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【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十七輪目】
- 953 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/12(火) 23:20:49.81 ID:VAGo3Km4O
- 乙
まさかの犯人w
それにしても久遠さん、夏凜ちゃん相手だと性的なことに消極的なせいか積極的に誘ってくなぁ
- 954 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 08:02:14.33 ID:cg1qDqjOO
- 乙
友奈との激しい夜はwikiのオマケでやってくれるかな?
- 955 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/13(水) 20:48:47.32 ID:2TRn0FuOo
-
では少しだけ
- 956 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 21:01:20.23 ID:BcHHSN6zO
- きてたー
- 957 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/13(水) 21:20:39.12 ID:2TRn0FuOo
-
天乃「別に吸われたいなんて一言も言ってないわよ」
夏凜「いや、今の流れは――」
天乃「かっ、夏凜に後で嫉妬されてもみんなが困るし!」
目を逸らす、顔を背ける
東郷達は自分から向かってくるから、受け止めるか受け流すか
でも、夏凜は違う
天乃から手を伸ばしても、安易に触れようとはしない
それは、何よりも天乃を想うがゆえに。
だから、天乃から寄り添わなければならない
少しだけではなく、大きく、強く
天乃「あとで八つ当たりとか、やきもち妬かれても困るし」
夏凜「やきもちって……」
天乃「分かってる」
困惑を感じる夏凜の呆れがちな呟きを道半ばに残し、
天乃は遮って、嘲笑を浮かべる
- 958 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/13(水) 21:50:00.23 ID:2TRn0FuOo
-
天乃「どうせ、夏凜はやきもちなんて焼かない」
夏凜「………」
天乃「夏凜はなんだかんだ優しいし、私のこと考えてくれてるから」
遠巻きに見ているだけでも、満足する
天乃が普通に生きて、普通に楽しんで
ごく当たり前の幸せを享受しているならそれで、満足してくれる
本当に良い子だと思う
とても優しい子だと思う
天乃「手を焼かせることを良しとしないものね」
夏凜「そりゃ、あんたはあんたで手いっぱいだし」
天乃「手一杯……」
夏凜「なに? 言っておくけど胸の話は今してないわよ?」
手に余る大きさを実感する膨らみを見せる天乃の胸元
それに目を向けた夏凜はすぐさま窓の外に目を凝らす
少し曇った空は雨が降ってきそうにも感じた
天乃「今はまじめな話」
夏凜「じゃ――」
なんなのよ。
そう口にしかけた夏凜が服の端を摘まむ力を感じて目を向けると
丁度、ゆっくりと動いた天乃の目と視線が交わる
天乃「それが分かってるなら……もう少し、私の傍に来てくれてもいいんじゃない?」
- 959 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/13(水) 22:15:19.96 ID:2TRn0FuOo
-
夏凜「は……ちょ、そんなの」
結構近くにいるでしょ。なんていう考えは
先回りした直観で振り払う
天乃が言いたいのはそんな物理的な距離じゃない
天乃「………」
夏凜「………」
じっと、目を向け合う数秒間
病室にはみんなもいるはずなのに、妙に静かで
目を逸らすのはやっぱり天乃だった
それと同時に、裾を引く子供のような力は消えてしまう
天乃「……余計な我儘よね」
十分よくしてくれている
夏凜が悪いわけじゃない
ちょっとしたことで距離を感じてしまう
離れていくのではと不安に思う弱い心が悪いのだ
天乃「ごめ――」
夏凜「待って」
天乃「っ」
夏凜「それは言わないで……いや、言ってもいいけど、出来れば、言わないで貰えると助かる」
- 960 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/13(水) 22:52:00.80 ID:2TRn0FuOo
-
夏凜「アンタは悪くない。ほんと、慰めとか抜きにして、悪くない」
天乃「………」
夏凜「不安にさせた私が悪い」
基本的には行為を受ける側であり、
積極性がないわけではないが、後手に回ることの多い天乃にここまで言わせた
ここまで求めさせた
攻められたい願望もある友奈なんかは
限度はあるけれど、攻められ方の参考にしそうだが
東郷あたりは、「夏凜ちゃん」と
真剣な表情で詰め寄ってきかねない状況だ
夏凜「ただ、私も色々考えてることがあるっていうか……」
それは違うか。と夏凜は困ったように髪を掻いて
人差し指から薬指、三本の指で前髪を挟んで梳く
夏凜「妊娠があって、出産があって、祟りがあって……なんていうのも結局言い訳」
天乃「そんなことないと思うけど……」
夏凜「ううん。言い訳でしょ……どんな障害があろうがアンタを守れるって自信がないのよ」
天乃「夏凜は十分頑張ってくれてるわ」
夏凜「でも、満足はさせられてない」
天乃「それは私の我儘だから」
夏凜「だから我慢する? そんなこと言わずに、目の前にいる奴のこと引っぱたいたほうが良いんじゃないの?」
軽々しく、そう口にする
夏凜「この意気地なし! って」
それは、冗談交じりの本心だった
- 961 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/13(水) 22:57:12.23 ID:2TRn0FuOo
-
ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
東郷「……」
東郷「ねぇ夏凜ちゃん」
夏凜「なによ」
東郷「夏凜ちゃんってもしかして、被虐せ――」スパーンッ
夏凜「違うわよっ!」
友奈「……私は最近、東郷さんがそうじゃないかなって思ってるよ」
- 962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 23:03:46.10 ID:BcHHSN6zO
- 乙
久遠さんのみならず夏凜ちゃんも大人っぽくなってきたなぁ
そして相変わらず会話も健全というね
- 963 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 08:00:20.48 ID:OSQ/ouOEO
- 乙
今の夏凜の立場って園子に対する久遠さんの立場に似ている気もするな
- 964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 22:34:57.62 ID:1gM0F58XO
- 木曜は忙しい?
- 965 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/15(金) 21:57:50.96 ID:lGAK0Zpvo
-
では少しだけ
- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 22:02:46.02 ID:LO9CV1heO
- かもーん
- 967 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/15(金) 22:59:32.64 ID:lGAK0Zpvo
-
天乃「意気地なしって……」
夏凜「だってそう思わない? 祟り、妊娠、出産……そりゃ、理由としては十分だと思うわよ」
でも、理由にできるからって理由にして良いわけではない
注意すべきことである以上、それを一切無視するわけにはいかないが
だからこそすべきことがあるのではないか
だからこそ、出来ることがあるのではないか
壁を理由にして立ち止まっていては出口を見つけることはできない
夏凜「でも私は、だからこそ何とかしてやりたいって思う」
思うべきだった
思っているべきだった
でも、それができていなかった
自分以外にもいるからと、他力本願だった
だからこそ、夏凜は自分で自分が意気地なしだと思う
夏凜「あんたに尽くすって、そう考えてたのにこのザマで……」
天乃「夏凜……」
夏凜「だから、あんたには喝を入れて貰いたい」
- 968 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/15(金) 23:46:32.17 ID:lGAK0Zpvo
-
夏凜の手は天乃の手を掴み、頬へと触れさせる
殴ることはもちろん、
叩くこともできない弱い力は指先で頬をなぞる程度に留まって
天乃は困って眉を顰めた
天乃「喝……私が?」
夏凜「最近のあんたは緩いけど、結構気を入れて貰ったことあんのよ?」
天乃「……このまま引っぱたけばいいの?」
夏凜「違う」
天乃「じゃぁ、なんなの?」
夏凜「なんなのって言われると困るのよね」
夏凜は困ったように笑いつつ、楽しそうにする
喝を入れる必要なんてないようにさえ思う
夏凜「頼まれてもアンタはやってくれる。でも、それじゃ意味がない」
戦いに出ているときのように
仲間の為に怒っているときのように
何かに求められたからとかではなく、
本心で出てくる言葉が欲しいと、夏凜は思った
でも、今の天乃にはきっと、それは難しいのだろう
- 969 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/16(土) 00:11:42.89 ID:v/3nHc2ro
-
今までは自分が矢面に立っていた
守られる立場ではなく
守る立場にいたからこそ、言えることがあった
守られる立場になってしまったこと
願う立場になってしまったことで
天乃の中では、夏凜が求めるような一喝する立場ではないだろうから。
でも……と、夏凜は苦笑する
夏凜「正直、さっきのは効いたわ」
天乃「傍に居て……ってこと?」
夏凜「そ……あと、謝られたこと」
よく言われるような気の入れ方ではなかったけれど
それでも、心は強く揺さぶられるものだった
強かったころとは正反対の、弱った心
でも、それはきっと、今の天乃の本心だったから
夏凜「もっと頑張んなきゃって、思わされた」
天乃「頑張るのは良いけれど、無理はしないでね」
夏凜「別に戦ったりする方に頑張るわけじゃないから――」
天乃「っ」
グッ……と、体がベッドの方に押し込まれて
ベッドに密着した体は動かないのに、夏凜との距離は縮まっていく
夏凜「少しくらい、許しなさいよね」
そう言う夏凜の顔は、朱色に染まって見えた
- 970 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/16(土) 00:13:11.20 ID:v/3nHc2ro
-
では、ここまでとさせていただきます
明日はできれば少し早い時間から
明日の序盤で夏凜交流終了→赤ちゃん
- 971 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/16(土) 01:20:50.42 ID:jhbKD+dQO
- 乙
こんにちわ赤ちゃん
- 972 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/16(土) 06:19:23.91 ID:k1wkpHVIO
- 乙
あまにぼの会話はいつも尊い…
- 973 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/16(土) 18:59:11.53 ID:v/3nHc2ro
-
では少しずつ
- 974 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/16(土) 19:00:24.32 ID:FBX33qRsO
- あいあいさ
- 975 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/16(土) 19:37:10.83 ID:v/3nHc2ro
-
天乃「夏凜? なにするの? 赤ちゃんに会いに行くんでしょ?」
夏凜「それはやまやまだけどできないって……さっきから言ってるじゃない」
天乃「祟りは言い訳だって言ったのに」
夏凜「流石に、赤ん坊を落とすような理不尽は警戒するでしょ、普通」
だから。と、夏凜は笑う
普段の夏凜がしないような、悪い考えをしている表情だ
夏凜「もう一つの選択……選ぼうかと思って」
天乃「もう一つ……?」
何を言ってるのかと考え、数秒
真面目な話に流されて消えていた発言を引き戻すかのように
夏凜の手が胸元のボタンをはずす
天乃「ちょっ、本気なのっ?」
夏凜「誘っておいて今更言う?」
天乃「だって――」
夏凜「もしかして、私ならしないと思ってた?」
残念だけどという夏凜の瞳は天乃を捉え、
その手は母乳のためのパッドをはずしていく
夏凜「私も多少、興味はあるのよね」
- 976 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/16(土) 20:04:38.63 ID:v/3nHc2ro
-
天乃「んっ」
夏凜「ずっと聞こえてたのよ……」
あの友奈が熱中するほどのもの
友奈だけじゃなく、天乃の声が聞こえた
明らかな、行為の音も聞こえた
たがいに我慢してきたことだからと阻まずに聞きこんでいたそれらは
確実に、夏凜の興味を惹いていたのだ
夏凜「少しだけならいいでしょ? 誘ってきたんだから」
天乃「赤ちゃんと会う時間が無くならない……程度なら」
夏凜「………」
夏凜にされるがままだった天乃は、自分で胸に触れる
ちょっとした圧迫感でも母乳が溢れて、
そのたびに、少しだけ力が抜けるような疲れを感じる
でも、ほんの些細な疲労感は
病床のような重さはなく、むしろ心地よいもので
天乃「っ……ぁっ」
夏凜「っ……は……ちょっと、変な声出すの止めなさいよ」
天乃「だって」
夏凜「友奈の時もそうだけど、あんた弱すぎ」
- 977 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/16(土) 20:29:48.70 ID:v/3nHc2ro
-
天乃「今は母乳があるからっ」
夏凜「あってもなくても、あんたは胸が弱点でしょ」
天乃「う……し、仕方ないじゃないっ」
いつまでたっても、慣れない
それもあるけれど
昨日のように赤ちゃんになろうとしている友奈でさえダメだったのだ
心が寂しがってしまうほど触れ合いのなかった夏凜の乳房への接吻なら、なおさら敏感になるだろう
天乃「……好き。なの」
夏凜「っ!」
呟き程度の細やかな声と、フイッと顔を背ける仕草
想いゆえに傾いたそれはとても愛らしくて
好きにならずにはいられなくて
夏凜「は、破廉恥なこと言ってんじゃないわよっ」
天乃「はれ……はっ……破廉恥なことが好きって話じゃないっ」
夏凜「流れ的にそういう感じだったしっ」
天乃「夏凜が好きってことに決まってるでしょっ、ばかっえっち!」
- 978 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/16(土) 20:44:54.63 ID:v/3nHc2ro
-
夏凜「えっ……はっ、はぁ? 私かあんた。どっちがエロいか教えてやるわよっ!」
天乃「やっ、かっ」
抵抗に動こうとした天乃の手を抑え、
白い筋の流れる乳房を舐める
天乃「んっ」
びくっと、体が震える
押し出されたようにジワリと零れた母乳がまた流れていく
天乃「はっ……はっ……っ」
夏凜「まだ、全然なんだけど」
天乃「待って……ごめんなさい、負けは認める。認めるから」
夏凜「早すぎでしょ、せめて、一回くらい飲ませなさいよ」
天乃「赤ちゃんにあげられなくなっちゃうからっ、かり――」
ぱくっと、咥える
ふにゅりとした感触、勢いに飛び出す母乳
頬の裏に当たり、舌の上を流れて喉の奥へ
天乃「んっ……っあ」
夏凜「っは……は……コクッ」
味気のあるものではないはずなのに
心地よく感じるほどに、美味しく感じてしまう
夏凜「友奈が嵌まったのも……分かるわ」
- 979 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/16(土) 21:17:33.72 ID:v/3nHc2ro
-
夏凜「………」
母乳が体に馴染むのもそうだが、
天乃が性的に見えて情欲をそそるのも要因だろう
もっと味わいたいという気持ちともっとしたいという気持ち
強い気持ちの相乗効果は理性なんて突き飛ばして
その行為に興じさせる
天乃「ばか、えっち……」
夏凜「ごめん」
天乃「赤ちゃんにあげるだけで変な気分になっちゃったらどう責任とるのよ……」
夏凜「授乳が終わったら、エッチに付き合う?」
天乃「…………」
夏凜「……だめか」
天乃「それは前提だもん」
夏凜「なら、あんたが授乳でエロい気分になることが前提ね」
さっと身を引いた夏凜は、
ベッドわきの車椅子のブレーキをはずして移しやすいように移動させる
夏凜「行くんでしょ? 連れてってあげる」
天乃「……ばか」
夏凜「ん? なにか言った?」
天乃「言ってないっ」
その気にさせておいて、自分は勝手にいつも通り
そんな酷いことをする夏凜への罵倒は、届かなかった
- 980 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/16(土) 21:50:35.83 ID:v/3nHc2ro
-
01〜10 大赦
11〜20
21〜30
31〜40
41〜50 兄
51〜60
61〜70 母
71〜80
81〜90 姉
91〜00
↓1のコンマ
- 981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/16(土) 21:54:22.76 ID:FBX33qRsO
- あ
- 982 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/16(土) 22:17:33.95 ID:v/3nHc2ro
-
子供たちのいる部屋の前で止まった夏凜は、
呼んでおいた看護師を一瞥すると、目線を合わせるためにしゃがみ込む
夏凜「天乃にはこれを渡しておくわ」
天乃「これ……?」
夏凜「必要ないとは思うけど、一応ね。取り間違え防止だって、私が代わりに着けてたのよ」
夏凜は困ったように言いながら、
袖に隠れて見えなかった手首からバンドを外して天乃の手首に着ける
天乃「ネームバンド……」
夏凜「出産に立ち会ったからだとは思うけど、普通は天乃が付けるのよ?」
天乃「私には何があるか分からないものね」
夏凜「そういうこと言わない」
天乃「ふふっ、ごめんね。すぐ……かは分からないけど行ってくるね」
夏凜「時間一杯いてもいいわよ。待っててあげるから」
天乃「うん。ありがとうね」
天乃が手を振ると、夏凜も応えて手を振る
部屋の中に入る直前、ちょっと待って。と、
看護師を止めた天乃には、「早く行きなさいよ」と、払う素振りを見せながら――笑う
夏凜「……はぁ」
天乃と看護師のいなくなった廊下に一つ、ため息が零れた
- 983 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/16(土) 22:22:20.55 ID:v/3nHc2ro
-
ではここまでとさせていただきます
明日はできれば昼頃から
東郷「意気地なし」
夏凜「はぁっ? ちゃんとやったじゃない」
東郷「あそこで止めるなんてやってないのも一緒よ」ジロッ
夏凜「そりゃ、東郷からしたらそうかもだけど普通は――」
東郷「友奈ちゃんだってあの状態からなら完食するわ! 断言します!」バンッ
風「樹だってするわね」ドヤッ
夏凜「あんたもかっ……風!」
- 984 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/16(土) 22:29:05.85 ID:FBX33qRsO
- 乙
夏凜ちゃんの陥落に久遠さんの告白と二人とも可愛い過ぎるだろう…
そして我が子との対面か…久遠家もそのうち訪ねてくるかな
- 985 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 08:44:43.14 ID:DzhpBdZnO
- 乙
夏凜でさえも虜にしてしまう久遠さんの母乳恐るべし
- 986 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/17(日) 16:37:58.80 ID:wcKdG0Rio
-
では少しずつ
- 987 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 16:45:08.87 ID:yGDbVNyzO
- どんとこい
- 988 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 17:31:01.26 ID:OYX6Q2OzO
- もうすぐ1000だけど大丈夫?
- 989 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/17(日) 17:37:47.38 ID:wcKdG0Rio
-
「こちらですよ」
天乃「……あぁ」
小さな、小さな名前のない双子
取り違うことがないようにとつけられたネームプレートには
久遠天乃。という母親の名前だけが書かれている
「産まれたばかりの時はすごく小さかったんですけど、徐々に成長していってくれてね」
本当によかったわね。と、看護師は優しく声をかける
けれど、天乃は赤ちゃんのケースに触れたまま、答えない
じっと見つめて、動かない
産んですぐ引き離されることになった赤ん坊
ようやく、見ることが出来た
ようやく、会うことが出来た
「……抱かないの?」
天乃「上手く抱いてあげられる――」
自信がない
そう言おうとした口を閉じて、飲み込む
だれだって、初めはそうだろう
自信がないからと避け続ければ自信はつかない
やってみなければ何も始まらない
幸い、看護師もいるのだ
手ほどきを受ければいい
天乃「うん、抱きたい……抱き方、教えて」
「ええ、もちろんよ」
- 990 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/17(日) 18:06:15.61 ID:wcKdG0Rio
-
「いきなり二人は難しいだろうから、一人ずつね」
天乃「はい」
「私がこっちの子を抱くから、言う通り、やっている通りにね」
天乃「分かったわ」
ただただの説明なのに、緊張する
これを真面目に聞いて習うかどうか
ちゃんと覚えられるかどうかに
小さな命がかかっているからだろう
「まずは、声をかけてあげるの。名前を考えてあるなら、名前とかね」
天乃「名前……」
「まだ、天乃ちゃんも落ち着かないもんね」
天乃たちが大変だったことは、看護師も分かっている
名前を考える余裕なんてなかったのだ
それでなくても、子供にとって大切な名前を簡単には決められない
「大丈夫。初めは、そんなのものだから。ね」
笑みを浮かべながら声をかける
「お母さんだよ。ママだよって、声をかけてあげましょうか」
- 991 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/17(日) 18:23:04.78 ID:wcKdG0Rio
-
天乃「ま……ママ……だよ?」
反応してくれなかったら
嫌がったら
きっと、自分を母親とは認めてくれていない
そんな不安の表れた弱弱しい声
でも、二人は、笑う
赤ちゃんらしい、まだ言葉に満たない声で
嬉しそうに、笑ってくれる
天乃「あっ……」
「……ふふっ、そしたらまずは頭からね」
天乃は手が小さいからと、
掌だけでなく、
手首のあたりもしっかりと使って、首から頭をしっかりと支えさせる
そうでもしないと、首が危ない
「次は、おしりね。足の間から……そう、そんな感じで手を入れて」
看護師の実演と、説明
それをしっかり確認しながら、
天乃は小さな小さなわが子を、腕に抱く
- 992 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/17(日) 18:50:55.93 ID:wcKdG0Rio
-
天乃「だっ、抱けたわっ」
「でももう少し」
天乃「もう少し?」
「そう、頭を支えてる方の腕を、こう……動かすの」
見てて。という看護師
頭を支える手はゆっくりと動き、
赤ちゃんの頭が下手に動くようなこともなく
その腕自体を受け皿のようにして抱き込む
赤ちゃんは抱き方が変わったことなんて気が付いていないかのように、落ち着いている
天乃「……そんな動かし方しても平気なの?」
「大丈夫。ゆっくりでいいから、ね」
天乃「………」
最後の、動き
腕の中で嬉しそうな声を上げるわが子をじっと見つめて、
天乃は小さく息を吐く
胸のせいもあって、少し支え辛い
でも、赤ちゃんのための母乳をたくさん作るためだと考えれば、
要らない。とは言えない
- 993 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/17(日) 19:08:16.40 ID:wcKdG0Rio
-
そうっと、優しく慎重に
看護師がやっていたように、
赤ちゃんが動きに気づかないほどの些細な動き
天乃「………」
力が弱くなっていて、良かったと天乃は思う
弱いから、緊張してこわばっていても大した力が入っていない
赤ちゃんを支える程度の限りなく弱い力しかないのが功を奏している
天乃「私が、お母さんよ」
軽い
今の天乃でも本当に軽い
けれども、それはとてつもなく重い
柔らかな無垢の笑顔
掴もうと動く小さな手
座っているのなら膝も使えばいい
そんな考えなど浮かばないくらいに、手一杯
でも、愛らしくて、笑みは絶えない
天乃「……」
大切な仲間、力を分け与えてくれた悪五郎を思う心があるがゆえに、
笑みに交じって、涙は溢れてくる
「あぁぅ……」
天乃「っ」
小さな手が、伸びて胸元に落ちる
何度も何度も伸びて、でも、届かなくて胸に落ちていく
それが涙を拭おうとしてくれているのだと天乃は感じて
天乃「大丈夫、ありがとう」
可愛らしい優しさに、笑みを返した
- 994 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2019/03/17(日) 19:13:58.41 ID:wcKdG0Rio
-
【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十八輪目】
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続きは次スレで行います
- 995 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 19:44:40.97 ID:yGDbVNyzO
- 了解
- 996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 23:07:54.43 ID:YPE39DlvO
- では埋めるか
- 997 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 23:08:38.78 ID:YPE39DlvO
- 埋め
- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 23:09:09.18 ID:YPE39DlvO
- 埋め
- 999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 23:09:35.54 ID:YPE39DlvO
- 埋め
- 1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 23:10:05.65 ID:YPE39DlvO
- 乙
- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
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