このスレッドは1000レスを超えています。もう書き込みはできません。次スレを建ててください

【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その8

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 02:55:11.17 ID:nOZT5w2mO
竜のほうが人間より頑丈だからたくさん魔翌力を詰められるとしたらロックス爆弾の比ではない威力になりそう…
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/05/03(金) 03:06:49.71 ID:zutkJDkP0
元々ロックス達が人間に近い性質を持っていたからお兄ちゃんの障壁抜けられたんじゃなかったっけ
まあ割れる可能性も否定はできないが
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 07:25:01.92 ID:NTzZB3meO
>>442
遡ってみたが、ギルバートの初期レベルは1080だったぽいね(今は1418)
初期値が判定じゃなかったキャラを見ると
最上位陣
ギルバート:1080(超手加減で350)
金真竜(最強):600
ノワール:540
フローレン:440
赤帝竜(最弱):330

各国最強将
スカーレット:180
バーンズ:175
アルフォンス:170

シュタイナーは四天作成に100レベル払う(やられると50回収)仕様で、今は初期値−100状態
=少なくとも四体作って揃える力(レベル400以上)はある
判定やら王国襲撃で魔翌力補給が容易になったっぽいからレベルダウンは無くなってるかもしれないが、上がりはしていない?
また金真竜が内心いつかシュタイナー食おうとか考えてた=勝ち目はあった?から
大体シュタイナーのレベルは400〜600の間くらいじゃないか?
四天の護衛とか大量の天使考えると本人のレベルは控えめそう
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 13:11:07.16 ID:c2asJJys0
今回の判定は高いほど不利な人が選ばれたみたいだけどなんでパトラよりアルフォートのが不利なのかなと思ってスキル見てみたら−100とかえげつないことが書いてあったわ
これシュタイナー本人はもっと凶悪だろうしゾロ目でシアが墜ちてくれてなかったらシュタイナーとの決戦でエリスとシアの大戦力が戦闘前に排除されてアベル達からするとギルバート以上の無理ゲーになってたのか
ホントシアさんありがとう
449 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/05(日) 22:47:33.04 ID:/nEF7vjQ0
こんばんはー
判定部分から、少しだけ再開します
450 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/05(日) 22:48:30.06 ID:/nEF7vjQ0
――

コンマ56

56>50

※基準値を上回ったため???が上級天使と相対


――



ノワール「……」キョロキョロ…

ノワール(妙ね……魔力反応が消えた……?)

ノワール(退いてくれたならありがたいのだけれど……)

ノワール「パトラちゃん、大丈夫かしら?」

パトラ「あ、はい。このぐらいの傷ならば、問題ありません」

パトラ「申し訳ありません、本来であれば私が倒さねばならない相手だったのですが……」

パトラ「アーシャさんも、ありがとうございました」

アーシャ「いえ、私は何も。ノワールさんの援護がなければ、今頃……」

ノワール「私も、いつでも駆けつけてあれを撃てるわけではないわ」

ノワール「危ないと思ったら、逃げることも大事ですからね?」



パトラ(天使の力を得た人間……)

パトラ(同情の余地がない人でしたけれど、あんな最期を迎えることになるなんて……)

パトラ(やはり、私はまだまだ力不足。もっと強くなって、そして……)

アーシャ(覚悟は決めているはずだったのに……)

アーシャ(あの圧縮魔力を感じた時、私は確かに恐怖した)

アーシャ(もっと、アベルと一緒にいたい。まだ、死ぬわけには……!)


特殊判定
↓1コンマ二桁
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:48:58.02 ID:/yJig89BO
おかえり
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:49:02.65 ID:l7k86uMy0
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:50:08.75 ID:/yJig89BO
めっちゃ低いの出しちゃったがこれはどっちだ
454 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/05(日) 23:00:48.16 ID:/nEF7vjQ0
ゾロ目チケット戦後ボーナス

コンマ02

パトラレベル:134+1=135

アーシャレベル:167+2=169


――



パトラ(少しは経験になったけれど……)

パトラ(まだ全然ね。アーシャさんがいなければ、上手く動けない……)

パトラ(これから、もしロックスと同じような敵が出てきたら、どう動くべきかしら?)


アーシャ(……どれだけ上手く立ち回れても、不利な状況を未然に防げても)

アーシャ(万が一はある。そして、あの魔力の爆発……)

アーシャ(魔法障壁、私も少しでも使えたら……)



ノワール「……伏兵はこの場にはもういないみたいね」

ノワール「パトラちゃんも怪我をしているし、一度城塞に戻りましょう」

ノワール「私もあまり外で大事は起こしたくないしね?」

アーシャ「わかりました。パトラさん、大丈夫?」

パトラ「ええ。他の隊員達も自爆する危険性がありますが、アベル皇子にはロウルさんがついています」

パトラ「きっと、ご無事に戻られることでしょう。大人しく、戻ります……」

パトラ(ああ、またアベル皇子とその母君にまでご迷惑を……)

パトラ(いつになれば、この恩を返すことができるのかしら?)


――
455 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/05(日) 23:03:11.92 ID:/nEF7vjQ0
――


【帝国・城塞付近】



上級天使兵1「……異教徒の巣窟、発見」

上級天使兵2「これより断罪を開始する」




















アルフォート「……それ以上、進まないで貰おうか」ザッ…













上級天使兵「「!?」」

アルフォート「……霧散したが、一瞬感じた魔力は兄のものだった」

アルフォート「魔法に疎い私が、はっきりと断言できるほどの……」

アルフォート「私にもっと魔法の才があれば、お前達が兄の作品であると気が付けたのだろうか?」

アルフォート「私にもっと……神や兄に頼らずに動ける己の意志があれば、愚かな真似をしなくて済んだのだろうか?」

上級天使兵1「……聖王弟アルフォンスを認識。……どうすれば?」オロオロ

上級天使兵2「……聖国民の保護は断罪以上の優先事項。共に帰還すべきか?」

アルフォート「……」


456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:03:44.06 ID:JOugFpilO
強化判定だったかあ
457 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/05(日) 23:08:37.48 ID:/nEF7vjQ0
アルフォート「……」スラッ…

アルフォート「……」ジャキン!


上級天使兵1「……」

上級天使兵2「……聖王弟の我らに対する抜刀を確認?」

上級天使兵「「……」」















上級天使兵「「――聖王弟を異教徒堕ちと認定」」

上級天使兵「「――断罪開始!!!」」ジャキィン!









アルフォート(……やはり、そうくるか)

アルフォート(神よ、どうかお許しを。そして、兄上……)





――戦闘開始!!!

458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:10:58.48 ID:JOugFpilO
2対1はきつくねえか?
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:11:19.88 ID:D2+gt2l6O
天使の聖国デバフがアルフォートにどれだけ効くかが不安
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:13:09.77 ID:Q+W5oBCB0
もともとの上級はもってなかったけどいまはどうだろう
461 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/05(日) 23:20:36.67 ID:/nEF7vjQ0
【帝国軍】


聖将アルフォンス:レベル171


VS


【聖国軍】


上級天使兵:レベル140×2


――『断罪の一閃』発動――

『断罪の一閃』
攻撃状態時、補正+15
さらに聖王シュタイナーがおらず敵の人数が自軍より多い時、
自軍の合計値に自身のレベル×(敵軍人数−1)を加算する

171+171×(2‐1)=342

【攻撃状態】

帝国軍:レベル342
『断罪の一閃』補正+15
『機を窺う者』補正+10


VS

【攻撃状態】

聖国軍:レベル280
『断罪の使徒』補正+10
『ライトニングエッジ』補正+15


レベル差62…補正+60

※特殊状況下のため三すくみ判定無

スキル補正±0

※補正値が50を超えたため、確定勝利
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:25:09.75 ID:4u70xNUWO
地味に強いなアルフォート
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:30:14.95 ID:JOugFpilO
うわそういやこんなエグいスキル持ってたな
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:30:34.89 ID:X6Jujkx1O
イベント戦闘だったか
465 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/05(日) 23:33:41.93 ID:/nEF7vjQ0
――



上級天使兵1「……異教徒を匿う者も、異教徒なり」ジャキン!

上級天使兵2「裁きの光雷を……!」ジャキン!




アルフォート(……雷の、魔力の刃)

アルフォート「――兄上。私にこの聖雷の銀剣を用意してくださったのも、ただ異教徒の断罪のためなのですか?」

アルフォート「同じ、雷の刃……」

アルフォート「……」

アルフォート「――迷いは捨てねば」

アルフォート「今、私が為すべきことは……せめてもの贖罪のみ!」グッ!






アルフォート「いかな天使と言えど、――斬り伏せるっ!」ブオン!






上級天使兵1「!?」ザシュゥ!

上級天使兵2「!?」ズバァ!



上級天使兵「「せ、聖王に……報告、を……」」ボシュゥゥゥゥ…





――勝利!!!








アルフォート「……」

アルフォート(自爆をする型ではなかった、か)

アルフォート(これで、もし本当に天使が神の兵だとすれば、私は神への反逆者)

アルフォート(兄の人形であれば……兄への反逆者。つまりは聖国への反逆者か)

アルフォート(……私は、聖国は……)

アルフォート(神と聖王、それを近づけ過ぎていたのかもしれないな……)



ガサッ…



アルフォート「む!?」


特殊判定
↓1コンマ二桁
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:34:29.85 ID:X6Jujkx1O
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:36:44.65 ID:JOugFpilO
手がかり発見行けるか?
468 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/05(日) 23:47:55.56 ID:/nEF7vjQ0
特殊判定結果

???との遭遇


85>70


※基準値を超えたため……


――




アルフォート「まだ、いたか!」ジャキン!




バッ!




アルフォンス隊1「ま、待ってくださいアルフォンス様!」リョウテアゲ




アルフォート「お、お前は!?」


アルフォンス隊2「私達もいます!」ガサァ!

アルフォンス隊3「アルフォンス様、ご無事でなによりです……!」ガサァ!

アルフォンス隊4「だから言っただろう! アルフォンス様が、帝国軍なんかに負けるわけがないと!」ガサァ!

アルフォンス隊5「し、しかし……今、アルフォンス様は天使様を真っ二つにされたような……?」ガサァ!


アルフォート「お前達……私を、追ってきたというのか……?」

アルフォート「……いや、当然か。お前達に相談もせずに、単騎で飛び出すなどという無謀な真似をしたのだから」

アルフォート「だが、元気そうでなによりだ」

アルフォンス隊1「アルフォンス様が消息を絶たれてから、帝国の山林に身を潜めていたのですが……」

アルフォンス隊2「万一、アルフォンス様が討たれていた場合、帝国は当然それを知っているものと思い調べてみれば」

アルフォンス隊3「驚いたことに、市民も兵も聖国の将兵の侵入は許していないと言うではありませんか」

アルフォンス隊4「てっきり、アルフォンス様が潜み、機を窺っているものだと思っていたのですが」

アルフォンス隊5「現れた天使様の後を追ってみれば、アルフォンス様とはお会いできたものの……」

アルフォート「……私が天使と交戦し、出るに出られなかった、と」

アルフォンス隊「「はい……」」

アルフォート「……」フゥー…

アルフォート「――お前達。冷製に、落ち着いて、よく私の話を聞いてくれ」



……


――
469 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/06(月) 00:03:52.40 ID:3Q0II8vL0
――





アルフォンス隊「「そ、そんなまさか……!」」


アルフォート「信じられない、と思う気持ちはよくわかる」

アルフォート「だが、実際に私も、エカチェリーナも生きている」

アルフォート「そして天使は兄、聖王シュタイナーの人形であり……」

アルフォート「さらには自爆機能をつけて送り込み、貧民街にまで竜を送り込んだ」

アルフォンス隊「「……」」

アルフォート「……私の言葉を信じるか、それとも聖王の言葉を信じるか」

アルフォート「それはお前達の自由だ。私を、異教徒に堕ちた愚か者と断罪することも構わない」

アルフォンス隊1「……いえ。私達は、聖国の民である前にアルフォンス様の部下です」

アルフォンス隊2「確かに、にわかには信じがたいですが……」

アルフォンス隊3「聖王様の行動が事実だとすれば……我々としても流石に軽視はできません」

アルフォンス隊4「アルフォンス様もお悩みになられたのでしょう。ですが答えを導き出せたのであれば……」

アルフォンス隊5「我々も、どこまでもアルフォンス様にお供致しますよ」

アルフォート「……すまない、な」

アルフォンス隊1「いえ、そんな!」

アルフォート「しかし、私もエカチェリーナも今は大きく動けない」

アルフォート「動けたとして、このようにアベル皇子の城塞の援護が精一杯だ」

アルフォート「それでも構わないならば、アベル皇子には私から話を通しておこう」

アルフォンス隊「「はい!」」

アルフォンス隊2「アルフォンス様の知略に剣技、そして我々の魔法が加わればどんな困難も突破できます!」

アルフォンス隊3「帝国皇子に、その力を見せつけてやりますよ!」


※アルフォンス隊がアルフォートと合流しました

※城塞の結界、防衛力が強化されました。

※救援判定の判定値が緩和されました

※後日、小イベントが発生します

――



470 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/06(月) 00:07:54.61 ID:3Q0II8vL0
一発でアルフォートが部下と合流できた辺りで、今日はここまで
長かった大奇襲も、これで一段落です
再び幕間後、聖国の奇襲判定、そしてそこからさらに判定発生になるかと思います

ただ、次の幕間はとりあえず前スレ1000の妹ズ夢を考えているのですが、なかなか難産です
時間がかかってしまう、出来上がってもこれじゃない感がしても、どうかご容赦願います
多分、投下できるとしたらフィーアが先かなぁ……?

本日もありがとうございました!
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:09:33.04 ID:6N8BZgmJO
おおここで合流か
しかし帝国の城塞の筈が
聖国の穏健的なメンバー大集結だな
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:09:59.69 ID:QOmIpjfaO
どうなるかと思ったが、終わってみたら被害はゾロ目券消費1枚+シアへの少量の精神的ダメージだけで抑えられたのが救いか。
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/05/06(月) 00:13:04.30 ID:BMliHDZQO
おつおつ。
次回はついにフィーアの甘々か……ところでキアラは自慰経験無しだったけど、フィーアもあの貞淑度なら経験は無いのかな?
だとすれば今度の夢オチが性の目覚めの可能性もありそう。
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:19:24.39 ID:O9SY+ZvaO
フィーアの場合
ノワールママンによるアベル隊メンバーへの
対アベル(意味深)を色々教授しているところを
偶然通りかかり出歯亀(ママン気付くも敢えて続行)
からの脳内ピンク色になって夢の中でうんぬんかんぬんとか
何かイベント絡まなくても普通にこんな幕間ありそうな
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:21:07.01 ID:i4+j/ak/0
乙完全に発狂モードにはいったシュタイナーだけど家族思いなのは本当って思ってたけどシュタイナーの分身でもある天使がこの様子だと決戦の時でも迷いを見せずに攻撃してきそう
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:37:01.33 ID:QXzeYvX/0
乙!
妹ズがどんな風になるか楽しみにしてます!
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/05/06(月) 08:23:41.70 ID:QFSWbiUXO
仮に『妹組とその相手役が同じ夢を見た』のパターンだと
フィーア:アベル兄様のことは大好きだけどあんなはしたない夢見ちゃうなんてうああああ(頭抱えてベッドにゴロゴロ)
キアラ:何方が相手かは分からなかったけどあんなはしたない夢見てしまうなんてうああああ(フィーアと同じ)
アベル:流石のアベルでも(夢とはいえ)妹に手を出したら自己嫌悪に陥りそう
マックス:童貞だししばらくキアラへの煩悩にブーストかかりそう
ここまでは幻視した
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 18:53:08.94 ID:zmKsYl7aO
ここの>>1なら大丈夫とは思うが、しばらく更新無いとはらはらするな……
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 21:49:40.13 ID:idq7oHyjO
恐らくリアルが忙しい&妹組編が相当難産なんだろうなぁ。
まぁでも応援しながら待つしかあるまいて。
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:45:37.57 ID:OrCDEY7q0
フィーアのエロとかどうやっても犯罪臭がしそうだしかなり難しそう
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 02:04:06.04 ID:6xiw3etSO
お兄ちゃんを慕う合法ロリ(世界観的に)が
思いをこじらせていっそ来世でと命狙おうとするも
バレて拘束の上重罪として二度と狼藉を図れないように
お兄ちゃんとの間の子供を宿され続ける罰を負わされて
孕むまで悲しみと歓びの中で犯され続ける

やっべ自分で書いてみて結構グッとくる
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:12:39.17 ID:lNrBDw0BO
>>481
ここまでずっと甘々書いてきた>>1が急にそんなダークなの書こうとしたら>>1が吐血しそうな気がする。
いやもしもロックス隊がやらかしまくったら鬱展開マシマシの凌辱描写来てたのかもしれないけど
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:20:36.27 ID:VWPcflWB0
せめて生存報告だけでもしてくれないかなー
なんか不安になってきた
484 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:31:34.99 ID:DKkUP51o0
こんばんはー……
すみませんだいぶ間が空いてしまいました

アルフォート隊のイベントが残っていますが、先に幕間フィーア部分だけ投下しておきます
例によって内容には期待をせずに
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:32:13.83 ID:RdGhU80o0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
486 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:32:25.79 ID:DKkUP51o0
――幕間8『妹皇女は想人の夢を見るか?』――


【帝国・アベルの城塞】



キアラ「……よし」キョロキョロ

フィーア「異常なしです!」ビシッ!




フィーア「……と、兄様や姉様の真似事をしてみても」

キアラ「この城塞も今では、十分な防衛力を備えちゃったからね……」

フィーア「見回りの意味がありません……」ガクン…

フィーア「しかしまさか、アベル兄様達が全員出払われてしまうなんて思いもしませんでした」

キアラ「仕方がないよ。この前の事件でどうしても警戒はしちゃうし……」

キアラ「カイン兄様やアドルラン兄様も、兵士の方を交えて対策を考えているみたいだし」

フィーア「同行してもお役に立てない以上、お留守番ですが見回りの必要性は薄く、かといって城塞内で出来ることも限られます……」

フィーア「姉様と鍛錬! と言いたいところですが」

キアラ「やっぱりちゃんと見てくれる人がいないと危ないよね、私達の場合……」←高威力

フィーア「はい……」←最速

キアラ「……今日は大人しく、お部屋で戦術書でも読もうか?」

フィーア「うっ……寝ちゃわないよう、尽力しますっ!」


キィン…


キアラ「っ!? 王国の転移陣に反応!?」

フィーア「ま、まさかまた王国に何かあったんですか!?」

キアラ「行こう、フィーアちゃん!」タタタ!

フィーア「はい!」タタタ!



――
487 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:33:37.15 ID:DKkUP51o0
――

……



王国兵「も、申し訳ありません……ただのお届け物です……」

キアラ「い、いえ。大事でなくてなによりです……」ゼェゼェ…

フィーア「私達が勘違いしちゃっただけですので……」ゼェゼェ…

王国兵「あれ以来、王国は陛下の下で徐々にですが復興していますよ」

王国兵「とはいえまだまだ色々と問題が山積みで……」

王国兵「そんな中で、あのロックス隊の討伐もアベル皇子達が奮戦してくれたそうじゃないですか」

王国兵「本当に色々と申し訳ない限りです。本来であれば王国産の優れた装備や兵力でお礼をしたいのですが……」

キアラ「……聖国の動きはどんどん苛烈になっています。王国も、防衛のために兵力や装備は大切ですよね?」

王国兵「仰る通りです。リーナ様達の防衛結界で天使の転移は防げるかもしれませんが、奪われた竜などの脅威を考えると……」

王国兵「兵力も財力も減った今の状況下では、ギリギリであるというのが正直なところなのです」

フィーア「いえいえ、お気になさらず!」

王国兵「本当に、申し訳ありません。しかし、陛下もスカーレット将軍も何も報いれないのは気が治まらないとのことでして」

王国兵「つまらないものですが――食糧と、娯楽品のお届けとなります。少しでもあなた方の心が休まれば幸いです」パカッ!

フィーア「わぁ!?」

キアラ「こ、こんなに沢山……本当によろしいのですか?」

王国兵「ええ。何と言いますか……腐った貴族連中がいなくなったおかげか、こういった物はかなり余裕があります」

王国兵「……我々にできることは今はこれが精一杯ですが、アベル皇子達のご武運を王国一同願っております」

王国兵「それでは、私はこれにて失礼させて頂きますっ!」バッ!


シュイン!


――
488 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:34:37.06 ID:DKkUP51o0
……



キアラ「よいしょ、と……」トサ…

フィーア「ふぅ。食糧の保管はこれで大丈夫ですね!」

キアラ「うん。こんなに沢山……ちょっと申し訳ないかも?」

フィーア「ですが、折角のご厚意です。クラウス様とスカーレット将軍のお気持ちはありがたく頂きましょう!」

フィーア「……それにしても、この娯楽品の書籍は……」パカッ…

キアラ「戦術書じゃなくて……絵本や小説みたいだね」パラ…






キアラ「―――っ!?///」ボッ!


ドサッ…


フィーア「ね、姉様!? 一体何を――あ」



『愛欲小話集・初 〜著・レディ・スカーレット』



フィーア「お、大人の……レディーの読み物ですか……!?///」

キアラ「……か、官能小説っていうものなのかな……」ドキドキ…

フィーア「こ、これが……ローズさんがいつも捨てちゃう……///」ドキドキ…

キアラ「……///」ドキドキ…

フィーア「……///」ドキドキ…

キアラ「…………せ、折角頂いたんだし……///」ドキドキ…

フィーア「……今日の過ごし方も、悩んでいましたし……///」ドキドキ…



妹ズ「「――ちょ、ちょっとだけ読んじゃおうかな……///」」





――
489 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:36:49.98 ID:DKkUP51o0
――



【城塞・皇女の私室】



キアラ「……///」ペラ…


『――そう言うと……の上に覆い被さる』

『小柄な身体には不釣り合いな程に成長した乳房が押し潰されるが、そこに不快感はなかった』

『「……あんな母親のことなど気にするな。嫌な記憶などすぐに、忘れさせてやる」』


キアラ「……///」ボイン!

キアラ(な、なんだかこのお話の子……私にちょっと、似てるかも……?)




フィーア「……///」ペラ…


『「――私は、兄様以外の男の人なんて嫌ですっ!」』

『「……あまり、兄を困らせるな」』

『「俺はお前の兄である前に、一人の男なのだからな……?」』


フィーア「……///」ペラ…

フィーア(……騎士のお兄さんと、それを慕う妹さんのお話……)




妹ズ「「〜〜〜〜ッ!?///」」プシュー…




キアラ「きょ、今日はここまでにしようかな///」パタン!

フィーア「そ、そうですね!///」パタン!


キアラ(こ、これが……///)

フィーア(ちょ、ちょっと早すぎた気もします……///)



――顔を赤らめながら、皇女二人は本を棚へとしまう――


――そして、強い刺激を受けたその日の夜のこと……――

490 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:37:42.91 ID:DKkUP51o0


――
―――
――――




「ん、んぅ……?」


軽く瞼のあたりをこすりながら、フィーアは起き上がる。
いつの間に眠ってしまったのか。
どうにも記憶が曖昧だが、窓の外を見れば夜の帳が下りきっている。

横を見れば、姉が穏やかな寝息をたてていた。
しかし自分はどうだろうか。早めに寝てしまった影響か、またすぐに寝付くことはできそうにない。

(目が冴えてしまいました……姉様はもうお休みのようですし……)




(……少し、お散歩でもしましょう)




僅かばかりに思案し、フィーアはそっとその場を抜け出す。
こういった時、自分の才らしい無音行動は便利だと感じる。
ほとんど意識せずとも、深夜のお散歩も誰にも迷惑をかけることがないのだから。

部屋を出れば、暗い城塞の道。
正面から出れば流石に扉の開閉音がみんなの安眠を妨げるだろう。
梯子を使い、上から外へと飛び出すべきだ。

静かに、無駄なく動く。
そうしてあっという間に目的の場所までもうすぐだという位置まできて。

(あれ……?)

思わず、足を止めてしまう。
城塞内には多数の部屋が用意されているが、そのうちの一つの部屋の戸が僅かに開いていた。

(あそこはアベル兄様のお部屋ですよね……?)

そしてその場所は、敬愛してやまない兄の部屋だった。
彼が自分の部屋を施錠もせずに出かけるとは考えにくい。
そうなると考えられるのは――侵入者?


「……!」


気がつけば、最速で駆けだしていた。
兄の力を疑うことはないが、万が一と言うこともあるのだ。
護身用の短剣すら持ってこなかったのは軽率だったか。
自分に剣を教えてくれた師ならば、いつでも短剣の一本や二本は持っていそうだ。
まだまだ甘いと思いながらも、もう引き返すこともできない。
戦えないならば、せめて注意を引きつける立ち回りだけでもこなさなければ。



フィーアは意を決して、兄の部屋へと滑り込んだ。



――
491 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:39:51.82 ID:DKkUP51o0




「……」


ゆっくりと、静かに安堵の溜息を漏らす。
改めてみれば、なんのことはない。侵入者など誰もいない。
ソファの上では兄が静かな寝息をたて、卓上ではランプが淡い光を放ったまま。
どうにも兄も自分と同じで、寝る気が無いのにいつの間にか寝落ちてしまったらしい。

(アベル兄様も、やはりお疲れなのですね……)

無理もないだろう。
聖国との戦いを一任され、かつ父である皇帝には秘密裏にしていることがいくつもある。
肉体的にも精神的にも疲弊して当然。部隊を率いる長としても隙を見せることは許されない。

(兄様……)

それでも、もっと甘えたい。遊んで欲しいと思ってしまう自分はなんと我儘なのだろうか?
あまつさえ、結婚して欲しいなどとまで考えていたなんて。

それはもう、叶わぬ願い。
兄には相応しい人が見つかったのだから。
血は繋がっていないが、自分と同じ金色の髪の姉のように慕い頼れる少女が。
それに実の姉から教わった、母親が違えど父親が同じである以上結婚はできないという現実。
生まれてくる子供にも影響が出てくるかもしれないとまで言われてしまったら、流石に二の足を踏んでしまう。

それでも。

結婚できないからといって、決して兄を嫌いになったわけではない。
むしろ前以上に好きになったとさえ言える存在が、これだけ間近で無防備な姿を晒している。

「……」

小さくフィーアは喉を鳴らす。
いけないとは思いつつも、これくらいならまだ大丈夫なのではないか。
子供心に、悪戯のような感情が芽生え始めてしまう。
兄も、姉も。誰もが優しい。一度限りならば、悪戯も許してくれるかもしれない。

「……兄様……」

優しさを免罪符にしているようで嫌だが、フィーアは徐々に吸い込まれていく。
こんな感情を持ってしまったのは、あの本を読んでしまったからだろうか?
考えたところで、もう身体は言うことを聞かなくなっていた。









「―――っ……」







音も鳴らぬほど。
触れるか触れないか、しかし確かにその瞬間。





兄妹の唇は重なり合った。




492 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:41:03.48 ID:DKkUP51o0



「……〜〜っ!?」



自分が何をしたのか。
僅かとはいえ確かに触れ合った唇の感触に、フィーアの顔は一気に朱に染まる。
今の一瞬だけで、これほどとは。
もし。
もしこれよりも先の行為をすれば――自分はどうなってしまうのだろうか?
幼いが故に尽きることの無い好奇の炎は、心中でより猛り狂い始める。

(――だ、駄目です……っ!)

しかしそれを、年齢に不相応な強い精神力で捻じ伏せて蓋をする。
興味はある。それを否定することはできない。
踏み止まろうと思えるのはひとえに、兄以外の大切な人達もいるからだ。
これ以上は悪戯で済まされない。これ以上は戻れなくなる。


「……」


フィーアはそっとその場を退き――













「――夜這いとは。いけない子だな、フィーア」







「に、にい――っ!?」



――どこか愉しげなアベルの声が静かに響いた後。
フィーアは逃げる間も無く、その小さな身体をしっかりと抱きすくめられた。
気配を断絶させる才があるとはいえ、それは存在まで消す様な魔法ではない。
そしてこうしてしっかりと触れられてしまっていては、逃げ出すことも叶わない。
心身共に強いフィーアも、今や見た目通りの無力な少女に成り果てる。

「ご、ごめんなさい……」

起こしてしまったこと、行き過ぎた悪戯のこと。
二つの意味の謝罪をしつつ、身体はこの状況を僅かばかりに喜んでしまっている。
なんて逞しく、そして安心できる腕なのだろうかと。
もう少しだけこのままでいたい、と。


「――その程度で、満足なのか?」

「え――?」


そんな思いを知ってか知らずか、アベルが再び口を開く。
僅かに、舌先を覗かせて。

493 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:42:19.44 ID:DKkUP51o0



「に、にいさ――んむうっ!?」


――次の瞬間には、フィーアの唇は奪われていた。
それも、先程のような生易しいものではない。
深く深く、舌が入り込んでくる。
知識はあれど、実践したことは何一つない。
初めての、そして突然の刺激に頭の整理が追いつかない。


「ん、んふぅぅ……!? ん、くぅ……!?」


想像していた口づけよりも遥かに凄まじいそれは、思考の整理を許さない。
くぐもった声を漏らし続け、急速に刻み付けられていく快楽に踊らされ続ける。


「っぁ……にい様……ぁ……」


しばらくして、ようやく口が解放される。
どうして?
その一言が口から出てくることはなかった。

口腔を好き勝手にされている最中に、僅かに感じた奇妙な感覚。
そして気がつかなかったが、卓の上には深緋色の液体が入った瓶がある。
兄がそれを口に軽く含み、再び深い口付けをしてきた時に、ようやくそれの正体がわかった。


(これ……お酒……)


じくりと頭の奥底まで染み渡るような感覚。
以前の祝い日に飲んだものよりも、より強いものなのだろうか。


(兄様、も……酔っぱらって……?)

(だ、めだ……私も、頭がなんかふわふわする……)


――兄も自分も、酒には強い筈では?


一瞬だけ湧き起こる疑問。


「ん、んきゅ……!」


しかしその疑問も、舌を絡め取られ口内を蹂躙されればあっという間に溶け去っていく。
強い酒の力か。それとも兄に求められているというありえない筈の幸福感からか。
どちらにせよ、抗えない。もうこの酔いから覚めることはできそうにもない。


「ぁ……にいさまぁ……――もっとぉ……」


天衣無縫の少女は、ゆっくりと染め上げられていく、堕ちていく。
引き抜かれた舌を追い縋り、はしたなく舌を差し出して前へと詰め寄る。


もう、止まれない。



――
494 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:43:57.81 ID:DKkUP51o0



「あ……」


アベルの手が、するりとフィーアの服を脱がせる。
姉のキアラと比べて圧倒的に物足りないその場所が、夜の空気に晒されていく。

「その……兄様……」

「フィーア……」

「ん……っ……!?」


一言で言ってしまえば、未成熟。
女としての魅力を宿し切れていない、不完全な身体。
そんな身体であっても、兄は薄く笑みを浮かべながら優しく撫でる。

「綺麗だぞ、フィーア……」

一切の穢れを知らない、白く小さな天使の裸体。
滑らかな肌を擦ってやり、申し訳程度の曲線を描く胸へと手が伸ばされる。
揉むということもまだできないそこは、しかし桜色の点がぷくりと恥ずかしげに主張をしていた。


「はっ……ぁぁっ……!?」


指先でゆっくりと圧し潰せば、小さいながらに押し返してくる。
爪先で弾けば、兄妹揃って聞いたこともないような熱っぽい声が漏れる。

(な、なに……今の……?)

ぴりぴりとした痺れるような、くすぐったいような感覚。
兄の手で初めて与えられた感覚に、フィーアはその全身を小さく震わせる。
これでも一般的な知識は備えているつもりの彼女も、理解ができない。
頭の知識に、身体が追いついていない。
そして何より――兄がそういった技巧に特に優れているということを、知らない。

「ん、はぁ……っ! ふ……ぁぁっ……!」

「……」

兄は口を開かない。
ただゆっくりと優しく、妹の柔らかな身体を撫で続ける。
頬を撫で、背を撫で、腹を撫で、尻を撫で、脚を撫で。
胸に限らず、幼いその肢体全てを緩やかに刺激していく。

「あ……ふ……ぅ……にい、さま……」

決して大きくは無い刺激。それでもフィーアは兄の手が這う度に悶えた。
くすぐったい、しかしそれだけではない何か。
これが、大人の……淑女の夜の営みなのか。

姉妹揃って背伸びをし、どれだけの作法を習おうと、男女の教本に手を出そうと。
大人びた下着を着けてみても、王国の官能本を読もうとも。
所詮は付け焼刃。大人である兄の手にかかれば、見せかけの大人の仮面はすぐに砕け散る。

(きもち、いいよぉ……)

兄の逞しさをいつも以上に感じながら、気がつけばいつの間にかまた舌を差し出していた。
そうすればすぐに応えはあり、ぐちゅりぐちゅりと深く絡み合う。

――兄妹なのに。もうアベル兄様にはお相手がいるのに

理性が、激しく警鐘を鳴らす。
それでも、子供にはあまりにも抗いがたい大人の情愛がそれを塗り潰してしまう。

――お酒で酔っちゃったんだから、仕方がない

――もっと、気持ちよく……



――
495 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:45:56.60 ID:DKkUP51o0


「にい、さま……もっと、もっとぉ……」

「あぁ……」


頭ではわかっている。これは禁忌であると。
それでもやはり、自分にとって一番大切な男の人はこの兄であり。
そんな兄から、たとえ酔った勢いにしろ求められているのだ。
発育が遅い見た目幼い身体とはいえ――紛れも無く女であることは間違いない。

焦がれた逞しい男に愛され、女の本能が悦ばないわけがないだろう。

「あ、ああぁぁ……っ!?」

口づけと羽が撫でるかの如き軽い愛撫だけでフィーアの身体は火照り、目覚めていた。
小さな小さな胸の先端は先程よりも浮き上がっている。
まるで身体の目覚めに合わせて頭をもたげた新芽のように。

「ふふ、まだ子供だと思っていたが……なかなか艶っぽい声じゃないかフィーア?」

「やあぁ……そ、そんなことは……っあ!?」

否定の声をあげようとすれば、芽吹いたばかりのそこを摘まれる。
指の腹で転がされ、さらには吸いつかれて。
とっくに処理しきれなくなっている快楽の波が、ひたすらに襲い来る。


「や、だめ、にいさま、これ、だめですっ……っひあ、あ、あ〜〜〜〜ッ!?」


軽く歯を立てられた瞬間、とうとう耐えきれずに身体が大きく跳ねる。
今まで以上に経験したことのない、甘く痺れるような感覚。
だがそれでも、責めが緩むことは無い。

「敏感だな……それなら、こっちを触ればどうなる?」

「ふ、ぁ……ぁ、にいさ、ま……そこはぁ……!?」


脇腹付近を撫ぜていた手が、ゆるゆると腰を経由してそこに辿りつく。
一切の毛も生えていない、滑らかな下腹部。
その下の隠されてもいない小さな割れ目の周囲の感触をぷにぷにと楽しんだかと思えば、
ついにはその中心部にゆっくりと指が沈められていく。


「に、にい――っ!?」


そこは、誰の侵入も許したことが無い幼い聖域。
自分で弄るということもしたことがないフィーアにとっては、これも初めての感覚だ。


「くく……、気持ちよかったか? フィーア」


笑みを浮かべる兄に対して、返事がされることはなかった。
貞淑さとはかけはなれた、涙と涎を零しながら蕩けた顔で荒い息が繰り返されるばかり。
しかしアベルの指先を締め付けるそこからは、とろりとした液体が零れだしていた。
言葉は無くとも、なによりも雄弁に物語る証拠だ。


496 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:47:39.92 ID:DKkUP51o0



「にぃ……さまぁ……!」


恥ずかしげに、しかし初めての快楽に酔ったような表情で熱い息が吐き出される。
あどけなく明るい妹の、初めて目にする女の顔。
それに気を良くしたのか、縋る声に応えるかのように兄の行為も激しさを増していく。

片手で寄せ上げた胸を愛撫してやりながら、もう一方の手でぬめりを帯びた割れ目に再度指が入り込む。
胸以上に未成熟、きゅうきゅうと締め付けてくるその中でゆっくりと指が折り曲げられる。

「ん、ふぅぅ……!? ふああぁぁっ!?」

「すごいなフィーア、こんなに……」

たったそれだけの行為でも、フィーアには未曾有の快楽となる。
びくりと身体を過敏に反応させながら、もはや声を我慢することもできず、ただただ兄にしがみつくことしかできない。

(やだ、こんな声、兄様に……!)

はしたない。そう思えどももうどうにもならない。妹皇女の知識では、どうしたらいいのかわからない。
胸まわりは緩やかに柔らかい快感が。
対して聖域には激しく強烈な快感が。
種類の異なる快感に挟み込まれ、どんどんどんどん堕ちていく。

「んっ、あっ、ふくぅ……っ!」

自分が自分でなくなってしまうような、そんな恐ろしささえ含んだ快感。
しっかりしなければと思う中、フィーアは既に快楽の濁流に飲み込まれていた。

自分の中で蠢く兄の指。
それが引き抜かれようとすれば、無意識のうちに咥えこもうとしていた。
そしてより深くに挿れようと――自ら腰をくねらせ始めていた。

「あっ……はぁ……っ! ど、うして……!? とまらない、止まらないよぉ……!」

ぽろぽろと涙を零しながら、しかし口元には薄っすらと笑みを浮かべて兄に縋る。
お互いが動けば動くほどに、得られる快感はよりその強さを増していく。
頭が否定しても、身体はこれを喜んで受け入れてしまう。




「あ、あぁぁ……っ! きもち、いい……気持ちいいよ兄様ぁぁぁっ!!?」




やがて、仰け反りながらフィーアはとうとう初めて達してしまう。
頭を白く染め上げてしまうような一際強い快楽に、フィーアは口をぱくぱくとさせながら遅れてそれを実感する。


(イ、イッちゃったんだ……私、兄様の指で……)


大きく消耗したような、しかし経験したことの無い充足感もある。
きっと今の自分の顔はさぞだらしのないものになっているだろうと思いながら……

(兄様……)

とろりと新たな蜜を零しながら、フィーアは兄の姿を見つめる。
見れば、ぬめった人差し指と中指を見せつける様に舐めあげていた。
あれが、自分の中に挿いっていた指。
そして自分の身体から溢れた、雌の蜜。

「〜〜〜ッ!」

細められた兄の目に見つめられた瞬間、フィーアはさらにその顔を紅く熱くさせるしかなかった。


497 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:49:15.76 ID:DKkUP51o0
――


兄妹でこんなことを。
これ以上ない恥ずかしい、はしたない姿を敬愛する兄に見せてしまった。
エリス姉様に申し訳が立たない。
色々な感情がごちゃ混ぜになり、ずうっと乱れたままの思考では何も考えられない。

しかし、笑みを浮かべるアベルの顔以上に。
フィーアの視線はそんな兄の下腹部へと移っていた。

大きく怒張した、強き雄の証が服越しでも見てとれたのだ。


(あ、あれが、アベル兄様の……)


「――どうしたフィーア? そんなに物欲しそうな顔をして」

「!?」


――そんな顔はしていません
言い返そうと思えば、できたはずだ。



「――嬉しいよ。俺ももう、我慢ができそうになかったからな」



だが、どこか熱の籠った兄のその言葉を聞いてしまい。
そして同時に晒されたそれを直接目にしてしまった瞬間、フィーアは言葉を失った。
身体の奥底が熱を持ち、新たな蜜が垂れてきたその事実にも気がつくことはない。


「フィーア……」

「に、兄様……」


ぎしりと、兄が覆い被さるように迫ってくる。
これから、どうなるのか。それは想像に容易い。
しかし、その場から動くことはできないでいた。
濃紫の眼に見つめられ、恥ずかしいという感情と――確かな情欲の炎が揺らめく。
ここから先は本当に後戻りできない。わかっているわかっているのに。


「あ、あの、兄様……灯りを、どうか……」


やっと絞り出せた言葉は、拒否や静止のものではなかった。


「ああ、わかったよ」


兄が小さく笑い灯りを消せば、妹も小さな笑みを返していた。
それは誰にも見られることのない笑み。




灯りを失い漆黒の世界となった部屋で、背徳の兄妹が重なり合う



――
498 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:52:07.72 ID:DKkUP51o0



「あ、ああっ……ぐ、く、ぁぁ……!?」

「フィーア……っ!」


小さな割れ目に、不釣り合いな肉棒があてがわれる。
明らかに早すぎる行為であると、蜜を垂らしながらも激しく押し返してくるが、
兄妹は抱き合い、身体を押し付け合う。

「ふぅー……っ、ふぅー……っ!」

ゆっくりと、ゆっくりと先端が押し込まれていく。
合間合間で肉芽も押し潰すようにしてやれば、幼い秘肉はひくついて収縮を繰り返す。
少し開けば、その隙に奥へ。
じりじりと、もどかしさすら感じる速度で打ち込まれる熱杭。

同じ年の少女よりも小柄であるフィーアには、比喩ではなく身を穿つ杭だ。
それでも、大きな瞳から零れ落ちる涙は苦痛からくるものではなかった。

(兄様、姉様、ローズさん……私は……)

大好きな兄と、いよいよ一つになるのだという大きな幸福の感情
そして欲望に負けてしまい、謝るべき人達への後悔の感情

どちらの感情が、より大きな割合を占めているのだろうか。


「――フィー、アッ……!」





「っあ――――っぅ――!!!」





やがて、ぎちりと全てが打ち込まれた。
激痛といって差し支えの無い痛みがフィーアを襲うが、耐えきれないものではない。
そして痛みを考えるよりも先に、その裏にある快感が広がってくる。


「ひ、あぁ……あっ! ふっ……アベル、にいさ……ふぅぅぅぅ、んんんっ……!!」

「ぐ……フィーア、フィーアッ……!!」


突かれながら、ぽっこりと膨らんでしまった腹が優しく撫でられる。
奥の奥まで抉られて中と外から擦られる感覚に、もう兄の名を呼びきることもできない。
兄も兄で、これ以上ないきつい妹の膣内の圧にすぐ吐き出してしまわないように食いしばって。


「……――っ!」

「フィーア……!」


きつくお互いを抱きしめあい、離すまいとする。
そしてより一層奥底――子宮までこじ開けられた瞬間、フィーアの頭は完全に真っ白になった。


「にいさま――」


身体の底に感じた熱の正体は――



……


499 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/12(日) 23:54:24.63 ID:DKkUP51o0
――――
―――
――




フィーア「―――はっ!?」ガバッ!

フィーア「あ、あれ……?」キョロキョロ…



キアラ「ど、どうしたのフィーアちゃん!?」ワタワタ…



フィーア「キアラ、姉様……? アベル兄様は……」

キアラ「アベル兄様? もう起きて見回りに行ってると思うけど……」

フィーア「そ、そうですか……」

フィーア(ゆ……夢、だったの……?)

フィーア「……」

フィーア「……あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!///」ゴロゴロゴロゴロ!

キアラ「フィ、フィーアちゃん!? 本当に大丈夫!?」ワタワタ!

フィーア「あああぁぁぁぁ……駄目です駄目です、こんなのレディーじゃないですー!!!///」ゴロゴロゴロゴロ!

フィーア(うぅ、はしたない……/// あの本を読んじゃったせいなのかな……)

フィーア(兄様を夢の中で汚してしまうなんて……)

フィーア「……」ゴロゴロ…

フィーア「……」ソッ…

フィーア(……ぬ、濡れちゃっています……これが……///)

キアラ「フィーアちゃん……?」

フィーア「だ、大丈夫です! 大丈夫じゃないけど大丈夫です!」

フィーア「ちょ、ちょっと――怖い夢を見てしまって。寝汗をかいてお布団を濡らしてしまったみたいです……」

キアラ「あ、そうなんだ……」





キアラ「――じ、実は私もなんだ。一緒に、お洗濯する?」

フィーア「え? は、はい! お願いします姉様!」












キアラ(フィーアちゃんに、気がつかれて……ないよね?)

キアラ(――あんな、はしたない夢を見ちゃうだなんて……)




――
500 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/13(月) 00:01:09.29 ID:eiRTc22o0
フィーア部分だけですが、以上となります。キアラ部分はまた後日に
夢、ということで一部ぼかしつつ現実と違う点もいれてと考えていましたが、たまらなく難しい……

少々GWの負の遺産に忙殺されており、今しばらく更新が不安定になるかもしれません
ただ本編も進めて行かないと私の記憶力が怪しいので、キアラをスタックしつつ本編をちょろちょろ再開するかも?

長いこと間をあけてしまい申し訳ありません
ご期待にそえていないかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/05/13(月) 00:13:06.97 ID:Lua7DM1wO
おつおつ。とりあえず砂糖吐いたわ。
リアル忙しいなら無理せんようにね。
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:38:44.56 ID:Ut/tHT/O0
久しぶりに乙!
何この甘さww
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 01:02:48.95 ID:RxJuD8PBO
待ってたよ乙!
フィーアもここから性に目覚めていくのかな……
キアラもゆっくり待ってるよ!

あとできればパトラさんも(小声)
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 12:51:49.57 ID:E0BOIBSA0
乙 流石のクオリティで何より安心した
それにしても羞恥心覚えたキャラが転げ回るのはお約束なのかwwwwww
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 14:01:05.23 ID:0yuHu4tm0
乙乙!
フィーアの夢はありえたかもしれない(今はありえない)内容だったけど、キアラはどんな夢になるのかな

>>504
でも想像すると可愛くない?シアさんも前にゴロゴロしてたし
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 15:09:22.71 ID:s0MXpCkPO
そうか……そういえばシアにも羞恥で転げ回るくらい純粋な頃があったんだな……(遠い目)
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 17:52:24.15 ID:Rs00yfw30
元祖ゴロゴロはシアさん
シアさんは淫乱

つまり14歳でこんな夢見てゴロゴロしちゃったフィーアは淫乱の素質十二分
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 18:03:58.85 ID:DaJuqlxkO
そもそも元凶はあんな本送ってきたスカーレットさんだから(震え声)
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/05/13(月) 22:12:50.46 ID:O+wm9dtvO
今気付いたんだが>>494にて
>>姉妹揃って背伸びをし、どれだけの作法を習おうと、男女の教本に手を出そうと。
大人びた下着を着けてみても、王国の官能本を読もうとも。

"姉妹揃って""大人びた下着を着けてみても"

……これまさかフィーアも下着際どいのでは……
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/05/13(月) 23:05:09.19 ID:At2bQV12O
ピュア
エリス:2
アーシャ:5
ロウル:4
パトラ:2

不完全知識
ヒバリ:34
リーナ:38

平均
スミレ:50
シア:51
フィーア:51
キアラ:53

ちょいエロ?
ルーシェ:67
フローレン:69

ギュポエロ
ノワール:98
エメリナ:100
アイナ:100

異次元
スカーレット:130

女性陣の初期夜レベル見直してきたけど、やっぱ色々すごいわぁ……
シアフィアが同値ならゴロゴロも当然だわな。そしてこれならキアラもゴロるな!
てかシアさん淫乱じゃないよ!ちょいMなだけで、ちゃんと恥じらいの心残ってるから!
511 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/14(火) 23:52:15.00 ID:NRsIC+do0
こんばんはー
激しく遅くなってしまったため、判定一回分の場所まで投下していきます
512 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/14(火) 23:53:06.99 ID:NRsIC+do0
――イベント『ロックス隊戦後……』――

……



アベル「……そうか、母上が」

パトラ「はい。私とアーシャさんで応戦したのですが……」

アーシャ「……迂闊でした。まさか、あれほどの規模の魔力を暴発させるなんて」

ノワール「聖王シュタイナー……行動理念はともかく、実力者であることは間違いないでしょう」

ノワール「私もいつも動けるわけではありません。なんとかあの魔力の爆発を、あなた達で防ぐ手段は考えておいた方がいいわね」

ロウル「以前、ノワール様に伝授して頂いた射法に改良を加えたもので、部下はこうやってなんとかなりましたけど……」ドサッ


ロックス隊「」


アベル「原理がこいつと同じと考えると……」ズルズル…


中級天使「」カチコチ


アベル「現状ではロウルかルーシェしか、止めようがないか?」

エリス「ルーシェさんのお話では、縛って封じるにも限度があるようです」

エリス「一応『複数の防御手段』で耐えきれないこともありませんけど……」

アベル「万が一があるからな。可能ならば自爆の阻止が一番だ。……流石に、そう何度も見たい光景ではないだろうからな」

シア「…………はい」

ロウル「私も全力を尽くします。けど、流石にこんな異常な戦法をとられ続けたらたまったもんじゃないですねぇ……」

マックス「……こいつらだって、腐ってはいたけど一応人間だ。それを、こんな……」

パトラ「ええ……」

アベル「元は、相当な罪人だったようだな。まぁ、シアとエリスの話を聞けばよくわかったが」

パトラ「陛下が討伐命令を出すくらいですから。そして問題なのは……ここまででなくとも、似た王国兵は多数存在したということです」

アーシャ「……全く同じ戦法がとられる危険性も、あるわね」
513 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/14(火) 23:53:43.36 ID:NRsIC+do0
アーシャ「カイン様の結界はあくまで転移してくる天使を防ぐ為の物。こういう手段をとられると……」

ロウル「不幸中の幸いだったのは、こいつらそのものの練度は低かった点ですかね」

アベル「……逆に言えば、そんな連中ですらエリスに傷を負わせかけ、パトラとアーシャは命が危ないところだったんだ」

一同「「……」」

アベル「今回の件、キアラ達には?」

パトラ「襲われたことは伝えましたが、流石に自爆は伏せています」

アーシャ「あまりにも耐え難い事実と光景ですからね……」

パトラ「……フィーアさんなら、耐えてしまいそうですけど」

ノワール「キアラも、ああ見えて強い子ですよ?」

アベル「精神的に耐えきれても、逆にそれが危ない。あの子達の性格上、俺達の助けになろうと躍起になりかねん」

ロウル「あー……魔力障壁があるキアラ様はともかく、逃げ場全体を爆破してくる自爆とフィーア様は相性が悪いですしね」

アベル「そういうことだ。できれば、俺達でなんとか対抗したいところだが……」

ロウル「やっぱり、私の出番のようですね! 任せてくださいよアベルさん、怪しい奴はみんな打ち抜いてみせますから!」ビシッ!

アベル「頼りにはしているが、ロウル。お前も無茶はし過ぎないでくれよ……?」

ロウル「も、もちろんですよ!」

アーシャ「……とりあえず、この自爆兵士に関してはロウルちゃんを軸に作戦を考える必要があります」

アーシャ「そして……」チラリ…



アルフォート「……」

アルフォート隊「「……」」セイザ



アーシャ「聖王への報告目的で上級天使が見張りについていた事実」

アーシャ「そしてそれを迅速に処理してくださったアルフォートさんと、その部隊の皆さんのお話も聞く必要があるでしょう」




――
514 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/14(火) 23:54:41.40 ID:NRsIC+do0
――



アベル「……とりあえず、楽にしてくれていいぞ?」

アルフォート隊「いえ、アルフォンス様が捕虜と言う立場であれば、我らもそれに倣うべきで……」

アベル「気にするな。しかしアルフォート……よかったのか? 天使は……」

アルフォート「……私は、私の意思で動いただけだ。兄ではなく、私の意思でな……」

アルフォート「部下には既にアベル皇子達のことは伝えてある。皆、優秀な魔導騎士だ」

アルフォート「この城塞の守りを固めるには、うってつけの人材と言えるだろう」

アベル「ふむ……」

アベル「王国への支援部隊はすでに聖国の三部隊、そしてリーナとマークス神父がいるからな」

アベル「少しは、こちらにも残しておいた方が得策か。すまないが、頼めるだろうか?」

アルフォート隊「かしこまりました。しかし……よろしいのですか?」

アベル「何がだ?」

アルフォート隊「我々はアルフォンス様の部下。つまりは聖国の上級兵です」

アルフォート隊「異教徒を断罪するために、懐に潜り込んだと……」

アベル「それはないな」

アベル「確かに、聖国にとって王国や帝国は異教徒……相容れない存在の巣窟かもしれない」

アベル「どの国も互いの領地を奪い合ってきたのだ。長年の軋轢もあるだろう」

アベル「しかし、少なくとも……シアは平和的で、優しい娘だ」

シア「アベルさん……」

アベル「リーナも、マークス神父も、アルフォートも……癖はあるが、聖王の思考に染まりきってはいなかった」

アルフォート「……私は、気がつくのが遅すぎたがな」

アベル「本当に聖王の配下で異教徒の断罪を優先するならば、有無を言わずアルフォートを裏切り者と処断しようとするだろうしな」

アルフォート隊「……そう、ですか……」


515 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/14(火) 23:55:18.57 ID:NRsIC+do0
アルフォート隊「……確かに、我々は他国に対してあまりいい感情は持っていません」

アルフォート隊「ですが……アルフォンス様のお話、そして先程の自爆兵のお話……」

アルフォート隊「それを聞いてしまっては、流石に我が国こそが正義であるなどとはとても言えませんよ」

シア「……それどころか、三国で一番堕ちているとすら言えますよ〜」

アルフォート「……そうだな。思えば、シアの部隊がいきなり前線に送られたのも……」

シア「……聖王様や上層部の人は、お話したがる私が、邪魔だったんですかね〜……」ショボン…

アベル「……」ナデナデ

シア「んっ……ふぅ……っ……あんまり、ですよぉ……!」ポロポロ…

アベル「……シア。聖国の思惑など気にするな。少なくとも俺達は、お前のその優しさに幾度も救われている」ナデナデ

シア「っ、ありがとう、ございます……アベルさん……っ」ギュゥ…






ノワール「あらあら……」ジー…




シア「はわぁっ!?///」バッ!

シア「す、すみません泣いちゃったりして〜!? も、もう大丈夫ですよ〜!?///」ズザザ!

アベル「あ、ああ。俺こそ軽率だったな……」



アルフォート隊(ううむ、国の垣根を越えた光景を実演するとはアベル皇子、恐るべし!)



ロウル「でも実際、シアさんは勿論聖国の皆さんにはお世話になっていますからね」

ロウル「というより……改めてみると、アベルさんが聖国のまともな人を引き抜き過ぎているんじゃないですかね?」

アベル「何っ!?」ガーン!
516 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/14(火) 23:55:51.90 ID:NRsIC+do0
アルフォート「……否定はできんな。リーナを筆頭に、ここにいるのは特に信心深い者達ばかりだ」

アルフォート「私のせいでもあるが、こうして我が隊まで結果的に引き抜いたとなると……」



一同「「……」」




アーシャ「……今、聖王シュタイナーを抑えられそうな人って……聖国に残っているんですか?」


アルフォート隊「え、えっと……」

アベル「……今いる者の中で、最後に聖国の姿を見たのはお前達だ。どうか、話して欲しい」

アルフォート隊「……」



特殊判定
↓1〜2コンマ二桁

517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:56:08.35 ID:9XOWF6uq0
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:56:17.48 ID:LNloRyfDO
はい
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:57:26.24 ID:L/P05/eL0
ほい
520 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/15(水) 00:05:32.87 ID:JpbFL/rw0
特殊判定結果

今の聖国内情、どうなってるの?

1聖国民の反発

35−15(聖王の神託)<50

=20(シュタイナー様がいれば、聖国は安泰だ!)

※基準値を下回った為、聖王に反感を持つ市民は極少数かつ異端扱い


2聖国上層部

48<50

※基準値を下回ったため、穏健派は次々駆逐されているようです……

――

短いですが、今日はここまで
なんとかまた以前の更新ペースに戻していきたいところです
まあ元からゆっくりだったけど、着実に聖国との全面戦争近づいてますし……
コンマがアベルサイドとシュタイナーサイドで激しく殴りあっている状態です

キアラパートはもう少々お待ちください
そして多分、次はパトラとも一線越えるんですよねぇ……
どういう流れにするべきか、こちらも今から考えておきます

本日もありがとうございました!
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:12:06.32 ID:LLS0qpUFO

これ聖国はもう色々ダメだろうな…
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:21:21.31 ID:DJ3ASMiQO
おつおつ
フィーアの甘々で忘れかけたが戦争真っ只中だったなそういや
しかしシュタイナーってやってることは完全に魔王や邪神の類だけど聖国の人間からすれば頼りになる強さと天使を従えて
王国から資源根こそぎ奪って生活潤わせて兵士は出兵させない(負傷すらしない)っていうユートピアではあるから支持率高いのは当然なのかな
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 05:07:53.22 ID:uajlfzd50
来てたのかって見てみたら相変わらずシュタイナーはいろいろと自重しないな
フローレンみたいにどっかで00出して自爆してくれたりしないかな
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 07:14:17.44 ID:dkvYWVbQO
乙です
聖国はシュタイナーの実質独裁の下で
帝国への襲撃一辺倒が確定か
分かりやすいのは良いが可能ならば
こちらからも先手とっていきたいところだが
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 15:25:47.08 ID:iyQbVYlI0
そういやノワールママンにまだ一夫多妻の報告ってしてないよね?
緊迫状態だけど、そこら辺は報告しときたいな。あとレベル98ママンの夜伝授とかもあれば
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 16:28:00.43 ID:WjlsyboA0
確かに正式な報告はしていないか
ただアベルの夜レベルを筆頭に割と端から息子の一夫多妻後押ししていた感はあるしなあ
下手すりゃ元凶

パトラとのイベントにも自然に絡め易そうだし改めて報告しておくのも有りだな
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 17:39:17.14 ID:8OY8wPF4O
アドルランもノワールに会いたいだろうしカインも連れてきてノワールの歓迎会兼いままでの報告会みたいなこともやりたいな
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 18:09:14.99 ID:nqmhMlnCO
一夫多妻報告の時にノワールにコンマ判定あったら変に荒ぶらないことを祈る(タイミング的に妹組が目覚めちゃったばっかりだし)
529 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/15(水) 23:18:01.95 ID:JpbFL/rw0
こんばんはー
ちょっとだけ再開というか、またミスをみつけたのでそちらの補填判定を……
あと確かにノワールへの報告も行っていなかったので、こちらもイベント扱いで挟むことにします
530 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/15(水) 23:19:19.00 ID:JpbFL/rw0
――


アルフォート隊「……当たり前、といえば当たり前なのですが」

アルフォート隊「神の声を聞ける聖王様に対して――国民の信頼は絶大と言えるでしょう」

アベル「やはり、か……」

アルフォート「……兄は、聖国内だけで見れば本当に穏やかであり、慈愛に満ちているからな」

ロウル「本性というか、敵に対してはこれですけどねぇ……」

アルフォート隊「はい……だからこそ、我々もアルフォンス様のお話は衝撃的でした」

アーシャ「ある意味、帝国に似ているかもしれませんね……」

アーシャ「強くなければ許されない帝国に、唯一神を信じなければ許されない聖国……」

マックス「クラウス様の前の政治も、金がなければ許されない王国って感じだったからなぁ……」

パトラ「どこの国も、決して完璧とは言えないわね……。それぞれに、利点もあるのでしょうが」

シア「で、でも! 聖国には少数ですが私と同じような考えの人も〜……」

アルフォート隊「そ、それが……」

アルフォート隊「アルフォンス様は将としても優れたお方ですが、政でも大きな影響を持っていました」

アルフォート隊「しかし、あの日行方不明になられてから……過激派筆頭のマラート司教がこれ見よがしに強行策を打ち立てて……」

アルフォート「……あの司教ならば、今の兄とも波長があうだろうな」

シア「…………あの人が、ですか〜……」

シア「……もう、聖国は……」

アルフォート「……まだだ。まだ、リーナがいる」

アルフォート隊「そ、そうですよ!」

アルフォート隊「驚きましたが、アルフォンス様だけでなく、エカチェリーナ様までご存命という事実は聖国の民は知りません」

アルフォート隊「それに、各隊の兵も全員無事となればかなりの人数になります」

アルフォート隊「我ら全員で帝国と聖国の実情を訴えれば『国民は耳を傾ける』可能性が高いですよ!」

アベル「肝心のシュタイナーは怪しいがな。しかしリーナとの約束もある以上、聖国の民はどうにかしなければな」

ロウル「以前ここで脱国者の方にも会いましたし、この問題は結構明るいかもしれませんね」





――
531 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/15(水) 23:19:53.68 ID:JpbFL/rw0
――



……


リーナ「今、戻りましたわ」

マークス「王国の防護結界も、より強力なものにはしたが……油断はできないだろうね」

アベル「すまないな、二人とも」

リーナ「いえ、兄の度重なる暴挙に対してこれでは全然報いれていませんわ……」

マークス「とりあえず、件のロックス隊についてはクラウス王に報告をしておいた」

リーナ「相変わらずお忙しそうでしたが、後日アベル宛にお礼を送ってくださるそうですわ」

アベル「それはありがたいな。やはり俺もクラウス王にお会いすべきだったか……」

マックス「気をつけた方がいいですよ? アベル皇子、スカーレット将軍に狙われかけてましたし……」

パトラ「あの人の行動は、予測できませんからね……」

アベル「そ、そうか……」

リーナ「とにかく、私達が王国に用意できる結界は着実に強化されていますの」

リーナ「兄の戦法を見る限り、標的は帝国に絞っていると見て間違いありませんわ」

マークス「仮に王国が攻められたとして、我が隊の皆が抑え込んでくれるだろう」

マークス「その間に、アベル君達が転移陣から飛べば救援は十分に間に合う筈だよ」

アルフォート「問題はやはり、ロックス隊と同類の兵士だが……」

パトラ「いえ、逆にそれは防ぎやすいでしょう」

マックス「クラウス様が、主だった悪徳騎士や腐敗貴族のリストを正規騎士団に回してますからね」

マックス「のこのこ戻ってきても当然警戒しますし、王城の重装騎士団の護りは硬いですよ!」エヘン!

アベル「そうなると、当面は自分達の今後を考えるべきか……」

アベル「しかし、すぐに妙案が出るわけでもない。今日のところは休み、また後日対策を考えるとしよう」

アベル「……色々あったが、皆の協力に改めて感謝する。アルフォート隊の者達にも、すぐに部屋を手配しよう」

アルフォート隊「ありがとうございます!」


――
532 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/15(水) 23:21:00.09 ID:JpbFL/rw0
――


シア「……」

シア(アベルさん……)

シア(アベルさんなら、今のおかしくなってしまった聖国も正せるのでしょうか……?)

シア(……ううん、違う)

シア(私も、一緒に頑張らないと。あの頃の、本当に穏やかで平和だった時を……もう一度取り戻すために)



アーシャ「……」

アーシャ(ロックス隊と同じ存在が仮に生み出されたとして)

アーシャ(聖国の皆さんの話をまとめる限り、聖王シュタイナーは自国の民には絶対的な庇護を与えている)

アーシャ(つまり、聖国の兵士を爆弾にする可能性は低い筈)

アーシャ(クラウス様との繋がりがある以上、正規の王国兵は城塞の転移陣から現れる筈)

アーシャ(……やはり、貧民街経由でやってくる王国兵には警戒が必要ですね)

アーシャ(ロウルちゃんにばかり負担はかけられない。私も、もっと頑張らないと……)




※以前のアーシャVSシアの際、双方がゾロ目を出した際の補正を割振り忘れていました(白目)

※ロックス隊戦時に影響はなかったとはいえ、こちらのミスなので追加ボーナス

特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:21:17.66 ID:6vYXo1dDO
はい
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:21:30.97 ID:Zxz5EF430
a
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:23:49.51 ID:E76Zdq1UO
いつもの開幕ゾロ目
しかもこの感じレベルアップ判定かな?
536 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/15(水) 23:27:08.00 ID:JpbFL/rw0
……偶数ゾロ目って、出現率5パーセントの認識であってますよね?

どうなってるの?(吐血)
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:27:39.75 ID:szRGQj0R0
久々に吐血したか…かなりのダメージを受けたようだ
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:28:28.92 ID:nqmhMlnCO
い つ も の
そして位置的にこれはまたシアではなかろうか
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:29:13.37 ID:wQ3DopI+O
言うて>>1だって00とか出してるし(震え声)
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:31:19.15 ID:szRGQj0R0
シアもそろそろ特別ボーナスが足りなくなって他のキャラに振り分けられるんじゃない?
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:34:30.94 ID:8OY8wPF4O
アーシャも97でかなり高いしホントすごいな
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:37:25.97 ID:SqYQXwl7O
エロネタというブースト要因
543 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/05/15(水) 23:40:11.52 ID:JpbFL/rw0
ボーナスや補填時にゾロや高コンマはやめてってあれ程……!

追加強化判定


※コンマ60以上でコンマ合計分レベルアップ


コンマ66>60

シアレベル:187+20(00ボーナス)+10(ゾロ目ボーナス)+10(ゾロ目ボーナス)
= 2 2 7

+偶数ゾロ目のため★スキル獲得+統合強化発生

※エリスに続きシアのスキルが最大強化状態となりました

※今後偶数ゾロ目を出された場合、エリスの鏡反掌のように追加スキル作成の必要性が出てきました(白目)



コンマ97>60

アーシャレベル:167+10(ゾロ目ボーナス)+9+7
=193

――


アーシャ(……守りつつ攻められる、逆に攻めつつ守れるような……)ウーン…

アーシャ(地道に、あらゆる策を考えるしかなさ……そう……?)チラ…


シア「……」ポヤー…

シア(でも、さっきアベルさんになでなでして貰えたの、嬉しかったですね〜……)

シア(最近は本当に、アベルさんと一緒にいるのが何よりも……)

シア(……エリスさんの言っていた、アベルさんを想えば強くなれるって、こういうことなんですかね〜?)


アーシャ(シアさんが、嬉しそうにしながら魔力を垂れ流している……!?)




――
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:41:59.32 ID:szRGQj0R0
表立って戦える味方メンバーの中では5本指だっけ?>シア
519.38 KB Speed:0.5   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む

スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)