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【安価コンマ】可愛い女の子と遊びたい!

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535 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/18(木) 19:04:55.52 ID:M70u9rdR0
文章のリハビリがてら今回はここまで
安価は次更新です、次はもうちょい早く投下したい
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/18(木) 19:58:26.05 ID:LmBC1rCDO
お帰りなさい
乙でした
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/07/18(木) 20:17:49.30 ID:79p1O6XzO
おつ
イッチのペースで構わんよ
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/07/26(金) 17:26:12.87 ID:cEmByn3e0
たっぷりと愛蜜で満ちた膣内に呼吸と同じリズムで己を反復させる。腰を揺するような動きは体位上、膣の浅い位置で連続して、ともすれば単調とも言えるが、慣らしにはもってこいである。なんたって大家娘は男女経験がないのだから。

だからこうして、動きが緩い分をキスや愛撫で埋めるのだが、

大家娘「んっ、ちゅ♡ ん、んっ、ぷはっ、はっ♡ あひんっ♡ く、首っ、舐めちゃ、あっ♡ ん〜〜〜♡ ♡ もう、くすぐったいれす……♡ あんっ」

ちょっと強く首筋を吸ってやるとこれである。首筋の赤らんだ肌に舌を這わせると、薄く汗ばんでいるのがわかった。酒気の他に立ち昇る体臭のかぐわしさ。

たまらず大家娘を掻き抱いた。触れ合った箇所に感じる女の柔肌、大家娘の胸が押し潰れる感触、鼻に掛かったような甘ったるい吐息が鼓膜を揺らす。興奮のまま腰をがっつきたくなるのを我慢。我慢……! ンンンもどかしい……!

だが今重要なのは彼女にとっての初セックスを恙なく終えることである。痛いのとか以ての外。たとえ腟内が大量に分泌された愛液でぐずぐずになっていても、そのくせ経験の足りない膣襞の締め付けがきつくても、

大家娘「んっ♡ んっ♡ んあっ、あっ、あっ♡ ちゅっ、ちゅぱ、ちゅるっ、ちゅ、あっ?♡ ♡ あ、はぁ♡ んむ♡ む、ん、んー……♡ ♡ ぷはっ、はっ、はーっ♡ あ…………♡ ♡」

明らかに相手が痛みでない声をこっちの耳元で垂れ流していても! 仮に今は良くても強くすると痛いかもしれないからぁ……! キスも当たり前みたいに受け入れるし舌絡めてくるし、目元火照らせてキスねだってくるのも超エロいけども……!

う、と息が上がって呼吸が乱れるのは、何を隠そう、大家娘の方から腰を押し付けてきているからだった。こっちは必死に我慢してるのに快楽貪りおって、さっきまで処女だったくせにこのドスケベ娘……!

こんなの我慢できるわけもなく。

大家娘「んっ!?♡ ♡ ♡ ん、むぐ、ん……!♡ ♡ ぷあっ、はむ、ん……ちゅっ、ちゅぷ……んふ……♡ ♡ ♡」

ぐりっと限界まで腰を奥に突き挿して射精。じっくり時間を掛けて高まった興奮を自分の尖った先端から注ぎ込むイメージ。唇を合わせ、肌を重なり合わせて、脈動の最後まで大家娘と交わり続けた。

私と大家娘は荒い息をつきながら抱き合っていた。精を放ち終えて萎え始める逸物を引き抜く。我ながら出しも出したり、という量だった。これは疲れるはず。

大家娘「はー……セックス、したんですねー……私が……あー、ねむ……」

そんなことをうとうとと言って、大家娘は眠ってしまったようだった。私も眠い。深酒の後に運動はなかなか……効く……

暗転。

目が覚めた。頭が痛い……二日酔いの症状だった。頭をバリバリ掻きながら起床。どうにも体がベトベトするというか不完全燃焼感があるというか。まあいい。とりあえずは水……

と、テーブルに書き置き。走り書きで、『先に帰ります 昨日はすみませんでした 大家娘』。

……あっ。やっちゃった。私は頭を抱えた。


大家娘コミュは終了です。これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、19:30より採用、締切20:30まで
(大家娘解禁まで7回)
(金髪ギャル解禁まで6回)
(剣道少女解禁まで5回)
(オレンジショート解禁まで4回)
(施設後輩解禁まで3回)
(銀髪ロング解禁まで2回)
(ヤンキー解禁まで1回)
(指定可:ポニテ、おかっぱ、留学生、桃髪サイド、黒髪ツインテ、おさげお嬢様)

大家娘『あ――――嫌ぁ――やっちゃったぁー! どうしようどうしよう、明日からどんな顔してお兄さんに会おう!? 無理やり押し倒してって私そんなに? そんなに飢えてたの? 嘘でしょーもう! 死にたいぃ……!』
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/26(金) 19:30:23.92 ID:Valo5fGDO
おかっぱ
休日なおかっぱがやって来てイチャイチャする
あれから色々と「練習」してきたらしく、前戯や本番でも積極的に奉仕してくる
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/26(金) 19:34:34.63 ID:hp5Hh1SqO
ポニテ
ポニテが大学のレポートを完成させ、一緒にご飯食べて、一緒にお風呂入ったあと、思いっきりいちゃラブしまくって癒される
一緒の布団に入ってイチャイチャしながら、私をこんな風にした責任取ってくださいね(意訳:勝手にいなくなっちゃだめですよ)と優しく言われる
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/26(金) 19:34:41.62 ID:ffrqID+l0
おかっぱ
放課後の学校帰りのおかっぱと友人に遭遇。明らかに嬉しそうな態度をとるおかっぱとその相手の男に対して友人が色々と質問攻めにしてくる。
とりあえずごまかしてその場を切り抜けて、お互いの為に関係を秘密にしていこうと提案する。
おかっぱは納得したが、その分二人っきりではいいんですねとばかりにそのまま男の自宅で一戦交える。
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/27(土) 03:40:39.74 ID:2qpJ+i8Ho
何故かブクマから消えてて探した
結構進んでて嬉しい 時間合えば参加したいわ
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/07/30(火) 18:21:47.47 ID:mpL2YBN00
>>539採用、かなり踏み込みます

「最近のおかっぱちゃん、何か変わったよね」

お弁当を食べながら友人が言う。うんうんともう一人が同意するのに、私は、そうかな、とだけ答えて箸を口に運んだ。

学校のお昼休みである。中学生ともなれば親にお弁当を作ってもらうのが恥ずかしくなって購買で済ませる生徒も多いなか、私は入学以来ずっと自作していた。おかげで同年代の娘と比べて随分料理にも慣れた、と思う。

そのことに今では感謝しているあたり、実際、私は変わってしまったのかもしれない。

(変えられちゃった、って言うべきかな)

あっ、と席を囲む友人が声を揃えた。どうしたのか訊くと、友人たちは顔を見合わせて、三人で固まった教室の隅から、誰にも聞かれていないか周囲を見回した。ごにょごにょとささやきあって、そうして小声で言う。

「今のおかっぱちゃん、なんていうか……」

「なんか、ときどき、見ててドキってするような顔……してない?」

「だよね? やっぱしてるよね、そういう顔? なんか、余裕っていうか、大人っぽいっていうか。男子と話すのも普通になったし」

「……そんなことないよ。男の子相手だとやっぱり上手く話せないし」

「でも前は、こう、もっと怖がってたじゃん? それで男子にからかわれたりしたけど、今のおかっぱちゃんはなんだか……色っぽいっていうか」

好きな人でもできたとか? なんて訊いてくる友人たちの顔は好奇心に満ちていた。そんな人いないよと軽く否定したが、納得しない二人が却って盛り上がってしまうのに苦笑してしまう。さも困った顔を作って誤魔化しているうちに昼休みが終わってくれた。

話はまた後で聞くからと念押しして自分の席に戻る友人二人に手を振って、私は次の授業の準備をする。机上の教科書とノートの底をトントンと合わせているうちに先生が入室して、午後の授業が始まった。

今までもできるだけ真面目に受けていた授業だが、今はより真剣に取り組むようにしている。とはいえ数学の時間は少し苦手だった。数学自体は特に不得意というわけでもないのだけど、と思ってしまうのは、今日の問題の解答者として私が選ばれているからだ。

解答者は指定された問題を途中式も含めて黒板に書き付けなければならないのだが、

(やっぱり、みんなの前に立つのは、いつまでたっても慣れないな……)

物心ついた頃から引っ込み思案で、人見知りする気質は中学生になっても相変わらずだ。足が震えそうになりながらもなんとか解答し終えて席に戻る。ふう、と一息。

先生から答えが合っていることを褒められるのを、頭をちょっぴりだけ下げてやり過ごす。死にたくなるほど恥ずかしかったそれも、今では以前ほどではない。友人たちが口を揃えて私が変わったと言うのはこういうところかもしれない。

それは喜ばしい変化かもしれなかったが、他人に疑われるようでは困る。気を付けたほうがいいかもしれない。

でも、と思わず笑みがこぼれてしまうのは、そうした私の小さな変化や成長を大袈裟なくらい褒めてくれて、喜んでくれる人がいるからだ。約束は明日、やっと会えるのが待ち遠しくて仕方がなかった。

(……?)

ふと視線を感じた気がして、ちらと周囲を窺う。クラス内の、三本の指で余りがくる数の友人はノートに夢中で、当たり前だが、誰も私を気に掛けてはいなかった。気のせいだろうか。いや、気のせいに違いないし、そのほうが良いに決まっていた。

あの人以外に気に掛けてもらっても邪魔なだけなのだし。

授業が終わり、当番の掃除も終わって、やっと下校である。本当は学校に行く時間がもったいなくて、時折狂おしいくらいになるのだが、そんなわけにもいかない。私は地味でおとなしい従順な子供でいつづけなければならなかった。少なくとも表面上は。

一人での下校である。いつもなら図書室で勉強して部活後の友人たちと帰るのだが、今日はそんなことをしている場合ではない。

(明日はお兄さんと会うんだから、ちゃんと準備しないと――)

「おい」

後ろから声を掛けられたのは、明日は何を用意していこうか考えていた折だった。振り返ると見覚えのある顔――同じクラスの男子生徒。

少し身構えてしまうのは、この男子が私をからかってくる男子グループの急先鋒だったからだ。グループ内では真ん中くらいの背丈で声が大きく、私や他のおとなしい女の子に何かとちょっかいを掛けてくる子。

「なに?」

「いや、べつに……その」

私は内心を悟られないように努めて静かに、もう一度用件を訊いた。男子の浅黒い顔――運動部だったっけ? どうだったかな――がやや赤いように見えた。

「なんかお前、最近ヘンだから気になって……」

「どうして?」

「え? いや、なんとなく……前と雰囲気、全然違うじゃん。お前そんなんじゃなかったろ」

「そう? まあそうかもしれないけど。話はそれだけ? じゃあもう帰るね」

「あ、いや……」

それ以降、特に何かを言うでもなかったので、私は男子に背を向けて家に帰った。少し驚いていたのは、大して関わりのない相手にも自分の変化が筒抜けだったこと。これは本当に気を付けないといけない。

お兄さんと一緒にいたいなら、誰かに欠片でも疑われてはいけないから。

でも今はそんなことより明日のことだ。そうだ、タルトにしよう、アップルタルト。生地は残りがあるからそれを使って、あまり手の込んだものだとかえって気後れしてしまうからシンプルに仕上げて、ああ、私が勝手に作ってくるものにもそうやって優しく気遣ってくれるのが嬉しいのだけど、私としては少しでも美味しくして喜んでほしいのだけど――

そんな事を考えているうちに家に着いてしまった。どうするかは家でゆっくり考えよう。でも明日のことを考える睡眠はしっかりとった方がいいかな。体は念入りに洗って、ああでも、今からこんなにドキドキしてちゃんと寝られるかな、なんて考えが次々湧いてきて止まらない。

その全てが、心が空まで浮いて飛んでいってしまいそうなくらい、楽しくて楽しくて仕方がないのだった。
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/30(火) 18:23:43.49 ID:mpL2YBN00
これまで書いたの眺めてるとおかっぱの精神状況がヤバい領域に行ってたのでそうしました
続きは後日、視点どっちにするかは考え中
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/30(火) 18:38:39.92 ID:EJJgB+iI0
乙でした
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/31(水) 08:56:25.43 ID:xS2wSYaYO

おかっぱちゃんかわいい
ドキドキする
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/31(水) 11:48:26.10 ID:tCsmc3nZ0
恋するおかっぱちゃん可愛い
しかし不穏な影が…
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/08/04(日) 15:35:42.77 ID:y2ieGE1E0
目的のアパートは登校路の途中にある。私の家からは少し中学校よりで、家を出て二十分ほどの距離。何の変哲もない普通のアパートなのに、毎朝その建物の前を通るだけで心が浮き立ってしまう。

ましてや今日はその中に入れるのだから、もう心臓のドキドキが止まらなかった。

階段を上がった先の奥の部屋、扉の前で深呼吸を挟む。一回、二回。私は意を決して呼び鈴を鳴らした。

『はい』

待ち望んでいた声。少し低めだけど親しみやすくて、なのに軽薄ではなくて、声を聞くだけで落ち着いてしまうのに、聞いているだけで頭がぼうっとなって体がそわそわしてしまう。

「私です」

そう答えた私の声はどうだろう。人からはよく小さいと怒られてしまうけど、ちゃんと聞こえただろうか。変じゃなかったかな。

知らずうつむいてしまっていた私の前で、ガチャリと音が鳴った。――ドアが開く。

「いらっしゃい」

ドアノブに手をかけたお兄さんに柔和に笑いかけられて、少し前の心配事なんて霧散してしまった。さ、とお兄さんに手で促されるまま、お兄さんの部屋に這入る。

室内はすっきり片付いて、掃除が隅々まで行き届いている。「単にものがないだけだよ。服なんかも全然種類がないから外出に困るくらいだ」なんてお兄さんは笑うけれど、私には大人のお部屋という感じでお兄さんによく合っていると思う。

「じゃ、お茶の用意をするから少し待ってて。今日は何を作って来てくれたのかな? はは、おかっぱのお菓子は美味しいから、私もすっかりアテにしてしまっている」

「あ、はいっ、今日はアップルタルトを……美味しく出来ていればいいんですけど」

と、手の荷物を置きがてら、丸テーブルの横にレンタルビデオ店の袋を見つけた。何を借りたのだろう、勝手に見るのは失礼かな。

(それとも……)

思わず赤面してしまったのは、ここでお兄さんと一緒にアダルトビデオを見たことを思い出したからだ。どうしよう。ちゃんと勉強はしてきたけどお家に来て急にだなんて、でも、

(お兄さんも期待してくれてたってこと……だよね? だったら、私……)

ああ、それ、とカップを手にお兄さんが戻ってきた。

「どうぞ。いや、この前テレビでやってただろう、新作アニメのあれ。私、すっかり忘れてて見損ねちゃってね、いやはや近くの店は全部借りられててさ、置いてるとこ探すのに難儀したよ。結構な店回って……おや、どうした、顔赤いが」

「なんでもないです……」

「……? ああ、そんなことより」

顔を上げると、お兄さんは心配そうな顔。

「今日の服もよく似合っているよ。でももし空調が効きすぎなら言ってほしい、調整する」

お兄さんがそういうのは、私が長袖のカーディガンを着ているからだろう。「いえ、その……」と口籠る私に、お兄さんの顔が沈むのを、慌てて否定する。

「違うんです。これはそういうんじゃなくって……その……」

私は覚悟を決めてカーディガンを脱いだ。二の腕のあたりを押さえてしまったのは空調が寒いからではなく、シャツの肩から下が無防備だから。

「その……私、あんまりノースリーブって着たことなくて……ひ、人に見られるの、恥ずかしくて……わ、私……その……どう、ですか? 変じゃ、ない……ですか?」

そっと上目遣いにお兄さんを盗み見る。緊張の瞬間。ぎゅっと手を握ってお兄さんの答えを待つ。

はたしてお兄さんは快活に笑った。

「ははは、そういう……くく、いや君、相変わらず君は本当に可愛いな。いや本当に。君は本当に可愛いな!」

可愛い可愛いと連呼されて、不意に抱き寄せられた。間近にお兄さんの顔――唇が触れた。

私は目を閉じてお兄さんのキスを感じる。手をおいた肩も、お兄さんの体はどこもかしこも固く大きいのに、唇だけは柔らかくて、とても甘やかだ。

「でも寒かったらちゃんと言うこと。私はあまり察しが良くないんだ。いいね?」

吐息のかかるような距離で見つめられて、少しかすれた声で囁かれれば、私にはうなずくことしかできない。「いい子だ」とお兄さんはまた触れるだけのキス。さっきよりも長い口付けで、私の頭の中はどろどろに溶けてしまうよう。

「そうだな……せっかく作ってもらって悪いのだけど、お菓子はもう少し後にしないか?朝ご飯食べたばかりなんだ。今日は何時までいられるのかな?」

口を離したお兄さんに訊かれる。今日はいつものように図書館に行くと言って出てきたから、お昼ご飯までに帰らないといけない。なぜなら今まではそうしていたから。それ以上遅くなって、お父さんやお母さんに不審がられるわけにはいかないから。

(お兄さんと会うのを誰にも邪魔させない)

お兄さんの胸に抱き止められながら私がそんな事を考えているのを、お兄さんは知ってか知らずか、あっけらかんと笑う。

「なら余裕だな。まだ八時にもなってない。……いやね、実を言うと、アレ、借りたはいいけど見ないまま寝てしまったんだ。借りただけで満足したっていうかね。だからもし君が見逃してたならでいいんだが、いっしょに見ないか」

私は喜んでお兄さんの誘いを受けた。実際のところ、私はテレビで放映されたのを見ていたのだけど、そんなことは、こうしてお兄さんからありがとうと抱き締められることに比べれば些細なことだった。
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/08/04(日) 15:36:58.77 ID:y2ieGE1E0
よっ、とお兄さんは私を抱えたまま手を伸ばす。カチカチとリモコンを操作すると、プレイヤーの中にディスクが入ったままだったのか、テレビ画面に映画のメニューが映った。

『本編再生』を選択して、つい先日見たばかりの映画が始まった。それを見る私は、今、お兄さんの膝の中だった。たしかにいっしょに映画を見たいとは言ったけれど、

(まさかこんな体勢で、だなんて……!)

予想以上の近さに肩が強張ってしまう私を、お兄さんは後ろから引き寄せる。両腕の縛めはゆるく、でも、お腹の前で腕を組まれて、まるでお兄さんの腕の中に閉じ込められてしまったみたい。

密着した背中から伝わるじんわりとした体温、振動として聞こえる力強い鼓動の音。私を捕らえる腕は、明らかに私より太く、たくましい、大人の男の人の肉体。

もう、映画の内容なんて、まったく耳に入ってこなかった。

『…………、…………、…………! …………!』

映画は進む。私はお兄さんにはある癖があるのを知っていた。何かに集中していたり、微睡んだりして意識が低下していると、お兄さんは手癖が悪くなる。とにかく手が動き回って落ち着かないのだ。

今起こっているのがそれだった。

「おお……! うーむ……お、凄いな……うん……」

こうして密着していないと聞こえないくらいの声の大きさでお兄さんは感嘆を漏らす。これもお兄さんが集中していて、他のことに気が回っていないときの癖。つまりお兄さんは映画に集中して、他のことが疎かになっている。

そのお兄さんの片手が私の体の上を這い回っていた。シャツの上からお腹を撫で、円を描くようにさすり、それが徐々に、ねっとりと上昇していく。

「う……! くっ、ふ……っ」

ジュニアブラをつけた私の小さな胸を、ささやかなカップの形状を確かめるようになぞられて、私は声を抑えるのに必死だ。

お兄さんの片手に手が捕まっているので、もう片方の手で口元を押さえる。指の間に指を絡めて、親指の腹で手の平を擦られて、たったそれだけの刺激が背筋に甘い電流を走らせる。

(知らない、知らない、知らない! 手の平を触られただけで感じるなんて、知らない……!)

お兄さんの手はまるで魔法みたいに私を気持ちよくしてくれる。それはわかっていたことだけど、まさか手の平でそうなるなんて思いもしなかった。

「あ……」

お兄さんに気付かれないよう、密かに体を震わせている私を、しかしお兄さんは片腕で抱く。前傾した上半身に強く抱擁されて、両の腿で左右から脇腹を挟まれて、私が勝手に動かないようにしっかりと固定される。

鑑賞の邪魔になったのかな、とも思ったが、やはりお兄さんは何も言わないまま。

(私が動いちゃうのはお兄さんのせいなのに。いくら無意識だからって、私が悪いみたいに……)

そんな小さな不満も、お兄さんの手に太腿を撫ぜられて一気に吹き飛んでしまった。ビクッと体を跳ねさせた私を、まるで動くなとでも言うように、お兄さんは縛めを強くした。

その上でお兄さんは手を動かす。膝頭の骨のくぼみを指先で弄んで、膝裏に指を這わせる。性急さはなく、ただただじっくりと、形を確かめる動き。

それが、焦れったくなるくらいゆっくりとした速さで上を目指していく。スカートをたくし上げた手が向かうのは私の体の中心。震えて行き場のない熱が高まる場所――その入口。

(あ……背中に固いの、当たってる。お兄さんの、大っきくなってる)

もぞもぞとお兄さんの腰が動いて、ぐっと押し付けられる。収まりのいい位置を探すような動きでぐりぐりと密着されて、形が嫌でもわかってしまう。鮮烈に刻み込まれた記憶と同じ形のそれは、優しくて、ちょっぴり意地悪だけどあたたかく私に微笑んでくれるお兄さんに似つかわしくない、私を凶暴にこじ開けて別のものに変えるための器官。

何も知らなかった私の体を割って、自分が女なんだって理解らせた、お兄さんの男性器。

かっと頭の中が熱くなる。前は内腿まで侵入されて、後ろは固くなったお兄さんのを押し付けられて、それでも身動きできないように強く強く抱き締められて、声を出すことも許されなくて。だからお兄さんから与えられる何もかもがどこにも逃げられずに私の体をぐるぐると回って、何も考えられないのにお兄さんと触れたところだけがリアルで。

全部全部真っ白になって、肌感覚だけが鋭敏になった私を、お兄さんに触れられたところだけがつなぎとめている。
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/08/04(日) 15:37:25.08 ID:y2ieGE1E0
だから。

「ごめんね、そんなつもりじゃなかったんだけども邪魔してしまった。申し訳ない」

「あ――」

耳元で囁かれる言葉、内容なんて頭に入らない、ただ潜めた声に耳をくすぐられる。今までになかった箇所への刺激。それで全身を駆け巡っていた熱が弾けた。体中の細胞が粟立つ感覚、ぞくそくとしたものが背筋を駆けて髪の毛の一本一本までを冒すよう。

閾値を越えた頭の中が沸騰する。思考なんて濁流のような感覚の暴走のせいで掻き消えているのに、お兄さんの手足に捕らえられて、私を私のままで閉じ込める。

はっきりと自覚させられる直感的な思考。意識以下の部分、私を私でいさせる深層に、言葉以上に雄弁なそれが刷り込まれる。

(私の手も足も、髪の毛の一本も、体の中も全部、心だって全部全部、どうしようもないくらいに――)

それはたぶん、出会ったときからずっと、水面に一滴ずつ毒を垂らすように進行していた。きっとお兄さんも無自覚に、私が気付いたときには手遅れになるような密やかさで。

「うわ、もうこんなに経ってる。そんなに長いこと触ってた? 本当に申し訳ない、どこか痛くなってたりしてない? 一時間半近くもとか自分でも驚き……おかっぱ? 大丈夫? ちょっと?」

「だい、らいじょうぶ、れふ……♡」

私の様子に気がついたお兄さんが慌てた声を出すのに、私は絶え絶えになった呼吸から声を絞り出す。そう、私は大丈夫だ。だって、お兄さんが映画よりも私のことを見てくれたから。私のことを気に掛けてくれたから。

だったら、どんなことだって大丈夫に決まっているでしょうという言葉は、すわ一大事という顔をしたお兄さんに抱え上げられて中断した。

「映画、いいんですか? まだ、途中……なのに」

ベッドに寝かされながら私は訊く。お兄さんはまるで壊れ物を扱うみたいにゆっくりと私を横たえて、ああ、と言う。続く言葉を私は知っているようで、でもお兄さんの口から聞きたいような、落ち着いているような逸るような気持ち。

「いいよ。映画なんていつでも見られる。それよりどうしてほしい? なにか欲しい物があれば言ってくれ。用意する」

「……わがまま、言ってもいいですか? 嫌いになりませんか?」

こういうとき、お兄さんは一瞬、何を言っているんだと怒るような顔を見せて、その後。

「馬鹿。そんなわけがないだろう。私は君が思っているよりはもっと、ずっと、君のことを想っているつもりだよ」

いやそれはちょっと言い過ぎかな、なんて言って、あなたは微笑う。泣きたくなるくらい優しいのに、どこかに拭いがたい陰がある、そんな顔であなたが微笑うから、私はどうしようもなく切なくなって、胸が張り裂けそうになって。

だからもう、私はあなたから逃げられない。

「じゃあ……私と、添い寝してくれますか?」

それが私にとってどれだけ幸せなことか知らないお兄さんが、「そんなことでいいのか?」と首を傾げるのがおかしくて、私はお兄さんに気付かれないように密やかに笑った。
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 15:42:36.01 ID:y2ieGE1E0
ちなみに主人公(『私』)はこのとき、「映画おもしれー! ……ちょっと見ない間におかっぱがヤバイことになってる! やべーぞ!」
って感じです。まあそんなに格好のいいやつじゃないので、おかっぱからはそういうふうに見えてるってことで
それにしてもこいつらはいつになったらセックスするんだ……? 前パート長くなりすぎちゃった。待っててくれた人にはごめんなさい
次はちゃんとヤると思うので何卒。たぶんだけど。多分その予定なので続きは後日です
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 16:22:00.19 ID:9JKSyg4ZO
えっちまで長ぇ!
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 19:52:06.33 ID:2A641LHrO
でもえっちぃぞ!
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 21:13:56.44 ID:Q0g+G6nM0

次も楽しみにしてます
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 07:31:16.51 ID:JuBMCRWCO
待ってる
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:02:50.84 ID:v7RH31lh0
やっべぇ気付いたら一ヶ月も放置してんじゃん
すぐには無理だけど必ず更新するので待ってくれてる人には申し訳ないけどもう少し待ってて
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:31:07.24 ID:ZRELNrPDO
のんびり待ってます
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 22:08:22.57 ID:jyi91nQLo
まちまち
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/09/04(水) 19:13:39.15 ID:roOO4cQfO
まっとるよー
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/23(月) 14:02:04.17 ID:4SpWzZq/O
帰りを待ってる
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/10/09(水) 20:53:42.88 ID:oRrC12aP0
(ち、近い……!)

はじめに浮かんだ言葉はそれだった。ベッドに横になった私がいるのは、同じベッドに寝転ぶお兄さんの腕のなか。

私はお兄さんに腕枕をされていた。互いに向かい合っているから顔を上げればすぐ近くにお兄さんの顔があって、目が合うたびにドキドキしてしまう。

さっきまでこの人に体中を触られていたのだと思うと、体内の深いところがぼっと熱くなる。そんな顔を見られるのが恥ずかしくて、私はお兄さんの胸に顔をうずめた。

「ん? ああ、はいはい」

と何かを納得したお兄さんに頭をギュッとされて、「はふぅ」と私は思わず情けない息を漏らしてしまった。

だけど大丈夫。お兄さんは私のことを嫌いにならないって言ってくれたから、私がちょっとくらい変な声を出したって、私がちょっぴり恥ずかしくなるだけ。

(お兄さんの体、あたたかいな。ずっとこうしていたいな)

そう想ってしまうのは、きっと、とてもはしたないことなのだろうけど、お兄さんはそんな私を許してくれて、こうして抱きしめてくれる。

なんて幸せなんだろう――足の先から頭の天辺まで、頭の中さえ、幸せでいっぱいに満たされているみたい。

(でも、もっと欲しい。もっと幸せになりたい。だって私、知ってしまったから。今以上の幸せをお兄さんに教えられたから)

だったら、もう、私は自分を止められなかった。

「お兄さん、お願いがあるんですけど、いいですか?」

「もちろん。私にできることなら」

「お兄さんの体を触ってみてもいいですか?」

「え? いや、それは構わないが……」と私の不躾なお願いに困惑した様子のお兄さんが私を抱えていた腕を離した。

頭を上げると、お兄さんは微笑んで、

「さっきは私の方から触ったというか触りすぎてしまったから、当然、君には私を触り返す権利がある。私で良ければ存分に触り返すといい。ああ、あまり痛いのは苦手だから痛くしないでくれると助かるな」

「は、はい! 気をつけます……!」

お兄さんの許しが出たので、さっそく触れてみる。まずは胸。シャツの上から手のひらを当てると、布地の裏からじんわりとした体温が手に伝わる。男の人らしいごつごつした感触。

(あ、胸の真ん中、どくどくって、脈が跳ねてる……私よりも確実に強い鼓動の音)

この胸にさっきまで抱かれていたのだと思うと、なんだか気持ちがふわふわとしてしまう。とても現実味のない夢を見ている気分。

「……ふふ、少しくすぐったいな」

「あ……すみません、私、つい」

「ああ、いいんだ、続けて。胸ばかり触られるものだから、他のところはどうするのかなと思って」

「他、ですか?」

「うん。胸から上にいくのか、下にいくのか。今みたいに服の上からでもいいし、服の下に手を入れてくれてもいい。君の好きにするといい」

「……はい。じゃ、じゃあ、その……失礼します」

言われるまま、私はお兄さんのお腹からシャツの下に手を入れる。着痩せというのか、お兄さんはとても優しげな風貌をしている割に、意外なくらい男の人らしい体をしている。引き締まったお腹、分厚い胸板、筋肉で凸凹している肌。

(でも皮膚は柔らかいんだ。いつまでも触っていられそう……あれ? この突起って、服で見えないけど……わ、男の人でも、乳首って固くなるんだぁ。不思議)

ぼうっと頭の中が熱い。まるで自分の意志じゃないみたいに、私の手はお兄さんの体の上を動く。お兄さんの言葉がリフレインする。

(『服の下に手を』/『胸から上か下に』/『君の好きにしていい』――)
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/10/09(水) 20:54:32.99 ID:oRrC12aP0
服の下に潜り込ませていた手はシャツが邪魔でそれより上には行けない。(だから下に行くしかなくて)片手を下へ。さっきとは逆に、胸から下、お腹から、下。ズボンのウエスト部に指が掛かった。(私の好きにしていい)息が上がる。熱っぽい頭。お兄さんは私を止めない。(お兄さんは私を嫌いにならないって)お兄さんの言葉を何度も頭の中で繰り返す。(お兄さんは楽しみにしていた映画よりも私を優先してくれた)(そのうえ添い寝まで許してくれて)(だから大丈夫)(大丈夫)(大丈夫――)

そして私ははじめて自分からそれに触れた。呼吸が震える。ズボンの布地を大きく盛り上げているそれの輪郭を指でかたどる。いっそ私の手よりも大きなそれがビクビクと脈を打つのがわかった。

お兄さんは笑って、恥ずかしいな、なんてちっとも恥ずかしくなさそうに言う。顔を上げると、お兄さんは思っていた通りの微笑みを浮かべていた。

「このまま続けてもいいけど、少し生殺しというか窮屈だな。なあ、おかっぱ」

でも、頭の中の芯がどうしようもなくぞくぞくして、たまらない。

「外に出して直接触ってほしいな。いいかな?」

「……はい」

言われるまま、先が引っかからないようにやや持ち上げながら、パンツごとお兄さんのズボンを引き下ろした。

(あ……)

息を呑んだ。何度見ても慣れない、と思わないでいられない。本当にこんなものが、よりによってお兄さんの体についているのがいまだに信じられなかった。

ぐっとお兄さんのおへそまで反り返ったそれは、間違いなく私の手首なんかよりも優に太い。ごつごつとした血管。エラの張り出した先端は大きく笠を広げた茸のよう。

ツンと青臭さが鼻を突いて、私は喉に引っかかっていた唾の固まりを飲み込んだ。

「さ、いいかな。最初はあまり強く握らないで、ゆっくり触ってみてほしい」

私の手の中でそれが脈を打つ。私が手を動かすたびにビクビクと身悶えして、今にも爆発してしまいそう。

「形。感触。温度。全部確かめて、覚えて、忘れないように」

私の頭はまるでスポンジみたいにお兄さんの声を吸う。お兄さんの声。私の髪や頬を撫でてくれる手の平。与えられるものがあまりに大きすぎて、代わりにもともとあったものが流れ出していく。

「先っぽから透明なのが出てるだろう。それを指につけて、先端を刺激して……デリケートなところだから優しく……そう、気持ちいいよ」

でも、まだ足りない。全然足りない。もっと満たしたいの。もっと満たされたいの。だって記憶が告げている。私はもうその方法を知っている。

私の中をあなたでいっぱいにして、がらくたみたいにつまらない私を生まれ変わらせる方法。

「ん……手が止まってるよ。どうしたのかな、そんなに私を見つめて」

「お、兄さん……わ、私……私……!」

言葉が胸につかえる。お兄さんは何も言わない。私を待ってくれている。だからあとは私が言うだけ。言葉にするだけ。私は大きく息を吸って、吐く。二度、三度と繰り返して、言った。

「私、お兄さんがほしいです……! このまま……直接、お兄さんのを……私に……私の中に、ほしいです」

「……自分が何を言っているのかは理解しているね?」

うなずいた私に、お兄さんはしばらく黙って、のそりと体を起こした。そして、私のお腹を擦るように触れる。

「あ……」

「ゴム無しでのセックス。当然、リスクがある。君はピルを飲んでいないね? だったら妊娠の恐れがある。安全日なんてものはないから、当たるか当たらないかは運次第だ」

お兄さんの指が私のお腹を押す――正確にはその皮膚の下の器官を。震えが背中を駆け上る。お兄さんが触れたところの真下から耐え難い熱が湧いて、止まらない。

「もし妊娠したら? 君はまだ中学生だ。両親にはなんて説明する? それとも人工中絶か? いずれにせよ君への負担は甚大だ。とくに中絶となれば二度と子供を産めない体になるかも」

「……はい」

「本当にわかっているのかな? 君にとっては大変不幸なことだが、私は君が思うほど善良な人間ではないんだ。わかりやすく言ってあげようか」

お兄さんの口が開くのを、私はぼんやり見る。

「君の人生は無茶苦茶になる。今まで君が頑張ってきたことも、将来も、全部パーだ。君が誰かを好きになったときも一生ついてまわる。いっときの過ちでは済まないよ。さあ、どうする? 君の好きにするといい」

お兄さんの言葉に、私はほんの少しだけ笑ってしまった。だっておかしい。私の答えなんて、お兄さんにはわかりきってるはずなのに。
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/10/09(水) 20:55:04.23 ID:oRrC12aP0
(私の)(好きに)(私が決めなきゃ)

私はスカートをたくし上げた。す、と風を冷たく感じる。自分でも驚くほど、下着が濡れている。

もう恥ずかしいなんて言っていられない。スカートの裾を口でくわえて、下着を下ろす。ぬとっと粘ついた液体が糸を引いたのにも構わずに脱ぎ捨てた。

お兄さんの腰の上にまたがる。お兄さんのを手で上向きに固定して、私の入り口にあてがった。ふっ、ふっ、と呼吸が乱れる。怖さはある。自分の腕ほどもあるものを、自分から体内に受け入れないといけない。

(大丈夫、この前はちゃんと入ったから。お兄さんのは大きいけど、大丈夫、ちゃんとできる――)

はぁ、と大きなため息。お兄さんのものだった。

「わかった。そこまで覚悟してるなら、私も覚悟を決めよう。意地悪してごめん」

お兄さんの済まなそうな微笑みはとても優しさに満ちていた。それを見て、緊張が解けて泣きそうになってしまった私に、お兄さんは優しく口づけをして、もう一度謝ってくれた。

「本当にごめん。代わりにできる限り優しくするから、どうか許してほしい」

私はベッドに横たえられながら、甘いキスの雨を受ける。唇、頬、首元、耳、片手の指を絡めあって、お兄さんの唇が触れるたび、頭の中に幸せなものが満ちていく。

そう、これが幸せなのだろうと思う。今までの私の人生と、これからの私の人生を集めても、きっと今以上の幸せはないと思った。

そして、私は予感している。今からはもっと、それ以上の幸せが待っているに違いない。

いつの間にかスカートが除かれて、下は一糸まとわぬ姿、上は開けたノースリーブシャツだけで、ブラもどこかにいっていた。でもそんなのはどうだっていい。

「挿れるよ。力を抜いて」

お兄さんの雄々しくそそり勃ったおちんちんが、私の入り口にあてがわれる。お兄さんの手が私の腰をがっちりと固定して、いつでも好きなタイミングで始められるのに、こうしてお兄さんは私の準備ができるのを待ってくれる。

そんなお兄さんだから、こうして私はあなたが欲しくて、欲しくて、どうしようもなくなるのだ。

「はい……♡ うれしい……来てください……♡ 私のナカでお兄さんを直接感じられるなんて夢みたいです♡」

私はお兄さんに手を重ねて誘うと、お兄さんはうなずきを返した。

ず、と異物が自分の中に侵入する。びりびりと電流が弾ける。侵入は止まらず、私の奥を目指して進んで、そのたびに内側で擦れたところから全身に痺れに似た感覚が飛び散る。

そうして、私の奥を先端が叩いて、止まった。霞んだ視界、お兄さんの顔が降りてきて、唇を落としてくれる。触れるだけのキス。お兄さんと私の一番深いところで繋がりながら、お兄さんの首に両手を回して、何度も口づけあった。

は、と息を整える途中、ふと見ると、私の中に満杯にしたお兄さんのものは、まだ余裕を残している。

「まだ入るんですね、お兄さんのが……♡ 今よりもっとお兄さんのでいっぱいになるなんて、私、もっとおかしくなっちゃいますね♡ ♡」

「え? ああ、うん……うん? いや、入るかな? どうだろう。君は体が小さいからなあ」

お兄さんは首を傾げて、おもむろに腰を引いた。ぞりっと中の壁をえぐられて、また腰を突き込まれて、柔らかさを確かめるように奥を捏ねられ、押し引きされ、私は自分の喉から出たとは思えない声を上げてしまった。

「ん、前よりすごく具合が良くなってるな……! 前も初々しくてよかったが、これは、きついのに柔らかいというか、すごく絡みついてくると言うか……ナマだからか? うーん」

「あっ、お兄、さっ、あっ♡ そんな奥っ、ばっかり、角度っ♡ 変えっ、てっ、何度もされちゃっ、あっ♪ あっあっ、ん、ぐぅ♡ ♡」

「ああ、ごめんごめん、気持ちよくてつい。そんなに何度もしてないのに変わるもんなんだね」

そんな事を言いつつ、揺するような動きで奥を刺激されて、私は文句も言えないくらい溶かされてしまった。実際、お兄さんのを満足に受け入れきれなかった前回の反省から、膣内を毎晩ほぐしていたのだけど、それでも足りないのだから驚きだった。

(でも、前よりは受け入れられてる……やった……♪)

そんな事を考える余裕があったのは最初だけだった。
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/10/09(水) 20:55:30.52 ID:oRrC12aP0
「あっ♡ ♡ ♡ あっ、そこ、お腹、破れっ、破れちゃっ、ああっ♡ ♡ こすれてぇ♡ ♡ おなかのっ、なか、なくなっちゃいます♡ ♡」

前もされた、腰を抱えるように持ち上げられて、ナカの浅いところをこじられたり、

「ひぅ♡ ♡ この体勢、奥っ、深いとこ、当たってっ……! っ♡ ♡んんっ♡ ♡ すごいれふっ、後ろからされるのっ、すごいっ♡ ♡」

四つん這いになって、後ろから腰を打ち付けられたりする。今までは向かい合っての行為だけだったが、こうして一方的にされて、お兄さんの方から求められていると思うと、頭の中が沸騰しそうだった。

「ぐっ、そろそろ限界だ……! 中に、中に出すから、いいな!」

お兄さんの叫びに総毛立つ。射精。私の中に、お兄さんが射精する。妊娠するかもしれない行為。脳裏に浮かぶのは前回の行為のとき。コンドームの中に吐き出された大量の精液が、これから、私の中に……

「はいっ、はいっ♡ ♡ ください♡ お兄さんの、ぜんぶ、わたしの♡ ♡ わたしに、ぜんぶ、だして♡ だしてぇ♡ ♡ いっぱいにしてくらさいぃぃっ♡ ♡」

「ぐおぉ……!」

低い咆哮と同時に、わたしの中の一番深いところに打ち込まれて、それが来た。

体内でお兄さんの男性器が脈動しているのが手に取るようにわかった。お兄さんが熱いものを何度も何度も吐き出して、私の中を満たしていく感覚。全身の感覚器がそこだけに集中して、与えられるものを一滴も逃さないようにしているよう。

それがどれだけ続いたのか、十秒だったのか一分だったのか、もしかしたらもっと長い時間なのかもわからない。私は体の芯から冒してくる快楽に全身を浸していた。

「どうしてこの体位なのかわかる?」

お兄さんの声が耳元でした。

「四つん這いになって、腰を高くして、……精液が外に漏れないようにするためだよ。野生動物がしているのと同じように。これでまた、妊娠の確率が上がってしまったね?」

言われた言葉を、ゆっくりと咀嚼して、飲み込んで、私はまた白い闇の中に落ちた。底なし沼に落ちたみたいな、幸せな夢の中にいるみたいな、恐怖と浮遊感。

その後のことは、もうわからない。流されるまま、お兄さんのする事を受け入れていたのだと思う。

……と言うのは、私が今、こんな状態だからだ。汗やら精液やらでどろどろになっていたからだをお風呂できれいにしてもらい、服も下着から着せてもらって、ベッドで腰を抜かしている。体中が自分のものじゃないみたいに重くて、指先一つ満足に動かせなかった。

「……」

お兄さんはというと、ベッドの下だった。両手を地面について、頭を地面に付けている。つまり土下座だった。本当に土下座ってする人いるんだ、と小さな感動があった。

「大変申し訳ありませんでした……そんなになるまで無理させるつもりはなかったんだけども……いや、それよりも、今後、どうしますか? ナマでヤっちゃったので、ホントに妊娠の恐れがあるのですが……君の言うとおりにします」

お兄さんはなぜか敬語だった。

(……)

言いたいことはある。もし妊娠していたら、お兄さんと私の間に子供ができたなら、私はどうするだろう。答えは決まっているけれども、それをお兄さんに言うつもりはなかった。

お兄さんは私を受け入れてくれるのはわかっているけど、だからって、わざわざお兄さんを困らせるようなことはしたくなかった。

だから、私はさっさと言うことにした。

「大丈夫です……万が一があったらって、ピル、飲んでます」

「えっ……あ、そう……それはどうもありがとう……」

「だから、お兄さん、これからもずっと、生でセックス、しましょうね?」

「え? いや、ピル飲んでてもゴムはちゃんとしたほうが……」

「んー……だめです、立てません……お兄さん、お願いします」

「あ、はい」

お兄さんが抱き起こしてくれうのに身を預けて、私はこっそりと笑う。こんなのを一度味わったら、誰だって二度と手放せなくなるに違いないのだから。

だから、ずっと、これからも、いつまでもこうしていましょうね、お兄さん?


おかっぱコミュは終了です。これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、22:00より採用、締切24:00まで

(おかっぱ解禁まで7回)
(大家娘解禁まで6回)
(金髪ギャル解禁まで5回)
(剣道少女解禁まで4回)
(オレンジショート解禁まで3回)
(施設後輩解禁まで2回)
(銀髪ロング解禁まで1回)
(指定可:ポニテ、ヤンキー、留学生、桃髪サイド、黒髪ツインテ、おさげお嬢様)

おかっぱ『大好きですお兄さん♡ お兄さんと一緒にいられれば、私、ずっと幸せです♪ ゴミみたいな私に、こんな幸せがあるなんて、不思議です……ずっといっしょですよね? お兄さん♪』
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/09(水) 20:56:58.37 ID:oRrC12aP0
おかっぱ
【年齢・属性】中学3年生
【身長】144p
【髪型】おかっぱ
【容姿・身体的特徴】体格は細身で華奢
【男性経験】処女
【恋人】いない
【性格】引っ込み思案で大人しい
【備考】親、学校に従順。いわゆる「真面目でおとなしい」が規範意識が高いわけではない。本質は思考停止
・主人公(『私』)に精神的に依存。価値判断の根幹に主人公(『私』)を置き、自分を含めた他を下位に位置づけることで精神を安定させている。主人公(『私』)との触れ合いを神様からのご褒美として捉えているため、依存はすれども束縛はしない。「一緒にいて気に掛けてくれればそれだけで幸せ」系女子。ヤバい(確信)←New!

身体依存度B
精神依存度A
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/09(水) 20:58:20.01 ID:oRrC12aP0
いやまさかこんなに間があくとは思わなかった、もし待ってくれてた人がいるならごめんなさい
それにしてもやっと依存Aを出せましたね、感慨深い
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/09(水) 22:07:59.89 ID:zb3epgbf0
ポニテ
ポニテが大学のレポートを完成させ、一緒にご飯食べて、一緒にお風呂入ったあと、思いっきりいちゃラブしまくって癒される
一緒の布団に入ってイチャイチャしながら、私をこんな風にした責任取ってくださいね(意訳:勝手にいなくなっちゃだめですよ)と優しく言われる
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/09(水) 23:41:50.53 ID:2AlkwgIT0
ヤンキー そろそろ突撃してくる頃だと思い至り君で遊んであげるよと連絡を入れる
その際全裸にコートのみの格好で 更に大量のおもちゃで自分の全身を責めつつ近くのコンビニで大量のコンドームを買って来るよう指示 出来ないならもう遊んであげないよと言う指示を最後にヤンキーからの連絡を一切無視して待つ
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/09(水) 23:59:23.07 ID:nKbwSOjsO
留学生
自転車の練習に付き合っていたところ
ゲリラ豪雨に遭い主人公宅に避難
前回のこともあり自制が薄れる
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/10(木) 00:20:46.60 ID:eyAXqugnO
再開嬉しい
今回もエロくて良かった
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/10(木) 00:27:14.79 ID:YqUWm3bI0
更新再開待ってました
おかっぱコミュ良かったです
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/10/10(木) 07:40:15.58 ID:qei2BCZWO
おかえりー
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/10(木) 09:26:15.69 ID:OyFWKCweO
まさか昨日更新あるとは おつおつ
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/10(木) 21:51:18.29 ID:CPtuD8bXO
今回もエロくてよかった
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/08(金) 18:11:28.83 ID:E+v9Vg710
>>567採用


「私と君の契約を解除しようと思う」

お兄さんの声が言った。まるで事もなげな口ぶりは明日の天気でも話しているよう。私は手元の洗い物を片付けて、備えつけのタオルで丁寧に手を拭ってから台所を出た。

サークルの合宿から帰った数日後だった。児童福祉を学んでいる私はゼミ仲間と一緒にボランティアサークルに所属していて、夏の合宿としてキャンプ地で児童と数日触れ合っていた。

この報告レポートは卒論に向けての資料にもなるため、ここ数日はかかりきりでレポートの作成に取り組んでいたため、こうしてお兄さんの部屋に出向くのは控えていたのだけれども。

座ったまま私を見上げてくるお兄さんの顔には目立った感情が浮いていない。食後に淹れたテーブルの上のお茶は一口分だけ減っていて、それ以上口を付けるつもりはないようだった。

「理由を」

喉に言葉が絡んで詰まった。「理由を教えて下さい」

「私の側の契約不履行だな。君にとっては大変不幸なことですまないが」

「それは……いえ、それでは説明になっていません。私が訊いているのはあなたが私との関係を打ち切らなければいけないと、そう思うに至った理由です」

「ああ、それは簡単なことだ。成り行きで手軽に女子を抱けるようになってね、それを手放すのが惜しくなった。相手は君が私の性処理を引き受ける理由になった娘だ。ほら、あのおかっぱ頭の可愛らしい娘」

つまり君のしてきたことはまるきり無駄だったということだな、とお兄さんは口元を歪めて笑った。

その子のことは当然覚えていた。この部屋で、お兄さんの部屋の中で、この人とのことを誰にも言わないでほしいと泣いて訴えてきた子。

(やっぱりそうなったのか――)

思いながら、またそれとは別の微妙な不快感が胸の中に貯まるのを感じながら私は言葉を作る。

「困ります。考え直してください」

「困るも何も」お兄さんは笑う。「私が君との契約を打ち切って、私になんの不利益があると? 君がとても魅力に溢れた女性であるのは事実だが、代替がきかないわけではない。以前にも言ったがね、そもそも私は中学生くらいの年代の女子が好みなんだ」

「……またあなたはそうやって」

「ん? なにかな?」

私は口を噤む。この人の手口は明らかだった。――私を誘導しようとしている。私が身を引けばそれで良し。もし私が関係の継続を望むなら、私はこう言わなければならない。

(警察に通報されたくなければ、この関係を続けると言え――だなんて、そんな馬鹿なこと)

本当に馬鹿げたことだった。そもそも通報が脅しになるならこんなことにはなっていない。この人が警察への通報によってその身が破滅することを恐れてくれるような人であってくれれば。

そしてこの人の真意はまさにそこにあるのだ。

(……破滅願望)

働いておらず、頼る家族もいない以上、お兄さんの今の生活は貯金で成り立っていることになる。正確な年齢は訊いていないが三十歳前後だろうから、一人暮らしの成人男性の貯蓄高なんて知れている。遠からず生活資金が枯渇するのは目に見えていた。

お兄さんが警察への通報を恐れないのは、それによってお兄さんの未来がいささかも変化しないからだった。せいぜいが早いか遅いかの違いだけ、それもお兄さんにはどうだって構わないのだろう。

もしかしたら私を抱いたのも同じことなのかもしれない。だとすれば――あの時から、私に自分の身を捧げると言わせたときからそうだったのだとしたら。

本当に、私がこの人にできることなんて……
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/08(金) 18:11:54.97 ID:E+v9Vg710
「どうしたら……どうしたら考え直してくれますか?」

言葉が口をついて出た。一度言葉が出てしまえば、もう止まらなかった。

「わ、私にできることなら、なんでもしますから。どうか考え直してください……お願いします」

「……ふぅん」

お兄さんが立ち上がった。ゆっくりと私に近づいて、私の目の前で止まる。

「……どうしても駄目ですか? 私ではどうしても足りませんか」

顔を顰めて、理解できないというように首を振る彼に、私は小さく尋ねた。お兄さんは嘆息する。

「そういうことになる。君の肌も、唇も、胸も、胎の中も自由にしたが、結局私はあの娘との関係を切れない。君にできることはない」

お兄さんは確かめるように、口にした私の箇所を手で触れる。唇から顎、首を伝って、胸を通り過ぎて、臍の下で指を止める。

それだけのことで、私の身体は総毛立ってしまう。指が触れたところから熱が広がって、体内で暴れているよう。

直感があった。きっとあの子も私と同じなのだ。なぜならこの人には、相手の意思を無視して強引に従わせることなんてできない。常に逃げ道を与えて、私達がいつでも拒絶できるようにする。そして一度拒まれれば、この人は二度と強要するようなことはするまい。

あの子は望んでこの人に抱かれている。そしてこの人にはあの子との関係を拒めない理由がある――その理由はきっと、口で言っているものとはまったく別物なのだと私は確信していた。

私は意識して、口の中に溜まった唾液の固まりを嚥下する。私がこの人に捧げられるもの。ファーストキスも処女さえも失った私が、女として持っている究極のもの。

「避妊なしでの……セックスなら、どうですか? 私にあげられるものは、全部、あげますから」

私のお腹を指すお兄さんの指を両手で包む。男の人らしいしなやかで長い指。これよりも優に太くて固いものが自分に突き刺さる、これまで何度も繰り返された恐ろしい行為が生々しく記憶に焼き付いて離れない。

「わからないな。もし仮に君がそこまでしても、私が君との契約を守るとは限らないんだぞ」

「そういう問題ではありません」

「……これだけのものを捧げられれば、私も契約を守るに違いないとでも? それは浅はかというものだ。現に私はこうして君を裏切って――」

「そんな事も言っていません」

「……いや、本当にわからない。私が他の女の子を食い物にしないために君は私に身を捧げたのだろう。君には私の行動を強制的に縛る手段がある。警察に通報するだけで、君は簡単に目的を達成できる。なぜそうしない? 私には理解できない」

「――本当にわかりませんか? 少しも?」

お兄さんはしばらく黙って、ゆるゆると首を振った。こんなことも言ってあげないとわからないのかと思うと、ため息の出る気持ちだった。

だが仕方がない。この人はこういう人なのだ。私の気持ちを言わずとも察してくれるなんてできない、仕方のない人。

どうして最初からあなたのことを警察に通報しなかったのかなんて、少し考えたらわかることなのに。

「だって、私が見捨てたら、あなたは一人になってしまいます。そして一人で死んでしまう……私には見過ごせません」

そうならないためになら、自分がどうなったって構わない。そう思った。
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 18:13:53.23 ID:E+v9Vg710
ここまで
依存度Aにするためなんでかなり安価内容を改変しています、ご了承ください
……でもこれ逆レコースじゃない? 大丈夫……?
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/08(金) 21:28:45.34 ID:u1xi2UwEO
既に経験済みだし大丈夫大丈夫
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/09(土) 12:23:37.17 ID:1NxUvturo
更新おつおつ
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 11:09:50.28 ID:f2tdjEgN0
「なるほど。合点がいった」

おかしいとは思っていた、とお兄さんは言った。

「君を抱くことも、こうして食事を振る舞ってもらうことも、まるで当然のことみたいになっていたが、そもそもそこからしておかしい。君が私の要求を受け入れているのは他の娘を私の手から守るためなのだから、君は私を嫌悪しているのが普通だろう」

お兄さんの眼が、ひたと私に向けられている。震え上がってしまいそうなほどの激情の籠もった視線。

(怒っている……)

ぞくぞくと体の芯が震えた。

「君は私を憎んでいるようには見えなかった。少なくとも私との関係を嫌がってはいない。それが――まさか私を憐れんでいたとはな。ただの欲求不満のエロ娘かとも思っていたが」

「よっ……!? エロ娘……!?」

「違うのか?」

「ちが――」

私は寸でのところで言葉を打ち切った。「どうした? 違うのではないのか?」とお兄さんは言う――その口調の白々しさ。

「まるで私が深い孤独を感じていて、消極的な自死を選ぼうとしているなどと思われているとは非常に心外だ。しかも、なんだって? 私の孤独を君が癒やすと? 文字通り身を挺して? そんな馬鹿げた話はない」

「でも、あなたは――」

「議論の余地はない。君の考えていることはすべて思い違いだ。誤認も甚だしい。私が君を抱いてきたのは手軽に性所理のできる都合の良い道具が手に入ったからで、孤独を癒やすためではない。またその必要もない。――だが、そうだな。もしそうでないというなら、私としても君と関係を続けるのに異論はない」

お兄さんは愉しげに目を細める。こういうときのお兄さんが恐ろしく悪辣なことを考えているのは、これまでの経験からわかっていた。

だが、聞かずにはおれない。

「どういうことですか」

「君が私とのセックスに夢中になってしまって、生ハメも生中出しも試してみたいというのなら、私は喜んで君とセックスすると言っているんだ。もし君が違うというなら、私としては別にそれでも構わないがね」

その時はここでおさらばだ、と嘯くお兄さんに、私は二の句が継げない。この人は、という思いが頭の中を駆け巡って、しかし、それ以上の言葉が浮かばない。

お兄さんはニヤニヤと私を見るだけ。その観察するような眼差しに、私の中で急激に膨れ上がる感情があった。

どこまで私を侮辱すれば気が済むのか、とも思った。あなたを救いたいと思う私の気持ちを否定して、そのうえ泥を塗りかけるのか、とも。

怒り、屈辱、私の尊厳を貶めるような言葉に対する怖れ、反発――そのすべてを上回って塗りつぶす――暗い、歓びに似た感情。

ずっと私は、その言葉が欲しかった。

「わ、わたっ、しは――」呼吸が震える。私は必死に言葉を紡ぐ。「わたし、は」

「『わたしは』?」

ああ、この人は待ってくれている。私が選ぶのを。私の言葉を。私はどちらでも選べる。与えられた退路――お兄さんの望みはそれなのだ。『違う』と言って私に拒絶してほしくて、自分を否定されることを望んでいる。

だから。

「私は、セッ、セックスしたくて、ずっと、欲求不満でした……あなたに抱かれてっ、から、欲しくて、たまら、なくて……」

「それじゃあわからない。何がどこに欲しいのか、どうして欲しいのか。はっきり言葉にしなさい。私は君の口から聞きたい」

「ぁ――」

示された道はどこまでも間違っていて、だからこそ、こんなにも甘い、罪の味がするのだ。

「お兄さんの、おちっ、んちんで、何度も、私の、お――おまんこ、ズポズポされて、期待しちゃってるんです……ナマの射精、されたら、どれだけ気持ちいいんだろうって。だから、私……私を……」

「妊娠してもいいと? 一時の快楽のために? もし妊娠したら? このお腹が醜く大きくなって隠しようがなくなれば、大学の友人にも親にも知れる。周囲のサポートも望めないのに一人で産むつもりかな? 誰とも知れない男の子供を? はは、それとも中絶するかな?私の知ったことではないが」

「……はい」

「君は子供が好きなんだろう? 今回の合宿も充実していたみたいじゃないか。大学を卒業すれば、君は当然、そちらの道に進むだろう。大好きな子供と触れ合って、そのうちいい相手でも見つけて幸せな家庭を築く。君の子供はきっとかわいいだろうね。実に素晴らしい人生だ。――それを自分から投げ出すと?」

「……は、い。そんなのより、お兄さんとセックスしたいです……」

震える声で答えた時、お兄さんの手が私の顔に触れた。唇をなぞる親指、首を触れるか触れないかの力で伝う指、――くすぐったさすらあるはずの感覚が、怖いくらい官能的だった。

お兄さんの顔が見れなくてうつむいた顎に手を添えられる。見上げた視線が交錯した。
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 11:10:39.15 ID:f2tdjEgN0
「いいよ。そこまで言うのなら、君の望みどおりにする。君から私以外のすべてを奪って、代わりに一生消えない傷をあげよう」

お兄さんは嗤いながら私に唇を重ねた。私もまた、舌を絡め返して、頭に流し込まれる罪の味に溺れた。

お兄さんのキスは決して激しくはない。けれども丹念に、私の舌を迎えて絡め、ときには甘く吸われる。口の中で奏でられる卑猥な水音は、口の中どころか、頭の中を犯されているよう。

「んっ……」

胸をまさぐられて息が漏れた。いつの間にか、お兄さんの手は私の両手から抜け出していた。ブラジャーの下から持ち上げるようにされて、息が荒くなるのを自覚した。

でも。(もっと……)思ったときには、口が動いた。

「直接、触ってくださ……あ……」

お兄さんの手が私の服の下に滑り込んだ。慣れた手付きで外されたブラジャーが床に落ちる。後で拾わないと、という益体もない考えが脳裏をかすめたが、それも一瞬だけ。

お兄さんの手が本格的に私の体を這い回れば、余計なことを考えている暇はなかった。

「あっ、あ、もっと、触って……あっ♡ ん、んんっ……ちゅっ♡ んあっ、はぁっ、なんでそんな、ゆっくりぃ……?♡ なんでそこだけ、避けっ、んむ♡ ♡」

「どこを触ってほしい?」

「……っ♡ ♡ ちくびっ、ですっ、服と擦れて、もどかしっ……あっ♡ ッ♡ ♡ んっ♡ ♡ ん、ちゅっ♡ ♡ いきなりっ、あ♡」

やにわに固く張った乳首をつままれて、あられもない声が出た。お兄さんの責めはおそろしく巧みだ。時にはつまんだり、あるいは指の腹で捏ねたり、指の間に挟みながら乳房を揉みしだかれたりもする。あるいは乳輪のキワだけを刺激されたりして、緩急をつけた責めに、私の体は敏感に反応してしまう。

それだけではなかった。(音……)同時に、もう片方の手で執拗に耳を弄くられていた。そのせいで、キスの厭らしい音に意識が向いてしまうのだ。余裕を失くした頭は与えられる刺激に翻弄されるばかりで、私の意識を真っ白に染めていく。

「あ……これ……」

だから、それに触れたのは意識してのことではなかった。立っていることが難しく感じて、お兄さんの体に縋り付いただけ。

その片方の手が、お兄さんの股間に触れていた。

「こんなに硬く……♡」

すりすりとその形を確かめる。ズボンの上からでもその固さははっきりとわかった。根元からの長さも、掴んだ時の太さも、私は知っているのに、確かめずにはいられない。

(だめ)反射的にそう思った。それだけはだめだ、とても許されない、と。いくらこの人を救うためだからといって、そこまでするのはいけないことだ。

私はたしかにそう思っているのに、口から出るのは別の言葉だった。

「あは、おっきぃ……♡ このおちんちん、今日はナマで、なにも付けないで、私のナカに……っ♡ ♡ 想像しただけで、頭っ、ヘンになりそう♡」

でも――そう、これは必要なことなのだ。お兄さんの孤独を癒やすためには、こうして淫乱な女になりきらなければならない。そうしなければ私を抱いてくれないのだから、心にもないことだって口にしなければ。

「ふぅん。それが君の本性か? こんな、キスと胸を触られただけで発情して、いやらしい言葉で男を誘って……」

だから、こんなことを囁かれても、私はこう返さなければならないのだ。

「はい……♡ 私はいけない娘です……おまんこ……ううん、子宮がうずうずして、仕方がなくて、私……♡」

「本当かな? なら、証拠を見せてみなさい。自分でスカートをたくし上げて、パンツを下ろしなさい」

はい、と私は従順にスカートの裾に両手をかける。震える手で、そろそろと上に上げていく。ヒヤリとした風を内腿に感じた。

「パンツを下ろして」

私から身を離したお兄さんが命令する。――逆らおうとも思わなかった。片手をパンツにかけてずり下ろす。羞恥で顔が燃えそうだった。

「こちらを見なさい。顔を背けてはいけない」

許してください、と小さく抗弁した私に、お兄さんは重ねて、お兄さんの方を見るように言った。躊躇いは数瞬、観念して、私はお兄さんに顔を向ける。

「ふん。あの程度のペッティングでこんなに濡らすとは、私のがナマでほしいというのも、あながち嘘ではないのかもしれないな。ははは、あの子達を守りたいとか、私を癒やしたいと口では言っておきながら、実際の君はこうなのだから」

しゃがみ込んでいたお兄さんはつまらなさそうに言った。私の内腿に垂れた愛液を掬って、その軌跡を追うように腿を撫であげる。焦れったくなるようなスローさに、ぞくぞくとした震えが走って、止まらない。
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/11/17(日) 11:11:21.16 ID:f2tdjEgN0
「ん……!?♡ ♡」

到達した割れ目に指先を添わせていたのが、不意につぷりと中に侵入した。途端、感覚が突き抜けた。ギュッと閉じたまぶたの裏がチカチカと明滅する。

「指を挿れただけでこれとは、相変わらず感じやすいな、君は……クリトリスもまだ触ってないぞ」

そんなようなことをお兄さんが言った。時間とともに高まった感覚が緩やかに下りていく。それを待っていたのか、お兄さんが私の中から指を引き抜いた。

「ああ、いいとも。それだけ準備ができていれば十分だろう」

それじゃあ始めようか、とお兄さんは言った。指にまとわり付いたねっとりとした液体が白く光るのを眺めながら、私にベッドに寝転ぶように言う。パンツは脱げと言われても、私は言われるままにするしかない。

服を着たまま、下着だけを脱いだ格好でベッドに乗った私に、お兄さんは指示を飛ばす。――スカートをたくし上げろ。シャツの裾を捲れ。足を開け。陰唇を左右に広げろ。

そして。

「わ、私のっ、ダラダラよだれを垂らした、ほしがりっ、おまんこに、お兄さんの固くて、おっきくて逞しいおちんぽ、挿れてくださいっ♡ ♡ いっぱいおまんこ肉でおちんちん扱いて、遠慮のない中出し、ナマの子宮に浴びせてくださいっ!♡ ♡」

――私の想像しうる限り一番下品な言葉で誘ってみせろ。私にそう指示したお兄さんは、裸になった下半身でペニスをビキビキと膨張させながら、

「……いや、うん。合格です……はい……」

ちょっと? なんですその反応? お兄さん?

「いや……本当にいいんだな? 後で後悔しても遅いんだぞ」

私は笑ってしまった。お兄さんはこの期に及んで往生際が悪い。

「ほしいって言ったのは私です。だから、早く、ください」

私の言葉に、お兄さんは逡巡する色を浮かべていたが、ついに決心したようだった。何も付けていない先端が、私の入り口に宛てがわれる。

永遠にも思える挿入前の一瞬。でもそれは結局、一瞬のことに過ぎない。

「あ――……♡」

お兄さんが腰を前に動かして、どんどんと私の中に侵入していく。体中の血液が沸騰するようだった。――これでもう、後戻りはできない。私も、この人も。

「もっと♡」口から出る声は、自分のものとは思えないくらい媚びたものだった。「いちばん奥まで、ください、はやくぅ♡ 指じゃ届かないの、お兄さんのじゃなきゃ……っ、あっ♡ ♡ ♡」

「ははっ――これがほしいって? はじめの頃は、こうしてっ、奥、されると苦しそうだったのに、なっ」

「あっ、んぅっ♡ ♡ 奥っ、子宮ぅうっ♡ ♡ グリグリされるのイイっ♡ 頭フワって、何も考えっ、られなっ、ああっ♡ ♡ だめ、もうイッちゃっ、イっクぅ♡ ♡ ♡ イっ〜〜〜……♡ ♡ ♡」

奥を少し小突かれただけで軽くイッてしまった。ふわふわと漂ってしまいそうな意識を、お兄さんに掴まれた手の感覚が繋ぎ止める。絡められた指、視線が交わって――今、ほかでもないこの人と繋がっているのだと、強く意識させられる。

(ほしい)――そう本能が訴えていた。もしかしたら逆かもしれない。全部、私の持っているものを差し出したい――そしてこの人から与えられるすべてが欲しい。それは互いに一つのものだった。

「もっと動いてっ、私のナカで気持ちよくなってぇ♡ ♡ 強引にしてもいいからっ、好きにしてぇ♡ お兄さんの気持ち良くなるっ、やり方で、私に、赤ちゃんっ、作らせて♡ ♡」

「――うおおッ!」

吠えたお兄さんが覆いかぶさってきた。小刻みな、しかし猛烈な突き込みに、私はたまらず喘いだ。身を捩っても逃げ場なんてなくて、私は目の前の体に縋り付く。両手でお兄さんの頭を掻き抱いた。

お兄さんのストロークがより早く、小さくなる。同時に、堪えきれないといったふうな低い呻きが聞こえた。考えるより先に口が動いた。

「出してぇ♡ ♡ ナマの先っぽ押し付けてぇ、お兄さんの濃いの、いっぱい♡ ♡ ナカあふれるくらいいっぱいの、だして♡ ♡」

「ううッ……!」

私にひときわ深く突き刺して、お兄さんの身体が止まった。熱いものが体の中の深いところで飛沫いているのがわかった。――射精されていた。髪の毛先まで粟立つようだった。がくがくと腰から下が震えた。

お兄さんの顔が降りてくる。今度は私から唇を重ねた。空恐ろしくなるくらいの幸福感に包まれながら、ひたすら、降り注ぐものすべてを体中で受け止めた。
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 11:12:26.03 ID:f2tdjEgN0
「はぁ――……」

深く息をついたのは湯船の中だった。全身の重ったるい疲労感が湯の中に溶けていくようだ。

お兄さんが一回の行為で満足することはなく、幾度も幾度も求められた結果だった。お兄さんとの行為が一回で終わった試しがなかったから、これは当然予想できたことだった。

「でも、それにしたって……多すぎです……」

私の抗議に、同じ湯船に浸かっているお兄さんが笑った。もう、と後ろのお兄さんにもたれかかると、お兄さんは余計に楽しげに笑った。

こうして一緒にお風呂に入るのにすっかり慣れてしまった。セックスの後、へろへろになった私をお兄さんがキレイにしてくれるのも、よくあること。髪を洗うのも随分と上達していたが、これはもしかしたら他の娘にもしているからかもしれない。

本当に悪い人、とお湯の中のお兄さんの手に手を重ねた。

「そういえば、君、ちゃんとピルは飲んでいるのか? まあ君に限って飲み忘れることはないと思うが」

急にそんなことを訊かれて、私は首を傾げる。お兄さんはなぜか硬直しているようだったが、それもまた不思議で、私は首を傾げた。

「……もしかして飲んでない? 私、いっぱい君の中に出しちゃったんだが……?」

「そうですね。赤ちゃん、本当にできちゃうかも」

「お金は払うから、アフターピル、処方してもらおう。な? いつ行く? 今日?」

「もう夕方ですよ。それに、避妊はしません。しないって言ったでしょう。ねえ、赤ちゃん出来てたらどうしましょうね? お兄さんはどうしてほしいですか? 産んでほしい? それとも中絶? ねえ? お兄さん?」

「いや……待ってくれ……いや、そうか……避妊しないか……そっかぁ……」

顔を見なくても、お兄さんが本気で懊悩しているのがわかった。そこで堕ろせと言えないのがあなたの駄目なところですよ、と思ったが、これは言ってあげるつもりはなかった。

そしてきっと、私が堕ろすといえば反対するだろうことも、私にはわかりきっているけれど、これも見ないふりをしてあげる。今だけですよ、と私はお兄さんの指を握る。

「ね、お兄さん。私をこんなにしたのはお兄さんなんですから、ちゃんと責任、取ってくださいね?」

うっと言葉に詰まるお兄さんが愉快で、私は声を上げて笑った。笑い事じゃないぞ、とお兄さんが不貞腐れるような声を出すので、さらに笑ってしまう。

――きっと運命に近いのだと思う。別にお兄さんの役割は他の誰でも良かった。たとえば私をストーカーしてきていた人でもいいし、私に厭らしい目を向けてくる脂ぎったおじさんでもいいはずだった。

(それがこんな、悪い人ぶってるのに全然悪人になりきれなくて、甘ったるいくらい不器用に優しい人だなんて)

実のところ、生理周期的に言えば今日は妊娠することはないのだが、お兄さんのは量も多ければ濃度もある。もしかしたら精子も生命力旺盛で、排卵期まで生き延びるかも。

もし出来ていなくたって、もう、絶対にどこにも行かせるつもりはないのだけど。私が指を絡めてみると、うんうん唸りながらもお兄さんが指を絡め返してくれる。それはまるで私とお兄さんの未来を暗示しているようで、私は笑みを深くした。
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/11/17(日) 11:12:53.76 ID:f2tdjEgN0
ポニテコミュは終了です。これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、13:00より採用、締切15:00まで

(ポニテ解禁まで7回)
(おかっぱ解禁まで6回)
(大家娘解禁まで5回)
(金髪ギャル解禁まで4回)
(剣道少女解禁まで3回)
(オレンジショート解禁まで2回)
(施設後輩解禁まで1回)
(指定可:ポニテ、ヤンキー、留学生、桃髪サイド、銀髪ロング、黒髪ツインテ、おさげお嬢様)

ポニテ『赤ちゃん、出来てたらいいな……♡ ナマ、すっごく気持ちよかったし、ピル飲んでるって嘘ついて今度また……♡ ふふ、ふふふっ♪』
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/11/17(日) 11:13:23.80 ID:f2tdjEgN0
ポニテ
【年齢・属性】 20 大学生
【身長】 162
【髪型】 ポニーテール
【容姿・身体的特徴】 細身ながらもしっかり鍛えられている。巨乳
【男性経験】 なし
【恋人】 いない
【性格】 明るく真面目。ほんわかした包容力のある性格。子供好き。芯が強く、意外と行動力がある
【備考】ストーカー被害。メサイアコンプレックス、漠然とした現状への失望、自己犠牲願望(自己犠牲行為そのものと、それに足るものとの出会いの両方)
・自己犠牲シチュで極太バイブオナ狂い
・性処理道具、いつでもどこでも電話一本で飛んできます
・「可哀想な主人公(『私』)を救うために淫乱な自分を演じる」ことで、自己犠牲願望とセックスにどハマリしている自分とを両立されることに成功した。でも淫乱なのは演技ではなく素。「ダメな人とのセックスって自傷っぽくて最高」系女子。ヤバい(確信)←New!

身体依存度A
精神依存度A
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 11:19:03.64 ID:vaT836Sw0
>>569
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/11/17(日) 12:20:04.79 ID:f2tdjEgN0
(安価は13:00から採用です)
(また数字安価禁止です、ご了承ください)
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 14:32:43.88 ID:chpDWvYNO
留学生
自転車の練習ついでに近くの神社の収穫祭に行き
出店で焼き芋など色々と食べ歩く

作中の時期って現実に合わせて大丈夫だっけ?
ダメなら普通の祭でお願いします
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 15:20:41.62 ID:chpDWvYNO
更新乙です
さすが身体依存度Aとてもエロかったです
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 01:08:05.01 ID:75GcxwZbo
神出鬼没 おつおつ
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/22(金) 18:16:35.57 ID:D7WDQEty0
>>588採用(七月、自転車の練習ついでに近くの神社の収穫祭(※→縁日)に行き
出店で焼き芋など色々と食べ歩く)


「お待たせしましタ。ドーです? 似合うデスカ?」

留学生が袖を指先でつまむように押さえながら出てきた。

浴衣である。金髪碧眼西洋美少女+浴衣+サイドにまとめた髪。着慣れない異国の服のせいで落ち着かない所作! イエス! イエス! イエス! 胸の裡で快哉を叫びながら私は厳めしく頷いた。

ソーです? と首を傾げながらもどことなく嬉しそうにしている留学生が微笑ましい。出費を厭わず着付けに連れて来てよかった。

七月の下旬ともなれば、彼女ら中学生はすでに夏休みに突入していた。せっかく日本に留学して来たのなら日本の夏を満喫しなくては甲斐がないというもの。海、スイカ、花火……自転車の練習中、留学生が誘ってきたのは、近所の神社で行われるお祭りだった。

本来ならば友人と行くべきところだが、あいにく皆、家の用事やらなんやらで都合がつかなかったらしい。留学生の通っている中学校はなかなかに上流階級の子弟が集まっているらしく、それなりの、避けて通れないしがらみがあるのだろう(金髪ギャルでさえぶつくさ言いながら田舎に引っ込んでいった)。

そんな折、留学生は納涼祭の張り紙を見たのだという。ぜひ日本の伝統文化に触れてみたいが、一人で参加するのは心もとない。しかし、一緒に行ってくれるはずだった彼女のホームステイ先も急な仕事が入ってしまった。

留学生『だから、オニーサン。いっしょ、お願いしマス。ダメです? お礼しますノデ。なんでもしマス』

そんなふうなお願いをされて、この私が嫌だと言うはずもなかった。別にお礼がどうこうでなく。そして同じ行くなら、と、浴衣をレンタルすることにしたのだった。

店の人に着付けてもらったのは色彩のコントラストが鮮やかな浴衣で、方々に大ぶりの花があしらってあった。しかし決して華美には映らないのは、もっと華やかな存在がそれを纏っているからだ。

花簪で金糸の髪をお団子にまとめ、薄く紅を塗ったのか艷やかな唇、白皙の肌とぱっちりとした睫毛に囲まれたサファイアブルーの瞳は大粒の宝石をはめ込んだよう。この異国的な絢爛たる美貌が和の装いを食って、一種の妖しい色気を漂わせている。

出し惜しみしなくてよかったと心底思った。レンタル一着、一晩一万円ではむしろ安すぎるかもしれない。縁日ではたくさん楽しんでもらおうと心に誓った。

留学生「But I feel so bad……ユカタ、すごくキレイです。ワタシ、アー、お支払い、しますカラ」

いいんだ。私は首を振った。私が払いたいのだ。いいものを見せてくれて感謝の気持ちしかない。お願いだから私に支払わせてくれ。払わせてください。

Hmm……と釈然としない顔の留学生を押し切った。「オニーサンも、カッコイー、ですネ?」というのは、私もついでに浴衣を着付けてもらっていたからだ。なにげに初浴衣。ありがとうとクールに頷いてみせたが、内心テンション爆上がりである。

せっかくの浴衣である、足元も、と下駄も借りた。店から神社までは電車で二駅、歩き慣れない履き物の留学生のために手を繋いで行った。いやそういう下心があって浴衣と下駄を勧めたわけでは……いやほんとに。信じてほしい。

留学生「アー、ハイ、おマツリ終わったラ、ユカタ、返す、シテ……また、お店、行きマスね? ジテンシャ、も、アー……」

つまり、レンタル店までは自転車で行ったので、お祭りの帰りにまた店に寄って浴衣を返して、家までは自転車で帰ることにする、ということである。

神社自体は私も留学生も近場なので、わざわざ浴衣を返しに電車で店まで行って、現地で解散するという手間を掛けなければならなかった。でも仕方ないよね。留学生の浴衣姿、見たいもの。ポニテに着付けをさせるのはさしもの私も気が引けたのである。

でも電車の中まで手を繋ぐことなくない……? アッ、それ、小首傾げて上目遣いにこっち見るのダメです。ときめきハート(不整脈)で死ぬ……いや、ダメじゃないです。むしろどんと来いというかカモンベイベーハリーアップというか……いや何でもないです。はい。

そんなこんなで最寄り駅に着いた。和装特有のちまちました所作で留学生が歩くのに歩調を合わせる。夏の夜長、日が落ちたか落ちずやの時間ではまだまだ明るい。大通りを折れて歩道のない道へ。連れ立った子供たちがはしゃぎ合いながら走り去っていった。かすかに太鼓の低い音……
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/22(金) 18:17:05.64 ID:D7WDQEty0
わあ(Whoa?)、と声を上げて走り出した留学生の手が、私の手の中からするっと抜ける。危ないと言う間もなく、浴衣と下駄に足を取られて転びそうになった留学生を慌てて抱きとめた。

留学生「す、すみまセン……エヘヘ。でも、これが日本のおマツリ……so fantastic……」

感慨に震えている様子の留学生を立たせてやって、一息。腕の中に感触が残って消えない。そして振り撒かれる郁々とした濃密な体臭。留学生自身は無邪気ですらあるのに、彼女の外側はあまりにも性を感じさせてやまない。

もう一度息をついて気持ちを切り替える。よし。

道の両端に縁日の出店が広がっていた。色とりどりの幟を立てて、いかにも美味しそうな匂いがしてくる。とはいえ地元の小さな神社である、縁日もそれほど大きい規模ではなかったが、

留学生「アー……ベビー、カステラ? Baby? What the meaning……ン、ンー、キソバ……わかりまセンね。ヨーヨー? Hmm……」

こんなにも目を輝かせてくれるならなんにせよ良しである。この夏中にもっと大きい神社のお祭に連れて行ってあげたいものだった。きっともっと喜んでくれるぞ。いや、でも、屋台のバリエーションはそんなでもないから、喜び度合いもたいして変わらないかも?

留学生「オニーサン、行きまショウ! 早く、行きたイ、デス!」

よし行こう! 私もお祭りなんて来るの久しぶりなのだ、めいっぱい楽しむぞー!

まずは腹拵え、焼きそば、たこ焼き、フランクフルト、イカ焼きに牛串、かき氷……あ、いかセンベイもある! 私好きなんだよないかセンベイ……目移りするなあ、どれにしようかなー! 悩むぅー!

留学生「ンー♪ 選べないデスね……どうしまショ? どうしマス?」

全部! 全部行こう! とりあえず目についたのは全部! あ、焼きもろこし! 食べたい! 食べよう! すいませーん、焼きもろこし二つー!

そんなわけで。

私は焼きもろこし片手にフランクフルトと牛串の最強装備、留学生は焼きそばとかき氷を両手に持って完璧である。これなら誰にも負けない。欲望に忠実な絶対勝利スタイル……!

……買いすぎた……! 両手ふさがってたら遊べない! とりあえず休憩所を探したがそんな洒落たものはなかった。ちっちゃいお祭りだからこれは仕方がない。

仕方がないので神社前の入口前の階段に腰を下ろすことにした。ハンカチを敷いたけど浴衣汚れないかな……心配……。まあいいや。クリーニング料は覚悟しよう。

では食べよう、となったが、私、串五本を両手の指に挟んで持っているので、これは、無理だな? となった。馬鹿か私は。テンション上がりすぎちゃっていた。

あ、でもかき氷は先に食べたほうがいいな、溶けちゃうので。私が言うと、留学生は焼きそばを膝の上に置いて、匙でかき氷を掬った。いただきます、と口に運ぼうとして、止まった。

留学生「オニーサンから、ですね。アーン」

……いや、いいから、私のことは気にしないで……お兄さん、そういうのドキドキしちゃうほうだから……いや、うん。そうだね。買ったの私だもんね。両手塞がってるからアーンされるのも仕方ないよね。ね?

かき氷は冷たくて美味しかった。「ンー♪ おいしい、デス。オニーサン、アーン」あ、もう一口くれるの? はい。いただきます。……アメリカだと間接キスの文化とかないのかな。こんなの、男子中学生だとドキドキし過ぎで死ぬだろ……私アラサーだけど瀕死だぞ……

かき氷に続いて焼きそばもアーンされつつ消化。あとは串持ちながら遊べばいいだろう。私は立ち上がった。ほっとするのは、アーンの姿勢だと留学生の袷がちょうど目に入って、こう、ね? いや、浴衣ってガードはむしろ堅いんだけどそれがグッとくるというか? ね?

気を取り直して再出陣。金魚掬って射的撃ってヨーヨーと水風船釣って、と定番の屋台を巡る。こんな遊びをしたのは本当に久しぶりだった。最後のお祭りは小学校の時だったか。もう、記憶もおぼろげで、当時のことは思い出せないが、子供時分の私はどうだっただろう。こんなに楽しめていただろうか。

留学生「〜〜〜♪」

水風船をぽんぽんしながら留学生はご満悦。こうして見ると留学生は意外に表情豊かである。表情の変化自体は微細なのだが、慣れると結構わかりやすい。

おや、浴衣が着崩れしている。……って足! 生足! 「?」って白い内腿の際どいとこまで――アッ、帯! 胸元はだけちゃうぅううァー! え? 着崩れってそんなになるもの!? どうしよう、トイレとかで一人で直せる? そんなわけないよね……お祭りのスタッフさんとかに頼めばいいのかな……

留学生「ン……オニーサン、お願い、デス? 他の人、ちょっと、イヤ、です」

あ、そっかぁ……他の人嫌かぁ……女の人にしてもらうのとかは……イヤだよね、そうだよね。うん。……いやでも、私、男だし、さすがに、と躊躇したが、留学生が所在なげに目を伏せるのを見て、肚を決めた。

お店ならある程度信用できても、着替えを(というか直し?)を知らない人に任せるのが心細いというのはわかる。それが異国ならなおさらだろう。これはつまり留学生の信用の現れである。私になら、消去法であったとしても、他の見知らぬ同性よりは信用できると言ってくれている。

ならば応えるしかあるまい。私は人気のない公園に留学生を連れ込んだ。
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/11/22(金) 18:17:39.53 ID:D7WDQEty0
これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、21:00より採用、締切23:00まで
留学生コミュ続行でも構いませんし、別のヒロインコミュでも構いません

留学生コミュ続行の場合、留学生とのこれまでの関係上、ある程度の制限があります。ご了承ください(とくに野外、借り物衣装ですのでその点ご注意ください)

別ヒロイン指定の場合、この場は穏当に、浴衣の着崩れ直してお祭り楽しんでおしまいです
また下記の安価制限があります
(留学生解禁まで7回)
(ポニテ解禁まで6回)
(おかっぱ解禁まで5回)
(大家娘解禁まで4回)
(金髪ギャル解禁まで3回)
(剣道少女解禁まで2回)
(オレンジショート解禁まで1回)
(指定可:ヤンキー、桃髪サイド、銀髪ロング、黒髪ツインテ、おさげお嬢様、施設後輩)

留学生『(訳:)日本のお祭りって楽しい♪ ユカタもとっても綺麗で、素敵……時々、お兄さんがヘンなのはそのせい? フフ、どうなのかな……? お兄さん、いい人だし。――確かめてみようかな。ちょっとだけ、ね』
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/22(金) 22:12:58.29 ID:Av8ILKcVO
ヤンキー そろそろ突撃してくる頃だと思い至り君で遊んであげるよと連絡を入れる
その際全裸にコートのみの格好で 更に大量のおもちゃで自分の全身を責めつつ近くのコンビニで大量のコンドームを買って来るよう指示 出来ないならもう遊んであげないよと言う指示を最後にヤンキーからの連絡を一切無視して待つ
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/22(金) 22:17:33.78 ID:mUOUWGO60
施設後輩
休日にばったりスーパーにて遭遇
朗らかな調子で施設後輩の部屋に招待され、手料理を振る舞われる
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/22(金) 22:24:12.44 ID:0aYCGdEpo
留学生
陰でそのまま直そうとするも留学生が微妙に動いてなかなか上手くいかずぐちゃ気味に
ふいに良い事を思いついたと言われ離れると、するっと前面はだけさせてから一から続きをお願いされる
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 00:33:26.49 ID:QOI29EYoO
更新乙です
浴衣を着たのはゾロ目のおかげ?
とても良かったです
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 16:08:50.45 ID:1Ml2ClBA0
>>596採用、ゾロ目


空は夜の藍色を濃くし始めていた。神社近くの小さな公園は人の気配に乏しく、時間の割にひどく暗い。ベンチの脇にぽつんと立った街灯が、木々や植え込みに深い陰影を生んでいるからかもしれない。

失敗したな、と思った。留学生の浴衣の着崩れを直すのだから、当然、人目に付くところではできない。その点、この公園は神社の奥まったところにあって入り口もわかりづらく、人目を避けるという意味では最適だった。

そして今はそれが仇になっていた。

留学生「ムム……よくわからなイ……What's going on? Hm……オニーサン、すみまセン、やはりワタシでは、直せナイですネ」

浴衣の胸元をあれこれといじって、困った顔で眉を下げる留学生はひたすら可愛かった。しかも生地の薄い肌着から豊かな胸がこぼれて、深い谷間が丸見え、脚ははだけて腿までを曝けていて、なまじっか一部を隠しているのが扇情的でさえあった。

……ヤバいぐらいスタイルがいい。まだ中学生なのにこのダイナマイトボディはさすがのアメリカンスタイル……! すごいぞ!

オニーサン、と呼ばわれて私は頭を振って邪念を飛ばす。一息。落ち着け。たかが浴衣の乱れを直すだけである。別に動揺なんてする必要はない。たとえいかに留学生が可愛くても、スタイルがべらぼうに良くてモデル裸足でも、ロケーションが逢引に絶好でも、そんなことに私は心を乱されはしないのだった。

なぜなら留学生は私を信用して服の乱れを直すよう頼んでいるのだから、それを裏切るような私ではないのだ。

留学生「ン……フフ、ちょっと、アー、くすぐったイ? デス、フフフ」

ごめんね我慢して? モゾモゾしないで、動くともっとずれちゃうから――ぁあああ! ほらぁ! もうぐっちゃぐちゃ! もう何がどうなってるのかわからないよ! スマホで着崩れの直し方見てるのにさっぱりできない! もう、君、無邪気に笑っちゃって……可愛いなぁ本当になあ!

くそ、どうしたらいいんだ……拷問じゃないか……手、ちらちら柔らかいのに当たるし、この近さだと、もう、すっごい濃い匂いがして頭クラクラしてくるし、こっちはもの凄く我慢してるっていうのに……

駄目だぁ、もう手も覚束ねえ! もう、触れば触るほど悪化して留学生があられもない姿に……! うわ、エッ――いや違う違う、私はそんな眼でこの子見てないから。はい。そういうことで。

……誰か助けて……! このままだとなにかとても良くないぞ! くそ、なんでこういうときに限って金髪ギャルやらはいないんだ、呼んでもないときは勝手に来るのに! 職務怠慢だぞ!

留学生「フフフ……ンー、But what should we do……Oh, I have a good idea! オニーサン、すこし、離れテくだサイ」

いいことを思いついた、という顔の留学生が言う。助かった、と私は二歩下がった。とりあえず今は心を静めなければ。ふぅ……

留学生はなにやら後ろ手にごそごそしているが、一体何をしているのだろうか。見やっていると、留学生は、「エイッ」と掛け声した。留学生の浴衣の帯が外れた。

私は盛大にむせた。えっ、何? 何してるの? 浴衣ぺろんってなって中の浴衣用肌着見えてる――っていうか、それ、汗吸って透けてるぅ! でも中にキャミ着てたのね! 良かった! いや良くない!

留学生「アー、涼しイ、です。ラクになりましたネー」

まあ、あれだけ着崩れしてたらそれは不快だったろうけれども! でももうちょっとさあ、手加減してくれませんか……? さっきからこっち、大ダメージ続きなんですけど……!?

ドーしましたカ? と留学生は、笑顔で、

留学生「これデ、ちゃんと、直せる、デスね?」

……そうだね! 私はあらゆる言葉を飲み込んでそう応じた。そんなつもりで留学生が帯取るわけないじゃないか、当たり前ですよね。いやどんなつもりも何もないけど。浴衣直すためです。

はい、浴衣、すぐ直します。……どうやって? 帯、どう結ぶの? え? 一から着付けるの? なんか、浴衣の裾、地面に落ちて溜まってるんだけど。そういえば店で裾上げ的なのされた気が。それもするの? 私が?

……無理じゃね? 直感的にそう思った。だからといって、この状態の留学生を置いて人を呼びに行けるわけもない。もし誰とも知れぬ悪漢が公園に入り込みでもしたら痛恨事である。

私がやるしかない。覚悟を決めて、スマホで浴衣の着付けを検索した。

……え、肌着も? いやさすがにそこまで私がするのは……いいの? 嫌じゃない? あ、そう……はい。わかりました。やります。……ちょっと湿ってるぅ……あ、これ、襦袢って上と下で二層構造になってるのかな。上、背中側で結んでるな。後ろから失礼――ンンンうなじ……! はい、紐、解きました、肌着取ります――上半身キャミだけになってこれは……! ああああああ! 煩悩……!

うん、下もだね! はい! 紐、解きます……前から失礼――手に当たるお腹の感触すっごい! ヒィアアア、柔っわらか温ったかすっごい! しかも下に履いてんの、これ、もう紐じゃん! 布面積すっごい! アアアアアアア……! アア……もう許して……私を解放してぇ……

夜。人気のない暗い公園。そして目の前には薄っすいキャミと紐パンだけの金髪巨乳ムッチムチ美少女。それも超・美少女! しかもこれから肌着を着せて浴衣を着付けるわけで、つまり、さらなる身体的密着状態が私を待っているわけで。

私は言葉にならない嗚咽を垂れながら膝から崩れ落ちた。とても精神が耐えられる気がしなかった。
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/11/24(日) 16:09:34.29 ID:1Ml2ClBA0
これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、18:00より採用、締切20:00まで
留学生コミュ続行でも構いませんし、別のヒロインコミュでも構いません

留学生コミュ続行の場合、留学生とのこれまでの関係上、また他のヒロインとの関係上、ある程度の制限があります。ご了承ください(とくに野外、借り物衣装ですのでその点ご注意ください)

別ヒロイン指定の場合、この場は穏当に、浴衣の着崩れ直して残りのお祭り楽しんでおしまいです。主人公(『私』)が頑張ってそうします
また下記の安価制限があります
(留学生解禁まで7回)
(ポニテ解禁まで6回)
(おかっぱ解禁まで5回)
(大家娘解禁まで4回)
(金髪ギャル解禁まで3回)
(剣道少女解禁まで2回)
(オレンジショート解禁まで1回)
(指定可:ヤンキー、桃髪サイド、銀髪ロング、黒髪ツインテ、おさげお嬢様、施設後輩)

留学生『(訳:)ユカタが直せないのも、自分では肌着の付け方がわからないのも本当だけど、フフ、オニーサン、すごい顔……♪ 真っ赤になったり真顔になったり、急に頭振ったり、忙しなくて、ちょっと可愛い……かも? フフ♪』
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 18:13:06.77 ID:7WO9YZVrO
留学生
完全にからかいスイッチが入ってしまって直そうと触ってくる男に対してちょっと色っぽく声を出してみたりわざと密着してきたりする
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 18:18:47.19 ID:X99+sDBg0
おさげお嬢様
ナンパされていたおさげお嬢様に会う
おさげお嬢様は『私』を見つけるや体を密着させて恋人のふりをしてくる
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/25(月) 00:25:00.67 ID:bFbCqNQoo
ゾロ目パワーだ
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 20:35:37.70 ID:xviESsoh0
やっと追いついた
イッチおんJ民なんやな
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/12/22(日) 05:25:18.57 ID:nkB0iinl0
>>600採用……ゾロ目3連発ってどういう……?
(完全にからかいスイッチが入ってしまって直そうと触ってくる男に対してちょっと色っぽく声を出してみたりわざと密着してきたりする)


ともあれ留学生に肌着を着せてしまわなければどうにもならない。こんなことなら服の換えを用意しておけばよかった。一応、留学生の靴は持ってきていたのだが(慣れない履物で足を痛めては楽しいお祭も台無しである)。

スマホで検索した着付けの動画を再生。とりあえず留学生と一緒に通しで見てみたのだが、留学生いわく、

留学生「アー、たしかにお店で、コーしてましたね? OK、OK」

まあ肌着なんてそう種類もないしね。じゃあ参考にするのはこれで決まりだ、さっそく始めてみよう。

手順はこうだ。まずは腰に裾よけを巻きつける。脚の可動域を確保した上で腰紐を結んで固定。これで下は終わり。半襦袢は少々難しい。胸元が見えないように調節すること、首が詰まらないように衣紋(後ろ襟)を抜くこと。まあ、動画を見ながらやれば出来ない難易度でもない。

いける! 私は裾よけを手に、留学生の後ろに回った。

……尻! 背中! うなじ! 脚ィ……!

視覚情報の暴力だった。だって肉付き良すぎない? なんでこんなに各部にむっちむちのさぁ、そのくせ太ってはなくてさぁ、君、これ、プールの時間とか同級生の男子、拷問だろう。プールから上がれなくなっちゃう。

あ、私は夏前にいっしょにスパ銭行ったんだっけか。水着姿直視してなくてよかった。あの時の私の判断は正しかった……

「オニーサン?」振り向いてくる留学生にうなずきを返して、いざ着付け。腰に裾よけを巻き……巻けない! ちゃんと巻けているか確認するには留学生の肩越しに見ないといけないのだが、そんなの、めっちゃ密着しちゃうじゃないか! めっちゃくだぞ!

そんな謎の造語をしてしまうくらい、私の脳はパニックを起こしていた。なんせ凄いのだ、匂いが。留学生の濃密な体臭にどこか別種の、おそらくは何らかの香水なのだろうが、重たい甘ったるさが渾然として、私をクラッシュさせに来ているのだった。

そのうえ。

留学生「ンフフ……アン♪ くすぐったい、デス。フフ……♪」

なんか艶っぽい声出してくるのだから、もう、私は駄目だった。ああ、身動きしないで、想定外の刺激を私に与えないで! 視覚+嗅覚+聴覚+触覚の殺人級コンボで私の心は瀕死である。「フフ♪」って堪えきらないふうに笑うのがね、ほんと、超可愛くてダメージが最大で、つまり、この気持ちが恋なの……? いいえ煩悩です。私も男だもの、仕方ないね。

でも私は大人だから頑張るのだ。はい裾よけ終わり! 次は上! ガンバルゾー!「オー」と留学生が合わせてくれた。本当にいい子。好き。

私は留学生の正面に回った。半襦袢を羽織らせて、上衿下端に付いた紐を脇から通して……通し……いや、これ……うーん……

留学生「ン? アー、ドーしました?」

あの、大変申し訳ないのですけど、上の方はある程度、留学生自身で着付けをお願いしてもいいでしょうか? 私もサポートするので……

「?」と首をかしげる留学生から目をそらす。私が上の肌着を着付けるのには問題があった。いや、問題と言うなら裾よけの着付けの時点で問題だらけなのだが。

ああ、と留学生は得心した顔。理解してくれたようで何より。留学生は笑顔で、

留学生「大丈夫、デス。おねがいしマス」

いいや大丈夫じゃないです! お願いします!

留学生「ンー、でも、ワタシ、よく、わかりませンねー……おねがい、ダメです?」

ダメじゃないです!(即答)頑張ります! 私に任せて……!

そういうわけで、左上衿の紐を右脇の下に通す作業なわけだが、私が渋ったのは物理構造上必然の問題があるからだった。

留学生「ア」

胸に手が当たるのだ。正確には下乳。留学生は胸が大きいので。「You're so lewd……えっち? デス?」と詰られるのは当然のことだった。私には謝ることしか出来ない。

だがなんというか、留学生の語尾にはからかい的なニュアンスがあって、ちょっと小悪魔的。もしかして全部わかった上でからかわれているのだろうか。そんな疑念がよぎったが、くすくす笑っている留学生に限ってそんなことはあるまい。こんないい子を疑うなんて許されないことだ。反省。

でも感触的に、もしかしてこのキャミ、カップ付いてない……? ノーブラ……? 待て待て、これ以上考えるとただでさえショート寸前な思考回路が焼き切れてしまう。

限りなく正解に近くても確かめなければまだ真実は闇の中なのだ。だからきっと気のせい。年頃の女の子がそんな、浴衣だからノーブラはともかくカップもなしとか、あるわけないです。まさかね。

でも、こうして正面から間近に見ると大きい。胸のことだ。薄いキャミがぱっつぱつになって胸のところだけ布が丸く張って、この質感はやはり……? あ、駄目だ、別のことを考えなきゃ。……谷間深っかいな……! いや違う、もっと別の……ノーブラってことはつまり乳首も……

駄目だ、頭から離れない! ノーブラノーカップキャミ巨乳美少女とか飛び道具すぎるんだもの! 私がエロいんじゃない、これはすべての男に課せられた宿命的な、英語で言えば、passion of fatality ……! カッコいい!

留学生「オニーサン?」

なんかさっきから呼ばれてばっかりだな、と顔を上げると、留学生の顔が近かった。というか近すぎる! とっさに仰け反って距離を取ろうとして、慣れない下駄が滑った。

「あっ」という間もなくバランスを崩した私を、留学生が支えようとしてくれて、「あっ」と言う間もなく留学生の体が降ってきた。

正確には胸が降ってきた。

留学生「アー、大丈夫デス? ごめんなさイ、ワタシ……いたい、くないですカ?」

私は留学生の下敷きになっていた。地面に坐った私が留学生を抱きとめている格好。たかが尻餅をついたくらいでは、留学生の身体が乗ったとて、怪我をすることもない。

だから、心配してくれている留学生に応えられないのは別の理由だった。

留学生「オニーサン? アー……Oh」

顔に胸が当たって、膝の上で留学生を抱きしめて。こうして腰が密着したら、こっちの事情もバレるのだ。微妙に韻を踏んだようで踏んでいないことを考えながら、私は思考を止めた。
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/12/22(日) 05:26:12.88 ID:nkB0iinl0
これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、12:00より採用、締切14:00まで
留学生コミュ続行でも構いませんし、別のヒロインコミュでも構いません

留学生コミュ続行の場合、留学生とのこれまでの関係上、また他のヒロインとの関係上、ある程度の制限があります。ご了承ください(とくに野外、借り物衣装ですのでその点ご注意ください)

別ヒロイン指定の場合、この場は穏当に、浴衣の着崩れ直して残りのお祭り楽しんでおしまいです。主人公(『私』)が頑張ってそうします
また下記の安価制限があります
(留学生解禁まで7回)
(ポニテ解禁まで6回)
(おかっぱ解禁まで5回)
(大家娘解禁まで4回)
(金髪ギャル解禁まで3回)
(剣道少女解禁まで2回)
(オレンジショート解禁まで1回)
(指定可:ヤンキー、桃髪サイド、銀髪ロング、黒髪ツインテ、おさげお嬢様、施設後輩)

留学生『(訳:)あーあ、こんなになるまで耐えててくれてたの? ふーん? ……ふーん』

留学生のキャラ設定を更新します
留学生
【年齢・属性】中学2年 アメリカからの留学生
金髪ギャル、オレンジショートのクラスメイト
桃髪サイドと同じ学校
【身長】163
【髪型】金髪ロング
【容姿・身体的特徴】碧眼 かなりの巨乳
【男性経験】なし
【恋人】いない
【性格】寡黙でクールな印象だが、実際はのんびり屋で天然
【備考】日本の文化に興味(非オタク)。日本語があまり堪能ではない。性観念は奔放な潜在ビッチ
・両親はそれほど敬虔ではないカトリック教徒で、婚前交渉にうるさいわけではないがなんとなく憚られた。せっかく親の目の届かない日本に来たのだから、少しくらい羽を伸ばしてもいいかもと思っているが、幸か不幸か同級生男子はヘタレでそんな機会は来なかった。←New!
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 12:28:31.99 ID:Vhh4YW8vO
留学生が何事もなく立ち上がったのでオトコも立ち上がるが不意に後ろに回られる
英語で言葉責め+耳舐めをされながらやわやわと衣服越しにちんちんを愛撫される
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 12:59:28.05 ID:UVswynkv0
施設後輩
休日にばったりスーパーにて遭遇
朗らかな調子で施設後輩の部屋に招待され、手料理を振る舞われる
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 13:07:23.77 ID:pw4kt1Mw0
おさげお嬢様
ナンパされていたおさげお嬢様に会う
おさげお嬢様は『私』を見つけるや体を密着させて恋人のふりをしてくる
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 13:44:26.90 ID:AcVsrDBaO
ゾロ目の宝石箱やー
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/12/22(日) 16:01:52.50 ID:nkB0iinl0
ゾロ目率高すぎィ! どうすべかな
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 16:48:52.03 ID:Bzl6oTjgO
全てはイッチの思いのままに
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 18:17:12.29 ID:nkB0iinl0
>>600採用、ゾロ目
(留学生が何事もなく立ち上がったのでオトコも立ち上がるが不意に後ろに回られる
英語で言葉責め+耳舐めをされながらやわやわと衣服越しにちんちんを愛撫される)


どくどくと心臓の音。まるで耳元で脈打っているようだ。指先一つ動かしてはいけない、という淡い思考が、意識の空白で泡になって消える。思考が止まっている限り、私は何も行動しないで済む。

腿に感じる肢体の重み、腕の中の存在の確かさ、顔に押し付けられた双丘の量感、鼻腔を埋め尽くす濃密な体臭、そのどれもが一つのことを意味している。

――考えてはいけない。収斂しつつある思考を強引に打ち切る。ひどい耳鳴りがする。もしかしたら耳鳴りではなく脳内の血潮が沸騰する音かもしれない。深く息をしたいのに、眼前から立ち上る強烈な女の匂いがさせてくれない。(女……)

もう自分を誤魔化しきれないところまで来ているのかもしれない。そう思ったとき、留学生の身体が離れた。

温かな肉体が急に離れた喪失感も、夜気に紛れて霧散した。呼吸を新鮮に感じたが、夏のうだるような熱気は夜の底に籠もっていて、すぐに気のせいだと分かった。

ふう、と息をつく。ともかく立とう、と考えられるくらいには冷静になった。これからのプランはこうだ。まずは留学生に謝る。不可抗力とは言え恥ずかしいことになってしまった。誠心誠意謝れば留学生はきっと許してくれるだろう。他の悪い子連中とは違うのだ。そして着付けを浴衣本体まで完遂する。

これだ。今の私なら大丈夫。やれる……!

と立ち上がろうとして、できなかった。私は後ろから抱きしめられていた。

留学生「Don’t move, my hasty babe」

小さく囁かれる生暖かい呼気が耳孔をくすぐる。留学生だった。私の肩に手を置いて、身を乗り出すように顔を近づけている……

背中に押し当たって大質量のものが撓むのが感触としてわかった。それ以上に驚いたのは、後ろから回された手が私の股間に伸びたからだ。Oh, と吐息をかすれさせて、留学生はその形を確かめるように、ゆっくりと上下に擦る。

留学生「It’s so hard and big……isn’t it? I’m not sure, though」

囁かれる言葉は明らかに異国のもので、混乱した頭ではすぐには飲み込めない。ただ、それがひどく性的なものであることは肌で感じていた。一旦は冷めた頭は今や火がついたように熱を上げて、ぐるぐると言葉未満の情動が脳内を入り乱れていた。

また、留学生の吐息が鼓膜を揺らす。そのたびに体の芯が震え、留学生の手に弄ばれるものはびくびくと硬度を増す。

留学生「Why are you patient to be like this? Yours is throbbing eager……I’m not an innocent girl as you think, all right?」

呼吸を深くしようとするのに、どうしても震えが止まらない。服の上からの刺激だというのに、私はこんなにも張り詰めてしまっている。――そう、浴衣なのだ、私は。今着ているのはレンタル品なのである。

私の焦燥をよそに、留学生の指は私のものを指で挟んだり、先をつまんできたりと、まるで頓着がない。ちゅ、と今度は耳に口付けられた。粘着質な水音が高く鼓膜に響いて、もはや一刻の猶予もなかった。

留学生「What dou you want me?」

直接脳を揺らすような囁きに私はかろうじて答えた。浴衣を汚してはいけないので外に出させてください。お願いします。プリーズ。

くすくすと笑声を吐息に混ぜて、留学生の手が焦らすように私の下着の合わせを外す。外に曝け出たそれの根元に直接、留学生が手を添えた瞬間、高まりきったものが一気に爆ぜた。

留学生「Oh……」

幼子をあやすような手付きに促されるように射精する。脈動が断続するたび、体内に溜まった熱を放出するようだった。

は、と深く息をつく。公園の地面には大量の白濁敵が撒き散らされていた。よくもまあ出したり、という感じ。いっぱい我慢してたからなあ。

いや出したりじゃないよ後処理どうしよう! いやこれ……精液って土とか被せたりしたらいいものなの? さすがに集められないし。とりあえず穴でも掘って……穴掘る用具がないな。チンコはハンカチで拭いてハンカチは捨てればいいとして。浴衣が汚れなかったのは不幸中の幸いだった。

さて、どうしよう?

なんとなく首だけで振り返ってみると、留学生も首を傾げていた。しばらく見つめ合う。私は顔を前に戻した。目の前に広がる惨状に私は頭を抱えた。


次回はゾロ目だったので>>608のおさげお嬢様で進めます
もし希望シチュがあれば↓1〜3高コンマを>>608に追加する形で反映します、締切21:00

留学生『(訳:)うわー、いっぱい……射精ってこんなになるの? これが日本人の普通なのかしら。お兄さんもちゃんと男の人なのね、びっくり』
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 18:19:24.93 ID:nkB0iinl0
(普通じゃねえよと自作ながらめっちゃツッコみたくなる)
(でもまあ最初に規格外の経験しちゃうと基準狂うよねということで)
(この先この娘ら苦労するだろうなあ……)
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 20:57:28.45 ID:Bzl6oTjgO
ナンパ野郎は血の気が多い感じで暴力に訴えてきそうなのでハッタリと口先三寸で言いくるめる
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 16:53:29.39 ID:Vijc/ius0
>>608>>614採用、話の都合上かなり内容を改変しています
(ナンパされていたおさげお嬢様に会う
おさげお嬢様は『私』を見つけるや体を密着させて恋人のふりをしてくる)
(ナンパ野郎は血の気が多い感じで暴力に訴えてきそうなのでハッタリと口先三寸で言いくるめる)


どうしようかな、と私はつぶやいた。最近見つけた喫茶店に私は腰を落ち着けていた。飲み物類が味の割に値段が手頃なのがよく、街に出かけたときは時間があれば通うようになっている。

頼んだミルクティーに角砂糖を大量にぶち込んだものを啜るが、一向に気は晴れない。

結局、後処理は土と砂をかぶせるだけにして公園を後にするしかなかった。余人に迷惑をかけるのは本意ではないし、妙な噂が立つのも避けたかったが、それ以上のことは私の手に余った。

本来なら留学生に、あんなことを軽々しくしてはいけないと懇々と言い含めるところだったが、公園の始末をつけた時点で時刻は八時を大きく回っていた。浴衣の返却を考えれば、さらに留学生の帰宅は遅れてしまう。留学生の滞在先の保護者も別に泊まりの仕事というわけではないのだから、あまり遅くまで中学生を連れ回すことは出来なかった。

とはいえ、と留学生の帰りの様子を振り返る。留学生は下駄を履き替えなかったから、帰りも私が彼女の手を引いて行ったのだが、なんというのか、密着が凄まじかった。胸の中央に私の腕を抱き込むようにされては、浴衣越しに押し付けられる体温やら柔肉の潰れる感触やらで私の制止は語尾がフニャけてしまった。汗顔の至りである。

極めつけは別れ際、浴衣をレンタル店に返した後、Tシャツとハーフパンツに着替えた留学生は自転車にまたがって、こう言ったのだった。

留学生「See you soon again. つづきは、また今度、デスね」

Bye、と婉然とした流し目を残して留学生は行ってしまった。『続き』というのが、お祭りの続きという意味だったらいいな、というのが逃避であろうことは、私も理解していた。

カチャカチャと意味もなくカップの中身をかき回す。いかに糖分を補給すれど妙案が浮かぶでもなし。ひたすら甘ったるいだけの液体を飲み込んで、私は深くため息をついた。

勘定を済ませて店を出た。街の明かりは賑やかで、煮溶かすような夏夜の熱気を喰って怪炎を上げているかのようだった。だがその中に私の居場所はない。早く帰ってしまおう。駐輪代だって馬鹿にはならない。

私が歩き出したときだった。

「え〜、いいじゃん、ちょっと遊ぶだけだって。つーかこれからっしょ夜は。なんなら俺おごるよ? 奢っちゃうよなんでも、いい店あんだよねーこの辺さァ」

おさげお嬢様「いえ、わたくしは……」

「かーっ、おい聞いたか? 『わたくしは』だってよ。スッゲぇお嬢様じゃん! 俺超好みなんだけど。ね、いいじゃん、ちょっとだけ、ほんとちょっとでいいからさ。ほんとお願い! このとおり!」

「うわ、お前が頭下げるとか相当じゃん? ね、こいつがここまで言ってんだからさ、ちょっとくらい付き合ってやってよ。俺からもお願いするわ。ね、頼むよ」

見た目にも清楚な少女が、ゲラゲラと笑う男二人組に挟まれていた。見覚えのあるシチュエーションだった。そして私は絡まれている方にも見覚えがあった。

おさげお嬢様「……あ」

よくよくこの娘ときたら声掛け事案に縁があるようだった。「あ? 何?」と男たちが振り返ってナンパ相手の視線の先に私がいるのを認める。やれやれと私は嘆息して、両者の間に介入することにした。

結論から言えば、私はおさげお嬢様の手を引いて逃走中だった。おかしい、私は親同士が親しい間柄で保護者枠だと説明して穏便にとりなそうとしたのに彼らはけんもほろろ、初手からガン付けから即距離を詰めて恫喝してきたのだった。そして私は暴力沙汰にはめっぽう弱い。

おさげお嬢様が私の手を掴んで逃げ出してくれていなければ今頃は五体満足ではいられなかっただろう。助けるつもりが助けられてしまうとは情けないが、今はとにかく追手を撒かなければならない。おさげお嬢様も息を切らしている。長くは保つまい。

おさげお嬢様「ひとまず、身をっ、隠したほうが……っ」

私はおさげお嬢様の提案に賛成した。だがどこかの店に入ってそこでトラブルになる迷惑は避けたい。どこかの狭い路地にでも身を潜めるべきかと思案する私の手を、おさげお嬢様が引いて、近くの建物に引っ張り込んだ。

建物に入る一瞬前に『休憩○分〇〇〇〇円』という看板が目に止まった。おや?
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/24(火) 16:54:05.17 ID:Vijc/ius0
私たちが身を潜めたのは、つまりは、ラブホテルだった。たしかにここなら、入室してしまえば彼らにはもう追えない。とっさの判断としては最善だったと言える。

私たちがお互いのことをほとんど何も知らない他人同士であることを除けば、だが。

「……」

おさげお嬢様は無言である。建物に入って、ここがどういう施設か理解してからすっかり固まってしまっていた。一応、部屋を取るときに確認したときは、蚊の鳴くような声で応じてくれたのだが。

そんな彼女に、私としては掛ける言葉が見つかっていなかった。非常に気まずい。というか、実を言えば、私もラブホに入るのは初めてなので緊張していたりする。スムーズに部屋が取れてよかった。私にも大人の威厳というものがあるのだ。

そういえば、以前おさげお嬢様と会ったのは梅雨頃だったから、もうひと月は前になるのか。私が言うと、彼女は小さく肯いて、顔をうつむける。

おさげお嬢様「……申し訳ありません、あのときは……あのときも、こうして助けていただいたのに、わたくし、お礼にもお伺いしていません……」

そんなこと、と私は笑った。おさげお嬢様が礼に来なかったのはご両親から了解を得られなかったからだ。自分たちの大切な娘に、どこの馬の骨とも知れぬ無職の男を近づけたいと思う親がどこにいるだろうか。私が親の立場でも、礼の品物を送るに止めさせるに違いなかった。

そんなことは、と言いかけるおさげお嬢様だったが、このまま立ち話も何なので、ひとまずソファに座らせることにした。ベッドのほうは見て見ぬ振りである。ダブルサイズでも追いつかない大きさのベッドに、これまた大きな枕が二つ並んでいるのが嫌に生々しい。いや、何も見てませんけどね。はい。

遠すぎず近すぎない距離に私も掛けた。いずれにせよ、追手が諦めるまで待ったほうがいいのは確かだ。こんな場所で落ち着くも何もないだろうが、と私はおさげお嬢様を見やる。

……童貞を無差別大量自然死させそうだなあ本当に! つやつやさらさらの黒髪、姫カットをおさげにして、身に纏っているのは明らかに高級品、そしてこの嫋やかな美貌である。立ち居振る舞いも楚々とした気品があって、耐性がなければ目に入れただけで昇天してしまいそうだった。

ナンパ男にせよこの前のキャッチにせよ、よくこんな女の子に声をかけられるなと、そこだけは認めてやらなければならない。身の程知らずの蛮勇にせよ、意気地なしのヘタレよりはマシというものだろう。

おさげお嬢様「……違うのです」

え、と私は内心飛び上がる。変なこと考えてるのバレた? とこわごわ様子を窺うと、おさげお嬢様は暗く顔をうつむけている。

おさげお嬢様「あの人達が大事にしているのは名家の娘としてのわたくしだけ。わたくしの気持ちなんてどこにもない……ひとに親切にされたならお礼をするくらい、当たり前のことでしょう? なのにわたくしには、そんな、ささやかな自由すら……」

ぽつりぽつりと言葉を零して、やがておさげお嬢様は淡い笑みを浮かべた。

おさげお嬢様「申し訳ありません。貴方様にお聞かせしても栓のないことですね。わたくし、今日は許嫁の方と夕食をご一緒にしていましたのよ。ふふ、けれど許嫁なんて名ばかり、食事が終わって、少しお話すればそれでお開き。わたくしの家のほうが家格としては上なので、無礼はできないということなのでしょうけれど」

口元に手を当てて上品に微笑むおさげお嬢様は、ゆるゆるとその顔を手で覆った。

おさげお嬢様「……息が詰まりそう……」

絞り出すような声に、この娘は本当に苦しんでいるのだと思った。――だが。

密やかな声が身の内からする。この娘が着ている服は相当に上物だ。髪もよく手入れされているし、出で立ちにはいささかの不健康のかけらもない。

この娘は家に縛られているのだろう。名家の業、一人のひとである以前に家に属する構成体としてあることを要求される生活は、さぞ窮屈に違いない。だが、多くの自由と引き換えに、この娘が得ているものがある。――少なくとも金銭的に不自由はしない未来。

彼女の語った不幸は嘘ではない。そして、いかに苦しみ、心を軋ませても、元凶たる家の呪縛から逃れることができないのもまた事実なのだろう。それは将来に渡る無二の庇護を失うことを意味するから。

――愚かだ、と断じることは容易い。恵まれた分際で卑怯なことを言うな、と詰ることもできる。少なくとも私にはその権利があるはずだった。遠からず野垂れ死ぬ未来が待っている私にだけは。
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/12/24(火) 16:59:16.50 ID:Vijc/ius0
これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、19:00より採用、締切21:00まで
おさげお嬢様コミュ続行でも構いませんし、別のヒロインコミュでも構いません

おさげお嬢様コミュ続行の場合、他のヒロインとの関係上、ある程度の制限があります。ご了承ください

別ヒロイン指定の場合、この場は穏当に過ごしておしまいです
また下記の安価制限があります
(おさげお嬢様解禁まで7回)
(留学生解禁まで6回)
(ポニテ解禁まで5回)
(おかっぱ解禁まで4回)
(大家娘解禁まで3回)
(金髪ギャル解禁まで2回)
(剣道少女解禁まで1回)
(指定可:ヤンキー、オレンジショート、桃髪サイド、銀髪ロング、黒髪ツインテ、施設後輩)

おさげお嬢様『何を言っているのでしょうね、わたくしは、何の縁もない方に、こんなことを……ああ、でも、この方に助けていただいたのはこれで三度目。運命だなんて、そんな夢見がちな乙女のようなこと、あるわけがないのに。……でも』
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 17:00:18.37 ID:Vijc/ius0
(ゾロ目なんでちょっとかなりけっこうチョロくしちゃいました)
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/24(火) 20:27:23.65 ID:qiwLXYVyO
ちょっとした意地悪心とお嬢様自身の為に少し厳しく諭してみたところ叱られる免疫の無いお嬢様にクリティカルヒット
自分を救いにきた王子様みたいな視線を向けられた
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 19:46:48.32 ID:mlEIweIa0
>>619採用
(ちょっとした意地悪心とお嬢様自身の為に少し厳しく諭してみたところ叱られる免疫の無いお嬢様にクリティカルヒット
自分を救いにきた王子様みたいな視線を向けられた)


君はひとつ思い違いをしている。私の発した言葉におさげお嬢様は顔を上げた。その顔がゆっくりと歪んで、笑みのような表情を作った。

おさげお嬢様「……そうですね。そのとおりです。わたくしはなんて、みっともない愚痴を……」

そういうことではなかった。私は首を振って、言う。君はよく我慢しているとも。よくできた子だ。きっとご両親には自慢の娘に違いない。

だがそれだけだ。君の努力はそれだけの意味しか持っていない。

「どういう……」と困惑する少女に、私は告げた。いい子だと思われたいのだろう? そうして人に褒められることはうれしい。君が由緒正しい家の人間としてふさわしく振る舞うことを誰もが期待している。君はそれに十分応えて、彼らの歓心を得ている……

おさげお嬢様「わたくしは――そんなつもりで今まで、生きてきたわけでは……そんな……ひどい」

『私はこんなに辛い思いをしているのに、どうしてそんなことを言われなければならないのか』――君はそう思っている。それは正しい。君が今感じている感情はすべて正しいものだ。

だから言っている。君は思い違いをしていると。

激した感情の行き場をなくして、理解できないという顔をする少女には、ある種の尋常でない美しさがあった。今まで縋っていた寄す処を砕かれた顔は、道に惑う幼子のようなそれ。

私などの言葉に衝撃を受けなければならないほど、この娘は周囲に恵まれなかったのだと思いながら、私は続ける。

ああ、君はよく我慢しているのだろうさ。実に素晴らしい。褒められて当然だ。君を知る者は口を揃えて、あのお嬢さんはよくできた娘さんだと褒めそやしているのだろう? 君の気持ちも知らずに。

君の思い違いは、君の求めているものと、君の取っている手段が決定的に乖離していることだ。君は、君自身が欲してもいないものを手に入れるために、そんなにも心を磨り減らしている。

だから、君の美しい忍耐は、君自身にとっては何の意味もない。私はそう言葉を結んだ。

おさげお嬢様は胸を押さえて、苦しげに眉を歪めている。苦悶の表情さえ、ある種の背徳的な美を孕んでいて、私は内心で笑いを禁じ得なかった。

ひとつ、いいことを教えてあげよう。私は低く囁いた。君が求められているのは形だ。中身なんて誰も気にしていない。君がただ、そういうふうに見えていればいいだけのこと。

「形……」少女のつぶやきにうなずく。家の看板を傷つけるようなものでなければそれでいいわけさ。従順であればなおいい。余計な心配をしないで済んで大助かりだ。君がどんなに心を痛めていても、辛くて苦しくて仕方なくても、それは彼らにとってはどうでもいいことだ。君は君の家の大事な大事なお嬢さんなのだから、それらしくしてくれていればいい。

おさげお嬢様「……」

まあ、その程度のことだ、と私は明るく言った。暗い顔で私を見上げるおさげお嬢様に、私は言う。どうせ誰もわかってくれないと思っているんだろう? だからひとりで抱え込んでしまった。

つまりは、君はもっと肩の力を抜いてもいいってことだ。誰も君が本当はどう思っているかなんて気にしていないのだから、君だけがそれに大真面目に付き合ってやる義理はない。体裁さえ整えていればあとは多少口煩いだけ、それだって別に全部聞いてやらなければいけないわけではない。

おさげお嬢様「そんな……簡単な話では……」

それは君がそう思い込んでいるだけだ。君の周りはどうだ? たとえば君には許嫁がいるのだとか。もしかしたら彼も、君と同じで、家から雁字搦めにされて息苦しい思いをしているかも。相談してみるのもいいかもしれないよ。

おさげお嬢様「ああ……あの方は、そういう方法をよくご存知かもしれませんね」

おさげお嬢様は笑って言った。「あの方は何人もガールフレンドがいるそうですから」……なるほど。たしかにそれなら、息抜きの方法なんて知り尽くしていることだろう。

というか、こんな許嫁がいて他に女遊びするとか何……? 女の趣味悪すぎない? と思ったが、許嫁氏は彼女に無礼ができない立場だと言っていたような。こんないい子に、いやこんないい子だからこそ手出しできないとは、それはそれで許嫁氏も不憫である。同情はできそうにないが。

まあそういうことだ、と私は話を締めた。おさげお嬢様はほんの少しだけ笑って言う。

おさげお嬢様「そうですね。わたくし、少々真剣に考えすぎていたようです。……そう、わたくしだけがこんな思いをしている必要なんて、どこにもないのですから」

そういうことでもある、とうなずいた私を、おさげお嬢様は見上げる。上目遣いのようにして、ねえ、と私の方に身を乗り出した。

おさげお嬢様「ですけど、わたくし、息抜きの方法なんて詳しくありません。ご指南してくれる先生がいてくれたらいいのですけれど、下手にひとを頼れば、家の方に内通されてしまうかも」

ね? と小首をかしげて、ついさっきまで良家のお嬢様然としていた少女は続けた。

おさげお嬢様「わたくしに、息抜きの方法を教えて下さいませんか?」

そんなふうにお願いされれば、私に否やはなかった。美人に弱すぎないかとも思ったが、こればかりは私にはどうしようもなかった。
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 19:47:14.29 ID:mlEIweIa0
これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、22:00より採用、締切0:00まで
おさげお嬢様コミュ続行でも構いませんし、別のヒロインコミュでも構いません

おさげお嬢様コミュ続行の場合、他のヒロインとの関係上、ある程度の制限があります。ご了承ください

別ヒロイン指定の場合、この場はおさげお嬢様を帰しておしまいです
また下記の安価制限があります
(おさげお嬢様解禁まで7回)
(留学生解禁まで6回)
(ポニテ解禁まで5回)
(おかっぱ解禁まで4回)
(大家娘解禁まで3回)
(金髪ギャル解禁まで2回)
(剣道少女解禁まで1回)
(指定可:ヤンキー、オレンジショート、桃髪サイド、銀髪ロング、黒髪ツインテ、施設後輩)

おさげお嬢様『重石が取れたみたいに気持ちが軽い……そうですわよね、あの方だってたくさんのひとと遊んでいるのですもの。お父様だってご存知のはずなのに何も言わない……だったら、私だって、そうしてはいけない理由はありません。そう……そういうことで、いいのですわよね』
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 22:54:42.81 ID:Yv7B9AKY0
桃髪サイドが来訪理由は最近金髪ギャルが忙しくて行けなくて溜まってるだろうから 代わりに処理してあげてと頼まれたからだそうな
最初は手で嫌々処理していたが大量に出してもそそり立つ怒張に興奮してしまう 最終的には挿入以外&お触りを解禁してお互いを責め合う二人
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 23:00:57.23 ID:vzCUvCFX0
施設後輩
休日にばったりスーパーにて遭遇
朗らかな調子で施設後輩の部屋に招待され、手料理を振る舞われる
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/26(木) 18:05:40.96 ID:En2+Tn8o0
>>622採用、ただし桃髪サイドとのこれまでの関係上、安価内容をかなり改変しています
……というか安価内容まで行かなかった。申し訳ない
(桃髪サイドが来訪理由は最近金髪ギャルが忙しくて行けなくて溜まってるだろうから 代わりに処理してあげてと頼まれたからだそうな
最初は手で嫌々処理していたが大量に出してもそそり立つ怒張に興奮してしまう 最終的には挿入以外&お触りを解禁してお互いを責め合う二人)


声「ちょっと。ねえ。何バカみたいに寝てんの、早く起きろったら」

ベチベチと顔を叩かれた。何だよ、せっかく気分良く寝てるんだから邪魔するなよ、と私は布団に潜り込んだ。……昨日、私、一人で寝たよな。

……誰!? 怖っわ! 私は飛び起きた。

桃髪サイド「わ、……何、もう、びっくりするじゃん」

口を尖らせる桃髪サイドに、それはこっちの台詞だと私は返した。

考えてみれば何のことはない、私の部屋の合鍵を持っているのは金髪ギャル、桃髪サイド、オレンジショートの三人なのだから、私の知らないうちに部屋に入ってくるのはその三人だけだった。(オレンジショートは他の二人と違って別に合鍵を欲しがっていたわけではないが、仲間はずれも何なので渡している)

理屈の上ではそうだが、と私は澄ました顔でカップを口に運ぶ桃髪サイドをげんなりと見やる。せめて来る前に一言連絡してほしいものだ。心臓に悪い。

桃髪サイド「はァ? なんで私がアンタに気を遣わないといけないわけ? 何様?」

はいはい、君はそういう娘でしたね。私はため息を付いて、もそもそとトーストをかじった。

時計の短針はまだ八にも届いていない。いつもならとっくに目を覚まして朝の運動(ジョギングと呼んでほぼ差し支えないレベルのウォーキング)の時間だったが、昨日は帰ってくるのが遅くなってしまったので、朝も遅れてしまったのだった。

というか、君ら、家の用事で忙しいのではなかったか。家の顔見せやら旅行やらで立て込んでいると金髪ギャルたちと愚痴っていたような。

桃髪サイド「まあね。ま、私のパパは市会議員だけど、今のところ外遊とかの予定もないし? 会期終わりの挨拶回りが済んだら私の仕事は終わり。他の子は海外行ったりでムカつくけど」

さようで。しかし君たちみたいな身分なら、長期休暇はひっきりなしにパーティなんかを開いている印象があるが。コネづくり的な意味で。私がそう言うと、桃髪サイドは軽蔑も顕わに鼻で笑って、「ちょっと、このお茶美味しくないんだけど。もうちょっとマシなの買っといてよね」とやる。私としてはため息しか出ない気分。

そういえば訊くべきことを訊いていなかった。なぜこの娘は、こんな朝っぱらから私を訪れているのだ? 暇なら彼氏がいるのだから相手をしてもらえばいいだろうに。

桃髪サイド「何? 私が来たら迷惑だって言いたいわけ?」

朝いきなり叩き起こされたら誰だって迷惑だろうよ……素直にそう思ったが、桃髪サイドの眼力の前に私は言葉を途中で引っ込めて、別の言葉に言い換える。私の部屋に来たってすることないだろう。それとも何か? 私と連れ立ってお買い物にでも行くのか? お食事でもご一緒にって?

「バカなの? そんなわけないでしょ。身の程わきまえなさいよ無職のおっさんの分際で笑えないんだけど」と桃髪サイドがにべもなく切り捨てるのに、そうだろう、とうなずく。けどちょっと言い過ぎでは……? 別にいいけれども……

桃髪サイド「アンタで遊びに来たに決まってるでしょ? ちょっとはない頭使ったら?」

いちいち人を馬鹿にしないと会話ができないのか、この娘は……ん? 私『で』って言った?意味を捉えかねる私に、桃髪サイドは傲然と言い放った。

桃髪サイド「退屈しのぎにアンタの身体を使ってやるって言ってんの。ほら、早く服脱ぎなさいよ、時間の無駄でしょ」

……いやいやいやいや、脱ぎませんけど。何を言っているんだ? 脱ぐわけがないだろう? なぜ私が服を脱ぐ必要が? 意味がわからないのだが?

桃髪サイド「は? 何? アンタに拒否権があるとでも思ってんの? 自分の立場わかってる? アンタが私に何したか忘れたわけじゃないでしょうね」

忘れたわけではないが……ああ、そういえばそうだったな。君に対する埋め合わせを私は何もしていなかった。あのときは金髪ギャルが謎の暴走をしたせいですっかり失念していた。これはしたり。まことに申し訳ない。

しかしそれとこれとは話が別だった。君に対する罪滅ぼしをする意思はあるが、そのために君に何でもするわけではない。君の要求は私にとって受け入れられない。別のものを要求するといい。

桃髪サイド「……アンタ、自分が何言ってんのかわかってんの」

もちろんだとも。君こそ、十分に言葉を選んだほうがいい。君が自分にとって最善の選択をしたいのなら。桃髪サイドは唇を噛んで、私を睨む。

桃髪サイド「金髪ギャルには好きにさせてるくせに」

あれは……イレギュラーというか……拒否すると何しでかすかわからないというか……とにかくあの娘は別! 別です! 「は? なにそれ」と桃髪サイドが言葉を荒げるのを頑として撥ねつける。だって仕方がないだろう! あの娘怖いんだよ! ひとりだけ一歩間違うと即デッドエンド的な糞エロゲみたいな空気してるもの!

私の魂の叫びが通じたのか、桃髪サイドは黙り込んだ。私も一息つく。我ながら情けないことを言ってしまったものだが、まったく本心からの言葉なので、いまさら取り繕うこともできない。別に取り繕うつもりもないが。

桃髪サイド「……アンタ、私のために何をするつもりもないってことよね。マジありえないんだけど。サイアク……」

そう言った桃髪サイドの声はやけに沈んでいて、ちょっと驚いた。私は慎重に言葉を選ぶ。

そういうことではないが、そうなったとしても仕方がない、ということだ。私は君の望みのすべてを叶えられるわけではないし、その気もない。君の要求を私が受け入れられずに、私と君が決裂したとしても、私はそれを甘んじて受け入れるつもりでいる。

その結果、君が何をしようと君の自由だし、私が何をしようと私の自由だ。私と君は対等だから。……金髪ギャルについては、その、つまり、彼女には申し訳ないのだが、あの娘ちょっとヤバい奴なので君と同列視はしかねるのである。桃髪サイドは口は悪いが幾分まともな部類なので。

桃髪サイドは押し黙ったまま。ちょっと物言いが冷たすぎたかな、と思ったが、私と桃髪サイドの関係上、いつかは言わなければならないことだった。

……でもこの娘、私のあられもない姿の写真データを持ってるんだよな。流出されたら嫌だな……この際仕方ないけど……はぁ――――……
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/12/26(木) 18:06:15.10 ID:En2+Tn8o0
これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、20:00より採用、締切22:00まで
桃髪サイドコミュ続行でも構いませんし、別のヒロインコミュでも構いません

桃髪サイドコミュ続行の場合、他のヒロインとの関係上、ある程度の制限があります。ご了承ください

別ヒロイン指定の場合、この場は桃髪サイドが帰っておしまいです
また下記の安価制限があります
(桃髪サイド解禁まで7回)
(おさげお嬢様解禁まで6回)
(留学生解禁まで5回)
(ポニテ解禁まで4回)
(おかっぱ解禁まで3回)
(大家娘解禁まで2回)
(金髪ギャル解禁まで1回)
(指定可:ヤンキー、剣道少女、オレンジショート、銀髪ロング、黒髪ツインテ、施設後輩)

桃髪サイド『なんなのよこれ……何なのよコイツ、なんで私の思い通りになんないの? ムカつく、ムカつく、ムカつく……!』
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/26(木) 20:41:35.41 ID:ZE+J1Wf2O
桃髪サイド
それならばオレンジショートの件の礼もかねてと高そうなショッピングや食事に連れ出される
思惑としては思い通りにならない男をモノを与えて自分のモノとして手中に収めたいという玩具を強請る駄々っ子的思考
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/12/27(金) 15:52:54.42 ID:On9hCBAD0
>>626採用

桃髪サイド「アンタ、私にしたことの償いをするつもりはあるってことよね」

私はうなずく。限度はあるが、私にできることはするつもりだった。桃髪サイドはじっと私を見つめて、言った。

桃髪サイド「じゃあちょっと付き合って」

そんなわけで、今、私は悲惨な目に遭っていた。両腕に紙袋を大量に吊るして、手にはうず高く箱の山を抱えて、「なにトロトロ歩いてんの? さっさとしなさいよ」という声に、よたよたと従いていく。

私の償いとは桃髪サイドのお買い物の荷物持ちだった。それはいいのだが、ちょっと買いすぎじゃありませんか? 前見えないんですけど!?

こんなに買うなら店から直接運送便で家に送ればいいのでは? という当然の疑問には、荷運び中に傷がつくかもしれないということで許可が降りなかった。たしかに桃髪サイドが買ったのは目が飛び出るような値段のブランド品ばかり。棚買いとか初めて見た……いや、お店の人だってプチプチとか緩衝材は入れてくれるだろう? それでよくない?

桃髪サイド「今日のアンタは私の荷物係なんだから文句言わない。いいわね」

はい……。私は積み上げた荷物を落とさないよう、慎重に歩を進めた。ひとつひとつは大した重さじゃないのだが、バランスをとりながら歩くのがけっこう難しい。これは集中せねば。

それにしても、前を行く桃髪サイドはいやに上機嫌である。荷物全部私に押し付けて、「〜♪」とそれはそれは足取りが軽い。でも、ちょっとはこっちに歩調合わせてくれませんか? こっちは大荷物なので、道行く人に頭下げながら行かなきゃいけないだけど?

……というか、まさかこれ全部、桃髪サイドの家まで持っていくの? 嘘でしょ? 埋め合わせはするとは言ったけどさすがにサド過ぎない……?

震撼する私をよそに、桃髪サイドはある店の中に入っていった。外観からして高級感が溢れていて、私のような社会の下層の人間では立ち入ることすら許されない格を纏っている。もはや何の店かすら想像もつかない。看板とか出てないもの。

呆と突っ立つ私に、店の入り口から顔を出した桃髪サイドが「何やってんの? 早く」と言うので、こわごわ店の敷地に足を踏み入れた。

中はもっとすごかった。店員はバッチリ正装で、遥かに年下の桃髪サイドにきちんと礼を取って、後から従う私にも深々と一礼する。私はといえば普段着どころかもはや部屋着である。ひえええ……とビビリ通しながら、とにかく進んだ。

案内された部屋は個室だった。シックな風合いに統一されてはいたが、調度は間違いなく一級品だろうと推察はついた。なんと、広々とした部屋にはテレビまで備え付けられてある。

荷物を置くよう桃髪サイドに言われたので、そうした。当たり前のような顔をしてソファに座る桃髪サイドの正面に座って――ソファ、ふっかふかだな! いやいや――私は言った。

望みを言うといい。「は?」と眉根を寄せる桃髪サイドだったが、実に白々しい演技をするものだと思う。こんなところに連れてきたのだ、桃髪サイドからはそれなりの要求があると考えるのが自然だった。

桃髪サイド「なにバカ言ってんの。私は単に、ちょっとお腹空いたから寄っただけ。アンタも好きなの頼んでいいから」

そうか……。…………? 今なんて? 好きなの頼んでいいって言った?

桃髪サイド「まあ、どうせ私のついでだし? フ、みすぼらしいアンタじゃ一生お目にかかれないレベルの料理だろうけどね」

瞬時にフル回転した私の頭が答えを導き出した。タダ飯……! やったぜ! ……え、タダ飯? 奢ってくれんの? マジ? 逆に私が奢るんじゃなくて? あ、後で請求書送ってくるとか? そういうのでなく?

桃髪サイド「……ま、オレンジショートの件ではよくやってくれたみたいだし。そのお礼とでも思えば」

えー、マジで? 私、そんな大したことしてないんだけどな〜? うへへ。

と素直に喜べたのは、店員が持ってきたメニュー表を見るまでだった。……あの、このメニュー、値段が書いてないんですけど……。……はい、あー……そうなんですね〜。ありがとうございます。もう少し考えて決めますね。はーい。

店員は出ていった。私は、もう一度メニューを見、さっさと自分の分の注文をした桃髪サイドを見た。

言う。何考えてるの? 君。「なにが?」とリラックスした様子で桃髪サイドはソファに背を預けている。私は眉間のしわを揉みながら、言う。

高価すぎるだろう……。メインと前菜にドリンク付けただけで五千円超えるって、こんなとこ連れて来られても困る。ましてや支払いが他人持ちとか……

桃髪サイド「この個室のチャージ料よりも安いけど?」

なおさらヤバいわ! 怖っわ、上流階級の金銭感覚、こんなのを奢り奢られが普通とかそりゃ人間ぶっ壊れるわ! ムリムリムリ! オレンジショートの件の礼とか言われてもあんまりにも過大すぎる! 勘弁してくれ!

桃髪サイド「は? せっかくひとが奢ってあげようってんのに何? その態度。ありえなくない?」

あのねえ、私のしたことなんて、せいぜい自販機でジュース一本奢ってもらうくらいのことなの! それがこんな、君……ッ、と、それ以上の言葉が出ない。私は喉まで出かかった言葉を、呼吸として吐きだしてクールダウン。ああ、もう、世話の焼ける。

いいか? 私は自分の食事代は自分で支払う。オレンジショートの一件の礼としては受け取れない。それより、礼と言うなら、そんなことよりも遥かに大事なことがあるだろう。

桃髪サイド「……なによ」

オレンジショートを助けたことについて、私はまだ君から感謝の言葉を聞いていない。私がそう言うと、不貞腐れた顔をしていた桃髪サイドが表情を変えた。思い掛けないことを言われたとでもいうように、整った容姿で、派手な化粧をして、身体の成長著しい、まだ中学生の少女はつぶやく。

桃髪サイド「なにそれ……そんなの、ただの言葉じゃん……そんなの、別に、どうだって……」

どうでもよくはない。とても重要なことだ。私がそう言うと、桃髪サイドは毒気を抜かれたように小さく、ありがとう、と言った。私はどういたしまして、と返した。

そして改めて店員を呼んで料理を注文。料理は非常に美味しかった。高価いだけのことはある、といった感じ。でもあの、申し訳ないのだが、個室のチャージ料は手持ちが足りなくてですね、割り勘分は次会ったときに返すのでもいいですか……? あ、いい? ありがとうございます!

しかし桃髪サイドがどうも元気がないのが気になるが、私、なにかしただろうか。別にいいか。私は荷物持ち、桃髪サイドは感謝の言葉、これでお互い貸し借りなしである。実にスッキリした気分。
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/12/27(金) 15:53:20.55 ID:On9hCBAD0
これからどうしますか?↓1〜3高コンマ、18:00より採用、締切20:00まで
桃髪サイドコミュ続行でも構いませんし、別のヒロインコミュでも構いません

桃髪サイドコミュ続行の場合、他のヒロインとの関係上、ある程度の制限があります。ご了承ください

別ヒロイン指定の場合、この後は帰っておしまいです
また下記の安価制限があります
(桃髪サイド解禁まで7回)
(おさげお嬢様解禁まで6回)
(留学生解禁まで5回)
(ポニテ解禁まで4回)
(おかっぱ解禁まで3回)
(大家娘解禁まで2回)
(金髪ギャル解禁まで1回)
(指定可:ヤンキー、剣道少女、オレンジショート、銀髪ロング、黒髪ツインテ、施設後輩)

桃髪サイド『……バカみたい。なによ、お礼を言われてないって。バカじゃないの? そんなこと、どうでもいいじゃない。……本当、バカみたいで、嫌になる』
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 15:55:54.03 ID:On9hCBAD0
(バカだって思ってるのは、本当は誰に対してなんですかねぇ)
(的な)
(ツンデレと言うか単純に性格の悪い女の子をやり込めるのって楽しいですねー)
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 17:07:37.18 ID:On9hCBAD0
(……会員制レストランで五千円て安いかな? 個室チャージ料別としても相場がわからん行ったことねーもんなぁ)
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/12/27(金) 19:21:46.24 ID:PYKWaza+0
ヤンキーから切羽詰まった様子で今すぐ指定した場所に来てと連絡が来る
行ってみるとラブホで訳がわからず混乱する男
そこへ受付のオッチャンがXXX室で彼女が長いことが待ってるよ?と言われる
そこへ向かい扉を開けるとそこには連続寸止めオナニーで完全に出来上がったヤンキーの姿が……
曰く最後にお前としてから何人もの男とシたけどそのたびにお前のを思い出して欲求不満が溜まるばかりだったんだ、責任持って可愛がってくれと懇願される
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 19:54:35.43 ID:a6NPeLhp0
剣道少女から最近彼氏とのすれ違いを感じることを相談される
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 19:58:27.88 ID:crJtiAJGO
ヤンキー
家の冷房が壊れたから涼ませろと
汗だくでやってくる
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 20:00:45.77 ID:M6RhZ5qTO
買い物の帰りに公園を通った際くぐもった喘ぎ声が聴こえた気がして様子を見に行くと銀髪ロングが数人に犯されていたがその後すぐ陵辱者が居なくなったので保護する
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