【安価・コンマ】魔物娘のいる世界で勇者になる

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202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:56:42.94 ID:LVj6CWXCO
外から大きな音がした
なんと!蛇神が前回失敗した暗殺スライムの代わりに送り込んだ刺客の岩男が!
エルフの里入り口が分からず暴れまわりながら直感で近づいていた
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:58:58.18 ID:LVj6CWXCO
岩男ってゴーレムとか動く石像みてーな奴ね、間違っても腕からロックバスター撃つカプコン製じゃないよ
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:59:58.38 ID:qOkJ0w1BO
三人で同じ夢を見た
(奴隷市場でボロ布姿のエルフ少女と竜娘が売られており黒獅子に体を隅々調べられた後買われる夢)
205 :眠る。無念 [saga]:2019/05/10(金) 00:18:21.61 ID:fpizaIPe0
バッグォォン!!


黒獅子「むああっ!」

竜娘「何この音!?」

黒獅子「ただ事じゃないぞ...!」

黒獅子「俺は様子を見に行く。君も来るかい?」

竜娘「叩き起こされたのよ!?礼はしに行くわ!」
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 19:18:00.56 ID:fpizaIPe0
エルフの里にて


黒獅子「どうやら里には被害はなさそうだな」

竜娘「いないの!?」

黒獅子「ああ、だが赤ちゃんだっているんだ。安全は確保しなければ」

竜娘「私も行くわ」

黒獅子「そうしてくれるとありがたい」


こちらに走り寄る影が一つ
敵かと思ったが、暗闇に目が慣れるとその正体が見えた


エルフ「なんじゃなんじゃ...」
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 19:29:43.55 ID:fpizaIPe0
黒獅子「里の外で何かが暴れているらしい」

エルフ「それなら丁度いい。ほれ、オリハルコン六角棒じゃ」

エルフ「それとお主にはミスリルの鎧を」

黒獅子「ありがとうございます」

竜娘「ありがとう」

エルフ「後、エンチャントを施しておいたぞ」

エルフ「六角棒には>>208のエンチャント」

エルフ「ミスリルの鎧には>>209のエンチャントを施しておいた」
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 19:35:27.15 ID:zmKsYl7aO
霊体、軟体等対物理耐性持ちにも有効打を打てる
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 19:43:30.51 ID:I//23/6xO
自動防護結界展開
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 20:06:33.57 ID:fpizaIPe0
エルフ「その六角棒は霊体や軟体...ゴーストやスライムにも有効打が打てる」

黒獅子「それはいい」

エルフ「そこの娘さんの鎧には自動防護結界を展開できる機能をつけておいた」

エルフ「といっても無限に発動できる訳じゃないぞ」

エルフ「大気やお主本体からエネルギーを吸って結界にしておるのじゃ」

エルフ「お主、魔法の心得はあるかの?」

竜娘「基本の魔力操作くらいなら」

エルフ「では逆位相の魔力を流せば結界はストップする」

エルフ「さらにその反対の位相の魔力で再開できるぞ」
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 21:28:05.51 ID:fpizaIPe0
黒獅子「じゃあ行くぞ」

竜娘「勝手に仕切らないで!」

黒獅子「...それもそうだな!」


二人は里の外へと駆けていった
そして森の影へと見えなくなる
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 21:56:51.76 ID:fpizaIPe0
岩男「フン!」


その岩で出来た大男は木を薙ぎ倒し、岩石を砕く
飛び散った破片を踏み潰し、大地が軋んでいるかのような音を立てる


黒獅子「やめるんだ!」

岩男「ナンダオマヘ?マサカ『黒獅子』カ?」

黒獅子「そうだが?」

竜娘「私を無視するとはいい度胸してるじゃない!」


竜娘は飛び掛かり斬撃を放つ


岩男「グゥッ...」
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 22:04:32.83 ID:fpizaIPe0
岩男「シネェ!」

竜娘「危ないわね!」


打撃を回避する
しかし地面にはヒビが走る


黒獅子「チャンス!」

岩男「ヴッ」


的確にその腕に対し六角棒で打撃を叩き込む
しかし少し岩がずれた程度でやはりダメージはなさそうだ
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 22:23:49.84 ID:fpizaIPe0
岩男「キカナイネ」

黒獅子「どうしたらいいんだ!?」

竜娘「出鱈目な奴ね...!」

岩男「オレハヤマカガチサマカラ『黒獅子』ヲコロスヨウメイレイサレタ」

黒獅子「ヤマカガチ...?」

竜娘「今はそんな事考えてる場合じゃないでしょう!」

黒獅子「あ、ああ...奴を倒す為には...」


>>215...
1.合体技だ!
2.魔法を使おう!
3.自由安価
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 22:28:33.21 ID:x4RuG+J20
恐らくオリハルコン強度に俺の握力が足りていない!
よし、竜娘!
私をあいつにぶん投げろ!
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 22:33:20.17 ID:x4RuG+J20
合体技です。
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:18:14.40 ID:fpizaIPe0
黒獅子「おそらくオリハルコンの強度に俺の握力が足りていない...!」

黒獅子「よし、竜娘!」

竜娘「何!?」

黒獅子「俺をあいつにぶん投げろ!」

竜娘「リスクは承知で?」

黒獅子「勿論だ!あいつをぶち抜く!」

竜娘「...いいじゃない。やってやるわよ!」
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:29:25.78 ID:fpizaIPe0
竜娘「六角棒を真っ直ぐ構えて!」

黒獅子「ああ!」

竜娘「指図されるのは気に食わないけど、その分の鬱憤を込めてぶっ放すわ!」

竜娘「おらああああっ!!」


まさに剛投
限界まで引き絞られた弓を放つかのような勢いだ


黒獅子「うおおおおおおおっ!」

岩男「グガッ!?」


岩男は両手で抵抗する
しかし、この勢いのオリハルコンの前では抵抗は意味をなさなかった
鋭利ではない棒が岩を貫く。綺麗に胸の真ん中を貫いたため
岩男は慣性の法則を全身で体現し、崩れ落ちた


黒獅子「ぶべらぁ!」

竜娘「ついでにあの正義気取りのバカもやっつけられたわ」

黒獅子「おいこら」

竜娘「あら、生きてたの?」
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:41:14.38 ID:fpizaIPe0
竜娘「で、こいつ結局なんなの?」

黒獅子「俺への刺客だと思う」

竜娘「あぁ、やっぱり恨みは買ってるのね」

黒獅子「...まぁそんな訳だ。申し訳ないと思っている」

黒獅子「俺がみんなに迷惑をかけてしまった訳だしな」

竜娘「謝っても謝らなくても別にいいわ。それより、何の組織の恨みを買ったの?」

黒獅子「強姦誘拐集団だ」

竜娘「ただのレイプ集団が刺客なんて持ってるのかしらね」

黒獅子「意外と大きな組織なのか?」

竜娘「それは知らないけど、儲かることはやってるんじゃない?」

竜娘「人身売買とか、麻薬取引とか」

黒獅子「あり得る」

竜娘「やっぱりアンタ、バカよ」

黒獅子「迷惑かけた相手に言われると何とも...」
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:44:22.05 ID:fpizaIPe0
黒獅子「はぁ...二度寝しよ」

竜娘「私もよ」

黒獅子「ところで、場所変わってもらったりとかは」

竜娘「嫌よ」

黒獅子「デスヨネー」
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:59:58.37 ID:fpizaIPe0
そして 朝を むかえた!


黒獅子「...う...動けん」

黒獅子「どっちも寝てやがりますぜ...」

黒獅子「...三度寝するか」


>>222...三度寝した後起きたらどうなってる?
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:07:01.32 ID:zgbwJkr70
普通にお昼ちょっと前になって竜娘が旅立ってた
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 00:18:18.84 ID:eKqZJAFK0
黒獅子「っは!」

エルフ少女「あ、起きましたね」

エルフ少女「昨日の事は竜娘さんから聞きましたよ。お疲れ様です」

黒獅子「あ、ああ...で、竜娘は?」

エルフ少女「先程旅立ちました」

黒獅子「そうか...じゃあ俺も行くかな」

エルフ少女「もう行かれるのですか?」

黒獅子「ここに長く留まるのも迷惑だろう」

エルフ少女「...そう...ですね」

黒獅子「またいつか立ち寄るさ」

エルフ少女「本当ですか?」

黒獅子「観光地とは言えないが、空気は格別にうまいし、いい人ばかりだからな」

エルフ少女「ありがとうございます!」

黒獅子「...あ、できれば布団は補充しといて下さい」

エルフ少女「前向きに検討します」

黒獅子「だらだら話しててもアレだな!さらば!」

エルフ少女「ご無事を祈っております」
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 00:24:16.37 ID:eKqZJAFK0
孤児院にて


黒獅子「おーい、カタアシー...いるかー?」

カタアシ「あ、勇者のお兄さん」

黒獅子「薬を貰ってきたぞ。万病に効くが、副作用がある」

カタアシ「髪が抜ける?」

黒獅子「違う」

カタアシ「体が痛む?」

黒獅子「違う」

カタアシ「なんなのさ」

黒獅子「...君の寿命が100年延びる」
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 00:30:12.52 ID:eKqZJAFK0
カタアシ「それは悪いことなの?」

黒獅子「君は今の人生をつまらないと思うかい」

カタアシ「うん」

黒獅子「でも、薬を使えば君はいつもここにいるが、この庭を走り回れる」

黒獅子「そんなありふれたことで喜べるうちはいいけど、出来ることを全てやりつくしたらどうなると思う?」

カタアシ「つまらなくなる」

黒獅子「でもそれは薬では治らないんだ。何年とも知れない退屈の牢獄に君を閉じ込めることになる」

黒獅子「それでも、飲むかい?」

カタアシ「ああ。飲むとも」


カタアシは飲み薬を一気に全部飲む


>>226...症状はどのくらい回復した?
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:39:59.43 ID:CwkZR2Vko
完全回復
227 :眠る [saga]:2019/05/11(土) 01:38:05.25 ID:eKqZJAFK0
カタアシ「うっ、うおおおおっ!!」


カタアシの義肢を突き破り四肢が出てくる
さらに、顔には生気が戻った


カタアシ「すごい!走れる!跳べる!」

黒獅子「あはは、そんなに喜んでくれて嬉しいよ」

黒獅子「それじゃあね」

カタアシ「いええええい!!」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 02:38:36.13 ID:zgbwJkr70
乙です
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 20:33:14.71 ID:eKqZJAFK0
孤児院職員「あ!カタアシ君!?」

孤児院職員「そんな事をしたら...ん?」

孤児院職員「もしかして...カタアシ君のご親族の方ですか?」

カタアシ「違う違う!ボクはカタアシだよ」

カタアシ「勇者のお兄さんがボクの体を薬で治してくれたんだ!」

カタアシ「ほら、ここに勇者さんが...いない!?」

孤児院職員「...どういうことだか分からないが、健康になったならいいか」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 00:00:10.74 ID:h4nEsRy20
〜図書館〜


まったく、嫌な思い出が蘇る
己の正義に殺された気分だ


黒獅子「本を返しにきました」

司書「あ、はい。使いました?」

黒獅子「はい」

司書「...え、どうやって?」

黒獅子「エルフ少女に読んでもらいました」

司書「やっぱりあなたは変態でしたか。貴重なエルフの少女をそんな...」

黒獅子「いやいや、里の長からの依頼なんですよ」

司書「はぁ...」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 00:05:29.49 ID:h4nEsRy20
司書「あなたにいいことを教えてあげます」

黒獅子「はい」


司書は耳元で囁く


司書「実はこの本、禁書です」

黒獅子「...へ?」

司書「どうせくだらない事に使うんだろうなと思って持ってこさせた後にそれ伝えて送り返そうとしたんです」

司書「でもあんなクソ真面目な顔されたら信じたくなりました」

黒獅子「そうですか...で、刑期ってどの程度になると思います?」

司書「へ」

黒獅子「刑期ですよ。早めに把握した方が整理がつきます」

司書「待って。別にあなたを通報した訳じゃないわ」

黒獅子「そうですか。まぁ自首した方が罪は軽くなりますからね」

司書「そういう事じゃないの...!」
232 :眠る [saga]:2019/05/12(日) 00:09:38.84 ID:h4nEsRy20
司書「あなたが捕まる必要はありません」

黒獅子「え?でも俺」

司書「結果的に人を救ったならそれをとやかく言うことは誰にもできません」

黒獅子「...そうなんですか」

黒獅子「あ、この図書館に>>233って置いてありますか?」
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:23:05.96 ID:RdGhU80o0
記憶に関する魔法の本

司書の記憶を操作すれば万事OKじゃないか?
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 02:05:44.65 ID:A5CZfac7O
>>233
捕まえない言うとるし無視しとこ
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 06:38:59.36 ID:RdGhU80o0
司書の人とデートする方法とか聞けばいいかな?
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 12:29:50.55 ID:eNyOPtGp0
黒獅子「デートの誘い方の本は置いてありますか?」

司書「...あると思います」

司書「身構えたのが馬鹿らしくなりましたよ」

司書「というか、誰を誘うつもりなんですか?」

黒獅子「え」

司書「良いじゃないですか。他人の事ですし、アドバイスだってしますよ」

黒獅子「あー...」
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 13:20:25.77 ID:eNyOPtGp0
司書「私はあなたの弱味を握ってるんですよ?」

黒獅子「公然と脅しとは...」

司書「ほら、言いなさい」

黒獅子「...司書さんです」

司書「え?」

黒獅子「あなたですよ司書さん。あなたを誘おうとしてました」

司書「>>238
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 13:21:20.64 ID:p5S0d/iQ0
そ、そうなんですか///
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 15:13:57.32 ID:eNyOPtGp0
司書「そ、そうなんですか///」

黒獅子「...これでは台無しですよ」

司書「すみません」

司書「そもそも、なんで私なんかデートに誘おうとしたんですか」

黒獅子「好感度が0〜100あったとしたら自分は10くらいと予想したので」

黒獅子「親睦を深める為に」

司書「...そうですかぁ」
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 16:39:38.60 ID:eNyOPtGp0
司書「なら、これあげますよ」

黒獅子「くれるんですか?」

司書「はい。返却は必要ありません」


司書は一冊の本を手渡してきた
無粋ながらタイトルを確認しようとしたが、ブックカバーがかけられている


司書「その代わり、今度ここに来たときにはその本の感想を教えて下さい」

黒獅子「約束するよ」
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 17:39:51.56 ID:eNyOPtGp0
司書「まだ何かされていかれますか?」

黒獅子「いや、もうないね」

司書「ご利用ありがとうございました」

黒獅子「はい」

黒獅子「また来ますよ」


黒獅子は図書館を後にした
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 17:42:51.50 ID:eNyOPtGp0
本の街にて


黒獅子「...ふぅ」

黒獅子「早速貰った本を読んでみることにしよう」

黒獅子「...」


息を吸い込み、ページを開いた


>>243...本の内容
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 17:48:12.38 ID:RdGhU80o0
恋愛小説。ベタで主人公(女)が男に一目ぼれするところから始まっている


司書さんの気持ち的な感じで
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 19:39:13.59 ID:eNyOPtGp0
その本は、恋愛小説だった
特に変という所もなく、ベタに女が男に一目惚れするところから始まり
紆余曲折あって結ばれるといった類のものだ

しかしどこか引っ掛かる
この小説の女が司書に似ているような気がするのだ
なるほど、好きな本に人は影響されるということだ

そして男。少しおっちょこちょいな面もあるが真面目で、模範的な人間だ
自分もこういった人間になりたいな、などと思う
こういった素敵な恋愛は出来る気がしないが
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 20:09:44.06 ID:eNyOPtGp0
読書力が足りていないため、主要な人物にしか着目出来なかったが
そう感じた


黒獅子「ふむ...」


歩き読みをかましていたら森の中
とはいえ道はあり、整備されている
なぜなら、この魔法文明の中核となる都市がこの先にあるからだ
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 21:58:34.05 ID:h4nEsRy20
空気が張り詰める
明らかな敵意を感じる
今この瞬間、何処かから何者かが現れようとしている


黒獅子「何者だ!?」


>>247...
1.野盗だ!
2.弱い魔物だ!
3.自由安価
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:00:34.84 ID:4FfdPzRj0
2
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:01:43.14 ID:TYZJC8bko
近くにあった湖で水浴び中だった女行商人
黒獅子が自分の着替えを知らずのうちに踏んづけてたのでガチギレ中
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 00:00:09.44 ID:qutrK5wn0
すみません。聞き忘れていました

>>250...モンスターは人形?原型?
>>251...性別はオス?メス?無性?どっちも?
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:02:44.72 ID:U8DQ5nAG0
原型
251 :眠る [saga]:2019/05/13(月) 00:25:55.77 ID:qutrK5wn0
やっぱ性別はいいかな


魔蟲「ギチギチギチ...」

黒獅子「っ...!」


障気を纏う蟲
歪なクワガタのような姿をしている
サイズは巨大で、油断すると足をネジ切られる
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:26:48.45 ID:GVc58EjnO
メス
253 :眠る [saga]:2019/05/13(月) 00:28:13.19 ID:qutrK5wn0
>>252
メスにしておきます。ありがとうございました
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 01:00:18.80 ID:GVc58EjnO
ありがとう……メスのクワガタ虫か産卵するんやろなぁ、想像したらキモくなったぜ
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 20:14:24.46 ID:qutrK5wn0
どうやらメスの個体らしい
困ったことになったぞ


黒獅子「...うー...」


こいつの最も恐ろしい所はその鋏でもなく、虫の素早い動きでもない
ゴキブリの如く、叩き潰されると勢いよく産卵するのだ

かなり大きな虫なので、飛び散る卵が見えるのだ
その気持ち悪さから、指定害虫一類にリストアップされ、駆除された
それがここに逃げて来たのだろう。人間に敵意があるのも頷ける
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 20:22:13.29 ID:qutrK5wn0
戦闘開始


魔蟲「キシッ...キシッ...」


魔蟲は素早い動きで鋏による攻撃を繰り出す


>>257コンマ50以下で回避成功
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 20:28:10.17 ID:QnTSCiFZo
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 21:16:07.15 ID:qutrK5wn0
黒獅子「っぶね!」


危うく足チョンパ
空気を切断する音が響く


黒獅子「...!」

黒獅子「くらえ!氷魔法!」


魔蟲とはいうものの、魔力を保持している蟲ではないため、凍りつく
これなら卵を撒き散らすことは無いだろう


黒獅子「勝った!」
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 21:23:49.65 ID:qutrK5wn0
レベルアップ!


黒獅子 聖人のレベルが4になった!

基礎能力ポイントを3獲得!

HP:13
MP:10(現在値5)
力:10
防御:11
素早さ:12
賢さ:10
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 21:24:37.88 ID:qutrK5wn0
>>261で振り分けて下さい
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 21:38:18.93 ID:GVc58EjnO
力1
賢さ2
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 21:58:31.77 ID:qutrK5wn0
反映しました。ありがとうございます


黒獅子「よし、ここを抜ければもうすぐだ」

黒獅子「まぁライブで何度も行ったことあるんだけどさぁ」

黒獅子「心持ちが勇者になると違うね」
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 22:06:31.51 ID:qutrK5wn0
魔法都市イテルにて


黒獅子「んー...」


何かが常に空を飛んでいる
溢れた魔力はパチパチと明るく輝く
常にどこからか沸き立つ歓声が聞こえてくるような
そんな街
そんな街がこの魔法文明の中核なのだ


黒獅子「サイケデリックな空気が癖になる」

黒獅子「さて、どこへ行こうか」

黒獅子「>>264に行こう!」
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:08:27.88 ID:U8DQ5nAG0
この都市で一番大きな場所
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 22:32:59.29 ID:qutrK5wn0
マジカリウムにて


ここはマジカリウム
王宮に隣接した直営の魔法店だった
しかしどんどん店は大きくなり、ショッピングモールになった
魔法に関する店が殆どだが、中には大手のギルド支部などもあったりする


マジカリウムが大きすぎる為、この都市はマジカリウムとそれ以外の境目が曖昧だ


黒獅子「買い物をしよう」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 23:07:19.55 ID:qutrK5wn0
黒獅子「さて、何を買おうか...」


>>267...買い物の内容
1.魔法書店
2.魔道具店
3.自由安価
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:09:10.46 ID:7BJisUOa0
1
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 23:42:17.06 ID:qutrK5wn0
魔法書店にて


黒獅子「うひゃー」


凄い賑わいだ
しかし誰一人場の和を乱すことなく静かにしている


黒獅子(何の本を買おうかな...)

黒獅子(決めたぞ。>>269だ)


※高等過ぎる魔術は習得・使用共に困難な恐れがあります
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:44:24.59 ID:U8DQ5nAG0
洗脳魔法

高等なら雷系魔法で
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:46:50.04 ID:mspZN29Z0
勇者だし一度行った街に帰るのが楽になる移動魔法
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:56:46.10 ID:U8DQ5nAG0
>>270の方がよかったかー。今更変えられないか
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/13(月) 23:57:52.71 ID:qutrK5wn0
魔法書店相談室にて


魔法は初見殺しの多い厄介な技術である
その為大きな本屋や図書館には相談室が存在する
魔法に自信のない初心者は是非会計する前に寄るべきであるし
ベテランでも必ず寄る人はいる


黒獅子「これなんですが」

相談員「...ん、洗脳魔法かね」

黒獅子「はい...魔法は初心者なもので、習得と運用について教えて下さい」

相談員「流石に一番シンプルなものの魔法書を取ってきたようだが」

相談員「習得は少々面倒だ」

黒獅子「そうなんですか」
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/14(火) 00:07:35.27 ID:J+1ayfT10
相談員「洗脳とか催眠術ってのは素人にできる訳じゃない」

相談員「しかし先程も言ったようにこれは最もシンプルなものだ」

相談員「心理学の心得が少しあれば習得はできるだろう」

相談員「君、MPはいくつかね?」

黒獅子「10です」

相談員「やれやれ...てんで素人のようだな」

相談員「念のためもう少しMPを増やした方が良いかもしれないな」

相談員「消費MPは10。しかしMPがゼロは避けた方が良い。魔法抵抗力はだいぶ下がるぞ」
274 :眠る [saga]:2019/05/14(火) 00:22:16.34 ID:J+1ayfT10
相談員「して、買われていくのかね」

黒獅子「そうですね...」

黒獅子「>>275
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:31:58.18 ID:L/P05/eL0
もう一度、別のやつを探してみます

出来たら>>270
276 :眠る [saga]:2019/05/14(火) 00:33:28.03 ID:J+1ayfT10
ミス


相談員「ふむ。まぁいいだろう」

相談員「見たところ君はお金を持っていそうだしね」

相談員「して、他にも買われていくのかね」

黒獅子「>>276
277 :眠る [saga]:2019/05/14(火) 00:34:36.50 ID:J+1ayfT10
では>>275で行きます
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/14(火) 21:12:50.18 ID:J+1ayfT10
黒獅子「もう一度、別のやつを探してみます」

相談員「そうかね?」

相談員「ま、そうするといい」
279 :眠る :2019/05/14(火) 21:42:45.03 ID:J+1ayfT10
しばらくして


黒獅子「これはどうでしょう」

相談員「移動魔法か」

相談員「旅人にはかなり便利だが、旅をしているのかね」

黒獅子「はい」

相談員「そうか。この魔法は研究が活発でね。誰でも習得できるようになった」

相談員「いずれ更新があるかもしれないから、魔法書店で見かけたら第何版か確認した方が良い」

相談員「それは第7版だ」

黒獅子「消費MPは如何ほどでしょう」

相談員「7だ」
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 22:42:27.51 ID:ycn6NyVt0
相談員「これで良いのかね?」

黒獅子「...あ」


そういえば、給料を確認していなかった
袋を開け、確認する
3500ゴールド!
1500ゴールドも増えている


黒獅子「ふむ」

相談員「結構な額を持っているようだな。それなら先程持ってきた催眠術の本も買えるぞ」

黒獅子「合わせていくらですか?」

相談員「おいおい、私はレジ係ではないのだぞ」

相談員「...1300ゴールドだ」

黒獅子「ありがとうございます」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 23:16:43.28 ID:ycn6NyVt0
結局、洗脳魔法と移動魔法の魔法書を買った
所持金:4800ゴールド→3500ゴールド


黒獅子「さて...これからどうしたものかな」


1.魔道具店に行く
2.訓練所に行く
3.自由安価
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 23:17:28.10 ID:ycn6NyVt0
>>283で決めて下さい
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:27:08.64 ID:szRGQj0R0
1

見るだけもありだよね?
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/15(水) 23:36:56.97 ID:ycn6NyVt0
>>283全然ありでございます

魔道具店にて


黒獅子「とりあえず見てみよう」


多くの魔道具が陳列されている
だが小綺麗に並べられている訳ではない
なぜなら魔法のほうきやマナバッテリーなんかはアンティークの雰囲気を出しているからだ
雰囲気を損なわないようにすれば必然的に小綺麗な状態から遠ざかる
値札を見ると異様に高い物もあり、本物のアンティークもありそうだ


黒獅子「うへぁ...」
285 :眠る [saga]:2019/05/15(水) 23:42:13.15 ID:ycn6NyVt0
黒獅子「...」


見飽きることなく店内を見回っていると、声をかけられる


黒獅子「はい」


くしゃりと潰れたトンガリ帽子を目深に被っている
どうやら、魔法使いのようだが...?


潰れ帽子「>>286
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:45:01.84 ID:szRGQj0R0
……あなたにはなかなかの潜在能力を感じる…何か買ってみる?
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 20:32:56.92 ID:AsXQWC9n0
潰れ帽子「......あなたにはなかなかの潜在能力を感じる...」

潰れ帽子「何か買ってみる?」

黒獅子「...あなた誰です?」

潰れ帽子「この店の関係者」

黒獅子「しかし、俺は金持ちじゃない。申し訳ないが冷やかし半分だ」

潰れ帽子「そう...」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 20:37:48.10 ID:AsXQWC9n0
潰れ帽子「それはそうとして」

潰れ帽子「これとかどう?」


どうやら大人しそうな話し方だが、結構グイグイくるタイプのようだ


黒獅子「え、それなんですか?」

潰れ帽子「>>289。安くしとくよ?」
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 20:43:54.30 ID:VQLorokH0
何が産まれるかはお楽しみ。不思議な卵
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 21:04:25.70 ID:AsXQWC9n0
潰れ帽子「何が産まれるかはお楽しみ。不思議な卵。安くしとくよ」

黒獅子「いくらですか」

潰れ帽子「500ゴールドだよ」

黒獅子「じゃあ買います」

潰れ帽子「じゃあここでお会計しようか」

黒獅子「はい」

潰れ帽子「まいどあり」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 21:16:53.16 ID:AsXQWC9n0
卵はラグビーボールを一回り小さくしたようなサイズだ
温めるといいらしいので、懐に入れておこう

所持金:3500ゴールド→3000ゴールド


黒獅子「久しぶりに勇者らしいことでもするか」

黒獅子「お、あんなところに気前のよさそうなオッサンが」

黒獅子「すみません」

オッサン「あいよ」

黒獅子「最近何か困った事件とか起きてないですか?」

オッサン「>>292
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:20:09.38 ID:Tn+7Mxph0
最近、巷の噂の怪盗が現れて義賊らしきことをしているらしい。私の所も狙われるか心配だ…
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:20:10.09 ID:i3ZXAqKMO
近隣で妖弧(♀)が悪さをしていて困っている
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 21:28:09.03 ID:AsXQWC9n0
オッサン「最近、巷で噂の怪盗が現れて義賊らしきことをしているらしい」

黒獅子「怪盗?」

オッサン「ああ。蓄えの多い貴族から金を盗んだり、食料を盗んで子供に配ったりしているらしい」

黒獅子「ふむ」

オッサン「私の所も狙われるか心配だ...」

黒獅子(でも、義賊なんでしょう...なんて言えない。きっと事情があるんだ)

黒獅子「分かりました。とにかく会ってみようと思います」

オッサン「ありがとう。行動力がある若者はいいね」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 22:05:27.66 ID:AsXQWC9n0
治安維持課にて


この都市には治安維持課が存在する
ここに尋ねれば落とし物はだいたい見つかり、泥棒は既に逮捕済み
大変優秀な課である


黒獅子「最近噂になっている怪盗がどこにいるか分かりますか」

受付「少々お待ち下さい...」

受付「恐らく、>>296辺りかと」
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 22:14:16.89 ID:VuQlAatM0
下水道
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 22:18:51.51 ID:AsXQWC9n0
受付「下水道あたりかと」

黒獅子「下水道」

受付「はい。忍び込んで拠点とできるのはあそこぐらいのものです」

黒獅子「流石に下水道に入るのは難しいなぁ」

受付「でしょうね。一応不審行動にあたるので逮捕されますよ」

黒獅子「うーむ...」
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 22:25:51.10 ID:AsXQWC9n0
一方そのころ、怪盗の拠点にて


怪盗C「我々の事を探している奴がいるぞ」

怪盗A「まじ?怖いなー」

怪盗E「殺そうよ!私ならやれる」

怪盗B「ダメに決まってんだろ。俺たちゃ義賊だぞ」

怪盗D「いっそのこと、こっちに呼んでみては?」

ABCE「え?」
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 22:48:14.45 ID:AsXQWC9n0
黒獅子「はー...どうしたらいいんかね」


黒獅子はぶらぶらと裏路地を歩く
人通りの少ない所なら、怪盗に会えるのではないかと思ったからだ
すると、体が浮く。
いや、落ちているのだ
マンホールのフタが開いている
存在するはずの梯子もなく、ただひたすらに落ちていく


黒獅子「っへぇ!?」
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/05/16(木) 23:12:55.70 ID:AsXQWC9n0
怪盗の拠点にて


黒獅子「うー...」

黒獅子「ここは...」

怪盗A「ここは我々、怪盗の拠点だ」

黒獅子「怪盗!?」

黒獅子「君たちの目的はなんなんだ!?」

怪盗A「>>301
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 23:15:14.19 ID:WJDdo7zfO
街で聞かなかったか?我々は貧しい者のために悪どい金儲けしてる奴等から奪うのさ
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