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【安価】戦う正義のサイキックヒロイン
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245 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 11:35:25.45 ID:8EivFENh0
その夜。
詩音「ん、ふぁ……ぁく……♡」
電気を消した自室で、詩音は自らを慰めていた。
男が警察に連れ去られていったあとも、少女の火照りが鎮まることはなかった。
日課である道場での鍛錬もサボり、帰宅するとそのまま自室に駆け込み、そして現在に至る。
最初は、いつものように触れるか触れないかの弱さでクリトリスを転がすだけだったが、甘く痺れるような快感に焦らされるだけで、余計胸は苦しくなるばかりだった。
自らの快感に突き動かされるままに、詩音は手を動かした。
胸をはだけさせ、ちょうど手のひらに収まるほどの乳房を揉みしだいた。
そして、もう片方の手で、秘所に指を掻き入れ膣壁をほじった。
膣内はすでに蕩けそうなほどに熱くなっており、とめどなく滴ってくる愛液を擦り付けるように詩音は指を掻き回した。
喘ぎ声が漏れてしまわないように、ベッドのシーツを噛む。
詩音「ん、ふぁああっ……!♡」
それでも、絶頂を迎える瞬間だけは、声を堪えることができなかった。
これで四回目の絶頂。それでも、情欲の炎はジリジリと芯を焦がしていた。
詩音(ダメだ、もっと、もっとキモチよくなりたい……!)
詩音「ふーっ、ふーっ♡ ん、あぁ……♡」
それまで、自分では怖くて触れられなかった深いところにまで指を差し挿れる。
瞳が潤み、視界がぼやける。
夢中になって快感を貪る少女は、脳内に思い描いた光景をそのぼやけた視界に映し出していた。
詩音がオナニーしながらしていた妄想は? ↓1〜3コンマ最大
1.ネットで見つけた普通のエロ動画
2.男たちに無理やり犯される姿
3.巫姫とまぐわう姿
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 11:38:02.78 ID:e/veXLKjo
3
247 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 11:39:17.05 ID:bGLG5JcOO
1
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 11:40:30.48 ID:Fv21QQMJ0
3
249 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 12:03:45.81 ID:8EivFENh0
巫姫『ふふっ……詩音、かわいいわ……』
詩音『あっ、ああっ♡ イく、私、もう……!』
巫姫『うん、いいよ、イって? 詩音が気持ちよさそうにイくところ、ちゃんと見ててあげるからね』
詩音『やっ、あん、ひゃんっ♡ み、巫姫……!』
巫姫『好きよ、詩音……誰よりも、愛してる……』
詩音『わ、わたしも、巫姫のこと――』
詩音「っっ〜〜♡♡」
背中を仰け反らせながら、詩音は何度目かの絶頂を迎えた。
ぐったりと身体を横たえながら、腕を目の上に乗せる。
詩音が熱い吐息を漏らすたびに、胸が上下に動いた。
詩音「みき……」
無意識のうちにその名を呟いたあと、詩音の意識は深く沈んでいった。
――――――――
※第6話が終わって、特殊イベントに入ります。
直前の安価結果により、巫姫イベントです。
250 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 12:06:07.50 ID:8EivFENh0
詩音「んぶぅ!? げほっ、げほっ!」
巫姫「ふふっ」
飲んでいたジュースを噴き出した詩音のことを、巫姫は微笑ましく眺めていた。
顔を赤くした詩音が、巫姫の方を睨みつける。
詩音「あなた、今なんて言った?」
巫姫「今度の土曜、デートしましょう?」
詩音「……よくもまあ、平気な顔してそんなことが言えるわね。あなた、私に何をしたか忘れたわけじゃないでしょうね?」
巫姫「覚えてるわよ、何もかも。むしろ、詩音のほうこそ、ちゃんと覚えてる?」
詩音「っ……!」
そういいながら、巫姫はその白い指で詩音の指をつう、となぞった。
艶めかしいその指の動きに、詩音は咄嗟に手を引っ込める。
そんな詩音の様子を、巫姫はにこにこと見つめていた。
三年間、ずっと見てきた、詩音の好きな親友の笑顔だった。
詩音「……」
巫姫「で、どうする? 何か先約があるかしら?」
まるで先約がなければ応じるだろうという問いかけに、詩音は顔をしかめる。
そして、不服なことに、その日は先約などないのだった。
巫姫と詩音のデート。どこに行く? ↓1〜3コンマ最大
1.パフェがおいしいスイーツ専門店
2.前回と同じショッピングセンター
3.映画館
4.カラオケ
5.その他
251 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 12:07:23.31 ID:W6mo44bFo
1
252 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 12:09:59.18 ID:XmRiZF8PO
2
253 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 12:10:06.13 ID:EHxPwUuw0
4
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 12:10:09.52 ID:KnUgPku4o
1
255 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 12:55:51.22 ID:8EivFENh0
デート当日。
詩音(というか、そもそもデートっていう表現がおかしいのよ)
そんなことを考えながら、詩音は待ち合わせ場所に向かっていた。
約束の10分前に着いたのだが、そこにはすでに巫姫が立っていた。
こちらに気付き、微笑みかけてくる巫姫の笑顔に、わずかに詩音の心臓が高鳴る。
詩音「……そういえば、いつも私より先に着いてるわよね、巫姫」
巫姫「ええ。詩音との用事はいつも楽しみすぎて、待ちきれなくなっちゃうから」
詩音「そ、そう」
巫姫「ふふっ、今日の詩音、いつもよりおしゃれさんね。デートだからって気合いを入れてくれたのかしら?」
詩音「はぁ!? そ、そんなんじゃ……!」
巫姫「かわいいわ、詩音」
詩音「っ〜〜!///」
巫姫「……」ジー
詩音「み、巫姫も、かわいいわよ」
巫姫「ふふっ、ありがとう!」
そうして、二人のデートは始まった。
256 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 12:58:35.01 ID:8EivFENh0
今日は、巫姫が前々から気になっていたスイーツ専門店に行きたいとのことだった。
そういうお店なら、二人きりになることはないだろうと詩音は判断し、オーケーを出したのだ。
忘れてはならない。今目の前で楽しそうに笑っているこの女は、詩音が泣いてもやめることなく詩音を無理やり犯したのだ。
詩音(そう、たとえどんな事情があったとはいえ、巫姫のしたことは許されないわ。ヒーローは、決して情なんかで悪を許したりしない)
巫姫「はい、あーん♡」
詩音「は、はあ!? いきなり何!?」
巫姫「え? じっとこっちを見てたから、てっきりこのパフェが食べたいのかと……」
詩音「違うわよ! ていうか、仮にそうだとしても、そんな恥ずかしいことできるわけないでしょ」
巫姫「えー、恥ずかしくないわよ。これぐらい、女の子同士なら普通よ? ほら、あーん」
詩音「だからいいって」
巫姫「あーん」
詩音「……はむっ///」
巫姫「ふふっ、どう?」
詩音「……おいしいわよ」
巫姫「でしょう? ――むぐっ!?」
詩音「お返しよ。どう、感想は?」
巫姫「んぐ……すっごくおいしい!」
詩音「あっそ。よかったわね」
巫姫は満面の笑みを浮かべながら、ドデカい器に入った山盛りのカフェをがんがん掘り進めていく。
詩音はその様子を呆れた表情で見つめながら、先ほど巫姫の口に突っ込んだスプーンで生クリームを掬った。
詩音が食べたカフェ。細工はされていた? ↓1〜3 コンマ最大
1.睡眠薬が盛られていた
2.媚薬が盛られていた
3.細工は何もなし
4.その他
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2018/12/16(日) 12:59:17.85 ID:eGN8DsFv0
3
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 12:59:41.46 ID:3go+wGOmO
3
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 13:01:10.34 ID:U1+l22wNO
3
260 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 13:37:43.91 ID:8EivFENh0
パフェを食べながら、二人は他愛のない話をしていた。
授業中の先生の笑える話、クラスメイトに彼氏ができた話、昨日見たドラマの話。
あの一件以来、こうして腰を据えて話したことはなかったが、二人の会話は途切れることなく続いた。
巫姫の少しずれた返答に、つい以前の調子で返してしまいそうになる。
巫姫の穏やかな微笑みに、つい以前のように笑い返してしまいそうになる。
詩音(あぁ、なんで……)
詩音(なんでこの子といると、こんなに落ち着いてしまうのかしら。これも、巫姫の能力?)
巫姫にそんな能力がないことぐらい、詩音は知っていた。
巫姫自身が持つ、人間としての魅力、性質に、詩音は否応なしに惹かれてしまっていたのだ。
巫姫『やっぱり私たち、最高の相性よ?』
あの日、去り際に巫姫が残した言葉を思い出す。
詩音(もし、あんな無理やりな形じゃなくて……もっと、ちゃんとした形で巫姫の気持ちを知っていたら、私は……)
巫姫「……じゃあ、そろそろ出ましょうか」
詩音「……ええ、そうね」
パフェの器は、とっくのとうに空になっていた。
261 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 13:39:12.93 ID:8EivFENh0
巫姫「……」
詩音「……」
二人は、無言で街中を歩いた。
なぜか巫姫がずっと黙っている。詩音は、自分から話題を振る気にはならなかった。
今回のデートの目的は果たしたのだし、これで解散ということになるのだろうか。
以前の二人なら、そんな流れにはならなかったが。
なんとなく物足りない気持ちになっていた詩音に、巫姫がようやく口を開いた。
巫姫「公園、寄っていかない?」
詩音「……ええ、いいわよ」
262 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 13:40:37.92 ID:8EivFENh0
人一人分ほど間隔を空けて、二人は公園のベンチに腰を下ろした。
ふたたび、静寂の時間が始まる。
公園には誰もいなかった。風に吹かれて、木の葉がざわめく音が響く。
とうとう痺れを切らした詩音が口を開こうとしたとき、巫姫が先制するように呟いた。
巫姫「好きよ、詩音」
詩音「……」
巫姫「またそれかって思った? でも、これじゃあ全然足らないの。私のこの想いを伝えるためには、何度言っても言い足りない」
巫姫「好き、好きなの……胸が張り裂けそうなぐらい、あなたのことが好き」
詩音「……私は」
巫姫「お願い……もし本当に、詩音にまったくそのつもりがないなら、私のことを思いっきり拒絶して」
詩音「み、巫姫……」
ベンチに置かれた詩音の手に、巫姫が手を重ねた。
巫姫の方に振り向いた詩音の目を、巫姫はまっすぐに見つめた。
憂いを帯びた黒曜の瞳が揺れる。
薄く開かれた桜色の唇が、詩音のものと重ねられた。
詩音はどうする? ↓1コンマ一桁
偶数 拒絶する
奇数 受け入れる
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 13:41:35.77 ID:tN7lbb8jO
うけいれて
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 13:41:41.92 ID:jLuEdzm+0
受け入れちまえよ
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 13:42:10.53 ID:W6mo44bFo
奇数ゾロはどうなるんだ…?
266 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2018/12/16(日) 13:43:18.89 ID:eGN8DsFv0
このままHシーン突入?
267 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 14:45:15.61 ID:8EivFENh0
※ゾロ目により詩音不利判定強化です
――――――――
詩音「ん、ちゅぷ、んぁっ……♡」
巫姫「れろ、むぐ……ちゅぱ、んちゅ……」
巫姫は詩音に寄りかかるように身体を預け、深いキスを交わす。
咥内に入ってきた舌を迎え入れるように、詩音は舌を絡めた。
粘膜同士がねっとりと触れ合う。互いに顔の角度を変えながら、より深く結びつこうと唇を貪る。
詩音は目を瞑りながら、巫姫と触れ合う感触だけを味わう。
巫姫のキスは、脳内で反芻していたよりもずっと優しく、ずっといやらしいキスだった。
詩音の頭に、ぼうっと靄がかかる。ふわふわとした高揚感に、全身がぽかぽかと温かくなっていく。
詩音(だめ……巫姫のキス、キモチいい……だめなのに、流されちゃう♡)
詩音「んちゅ、ちゅぱ……巫姫ぃ……♡」
巫姫「んふふ……詩音、かわいい……もっと、素直になってもいいのよ……?」
詩音「ら、らめぇ……んちゅ、むはぁ……♡」
二人は口を開け、舌だけを突き出して絡めあった。
自身がこんないやらしいキスをしているという事実に、詩音の顔がかっと熱くなる。
互いに互いの愛を確かめ合うように、唾液を混じり合わせ、飲み下す。
もう、言葉に表す必要がないほどに、詩音は雄弁に自身の気持ちを答えていた。
268 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 14:49:37.01 ID:8EivFENh0
巫姫「詩音、大好きよ……詩音の正直な気持ちを、聞かせて……?」
詩音「はぁ、はぁ……すきぃ……私も、巫姫のことがすきなのぉ……♡」
巫姫「ッ!?」
詩音(言っちゃったぁ♡ ダメなのに、私もう、巫姫のこと拒めない……♡)
巫姫は詩音の身体を思いっきり抱きしめた。
そして、ここは自分のものだと主張するかのように、詩音の咥内を舌で激しく掻き回した。
詩音「っっ〜〜!!?♡♡」
長く空気が吸えないことと興奮により、頭が真っ白になっていく。
心理的なストッパーを外されたことにより、巫姫により与えられる快感がはっきりとしたものに変わっていった。
詩音「んん〜〜!!?♡♡」ビクンビクン!
巫姫「はぁ、はぁ……もしかして詩音、キスだけでイっちゃった?」
詩音「はぁ、はぁ……ん……」
巫姫「っ……!♡」ゾクゾク!」
蕩けきった表情でしおらしく頷く詩音に、巫姫の身体は歓喜に打ち震えた。
そのまま、痣を残そうかというほど強い力で、詩音の身体を抱きしめる。
巫姫「やった、やったわ……! 嬉しい、ずっと夢だった! 詩音、詩音……!」
巫姫「詩音は私のものよ……他の誰にも渡さない、私一人だけのもの……!」
詩音「巫姫……?」
巫姫「ねえ、詩音……私の家に来て? いいものを見せてあげる」
普段の柔和な笑みではない、獲物を狙い定めた女豹のような妖艶な笑みを浮かべる。
そういって笑う巫姫に何かうすら寒いものを感じながらも、詩音はその少女の放つ魔力のような色香に抗うことができなかった。
詩音が招かれた場所は? ↓1〜3コンマ最大
1.巫姫の私室
2.巫姫と巫華のヤリ部屋
3.巫姫の調教用の特別部屋
269 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 14:50:54.54 ID:tN7lbb8jO
1
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 14:51:04.77 ID:VET8V1q0O
1
271 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 14:51:22.47 ID:W6mo44bFo
1
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2018/12/16(日) 14:52:14.55 ID:eGN8DsFv0
1
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2018/12/16(日) 14:56:29.89 ID:eGN8DsFv0
この消費なら次の主人公いけるかな?
274 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 15:05:33.19 ID:1kBMJdyIo
あるいはつがいのW主人公でも
275 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 16:46:00.17 ID:8EivFENh0
巫華「お帰りなさい、お姉――!?」
巫姫「ふふっ、ただいま、巫華」
詩音「……」
姉と一緒に帰ってきた人物を見て、巫華は言葉を失った。
詩音は、バツが悪そうに視線を伏せた。
その左手は、隣に立つ巫姫の右手にしっかりと握られていた。
互いの指を交互に挟みあった、いわゆる恋人繋ぎというやつだ。
巫姫「この前は、私のために協力してくれてありがとうね、巫華」
巫華「え、あ、あの……」
詩音「……」
巫姫「詩音、安心して? 今日は私一人だから。さ、行きましょう?」
詩音「……ええ」
二人は手を繋いだまま、巫華の横を通り過ぎていった。
巫華(すごい……お姉ちゃん、本当に有栖川さんと……)
巫華(有栖川さん……これから、お姉ちゃんにヤられちゃうんだ……)
生娘のように頬を赤らめていた詩音の顔を思い出しながら、巫華は身を捩らせた。
姉のもたらす快楽の味は、この身体が一番よく知っていた。
しかし、姉が想い人と結ばれた以上、自身が相手にされることは少なくなるであろうことに、巫華は物寂しさを覚えた。
276 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 16:47:14.96 ID:8EivFENh0
詩音「ん、ふ、んちゅ……♡」
巫姫の部屋に入るなり、詩音はベッドの上に転ばされた。
覆いかぶさった巫姫から、キスの雨が降らされる。
溶け合うような優しいキスで、唇をついばまれる。
そして、巫姫は赤く染まった詩音の耳を唇で甘噛みする。
詩音「ひゃんっ!♡」
巫姫は器用に詩音の服を脱がせながら、身体のあちこちにキスをしていく。
首筋、鎖骨、胸、おへそ、お尻、太もも、そして――
詩音「んひゃあ!?♡ み、巫姫っ……そこ、らめっ!♡」
巫姫「ふふ、詩音のここ、かわいい……ふむっ、れろ……」
詩音「んひいいぃい!?♡」
ぷっくりと膨らんだクリトリスを、巫姫は優しく口に含みいれた。
敏感になっているそこを、チロチロと舌先で転がした。
唇をつけ、軽く吸うと、詩音はかわいらしい悲鳴とともに身体を仰け反らせるのだった。
巫姫「それじゃあ、あの時の続きといきましょう? もう一生、私から離れられなくしてあげる……♡」
詩音「はぁ、はぁ……♡」
熱い吐息を漏らしながら、詩音は自身にまたがる少女を見つめた。
巫姫も、いつの間にか衣服を脱ぎ去っていた。
詩音の身体よりも滑らかな肉感の、艶やかな肢体が露になる。
人形のように長く綺麗な黒髪の少女は、妖しげな魅力を纏っていた。
巫姫は詩音をどう責めるか ↓1〜3コンマ最大
277 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 16:49:47.66 ID:X7igvcklO
クンニ焦らし責め
278 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 16:53:29.86 ID:Fv21QQMJo
>>277
+フィニッシュはお互いの覚悟を確認してこの日のために用意していた双頭ディルドで同時破瓜
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2018/12/16(日) 16:55:28.42 ID:eGN8DsFv0
>>278
280 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 16:56:06.27 ID:W6mo44bFo
膜を破らないよう指をいれてゆっくり膣を擦りあげて優しくイかせる
その間クリトリスは下で転がし続けている
281 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 17:46:18.38 ID:8EivFENh0
こうしてまぐわいはじめて、どれほどの時間が経ったのだろうか。
すでに数時間は経過しただろうか。それとも、まだ数十分しか経っていないのか。
詩音は、時間の感覚すら分からなくなるほどに、巫姫に絶え間なく責め続けられていた。
詩音「んひいぃぃ!?♡ もう、やっ、あ、ああっ!♡」
巫姫「んちゅ、ぴちゃ……ふふ、もうイきそう?」
詩音「はぁ、はぁ……う、うん、イくっ、おねがい、もうイかせてぇ♡」
巫姫「ふふ、まだだーめ♡」
詩音「そんなっ……あ、あひぃ!?♡ んくぅ!♡」
ベッドのシーツにしがみつきながら、詩音は腰をガクガクと震わせていた。
そんな詩音の様子に構うことなく、巫姫は詩音の秘所に舌を這わせ続けた。
ぴちゃぴちゃと猫が水を飲むときのような音を立てながら、桜色の小さな舌を上下に動かす。
時折変化をつけるように、舌を割れ目に押し挿れたり、クリトリスに吸い付いたりした。
一見健気にも見えるその奉仕は、しかし詩音の理性を毒のように蝕み、少女の身体を決壊寸前にまで高めていた。
282 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 17:47:29.17 ID:8EivFENh0
あと少しで絶頂に達することができる。その予感に、詩音は無意識的に歯を食いしばって衝撃に備える。
しかし、その来たるべき快感はいつまでたってもやってこない。
詩音「み、巫姫ぃ……な、なんで、いじわるするのぉ……! もう、イかせてよぉ……!」
だらしなくよだれを垂らし、瞳を涙で潤ませながら、詩音は懇願するような甘え声を出す。
その気になれば、詩音は自らの手で達することもできた。
純粋な腕力では詩音の方が遥かに上なのだから、巫姫に強引に言うことを聞かせることもできた。
頭が快楽でめちゃくちゃになってもなお巫姫に従っていたのは、巫姫ならば自分の知らない快楽を与えてくれることに気付いていたからだ。
巫姫の焦らしに耐えるということは、巫姫には逆らえないという楔を自らに深く突き刺していくということに他ならなかった。
そのことに巫姫は背中をゾクゾクと震わせながらも、決して我を忘れることなく詩音を焦らし続けた。
283 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 17:48:36.57 ID:8EivFENh0
そうして。
巫姫は、とめどなく溢れてくる愛液にまみれた口元を拭った。そうして、改めて詩音と顔を向き合わせる。
詩音は、息も絶え絶えといった風に胸を上下させていた。
どんな凶悪な能力者にも勇ましく立ち向かうヒーローの顔はそこにはなく、涙やよだれでぐちょぐちょになった雌の顔があるだけだった。
詩音の蕩けた瞳は、巫姫のことしか映していなかった。
詩音「巫姫ぃ、みきぃ……♡」
巫姫「ふふっ、よく頑張ったわね、詩音……もうイきたい?」
頭を撫でながら問いかける巫姫に、詩音は数度頷き返す。
巫姫が顔を近づけると、詩音は誰に言われるでもなく舌を伸ばした。
お手を覚えた犬に餌を与えるように、巫姫はその伸ばされた舌を口に含んだ。
そのまま、二人は唇を合わせる。汗ばんだ少女たちの肌が密着する。
284 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 17:50:15.71 ID:8EivFENh0
巫姫「詩音……まだ、ヒーローを続けたい?」
詩音「ぇ……?」
あまりにも唐突な問いかけに、詩音はしばらくその意味を理解することができなかった。
ヒーロー。詩音の憧れ。幼いころとある漫画を読んでから、それは彼女の夢になった。
幸運にも、彼女は特別な力に目覚めた。それは、走り続ければいつか掴むことができる未来だった。
詩音「ヒーロー……私は……」
巫姫「詩音の夢がとても大切なものだっていうのはわかってる。私も、誰かのために頑張る詩音が好きだし、その夢を応援したい」
巫姫「でも、詩音がこれ以上、危ないことをして傷つくところは見たくないの」
詩音「巫姫……」
巫姫「だからね、詩音」
巫姫「詩音は、『私だけの』ヒーローになって」
詩音「巫姫、だけの……」
巫姫はいつのまにか、手に何かを持っていた。
緩いカーブを描くそれはシンメトリーな形状をしていて、その先端には小さな返しがついていた。
それは、巫姫が詩音に助けてもらったその日から、今日という日のために用意しておいたものである。
自身の処女を最愛の人に捧げ、そして最愛の人の処女を自身が奪うためのもの。
男性器を模した先端を、詩音は自らの秘所に押し当てる。
そして、もう片方の先端は、ぐちょぐちょにほぐれ切った詩音の秘所にあてがわれた。
巫姫「私は、あなただけのものになるわ。だから、詩音……あなたも、私だけのものになって」
そして、詩音は……
ゾロ目以外 巫姫を受け入れる
ゾロ目で……
285 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 17:50:41.12 ID:HIYQRbXf0
a
286 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 17:50:41.17 ID:W6mo44bFo
はい
287 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 18:34:23.50 ID:8EivFENh0
詩音(ヒーロー……巫姫だけの、ヒーロー……)
情欲に埋め尽くされた脳内で、詩音はその言葉を反芻した。
理性をグズグズに溶かされてしまった今の詩音では、その言葉の真の意味を理解することはできなかった。
だが、その単語の持つ響きだけが、詩音の脳内で反響する。
愛する人を守るヒーローでいられるのなら。
情欲に堕ちた今と、その夢を両立させることができるのなら。
詩音「な、なりゅ……わたし、巫姫だけのヒーローになりゅう♡」
巫姫「ッ!! ははははははははははははははははははははっ!!!」
狂気を孕んだ笑い声が、部屋の中に響いた。
詩音は目を見開き、口が裂かれたかのような大きな笑みを浮かべた。
そして、体重を乗せ、一気に腰を下ろした。
詩音「ひぎゅ――!?」
詩音「イグウウウウウウウウゥゥゥゥウウウウウ!!?♡♡」
ディルドの先端が子宮口にまで辿り着いたと同時に、詩音は深い絶頂を迎えた。
頭が弾け飛ぶかというほどの快感が爆ぜた。絶頂は一度では終わらず、小刻みな絶頂が絶え間なく詩音を襲った。
視界が白黒に点滅する。つま先から頭のてっぺんまで駆け抜けた快感に、詩音は人としての思考能力を失った。
288 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 18:36:37.62 ID:8EivFENh0
詩音「んおおおぉぉおお!!♡ んおっ、んほおぉぉおおっ!!♡♡」
巫姫「詩音、しおんっ! もう誰にも渡さない! 私だけ、私だけの詩音っ!!」
破瓜の痛みなど気にも留めず、巫姫はがむしゃらに腰を振り続けた。
力づくで屈服させようかというように、一切の遠慮なしにディルドで最奥を叩き続ける。
あまりにも乱暴すぎる抽挿だが、限界まで高められていた詩音にとっては、その一撃一撃が精神を瓦解させるほどの威力を持っていた。
当然、巫姫に挿さっている方のディルドも奥深くにまで突き刺さることになるのだが、今の巫姫にとってはその痛みも甘露のような多幸感をもたらした。
巫姫「ほら、イって! 壊れちゃうぐらい、思いっきりイけッ!!」
詩音「あひいぃぃ!? ひ、ひぐっ、ひぐうううううぅぅぅぅううううう!!?♡♡」
瞳をひっくり返し、みっともないアヘ顔を曝しながら詩音は絶頂を迎えた。
そして、巫姫と同時に潮噴きをする。
愛液に混じった血が、ベッドに小さなシミを作った。
正真正銘、二人が深く結びついた証だった。
巫姫「はぁ、はぁ……詩音……好き、すきぃ……♡」
詩音「あひぇ……んあぃ……♡」
完全に理性の吹き飛んだ詩音の脳に、巫姫の言葉が呪いのように染み渡っていく。
手を握り合い、足を絡め合い、唾液を交換し合いながら、二人のまぐわいは日が昇るまで続いた。
289 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 18:39:21.73 ID:8EivFENh0
それからしばらくして――
『昨日、〇〇市にて能力者の男二人が婦女暴行を働き、七人の犠牲者が――』
巫姫「あらあら、物騒な世の中ねぇ」
詩音「あん、あんっ……! 巫姫ぃ、よそ見しちゃ、だめぇ……!♡」
巫姫「ふふ、大丈夫よ。私が見てるのはあなただけだから」
詩音「うんっ……! あ、あぁん……!♡」
巫姫「私の愛しい詩音……詩音のことは私が守るから、私のことは、詩音がちゃんと守ってね?」
詩音「ええ、私が、巫姫を、守るぅ……!」
詩音「イっくうううぅぅ!!♡」
詩音「はぁ、はぁ……だって私は、巫姫だけのヒーローだから……」
【第6.5話 敗北】
290 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/16(日) 18:49:33.09 ID:8EivFENh0
詩音編はまさかのヤンデレズいちゃらぶセックス堕ちエンドでした
新しい物語の主人公を決めたいと思います
(詩音編が想定より長くなったので気持ち難易度を上げようか考え中です)
↓1〜7からよさげなものを
>>1
が選びます
ただし、このレスから30分経っても安価範囲が埋まらなかった場合は、その時点までに投稿されたレスの中から決定
性別は♀、身分は高校生で固定で
思いつかない欄は空白でok
【名前】
【学年】
【容姿】
【性格】
【能力】
【その他】
291 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 18:52:45.67 ID:7jjoMi52O
>>4
292 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 18:58:53.01 ID:HIYQRbXf0
【名前】 須崎 葵
【学年】 高校2年生
【容姿】 赤い髪のショートカットに引き締まった肉体とそれに釣り合わぬような巨乳 身長は高めで目つきは鋭い
【性格】 クールであまり他人を信用しないが子どもは好き
【能力】 銃系統の武器を召喚する
【その他】 親を何者かに殺害され、自身も凌辱された。その復讐を考えている
293 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 19:01:57.98 ID:6VqrWiKM0
【名前】赤崎 蘭奈 あかさきらんな
【学年】2年生
【容姿】赤髪ミドルヘアの元気っ子 身長は普通で胸と尻はとても大きめ
【性格】いつも笑顔で大らかで元気 細かいことは気にしない
【能力】手から放つエネルギー光線 名付けてランナビーム
【その他】いちいちアクションが大きいので服の上からでもわかるわがままボディが躍動しまくりで男子の目の毒だけど本人はあんまり気にしてない
294 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2018/12/16(日) 19:04:08.58 ID:jLuEdzm+0
【名前】 加古川 暁美
【学年】 2
【容姿】 茶髪のロングカール、ほんわかした見た目をしているGカップ
【性格】 明るく活発で動くのが大好き、ボクっ娘
【能力】 衝撃波を飛ばす(直ぐに放った場合の威力は一般女子のパンチ程度だが溜めれば溜めるほど威力が上がる)
【その他】 かなりの性欲モンスターだが本人は自慰も知らない為ムラムラは時間が経てば収まる謎現象だと思っている
295 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 19:05:14.30 ID:eGN8DsFv0
【名前】睦月薫(むつき かおる)
【学年】2年
【容姿】黒髪のポニーテールの凛とした感じの美少女。スタイルがよく胸のサイズはFカップ(成長中)
【性格】真面目でリーダーシップがあり、柔軟な発想ができるタイプ。ただし、厳しい所もあり、負けず嫌い
そんな彼女は根は優しく内面はかなり乙女。
【能力】剣を作成する(剣限定だが数は無限)
【その他】実家は剣の道場。厳しい祖父に剣道を教えられた。家族は祖母、祖父、父、母、姉の6人家族。
彼女自身は男勝りな所もあり、男口調。家事はあまり得意ではない
296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 19:07:18.91 ID:YST4qDPVO
【名前】 宗主 要
【学年】 3年
【容姿】 黒い長髪 豊満な胸 美人 巫女服
【性格】 厳格で自他共に厳しい
【能力】 絵本に描かれている妖怪や天使といったものをを実体化させて操る
【その他】 代々続く神社な生まれ
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 19:08:44.57 ID:EHxPwUuw0
【名前】蔭山 瑞希 (かげやま みずき)
【学年】1年
【容姿】制服の上にパーカーをきていてる、胸はやや小振りで銀髪ショートヘア
【性格】基本誰にでも敬語で話し、気さくな性格
【能力】影を操れる
【その他】敬語を使ってはいるが真面目な訳ではない、他人の恋愛ネタには敏感だが自分には疎い
298 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 19:11:44.64 ID:eGN8DsFv0
前のレズパート苦手な人いる?
俺はなんか見ててつらかった……
299 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 19:13:13.07 ID:W6mo44bFo
いや俺は大好物でした
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 19:16:26.99 ID:e/veXLKjo
個人的には最高だったけどどんな性癖でも合わない人は合わないしね
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 19:17:17.66 ID:+93LiNRoO
そもそも野郎共が不甲斐なかったのが悪い(暴論)
302 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 19:17:54.28 ID:eGN8DsFv0
今後もレズプレイされるの……?
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 19:19:24.03 ID:W6mo44bFo
まあキャラ選択と判定とコンマが重なった結果だから簡単にはならないでしょ
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 19:21:08.35 ID:ulJapHI8O
まあ次は野郎に期待するわ
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 19:22:51.15 ID:e/veXLKjo
そりゃ安価次第だからどうなるかは誰にもまだわかんないでしょ
>>1
さんの百合描写素晴らしかったからそういうの好きな人が集まりやすくはありそう
一方で詩音がこういう結末になったことで次は違う展開にしたがる人もいるだろうし
やっぱりどうなるかは神のみぞ知るですよね
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 19:36:17.69 ID:+93LiNRoO
この作者さんとにかく描写が丁寧で上手いからなあ
安価関係なく内容楽しませてもらってますわ
307 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/17(月) 22:04:47.16 ID:g9yC//rI0
たくさんありがとうございます。
悩みましたが
>>293
で。
【名前】赤崎 蘭奈 あかさきらんな
【学年】2年生
【容姿】赤髪ミドルヘアの元気っ子 身長は普通で胸と尻はとても大きめ
【性格】いつも笑顔で大らかで元気 細かいことは気にしない
【能力】手から放つエネルギー光線 名付けてランナビーム
【その他】いちいちアクションが大きいので服の上からでもわかるわがままボディが躍動しまくりで男子の目の毒だけど本人はあんまり気にしてない
簡単なプロローグの後に本編です。
308 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/17(月) 22:08:00.25 ID:g9yC//rI0
磨かれた床をシューズが蹴るときの摩擦音。叩き付けられたボールが床を震わせるときの振動音。
そして、高い天井にまで届くほどの若者たちの活気ある声。
体育館では、その日の勉学を終えた学生たちが青春の汗を流してた。
蘭奈「おらおらおらぁー!」
その中でも一際大きな声を出す少女――赤崎 蘭奈は、鮮やかなドリブルで少女たちを抜き去っていく。
彼女の弾むようなボールさばきに、体育館中の生徒の注目が集まる。
「今日も一段と弾んでるな」
「ああ、すげぇ弾みっぷり……ばるんばるんだ」
「ほどほどにしとけよ。また女子にあーだこーだ言われるぞ」
蘭奈「しゃー! シュート!」
額の上から放たれたボールは綺麗な放物線を描き、網の張られたリングに吸い込まれるように入っていった。
小さなガッツポーズとともに、蘭奈は心から嬉しそうな笑顔を浮かべた。
その純粋無垢な笑顔に、邪な目で彼女を見ていた少年たちの頬が赤く染まる。
いろんな意味で、健全な男子高校生には彼女は刺激が強すぎた。
だが、当の本人は彼らをやきもきさせている自覚などこれっぽっちもないのだった。
309 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/17(月) 22:09:50.37 ID:g9yC//rI0
と、蘭奈の手首にまかれていたリングが淡く点滅しだした。
蘭奈が確認するように視線を落とす。すると、リングから放たれた光が虚空に地図を浮かび上がらせた。
蘭奈(救援信号!?)
蘭奈「みんな、ごめん!」
「え、ちょっ……! 気を付けてよ!」
蘭奈は体操着と室内シューズのまま体育館を飛び出した。
その幼い顔立ちや平均的な身長からは想像できないほどの、豊満すぎる二つの果実が揺れる。
蘭奈「みんなどいてええ! 危ないぞおおおお!!」
蘭奈「ランナ・ビームッ!!」
蘭奈は両腕を勢いよく後ろに振り、その反動を利用して高くジャンプした。
そして、後ろ斜め下に向けられた少女の手のひらから、眩い白の光線が放たれた。
そのまま遥か上空まで飛び立った彼女の身体は、地上からは豆粒ほどの大きさにしか見えなくなった。
310 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/17(月) 22:13:00.92 ID:g9yC//rI0
鉱石男「オラァ! 宝石だよ宝石! いいから宝石100万カラット持ってこいッ!」
全身が鉱石で包まれた男が、石器時代のナイフのような石をギラつかせながら凄む。
蘭奈「あああああああああああ!! かんねんしろおおおおおおお!!」
鉱石男「ん、どこからか声が……んなぁ!?」
蘭奈「ランナ・パンチッ!!」
鉱石男「ギャア!?」
突如空から降ってきた少女が、光り輝く拳で岩男を粉々に砕いた。
中から、ボクサーパンツ一丁の細身の男が現れる。
男はそのまま、白目を向いて前に倒れこんだ。
ぽふっ、と優しく包み込むようなソレが、男を顔面から受け止めた。
蘭奈「おわっ!? ……これで一件落着、かな?」
そう言って彼女は、はにかみながら観客たちにピースを送った。
【蘭奈編プロローグ サクッと勝利】
311 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/17(月) 22:15:40.04 ID:g9yC//rI0
蘭奈と戦う最初の能力者を決めて今日は終わります。
↓1〜5コンマ最大
思いつかない欄は空白でok
【名前】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【能力】
【悪事の内容】
【その他】
また採用レスのコンマ一桁判定
偶数 対等、または詩音有利からスタート
奇数 蘭奈不利からスタート
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 22:23:25.74 ID:stl4iAVKo
>>67
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 22:25:35.37 ID:JmOLDMOf0
【名前】闇咲シンゴ(やみざき-)
【年齢】17歳
【容姿】黒髪の大人しそうな少年。目が死んでいて、いつも黒学ラン
【性格】達観というよりこの世に失望している感じ。皮肉屋
【能力】光さえ遮断する闇を操る(仕組みは不明)
【悪事の内容】クズやゲスや悪人を断罪している。理由は「彼らに何の価値があるんですか?」
【その他】 幼い頃に親に虐待されて、学校でもいじめにあい、全てを捨てて浮浪者と同じ生活をしていた。
その後、世の中の理不尽さや絶望を味わって希望を捨てたときに今の能力を目覚めた
ちなみに彼をやっていることをダークヒーロー扱いする人もいるが、別に本人はその気はなく「ただのごみ掃除と同じ」と思っている
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 22:35:55.96 ID:vpRNQl/M0
>>221
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 22:46:29.66 ID:HUsLd2z4o
【名前】奥戸 波須
【年齢】38
【容姿】ハゲ不細工なお腹の出てる中年オヤジ 変身すると人面、人間の手がある巨大なタコ人間へと
【性格】普段は平身低頭でペコペコしていて優しいがストレスが溜まりに溜まるとメタモルフォーゼして女性に痴漢暴姦
【能力】タコ人間へと変身し射精できるヌルヌル触手や衣服だけ溶かす墨を吐く
【悪事の内容】触手で学校帰りの女子高生を廃ビルで何人も辱めさせる
【その他】禿げと言われるのが1番傷つく 可愛い子に不細工な自分の遺伝子を流し込むという行為に快感を得る
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 23:03:56.72 ID:yTdbdrAo0
【名前】上野真紀亜
【年齢】26
【容姿】ディーラー風の服装、ナイスバディ
【性格】狡猾、支配欲が強い
【能力】賭けの条件や結果を遵守させる
【悪事の内容】賭けに負けた男には金を貢がせ、女はペットにする
【その他】口の上手さ、観察眼、手先の器用さ、頭の回転とどれを取っても一級品
ギャンブルに負けたことは一度もない
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 01:13:43.26 ID:UbLUiRGZO
自分のエロさに自覚のない元気っ子すき
318 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/18(火) 21:38:16.21 ID:eUoMYquR0
蘭奈(今日も一日楽しかったなぁ〜)
鼻歌でも歌い出しそうなほど満ち足りた笑顔を浮かべながら、蘭奈は家への道を歩いていた。
部活のバスケでは身体を思う存分動かせたし、部活終わりのマックでの友達とのおしゃべりはとても盛り上がった。
英語の小テストでは悲しい点数をとってしまったが、それはもういいのだ。次はちゃんと頑張ればいい。
なんてことはない平凡な日常だったが、蘭奈はそんな日々を楽しく過ごしていた。
正美(おっ……これはまた、一段とかわいらしい子がいるね)
そんな蘭奈を見かけて、一人の人物が足を止めた。
腰のあたりまで伸ばしたポニーテールが目を引く中性的な若者だった。
その線の細い甘い顔立ちは、危険と分かっていてもつい惹かれてしまうミステリアスさがあった。
正美(あんなワガママボディのくせに、何にも知らなさそうな顔してるなぁ)
正美(ああいう子には、いろいろと教えたくなっちゃうな……決めた、今日はあの子にしよう)
中性的な容姿に似つかわしくない下卑た考えを浮かべながら、その人物は蘭奈の後をつけて歩き出した。
長いポニーテールを揺らしながら、彼――あるいは彼女は、舌なめずりをした。
正美は何をする? ↓1〜3コンマ最大
1.ナンパ
2.痴漢
3.露出
4.犯そうと襲い掛かる
5.その他
また採用レスのコンマ一桁
偶数 男で接触する
奇数 女で接触する
319 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 21:40:13.85 ID:hLO9oP53o
2
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 21:41:13.96 ID:U5r4z2dm0
1
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 21:41:48.55 ID:/dZAZ2k+0
1
322 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/18(火) 22:07:13.97 ID:eUoMYquR0
正美「ねえ君、少しいいかな?」
蘭奈「え、は、はい」
突然見ず知らずの人に話しかけられ、蘭奈は戸惑いながらも返事を返す。
長いポニーテールを揺らしていたので最初は女の人かと思ったが、改めて見てみておそらく男性だろうと蘭奈は考えた。
とても綺麗な顔立ちをしているが、体格や顔の輪郭などから、なんとなく逞しさのようなものが感じ取れた。
蘭奈(うわ、すごいカッコいい人だな……///)
普段は男子との距離感の近さゆえにいろいろと意識させがちな蘭奈だが、その美少年を前にして顔が赤く染まる。
正美「君、〇〇高の生徒だよね? あそこ、俺の知り合いも通っててさ」
蘭奈「そ、そうなんだ」
正美「それで、ものすごく可愛い子だなーって思って、勇気を出して話しかけてみたんだ」
蘭奈「か、かわいっ!?」
正美「あははっ! そんなにびっくりしなくてもいいじゃない。もしかして言われ慣れてないの?」
蘭奈「そ、それは、だって私、そういうのじゃ……」
正美「ふーん。じゃあきっと、周りの男子たちは照れちゃってるんだね」
蘭奈「は、はぁ……」
にこにこと笑う少年に、蘭奈はその意図が読めずに困惑する。
蘭奈(もしかしてこれ、ナンパってやつなのかな……?)
蘭奈の反応は? ↓1コンマ一桁
偶数 警戒を示す
奇数 話が弾んで心を許す
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 22:07:32.98 ID:w9BtXeDbO
えい
324 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/18(火) 22:25:26.23 ID:eUoMYquR0
蘭奈「……すいません、私、急がないと」
正美「なに? 用事でもあるの?」
蘭奈「そういうわけじゃないけど……ごめんなさいっ!」
正美「うわっ!?」
蘭奈は、その場から脱兎のごとく走り出した。
頭で考えるよりも先に身体が動いてしまっていた。
突然逃げ出したことを頭の中で謝罪しながらも、蘭奈は力強い走りで街中を駆け抜けていった。
正美「あちゃー、逃げられたか」
頬を掻きながら正美はひとりごちた。
狙った獲物に逃げられるのはもちろんいい気はしないが、かといって逃した魚を全力で追いかけるのも性に合わない。
正美(とはいえ、あの上玉は惜しいな。チャンスがあったら、次こそは獲りたいな)
正美はポニーテールを揺らしながら、夜の街に消えていった。
【第1戦 不戦勝】
325 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/18(火) 22:27:15.68 ID:eUoMYquR0
能力的に上手く活躍させるシーンが思いつかんかった、申し訳ない
次の敵能力者を決めて今日は終わります。
↓1〜5コンマ最大
思いつかない欄は空白でok
【名前】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【能力】
【悪事の内容】
【その他】
また採用レスのコンマ一桁判定
偶数 対等、または詩音有利からスタート
奇数 蘭奈不利からスタート
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 22:28:32.04 ID:ZuxvokjsO
>>315
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 22:29:19.87 ID:Rw4/1Looo
>>67
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 22:29:57.30 ID:/dZAZ2k+0
【名前】闇咲シンゴ(やみざき-)
【年齢】17歳
【容姿】黒髪の大人しそうな少年。目が死んでいて、いつも黒学ラン
【性格】達観というよりこの世に失望している感じ。皮肉屋
【能力】光さえ遮断する闇を操る(理屈は不明)
【悪事の内容】クズやゲスや悪人を断罪している。理由は「彼らに何の価値があるんですか?」
また自分のジャマをする相手には容赦ない行動をとる(レイプ的な行為になったとしてもどうとも思わない)
【その他】 幼い頃に親に虐待されて、学校でもいじめにあい、全てを捨てて浮浪者と同じ生活をしていた。
その後、世の中の理不尽さや絶望を味わって希望を捨てたときに今の能力を目覚めた
ちなみに彼をやっていることをダークヒーロー扱いする人もいるが、別に本人はその気はなく「ただのごみ掃除と同じ」
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 22:40:17.66 ID:Ne2LHxlwO
【名前】柊季 夜久
【年齢】58
【容姿】細身で長身 白衣メガネ
【性格】マッドサイエンティストな性格 実験体はモルモット程度にしか思っていない
【能力】身体から自由自在に薬を生み出す(毒薬、媚薬、痺れ薬、下剤等 液体や気体かも選べる)
【悪事の内容】街中で空気中に開発した新薬をばら撒く 頑丈そうなモルモットがいたらお持ち帰りして更に強い薬の実験
【その他】ある程度実験に耐える娘がいると愛着が湧き、殺さないようずっと可愛がる
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 22:45:04.34 ID:ZkDBTLJM0
【名前】
【年齢】23
【容姿】スレンダー体系の幸薄そうな美女
【性格】強すぎる正義感を持つ潔癖症
【能力】パイロキネシス
【悪事の内容】性犯罪者への私刑。
【その他】能力非能力者を問わず、自らの正義で犯罪者を焼[
ピーーー
]る過激な女。
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 22:47:03.08 ID:UbLUiRGZO
【名前】鞭打 叩久 むちうち はたく
【年齢】35
【容姿】痩せ型で服装はだらしなく姿勢も目つきも悪い キヒヒと笑うむかつく奴
【性格】卑屈で弱いものいじめが好き
【能力】伸縮自在のペニスを鞭のように振るう けっこう痛いし屈辱的である
【悪事の内容】女の子をいたぶってレイプ
【その他】明るく希望に満ちた女の子たちが絶望する時の表情が大好き
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/19(水) 11:04:22.52 ID:isS9ZabU0
【名前】汗掻 雄汁 あがき おじる
【年齢】30
【容姿】暑苦しい褐色マッチョ
【性格】パワーこそ全て!が信条
【能力】格闘戦に加えフェロモンたっぷり含んだ汗を撒き散らす 女性相手に効果大
【悪事の内容】強い女性に勝負を挑み負かした相手をがっつり犯す
【その他】最近捕まったゴリアテとは筋肉美を争うライバルにして友人 たまに留置場に面会とか行くらしい
333 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/19(水) 21:34:55.25 ID:xf2WhR+Q0
次郎「確かに、約束通り200万。毎度ありってな」
薄暗い部屋で煙草をふかしながら、男は札束を乱暴に放り投げた。
男が受け取ったのは今回の『仕事』の成功報酬。そして、彼指定の弾丸数ダースだった。
彼は、一世代古い型の拳銃を愛用していた。それで撃ち方を覚えたので、手に馴染んでいるらしい。
実際、彼にとっては銃自体の性能などどうでもいいのだ。それが銃でさえあれば。
次郎「あ? 今回の仕事? いつも通りクソつまんなかったよ。身を潜めて遠くから一発撃って、それで終わりだ」
次郎「ま、別にいいのさ、仕事なんて楽に金が稼げりゃあ。俺は趣味に生きるタイプなんでね」
次郎「ああ、ついでにそこのやつ片付けといてくれ。もういらねぇから」
そう言って彼は、部屋の片隅を指さした。
そこには、彼が遊んだ後の玩具が転がっていた。
眉間にはどす黒い穴が一つ。即死だった。
次郎「はは、そんな面すんなって。大丈夫、そいつも裏の人間だ。いなくなったって騒ぎにはならねえよ」
次郎「まあ、また何かあったらいつでも依頼してくれよ。金さえ出してくれるなら、俺は誰だって殺すぜ」
次郎「お前らが何を企んでるのか、お前らの企みでどれだけの犠牲が出るのかなんざこれっぽっちも興味ねえからな」
次郎「……だから、怖い顔すんなって。俺はもう、この国のイヌは辞めてんだからよ」
アタッシュケースに今回の報酬を詰め込み、男は薄暗い部屋から姿を消した。
334 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/19(水) 21:36:06.65 ID:xf2WhR+Q0
蘭奈「むぅ……」
「どうしたの蘭奈、そんなにキョロキョロして」
蘭奈「いや、この前このあたりで男の人に声かけられちゃってさ」
「えぇ!? ナンパ!? 壺売り!? 宗教勧誘!? あんたそれ絶対ついていっちゃダメだからね!」
蘭奈「ついていかないよ! この間だって走って逃げたもん」
「あんたはそれぐらいでちょうどいいよ。食べ物でもちらつかされたらすぐついていきそうだし」
蘭奈「いかないよ! 私を何だと思ってるの!」
「犬」
蘭奈「酷いワン!」
蘭奈と友人が他愛もない話をしながら帰宅していた時。
突如鳴り響いた耳をつんざくような破裂音で、二人は一瞬呼吸を止めた。
「な、なに!? 花火!?」
蘭奈(銃声……!?)
蘭奈「ここから動かないでね!」
「え、ちょ、蘭奈!?」
335 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/19(水) 21:38:33.31 ID:xf2WhR+Q0
その場に居合わせた人たちは、みな悲鳴を上げながら逃げていった。
次郎「いやー、失敗失敗」
その元凶となった男は、肩をすくめながらつぶやいた。
右手に握られた銃からは、いまだ硝煙が燻っていた。
しかしこれは仕方がない。向かいから歩いていた若者に肩をぶつけられ、逆ギレで絡まれてしまったのだ。
こっちは金も入って女もヤっていい気分だったってのに、ガキに胸倉まで掴まれたものだから咄嗟に引き金を引いてしまった。
高を括ってイキっていたガキどもの顔が一瞬で恐怖に引き攣る様は、大変スカッとしたのでよしとする。
次郎(とっとと逃げてしばらく大人しくしとこ)
男はハットを深く被って目線を隠し、その場から立ち去ろうとする。
蘭奈「待てッ!!」
次郎「あ? 何だい嬢ちゃん。用があるなら手短に頼む」
蘭奈「『ガーディアン』だ! その場を動くな、大人しくしろ!」
男は返事を返す代わりに、蘭奈へ向けて引き金を引いた。
一切の躊躇も予兆なく、必殺の弾丸が放たれる。
弾が放たれた時点で、それはすでに対象を貫いている。
防御不可能。それが男の能力だった。
蘭奈はどうなる? ↓1コンマ一桁
1〜3 回避
4〜6 軽傷
7〜9 重傷
0 致命傷
ゾロ目 即死
336 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/19(水) 21:40:21.39 ID:7jbWTtYZ0
ほい
337 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/19(水) 21:41:31.12 ID:GPJZ0Jfa0
死ななくて良かったと思うべきか
338 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/19(水) 21:45:05.36 ID:t3prVvtco
死亡率二割だもんね
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/19(水) 21:47:33.62 ID:2LaHoTSIo
二度と笑顔出せないぐらいのトラウマになりそう
340 :
◆TCKJ3kJOQ2bI
[saga]:2018/12/19(水) 22:08:20.02 ID:xf2WhR+Q0
蘭奈は引き金を引かれる寸前、手からビームを放つことでその場から退避していた。
過去にもそうやって、拳銃やそれに準する速度の攻撃をかわしたことがあった。
あまりにも自然な動作による発砲で虚を突かれたが、それでも致命傷は避けられるはずだった。
しかし。
蘭奈「ガ、フッ……!?」
次郎「ほぉ、ギリギリ急所は避けたか。ガキかと思ってたが結構やんのな」
男は感心するように呟く。
その声色で分かる。牽制ではなく、最初から殺すつもりだったのだ。
人を殺すことになんのためらいもない。その危険さは明らかに『ガーディアン』の手に負えるものではなかった。
蘭奈のわき腹のあたりから、赤い染みが制服に広がっていく。
傷口の焼けるような痛みに、蘭奈の顔が苦虫を?み潰したように歪んだ。
脂汗が滲む。指先から感覚が消える。自分が立っているのかどうかすら分からなくなる。
次郎「……よく見るとお前、結構イイモン持ってるな」
蘭奈「ハァ、ハァ……!」
必死の形相で睨みつけてくる蘭奈を前に、男は嘗め回すように少女の身体を品定めする。
次郎「ガキに興奮する趣味はねぇんだが、無謀にも俺に立ち向かったその勇気とデカ乳に免じて、特別に遊んでやる」
蘭奈「こ、の……」
ついに限界が訪れた蘭奈は、糸が切れたようにその場に崩れ落ちた。
意識を失う直前に蘭奈の目に映ったのは、下卑た笑みを浮かべる男の姿だった。
――――――――
蘭奈「――!?」
目を覚ました蘭奈を待ち受けていた状況は? ↓1〜3コンマ最大
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/19(水) 22:12:34.26 ID:Ot+//f7QO
ハメられて出されそうになってる
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/19(水) 22:15:30.48 ID:7jbWTtYZ0
どこかわからない部屋に手と足に鎖が繋がられて拘束されていた
服は脱がされて下着だけにされていた
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/19(水) 22:18:38.81 ID:MYuLvtjwO
>>341
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/12/19(水) 22:18:40.36 ID:tbmU5LH30
全裸の上、手足を鎖で縛られている
次郎が闇組織から購入した薬を数種類打たれていた
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