【安価】戦う正義のサイキックヒロイン

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110 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/13(木) 22:25:04.48 ID:7HoF/9Zh0
巫姫と共に詩音を陥れるキャラ安価を出して終わりにします。



↓1〜3コンマ最大。思いつかない欄は空白でok
【名前】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【能力】
【巫姫との関係性】※ここは必須で
【その他】
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/13(木) 22:31:12.54 ID:mI3dCjkk0
【名前】 神野 巫華(さぎの みか)
【年齢】 17
【容姿】 巫姫そっくり
【性格】 さばさばした妙に明るい性格
【能力】 相手の能力を封じる
【巫姫との関係性】 双子の妹
【その他】 巫姫とは身体を重ねる関係にある
       普段は明るい巫華の方が引っ張っているように見えるが、巫姫には逆らえない
       同性愛者
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/13(木) 22:33:31.02 ID:wD+TGF7f0
【名前】神楽遊(かぐら ゆう)
【年齢】26歳
【容姿】黒髪の優男系の長身のイケメン。
【性格】表向きは誰にも優しい人、実際は、人の醜さを見て愉悦に感じるゲス野郎
【能力】人の悪意を増幅させる(※状態異常ではない)
【巫姫との関係性】従兄
【その他】自分の能力で巫姫に効くことを知り、日々ゆっくりと使い彼女をおかしくしていった。
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/13(木) 22:38:36.16 ID:M8HxjHvuo
【名前】杉木 暗平
【年齢】高1
【容姿】千円カットで切った髪にUNIQLOで統一した服装
【性格】周りと関わりたくても関われない陰キャ
【能力】心の闇を妖精として召還する
【巫姫との関係性】周りと関われないのと自分の能力とで悩んでたのを助けてくれた
【その他】
巫姫とは神社でたまにあって話しをしている関係
密かに巫姫に恋をしてて彼女の言うことを何でも肯定する
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/13(木) 22:43:07.85 ID:2U2Q/wxyO
【名前】東出太一
【年齢】30
【容姿】長身筋肉質の坊主
【性格】煩悩にまみれており女とセックスすることばかり考えておりレイプや脅し手段選ばない。外面はよく真面目にみえる
【能力】降霊術で死人の言葉を伝えたり、体に憑依させ能力もしようできる
【巫姫との関係性】婚約者、別の有名な神社の跡取りお互いの繁栄のためより強力な跡継ぎを作るために婚約
【その他】毎日夜遅くまでセックス漬けにし天才的な性技の手腕のみで巫姫を陥落させ従順させた



115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/13(木) 22:43:11.09 ID:16a9T4O0O
【名前】
【年齢】 12
【容姿】 銀髪をツインテールにしたロリ、年齢不相応の露出したドレスを着ている
【性格】 ドS 人が堕ちる様を見るのがすき
【能力】 カードに人やものを封印する
【巫姫との関係性】 巫姫のご主人様(調教した)
【その他】 巫姫に大切なものを差し出せといった結果詩音を・・・
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/13(木) 22:46:26.00 ID:wD+TGF7f0
個人的には、人物だけは範囲を下5まで広げてもいい気がする。
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/13(木) 22:49:33.20 ID:6oVv3HQlo
まあ今回は下3って指定だったからね
俺も書き上げて送信しようとしたらちょうど埋まったところだったから消したし
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/13(木) 22:53:11.99 ID:rjZMVNraO
5分とか10分以内みたいな時間指定でもいいかもしれない
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/13(木) 22:55:08.77 ID:6oVv3HQlo
範囲広げるなら下5と言わず>>1が締めるまでいくつでも、
その代わりコンマ関係なく>>1が気に入ったのを採用とかね
3でも5でも数に限りがあるとしっかり設定書き込んでいると間に合わなくなるし
無制限でコンマだと自分のコンマ小さかったら大きいの出るまで投げる人出るし
120 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/14(金) 21:43:32.02 ID:9u5tchdX0
安価↓の範囲広くしすぎてスレが止まってしまうってのが嫌だったんですが、
人物安価については出し方を考えます
121 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/14(金) 21:44:42.70 ID:9u5tchdX0
詩音「あれ、巫華じゃん。おーい!」

巫華「や、やっほー!」


ショッピングセンターにつくと、詩音たちは見慣れた顔を見つけた。

神野 巫華。巫姫の双子の妹である。

真顔で黙っていると詩音ですら見分けがつかないほどそっくりだが、普通にしていれば間違えることはない。

穏やかに微笑む巫姫とは対照的に、巫華はとても快活な気持ちのいい笑顔をする。

むしろ巫華の方が詩音と相性がよいのではという気もするが、クラスが別々になってしまったりなどあまり接する機会がなく今日にいたる。


巫姫「あら、『偶然』ね。巫華もショッピングに来てたなんて」

巫華「あ、あはは、そうだね、びっくり」

詩音「巫華は一人?」

巫華「う、うん。なんか衝動的に買い物したいなーって気分になっちゃって」

詩音「ふーん、そっか。じゃあせっかくだし、一緒に回りましょうよ!」

巫姫「ふふ、それがいいわね」

巫華「そ、そうだね、そうするよ! せっかくのデートを邪魔しちゃうみたいで忍びないけど」

詩音「な、なに言ってんのよ!」

巫姫「ふふっ」


巫姫が微笑みながら巫華の方を見やる。

その視線に、巫華はわずかに目を泳がせた。

これから行うことへの罪悪感と、失敗は許されないという重圧が巫華に重くのしかかる。

だが、巫姫がやれと言ったなら、それは絶対にやらなければならない。

巫華は物心ついた時からずっと、そうやって生きてきたのだから。



巫姫がやろうとしていることは? ↓1〜3コンマ最大
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 21:53:57.19 ID:HMsgb6fR0
実は神野家の朝まで奉ってるものが良くないもので大量の苗床を探してる

自身状態異常無効、他者状態異常解除のせいであんかしづれえんだよな

123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 22:00:50.84 ID:f55mGarEo
もう我慢の限界、今日こそは詩音と一線を超える!
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 22:19:40.53 ID:ijam4VNvO
詩音を屈伏させながらグチャグチャに犯したい
125 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 09:36:42.59 ID:DbaXJjxR0
巫姫(あぁ、詩音……私のかわいい詩音……?)


談笑する詩音と巫華の一歩後ろを歩きながら、巫姫は恍惚とした表情を浮かべる。

初めて詩音と言葉を交わしたあの時。

チャラい男たちに絡まれていたところを助けてもらったあの時からずっと、巫姫は詩音の虜になっていた。

詩音と特別な関係になりたい、詩音を自分だけのものにしてしまいたいという思いは日に日に募っていく。

そんな激しい情欲を抱きながらも、巫姫は普通の友人として詩音と接してきた。

だが、ここ最近の詩音は、以前よりもさらに魅力的になり、男女問わず人気が高まりつつある。

それに、先日の大怪我。

あの詩音が入院するほどの怪我を負わされたと聞いたときは、本当に血の気が引いた。


巫姫(このままじゃ、詩音が他の誰かに奪われてしまうかもしれない。もしかしたら、野蛮な能力者によって殺されてしまうかもしれない)

巫姫(そんなの、絶対耐えられない!! 詩音は私だけのもの、私が守ってあげないと!)

巫姫(かわいい詩音……早く、私の腕の中でかわいらしく啼くあなたを見てみたい……?)



詩音と一線を越えるための巫姫の行動は? ↓1〜3コンマ最大
1.アパレルショップでの試着中に強引に迫る
2.睡眠薬、媚薬等を飲ませる
3.スタンガン等で気絶させて拘束する
4.裏の能力者から得た怪しい道具を使う(どんな道具かも)
5.その他
126 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 09:41:16.66 ID:DbaXJjxR0
あれ、文字化けしてしまった
以下が正しいの

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


巫姫(あぁ、詩音……私のかわいい詩音……♡)


談笑する詩音と巫華の一歩後ろを歩きながら、巫姫は恍惚とした表情を浮かべる。

初めて詩音と言葉を交わしたあの時。

チャラい男たちに絡まれていたところを助けてもらったあの時からずっと、巫姫は詩音の虜になっていた。

詩音と特別な関係になりたい、詩音を自分だけのものにしてしまいたいという思いは日に日に募っていく。

そんな激しい情欲を抱きながらも、巫姫は普通の友人として詩音と接してきた。

だが、ここ最近の詩音は、以前よりもさらに魅力的になり、男女問わず人気が高まりつつある。

それに、先日の大怪我。

あの頑丈な詩音が入院するほどの怪我を負わされたと聞いたときは、本当に血の気が引いた。


巫姫(このままじゃ、詩音が他の誰かに奪われてしまうかもしれない。もしかしたら、野蛮な能力者によって殺されてしまうかもしれない)

巫姫(そんなの、絶対耐えられない!! 詩音は私だけのもの、私が守ってあげないと!)

巫姫(かわいい詩音……早く、私の腕の中でかわいらしく啼くあなたを見てみたい……♡)


詩音と一線を越えるための巫姫の行動は? ↓1〜3
1.アパレルショップでの試着中に強引に迫る
2.睡眠薬、媚薬等を飲ませようとする
3.スタンガン等で気絶させて拘束する
4.裏の能力者から得た怪しい道具を使う(どんな道具かも)
5.その他
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 09:48:16.67 ID:sK9uuEor0
3
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 09:48:42.81 ID:VPm7F5nvo
1
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/15(土) 09:53:14.38 ID:OiTVX7Qt0
1
130 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 11:12:45.84 ID:DbaXJjxR0
詩音「巫姫この服絶対似合うって! かわいいわよ」

巫姫「そ、そう……えへへ……」

巫華「有栖川さんはこういうの似合いそう!」

詩音「ちょ、ちょっと派手すぎない……?」

巫華「有栖川さんモデルさんみたいにスタイルよくてかわいいし、こういうのでもバッチリ似合うよ!」

詩音「そ、そうかしら///」

巫姫「じゃあ、ちょっと試着してきたら?」

詩音「う、うーん……ま、まあ、着るだけね!」

巫姫「……」


詩音が満更でもない顔で試着室に入っていくのを確認したあと、巫姫は巫華へ視線で合図を送る。

巫華は、不安そうな顔で姉の顔を見やった。


巫華「ね、ねぇ、やっぱりやめようよ……こんなの、うまくいくわけないよ」

巫姫「うまくいかせるのよ。あなたがへまさえしなければ、絶対に詩音は私に振り向いてくれるわ」


そう言って、巫姫はうっとりとした表情を浮かべる。

彼女の頭には、最愛の人と繋がれる未来しか浮かんでいなかった。
131 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 11:13:56.72 ID:DbaXJjxR0
試着室の中で、詩音は着ていたトップスを脱いでいた。

引き締められつつも、女性らしい柔らかさを持った身体が露になる。

きゅっと締まったくびれと大きく実った胸とが描く曲線は、女子高生でありながら非常に煽情的であった。

持ってきた服を試着しようとしたとき、カーテンの向こうから巫姫が話しかけてきた。


巫姫「詩音ー」

詩音「ん? どうかした?」

巫姫「中、入るね」

詩音「え、は、はぁ!?」


カーテンがわずかにめくられ、巫姫と巫華がするりと試着室に入ってくる。

混乱している詩音をよそに、巫華が詩音の後ろに回り、詩音の身体をがっちりと掴んだ。

そして、前から挟むように巫姫が詩音に抱き着く。

巫姫のさらさらとした黒髪から、上品で甘い匂いが詩音の鼻をくすぐる。


詩音「え、な、なに、どうしたの……!?」

巫姫「ふふ、よかった……最初に抵抗されたら、もうご破算だもの」

詩音「な、なに言って――んむっ!?」
132 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 11:15:59.05 ID:DbaXJjxR0
巫姫「ん、んちゅ……れろ、ちゅぱ……♡」


突如、巫姫が詩音の唇を奪った。

目を見開く詩音におかまいなしに、巫姫は目を細め唇をついばむ。

巫姫は慈しむように唇に吸い付いたあと、舌で詩音の唇を軽くなぞった。

驚きで軽く開かれた詩音の口に、舌をすかさず滑り込ませる。

詩音の身体を強く抱きしめながら、巫姫はねっとりとしたキスを交わす。


詩音「んんんっ……! やめっ……!」


あまりにも突然のことすぎて、詩音は理解が追い付いていなかった。

そういうことには縁遠いと思っていた巫姫が、こんな情熱的な大人のキスができるだなんて想像したこともなかった。

しかも、まさかその相手が自分だなんて。

スキンシップやいたずらにしては、あまりに度が過ぎている。

振りほどこうと身体をよじらせた詩音は、普段とは違う身体の感覚に瞬時に気づいた。

巫華によって能力を封じられている。

これはもはや、いたずらと呼べるような可愛いものではないということに、詩音は気づいてしまった。
133 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 11:17:33.97 ID:DbaXJjxR0
詩音「ん、んちゅ、ぷはぁ……! 巫姫、これはどういう……!」

巫姫「はぁ、はぁ……ふふ、詩音、キスは初めて?」

詩音「な、何言って……」

巫姫「初めてよねぇ! 彼氏がいただなんて話、聞いたことないもの! 詩音の初めてを奪ったのは私よ!」

詩音「っ……」ゾクッ


目の前にいる、親友であるはずの少女の笑顔に、詩音は悪寒を覚えた。

細められた瞳の奥に、どこまでも淀んだ情欲が渦巻いていた。

『ガーディアン』として活動しているときに見た、かつてのクズどもと同じ目だ。


詩音「離れなさい! これ以上ふざけた真似を続けるなら、あなたたちであっても容赦しないわよ」

巫姫「ふふ、怖い。どうするの? これまで倒してきたクズたちと同じように、私たちをボコボコにして病院送り?」

巫姫「それとも、ただの少女のように泣いて助けを求めるのかしら」


巫姫は詩音の背中に手をまわし、慣れた手つきでブラのホックを外した。

形の良い胸がさらされ、詩音の顔が羞恥で赤く染まる。

その詩音の表情に、巫姫は恍惚とした表情で目を細めた。


巫姫「あぁ、かわいい、私の詩音……もっとかわいい顔を私に見せて……♡」



巫姫、巫華の攻め方 ↓1〜3
また採用レスのコンマ一桁で詩音の判定
1〜4 抵抗する
5〜0 なすがままにされる
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 11:22:58.79 ID:ezn1GxHAo
詩音への好意と愛情、大怪我のときの恐怖と不安を正面から伝えて情に訴える
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 11:27:09.65 ID:GLiJ+9QUO
巫華にねちっこい乳首責めをさせて巫姫は言葉責め
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 11:27:43.17 ID:wiRUS0F30
揉み合ってる巫姫と詩音に巫華が裏から入手した媚薬をぶっかける。能力で巫姫は平然としてるが詩音は快楽で悶絶
137 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 11:55:58.60 ID:DbaXJjxR0
詩音「この、やめろ……!」

巫姫「ねぇ詩音、これだけは信じて……私は、詩音のことが大好きなの」

詩音「そんなの……!」

巫姫「好き……大好きよ……」

詩音「ん、んぐぅ……れろ……!」


詩音に抱き着く巫姫は、再び詩音の唇を奪った。

自身の深すぎる愛を伝えるかのように、何度も何度も深く口づけを交わす。

詩音はなんとか二人を引きはがそうともがくが、二人にがっちりと抑えられた状態ではそれもままならなかった。

巫姫が詩音の胸に手をやり、優しく揉み始めた。

そうしながらも、巫姫は舌先で器用に詩音の咥内をなぞっていく。

無理やり襲われているにもかかわらず、恋人のような優しい愛撫と鼻をくすぐる甘い香りに、詩音の抵抗が徐々に弱くなっていった。


巫姫「詩音に初めて出会って助けてもらった時から、詩音は私の王子様だったの」

巫姫「優しくて、かわいくて、誰かのために全力を出せる、そんな詩音がずっとずっと好きだった」

詩音「だ、だからって……!」

巫姫「だから、この前大怪我をしたとき、本当に辛かった!」

詩音「っ……!」


以前、詩音が入院した時、家族と同じかそれ以上に泣いていたのが巫姫だった。

その時の衰弱っぷりは、怪我で入院しているはずの詩音の方が心配してしまうほどだった。

あの時の巫姫の涙は、決して演技によるものではなかった。

こうして親友であったはずの彼女に裏切られている今ですら、詩音はそう思えた。
138 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 11:57:22.33 ID:DbaXJjxR0
巫姫「その時、私は私が思っていた以上に詩音のことが好きだったってことに気づいたの」

巫姫「詩音を失うなんて、私考えられない! 詩音が好きなの! もう他の誰にも渡したくない!」

詩音「巫姫……」

巫姫「んちゅ、れろ、ちゅぱ……」

詩音「ん、んむっ……」


二人は、もう何度目か分からないキスを交わす。

強く吸い付き、舌を絡め、空気を交換し合う。粘膜同士が触れ合う、水気を帯びた音が狭い試着室に響く。


詩音「ん、ふっ、んあっ……♡」


詩音の口から漏れる吐息に、甘い声が混じりだす。

そのことに気づいた巫姫は、静かに口元を歪ませた。



巫姫、巫華の攻め方 ↓1〜3
また採用レスのコンマ一桁で詩音の判定
1〜3 抵抗する
4〜0 そのままイかされてしまう
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 12:03:44.34 ID:CsBXDuM9O
抱き合ってキスをしながら乳首をいじり尻を揉む
まずは優しく、詩音が嫌がらなければだんだん強くしていく
詩音が絶頂する声は口で塞いで受け止めて、クチュチクュとヴァギナをかき回しながらホテルに行こうと囁く
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 12:10:04.65 ID:ezn1GxHAo
>>139

(色々書いてたけどこっちのほうがいいや)
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 12:10:38.45 ID:wiRUS0F30
>>136
142 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 13:07:52.00 ID:DbaXJjxR0
巫姫「むちゅ、れろ……ちゅぱ……」

詩音「ん、んあ、んちゅ……あふっ……♡」

巫華(すごい……あの有栖川さんが、お姉ちゃんの責めで感じてる……)


詩音の後ろで二人のことを眺めている巫華が、生唾を飲み込む。

巫姫の優しく、けれどもじわじわと追い詰めていく責めの快感を思い出し、巫華は身を捩らせた。


巫姫「ふふ、詩音、本当に綺麗……たくましい身体、惚れ惚れするわ」


熱い口付けを交わしながら、巫姫は手のひらで優しく詩音の臍下を撫でる。

うっすらと浮き上がる筋肉の溝を確かめるように、柔らかな指を滑らせる。

詩音がくぐもった声を上げるのを聞きながら、その手を下に滑らせ、詩音の臀部に触れた。

一瞬、詩音の身体がビクッと跳ねる。

そんな詩音を安心させるように優しく唇をついばみながら、スカートをめくりお尻を撫でていく。

きゅっと上がった張りのあるお尻を、ショーツの上からなぞり、揉みしだく。

それと同時に、もう片方の手で曝された胸を愛撫する。

じっくりと、肌の熱で溶かすように優しく揉む。

引き締まった詩音の身体の中で、とりわけ柔らかなその媚肉を手のひらで弄ぶ感触に、巫姫は興奮を高めた。

巫姫は指先で、つんと勃った乳首を軽くひねった。


詩音「ひゃんっ!?♡」


明らかに感じてしまったことが分かる自身の声に、詩音は顔を真っ赤に染める。

それでも、巫姫と絡めた舌の動きは止めない。

いつの間にか、自身からも巫姫の腰に腕を回した状態で、詩音はひたすら巫姫の愛撫を受け止めていた。
143 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 13:08:56.62 ID:DbaXJjxR0
頭がうまく回らないふわふわとした状態で、ただ巫姫に導かれるままに、詩音は拙く舌を動かす。

巫姫の舌の動きに従えば、自分でも気付かなかった急所を教えられ、上顎からビリビリとした快感が脳を焦がした。

完全に、なすがままにされている。

いつの間にか湿り気を帯びていたショーツをずらされ、割れ目に指を這わされる。

反射的に腰を引き離そうとする詩音の身体を、前後で巫姫と巫華が抑え込む。


巫姫「大丈夫、なにも怖くないわ……安心して、私に身を委ねて」

詩音「んふぅ、あ、いやっ……! 巫姫……!♡」

巫姫「好きよ、私の詩音……愛してる……♡」


より強く、巫姫は詩音と身体を密着させる。

舌を優しく絡ませながらも、膣内に挿れた指の動きを徐々に激しくしていく。

いまだかつてない快感に、詩音の頭が真っ白になっていく。

目じりに涙を浮かべる詩音の弱々しい表情に、巫姫は嗜虐心を煽られる。
144 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 13:10:03.98 ID:DbaXJjxR0
詩音(ダメ、このまま、イッ――!♡)

詩音「んむうううぅぅぅぅ……!♡」

巫姫「っっ〜〜!♡」


絶頂とともに漏れそうになる喘ぎ声を、巫姫は口を塞いで受け止めた。

詩音の口から垂れてくる唾液を、巫姫はおいしそうに飲み下す。

絶頂の山を越えたことを確認し、巫姫はゆっくりと口を離した。

二人の間に、唾液の淫らなアーチがかかる。

肩で息をする詩音に、巫姫は恍惚とした笑みを浮かべた。

常に責め側に回っていた巫姫だが、その女陰はすでにぐっしょりと濡れていた。


巫姫「ごめんなさい、詩音……でも、本当に、愛してるの……信じてくれる?」

詩音「はぁ、はぁ……♡」

巫姫「ねぇ、場所を移しましょう? もっと、深くまで愛し合いたいの」



詩音はどうする? ↓1コンマ一桁
1〜3 明確に拒否する
4〜7 弱々しく拒否する
8〜0 ホテルに行く


145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 13:10:52.85 ID:A+p79Nb3o
頼む
146 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 14:17:07.35 ID:DbaXJjxR0
詩音「巫姫、どうして、こんなこと……」

巫姫「何度も言ってるでしょう? 私は詩音のことが好きなの」

詩音「私は……」


詩音は、そう言って俯いてしまう。

親友だと思っていた相手に無理やり迫られて、そして絶頂まで追いやられてしまったことに、詩音は心の整理がつかないでいた。


巫姫「詩音……」

詩音「っ……」


再び唇を寄せてくる巫姫に対し、詩音は顔を横に反らした。


巫姫「……分かった。今日はこれ以上はなしにしましょう」

巫華「お、お姉ちゃん!?」

巫姫「でも、今ので分かったでしょう? やっぱり私たち、最高の相性よ。私なら、絶対にあなたを幸せにすることができる」

詩音「……」

巫姫「じゃあね、詩音。また学校で。愛してるわ」


いつも見ていた優しい笑顔を浮かべ、巫姫は試着室から出ていった。そして、後を追うように巫華が飛び出していく。

巫華が消えたことで、常人を遥かに超えた力を取り戻したというのに、詩音は立ち尽くしたままだった。

唇に、胸に、秘所に……少女として大切なところに、まだ巫姫の感触が残っていた。

怒りと、悲しみと、情けなさと、ふわふわとした高揚感が混ざり合い、何も考えられない。

ただ、大切な何かを失ってしまったという喪失感だけが、詩音の胸を締め付けていた。



【第2.5話 敗北?】
147 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 14:18:27.02 ID:DbaXJjxR0
詩音が性の快感を覚えました。

次の敵能力者を決めます。

↓1〜5コンマ最大
ただし、このレスから15分経っても安価範囲が埋まらなかった場合は、↓1〜3に変更

思いつかない欄は空白でok
【名前】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【能力】
【悪事の内容】
【その他】

また採用レスのコンマ一桁判定
偶数 悪いことをしてるところに詩音がかけつける
奇数 詩音が能力者のターゲットになる
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga saga]:2018/12/15(土) 14:27:59.11 ID:BTKOlxMe0
【名前】樺根燐音(かばね りんね)
【年齢】27(書類上の年齢。実際は不明)
【容姿】紫髪むのまとまった長身のイケメン。細身だと思ったら以外とガッチリしている
【性格】何を考えてわからない食えない男。意味深なことをいったり能力者との戦いを「ゲーム」と楽しんでいる
【能力】幻術
【悪事の内容】詐欺、殺し、暴行、 陵辱、調教…etcなどさまざまの犯罪
【その他】本名不明(【名前】所のあるのは一応、便利上の名前)。
実年齢や国籍など過去の経歴などはすべて謎になっている。
ちなみに格闘スキルも高く、少なくてもチンピラ5人相手は軽くいなす

149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 14:30:23.43 ID:dpRF/Pah0
【名前】
【年齢】36
【容姿】一般人そのもの
【性格】気の強そうな女が悶えている姿が大好物
【能力】相手の意識から逃れる
【悪事の内容】電車内で痴漢、その後弱った所を路地裏等に連れ込み無理矢理強姦
【その他】一般人にしか見えないので対処が難しい
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 14:35:26.31 ID:VPm7F5nvo
【名前】怪盗マクシス
【年齢】19
【容姿】赤のタキシードにマントを着、マジック帽をかぶる
【性格】目立ちたがりや
周りからの注目を捕まる寸前まで浴びようとし、色々な事をする
【能力】座標移動
【悪事の内容】窃盗その他迷
【その他】
注目を浴びる為に有名な美術品を盗む
一人でやっている訳ではなく、裏に仲間がいて協力して計画をたててる
優秀な人材がいたら拐った後仲間になるようスカウトする
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 14:37:17.57 ID:ezn1GxHAo
また間に合わなかったか…
152 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 15:11:11.47 ID:DbaXJjxR0
巫姫「おはよう、詩音」ニコッ

詩音「……」

巫姫「ふふ、そんなに睨まないでよ」

詩音「よく、平気な顔で話しかけられるわね。そんなに図太い神経をしてるやつだとは思わなかったわ」

巫姫「……昨日のこと、どこにも通報してないみたいね」

詩音「っ……今度同じようなことをやったら、次は絶対に許さないわ」

巫姫「ふふっ、そう」


先日の出来事から一夜明けて。

学校でいつものように笑いかけてくる巫姫に、詩音は調子を崩されてしまう。

彼女の柔和な笑みを見ていると、思わず普通に笑顔を返してしまいそうになる。

まるで、昨日のことは何かの悪い夢だったかのようだ。

その日は結局、何事もなく普段通りの学園生活を過ごした。
153 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 15:13:43.68 ID:DbaXJjxR0
詩音「っと……」ガタン


乗っている電車が揺れたことで、ぐるぐると巡っていた詩音の思考が遮られる。

下校に使用する電車はそこそこの人が乗っていて、詩音は立ってつり革に掴まっていた。


詩音(さっき揺れたとき、なんだか違和感があったけど)

詩音(まあ、気のせいか)


痴漢男「グフフッ……!」ムギュ!


詩音の胸を、後ろに立った男が堂々と揉んでいた。

周りの乗客どころか、当の詩音すらもそのことに気付かず、ただ窓の外を流れる景色を眺めていた。

白を基調とした上品なデザインの制服の上から、男は詩音の胸を揉みしだく。

制服を着ているとあまり目立たないが、確かに存在感のある胸の重みを男は堪能する。

あきらかに異常事態であるにも関わらず、誰もそれを認知することができないでいた。

まるで、世界から一人だけ切り離されたかのようなその男は、自身よりも遥かに強い少女の身体を、望むがままに弄んだ。



男が詩音にすること ↓1〜3コンマ最大
※大胆なほど気付かれやすくなりますが、その分リターンが大きくなる場合があります
154 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 15:15:15.47 ID:DbaXJjxR0
>>153
ごめん一部抜けた。
下が正しいの


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


詩音(巫姫のやつ、いったい何を考えているのかしら……)

詩音(そして、私はどうして黙ったままでいるの? 確かに、人に相談しづらい内容ではあるけど……)


詩音は、自分のことを正義感の強い人間だと考えていた。

良くも悪くも、悪事を働く人間のことを許せないと思うタイプの人間だ。

彼女が憧れる正義のヒーローは、絶対に悪には屈しない。

たとえそれが、自身の大切な誰かであったとしても。


詩音(それなのに、私は……私は、ヒーローになるんじゃなかったの?)

詩音「っと……」ガタン


乗っている電車が揺れたことで、ぐるぐると巡っていた詩音の思考が遮られる。

下校に使用する電車はそこそこの人が乗っていて、詩音は立ってつり革に掴まっていた。


詩音(さっき揺れたとき、なんだか違和感があったけど)

詩音(まあ、気のせいか)

痴漢男「グフフッ……!」ムギュ!


詩音の胸を、一人の男が堂々と揉んでいた。

周りの乗客どころか、詩音すらもそのことに気付かず、ただ窓の外を流れる景色を眺めていた。

白を基調とした上品なデザインの制服の上から、男は詩音の胸を揉みしだく。

制服を着ているとあまり目立たないが、確かに存在感のある胸の重みを男は堪能する。

あきらかに異常事態であるにも関わらず、誰もそれを認知することができないでいた。

まるで、世界から一人だけ切り離されたかのようなその男は、自身よりも遥かに強い少女の身体を、望むがままに弄んだ。



男が詩音にすること ↓1〜3コンマ最大
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 15:17:39.29 ID:kBKcvrn+O
手マンしつつディープキス
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 15:17:51.00 ID:sK9uuEor0
股間の匂いを嗅ぐ
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga saga]:2018/12/15(土) 15:22:24.09 ID:BTKOlxMe0
>>155
158 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 15:43:30.67 ID:DbaXJjxR0
00ゾロ目が出たので無条件で成功判定です。


――――――――――――――――――――


痴漢男「すー、はー……モノホンJKのかぐわしい香り……たまらんなぁ!」

詩音「っ……?」


男は詩音の股座に潜り込み、鼻先をショーツのクロッチに押し付けていた。

そのまま強く息を吸い込む。ツンとした雌の刺激臭が鼻奥に突き刺さり、男は軽い酩酊感を覚える。

見るもおぞましい光景だが、詩音はいまだその存在に気付けなかった。

少女の大事なところを、布一枚だけ隔てて不審者に触れられている。

男の生温かい鼻息が、ショーツをわずかに湿らせる。

男は、鼻先で割れ目をくいくいとつつく。


詩音「あんっ……///」

詩音(な、なんか変な声出ちゃった……!? なんで……もしかして、昨日のこと思い出してたから?)


頬を朱に染めながら、口を手で塞ぐ詩音。

そんな彼女の反応に気をよくしながら、男は少女の濃い匂いを胸いっぱいに吸い込んでいた。



男が詩音にすること ↓1〜3コンマ最大
※大胆なほど気付かれやすくなりますが、その分リターンが大きくなる場合があります
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 15:45:28.78 ID:IKI0Pkm8O
クロッチ部分を舐めて吸う
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 15:52:17.24 ID:dpRF/Pah0
スカートに潜り込んだまま、ふとももや尻を舐めたり揉んだり下着の中に手を入れたりする
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 15:52:31.88 ID:wiRUS0F30
軽く割れ目をなぞる
162 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 16:11:55.69 ID:DbaXJjxR0
男は股座に潜り込んだまま、ショーツの上から秘所に触れた。

布越しに肉厚な陰唇の感触を確かめながら、割れ目に沿って指を這わせた。


詩音「あっ……んっ……」

痴漢男「ははっ、なんだこいつ。気の強そうな顔してるくせに、こっちはえらく敏感だな」

詩音「く、ふっ……」

痴漢男「もしかして、すました顔して電車の中でエロい妄想してんのか? ん?」

詩音「あふっ……やん……♡」

詩音(なんか、変な声、漏れちゃう……昨日といい、もしかして私、変態なんじゃ……)


詩音は口を押さえながらも、時折悩まし気な吐息を漏らし、肩を震わせる。

他の人に変な目で見られてしまうのではと、詩音は必死に平静を装う。

まさか、自分の股間を見ず知らずの男に触れられているなど、夢にも思っていなかった。


男「おやおやぁ? パンティが濡れてきたぞ? どうやら変態娘だったらしいな」


ニタニタと笑いながら、男はより刺激の強くなった雌臭を嗅ぐ。

そして、ニチュニチュと音を立てながら割れ目をなぞった。


詩音「ん……んっ、あっ……♡」


詩音のコンマ判定 ↓1コンマ一桁
※ゾロ目が出たことにより痴漢有利です。
1 気付く
2〜0 気付かない
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga saga]:2018/12/15(土) 16:12:39.34 ID:BTKOlxMe0
164 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 16:18:11.49 ID:DbaXJjxR0
そのまま、詩音は痴漢のなすがままにされていた。

膝蹴りの一つでも放てば、こんな男簡単に気絶させられるというのに。

自身が弄ばれていることにすら気付かないまま、詩音は未知の快感に震えていた。

男は、少女を一方的に好き勝手できる状況に興奮しながら割れ目をなぞり続けた。

ショーツはすでにぐっしょりと濡れており、透けた布越しに陰毛と割れ目が見えていた。


『次は〜〜〇〇駅〜〜〇〇駅〜〜』

詩音(あ、もう次の駅か……)

痴漢男(さて……)



男が詩音にすること ↓1〜3コンマ最大
※大胆なほど気付かれやすくなりますが、その分リターンが大きくなる場合があります
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 16:23:04.13 ID:VPm7F5nvo
駅のドアが開くのと同時にイカせることで降りれなくさせる
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 16:23:10.09 ID:487//7wuO
直に素股してパンツ内に射精
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 16:24:43.87 ID:dpRF/Pah0
電車を降りた後も常に背後を歩き手マン
168 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 17:15:49.31 ID:DbaXJjxR0
電車が止まり、開扉のチャイムとともにドアが開く。

降りていく人たちの波に混ざり、詩音も降車した。

ICカードをタッチして改札をくぐる。そして、家までの帰路を歩き始めた。

何度も見慣れたいつも通りの街並みを歩く。


詩音(あれ、なんだか今日、歩くの遅いな……ていうか、歩きづらい?)

詩音「ん、あ、あっ、あひっ……!♡」

痴漢男「グフフ、こんなマヌケな恰好してるってのに、まるで気付いてないなぁ」


男は詩音の後ろにべったりと抱き着いたような形で、詩音と一緒に歩いていた。

スカートの前方は大きくめくられており、詩音の股座に男の右手が無遠慮に添えられていた。

ショーツはとっくの昔に脱ぎ捨てられており、男の骨ばった指が直接少女の秘所を掻き回していた。

詩音はなんてことないといった表情をしているが、その頬は赤く染まり、荒い息を吐いていた。

意思の強そうなまっすぐな瞳が、わずかに熱で潤んでいる。

その瞳を一目見た時から、少女のことを辱めてやりたいと男は強く思っていた。
169 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 17:17:49.73 ID:DbaXJjxR0
詩音「んあっ、はっ、んくぅ……!♡」

詩音(こ、これ、やっぱり、何か変じゃ……)


男は、自身の悪行を知らしめるように、わざと大きな音と立てて詩音の秘所を責め立てた。

ぐちゅぐちゅと、いやらしい音が響く。しかし、すれ違う通行人も、詩音自身も、その行為を認識することができない。

男の反り勃ったソレが、引き締まった詩音のお尻に擦り付けられる。

股に腕を入れられているため、詩音は若干ガニ股になった状態でゆっくりと歩を進めていた。

押し広げられた膣口から、愛液の雫が滴り落ちた。

少女の膝が、ガクガクと震え始めていた。



詩音は気付くことができるか? ↓1コンマ一桁
偶数 気付くことができる
奇数 気付くことができない
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 17:19:33.84 ID:IKI0Pkm8O
ふん
171 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 17:36:51.48 ID:DbaXJjxR0
詩音(集中しろ、集中しろ……!)


詩音は能力を発動させ、五感を極限まで研ぎ澄ましていった。

脳内の情報伝達が速度を増す。周りの景色が、スローモーションで流れていくようになる。


痴漢男「ほらっ、イケ! みっともなくイってしまえっ!」

詩音「……!」


まるで存在そのものに靄がかかっているかのように、ぼんやりとした像が浮かんでくる。

不自然に集中が途切れそうになるも、詩音はその靄を必死でかき分け、像の正体を掴もうとする。

何もないと認識していた空間に浮かんだ腕が、自身の下腹部に触れている感覚があった。


詩音「っ……!」ガシッ!

痴漢男「な、なにぃ!?」


自身の腕が掴まれたことに、男は驚愕の表情を浮かべる。

ターゲットの無意識の行動に阻害されたことはあったが、明確な意思を持って腕を掴まれたことはこれが初めてだった。

先ほどまで全能感に満たされていた男は、ありえないはずの現象に恐怖を覚えた。


詩音「このっ……! 覚悟はできてるんでしょうねッ!!」

痴漢男「ひぃぃ……!」



詩音の行動判定 ↓1コンマ一桁
1〜7 このまま痴漢を確保する
8〜0 このまま痴漢にイかされてしまう
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 17:37:16.56 ID:A+p79Nb3o
ぬん
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/15(土) 17:37:51.57 ID:rO8cgQ0a0
174 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 18:09:11.79 ID:DbaXJjxR0
詩音は掴んだ腕を捻り上げ、男と向き合った。

男は泣きながら情けない声で許しを請う。


痴漢男「わ、悪かった! 許してくれぇ!」

詩音「ええ、許してあげるわ、私は正義のヒーローだもの……この一撃でねッ!!」

痴漢男「ガフッ!?」


男の顔面に、詩音の右ストレートが突き刺さった。

男はそのまま気を失い倒れてしまった。

地面に頭からぶつからないように、詩音は膝から崩れた男の身体を支える。

本当は、このまま身体のシルエットの原型がなくなるぐらいボコボコにしてやりたがったが、それでは犯罪者と変わらない。

刑務所でしかるべき罰を受けることを祈りながら、詩音は小さく息を吐いた。


詩音「んぁっ……♡」


男をノックアウトしてようやく、自身が寸前まで高められていることに気付いた。

ショーツを剥ぎ取られ外気に剥き出しになった秘所が、ヒリヒリとした熱を帯びていた。

快感の余韻で、背筋がゾクリと震えた。気を鎮めるように、深い呼吸を繰り返す。


詩音(あのまま、されるがままにされてたら、そのまま……最後まで……)


ありえたかもしれない最悪の結末に、詩音は恐怖を覚えた。

何はともあれ。

今はとりあえず、下に履くものがほしいな、と、詩音はスカートの裾を掴んだ。



【第4話 勝利】


175 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 18:10:57.84 ID:DbaXJjxR0
詩音にさらに深い快感の記憶が刻まれました。

次の敵能力者を決めます。

↓1〜5コンマ最大
ただし、このレスから15分経っても安価範囲が埋まらなかった場合は、↓1〜3に変更

思いつかない欄は空白でok
【名前】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【能力】
【悪事の内容】
【その他】

また採用レスのコンマ一桁判定
偶数 悪いことをしてるところに詩音がかけつける
奇数 詩音が能力者のターゲットになる
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 18:12:11.76 ID:ezn1GxHAo
【名前】御門 優里 (みかど・ゆり)
【年齢】27
【容姿】長身スレンダー、茶髪のボブカット
【性格】同性愛者でかわいい女の子が大好き
【能力】顔を見た相手、声を聞いた相手を魅了する。相手は優里に強い好感を抱き、優里の言葉にほぼ逆らえなくなる。距離が近いほど成功率が高い。効果時間は24時間だが重ねがけで更新できる。
【悪事の内容】かわいい女の子のハーレムを作っており、新メンバーを探している
【その他】能力の使用、失敗、時間切れによって相手や周囲が魅了を使ったことに気付くことはないが、影響下での言動によっては何かおかしいと気付かれるかもしれない。
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 18:13:50.90 ID:LyxfUNQK0
【名前】 ダルフィ
【年齢】 22
【容姿】 金髪の絶世の美人 爆乳
【性格】 レズビアンのサディスト
【能力】 触れた女性の子宮に自分の分身を寄生させる。寄生された女性はダルフィの思うがままになってしまうか寄生した分身を孕んでしまうかのどちらかである
【悪事の内容】 自分好みの女性を襲ってハーレムを作っている
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 18:26:21.48 ID:111y9/SSO
【名前】員照 学(いんてり まなぶ)
【年齢】17
【容姿】眼鏡をかけた優等生
【性格】成績もよく、勉強熱心
【能力】指定の場所に濃度の高い媚薬ガスを放出させる
【悪事の内容】たまの息抜きとして能力でトイレに入った女子生徒にガスを浴びせ自慰をさせる。その女子生徒を隠しカメラで盗撮している
【その他】結構なむっつり
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/15(土) 18:29:41.84 ID:OiTVX7Qt0
もし詩音が落ちたらどうなるの?
また新しい主人公を作るの?
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 18:31:39.09 ID:wiRUS0F30
【名前】久保田永益
【年齢】40
【容姿】見た目汚い[ピザ]
【性格】徹底的に女性を性の対象として見て見下している。
【能力】女性を発情させる強力なフェロモンを垂れ流す
【悪事】気に入った女をフェロモンで発情させヤりまくった。生意気女性を屈服させ立場をわからせ尊厳を奪う
181 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 18:32:12.05 ID:DbaXJjxR0
>>179
詩音が堕ちたり戦闘不能になったら新主人公を作る予定です
ただこのまま詩音のストーリーが長くなったらそれで終わるかも
182 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 19:41:11.24 ID:DbaXJjxR0
詩音「はっ……はっ……」


実家の道場の稽古終わりに、詩音はクールダウンも兼ねて夜の街を走っていた。

走りながら、詩音はここ数日のことを思い起こしていた。

巫姫に襲われ、イかされてしまったこと。痴漢に気付かず、イかされる寸前だったこと。

もともと性欲は強くなく、自慰も週に一、二回軽くクリをつまむぐらいだった詩音は、ここ数日の自身の痴態を受け止めきれないでいた。

一人では感じたことのない、強い快感で脳がクラクラとしてしまうあの感覚。

まるで、自分の身体が自分のものでなくなってしまうかのようだった。

武道を通じて、自身の身体と精神を御する心得を学んできたと思っていたのに、これでは格闘家失格だ。

すべては自身の弱さによるものだ、と詩音は考えていた。

よく言えばストイック、悪く言えば脳筋であった。

と、『ガーディアン』から貸与されていたスマートフォンがポケットの中で振動した。


詩音(救援信号……!?)


すぐさま思考を切り替え、詩音は信号が発信された地点へと向かった。
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 19:43:43.05 ID:A+p79Nb3o
もう巫姫ちゃんが責めることはないのかな
184 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 19:44:34.30 ID:DbaXJjxR0
ダルフィ「あら、随分と可愛い子猫ちゃんが来たわねぇ」

詩音「止まりなさい! 抵抗するなら――!」

女隊員「う、うぐぅ……!」


駆け付けた先にいた人物は二人。

一人は、詩音が息をのむほどに凄艶な美女だった。

ウェーブのかかった金髪が、闇夜に浮かんで揺蕩っていた。

黒を基調としたドレスタイプの衣服は胸元が大きく開かれており、はち切れんばかりの乳房が溢れ出そうになっていた。

そこに引き寄せられてしまう視線を、詩音は無理やり引き剥がす。

もう一人は、その美女の足元に倒れこんでいた。

彼女の顔は知っていた。詩音と同じ地区の『ガーディアン』である。

彼女は倒れこんだまま、苦しそうなうめき声をあげていた。

そのお腹は、まさに臨月の妊婦のように大きく膨らんでいた。

彼女が妊娠していただなんて話は聞いたことがなかった。そもそも、彼女は詩音と同年代だったはずだ。


女隊員「う、産まれるぅ……! いやぁ、中で暴れないでぇ……!」

ダルフィ「ふふ、貴女も見てく? 一人の女が母になる、生命の神秘を感じられる瞬間よ?」

詩音「あ、あなたの能力!? 今すぐ止めなさい!」

ダルフィ「無理よ。私はただ植え付けるだけ。解放されるには産むしかないわ」
185 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 19:48:59.90 ID:DbaXJjxR0
女隊員「ううぅ、いやぁ……助けてぇ……!」

詩音「っ……!」

ダルフィ「ふふ、そんなに苦しいなら、私が楽にさせてあげる」


金髪の女はそういうと、呻く少女の膨らんだお腹に、靴のヒールを突き下ろした。

静寂を引き裂くような悲痛な悲鳴に、女は恍惚とした表情を浮かべる。

加減などすることなく、まるでお腹を裂かんかとするようにヒールをグリグリと押し付けた。


女隊員「いやあああああああぁぁぁぁああ!!?」

詩音「や、やめろッ!!」

ダルフィ「大丈夫、私のベイビーはこんなので死ぬほどやわじゃないから」

女隊員「いやあああぁぁ! 産まれないでぇぇぇ!」


開かれた少女の股から、液体が勢いよく噴き出した。

そして、秘所を押し開いて、ソレが顔を覗かせた。


赤ん坊「おぎゃああ! おぎゃあああ!」

ダルフィ「あらぁ、可愛い赤ちゃんでちゅねー♡」


金髪の女は、産まれてきた赤ん坊を抱きかかえてキスをした。

赤ん坊を生んだ少女は、蛙のように脚をだらしなく広げたまま、身体をビクビクと震わせていた。
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 19:50:41.29 ID:487//7wuO
エグい能力
187 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 19:50:46.40 ID:DbaXJjxR0
詩音(く、狂ってる……)


今まで数多くの能力者を見てきたが、ここまで狂った能力は初めて見た。

他人に無理やり赤ん坊を生ませるなんて、そんなもの生命への冒涜だ。

この異常な状況で、愛おしい我が子に接するように赤ん坊に頬をよせるその女に、詩音の背筋に冷たいものが流れた。


ダルフィ「貴女にも興味があったのよねぇ、有栖川 詩音」

詩音「ッ!?」

ダルフィ「近いうちに誰かのものになってしまうかもしれないし、気に入ったら私のコレクションに加えてあげましょう」

赤ん坊「おぎゃああああ!」

詩音「……!!」


女はそういいながら、腕に抱いていた赤ん坊を雑に放り投げた。

まるでチリ紙をゴミ箱へ放り投げるかのようなその気軽な動作に、詩音は一瞬呆気にとられた。

小さな体がぐるぐると宙を舞う。

そのまま、放物線を描いて地面へと落ちていく。
188 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 19:55:04.13 ID:DbaXJjxR0
刹那、あたりに風が巻き起こった。

一瞬で加速した詩音が、地面に衝突する寸前の赤ん坊を受け止めた。

振り向き、女を睨みつける詩音の顔に、鋭いヒールが突き立てられた。

詩音はそれを裏拳ではじく。

弾き飛ばされた靴は彼方に飛んで行き、カランと音を立てた。


ダルフィ「やっぱり接近戦じゃ勝ち目薄ね」

詩音「ハアッ!!」

ダルフィ「グッ!?」


詩音の突きが女の腹に突き刺さる。

吹き飛んだ女の身体は壁に激突し、そのままずるずると地面に崩れていった。


詩音「この、クズが……!」


詩音は怒りを滲ませ、吐き捨てるように呟いた。
189 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 19:56:34.20 ID:DbaXJjxR0
「クスクス、正義のヒーローさんは、随分汚い言葉を使うのね」

詩音「は……?」


倒したはずの女の声に、一瞬詩音の思考が停止した。

しかし、目の前でのびている女はピクリとも動かない、確実に気を失っている。

しかし、幻聴ではない。あの女の声がする。

詩音は、錆びた玩具のようにゆっくりと視線を下げた。

腕に抱えた赤ん坊が、妖艶に微笑んでいた。


ダルフィ「さぁ、運命のコイントスの時間よ。貴女はどっちを出すかしら」



詩音はどうなる? ↓1コンマ一桁
偶数 ダルフィの分身を孕む
奇数 ダルフィの思うがままになる
※ゾロ目で回避
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 19:57:24.90 ID:A+p79Nb3o
ほい
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 19:57:41.11 ID:wiRUS0F30
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/15(土) 19:58:09.02 ID:OiTVX7Qt0
>>191
あと少し早く来てほしかった……
193 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 21:03:05.84 ID:DbaXJjxR0
詩音「うぐぅぅ……!」


突然の腹痛に、詩音は顔をしかめた。

腕に抱かれていたはずの赤ん坊は、いつの間にか腕の中から抜け出していた。

脂汗を流しながら詩音が視線を上げると、そこには10歳前後の少女が経っていた。

靡くウェーブの金髪に、蠱惑的な笑みを浮かべる端正な顔立ち。

少女の裸体は、その幼さですでに女性らしい曲線を描き始めていた。

成長すればまさに、そこでのびている女とそっくりに成長するだろう。


詩音「これは、どういう……!」

ダルフィ「ははっ、受胎の方ね! おめでとう! これから貴女は、私の分身を産むことになるのよ!」

詩音「そんな……!」


痛みを増すお腹を抑えながら、詩音は気絶している『ガーディアン』の少女を見やった。

先ほど、詩音の目の前で出産を果たした少女は、以前として恍惚とした表情を浮かべたまま気を失っていた。

自身の未来の姿に、詩音はゾッと背筋を凍らせた。
194 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 21:05:15.94 ID:DbaXJjxR0
なおも増していく痛みに狼狽しそうになりながらも、深く呼吸をして精神を落ち着かせる。


ダルフィ「あら、案外冷静なのね。私を産んだその子は泣き喚きながら許しを請うたのに」

詩音「こ、のっ……!」

ダルフィ「あら、怒らないでよ。あんまり激しく動いたら赤ちゃんが驚いちゃうじゃない」


そういって、少女は愉快そうにクスクスと笑った。

と、その意見に同調するように、詩音の内側からソレが小突いた。

ナカにいる。自分ではない、望んでいない異物が。

詩音の顔の血の気が引いた。今までの戦闘では味わったことのない恐怖に、吐き気が込み上げてくる。


ダルフィ「あっはは! 最高よその表情! ほら、早く無様に泣き喚いてよ! その顔を恐怖と屈辱でめちゃくちゃにしてよ!」

詩音「っ……!」


自身を奮い立たせるためにも、詩音は少女のことを強く睨みつけた。

いつの間にか、目の前の女――ダルフィは、詩音と同じぐらいの年齢に成長していた。

すでに手のひらには収まらないほどの胸を揺らしながら、ダルフィが余裕気に問いかける。


ダルフィ「さぁ、どうするのヒーローちゃん。その身体で戦ってもいいけど、私を殺したってお腹の中の子は消えてなくなったりしないわよ?」

詩音「はぁ、はぁ……」


どんどん重く、膨らんでいくお腹をさすりながら、詩音は活路を見出そうと必死に頭を回す。


詩音「たとえ、どんな絶望的な状況でも……ヒーローは、あきらめない!」



詩音VSダルフィの勝負の行方は? ↓1コンマ一桁
偶数 ダルフィ(少女)は倒すことができる
奇数 ダルフィ(少女)すら倒すことができない

また、コンマ一桁が1〜2で、第三者が助けに来る
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 21:05:52.13 ID:kD0uZhkkO
巫姫ちゃんたすけて
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/15(土) 21:06:28.49 ID:OiTVX7Qt0
イチオオイ
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 21:06:45.16 ID:idTddZoQO
198 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 21:30:50.38 ID:DbaXJjxR0
ダルフィ「ほらほら、さっきまでの威勢はどうしたのよ! ノロすぎて欠伸が出るわ!」

詩音「このっ……!」


突き出した拳は、あと少しのところでかわされてしまう。

痛みを集中で誤魔化そうとしても、体内からもたらされる未知の痛みには耐性がなく、集中を乱される。

そもそも、身体のバランスが普段とは大きく違う状況では、繰り出す技の練度はどうしても落ちてしまう。

そして、なにより。


詩音(こいつ、素人の動きじゃない……! そういう訓練を受けてる!)

詩音「くっ……!」

ダルフィ「ふふ、そんなに苦しいなら、早く産まれてくるように私が手伝ってあげましょうか」


そういいながらダルフィは、足元に転がっていた靴に器用に足をはめ込んだ。

それは、先ほど詩音が弾き飛ばした靴だった。

詩音の攻撃をかわしながらも、靴を拾えるようにうまく動いていたのだ。

ダルフィの放った鋭い足蹴りが、詩音のお腹に突き刺さった。


詩音「ぐあああああああぁぁぁぁぁあああ!!!」


堪えきれず、叫び声をあげてしまった。

そのまま、詩音は崩れるように膝をつく。

すでにお腹ははち切れんばかりに膨らんでおり、トップスがめくれて肌がさらけ出されていた。

呼吸は荒くなり、青くなった顔には脂汗が浮かんでいた。
199 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 21:32:33.22 ID:DbaXJjxR0
ダルフィ「貴女、処女?」

詩音「はぁ、はぁ……!」

ダルフィ「あはは! じゃあ、あなたの処女膜を破るのはこの私ね!」

詩音「この、このっ……!」

ダルフィ「安心して? 私を産むときは特別に、強い快感を伴うのよ? 出産アクメじゃなきゃ満足できない身体になっちゃうかも!」

詩音「この、いや、いやああぁぁ!! う、産まれないでぇ!!」

ダルフィ「ほら、産め、産め!」

詩音「いやああああぁぁぁぁぁ!!」


ついに、詩音は悲痛な叫び声をあげた。

その様子を見ながら、心底おかしいというようにダルフィは腹を抱えて笑った。

詩音の瞳から、大粒の涙がこぼれ始める。

どんな時も決して諦めないという誓いは崩れ去り、詩音はいやいやと子供のように首を振り出した。

しかし、どれだけ泣き叫んだところで、現実は変わらない。

もぞもぞと胎内でうごめくソレに、詩音の恐怖はピークに達する。

嗜虐に口元を歪めるダルフィは、詩音が屈服する瞬間を今か今かと待ちわびていた。



そして…… ↓1コンマ一桁
1〜4 第三者が助けに入る
5〜0 そのまま出産してしまう
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 21:33:05.74 ID:kD0uZhkkO
たすけて…
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 21:33:06.97 ID:bqBZZjtVO
202 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 22:14:06.68 ID:DbaXJjxR0
詩音(もう、ダメ……! う、産まれちゃう……!)

詩音(い、嫌だ、こんなの……! 誰か、誰か助けてっ!!)


陣痛に必死に耐える少女は、ただ祈ることしかできなかった。

泣きながら助けを求めるその姿は、ヒーローではなく、ただの非力な少女でしかなかった。

ダルフィが、嗜虐に満ちた笑みを浮かべる。

もう少しで、新たなる生命の誕生とともに、一人の少女が終わる。



巫姫「詩音から離れろおおおおおぉぉぉぉ!!!」

ダルフィ「あ?」



後ろから走ってきた少女を、ダルフィはひらりと交わした。

少女はそのまま、詩音の元へと駆け寄る。


巫姫「詩音、大丈夫!?」

詩音「み、き……!」

ダルフィ「なに? 飛び入り参加? 貴女じゃ興ざめもいいところだけど」

巫姫「よくも、私の詩音を……!」


飛び込んできた黒髪の少女――巫姫は、ダルフィを睨みながら詩音のお腹に手を添えた。

はち切れる寸前まで膨らんでいた詩音のお腹が、ゆっくりとしぼんでいく。

そしてそのまま、元の引き締まったくびれに戻った。
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 22:14:52.06 ID:idTddZoQO
コンマ神よ!
204 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 22:15:16.76 ID:DbaXJjxR0
ダルフィ「は――?」

巫姫「能力により身籠った子供なんて、『異常』でしかないでしょ」

詩音「み、巫姫……」

ダルフィ「よ、くも……私のベイビーをッ!!」


突如、憤怒の表情を浮かべたダルフィは、巫姫目掛けて駆けだした。

その速度に、巫姫は反応できなかった。

首から上を吹き飛ばす勢いで、先の尖った靴の先端が巫姫の顔面に迫る。

その足首を、詩音が掴んだ。


巫姫「――!?」

詩音「私の親友に、手を出すなッ!!」

ダルフィ「グフッ!?」


詩音のまっすぐ伸びた美しい蹴りが、ダルフィの顎を下から突き上げた。

綺麗な放物線を描いて、ダルフィの身体は地面に落ちた。

仰向けに転がったダルフィの大きすぎる爆乳が、自重で左右に垂れて広がった。
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 22:15:19.39 ID:idTddZoQO
誤爆失礼しました
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 22:18:08.66 ID:LyxfUNQK0
あら、1回で終わりか
207 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 22:19:36.21 ID:DbaXJjxR0
巫姫「はぁ、はぁ……」

詩音「巫姫……どうして……」

巫姫「ふふ、詩音のことは、なんでも分かるのよ……」


実のところ、巫姫が詩音の居場所を知ることができたのは、巫姫が勝手に詩音のスマホにダウンロードした位置情報傍受アプリのおかげなのだった。

裏路地で留まっている詩音にもしものことがあるのではと神社を飛び出したのだが、詩音がそんなことを知る由もなかった。


詩音「巫姫……ありがとう……!」

巫姫「ひゃんっ!?」


腰を抜かしたまま立てないでいた巫姫の身体を、詩音は強く抱きしめた。

巫姫は突然のことで目を回していたが、そのままおずおずと詩音の背中に腕を回した。


詩音「私、もうダメかと思った……心が、折れちゃってた……」

詩音「私はヒーローになるって、誓ってたのに……怖くて、戦うことを諦めてしまったの……」

詩音「巫姫が助けに来てくれなかったら、私……」

巫姫「そんな、何言ってるの……さっきだって、私のことを守ってくれたじゃない」

詩音「巫姫……」

巫姫「詩音はいつだって、私の王子様よ」
208 : ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga]:2018/12/15(土) 22:23:14.27 ID:DbaXJjxR0
詩音と巫姫は抱きしめあったまま、少しの間お互いを見つめあった。

詩音の意志の強そうな瞳と、巫姫の穏やかな瞳に、互いの瞳に移りあう。

そのまま、巫姫は詩音に顔を近づけた。

唇が重なる。

ほんの数秒が、とても長く感じる。

柔らかな感触が離れていくことに、物寂しさを覚えてしまった。


巫姫「ねえ、詩音……」


普段は穏やかに細められる瞳が、力強い意志を宿していた。


巫姫「もう、ヒーローに憧れるのはやめて」



詩音はどうする? ↓1〜3 コンマ最大
1.諦める
2.諦めない
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 22:24:33.53 ID:wiRUS0F30
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