加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/01(土) 13:18:29.27 ID:HGHj6cYl0
艦これSS、二次・三次創作、エログロ、駄文、安価、
及び人によっては受け入れられない展開注意です

このスレは
『ヲ級「くっ……コロセ……!!」  提督「……」』
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1486651164/
『テスト「……」ニコッ 提督「テスト……」』
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1493826735/
『長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」』
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1507975466/)
の続きとなっております

良ければ読んでいってください

どうぞよろしくお願いします
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/01(土) 13:20:25.72 ID:HGHj6cYl0
黒潮「か、加賀さん……」

浦風「い、いや、これは……」

加賀「そこは提督の部屋よ。そんなところで言い合いしていたら提督にご迷惑でしょう?」

「「はい……すいません……」」

加賀「分かったのなら部屋へ戻りなさい。いいわね?」

「「っ……はい……」」

加賀「……」スッ

黒潮「……って待たんかい!!」

浦風「何しとん加賀さん!?」

加賀「……提督に御用があるんです」

黒潮「はあ!?あ、分かったそう言うことやな!?ならうちらだってそうや!!女としてここで引き下がられへん!!」

浦風「加賀さんもなん!?っ……あの人はもう……まあええわ!!けど提督さん今日は予定なしなはずじゃ!!加賀さんも奇襲なんじゃね!?」

加賀「……いいからあなた達は帰りなさい。これからは大人の時間よ」

黒潮&浦風「「絶対嫌や(じゃ)!!」」

加賀「っ……!!もういいわ……そこを退きなさい……!!」

黒潮「いやぁああああ!!嫌や嫌や!!ウチは負けへん!!女の意地や!!」

浦風「うちは絶対退かん!!じゃけぇ加賀さんが帰っちゃってください!!」

提督「!?」

提督(引継ぎの準備やらなんやらがやっと終わって部屋へ戻ってきたら、何事か起きていた。俺の部屋の前で言い争っているのは加賀と黒潮と浦風か)

提督「何をしているんだ?」

「「「っ!!提督(司令はん)!!」」」

提督(俺が呼びかけると三人が俺の方を向いた。そして我先にと迫りくる。まるで襲いかからんばかりに)

提督「っ!?」

加賀「提督!!私、提督が行ってしまうと考えるだけで……今日は他の子のところなんて行かないで……!!どうか私と居てください……私に戦う勇気を……お願いです……!!」バッ ダキッ

提督(一番俺に近かった上に体も駆逐艦娘に比べて成長している加賀がまず最初に俺の胸に飛び込んできた。そして保護欲をそそる表情で俺を見上げ、そう訴えてくる)

浦風「提督!!だめじゃ!!加賀さんじゃなくてうちを……うちと居て!!この中で一番提督を愛しているのは間違いなくこの浦風じゃ!!」ダキッ ギュッ

提督(次に浦風が俺の首に腕をまわして抱きついてくる。切なそうに眉尻を下げ、目に涙をためていた)

黒潮「あかんで司令!!ウチの方が司令のこと思っとる!!それに、その二人は絶対無茶するで!!今日はウチが司令のこと優しく労わるから……ウチと居よ……?」スッ ピトッ

提督(最後に黒潮が空いている俺の背後に回ると背中に優しく抱きついてくる。俺の背中に顔を埋め、密着してきた。ぞくぞくするウィスパーボイスで囁かれる)

提督(俺を巡って三人が争っていた。それが、隠していたが、大きな失敗をして左遷されて挫折感に苛まれて傷ついていた自尊心を慰める)

提督(加賀のような美人や黒潮と浦風のような美少女が俺を取り合っている。他の奴らに見せつけてやりたい光景だ)

提督(この子たちは最上級の女だ。その容姿端麗さはイメージが重要な軍の広報に彼女たちが使われ、絶大な実績を上げている程ことからも分かる)

提督(それに加えて性格も良いのだ。戦争に涙する優しさ。そして立ち上がり戦場で戦う強さ。さらにその地獄のような戦乱の中で道理を失わない正しさを持っている)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/01(土) 13:24:09.79 ID:HGHj6cYl0
提督(もちろん、人間だ。完璧ではない。感情に引っ張られて間違いを犯したり暴走したりもする。しかし、現実的に望みうる中で最高だろう)

提督(美しい魂はやはり美しい体に宿るのかもしれない。天は二物を与えずとは誰が言った?ここに奇跡が居ると教えてやろうではないか)

提督(そんな、一つ間違えれば触れ難い存在になってしまいそうな彼女たちに人間らしさや親しみを与えているのが彼女たちの個性だ)

提督(加賀の不器用なところはとてもいじらしい。気さくな黒潮とはどれだけ一緒に居ても疲れることは無い)

提督(快活な浦風には何度心が救われたことか。名女優やトップアイドル並みに人気があるのがよくわかる)

提督(男ならば一度は夢見るものだ。そんな誰もがうらやむような女に愛されることを。そして隣に侍らせ、他の男に見せつけてやることを)

提督(だが悪いな、世の男性諸君。そんな奇跡の賜物たるこの子たちは皆俺のモノだ。絶対に手放さない。……もし彼らが知ったらどう思うのだろうか?)

提督(憧れの艦娘たちが俺の前では娼婦に堕ちることを知ったら……こうして俺の愛を求めて争う様を知ったら)

提督(本来なら一人一人が普通に恋愛し、結婚していただろう。だが、俺のモノにしてしまった。純粋だったこの子たちを染めてしまった)

提督(もうあり得た未来の旦那のモノになることは永遠にない。なんたる背徳感!!気分は聖書に出てくるアダムとイブを誘惑した蛇だ)

加賀「て、提督……?」

浦風「ど、どしたん……?」

黒潮「だ、大丈夫……?」

提督「っ!!あ、ああ、大丈夫だ」

提督(不安そうな三人の声。それで我に返った。いけない……よくないことを考えていた……自制しなくては……さもなくば、越えてはいけない一線を越えてしまう)

提督「実は明日、朝は遅いんだ。明日の分も今日のうちにそこそこ片づけてしまったからな。だから時間はたっぷりある。三人でゆっくりしないか」

加賀「さ、三人でですか……?」チラッ

浦風「っ……」チラッ

黒潮「うーん……」チラッ

提督(俺の提案に最初、三人とも微妙な反応を見せた。加賀がちらりと浦風に視線をやり、思案している)

提督(浦風も加賀と俺の背中にくっついている黒潮を伺った。きっと黒潮も浦風の様子を確認しているのだろう)

黒潮「……まあ、ええんちゃう?」

浦風「そうじゃね。仕方ないけぇ、それで我慢じゃ」

加賀「……わかりました」

提督(だが、このままではどうしようもないことを悟ったのだろう。まず比較的寛容な黒潮が妥協を示した)

提督(その結果、他との関係をあまりよく思っていない浦風と加賀も不満気ながら妥協する。よかった。では俺もやるべきことをやろう)

提督(彼女たちに後悔させないと誓った。俺には三人を満足させる責任がある。あとは有言実行あるのみだ)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/01(土) 13:27:50.90 ID:HGHj6cYl0


提督(その後、俺たちは軽く夕食をとりつつ酒を嗜む。酔いは心の壁を取り払ってくれる。そして身内の話で盛り上がった)

提督(こういう時、共通の話題があることは助かる。特に加賀と駆逐艦娘の二人は趣味嗜好が全く違うからな)

提督(最初は互いに牽制し合って硬かった場の雰囲気もだいぶ和んだ。もともと、加賀と黒潮、浦風は同じ艦隊になることも結構あったからな)

提督(仲が悪いわけではないのだ。ただ、俺をめぐってシュラバヤ沖で一触即発の事態になっていただけで……)

提督「ん、酔いが回ってきたようだ……っ……あぁ、気持ちいい……」グググ

加賀「疲れているのね、提督」

提督「ああ。最近は引継ぎで忙しくてな……ずっと机仕事だ」

浦風「うちが肩でももんであげよか、提督?」

黒潮「っ!!せや、ならウチらで良いことしたげよ。頑張ってる司令にご褒美や!!」

提督「ご褒美?」



提督「おぅ……いやぁこれは……素晴らしい……」

提督(黒潮の言うご褒美とは温度を調節したサウナで全身をマッサージすることだった。ご丁寧にベッドまで持ち込んで)

提督(もちろん、誰も入ってこないように清掃中の札をかけるのも忘れずに。まあ、この時間にサウナを使いに来る人はいないだろうが)

加賀「そうですか。ならよかったです」モミモミ

提督「クセになりそうだ……これからもちょくちょく頼もうかな」

黒潮「司令、ほんまええ体やなぁ……男の体って感じやわぁ」

提督「空いた時間でそれなりに努力しているからな。君たちに釣り合うように頑張っているのさ」

浦風「提督……傷だらけじゃねぇ……」モミモミ

提督「ああ……まあ、男の勲章だ。少なくとも、もう誰にも自分は安全な後方で指揮だけ執っているとは言わせないぞ」

加賀「本来ならそうあるべきです。そんな誹りを気にしないでください。もし提督に万が一があったら……私は……」

黒潮「せやで。加賀さんの言う通りや。司令はんはもう取らなあかん責任がぎょうさんあるやろ?」

浦風「もし勝手に死んだりしよったらあの世まで追いかけてぶちまわしたるけぇ、よーく覚悟しときぃよ?」

提督「大丈夫だ。俺だって君たちを残して死ぬつもりはないよ」

提督(うつ伏せに寝そべる俺の左の肩回りを黒潮が。右の肩回りを加賀が。腰を浦風が揉んでくれる。あぁ、いい……!!)

提督「熊野が通い詰めるのも納得だなぁ……極楽極楽……」

提督(心地よい暖かさとマッサージのじんわりとした気持ち良さに眠くなってくる。微睡ながらマッサージを堪能した)

提督「……っ」

提督(っていかんいかん。眠ってしまったらダメだ。きっともう起きれないぞ。それに、このまま寝てしまうのは勿体ない)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/01(土) 13:30:36.56 ID:HGHj6cYl0
提督「……」チラッ

加賀「……?」モミモミ

提督(やはり年長者だけあって加賀が一番官能的な体をしている。どっしりとした大きな胸、いい感じに締まった腹回りに肉付きの良い腰回り)

提督(ノースリーブで裾の短い白の湯着を着ているが、とても色っぽい。湿度の高いサウナに居るために汗でそれが素肌に張り付いているのだ)

提督(透けて肌が見えている。さらに、きつそうに押し広げられた胸元からは零れんばかりの巨乳の谷間が丸見えだ)

提督(そして太腿までしかない裾からは体勢によっては加賀の秘所を覆う白い薄布がちらりと誘うように視界に映る)

提督「……」ムクムクムク

加賀「……///」テレッ

提督(俺に見つめられた加賀は照れて頬を赤く染めた。目を伏せてマッサージを続ける。体が動くたびに揺れる胸)

提督(スイッチが入れ替わった。眠気が跡形もなく消え去り、性欲が首をもたげる。ああ、けどマッサージも気持ちいい)

提督(このままマッサージされながら誰かに抜いてほしいな。仰向けにれば察してくれるだろうか……)

黒潮「もう……加賀さんだけやなくてウチのことも見て」

提督「!!」

提督(拗ねたような声。衝撃が走る。俺の中で閃くものがあった。俺はゆっくりとそちらの方へ向く)

黒潮「えへ……」ニコッ

提督(すると嬉しそうにはにかむ黒潮が視界に入る。黒潮もまた肌に張り付いた湯着が透けていて欲情を掻き立てる姿だった)

提督(き、気のせいか……?いや、待て。俺は目を閉じる。そしてそれを確かめるべく口を開いた)

提督「黒潮」

黒潮「どしたん?司令はん」

提督「……!!」

提督(……っ!!たぶんそうだ。だが口調が……しかし、もしそうなら……俺はもう一度加賀を見る)

提督「……」チラッ

加賀「……?」

黒潮「司令はん?もう、なんやの……?」

浦風「提督、まさかうちのこと忘れとらんよね……?」グイッ

提督「っ!?」ビクッ

提督(黒潮と浦風が不満気な声をあげる。特に浦風は痛いくらいにツボを押してきた。つい声が出そうになる)

加賀「提督……?」

提督(だがきょとんとした様子の加賀を見るとこれからしようとしていることにわくわくが止まらなかった)

提督(感情表現が苦手とはいえ、さすがに大きな感情は顔にも大きくでる。このすまし顔がどうなるのか見ものだな……!!)

提督「ありがとう、皆。もう大丈夫だ。そして悪いが黒潮、浦風、来てくれ。加賀はここで待っていてくれ。すぐ戻る」

加賀「そうですか、分かりました」

黒潮「了解や。どうやった、司令はん?おぉ……!!」

浦風「その顔、何か悪いことたくらんどるじゃろ」

提督(俺の言葉に加賀が少し残念そうにそう答える。体を起こし、立ち上がると黒潮が無遠慮に俺のモノを凝視する)

提督(そして浦風がまるでいたずらっ子を見るお姉ちゃんといったような表情で俺を見つめてきた)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/01(土) 13:32:08.07 ID:HGHj6cYl0


提督「黒潮。君、標準語でも喋れるだろう?」

浦風「標準語?」

黒潮「なんやの急に?」

提督(加賀に声が聞こえないようにいったん脱衣所に出た俺たち。俺の質問に二人が意味が分からないというように眉をひそめて俺を見つめている)

提督「どうなんだ、黒潮?」

黒潮「まあ喋られへんことないけど……」

提督「よし!!じゃあ黒潮」スッ

黒潮「?」

浦風「……」

提督(俺は黒潮の耳に口を寄せる。黒潮もまた俺に耳を寄せた。そんな俺たちに面白くなさそうな顔をする浦風)

提督「赤城のモノマネをしてみてくれないか?」

黒潮「あ、赤城はん?えっ、なんで?」

提督「いいからいいから。頼む、黒潮」

黒潮「ん〜……まあええけど……」

提督(いきなりの赤城のモノマネをしろとの頼みに困惑する黒潮。しかしそこは関西人。拒否することは無かった)

提督「よし。浦風。採点頼むぞ」

浦風「えっ?何の?」

黒潮「ん、ん〜。あ〜。こほんこほん。よっしゃいくで」

提督(戸惑う浦風をよそに黒潮が喉の調子を整える。どうだろうか?きっと上手い……いや、そっくりだと思うのだが)

提督(赤城と黒潮は声質が似ている。だがさすがに赤城の方が落ち着いた声をしているし、黒潮の方が子供らしい高い声だ)

提督(しかし先程の黒潮の囁きはいつもの黒潮と違い大人びた声で……つい赤城かと思うほどだった)

提督(思い返せばたまに赤城が出す高めの声。あの声は黒潮に似ている。だがそう思うのは俺だけかもしれない)

黒潮「この勝利に慢心しては駄目。索敵や先制を大事にしないと……って、頭の中で何かが……」

浦風「!?」

提督「やっぱり……!!」

提督(少し大げさというか何というかという感じだが、赤城だった。浦風が目を見開いてびっくりする)

黒潮「烈風?いえ、知らない子ですね。流星?九七艦攻とは違うのですか?」

浦風「あ、赤城さんじゃ……!!えっ、ばり上手い!!黒潮、そないな特技持ってたん!?」

黒潮「えっ?ほんま?そない似てるん?」

提督「ああ、完璧だ。ふふ……いいことを思いついたんだ、二人とも。協力してくれ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/01(土) 13:33:16.91 ID:HGHj6cYl0


提督「どうだ、加賀?」モミモミ

加賀「んっ……ふぅ……はい……気持ちいいです……お上手なんですね……提督」

提督「ああ、まあな」

提督(その後、サウナに戻った俺たちは加賀を言いくるめてマッサージを受けさせていた。最初遠慮していた加賀も一度受け始めればすぐに虜になってしまう)

提督(しばらく普通マッサージを続ける。気持ちよさに微睡んでしまう加賀。そろそろか。俺は加賀の腰をマッサージしていた手を尻まで這わせる)

加賀「!!」ピクッ

提督(指が沈み込む柔らかさ。堪能する。加賀の体がピクリと反応した。そしてちらりと左右の黒潮と浦風を窺う)

提督(二人はそれに気が付いていないふりをしていた。加賀はもぞりと体を動かす。それは抗議や拒否の意味だったのだろうか)

提督(羞恥心も人一倍の加賀だ。二人の前でなど耐え難いだろうな。だが俺は気にせず湯着の下に手を入れると尻を揉みしだく)

加賀「……!!」カァッ

提督(二人が居るために満足な抵抗もできず、拒否を伝えることもできない加賀。どうやら必死で耐えているようだ)

提督(俺はそのまま手で薄布を撫でる。固しっとりと湿ったそれは汗の為か、それとも……確認せざるを得ない)

提督「……」スッ ツプッ

加賀「っ……」ピクッ

提督(俺は加賀のショーツをずらすと秘所へ指を埋める。きゅんと締まったそこはしかし、ぬるりと濡れていた)

提督「……」クチュクチュ クリッ

加賀「っ!!」ビクッ

提督(それは汗では考えられないような粘性を持った体液だった。俺は手淫を続ける。硬い突起に触れた瞬間、加賀の体が跳ねた)

黒潮「加賀さん?どうしはったんですか?」

浦風「痛かったですか?ごめんなさい……」

加賀「い、いえ、違うわ。ありがとう。十分に堪能させてもらいました」

提督「まあそう遠慮するな。もう少しゆっくりしてくれ」

加賀「て、提督……!!」

黒潮「そうですよ。いつも頑張ってはるんですからこういう時ぐらいゆっくりと休んでください」

浦風「どうですか、加賀さん?うち、昔はよく祖父母や両親にしてましたけぇ結構自信あるんですよ」

加賀「い、いえ……もうこれ以上は……っ!!」グッ ビクン

提督(マッサージを止めない俺たちに加賀は強引に立ち上がろうとした。そこで俺は加賀の急所に鋭い一撃を入れる)

提督(それに対して加賀は何とか声を上げずに耐えきった。まあ、ぎりぎり耐えきれるよう加減したのだが)

提督「ほら、二人もそう言ってくれてるぞ?」

加賀「わ、分かりました……」

提督(立ち上がるのをやめた加賀はおとなしくマッサージを受け続ける。俺はじわりじわりと快楽を与えていく)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/01(土) 13:37:32.96 ID:HGHj6cYl0
加賀「っ……ぁ……!!」

黒潮「気持ちええですか、加賀さん?」

加賀「え、ええ……んっ……!!」

黒潮「ほんまですか?よかったです」ニコッ

浦風「こことかどうですか、加賀さん?」グイッ

提督「……」キュッ

加賀「ぁん!?っ!!す、少し優しくしてくれるとありがたいわ……」

浦風「あ、ごめんささい、加賀さん……」シュン

加賀「い、いえ、でも本当気持ちよかったわ。少し刺激が強かっただけで……気にしないで」

提督(溢れる愛液。加賀は必死で耐えていた。それでも漏れる喘ぎを震える声で必死に取り繕う加賀)

提督(ぞくぞくした。さて、そろそろだ。すっかりできあがっている加賀の体。俺は止めを刺すために責めを激しくする)

提督「……」ヌプン グイッ

加賀「っ!?」ビクン

提督「……」クチュクチュ クリクリ

加賀「ぁ……あぁっ!!提督!?や、待って……!!あん!!」ゾクゾクゾク

黒潮「大丈夫ですか、加賀さん?」

浦風「そんなに気持ちいいですか、加賀さん?」

提督(体が快楽に跳ね、喘ぎどころか嬌声をあげてしまった加賀。その隠しようのない痴態にそれでも加賀がなんとか取り繕おうと二人を見上げた)

加賀「んはぁっ!!ま、待って!!こ、これは違ぁっ!!ち、違うのよ、二人とも……」ビクッ ビクッ

黒潮「何が違うんですか、加賀さん」ニタァ

浦風「気持ちよくないんですか、加賀さん」ニタァ

加賀「……!?あ、貴方たち……!!はぁっ!!あぁああ!!」サァッ ビクン

提督(そして気が付く。その二人が妖艶な笑みを浮かべて自分を見下ろしていることに。瞬間、加賀が全てを悟って絶望の表情を浮かべる)

提督(自分の痴態がその二人に全て晒されてしまうのだということを理解したのだろう。だが、次の瞬間には耐えようのない快楽に蕩けてしまう)

黒潮「加賀さんってほんまに胸、大きいですよね?ウチもこうなりたいんですけど何かアドバイスしてくれます?」グイッ モミモミ

加賀「や、止めなさい!!お願い、止めて!!あぁん!!はぁっ、あぁ!!」 グググググ

浦風「こことかどうですか?うちも提督さんにすっかり女にされたけぇ、どこがいいのか分かるんですよ、加賀さん」ギュッ クリクリクリ

加賀「ダメッ!!そこはぁ!!っ……お願い……もう赦して……!!あっ!!ああああっ!!」 ビクン

提督(なんとか逃げようとする加賀を押さえつける黒潮と浦風。そして加賀の胸を責める。俺が調教したように胸を揉みしだき、その先端の突起を弄る)

提督(同じ女としてどのように責められたら耐えられないのか身をもってよく知っているのだろう。加賀が哀れに赦しを懇願した)

提督「駄目だ。我慢するな、加賀。イけ。快楽に身を任せろ」ジュプジュプジュプ

加賀「いやっ!!止めて提督!!てっ、あぁああああああああああっ!!」ビクンビクンビクン

「「……!!」」ゾクゾクゾク

提督(俺が止めと言わんばかりに指でGスポットを強襲する。ついに加賀が淫らに体を張って嬌声をあげた。絶頂してしまったのがまるわかりだ)

提督(その様を駆逐艦娘二人が息を呑んで見守っていた。本来、自分が守るべき空母を自らの手で快楽の海に沈めてしまったのだ)

提督(二人の顔にはサディスティックな笑みが浮かんでいた。ああ、そうだろうな。大型艦を撃沈するのは駆逐艦娘にとって最上の譽だ)

提督(もう加賀は二人にとって守るべき護衛対象ではなく極上の獲物となっていた。なんせあの一航戦の加賀だ。これほどのモノはなかなか食えないだろう)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/01(土) 13:41:06.35 ID:HGHj6cYl0
加賀「はぁ……はぁ……はぁ……」ハイライトオフ

提督(加賀はぐったりとしていた。その表情には快楽と絶望が混じり合っており、目には光が無い。まるでレイプされたあとのようだ)

提督「黒潮、浦風。加賀に目隠しを。そしてもっとマッサージをしてやれ」

黒潮「了解や、司令はん。失礼しますね、加賀さん」

浦風「まかしとき♪もっとよくしちゃるけぇ、堪能しちゃってぇな、加賀さん」

加賀「い、嫌……!!」



加賀「もう赦して!!赦してぇ!!あぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」ビクンビクン

黒潮「あっは……!!」ニタァ

浦風「ええ顔じゃねぇ、加賀さん♪」 ニタァ

提督(再び絶頂を迎えた加賀。開いた口からは涎が垂れていた。一方、駆逐艦娘の本能が存分に満たされている二人は獰猛な笑みを浮かべている)

提督(黒潮と浦風に責められる加賀というのも素晴らしい光景だったが、加賀の心が完全に折れてしまう前にやらなくてはならないことがある)

提督「黒潮」

黒潮「ん、了解や。ほな、また後でな、加賀さん」

加賀「……」

提督(俺の呼びかけに黒潮が応える。そしてサウナを出ていった。俺は加賀に歩み寄る。その気配を感じ取ったのだろう。加賀が反応した)

加賀「提督……なぜ……なぜこんなことをするのですか……?」

提督「それは君のためだ、加賀。浦風」

浦風「まかせんさい♪」スッ モミモミ クチュクチュ

加賀「あっ……だめ……提督……もう赦してください……!!」

提督(俺の一声で浦風が再び加賀を責め始める。背中から胸と秘所に手を伸ばし、容赦なく揉みしだき、弄ぶ)

提督(加賀が弱々しくそう呟く。しかし加賀の想いとは裏腹に体は素直に反応してしまっていた。暫し、美少女が美人を責める様を楽しむ)

ガチャリ

提督「!!」

提督(そしてついにこの時が来た。黒潮が戻ってきた。無言でサウナ扉を開ける。悪戯っぽい笑みを浮かべていた)

黒潮「か、加賀……?」

提督(そして赤城の声真似をしながらまるで目の前の光景が理解できないというように震えた声で加賀を呼ぶ)

加賀「っ……!!」ピクッ

提督(本来なら、加賀なら聞き分けたのかもしれない。しかし容赦ない辱めを受けていた加賀にそんな余裕はないだろう。一連の凌辱で反応が鈍くなっていた加賀が、明確に反応した)

↓×1〜3 赤城に自分が無様に辱めを受けているところを見られたと思った加賀の反応
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/01(土) 13:54:31.94 ID:hgI8tIXhO
恥ずかしいと思いながらも提督に堕ちていく自分を見て欲しい(提督に愛されているアピール)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/01(土) 14:07:19.71 ID:p9+gOYtUO
ここは譲れません(提督の首筋にキスマーク)
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/01(土) 14:12:19.11 ID:tA9fQiwWO
自分が見せている痴態への恥ずかしさと最も繋がりの深い相棒を出し抜いていた事実への罪悪感で頭が真っ白に
謝罪と懺悔をしようと必死に行動を図ろうとして提督と浦風にイカされる
はっちゃけを起こして快感に積極的になり赤城に一緒に堕ちることを呼び掛けながら乱れまくる
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/04(火) 10:00:30.28 ID:XMKM464Do
未だ失わぬ独占欲
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 16:40:22.98 ID:GeHNQI920
加賀「ぁ……赤城さん……!?」サァッ

提督(加賀の顔から血の気が引く。かすれた声で赤城の名前を呼ぶ加賀。よし、加賀は完全に黒潮を赤城と信じ込んでいる)

黒潮「何をしているの、加賀……!?」

加賀「あぁ……こ、これは……そんな……っ……」フルフルフル ガクン

「「「!?」」」

提督(力なく首を振りながらうわごとのようにそう呟く加賀。いきなりがくりと首を垂れる。まるで糸が切れた操り人形のように)

加賀「……ふふふ。見てください、赤城さん……私……もうすっかり提督に女にされてしまいました……女の悦びを徹底的に教えられて、虜になってしまったの……」

提督(そして笑った。顔をあげた加賀は黒潮の方へ顔を向ける。そして変に高揚した声音でそう告白した)

加賀「キスを交わして……胸を揉まれて……お尻を撫でられて……そして、ここに提督を受け入れて……提督の立派なのに一番奥を責められる悦び、知ってしまったんです……」

加賀「もう二度と忘れられません……あの幸せ……ああ、私はこの人のモノになるために生きていたんだと悟りました……」

加賀「それまで嫌いだった男性の欲情ばかり煽ってしまうこの体も、今は好きです……だって、提督が悦んでくれるから……」

加賀「この胸で挟んであげるんです……提督のがとても愛おしくて、尊くて……気持ちよくしてあげたくなるの……」

加賀「腰が浮いてきて、提督が切なそうにするのが可愛いんですよ……?とっても熱くて濃いのをたくさん出してくれるんです……」

加賀「他にも手や口を使ったり……男の人の悦ばせ方も調教されました……今ではもう提督のことを想うだけで体の奥が疼いてしまって……」

加賀「赤城さん……私……提督を愛しているんです……提督の為なら、私は何でもできる……」

加賀「失望しましたか……?でも、ごめんなさい……これが私なの……一航戦の加賀である前に、私は提督の女なの……!!」ゾクゾクゾク

提督(蒼白だった顔にはもう血の気が戻ってきていた。それどころか頬を赤くしている。加賀の告白に俺はたまらなくなった)

提督「加賀……!!お前の思いは確かに聞いたぞ……!!それに応えてやる!!」バッ スッ ピトッ

加賀「あ……提督……///来てください……!!お願い、赤城さん……私を見ていて……私が、愛されるところ……!!」

提督「っ……加賀……!!」ズププププ ドチュン

加賀「あぁ!!は、入ってきてる!!提督のが……大きいのが私の中に……あぁ!!深い……一番奥まで届いてるのぉ!!」

提督「動くぞ……!!」パンパンパン

加賀「あぁん!!突かれてる!!一番奥!!赤城さん!!見て!!私!!今!!提督に!!愛されてるわ!!」ズチュンズチュンズチュン

加賀「はぁっ!!提督!!愛してます!!ふぁ!!気持ちいいの!!赤城さん見て!!私、提督に!!っぁ!!おかしくなる!!提督!!もっと突いてください!!」

提督「この欲しがりめ!!たっぷりくれてやるから安心しろ!!」

加賀「あぁああ!!赤城さん!!これ凄いの!!見て!!提督の!!こんなのダメ!!おかしくなっちゃう!!見て赤城さん!!」

提督「加賀!!お前は俺のモノだ!!一生離さない!!」

加賀「はい!!そう!!そうです!!私は提督専用です!!お慕いしてます!!だからお願い!!ずっと愛して!!」

提督(容赦なく腰を振る俺に、足を組み付かせて自らも腰を振る加賀。いつもの加賀からは想像できないような淫らな絶叫)

提督(生々しい実況中継だった。浦風が息を呑んで乱れる加賀と俺の結合部を見つめている。ぺたりという足音は黒潮が後退ったのか)

提督(二人とも目の前で繰り広げられる淫らな狂宴に圧倒されているようだ。そうか。なんだかんだで二人とも初めての複数人プレイか)

提督(そんな黒潮と浦風に見せつけるなんて興奮してしまうではないか……!!俺はさらに激しく腰を振って加賀の秘所を突く)
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 16:42:15.63 ID:GeHNQI920
加賀「おく!!おくが!!みて!!すごい!!いちばんおくっ!!つぶされちゃう!!つかれるたびっ!!でんきみたいっ!!しんじゃうぅ!!あかぎさん!!」ビクビクビク

提督(加賀の手が俺の体に回された。俺もそろそろ限界だった。本能のままに種付けプレスの体勢になって加賀を上から突き下ろす)

提督「加賀!!出すぞ!!お前の中に全部!!受け取れ!!っぁ……!!」バチュン ビュルルルルルル

加賀「あぁああああああああああああ!!お、おく……あかぎさん……わたしのなか……あついのが……そそがれてる……!!」ビクンビクンビクン

提督(俺が腰を押し付け加賀の一番奥、子宮口に直接注ぎ込むように果てる。ビクビクと痙攣していた加賀の足がぴんと張った)

提督(蕩けきってだらしなく開かれた口からは唾液が垂れている。目隠しの為に目が見えないがおそらく下品なアへ顔を晒しているのだろう)

提督「っ……」ズルリ

加賀「あへぇ……」ヌポッ ブプッ

浦風「……」

黒潮「……ごくっ」

提督(ぐったりと脱力した加賀。俺がモノを引き抜くとぴくんと反応する。その秘所からは白濁液が噴き出た)

提督(浦風が俺の加賀の愛液にまみれてテカっているモノを無言でじっと見つめている。後ろで黒潮が息を呑んだ)

提督「ふぅ……ほら、加賀。笑うんだ。ピースしろ、両手でな。赤城に見てもらえ。ちゃんと報告するんだ」

加賀「ぅ……」

提督(俺の言葉に加賀がふらふらと両手をあげて顔の隣でピースする。そしてだらしないアへ顔のまま報告を始める)

加賀「あ……あかぎさん……わたし……ていとくのおんなになりました……ていとくにだかれて……しってしまったの……ほんとうのしあわせを……」

加賀「もう……もどれない……ていとくなしじゃいきていけないわ……あかぎさん……わたし……かえられちゃったの……」

加賀「みだらなことなんて……きらいだったのに……だいすきになってしまったの……ていとくのりっぱなのにいっぱいつかれて……かえられてしまったの……」

加賀「ごめんなさい……いっこうせんのかがなのに……こんなにいんらんで……ごめんなさい……」

加賀「おちんぽだいすきでごめんなさい……せっくすだいすきでごめんなさい……あかぎさん……ごめんなさい……」

提督(加賀の口からその単語が出るとは……いつもは恥ずかしがって頑なに口にしないのに。それだけ今の加賀はタガが外れているという訳か)

提督(俺はあまり下品すぎるのは好きではない。戯れに言わせてみたりもするが、基本的に言葉責めや淫らなセリフにも優雅さや上品さを求めてしまう性質なのだ)

提督(だが、股を開き白濁液を垂れ流す秘所やアへ顔ダブルピースを晒し、蕩けきった声音でそう言う加賀を見て俺のモノはさらに怒張したように感じる)

提督(どう気取って取り繕おうと結局は俺も女に下品なことを言わせたりさせたりすることも好きということか)

提督「大丈夫だ、加賀。それでいい。それでいいんだ」

加賀「えっ……?」

提督(俺は赤城に向かって快楽堕ちしたことを譫言のように謝る加賀にそう声をかける。加賀がぴくりと反応した)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 16:44:33.25 ID:GeHNQI920
提督「どんな君でも恥じることは無いさ。君は君だ」

加賀「っ……!!で、でも……わたし……こんなぶざまで……それに……それに……あんなしっぱいまで……」

加賀「そのせいでていとくに……たいへんなめいわくを……そんなわたしに……なんのかちもない……」

提督(……何というか、赤城を前にしてのあの乱れっぷりは自暴自棄から来たのか。今の加賀は自分を取り繕う余裕はない)

提督(これが加賀の本心だろう。どうしてそんな風に考えてしまうんだ……俺は加賀を抱きしめると耳元で囁く)

提督「加賀、君は俺が君が優秀だから愛していると思っているのか?それは違うぞ。俺は君が君だから愛しているんだ」

加賀「!!」

提督「俺は君を尊敬しているんだ。その生き様、そして物事の考え方に。それが君に興味を持ったきっかけだ」

提督「そして君が完璧であろうとひたむきに努力しているところに惹かれた。感情豊かなのに不器用なところもとても可愛い。他にもいろいろあるぞ」

提督「クールで大人っぽいのに駆逐艦娘たちみたいにアイスが大好きだったり、幸せそうにご飯をたくさん食べていたり。挙げきれないぐらいだ!!」

提督「だから俺は君が好きになったんだ。そして愛しているんだ。決して君が栄えある一航戦の加賀だからではない」

加賀「ていとく……!!」

提督「完璧じゃなくてもいい。失敗なんて気にするな。失敗しない奴なんていない。大事なのはそれを恐れないこと」

提督「そしてもし失敗してもまた立ち上がることだ。それに、何があっても俺がついてる。だかr」

加賀「んっ……ちゅっ……」ダキッ ギュッ

提督「っ!!」

提督(加賀が俺を強く抱きしめ、キスしてくる。ただ唇を強く押し付けるだけの簡単なものだ。だからこそ純粋だ)

提督(そこには情欲は何もなかった。ただただ加賀の俺への思いが込められている。暫くして、加賀がゆっくりと口を離す)

加賀「愛しています、提督」

提督「俺もだ。愛している、加賀」

提督(再び唇を交わす。今度は濃厚なやつだ。あふれ出てきた情動を抑えきれないというように舌が入れられ、絡ませられる)

加賀「はっ……お願い……来て……」

提督「ああ、もちろん」

提督(熱っぽい加賀の声。今まで以上の愛と信頼を感じた。俺は準備万端になっているそれを加賀の秘所へとあてがい、挿入した)
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 16:46:39.89 ID:GeHNQI920


提督「ふぅ……」

加賀「……」グッタリ

提督(俺はモノを引き抜く。加賀はぐったりと脱力しきっていた。つい求められるがままに激しくしすぎたようだ)

提督「黒潮、加賀を頼む。外で涼ませてあげてくれ」

黒潮「わ、分かったわ。まかせとき」

提督(それをずっと見せつけられていた黒潮は、助かったという安心感と自分じゃないのかという失望が入り混じった複雑な表情を浮かべながら加賀に肩を貸してサウナを出ていく)

提督「……浦風。綺麗にしてくれ」スッ

提督(そして残った浦風に声をかける。浦風はびくりとすると恨めしそうに俺を上目遣いで睨んでくる)

浦風「加賀さんのでべたべたなのをウチに綺麗にさせよるなんて……げに酷い人じゃね……鬼畜じゃ……」

提督「ほぅ……」

提督(俺は浦風に歩み寄る。浦風はそっぽを向いてしまう。俺はそんな浦風を抱きしめた。モノが浦風の腹部に当たる)

浦風「っ……!!」ゾクゾク ジュン

提督「頼むよ浦風」

浦風「い、嫌じゃ!!」

提督(俺に抱かれたまま逃げるようにゆっくり後ずさる浦風。しかしここは広めとはいえサウナだ。すぐに壁が浦風を阻む)

提督「そう言わずに。君にしてもらいたいんだ」スッ クチッ

浦風「あっ、だ、ダメじゃって……!!んふっ!!そこはいろうたらいけんよ……!!提督……!!」ビクビク

提督(手を伸ばして浦風のそこを撫でる。浦風が色っぽく喘ぎながら拒否してきた。だが口だけで体はされるがままだ)

提督「ふむ、君の下着はすでにびしょびしょだな」

浦風「そ、それは……あぁ!!っ……汗じゃ……やぁ……!!」

提督「本当か?どれ、確かめてみよう」ズイッ

浦風「ち、ちょっと!!提督!!止めんさい!!」カァッ グイッ

提督(俺はその場でしゃがむ。そうすると浦風のショーツが目の前に来た。浦風が顔を真っ赤にして俺の頭を押しのけようとする)

提督(しかし力が全然入っていない。俺はそのまま浦風のそこに顔を埋めた。汗と発情した女の匂いが鼻腔を満たす)

提督「……」クンクン

浦風「やめぇ言うとるじゃろあんた……!!匂い嗅いだらいけん……!!」

提督「いい匂いだ……だが汗の匂いだけじゃないな……浦風、正直に言いなさい」

浦風「っ!!知らん!!あんたの勘違いじゃ!!ええからやめんさい!!」

提督「ふむ。確かにそうだな。ではもっとちゃんと確認してみるか」ズルッ

浦風「やぁああああ!!何しよっとんじゃわれぇ!!」

提督(顔を離して浦風のかわいらしいショーツに手をかけるとそのままズリ下ろす。糸をひいていた)

提督(浦風の淡い陰毛に彩られた秘所が露になる。綺麗だ。桜色のそこはまるで処女のように見える。浦風が悲鳴をあげて足を閉じようとした)
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 16:49:10.81 ID:GeHNQI920
提督「おや?おかしいな。糸をひいているぞ」

浦風「っ!!ぶちまわしたる!!提督のことぶちまわしたるけぇ覚悟せぇや!!」キッ

提督「どれ、味はどうかな?」

浦風「なっ!?あっ、ダメじゃ提督!!っぁ!!ふぁああああっ!!あんっ!!そんなはげしぃっ!?」

提督(俺の指摘に歯を食いしばって睨みつけてきていた浦風は、しかし構わず俺はその秘所に口付けし、口淫を始める俺に体を震わせて嬌声をあげた)

浦風「提督……そこは汚いけぇやめんさいよ……あぁ!!や、いけんて……っ……ふぅ……!!」

提督(ワレメに舌を這わせる。突起を舌先で弄ぶたびに秘所から蜜が溢れ、浦風が喘ぎを漏らして体を震わせた)

提督「……」ハム

浦風「ひゃんっ!!あふっ……えっ……ま、まさか……提督……」

提督(充血したそこに口付けし、間を置く。束の間の休息で浦風はその後何が起こるのかを察したようだ。震えた声で俺を呼ぶ)

提督「……」ジュルルルル

浦風「あぁああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!吸うたらいけん!!吸うたらいけんて!!」

提督(音を立ててそこを吸う。浦風が嬌声をあげた。膝ががくがくと震え、そのまま座り込んでしまう)

提督(だが俺は口淫を止めない。そのままイかせる為にむしろ激しくしていく。浦風は太腿で俺の頭を強く挟んできた)

提督(逃げようと腰をもぞもぞと捩っている。だが逃げ場はない。浦風はもう絶頂寸前だ。俺は浦風のそこを痛くないよう気を付けながら甘噛みした)

提督「……」カリッ

浦風「っぁああああああああああ!!やぁああああああ!!ああああああああああ!!」ビクンビクン

提督(その瞬間、浦風が達する。腰を浮かせた。そのせいで俺の口に浦風のそこが押し付けられるようになる)

提督(びくびくと痙攣していた。俺はそこから口を離す。M字に開脚した浦風は蕩けた顔をして虚空を見つめていた)

浦風「はぁ……はぁ……はぁ……」

提督(半開きの口からは唾液が垂れている。荒い息をしていた。誘うように上下している胸。俺は立ち上がるとモノを浦風の前に差し出す)

提督「浦風、綺麗にしてくれ」

浦風「……。っ!!」スッ フイッ

提督(俺の頼みに浦風は口を開きながらモノに顔を近づけ、咥えようとした。だが、その寸前で浦風が止まった)

提督(どうやら快楽に蕩けきっていた思考が戻ったらしい。浦風はそっぽを向くことで再び拒否する。俺は構わずモノをそっぽを向いた浦風の柔らかい頬に触れさせた)

提督「浦風。頼むよ」ヌリヌリ

浦風「……」ギロリ

提督(そして頬に先端をこすりつける。浦風の頬が濡れてテカった。だが浦風は頑なに口を閉じてそっぽを向いている。横目で睨まれた)

浦風「……提督。あんたはうちのどこが好きなん?」

提督(そしてぶっきらぼうにそう聞いてくる。なるほど。先程の加賀への囁きを聞いていたんだな)

提督(そこに込められていたのは嫉妬だ。加賀への愛の言葉を聞いて浦風は嫉妬していた。俺は再び屈むと浦風の目を真っすぐ見つめる)
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 16:52:28.77 ID:GeHNQI920
提督「君といると安心するんだ。いつも言ってくれるだろ?心配いらない。うちがついてるから大丈夫じゃって」

提督「こんな事、君たちに話さない方がいいのだが……俺だって不安になったり怖いと思うことはある」

提督「そんな時、どれだけ君に救われたか。君ほど一緒に居てくれると心強く安心できる子はそうそういない」

浦風「……」

提督「それに、何というか……君には包容力を感じる。まるで年下には思えないときがあるんだ。こう……つい甘えたくなる」

提督「なのに、かと思えば年相応な可愛いところがあったりして……惹きこまれる。思いっきり抱きしめてあげたくなるんだ。あと」

浦風「も、もうええよ!!聞いとると恥ずかしいわ……」カァッ

提督「そ、そうか……」

提督(顔を赤くして俺の言葉を遮る浦風。そう言われるとこちらの方も恥ずかしくなってしまう)

浦風「ほら、立ちんさい。口でして欲しいんじゃろ?」ジッ

提督「っ!!ああ……!!」スクッ

提督(浦風がじっと俺を見つめながらそう言う。それだけで俺のモノがさらにいきり立った。立ち上がる)

浦風「しかたない人じゃけぇ、今回はしちゃるわ。んっ……あむ……」ポッ

提督「っ……!!」ビクッ

提督(浦風が俺のモノを見て頬を染めながらも仕方ないというような表情を浮かべる。そして俺のモノを咥え、フェラを始めた)



加賀「……」

提督「……」ガチャッ

黒潮「あ、司令はん。っ……!!」

浦風「はぁ……はぁ……ぅん……はぁ……はぁ……」ピクピク ドロリ

提督「とりあえず浦風は休ませておこう。加賀……は寝てしまったか。いろいろ疲れていただろうからな。……待たせたな、黒潮」ギンギン

黒潮「っ……///」カァッ コクコク



黒潮「……///」ドキドキ

提督「……」ナデナデ

提督(俺は黒潮の体を洗っていた。ボディーソープを泡立たせ、手で体を撫でるように擦る。黒潮が恥ずかしそうにしていた)

提督「こんなか弱い体で過酷な戦闘をこなしているとは信じがたいな……」

黒潮「ま、まあ艦娘やからね……」

提督(黒潮の体は年齢相応だった。確かに訓練のおかげで筋肉もついている。だが、普通のスポーツ少女程度でしかない)

提督(艦娘はみんなそうだった。おそらく艦娘だからこそ肉体の強化はそこまで重要ではないのだろうな)

提督(俺は黒潮の腕から指の先までを洗い終わる。いよいよ背中だ。肩甲骨に触れると黒潮の体がピクリと反応した)
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 16:54:31.90 ID:GeHNQI920
黒潮「っ……」ピクッ

提督(肩から首元のところまでを手で撫でていく。スポンジを使っていないために泡立ちはよくない)

提督(だからこそ素肌がよく見える。俺は黒潮の背中に手を這わせながら腰のあたりまで下ろす。スレンダーな体を堪能した)

提督(いつも元気な黒潮らしくなく借りてきた猫のように大人しかった。これはこれで悪くないな。よし、これで背中も完了だ)

黒潮「んっ……」モジッ

提督(俺は黒潮のわき腹に手をまわし、そこを優しく撫でる。だがやはりくすぐったいのか黒潮が体を少し捩った)

提督「くすぐったいか?」

黒潮「うん……ま、前もやるん……?」

提督「ああ、もちろん」

提督(俺はお腹の方へ手をまわす。黒潮が息を吐いた。こうしてみるとやはり少女だ。これほど細いとは)

提督(我ながら驚かされる。この体でよくもまあ大人のモノを受け入れることができるなと。俺は黒潮の下腹部をねっとりと撫でまわした)

黒潮「あぁ……し、司令……」キュンキュン

提督(黒潮が色っぽい声を出す。この下にあるのだ。子宮が。そしてこの辺りには膣がある。まだ子供だというのにその体はしっかりと女だ)

提督(名残惜しいが俺は手をそこから転進させる。そのままお腹を撫で上げ、その双丘へと向かった)

提督「君はなんだかんだで大きいよな。手で揉むのにちょうどいい大きさだ」モミモミ

黒潮「ふぁ……ちょ、司令はん……体洗うんじゃなかったん……?」

提督「ああ。だからこうして洗ってるじゃないか」

提督(黒潮の胸を揉みしだく。うん、本当にちょうどいい大きさだ。俺はその柔らかさとハリを楽しみつつその先端を摘まんだ)

黒潮「あぁん!!」ビクッ

提督「だというのに君は全く……こんなに硬くしてしまって……そういうことしか考えられないのか?」

黒潮「っ……!!司令はんだっておっきくなっとるやん……!!」

提督「ほぅ……上官に口答えか。なら罰を与えなくてはな」クリクリクリ

黒潮「ふあぁああっ!!や、あかんて司令!!堪忍して!!」ビクン

提督(俺は先端のそこを指でつまみ、弄り、激しく責め立てる。黒潮が体を丸めて逃げようとした)

提督(だが逃がしはしない。ビクビクと震える黒潮の体と手に押し付けられる胸の柔らかさを楽しみつつ俺はそこを指で扱いた)

黒潮「あぁ!!ふぅ……あぁん!!司令はん!!司令!!そこはそない乱暴にせんといてぇな!!変になってまう!!」

提督「全くけしからんな、黒潮。その年齢でもう既に色を知ったか。こんなにいやらしく乱れるとは」

黒潮「それを教えたんは司令はんやろっぅぁああ!!はぁん!!」

提督(しばらく快楽に悶える黒潮を楽しむ。ようやく俺がそこから手を離したころには黒潮は荒い息を吐きながら脱力していた)

提督「さて、続きだ」グイッ

黒潮「ぅ……」ヘタリ

提督(黒潮の体を抱えて状態を起こさせる。脱力した黒潮はそのまま俺の体にもたれかかってきた)

提督(俺は黒潮の鎖骨や首、脇の下を洗いつつ少し休憩させる。そしてそこへと手を伸ばした)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 16:59:01.90 ID:GeHNQI920
黒潮「ぁ……司令……」ピクン

提督(黒潮の鼠径部を指でなぞる。黒潮が切なそうに俺を呼んだ。俺はそのまま足の付け根を洗いつつ腰の外側へと手を這わせた)

提督(あえてそこを後回しにする。自然と黒潮の股が開き気味になっていた。頃合いだ。俺は黒潮の恥丘に触れる)

黒潮「んっ……」ドキドキ

提督(黒潮が息を漏らす。そのまま手で撫でまわした。そして愛液滴り、硬く自己主張するそれがあるそこへ手を這わせる)

提督「……」クチュクチュクチュ

黒潮「あんっ……やっ……はぁっ……あぁん……!!」

提督「おや……?」

黒潮「……?」

提督「何だこれは?」スッ ネトォ

黒潮「っ!!」カァッ

提督(黒潮の目の前で愛液に濡れた指を見せつける。指を閉じて開いて見せるとねっとりとしたそれが糸をひいた。黒潮が顔を真っ赤に染める)

提督「ここから溢れてくるぞ。ちゃんと綺麗にしなくてはな」クチュクチュクチュ

黒潮「あぁああああっ!!ちょ、司令!!待って!!そない激しくせんといて!!やぁっ!!はぁああああん!!」ビクッ ビクッ ビクッ

提督(泡を中に入れるのは良くないからな。ひたすらクリを責め続ける。快楽を得るためだけにあるらしいそこは俺のテクを余すことなく黒潮へ伝えてくれたようだ)

提督(黒潮が体をピンと張って悶える。俺は黒潮が椅子から落ちないようにがっちりと拘束しつつ手マンを続けた)

黒潮「あかん!!いってまう!!いってまういうとるやろしれい!!っぁああああああああああ!!」ビクンビクンビクン

提督(もはや拷問に近かった。絶頂を迎える黒潮、秘所からは愛液が垂れ流しになっている。だが俺は手を止めない)

提督「次から次へと溢れてきて……これは大変そうだな……!!」ゾクゾクゾク ネチョネチョネチョ

黒潮「やめてぇええええええええ!!まって!!いったばっかはあかん!!あかんて!!しぬ!!しぬぅううううううっ!!」ジタバタ

提督(黒潮が暴れ、絶叫が響く。腕の中で黒潮が何度も絶頂を迎えて痙攣するのが俺の嗜虐心を擽った)

提督(もはや黒潮は言葉を話していなかった。獣のような声をあげて悦がり狂っている。が、だんだんと抵抗が弱くなってきた。おっと、やりすぎたか)

提督「大丈夫か、黒潮?」

黒潮「ぜー……はー……あひっ……ぜー……はー……」ピクッ ピクッ

提督(黒潮は全力疾走直後のように息が切れていた。俺の言葉は聞こえていないようだ。その顔はひどい事になっていた)

提督(途中から快楽の嵐に耐えるためなのか突き出していた舌がだらしなく垂れている。口からこぼれた唾液が頬を伝っていた)

提督(目からは正気の光が喪われており、涙が流れていた。だというのに表情は快楽に蕩けきっているために下品ながらもなかなかそそる表情をしている)

提督「……!!悪いが黒潮、洗ったのだが次から次へと溢れてきて終わりがない。とりあえずここは後回しだ」ゾクッ

提督(俺は労わる様に黒潮の下半身を丁寧に洗う。柔らかなお尻に指を埋め、女らしい柔肉を纏った太腿に手を這わせながら。そしてシャワーで体を流す)
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 17:03:35.68 ID:GeHNQI920
提督「さて、では次から次へと溢れてくるここには俺が栓をしてやろう」スッ

黒潮「ぅぁ……」

提督(俺は未だに意識朦朧としている黒潮を椅子の上に腹ばいにさせて四つん這いのような体勢をとらせる)

提督「っ……くぅ……」ピトッ ズププププ

黒潮「っぁ……!!」ヌププププ

提督(そしてバックから挿入した。我慢できなかったのだ。きゅんと締まるそこは俺のモノに吸い付いてきている。媚肉が情けを求めて絡みついてきた)

提督「ふっ……はっ……」パンパンパン

黒潮「あうっ!!うひっ!!あぁ……はぁん!!」ビクッ ビクッ

提督(腰を振ると黒潮がビクビクと反応しながら喘ぎ、嬌声を漏らす。だが、されるがままだった)

提督(その後、俺は黒潮を肉オナホのように使うという背徳的なプレイを楽しみ、全てが終わった後少し休んでから改めて体を流し、四人で部屋へと戻って同じ布団で寝たのだった)



提督(今日、俺はここを離れる。皆は急なことで壮行会が開けないからとせめてそのひが休みの子たちは俺のことを見送りたがった)

提督(だがすべて断った。もし時間があっても壮行会を断っていただろう。そんな気分ではなかったし、それよりも皆はしっかりと休むべきだった)

提督(現在、敵はアフリカからの撤退を進めている。ドイツやイタリアはアフリカの保持をあきらめ、来るべきヨーロッパでの戦いに備えようとしている)

提督(我々は可能な限りそれを阻止しなくてはならないのだ。艦隊は敵の輸送船団攻撃の為に総動員されている)

提督「では、あとは頼む」

帝国海軍士官「任せてください」

提督(引継ぎを終わらせ、挨拶を済ませた俺は一式陸攻へ乗り込むと拠点を後にした。きっともうアフリカに戻ることは無いだろう)

提督(スエズ、エジプト、そして仏領北西アフリカ。いろいろとあったが、それも全て終わりか)

提督(最後がこんな形になるとは想像していなかった。できれば最後まで見届けたかったが……しかしどうしようもない)

提督(気持ちを切り替えよう。船団護衛とはつまり補給線と資源の確保ということだ。軍事どころか国家運営にとって非常に重要なことは明白だ)

提督(最盛期ほどではないが未だにドイツの群狼作戦は脅威となっている。これにどう対処するか。専門ではないが腕の見せ所ではないか)



帝国海軍士官「……やれやれ。あの英雄、提督殿もやっとしくじったか。このまま戦争が終わったらどうしようかと思ったが、とうとう俺の時代が来たようだな」ニヤッ



ドイツ海軍元帥「Ja, 遊撃です。直掩ではなく敵艦隊に対する遊撃こそが最大の船団護衛へと繋がります」

ドイツ海軍元帥「彼我の戦力差が圧倒的な現状において直掩はもはや不可能です。なぜなら攻撃の為に敵艦隊が集結し、連携するからです」

ドイツ海軍元帥「そうなれば護衛艦隊はなすすべもありません。ただ蹴散らされるのみです。現に多くの艦娘が大破し、通常艦艇は撃沈されています」

ドイツ海軍元帥「Mein Führer(我が総統), どうか艦隊に遊撃の許可を与えてください。海軍は必ずや成果をあげて見せます」

総統閣下「いいだろう、元帥。貴方に地中海における艦隊指揮の権限を与えよう。その代わり失敗は赦されないということを肝に銘じろ」



テスト「Merde……どうしてドイツ艦隊がこんな所に……!?大破しました……無線もダメそうです……」ボロッ

リシュリュー「こちらは小破ね。奴ら、戦法を変えたみたい。悔しいけど有効だわ。撃退したけど、すぐ敵の航空隊が来るでしょうね」

テスト「早くここから退避しないと……っ!!そんな……機関浸水……!?くっ……リシュリュー、申し訳ありませんが曳航してください」

リシュリュー「……」ジッ

テスト「……リシュリュー?」

戦闘中にはぐれた為に今テストとリシュリューは二人きりだった。そしてテストは動けず連絡も取れない
すぐに敵の航空隊がやってくるだろう。もしこのままテストを放置したら間違いなく彼女は敵の航空隊に撃沈されて戦死することになる
リシュリューは自分の中に渦巻く黒い感情がある考えを提示してきたのを認識した
↓×1〜3 リシュリューの行動
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/05(水) 17:15:41.18 ID:CSV3iseso
もし今ここでコマンダン・テストを見捨てれば……彼女は……!いえ……そんな卑怯なこと戦艦リシュリューとして出来ないわ!二人で何とか生き残るわよ!テストを助けつつ何とか味方と連絡を取れないかと諦めず通信を続けるリシュリュー
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/05(水) 17:16:22.32 ID:enZMwOk/O
敵が近付いている、迎撃しなければ、と言ってテストの元から離脱
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/05(水) 17:26:28.96 ID:WcuzLoVSo
あの騒ぎの中で唯一貴女だけが私を庇ってくれたのよね?
今回だけは助けてあげる
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/05(水) 17:30:08.51 ID:nNTEcvEKO
仮に放置して戦死させたとしたら悲しむ彼の顔が浮かぶ。
テストを助け彼に誇るためにも奮闘する。
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/05(水) 23:59:47.73 ID:jfDO0UXXo
この士官って長良とくっついた奴?
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/06(木) 09:15:13.19 ID:GpyEbHOs0
リシュリュー「……」

テスト「……!!」ゾワッ

テスト(リシュリューは無言で私を見つめている。その行動の意味が理解できなかった。けれど、その可能性に思い至って背筋が凍る。まさか……!!)

テスト(リシュリューの無機質な眼差しは仲間に向けるものではなかった。今、私たちは他の仲間たちとははぐれてしまっている)

テスト(二人きりだった。もしリシュリューが私を殺そうとしたら、私に勝ち目はない……なすすべもなく殺されてしまう……!!)

テスト(直接手を下されなくても、置いていかれるだけで自力で動けない私はドイツ人から逃げられない……簡単に撃沈されてしまうのは明白だった)

リシュリュー「……テスト」

テスト「っ……リシュリュー……!!」ビクッ

テスト(リシュリューが無感情な声で私を呼ぶ。思わず肩を震わせてしまった……口の中がカラカラだった)

リシュリュー「私、覚えているわ。あの時のこと」

テスト「あ、あの時……?」

リシュリュー「私たちがあなた達のと合流した時、貴女だけは私を庇ってくれたのよね?」スッ ポイッ

テスト「!!」パシッ

テスト(リシュリューが曳航用のロープを投げてくる。反射的に受け取った。手元のロープからリシュリューへ目を戻す)

リシュリュー「だから、今回だけは助けてあげる」

テスト「……!!」ゾワリ

テスト(そう言うとリシュリューは曳航を始めた。けれど、私はお礼を言えなかった。生きた心地がしない)

テスト(確信した。リシュリューは今、私を殺そうかどうか迷っていた!!今回だけは。その言葉が冷たいナイフのように心に突き刺さっている)

テスト(もしあの時リシュリューを庇っていなかったら……!!次同じようなことがあったら……!!私の中でリシュリューに対する信頼が跡形もなく崩れ去る)

リシュリュー「……」

テスト「……」

テスト(その後、私たちは無事に帰還することができた。でも、撤退中に一言も言葉を交わさなかった)



皐月「んっ……ふぅ……あぁ……」クニクニ

提督『皐月、愛しているよ。大好きだ』ダキッ

皐月『司令官!!ボクもだよ!!ボクも大好き!!』ギュッ

提督『皐月……!!もうだめだ。我慢できない。君が欲しい』グイッ

皐月『ぁ……司令官……ボク……いいよ……?』

皐月「あっ……はぁ……んぅ……!!」クチュクチュ

提督『皐月……どうだ……気持ちいいか……?』パンパンパン

皐月『気持ちいい!!気持ちいいよ司令官!!』キュンキュン

提督『俺も……君の中……最高だ……!!』パンパンパン

皐月『ほ、本当!?ボク、嬉しいよ司令官!!来て!!』ギュッ

提督『皐月……!!出るぞ……うっ……!!』ビュルルル

皐月『あぁああああっ!!し、司令官の……ボクの中で……!!』ビクンビクン

皐月「っふぅううううううっ!!っ……はぁ……はぁ……ぅ……しれいかん……あいたいよ……」ビクンビクン スッ ネトォ



皐月「えっ!?司令官がこの艦隊に来るの!?」

↓×1〜3 司令官が着任すると聞いた皐月の反応

>>27 別人です
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/06(木) 09:29:43.06 ID:YzQ5x5oDo
司令官に早くボクの想いをぶつけたい……!司令官ならきっと応えてくれるよね?早く司令官とそういう関係になりたいので告白する気マンマンの皐月
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/06(木) 10:00:56.91 ID:/tCBKCAso
この想いは絶対に本物だ
今度こそ司令官とオトナの関係になるんだ!と意気込む
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/06(木) 10:01:14.59 ID:Xdy4/rW3o
提督と何とかしてエッチしようと頭の中がいっぱいになり目のハイライトをオフにしながら愛液と媚薬たっぷりの愛のチョコを製作。
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/06(木) 12:31:46.29 ID:xCBciDqPO
皐月がこうなった理由については最初のスレを見るべし
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/06(木) 17:33:46.00 ID:GpyEbHOs0


如月「……」クニクニ

提督『如月、愛しているよ。大好きだ』

如月『司令官……!!私も……私も貴方のことを愛しているわ〜……!!』

提督『嬉しいよ、如月……!!君が欲しい……』ダキッ

如月『あん……如月はいつでも大丈夫ですわ……♪』ギュッ

如月「っ……。……」クニクニ

提督『愛しているよ、大好きだ』

『私も愛しているわ。さあ、二人で情熱的な夜を過ごしましょう?』ダキッ

提督『ああ……!!』ギュッ グイッ

『んっ……焦らないで。優しく、ね?』ニコッ

提督『す、すまない……』

『ふふっ……脱がしてくださる?』

提督『勿論だ……!!』

如月『司令官……!!』コソッ ガーン

如月「っ〜〜〜!!」ゾクゾクゾク ジュン

提督『あぁ……凄い……最高だ……!!』パンパンパン

『あんっ!!貴方も……最高よ……!!』

提督『駆逐艦娘みたいな子供はやっぱりダメだ!!君のような大人の女性が一番だ!!』

如月『……!!』コソッ

如月「あっ……しれいかん……そんな……!!」クチュクチュクチュ

『あはっ……私、もうそろそろ……お願い……中に頂戴……!!』

提督『言われなくても……!!あ、イく……イくぞ……あぁ!!』ビュルルルル

『っはぁああああああっ!!な、中に……たくさん……っ……勿論……責任取ってくださるのよね……?』

提督『っ……ああ、結婚しよう。っ』チュッ

『嬉しい……お慕いしておりますわ///んっ……ちゅぅ……』

如月『あぁ……司令官がぁ……私が止めていればぁ……どうして動かなかったの……私……!?』ガクガクガク ポロポロ

如月「あ、あぁ……!!ふぁああああ……!!あはぁ……!!んあぁ……!!はふぅ……」ビクビクビク ビクンビクン プシッ ゾクゾク

提督『結婚することになった』ニコッ

『初めまして。妻ですわ。夫のこと、よろしくお願いいたしますね』ニコッ

如月『おめでとうございます』ハイライトオフ

如月「あぁ……司令官……司令官……!!ぐすっ……」ネトォ ジワァ ポロポロ



如月「えっ……司令官が……この艦隊に……?」

↓×1〜3 性癖が歪んでしまった如月の反応
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/06(木) 17:56:13.36 ID:ZJekA7ouO
本心では真実を知りたいが、提督に拒絶されるのではないかという恐怖と提督が他の女にNTRれる妄想にはまってしまった背徳で中々踏ん切りがつかない
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/06(木) 17:56:24.58 ID:pt1tyo1EO
相手がいようがなんぼのもんじゃい、と司令官への猛アタックを決意
まずは彼をロリコンに目覚めさせなければ、と他の姉妹も巻き込みスキンシップやエッチなハプニングを仕掛ける
36 :以下、名無しに変わりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/06(木) 17:59:57.77 ID:gp0/icCjO
>>34
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/07(金) 14:08:12.36 ID:2ajp3q8e0


提督「ふぅ……もう戻ることはないと思っていたが……」

提督(アゾレス諸島についたのは真夜中だった。少し前までここに居たのにずっと前のことのように感じる)

提督「変わらないな……まあ、当たり前か……っ!?あれは……!!」

提督(俺は巡洋艦の上から港に立つ人影に気が付く。照明を背にしており、逆光のためにすらりとしたスタイルの良いシルエットしか見えない)

提督(だが特徴的な帽子、緩いウェーブのツインテール、そして広報の際に民間への威圧感を和らげるためという理由で袖にフリルのついた制服。誰かは明白だった)

鹿島「提督」

提督(巡洋艦から港へ降りた俺を迎えたのは鹿島だった。嬉しそうな笑顔を浮かべてこちらへ歩いてくる)

提督「鹿島!!待っていたのか!?こんな遅くまで……」

鹿島「到着予定時刻は聞いていましたから。それに、明日は非番なんです」

提督「そうなのか。ありがとう、嬉しいよ。久しぶり……と言うほどでもないか」

提督(俺の言葉に鹿島は不満げに頬を膨らませ、目を細めた。無言のジト目で俺を見つめた後、口を開く)

鹿島「むぅ……久しぶりですよ、提督。また提督に会える日を一日千秋の思いで待っていたんですからね」

提督「そうだな、悪かったよ。俺も君に会えなくて寂しかった」

鹿島「本当ですか?どうせアフリカでも他の子とよろしくしていたんですよね?」

提督(疑いの目を向けてくる鹿島。受け入れてくれはしたが、やはり鹿島にとってそれは受け入れがたいことなのだろう。嫉妬と悲しみが込められている)

提督「否定はしない。だが、それでも君とは会いたくても会えなかった。恋しかったよ」

鹿島「本当にそう思っていたんですか?会うまで私の事なんて忘れていたり……」

提督「これでも信じられないか?ずっと我慢していたんだ。加減できないぞ」ダキッ ギュッ

提督(周りの目もある。したくても遠慮していたのだが、信じてもらうためにはこうするしかないだろう。俺は鹿島を強く抱きしめる)

鹿島「あっ……んっ……提督……」ドキッ ギュッ

提督(俺の行動に驚いた鹿島はしかし、自分も俺の体に手を回すと強く抱き返してくる。頭を肩に乗せられた。甘い香り。これだ。鹿島の匂いだ)

鹿島「よろしい。信じてあげます。……っ!!さ、さあ、拠点へ戻りましょう、提督!!」カァツ

提督(周りの視線に気が付いた鹿島が顔を真っ赤にして離れる。そしてそう言うと俺の手をひいて拠点へと向かい始めた)

提督「ああ、そうだな」

提督(拠点への道を歩く。この辺りまで来ると夜の為に人は誰もいない。煌々とした照明に照らされている軍港から少し離れるだけで辺りは真っ暗だ。月が綺麗だった)

提督「月が綺麗だな、鹿島」

鹿島「そうですね。今日は満月……っ!!」ハッ チラッ

提督(普通に返した鹿島はしかし、気が付くと俺の方を窺う。そして俺が見ているのは月ではないことに気が付く)

鹿島「……!!わ、私も……今日の月は特別に綺麗だと思います……」カァッ モジモジ

提督(そして前を向くと俯きながらもじもじとそう消えそうな声で呟いた。暫し、静寂が続く)

鹿島「提督さん……夜は食べましたか?」

提督「ああ、軽くな。……もしかして何か作ってくれているのか?」

鹿島「まあ、そうですよね……実は、おにぎりを作ってあるんです。夜遅いですし、お腹すいてるかなって思って。おにぎりならお夜食にもちょうどいいですから」

提督「さすが鹿島だな。ありがとう。ぜひ頂くよ。実はお腹ペコペコなんだ」

鹿島「そうですか!もしよければ、軽く他にも何か作りましょうか?」

提督「いいのか?」

鹿島「はい、もちろんです♪」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/07(金) 14:10:36.18 ID:2ajp3q8e0


提督「っ……朝か……」

鹿島「んっ……」モゾモゾ

提督(朝、少し早く目が覚める。俺はお湯を沸かすとコーヒーを淹れた。ちょうどその時、鹿島が起きてきた)

鹿島「おはようございます、提督。いい匂いですね」

提督「まあな。ほら、君のだ」

鹿島「ありがとうございます。……おいし」

提督「……君の奴の方がいいな。あの絶妙な甘さはうまく真似できない」

鹿島「そうですか?ふふ、言ってくれればいつでも淹れてあげますよ」

提督(裸ワイシャツでコーヒーを飲む鹿島に俺のモノが反応してしまう。裾からその奥がチラリと見えてしまった)

提督「……」ギンギン

鹿島「っ!!そういえば提督さん」

提督「っ!?な、なんだ?」

鹿島「ずっと聞こう聞こうと思っていて聞けていなかったんですけど……皐月ちゃんとはどうなっているんですか?」

提督(予想外の鹿島の質問。そう言えば鹿島は皐月とのことを知っているのだったか。隠す必要はない。俺は正直に答える)

提督「あれは第一次スエズ占領作戦の成功祝賀会が終わった後だった。皐月が酔い潰れてしまってな」

提督(包み隠さずあの時の事を話す。あの頃が懐かしい。早く戦争なんて終わらせなくてはと思いそのための努力をしていたが、結局まだ続いている……)

鹿島「そうだったんですか……じゃあ、如月ちゃんとは何かありましたか?どうやらだいぶ提督さんのことで思い悩んでいるみたいなんですけど……」

提督「ああ、如月か……」

提督(あの時、目を潤ませて今にも泣きそうな顔をして去っていった如月が思い出される。心が痛んだ)

提督「前日、ウォースパイトに歯形をつけられたんだが、それを見られてしまってな……」

鹿島「……ん?えっ……は、歯形……?」

提督(あの時の事を話す。来るものは拒まないが、だからといってこちらから引き込んだりはしない)

提督(だから俺は如月と関係を持つことはしなかった。彼女がそれを望んでいたことは知っていても、選ばなかったのだから)

鹿島「……そういう風にすることもあるんですね」

提督「口先だけで実はとでも思っていたか?」

鹿島「そうじゃないって完璧に信じたかったけれど……少し疑っていました……ごめんなさい、提督さん……」

提督「いや、気にしないでくれ。当然のことだ。それより、どうしてこのことを聞いてきたんだ?」

鹿島「っ!ああ、それはあの二人の様子がずっとおかしかったからです。実はあの二人のことはハワイ決戦後の駆逐艦娘と私たち香取型だけの宴会の時から気にかけていて」

鹿島「皐月ちゃんも如月ちゃんも本当に辛そうです。提督、あの二人をケアしてあげてくれませんか?」

鹿島「もちろん、そういう関係になって欲しいという訳ではありません。というかそれはなるべく避けてほしいです……」

鹿島「でも、これ以上あの二人を放っておくのは可哀想です。だから、お願いします。きっと提督にしかできません。私や香取姉には無理でしたから……」

↓×1〜3 提督の行動
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/07(金) 14:16:10.05 ID:ClI8C35Fo
鹿島流石だな……駆逐艦の子達の事をよく見ている……そうだな……二人に直接会って話をしてみるか。如月と皐月それぞれの部屋を尋ねる事にした提督
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/07(金) 15:06:10.40 ID:RzA++QLNo
39
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/07(金) 16:03:07.27 ID:8g6j8eHSo
勿論だ、善処するよ、と快諾
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/08(土) 14:19:33.65 ID:GdRigf4B0
提督(さすが鹿島だな。駆逐艦娘たちのことをよく見ている。そうだな……二人に会って直接話をしてみるか)

提督「分かった。任せてくれ」

鹿島「ありがとうございます、提督。よろしくお願いしますね」



提督(鹿島の部屋でシャワーを浴び、朝食を済ませてから一度自分の部屋へ戻って身支度を整える。そして拠点へ向かった)

香取「気を付け!!敬礼!!」ザッ ビシッ

「「「「!!」」」」ザッ ビシッ

提督(整列し、敬礼で俺を迎えてくれる部下たち。といっても半分以上が出撃中で居なかった。大西洋だけとはいえ船団護衛にかかる時間は週単位だからな)

提督「おはよう、諸君。本日からこの拠点に着任することになった提督だ。よろしく頼む」ビシッ

提督(俺も敬礼を返して着任の挨拶をする。それを終え、部下たちを解散させてから前任者と会う。彼から引継ぎを受けた。船団護衛はいわば鉄道のようなものだ)

提督(前線では物資や人員を。内地では資源や食料を常に必要としている。輸送船団は何があろうともそれらを必要とされている時にその場所へ届けなくてはならない)

提督(そのために綿密に計算された計画に従って膨大な数の輸送船団が航行している。我々は限られた艦娘や艦艇で船団の安全を確保しなくてはならないのだ)

提督(さもなくば前線では物資や兵力が不足し戦えなくなり、本土では国家を支える国民たちが餓え、経済が停滞する)

提督(そうなればもう戦えない。待っているのは敗戦だ。こうして船団護衛の担当になってみるとよく分かる)

提督(いかにそれが難しいのか。そして海運が必須な相手に対する通商破壊がいかに有効かということに。我が国はイギリスと違い本土が脅かされてはいない)

提督(だが前線の部隊には補給物資や増援が必要だった。それに加えイギリスへの支援物資も送らなくてはならない)

提督(また、大西洋には多くのイギリスやアメリカなどの連合国の輸送船団が航行している。それらの船団の護衛の為に大量の戦力が拘束されていた)

提督(そもそも、その戦力も必要量に対して全く足りていない。しかしだからといって前線からこれ以上戦力を引き抜く訳にはいかない)

提督(護衛艦隊にかかる負担も大きかった。敵はいつでも好きな時に好きな場所で我々を襲える)

提督(だが、護衛艦隊側はいつ来るかわからない襲撃に対して常時警戒していなくてはならないのだから)

提督「っ……さて、どうするか……」」



秋津洲「提督!!久しぶりかも!!」

提督(引継ぎが終わり、本国へ戻ることになっている少将を見送った後、俺は執務室へ戻る。そこには秋津洲が待っていた。満面の笑みを浮かべて迎えてくれる)

提督(偶然非番だった秋津洲が秘書艦にと名乗り出てくれたのだ。ちゃんと休養を取ってもらいたいとも思ったが、俺は船団護衛に詳しくない)

提督(船団護衛を始めとした後方支援が得意で経験も多い秋津洲は秘書艦として最適の人選だろう)

提督「本当に久しぶりだな、秋津洲!!前に会ったのは二年ぐらい前か?」

秋津洲「一年半くらいかも!!最後に会ったのは戦争が始まる前だもん……」

提督(俺の言葉に秋津洲の笑顔が寂しげな微笑へと変わってしまう。少し俯き加減になっていた)

提督「そうだな。君の指揮を執るのは対深海棲艦戦争以来か。君の得意分野は後方支援だからな」

提督「俺は今回の戦争では敵地での攻勢作戦や最前線での防衛戦の指揮ばかり執っている」

提督「艦娘の指揮を執れる士官も増えたし、だから君は俺の指揮下には配備されなかったのだろうな」

提督(時間の流れを感じた。光陰矢の如しだ。俺もついもう戻らない過去を思い返して感傷に浸ってしまう)
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/08(土) 14:23:48.45 ID:GdRigf4B0
秋津洲「あたしは攻撃は得意じゃないし、防御力は低いし、前線とか苦手だから仕方ないかも。でもやっぱり悔しいし寂しかった……」

提督「俺もだ。開戦以来あっという間な気がするが、それでも君や速吸、神威たちのことを懐かしく思ったことは何度もある」

秋津洲「本当?」

提督「勿論だ。特にソ連に居た頃は何度も思い出したな……」

提督(敵の歩兵と白兵戦を繰り広げたことのある海軍提督はそうそう居るまい。毎晩寝る前に走馬燈のようにいろいろと思い出してしまったのだ)

秋津洲「っ!!そうかも!!ソ連!!もう皆に言われたと思うけど一度提督が戦死したって事になったんだよ!!知ってるよね!?」

提督(そんな俺に対して秋津洲が何かを思い出したようにハッとすると怒ったようにそう鋭く言い放つと眉間に皺を寄せて俺を睨みつけてくる)

提督「あ、ああ、まあな」

秋津洲「命令されたのに大鳳たちと帰らなかったって聞いたかも!!どうしてそんな危ないことするの!?」

提督(秋津洲は本気で怒っていた。それだけ俺のことを心配してくれていたのだろう。だが、俺は今でも全くあれが間違いだったとは思っていない)

提督「残らなくちゃいけなかったんだ。あそこで戦う勇敢な子たちの為に。そして我が国の勝利と安全の為に」ジッ

秋津洲「っ……!!」

提督(俺はそんな想いを込めてじっと秋津洲の目を見てそう言う。そんな俺に秋津洲が絶句して怯んだ)

秋津洲「……。提督の言うことも分かるけど……秋津洲は提督が死んじゃったら泣いちゃうよ……」ジワッ

提督「!!」

提督(俯きそう呟く秋津洲。目に涙を一杯に貯めていた。あの事でこうなるのは何回目だろうか?何度経験しても慣れないな……)

提督「……ありがとう。そう言ってくれて」

秋津洲「……」ジッ

提督(本心からそう言う。秋津洲が俺を上目遣いで見つめてきた。まるで縋るようだった。これ以上危ないことをしないでと)

提督「さて、では早速本題に取り掛かろうか。どうやら少将は可能な限り輸送船を集めて大船団を作って護衛対象の数を減らそうと努力していたみたいだな」

秋津洲「そうかも。護衛艦の数が少なすぎるといざ敵の襲撃があっても何もできないことがあるから、航行の速度が落ちて見つかりやすくなってでも大船団を組むことにしたんだって」

提督(俺は会話の流れを変えるために真面目な話題を振った。秋津洲はそれに乗ってくれた。なるほど、そうだったのか)

提督「ふむ。確かに、敵の潜水艦が数を減らしているのもあるだろうが実際のところ被害は減っている。とりあえずのところは現行の計画を続行だな」

秋津洲「それがいいかも」

提督「しかし現状、何をするにしてもまだ情報が圧倒的に足りていない。よってまずは情報収集だ」

秋津洲「情報収集?」

提督「とりあえず開戦から今までの間にドイツ・イタリア海軍に撃沈された輸送船の座標とその日時を海図に書き込んでいこう」

提督「それと、逆に撃沈あるいは拿捕されたドイツ・イタリアの潜水艦の座標とその日時もだ」

秋津洲「うっ……それってすごく大変かも……けど、確かに何か分かるかも!!手分けしてやってみよう!!」

提督「よし、ではとりあえず君は開戦した年の分をやってくれ。俺は次の年をやってみる」

秋津洲「おっけでーす!!早速始めるかも!!」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/08(土) 14:32:13.49 ID:GdRigf4B0


コンコン

提督「ん?どうぞ」

皐月「失礼します!!司令官、ボクだよ!!皐月だよ!!久しぶり!!」ガチャッ

提督「っ!!皐月、戻ったか!!久しぶりだな!!」

提督(着任した三日後、その日は船団護衛から皐月が帰還する予定だった。今日、部屋を訪ねて行って話をしようと思ったが、むこうから来たか)

皐月「えへへ///」ダキッ スリスリ

秋津洲「!?」

提督「さ、皐月……!?」

提督(部屋に入ってきた皐月は俺に抱きつくと甘えたように頬を俺の胸に擦り付けてくる。秘書艦として俺の執務を手伝っていた秋津洲が動きを止めた)

皐月「司令官の匂い……ホント久しぶりだな……ねえ、司令官。ボク、話したいことがあるんだ。聞いてくれるよね……?」ジッ

秋津洲「……!!」

提督(皐月が俺をじっと見つめる。醸し出す雰囲気は妖艶で、年齢に不相応な女の色香を纏っていた。そうだな。これ以上待たせるわけにはいかないか)

提督「わかった。俺も話したいと思っていたんだ。秋津洲、少し早いが今日はこのぐらいにしておこう」

秋津洲「ぇっ!?」

提督(俺の言葉に秋津洲が驚いたように目を見開き、どうしてと言わんばかりに俺を見つめる。俺はその目をじっと見返した。話さなくてはいけないことがあるという思いを込めて)

秋津洲「……分かったかも。……じゃあまた明日、提督。お疲れ様かも。……」ゴソゴソ スタスタ ジッ

提督「ああ、また明日。お疲れ様」

提督(そんな思いが通じたのか、秋津洲が折れてくれた。そう言うと荷物をまとめて部屋を出ていく。が、出る直前に俺のことを複雑な表情で一瞥してきた。が、俺が何か言う前に行ってしまった)



秋津洲「……」スタスタスタ

提督と皐月の親密そうなやり取りを見せつけられた。挙句の果てに二人で何か話し合うのにどうやら自分は邪魔だったらしい
↓×1〜3 一人で部屋へと歩いていく秋津洲の心情
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/08(土) 14:38:28.27 ID:pWFZD1ToO
胸の奥が締めつけられるような痛みを感じる
もうダメなのかもしれないけれど、明日提督に思いを伝えよう
それで自分自身の気持ちに決着をつけてしまおう
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/08(土) 14:41:23.81 ID:HNWszkkr0
提督と皐月一体何の話だったんだろ……?せっかく秘書艦になってしばらくは提督のそばにいられると思ったのに仲間外れにされた気分かも……でも大切な話だったっぽいし秋津洲が邪魔しちゃダメだよね。一抹の寂しさを覚えつつも提督を思いやる秋津洲
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/08(土) 15:18:21.74 ID:sOtQq44xO
皐月が提督に好意を向けている事を大方察しており、近々想いをぶつけるのではないかと感づき焦りと嫉妬が入り混じっている。
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/09(日) 02:29:18.15 ID:OMe+PMrd0
秋津洲(提督と皐月一体何の話だったんだろ……?何かあたしが居たら話せないことなのかな……)

秋津洲「せっかく秘書艦になってしばらくは提督のそばにいられると思ったのに……仲間外れにされた気分かも……」ボソリ

秋津洲(でも指揮官のあの表情……大切な話だったっぽいし、秋津洲が邪魔しちゃダメだよね)

秋津洲「秋津洲は秘密が赦せないような心の狭い女じゃないかも!!提督とはまた明日会えるもん」



皐月「司令官、ボク、もう待てないよ……」

提督「!!」

皐月「どうして戦争が終わるまで待たなくちゃいけないの?こんなに好きなのに……ねえ、司令官。ボク、知ってるよ」

皐月「好きな人とはキスだけじゃなくて、もっとすごいこともするんだって……司令官とならボク……してみたいな……」

提督(まだようやく恋を知り始めるような年頃なのに……皐月は発情したように頬を赤らめ、潤んだ瞳で俺を見ている)

提督(女だった……俺の前に居るこの子は見た目通りの子供ではない……!!俺が、この子を性に目覚めさせてしまったのだ)

提督「皐月、君に話さなくてはいけないことがある」

皐月「話さなくてはいけないこと?」

提督の話は、少なくとも皐月にとってどんな理由があろうとも他の子とは関係を持ったのに自分だけは後回しにされたということだった
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/09(日) 03:55:46.06 ID:OMe+PMrd0
↓×1〜3 皐月の反応
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