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R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part2

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689 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/04(日) 14:11:27.62 ID:wlMz4igO0
>>688
そんな感じだけどエンディングへの影響はまだちょっとまとまってない
大丈夫か俺
===
「みんな まりょくきゅうがひかってるよ」

アリスが手の中の魔力球を覗き込んだ。

デルタホースを倒しさらなる魔力を吸収した魔力球の輝きは不規則なリズムで明滅を繰り返している。

「どうやら魔力球の魔力は満タンになったようだな!」

ツバキが目を輝かせた。

「ようし、あとは転移魔法陣を探すだけだね。一階の時と同じように!」

ミルキィは魔力球を受け取ると、頭上高くかざしてみた。

「輝きが増すのはこの方向ね。なんだか大きな建物が見えるけど…」

「なにをする ばしょなのかな」

「ともかく行ってみよう。皆気を抜くなよ」

一行は魔力球の反応に従い、移動を始める。

やがてたどり着いたその場所は…

「まるで闘技場か何かのようだな」

ツバキの言う通りその建築物はまるで円形の闘技場のような形状をしていた。

「すっごい…何千人くらいここに入れるんだろ…」

数えきれないほどに並ぶ観客席、それらが取り囲む広いフィールド。

そのフィールドの中央には既視感のある巨大な紋様が描かれている。

「あれだ! 転移魔法陣!」

うっすらとした光を放つ不可思議な線で描かれた紋様を指さし、ミルキィが叫んだ。

「あそこから つぎのかいそうにあがれるんだね」

「ああ…だが」

ツバキは神妙な顔つきで眼前に広がる魔法陣を見つめている。

「魔法陣を守護する者を倒さねば、魔法陣を起動する資格は与えられない」

「…準備はできてるよ、リーダー」

ツバキの傍らに立ち、真剣な表情で頷いてみせるミルキィ。

「よし…では行くぞ!」

ツバキは魔法陣の前に魔力球を掲げてみせた!

「さあ現れろ番人! 我々はお前の与える試練、見事乗り越えてみせるぞ!」

ツバキのその言葉に応えるかのように―

魔力球の光が一層輝きを増していく。

その強烈な光に照らされたプリうさメンバーたちの足元から大きく影が伸び―

「…っ」

光が収まったことを確認すると、ツバキは自分たちの背後を振り返る。

「やはり…な」

一階では自分の影が形を成した敵が襲い掛かってきた。

そして今回もまた『影』が形を成してそこに立っている。

一階の時と違うのは、それはツバキの影ではなく…
690 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/04(日) 14:14:06.94 ID:wlMz4igO0

「えっ… わたしが もうひとり?」

同じような背格好をした黒い人影を前にして、アリスが目をぱちくりさせた。

瞳や肌が闇の色をしている以外は顔立ちも体形もアリスそのもの。

『 ぎんのかぎ の つかいて。 つくられし ひとがた。』

アリスと同じ声色で、アリス以上に無機質な口調でソイツは言った。

『わたしはしれんにして もんばん。 わたしをたおせば このさきへと すすめるよ―』

アリスの影―『アリスシャドー』はゆらりとプリうさの前に立ちはだかる。

「ああ、ならば先に進ませてもらうさ。―ミルキィ!」

「オッケー! こいつで一気にケリをつけるよ!」

あらかじめ準備しておいた『攻撃アップ』のアイテムを取り出すミルキィ。

闘技場まで移動する途中、ツバキとミルキィは番人の出現に備えてアイテムを使用することを話し合っていたのだ。

だがしかし…

『 あまい 』

どひゅんっ…

「えっ」

ミルキィのすぐそばを黒い疾風となったアリスの影が駆け抜ける。

『…ざんねんだけど これはつかわせない。 いっかいよりも きびしくいく』

アリスシャドーの手にはミルキィが手にしていたはずの攻撃アップアイテムが握られていた。

「ええぇ!? 盗られた!? マジで!?」

ミルキィは信じられないといった様子で思わず叫んでしまう。

「ううむ さすが わたしのかげ」

なぜか感心したようにうんうんと頷くアリス。

「ふん…実力だけで勝負しろというわけか!」

そして不敵に笑い、太刀を構えなおすツバキ。

「いいだろう…プリティーうさちゃんズの底力、とくとその眼に焼き付けるがいい…!」


===
2F魔法陣を守護するボス

『アリスシャドー』出現!
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 14:16:47.34 ID:nPCeDmPJO
全員レベル5については後でアンケートで決めるとかかな?
個人的にはよりエロい『その場で完堕ち特殊エンド』に一票(内容はいつも通り安価で)
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/08/04(日) 14:19:18.41 ID:Pbs1it1AO
このパターンだと3・4層の番人はそれぞれクチナ&ギンガシャドーかな。
となるとそっちで魔力球完成しそうな時はその二人入れといた方が展開的にも美味しいか
693 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/04(日) 14:28:40.75 ID:wlMz4igO0
あらためて
ボス戦前の注意!

『アリスシャドー』は姿こそアリスですが女の子エネミー扱いではないため倒してもエッチなシーンはありません。

しかし負けた場合は普通にプリうさ側がエッチな目にあいます。

なおアリスシャドーにアイテムを盗まれたので今回はアイテムを使用できません。

===

魔法陣を守護するボス 
アリスシャドー が現れた!

ミルキィ「気をつけて!こいつの速さ尋常じゃないよ!」

ツバキ「なぁに!速さならこちらも負けてはいない!そうだろうアリス!」

アリス「ごきたいに こたえちゃうよ(ふんす」

盗まれたため
アイテム使用不可!

攻撃順はコンマ高い順に決まります
(1〜3コンマで決定)
 ↓1ツバキ 疲労度 10
 ↓2アリス 疲労度 20
 ↓3ミルキィ 疲労度 10
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 14:29:27.62 ID:Pbs1it1AO
はい
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 14:29:42.08 ID:9kHD+5+JO
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 14:29:50.00 ID:L350waZ70
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 14:30:03.07 ID:Cl4+W2P/O
698 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/04(日) 14:34:10.09 ID:wlMz4igO0
ミルキィ > ツバキ > アリス
の順番で攻撃します!
3本勝負1本目!

現在 0勝0敗

一番手
ミルキィのターン!
スキル使用 〇

戦闘コンマ判定
(コンマ反転します)
↓1ミルキィ 疲労度 10
↓2敵

※ミルキィのスキル使用判定は
敵側のコンマが上回ったときのみ
発生します
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 14:35:04.97 ID:Cl4+W2P/O
あい
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 14:35:18.95 ID:t2ahlmteO
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 14:37:50.68 ID:Gs3yu8fvO
数値的に仮に負けたとしたもミルキィのエロは無さそうか。
ところで、戦闘のエロターゲット決めるのって補正前の数値(この場合だとミルキィは79)だっけ?それとも補正後の数値(この場合だとミルキィは79-10=69)参照だっけ?
702 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/04(日) 14:54:34.94 ID:wlMz4igO0
>>701 補正後で判定してます

コンマ反転
ミルキィ →79
敵 →59

ミルキィ 疲労度 10
79 − 10
= 69

敵 59

===
結果
ミルキィ 69
敵  59
===

ミルキィ「一階の時みたいなドジは踏まないっ!」

電神の刃のトリガーを引き、小規模な雷撃を纏いながら斬りつける!

アリスシャドー「ぐっ…ひかりが…まぶしい…!」

素早さが売りの『影アリス』の動きが途端に鈍くなる!

ミルキィ(そうか…影だけに強い光に弱いんだ!)

ガキン!がきぃん!

電神の刃が放つ雷撃の閃光に苦しみながらもなんとか巧みにミルキィの斬撃を受け流すアリスシャドー。

アリスシャドー「ぐっ… ちからが…ぬける…!」

やはり光が苦しいのか、徐々にアリスシャドーは後退していく。

ミルキィ「アイテムじゃなくてこっちを盗むべきだったわね…!」

一本取りました!

3本勝負2本目!

現在 1勝 0敗

ツバキのターン!
スキル使用 ○

戦闘コンマ判定
(コンマ反転します)
↓1ツバキ 疲労度 10
↓2敵

※ツバキのスキル使用判定は
敵側のコンマが上回ったときのみ
発生します
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 14:56:16.73 ID:OywCAMc3O
補正後ってことは前回疲労蓄積&催淫蝶半減のギンガは負けたら確定エロだったのか。
ちなみに同数値が複数いた場合は同数値全員エロイベ?
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 14:56:38.97 ID:64L2dtKQO
はい
705 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/04(日) 15:26:38.73 ID:wlMz4igO0
>>703
同数値はそうなりますね
発生確率は非常に低いと思いますが


コンマ反転
ツバキ →37
敵 →79

ツバキ 疲労度 10
37 − 10
= 27

敵 79

===
結果
ツバキ 27
敵  79

攻撃コンマ+40しても
敵コンマに届かないので
スキル使用は発生しません
===

ガキンッ!

ミルキィ「あっ!」

ミルキィの攻撃を弾いた瞬間を狙って飛びのくアリスシャドー。

魔法剣の閃光をかわそうとするアリスシャドーだが既にツバキが追撃をかけんと接近していた。

ツバキ「とどめだ番人! お前を倒して我らは先に進む!」

アリスシャドー「…!」

ツバキの太刀が閃き、アリスシャドーの身体を寸断する…とはならなかった。

ツバキ「なっ…消えた!?」

ツバキの眼前から影アリスの姿が跡形もなく消え失せていた。

ツバキ(バカな! いくら素早い動きとはいえ私が完全に見失うとは―)

アリス「リーダーツバキ! あしもと!」

ツバキ「!?」

アリスの声に従い、足元に視線を向けるツバキだったが時すでに遅し。

アリスシャドー『…ざんねん。 わたしはこんなこともできる』

アリスシャドーはなんとツバキの影の中に潜んでいたのだ。

ツバキ(わ、わたしの影の中から…! 影だから、同化できたというのか…!?)

アリスシャドー『ひゅっ…』

ザクゥッ!

ツバキ「ぐううっ!?」

ツバキが呻く。

アリスシャドーはツバキの影から飛び出していく際、完全に虚を突かれたツバキの背中を切り裂いたのだ。

ツバキ「ぐっ…私に一杯食わすとは…」

がくりとツバキが片膝をついた。

敵側に一本取られました!

3本勝負3本目!

現在 1勝 1敗

アリスのターン!

戦闘コンマ判定
(コンマ反転します)
↓1アリス 疲労度 20
↓2敵
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 15:27:39.58 ID:5dmNYeT4O
えい
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 15:27:58.81 ID:pWpZ6J4GO
勝ったな
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 15:29:47.42 ID:VSLKXYtlO
前回みたいに疲労がめっちゃ溜まってる時なら疲労マイナスで全員0→全員エロイベとかも行けそう
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/08/04(日) 15:33:24.68 ID:Q5NlT35kO
ダークエリアのプリうさの被害は数値的にはギンガの淫乱レベル+1だけだったな(クチナは探索ではないので割愛)。
いやでもその内容が『精◯と◯の部屋的な部屋に閉じ込められて試作型キメラとの娘二人を出産、さらに部屋の中で一年近く過ごす』っていうかなり濃いものだったけど。
710 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/04(日) 16:46:41.17 ID:wlMz4igO0
コンマ反転
アリス →85
敵 →18

アリス 疲労度 20
85 − 20
= 65

敵 18

===
結果
アリス 65
敵  18
===

アリス「リーダーツバキ!」

ツバキ「か、かすり傷だ! それよりアリス気を付けろ!そいつはスピードだけじゃない!」

影の中から飛び出したアリスシャドーは本物のアリスの眼前に着地し、対峙する。

アリスシャドー『そろそろけりをつけようか、ほんもの』

ちゃき、と影アリスは闇色のナイフを構える。

ミルキィ(あの構えは…!前に見たアリスの必殺技…!)

サウザンドスティンガー。

高速で繰り出されるナイフの一点集中攻撃は強固なオーガの筋肉さえも貫くほどに威力を発揮する。

アリスは少しむっとした顔を見せたのち、すぐにいつもの無表情に戻る。

アリス「…そういうことなら」

アリスもまた同じ構えを取る。

ツバキ「同じ技をぶつけあうつもりか…!」

ミルキィ「リーダー!」

アリスとニセモノが対峙している隙にツバキを助け起こすミルキィ。

ツバキとミルキィは強い緊張感を漂わせながら対峙する二人のアリスを固唾をのんで見守っていた。

ツバキ「…割って入るのは無理だな」

二人のアリスは向かい合ったままピクリとも動かない。

ただ二人の間にわだかまる殺気だけがどんどん膨れ上がっていく。

ミルキィ「アリス…勝てるよね」

それを聞いてツバキはフッと笑う。

ツバキ「それは愚問というものだぞミルキィ」

アリス「…」

アリスシャドー「…」

どれだけの時間が過ぎたのだろう。

無限とも思える時間の中、二人の均衡は動かない。

アリスの額から玉のような汗が頬を伝う。

それは顎の先から雫となって零れ落ち…

ぴしゃ…

地面にぶつかり、弾けた。

その刹那―

二人は動いた。

711 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/04(日) 16:48:45.67 ID:wlMz4igO0
互いのナイフの切っ先が全く同じタイミングで繰り出され―

激突し、甲高い音を放つ。

『サウザンド…』

「…スティンガー!」

ぎゅがががががががっっっ!!!!

超高速のナイフとナイフがぶつかり合い、その衝撃は爆風となってミルキィとツバキの処にまで届く。

ミルキィ「す、すごい…!」

超人的な領域に到達したナイフ捌きに舌を巻くミルキィ。

文字通り火花を散らしながら繰り出される連撃だが、互いに刃は全く相手に届くことはなく、均衡をたもっているように見える。

ミルキィ「リーダー…このままじゃアリスの体力が」

ツバキ「大丈夫さ」

ツバキは微動だにせず、アリスの姿を見つめている。

ツバキ「アリスは期待に応えると言ってくれたぞ」

やがて二つの技の応酬は次第に均衡が崩れ始める。

アリスシャドー『これは…』

斬撃を繰り出しながら、アリスシャドーは戸惑いの声を上げた。

アリスシャドーの身体に、少しづつ切り傷が刻まれ、徐々にその数が増していく。

アリスシャドーは手を緩めてなどいない。

つまりアリスの斬撃がアリスシャドーのそれを上回りつつあるのだ。

アリス(はやくなる…もっと…わたしははやくなる)

戦いの中、アリスの脳裏に浮かぶのは―

ちょっと意地悪な微笑みの似合う、あの少女の姿だった。

アリス(たいせつなひとが、どんなにとおくにいっても、すぐおいつけるように…!)

そして―

ずんっ!

アリスシャドー「―がっ」

影アリスの口から声が漏れる。

アリスのナイフの切っ先は…アリスシャドーの心臓が位置する部位に深々と突き立てられていた。

アリスシャドー「わたしを うわまわったか さすがだ わたし…」

アリス「 あなたもつよかったよ さすが わたし 」

なぜか互いに褒めあう二人のアリス。

そしてツバキとミルキィは…

ツバキ&ミルキィ「「ぷっはぁぁぁ〜…」」

呼吸を忘れて見入っていた二人が、大きく息を吐いた。

ミルキィ「はは…ま、まぁとりあえず」

ツバキ「ああ…試練は合格のようだな」

心地よい疲労感に包まれながら肩を寄せ合い、達成感にひたるツバキとミルキィであった。

『プリティーうさちゃんズ』
2本奪取!
戦闘に勝利しました!
712 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/04(日) 17:49:26.48 ID:wlMz4igO0
『というわけで』

ナイフが心臓のあたりに突き刺さったままアリスシャドーがこちらに手を差し出した。

『まりょくきゅうに まほうじんきどうの けんげんをあたえるから ちょっとかして』

「あ、うん…今渡すけど、ソレはそのままで大丈夫なわけ?」

深々と胸板に突き刺さったナイフを見て顔を引きつらせるミルキィ。

人間ならば即死しているような状態で手を差し出すアリスシャドーの姿は結構ホラー感が滲み出ている。

『だいじょうぶ かげだから。 かげに しんぞうはないし』

「…なるほど…?」

なんだか納得のいかない顔でミルキィは魔力球を手渡した。

アリスシャドーが受け取った魔力球を握りしめ、再び手を開くと…

『はい できあがり。 これでみんなは だいさんかいそうにいくことが できるよ』

「第3階層…か」

ミルキィはアリスシャドーから返してもらった魔力球を見つめた。

その色は黄色から真紅の色に変わっている。

まるで血の色のように。

「番人よ、一応確認するが…第三階層の攻略も、これまでどおり魔力球に魔力をため込んでいけばいいのだな?」

ツバキがアリスシャドーに問いかけるが、返答までに少々の間があいた。

『…たしかに、よんかいへすすむには また まりょくを ためこむひつようが ある』

「? 他に何かあるのか?」

『いや やることはかわらない。 ただこれからのたたかいは これまでとはくらべものにならない きびしいものになると おもう』

「な、なんか勿体ぶった言い方してるけど、具体的に厳しいってどんなことなの?」

ミルキィの問いかけに、アリスシャドーはまた少しの間を空けて答えた。

『ちからある 5にんの ものたちが だいさんかいそうで あるぎしきを おこなおうとしている』

713 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/04(日) 17:51:25.46 ID:wlMz4igO0
「な…」

「力ある5人…ある儀式だと?」

『とりあえず わたしからいえることは それだけ』

アリスシャドーの姿が透け始めた。

どうやら役目を終える時がきたらしい。

『でも あなたたちなら いがい…と だいじょうぶかも。 あなたた…ちも じゅうぶんただものじゃない…か…ら』

「にせのわたし。 じゃあせめて、ぎしきのなまえ だけでも おしえて?」

最後にアリスが消えゆくアリスシャドーに問いかける。

『ぎしき…ぎしきの、なまえ…は』

姿が消えるにつれてどんどん音声が不明瞭になっていく。

「え、なに?」

アリスがしっかり聞き取ろうと、アリスシャドーの口元に耳を寄せる。

『―』

おかげで最後の瞬間、アリスだけはその言葉を聞き取ることができた。



カラン…

アリスシャドーの胸元に突き刺さっていたナイフがアリスの足元に転がった。



「…消えちゃった。随分と気になること言っていたけど」

「5人の力あるものたち…儀式…か」

思案顔で顔を見合わせるツバキとミルキィ。

「アリス。最後の番人の言葉だが…奴はなんと言っていたんだ?」

「うん…にせのわたしは ぎしきのなまえだけ おしえてくれた」

「儀式の名前…それは?」



『ぎしき…ぎしきの、なまえ…は』

『ブラッ…ディ カルナ…バル』

714 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/04(日) 18:01:16.56 ID:wlMz4igO0
というわけで!

ダンジョンタワー2F、踏破完了です!

結局2Fではプリうさ側のエッチシーンはギンガさんだけしか発生しませんでしたね!

彼女らのエッチシーンについては3Fでの戦いに期待というところでしょうか。

しかしアリスシャドーの言葉どおり、プリうさの前にはさらなる困難が(作者的にも)立ちはだかろうとしています。

果たしてプリティーうさちゃんズは無事に塔の攻略を進めることができるのでしょうか。



…それでは新展開のための準備に取り掛かりますので、今日はここまで。

お付き合いありがとうございました。
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 18:04:28.14 ID:hEsrR4B1O
この『5人の力ある者』は安価募集になるのかそれとも>>1が考えるのかな?(安価募集の場合は予告あった方がいいかも?)
とりあえずおつおつ。ようやっと2/5か
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 19:56:21.33 ID:LRVkNRiBO
5人ってことは中ボス戦みたいな感じで、魔翌力球完成したら5人で探索して5VS5の戦いになるのかな?
とにかく乙。
717 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 17:40:42.59 ID:hRteiRmK0
新展開序章

===

ダンジョンタワー内のとある場所。

闇に閉ざされた空間の中に複数の気配が集っていた。

「―やぁ。どうやら集まったようですね、同士諸君」

ぼぅっ…

一本の燭台に火がともり、周囲の空間を照らし出す。

「本日はこのバロン・ミシェルめの呼びかけに集まっていただき誠にありがとうございます」

橙色の光の中に浮かび上がるのは貴族風のフォーマルな衣装に身を包んだ気障な青年の姿。

「―くっだらない。貴族気取りのレッサーヴァンパイア風情がなにカッコつけてんのよ」

別の方向から毒のあるセリフを吐きながら現れたのは赤い髪の美少女。

紅いマントに身をすっぽりと覆い、目元を覆う半透明のバイザーが印象的だ。

「あらべリオさんたら。そのセリフ、新参ヴァンパイアの貴方ごときがよく言えたものね」

育ちの良さを感じさせる気品ある佇まいの女性が皮肉を口にする。

「没落王家のお姫さまが言えることでもないんじゃなぁい? きゅふふっ」

小馬鹿にしたセリフを口にするのは露出度の高いゴスロリ服を着た黒髪黒目の幼女だ。

「おやおや、アルナ様もオニキスお嬢さんも抑えて抑えて」

見えない火花を散らす三人の女性を無精ひげを生やしたがっしりした体格の紳士が窘める。

「おほん、ミシェルくんもあまり勿体付けた挨拶はしないでくれたまえよ。キミの語りは気分が乗ると止まらないんだから」

「―ふん。わかってますよ、セウェルスさん」

無精ひげの男―セウェルスに小馬鹿にされたと感じたのか、ミシェルは少し真顔になって答えた。

「早速本題に入りましょう。 このダンジョンタワー…第三階層に出現したあの神殿について」

『神殿』。

その言葉を聞いた4人の間に緊張が走る。

「―なるほど、突き止めたのですね…バロン・ミシェル。三階に現れたアレがなんなのか…」

セウェルスの言葉にニヤリと笑みを返すバロン・ミシェル。

「ええ。私の見立てによれば…あれこそは我ら吸血鬼の聖地と謳われる、『鮮血蟲毒神殿』であることに間違いはありません!」

「鮮血蟲毒神殿…」



はるか大昔。

かつて圧倒的な力で世界を牛耳ったとされる吸血鬼の『真祖』と呼ばれる存在があった。

やがて支配することと自らの不死に飽きた彼は自分の肉体から吸血鬼としての力を分離させ、神殿の中心部に封じ込めた。

吸血鬼としての力を手放した彼は一瞬にして老衰による死を迎え、干からびて塵となったと伝えられている。
718 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 17:44:29.22 ID:hRteiRmK0
「我ら吸血鬼の伝説の聖地が、この塔に…!」

「ありえないわ。この大灯台がダンジョンタワーに変化したのはほんの半年ほど前のはず…いったい何故」

「おそらくは」

色めき立つ一同を制し、気障な吸血鬼は説明を続ける。

「大灯台がダンジョンタワーに変異する際。古代都市ファンタズマ同様に『力ある場所』として選ばれ、いずこかの場所から空間ごと召喚されたのでしょう」

「なんとも途方もない話だ。つくづくこのタワーの力は滅茶苦茶だなぁ」

呆れたように言って肩をすくめるセウェルス。

「運命的な話ではありませんか。様々な理由で塔に集った我ら吸血鬼の前に、吸血鬼の聖地が現れる。これを運命と言わずしてなんと言いましょう!」

ミシェルは先ほどのセウェルスの指摘など知るかとばかりに演技がかった身振りを交えながら語り続ける。

「ふん、随分とよくできた運命だこと。けど―」

そんなミシェルを鼻で笑いながら、アルナは言う。

「その神殿が目の前に現れたのなら、我ら吸血鬼の成すべきことは一つ。儀式により神殿に眠る真祖の力を解き放つこと」

「蟲毒儀式…か。吸血鬼同士で潰しあい、勝ち残った者が封印された『真祖』の力を手に入れ…吸血鬼の頂点、ダークロードの称号を得る…!」

冷静なアルナとは対照的にべリオは興奮を隠しきれないのか、マントの中で握りしめた拳を震わせている。

「きゅふふっ!なんて素敵…!まさかここにきて吸血鬼の絶対的支配者になれるチャンスが訪れるなんて!」

幼く愛らしい顔を溢れんばかりの欲望で満たしながらオニキスが嗤う。

「うーん、僕自身は『真祖』の力なんかよりお嫁さんのほうが欲しいんだけどねぇ」

セウェルスはやれやれと言った態度を取りながらも他の吸血鬼の表情を見渡して言う。

「残念ながらここには支配者には相応しくない連中の方が多そうだ。となると僕が一番マシかなぁ?」

挑発めいた一言に吸血鬼たちの視線が彼に集中する。

殺気だった視線を向けられてもセウェルスの皮肉めいた涼し気な笑みは崩れない。

「まぁまぁ皆さん、興奮するのは判りますがどうぞ落ち着いて!」

一触即発の空気が高まる中、ミシェルが割って入った。

「まずやるべきことは真祖の力を解放すること! それにはまず『神殿』に多くの人間の血を吸わせ、神殿を活性化させなければなりません」

「なら好都合ですわ。今ダンジョンタワーには最上階を目指す冒険者どもが大勢いますもの」

「つまり…のこのこ三階に乗り込んできた冒険者どもを片っ端から血祭にあげていけばいいのね」

「殺すついでに強い冒険者から血を吸って、最後の潰しあいに備えて力も蓄えられる…」

吸血鬼たちの行動指針が固まりつつある中、互いに腹を探りあうかのようににらみ合う。

既に真祖の力を手に入れる為の戦いは始まっているのだと言わんばかりに。
719 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 17:46:44.96 ID:hRteiRmK0
「ふっ、どうやら話は終わったみたいだね! ならアタシはさっそく行動に移らせてもらうよ!」

真紅のマントに身を包んだ吸血少女がふわりと浮き上がる。

「この神殿を人間どもの血で満たしてやる…ああ、ウズウズしてきたわ!!」

バイザーの向こう側からギラリと鋭い視線で他の面々を見下ろし、宣言する。

「覚悟しておくことね…! 真祖の力が解放されたら今度はあんたたちの番よ! ダークロードの称号はあたしのもんだ!」

そう叫ぶと吸血鬼べリオの身体がシュンと掻き消えた。

「ふん…下品な子。お里が知れるとはこのことね」

べリオが消えた空間を冷めた目つきで見上げながらアルナが呟く。

「では私も行くとするわ。あなた方には『私たち』に勝てるなど万に一つもありえないでしょうけど…せいぜい頑張りなさい」

そう言い残し、アルナの姿も闇に溶けるように消えていく。

「ほんといけすかないわぁ。でもオーちゃんがダークロードになった暁にはあんなお高くとまった連中も跪かせてやれるのよねぇ。きゅふふっ、たのしみぃ」

けらけらと笑い声だけを残してオニキスも消える。

「ふう、やれやれ。人間も商売相手だし、血祭にあげるようなことはしたくないんだけどねぇ…まぁ僕なりに色々とやらせてもらいますか」

思案顔で無精ひげを撫でさすりながらセウェルスも闇の向こうへと歩き去った。

そして…

バロン・ミシェルだけが闇の中に残る。

「くくくっ…はははっ…! さぁ、お膳立ては整った! 

人間どもの血が神殿を染め上げ、我ら吸血鬼は目覚めし古の力をめぐり戦い踊る!」

ばっと両手を大きく広げて上体をそらし、高らかに彼は宣言する。



「血で血を洗う鮮血蟲毒儀式! 

『ブラッディカルナバル』の開幕だ!」



「踊れ踊れ、吸血鬼ども、人間ども! お前たちがどんなに足掻こうと、最後に頂点に立つのはこの私…バロン・ミシェルだ! ふふふ…ははははは!!」

闇の中には既に勝利を確信しているかのような吸血鬼の高笑いがいつまでも響いていた。

===

 安価とコンマでダンジョンタワー攻略

 〜ブラッディカルナバル編〜

 スタート!
 
 
720 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 17:52:01.45 ID:hRteiRmK0
とりあえず3Fの物語はこんな感じで始まります。

安価で募集された敵の中には吸血鬼の肩書をもつキャラが多かったので、吸血鬼をメイン敵に据えた舞台を準備してみました。

あと敵ギルド安価で投稿してくださったオニキスもここで使わせてもらってます。

さて、プリうさは襲い来る5人の吸血鬼にどう立ち向かうのか…
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 17:57:57.37 ID:by0TpLorO
吸血鬼といえばこないだの募集で選考漏れた中にもいたな。
まぁやっぱり
・魅了の魔眼とか色々使える
・吸血されると性的快感を得る
・眷属化などの変化要素
と吸血鬼はこういうので使いやすいもんなぁ。
722 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 20:20:48.19 ID:hRteiRmK0
ちょっと進めていきます

===

ファンタズマ:ライトエリア。

アリスシャドーを倒し、3階への魔法陣を解放したプリうさ一行は引き続きこの街の宿を拠点として活動を続けていた。

いよいよ3階へと挑むにあたり、行動前のミーティングを始めた一行であったが…

「冒険者狩りだと!?」

ギンガのもたらした情報にツバキが身を乗り出して大声を上げる。

「3階の攻略を開始するにあたり、先行している冒険者たちに3階についての情報提供を頼もうと聞き込みに回ったのですが」

ギンガが冷静な口調で淡々と説明する。

「明らかに通常の魔物とは違う何者かが冒険者への襲撃を繰り返しているとのこと。既に複数のギルドが壊滅にまで追い込まれています」

「なんということだ…」

「何者か…って、本当にどんなヤツが相手かもわからないわけ?」

「辛くも逃げ延びた冒険者の証言によれば…」

ミルキィの問いかけにギンガはわずかに眉をひそめて言った。

「ソイツは仲間の血を啜っていた…と」

ギンガの答えに一同は息を呑む。

「血を啜る…それってつまり…きゅ、吸血鬼、というやつですか…」

クチナは青ざめながら声を震わせている。

「おそらく。吸血鬼と言ってもピンからキリまでありますが…話を聞くかぎりではかなり強力な部類に入る相手でしょう」

「ひええ…」

怯えるクチナを横目に、アリスは先日アリスシャドーの伝えた言葉を思い返していた。

「リーダーツバキ。 それって にせのわたしが いっていたこととかんけいがあるのかな」

「力ある5人…儀式…ブラッディカルナバル…か」

アリスの言葉にツバキが考え込む。

あの影は言っていた。

これからの戦いはこれまで以上に厳しいものになると。

「3階での戦い…どうやら思っていた以上に過酷なものになるやもしれん」

これまで見たことのないほど、厳しい顔つきでツバキは言う。

「何が起こるかわからん。気を引き締めていくぞ…!」
723 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 20:24:10.47 ID:hRteiRmK0

【本日休みのメンバーはいません】

クチナ「初めてのエリアに行くわけですからきちんと準備しましょう」

ミルキィ「攻撃アイテムは十分だと思うけど、うーん」

ツバキ「さて、どうすべきか…」」

到達階層 3F 
現在の魔力球ゲージ 0/5

現在の所持アイテム

『全員攻撃コンマ+20』0個
『全員攻撃コンマ+40』3個
『敵攻撃コンマ半減』  1個
『疲労回復』      0個
『ガスト召喚シール』  0個
あぶらあげレシピ  1/3

ツバキ淫乱LV2
ギンガ淫乱LV2
ミルキィ淫乱LV1
アリス淫乱LV1
クチナ淫乱LV1


【今日のプリティーうさちゃんズ方針】

10日目です
今日はどうする?

1.3Fへ探索に向かう

2.おきつね堂へ買い物にいく

↓1〜3安価指定・最大コンマを採用
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 20:25:10.28 ID:6KN3rnbVO
1
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 20:25:26.50 ID:5CGk1HrkO
まずは探索
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 20:25:41.87 ID:AofgcHr8O
1
727 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 20:29:50.90 ID:hRteiRmK0
コンマ87

1.3Fへ探索に向かう


ミルキィ「大丈夫! なんせ私たち連勝街道まっしぐらだし!」



5人の中から3人選択してください

ミルキィ
ツバキ
ギンガ
アリス
クチナ

一つのレスに名前3人書いてください
↓1〜3 コンマ最大を採用します
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 20:32:15.61 ID:W+XLbmrQO
ギンガ
アリス
クチナ
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 20:34:28.72 ID:K/3tCFBwO
ミルキィ
クチナ
ツバキ
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 20:35:05.98 ID:majUv+6ZO
ツバキ
ミルキィ
クチナ
731 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 20:37:51.54 ID:hRteiRmK0
コンマ98

パーティ決定しました
以下3人で探索します

ツバキ
ミルキィ
クチナ
732 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 20:56:37.36 ID:hRteiRmK0

2階ダークエリアの転移魔法陣から移動したプリうさ一行はいよいよダンジョンタワー3階へと足を踏み入れた。

「ふうむ…これまた2階とはうってかわって…真っ当なダンジョンと言った雰囲気だな」

「というか2階が特殊すぎるんだと思うよ。でもこの迷宮は明らかに人の手が入っているよね」

自然に出来た洞穴とは違って足元は明らかに通路として整えられており、壁は塗りこめた壁のように平面で所々に燭台が設置されておりきちんと炎が灯っている。

「燭台の炎のお陰で視界に苦労は無いが…こういうダンジョンの燭台というのは誰が火をともしているんだ?」

「たぶん、自動的に灯るようになっているんだと思う。迷宮内に魔力の通り道を網の目のように張り巡らせて、それぞれの燭台に魔力を送り込んで火を付けてるんだよ」

ツバキの疑問に冒険慣れしているミルキィが答える。

一行は慎重に、未知の迷宮を進んでいく…

3階
鮮血蟲毒神殿 を探索中

魔力球ゲージ 0/5

疲労回復 0

ツバキ 
疲労度 00
スキル:気合注入(使用〇
スキル効果:攻撃コンマ+40
スキル使用後疲労度+10

ミルキィ
疲労度 00
スキル:主役補正(使用〇
スキル効果:コンマ・疲労度関係なく勝利する
スキル使用後疲労度+10

クチナ
疲労度 00
スキル:特製ハーブ(使用〇
スキル効果:全員の疲労回復

※戦闘用スキルは
自分のターンのみ
効果が発揮されます

01〜50 敵との遭遇
51〜98 宝箱発見 
奇数ぞろ目 敵ギルドとの戦闘
偶数ぞろ目 脱出ポータル発見(ダンジョンから脱出できます)

↓1コンマで判定
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 20:59:55.12 ID:EZTV1zMIO
あい
734 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 21:23:45.38 ID:hRteiRmK0
コンマ12

01〜50 敵との遭遇
===

さて、3Fでの敵との遭遇ですがこれまでとは少し異なります。

序章でお伝えしたとおり、5人の吸血鬼たちが冒険者に襲い掛かってくるのです。

吸血鬼は『配下のモンスター』を引き連れ、プリうさたちの前に現れます。

まず出現する吸血鬼を安価コンマ判定で選択します。

(初回なんで説明しながらやります)

吸血鬼たち
・バロン・ミシェル
スキル:スキルキャンセラー
プリうさ側スキル使用不可

・吸血商人セウェルス
スキル:アイテムキャンセラー
プリうさ側アイテム使用不可

・べリオ
スキル:エクスタシーミスト
コンマから淫乱レベル×10をマイナス

・吸血鬼アルナ&人狼ニニス
スキル:クリティカルキャンセラー
プリうさ側はゾロ目でもクリティカルが発生しない

・オニキス
スキル:オーちゃんをたすけて♥
オニキスのコンマ+20

※スキルは戦闘中に発動します

とりあえず吸血鬼を選んでみましょう
登場する吸血鬼名を書いてください。
↓1〜3コンマ最大を採用します
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 21:25:17.08 ID:OA8teCoHO
オニキス
ちなみにこれ、女の子モンスターを配下に選んでプリうさが勝利したら敗北エロ起きるのは配下の女の子モンスターだけ?
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 21:25:50.44 ID:4Hsjyho6O
ベリオ
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 21:26:23.72 ID:ADQP1D1gO
オニキス
738 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 21:39:58.90 ID:hRteiRmK0
>>735 吸血鬼の女の子もエロい目にあいます
たぶん儀式から脱落する展開になるかと。
(安価内容次第かな?)

配下となるモンスターはこの中から選択してください

安価コンマで選択された敵が吸血鬼とチームを組んで襲ってきます。

<モンスター>
フェルモン触手
黒騎士
産卵蟲
肉壁
デルタホース
オーク
スライム
ゴブリン
デリバリーテーブル
強姦ゾンビ
食道ゴキブリ
イクボカズラ
ショジョトリグサ
パリピ
コスプレさせイヤー
ドラッグドライアド
キューピッド
粘着ブロブ
巨大ウサギ軍団
海賊団船長
エモーション・イーター
トロル
キノコお化け
オーガ
催眠術師ドロイス
生態調査マシーン『A-01』
タダノク・ズニンゲン
養殖インセクト
くいたまくん

<女の子エネミー>
サキュバス
テイマー
マザーセイレーン
喪女霊
ようじょ
アルラウネ
エルネシア
女王様
ジャスティスナイトシルファ
淫魔見習い ヒイラギ
女騎士・リン


できれば敵名を書く際に配下になった経緯も一緒に書いてください
(面倒くさければ書かなくても大丈夫です)
※配下と言いましたが、別に対等の関係とかでもいいです。
魔力で操っているとか、お金で雇ったとか、洗脳したとか、昔馴染みだとか、騙して味方につけたとかそんな理由でもOK。

能力の詳細は
>>3 〜 >>10 >>461 >>462を参照

↓1〜3 登場させたい敵名一体 コンマ最大を採用します
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 21:40:49.84 ID:2sZILFqY0
海賊団船長
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 21:42:01.96 ID:b7WVSxgcO
リン
国のために色々と事情ありそうだし
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 21:42:25.11 ID:dxxu/zIQO
ようじょ
プリうさ、特にミルキィを狙って
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 21:42:39.41 ID:2sZILFqY0
マザーセイレーン
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 21:44:00.31 ID:2sZILFqY0
すいません失礼しました
744 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 21:52:31.24 ID:hRteiRmK0
コンマ96

女騎士リン が配下として出現します!


===

・女騎士リン
ダンジョンタワーに単身で挑む女騎士。
温和で礼儀正しく高潔な立ち振舞いをしている。一人称は『ボク』。
実はとある亡国の姫騎士であり、国を建て直す鍵がダンジョンタワーにあるというお告げを受け身分を隠しタワーに挑戦している。ちなみに名前の『リン』は本名の一部から取った偽名で本名は王族だけあってやたら長いらしい。
本人は悪人でもモンスターでもないのだが、高貴なる者の務めとして国と民のために自らの使命の遂行を最優先としているためにタワーで出会ったライバルとして衝突してしまうことに。
長身に白銀のショートヘアー、体型で分かりにくいが爆乳安産型のわがままボディ。
元王族の箱入り娘だけあって性知識も体験も全く無い。弱点はギンガに匹敵、もしくは凌駕しているほどのその胸(大きさ・感度どちらも)。
なおわがまま王女ことアイリーンとは会ったことがあるが、王族でありながら民を省みず我を通そうとする彼女のことはよく思ってはいなかった。
当然ながらそのアイリーンや配下の騎士団がボルギス海賊団のところで(飽きられていなければ)壊れた慰み者になっていることは知らない。
745 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 22:38:45.62 ID:hRteiRmK0

警戒しながらも迷宮の通路を進んでいくプリうさ一行。

ミルキィ「それにしても、吸血鬼かぁ。私はまだ見たことないけど、一体どんな姿してるんだろうね」

ツバキ「私も話でしか聞いたことは無いな…気味の悪いほど白い肌をしていて、牙が生えている…くらいしか」

クチナ「なんとなく、気取っていて紳士っぽい振舞いをしてるイメージがありますね」

???「あー、そういうのいるいる。キザったらしくてウザいカッコつけ野郎みたいな!」

突然、何もない空間から女の子の声が聞こえてきた!

ツバキ「! 曲者っ!」

ヒュンッ!

気配のした方向をツバキの太刀が一閃する!

オニキス「きゅふふっ! やぁん、こんないたいけな女の子に刀を向けるなんて、やっば〜ん♥」

現れたのはけらけらと笑う、露出度の高いゴスロリ服を来た黒髪黒目の少女…いや幼女。

時折開いた口から鋭い牙のような犬歯が垣間見える。

ミルキィ「なっ…ま、まさかこの子が!?」

ツバキ「吸血鬼、なのか!?」

オニキス「せいか〜い♥ おーちゃんことオニキスちゃんでぇ〜っす!」

とん、とオニキスは床に降り立つとにぱっと愛らしいスマイルを浮かべて挨拶する。

しかし次の瞬間には…

オニキス「さっそくだけどぉ。おーちゃんの明るい未来のためにっ♥」

オニキス「おねーちゃんたち。 し・ん・で ♥ 」

ぶわっ、と。幼女の背中に真っ黒なオーラが浮かび上がり。

ごっばぁっ!

強烈な衝撃波がプリうさ一行に襲い掛かる!

ミルキィ&ツバキ&クチナ「「「うわぁぁぁぁっ!!??」」」

吹き飛ばされる床に叩きつけられたプリうさ一行だが幸いにも大きなダメージは無いようだ。

しかしツバキたちはこの幼女の強さを肌で感じ取り、戦慄する。

ツバキ「…な、なるほど…! 見た目にはよらんということか」

オニキス「ふふん、まだやる気なんだ。でもこっちには、もう一人いるんだよ?」

オニキスの言う通り、彼女の背後から一人の女騎士がふらりと現れる。

長身で高貴さを感じさせる白銀のショートヘアーの女騎士は苦渋を滲ませた表情でツバキたちを見つめている。

???「オニキス。この者らを…倒せばいいのか?」

オニキス「ふふん、そうだよ姫騎士さま♥ わかってるよねぇ、おーちゃんの言うこと聞かないとぉ…あの人たち、もとに戻らないよ?」

???「…っ!」

女騎士は悔しそうに歯噛みして豪奢な装飾を施した大剣を構える。

リン「ボクの名は…リン。許せ冒険者たちよ、すまぬがこれも罪なき民のため…!」

ツバキ(あの剣の紋章…! ま、まさかあの女性は!?)

リン「こうするしかない愚かなボクを恨むがいい! いくぞ…せめて苦しまないよう、一瞬にしてケリをつけてやる!」

オニキス & 女騎士リン との戦闘に入ります!
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:49:24.53 ID:3LicaiAAO
配下は一度決まったら固定なのかな?
747 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 22:53:21.11 ID:hRteiRmK0
 オニキス & 女騎士リン が現れた!

オニキス「きゃー♥ ギルドのみんなっ、たすけてぇ〜♥」

スキル:オーちゃんをたすけて♥
オニキスのコンマ+20
発動します!

ドドドド…

オニキスの声にひかれて謎の集団が現れた!

??「「うおおおおーー!オニキスお嬢ー!」」

オニキス「みんなー!今日もおーちゃんのためにがんばって命を投げうってね〜♥」

??「「はぁ〜い!!」」

現れた集団は皆常軌を逸した表情でオニキスの声に応えている!

その中にはリンと同じ紋章の描かれた鎧を着た男たちも混じっていた。

リンの部下だった者たちまで皆オニキスに心を奪われている様子だ。

リン(くっ…こんなことが起こらないように単身で冒険していたのに!)

※戦闘判定は反転コンマで行ないます

※アイテムやスキルによるコンマ補正は
反転後の数値に対してかかるようにします

戦闘用アイテム所持数

『全員攻撃コンマ+20』0個
『全員攻撃コンマ+40』3個
『敵攻撃コンマ半減』  1個

攻撃順はコンマ高い順に決まります
(1〜3コンマで決定)
 ↓1ツバキ 疲労度 00
 ↓2ミルキィ 疲労度 00
 ↓3クチナ 疲労度 00
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:53:47.15 ID:3LicaiAAO
おう
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:54:06.91 ID:5fIsMGJlO
はい
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:54:20.63 ID:knKo2ubJO
751 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 22:57:11.68 ID:hRteiRmK0

ミルキィ > クチナ > ツバキ
の順番で攻撃します!

アイテム仕様判定
一つだけ使えます


1『全員攻撃コンマ+40』3個
 勝利時疲労度+20(全員)
2『敵攻撃コンマ半減』  1個
 勝利時疲労度+10(全員)
3使わない
↓1
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:58:06.45 ID:2sZILFqY0
3
753 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 23:02:05.14 ID:hRteiRmK0

ミルキィ > クチナ > ツバキ
の順番で攻撃します!

3本勝負1本目!

現在 0勝0敗

一番手
ミルキィのターン!
スキル使用 〇

戦闘コンマ判定
(コンマ反転します)
↓1ミルキィ 疲労度 00
↓2敵

※ミルキィのスキル使用判定は
敵側のコンマが上回ったときのみ
発生します
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:03:10.10 ID:NuszeTFFO
てい
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:03:31.69 ID:9ipmSS77O
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:07:39.97 ID:mdJrEjRqO
コンマ神『そろそろミルキィのエロ見せて』
757 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 23:10:31.19 ID:hRteiRmK0
コンマ反転
ミルキィ→01
敵 →96

疲労度なし

01


敵 96
敵スキル効果により+20
96 +20 =116

===
結果
ミルキィ 01
敵  116
===

スキル使用すれば勝利できる数値です

スキル:主役補正(使用〇
スキル効果:コンマ・疲労度関係なく勝利する
スキル使用後疲労度+10

使用する?しない?
↓先着2票
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:11:04.60 ID:MOHGfrkMO
使わない
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:11:15.46 ID:W+XLbmrQO
使わない
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:15:43.18 ID:bJwcZnaiO
待ちに待ったミルキィエロチャンスだし使わない
761 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 23:34:42.41 ID:hRteiRmK0
ミルキィ「てやぁぁぁーーーっ!!!」

電神の刃から電撃を迸らせながらミルキィは小さな吸血鬼に肉薄する!

オニキス「きゃっ、それって魔法剣ね! まともにくらったらおーちゃんでもヤバいかもぉ♥」

ミルキィ「余裕かましちゃって…! けどこれならあなたも笑っていられないでしょっ!」

ミルキィは電神の刃にボルトリオの魔石を装填する!

ミルキィ「出し惜しみ無しで…いっくよぉぉぉ!!!」

魔法音声『供物確認OK。使用者二電神ボルトリオノ加護ヲ与エルモノトスル!GOODLUCK!』

ミルキィ「くたばれ吸血鬼ぃ! デンジィィンッブレイクゥゥッッ!!」

数々の敵を屠ってきた、激烈な電撃の刃がオニキスの小さな体に襲い掛かる!

だが…

オニキス「きゅふ…きゅふふふふふふ!!!」

ぼっしゅうううっぅ!!

なんと!

オニキスの身体が黒い霧に変化していく!

ミルキィ「なっ!?」

振り下ろされた電撃の刃は黒い霧に飲み込まれ、瞬く間に拡散していく…!

ミルキィ「電撃が…利かない!?」

オニキス「ざーんねんでした♥ そんなオモチャ、おーちゃんにはききまっせーん♥」

黒い霧はミルキィの首回りにまとわりつき、元のオニキスの身体へと戻っていく。

オニキス「じゃあ、ちょっと味見させてもらおうかな」

形を取り戻したオニキスは、そのままミルキィの首筋に―

オニキス「かぷっ♥」

噛みつき、血を吸い始めた!

ミルキィ「あっ!? あ、あぁぁぁあ…!」

ミルキィの身体から力が抜けていく。

ミルキィ(そ…そんな…デンジン…ブレイクが…負けた…)

ショックと敗北感を胸に抱きながら、ミルキィの意識が薄らいでいく…

===

敵側に一本取られました!

3本勝負2本目!

現在 0勝 1敗


クチナのターン!

戦闘コンマ判定
(コンマ反転します)
↓1クチナ 疲労度 00
↓2敵
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:35:58.28 ID:2sZILFqY0
a
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:36:18.21 ID:B27A7u7TO
はいな
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:37:13.42 ID:E4mO4xbKO
クチナさん相変わらずダンジョンに来ると異常に強くないですかあなた
765 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/10(土) 23:58:57.28 ID:hRteiRmK0
コンマ反転
クチナ→82
敵 →12

疲労度なし

82


敵 12
敵スキル効果により+20
12 +20 =32

===
結果
クチナ 82
敵  32
===

???「うおおお!我らはギルド『キューティクルおーちゃんズ!』全てはオニキスお嬢のために!!」

クチナ「ひええ! なんなのこの人たち!?」

ギルド員A「ハァハァ…人間をブっコロせばお嬢がご褒美をくださる!」

ギルド員B「うへへへ…お、俺今度こそがっつりとロリマン中出しさせてもらうんだ…うおおお!」

どうやらオニキスは肉体関係という『ご褒美』を与えることでギルドを統率しているらしい。

クチナ「色々ヤバいこと言ってるー!! 近寄らないで―!!」

クチナ(はっ、そうだ! ダメ元で アレを試してみよう!)

クチナ「クチナ特製! 対吸血鬼用にんにくスプレー!(テテーン)ってか薬師の扱う範疇に入るんでしょうかこのアイテム!?」

多少焦っているのか一人突っ込みを入れながらもスプレーを開栓するクチナ。

クチナ「このかぐわしい香りで…目覚めなさーいっ!!」

ぷしゅううううーーー!!!

あたり一面にニンニクの強烈な匂いが広がった!

ギルド員C「ぶはぁぁーーーー!!??」

ギルド員D「ぐえぇぇぇーー!!目が、目がぁぁぁーー!!!」

吸血鬼の支配下にあったギルド員たちには効果てきめんのようだ!

クチナ「か、勝った…というかホントにこれ薬師の戦いといえるのかしら…」

周囲で地を転げまわるギルド員たちに囲まれてもやもやとした思いを抱くクチナであった。

===

一本取りました!

3本勝負3本目!

現在 1勝 1敗


ツバキのターン!
スキル使用 〇

戦闘コンマ判定
(コンマ反転します)
↓1ツバキ 疲労度 00
↓2敵

※ツバキのスキル使用判定は
敵側のコンマが上回ったときのみ
発生します
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 00:01:16.27 ID:kSO8SDpmO
えい
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 00:01:40.56 ID:J+3riKBLO
768 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/11(日) 00:05:23.43 ID:GwVduQ1g0
コンマ反転
ツバキ→72
敵 →65

疲労度なし

72


敵 65
敵スキル効果により+20
65 +20 =85

===
結果
ツバキ 72 
敵  85
===

スキル使用すれば勝利できる数値です

スキル:気合注入(使用〇
スキル効果:攻撃コンマ+40
スキル使用後疲労度+10

使用する?しない?
↓先着2票
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 00:06:00.20 ID:B2v8V7Ze0
使う
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 00:06:49.02 ID:yBVNe1nlO
使用しない
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 00:07:34.93 ID:vS+7uo67O
使わない
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 00:08:11.55 ID:Kaocvly3O
使わずミルキィエロ行こう
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 00:12:06.46 ID:l1oCMQT1O
質問なんだけど、これ敵としては消えない程度に配下の女の子エネミーもエロい目に合わせるって出来る?
例えば今回なら『ギルド員にミルキィを輪姦させる。途中からリンにも参加させオニキスはそれを満足げに眺める』みたいな。
774 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/11(日) 00:45:22.74 ID:GwVduQ1g0
>>773
できます。
勝った女の子エネミーがエッチな目にあってはいけないというルールはないです!
775 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/11(日) 00:57:24.69 ID:GwVduQ1g0
ほほう…!

スキル使用しない
===

リン「チェーストォーー!!」

ツバキ「ぬんっ!」

ガキンッガキィィン!

リンとツバキ、二人の剣士は一進一退の攻防を繰り広げていた。

ツバキ(つ、強い…!)

ツバキ「くっ、何故だ! 構えも剣さばきも貴方の剣は誠実そのもの! なのになぜ吸血鬼になど与する!?」

リンの顔はさらに苦渋に歪む。

リン「ボクが…ボクが不甲斐ないせいだ! この冒険には皆を巻き込まないと! そう誓ったはずなのに…部下たちの思いを、忠誠を、ボクは軽んじすぎた!」

とある亡国の姫騎士であり、国を建て直す鍵がダンジョンタワーにあるというお告げを受けたリンは単独でこの危険な戦いの待つ塔に挑んだ。

リン「だがそれは自分の勝手な思い込みだった! ボクはもっと部下を信じるべきだったのに! 素直に部下たちの力を借りていれば、こんな…!」

オニキスはこう言った。

お前を慕ってこっそり塔までついてきていた部下たちは皆自分のギルドに入ってしまったのだと。

むろん、部下たちの意思ではない。

リンへの想いを利用された彼らはいつの間にかオニキスの操り人形となってしまっていたのだ。

リン「ボクは…部下を取り戻す! その為ならボクは…うぉぉぉっ!!」

ツバキ「くううっ!」

リンの強烈な気迫にツバキが気圧される。

ツバキ(仕方あるまい…私も覚悟を決めよう!)

ツバキ「はぁぁぁーーーーっ!!!」

ツバキが裂帛の気合を込めて太刀を構える!

ツバキ(貴方とは…もっと違う形で剣を交わしたかったぞ…!)

ツバキ「気合注入…いっとうりょうだ…!」

必殺の威力を秘めた一撃を繰り出そうとしたその時だった。

ギルド員E「ぬおりゃぁーー!!」

がしぃっ!!

ツバキ「ぐっ!な、なんだ!?」

突如としてギルド員たちに背中にしがみつかれ、ツバキの動きが止まる。

ギルド員E「うへへへ! オニキスお嬢にご褒美をもらうのはオレだぁぁー!」

ツバキ「ぐっ…は、放せ…!」

振りほどこうともがくツバキだが、その身体には次々とギルド員たちがしがみついていく。

ツバキ「う、動けない…う、うぁぁっ!?」

多くのギルド員たちに押しつぶされるように、ツバキの身体が地面に押し倒された。

ツバキ「は、放せっ…」

オニキス「きゅふふふふ! みんなよーく頑張ったわー! おかげでおーちゃんの大勝利だよー♥」

勝ち誇ったように邪悪な高笑いをあげるオニキス。

リン「お、オニキス! 貴様はどこまで剣士の誇りを侮辱すれば気が済むんだ!」

オニキス「ふん、吹けばとぶようなホコリなんてどうでもいーわ。さて、それではこいつらの血をたんまりと頂こうかしら…」

そう言ってニタリと笑うオニキスであったが…

776 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/11(日) 00:58:57.66 ID:GwVduQ1g0
もわわわぁぁん…

オニキス「―うぷっ」

先ほどクチナがまき散らしたニンニクの匂いがここまで漂ってきた。

オニキスほど強大な吸血鬼であればニンニクごときで苦しさなど感じはしないのだが。

オニキス「さすがにこれは落ち着いて血も吸えないわ…」

口元を抑えながらオニキスが渋面をつくる。

普通に臭いモノは臭いのだ。

オニキス「なーんか、食欲無くなっちゃった。しょうがない、この子を持って帰って遊ぶわ」

地に押し倒されたままのツバキが顔をあげると、ギルド員の一人に抱え上げられたミルキィの姿が目に入る。

ぐったりとして、気を失っているようだ。

ツバキ「そ、そんな…ミルキィ! おい、貴様ら!どけ!どけぇぇぇ!!」

オニキス「きゅふふふっ! 負け犬はそうやって、地に這いつくばっているのがお似合いよ♥ それじゃあねー」

そういってオニキスとミルキィを抱えたギルド員は通路の向こうへと消えていく。

リン「…すまない」

女騎士リンは小さく謝罪の言葉を口にすると、オニキスのあとに続いた。

ツバキ「う…うぉぉぉぉっ! ミルキィ!ミルキィーーー!!!」

血を吐くようなツバキの叫びが通路の中でいつまでもこだましていた―。

敵に二本取られました!

『プリティーうさちゃんズ』は敗北してしまった…

―――――――――――――――
戦闘(反転)コンマが一番低かった仲間は…

ツバキ 72(負け
ミルキィ 01(負け

ミルキィがエッチな目にあいます
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 01:06:53.80 ID:waVx/qfWO
これ『何らかの方法で連れ去られた』みたいにオニキス一行以外とのエロでも行けるかな?
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 01:08:07.58 ID:bewxmFGE0
あんまり他キャラを出すのもどうかと思うけどなぁ…
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 01:09:47.30 ID:81ZXUw6TO
>>777
それありにしちゃうと勝った敵エネミー無視の安価が多くなりそう
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 01:13:09.97 ID:IJcrqbV5O
勝ったときにエロに移行しなさそうな設定のキャラなら行けるんじゃないかな?
一覧の中だとリン(単独)やシルファ辺りはそのパターンだと思う。
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 01:15:03.45 ID:JWZA8bALO
シルファとかは『プリうさ=悪だとシルファに吹き込んだ相手の元へと連行される→その相手にねっとりぐっちょり』とかかな
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 01:15:29.20 ID:bewxmFGE0
今度安価で敵エネミーを取るときは凌辱するか否かの蘭を付ける?
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 01:22:28.93 ID:81ZXUw6TO
>>781のならいいけど今回のは流石に無理でしょ
784 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/11(日) 01:24:09.27 ID:GwVduQ1g0
>>777
あんまりな内容は作者判断で却下するかも
>>780
実際エロに絡めにくそうなキャラはいるので臨機応変にいきたいですね

===
プリティーうさちゃんズ、ついに連勝ストップ!

その階層での初回戦闘は負けると言うジンクスでもあるんでしょうか。

しかしオニキスの、というか吸血鬼の強さを見せることができたのはお話的にはありがたかったかも。

それではミルキィのエッチシーンの内容安価を取ります。

必殺技が通じず、手痛い敗北を喫してしまったミルキィがどんな目にあってしまうのか―

今回は8/11(日)18:00〜18:01(一分間!)の間を募集時間とさせていただきます。
その一分以内に投稿が来ない場合は先着『5名』で締め切りとします
1>>が募集時間以降に判定レスを出してそのコンマに近いコンマのレスを採用します

※PCの前に戻れるのは23時以降になると思うので判定レスつけるのは夜中になると思います

※内容は作者が書きやすいよう改変する可能性がありますのでご了承ください。

それでは今晩はこれにて終了です

上記時間帯にて皆様の投稿をお待ちしています

ではまた次回…
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 01:26:23.05 ID:bewxmFGE0

での募集時間は3分欲しい…
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 01:26:24.41 ID:JWZA8bALO
おつおつ。
前『一分だとキツい』って意見あったし三分ぐらいの方が……
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 01:27:53.64 ID:GwVduQ1g0
ちなみに一応言っておきますが、
「18時になったので募集開始します!」なんていうアナウンスはありません。ご注意下さい…
788 :塔の主 ◆VfcsCSY7us [saga]:2019/08/11(日) 01:33:21.29 ID:GwVduQ1g0
おっと、
>>787は自分です

いや…前回も一分かからずにあれだけ投稿が来たので3分だともっと選考が大変なことになってしまう…

とりあえず今回は一分間でやらせてみてください。
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