加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」

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334 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 23:46:54.68 ID:RwfAh8EjO
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 23:48:53.98 ID:465u9y4iO
332
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 01:51:15.49 ID:yB8VPiZc0
提督「伊勢から聞いた。みんな……良くやってくれたな」ニコッ

叢雲「っ……!!よくもそんな平然としてられるわね!?私がどんな思いで……私に死ぬなって言ったのにアンタが死ぬところだったじゃない!!」キッ

提督「っ……ああ。すまなかった……」

叢雲「ぐすっ……うわぁああああああん!!」バッ ダキッ ギュッ ボロボロ

提督(怒り交じりの今にも泣きそうな顔で俺に激情をぶつけていた叢雲は、俺の謝罪にとうとう涙を零してしまう。俺の胸に飛び込んでくると、強く俺を抱きしめる。号泣してしまっていた)

「「「「……!!司令官(提督)!!」」」」ジワァ バッ ダキッ

提督(それをきっかけに吹雪たちが俺のもとに駆け寄ってきた。皆一様に涙を流し、自らの想いを吐露している。俺はこの健気な少女たちにどれほど辛い想いをさせてしまったのか……)

提督「みんな……すまなかった……」



ウォースパイト「ご無事で何よりです、大将」

イギリス海軍提督「貴女にそう言って頂けるとは名誉なことです、ウォースパイト嬢」

ウォースパイト「貴方の勇気に惜しみない称賛を送ります。陛下もきっとお喜びになるでしょう」

イギリス海軍提督「今回、私は何もしてないのですよ。全ては彼のおかげです。なるほど、貴女の心を奪う訳だ」

ウォースパイト「っ……ええ、そうなの」カァッ

イギリス海軍提督「日本人なのが惜しい人物です。せめて同じ白人ならば、貴女のご両親は彼との関係をお認めになるでしょうに」

ウォースパイト「……我々は見識を新たにしなくてはならないわ、大将。白人でないから劣っているという考えは近い未来に過去のこととなるでしょう」キロリ

イギリス海軍提督「かもしれませんね。いずれにせよ、彼は英国の恩人です。よろしければウォースパイト嬢からも彼に王立海軍の艦娘として挨拶してはいただけませんか?」

ウォースパイト「っ!!ええ、もちろんです。王立海軍のウォースパイトとして挨拶しましょう」

イギリス海軍提督「感謝いたします。では、私はこの要塞を任されたものとしてやらなくてはいけないことがありますので」

イギリス海軍提督「まったく、陸の人間も相手が深海棲艦だからと厄介な事を押し付けてきたものです。それではこれで失礼させていただきます。ごきげんよう、ウォースパイト嬢」

ウォースパイト「ごきげんよう、大将。……Admiral」
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 02:02:47.83 ID:yB8VPiZc0


デ・ロイテル(まるで獣みたいに階級も何も関係なしに我先にと上がってきていた日本人に対してイギリス人はかーんぺきに統制を保ってた)

デ・ロイテル(一番最初に大将。そして高級将校、下士官兵、最後に青年士官。うんうん、これこそ人間よねー)

デ・ロイテル(やっぱ日本人は動物だ。白人とは……人間とは違うんだ。だからあんな蛮族みたいなことができるんだ)

デ・ロイテル(殺された戦友たちや犯された友達の事を想う。耐えられないぐらいの悲しみと怒りが混ざり合って……やばかった)



記者「艦娘たちも普通の女の子と何ら変わらないのだな……あの光景はきっと一生忘れられない。恥ずかしながら思わずもらい泣きしてしまったよ」

記者「君だけじゃなかったさ。映画やドラマのような創作とは比べ物にならない。あれが本物だ。我々の使命はこれをできる限り多くの人間に伝えることだ」

記者「そうだな。しかしつい早まって提督死亡と記事にしてしまったが大丈夫だろうか?今は制限されていて電報も電話も無線も使えないからあの記事の号外が出るのは止められない」

記者「なに、お詫びと訂正をしておけば大丈夫さ。むしろそのおかげで提督奇跡の生還の記事は大反響になるだろう。……などと俗な事を考えてしまうのが記者の辛いところだ」



朝日新聞『壮烈、提督シンガポールに散る。奇跡の価値は』

シンガポールで奇跡的な勝利を得た代わりに指揮を執っていた提督が深海棲艦の攻撃で戦死したという新聞が届いた
しかも要塞が崩壊して地下の司令部に生き埋めになり、東南アジア特有の大雨で徐々に部屋が水没していき、とうとう溺死してしまったという残酷な死に方だと書いてある

↓×1〜3 読んだ子たちの反応。特に強調したい子がいれば名前をあげて
※ 扶桑型と当事者と未登場の海外艦は安価下
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 02:40:17.20 ID:4Xx40rTi0
鈴谷型
鈴谷:提督が死ぬなんて嘘だ、あり得ない。現実逃避も含め、自らの目で確かめたいと夜中に密航を企てる
熊野:提督は死んだ、現実を受け止めろと鈴谷を冷静に諭すが、口論になる内に胸中の想いを抑えきれず、感情的になって手を上げてしまう
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 02:49:35.84 ID:9H00GQ+vo
鈴熊、大鳳、ガングート
新聞を思い思いの方法で粉々にする
この国のマスメディアの未来を憂い
取り敢えず提督の無事を祈る

大和型、長門型
また自暴自棄になりだす大和
陸奥も失意にあてられて涙が止まらない
武蔵、長門の大変な一日が始まる

翔鶴型、雲龍型、秋月型
全快に向かいつつある雲龍型
気に障ってはいけないと新聞を見せまいとする翔鶴型
秋月型も巻き込み新聞争奪戦の狼煙があがる
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 02:55:33.55 ID:K+OJKr8XO
338+339
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 18:17:33.73 ID:yB8VPiZc0


ガングート「……」グシャグシャグシャ ポイッ

ガングート(私は新聞を丸く押しつぶして暖炉に投げ込む。……シンガポールであいつが死んだ?笑えない冗談だ)

ガングート「……。……ふぅ」ゴソッ シュッ

ガングート(パイプに火を点け一服する。……あいつが死んだなんて嘘だ。そんな事、ありえん。あのアルハンゲリスクでも生き残った男だぞ?)

ガングート「誤報に違いない……まったく、日本の新聞報道の未来が思いやられるな……」カタカタカタ

ガングート(そうだ、誤報だとも……手が震えるのも気のせいに違いない。窓から空を見上げる。大西洋の空は今日も曇りだった)



鈴谷「はぁ……はぁ……っ……」

熊野「……少々はしたない真似をしてしまいましたわ」

鈴谷(私たちの足元にはびりびりに破り捨てられた新聞が散乱していた。もちろん私たちがやった。だって……酷いんだもん)

鈴谷「提督が死んだなんてありえない……だって提督だもん。何度も死んだって言われても生きてたんだよ……!?」

熊野「ええ、そうですわ。あの方は最前線での激戦に巻き込まれても、乗機が撃墜されても、暗殺者に襲われても、乗艦が撃沈されても死ななかったのですから」

鈴谷「だよね!?絶対そうだよ……そうに決まってる……!!ホント、どうしてこんな記事書いちゃったんだろ」

熊野「我が国の報道業界の未来が思いやられますわね。……鈴谷」ダキッ ギュッ

鈴谷(くまのんが鈴谷に抱きついてくる。強く抱きしめられた。くまのんの体は震えていて……耳元で、涙声で囁かれる)

熊野「嘘よね……?提督が……こんな酷い亡くなり方したなんて……あの人はまだ生きているでしょう……?」ウルウル

鈴谷「っ……当たり前じゃん……絶対に生きてるよ……提督は……!!」ダキッ ギュッ ジワァ

鈴谷(私は熊野の体を抱きしめる。目頭が熱くなった。どうか提督が生きていますように……心の中で何度も何度もそう祈る)
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 18:23:17.95 ID:yB8VPiZc0


大和「私もでるわ」ハイライトオフ

武蔵(無感情な声でそう言って部屋を出ていこうとする大和の前に立ちふさがる。大和が私を見た。昏く虚ろな目だった)

武蔵「大和……ダメだ。お前には休息が必要だ」

大和「いいの、大丈夫。そんなことより一人でも多く深海棲艦を殺すことの方が重要だもの」

武蔵(表情と言うものが無かった。ようやく結ばれた想い人の死は、大和の感情を殺してしまった。あいつが生き返りでもしない限り、もう大和は元に戻らないだろう)

武蔵「……ああ、そうだな」

大和「でしょう?分かってくれるのね、武蔵。嬉しいわ」

武蔵「分かるとも。だから言っているんだ。休め、大和」

大和「……」スゥッ

武蔵(邪魔するなら赦さない。言葉にせずとも分かる。これだけの研ぎ澄まされた感情を向けられれば。しかし私は退かない。むしろ前に出る)

武蔵「勘違いするな。私はお前が逃げようとしているから怒っているんだ。自己満足の為に戦って復讐を果たさずに死ぬことは絶対に赦さない」ギロリ

武蔵(あえて理性を手放し感情をむき出しにする。提督は唯一私に私が女であることを嫌でも自覚させられてしまう人だった。この身を灼く殺意は大和にも負けない)

武蔵「提督の為に奴らを一人残らず皆殺しにしてやれ。それまで私たちは死んではならないのだ。そのためにも、今は寝ろ。明日もっとたくさん殺す為に。いいな?」

武蔵(そんな私に、しかし大和は全く動じない。意に介していなかった。だが、私の言った事はどうやら大和の中で一理あると結論付けられたようだ)

大和「……わかった。寝るわ」

武蔵(くるりと反転してベッドに向かうと、装備を外しただけで着替えもせずに布団にくるまる)

大和「……お休み、武蔵」

武蔵(まるで機械のようだったが、布団の中からかけられたその声には少しだけ感情が含まれていた)

武蔵「ああ。お休み、大和。……っ」ウルッ

武蔵(泣いてしまいそうになったのを必死で耐える。しっかりせねばならない。きっと艦隊中が衝撃を受けているだろうから。深海棲艦は間違いなく深刻な一撃を我々に加えた)
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 18:28:12.54 ID:yB8VPiZc0


陸奥「っ……うぅ……」ポロポロ

長門(陸奥は床に座り込み声を押し殺して泣いていた。私はどこか現実感がなく、まるで夢の中にいるように感じていた)

長門「大丈夫か、陸奥」ダキッ ギュッ ナデナデ

長門(私は屈むと陸奥を抱きしめて背中を撫でてやる。陸奥が私を強く抱き返した。かすれた声で囁く)

陸奥「ごめんなさい……ぐすっ……すぐにしっかりするから……」

長門「……」ナデナデ

長門(私は無言で陸奥を撫で続ける。陸奥のようになってしまいそうな私個人を無理やり封印した。頭の中で強引にスイッチを入れる。私は誉れある帝国海軍の戦艦娘、長門だ)

長門(この事はすでに艦隊中に広まっているだろう。大変な事になる。しかし絶対に負けるわけにはいかないのだ。旗艦である私がなんとかしなくては)



瑞鶴「えっ……」

翔鶴(深刻な顔をした看護師さんが持ってきてくれた新聞を扉のところで受け取った瑞鶴がこちらに戻ってくる途中にフリーズしてしまった)

翔鶴「どうしたの、瑞鶴?」

瑞鶴「……」

翔鶴「瑞鶴?大丈夫?……瑞鶴?」

翔鶴(呼びかけに無反応な瑞鶴に私は席を立って瑞鶴のところへ行く。そしてずっと読んでいる新聞に目を向けた)

翔鶴「一体どうした……の……」

翔鶴(『壮烈、提督シンガポールに散る』。最初、その文を読んでもなかなか意味が理解できなかった)

葛城「瑞鶴先輩、翔鶴さん?どうしたんですか」

翔鶴(葛城さんの声も耳に入ってこない。誰よりも早くマリアナにたどり着いた秋月型の子たちと私たちは迫りくる深海棲艦と死闘を繰り広げた)

翔鶴(もう少し他の皆さんが到着するのが遅かったら、負けていたところだった。限界を超えて戦った私たちはなんとか撃退した時にはもうぼろぼろで……)

翔鶴(入渠の為に横須賀へ帰還することを命令された。そこで私たちはこれ幸いと雲龍型の皆さんのお見舞いに来たところだった)

翔鶴(私は、雲龍さんと葛城さんとの間で一悶着あったから……謝罪の手紙は送ったけれど、直接会って謝りたかった。けどそれができないまま雲龍型の皆さんがあんなことに……)

翔鶴(後悔した。もっと早く、何とかして謝りに行っていればと。でも幸いなことに三人とも一命を取り留めてくれた)

翔鶴(けど本土で入院している彼女たちのお見舞いに行くのは難しくて。だから今回の束の間の帰還は本当にいい機会だった)

翔鶴(直接謝ることができて、雲龍さんも葛城さんも私を赦してくれて、久しぶりにとてもいい日だと思ったのに……こんな……これが現実だとは思えなかった)

翔鶴「……!!」サァッ

雲龍「……見せて頂戴、瑞鶴さん」

瑞鶴「……」

翔鶴「っ!!」ハッ

翔鶴(何かを察した雲龍さんが新聞を持っている瑞鶴に手を差し出す。ハッとした。雲龍型の皆さんは全快にむかいつつあるとはいえ、まだベッドから動けないような状態だ)

翔鶴(そんな時にこんな事を知ったら……考えるまでもなかった。この子たちにこのことを知られるわけにはいかない)
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 18:31:27.38 ID:yB8VPiZc0
瑞鶴「……」ジッ

翔鶴(瑞鶴が顔をあげて私を見た。その表情は呆然としていて……私のように現実感が無いのだと思う)

雲龍「……翔鶴さん。お願い、見せて」

翔鶴(瑞鶴が反応しないからか雲龍さんが私に対して静かに催促してくる。葛城さんも天城さんも不安そうに私たちを見ていた)

翔鶴「な、何でもないですよ。気にしないで」ニコッ

翔鶴(私は動揺する自分を強引に律してなんとか微笑んで見せる。そんな私を雲龍さんが以前のような敵意を込めた目で鋭く見つめた)

雲龍「何でもないのなら、構わないでしょう?」キロリ

翔鶴「っ」

看護師「失礼します、雲龍さん、天城さん、葛城さん。可愛らしい子たちがお見舞いに来てくれましたよ〜」コンコン ガラッ

秋月「失礼します。あれ、翔鶴さんと瑞鶴さんも来ていらしたのですね」

翔鶴(先程新聞を持ってきてくれた看護師とは別の人が秋月さんと照月さん、涼月さん、初月さんを連れて来る)

翔鶴「あ、あら皆さん。ええ、そうなの。ね、瑞鶴?」

瑞鶴「……」

翔鶴「……っ!!」

翔鶴(つい瑞鶴に話を振ってしまう。瑞鶴はまた新聞に目を落としていた。秋月型の子たちの目が瑞鶴に向いて、反応しない瑞鶴を心配する)

照月「どうしたんですか、瑞鶴さん?何を読ん……で……」ドクン

翔鶴「ま、待って!!」バッ

初月「っ!!う、嘘だ……嘘だ嘘だ嘘だ!!」バッ

翔鶴「ダメ!!待って!!」ガシッ

初月「放して!!」グイッ

看護師「こ、こら!!病院で騒ぐんじゃありません!!」

涼月「……ぇ?」

秋月「し、司令が……?」

雲龍「っ……お願いだからそれを読ませて!!」

天城「お、落ち着いてください、皆さん!!」

葛城「な、何があったの……?」

翔鶴(……その後、騒ぎを聞きつけた他の看護師や警備員まで駆けつけてくるほどの騒ぎとなってしまった。あまりの事態に私も自分が思っている以上に動揺していたみたい)

翔鶴(冷静に考えれば隠すことなんて意味がなかったのに。勿論あの場にいる全員が提督の死のことを知ってしまった)



提督(シンガポールでの戦いは我々の勝利で終わった。敵艦隊は大損害を受けて撤退した。しかし、結局のところ今回は凌げたというだけだ)

提督(これで終わりではない。大事なのはこの後どうするかだ。そしてそれを考えるうえで一番大切なのは情報だった)

提督「……」ガチャッ

深海雨雲姫「ッ……!!」ビクッ

提督「……はじめまして。私は大日本帝国海軍提督だ。会えて光栄だよ。君にはいろいろと聞きたいことがある」

↓×1〜3 深海雨雲姫の反応
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 19:00:13.75 ID:eZMKLmJ0o
自暴自棄で提督に聞かれる度に
関係ないことまでボロボロ話し出す
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 19:16:00.68 ID:TBw4UwCPO
他の深海棲艦から噂程度ではあるが、この男が深海棲艦を次々と凌辱して洗脳した悪魔の男と聞き及んでいる
そのため、自らも辱しめられると思い込んでおり、半ば狂乱気味に早く殺せと拒絶する
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 19:29:28.80 ID:6hzq+8vHo
346
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 23:39:26.10 ID:yB8VPiZc0
深海雨雲姫「テイトク!?ソウカ……キサマがアノテイトクカ……!!」ハッ

提督「ほう、私の事を知っているのか?」

深海雨雲姫「エエ、オマエがワタシたちノドウホウを毒牙にカケテ凌辱し、洗脳してミニクイ裏切者にカエテしまうアクマノオトコとイウコトをね!!」ギロリ

提督「っ……そ、そうなのか……」ガーン

提督(深海雨雲姫の話にショックを受ける。まあ……事実……か……いや、でも……と気落ちしている場合ではない。俺は話を続ける)

提督「まあ、そんなことはどうでもいい」

深海雨雲姫「ハァ!?イイワケなイでショ!?ワ、ワタシはソンナふうにナリタクなイワ!!オマエに犯サレテ変えラレルなんてゼッタイにイヤ!!」

深海雨雲姫「キモチワルイ!!ムリ!!生理的ニウケイレラレなイ!!モシそんなコトにナッタラ……ソレハもうワタシじゃなイ!!」

深海雨雲姫「ワタシの皮ヲ被ッタバケモノよ!!オマエにスコシでも慈悲ガあるのナラ!!命ヲカケテ戦ウ者に対して敬意ガあるノナラ!!ワタシのままコロシテ!!コロシテよ!!」

提督「っ……!!」ドクン

提督(深海雨雲姫の言葉は……胸に刺さった。犯されて変えられる……私の皮を被った化け物……)

提督(古いトラウマがフラッシュバックする。……かつて俺は、付き合っていた彼女に浮気された。あの女を本気で愛していた。結婚すると信じていた)

提督(だが……酷い別れ方をしたのだ……毒牙にかけて凌辱し、洗脳して醜い裏切者に変えてしまう悪魔の男……それは俺が浮気相手の男に思っていた事)

提督(そして犯されて変えられる、本人の皮を被った化け物……それはあの女に感じていた事。その時の俺の心情と深海雨雲姫の言葉がシンクロした)

提督「……っ!!」ギリッ

深海雨雲姫「っ……!!」ビクッ

提督(だがしかし!!それとこれとは話が全く別だ!!浮気なんかと戦争にかかわることを同列にされてたまるものか!!)

提督(それに俺は、彼氏や夫がいるような女性に手を出したことも、出そうと思ったこともない!!あんなのと同じにされてたまるものか!!)

提督(俺が情報を吐かせた子たちも、浮気するような最低最悪女とは違う!!好き好んでそうしたのではない!!命の懸かった極限状態で仕方なくだ!!)

提督「……何も話すつもりはないと?」

深海雨雲姫「アタリマエでしょ!?ワタシはゼッタイに同胞をウラギラなイ!!ソウスルぐらいナラシンダホウがマシよ!!」キッ

提督「……わかった。もういい、安心しろ。捕虜を殺すことは国際法違反だ。君たちは適応外だが、国際法に準じて扱われることを約束する」

深海雨雲姫「……ハァ?」

提督「我々は君を殺さないし、私も君が言うようなことをするつもりはない。安心しろ。戦争が終われば帰れるだろう」

深海雨雲姫「……!?」ジッ

提督(警戒と困惑の入り混じった表情で俺を見る深海雨雲姫を部屋に残して出ていく。最悪の気分だったが、決して個人的感情のために止めたのではない)

提督(あれだけ警戒されていたらいつもの手段で情報を得ることは難しい。それこそ、薬物を使用して廃人にしてしまうようなことをしなくてはならないだろう)

提督(それはできれば取りたくない最終手段だ。もちろん、必要となれば躊躇わずにやる。だが、まだその時ではない)



提督「君とは面識があったな、泊地棲姫」

↓×1〜3 泊地棲姫の反応
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 00:27:50.86 ID:P6nUeoLao
大鳳ハブられててワロタ

ウォースパイトにかなり手厳しくされたせいか
提督の姿を認める途端に畏怖のあまり
口を噤んで泣いてしまう
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/02/02(日) 10:28:03.86 ID:XtV8ShgWO
うえ
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 10:54:49.31 ID:voUlerlJ0
>>349
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 12:25:00.76 ID:WaXHNT3l0
泊地棲姫「……!!」ビクッ サァッ ハイライトオフ

提督(泊地棲姫は俺が部屋に入ってきた瞬間、恐怖の表情を浮かべて俺を見る。その目に光は無く、完全に心の折れた人間の目をしていた)

提督「こうして君に会いに来たのは聞きたいことがあったからだ。敵の戦力、配置、作戦計画。知っていることをすべて話してもらいたい」

泊地棲姫「っ……!!うぅ……ぐすっ……ひっく……!!」ブルブルブル ボロボロボロ

提督「……」

提督(震えながら涙を流す泊地棲姫。どうやら恐怖やら何やらで話もできないようだ。完全に弱り切っている)

提督(あの艦隊の旗艦はこの子だったと言うからな。勝てるはずの戦いで大敗し、多くの部下を戦死させた挙句自らも捕虜になったのだから、仕方がないだろう)

提督(今のこの子に優しくすれば、もしかしたらこの子の心を手に入れることができるかもしれない)

提督(弱り切ったこの子は俺に依存するようになるだろう。そうすれば情報も得ることができるはずだ)

提督(しかし時間がかかるかもしれない。深海雨雲姫にああ言われた直後でアレだが、体を使えばその時間を短縮することができるだろう)

提督(だがその分依存度は深くなり、その後の俺の対応によってはまずいことになる可能性がある)

提督(責任をとる必要もあるし、心が回復した時に完璧に元には戻らないかもしれない。あいつが言ったように、この子を変えてしまうだろう……)

提督(っ……いや、違う……これは寝取りのような、侵してはならない尊いものを穢す悍ましいものではないはずだ……!!)

提督(失恋したり、なにかよくないことがあったりして弱っているところに付け込んで落とす普通の恋愛テクと似たようなことだ……!!)

提督(っ!!ダメだ!!考えるな!!意味のないことだ!!……誰が何と言おうと、俺の中ではちゃんと線引きができている。なら、それでいい)

提督(本題に戻ろう。さて、この子から情報を得るために優しくして篭絡する。しかし時間がかかるかもしれないのがネックだ)

提督(では拷問にかけてみるか?弱り切ったこの子にさらに苦痛と恐怖を与え、それから逃れる術を提示すればそれに縋るはずだ)

提督(これ以上酷い目に遭いたくなければ知っていることをすべて話せ!!そう言えば簡単に吐くかもしれない。さて、どうする……?)

↓×1〜3 提督の行動と泊地棲姫の反応
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 12:54:21.11 ID:voUlerlJ0
今は情報を手に入れることを後回しにし、優しく慰めることで泊地棲艦の信頼を得ることを優先する

泊地棲艦は提督の優しさに絆されかけるが、心の奥底に眠る呵責が散っていった仲間の幻聴を引き起こし、錯乱しながら提督を突き飛ばす
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 13:07:10.84 ID:MLBrvCD3O
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 13:41:29.44 ID:Ulu9kgsao
あくまで紳士的に、優しく扱う
提督に抱きついて怖かった、怖かったと泣きわめく泊地棲姫
子供をあやすように慰めながらなんとか情報を引き出していく提督
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 19:12:58.89 ID:WaXHNT3l0
提督「……」スタスタスタ ダキッ

泊地棲姫「ひっ……!?あぁっ……あぁ……?」ビクン

提督(歩み寄る俺に泊地棲姫は短い悲鳴を上げた。だが俺が抱きしめた瞬間、恐怖の声は困惑のそれに変わる)

提督「大丈夫だ。これ以上君を傷つけはしないさ」ナデナデ

泊地棲姫「……!!」ドクン

提督(深海雨雲姫に乱された心を落ち着かせることができた俺は、相手の事を考える余裕ができた)

提督(目の前にいたのは極限まで追い詰められ、恐怖に震えている女の子だった。これ以上酷い目に遭わせることなんてできなかった。労わってあげたかった)

提督「分かる。君は立ち上がった同胞を捨て置けなかったのだろう?裏切りたくて我々を裏切った訳ではない。違うか?」

泊地棲姫「っ……私は……」

提督(俺の言葉に泊地棲姫が掠れた声を出す。情報を手に入れることは後回しになってしまうが、仕方ない。これは戦争だ。殺し合いではない。可能な限り道徳や人道を尊ばなくてはならない)

提督「逆の立場だったら、俺もそうしていただろう。もういい。終わったんだ。後のことは任せろ。俺が君を守ろう」



泊地棲姫「て、提督……うぅ……」

泊地棲姫(私を抱きしめて撫でてくれるこの人は、私の事を完璧に理解してくれていた。そう、やりたくてやった訳じゃない。でもやるしかなった。しかたなかった)

泊地棲姫(優しい言葉と温かい体温は私の身も心も温めてくれた。私は提督の背中に手を回して抱きしめようとする。その時、声が聞こえた

泊地棲姫 また裏切るのか……

泊地棲姫「!?」

泊地棲姫(そこにいたのは私だった。提督の後ろ、私の目の前に立っている。私を失望と怒りに溢れた表情で見下ろしている)

泊地棲姫 お前はまた裏切るのだな……同胞を……何度目の裏切りだ……?同胞を裏切り……日本を裏切り……そしてまた同胞を……

泊地棲姫(その私が言っていることは冷たい氷の矢のように私の心を貫くと凍らせてくる……そうだ……私の言う通りだ……)

泊地棲姫「わ、私は……」マッサオ カタカタカタ

提督「泊地棲姫?」

泊地棲姫 何故まだ生きている……どうして死なない……同胞たちの死体の山を築いておいて……自分だけ……聞こえないのか……この声が……

泊地棲姫「……ひっ!?」ゾクッ

泊地棲姫(聞こえた。はっきりと。聞き覚えのある声が。もう二度と聞けなくなったはずの声が。死んだはずの私の部下たちの声だ)
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 19:19:31.08 ID:WaXHNT3l0
リ級 ウラギリモノ……オマエのセイで……ワタシハ……ワタシたちハ……アンナところデ死ぬタメにイキテいたワケじゃナイ……

タ級 死にたくなかった……どうして日本を裏切ったの……勝てないって……分かってたはずなのに……

チ級 私たちは裏切りたくなかったのに……貴女たちが……上がそう決めたから……だから私たちは……殺された……

ネ級 ワタシたちヲ死ニ追いヤッテおいて……オマエだけタスカルなんてオカシイ……!!ウランデヤル……コロシテヤル……!! ドチャッ ズルズルズル

泊地棲姫(どこからか、腹部を砲弾に貫かれて真っ二つになってしまったはずのあの子が……上半身だけで落ちてきた。目と口から血を流しながら、私の方へ這ってくる)

泊地棲姫「ぁ……!!」

提督「どうしたんだ?大丈夫か?」

タ級 殺してやる……!! フラフラフラ

リ級 殺してやる……!! ヨロヨロヨロ

タ級 コロシテヤル……!! ズリズリズリ

チ級 コロシテヤル……!! ベチャベチャベチャ

泊地棲姫(頭部が無くなってしまったあの子が、右半身を持っていかれたあの子が、足が取れてしまったあの子が、バラバラになったはずのあの子が、私の方へ……呪いながら……怨みながら……!!)

泊地棲姫「うわぁああああああああああ!!!!」

提督「っ!?」ビクッ



泊地棲姫「く、くるなぁああああああああああ!!!!」ドンッ

提督「うっ!?ぐはっ!!」ドバン ズルズル

提督(突き飛ばされた俺は壁に背中から激突した……尋常じゃなく痛い……咄嗟に受け身の要領で頭を打たないようにはしたが……背骨は無事か……息ができない……)

提督「……」グッタリ
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 19:26:01.03 ID:WaXHNT3l0


大鳳(思った通り提督は生きていた。あの人は不死身だから。そして運のない私としては珍しく、幸運にも空母娘が居なかった提督の艦隊へ送る増援として選ばれた)

大鳳(すぐさま提督のもとへ向かい、シンガポールについた私は司令部で提督が深海棲艦への尋問という極秘任務をしていることを知った)

大鳳(私は提督に一刻も早く会いたかった。司令部から捕虜収容所として使われているラッフルズ・ホテルへ移動して特務機関が厳重に隔離している区画へ)

大鳳(そして今まさに取り調べが行われている部屋の前まで来た。護衛の潜水艦娘、イムヤちゃんが驚いて私を見ている)

伊168「あれ、大鳳さん?こんにちは。どうしてここに?」

大鳳「こんにちは、イムヤちゃん。増援で来たんだ。提督は中?」

伊168「なるほどね。そうだよ、まだ泊地棲姫の尋問中」

泊地棲姫「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

提督「っ!?っ!?」

「「!?」」

大鳳(突然、部屋の中で泊地棲姫が大声で叫び始めた。提督が何か言っているのが聞こえる。何て言ってるのかまでは分からないけれど)

泊地棲姫「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

提督「っ!!」ドバン

大鳳(壁に全力でタックルでもしたかのような大きな物音。イムヤちゃんが扉を開けて部屋に突入する。もちろん私も後に続いた。目に入ってきたのはまず錯乱した様子の泊地棲姫。そして……)

提督「……」グッタリ

大鳳(ドアのすぐ横の壁に背中を預けるようにして倒れている提督だった。ぐったりとしていて、まるで死んでいるように見えた)

↓×1〜3 大鳳と伊168の反応
※深海棲艦に本気で突き飛ばされたら、それは車にはねられたようなもので人なんて簡単に死ぬことは明らかな事を踏まえて




読んでいただいてありがとうございます
間が空いてしまい申し訳ありませんでした……
大鳳の件はこちらのミスです……すいません……どうかご容赦ください
よろしければこれからもよろしくお願いします
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 19:44:31.81 ID:jLHJqyh4O
泊地の様子が尋常じゃないが一時的なものであることを見抜き
大鳳がこれ以上提督に害がいかないよう盾役となって
伊8に提督をできるだけ周囲に気づかれないよう救護室へ連れていかせる
一旦泊地が理性を取り戻したところで
怒りを押し殺しつつ我々が理解できるか尋ね
起こった事実を伝えつつ拘束、提督に何かあったときは
絶対に許さないと伝えて提督の回復を待つ
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 19:47:58.55 ID:Hk08auV2o
太鳳
なんてことをしてくれたんだ、せっかく提督に会えると思って来たのに、絶対に許さない…! と泊地棲姫を突き飛ばし、馬乗りになって締め上げる

伊168
太鳳と一緒に激昂し、泊地棲姫を襲おうとするが潜水艦の性か微かな提督の吐息を感じ、そばに寄って生存を確認する
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 19:57:06.63 ID:P6nUeoLao
全然大丈夫です
またあなたの作品が読めて嬉しい
待った甲斐がありました
ご自愛ください



イムヤは提督を部屋の外へ避難させる
大鳳は艤装展開の上で一人泊地棲姫と対峙
尋問を続けようとする
二人は若干頭に血が上っている
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/03(月) 00:38:23.74 ID:JlIql2Z60
伊168「……殺すね?」キッ ニタァッ

大鳳「待って」ガシッ

伊168「っ!?……なんで?」

大鳳(壮絶な笑みを浮かべて泊地棲姫へ跳びかかろうとしたイムヤちゃんを止める。イムヤちゃんは驚くと底冷えするような声でそう聞いてきた)

大鳳「ソ連で見た。たぶんあれは錯乱してるんだ。わざとじゃない。それでも赦し難いけど、殺したら取り返しがつかない」

大鳳「私がやるからイムヤちゃんは提督をお願い。なるべく人の目につかないようにすぐ救護室へ連れて行ってあげて。優しくね」ザッ

大鳳(私は提督の盾になるように泊地棲姫の前に立ちふさがりながらイムヤちゃんにそう頼む。そんな私にイムヤちゃんも従ってくれた)

伊168「そう、わかった。……司令官、良かった、生きてる!!護衛なのに守れなくてごめんなさい……今救護室に連れてってあげるからね」スッ

大鳳(司令官を労わるようにそう囁くイムヤちゃんが提督を連れていく気配を感じながら私は泊地棲姫との距離を詰める)

泊地棲姫「ごめんなさい……ごめんなさい……おねがい、ゆるして……おねがいだから……!!」ズリズリズリ

大鳳「……目を覚ましなさい」ドスッ

泊地棲姫「うぐっ!?おえぇぇ……!!げほっげほっ」ゲボッ

大鳳(腰が抜けたようになりながらも手と足で後退っていた泊地棲姫の腹に足で一撃入れる。泊地棲姫がくぐもった声を出し、蹲って嘔吐した。激しく咳き込む)

泊地棲姫「はぁ……はぁ……あっ……えっ……?」

大鳳(荒い息を吐きながらも正気に戻ったらしい泊地棲姫が呆然とした表情で辺りを見渡して私を見上げた。私は自分を落ち着かせる為に深呼吸する)

大鳳「すぅー……はぁー……私が分かる?」

泊地棲姫「……」コクコク

大鳳「じゃあお前が提督を突き飛ばして殺しかけたことは?」

泊地棲姫「ぇ……ぁ……そ、そんな……あの人は……私を抱きしめてくれて……それで……」サァッ マッサオ カタカタカタ

大鳳(何があったかを理解したらしい泊地棲姫の顔から血の気が引く。体が震え始めた。目を見開いている)

大鳳「とりあえずお前は拘束する。……もし提督の身に何かあったら、絶対に赦さないから」ギロリ

泊地棲姫「…………」ハイライトオフ

大鳳(私の言葉に泊地棲姫は顔を俯ける。目が死んでいた。どうやら提督に優しくしてもらったみたいだけど、その提督を自分が殺しかけた)

大鳳(その事実が泊地棲姫の心を完全に殺したみたいだった。私は部屋にあったテーブルクロスやカーテンで泊地棲姫を拘束する。首を絞めてしまいそうになる衝動と必死に戦いながら)



ウォースパイト「なんですって……本当なの、大将……?」ゾクッ

イギリス海軍提督「ええ、残念ながら。提督は事故に遭って重傷を負ったとのことです。ですがご安心ください。命に別状はないと聞きました」

ウォースパイト「……ごめんなさい、少々失礼するわ」クルッ スタスタスタ

イギリス海軍提督「車を表に待たせてあります。お使いください」

ウォースパイト「ありがとう、大将」
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/03(月) 00:44:33.82 ID:JlIql2Z60


提督(入院する破目になったが、幸いにも俺は後遺症が残るようなことにはならなかった。艦隊の指揮は王立海軍の大将が引き継いでくれた)

提督(俺は交通事故に遭ったことになっている。そうすることができたのもイムヤと大鳳の機転のおかげだ。あの二人がなるべく人に知られないようにしてくれたからなんとかなった)

提督「っ……」ゾクゾクゾク

大鳳「れろれろ、じゅるじゅる」

提督(そんな優秀な部下のうちの一人である大鳳は今、上裸でベッドの上に乗って雌豹のように四つん這いになりながら俺の股間に顔を埋めている。素晴らしい光景だった)

提督(普通に見舞いに来てくれたのだが、キスをして抱き合っているうちに気が付いたらこうなっていたのだ。まったく不思議な事だ)

提督(大鳳の舌がモノを這いまわり、激しく吸われ、喉奥で亀頭を扱かれる。俺の求めるままに快楽を与えてきていた)

提督(俺は大鳳の体のことならなんでも知っている自信があるが、大鳳もまた俺の体のことをなんでもしっているようだな)

提督(それほどまでにすでに俺は大鳳を調教しつくしていた。目の前の少女はすでに俺専用の娼婦になり果てているのだ。男としての本能が満たされる)

提督「上手いぞ。いい子だな、大鳳」ナデナデ

大鳳「んふっ……///」

提督(大鳳の頭を撫でると喜んで体をくねらした。俺はそのまま大鳳の背中に手を這わせ、突き上げられた尻に触れる)

提督(こんなに小さいのに、それでも雌なのだと認識させられる。安産型のそれは子供を孕み産むのに適しているのだと雄にアピールしてきていた)

提督(しかし、小さいのだ。小ぶりなのだ。興奮する。俺は大鳳のミニ袴をめくった。丸見えになったスパッツとそれを透けて見える際どいローライズのショーツ。堪能する)

提督「訂正しよう。こんな下着を穿いて男を誘惑するなんて悪い子だ。お仕置きが必要だな……」ナデナデ

大鳳「んんっ……///」フリフリ

子供「……あれ?」ガチャッ

「「っ!?」」ビクッ

提督(心臓が止まるかと思った。ノックもなしに病室のドアを開けたのは現地の子供だった。きっと家族のお見舞いに来たのだろう)

提督(この病院は軍の専用という訳ではないからな。そして間違ってここのドアを開けたのだ。その子供は俺と大鳳を見ると困ったような顔をした)

子供「ここじゃない……」

提督(そしてドアを開けっぱなしで行ってしまう。一瞬の出来事だった。俺と大鳳が絶句している間に終わった)

提督(部屋を間違えて知らない人がいたからとりあえず逃げる。なんとも幼い子供らしい行動だが……とりあえずドアを閉めなくては)

看護師「That room(あの病室ですよ)」

ウォースパイト「あそこにAdmiralがいるの?」

看護師「はい、そうです」

ウォースパイト「わかったわ、ありがとう」

「「!!」」バサッ

提督(ウォースパイトの余裕のない切羽詰まった声が聞こえた。最悪のタイミングだ!!一瞬でスイッチが切りかわる)

提督(お互いに完璧に分かり合っていた。ドアが開いたままなのだ。大鳳が服を着る時間は無い)

提督(そして他に逃げ場はなかった。大鳳が俺の下半身に抱きつくようにして、俺がはだけていた布団をかける。その直後、病室の入り口にウォースパイトが現れた)
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/03(月) 00:48:24.77 ID:JlIql2Z60
ウォースパイト「Admiral!!」

提督「ウォースパイト、来てくれたのか」

ウォースパイト「当たり前でしょ!?怪我は大丈夫なの!?」

提督「ああ、もちろんだよ。後遺症も残らない。すぐ良くなる」

ウォースパイト「あぁ、良かった……Admiral……本当に良かったわ……!!」ダキッ ギュッ

提督「ありがとう、ウォースパイト。心配をかけてすまない」ギュッ ナデナデ



提督(病室にはお互いを想い合う若い男女をそういう雰囲気にする妖しい力があるのかもしれない)

ウォースパイト「んふっ……はむっ……」ギュッ

提督「んっ……」ギュッ

提督(俺を強く抱きしめていたウォースパイトは落ち着くと開けっぱなしだった病室のドアを閉めて花瓶に持ってきてくれた花を生けた)

提督(もともと大鳳が持ってきてくれたものが生けてあったが、花瓶がとても大きかったこともありウォースパイトが持ってきてくれたものも一緒に生けることができた)

提督(そして事故についての話をしたり作ってきてくれたクッキーと紅茶を頂いたりしているうちに、気が付いたらこうなっていたのだ)

ウォースパイト「れろれろ……んちゅっ……」ムニムニ

提督「っ……」ギンギン

提督(俺はウォースパイトと抱き合いながら濃厚に舌を絡ませていた。甘いジャムの味。ウォースパイトがその美しい双峰を押し付けてくる)

提督(ウォースパイトが全身全霊で俺への愛を表現してくれていた。夢見心地だ。しかし、忘れてはいけない。俺の足元にはずっと大鳳が隠れている。ずっとその体温と息遣いを感じていた)

提督(本来、こうしている場合ではない。だが抗えなかった。ここまで俺を想って心配してくれたウォースパイトにキスを求められて、断れるわけがなかったのだ)

↓×1〜3 もちろん提督とウォースパイトの行動を完全に把握している大鳳の心情と行動
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 01:06:26.42 ID:RODEl9y+0
自分と提督の時間に水を差し、なおかつスタイルにも差があるウォースパイトに敵愾心を抱き、そんな女にデレデレしている提督にも苛立っている
眼前の光景によって嫉妬と悪戯心を掻き立てられたため、ウォースパイトに気づかれないように激しい口淫を繰り出した
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 01:13:33.04 ID:X6UN6Hm8o
このまま提督を搾り取ってしまおう
フェラで最大限に勃起させた後
持ち前の体の柔軟さをいかして
変則的な背面座位でハメる
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 01:36:15.50 ID:9gZgdTZmO
ウォースパイトとのキスやペッティングに合わせて
提督から伝わる興奮に抑えが効かなくなり
口淫を提督の昂りにシンクロさせて行っていく
提督がウォースパイトをイカせてしまうか
いっそ二人とも相手してしまう程に獣欲を
解放してでも自分の貰うべきご褒美を譲るまいとする
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 02:31:37.05 ID:yK/R9bnX0


大鳳「……」

大鳳(……せっかくお見舞いに来てくれたウォースパイトさんを無下に扱えないのはわかる。私も別にさっさと追い返して欲しいとは言わないし、そもそも思っていない)

大鳳(ウォースパイトさんは大事な戦友だし。でも……これは酷いと思う。提督は私の事を忘れてしまったんじゃないかと思うくらい放置されていた)

大鳳(提督がウォースパイトさんに押し倒されたような体勢で抱き合いながらディープキスしているのは布団の中からでも気配で分かる。すっかり二人の世界だ)

大鳳(こんな酷い扱いに加えて、私の顔のすぐ近くにある暴力的なまでに雄々しい偉容を誇るソレと、ソレからただよってくる濃厚な雄の匂い。もう我慢できなかった。私はそれに触れる)

大鳳「……」スッ ピトッ

提督「!!」ビクッ

大鳳「……」ナデナデ ネトォ

提督「……!!」ゾクゾク

大鳳(提督が体を反応させた。私は構わずびくつくそれを撫でる。その先端からはとろりとした粘液が新たに染み出ていた。提督、ウォースパイトさんとして興奮してるんだ)

大鳳「……」モゾモゾ

大鳳(私は体を少し起こす。バレてもいい。コレは私のモノだ。ウォースパイトさんに譲るつもりはない。再びソレを咥えた)

大鳳「あむ」

提督「っ!?」ビクン

大鳳(提督が私の行動に気が付き、腰を捩る。さりげなく私の頭を手で押さえてきた。でも止めない。むしろウォースパイトさんに体をすり寄せられて反応するソレ合わせて口淫を激しくする)

大鳳(提督の欲情を煽るために。提督がその気になればウォースパイトさんをイかせて私の相手をしてくれるだろう)

大鳳(最悪、ウォースパイトさんと一緒でもいい。久しぶりだもの。この機会を逃すつもりは無かった)



提督(もはや大鳳はバレるかもしれないことなどお構いなしに俺のモノをしゃぶっていた。もしウォースパイトが布団が盛り上がっていることに気が付いたら終わりだ)

提督「っ……!!んっ……」ギュッ

提督(俺はウォースパイトが気が付かないように抱きしめ、ただただ唇を貪る。ウォースパイトはすっかり発情していた)

ウォースパイト「A, Admiral……!!はふっ……んちゅっ……」スリスリ

提督(俺に覆い被さり、甘い声音で俺を呼びながらひたすらに舌をからませてきていた。胸が俺の体に押し付けられてつぶれている)

提督(なんというシチュエーションだろう!!ウォースパイトとキスし、その柔らかい双峰を存分に堪能しながら隠れている大鳳にフェラされている)

提督(背徳的な快楽が甘く脳を蕩かせてきた。まるでウォースパイトと大鳳をそれぞれ裏切っているようで……)

提督(もちろん大鳳は例の話を知っているし、ウォースパイトにも話そうとした。断られたが、きっと察しているのだろう。しかし知る機会を与えた。隠してはいない)

提督(二人ともその上で俺を愛してくれていた。想ってくれていた。だからこれは他人が何と言おうと裏切りでは……浮気ではない)

提督(しかし、自分が絶対に赦せないことに近いことをしているという自己嫌悪と赦されない快楽が混じって……麻薬のようだった)



ウォースパイト「……!!」

ウォースパイト(ふと、視界に入ったそれに気が付く。白い袖の裾の方が布団から飛び出ていた。Admiralのにしてはサイズが小さすぎる。そして謎の白い布も。どこかで見覚えがあった)

↓×1〜3 提督と大鳳がベッドの上で男女の営みをしていた時に大鳳が脱いでそのままベッドの上に置いておいた上着と腹掛けを見つけたウォースパイトの反応
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 03:29:09.81 ID:gzT9GE7io
布団をはいで大鳳へ耳打ち
どちらがよりAdmiralに愛してもらえるか競いましょう、と

提督をどかし乙女2人はベッドに横並びに寝そべる
正常位でくぱぁを見せつけ怒張を誘う
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 06:58:30.93 ID:wZCbU4cLO
大鳳が何をしているのかを察した上で提督が
この異常なシチュエーションに高ぶって尚
甲斐性を発揮している様子に雌の本能が即売陥落しそうになる
ただオールドレディとしてのプライドが鎌首をもたげて
私を半端な扱いで満足させようとしたことを後悔させてあげるわと
提督を技巧で堕とそうとする

結果自分が我慢できなくなって
大鳳と共に滅茶苦茶にしてもらおうと嘆願する
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 07:13:39.86 ID:5q8Hwfwxo
369
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 23:57:02.88 ID:oPXJKyaV0


ウォースパイト「……」ニコッ ズルッ

提督「っ!?」

提督(ウォースパイトが微笑みながら何かを布団の中から引きずりだした。俺はそれを見て心臓が止まりそうになる)

提督(それは大鳳の着ていた服だ。艦娘の服は独特なものが多い。何か意味があるらしいが、専門ではないので詳しくは知らなかった)

提督(それもその一つだった。腹掛けに似た形状のそれは大鳳のような美少女が素肌に着ると非常に官能的だった。特に惜しみなく晒された脇や横乳が)

提督(それが、ウォースパイトに見つかった。ウォースパイトが視線を俺の下半身の方へ向ける。もはや止められない)

提督(先程までと違い大鳳は俺のモノを咥えているために誰かが中にいることが一目瞭然な膨らみができてしまっていた。それを一瞥するウォースパイト)

ウォースパイト「……」ジッ

提督(そして俺に視線を戻すと感情の読めない瞳でじっと見つめてきた。そのまま俺の耳に口を寄せると囁いてくる)

ウォースパイト「Admiral……私は貴方を信じていいのよね?」

提督(努めて平静を保っているが、それでも微かに震えている声。ウォースパイトにとって俺が他の女性とこういうことをしている所に遭遇するのは初めてだ)

提督(なんとなく察しているのと実際に目の当たりにするのは全く違う。迷いや不安を抱くのも当然だろう。俺はウォースパイトを引き倒す)

ウォースパイト「っ」トサリ

提督「……もし君が俺の元を去るというのなら、無理に引き留めてはいけないと思っている。だが君のいない人生なんて考えたくもない」ダキッ

提督「ずっと君と一緒に居たい。俺は君が幸せになってくれるよう全力を尽くす。幸せにしてみせる。だから、信じてくれ。いや、俺を信じろ、ウォースパイト」ギュッ

ウォースパイト「……!!んっ」ゾクゾク キュン

提督(ウォースパイトを抱き締めながら俺の想いを伝える。ウォースパイトは返答の代わりに俺に口付けしてきた)

ウォースパイト「んちゅっ……れろれろ……」ダキッ ギュッ
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/07(金) 00:00:25.81 ID:+ACd1s4C0
提督(俺の首元に手を回し強く抱きしめると俺の舌へ自らの舌を絡ませてくる。それはつまり受け入れてくれたということで……深い安心感と極上の喜びが心の奥底から湯水のごとく湧き上がってくる)

ウォースパイト「っは……Admiral, 貴方が義務を果たすと信じているわ。私に後悔させないで。貴方を愛したことを。信じたことを。私の全てを捧げたことを」

提督(ウォースパイトがキスを中断して俺の耳元に口を寄せると震える声でそう囁いてくる。それは明確に俺が他の子とも関係を持つことを認め……)

提督(そしてその上でウォースパイトの全てを俺に捧げてくれるという発言だった。あのウォースパイトが)

提督(プライドが高く負けず嫌いで、英国人らしく容赦のないところもある高貴で美しい女性がここまでするほどに身も心も俺のモノとなっているという事実に絶頂してしまいそうだ……!!)

提督「誓う。決して君を後悔させない」

ウォースパイト「……んっ」コクリ

提督(俺は信念を込めて返答する。ウォースパイトが頷いた。キスを再開する。俺はウォースパイトのスカートの中に手を入れた)

提督(緻密な装飾を施された最高級品のショーツの手触りを堪能しながらヒップを揉み、秘所の柔肉をこねくり回す。薄布越しに感じるウォースパイトの体温)

提督「……」スッ ツゥー

ウォースパイト「んぅん……!!はむ……れろれろれろ」ビクッ

提督(割れ目を指でなぞるとウォースパイトの腰が跳ね、色っぽい吐息を漏れる。ショーツがしっとりと濡れた。俺は本能のままにウォースパイトの愛撫を続ける)

提督(それと同時に大鳳をフォローすることを忘れない。純粋な放置プレイや最初からそのつもりで大鳳の前で他の子と肌を重ねて嫉妬を煽るプレイなら問題ない)

提督(しかし今はそうではない。大鳳としていたのに後から来た他の女にかかりきりになってしまうというのは大鳳からすると自分より他の女を優先したように感じて面白くないだろう)

提督(最悪、大鳳の心は俺から離れてしまう。俺が大鳳のことをただ想っているだけではいけない)

提督(大鳳に俺がちゃんと大鳳を見ているということを認識してもらわなくてはならないのだ。俺はウォースパイトへの愛撫を続けつつ片手を布団の中に入れ、大鳳の頭を撫でる)
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/07(金) 00:19:46.36 ID:+ACd1s4C0


提督「……」ナデナデ

大鳳「!!」ピクッ

大鳳(提督の手が布団の中に入ってきて、私の頭を撫でる。提督はちゃんと奉公する私を忘れていない。気にかけてくれてる)

大鳳(それだけですっかり私は幸せになってしまった。我ながらちょろい女だと思う。でもいいんだ)

大鳳(提督は私がちょろいからってぞんざいな扱いをしたりしないから。むしろ提督が私を大切にしてくれるから私はちょろくなっちゃったんだ。責任をとってもらわなくちゃ)

大鳳「にゅるにゅるにゅる……れろ……はむはむ」ダキッ ギュッ スリスリスリ

提督「……」ピトッ ナデナデナデ

大鳳(私は口に提督のを咥えながらその下半身を強く抱きしめる。太腿に頬を擦り付けた。反対側の頬を提督の手が撫でてくれる。ただただ提督のことが愛おしかった)



提督「っ……」

大鳳「んぐっ……!!おごっ……!!んちゅっ……じゅるるっ……」ゾクゾクゾク

ウォースパイト「No, いや、ダメ……!!そんな、胸と同時なんて……!!さきっぽ摘ままないで……!!あぁっ!!声でちゃうからソコはそんな強くしちゃダメ……!!」キュンキュン

提督(横になりながらウォースパイトを後ろから抱くようにしつつ服をずらして露にさせた胸を揉みしだき、その先端を虐める)

提督(そして下着の中に手を入れ、蜜が溢れてくるそこを撫で、割れ目を指でなぞり、硬くなったソレを責め、中に指を挿入する。ウォースパイトは必死に耐えていた)

提督(それと同時に快楽のままに腰を突き上げ、大鳳の咥内を犯す。苦しそうにしながらも喉奥でモノの先端を締め上げ、快楽を奉げてくる大鳳)

提督(後でたくさんご褒美をあげなくてはな……っ、そろそろ限界だ……!!俺はギリギリまで快楽に耐えるためウォースパイトへの手淫を激しくする……)

提督(とばっちりを受けることとなったウォースパイトが悲痛な嬌声をあげながら体を捩らせた……くぁっ……!!もう出る……!!たまっていた分、たっぷりと……!!耐えられない!!)
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/07(金) 00:20:24.20 ID:+ACd1s4C0


ウォースパイト「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」ビクビクビク

提督「くぁっ……!!」ビュルルルルルルルルルル

大鳳「んぶっ……!!」ビクン

大鳳(提督の腰が震えながら突き出されたことで限界を察した私はウォースパイトさんの押し殺した嬌声を聞きながら濃厚な精液を口で受ける)

大鳳(喉奥に熱いそれがぶちまけられた。最初はうっとなってしまったそのにおいと味も今や麻薬のように私の脳髄を甘く蕩かす)

大鳳「ごくん……じゅるるるる……んくんく……」

大鳳(喉に絡みつくそれを飲み込む。愛する人のモノが喉を通る感覚に陶酔する。そして尿道に残ったものも吸い出し、一滴も余さず堪能した。ごちそうさまでした)



ウォースパイト(快楽に理性も思考もかき消されてしまった。絶頂で病院中に響くような嬌声をあげてしまいそうなのを手を咥えることでなんとか耐えきった)

ウォースパイト「はぁ……はぁ……っ……♡」ギリッ キュンキュン

ウォースパイト(少し後、ようやく理性と思考が戻った私は余韻に浸りつつも屈辱感に苛まれていた。愛撫だけで……絶頂させられてしまうなんて……)

ウォースパイト(けれど、それと同時にもうこの人に支配されたいという欲求に駆られる。Admiralのような最高の男性に引き倒されて、男らしく引き締まった筋肉質な体に抱きしめられて)

ウォースパイト(そして耳元でああ囁かれて、強い口調で命令されて……女の本能がこの人を主と……自分より上だと認めて受け入れてしまっていた)

ウォースパイト(心に生まれた不安と迷いはとっくに消え去っている。しかし自尊心が傷つけられてしまった)

ウォースパイト(この私を、英国中がオールド・レディと尊敬する私を半端な扱いで満足させようとしている)

ウォースパイト(Admiralの隣に立つにふさわしいと実績を挙げて証明した私にそんなことをしようとしていることが赦せなかった……後悔させてやる……!!)
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/07(金) 00:45:20.82 ID:+ACd1s4C0


大鳳(結局、私は布団の中に隠れていたのをウォースパイトさんに見つかった。あんなことしてバレていない方がおかしいけど)

大鳳(その後、いろいろあってじゃんけんに私らしく不運にも敗北した結果、提督とウォースパイトさんの情事を見せつけられることになってしまった。まあ、それはそれで興奮するけど)

大鳳(提督に自分のしたことを分からせると言ったウォースパイトさんは手で扱き、口で咥え。胸で挟んで提督を責め、絶頂させようとした。それに対して提督ももちろん反撃した)

ウォースパイト「ごめんなさい、Admiral……もう分からせようとしないから……!!私が分からせられたから……!!だからお願いします……イかせてください……私を無茶苦茶にして!!」

大鳳「……」

大鳳(その結果がこれだった。胸を揉みしだかれ、勃起してしまったそこを抓られ、秘所をかき回されていた。提督の性技の前にもはや完全に屈服させられてしまい、お情けを求めて媚びている)

提督「いいだろう、ウォースパイト。お前の望み通りにしてやる」

大鳳(それから始まったのは蹂躙だった。ウォースパイトさんは提督に口を塞がれて、手で激しく責め立てられている)

大鳳(淫らな水音とくぐもった嬌声が部屋を満たしていた。ウォースパイトさんが絶頂しても提督は全く手を止めない)

ウォースパイト「っ〜〜〜〜〜〜!!〜〜〜〜〜〜!!〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」ギュゥゥ ビーン

大鳳(ウォースパイトさんがシーツを掴んで体をピンと張っていた。恐怖を感じる光景だ。なのに、どこかでそうされてみたいという破滅願望のような欲求が心を擽る)

大鳳「はぁ……はぁ……」クチュクチュ



大鳳「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」ビーン ビクビクビク ギュゥゥ

提督(俺の腕の中で大鳳が何度目かの絶頂を迎えた。腰が突き出され、潮を吹く。俺の腕を掴む手に力が込められた。目が完全にイってしまっている)

提督(涙を流しながら見開かれており、正気の光が完全に失われており焦点があっていなかった)

提督「まだまだ終わらないぞ?ご褒美にウォースパイトにしたのと同じことをして欲しいと言ったのは君だからな?」ズッチュズッチュズッチュ

大鳳「〜〜〜〜〜〜!!〜〜〜〜〜〜!!〜〜〜〜〜〜!!」

提督(俺の言葉も今の大鳳には届いていない。しかし大鳳のような小柄な子の口を押えて激しく責め立てているとまるで犯罪だな……ぞくぞくする。犯罪者になった気分で大鳳を凌辱し続けた)



帝国海軍中将「先の作戦はよくやってくれた。諸君らが到着して以降にアフリカを発った敵船団の八割以上を補足、撃破することができた」

帝国海軍中将「枢軸国は経験豊富なアフリカ軍団のおよそ二割を喪うこととなった。このことは来るべき欧州における戦いにおいて必ずや生きてくれるだろう」

帝国海軍中将「これもすべて君たちが身の危険を顧みず勇敢に戦った結果だ。その戦い様は前帝国海軍の模範となるべきものであった」

帝国海軍中将「諸君らはその奮戦に対して相応しい栄誉を受けることになるだろう。私の方からも推薦する。……諸君らを深海棲艦と侮り蔑んだこと、謝罪する。本当に申し訳なかった」

↓×1〜3 彼が自らの差別的な振舞いを後悔し、心から申し訳なく思っていることは確かに感じられた空母棲姫たちの反応
※彼が提督を良く思っていないことを深海棲艦たちは知らず、嫌な目で見てきたこと以外に特に差別的な事はされていなくて、実際に指揮されて彼が優秀であることを認めていることを踏まえて
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 01:17:11.15 ID:pbI93Kwa0
表向きはこれくらいはできて当然という尊大な口振りだが、滲み出る嬉しさは隠し切れない
少し調子に乗って更なる戦果を約束する
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 01:35:21.68 ID:72XHo5rGo
気にしていないと返す
あくまで上司と部下の立場を徹底して
差し障りのないように振る舞う
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 02:42:11.39 ID:UdVvnqk/o
337
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/08(土) 02:23:13.19 ID:8Sk2CVxU0
空母棲姫「我々は気にしていませんから中将もお気になさらず」

帝国海軍中将「そうか……そう言ってくれるとありがたい。では本題に入ろう。我々はナポリの軍港とLa Regia Marina 主力へ攻撃を仕掛ける」

帝国海軍中将「その目的は二つある。一つ目は南極から侵攻してくる敵に対処しなくてはならない状況でイタリア軍が何か余計な事をする余力を奪うこと」

帝国海軍中将「そして二つ目は地中海の制海権を確固たるものとして地中海を航行する輸送船団の安全をより強固なものとすることだ」

帝国海軍中将「休む間もなく次の戦いとなってしまい申し訳ない。だが、やらなくてはならないのだ。そして君たちならできると思っている」

戦艦棲姫「ええ、もちろん。おまかせください、中将。この程度、あの頃と比べたらどうってことありませんわ」

戦艦水鬼「海が誰のものなのか教育して、イタリア人が二度と海に出てこられなくなるようなトラウマを植え付けてあげましょう」



イタリア「……ここにいたのね」

ポーラ「あ、イタリアさん、ローマさん、 Buon Giorno〜」

ザラ「 Buon Giorno!!どうしたんですか?」

イタリア「 Buon Giorno. 話さなくてはいけないことがあるの……」

「「?」」

ローマ「……ポーラ。貴女、ナポリ出身だったわよね?」

ポーラ「は〜い、そうですよぉ〜イタリアで一番美しいところですぅ。 ” vedi Napoli e poi muori(ナポリを見てから死ね)” っていうでしょう?」

ローマ「っ……」

イタリア「……あのね、ポーラ。落ち着いて聞いて……」

大日本帝国海軍の深海棲艦がナポリに攻撃をしかけた。攻撃を受けたナポリの軍港は壊滅し、民間人やナポリの歴史的な街並みにも被害が出てしまった
しかし民間人と街の被害の規模から考えて空母棲姫たちは可能な限り民間人を巻き込まないように配慮したのだろう
それに、こういう場合は誰であっても民間人や街への被害を皆無に抑えることはできないことは分かっている
それでも、あまりにも衝撃的な出来事だった。残酷な現実と向き合うときが来てしまった。アフリカの戦いは終わり、次の戦場はイタリアだ。自分たちの故郷で悲惨な戦闘が行われるのだ

↓×1〜3 イタリア、ローマ、ザラ、ポーラの反応
※特にポーラはナポリ出身で家族や友人たちの安否を確かめることも難しいということを踏まえて
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 07:24:41.07 ID:Q9rOPIpS0
皆改めて自分達が戦争をしていることを実感する
イタリアとローマはいずれ提督達とも対峙しなければならないことも考え、故郷と提督を天秤にかけることに葛藤を覚える
ザラはポーラを気遣ってなんとか慰めようとするが、逆にいたたまれない空気になる
ポーラは他の三人に笑って誤魔化そうとするが、悲しみを抑えきれずに涙を流しながら笑みを浮かべてしまう
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 07:57:27.26 ID:1Jb4pJrBO
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 08:07:45.45 ID:JqoZBgUOO
>>381+
ポーラは日本や提督への意識が
可愛さ余って憎しみに変化
自分の言動を容認してくれた人や場所が
大好きだったからこそ今回刺し違えてでも
自分が味わった気持ちを味わわせようと狂気に近い感情を抱く
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/09(日) 15:27:38.55 ID:5UTls3al0
ザラ「そ、そんな……」

ポーラ「……。ナポリが…… Papà…… Mamma……」

ザラ「ポ、ポーラ……きっと大丈夫よ」

ポーラ「そ、そうですよね。大丈夫……きっと大丈夫……だからポーラも〜大丈夫ですよ、ザラ姉さま。……あ、あれ?なんでぇ……」ツゥー ポロポロポロ

ザラ「っ……ポーラ……」ダキッ ギュッ

ポーラ「ザラ姉さま……本当に、大丈夫ですからぁ」カタカタカタ

イタリア「……戦争ってどういうことなのか、いつの間にか忘れてたみたい」

ローマ「……私たちの故郷が今まさに敵に滅ぼされそうになってる。こんな所でこんな事していていいはずないわ。戻って戦わなくちゃ」

ローマ「私たちはイタリアの為に戦ってる。ここで連合国と一緒に深海棲艦と戦ってるのもイタリアの為」

ローマ「私たちが活躍すれば、連合国のイタリアへの態度が軟化して講和できる。そう信じていたわ」

ローマ「なのにその連合国がイタリアを攻撃するなら……やるしかないじゃない……たとえあの人を敵に回すことになっても……」

イタリア「……」



『夫婦は食人鬼どもが暴虐の限りを尽くしたスエズ・アレクサンドリアの戦いで最愛の一人娘が行方不明になって以降、造船所に顔をだしていた

しかし今度は食人鬼のしもべとなった深海棲艦がナポリを破壊し尽くし、夫婦もその犠牲となった。このような悲劇を赦していいのだろうか?これこそがイタリアが戦う理由である!!』

ポーラ「……」

ポーラ(それはファシスト党が発行したプロバガンダの記事でした。添えてある写真は私が日本からイタリアに帰った時に撮ったもの)

ポーラ(マンマがポーラを抱きしめて、パパがマンマとポーラを抱きしめている。写真の中の両親とポーラは幸せそうで……)

ポーラ「……っ」ジワァ ツゥー

ポーラ(『夫婦もその犠牲となった』……頭の中が真っ白になって、心臓と背骨が冷たく恐ろしいものに握られる感覚)

ポーラ「ぅ……ぁ……あぁ……」ポロポロポロ

ポーラ(信じられませんでした。もう二度とパパとマンマに会えないなんて……そんなこと……あっていいはずない……!!)

ポーラ「あぁああああああああああ!!わぁああああああああああん!!」

ポーラ(感情のままに泣き叫ぶ。家に帰りたい。パパとマンマに会いたい。ただそれだけでした)

ポーラ(なのに、それはもう二度と叶わない……ポーラは永遠に一人ぼっちになってしまいました……どうして……なんでポーラのパパとマンマは……殺されたの……?)

ポーラ「ひっく……ひっく……っ……!!」ギリッ

ポーラ(それは日本がナポリを攻撃したから……なんで……それは日本が地中海まで侵攻してきたから……提督が、あの日スエズを陥落させたから……!!)

ポーラ「て……いとくぅ……!!」ブツ タラリ

ポーラ(憎い……憎い……日本が……提督が……ポーラのパパとマンマを殺した敵が……!!)

ポーラ「だいすきだったのに……あいしていたのに……絶対に赦さない……!!私と同じ気持ちを味合わせてやる!!」キッ
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/09(日) 15:34:37.33 ID:5UTls3al0


港湾夏姫「サクセン終了ね。テキはホトンド警戒してイナカッタみたい。テイコウらしいテイコウもナカッタわ」

港湾夏姫「ココをキョテンにインド洋でツウショウ破壊サクセンがオコナワレル。敵ノ継戦ノウリョクをソグ為に。まだショウブは決まってイナイわ」

空母水鬼「……」

港湾夏姫「……ソンナしけた顔シテナイデ楽しみマショウよ。ミテ、なんていいテンキ!!キオンもチョウドイイ暑サ♪夏ヨ!!」

港湾夏姫「シバラクは敵も攻めてコナイデショウ。何カ動キがアルまでノンビリマッタリとスゴセルわ。アナタも疲レテいるデショ?」

港湾夏姫「まりあな諸島ノタタカイでの奮戦ぶりハ聞イテイルわ。シッカリと休養ヲトッテ次ノ戦イに備エマショウ」

空母水鬼「……そんな気分になれません。むしろどうして貴女はそんなに能天気になれるんですか……私たちは全力でマリアナ諸島を攻めたのに、落とせなかったんですよ?」

空母水鬼「つまり敵艦娘の船渠を破壊する手段は完全に失われたということです。作戦計画は破綻しました」

空母水鬼「後はあの時のようにゾンビの如く撃破しても撃破しても治療と修理を終わらせて戻ってくる敵と絶望的な戦いを続ける羽目になる……」

空母水鬼(そうです……もう勝ち目はありません……私は勝ち目があるから頑張ったんですよ……そもそも、もともと乗り気じゃなかったんです……なのに周りに流されて……)

空母水鬼(その結果がこれです……あとは奇跡を祈って死ぬまで戦う?そんなの御免です。そのための誇りも何もかもかつて降伏を受け入れたあの時、ゴミ箱にダンクシュートしました)

空母水鬼(私は死にたくない。ただそれだけです。ごめんなさい。私が馬鹿でした。ちょっと雰囲気に流さちゃっただけなんです。ほんと、あの時の私はどうかしていました)

空母水鬼(もう二度としません。日本最高!!融和万歳!!ヨーロッパで戦わされるのもこれに比べたらマシです。喜んでいってきますとも)

空母水鬼(でも、今更そんなこと言って降伏しようとしても受け入れてもらえるかどうか……不幸にも私たちは東南アジアで一人殺っちゃってますし……)

港湾夏姫「ダイジョウブよ。コンカイは攻メキレなかったケド、ツギがアルわ。ソレニ、まりあなジャナクテも他にもイクツカ候補地があるモノ」

空母水鬼「へぇ……じゃあ候補地のどれか一つでも攻め落とす算段はあるんですか?もう奇襲攻撃はできないし敵の戦力も万全の態勢になっちゃってますけど」

港湾夏姫「ッ……諦メナケレバ必ずカチメはアルわ。テキノ船渠ヲセンリャク爆撃機のコウゾク距離内に捉えサエスレバ、私タチのホウがツヨイのダカラ勝テルモノ……」

空母水鬼「そうですか」

空母水鬼(その敵の船渠を戦略爆撃機の航続距離内に捉えることが無理ゲーなんですけどね。……決めました。降伏します。相手の靴を舐めてでも生き残ってやります)

空母水鬼(今、この戦線にはあの人が……提督がいる。考えうる限り最高の状況です。あの人を頼ればきっと命だけは助かるはず)

空母水鬼(あの人、ちょっと怖い顔してるくせに降伏さえすれば命は助けるとかいう甘々の甘ちゃんですから、何とでもなるでしょう)

空母水鬼(といってもさすがに今回は提督以外がちょっと赦してくれないかもしれないので、私に用意できるだけの手土産を用意しなくちゃいけませんね……)

空母水鬼(そうです、このパースがいいでしょう。ここを無血で明け渡せば流石に提督以外も私の命まではとろうとしないはず。それどころかなかなかいい待遇も期待できますね♪)

空母水鬼(それでも万が一ダメそうな場合は……この体を使ってでも生き残ってやりますとも。提督はあの人……確かセンカンセイキって呼んでましたっけ?)

空母水鬼(あの人を抱いたっぽいし、シンカイセイカンだって気にせずイける質の人なんでしょう。あの人、美人ですし。英雄色を好むとも言います)

空母水鬼(それなら、私はこんなに可愛いから絶対大丈夫です。それにあの人かっこいいし、私的にもOKです。あの人と体の関係を持てば多少無茶をしてでも私を守ってくれるはず)

空母水鬼(すくなくとも、このまま絶望的な戦いを続けるより遥かに生き残れる可能性が高いです。……となると、この人……邪魔ですね)

空母水鬼「……♪」ニコッ

港湾夏姫「?」ニコッ
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/09(日) 15:40:40.11 ID:5UTls3al0


オーストラリア海軍士官「Bloody hell(なんてことだ)……パースが深海棲艦に占領された……奴らめ、いままで放置していたのに方針を変えたようだ」

パース「……えっ」ドクン

オーストラリア海軍士官「短期決戦に失敗して持久戦に切り替えたのだろう。奴らはあそこからインド洋の船団を狙っているに違いない」

オーストラリア海軍士官「幸か不幸か戦力不足のためほぼ無防備だったことで街はほとんど被害を受けていなかった。しかし、住人は街に監禁されているらしい」

オーストラリア海軍士官「今はもう沈黙しているが、当初は街の無線通信施設が生きていたんだ。助けを求める連絡があった……」

オーストラリア海軍士官「猟犬と呼ばれている奴らの陸上型生物兵器が、攻撃こそしてこないらしいが街を包囲していて内陸に脱出できないらしい」

オーストラリア海軍士官「攻撃以前までに住人の半分は内陸に疎開していたが、残り半分は留まっていた。我々はその半分を人質に取られた」

パース「ぁ……そ、そんな……」サァッ

パース(わ、私の両親も……残っていた……疎開してと言っても、父は警察官として街に残る義務があると……母も父を置いてはいけないと……)

オーストラリア海軍士官「大将はパースを攻撃するつもりだ。王立海軍の東洋艦隊の主力も既に到着している」

オーストラリア海軍士官「しかしパースには陸上型深海棲艦の港湾夏姫が居座っていて、拠点化されている……」

オーストラリア海軍士官「攻撃するとなれば、おそらくパース市街も壊滅的な被害を受けることになるだろう……」

パース「……!!」カタカタカタ



ウォースパイト「……残念だけれど、他に手はないわ。パースの敵を放置することはできないもの」

パース「っ……」

ウォースパイト「インド洋の船団が危険にさらされれば戦況はより厳しくなる。我々は大西洋と太平洋でなんとか深海棲艦の攻勢を食い止めたわ」

ウォースパイト「けれど、こちら側の被害も大きい。態勢を立て直すのに莫大な量の物資が必要よ。その物資が不足すれば、態勢を整えるのに時間がかかる」

ウォースパイト「その前に敵が態勢を整えて再び攻撃を開始したら、今度こそ負けてしまうかもしれない。そうなればどんなに酷いことになるか言わなくても分かるでしょう?」

ウォースパイト「パース。あえて言っておくけれど、我々イギリス人は決してパースの人々をオーストラリア人だからと軽んじている訳では絶対にないわ」

ウォースパイト「できれば助けたい。無傷でパースを解放したい。当然よ。でも……無理なものは無理なの」

ウォースパイト「時にはより多くを救うために、救うことを諦めなくてはいけないこともある……どんなに辛く苦しく悲しくとも」

パース「……。ど、どうしようも……ないのですか……?あそこには……私の両親もいるんです……!!両親のい、命を……諦めるなんて……できません……!!」ジワァ ポロポロ

ウォースパイト「……悲しけれど、これが戦争なの。パース、何があっても貴女はひとりぼっちにはならないわ。私もいる。それだけは忘れないで」ダキッ ギュッ ナデナデ

↓×1〜3 生まれ育った故郷が、そして大切な両親の命が風前の灯であるのにもはや何もできないパースの心情と行動
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 15:57:55.84 ID:po6Qwwv30
ウォースパイトの慰めがパースの無力感と隠していたコンプレックスを刺激してしまい、怒りと悲しみをウォースパイトにぶつけてしまう
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 16:21:48.95 ID:jIcgT8aOo
387
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 17:02:19.79 ID:iTXHrvQeO
上2
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 17:05:50.98 ID:tVVSiZATO
怒りをウォースパイトぶつけるが
二人で街や住人の様子について
感情をぶつけ受け止める中で
深海勢が虐殺を行わないことに
違和感を覚える
向こうの目的が何なのかを知るべきと
皆で考える時間を設けにかかる
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 17:08:48.08 ID:tVVSiZATO
駄目元で
書いたコンマが
高コンマ

だけど加速の
壁に弾かれ

チーン
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/09(日) 20:35:30.60 ID:5UTls3al0
パース「っ……なにがひとりぼっちにはならないですか……私もいるですか……貴女なんかにそんなこと決めつけられたくない!!」バッ キッ

ウォースパイト「っ!?パ、パース……」タジッ

パース「父と母だけなんです、私の家族は!!兄は戦死しました、前の対深海棲艦戦争で!!祖父母ももういません!!」

パース「私の肉親は父と母だけなんです……父と母が居なくなったら……私は、天涯孤独の身になってしまう……」

パース「両親はまだ生きています……なのに、助けられないと……これが戦争だ、仕方のない犠牲だと……よくもそんなことが言えますね!?」

ウォースパイト「っ……」

パース「貴方なんかに私の気持ちを少しだって理解できない!!英国貴族様なんかに分かってたまりますか!!」

パース「貴女のご両親は何処にいるのですか!?深刻な命の危険にさらされていますか!?ロイヤル・ファミリーは!?他の英国貴族の方々は!?」

パース「ああ、まだグレートブリテン島に残っているそうですね!?ご立派な事です!!庶民を捨て置いてカナダに疎開なんてできないと!?」

パース「そんなのドイツ軍がドーバーを越えてくることなんて不可能だって分かっているからでしょう!!」

ウォースパイト「っ」ズキン

パース「仮にあそこで包囲されているのが陛下だったとしたら!?あるいは貴女のご両親だったら!?構わず攻撃するのですか!?いいや、絶対にしない!!」

パース「もし私たち一家が貴女のご実家のような由緒正しい英国貴族の家系だったなら……父と母を助ける為になんでもできるのに……」

パース「攻撃を中止させて別の方法を考えさせることだってできるのに……!!オーストラリアなんて片田舎の庶民の娘には……両親を犠牲にされても何もできやしないんだ!!」ダッ

ウォースパイト「……」



ウォースパイト『だって……せっかく久しぶりに会えたのよ?もちろん、大怪我しているから入れてもらうのは無理だと思っていたけど……』

ウォースパイト『でも、愛撫だけですまされてしまうのはあんまりでしょう?口でしてもらうのも嫌いじゃないし、せめてもう少し時間をかけて欲しかったの……』

大鳳『目の前であんなによがり狂わされている様を見せつけられたら、そんなに凄いんだって気になりますよ……』

大鳳『ああいう風にされてみたいって思っちゃったんです……ほんと、クセになったらどうしてくれるんですか……』

提督(そう言って拗ねたウォースパイトと恨めし気な大鳳との情事の跡を看護師に怒られないように悪いとは思いながらもウイスキーをベッドに零すことで誤魔化した日からひと月が経った)

提督(十分に回復した俺は軍務に復帰することになった。ABDJ司令部に向かって道を歩く。とある非常に興味深い情報について考えながら)

パース「Oh!?」ドン

提督「うっ!?っ!!ぐっ……!!」ダキッ ギュッ ドサリッ

提督(すると突然曲がり角を飛び出してきた少女が俺にタックルするようにぶつかってきた。勢いがつきすぎていた為にそのまま二人で倒れてしまうのは避けられない)

提督(咄嗟にそう判断した俺は少女を庇うように抱きしめながら倒れる。息が詰まり、鈍い痛みが襲ってきた)

提督「つぅ……だ、大丈夫か……?」

パース「っ!!て、提督……申し訳ありません……!!」ハッ サァッ ポロポロ

提督(その少女はパースだった。目を見開き、とんでもないことをしてしまったというような表情をする。だが、そんなことはどうでもいい)

提督「どうしたんだ、パース?何故泣いているんだ」

↓×1〜3 図らずも抱きしめられる形となった上に提督にそう心配されたパースの反応
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 21:11:34.11 ID:po6Qwwv30
ひとしきり提督の胸で泣いた後、自らの胸の内を吐露する
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 21:44:57.49 ID:sTriy+OVO
戦死した兄を温もりに感じてしまい
似つかない上にアジア人の筈の提督に
図らずも全ての感情をぶつける

我に返った後に照れ隠しや複雑な感情を全て込めて
パースを奪還し両親を救ってくれたら
あなたを認めてあげると提督に宣言する
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 21:47:49.47 ID:Do2lcgcTo
394
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 21:47:52.05 ID:vQKQJZoyO
提督にすがる
奇跡を起こせるのなら起こして私の両親を救ってくださいよと
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/02/10(月) 00:12:29.74 ID:aqav88IS0
コンマ参加したいってずっと思ってたけどいざ書こうと思うと中々思い浮かばんな、コンマ内容書く人もそれを踏まえて話作る>>1も凄いわ
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 08:22:04.82 ID:4UHjbj6bO
難しく考えないでみたいシチュ書き込めばいい感じにしてくれるんじゃね
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/11(火) 02:31:29.30 ID:5nPO5uhV0
パース『ぐすっ……ひっく……』ポロポロ

兄『どうしたんだい?何で泣いてるのかな』ダキッ ナデナデ

パース「……!!」

パース(なんでだろう……思い出した。遠い昔、まだ私が幼いころの兄との思い出……友達が引っ越しちゃって泣いていた時、こうやって抱きしめて慰めてくれた……温かい……)

パース「うぅ……うぅうううう……うぅううううううううう……!!」ダキッ ギュッ ポロポロポロ

提督「っ……だ、大丈夫か……?」オロオロ

パース「パ、パパとママが……死んじゃうんです……!!パース市で敵に包囲されてて……大将はあそこを攻撃するって……そんなことしたら、街は壊滅するのに……みんな死んじゃうのに!!」

提督「!!」

パース「おじいちゃんとおばあちゃんたちはとっくに死んじゃいました……お兄ちゃんも対深海棲艦戦争で……帰ってこなかった……!!」

パース「私の家族はもうパパとママだけなんです……!!でも、もう助けられないって……まだ生きてるのに……!!」

パース「なのに私には何もできない!!どうして!?なんで!?なんで助けられないんですか!?嫌だ……嫌だよぅ……!!助けて……お願いだから……パパとママを助けて……」



提督「……」ナデナデ

パース「うぅ……ぐすっ……うぅうう……ひっく……」ギュッ

提督(俺はパースの頭を撫でる。パースは俺の胸に縋る様に上着を強く握りながら嗚咽を漏らしていた。自分の力じゃどうしようもできない残酷な運命に悲嘆し、絶望している)

提督(残念ながら、世の中にはどうしようもないことは存在する。嫌でもそうするしか方法はないというのは珍しくない)

提督(特に、我々のような戦争で指揮を執る立場の人間には。大将の決断は間違っていない。パースの敵は早急に撃破しなくてはならない)

提督(たとえ包囲されている民間人に大きな被害が……死者が大勢出ようとも……勝利の為に、より多くを救う為に)

提督(この哀れな少女にできることは、慰め、時が傷を癒すまで寄り添い、見守ることだけだ……本来なら。だが、今回に限ってはそうではない)

提督「パース……任せろ。私が君の両親を救ってみせる」

パース「……っ!?」ハッ

提督(俺のその言葉に一拍遅れて驚愕の表情で俺の顔を見上げるパース。縋るような目で俺を見つめてくる。俺はある機密情報をパースに話した)

提督(それはパース市を攻撃した深海棲艦の一人、空母水鬼が彼女の艦載機を利用し、俺個人に連絡を取ってきたことについてだ)

提督(空母水鬼は降伏したいということだった。彼女は降伏の障害となるパース市にいたもう一人の鬼・姫級である港湾夏姫を粛清したらしい)

提督(だからこのことが敵性深海棲艦側にバレる前にパース市まで艦隊を率いて来て欲しい。そうすれば戦わず降伏するからということだった)

提督(もしこれが本当なら、パース市は無傷で解放できる。パースのご両親も助かるだろう。しかし、もし罠だったら……)

提督(例えば話し合いの為に敵の懐に入ったところで一斉攻撃されでもしたら、致命的だ。そうなれば全体の戦況に深刻な影響を及ぼすだろう)

提督(だがあえてそのことは話さない。その必要はない。この話に乗ることはほとんど決まっていた。そして今この瞬間に確定したのだ)
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/11(火) 02:42:20.41 ID:5nPO5uhV0
パース「ほ、本当ですか……?本当に私のパパとママを助けてくれるのですか?」

提督「もちろんだ。任せてくれ」

パース「……!!んちゅっ」ダキッ

提督「!?」

提督(俺の返答に感極まったように顔を綻ばせたパースが、なんと口付けしてきた。俺の首に腕を回し、強く抱きつきながらそのぷるんとした瑞々しい唇を惜しみなく押し付けてくる)

提督(パースの爽やかな匂いが鼻腔を満たす。初々しいプレッシャーキスをつい堪能してしまった)

パース「んふっ……んん……っ!!っは……っ……」バッ カァッ キロリ

提督(暫くして我に返ったらしいパースがはじかれた様に唇を離す。顔を真っ赤にして俺を恨めし気に睨んでいた)

パース「言った事は取り消せませんよ……!!パースを解放して、私の両親を助けなさい!!そうすれば貴方を認めます。いいですね!?」キッ

提督「武士に二言は無い。素敵なお礼も前払いで頂いてしまったからな」ニコッ



提督(俺は司令部につくと早速、緊急作戦会議の招集をかけた。そして空母水鬼のことを報告し、各国の代表と議論する。勿論、簡単にまとまるような話ではない)

提督(しかし事態は急を要する。俺は自国民を守るためなら藁にも縋りたいオーストラリア代表の士官を味方につけ、王立海軍の大将とオランダの提督をなんとか説得する)

提督(その結果、空母水鬼の提案を受け入れることが決定された。しかしこれが罠だった場合のことを考え艦隊は沖合で待機し、万が一の場合でも先制奇襲攻撃を受けることが無いようにする)

提督(そしてパース市へは今回の件の責任者であり、空母水鬼のご指名でもある俺が一人でむかうことにした。話をつけ、敵を武装解除させるために)

提督(もしこれが罠だったら俺は確実に捕まるか、あるいは殺されることになるだろう。この話をした伊勢や吹雪、ウォースパイトたちも強く反対してきた。しかし、その可能性は限りなく低い)

提督(空母水鬼は理由がどうあれ、日本が対深海棲艦戦争の終わりの時、降伏した深海棲艦を報復を望む他国の干渉から手厚く保護したことを良く知っている)

提督(そしてそれは、主にほぼ唯一といっていい親深海棲艦派の俺の努力の結果であったという事も。そんな俺を騙して捉えたり、殺したりすればどうなるのかよく分かっているはずだ)

帝国海軍士官「提督、時間です」

提督「ん、ありがとう。さて、行くとするか」



空母水鬼(提督から私の話に乗るという連絡があってすぐに、邪魔な反対派を粛清しました。あいつがいなくなったと騒ぎ始めていましたからね)

空母水鬼(そうなるだろうとは思っていたのですが、あいつと二人きりになれるチャンスはほぼないのであそこでやらざるを得なかったんですよ)

空母水鬼(ほんと、間に合って良かったです♪罪悪感なんて全然ありません。私が良ければすべて良し、です♪)

空母水鬼「♪」スイー

空母水鬼(そして今、私は提督の要求に応えてまさか反対派が粛清されたとは思ってもいない賛成派をパースに待機させて提督を迎えに単身、非武装で合流地点へ向かっていました)

空母水鬼「ふふっ♪」ニコリ

空母水鬼(笑いが止まりません♪全部うまくいきました!!こんな幸せな気持ちになるのは久しぶりです♪私は生き残ったんだ!!)

空母水鬼(あれもこれも全部提督のせいですけど、提督のおかげです。あいつが居なければそもそもこんな目に遭っていなかったかもしれません)

空母水鬼(でもあいつのおかげで殺されずに済む!!もうほんと大好きです、提督♡特にその甘々でちょろすぎるところが♪)

空母水鬼「お、見えてきましたね」



空母水鬼「お久しぶりです、提督」ニコリ

提督(装載艇に一人で乗り込み合流地点で待っていると、時間通りに空母水鬼が現れた。装載艇の前まできて、甲板に立つ俺に対して微笑みながら挨拶してくる)

↓×1〜3 提督の反応
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 04:47:44.55 ID:4pP1h+6io
隠退させられる直前、駆逐古姫は共に行動していた主力級の深海棲艦の装備や艦載機へ細工を施していた
それにより空母水鬼らの性格を把握していた提督
艦載機を利用し、瀕死ながら生き残った港湾夏姫や数名の反対派との意志疎通の上保護済
彼女らの証言から既に空母水鬼の目論見はバレていた

出迎えから粛々と反対派の残党狩りを終えるまで終始笑顔満面な空母水鬼を
回復した港湾夏姫らと共にどう堕としてやろうかと内心ワクワクしている
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 05:38:24.95 ID:UCKiXNSlo
401で
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 08:05:55.23 ID:Otd5dyMTO
にこやかな空母水鬼に対してあくまで険しい態度を崩さない提督
空母水鬼はそんな提督の態度に不安になり余裕がなくなってくる
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/13(木) 14:26:10.08 ID:4oruE9kQ0
提督「久しぶりだな、空母水鬼。早速で悪いがパースへ向かいたい。いいか?」

空母水鬼「もちろんです、提督♪エスコートしますね」

提督(俺の言葉に空母水鬼が満面の笑みを浮かべた。俺は空母水鬼にエスコートされながらパース市へと向かう)

空母水鬼「今のパースはちょうどいい感じですよ♪ジメジメしてなくて程よい暑さです。海水浴とかどうですか?」

提督「海水浴か……カディス以来だな。是非ともと言いたいところだが、しかし今は他にやるべきことがある。全て終わったらの楽しみにしておこう」

提督(その間、空母水鬼は積極的に俺に話しかけてきた。内容も、まるで戦争なんてしていないかのような平和で普通な事柄だ。俺は努めて胸の内を隠し、話をする)

提督(いつの間にか空母水鬼の口調がどこかくだけた感じのある敬語になっていたせいで……まるで学校で後輩と話しているかのような印象をうけるな)

空母水鬼「その心構えは凄いと思いますけど、ちゃんと休んで気分転換しなくちゃ擦り切れちゃいますよ?たまにはやりたいことやってリフレッシュしなくちゃだめです」

提督「そうだな……確かに君の言う通りだ」

空母水鬼「ですよね?一段落したら少し泳いじゃいましょうよ♪少しなら大丈夫です!一緒に行きましょう?」

提督「わかった。前向きに検討しよう」

提督(こうして話していると、やはりこの子は表面上は社交的で人懐っこく、それこそ可愛い後輩といった感じだ)

提督(しかし俺は知っているぞ、お前の本性を。それを知ることができたのは、駆逐古姫のおかげだ)

提督(彼女は状況がきな臭くなってきたときから鬼・姫級のことを密かに警戒し、監視していたのだ。例えば部屋はもちろん装備や艦載機にまで細工をし、盗聴器を仕掛けるなどの方法で)

提督(そしてそれで得た情報は駆逐古姫から俺にも回されていた。目の前で笑う空母水鬼の本性は、極めて利己主義的なのだ)

提督(自分の目的を達成するためにあらゆることをこなす器量の良さと行動力がある。それがたとえ多くの人が罪悪感抱いたり、躊躇したり、できなかったりすることでも)

提督(必要であれば息をするように嘘を吐くことができるし、相手を謀略に嵌めたり、実際にして見せたように共に戦った仲間を粛清することだってできる)

提督(そんな本性を隠して、普段は俺がそう感じたように魅力的に振舞うことができるのだ。まるでサイコパスだ)

提督(しかし、彼女はそれに近いものはあっても世間一般的に定義されているサイコパスではないだろう)

提督(空母水鬼は決して良心や慈悲心、共感力を持ち合わせておらず、罪悪感がないわけではない)

提督(ただ、覚悟があるのだ。罪悪感を抱いても、躊躇っても、やりたくなくても、目的の為に必要ならやるという覚悟が)

提督(今回の場合は降伏して生きるために、同胞を裏切った。罠など何も無い。空母水鬼は死にたくない。本当に、ただそれだけだったのだ。”あの子”からそう聞いた)

提督「……」ジッ

空母水鬼「♪」

提督(俺は前を行く空母水鬼の後姿を見つめる。いかにも上機嫌で……計画がうまくいったと喜んでいるのだろう。生き残れたと)
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/13(木) 14:33:41.54 ID:4oruE9kQ0
提督「っ……」ギリッ ギロリ

提督(つい俺は怒りと殺意を込めてその背中を睨みつけてしまう。感情を殺しきれなかった。それが……それが我々を裏切り南洋諸島でムラクモを死に追いやっておいて……)

提督(戦況が悪化して勝てそうにないから『死にたくないのでやっぱり止めます。ごめんなさい赦してください。命だけはどうかお助けを』と頼むときの態度か……!?)

提督(もちろん、殺したくて殺したわけではないことは分かっている。空母水鬼は同胞の為に立ち上がって戦ったのだろう。それは理解できる)

提督(俺も自分の中に渦巻く激情を抑えなくてはならない。だが抑えきれない。覚悟していたはずだ。殺すのなら殺される覚悟を)

提督(泊地棲姫や装甲空母姫のように尽くすべき所で尽くした上で捕虜となった相手であれば、裏切者だろうとはいえ敬意を持てるし、前向きに情状酌量することもできる)

提督(だがこいつは戦況が悪くなったら死にたくない、生きたいと……あんなことしておいて、よくもぬけぬけと……しかもまた卑劣な裏切り行為を犯してまで!!)

提督(……しかし、感情は赦したがらないが理性では理解できる。同じ状況に置かれたら誰だって死にたくないと思うだろう。浅ましくも慈悲を乞いたくなる気持ちも分かる)

提督(こちら側も人道的、道徳的、倫理的に考えてそれを受け入れなくてはならないだろう。これは戦争なのだから)

提督(だが、だ。自らの行為を後悔し、申し訳なさそうに俯き、涙を流しながらというのなら分かる。だが、助かったと満面の笑顔を浮かべ、喜びを隠さずにいるのはどういうことだ?)

提督(何人も死に追いやっておいてその態度は赦し難かった……こいつならそういった事に頭が回りそうだが、今はそういった配慮ができないくらい余裕が無いのだろう)

提督(それでも、赦さなくてはならない。かつて、俺はウォースパイトにこれが戦争である限り、降伏した相手に復讐するようなことはしてはいけないといった。その言葉をひるがえしはしない)

提督「ふっ」ニタァ

提督(しかし、あの時と根本的に違うことがある。こいつは叛乱罪を犯した卑劣な裏切り者だ。法律に則った正当な処罰をする必要がある。ゾクゾクした。俺は残酷な気持ちで微笑む)

提督(こいつのこの笑顔がどうなるのか楽しみで仕方がない。これだけ生に執着しているのだ。きっと素晴らしい反応を見せてくれるに違いないだろう)



ヲ級「んーーーー!!んんーーーーーーーー!!」ドサリ ジタバタ

「「「「!!」」」」

空母水鬼「ほら、ちゃんと生きていたでしょう?安心してください、殺すつもりは本当にないです。ただ、日本軍に引き渡すだけですよ」

空母水鬼(パースに到着し、武装解除して降伏の手続きをする直前になって騒ぎ出した愚か者を拘束して反対派たちのように地下牢に閉じ込めます)

空母水鬼(あの子、反対派の……南極の子たちを殺したと疑っていましたけど、あいつ以外は殺してないです)

空母水鬼(生き残るためとはいえ、同胞を殺したいわけないじゃないですか。あいつのことだって殺したくありませんでした。でも、仕方なかったんです)

空母水鬼(日本人たちが駆逐棲姫と深海双子棲姫と呼ぶ子たちが脱走して以来、南極の子たちは一度日本に降伏した私たちを信頼しつつも警戒するようになってしまいましたから)

空母水鬼(あいつも私の動向を気にかけていたんです。秘密裡に事を進める訳にはいきませんでした)

空母水鬼(かといって他の子たちにしたように呼び出して拘束監禁してしまうとあいつは指揮官だから必ず誰かが行動を把握しているでしょう)

空母水鬼(私に呼び出された後に行方不明になれば私が疑われます。あの時点では日本が降伏を受け入れてくれなかった場合の事を考えなくてはなりませんでした)

空母水鬼(それに加えて日本と連合国の攻撃前に事を為さなくてはいけないという時間的制約。突然のチャンスになんの備えもなかった私はあいつを殺してしまうしかなかったんです)

「「「「んんーーーーーーーーーー!!」」」」ギロリ

空母水鬼(監禁している子たちが一斉に騒ぎ始めました。口を塞がれているから何と言っているかは分からないです。まあ、何となく予想はできますけど)

空母水鬼(それにしても一番長い子でもう一週間監禁されてますが、元気なものですね。水は毎日飲ませていますが、食べ物はあげていないのに)

空母水鬼「今はみんな私の事を憎い、殺してやると思っているでしょう。ですが、いつか必ず私に感謝するようになりますよ。私のおかげで死なずに済んだと。では、また後で」ニコリ
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/13(木) 14:38:50.15 ID:4oruE9kQ0


提督(空母水鬼との形式的な会談の後、俺はABDJ司令部を代表してパースの深海棲艦の降伏を受け入れた。パース市の行政当局に非公式に接触し、そのことを説明して後のことを任せる)

提督(そしてパースにいた降伏に賛成していた深海棲艦たちを武装解除した上で共に沖合で待機しているABDJ艦隊のもとへ向かい、合流する)

提督(その中の、オーストラリア海軍の通常艦の旗艦の上で改めて空母水鬼と各国の代表との間で正式に会談が行われ、降伏が受け入れられた)

提督(深海棲艦たちは抑留されるために艦隊の一部と共にシンガポールへ向かい、残りのABDJ艦隊は解放の為にパース市へ向かう)

提督(そして今まさにパース市へ到着したところだ。この時にはすでに市民たちは事態を把握していた)

提督(数えきれないほどのパース市民が港に来て艦隊を大歓迎している。歓声が響き、音楽が演奏されていた)

提督(政治的な理由からオーストラリア艦隊が先頭だった。艦娘がそのまま上陸し、軍艦からはオーストラリア軍の高官たちが降り立ち、続いて兵士たちも続々と上陸していく)

提督(そしてイギリス、オランダ、日本と続いた。もっとも、これまた政治的な理由から日本から送られたのは巡洋艦が一隻のみで、上陸したのはごく一部の高官だけだったが)

提督(武装した艦娘の部隊が空母水鬼が監禁していた反対派を逮捕しに向かっていく。オーストラリア人たちは互いに抱き合って喜んでいた。パース市は無事に解放されたのだ)



帝国海軍提督「少しぐらい出席してもよろしいのではありませんか、提督?」

提督「私もそうしたいところだが、例のことでやるべきこともあるのだ、少将。後のことは頼んだぞ」

帝国海軍提督「わかりました。お任せください」

提督(パース解放翌日に行われた式典に出席した後、パーティーには欠席し俺はシンガポールへむけて出発する)

提督(空母水鬼の件でやらなくてはいけないことがあるからだ。本当なら深海棲艦が抑留されるためにシンガポールへ向かったときに同行したかった)

提督(しかし立場上、降伏文書に署名したり式典に参加したりしなくてはならなかったのだ。それらが終わり、俺は後のことを通常艦隊の司令官である少将に任せ港へ向かう)

提督「……!!」

提督(我々日本に割り当てられた一流ホテルのロビーに降りると一人の少女が立っていた。明るい金髪の前髪の一房を三つ編みにして、後ろ髪をシニヨンにしている)

提督(きつく口を結び、眉をつり上げているために若干気難しそうな印象を受けもするが、昨日泣きながら両親と抱き合っていた時のような年相応の顔を見た後では大人ぶっている子供のようでかわいいものだ)

パース「!!」

提督(そのアメシストのような瞳が俺を捉える。そこに居たのはパースだった。パースがロビーで立っていた)

↓×1〜3 
提督が有言実行とはなんたるかを存分に示したことを踏まえてパースの心情と行動
※提督がすぐに行かなくてはいけないことは把握しているが、少しなら時間を取れるはずとも思っている
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/13(木) 17:14:37.82 ID:A8cnIPjNO
人目も憚らず提督へ熱烈なキスハグを浴びせる

今まで日本人を憎んできたが
提督の様な人もいるのだと思うとそんな感情も若干は和らいだ
故郷や自分の家族が救われたのは提督の働きによるものが大きい筈なのに
決して偉ぶりもせずその先の事を見据えて行動する様は自分のみならず軍人にとっての模範そのものだと讃える

その栄誉の対価には最早キスだけでは足りない
両親も熱意に負け自分の全てを提督に捧げることを許してくれた
ウォースパイト様に負けない位提督を守る事を誓う
顔を真っ赤にしてそう宣言しきるパースの瞳は興奮や嬉しさから涙を湛えては溢れさせている
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/13(木) 19:15:38.49 ID:gvSpvB52O
自分の偏見や価値観が粉々になってしまい
この人を認めようとか軽んずべき人種だとか
考えていた自分に馬鹿馬鹿しさを感じて
全ての想いをこの人に体ごと受け止めてもいたい

せめて今できることとして自分の
全霊を込めてのハグとキスを提督にぶつける
お兄ちゃんと呼ばせて欲しいこと
時間とれたら絶対連絡してほしい
色んなものを守ってくれた恩を幾らでも
この体を使ってでも返したいと伝える
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/02/13(木) 21:09:43.90 ID:T5k4r/3iO
407
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/02/14(金) 04:01:05.91 ID:E6bxByWR0
パースたんのエロシーンは提督が時間無いって理由で淡白というか短くなってしまうん?ちょと悲しい…
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/16(日) 13:44:48.38 ID:MPE0TiY70
パース「提督!!」パァッ ダッ

提督「やあ、パース。どうしたんだ、こんな所で?」

パース「んっ……ふぅ……」バッ ダキッ チュッ

提督(満面の笑みを浮かべたパースは人目もはばからず俺に抱きつき、首に回した手を後頭部に添え、優しく、しかし素早く俺に下を向かせて唇を奪ってきた)

提督「んっ!?」

提督(完全な不意打ちだった。強く抱きしめられ、その発育途中なはずなのに十分に女らしい柔らかな体が押し付けられる)

提督(前から思っていたが、特にその胸はこの子が成人していないとは信じられない程に豊かだ。将来が楽しみすぎる)

パース「っ……ぺろ……」ギュッ ムニムニ

提督(パースが微かに口を僅かに開いた。熱い舌がおっかなびっくりと俺の唇を這う。パースの髪からは爽やかな女の子の匂いがした)

提督「……!!」

提督(俺は、つい何もできなかった。暫くしてパースがようやく口を離す。至近距離で見つめあっていた。真っ赤に染まった顔、潤んだ瞳、まるで恋する少女だ)

パース「……パーティーに出ないと伺いました。シンガポールへ向かわれると。本当ですか?」

提督「ああ、そうだ」

パース「っ……何故そんなに急いでここを発つ必要があるのですか?もう一日ぐらい時間をとることはできないのですか?」

提督「パース市は無事解放することができたが、戦いはまだ続いている。帝国海軍の提督としてやらなくてはならないことがあるんだ。申し訳ない」

提督(庇護欲を掻き立てるような表情を浮かべ、懇願するように囁いてきたパースにそう返答した。パースは目を見開くと顔を伏せてしまう)

パース「っ!!……さすが提督です。パース市解放の立役者は貴方だというのに、決して偉ぶりもせずその先の事を見据えて行動する様は正に軍人の鏡です」

パース「それに比べて私は浮かれて……パーティーに貴方が来ない、どうか来て欲しいという事だけを考えていました……ダメですね……」

提督「そんなことを言わないでくれ。パーティーだって大切なことだ。何かを成し遂げた時にそれを祝うのは重要な事だし、張りつめたままだと切れてしまう」

提督「そして何より君はダメなんかじゃない。立派な艦娘だ。シンガポールでの戦いぶりは素晴らしかった。君は間違いなく超一流の実力の持ち主だ」

パース「……!!あ、ありがとうございます……!!提督にそう言って貰えるなんて……私……嬉しい……っ!?」ツゥー ポロポロポロ フイッ

提督(パースが顔をあげ、俺を見る。喜びに表情を綻ばせた。目いっぱいに溜まっていた涙がついに溢れてしまう。パースはそんな自分に驚き、顔を背けると手で目元を拭う)

提督「っ!?だ、大丈夫か!?」

パース「すいません……大丈夫です、気にしないでください……っ……」

提督「これを使ってくれ。一度も使っていない綺麗なやつだ」ゴソッ スッ

パース「っ!?そんな、ほ、本当に大丈夫です!!提督のハンカチを汚すわけには……」

提督「女の子の涙をそのままにしてはおけない。特に、君のような素敵な子なら尚更だ、パース」

パース「提督……すいません。ちゃんと綺麗にしてお返しします」

提督(初めは遠慮していたパースだったが、俺の言葉に申し訳なさそうに差し出されたハンカチを受け取った)

提督「気にしないでくれ。君にプレゼントするよ。いらなければ捨ててくれて構わない」
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/16(日) 13:52:43.05 ID:MPE0TiY70
パース「えっ……!?頂いてしまって本当によろしいのですか?」

提督「もちろんだ」

パース「……!!ありがとうございます、大切にします……!!不思議な柄ですね」

提督(まるで宝物のように俺から受け取ったハンカチを握りしめ、じっと見つめるパース。ふとそう呟いた)

提督「和柄……日本の伝統的な模様なんだ。気に入ってくれるといいのだが」

パース「とても綺麗です。……私は日本人を憎んでいました。日本が嫌いでした。でも、提督のような人もいると知って……好きになれるかもと思うことができました」

提督「っ!!……ありがとう。とても嬉しいよ、パース」

パース「……提督、I love you」スッ ジッ

提督「!?」

提督(再び奇襲を受ける。ハンカチでサッと涙を拭いたパースが必死な表情で顔をあげると俺を見つめた)

パース「残酷な運命に絶望していた私に提督は私の両親を助けると言ってくれて、そして本当に私の故郷と家族を……私の全てを救ってくれました」

パース「もう私には提督以外考えられない……!!あの日、提督は言いましたよね?つい、キ、キスしてしまった私に、素敵なお礼も前払いで頂いてしまったと」

パース「でもキスだけでは提督が私にしてくれたことに対して全く釣り合いがとれていません!!だから……」

パース「ど、どうか……どうか私の全てを受け取ってください。私はこの身も心も提督に捧げます」

提督「パ、パース……!!」ドキドキ

パース「両親も分かってくれました。私の、提督への想いと恩を私の全てを捧げて返したいというこの決意を」

パース「ウォースパイト様とのことももちろん存じ上げております。私は、そういう関係でなくてもいいんです」

パース「ただ、お側に居させて頂ければ……提督のお役に立てれば……それで幸せなんです。きっとウォースパイト様にだって負けないくらい、提督のお力になって見せます」

パース「オーストラリア育ちの力は伊達じゃない!!あらゆるものから貴方を守るナイトとなります!!ですから、どうかお願いします……!!」

提督(顔を真っ赤にし、声を震わせながらもそう言い切ってみせたパース。確固たる意志を感じた。覚悟していた。応えないわけにはいかなかった)

提督「……そこまで思ってくれて本当にうれしいよ、パース。ありがとう。君の気持ちに応えたいと思う。だが、一つだけ条件がある」

パース「っ!!何なりとお申し付けください。必ずその条件を満たして見せます」

提督「畏まらず、ありのままの君を見せてくれ」

パース「畏まらず、ありのままの私……ですか」

提督「ああ、そうだ。もはや君と私の間にはとても強固で深い信頼関係がある。なのにいつまでたっても他人行儀では寂しいだろう?」

パース「っ!!もちろんです。わかりまし、……分かったわ、提督。ちょっとまだ慣れ……ないけれど、努力します」

↓×1〜3 ウォースパイトと提督の関係は北アフリカでの一件以来、イギリスの艦娘の間では公然の秘密だった。風のうわさで提督がパースと浮気していると聞いたイギリス艦娘からそのことを伝えられたウォースパイトの反応
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 14:36:47.19 ID:wubuB2/8O
パースの様子を知っているだけに
にわかには信じがたいと思うも
一方で提督の夜を含めた様々な手腕を思い返し
あの娘も提督の前に牝と化したのねとむしろ感心する
その上でやはり彼の一番になることの
難しさとそれを成し遂げた時の喜びに心を震わせる
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/02/16(日) 15:06:32.45 ID:tn2HKPtY0
イギリス艦娘の手前平然を装いながら「この私と恋仲である提督がオーストリアの田舎娘にうつつを抜かす訳がないでしょ?」
と信じないそぶりを見せる

しかし内心は、自分達が見捨てるしか無かったパースの故郷と両親を救った提督はまさに白馬の王子様の様に移ったに違いないと
パースと提督の関係を疑う

彼個人の事をよく知って見極めなさいと言った事、その後日本や提督への印象はどう変わったかを尋ねる口実にしパースと2人きりで話をしようと決意する
パースたんのエロシーンはよぉ!(ノシ ‘ω’)ノシ バンバン
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 15:14:30.77 ID:AlvDWbef0
例の一件以来、パースと距離を取り続けていたが、その間に提督と関係を構築していたことに衝撃を受ける
あの一件のあてつけなのかという勘繰りと内心ではノーマークだったパースに屈辱的な噂をたてられたことに嫉妬する
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/02/16(日) 17:10:36.28 ID:tn2HKPtY0
415ええなこれ
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/16(日) 18:55:44.55 ID:MPE0TiY70


ウォースパイト「……そう。分かったわ、ありがとう」

ウォースパイト(取り繕っているけれど、私の中では感情の嵐が吹き荒れていた。あの日以来、私はパースと顔を合わせられていなかった。いろいろと思うことがある)

ウォースパイト(あの時、私はパースの事を思いやっていた。自信をもってそう言える。でも、私には彼女のご両親を助けることはできなかった)

ウォースパイト「……」ギリッ

ウォースパイト(その当てつけが、これだというの……?なんて酷い……私はできる限りのことをしてあげようとしたのに……)

ウォースパイト(あの子のご両親を助けられないことを心から悔しく、申し訳なく思っていた……決して望んであの子のご両親を犠牲にしようとしたわけじゃない……)


ウォースパイト(冷静に考えれば分かるはずなのに……なのにあの子はまったくそんなこと考えもせずにこんな噂を……今や私は恋人に捨てられた哀れな女と思われている……)

ウォースパイト(屈辱だった。Admiralのしていることは理解しているし、受け入れている。それでも、あの人ももう少し配慮してくれていいのに……)

ウォースパイト(そして何よりあの子が……パースが憎かった。いつの間にAdmiralとそんな関係を構築していたなんて……泥棒ネコめ……赦せない……!!)

↓×1〜3 パースのこの件に関する心情と行動
例)
冷静に考える余裕ができたことでウォースパイトの事情を理解し、あの時の自分の行動を申し訳なく思っている。提督の事を想ってはいるがウォースパイトから提督を略奪するつもりは毛頭なく、ただ自分はあの人にナイトとして仕えるだけで、それを認めて欲しいと頼み、自分の軽率な行動で流れてしまった噂を否定し、ウォースパイトの名誉回復に努める

あの時、大切な家族の命を見捨てられたことで感じた悪感情を決して忘れない。ウォースパイトに敵意を抱いている。そして英国の血が騒ぎ、恋愛と戦争では手段を選ばないとばかりに提督とのことを既成事実化し、ウォースパイトから略奪しようと画策している
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 19:57:10.88 ID:QVO6mbMEO
パース自身も冷静になって考えてみれば感傷的だったと認識はしている
しかし、それ以上にコンプレックスの対象だったウォースパイトから提督の心を奪い取れたことに優越感を抱いており、もう少しくらい噂を放置してあの女が苦しむのを見るくらい構わないだろうと思い始めている
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 20:15:57.47 ID:AlvDWbef0
↑+あわよくば既成事実化して提督を略奪できればよし、よしんば提督がウォースパイトを選んだとしても提督との信頼関係は絶対に崩れないのでウォースパイトは苦しみ続けるだろうと考えている
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 20:29:59.42 ID:bnatl5qLO
例の下で
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/17(月) 00:18:17.53 ID:XgfK/hj60


パース(衝動のままに私がホテルのロビーで提督に抱きついてキスしたことで、意図せず私と提督との関係についてあることないことが噂になってしまった)

パース(そしてそれがウォースパイト様の名誉を酷く傷つけている。それについて申し訳なく思っていない訳じゃない。でも……)

パース「……!!」ゾクゾクゾク ギュッ ブルル

パース(それが私の心の中に棲むコンプレックスの怪物を悦ばせる。私は自分の体を強く抱きしめた。あの日以来、私はウォースパイト様に敵意を持ってしまっている)

パース(両親を見捨てられたことが赦せなかったから。自分が感情的になっている。ウォースパイト様は悪くない。そう分かっていても、心の暴走を理性が抑えられなかった)

パース(全てを持っているような英国貴族のウォースパイト様にとって、私のような取るに足らない庶民に最愛の恋人を寝取られたというのはいったいどれほどの屈辱かしら?)

パース(いい気味だった。もちろん、実際に寝取るとこまでいっていないし、流石にそのつもりも今のところない)

パース(けど、提督は私を受け入れてくれた。ウォースパイト様というものがありながら。それは事実だ。女としての優越感に浸る)

パース(……いずれウォースパイト様にはちゃんと謝らなくてはならない。けど、もう少しだけ噂を放置してあの方……いえ、あの女が苦しむのを見るくらいなら構わないでしょう?)

パース「……ふふ」ニタリ



憲兵下士官「貴様らを逮捕する!!抵抗する者には容赦しない!!」

「「「「!!」」」」

空母水鬼(シンガポールに着いた私たちを待っていたのは憲兵隊でした。下士官が私たちを睨みつけながらそう怒鳴ります。皆がざわめき、動揺しました)

空母水鬼(こうなるかもということは覚悟していましたが、気分の良いものではありませんね……けどまあ殺されることはあり得ませんから大丈夫です)

憲兵「暴れるなよ?大人しくしていろ」

空母水鬼「ええ、分かっていますよ。もちろん抵抗するつもりはありません」

空母水鬼(他の子のように私も憲兵の一人にシンカイセイカン用の頑丈な手錠と足枷をはめられます。ホントうんざりでした。早く解放されたいですね……)

憲兵下士官「お前たちは取り扱いが決定されるまで勾留されることになる!!さあ歩け!!」

空母水鬼「はぁ……歩きにくい……」スタスタスタ

憲兵将校「待て。お前は別だ」

空母水鬼「?」
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/17(月) 00:24:46.87 ID:XgfK/hj60


空母水鬼「だから知っていることはすべて話しましたってば!!ハワイの事なんて知りません!!」

憲兵下士官「嘘を吐け!!ハワイ周辺で深海棲艦が活動しているのは把握しているのだ!!深海棲艦の中でも高位な存在のお前が何故知らない!?」

空母水鬼「はぁ!?何故って言われても困るわ!!知らないものは知らないんです!!私が知らないところで話が進んでいたんじゃないですか!?」

空母水鬼「それか私たち竜宮のものじゃなくて大西洋の……あとらんてぃすの子たちが主導してるとか!!とにかく私は知りません!!知らない知らない知らない!!」

憲兵下士官「この……!!」

憲兵将校「……空母水鬼。悪いが、こちらも国を背負っている。大日本帝国に住む人々の安全保障の為、前線で戦う戦友たちの命の為、ここではい、そうですかという訳にはいかん」

空母水鬼「だから言ってるのに……知らないって……もう話すだけ無駄です……」

憲兵将校「ああ、そうだ。その点について我々の意見は一致しているな。話すだけ無駄だ。……上等兵、棍棒を持ってこい」

憲兵「分かりました、大佐殿」

空母水鬼「えっ……?な、何をする気ですか……?」ピクッ

憲兵将校「きっとお前が想像している通りの事だろうよ」

空母水鬼「……!!ほ、捕虜虐待や拷問は国際法違反じゃ……」サァッ

憲兵将校「お前は捕虜じゃない。叛乱罪で逮捕された裏切り者だ。そもそも、深海棲艦に国際法は適応されない」

空母水鬼(こ、こいつ……本気だ……!!本気で私を拷問するつもりだ……!!そんなの絶対に嫌です……!!)

空母水鬼(こうなったらデタラメでいいから自白して、すぐに来るって言ってた提督が来るまでやり過ごすのが一番です……!!)

空母水鬼「わ、分かりました……話します。話しますから止めてください」

憲兵将校「そうか。だが残念だったな。もう遅い。とりあえず今回は諦めて次の機会で馬鹿な真似はしないように肝に銘じろ」

憲兵将校「その時はちゃんと本当の事を話すように。もし嘘だと分かったらもっと酷いことになる」

空母水鬼「っ!?そ、そんな……!!もしこれを提督が知ったら大変なことになりますよ!?いいんですか!?」

憲兵「持ってきました、大佐殿」

憲兵将校「よし。ではやれ」

憲兵「了解です」

空母水鬼「あ、待って!!ごめんなさい!!お願いです!!待って!!止めて!!言う!!言うから!!」

空母水鬼「陽動の為にハワイにちょっかい出してるんです!!お願い待って!!いやぁああああああああああ!!」



憲兵下士官「吐けぇ!!」ビュン バシン

空母水鬼「あぁああああああああああ!!痛い!!痛いです!!血がぁ!?背中切れてますぅ!!お願い止めて!!嘘じゃありません!!本当に知らないんです!!」ズキン

憲兵下士官「嘘を言ってごまかそうとしたことを忘れたのか!?信じないぞ!!本当は知っているんだろう!?吐け!!」ビュン バシン

空母水鬼「痛いぃいいいいいいいいいい!!うぅうううううううううう!!うわぁああああああああああん!!」ボロボロボロ

憲兵下士官「泣いて哀れみを誘おうとでも!?トラックでは多くの俺の戦友たちが貴様らに殺された!!あんな事、これ以上はもうたくさんだ!!容赦など期待するだけ無駄だぞ!!」

空母水鬼「誰か助けてぇ!!提督!!提督ぅ!!ぐすっ……ひっく……助けてぇ……お願い……!!」
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/17(月) 00:35:33.85 ID:XgfK/hj60


提督(シンガポールに到着した俺は幼馴染でもある憲兵大佐と会って例の件について話をした。本来、深海棲艦の取り扱いは海軍と特務機関に一任されている)

提督(しかし今回は事が事だった為に憲兵による取り調べが行われたのだ。といっても空母水鬼に対してだけだったが)

提督(そしてこれ以降はまた海軍と特務機関に任されることになる。要は政治的な理由で憲兵が動いたという事実が必要だったのだ)

憲兵将校「実際の所、奴らの言うことを全部否定するつもりはない。大陸で我々が取り調べた匪賊の中に無実の人間が一人もいないとは言わないさ」

提督(そして話が終わった今、俺は彼の愚痴を聞いていた。憲兵はその性質上、風評被害や批判にさらされやすい。精神的に疲れ切っている様はとても不憫で、義憤に駆られた)

憲兵将校「しかし無実だと思う奴を逮捕するなんてバカみたいなことしてるわけないだろう。怪しいから逮捕しているんだ」

憲兵将校「確かに拷問したし、それで死んだ人間もいる。けど連中が言うように好きでやってるというわけではない。やらなくてはならないからしょうがなくやっている」

憲兵将校「騒ぎ立てている連中にぜひ聞いてみたいものだ。敵は彼らの言う無実の哀れな人間に紛れて非正規戦をしている国際法違反の犯罪者たちだが、それはどうなんだと」

憲兵将校「パルチザンの暗躍を赦せば我々の戦友はもちろん、民間人や現地の一般人までもが危険に晒され、最悪殺される。そのこと、連中はちゃんと考えているのだろうか」

提督「気にするな。騒ぎ立てているのはごく一部の連中さ。それに良く言っている人もいる。そもそも、良くも悪くも大多数の人間にとって憲兵はただの憲兵だ」

提督「連中の言うような憲兵は悪鬼だなんて事、気にしてすらいない。まあ当たり前の話だがな」

提督「取り調べは憲兵の数ある仕事のうちの一つでしかないし、なにより憲兵を街で見かけることはあっても関わり合いになる人間なんて殆どいないんだから」

憲兵将校「そうだな……気にしても無駄だな……」

提督「貴様は良くやっているよ。同郷の幼馴染として鼻が高い」

憲兵将校「帝国海軍の提督様に比べれば憲兵の将校なんてどうってことないさ。やはり敬語を使った方がいいかな」

提督「よしてくれ。それだけ手柄をあげる機会があったというだけさ。正直、誇らしく思っていないと言えば嘘になる。だが、戦争が無い方が……誰も死なないですむ方がずっといい」

憲兵将校「違いない。ところで東京出身でも同郷と言うのは何か違和感が無いか?郷とつくからには地方のイメージが強い」

提督「……確かに。しかし他に何と言えばいいのだろうか?思いつかないな。まあ、俺たちの街は東京といってもほぼ千葉だが」

憲兵将校「そのおかげでドイツの攻撃を受けなかったんだ。運が良かった。そうだ、貴様知っているか?ヤマの奴、結婚するらしいぞ」

提督「あいつがか!?うわぁ、懐かしいな!!良かった良かった!!覚えているか?空き地でサッカーした時、ボール浮かすなって言ったのにあいつ浮かして窓ガラス割っただろ?」

提督(昔に戻ったようだった。つい駄弁ってしまう。久しぶりの再会だったのだ。暫しの間共通の友人たちの近況や懐かしい思い出話、最近の流行りについてとりとめのない会話を楽しんだ)



空母水鬼「っ!!て、提督!!ああ、よかった……!!やっと来てくれたんですね!?提督!!助けてください!!憲兵が私を拷問したんです!!」

空母水鬼「ハワイでシンカイセイカンが活動しているって……それについて知っていることを吐けって……私、本当に何も知らないのに……!!」

空母水鬼「なのにあいつら……本当の事を言っているのに嘘を吐くなって……本当の事を言えって……私を棍棒で殴って……鞭打ちまでしてきて……ぐすっ……ひっく……」

提督「……」

空母水鬼「……提督?ど、どうして何も言ってくれないんですか……?こっち向いてくださいよ……ねぇ……提督……!?ていとく!!」

帝国海軍士官「黙らんか!!」

空母水鬼「っ……!!」ビクッ

帝国海軍提督「……これより、太平洋海軍軍法会議を始める」



帝国海軍提督「主文。首魁、元海軍特別艦娘大佐、空母水鬼。勅命に抗したるに依り、叛乱罪として死刑に処す」

↓×1〜3 
命は助かると信じていたのに死刑判決をくらった空母水鬼の心情と反応
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 00:54:08.36 ID:QOJ8PLCEo
壊れたラジオのように提督の名をボソボソ呟き続ける
絶望が見てとれる表情で虚空を見上げ泣く
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 01:05:16.01 ID:523PIqzC0
一瞬何かの間違いではないかと思って聞き直すが、変わらぬ現実を突きつけられ愕然とする
終いには今更同胞を裏切ったことを後悔し、周囲の人間に罵詈雑言を浴びせながら暴れ始める
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 01:07:31.50 ID:nnqgiwcYo
425
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 01:10:12.58 ID:na4QhjdvO
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/21(金) 23:23:09.62 ID:o4u5VZd/0
空母水鬼「ぇ……い、今なんて言いました……?」

帝国海軍提督「以上で太平洋海軍軍法会議を終了する」

空母水鬼「待ってくださいよ……嘘ですよね……?だって私……パースを抵抗せず明け渡したんですよ?反対派を粛清してまで……あいつを殺してまで……」カタカタカタ

伊勢「……行くよ」スッ

空母水鬼「っ!!触るな!!」バキン ドンッ

伊勢「うっ!?あぁっ!!くぅ……」ドバン

「「「「!!」」」」

日向「やったな……!?」キッ バッ

空母水鬼「っ……!!はぁっ!!」ガシッ ググググ ゴンッ

日向「っ!?くっ……頭突きだと……」クラッ

提督「伊勢!!日向!!」

空母水鬼「つぅ……!!っ!!死んでたまるか!!お前らごときが私に勝てるとでも思っているんですか!?無理に決まってるでしょ!!だって私はこんなにも強い!!」

憲兵「動くな!!」ジャキン

憲兵「無駄な抵抗は止めろ!!」ジャキン

空母水鬼「はっ!!私には銃砲の攻撃に対する加護があるんですよ!!そんな豆鉄砲ごとき痛くも痒くもないです!!お前たちは私にとってただの有象無象でしかない!!」キッ

「「「「っ……!!」」」」

日向「……お返しだ!!」ゴンッ

空母水鬼「うぐっ!?あぁ……」クラッ

伊勢「大人しくしなさいな!!」 バッ ガシッ

空母水鬼「っ!?い、いやぁああああああああああ!!放してください!!いやです!いやぁ!!誰か助けて!!」ドサッ ジタバタ

日向「この……暴れるな!!」ググググ

伊勢「往生際が悪いよ!!」ググググ

空母水鬼「お前らなんて私の足元にも及ばないくせに!!もしお前ら艦娘にすぐには死なないとかいう得体の知れない力が無ければ絶対に負けないのに!!」

日向「伊勢……!!」

伊勢「分かってる、落とすよ……!!」ギュッ

空母水鬼「うっ……!?ぐぅ……!!」
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/21(金) 23:50:58.96 ID:o4u5VZd/0


提督(伊勢と日向に組み敷かれ、首を絞められている空母水鬼。その目が俺を捉える。死に対する恐怖と悲しみ、そして何より俺に対する怒りと憎しみに滾っていた)

空母水鬼「っ……!!うぐぅ……提督……!!これが……これが貴方の為に尽くした私に対する仕打ちですか……!?こんなのって……こんなのってないですぅーーー!!」ポロポロポロ

空母水鬼「仲間を裏切ってまで……あの子を殺してまで提督の為に働いたのに……私は何の為に……こんな事なら裏切るんじゃなかった……!!」

提督(俺の無情に絶望し、自らの行いに後悔の言葉を漏らす空母水鬼の姿はなんとも哀れで、見ていて痛々しかった。しかし、それ以上に愉悦を覚える。全て自分の思い通りになると思ったか?いや、Noだ!!)

空母水鬼「赦さない……赦さないぃ……!!怨んでやる……怨んでやるぅ……!!死んでしまえ……お前らみんな……死んでしまえ……!!っ……」ガクッ



空母水鬼「……っは!?こ、ここは……?」

空母水鬼(目が覚めるとそこは知らない、まさに地下牢というような感じの場所でした。まだ生きてる。でも手足が鎖につながれていて動けません)

港湾夏姫「メが醒めたカシラ?」

空母水鬼「っ!?!?」

空母水鬼(その声で気が付きました……私の後ろに誰かいる……心臓が止まりそうになりました……だってその声は……もう二度と聞けないはずなのに……!!)

港湾夏姫「ドウシタの?ソンナにオドロいて」

空母水鬼「ど、どうして……!?」カタカタカタ

港湾夏姫「イキテいるノカって?フフッ……ワタシはオマエにコロサレタわ。デモネ、ヨミガエったノ……オマエに復讐するタメにね!!」ニタァ

↓×1〜3 結果的に死んでいなかったとはいえ空母水鬼が港湾夏姫を暗殺したことを踏まえて空母水鬼の反応と港湾夏姫の心情と行動
※殺すや逃がすは安価下
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/02/22(土) 00:12:26.83 ID:AbeNXA0cO
空母水鬼は許しと慈悲と助けを乞う
港湾夏姫は空母水鬼に復讐することしか考えておらず、殺せないので次善の策として激しく凌辱する
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/02/22(土) 00:19:07.57 ID:7uaV+Dtro
港湾
保身のためにあわや自分を殺すところだった空母水鬼をできるならぶち殺してやりたいが
提督との示し合わせもあるので我慢
それはそれとしてこいつに仕返ししてやりたいので
どう無残に殺してやるかつらつらと(願望を)語り彼女を恐怖させる


水鬼
殺したはずの港湾が生きていたのか
それとも本当に甦ったのか
それはわからなかったが彼女の表情を見て間違いなく自分がひどい目に遭うことを察してしまい
恐怖のあまり無様に失禁してしまう
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 00:27:15.26 ID:SV4zovPRo
空母水鬼
勿論自業自得ではあるが
この世にはもう信じられるものがないと絶望
嗚咽を伴いながら失禁
生に執着した分、反動で死ぬことしか頭にない

港湾夏姫
信じた者に裏切られる気持ちがわかったかと
詰問の上徹底的に空母水鬼を全否定する
お前のお陰で自分は獄中とはいえ快適な生活が約束されているんだと高笑い
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/03/05(木) 02:11:22.36 ID:DQpcpo490


伊168「♡」スリスリ

提督「……」ナデナデ

提督(今夜の見張り役だったイムヤが甘えて体を摺り寄せてくる。このことはごく一部の関係者以外知るべきではないからな)

提督(俺の権限でイムヤを任命したのだ。俺は頭を撫でながら密かに設置した監視用のカメラの映像を見る)

提督(そこには半ば鎖で吊るされるような体勢で拘束された空母水鬼と彼女に後ろからしなだれかかる港湾夏姫が映っていた)

提督(そう、港湾夏姫だ。空母水鬼がその手にかけたはずの彼女は奇跡的に生きていた。空母水鬼の一撃は彼女の息の根を止めるまでは至らなかったのだ)

提督(その理由は港湾夏姫の特殊体質によるものだ。彼女は世にも珍しい内蔵逆位だった)

提督(空母水鬼は彼女の背後から右胴体を、肋骨を避けるように下から斜め上へ向けて刃物で刺した。本来、その一撃は肝臓を貫き致命的な一撃を港湾夏姫へ与えるはずだった)

提督(しかし彼女の肝臓は左半身にあったのだ。それでも、空母水鬼の一撃は十分に港湾夏姫を殺しうる一撃だった)

提督(だが運よく手遅れになる前にパースの沖合で海流に流されながら生死の境を彷徨っていたところをハチに発見され、応急処置を施されたのだ)

提督(俺がそのことをハチの艦載機による連絡で知ったのは空母水鬼から降伏したいという連絡があった直後だった)

提督(敵が活動していないことは空母水鬼からの連絡で分かっていた。俺はすぐさま航空隊を送り、港湾夏姫を保護し、病院で治療を受けさせた)

提督(おそらく普通の人間なら死んでいただろう。しかし流石深海棲艦というべきか、港湾夏姫は生き残った)

提督(数日後、病院で意識が戻った港湾夏姫は最初、激しく混乱していた。だが徐々に落ち着いていき、何があったのかを思い出したようだった)

提督(この時点で空母水鬼の提案が罠でないことがほぼ確定した。大鳳やウォースパイトが俺が単独でパースに向かうことを認めてくれたのはこの事が占める割合が大きい)

提督(事態を把握した港湾夏姫はもはや虜囚の身となった自分にできることは何も無く、パースの深海棲艦は戦わずして敗北するであろう事を悟り、再び狂乱した。そして……)

港湾夏姫『モハヤキセキがオキルノゾミはツイエタわ……ワタシはオマエに協力スル……!!ダカラカツテお前がソウシタように可能なカギリ同胞タチをコロサズ、チャント保護スルとチカッテ……!!』

港湾夏姫『ソシテアノオンナに復讐スルキカイを頂戴!!アノ同胞タチをイケニエに捧ゲタウラギリモノが、スベテ上手くイッタとホクソエミながらノウノウと生キテイク事ダケは絶対にユルセナイ!!』

提督(壮絶な表情でそう懇願してきた港湾夏姫。俺は可能な限り殺さず、保護することを誓った。もとよりそのつもりだ)

提督(しかし復讐する機会については与えられないと拒否した。最初、燃え盛るような憤激に顔を歪ませつつも港湾夏姫は同意した)

提督(空母水鬼に対する報復という個人的な望みは叶わなくとも、戦いに敗れ去るであろう同胞たちがその時に頼れる保護を引き出すことができたからだろう)

提督(流石上に立つ者だけあり、これだけ興奮していても冷静に物事を推し量り、決断を下すことはできるようだった。しかし……)

港湾夏姫『ネエ、テイトク……ワタシ……クルシイの……コノ胸ノ中に滾ル憎悪ガ溢レテ……溺レテしまいソウ……』ダキッ

提督(彼女の言う通り、その胸中に蠢く復讐の念はもはや抑えようがなかったらしい。会話の終わり、背を向けた俺になんと港湾夏姫が抱きついてきて、耳元で囁いた)

提督(豊満な胸が惜しげなく押し付けられていた。まだ動くだけで激痛に襲われてもおかしくないのに。艦娘程ではないが、きっと何かしらかあるのだろう)

港湾夏姫『オネガイ……アノ女ニ復讐シナイとワタシ……オカシクなっちゃう……アノ女をワタシに頂戴……?ソノカワリ……私をアナタにアゲルから……』ツン クリクリ

提督(数日前まで死にかけていたとは思えなかった。港湾夏姫は耳元で蠱惑的に囁きながらその指を俺の胸に添えるといじらしく円を描くように俺の胸を這わせる)

提督『……わかった。そこまで言うのなら、いいだろう』ダキッ モミモミ

提督(そう言いつつ俺は港湾夏姫の体に手を回すと抱き寄せた。その大きな胸を無造作につかみ揉みしだく。俺のモノだというように)

港湾夏姫『……♡』ジッ ニコリ

提督(それに対して港湾夏姫は蠱惑的な笑みを浮かべてその爛々と紅く輝く瞳で俺を見つめた。俺は港湾夏姫の誘いに乗った)
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