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【安価・コンマ】孕ませハーレム子孫繁栄!

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611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 14:15:07.21 ID:UK0HQ2w70
全部話そう

その上で付いて来るなら好きにさせよう
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 14:16:13.56 ID:9nigTcWVo
全て伝える
613 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/26(月) 15:30:27.33 ID:pRYWMk6L0
 俺はたっぷり悩んだ後、フィーの目をまっすぐ見て言った。


俺「フィーちゃん………」


フィー「はい……」


俺「俺は、君の気持を受け止めたいと思っている」


 フィーの顔がぱっと明るくなる。


フィー「そ、それなら………!」


俺「だが、俺も君に隠している……というか、言っていないことがある」


フィー「………?」


 俺は、フィーのためにも、俺のためにも、全てを話すことにした。


俺「俺の秘密を君に話す。これから言うことを嘘と判断してもらっても構わない。でも、まぎれもない真実だ。俺についてくるかどうかは、俺の話を聞いてから、判断してくれ」


フィー「………はい……」


 俺は、全てを話した。
 自分がこことは異なる世界から来たということ、神となのる少年から様々な力を授かり、この世界で子孫を反映させる、すなわちハーレムを築かなければいけないこと、たとえフィーと共に旅に出ても、フィー一人だけを愛せないということ、それに、とある女性から告白を受け、その女性は今もこの世界で俺を探しているかもしれないということ。
 その全てを話す間、フィーは一言もしゃべらなかった。


俺「そういうこと、なんだ。フィーちゃんが俺を最低だと思ってついてこないのなら、それでいい。この話を聞いてもなお俺についてくるというのなら、それでいい。全部、君にゆだねるよ」


 フィーは静かに俺を見ている。
 これは、嫌われたかもな………
 そう思っていた時だった。


フィー「………それでも………私は、ナカダさんと一緒にいたいです……」


俺「本当に? 俺は、俺を好きと言ってくれたフィーちゃんの目の前で堂々と浮気を宣言しているんだよ?」


 フィーが首を横にする。


フィー「ううん。それは、浮気って言わないです……それはただ、ナカダさんを好きな人が多いだけ。それなら、ナカダさんのことが好きな人みんなと結婚しちゃえばいいじゃないですか」


 っそう来たか………


俺「………確かに、フィーちゃんの言う通りだね………みんなと結婚する、か。考えもしなかったよ」


 そういうと、フィーがその小さい体を俺によりかけてくる。
 顔を真っ赤にして、小さい小さい声でつぶやく。


フィー「じゃあ………ナカダさん。手始めに……私と……その………」


 ああ……まさか、こんな小さい子がなんて、思いもしなかったな。
 俺はフィーの頭をなで、頷いた。


俺「>>安価下」
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 15:36:16.54 ID:2bxWm5iL0
うん…結婚するなら「夫婦の営み」もちゃんとしないとね。…でも少しでも嫌だったり怖いと感じたらすぐ言うんだよ
615 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/26(月) 17:17:08.75 ID:pRYWMk6L0
 俺はそのフィーの言葉に、少し察し過ぎてしまったらしい。
 フィーが来てくれると言ってくれたことで、舞い上がってもいたかもしれない。


俺「うん…結婚するなら、『夫婦の営み』もちゃんとしないとね……でも、少しでもいやだったり怖いと感じたら言うんだよ」


 俺の言葉にフィーがぽかんとした表情を浮かべる。


フィー「へ………ふうふのいとなみ……って?」


俺「……あ」


 そこで俺は気づいた。
 フィーは「そっち」ではなく、「私と結婚して」と言おうとしていたということに。
 そもそもこんな小さい女の子が正面からそんなことしてくれて言うわけないじゃないか……
 俺のバカ。


俺「あ、いやいやいや、なんでもないなんでもない。今のは忘れ……」


 突然、フィーに唇を塞がれた。
 人間の三分の一も小さい唇で。


フィー「………夫婦の営み……ってことは、結婚は前提ってことですよね………?」


俺「あ、ああ。そうだよ! あはははは………」


 ご、ごまかしきれたか?
 そう思っていた矢先、フィーの潤んだ眼がもう一度接近し、再度唇が濡れる。
 今度は可愛らしい舌も入ってきた。


フィー「………ぷぁ………別に……私は、いいよ………今………ここでシても…………」


 とてつもなく妖艶な表情でフィーが言う。
 スルって、つまり、あのスル?
 フィーが俺に考えるすきを与えないまま、呟いた。


フィー「ナカダさん………シよ?」


 いや、まあ言い出しっぺは俺だが……
 シてしまおうか?
 本当にシてしまっていいのか(童貞)!?


俺「>>安価下」
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 17:55:06.95 ID:mfWgtM0E0
い、いやよく考えたら俺たち遭難しているんだった
こういうのは色々と落ち着いてからのほうがきっといいと思う
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 18:06:15.16 ID:UK0HQ2w70
じっさいのこういはたいかくさありすぎてむりだとおもうよだからいれるのはなしにしよう(おめめグルグル)
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/08/26(月) 19:12:49.67 ID:pRYWMk6L0
 その時、俺は今生き残るためにとっても大事なことを思い出した。
 張り裂けそうになっていた性欲が穴のあいた風船のようにしぼんでいく。


俺「い、いや、ちょっとまったフィーちゃん。そう言えば俺達遭難してるから。こういうのはいろいろ落ちついてから……………」


フィー「そ、そんなの関係ないよぉ…………ナカダさぁん❤ ナカダさぁん❤」


俺「ちょ、ちょちょちょフィーちゃん! ストォップ! ストォップ! まさか淫紋の効果かっ!」


フィー「ナカダしゃああああんっ❤」


 ◆◇◆◇◆


 フィーがぶーんと羽を羽ばたかせて前のめりに俺に抱きついてきたため、どうにか止めた。
 ふぅ………収まってよかった…………
 今、フィーは俺の人差し指と中指をしゃぶることで性欲を霧散させているらしい。


フィー「んぅ………ちゅぱ、ふむ………………ふぁ…………」


俺「お、落ち着いた?」


 フィーが俺の指をくわえながらこくこくと頷く。
 ああ…………俺の嫁がエロい。


フィー「ひゅぁ…………ふぅ…………」


 つぅと銀の糸を引き、フィーが指から口を話す。
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/08/27(火) 08:40:32.40 ID:sVsxRk970
フィー「あ、あの………」


俺「どうした? フィーちゃん」


 俺がそういうと、フィーは恥ずかしそうにぱたたっ、と羽を羽ばたかせた後、自分の頬に手を当てていった。


フィー「あのぉ…………フィーちゃんじゃなくて、フィーって呼んでほしいなぁ…………って………」


 ああ、なんだそんな事か。
 俺は咳払いをした。


俺「あー……んっんん。………フィー」


フィー「はうう………♡ ナカダさんが私の名前をっ…………!」


 フィーはひどく赤面し、くねくねと身体をくねらせた。


俺「あのー、フィー。その敬語は………」


フィー「やめる………!」


 早い。
620 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/27(火) 09:33:27.76 ID:sVsxRk970
 互いに呼び名と話し方を変えた俺たちは、その後について考えた。

俺「うーん……フィー。この後、どうしよう?」


フィー「この………後って?」


俺「いや………とりあえず、シスターが来るまで待つとして。その後どうしようか。俺とフィーは結婚……するんでしょ?」


 俺が結婚という言葉を出すと、フィーは顔を赤らめながら言った。


フィー「そりゃ、その………シスターにちゃんと報告して………あそこ教会だし、そのまま結婚…………」


俺「いや……シスターの俺に対する態度、知ってるでしょ………なんというか………フィーを大事にしてるから仕方ないんだけど……俺殺されそう」


フィー「あはは………まあ、ちゃんとした理由ならシスターも大丈夫でしょ…………二人で報告しよ、ナカダさん………♡」


 そう言って腕にすり寄ってくるフィー。
 ………うん。
 ま、いっか!


俺「じゃあ、フィー。これから、よろしくね」


フィー「うん…………ナカダさん………♡」


 その後、しばらくシスターが来るまで待つことになるが………
 ナニかあった? それとも何も無かった?>>安価下
 なお、シスターが来るのは翌日の昼ごろやで。
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 09:59:16.86 ID:OX8UsCUm0
寒いのでフィーと肌で温めあう
622 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/27(火) 11:02:38.27 ID:sVsxRk970
 ◆◇◆◇◆


 次の日


俺「ん…………ぐあああぅ…………ふああ……………ん? いい匂い…………」


 俺が硬い洞穴の床で起きると、キノコの焼けるにおいがし、身体を上げると、フィーがキノコを焼いて朝食の準備をしていた。


フィー「あ、おはよう、ナカダさん」


俺「ああ…………おはよう。んー…………まだ降ってるね」


フィー「はい。だから…………まだ二人きりだね…………」


俺「ああ、うん…………」


 そのままキノコを食べ、また二人してくっついていた。
 そうしていると、フィーが不意に口を開いた。


フィー「ナカダさん…………実は、本当に嫌われると思って、もう二個くらい言ってない事があるの…………」


俺「うん。言って良いよ。もう結婚するんだし」


 俺がそう言うとフィーは「だからこそ話したくないことなんだけど…………」と小さく呟いていた。


フィー「えっと、まずね…………私、お尻だけ処女じゃないの……………」


俺「ほぶふっ!?」


 突然のカミングアウトに俺は吹いた。


フィー「…………嫌いになった?」


俺「いや…………なんっ…………びっくりしたけど…………マジ?」


 フィーは悲しそうに顔をうつむけた。


フィー「うん…………前の『持ち主』に、お尻におちんちん入れられて…………気持ち悪かった………………」


俺「…………もう、思い出さなくて良いよ、そんな事は……………」


 うーん、生々しい…………可愛そうだ。
 しかし、フィーは俺の顔を見上げ、ぱぁと表情を明るくした。


フィー「で、でもね? ……………おまんこは、シンピンだから……………ナカダさんにハジメテあげられるよ…………?」


俺「やめてくれ…………今は誘惑しないでくれ………………」


フィー「ふふふ……………❤」
623 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/27(火) 11:24:41.42 ID:sVsxRk970
 衝撃は受けたが、まあ、言ってくれて良かった。
 どの道俺は尻を犯す趣味はないけどな……………


フィー「で、でね? …………もういっこなんだけど………………」


俺「うん」


 フィーは顔を赤くした。


フィー「…………この、この淫紋ね……………? ……………実は、ちょっと変わったの」


俺「変わった?」


 俺は思わず聞き返した。
 するとフィーは自分の下腹部を撫でて言った。


フィー「えっと………この前変なおばあさんのところで、私、ハンコを買ったでしょ………?」


俺「あ、ああ」


 俺は他人を魅惑させる粉を買った事は秘密だ。


フィー「……………あれ、すごく特別な物でね…………刻印を良い方向に書き直す事が出来るの…………」


俺「へえ…………?」


フィー「それでね…………ハンコで淫紋の上から押し付けた後、淫紋がどう変わったか、不思議と分かったの……………不定期に発情するんじゃなくて、自分から発情した時に感度があがるようになるっ………て❤」


俺「お、おおう……………」


 じゃあ、昨日のあれは…………
 自分から発情してたってことか?


フィー「うん…………そゆこと❤」


俺「はは……………せめて正式に結婚してからね………………」


フィー「うんっ❤」


 ◆◇◆◇◆


俺「す…………す…………寿司」


フィー「スシ?」


俺「ああこっちにはねぇのか…………じゃあ、水分」


フィー「………………ん」


俺「あっ………………だあああっ! 色々言葉が使えないのがうっとおしい! スルメも無いし! 『す』攻めずるい!」


フィー「まだあるよ……………スンナとか、スンガルッキァとか」


俺「なにそれ!?」


 暇なので、俺たちはしりとりをしていた。
 なぜ日本語で通じるかは謎だが、なんとかしりとり出来た。
 フィーはしりとりを知らなかったが、ちょっと教えるとすぐ理解して一緒に楽しんだ。
624 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/27(火) 11:37:40.50 ID:sVsxRk970
俺「はぁー……………来ないな」


フィー「来ないねー…………」


 雨はまだやみそうに無い。
 もう数日はキノコパーティーになりそうだ。
 …………と思っていた時だった。


 ヒュッ!カツッ!


 俺の頬スレスレに黒い何かが飛んできて岸壁に突き刺さった。
 だいたい予想は出来たが、その物体を見ると…………


俺「……………………クナイ…………って事は来たか」


フィー「もぉ…………………」


 俺は今フィーを上裸で抱え込んでいる。
 上裸の[ピザ]が妖精の少女を抱っこ…………まあ、絵面はマズいね。


俺「フィー、弁明宜しく」


フィー「うん……………」


 その人物は雨の中から姿を表し、ジャキンとナイフを構えた。


シスター「イマスグフィーカラハナレロ」


俺「うっす…………」


 ◆◇◆◇◆


 パスパスパスパス…………


 とても素早い手つきでシスターがフィーのボディチェックをした。


シスター「異常なし………」


フィー「だ、だからそうですってば……………………」


 シスターがため息をつき、立ち上がった。


シスター「失礼しました、ナカダさん。今まであなたを誤解していたようです。こんな状況でも本当に手を出さなかったなんて」


俺「いやぁ、はは………まあ、当然ですよ」


 …………これ、手出してたらどうなってたんだ?
 そう思うと背筋がぞっとした。


シスター「では、帰りましょう。お二人とも」


フィー「はい……………!」


俺「……………はい」
625 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/27(火) 11:57:26.93 ID:sVsxRk970
 〜孤児院〜


ローガ「良かったっ! 良く、帰ってきたーっ!」


ミシュラ「………し、心配したんだからっ……………」


サーリア「うふふー。キノコもたくさんありますねー。さあ、濡れた身体を暖めるために、キノコスープを作りますよー」


ルーシェ「……………………! …………………!」


シェリー「あああああああああああっ! ごめんなさいいいいっ! わたしっ、わたしのせいでえええええっ!」


 みんなそれぞれ俺たちの帰還を喜んでくれた。
 俺とフィーの帰還を喜んでくれるように、雲の隙間からも光が差し込んでいた。


 ◆◇◆◇◆


フィー「ナカダさんあーん❤」


俺「あ、あーん……………」


シスター「………………」


 あれ、なんかピンチ。
 フィーはスプーンで俺の口にキノコスープを運んでいるが、その態度があからさまに前と違うことをシスターは読みとっているらしい。
 ついでに、シェリーも。


シェリー「ねぇ〜? ふぅ・たぁ・りぃ・とぉ・もぉ? 二人っきりの洞穴でなぁにかあったのぉ?」


 うりうりうりとシェリーが肘を寄せてくる。
 うん。
 大きく色々あった。
 シスターの目線が痛いよぉっ。


シスター「……………ナカダさん。後でお話があります」


 あ、はい。
 フィーが俺に不安げな表情を見せるが、俺はなんとかどうにかするとウインクを仕返した。


 ◆◇◆◇◆
626 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/27(火) 12:05:11.59 ID:sVsxRk970
シスター「………………」


俺「………………」


 シスターが絶対零度の目線で俺を見ている。
 キマズイ…………
 しばらくしてシスターが口を開いた。


シスター「正直に、話してください」


俺「な、なにを…………」


シスター「分かっているでしょう。昨日、フィーちゃんと何があったのか。フィーがあなたに好位を抱いていることは、ナカダさん、あなたも気づいているはずです。しかし、あなた達が迷子になった後、あからさまにフィーがあなたにベタベタしています。人目もはばからずあんなにベタベタベタベタ。怒らないので、全て話しなさい(吐きなさい)」


 怖いよぉ怖いよぉ。
 俺は悩んだ。
 これは全て話すべきか、なにもなかったと言うべきか………


俺「>>安価下」
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 12:09:22.62 ID:2u9zAUySo
話そう
628 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/27(火) 19:00:49.36 ID:sVsxRk970
 ここはもう素直に全て話してしまったほうが良いな………


俺「はい………全て、話します……………」


 俺は覚悟を決め、シスターに洞穴で起きた全てを話した。
 フィーが紋様について俺に秘密を話したこと、フィーから好きだと告白を受けたこと、俺が了承をしたが自身の旅立ちの目的を話しそれでもいいかと聞いたこと、俺の目的、ハーレムを作らなければいけないということ、それでもいいとフィーが言ったこと、一度危ないところまで行ったこと、それでも押しとどまったこと、結婚を決めたこと、そしてフィーの尻が元の持ち主によって犯された事があるということを聞いたこと。
 その、全てを。
 シスターは俺が話し終わった後、少し間を置いて口を開いた。


シスター「……………一夫多妻をなさなければいけないという事には、抗えないのですか?」


 うぐ………そうだよな…………


俺「はい。狂言に聞こえるかもしれませんが、事実なんです」


シスター「ええ……………まったく、ふざけた事です」


 これは、家の娘はやらんパターンか………?
 しかし、シスターはもう一度ため息をつくと、なぜかほっとしたような表情になった。


シスター「でも…………あの子が認めたと言うのなら…………仕方がありませんね。雀の子も、巣立つときが来たようです」


 シスターは立ち上がった。
 こ、これは、認めてくれたの、か…………!


シスター「良いでしょう。あなたにフィーちゃんを任せます。ただし、孤児院の長として、フィーちゃんを見てきた者として…………これだけは言わせてもらいます……………………」


 ジャコンッ、という重音とともに、どこからともなく黒塗りのクロスボウが現れた。


シスター「ハーレム…………その中で、一番フィーちゃんを幸せにする事。分かりましたね?」


俺「>>安価下」
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/08/27(火) 19:02:16.28 ID:cheqKMeX0
はい
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 19:03:08.50 ID:aiYd108Oo
フィー…いえ全員を一番幸せにすると約束します…!
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/08/27(火) 20:44:16.23 ID:sVsxRk970
俺「はい。フィーを一番幸せに…………いえ、もちろんフィーも幸せにします。でも、ハーレム全員も一番幸せにすると誓います!」


 俺がクロスボウにもたじろがずそう言うと、シスターはハーレム全員という言葉に一瞬顔をしかめたが、俺の目を見据えた後肩の力を抜き、クロスボウを修道服の懐に収め(なぜか修道服は一切膨らんでいなかった)、あきらめたように言った。


シスター「本気、なのですね…………まあ、良いでしょう。あなたなら、出来る気がします。フィーちゃんに止まらず、ハーレム全員を幸せに、ですか…………私が求めていた答えより、ずっと、ずっと素晴らしい答えです」


 シスターは静かに席に着いた。
 そして、僅かに口角を上げ、ゆっくりと言う。


シスター「初夜の際は私に一言申しつけてください」


 俺はずっこけた。


 ◆◇◆◇◆


 シスターのあの言葉は冗談ではなかったらしく、まじめな顔で色々教えられた。
 シーツはいくらでも汚してもいいが自分たちで洗えとか、避妊は気にしなくてもいいとか、色々だ。
 あと、結婚式は明日らしい。


俺「なんだ…………色々、ぶっとんだな」


 物事の進みがジェットコースターのようだ。
 そのスピードに俺が疲れソファーにもたれていると、フィーがひょっこりソファーの後ろから顔を出した。


フィー「ナカダさん……………」


俺「ああ、フィー…………」


 フィーはソファーを飛び越えると一回転して俺の隣に着地した。
 そしてちゅーをほっぺにしてきた。


俺「んっ………急にどうした?」


フィー「いやあ…………ちょっとしてみたくなっただけ…………❤」
632 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/28(水) 06:38:03.47 ID:f9RC66kL0
俺「でさ……なんか、明日結婚式らしいんだ」


フィー「あー……シスターなんか早いよね、決断」


 えへへ、とフィーが笑う。


フィー「結婚、かぁ……びっくりだなぁ」


俺「俺もおんなじ気持ちだよ……」


 ソファでフィーがぱたぱたと足を振る。


フィー「ねえ、今夜………えっちシない?」


俺「何でそんなにシたがるの………」


フィー「だって………早くナカダさんと繋がりたいもん……」


俺「最近の若い子はすごいなぁ………」


 にへらとフィーが微笑み、俺の腕に抱きつく。
 えぇ………どうするんだ?
 え……俺どうするんだ?


 今夜、どうする?>>安価下
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 07:27:11.73 ID:LGZxF21s0
フィーとえっちする
634 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/28(水) 08:52:36.87 ID:f9RC66kL0
 俺はため息をつき、覚悟を決めた。


俺「そうだな………今夜……するか………」


フィー「えっ……ぁ、ああっ……はいっ………///」


 フィーは一瞬不安そうな顔をしたように見えたが、すぐに恥ずかしそうにはにかんだ。
 結婚前夜。
 今夜、俺は勝負に出る。
 ………シスターに報告しよう。


 ◆◇◆◇◆


シスター「なるほど……」


俺「……………」


フィー「……………」


 シスターは俺とフィーを交互に見比べ、頷いた。


シスター「別に、これと言って特別な事をする必要はありません。ローガくんとミシュラちゃんの時と同じように、部屋に防音をしてほかの子達に催眠を施すだけなので………」


俺「え?」


フィー「ローガくんとミシュラちゃん………?」


シスター「あ」


 シスターは口元を抑えた。
 い、今のって……


シスター「失言でした。もう言ってしまったので言いますが、ローガくんとミシュラちゃんもそういう関係なので。明日サプライズで一緒に挙式しようと思っていたのですが……」


 ちょ、ちょちょちょちょちょ……
 ………なーるほどね……今日やけにギクシャクしていたのは昨夜が初夜だったからか………どうりでギシギシ言ってたわけだ………


俺「どうする? フィー。一緒に挙式しても良いかな?」


 俺がそう聞くと、フィーは笑顔で頷いた。


フィー「うん……! 私も、あの二人と一緒に結婚式あげれて………嬉しいよ!」


 明日はダブル結婚式か………俺の人生、色んな初体験が協力すぎる件について………


シスター「では、ナカダさん。フィーちゃんの初めて、貰ってあげてください」


 締めに、シスターはそう言い深々と頭を下げた。


 ◆◇◆◇◆


 〜その夜〜


 ◆◇◆◇◆
635 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/28(水) 09:07:18.85 ID:f9RC66kL0
俺「……………」


フィー「……………」


 とても、静かだ。
 誰かの足音も聞こえなければ、外の環境音も一切聞こえない。
 唯一、どこかの部屋からか伝わった振動が、昨夜と同じように木材を僅かに軋ませている以外は、静かだった。


俺「………もう、あの二人は始めている見たい、だね………」


フィー「う、うん…………」


 見つめ合う俺たちは、とてつもなくぎこちない。
 でも、これから始める事を思えば、そのぎこちなささえも余興のように感じるのだった。


 えっちの流れ。
 始め、中、終わり>>下3つ。
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 09:13:41.11 ID:Tb0fhPxDO
まずは優しくキスや体への愛撫をする
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/08/28(水) 11:50:03.81 ID:DQIn07nA0
50センチって膝ぐらいのたかさなんだろうか
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 12:15:10.14 ID:3vsLNH1Yo
中で
時間かけてゆっくり全部挿入
639 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/28(水) 12:25:23.72 ID:f9RC66kL0
 うん、ちょうど膝ぐらいやな。
 ちいさっ。
 フィーが普通の人間の子供なら、主人公がだいたい五メートルぐらいの巨人だとおもって貰えばいいで。
 しかもデブだから普通に押しつぶしそう。
 なお、チンコサイズはあとで安価するで(ゼウスの加護のおかげで巨根は確定やで)。
640 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/28(水) 12:25:54.23 ID:f9RC66kL0
 安価下やで。
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 12:27:53.57 ID:8CxgmCGa0
最後
フィーを気を遣い、結果的に一晩かけてセックスするポリネシアンセックスみたいな形に
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 12:34:08.01 ID:ifsL4kHwO
みんな割りと忘れてそうだけど楓パイセンにも早く会わせてあげてぇな……まぁ中出は現地妻作っちゃったけど
643 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/28(水) 13:12:51.77 ID:f9RC66kL0
 なあ、600越えてやっと一人目ってペースやばないか?
 前スレでは大体400以下で一話終わっとったのに………
 ペースこのままでええか?
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 13:27:20.22 ID:DQIn07nA0
じっくりやってほしい感はあるけど1にまかせます

前スレってタイトルなに?
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 13:29:35.59 ID:8CxgmCGa0
このままでいいですよ
646 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/28(水) 15:43:41.85 ID:y63fB8bl0
 >>644「奴隷を買って好きにいじれ」やで。
 アフターストーリーを書きたいけど滞ってるやつや。
 パート1と2があるで。
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 16:24:54.78 ID:sVAdNIjl0
カエデセンパイなら今頃持ち主の下で泣き喚きながらだいしゅきホールドで中出しされてるよ
648 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/28(水) 17:00:57.62 ID:y63fB8bl0
 >>647ヤメロォ!
 まじでワイにもカエデパイセンの現状は分からんから。
 ワイネトラレは嫌やぁ。
649 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/28(水) 17:11:47.92 ID:y63fB8bl0
 じゃあストーリーのペースは今まで通りでいくで。
 あと、あんまり口出しはしたくないからこれはあくまでおまいらの善意に呼びかけるお願いや。
 「カエデパイセンは幸せにしたって〜っ!」
650 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/28(水) 17:29:34.34 ID:y63fB8bl0
 俺は改めて目の前の少女を見る。
 背が俺の膝上までぐらいしかない小さい妖精の少女。
 細くて、小さくて、小枝のようにすぐおれてしまいそうな…………
 あれ、これ出来るのか?
 まだ俺の息子は反応していない。
 でも、こんなにも小さいフィーと、セックスなんて出来るのか………?
 何はともあれ、ここまで来たら始めるしかない。
 俺は小さく手をこまねき、フィーをこちらに来させた。


フィー「ナカダ………さん……………」


 小さく質素なパジャマに身を包んだ少女は、立ったまま小さく俺の名を呟いた。
 俺はその背に手を回し、優しくキスをする。
 こんなささいなキスも、俺は座っているにも関わらずフィーは立ってしなければいけない。
 俺の唇の上を走る小さな舌にも、俺の手の中の人形のような彼女の手にも、大きな差を感じる。


フィー「はぁ…………ん……………❤」


 俺と口付けを交わしながら、フィーが可愛らしい声を上げる。
 俺はそのまま彼女のパジャマに手を入れ、小さい身体を触ろうとした。
 しかし、俺は柔らかい皮膚とは違うザラザラとした感触に思わず手を止めてしまった。


俺「これは…………火傷…………痕」


 フィーが悲しそうな顔をする。


フィー「は、い…………でも、もう、痛くないから…………気に、しないで………………」


 そう言われても…………
 俺はなるべく皮膚のただれた場所を避け手をまさぐらせていると、小さな膨らみと、出っ張りを指先で感じた。
 フィーがピクッと震えた。
651 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/28(水) 19:51:03.74 ID:f9RC66kL0
 親指でそこを僅かに押し込み、小さい円を描くように動かす。


フィー「は………ぁ、う………♡」


 隻眼を潤ませながら、胸を揉まれることに快感を感じたフィーが小さく喘ぎ声を漏らす。
 その表情がたまらなく可愛い。
 俺はもう一度静かに口づけをした。
 小さな口に舌の先を滑り込ませると、小さく熱い舌が絡みついてくる。
 とっても小さいけど、とっても熱い。
 フィーは俺の首に腕を回し、さらに密着する。
 舌もさらに絡み合う。
 とっても、気持ちが良い………


フィー「はぁ、はぁあ………♡ な、ナカダさん………♡ お腹に、大きいのが当たって………♡」


 俺は、興奮していた。
 童貞ではないが(そういや主人公童貞じゃない設定やった。すまんすまん)、まるで初体験の時のような興奮だ。
 こんなに小さな、人間じゃない女の子と深いキスをして、おっぱいを揉んで………


 ナカダのサイズ>>安価下(コンマではない)
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 20:21:55.33 ID:eA1ebgmZO
どんな女でも思わず見とれるほどの巨根。
また加護の効果か、どんな女の膣内にもピッタリフィットして快感を与える。

無理なら後半は無しで。
653 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/28(水) 20:54:27.83 ID:f9RC66kL0
 >>652原文ママでいかせて貰うで。
 その女にとって最高のチンポ………ナカダ最強やな。
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 22:20:56.88 ID:sVAdNIjl0
>>649
淫紋の効果で中出しされるたびに無理矢理幸福感感じさせられるのはセーフ?

セーフなら>>647もセーフやん?
655 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/29(木) 06:49:44.77 ID:lZFh1SE10
 ワイ的にはアウトや。というかNTRやん!
 処女ならセーフや。
656 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/29(木) 06:51:25.80 ID:lZFh1SE10
 あ、処女ってのは膜があるってだけじゃなくてもちろん成功経験が無いっていう(ry

 >>649あんまりこう言う事言わんかった方がええかもなぁ。
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 07:50:56.73 ID:xCQ+NaZyO
全然関係ないけど、ミシュラもヒロインになってほしかったなぁ
なぜ、男持ちだったのか。おっぱいが惜しい
658 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/29(木) 07:56:05.41 ID:lZFh1SE10
 >>657それはまあ、>>1の趣味って事で。
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 09:32:19.25 ID:O/Fj+06zo
ミシュラちゃんは設定の段階で孤児院の男の子と致してるって書いてあったし、ま、多少はね?
660 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/29(木) 10:37:02.33 ID:lZFh1SE10
俺「あ、ご、ごめん……」


 フィーの下腹部を押し上げている俺の息子を恥ずかしく思い、俺がフィーから離そうとすると、フィーの細い指がシャツ越しに亀頭を掴んだ。


フィー「別に………いいよ……?」


 あれ、というか、シャツ越し?
 どうやら俺の息子はズボンをはみ出してシャツの裏まで膨張しているようだった。
 フィーが二、三度指を動かした後、ゆっくりと座り込み、俺のズボンに手をかけた。
 そして、ズボンを下ろした瞬間……


 ばるんっ


フィー「………ぁえ……?」


俺「なん……だこれ……」


 俺の息子は、ありえないほど大きくなっていた。
 と、いうか、どっから来たんだこの筋肉量。
 俺の息子は座り込んだフィーの座高を軽く超え、というか、40センチぐらい?
 なんだこれ……?
 太く、長く、まるで水筒のようだ。
 こんなのが入るわけがない………
 それはフィーも同じように感じたようだ。


フィー「こ、こんなの………? は、入らない………よ………はぁ……♡」


 フィーは少したじろいだが、我慢汁溢れる俺の息子の匂いを嗅ぐとゾクッと震え、手を上下にゆっくりと動かし始めた。
 そして鈴口に舌を這わせる。
 小さい口で一生懸命に鈴口を咥え、舐める。
 ああ……こそばゆくて気持ちが良い……


フィー「んむ……んれぅ………はぁ………き、気持ちいいれふ、か………?」


 両手と口周りを俺の先走り汁でびちゃびちゃに濡らしながら、フィーがそう聞いてくる。
 俺は、快楽に悶えながらゆっくり頷いた。
 しばらくそうやってフィーが小さな小さなフェラを続けていると、フィーが身体をもじもじさせ始めた。
 内股を擦り合わせ、時折ピクピクと震えている。


 どうする?>>安価下
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 12:28:38.68 ID:O/Fj+06zo
フィーのアソコをほぐしてやる
662 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/29(木) 20:19:05.81 ID:lZFh1SE10
 俺がフィーの背中側から手を回し、中指を股に添わせパジャマ越しに膣口を優しく押し上げるように触ると、フィーが「あふん………♡」と声を上げた。
 パジャマをめくり、パンツの中に指を入れれば、そこは既にしっとりと濡れていた。
 俺は中指で小さい濡れ濡れの膣口を愛撫し始めた。
 フィーは俺の指の動きに合わせて時々カクンと足の力を抜いてしまいながらも、一生懸命にフェラを続けていた。
 しばらくそうしていると、突然フィーがガクンと俺の方に倒れこみ、俺の指がびちゃっと濡れた。
 絶頂したのだろう。


フィー「あ、あぁあっ………♡ あっ……はぁ………♡」


俺「どうだ?」


フィー「はぁ……ん………ナカダさんの指ぃ……気持ちよすぎて、いっちゃった………♡」


俺「そ、そうか………」


 ああ、とても可愛い。
 ロリコンとか、そういうの関係なしに、フィーが可愛い。
 フィーは「んしょ……」と震える膝で立ち上がり、俺に見せつけるようにゆっくりとパンツと一緒にズボンを脱いで行った。
 パンツと膣の間に銀の糸が伸びる。
663 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/30(金) 12:20:52.33 ID:RsTEj9BO0
フィー「じゃ、じゃあ………始めよ………♡」


 流石に正常位では色々と無理があるから、対面座位で入れる事にした。
 フィーが亀頭にまたがろうとするが、足が届か無いため、俺がフィーを腰を掴んで持ち上げる事にした。


俺「お……やっぱり、軽いな………」


フィー「ん………妖精だから………」


 俺はフィーの膣口と亀頭をゆっくりとくっつけた。
 どっちもびちゃびちゃに濡れてはいるが、どれだけ滑りが良くてもこんなもの入るわけがない。


俺「ど、どうする、フィー……?」


 俺がそう聞くと、フィーはプルプルと首を振った。


フィー「い、入れる………!」


俺「わかった……じゃ、じゃあ、行けるところまでな……」


 俺はそう言ってゆっくりとフィーの腰を降ろした。
664 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/30(金) 13:15:08.35 ID:RsTEj9BO0
俺「あ……んっ? な、なんだ、これ……?」


 俺は変な感触に驚いた。
 膣の感触にではない。
 なぜかすんなりと入った感触にだ。
 俺の息子の太さは変わっていない筈だ。
 それなのに、なぜかフィーの中にはすんなりと入っている。
 いや、正確にはフィーの膣はきつく、初物のそれではあったが、俺の息子がフィーの膣に入ったところから細くなっていると考えなければおかしい。
 これは……まさかゼウスの加護の影響か?


フィー「あ、あれ……思ったより………?」


 フィーも驚いているようだ。


俺「じゃ、じゃあ、降ろすぞ……」


フィー「ん、うん………」


 俺はそのままフィーをゆっくりと降ろし、きつい膣内に侵入させていく。


フィー「あ、は、ぁっ………!」


 フィーは苦しそうに、しかし気持ちよさそうに声を上げた。
 息子を半分ほどまで挿入させたところで亀頭が膣内で何かにぶつかる。
 処女膜だ。
 やはりここまで入れて分かったが、あからさまに俺の息子はサイズが変わっている。
 まるでフィーに合わせたように、小さくなっているらしい。
 フィーのお腹は確かにポッコリと膨らみ、その向こう側にある息子の存在を感じさせるが、入っていない部分と合わせて見るとやはり魔法的な力が働いてサイズが変わっているのが分かる。


フィー「な、なにこれ………?」


俺「多分、この前話していた加護の魔法だ……フィーの大きさに合わせて、小さくなっているらしい……」


フィー「は、ぁあ………入って、よかったぁ………♡」


 俺も、同じ気持ちだ。
 もし入らなかったら最悪膣口に押し当ててでも受精させようかと………
 それはともかく。


俺「じゃあ、フィー。少し、痛いかもしれないけど、我慢出来る……?」


 フィーはコクコクと頷く。
 フィーにとってはもう精一杯のようなので、なるべくゆっくりとフィーに合わせて降ろす。


 ブッ……ブツッ………!


フィー「は……あ、くぅ…………っ!」


 つうと結合部から一筋の血が垂れ、シーツに赤いシミを作る。


俺「痛かった……?」


フィー「ちょ、ちょっと………ね………でも………気持ちいいか、ら………はぁ………♡ つづけ、て……♡」


 苦しそうに、でも笑顔で、フィーは俺にそう言った。
 俺はゆっくりと挿入を再開した。
665 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/30(金) 13:45:37.30 ID:RsTEj9BO0
 か弱い、細いフィーをいたわりながら、ゆっくりとそうやって進めていくと……
 やがて、俺の息子は根元まで全てフィーに飲み込まれ、ちょうど子宮口と亀頭がディープキスをした。
 まるで剣の型と、その型で作られた剣がぴったり収まるみたいに、俺とフィーは相性抜群だった。
 加護の効果であるのは分かっているが、それはとっても幸せで、気持ちよかった。
 子宮口と亀頭がディープキスをした瞬間、フィーの身体がビグンと震えた。


フィー「は……ぅぅうぅ………っ♡」


俺「だ、大丈夫、か……?」


 頬を染めて、フィーが一回頷いた。
 このままあまり動いてはフィーを苦しませてしまいそうだ……
 とりあえず抱きしめて、ゆっくり撫でる。
 息子の感覚は全然違和感は無い。
 でも、自動的にサイズ合わせしてくれるってやっぱり良いな。


 ◆◇◆◇◆


 ゆっくり色々話しながら、30分(ポリネシアなため)


 どんな話をした?>>下1〜2
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/30(金) 14:44:13.12 ID:6pz2L/Oq0
将来やりたいこと
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/30(金) 15:02:55.17 ID:XEMM1RawO
今までの経験(お互いに)
668 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/30(金) 16:48:14.48 ID:RsTEj9BO0
 俺は繋がったままフィーを潰さないように抱きつつ、頭を撫でながらとりあえず話をする事にした。


俺「なあ、フィー」


フィー「………ん、なぁに…………♡」


 フィーが頬を赤らめながら応えた。


俺「将来について……なにか考えてる?」


フィー「将来について、かぁ………私は、ナカダさんと結婚して、子供を産んで、幸せに暮らしたいな……♡」


俺「それはなんというか………確定事項だな」


フィー「えへへ………♡」


 フィーはそう笑うと続ける。


フィー「それで………ハーレムの人たちとも仲良くなって、みんなの子供達も楽しく遊んでて………♡」


俺「そ、それも確定事項なの………?」


フィー「そりゃ、そうだよ………♡ だって、それがナカダさんの運命なんでしょ……? ん………♡ だったら、ちゃんと仲良くしないと………ね♡」


 うぐ……
 そう言われると、反論できない……俺は誤魔化すようにフィーの頭を撫でた。
669 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/30(金) 17:29:59.91 ID:RsTEj9BO0
俺「…………なぁ、フィー」


 次に、俺は今までの経緯について話す事にした。


フィー「なぁに………?」


俺「俺の、俺自身の、これまでの話を聞きたいか?」


フィー「うん……聞きたい。ナカダさんのこれまでの話、聞きたい…………♡」


 フィーが俺と繋がったまま、そう言う。
 俺は前世の小学校の頃から、大学時代まで、ざっくりと話した。


俺「ーーーで、告白されかけたんだ。そしたら………」


 もちろん、あの時の事も。


フィー「それで、死んだんだね………」


俺「うん。まあ、それのおかげで………まあおかげっていうか……神様にこの世界のこれたんだけどね」


 俺が苦笑いすると、フィーはニッコリとして亀頭の形に膨れている下腹部をさすった。


フィー「でも……神様には感謝だね。今こうして、ナカダさんと繋がっていられるんだし……♡」


俺「うん、まあ。結果論だけどね。でも、俺もフィーと会えて良かった………」


 楓先輩は今、どうしているんだろうか。
 ………というか浮気してるじゃん俺。
 ああああああああああ!
 どうすんだこれえええええええっ!
 浮気と言うのかどうかもわからないけど、とりあえず心の中で楓先輩に謝っておく。
 …………そして、楓先輩には失礼だけど、今はフィーとセックスしているため、楓先輩のことは一旦考え無いでおく。
 ごめんなさああああああああいっ!


俺「………そろそろ、動いても大丈夫かな?」


 長い時間繋がっていたが、そろそろフィーも大丈夫そうだろう。
 俺がそう言うとフィーは顔を赤らめながら嬉しそうにコクリと頷いた。


フィー「うん………♡ ナカダさんが長く繋がっていてくれたから、もう大丈夫そう、だよ………♡」


俺「分かった………じゃあ、動く、よ………!」
670 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/30(金) 19:48:12.41 ID:RsTEj9BO0
 フィーに入り切ったものをゆっくりと引き抜くように、フィーを持ち上げる。
 引き抜けた部分から息子の太さが戻っているようだ。
 感触的には普通なのに………不思議だ。


フィー「ぁっ……♡ ぅっ、かっ♡」


 細くなっているとはいえフィーにとっては太いらしく、フィーが嬌声をあげながら目をぎゅっと閉じ快楽に耐える。
 そして抜けるぎりぎりのところまでフィーを持ち上げ、抜く時と同じようにゆっくりと沈めていく。


フィー「あっ、ぁああぁあああああぁっ………♡」


 カクンッとフィーが身体の力を抜き、俺に寄りかかり声を押さえ込むように叫ぶ。
 ぎゅっと俺の胸の辺りの肉を掴み、荒く息をしている。
 そしてまた、子宮口と亀頭が濃厚な口付けをする。


フィー「はぁ〜っ………♡ はぁ〜っ………♡」


俺「だ、大丈夫か………?」


フィー「う、うん…………あ……♡ やっぱり、気持ちいい………♡ ナカダさんと………繋がって、る、から………♡」


俺「ん、可愛いなぁ………」


フィー「ん………♡」


 俺は上から覆い被さり、フィーの小さい唇にキスをした。
671 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/30(金) 19:49:32.72 ID:RsTEj9BO0
 >>670キスは対面座位のまま。
672 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/30(金) 21:25:20.23 ID:RsTEj9BO0
フィー「あっ♡ ………っう、あぅ……♡ んっぁああ…♡ ナカダさぁぁぁぁん……………♡」


俺「はぁっ、はぁっ………フィー………ぁあ、フィー…………!」


 そのまま、ゆっくりゆっくりと、俺はフィーを上下に動かし続けた。
 チンコがきゅうきゅうと締め付けられ、それでいて最強の相性。
 愛しのフィーと繋がっている、愛し合っている、気持ちいい、嬉しい、幸せ。
 本能が内から染み出し、俺にもっと気持ちよくなれと急かしてくる。
 でも、この速度は、これ以上は越えてはいけない。
 フィーを傷つけてしまってはいけない。
 欲望を必死に抑え、ゆっくりとフィーと愛の言葉を交わしながら、撫であいまがら、セックスをした。
 途中フィーが少しずつイき、シーツをびしょびしょに濡らしていた。


 そうしているうちに、俺は自分の射精が近い事を悟った。


 どうする?>>安価下
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/30(金) 21:26:36.82 ID:i3nnAwWPO
好きだと言う思いを何度も言葉にしながら一滴もこぼさないよう子宮に中出し
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/30(金) 21:55:50.58 ID:XEMM1RawO
カエデパイセン!中出し好きのヤロー妖精のチビに種付け浮気SEXしてますぜ!
675 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/30(金) 22:00:08.99 ID:RsTEj9BO0
俺「なあ……フィー。イキそう、だ………」


フィー「う、うん………♡」


 もう、今更確認なんてしない。
 フィーの小さい足が震えながらも俺の腰をがっしりと掴んでいるから。


俺「はぁっ……赤ちゃん、産んでくれる……ね? ふっ……!」


フィー「う、うんっ……赤ちゃん、産むっ……♡ ナカダさんの赤ちゃん産むっ………♡」


 俺は僅かに上下運動を早めた。


俺「はぁ、はぁっ……! 好きだよ、フィー……!」


フィー「う、んっ………! 私もっ、す、きぃっ……♡」


 ああ、来る、来る……!


俺「好きだ、好きだッ……!」


フィー「好きっ…♡ 好き♡ 好きっ♡」


俺「好きだ、好きだ、フィーが、好きだっ!」


フィー「ナカダさんが好きっ♡ 大好きっ♡ 大好きぃっ♡」


 ぎゅ、と子宮に亀頭が押し当てられる。
 俺は更にフィーの腰を押した。
 子宮口がこじ開けられ、子宮壁にみずみずしい音とともに当たった亀頭が、これまたぴったりフィットする。
 あ、イク………


俺「愛、してるっ……♡」


フィー「私、も、だよっ……♡」


 ごびゅううううううううっ! ごびゅっ! びゅぐううううううううっ♡
676 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/31(土) 08:58:03.21 ID:K+6399He0
フィー「あ、あぁああぁあっ!♡ 熱っ、ぅうぅっ♡ あっ、ナカダさんの赤ちゃん、ぅっ♡」


俺「はぁっ、ぐ、はああああっ♡ あぁ、ううううっ……! ぐっ♡」


 止まらないっ……ごぼごぼと音を立てて大量の精液がフィーの子宮を膨らませていく。
 外から見てもわかるくらい精液が流れ込み、膨らんでいる。
 絶対に孕ませるために、一滴も漏らさないようにぎゅぅぅぅっと互いに抱きしめる。
 フィーがトロンとした表情でビクンビクンと脚を跳ねさせている。


 びゅぐ! ごびゅうううううううっ♡ びゅご〜〜〜〜っ♡ ごぼっ♡


俺「ぁ、あっ……あっ……! くふっ……♡」


フィー「ぁあっ♡ お腹っ……あっ♡ 赤ちゃぁあぁあぁんっ♡ んぉっ♡ おっ♡」


俺「は、ぁっ……ん、んちゅっ………♡」


 俺はもう一度フィーに口づけをする。
 ああ、好きだ、フィー。
 大好きだ………


 ごぼっ………びゅぅっ………♡


 それから、俺たちはゆっくり一晩かけて愛し合った。
 ゆっくり、ゆっくり、一番深くまで。
 愛しあって………


 ◆◇◆◇◆


 >>シークレットコンマ
 ゾロ目の場合
 1〜2 ○○○
 3〜4 ○○○
 5〜6 ○○○
 7〜8 ○○○○
 9〜0 ○○○
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 09:02:08.95 ID:q6bdvwrV0
678 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/31(土) 09:10:29.92 ID:K+6399He0
 特に何も無かったで。
679 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/31(土) 11:01:40.76 ID:K+6399He0
 翌朝


 ◆◇◆◇◆


 チュン、チュンチュン………


俺「………これが………マジの朝チュンか…………」


 俺は起き上がり、隣に寝ているフィーを見た。
 ヤケドだらけの白い肌。
 誰がなんと言おうと、とっても綺麗な肌。
 俺がその寝顔を見ていると、フィーは身をよじり、「ナカダしゃぁん………♡」と寝言を言った。
 ああ、可愛い。
 ………さて、フィーが目覚めてしまう前に、あれを取ってきておかないと………


 ◆◇◆◇◆
680 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/31(土) 12:32:28.09 ID:K+6399He0
 ◆◇◆◇◆


 チュン、チュチュンチュン………


私「………ふ、ぁぁあ………ん、ぅ♡」


 私が目を覚まして身体に力が入ると同時に、こぽっ、と音を立てて私のアソコから白いモノが溢れた。
 ああ、ナカダさんのだ………
 昨日は、とってもステキな夜だったなぁ………♡
 お腹を撫でて、そこに生命の鼓動を感じる。


私「………あれ、ところで、ナカダさんは………?」


 私は辺りを見回す。
 ナカダさんの姿はどこにも見えない、見つからない。
 私はお股を拭いて服を着た。


私「ナカダさん………?」


 まだ、誰も起きていないみたい。
 孤児院は静かだ。


サーリア「あら、おはよう、フィーちゃん。どうしたの?」


 キッチンに行くと、早起きのサーリアが朝ごはんの仕込みをしていた。


私「えっと……ナカダさん見なかった?」


サーリア「ああ。ナカダさんならさっき出て行きましたよ?」


 私はその言葉にドキッとした。
 今日、結婚式なのに、なんで………
 もしかして、そんな、嘘……
 ナカダさんは言っていた。
 前の世界で、自分に告白してきた人がいると。
 そして、その人はこの世界にいると。
 ナカダさんは、その人を探すって。

 もしかして………結婚したら、探すのに邪魔になるから、私を、置いていった?
 私は………いらない、子………?
 そんな、そんな………!


サーリア「あ、ちょっと? フィーちゃん!?」


 私は気づいたら走っていた。
 嫌だ、そんなの嫌だ、好きになったのに。
 ナカダさんだけは、離したくない、離れたくない……!
 置いてかないで、置いてかないでっ……!
 私は扉を勢いよく開けた。


ナカダさん「え?」


私「えっ」


 私は思いっきりナカダさんのお腹に激突した。
681 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/31(土) 13:12:52.83 ID:K+6399He0
俺「うお! あぶねっ!」


 俺は扉を開けて俺の腹に激突してきたフィーを倒れる前に支えた。


フィー「あ、ああ、ナカダ、さん………!」


俺「どうしたの急に」


 俺がそう言うと、フィーはみるみるうちに目に涙を溜めて、ぼろぼろと泣き始めた。


俺「え、ちょっ!? なに、どうしたの!?」


フィー「あううううう………! よがった、よかっだぁああぁぁぁぁ………!」


 ◆◇◆◇◆
682 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/31(土) 13:25:58.78 ID:K+6399He0
俺「…………で、俺が居なくなったと思って泣いていたんだ………」


フィー「う、んっ、だ、だって、ナカダさんにはカエデさんがいるし………! ひぐっ……!」


 俺が町に降りて『例の物』を取りに行っている間にそんな寂しい思いをしていたのか……


 >>安価下
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 14:05:34.03 ID:Npc960nDo
謝って抱きしめて「例の物」のことを話す
684 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/31(土) 16:51:53.24 ID:K+6399He0
 俺はフィーを抱きしめ、撫でた。


俺「フィー、本当にごめん………」


 フィーの鳴き声が徐々に小さくなっていく。


フィー「もう、行っちゃやだよ………」


俺「うん………」


 ぐしゅ、とフィーが鼻をすすった。


俺「ああ……えっと、それで謝りたい事があるんだけど……」


フィー「ん……なぁに?」


 俺は懐から箱を出した。


俺「これを町に取りに行ってたんだ」


フィー「こ、これ………は?」


俺「えっと、まあ………もともとそう言うつもりで買った訳じゃないんだけど。………指輪」


フィー「えっ………!」


 俺の言葉にフィーが顔を赤く染めた。
 俺は頭をかいた。
 職人の人が早めに完成してくれていて良かった。
 俺は箱を開けて、デザインを見せた。


俺「まあ、うん。結婚指輪、って事で……な。渡すのは、本番でいいか?」


 俺がそう言うと、フィーは目を潤めながらこくこくと頭を縦に振った。


 ◆◇◆◇◆
685 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/31(土) 17:05:23.51 ID:K+6399He0
 朝食の席にて


 ◆◇◆◇◆


シスター「では、今日の昼はローガ君とミシュラちゃん、ナカダさんとフィーちゃんの結婚式がありますので」


みんな「「「「「はーい!」」」」」


 ああ、結婚か………
 不思議な感覚だな。


フィー「えっと…………ところで……」


 フィーが朝食を食べながら俺に聞く。


俺「ん? 何?」


 フィーが俺の顔を見、身体を見てから、また顔を見た。


フィー「なんか……ナカダさん、痩せた?」


俺「えっ?」
686 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/31(土) 19:09:27.03 ID:K+6399He0
 筋力:18×1.4
 体力:15×1.4
 瞬発力:13×1.4
 知力:55×1.4

 リザルト:
 筋力:25.2
 体力:21
 瞬発力:18.2
 知力:77

 また、一週間の成果もプラス。
 体力:21.4
 瞬発力:18.4
687 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/31(土) 22:05:48.79 ID:K+6399He0
ローガ「ああ。なんか痩せたぞナカダ」


ミシュラ「肉でも削ったのかしら?」


シェリー「不思議ですね………」


ルーシェ「………………」


サーリア「そうですね」


シスター「………まさか昨夜の運動で………」


 おいシスター。
 みんながみんな俺の姿に疑問を示す。
 そういえば……なんだか身体が軽い気がする。
 そういえば宝石商の店員も俺の姿を見て驚いていた気がするが………


俺「そう?」


フィー「うん。なんか、デb……ぽっちゃりから普通になったみたい」


俺「別に俺気にしないから普通にデブでいいよ。それより、鏡鏡……」


シスター「洗面所に姿見がありますよ」


 俺はシスターに言われた通り洗面台に行った。
 そして、少し割れた大きな鏡の前に立つと……
 そこには、俺がいた。
 しかし、昨日までの、いや、正確にいえば今日の明朝までの俺はいなかった。
 俺は痩せていた。
 まあスリムではない。
 しかし、あからさまに痩せている。
 メタボではなく、中肉くらいだ。
 原因不明の事態に俺は驚く。


俺「やっぱり、痩せている……」


 俺は考えを巡らす。
 なにか、急に痩せるような原因は………
 そこで、俺は一つの考えに当たった。
 ………アテナの加護………
 ステータスが1、4倍になる加護。
 そうか、この加護の影響で俺は……


 俺はその時、神と名乗る少年が話していた、その加護の説明を思い出した。


 『この加護は、一人子を孕ませる度に、君の全ステータスが1、4倍(小数点第二位以下四捨五入)される加護だ』 (小数点以下を小数点第二位以下に変えたで)


俺「……………あ」
688 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/01(日) 07:17:53.97 ID:xeNW7ORK0
俺「………」


 俺がリビングに戻ると、みんなが俺に注目する。


俺「やっぱり痩せてる………」


シスター「原因になにか思い当たることはあるんですか」


 俺はシスターのその言葉に、思わずフィーの方を向く。
 フィーが無垢な瞳を向け、可愛らしく首を傾げた。
 ど、どうしたものか………


 一発で子供が出来た事についてどんなタイミングでどうフィーやシスターに伝える?>>安価下
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 08:19:21.56 ID:czHK5eZ60
言わない
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 08:33:32.98 ID:S9UeEN7Z0
結婚式の打ち合わせがあるとこっそり二人を呼び出して言う
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 18:33:42.46 ID:guROEfj9O
オナホ妖精孕ませたとか言いにくいよね
692 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/05(木) 10:05:55.94 ID:uu4CWsA+0
 ………いや、今日はせっかくの結婚式だ。
 忙しくなる前に変な刺激を与える必要も無いだろう。
 フィーが妊娠したことは、もっと落ち着いてから話すことにしよう。
 俺は首を振った。


俺「いや………さっぱりです。まあ、俺だから何か変な力が働いたかも知れませんが、原因は分かりません」


シスター「そうですか」


 席に着くと、フィーが心配そうな顔で言う。


フィー「身体に、何かあったら、言ってね…………?」


俺「大丈夫だよ」


 愛しきこの幼妻に、心配だけは、させたくない。
 俺は微笑み、フィーの頭をポンと撫でた。
693 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/05(木) 10:13:16.45 ID:uu4CWsA+0
 結婚式。
 何かトラブルやイベントはあったか?(何もなければ描写スキップ)>>安価下
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 10:53:55.80 ID:b7TymX/DO
特になし

ただただみんなして、幸せな空気に包まれていた
695 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/22(日) 22:18:57.91 ID:xdYvuVTb0
 生存報告。
 近々更新予定やで。
696 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/22(日) 22:40:45.23 ID:xdYvuVTb0
 あれ、なんか表示されないで。
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/22(日) 22:42:56.88 ID:g8L9/HyRo
こちらは大丈夫ですみえてます
698 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/23(月) 07:19:43.92 ID:6iIuF23v0
 おk。
699 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/24(火) 19:56:52.25 ID:s/62z/SC0
◆◇◆◇◆


俺「なあ、フィー」


 結婚式を終え、シスターが狩ってきた巨大イノシシの丸焼きを全員で食べ終えひと段落ついた頃。
 俺たちは幸せだった。


フィー「うふふ…………♡ なに、ナカダさ……ん。ごめん。シズキさん………♡」


 そうだった。
 フィーと俺は結婚した。
 だから、フィーの名前もフィー・ナカダになったのだ。
 フィーは幸せを噛みしめるように『シズキさん』と俺の事を呼んだ。


俺「うーん、っと………これからの事について話そうか」


フィー「これからの事………?」


 俺は頷いた。


俺「ああ。これから、しばらくしたらこの孤児院を出るだろ? その後の話だ」


 ここにいれば、安定した生活が約束される。
 しかし、ここに居たままではハーレムは作れないし、楓先輩にも会えない。
 だから、シスターとフィーと話し合って、あと一ヶ月したら荷物をまとめこの孤児院を出て行く事を決めたのだ。


フィー「そ、その……例えば…………赤ちゃん、とか………♡」


俺「あ、ああ、うん。子供、な………」


 すいませんそれもう出来てます。
 因みに妖精の妊娠期間は四ヶ月程で、旅立ちが一ヶ月後なのは安定期だからでもある。
 ………まだ子供の話はしていないけど。


フィー「…………女の子がいいな……♡」


俺「ああ。俺もだ」


 女の子か。
 まあ、女の子は可愛いし、可愛いし………それに、可愛いからな。
 然るべきタイミングでシスターとフィーに報告して、早めに子供の話もしたいな。


 一ヶ月の運動>>安価下1
 4週間×3で合計12パーセントを割り振る。
 運動内容と鍛える部位(瞬発力、筋力、体力)

 どのタイミングでフィーが孕んだ事を言うか(今度は言う)>>安価下2

 一ヶ月の間に何かイベントやトラブルはあった?無ければ平和に過ごした>>安価下3
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/24(火) 20:11:39.88 ID:d4ZrwoMHo
瞬発力5
筋力3
体力4
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/24(火) 20:12:33.41 ID:d4ZrwoMHo
んぁっこれ間違えてるなごめんなさい安価下
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/24(火) 20:12:50.53 ID:jRPtkUfQ0
一週間後
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/24(火) 20:21:55.37 ID:G3amp/HR0
ミシュラちゃん御懐妊発覚
704 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/25(水) 17:15:10.67 ID:Xcwuj9060
◆◇◆◇◆


 俺とフィーが結婚してから、一週間が経った。
 結婚し新婚とは言え、生活は今までと変わらない。
 朝起きて、子供達と遊んだり、野菜を収穫したり、ご飯を作ったり、シスターの教会改装の手伝いをしたり、運動したり。
 そんな普通の日常だ。
 スマホも、情報機器も、現代日本の物はほぼ無いが、孤児院のみんなとシスターと暮らせることはとても楽しく、退屈しない。
 因みに、夜の情事については…………


俺「はぁっ…………はあ………………」


フィー「んっ、んぁっ…………♡ んっ、んぅっ♡」


 お察しの通りだ。
 まだ一週間目だが身重であるフィーに負担をかけないようにピストンも遅めにしている。
 流石に毎晩はシスターがみんなを眠らせる魔法を連続で行使するのが辛いと言っていたので、ローガとミシュラのカップルと話し合って、行為をした後は最低二日は開けると言うことにした。
 二人も今頃はハッスルしているだろう。


俺「フィー、だ、出すぞっ……………!」


フィー「はぁっ、んんっ♡ シズキさんっ♡ んんんっ…………♡」


 フィーの細い指の感覚を手の中に感じながら、俺は亀頭で子宮口を叩いた。
 亀頭が少し子宮口を押し開け、子宮に直接精液を注ぎ込む。


 びゅっ、びゅるるるるっ、びゅぐっ! ぼびゅううううぅぅぅぅぅ♡


フィー「あっ、はっ…………♡ ……………っは…………♡」


俺「ふっ、ぐぅっ……………………ふっ……………んっ……………」


 出しながら腰を揺らし、フィーの子宮に精液を染み込ませる。
 もう受精しているし、避妊する必要も無いから好きなだけフィーの中を俺の色で染める。
 気持ちいい……………


 びゅ〜っ、びゅびゅびゅっ、ごぽぉぉ……………♡


俺「はぁ………………はぁ………………」


フィー「し、シズキ、さん……………♡ シズキさぁん………………♡」


 フィーが可愛らしくきゅうっと俺の身体を抱きしめる。
 天使っ!
 こんなに可愛いフィーとの子供も、さぞ可愛いだろう…………
 ……………子供か。
 そろそろ、言うか。
 新婚という不安定さも、少しずつだが払拭されてきている。
 明日、シスターとフィーに言おう。


 その晩も、俺たちは疲れ切るまで愛し合った。
705 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/25(水) 20:35:21.64 ID:sH7+AtXO0
◆◇◆◇◆


 次の日


◆◇◆◇◆


 俺は個室にシスターとフィーを呼び出した。
 今まで知っていながら黙っていた事を話す時が来たのだ。


俺「ごめんなさい」


 俺は開口一番謝り、頭を下げた。


フィー「シ、シズキさん……?」


シスター「とりあえず顔を上げてくださいナカダさん。………深刻そうな顔ですね。洗いざらい話すように」


俺「はい」


 心配そうな顔をするフィー、俺を見て顔に影を落とすシスター。
 俺はもう隠す気は無い。
 俺は今まで言っていなかった神の加護を話した。
 惚れっぽくさせる加護、絶対に妊娠させる加護、寝取り禁止の加護、一人孕ませる度に強くなる加護、絶倫の加護、貰った加護を全て。


シスター「…………そんなに貰っていたんですね。この世界では加護を一つ貰うのでさえとてつもなく珍しいのに」


俺「はい……」


 俺はフィーの方を向いた。


俺「黙っててごめん、フィー。俺は、ちょっとだけフィーを惚れっぽくさせてたんだ」


 そう、あの出会いの時も。
 俺がこんな加護を持っていたからこそ、フィーは俺を好きになった確率が高い。
 この加護が無ければ、フィーは俺のことを好きにならなかったかもしれないのだ。
 そういう申し訳ないという気持ちを込めてフィーに謝ると、フィーは目に涙を浮かべていた。
 やっぱり、そんな事は許されなかったのか……!


俺「ごっ、ごごごごめんっ! 本当にすまなかった! そんな、そんな思考操作するみたいな真似を………」


 痛いほどのシスターからの目線が机に頭を下げている俺の後頭部に突き刺さっている。
 しばらくの沈黙があった。
 フィーが口を開いた。
706 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/25(水) 20:36:18.23 ID:sH7+AtXO0
フィー「…………赤ちゃん…………」


俺「…………え」


 フィーの声は震えていた。


フィー「あ、赤ちゃん出来てるの…………?」


 顔を上げると、そこには顔を赤らめ、明らかに喜びの涙を浮かべているフィーがいた。
 そして、震える手で自分の下腹部をゆっくりとさすった。


俺「お、怒っていないのか………? こんな男に惚れさせたこと………」


 フィーはプルプルと首を振る。


フィー「わ、私、嬉しいもん…………シズキさんを好きになれて………シズキさん色々知っているし、楽しいし、カッコいいし………♡ シズキさんに惚れて、私、嬉しいよ………♡」


 シスターがため息をついた。


シスター「ナカダさん………自分に惚れた女に惚れさせた事で謝るなんて、どうかと思います。絶対に幸せにすると言いましたよね」


俺「………はい」


 シスターがギロッと俺を睨んだ。


シスター「だったら、二度と謝らないでください。確かに、他人を惚れさせるというのは使いようによっては悪用出来ます。ですが、ナカダさんはフィーちゃんを幸せにすると言いました。それなら、絶対に幸せにしてください。分かりましたか?」


 ああ、さっきの刺すような目線はそう言う意味だったのか………
 そうか……そうだ、俺はフィーを幸せにすると誓ったんだ。
707 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/25(水) 20:37:00.30 ID:sH7+AtXO0
フィー「ねえ………シズキさん………赤ちゃん出来たって話………」


俺「ああ、うん……本当だ。俺が痩せたのも、それが原因だ」


 俺は微笑んだ。


俺「………嬉しいよ。フィー。その、黙っててごめん」


 フィーの顔がぱあと明るくなり、同時に涙をこぼし、泣き笑いのような表情になった。


フィー「う、うん。良いの。私もっ、嬉しいっ………シズキさんとの赤ちゃん出来て、嬉しいよ…………♡」


 俺はフィーを抱き寄せ、その腹を撫でる。


俺「ああ。俺とフィーの子供だ。元気に産んでくれよ」


フィー「うんっ………♡ うんっ…………♡」


 フィーはボロボロと涙をこぼしながら、満面の笑みで俺に微笑んだ。


シスター「一件落着、ですね」


俺「本当に黙っててすいませんでした………」


シスター「いいえ。これから二人の事は二人で解決していくんですから、シズキさんもなるべく隠し事はしないようにしてくださいね」


 俺は頷いた。


◆◇◆◇◆
708 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/25(水) 21:58:33.79 ID:sH7+AtXO0
◆◇◆◇◆


 二日後


◆◇◆◇◆


私「ねえ、ローガ」


 私は添い寝しているローガに話しかけた。
 今日は二日ぶりにローガとセックスする日だ。
 まだ今日は始めていない。
 どこかの部屋からか聞こえてくる柱が軋む音に耳を傾けながら、ローガが私の成長した角を撫でながら応えた。


ローガ「なんだ? ミシュラ」


 私は二日前に妊娠報告をしたフィーちゃんの事を思い出しながらローガに言う。


私「あの、さ……フィーちゃんとナカダさんさ、赤ちゃん出来たじゃん……?」


ローガ「ああ。俺たちも出来れば良いな」


 ローガはさも当然と言うようにそう言った為、私は顔を赤らめた。


私「う、うん。出来れば良いねっ………♡ って、そそ、そうだけどっ、そうじゃなくてっ……!」


ローガ「ん〜?」


 私は肩から服を脱ぎ出した。
 するとローガも火が着いたのか、いそいそと服を脱ぎ始めた。


ローガ「よしっ。始めるかっ!」


 逞しい肉体が露わになっていき、私の気持ちも高まっていく。
 先に脱ぎ終わったローガは三本の腕を独特に組み、私が脱ぎ終わるのを鼻息荒く、ズボンを膨らませて見つめている。


ミシュラ「え、えっとね、ローガ………」


ローガ「うん?」


 私は上のパジャマを脱ぎ捨てた。
 バルンッ、と大きい双丘が姿を表した。
 ローガの精を吸収し、少し成長した身体。
 でも、私の身体には肉がついた以外にもう一つ変化があった。
709 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/25(水) 22:10:41.54 ID:sH7+AtXO0
 バルンッ、って言うより、どちらかと言うとドタプンッ、やな。
 垂れすぎず、固すぎず、良い形や。
 身体は12歳から13歳くらいまで成長したで。
710 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/09/25(水) 22:12:02.91 ID:sH7+AtXO0
 身体は13歳やが、胸は巨乳やで。
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