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【安価・コンマ】孕ませハーレム子孫繁栄!

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511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/10(水) 21:40:29.06 ID:wVHbqOSC0
サキュバスの癖にクソ雑魚チョロマンがローガくんに発覚するときが来てしまったか
512 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/10(水) 21:54:42.62 ID:4w8wwWR90
 うっすらと産毛の生えているアソコを、ローガはまるで蜂蜜でも舐めるみたいに、美味しそうに舐め続ける。


私「ロ、ローガ……お願い………やぁ、や……やめて……っ!」


ローガ「ご、ごめん、ミシュラ……お、俺、なんか変で……! はぁ……!」


 私が半泣きでそう訴えても、ローガがクンニを止める気配は無い。
 むしろ、さらに顔を埋めてあそこ全体を口に含むように舐め始めた。
 私が抑えている喘ぎ声と、しょりしょりとローガがあそこを舐める音だけが部屋に響いている。


私「んっ………んんっ………!」


ローガ「ん……んちゅ………んぅ……」


私「んっ……う!?」


 私がそう声を上げたのは、突然、ローガが舌をあそこにねじ込んできたからだ。
 私は思わず反り返り、腰を痙攣させた。
 ゆっくり内側から押しのけられるような感覚に、身体が新しい快楽を覚える。


私「んっ……! あ……んぁあっ♡ あっ♡」


ローガ「ふ……んっ…………ぉんん………」


 ローガのその気持ちよすぎるクンニに、私はいよいよ声を抑えられなくなった。
 いくら手で抑えても、漏れた声が部屋に響き渡る。


私「バレ、ちゃう……! ローガ、やめ、やめっ……♡」


ローガ「んっ……ん………ふぅ……」


 いくら私が訴えかけても、ローガは止める気配が無い。
 その時、私は何かが体の奥から込み上げて来るのを感じた。
 もしかしたら、これって……!


私「んん! ん〜! ぁんんっ♡」


ローガ「んむ……んっ……!」


 とてつもない快楽の波が来る………!
 私の腰が、ガクガクと痙攣した。


 ぶしゃぁああぁっ……


私「んぁあああああぁああっ♡」


 そして、おしっこではない物がローガの口の中に満ちた。
 ローガは喉を鳴らして、その愛汁を飲み込んで行った。


ローガ「んっ………んくっ………ふっ………」


私「あぁ、あ………あ……!」


 初めて、ローガにイかされた。
 いつもは私がイかしてばっかりだった。
 いままで溜め込んだ分を全て吐き出すみたいに、羞恥と不思議な達成感の中、私はローガの口に注ぎ続けた。
513 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/10(水) 22:06:38.71 ID:4w8wwWR90
 >>511他の孤児院の子には秘密だけど、事情を知って引き取ったシスターと彼氏であるローガは知っとるで。
514 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/10(水) 23:29:14.02 ID:4w8wwWR90
寝ます。
515 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/10(水) 23:29:57.76 ID:4w8wwWR90
 眠いで。寝るで。
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/10(水) 23:30:13.72 ID:ay6UH9fno
おつ
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/10(水) 23:39:23.54 ID:aMOdZwmDO
乙でした
518 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/15(月) 22:40:39.64 ID:2K0xlMOk0
 生存報告やで。
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/15(月) 23:05:05.35 ID:jAtUhInyo
やったぜ。
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/16(火) 00:54:11.22 ID:ryha9pJDO

更新待ってる
521 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/16(火) 09:31:34.25 ID:63FzVjxp0
ローガ「はぁ………はぁ…………めっちゃうめえ…………」


 私の愛汁を飲み干したローガが頬を熱くしながらそう言う。
 夢魔族の愛汁はとっても美味なのだ。
 自分でも舐めたことはあるが、苦くも酸っぱくもなく、ほんのりと甘い発情する味だった。
 そのまま私に覆い被さってきたローガの股間は、さっきよりもさらに大きく膨張していた。
 ズボン越しに染みていた我慢汁がたれ、私のあそこにぽとりと落ちた。


ローガ「ミシュラ………も、もう、俺…………」


私「ろ、ローガ………お、ねがいだから………………」


 そう抵抗する私の声も、弱々しい。
 夢魔族は元より貪欲な種族なため、これほど濃厚な性を五感で感じ取ってしまえば、もう、戻らないスイッチが入ったも同然。
 私の生まれつき男を欲している身体は、ただ目の前のオスを搾取するためのフェロモンを全身の穴という穴から分泌させていた。
 それを真っ正面から受けているローガが、急に私の肩と腰と手首を掴み仰向けになった。
 その反動で、引っ張られた私が起き上がりローガにまたがるみたいな形になり、私のももの間にはズボンを押し上げそそり立つローガの肉棒が押しつけられていた。


私「ろ、ローガ。もしかして、騎乗位で始めるつもりなの?」


ローガ「うん…………」


私「で、でも私、エッチがもんの凄い下手だって………騎乗位も……………」


ローガ「だから、俺が全部ミシュラをリードする。俺がミシュラを気持ちよくさせる」


私「っ!」


 私は、その言葉に果てしない喜びを感じた。
 全てをローガに委ね、全てをローガに捧げるという、その言葉に。


私「………………嬉しい……………でも………………それじゃあ、疲れない…………?」


 私はローガの身体を心配してそう言った。
 夢魔族は性欲も強く、私に搾り取られ過ぎてローガの体力が尽きちゃうのではないか…………と。
 でも、ぎらぎらと輝くローガの目は、覚悟に満たされていた。


ローガ「俺が、どれだけ毎日修行していると思う………?」


 心配は、無用のようだった。


ローガ「だから…………ミシュラ。俺と、未来を誓ってくれ。俺がお前を幸せにするから。結婚してくれ」


 子供時代のエッチだけのお遊びの繋がりでいつかは別れてしまい、彼は彼の彼女を作って私は色々な男を行ったり来たりして、ビッチみたいに、いや、ビッチな夢魔として、愛のない精液をお布施みたいに貰い回る。
 そうなると思ってた。
 私は涙が溢れた。
 その言葉が真実であると知ったから。


私「うん……………っ!」


 私は、全てをローガに任せるために、全身の力を抜いた。


ローガ「ミシュラ……………はぁ………はぁ…………ありがとう…………」


 ローガがまるで空き箱でも持ち上げるみたいに、軽々と私を持ち上げた。
 私が手を伸ばしローガのズボンをおろすと、カタパルトみたいに勢いよくちんちんが跳ね上がり、石の代わりに先走り汁を飛ばした。
 私は自分のあそこをくぱっとピースで広げて、そそり立つちんちんを迎え入れる準備を整えた。


私「ローガ……………」


ローガ「ん………?」


私「だいすき…………♡」
522 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/16(火) 12:08:57.06 ID:63FzVjxp0
ごちゅっ!


私「あ………え………?」


 気がついた時には、もう私の子宮口とローガの亀頭は濃厚なキスをしていた。
 耐え難い激痛が股に走る。


私「あっ………あっぐうぅううぅぅ!?」


 私は痛みに悶えながら、ローガを睨んだ。
 愛汁のおかげで変に傷ついてはいないみたいだけど、ローガといえど、これは許容出来ない。
 無理にこじ開けられた処女膜の血が結合部に垂れた。
 もっと優しく出来なかったの!?


私「あ、あんた、ねぇ…………」


ローガ「ハァ……………ハァ………ぐあ……………」


 ローガは私の言葉に一切反応しなかった。
 なんか、様子がおかしい。


ローガ「ミシュラ………ミシュラ………………!」


私「ろ、ロー…………ガ? …………んぐっ!?」


 ローガがまた私を浮かせた。
 そして、ごちゅっ、と同じように落とした。


私「あっくぅ………っ!」


 さっきよりは痛く無かったけれど、痛いことは痛い。


私「ローガ…………や、やめ…………」


 私は、ローガの目を見て息を飲んだ。
 その目はローガじゃなかった。
 理性のひとかけらもない、性欲に溺れた野獣の目だった。


ローガ「ふーっ……………ふーっ……!」


私「あ……………」


 息を荒く、筋肉を唸らせ、野獣がまた私を持ち上げる。
 そして落とす。
 いつものローガからは想像も出来ない自己中な反復運動。
 私は何度も何度も物のように上下に激しく動かされ続けた。


私「ろ……おぅっ! あ………んっぐ! やめ゛っ! いぎっ!」


ローガ「ぶふっ、ふぅ、ぐっ、ふうぅっ!」
523 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/16(火) 13:35:38.25 ID:63FzVjxp0
 逃げようにも、上の右手で両手を、下の両手で両足をがっちり鉄枷みたいに拘束されているから逃げられない。
 だから、私は諦めて目を瞑った。
 そうやって、全てをローガに委ねた。


私「あっ、ぐ、うっ! ひぐっ!」


ローガ「ふーっ、ふーっ………ぐっ、ふっ…………!」


 私が目を閉じて大人しくしていようが、ローガはお構いなしに私を動かし続ける。
 そのうち、私はちょっとずつ気持ちよくなってきた。
 何度も何度も子宮口をノックされ、快楽がようやく顔を出してきたらしい。
 一突きされるごとにそれは大きくなっていき、私は子宮の奥がどんどん熱くなっていくのを感じた。


私「あっ………♡ んっ………♡ くぅぁ……………♡」


ローガ「ぐぅっ……! ふーっ! ふっ、ふぅっ!」


 激痛で冷めていた愛しさは、ローガが私を内側から犯していくたびに熱く、大きくなってきた。
 私の脈動する熱い膣内を、愛するローガの肉棒が満たしている。
 なんで急にローガがあんなに乱暴になったかは分からない。
 でも、今はその乱暴ささえ愛しい。
 今私は、夢魔とか、そういう種族的な物は関係なしに、メスとしてローガに屈服している。
 屈服が心地よい。
 最後まで、全部ローガにこの身を預けたい。
 最期まで、全部ローガにこの身を捧げたい。
 支配し尽くされたい。
 
 ……………そのとき、私は気づいた。
 私、ドMなんだっ、て。
 それに気づいた瞬間、私の背筋が熱くざわめき、今までの少しだけだった快楽は一気にメーターを振り切らせ頂点に達した。


私「おっ♡ おおっ、おぐ♡ あっ♡ あぎぃっ♡」


ローガ「ふっ、ふーっ……! ぐっ! ぐぅぅっ!」


 もう、目なんて瞑ってられない。
 代わりに、快楽に口が開きだらしなく舌が垂れている。
 もっとローガを見たい。
 感じたい。
 肩にかけていたロープがぱさ、と落ちた。
 夢魔族であることを表すコウモリみたいな小さい羽がぱたたたたと嬉しそうに羽ばたいている。
 ああ、大好き。
 ローガ大好きっ♡
 突然、ローガが自身の腰を激しく上下させ始めた。
 さっきよりも力強く亀頭が子宮口に叩きつけられ、快楽の波が大量に押し寄せる。


私「おおおぉっ♡ ろーがっ♡ ろーがあぁあっ♡」


ローガ「おぐぅ、ぐっ、ふぅっ、ぐぅっ……!」


 自由は一切無い。
 でも、むしろそれが気持ちいい。
 私はローガの名を叫んだ。
 ゴツゴツと身体の奥から音が響いている。
 電撃みたいな衝撃と快楽が身体を突き抜けている。
 ローガのピストンがさらに早くなった。
 私の身体が浮き、落ち、また下から突き上げられ浮く。
 ローガのちんちんが膨らんできた。
 もうローガが射精しそうなんだ、と本能からそれを感じた。


ローガ「あああっ、あああああっ! ぐぅううぅううっ!」


私「おおおおおっ♡ おーっ♡ おっ、おおおっ♡」


 ローガが私の腰を掴み、下に叩きつけた。
 同時に腰を浮かせ、子宮口に亀頭を激突させる。
 ごり、と子宮口をこじ開け亀頭が子宮内に侵入し、メリメリと音を立てながら膨らみが頂点に達した。
524 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/16(火) 13:50:11.08 ID:63FzVjxp0
びゅっぐううううううううううっ、びゅううううううっ♡


私「あっ、おおおおおおっ、おお〜っ♡ おおおっ♡ ろぉがあ♡」


ローガ「ぐっ! んぐぅっ、ふっ、ぐっ! ぐあっ!」


 若々しくて、新鮮で、熱くて、あり得ないほど力強い精子が私の中に注がれている。
 私の子宮内は一瞬でローガに染まったが、それでもなおローガが射精を続け、ごぼごぼと結合部から精液が勢いよく溢れ出した。


びゅぶ、びゅぶ、びゅくっ………♡ ぼぶ…………っ♡


ローガ「あ………おぅっ……ぐ…………ふぅっ…………」


私「あーっ…………♡ お……♡ ローガの……せー……しっ……♡」


 夢魔は精を栄養にする種族。
 経口でももちろん栄養は得られるが、膣内射精の方が効率はいい。
 妊娠は望まなければしないし、ほとんどの夢魔は毎回膣内から栄養を摂取している。
 なお、初めての膣内射精は特別らしく、普通より何百倍もの栄養を取られるらしく……………


メキメキッ……メギッ…………!


私「は…………は、ぐ………!」


 痛みと共にコウモリのような羽が妙な音を立てている。
 まるで、成長の早送りを見ているみたいにどんどんとパーツが大きくなっていき、それが収まった頃には私が飛べるんじゃないかと錯覚するほどまで大きくなっていた。
 少し遅れて角にも変化が起きる。
 髪に隠れてちょっと覗くくらいしか無かった巻き角は根元からどんどん生え始め、牡羊に勝るとも劣らないほど立派な角となった。
 これが、夢魔の成人の証。
 年齢関係なく、これさええれば大人と同等に扱われる。


私「あ……あは…………♡ ローガ………♡ 立派になったでしょ……♡」


 私はローガにそう微笑みかけたけど、ローガはまだ正気を失っているらしく、返事は荒い息だけだった。


私「もう、いいよ………♡ 全部、めちゃくちゃにして、ローガ………♡ 全部あなたの物にして………♡」


 私は膣内にまだ固くそそり立っているちんちんを感じながら、そうローガに言った。
 意味を理解したかどうかは分からないけれど、ローガはそのまま起き上がり、今度は私を押し倒した。
 ああ、ずっとローガのターン………
 また、思いやりのないエッチが始まる…………
 だけど、私は幸せだった。
 とぉっても……………幸せだった…………♡
525 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/16(火) 13:52:26.05 ID:63FzVjxp0
 いったん休むで。
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/16(火) 14:56:53.86 ID:Jtp2+UOMo
おつおつ
らぶらぶ描写が本当に上手い
527 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/18(木) 09:03:28.99 ID:01YpfYu00
 >>526ありがとやで。
528 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/21(日) 22:46:21.37 ID:9bPBIDCn0
 ローガがもう必要無いと判断したのか私の四肢の拘束を解いた。
 もう私も逃げるつもりはない。
 ローガは挿入させたまま私の胸に舌を這わせた。
 孤児院の誰よりも大きい私のおっぱいをローガがおいしそうに舐めている。
 蛇みたいにうねる舌の動きに合わせて、私の身体もぴくぴくと痙攣する。


私「んっ♡ んんっ…………♡ あっ♡」


ローガ「ふー…………♡ ふーっ♡」


 ローガったら、赤ちゃんみたい…………
 そう思ったとたん、ぬっとローガの両腕が伸びてきて私の胸を揉み始めた。
 ぐにゅぐにゅとパン生地をこねるみたいに、ローガの両手が踊る。
 たまに立っている乳首を摘まんで、ピンとはじくのがとっても気持ちいい。
 こんなの赤ちゃんじゃないっ………♡
 ローガが胸から口を離し、私と見つめ合った。


ローガ「はぁ…………はぁ…………ミシュラ………ごめん…………俺、こんな……………」


私「ろ、ローガ………!」


 変わらず鋼のようなちんちんは私の中で脈打っているけど、ローガは正気が戻ったようだった。
 私はローガの首に手を回した。


私「忘れてない…………?」


ローガ「な、何を…………?」


私「ローガが野獣みたいになっている間の記憶………ちゃんと、覚えてくれている………?」


ローガ「ああ……………全然身体の制御は利かなかったけど………全部、覚えてるぞ……………ミシュラの身体の感覚も…………声も、表情も………」


 良かった………記憶も残ってなかったら、もうよくわかんなくなっちゃってたもん…………
 ちゃんと、ローガが私を意識してくれてて、良かった………♡


私「じゃあ、ローガ……………さっき言ったとおり、めちゃくちゃにして…………♡ 私を全部あなたの物にして♡」


ローガ「分かった…………………『俺の』、ミシュラ…………!」


 ローガがそういって私の唇を奪った。
529 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/26(金) 00:02:28.58 ID:ZmUAM+hC0
 三本の腕で右胸、左胸、クリの三ケ所をそれぞれ刺激されながら熱いディープキスをする。


私「あう、あふ♡ ん♡ んん♡」


 私の口の中全部を味わうみたいに、ローガの舌が暴れまわる。
 上でも、下でも、ローガと深く繋がれて、幸せ………♡
 ローガがそのままピストンを再開した。
 それも、優しくじゃなく、突き上げるみたいに強く、激しく、容赦なく私を内側から犯し尽くしていった。
 脳みその奥までめちゃくちゃにされるぐらい気持ちいい。
 ゴツゴツと子宮口をノックし、ローガの亀頭は私に排卵を促す。


私「ん゛っ!? んぐ♡ ん゛ん゛んっっ♡♡」


ローガ「はあ、ふーっ……! んっ、ぐぅ! はぁっ……!」


 ほんとに、ほんとにめちゃくちゃにする気なんだ……!
 私のぜんぶ、ぜんぶローガにめちゃくちゃにされてるっ………♡
 ああ、私今ローガのモノになってる…………♡


私「ん〜〜〜〜〜っ!♡」


 私はまた盛大にイッた。
 ローガと上下で溶け合いながら、足をピンと伸ばし潮を吹き出させた。
 もう、こんなの逆らえない。
 逆らいたくない………♡
 ローガのピストンが急にスピードアップしてきた。
 また、イクんだ。
 私は伸びたままの脚をローガの腰に絡み付けた。
 私はローガの物。
 ローガは私の物。
 精子一匹だって逃さない。


私「ああ♡ また、またちょうだいローガ♡ また栄養たっぷりのせーし注いでえっ♡♡♡」


ローガ「み、ミシュラッ♡ ミシュラあああああっ♡」


 ずん! とローガが腰を落とし、いままで入った事がないところまでちんちんが入った。
 これたぶん………子宮にはいってる………♡
 ギッチギチに詰まった精液がまたローガのちんちんを膨張させながら私の膣内をこじ開けていく。
 来る…………


どぼびゅぼびゅ〜〜〜〜っ♡ どくっ♡ ばびゅ〜〜〜っ♡


私「あああああああっぐぅっあ♡ ローガのせーしがっ♡ 卵子探して力強く暴れてるうぅっ♡ ああああっあああああ♡


ローガ「孕めぇぇ…………ミシュラァ…………お、俺たちの子供お………っ!」



 ローガが半分獣みたいにうなりながら、そう言った。
 まだどびゅどびゅと精液は子宮を満たしていく。
 というか、満たし尽くされて溢れている。
 支配されるのって、こんなに嬉しいんだ………
 全部、全部私はローガのもの。
 私は意識が朦朧とする中、なんとか微笑んで頷いた。
530 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/27(土) 23:46:19.24 ID:QzPeDqPH0
 ローガはそのまま私と舌を絡め、手を握りしめた。
 両方のてで恋人つなぎしつつ、ローガの余った手は私の頭を撫でている。
 髪をナデナデされ、角の付け根をぐりぐりされ、とっても気持ち良かった。
 ローガは射精したあと栓をするみたいにしばらくぎゅうぎゅうと腰を押し付けていたけど、もう充分と感じると絡めていた舌をほどきちんちんをゆっくりと抜いていった。


私「あ………♡ う………っ♡」


 ズルズルと吸い付く私の膣を引き離しながら、ローガの逞しいちんちんが抜かれた。
 精液と愛汁でぐちゃぐちゃになったちんちんはズボンっと音を立てて抜かれると同時にべちんっと私の下腹部に叩きつけられた。


ローガ「はぁ…………はぁ……………」


 私はちんちんをきれいにしなければと思い、砕けた腰をなんとか起こしローガのちんちんの亀頭にキスをした。


私「おちんちんさんがんばったね…………♡」


ローガ「ああ……………ふぅ……………すまないミシュラ………………」


 ちゅぽちゅぽと休止状態になっているローガのちんちんを口に含み、なめ取りきれいにしていく。
 もう、今夜は寝よう…………
 フェラをしながらそう考えていると……………


私「ん……ちゅ…………………ん?」


 もう休止状態に入っていたはずのちんちんがまた大きくなって来た。
 さっきからだけど、回復が早すぎない……………?
 そう不思議に思いながら私が掃除を終えようとしたその時、突然私はローガに成長した角を掴まれた。


私「ふん!? ろーは!? ん………んご!? ぐぇ………!」


 そのまま有無を言わさず私の頭は下向きに落とされた。
 ローガの長いちんちんが根本まで私の喉に突き刺さり、空気が押しつぶされたみたいな声が出た。
 ごりごりと容赦なくローガは私の頭を上下に動かす。
 息が詰まって苦しい。
 突然どうしたんだろうと半ば窒息しかけのなかローガを見ると、またさっきみたいに目をギラギラさせて、野獣と化していた。
 そのままなんの予告も無くローガが私の喉に精液をぶちまけた。


ボグルルルルルッ、ビュールルルルルッ!!


ローガ「お、ぐぁ……………うく……………」


私「んっ…………げぼ、んんぶっ、ぶぶっ、ごぼ……………」


 私はなすすべなく白目を向いたままその射精を受け入れた。
 胃に直接注ぎ込まれるような新感覚。
 息が出来ずに咳き込み、鼻からも精液が逆流して、今私の顔はひどい有様だと思う。
 そんな私にお構いなく、ローガは射精しきると私の角を上に持ち上げた。
 圧迫されていた喉奥が解放され、でろでろとよだれと精液を引きながらちんちんが私から引き抜かれた。
531 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/28(日) 07:01:30.44 ID:NbSbh3jY0
私「ぷは……………はぁ…………おぇ………………………」


 なるべく口内の精子をじっくり味わってから飲み込む。
 苦しくはあったが、ローガの精液はやっぱり美味しい。
 すると突然ローガが私をひっくり返しうつ伏せにさせ、ぐにと両手でお尻を左右に広げた。


私「も、もう…………! 唐突すぎる…………!」


ローガ「ふーっ………! ぶぶーっ………!」


 私は呆れながら、それに逆らわなかった。
 また、野獣と化したローガに思いっきり犯される事を思うと、背筋がぞくぞくしたから。
 一瞬もしかしてお尻に入れられるのかとも思ったけど、ローガがしっかり亀頭を膣口に押し当てたから、安心した。

ごりゅんっ!

私「おぐ…………!」


 と思ったら一気に子宮まで貫かれた。
 私のお腹がぽっこりと膨らみ、ぼびゅ、と精液が溢れた。
 さっきまでとは全然違うところに亀頭が当たり、新しい快楽に晒された私はえびぞりになりびくびくと痙攣した。
 ローガがそんな事知るかと言うように容赦なくピストンを始めた。

私「お、おおっ♡ ん、うっぐ♡」

ローガ「ふっ……! ふっ……! ふぐう……!」

 寝バックの体位の状態で、ローガの手は私の口、胸、腰をそれぞれ担当している。
 ぐちゅぐちゅと私の口に指を出し入れさせ、胸を揉み時折乳首を刺激し、しっかりと腰を掴み子宮の最奥と抜けそうになるくらいギリギリのところをちんちんがぼちゅぼちゅと激しく往復している。
 そんな手加減をしらないローガ。
 でも、好き。
 いや、むしろ容赦ないからこそ好きなのかもしれない。


ローガ「ぐっ、ぐううう、ぐ………! ふーっ!」


私「んんっ♡ ちゅぷ、ふ♡ ん゛っ♡ おおーっ♡」


 ローガの腰の上下運動が更に激しくなった。
 私の腰はベッドから浮き、ローガに突かれるごとにベッドが大きく軋む。
 ローガのピストンの激化に伴い、ローガのちんちんがめきめきと膨らんできた。
 また、射精するんだ……………♡
 全部、ちょうだい…………♡


私「お、おぐ♡ あああっ♡」


ローガ「ふーっ! ぐっ………!」


 ローガが腰を突き出した。

ビュルブルルルルッ! ビュグッ! どびゅ〜〜〜〜〜〜っ♡

私「あっ……………♡ お……………………♡」


 また、これまでに無い量。
 新しく記録更新。
 私のお腹がぼびゅぼびゅと膨らみ、子宮に目一杯精液が流れ混んでるのが分かる。
 あ………だめ……………気持ちよすぎ………………♡


ローガ「はぁ…………はぁ……………ミシュラ…………………」


 また、正気に戻ったみたい…………
 ああ……………疲れた……………


私「ごめん…………ローガ……………寝…………る………………」


 気持ちよさと、けだるさと、満足感で、私は意識を闇に落とした。
 自分のお腹を抑えて、その中にひしめく精子を感じながら…………


 ◆◇◆◇◆
532 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/28(日) 07:18:05.98 ID:NbSbh3jY0
 ◆◇◆◇◆


私「………………ん……………あれ…………ここ………は?」


 私は不思議な空間で目が覚めた。
 あの孤児院のベッドのシーツと同じフカフカの感触。
 でも、辺り360度どこを見回してもその白いシーツの海が永遠に続いている。
 私の格好を見ると、真っ裸だった。


私「ああ…………夢か……………」


 私は犯され疲れて寝てしまったようだ。
 夢だから疲労は無いが、精神的に疲れた…………
 私はローガとの甘い夜…………いや、甘いと言うにはいささか刺激が強すぎたかもしれないけど、とりあえずローガとの甘い夜を思い出しながら、体を文字通りのシーツの海に沈めた。
 その時。


ローガ「ミシュラ……………」


私「え……………」


 私が声がした方向を見ると、さっきまでいなかった筈のローガが仁王立ちしてそこにいた。
 それも、一糸纏わない姿のまま、その男の象徴を塔のようにそそり立たせながら。
 そういえば。
 私は自身の種族の能力を思い出した。
 私は、夢魔。
 他人の夢の中に侵入し、精を吸い取ることが出来る。
 でも、これは…………
 私が、無意識のうちにそれを発動させて、ローガとリンクしてしまったようだ。
 つまり、この世界はローガと私の二人っきりの夢の世界。


私「ウソ…………でしょ………………」


 流石に、もう勘弁だった。
 腰も痛いし、何よりイキ過ぎてもうこれ以上気持ちよくなったら壊れてしまう。
 本当に全部ローガの物になってしまう。
 そして…………この世界では、気絶も、離脱も許されないし、疲労もない。
 ローガの………相手方の精が尽きるまで、この世界からは出られない。
 本来なら夢魔にとって有利な効果は、今の私にとっては絶望だった。
 私は、シーツの海を逃げ出した。


 ガシッ


私「あ………………」


 ◆◇◆◇◆


 その夜、私は奴隷になった。


 ◆◇◆◇◆
533 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/28(日) 07:29:16.81 ID:NbSbh3jY0
 という訳でミシュラ編やっと終わったで。
 ようやく主人公目線に戻るで。
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 08:11:09.31 ID:W12XK10N0
乙乙
535 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/28(日) 10:42:29.86 ID:NbSbh3jY0
 ◆◇◆◇◆


俺「ふあぁあぁぁ…………」


 俺は目が覚めた。
 爽やかな朝の空気が満ちている。
 ゴキゴキと肩を鳴らし、地面に降り立った。


俺「なんか昨日の夜ずっとギシギシ響いてた気がするけど………何だったんだ?」


 俺は耳をほじってから装備を整え、朝ごはんまでに用事を済ませるために運動ついでに街まで降りることにした。
 街と教会の間には森がある、というか教会の周りは森に囲まれてるが、この付近は余り凶暴なモンスターは出ないらしい。
 ニャンガルキャットが異常だっただけだ。
 一応子供一人でも降りれるらしいが、それは危ないのでシスターが容認していないだけだ。
 俺は自己責任という形で許可は得ている。
 まあ、そんな危ない事は無いだろうがな。


 ◆◇◆◇◆


 装備:左右ブラックジャック、革の鎧(支給品)、サークルシールド(支給品)
 所持金:金貨28枚、銀貨5枚。(285000円)
 所持品:サーリア特性傷薬(支給品)、華麗粉(三回分)


 ◆◇◆◇◆


 森の中コンマ。
 50以下でモンスター遭遇、51以上で何事もなく。
 ゾロ目の場合それ以外のイベント。
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 10:43:11.67 ID:9Ol3bs33o
せい
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 10:44:12.97 ID:tZ+IJSizo
ウィィィィッス
538 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/28(日) 11:07:08.41 ID:NbSbh3jY0
 ◆◇◆◇◆


 俺は何事もなく街に着いた。
 さて、俺がこの街に来たのは他でもない、フィーの指輪を作るためだ。
 少しサプライズのような形で渡したかったからこうやって一人で来たのだ。
 俺が宝石店の扉を押すと、チャイム代わりなのかカラカラと石同士がぶつかるような音が響いた。


宝石職人「へいらっしゃい」


 そこのカウンターには昨日と同じ、いかにも職人と言ったドワーフのようなおじさんが座っていた。


宝石職人「おや、あんた昨日も来たね。なにがほしいんだい?」


俺「ああ。ちょっと、指輪が欲しくてな。まあ、普通の指輪じゃ無くてこんなサイズの指にはまるような指輪が欲しいんだが…………」


 俺はそう言って昨日さり気なく測ったフィーの指と同じ太さの枝をカウンターに置いた。


宝石職人「ほう。ずいぶん小さい指だね」


俺「作れるか?」


宝石職人「まあ作れるが、基礎から作らなきゃいけないから即日じゃあ無理だな。作るとしたら明日の昼ぐらいに出来るだろうな」


俺「早っ」


 宝石職人は枝を受け取り、ふむふむと眺めた。


宝石職人「妖精にでも求婚するのか?」


俺「いいや。妖精の子にプレゼントとして贈るだけだ」


宝石職人「なるほどな………ちょっと待っててくれ」


 そう言うと宝石職人はサラサラと紙のようなものに数字を書き込んでいった。


宝石職人「だいたいの見積書だ。デザインの精巧さにもよるが、作業が細かくなるから単純に普通の指輪よりは高くなる。これはこの指輪をあんたが言ったサイズで作った時の値段だ」


 そう言って宝石職人はシンプルなリングに宝石とちょっとした模様がついた指輪を俺に見せた。


俺「金貨十枚からか…………元が五枚だから、二倍だな」


 それでも、安いっちゃあ安いと言えるだろう。
 さて、もう少しシンプルな指輪にして値段を抑えるか、もう少しいい指輪を買ってやるか…………


宝石職人「宝石は小さくなるから値段は抑えられるぞ。まあカットに手間がかかるからあんまり変わらないんだがな」


 俺はなやみに悩んだ末、結論を出した。


 どんな指輪を注文したか。
 デザインと値段を安価下。
 値段が高くなれば単純にクオリティが上がる。
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 11:28:03.79 ID:i95ccBJDO
T-2ブルーインパルスみたいな先鋭的なデザイン(ただし、青だけでなく赤や緑の色も使用)

150000
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 11:36:38.14 ID:BwDysF7DO
妖精の羽を象った装飾がついた指輪
金貨15枚
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/07/28(日) 18:10:27.84 ID:NbSbh3jY0
俺「どんなデザインがいいか………ん?」


 俺が自身でデザインを考え出せる自信はない為指輪の陳列を見ていると、その中で青を主体にしたカラフルな輪がいくつにも捻れたような模様の指輪を見つけた。
 緑もあるし、美術についてはよくわからないが全体の色がフィーの金の瞳に合いそうだ。
 それにしても……金貨12枚か………
 念のため聞いておこう。


俺「これは妖精サイズにするといくらになる?」


宝石職人「ああ。金貨15枚だよ。それはそんなに手間がかからないからな」


 思ったよりは高くならなかったが、それでも所持金の半分以上だ。
 う〜ん………
 まあこれにするか。


俺「じゃあ、これでよろしく頼む」


宝石職人「あいよ。作っとくから、明日の昼来てくれ」


俺「ああ。ありがとう」


 俺は注文を済ませて店を出た。
 さて、指輪の注文は済んだがせっかく街に降りてきた事だし、朝食までもまだ時間がある。
 どこかの店にでも寄ってみようか。

 どんな店に行ってみるか(不思議雑貨店以外)>>安価下。
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 18:15:13.54 ID:R8YcZZi7o
路地裏にあった謎の店
543 :オパビー ◆En71pCZieY :2019/07/28(日) 19:34:02.15 ID:NbSbh3jY0
 俺が日の高さを気にしながらダラダラと街を歩いていると、ふと道端にどんぐりが落ちている事に気付いた。
 なんでこんなところに……と思っていると、視界の端にもう一つどんぐりが光っているのに気づいた。
 それに視線を動かすと、また視界の端にもう一つ、それをみるともう一つ、というように、何かを導くようにどんぐりが並べられている。
 そのどんぐりの道は、路地裏に続いていた。
 俺はそれがどうしても気になったため、あとをつけてみる事にした。


 ◆◇◆◇◆


俺「………不思議雑貨店といい、この街はこんな店が多いのか?」


 俺がどんぐりをたどって行き着いた先は、路地裏でひっそりと営業していた店だった。
 外観はちょっとしたカフェのように見え、店名はどこにも書いてない。
 明らかに他の場所とは違う空気が流れており、建物の隙間から見える空は快晴だというのになぜかこの一角だけ鬱蒼とした森の中のように暗い。
 俺はとりあえず入ってみる事にした。


店員「……………いらっしゃい………」


 内装もカフェのようだった。
 しかしカウンターを挟んで反対側にいるワングラスタイプのサングラスをかけた銀髪の渋いおっさんの後ろに並んでいる試験管やら布を被せた箱やらがここが普通のカフェでない事を語っている。


俺「えっと………ここはどういう店なんだ?」


 カフェのようなメニューも置いておらず、全く売り物の検討がつかない為俺は店員の渋いおっさんに話しかけた。


 どういう店か(何を取り扱っている店か)>>安価下。
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 19:40:48.11 ID:x7CQ1oyF0
薬草や香辛料、その種などを扱う店
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 20:22:56.39 ID:vzh9pMoeo
よく考えたらこのスレのヒロイン早耶Pが安価で出すような設定だな
それになんか単発だらけだし
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 20:32:55.86 ID:GVRY/5eu0
単発末尾oだしお前早耶Pだろ
ほかの単発まで巻き込んで荒らししたことうやむやにしたいんだろうが安価がまともなら単発でも問題ないしそもそも荒らし目的でIDころころ変えて安価に参加してるからほかの単発安価参加者も荒らしに見えるんだろ
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 20:36:27.97 ID:SVweCsPp0
全年齢版に早耶Pが湧いてるときに>>545の書き込みとかもっと自重しろよ早耶P
そもそも早耶Pが出すヒロインはですぅとかいうぶりっ子で全然違うだろ
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 20:38:53.72 ID:DNh/6c/I0
>>547
欠損とかバッドエンド系の可哀そうヒロインも出してるけどな
最近筆を折った作者のとこもそれで荒らされてた
一応
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 20:48:02.66 ID:MKZr6Rnto
>>548
モバマススレの方で不人気ぶん投げてるの見えてるぞ
お前が早耶Pだろ
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 21:54:27.34 ID:Mv/DaLFa0
お金を稼ぐための仕事を探す
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 22:48:10.07 ID:jayxiFFB0
あと早耶Pは主人公ヒロイン問わず外道キャラにする安価を良く出すな
552 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/28(日) 22:52:02.80 ID:NbSbh3jY0
店員「ここは…………人の傷を治す物、人の食を彩る物、それらを生成する種を扱っている店………」


 おっさんは容姿に負けない渋い声で言った。


店員「どんぐり薬局へようこそ…………」


 店員はゆっくりとお辞儀をしながら、そう言った。
 1960年代の殺し屋のようなおっさんと小学生が通ってそうな店名にギャップがあったため少し吹き出しそうになったが、なんとか堪えた俺は商品の陳列を見る事にした。
 どうやら薬や香辛料の類があらかた揃っているようだ。
 緑色の雑草のような吊るされた草、ランプのような物に入れられ常に燃え盛っている薔薇、草が身体花が頭に見える人のようなシルエットを形作っている根は普通の逆マンドラゴラのような植物、ばくばくと明らかにやばそうな音を立てながら口を開閉させこちらに威嚇してくる生き物のようにうごめく赤地に白い水玉柄の植物。
 ちょくちょくどこかで見たような植物もあった。
 しかし、名称も効果も何も書かれていないためどうすればいいのか何一つ分からない。
 俺が謎植物やその種を見て回っていると、店員が話しかけてきた。


店員「お客様……………お困りで…………?」


俺「ああ。全然効果が分からん」


店員「では……効果をお申し付けください…………ここには大抵の薬の原材料はありますので…………」


 大抵の薬、か………
 絶対ヤバいドラッグとかも置いてあるんだろうなぁ。

 どんな薬を探すか。
 >>下3つの中からコンマ最大。
 値段は>>下4のコンマ下2桁×銀貨
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 22:53:17.56 ID:DNh/6c/I0
熱さまし
554 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/28(日) 22:53:23.18 ID:NbSbh3jY0
 誰じゃいヒロイン早耶Pって。
 安価下。
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 22:57:09.10 ID:2JV7Lar+0
万能治療薬
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 22:57:22.76 ID:DNh/6c/I0
速報を荒らしてる奴の名前
早耶(モバマスのキャラの名前)をオリジナル安価で登場させたりキャラを外道にしたり欠損淫紋キャラを出したりするやつ
安価下
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 23:01:24.66 ID:BwDysF7DO
一時的に身体能力を上げるドーピング薬
558 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/28(日) 23:33:38.34 ID:NbSbh3jY0
 >>556なるほど。
 わかったで。
 値段コンマ下。
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 23:34:45.81 ID:2JV7Lar+0
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 23:39:38.16 ID:tZ+IJSizo
水 面 に 落 ち る ナ イ ス ダ マ
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/28(日) 23:40:29.99 ID:tZ+IJSizo
ごめん誤爆
562 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/29(月) 00:01:24.05 ID:dFyF/pYf0
俺「そうだな………例えば、一時的に身体能力を上げたりする薬はあるか? あくまで安全にな安全に」


店員「そうだな…………ちょっと…………………待っててくれ……………」


 俺がそう聞くと、店員は店の中をしばらくウロウロし、3つほどの瓶を抱えてカウンターに戻ってきた。


店員「これが………その薬の材料だ…………回数にもよるが………規定の量通りに使えば…………十回分で……………金貨8枚と……………銀貨1枚だ」


俺「たっかいなぁ…………まあそんなもんか………………」


 俺は自分の予算を考えた。
 残り金貨14枚と銀貨5枚。
 いまここでこの薬を買ってもいいが、所持金がまたごっそり減ることになる。
 時間的にあと一つだけ別の薬が見れそうだ。
 参考としてあと一つぐらいは聞いておいてもいいだろう。
 それから買うかどうかを決めてみよう。


 どんな薬を探すか。
 >>下3つの中からコンマ最大。
 値段は>>下4のコンマ下2桁×銀貨
563 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/07/29(月) 00:03:03.95 ID:dFyF/pYf0
 >>560
 ナイスダマも誤爆。
 安価下。
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/07/29(月) 00:12:49.31 ID:JCd/FiP70
誰でも即堕ちする媚薬
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/29(月) 00:13:16.35 ID:gM0zc1TE0
万能治療薬
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/29(月) 00:15:33.86 ID:tWSfBXF5O
自我を抑制して人間を人形にする薬
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/29(月) 00:17:32.38 ID:CSl4GXoDO
仙豆みたいな一粒で空腹を押さえられるような栄養薬
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/07/29(月) 00:36:01.48 ID:JCd/FiP70
\(^o^)/
569 :オパビー ◆En71pCZieY [saga]:2019/08/04(日) 09:57:13.73 ID:Dnv3Kver0
 生存報告やで。
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/04(日) 10:57:00.89 ID:aLkbXkhSo
うい
571 :オパビー♯寿限無 [saga]:2019/08/18(日) 13:28:38.08 ID:O27jOKZf0
 ちゃんと生きとるで。
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 13:30:37.73 ID:szmgzZC+0

再開いつまでも待ってる
573 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/18(日) 13:31:25.23 ID:O27jOKZf0
 何でシャープ貫通したん?
 バレたから今後はこれで行くで。
574 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/18(日) 13:32:38.75 ID:O27jOKZf0
 >>572ありがたやで。
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 13:59:33.60 ID:I8w0/AVmo
(全角は酉にならんのでは…とにかく報告ありがとう)
576 : ◆En71pCZieY [sage]:2019/08/18(日) 21:11:41.60 ID:uBhuILZzO
半角#寿限無


更新まだ〜?
 ☆ チン マチクタビレタ〜
     マチクタビレタ〜
☆ チン  〃 ∧_∧
 ヽ___\(\・∀・)
  \_/ ⊂ ⊂_)
  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
 | 愛媛みかん |/
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
577 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/18(日) 22:53:02.81 ID:xAcYAMdZ0
 すまーん。
578 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/22(木) 22:34:14.63 ID:3DCUT/1u0
 すまん、主人公の初対面の奴に対するしゃべり方を敬語にするで。
 一応社会人やし。


俺「うーん…………よくわかんねぇな………」


 俺が不思議な植物達を見ながらそう悩んでいると、見かねたように店員が話しかけてきた。


店員「どうしても選べないと言うのなら…………私がお客様にぴったりの物をお選びしましょう…………」


俺「うーん。じゃあ、おまかせします」


 店員は先ほどのようにいくらか店内をウロウロすると、また瓶や鉢植えを抱えて戻ってきた。
579 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/22(木) 22:42:15.83 ID:3DCUT/1u0
店員「これは……………服用すると感覚器官はそのまま………生命を維持する為の器官以外の筋肉の力が完全に抜け………自我も薄くなる薬だ…………量によって効果時間は変わり…………合計三時間分で……………金貨3枚と……………銀貨8枚だ…………」

俺「うーーーん…………」

 説明を聞く限り、人を人形のようにする薬のようだ。
 しかし金貨三枚…………さっきのドーピング薬よりは安いが、高い事は高い。
 俺は悩んだ。
 どっちも買うか、どちらか一方を買うか、どっちも買わないか。
 なるべく所持金は維持しておきたい、だが…………
 どうしたもんか(もう他の商品は見れない。買うか買わざるか)>>安価下
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/22(木) 22:55:34.89 ID:f2fqQRak0
人形にする薬を買おう
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/08/22(木) 23:24:39.47 ID:3DCUT/1u0
 俺は少し考え、より有用そうな方を購入した。


俺「この脱力する薬をください」


店員「あいよ……………」


 店員は俺がそう言い金を払うと、それを受け取り、材料を調合した。
 薬を調合する工程はよくわからず、途中フラスコやらすり鉢やらも使っていた気がするが、気づけば粉薬は完成していた。


 残り所持金:金貨9枚、銀貨7枚。(97000円)


俺「じゃあ、ありがとうございました」


店員「ああ………………またいつか……………会えれば、な………………」


 俺は薬を受け取ると、店員に挨拶をいいその店を後にした。
 路地裏を抜けると、少し空気が冷たくなっていることに気づいた。
 空はいつの間にか雲に覆われ、今にも雨が降りそうな湿った匂いがする。


俺「まじか…………シスターたしか今日キノコ狩りに行くとか言ってなかったっけ? 大丈夫かあ…………?」


 俺は朝食に間に合うために急いで孤児院に戻る事にした。


 ◆◇◆◇◆


 森の中コンマ。
 50以下でモンスター遭遇、51以上で何事もなく。
 ゾロ目の場合それ以外のイベント。
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/22(木) 23:29:13.87 ID:fqhYtmIa0
583 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/23(金) 12:17:58.61 ID:FPgtyvVB0
 ◆◇◆◇◆


 どうやら俺は運が良いらしく、モンスターに会うことは無かった。
 まあ会わないのが一番だ。
 俺が孤児院に戻ってきたころ、ちょうど朝食を知らせる鐘が鳴り、俺は食卓についた。
 ギリギリセーフだ。


フィー「朝いなかった……………」


俺「ああ。ちょっと用事があってな」


 指輪はサプライズだ。
 フィーには渡すときまで秘密にしておこう。


サーリア「今日は春野菜炒めにしたよー!」


 サーリアが満面の笑みで蔓を操り食卓に食事を並べた。
 春野菜炒めはやけにカラフルだが、特に食べることに抵抗は起きない。
 むしろ今すぐにでも食べたいほど良い香りのする湯気を放っている。

 食事が全て並べられ、シスターがみんなを見回す。


シスター「では、みなさん。今日も世界の恵みに感謝して…………いただきます」


みんな「「「「「「「いただきまーす!」」」」」」」


 今朝も元気いっぱい、孤児院は普段通り朝を迎えたのだった。
 …………と言いたいところだが、少し気になる事がある。


ミシュラ「あ………じゃ、ろ、ローガ……………あーん…………」


ローガ「お、おう……………あーん…………」


ミシュラ「……………」


ローガ「………………」


 なんだかローガとミシュラの様子がおかしいのだ。
 地味にイチャイチャしてはいるのだが、何だかいつもと違い、二人の間に謎の距離を感じる。
 それに、ミシュラ。
 彼女は見た目からして変わっていた。
 昨日まで深く被っていたフードはもうしておらず、紫色のストレートが惜しみなく外気にさらされている。
 それに、昨日まで無かった大きな巻き角が頭の上に二本生えている。
 フードの下にそんな膨らみは感じられ無かったから、もしかしたら昨日今日で生えたものなのか?
 それに、小さな蝙蝠のような翼も生えており、ローガにあーんするごとにぱたたたっ、と羽ばたいている。
 態度、見た目と明らかに昨日とは違っているのだが、なぜか誰も指摘しない。
 俺と同じようにただ聞き辛いだけなのかも知れないが。

 二人に話しかける?(話しかける時は内容も)>>安価下
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/23(金) 12:23:33.14 ID:1P2OesNDO
話す

何か二人ともギクシャクしているがどうしたか?
585 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/24(土) 17:00:59.55 ID:3ii1uHkT0
俺「なんか二人ともさっきからギクシャクしてるが、どうかしたのか?」


 俺は思い切りそう聞いてみた。
 すると二人は目に見えて動揺し、互いに目を合わせ一瞬で赤面した後ばっと顔をそらした。
 ここまでシンクロ率百パーセント。
 そのシンクロ率から仲が悪くなった訳では絶対に無いと見て取れる。


サーリア「そうそう。なんか私も気になってました。二人ともどうしたの?」


シェリー「なんかあったんでしょ? うりうり」


ルーシェ「……………! …………………!」キラキラ


 サーリアは蔦で器用に頭上で「?」を作り、実は色恋沙汰には敏感と言うことが分かったメガネっ娘のシェリーはうりうりと二人を冷やかし、ルーシェは目を大きくしてキラキラしている。


フィー「どうしたの……………?」


俺「さあ?」


 俺達がそう二人の異様な様子に不思議がっていると、シスターが落ち着き払った様子で俺達に言った。


シスター「ほら、みんな止めなさい。二人とも嫌がっているでしょう?」


 シスターがそう言うと、冷やかし組はしぶしぶと二人から引き下がった。
 恐らく、ここで長いこと子ども達を見ているシスターは二人の何かを知っている、もしくは二人の様子から何か察しているのだろう。
 どのみち、あのシスターが注意することだから、これ以上踏み込む必要はない。
 特に俺が無理に詮索したら殺されるだろう。
 まあ、何があったかは気になるが、そこら辺は二人の恋舵にまかせよう。


 ◆◇◆◇◆
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/08/24(土) 17:12:50.24 ID:/DkzDWd70
 ◆◇◆◇◆


シスター「では。これから昨日話した通りキノコ狩りを初めます。きちんと教えた通り真っ赤なキノコ、鮮やかな色のキノコだけは取らないでくださいね」


みんな「「「「「「はーい!」」」」」」


 シスターがそう子ども達に言い、子ども達も元気に応える。
 現在地は町とは反対の森。
 植生が豊富で、また食用の植物なども多量に生えているため時々サーリアなどはここらの食物を収穫し町に売りに行っているらしい。
 因みに、今日採るキノコは数日分のシチュー用らしい。
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/08/24(土) 22:03:59.74 ID:oyuHN+1N0
 俺は大人の男なので、みんなが採った分のキノコは全部俺の背中の籠に入れることになっている。
 まあ力仕事は全体的に俺の仕事だな。
 一応俺は労働という事になっているから、それ相応の働きはしないとな。
 子供達は食べれそうなキノコを見つけてはサーリアに有毒無毒の判断をしてもらっている。


シェリー「これは?」


サーリア「マッシェレイメ。食用だね」


フィー「………ん」


サーリア「あ、フィーちゃん残念。これはシチミミサキっていう毒キノコだよ」


ローガ「…お、おう。サーリア。これは?」


サーリア「これは食べれるオウリョクガサ。野菜みたいで美味しいよ!」


フィー「…………ん?」


サーリア「あー…色は鮮やかじゃ無いけど、これはグリリガサ。毒だねー」


ルーシェ「……! ………………!」


サーリア「これはシオサイキノコ。塩っぱくて御御御付けでは塩の代わりにもなるんだよ」


フィー「……………」


サーリア「えっと………モモギリコっていう………毒キノコかな」


ミシュラ「これ綺麗だけど……もしかして毒?」


サーリア「ううん。ミシュラちゃんよく見つけたね! これニジイロダケって言って、とっっっっても美味しいんだよ!」


フィー「………………」


サーリア「チャドクガサ………」


フィー「………ぐすっ……! ひぐっ………!」


サーリア「フィーちゃんっ!? 元気出してっ!」


 どうやらフィーがまだ一つも採れていないようで、泣き出してしまった。
 フィーに対してナカダの行動>>安価下。
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 22:07:29.40 ID:ZIqjrkl50
前世での知識を参考にキノコがありそうな場所をアドバイス
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/08/25(日) 16:08:03.47 ID:8BWlAUOs0
俺「フィー」


フィー「ぐす……ナカダさん………………」


 俺はフィーの頭をぽんぽんと撫で、慰めた。


俺「そんな落ち込む必要は無いよ。見つかるかわからないけど、一緒に探そう」


フィー「ううぅ……………ナカダさぁん……………!」


 それから俺は地球にいた頃の記憶を必死に思い出し、フィーと一緒にキノコが生えてそうな場所を探しまくった。
 フィーはさっきまで泣いていたのが嘘のように笑顔で俺とキノコ狩りを楽しんだ。
 そうして帰る時間になる頃には…………


フィー「やった……………! 五個も………………!」


 フィーがキノコを抱えてぴょんぴょんと跳ねる。
 ほかの子に比べては少ないが、五個も採れたのだ。


俺「よくやったな!」


フィー「そんな…………ナカダさんのおかげ……………」


 そうやって顔を赤らめ、フィーは恥ずかしそうにそっぽを向いた。
 はは……………かわいいなぁ。


シスター「ではみなさん。小雨も降って来たことですし、そろそろ帰りましょう」


 シスターエクレアがみんなにそう呼びかけ、帰る準備をしていた時だった。


ミシュラ「あれ…………シェリーは?」


シスター「えっ?」


 ミシュラのその言葉に、みんなが辺りを見回した。
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2019/08/25(日) 19:51:52.01 ID:8BWlAUOs0
 シスター、俺、フィー、ミシュラ、ローガ、サーリア、ルーシェ…………
 マジか。
 あのムチムチメガネっ娘のシェリーがいない。
 シスターが目を見開き絶句する。


シスター「そんな……………シェリーちゃん! シェリーちゃんっ!?」


 小雨が少し強くなっており、辺りには霧が立ちこめているため、視界も悪い。


シスター「みんな、探して!」


みんな「「「「「うん!」」」」」


俺「はい!」


 ◆◇◆◇◆
591 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/25(日) 20:05:10.77 ID:8BWlAUOs0
 ◆◇◆◇◆


俺「おーい! シェーーーリーーーーー!」


フィー「シェリーちゃん………」


 これ以上迷子になるわけにも行かないため、グループを分けた。
 俺が今フィーと一緒にいるのは別に俺が志望したわけじゃないぞ。
 フィーがどうしてもとだだをこねたからだ。
 そんなに俺がいいか…………
 あのニャンガルキャットの一件もあるだろうが、グループ分けの時シスターが凄い嫌そうな顔をしていたぞ。


俺「いないな………シスター。こっちにはいな………………」


 俺は振り返り、シスターにそう呼びかけようとした。
 しかし、俺は言葉を詰まらせた。
 シスターがいない。


俺「フィ、フィー。シスターは?」


フィー「………………? …………………あれ?」


 とてつもなく嫌な予感がした。
 雨足はさっきよりも強くなり、サアアアアアア………と音を立てている。
 とてつもなく嫌な予感が頭をよぎる。
 …………まさかはぐれたのでは?
 俺は叫び、シスターや他の子達の名を呼んだ。
 何度も、何度も。



 …………しかし、誰も来なかった。

 無情にも、雨は更に強くなっきた……………


 ◆◇◆◇◆
592 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/25(日) 20:15:30.99 ID:8BWlAUOs0
 ◆◇◆◇◆


 その頃、シスターエクレア側。


シェリー「しすたあああああっ!」


シスター「ああよかったシェリーちゃん……………!」


 心細かったシェリーがシスターに泣きながら抱きつく。


ローガ「ったく。手間かけさせやがって……………大丈夫だったか?」


ミシュラ「よかったぁ…………」


サーリア「もう。だから離れないでって言ったのに」


ルーシェ「………………! …………………!」


 シスターがシェリーの頭を撫でる。


シスター「さあ。では帰りましょう。雨もそろそろ強くなって来ましたし。今夜はキノコパーティーですしね」


 シスターはみんなににっこりと微笑みかける。


みんな「「「「わーい!」」」」


シスター「ナカダさん。シェリーの最後のキノコをカゴに入れておいてください」


 シスターはそう言い、シェリーが最後に見つけたキノコをしまおうとした。
 しかし、しまえなかった。


シスター「………………あれ?」


 サーリアが辺りを見渡し、シスターに告げる。


サーリア「大変ですシスター。今度はナカダさんとフィーがいません」


 シスターが再び絶望したのと、雨が突然土砂降りに移行したのはほぼ同時だった。


 ◆◇◆◇◆
593 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/25(日) 20:28:31.91 ID:8BWlAUOs0
 ◆◇◆◇◆


俺「はぁ………………はぁ………………」


フィー「ひぃ…………ふぅ………………」


 俺達はびしょ濡れのまま洞穴の床にへたり込んだ。
 ああ、最悪だっ。


俺「急に土砂降りになるなんて聞いてねぇよ……………それにしても良いところに洞穴があったな。…………さみっ。フィーちゃん大丈夫?」


 俺はフィーの方を向いた。
 フィーはカチカチと歯を鳴らしながら小さく「寒い………」とつぶやいた。


俺「マズいな……………」


 フィーは小さい。
 それゆえ体温が奪われるのも早いのだろう。
 それに、洞穴は涼しく、フィーの衣服はびしょ濡れだ。
 どうにかして暖をとらなければ、フィーだけじゃなく俺も低体温症になってしまう。


 装備:左右ブラックジャック、革の鎧(支給品)、サークルシールド(支給品)
 所持金:金貨9枚、銀貨7枚。(97000円)
 所持品:サーリア特性傷薬(支給品)、華麗粉(三回分)、マリオネットメディスン(人形になる薬)(残り三時間分)、服(濡れ)、カゴ、大量の食用キノコ


 まずどうする?>>安価下
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 20:35:47.73 ID:f2bq0iFN0
フィーを抱えながら燃えそうなものを探す
595 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/25(日) 20:51:49.34 ID:8BWlAUOs0
俺「フィーちゃん。こっちおいで」


フィー「え…………?」


 俺は震えるフィーを手招きして膝の上に抱きかかえた。


フィー「ふええ……………///」


俺「ああ逃げないで。こうしないと身体が冷えて風邪ひいちゃうから」


フィー「あう………………」


 ふふ、俺の脂肪は伊達じゃないっ。
 これでフィーの暖は応急処置としてはとれた。
 しかし、俺が寒い。
 一応フィーは暖かいのだが、身体が小さいため俺を温めるにはいたらない。
 俺は火をおこそうと考えた。
 火をおこすために必要なのは乾いた木だ。
 一応カゴがそれにあたるが、これを壊すのはちょっと…………
 一部だけでも削れば着火の際の火付け役には役立ちそうなため、着火時には使わせてもらう。
 カゴを燃やすのは最終手段として、他の道具になる木材も無いものか………
 俺は洞穴内を見回した。

 洞穴にあったもの>>安価下1〜3(コンマ21〜99で無事発見、それ以外の場合見つからず)
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 21:06:39.96 ID:n1c5qhgF0
ナニカの骨
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 21:09:27.04 ID:qfNBWrxOo
油の感じの臭いのするスライム
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 21:11:06.98 ID:TCYgv0Xdo
白骨死体(+死体が生前着てたであろう服)
599 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/25(日) 23:08:35.07 ID:mJtJ+gqK0
 とりあえず洞穴にあるのは………
 何かの動物の骨、それに、人間の骨だ。
 なんでこんなに骨ばっかり…………


フィー「ほね…………」


 俺は骸骨が服を着ている事に気づき、それを観察した。
 普通の庶民が着るような服。しかし、乾いている。
 とりあえず俺はその骸骨の服を剥ぎ、フィーに着るように言った。


フィー「え、こ、ここで着替えるんですか…………?」


俺「俺はいいよ。とりあえず脂肪があるし。後ろ向いているから早くその濡れた服を脱いで」


フィー「はい………………見ないでくださいね……………」


 見ないって。
 フィーが着替えている間に俺も濡れた服を脱ぎ、出っ張った岩にかけておく。


フィー「………………いいよ」

 フィーがそういったので後ろを向くと、だぼだぼの服を着たためかいろいろと見えそうなフィーがいた。
 本人は全く危なくないと思っているらしいが、なるべく見ないようにしよう。
 俺は火をおこすためになるべくまっすぐで使いやすそうな何かの骨を一本借り、土砂降りの中三十秒でそこら辺の濡れた枝を仕方なく拾い集め、カゴを一部削って着火材を作った。
 俺の行動を不思議に思うフィーを横目に、俺は火を着ける準備を始めた。

 火付けコンマ下二桁>>下
 コンマ下二桁×分
 ぞろ目の場合奇跡が起きて秒で着く。
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 23:10:23.32 ID:6MF8S5GSO
オラァ!
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 23:12:48.48 ID:45063ntk0
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 00:11:05.53 ID:UK0HQ2w70
30分ちょいで火が付くとか相当有能
603 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/26(月) 01:03:04.56 ID:pRYWMk6L0
 まあ一時間よりはええな。
 あのナ○Dは5分らしいで。


 ◆◇◆◇◆


俺「よし…………! つけつけ……………っしゃ!」


 ボォッ!


フィー「やった…………!」


 カゴをなるべく壊さないように削った竹くずにようやく火が付いた。
 俺はそこに枯れ葉と湿った木を慎重に入れ火を大きくする。


俺「ふう……………暖かいな……………これで、とりあえずは何とかなるだろ」


フィー「ほわぁ………………」


 フィーが俺の膝の上で火に手を伸ばす。
 身体が小さいからこんな火でもキャンプファイヤー並みに感じるんだろうな。
 とりあえず安定した洞穴内。
 木に含まれた水分が蒸発し、水蒸気が洞穴内に満ち、サウナのようにとても暖かい。
 これからどうするか…………
 俺は外を見た。
 相変わらずの土砂降りで、外にでられそうにはない。
 空が暗くなっているのが見えるため、どうやら雲の上で日が落ちてきたようだ。


 どうする?>>安価下
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 01:17:46.38 ID:CXv0UOvvo
キノコを食べて体力回復
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 01:18:15.79 ID:CXv0UOvvo
あ、焼いて食べて
606 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/26(月) 09:35:55.98 ID:pRYWMk6L0
俺「とりあえずフィーちゃん。キノコ食べようか」


フィー「ん…………」


 俺はカゴから安そうなキノコを取り出し、ちぎって木の枝に焼き串のように連ならせて刺して火にかけた。
 それを数本作り、とりあえず体力を回復するには十分と思える量を準備した。
 しばらくするとかぐわしい香りがしてきたので、串を取り二人ではむ。
 調味料が無いのが残念だが、無いにしてはうまい。
 キノコそのものの旨味や、溢れ出るジューシーな汁がおいしい。


フィー「はふ………はふはふ…………んぉぃしぃ…………❤」


 フィーも美味しそうにキノコを口いっぱいに頬張っている。
607 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi :2019/08/26(月) 10:22:29.89 ID:pRYWMk6L0
 キノコを食べ終わった後、俺はまたフィーを抱え火の前で暖を取った。
 時おり湿った枝を放り込み、火力を維持する。
 そうして話題もなくしばらく沈黙の時が流れた。


フィー「…………………ナカダさん…………………」


俺「ん、なに?」


 火の前でぼーっとしていると、突然、フィーが話しかけてきた。
 その声は、どこか寂しそうだった。


フィー「私……………ナカダさんに隠してること、あります………………」


俺「うん?」


 フィーは自分を抱えている俺の腕を抱きしめた。


フィー「いつもはシスターがいるけど……………今二人っきりだから、話します……………」


俺「うーん…………いや、別に秘密なんて人それぞれだから俺は気にしないし…………っていうかなんで俺?」


 俺がそう聞くと、フィーは俺の太い腕をさすった。


フィー「ナカダさんが、助けてくれたから……………優しいから……………信じれるから、話すんです」


俺「ああ…………うん。いいよ」


 その何かの覚悟を決めたようなフィーの言葉に、俺は頷いた。


フィー「シスターから…………私は病気だって聞いてますよね…………」


 俺は頷く。
 確か不定期に体温が高くなる病気で、手の甲と下腹部にある紋章で症状を抑制してると言っていたな。



フィー「あれ………ウソなんです」


俺「…………………」


 フィーは苦しそうに続ける。


フィー「この紋章も……………熱を抑えるものなんかじゃない…………あの熱は……………この紋章のせいで…………はぁ……………っ、はぁ…………!」


俺「フィーちゃん、辛かったら言わなくても…………」


 奴隷、紋章、熱。
 これだけのワードが揃えば、ラノベを読んでいる物ならいやでも察する。
 フィーは苦しそうに息をしながら、俺の制止も聞かずに言い切った。


フィー「これは……………淫紋………はぁ…………私を、不定期に発情させるための…………淫紋、なんです……………」


 涙を流しながら、思い出したくもないであろう過去を幻視しながら、フィーは俺にそう打ち明けた。
 なぜ俺に?
 どうして今?
 なんにせよ、フィーがその秘密を打ち明ける人物を俺に決めたことは事実だ。
 恐らく孤児院ではシスター以外は知らないだろう。


 どうする?>>安価下
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 11:52:11.27 ID:GJwGfuep0
どんな秘密があったってフィーのことは嫌いにならないこと、シスターと同じくらい自分のことを信頼してくれていることを嬉しいことを伝える
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/08/26(月) 13:07:53.15 ID:pRYWMk6L0
俺「とりあえず気を落ち着かせて。大丈夫、大丈夫……」


 俺がそういうと、フィーはゆっくりと呼吸を整えていった。


フィー「これで………私のこと………嫌いになりましたよね……?」


 フィーがそう聞いてくる。
 俺は首を振る。


俺「いや。たとえ秘密があったって、フィーちゃんのことは嫌いにならないよ。それに、そんな辛い秘密を打ち明けてくれるなんて、シスターエクレアとおんなじくらい俺のことを信頼してくれてるってわかって嬉しいよ」


 俺がそう伝えると、フィーは一瞬驚いたような顔をした。
 そして、ボロボロと涙を零した。
 突然の落涙に慌てる俺。


俺「だ、大丈夫っ?」


フィー「う、わ、私、私………ごめ、ごめんなさい、ごめんなさい………!」


俺「な、なんで、フィーちゃんが謝るの……? えっと……とりあえず、涙拭いて」


 だぼだぼの服で涙を拭いたフィーが涙の訳をポツリポツリと話し始める。


フィー「私……私、聞いたんです。シスターとナカダさんが話しているところ………それで、ナカダさんが一ヶ月後にここを離れるって…………」


俺「ああ、うん。いつまでもここにいるわけには行かないしね。お金がある程度貯まったら、ここを離れてとある目的のために旅に出なきゃいけないんだ」


フィー「だから……だから……私、ナカダさんに嫌われようと思って………秘密を、話したんです………」


 …………ん?
 前後関係が分からない………
610 :オパビー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2019/08/26(月) 13:35:58.52 ID:pRYWMk6L0
俺「俺に嫌われようと思ったって………俺の事が嫌いってこと?」


フィー「ち、違うんです! そうじゃ、なくて………」


 フィーがうつむく。
 そして、小さく呟くように言った。


フィー「……………ナカダさんの事が………好きなんです………」


俺「…………え?」


 それは、完全に予想外だった。


俺「その、好きってのは………」


フィー「好き、です………あの時、助けてくれて………嬉しくて…………おとぎ話の王子様みたいって思って………心がときめいて……しばらく一緒にいるうちに、私、恋してるんだって気づいて…………」


 待て待て待て待て………
 俺に恋してる?
 そんなちょっと助けたくらいだろ?
 ………まさかアフロディーテの加護のとかいうやつの効果か?


俺「いや、俺デブだし、それにイケメンじゃないでしょ?」


フィー「それでも、好きなんです………」


 ぐっふ。
 そんな純粋な目で見られたら何にも言えなくなるって………


フィー「このまま、ずっと一緒に居たいと思える人に会えたと思った………いつか、この気持ちも伝えたいと思った…………でも………いつかはナカダさんが、行ってしまうと知った…………」


 フィーがまた嗚咽し始める。


フィー「だから、だからっ………もういっそ、もう嫌われちゃえば、忘れられると思って……! 忘れて、今まで通り暮らしちゃえばと思って………! そう思って言ったのに……! 嫌われ無くて………!」


 だから、こんな辛い秘密を打ち明けたのか……
 好きな俺に嫌われるために?
 それは………辛いだろ。
 フィーが顔を上げる。


フィー「ナカダさん………っ!」


俺「う、うん?」


 俺に詰め寄り、顔をぐしゃぐしゃにして、フィーが言う。


フィー「わ、私を……! ナカダさんの旅に連れて行ってくださいっ……! 私、何でもしますっ、からっ………!」


俺「旅に…? そ、それは………」


フィー「な、なんでもしますからっ……! ナカダさんと一緒にいたい、だけだからっ……!」


 フィーは必死にそう懇願する。
 俺は戸惑う。
 たしかに、フィーがいるのは孤児院だ。
 だから、手続きをすればちゃんと引き取る事も出来、そうやって引き取られて行った子も多いという。
 しかし、フィーを連れて行くのは難しい。
 なぜなら、俺はハーレムを築かなくてはいけないから。
 あの神と名乗る少年からそう言われたからか、フィーとだけ添い遂げようという選択肢は選べないらしく、魂の奥底からその選択肢の否定がされる。俺は初めてあの神と名乗る少年を心の中で罵り、現状を見た。
 フィーを旅に連れて行くとなれば、目の前の無垢な少女に全てを伝えなければいけない。俺はハーレムを作ると。それはフィーを一途に愛さないという意の表明であり、フィーは深く悲しむだろう。だが、旅に連れて行かないとなれば、同様にフィーは深く悲しむだろう。
 どうする? 全てを伝えるか? それとも、嘘をつくか……? 俺の選択は………

俺「>>安価下(フィーがハーレム入りするか否かの決定やで……)」
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