようどうしようどうしよう……!?)

奏「……っ」

奏(パワプロ君……皆……!)

パワプロ「………」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:29:48.19 ID:Z+t8URUY0





パワプロ(……志藤さんは、確かに最近は野球に打ち込んでいた)


パワプロ(けれど、今まで以上にミスが増えて……いや、それよりも……)


パワプロ(まるで、何かを堪えるように……何かから逃げるように、野球をやっているように思えて……)


パワプロ(……自惚れじゃなければ、やっぱり……あの合宿の夜で、俺と奏ちゃんの関係を誤解したいせいだと思う)


パワプロ(実際に、あの日以来……志藤さんから逆セクハラされることは無くなった)


パワプロ(でも、今までの志藤さんは……行動こそおかしかったけれど、生き生きとしていて……)


パワプロ(一緒にいて、何だかんだで楽しくなるような……明るくて、元気な娘だった)


パワプロ(けれど、今の志藤さんは……ずっと続けてきた野球をまともに出来なくなるほど、落ち込んでいて……)


パワプロ「………」


パワプロ(……俺も、あれからずっと考えてきた。神成先生に志藤さんのことを伝えられた日、そして……)


パワプロ(……矢部君に相談した、あの日から……ずっと……)




98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:30:23.20 ID:Z+t8URUY0
÷・・・・・

パワプロ『……あの日の屋上』

矢部「……なるほど、でやんす」

矢部(名前は言わなかったでやんすが、ほぼ間違いなく志藤さんのことでやんすね)

パワプロ「………」

矢部「つまるところパワプロ君は、その勘違いして逃げ出した娘に対する気持ちが……自分でも分からないでやんすね?」

パワプロ「……情けない話だけどね」

矢部「そんなことないでやんす。人間誰しも、自分を見失ったり……自分が本当は何を考えているかが分からないことだってあるでやんす」

パワプロ「………」

矢部「……それでも、あえて聞くでやんす。パワプロ君は……どうしたいでやんすか?」

パワプロ「……まだ迷ってる。この気持ちは、友達としてなのか……それとも、恋愛感情なのか……」

矢部(まぁあれだけセクハラされる日々を過ごしてたら混乱するのも無理はないでやんす)

パワプロ「だからこそ、中途半端な気持ちのままで無理に答えを出して……志藤さんを傷つけるわけにはいかないよ……」

矢部「……となると、やっぱりパワプロ君が自分で答えを出すしかないでやんす」

パワプロ「……そう、だよな」

矢部「悩んで悩んで……悩み抜くでやんす。そうすれば、きっと……パワプロ君が抱いている、本当の気持ちが分かるでやんすよ」

パワプロ「………」

矢部「でも、思いつめるのも良くないでやんす。オイラで良ければ、愚痴でも話しづらいことでも……何でも相談に乗るでやんす!」

パワプロ「……!」

パワプロ(矢部君……)

パワプロ「……ありがとう」

矢部「いいってことよ、でやんす!」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:31:43.94 ID:Z+t8URUY0
÷・・・・・

パワプロ(それからずっと、考えてきた。毎日毎日、野球している時以外は……ずっと考えて来た)

パワプロ(考えすぎて……いや、迷い過ぎて……結局、甲子園の決勝までかかっちゃったけど……)

パワプロ「………」チラッ

玲美「……っ」ガクガクガクガク

阿麻(……次で終わりか)

矢部(うぅ……やっぱりダメでやんすか……)

大越(くっ……!)

伊能(……ごめん。本当にごめん……!僕のせいで……!)

奏「……っ」

パワプロ(……やっと、答えが出た。自分の気持ちに気づくことが出来た)

パワプロ(はっきり言って、俺は相当な物好きだと思う。でも……)




パワプロ「……志藤さん!いや、玲美ちゃんっ!」




玲美「……!?」ビクッ

玲美(ぱ、パワプロさん!?今、私のことを名前で……)

パワプロ(俺の本当の気持ち……それは……!)

パワプロ「俺は……すっごく変態で、自重を知らないけど……野球に真っ直ぐで、こんな俺のことを慕ってくれる……」

玲美「……?」

パワプロ「そんな玲美ちゃんのことが……!」
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:34:28.09 ID:Z+t8URUY0














パワプロ「大好きだあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」

玲美「――!」ビシャアアアアアアアアアアンッ!

奏「!?」ガーン!







玲美はノリノリ状態になった!

玲美にラブパワーが発動した!

玲美の全野手基本能力がSになった!

玲美の全投手基本能力がSになった!

玲美の弾道が限界突破した!

玲美の全赤特殊能力が無くなった!

玲美に全青特殊能力が身に付いた!

玲美に全金特殊能力が身に付いた!

玲美はヘヴン状態になった!

玲美はあまりの衝撃に排卵してしまった!

玲美のロックオンが「レベル5」になった!

玲美の威圧感と闘志で相手の強さが「よわい」になった!

玲美の威圧感と闘志で相手投手の球種がど真ん中ストレートのみになった!

玲美の威圧感と闘志で相手投手の球速レベルが「おそい」になった!

玲美の打球レベルが「よく飛ぶ」になった!
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:36:37.70 ID:Z+t8URUY0
実況『おぉーっとぉ!?試合中にまさかの告白!?パワプロ、志藤にダイレクトアタック!』

阿麻「」ポカーン

矢部「」ポカーン

大越「」ポカーン

伊能「」ポカーン

神成「」ポカーン

奏「」

モブ部員「………」シーン…

実況『これには周りも絶句している!あまりの衝撃的な展開に鳴響高校吹奏楽部の演奏も止まってしまったぁ!』

玲美「………」ズゴゴゴゴゴゴゴゴ

玲美(あぁ……お腹の奥から力が湧きあがってきます……っ!)

実況『それに対し志藤!体から虹色のオーラを放っている!これは覚醒か!?ついに覚醒したのかぁ!?』

パワプロ「………」

玲美「……先生」

阿麻「……っ!こ、こんな時にふざけたことを……っ!」ビシュッ!

玲美(……遅い。まるで超スローボールです)

玲美「答えは……!」スッ…





玲美「YESですッ!」カッキィィィィィィィィィィィンッ!





阿麻「っ!?」

実況『おぉーっとぉっ!?サヨナラか!?サヨナラなのかぁー!?』

実況『いったぁーっ!逆転満塁サヨナラホームラァァァァァンッ!球が空の彼方に消えてしまうほどの場外ホームラァァァァァンッ!』

実況『鳴響!最後の最後で勝利を掴み取りました!志藤、見事鳴響を勝利に導きましたぁーっ!』
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:38:48.55 ID:Z+t8URUY0
ワァァァァァァァァァァッ!

玲美「……!」タタタッ

阿麻「そん、な……」ヘナヘナ

実況『チームメイトがホームベースで出迎えます!』

矢部「凄いでやんす!」

大越「パワプロの告白も驚いたが、それ以上にあそこでホームランを打つとは!」

伊能「ありがとう……!君のお陰で……」

玲美「先生っ!」ダッ!

矢部「やんす?」

大越「うぬ?」

伊能「え?」

実況『おっと志藤、チームメイトをスルーしてパワプロの所に!』

パワプロ「……玲美ちゃん!」

玲美「せんせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」ガバァッ!

パワプロ「うわっと!?ごめんね、玲美ちゃん。こんなに待たせムグッ!?」

玲美「んむぅっ///」

パワプロ「んんっ!?///」

実況『ここでそのまま唇にむしゃぶりついたぁーっ!』

玲美「んうっ、じゅるじゅるっちゅぷっんっんうぅ///」ギュウウウウウウウッ

パワプロ「んっぷ!?玲美ちゃんむ!?んうぅ、んちゅっくちゅ……!?///」

玲美「ちゅうううううっ!じゅるじゅるっ!ちゅぷっじゅるっ!んうぅぅっ!///」

実況『激しく唇を貪る志藤!パワプロ、突然の攻撃に太刀打ち出来ません!』

パワプロ「んうぅ……」ガクッ

玲美「じゅるっちゅうぅぅぅっ……ぷはっ!さっきの愛の告白、サイッコーでしたっ!思わず想像妊娠してしまうところでした!///」

パワプロ「」チーン

実況『パワプロ、志藤の激しいディープキスにより酸欠で気絶したようです』

玲美「……嬉しすぎて、ついやり過ぎちゃいました♪」テヘペロ

玲美「あっ、どうせならこのまま本番……///」

矢部「それ以上は全国のテレビがAVになってしまうのでNGでやんすぅー!」

÷・・・・・
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:39:40.75 ID:Z+t8URUY0
玲美『という感じで、私達の最後は……甲子園優勝と言う、最高の結果で終わりました!』

玲美『その後、私達は鳴響高校に戻って来て……屋上に、先生を呼び出しました』

パワプロ「………」ガチャ

玲美「……来てくれたんですね、先生っ」

パワプロ「好きな人の頼みなら断れないからね」

玲美「んっ!今のでまた絶頂しちゃいました///」

パワプロ「……急に平常運転に戻ったね」

玲美「やっぱりこっちの方が私らしいですから。それに……」スススッ…

玲美「先生は、そんな私を好きになってくれたんですよね?///」カチャカチャガチャンッ

パワプロ「あはは……惚れた弱みって奴かな?」

玲美「あっ、その言葉だけで……んんっ!本題に入りましょう。先生と音吹さんは、本当に交際していらっしゃらないんですよね?」

パワプロ「うん」

玲美「じゃあ、あの夜の会話は……」

パワプロ「それは……」
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:40:17.32 ID:Z+t8URUY0
÷・・・・・

パワプロ『答え合わせタイム。“ ”で囲まれた部分が玲美ちゃんが聞こえた部分みたいだね』

奏「……ねぇ、パワプロ君」

パワプロ「……な、何かな?」

パワプロ(大丈夫……奏ちゃんは大丈夫……!)

奏「“玲美ちゃんのこと”、どう思ってるの?」

パワプロ「……え?」

奏「だって、いつも……その、痴女染みたことばっかりしてるでしょ?」

パワプロ「……まぁ、うん」

奏「やっぱり、嫌いだったりする?」

パワプロ「………」

奏「………」

奏(もし、パワプロ君が玲美ちゃんのことを嫌っていたら……)

奏(その時は堂々とアタックしちゃう!玲美ちゃんには悪いけど、パワプロ君は渡さな……)
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:40:51.35 ID:Z+t8URUY0
パワプロ「……確かに、普通なら“嫌い”になるかもしれない」

奏「……!」

パワプロ「だけど、やっぱり俺って馬鹿なのかな。あれだけ猛烈に変態アタックをしかけられている内に……」

パワプロ「段々、志藤さんに……その、惹かれるとはちょっと違うかもしれないけど……」

パワプロ「何だかんだで、2人で騒ぐ時間が当たり前になってたっていうか」

奏「………」

パワプロ「自分でもよく分からないんだけど、一緒にいて……少なくとも、“居心地が悪い”と思ったことはないかな」

奏「………」

奏(それって……)

奏「……じゃあ、玲美ちゃんのこと……“好きなの”?」

パワプロ「え?う〜ん……嫌いじゃないのは確かだけど、そういう気持ちは“考えたことない”かも」

パワプロ(……志藤さんへの気持ち、か)

奏「……そっか」

奏(それなら、まだ私にもチャンスがあるってことだよねっ!)

奏「パワプロ君っ!」

パワプロ「どうしたの?」

奏「絶対……ぜ〜ったい!一緒に甲子園に行こうね!」

パワプロ「……うん、必ず!」
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:41:31.86 ID:Z+t8URUY0
÷・・・・・

玲美「………」ズーン

パワプロ「……大丈夫?」

玲美「じゃあ私はそんな勘違いでず〜っとスランプ状態だったんですね……」

パワプロ「……ごめん。俺がもっと早く気づいていれば……」

玲美「いえ、先生は悪くありません。そもそも私があれだけ先生に直球で想いを伝え過ぎたから……」

玲美「正直嫌われても仕方ないことばかりしてきましたし」

パワプロ「うんそれは確かに」コクコク

玲美「そこは嘘でも『気にしてないよ』って言って下さいよぅ」

パワプロ「あはは、ごめんごめん。でも、玲美ちゃんへの気持ちは……本物だよ」

玲美「んうぅっ///」ビクビクッ

パワプロ「……またイったんだ」

玲美「しゅ、しゅみましぇん……せんせぇに好きって思ってもらえるだけで、子宮が疼いてぇ……///」

パワプロ「……ぷっ、あははははっ!」

玲美「……先生?」

パワプロ「いや、やっぱりこれこそが俺達の日常だな〜って」

玲美「……そう、ですね。いつもこんなことばかりしてましたもんね」クスッ

パワプロ「でも、これからは……恋人としての、カップル生活を歩んでいくことになるのか」

玲美「……はい。というわけで早速……コホン」

パワプロ(あっ嫌な予感がする)
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:43:01.54 ID:Z+t8URUY0
玲美「先生!子作りのコツを教えて下さい!」

パワプロ「うーんやっぱりこうなるかぁー」

玲美「私達は恋人同士ですよ!?性行為くらい普通です!///」ハァハァ

パワプロ「いやでも最初くらいは健全なお付き合いがしたいかな〜って」

玲美「もう我慢出来ないんです!せんせぇ!股間のバットで私のグラウンドを///」

パワプロ「初エッチが屋上なんてレベル高すぎるよ。一旦落ち着こう?ね?」

玲美「無理ですっ!///」ハァハァ

パワプロ(どうしようこれは逃げた方が良いか?でも恋人だしなぁ)

玲美「あ、逃げようと思っても無駄ですよ?ドアの鍵ならかけておきましたから」ニッコリ

パワプロ「えっ?あ……嘘っ!?いつの間に!?」ガチャガチャ

玲美「さぁ先生……私と愛のタッグトレーニング、シましょう……?///」ジリジリ

パワプロ「で、でででででもいきなり青姦は」アセアセ

玲美「今は夏休みですし学校には部活組以外いません!それに屋上なら誰にも何も聞こえません!///」ハァハァ

パワプロ「俺は開拓高校の逆襲球児じゃないよ!?いたって健全な鳴響高校の野球部員だから!」アセアセ

玲美「先っぽだけ!先っぽだけですから!///」ガシッ

パワプロ「うわ掴まれた!?しかも力強っ!?」グググッ

玲美「今の私はオールSで全ての特殊能力持ちです!先生の特殊能力なんて打ち消しちゃいますっ!///」

パワプロ「あの告白だけで何でそうなるの!?」

玲美「んうぅぅっ!もう辛抱たまりませんっ!先生!覚悟ぉぉぉぉぉぉぉぉっ!///」

パワプロ「うわあああああああああああああああああああああ」




疲れがたまった

弾道が上がった

初球○が身に付いた

アベレージヒッターが身に付いた

広角打法が身に付いた

連打○が身に付いた

バント○が身に付いた

かく乱が身に付いた

満塁男が身に付いた




奏「………」

奏(玲美ちゃんに、取られちゃったな……パワプロ君のこと、私も好きだったんだけどなぁ……)

奏(でも、パワプロ君が選んだんだから……仕方ないよねっ。だから、応援してあげなくちゃ!)

奏(大好きな人が、大切な人と……上手く、いくように……)

奏「……っ」ジワッ

奏(だ、ダメ……泣いちゃダメ、なのに……!応援してあげなきゃ、ダメ……なのに……!)ポロポロ

奏「ぐすっ……パワプロ君……パワプロ、くぅんっ……うぅっ、えぐっ……!」ポロポロ
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:45:21.21 ID:Z+t8URUY0
÷・・・・・

玲美『そして月日が流れて……ドラフト会議の日です!』

矢部「それにしても甲子園優勝からもう数ヶ月……時間が経つのは早いでやんすねぇ」

パワプロ「……ソウダネ」ゲッソリ

玲美「ですねぇ……」ツヤツヤ

矢部(……パワプロ君、凄くやつれてるでやんす。そして志藤さんはツヤツヤ……もう察したでやんす)

『それではただいまより……』

矢部「あっ、始まるでやんす!」

パワプロ「……志藤さんはほぼ確定として、俺の名前……出るかな」

玲美「当然です!甲子園決勝まで来られたのは、先生のお陰と言っても過言ではありませんから!」

矢部「そうでやんすよ!パワプロ君のファインプレーが無かったら、多分どこかで負けてたでやんす!」

パワプロ「そ、そうかな?ありがとう、2人共……」

『それでは1位の発表です……』

『1位 鳴響高校 外野手 志藤玲美』

玲美「あ……私の名前ですっ!今呼ばれました!」パァッ

パワプロ(知ってた)

矢部(でやんす)

パワプロ「……おめでとう、志藤さん!」

玲美「ありがとうございます!でも、出来れば私が下位で先生が1位の方が……」

パワプロ「いや、甲子園で有終の美を飾った志藤さんが1位で良いんだよ。むしろ俺がスカウトでもそうしてる」

矢部「同感でやんす。あの時の志藤さんはヒーローでやんすから!」

玲美「でも、それは先生のお陰で……」

『次は2位です……』

『2位 鳴響高校 外野手 パワプロ』

玲美「!」

パワプロ「……っ!俺の名前……夢じゃないよな……!?」

矢部「やったでやんす!パワプロ君、志藤さんと同じ球団の2位指名でやんすよ!」

パワプロ「うおおおおおおおおおおおお!やったあああああああああああああっ!」

玲美「流石です先生!やっぱり先生は先生でした!」

矢部(ドラフト1位の志藤さんが言うと微妙に嫌味に聞こえるでやんすね。悪気が無いのは分かってるでやんすが)
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:46:49.99 ID:Z+t8URUY0
÷・・・・・

玲美「先生と私が2人でプロ野球に……あぁ、夢みたいです……!」

パワプロ「……俺も同じ気持ちだよ。夢を叶えただけじゃなく、大好きな人と……2人で歩めるなんて」

パワプロ「本当に、幸せ過ぎて……何だか、現実味が無くなってきたような……」

玲美「確かにかつて私が先生の服の香りに包まれて妄想した内容がそのまま現実になったので凄く驚いてますけど……」

パワプロ(あの時か。俺が帰った後でそんなことしてたのか)

玲美「でも紛れも無く現実です!ほっぺが腫れるほどツネって確認しましたから!」

パワプロ(あーそれで頬に絆創膏貼ってるんだ)

玲美「……でも、私達はまだゴールしたわけじゃありません」

パワプロ「……うん、分かってる。むしろ……ここからが、本当のスタートだもんね」

玲美「はい!これから先生と私で所属球団の黄金時代を作りましょう!」

パワプロ「また凄く大きな目標だね」

玲美「でも、高い目標ほど燃えますよね?」

パワプロ「……うん。折角2人でプロの世界に入るんだ。それくらいやってのけないとな!」

玲美「それでこそ先生……パワプロさん……う〜ん……」

パワプロ「……どうしたの?」

玲美「これからは貴方って呼んでも良いですか?」

パワプロ「まだ付き合って半年も経ってないのに!?」

玲美「愛に時間は関係ありません!それに結婚を前提としたお付き合いで良いじゃないですか!子供を作る準備だって……///」ポッ

パワプロ「それはまだ早いっ!」

玲美「あうっ」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:48:31.64 ID:Z+t8URUY0
玲美『こうして、パワプロさんと私は鳴響高校を卒業し……プロ野球の世界に足を踏み入れました』

玲美『これから先、どんなことが起こるかは分かりません。いくら甲子園で優勝しているとしても、その力がプロで通用するかも分かりません』

玲美『ですが、私はどんな困難にも負けません!隣にパワプロさん……かつて私を支えてくれた、大好きで尊敬している先生がいてくれれば……』

玲美『怪我もスランプもなんのそのです!ず〜っとノリノリで相手チームに勝ち続けます!』

玲美『それに私は今回の甲子園で、パワプロさんの愛の力で投手としても覚醒しました!』

玲美『これからは野手だけでなく、投手としても大活躍して……』

玲美『パワプロさんが打点を稼ぎ、私が守る……まさに無敵の夫婦タッグです!』

玲美『そして将来は、夫婦で活躍するプロ野球選手としての名を世界中に……///』



奥居「よう!お前がパワプロか!オイラは同期の奥居!よろしくな!」

パワプロ「初めまして!こちらこそよろしく!」

奥居「そしてこっちが女性プロ選手の志藤か!いや〜ついに女の子もプロ進出か〜!」

奥居「こんな可愛い娘がチームメイトなら、オイラすげー頑張っちゃうぜ〜!」

玲美「ふふっ、でも私はパワプロさんのお嫁さんですから」

奥居「マジで!?もう婚約してるのかよ〜!凄いな〜お前達!応援するぜ〜!」

玲美「ありがとうございます!同じプロ野球選手同士、ベストを尽くしましょうね!」

パワプロ「あはは……」

パワプロ(本当はまだ婚約止まりなんだけど……まぁ良いか)



玲美『その後、私達夫婦タッグに奥居さんも加わり……球界の歴史に残る大活躍を遂げるのですが……』

玲美『この話はまた次の機会ということで……』

パワプロ「おーい玲美ー!監督が呼んでるぞー!」

玲美「あっ、はい!今行きますっ!」

玲美『……私、今……最高に幸せですっ!』




お し ま い

マイライフ編に続……かない!
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/08/14(火) 18:49:35.06 ID:Z+t8URUY0
終わった!やっと終わったぁっ!短編のつもりがここまでgdgd長引くとは……!
ここまで読んでくれてありがとうございました!流石にマイライフ編30年は無理ですサーセン
最後に一言……志藤さん可愛い!パワプロ2018で志藤さんだらけのチーム作ってペナント回すくらい可愛い!
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/14(火) 21:34:44.19 ID:yqCUV2xxo
おつおつ
しどれみは強いし可愛い、なんで彼女枠じゃないの?
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/16(木) 04:24:59.11 ID:5qA+SkQzO
子供がプロ入りするまで続きはよ!
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