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【安価】退魔の巫女と蠢く妖魔
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257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 18:59:52.55 ID:Uue7qRy/o
居合一閃
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 18:59:59.30 ID:jtvuPn3f0
間男クソ女絶対[
ピーーー
]マンか…応援したくなる
抱きしめて、魂を取り込みひとつになろうとする
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 19:00:13.94 ID:zXR3Btbfo
刀を巻き上げて武器を奪い組み敷いて帰ってこいと締め上げる
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 19:00:21.78 ID:yeiCkK7zO
袈裟斬り
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 19:01:01.38 ID:97ElEbiqo
つ、強すぎる…
262 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 19:01:08.77 ID:yeiCkK7zO
やっぱりあかりちゃんつえーわ
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 19:01:25.89 ID:jtvuPn3f0
マジで言ってる?ホンマやばいなこの子
ここまでくるとエロ同人ゲーの純潔エンドみたいなの迎えてみたくなってくるな
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 19:02:05.26 ID:IXwj/ah3O
刀であかりの攻撃をいなしてカウンターで蹴る。
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 19:03:43.72 ID:IXwj/ah3O
そらエロ要素少な目だったし暴力的になるのはしゃあない。そしてマジ鉄壁。
266 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 19:09:16.59 ID:aK/ysw5NO
あかりちゃん頑張ったよ。だからもうええんやで
後45死ぬ気で怨霊さん頑張れ
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 19:12:28.61 ID:cBhOdLn60
良いじゃないか、我慢した分楽しみが増えるだから
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 19:17:09.31 ID:IC6FgCltO
行方不明の茜を救出して純愛エンドとかにいくのかな?
269 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 19:22:14.36 ID:Bal/UGGLo
>>267
我慢しすぎて1スレまるごとエロなし(絶頂を止める意味ではない寸止め)になったスレがあってだな
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 19:37:50.70 ID:IXwj/ah3O
こうも鉄壁だとコンマ運を泥沼化している他のスレに分けてほしくなるな。
271 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 19:38:40.37 ID:olB6VGNVo
何人抜きしたら純潔エンドとかありますかね?
272 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/14(土) 20:24:35.75 ID:pwA5ZvGN0
魂狩「ミツゥゥ!」
あかり「このっ……!」
鎧武者は剣を構えることなく、まるで熱い抱擁を交わそうとするかのように両腕を広げてあかりに迫ってきた。
あかりはそれを刀で弾き、近づかせないようにする。
無防備に晒された鎧の胴に、あかりは容赦なく祓魔の炎刃で斬りつける。
だというのに、鎧は甲高い音を響かせるだけで小さな切り傷程度しか刻まれなかった。
あかり(くっ、なんて硬さなの……! 『日輪』の刃がここまで通らないなんて……!)
魂狩「なぜだ、ミツ……帰ってきてくれたんじゃないのか……」
あかり(あれを斬るためには、生半可な一撃じゃダメだ!)
あかりはバックステップで大きく距離をとると、刀を一度鞘に納めた。
腰を低く落とし、目の前の鎧武者をキツく睨みつける。
鎧武者は頭を抱え、何かにうなされるように念仏のような低い唸り声を上げていた。
どういうわけかは知らないが、今妖魔に敵意はない。
このチャンスを見過ごす理由はない。今なら、大振りの攻撃を放っても避けられないかもしれない。
フッと短く息を吐くと、あかりは弾かれたように駆け出した。
最初の数歩で一気に最高速度にまで持っていく。常人では残像すら捉えられないだろう。
精神が、極限まで研ぎ澄まされていく。加速する世界の中で、あかりの思考だけがゆっくりと流れる。
刀の柄を握る拳に力を込める。それでいて、無駄に力が逃げてしまわないように脱力を行う。
鞘の内側を走る刃は、鞘から解き放たれた瞬間に神速の斬撃を放つ。それが、抜刀術の極意。
あかり(今だッ!)
あかりは、加速する身体の勢いも乗せるようにして、刀を抜き去ろうとする。
273 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/14(土) 20:28:55.84 ID:pwA5ZvGN0
刹那の出来事だった。人間の感覚では捉えられない、時の狭間の無音のような世界で。
対峙した武者が、腰に納めた自らの刀に手をかけているのが見えた。
いつの間にか鞘に納められていた刀。戦意を持っていないので邪魔にならないようにしたのだろう程度にしか思っていなかった。
あかりの背筋に悪寒が迸る。汗が吹き出し、全身の気が逆立った。
脳裏に刻まれるのは、鮮烈な死のイメージ。胴から切り離され、無惨に宙を舞う自らの首。
全身が怯えていた。生物としての本能が、必死の攻撃を回避せよと全神経に命令を送る。
あかり「うおおおおおおぉぉぉぉッッ!!」
あかりは、その恐怖を全霊でねじ伏せた。
このタイミングで回避などしようものなら、それこそが致命的。
あかりの退魔士としての本能が、その一撃を迎え撃てと全身を奮え立たせた。
両者、必殺の間合いに入る。
鞘から抜き放たれた二つの刃は、その一瞬だけ、世界を置き去りにした。
神速の刃が斬り結む。
邂逅の後、再び時が動き出したかのように金属音が響いた。辺りの壁すべてに、横一閃の切り傷が刻まれる。
あかりは脂汗を流しながら、苦渋を舐めたかのように顔をしかめた。
視界の端に白い欠片が星屑のように煌めく。あかりの『日輪』が欠けてしまったのだ。
対する鎧武者の持つ刀には、一つの刃こぼれもない。
あかり(負けた! 剣士として……!)
鎧武者の横を通り過ぎたあかりは、震える脚に力を入れられなくなり、跪くように崩れ落ちた。
274 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/14(土) 20:30:13.02 ID:pwA5ZvGN0
そして。
バキン! と大きな音を立てて、鎧の胴が砕け散った。
あかりの決死の刃は、武者の刀を弾いてその鎧に届いていたのだった。
魂狩「うぅ、ミツ、なぜ……」
あかり「ハァ、ハァ……!」
あかり(でも、本当にヤバかった……! あの妖魔と、峰ではなく刃で斬り結んでいたら、今ごろ……!)
あかりは荒々しく肩を上下させながらも、徐々に息を整えていく。
疲労感はあるものの、終わってみればあの局面を無傷で乗り切れたことはほぼ奇跡に近かった。
鎧武者が、ヨロヨロとあかりの方に向き直る。
ひび割れた胴に空いた大きな穴からは、どこまでも続いていそうな闇が覗いていた。
275 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/14(土) 20:31:16.79 ID:pwA5ZvGN0
【ターン1 終了】
【攻撃1 94 VS 94 無効! 0ダメージ!】
【攻撃2 55 VS 94 無効! 0ダメージ!】
【攻撃3 30 VS 94 無効! 0ダメージ!】
【あかりの体力 100 → 100】
仮に敵の攻撃コンマでゾロ目が出たとしても、あかりの反撃コンマを上回らなければその攻撃は有効にはなりません(
>>37
参照)
実質3vs1だしと思ってこういうバランスにしましたが、しかし……
【ターン2 開始】
↓1〜↓3 魂狩の攻撃(詳細は
>>102
)
自由指定(エロでも普通の攻撃でも可)
↓4 あかりの反撃(コンマ判定のみ)
276 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage ]:2019/09/14(土) 20:31:28.69 ID:cBhOdLn60
魂狩の刀が氷の刃になる、斬られた者一瞬で氷漬けにする絶対零度の氷の剣である
魂狩はあかりの事を、獲物、としてではなく強者として勝負する真剣な眼になった。
277 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 20:31:45.45 ID:zXR3Btbfo
刀を刀身で巻き上げて奪い、組み敷いて帰ってこいと締め上げる
278 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 20:33:48.40 ID:IXwj/ah3O
刀であかりの斬撃を受け流してカウンターで蹴る。
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 20:34:02.31 ID:QNOmmdxIO
だめかな…
280 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage ]:2019/09/14(土) 20:34:07.96 ID:cBhOdLn60
ほい
281 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 20:34:11.11 ID:TfN5fR4SO
てい
282 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 20:34:35.06 ID:IC6FgCltO
勝てなかったけど、いい勝負にはなったな
283 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage ]:2019/09/14(土) 20:35:17.60 ID:cBhOdLn60
やっとコンマがあかりにそっぽを向いたな、長かった
284 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 20:43:20.89 ID:Uue7qRy/o
揺り戻しいいゾ〜
285 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 20:45:46.75 ID:IXwj/ah3O
でも2ターンで強制勝利らしいし、負けるのは何時になるやら。
286 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 20:47:49.10 ID:IC6FgCltO
まぁ今までのはあくまでコンマ神があかりを依怙贔屓してただけだしな
栞里の時みたいにヤバい場面もあったし、こればかりは運だからなぁ
287 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 20:49:34.86 ID:jtvuPn3f0
確率的には一戦目で敗北する可能性も十分にある中でここまで勝ち続けるのはすごい
288 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2019/09/14(土) 20:51:41.10 ID:aK/ysw5NO
69-31=38
45-31=14
40-31=9
38+14+9=51
あれ?勝ってね?
289 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 20:54:06.33 ID:olB6VGNVo
あかりの体力が2ターンで0になってないからあかりの勝ち
290 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 20:54:46.19 ID:IC6FgCltO
>>288
? 100から51引いても0にはならんだろ
291 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 20:55:33.00 ID:jtvuPn3f0
うん、勝ってるよ
ここまでほとんどノーダメかカスダメ程度で済んでたから、そろそろ運に見放されるかなってことよ
292 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 20:57:50.19 ID:aK/ysw5NO
あーゾロ目貫通ってコンマ超えてなきゃダメなのね
293 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/14(土) 21:49:53.21 ID:pwA5ZvGN0
魂狩「ミツ……取り戻す、絶対に……!」
こちらに向き直った鎧武者が、あかりに真剣の刃を向けて構える。
瞬間、あかりは悟った。もう、鎧武者に加減はないと。
膝が震える。今度は、疲労によるものではなかった。
逸る心臓を努めて抑えながら、あかりは静かに息を吐く。
あかりも応えるように刀を構えた。
あかりの刀に紅蓮の炎が纏われる。闇夜を照らし、妖魔を斬り伏せる祓魔の炎。
瞳が抜け落ち窪みとなった武者の双眸は、煌々と燃える炎に照らされながらも暗い闇をたたえていた。
すると、対峙する鎧武者の持つ刀にも変化が現れた。
白く煌めく刃が、徐々に透き通っていく。その刃は、まさに芸術品のようであった。
青白く半透明な刃の周りに、白い靄がかかるのが見えた。
冷気だ。燃え盛る劫火を前にして、なお凍てつくような冷気を放っている。
あかりは、背筋がすぅーっと冷たくなっていくのを感じた。
強者を前にした恐怖がそう錯覚させるのか。情けないが、愛刀の放つ炎熱が打ち負けているという可能性の方が堪える。
あかりが妖魔に与えたダメージはおそらく大きい。
だが、先ほど一撃で仕留められなかったのはまずかったかもしれない。
知らず知らず悲観的になる思考を切り替えるように、あかりは小さく頭を振った。
294 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/14(土) 21:51:59.96 ID:pwA5ZvGN0
対峙する鎧武者に隙はない。
だが、なければ作るしかない。『格下』が挑むなら、相手の出方を見るなどという悠長なことはしてはならない。
あかり「おおおぉぉぉ!!」
あかりは、鎧武者めがけて一直線に駆け出した。
爆ぜた空気の勢いも載せ、炎熱を纏う刀が振るわれた。
受ける氷刃が炎刃を受け止めた。
正反対の力がぶつかり合った余波で、辺り一面がミシミシと音を立てて揺れた。
そして、あかりの持つ刀が纏っていた炎が掻き消えた。
あかり「っ!?」
攻撃が効かないことはあっても、祓魔の炎を掻き消されることなど今まで一度もなかった。
持ち主の動揺はそのまま刀に現れる。
均衡は一気に崩れ、勝負は呆気ないほどに片が付く。
あかりの持つ刀が瞬く間に氷漬けにされた。炎熱で防いでいた冷気がスーツを貫通し、あかりの肌を貫く。
筋肉が強張る。柄を握る指がかじかみ、強く握りしめることも刀から手を離すことすらできなくなった。
当然、そんな大きな隙を妖魔が見逃すはずもない。
刀身で刀を舞い上げられる。これまで数多くの妖魔を共に斬り伏せてきた愛刀を手放したことで、あかりの心は一瞬で恐怖に塗りつぶされる。
そのまま重たい蹴りを放たれ、あかりは地面を転がった。
295 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/14(土) 21:53:55.68 ID:pwA5ZvGN0
あかり(ダメだ、怯むな! 刀がなくても立ち上がらないと……!)
腰巾着に納めていたクナイを取り出す。刀ほど使い慣れてはいないが、忍の末裔として最低限武器としては使用できる。
しかし、それを投擲するよりも先に、鎧武者に地面に押さえつけられてしまった。
あかり「くっ……!」
仰向けにされ、あかりは完全に組み敷かれた形となった
豊満な胸が、ピッチリスーツに支えられながらも重力に負け左右に押し広がる。
上にのしかかる鎧は重く、霊力により強化されたあかりの腕力でしても一ミリも動かせなかった。
魂狩「ミツ、ミツゥ……」
あかり「だから、そんな人知らないってば! 離してよ!」
魂狩「ミツゥ!」ガシッ
あかり「ひゃっ!? は、離して……!」
魂狩「帰ってこい、帰ってこい……!」ミシミシ!
あかり「が、ハッ……! やめ……!」
あかりの身体が、鎧に抱き抱えられるように締め上げられた。
冷たく硬い鉄の鎧に押しつぶされて、胸がはち切れそうになるほどたわみ、ひしゃげた。
全身の骨がミシミシと軋む。肺から空気が押し出され、あかりは舌を突き出しながら空気を求めるように喘いだ。
296 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/14(土) 21:57:14.86 ID:pwA5ZvGN0
どれだけ力を込めても、鎧はびくともせずにあかりを締め上げ続けた。
抵抗をすればするほど、ただ自身の肉が潰される感覚を味わうだけだ。
酸欠で、視界が狭くなっていく。あかりの心が、絶望に染められていく。
虚ろになった瞳から、ついに涙が零れ始めた。
あかり「おね、がい……たす、けて……!」
魂狩「もう離さない……帰ってきてくれ、ミツ……!」
あかり「い、いやだ……死にたく、ない……誰、か……」
どんな強敵を前にしても決して消えることのなかった不撓の炎が、あと一息で掻き消えようとしていた。
あかり「助、けて……あか、ね……!」
魂狩「ッ!?」
少女の口から漏れたその誰かの名を聞き、鎧武者はハッとしたように動きを止めた。
穿たれた双眸で、組み敷いた少女の顔を見やる。
涙を流しながら、縋るように誰かの名を呼ぶ弱々しい少女がそこにいた。
この少女には、大切に想う誰かがいる。そんな少女の命を、自分の妻だと思い込みこんな理不尽な形で踏みにじろうとしていたのか。
それではまるで、愛する妻を強引に奪い去ったやつらと同じではないか。
297 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/14(土) 21:58:15.66 ID:pwA5ZvGN0
魂狩「う、うぅ……ミツ、俺は……!」
あかり「はぁ、はぁ……」
あかり(何? 何が、どうなって……)
万力のような拘束から解き放たれたあかりは、明らかに狼狽し始めた鎧武者を見て困惑した。
しかし、このチャンスを黙って見過ごすわけにはいかない。
あかり(私ってば、何やってんのよ……! こんな情けない姿、茜に見られたら笑われちゃう!)
あかり「はああぁぁぁぁ!!」
あかりは浄炎の御札を取り出すと、握りしめた拳をそのまま鎧の風穴に突っ込んだ。
暗闇の中で紅が爆ぜ、鎧武者の穴から眩い光が漏れだした。
暗闇をたたえていた双眸に、光が宿った。
その奥に、優しそうな男の瞳が見えた。
「「ありがとう」」
声が、重なって聞こえた。
男の手を引く優しそうな女性が、あかりに向かって微笑んだ。
二つの幻影は、業火に焼かれて跡形もなく消え去った。
298 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/14(土) 22:00:00.82 ID:pwA5ZvGN0
あかり「何よ……あんな綺麗な人、私なんかと間違えたらダメでしょ……」
堰き止められていた血液が全身を巡り出す。痺れていた指先に、徐々に感覚が戻ってきた。
回復用の御札を取り出すよりも前に、あかりは胸に忍ばせていた御守りを取り出した。
僅かに宿っていた彼女の霊力は日に日に薄れていき、今やただの飾りとなってしまっていた。
あかり「ううぅ……会いたいよ……帰ってきてよ、茜……」
あかりの目元から、一筋の涙が零れた。
【ターン2 終了】
【攻撃1 69 VS 31 有効! 38ダメージ!】
【攻撃2 45 VS 31 有効! 14ダメージ!】
【攻撃3 40 VS 31 有効! 9ダメージ!】
【あかりの体力 100 → 39】
【第五戦 勝利!】
299 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/14(土) 22:02:19.64 ID:pwA5ZvGN0
後半盛り返されましたが、五戦目もあかりの勝利です
確率的におそらく勝敗は半々ぐらいになると思うんですが……
次の敵を決めます
特にテンプレはないので自由で
妖魔や妖魔が憑りついた人間等でもOK
これが終わったらまた区切りをつけて特別編です
↓1〜3でコンマ最大
(名前、見た目、能力、どんな悪いことをするか等)
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 22:02:43.87 ID:SFKLN0sx0
カーミラ
女吸血鬼
自身の眷属にふさわしい相手を探して日本までやってきた
緑の髪に赤い瞳のグラマラスな美人 胸元が大胆に開いたセクシーなドレスを着用し、背中には悪魔の羽が生えている
血を操ったり魔眼を使ったりして戦う
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 22:02:45.00 ID:IC6FgCltO
名前 さえ
見た目 黒髪おかっぱ頭に赤い着物を着たからくり人形の付喪神。
能力 毎晩自分を拾った人が寝ると夢の中に入り込み、その人が望む淫らな夢を見せて活力を奪っていく。一定以上の活力を得ると自身の分身を生み出せる。
どんな悪いことをしているか 憑りついた人の淫夢を見せながらさえを崇めるよう暗示を掛け、さえの望むがまま活力を捧げ分身を増やす傀儡にしてしまう。
302 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage ]:2019/09/14(土) 22:02:47.08 ID:cBhOdLn60
安価99の娼婦達の幽霊
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 22:02:47.39 ID:mtDXHJLIO
>>67
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 22:02:50.72 ID:4mU/SF5YO
悪堕ちした
>>151
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 22:02:53.66 ID:IXwj/ah3O
名前:最上 優(もがみ ゆう)
年齢:12歳
特徴:
身長150cm程度。ショタで男の娘だが20cm超の巨根であり絶倫。
線は細く見えるが筋肉質な体つきで身体能力は高い。
普段は気弱で甘えん坊、素直な良い子ちゃんだが霊感があったことから妖魔に取り憑かれた。
取り憑いた妖魔は堕胎や虐待などで幼くして死んだ子供達の集合体であり、年端もいかない少年に取り憑くという性質をもつ。
彼らは生まれ直したいという願いから母胎への回帰を望んで女性を惑わして母親にするために孕ませようとする。
その性質からか襲われた女性はほぼ確実に孕み、その子供も双子や三つ子といった多胎児になりやすい、堕胎しようとすると孕ませた女性を祟り[
ピーーー
]などの特徴をもつ。
若く健康で善良な女性を好み、催眠や暗示などで進んで母胎になるように淫乱にして孕むまで事に及ぶことを常套手段としており、催眠中の記憶は失われる。
本来は宿主が精通していない時や確実に孕ませるために性機能を強化する性質をもつが、今回の宿主が絶倫だったためか身体能力まで強化され異常な怪力を発する。
女装筋ショタがあるなら筋ショタ男の娘があっても良いと思うの(錯乱)
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 22:03:55.75 ID:IXwj/ah3O
早いよみんなorz
307 :
◆XZwX3xWpyjRU
[sage]:2019/09/14(土) 22:14:05.72 ID:pwA5ZvGN0
次の敵は
>>301
です
00ゾロ目なので、何か補正をつけるかも
今日はここまで。付き合ってくれた人はありがとうございました
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 22:15:18.33 ID:Uue7qRy/o
おつおつ
遂に敗北か…?
309 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 22:16:08.33 ID:jtvuPn3f0
00を出されたならばこちらも00を出すだけよ!
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage ]:2019/09/14(土) 22:17:19.96 ID:cBhOdLn60
今までの敵とは違う圧倒的な強さ持つ相手なのかもな
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 22:17:23.29 ID:IC6FgCltO
乙でした
>>308
ー309 凄いな
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 22:27:31.86 ID:IXwj/ah3O
乙です。
次こそは…
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 02:23:23.83 ID:lZE6iYyjO
一つ質問!
ちんこ生えた女の子とか男の娘の妖魔や対魔士を登場させるのはOKですか?
314 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 09:47:46.58 ID:92aFkPOW0
>>313
OKです
では始めていきます
315 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 09:53:01.09 ID:92aFkPOW0
あかり「はぁぁ!」
「ギャアアアァァァ!?」
あかりの炎刃が妖魔を切り裂いた。
その妖魔は一見すると普通の少女のように見えたが、その陶器のような白い肌が砕けると、中には闇のような空洞が広がっていた。
瞳が生気を失い、身体がバラバラに砕ける。血も肉もない、それはまるで人形だった。
砕けたパーツが紅蓮の炎に包まれる。人形の妖魔はそのまま塵も残らず消えていった。
その妖魔に取りつかれていた女が倒れ込みそうになったところを、あかりはすんでのところで抱きかかえる。
あかり(なんだか妖しい気を放ってたから探りを入れてみたら……ビンゴだったわね)
あかり(あの妖魔に生気を吸われてしまっていたみたいだけど……よかった、これぐらいならすぐに良くなる)
あかり(にしても、あの妖魔……呪詛タイプで元々戦闘は不向きなようだったけど、それにしても手ごたえがなかったというか……)
あかり(自分が祓われるかもって状況なのに、必死さがなかった気がする)
妖魔の多くは、その強すぎる怨みや憎しみが核となってこの世に具現化する。
どんな小物であろうと、死ぬ間際にはそれらへの強い執着を見せるはずなのだが。
あかり(なんだか、これで終わった気がしない……『総会』にもそう報告しておこう)
あかりは刀をしまうと、ビルの屋上を駆けながら夜の街に消えていった。
316 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 09:57:58.79 ID:92aFkPOW0
さよ(ふふ、あのお姉さん、なんて上質な霊気なの。すっごくおいしそう♥)
闇夜の中、気付かれないようにあかりを盗み見ていたその少女は、うっとりと目を細め朱い舌で唇を濡らした。
黒髪のおかっぱに、赤い着物。先ほどあかりが倒した妖魔と寸分たがわず同じ容姿をしていた。
当然だ。先ほどあかりが倒したのは、この妖魔の分身なのだから。
さえ(でも、すごく強いわ。本体の私でも、真正面から挑めば勝ち目はないでしょうね)
さえ(あの霊感の強さじゃあ人形も拾ってもらえずに壊されちゃう。困ったわ)
さえ(どうしましょう。危ないけれど、あのお姉さんの霊気、どうしてもほしくなっちゃった♥)
さえ(退魔士の家に忍び込むのは自殺行為……となれば……)
さえ(ふふ、大丈夫……どれだけ強い退魔士であっても、夢の中じゃあみんな無防備なんだから♥)
少女は目を閉じ、先ほどまで熱いまなざしで見つめていた退魔士の華麗な姿を思い描いた。
空洞であるはずの臍下の奥辺りが、ジクジクと疼くのを感じた。
317 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 10:00:46.65 ID:92aFkPOW0
◆ ◆ ◆
あかり「すぅ……すぅ……」
「紅さん、最近よく寝てるよね……特に午後一の授業は100パー寝てるし」
「あれだけ先生に注意されてるのに、懲りないよねー。夜バイトとかしてんのかな」
「あるいは、彼氏とか!」
「うっわーそれヤバいね! 男だったら、あのおっぱいは寝かさないでしょ」
「ヤりまくりだろうねー! 紅さんがそんな感じだったら男子ども泣いちゃいそう」
クスクス、とクラスメイトたちが下世話な女子トークを繰り広げているのにも気付かず、あかりはぐっすりと眠っていた。
あかりとしても、授業中に寝てしまうのは申し訳ないという気持ちはあった。
だから、昼食をとった後は次の授業までの合間に仮眠をとることにしていた。
腕を枕にして、うつ伏せになって眠っている。ブラウスの上からも分かる豊満な胸が窮屈そうに潰れていた。
「……」
クラスメイトの一人が、教室に戻ってきた。
虚ろな目をした少女は、寝ているあかりの横を通って自席に座った。
そのまま、あかりと同じように仮眠の体勢に入る。
すっと目を閉じると、少女は数秒もしないうちに夢の世界へと堕ちていった。
あかりは、よだれを垂らしながら気持ち良さそうに眠っていた。
その顔のすぐそば、寝息が当たるほどの位置に、紙で作られた小さな人形が置かれていた。
先ほど、クラスメイトの少女が横を通る際に、腕の隙間からそっと忍ばせたものだ。
その人形には、長い女の黒髪がぐるぐると巻かれていた。
318 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 10:08:08.99 ID:92aFkPOW0
さえ「ふふ、うまく入り込めたようね」
右も左も、上も下も分からない。何もない、果てのない世界。
あらゆる概念が混沌とし、結果として何の意味も持たない潜在意識の海を、赤い着物の少女は深く深く沈んでいった。
本来は、その世界の主以外は決して足を踏み入れることのできない聖域。
その妖魔は、自身に忠誠を誓わせた傀儡を媒介にして、あかりの夢に忍び込んだのだった。
妖魔の向かう先には、この世界の創造主であるあかりが揺蕩っていた。
一糸纏わぬ生まれたままの姿で、あかりは眠ったように目を閉じていた。
あかりに触れられるところにまで降りてきた少女は、その小さな手をあかりの頬にそっと添えた。
あかりはまるで反応を示さない。母の腕の中で眠る赤子のように無防備だった。
少女は、あかりにゆっくりと顔を近づけていく。そして、額と額をぴとっとくっつけた。
あかり「ん……」
さえ「ねぇ、お姉さんはどんな夢が見たいのかしら♥」
漆で塗り潰されたかのような黒の瞳が、あかりの奥底を見透かすように射抜いていた。
さえがあかりに見せる淫夢の内容 ↓1〜↓3 コンマ最大
最大ゾロ目(00)補正で、通常の戦闘に入る前に採用コンマの数値分のダメージを与えます
コンマの内容はあかりの反撃なしで有効になります(内容によってずらしあり)
319 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 10:10:35.80 ID:FHgjGpjsO
結婚式場でふたなりとなった新郎の茜に前面ぱっくりのエロチックなウェディングドレスで他の退魔士に祝福されながら犯されるあかり
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 10:12:30.77 ID:1BMeWq/eO
初恋の相手に夜這いをかけられてじっくりねっとり
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/09/15(日) 10:13:06.27 ID:7rr9gPyv0
茜と一緒に今まで退治した妖魔&退魔士達の性奴隷として犯され堕ちていく
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 10:13:46.34 ID:Grrpy+9r0
あかりが最初に戦った妖魔に取り憑かれた触手少女にもし敗北していたらのIFの夢、
あかりが少女に触手攻めに合ってる夢
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 10:14:07.78 ID:S3VdoMqNO
ふたなりになった茜にレイプされる
貫通ダメージ大きすぎない?
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 10:15:06.06 ID:jm1pTh9Wo
貫通って考えたら最小でも 良かった気はするね
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 10:17:35.83 ID:YlSDlxYdO
00補正無くても77(ゾロ目)+46(80-34)あるから即死だこれ
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/09/15(日) 10:19:04.17 ID:7rr9gPyv0
とうとうあかりにも年貢の納め時が来たか
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 10:20:57.90 ID:FHgjGpjsO
これ全部見るってどんな順番になるんだろう?
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 10:21:58.14 ID:1BMeWq/eO
一つ選択なんじゃない?
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 10:22:03.81 ID:jm1pTh9Wo
これは最大だけ採用だから20残して通常戦闘だよね?
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 10:23:42.36 ID:FHgjGpjsO
あぁ、コンマ最大だけか
書いてないだけで
>>322
があかりの抵抗コンマでいいんだよね?
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 10:25:47.14 ID:4UgCgit/o
>>330
>>318
>コンマの内容はあかりの反撃なしで有効になります(内容によってずらしあり)
もうちょっとよく読みましょ
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 10:26:57.58 ID:FHgjGpjsO
>>331
スマソ
333 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 12:22:02.81 ID:92aFkPOW0
教会に、祝福の鐘の音が響いた。
純白のウェディングドレスに身を包んだ新婦が、深紅のバージンロードをゆっくりと歩く。
純潔の象徴であるはずのそのドレスは前面がぱっくりと割れ、その溢れ出そうな乳の谷間や引き締まったお腹が曝け出さられていた。
彼女が向かう先には、彼女が恋焦がれていた最愛の人が待っていた。
新婦が、新郎の前に並び立つ。
ゆっくりと持ち上げられたベールの奥にあったのは、大人に至る過程の中でまだ幼さを残した少女であった。
少女――あかりは頬を染め、とろんとした熱っぽい視線で目の前の新郎を見上げていた。
シックな黒のタキシードがよく似合う。あかりでなくとも、女性であればそのカッコよさに目を奪られるだろう。
しかし、よく見てみれば、その長い睫毛や柔らかそうな唇、そしてシャツを内側から押し上げる双丘が、彼女がまぎれもない女性であることを示していた。
「健やかなるときも、辞める時も、互いを愛し、決して離れることなく生涯を共にすることを誓いますか?」
茜「誓います」
神父の問いかけに、彼女――茜は間を置くこともなく断言した。
もう二度と離れないという彼女の誓いの言葉に、あかりの胸は切ないほどに熱くなった。
あかり「……誓います」
後に続くように、あかりも誓いを打ち立てた。
訪れていた来客たちが、にこやかな笑顔とともに祝福の拍手を送る。
皆に祝福されながら最愛の人と結ばれることができる幸福に、あかりは自然と涙をこぼしていた。
334 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 12:23:05.05 ID:92aFkPOW0
神に契りを交わした二人は向かい合う。視線が交じり合い、熱い吐息が肌に触れ、そして、二人の距離がゼロになった。
あかり「ん、ふっ…ちゅ、ちゅぱ……♥」
茜「んっ、ちゅ、んふ、れろっ……♥」
あかり「んんっ…! ちゅぱ、れろ、んぐ、んあぁ!♡」
誓いのキスが、徐々に荒々しくなっていく。
唇を奪われたのは初めてだというのに、舌まで絡ませてくる茜にあかりは必死に応えた。
未知の感覚に、あかりは肩を跳ね上がらせた。腰を強く抱き寄せられ、逃げ場もないままに唇を貪られる。
その力強く、荒々しい求愛の口づけに、あかりの下腹部は熱でグズグズに熔かされてしまった。
あかり「んちゅ、れろ、ぷはぁ♥ はぁ、はぁ…あかねぇ……♥」
あかりは完全に雄を誘う雌の目をしながら、茜の首に腕を回して身体を寄せた。
あかりの豊満な胸と、茜のほどよく膨らんだ胸が潰れ合う。
あかりは腰を艶めかしく揺らしながら、胸をむぎゅむぎゅと押し付ける。
前面が大きく開かれていたドレスがずれ、ぴんと勃った鴇色の乳首があらわになった。
335 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 12:24:49.90 ID:92aFkPOW0
茜は期待に答えるように、あかりの胸にそっと手を伸ばした。
あかり「あんっ♥ はぁ、はぁ、んっ、ああぁ♥」
胸を揉みしだかれる。いつものじゃれるような手つきではない。いやらしい、官能的な触り方。
茜は、開かれたドレスのふちに指をひっかけると、それを一気に擦り下ろした。
ばるんっ! と弾むようにして、あかりの胸が勢いよく曝け出された。
茜だけでなく、大勢の来客たちにも自身の胸を見られてしまっているということに、あかりは羞恥で震えた。
茜はあかりの髪を掻き分けると、真っ赤に染まった耳に舌を這わせた。
あかり「はうんっ!?♥ あひ、あ、そこっ、んひぅ♥」
目をきゅっと瞑るあかりの目尻に、涙が浮かぶ。
あかりの胸を弄びながら、茜はもう一方の手でぐちょぐちょに濡れそぼったあかりの秘所に指を滑り込ませた。
あかり「あはぁん!♥ あ、あんっ♥ すごい、キモチいい…!♥」
犬のような荒い息を吐きながら、あかりは最愛の人から与えられる快楽を享受していた。
大切な場所を指で荒々しく掻き回されても、それが茜によるものだと思うと腰が砕けそうになるほどの快感しか感じられない。
あかりは頬をだらしなく緩ませながら、雄に媚びるような嬌声を上げ続けていた。
茜「あかり……あかりっ……!」
あかり「はぁ、はぁぁ…♥ あかね、あかねぇ…♥」
耳元で悩ましく自身の名を呼ばれるたびに、あかりの脳が溶かされていく。
336 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 12:27:35.54 ID:92aFkPOW0
と、秘所に触れた指ではない何かの感触に、あかりは虚ろな瞳を下に向けた。
あかりの濡れた陰唇に、赤黒く怒張したソレの先端があてがわれていた。
あかり(え、あれ、これ、男の人の……なんで、茜に……?)
靄がかかったかのように、思考が上手くまとまらない。何かを考えようとしても、すぐに霧散してしまう。
茜にコレが生えているのっていいんだっけ?
ていうか、茜とこんなことをしていいんだっけ?
そもそも、ここはどこ? 私は……茜は、今どこにいるの?
あかり「ま、待っ――おっへえぇぇ!?♥」ビクン!
浮かびかかっていた疑問は、あかりの奥深くまで突き立てられた肉棒により消し飛んでしまった。
バチバチと、あかりの視界で火花が弾ける。
火傷してしまいそうなほどの狂熱を帯びた膣内が、侵入してきた肉棒をキュンキュンと締め付けた。
『初めて』のはずなのに一切の痛みはなかった。訪れたのは、壊れてしまいそうになるほどの甘美な快感だけだ。
あかり「ま、待っへ♥ これ、ヤバ――んぎぃ!?♥ ひぎっ、あへ、あひぇええ!♥♥」
あかりが制止の言葉を吐くよりも早く、抽挿が開始されてしまう。
自分でも届かない、今まで誰にも触れさせたことのなかった最奥を容赦なく突き上げられる。
キュンキュンと締まる膣内を、肉棒が強引にこじ開けていく。
ヒダをゴリゴリと削られるような力任せの抽挿に、あかりの腰がビクンと跳ねた。
337 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 12:29:55.28 ID:92aFkPOW0
かり(き、キモヂいいっ♥ お、おかしい、こんなの、おかしいよ♥ 頭、おかしくなる!♥)
あかり(あれ、でも、何がおかしいんだっけ♥ ダメ、キモチいい、分からなくなる♥)
あかり(ダメなのに、おかしくなるほどキモヂいいぃぃ!♥♥ あれ、こんなキモチいいのに、何がダメなんだっけ♥)
あかり「おほッ、お、ひぐゥ!?♥ やめ、らめてっ、茜、イグッ♥」
グズグズに蕩け切った雌の顔をしながらも、あかりは茜にやめてもらうよう懇願した。
縋りつくように、茜の胸元を掴む。
しかし、茜は答えない。これだけ近くにいるのに、表情もよく分からない。茜の息遣いを感じない。
あかり「あ、あかね……? ひ、ひぐっ!?♥ ち、違う、これ、茜じゃない……!」
あかり「やっ、ダメ、ダメダメっ♥ やらっ、いぐ、イっちゃう♥」
あかり「イッグウウウウゥゥゥゥウウウウ!!?♥♥」ビクンビクン!
あまりに強烈な絶頂に、あかりは跳ね上がるように背中を大きく仰け反らせた。
痙攣するあかりの膣内に、白濁が容赦なく吐き出される。
熱くドロドロとしたもので最奥を満たされていく感触に、あかりは望まない多幸感を覚えた。
ピークが過ぎた後も、あかりは余韻で腰を震わせていた。
結合部から、愛液と混ざり合った白濁が零れ、白い糸を垂らした。
あれだけ出したというのに、膣内の肉棒はまだ硬さを保っていた。
338 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 12:36:03.98 ID:92aFkPOW0
あかりは涙で濡れた瞳で、キッと目の前のソレを睨んだ。
茜に化けた何かが、生気のない表情であかりを見つめていた。
ゾッと、あかりの背筋が震えた。こんなものを茜だと思って、甘えた声を出し、身体まで許してしまったのか。
次に、あかりに湧き上がってきたのは怒りだった。沸々と、燃え滾る炎があかりに力を与えた。
虚ろだったあかりの瞳に、炎のように強く煌めく光が戻った。
あかり「はぁぁ!」
「ッ!?」
紅蓮の炎を纏った拳が、目の前の亡者を砕いた。
その炎はあかりの霊力が具現化したものだった。霊力は精神の力。夢の世界であろうと強い意志があれば行使できる。
気が付けば、教会も大勢の来客たちも跡形もなく消えていた。
そこに広がるのは、上も下も分からない果てのない世界。
あかり(これは夢、でも夢にしては感覚がリアルすぎる……!)
あかり「出てきなさい! どこかに本体がいるんでしょ!」
さえ「あれほどまでに溺れた状態から戻ってこれるのね。なんて精神力」
あかり「!?」
さえ「ふふ、ますます欲しくなっちゃった♥」
突如姿を現したのは、紅い着物を着た少女だった。
その姿には見覚えがある。薄く細められた目の奥に、光を映さない漆黒の瞳が覗いていた。
339 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 12:39:49.69 ID:92aFkPOW0
あかり「あんたはこの前の……! 祓ったはずじゃ……!?」
さえ「この前お姉さんが祓ったのは私の分身。本体は私」
あかり「ってことは、あんたを祓えばこのふざけた夢も醒めるってことね」
さえ「ええ。でも、いいの? ここは夢の世界。全ての理想が叶う世界」
さえ「私なら、あなたが望むままに夢を見せてあげられるんだけどなぁ。さっきまでみたいにね」
あかり「ッ!? あれのどこが理想の世界なわけ!?」
さえ「否定するの? あんなにキモチよさそうにしてたじゃない。あの新郎さんが、あなたの想い人?」
あかり「そ、そんなんじゃない! 茜は私の親友よ!」
さえ「へぇー。でも、あのお姉さんに犯されるのがあなたの深淵が望む理想なのよ?」
さえ「あのお姉さんに男のモノを生やして犯されたいと思ってるのね。ふふ、とんだ変態さんなのね、あなた」
あかり「黙れッ! それ以上適当なこと喋ると、容赦しないから!」
怒りに荒れ狂うあかりに対し、少女の妖魔はくすくすと余裕の笑みを絶やさなかった。
事実、分が悪いであろうことはあかり自身も認識していた。
先ほどの熱の余韻により、身体がのぼせたように気怠い。曝け出されたままの秘所からは、愛蜜が滴り落ちていた。
あかり(こいつは、私と茜の尊厳を踏みにじった! 絶対に許さない!)
あかりの全身から、紅い炎が舞い上がる。夢の世界では、現よりもより鮮明に霊力が具現するようだった。
さえ(あら、夢の世界でも強そうね。でも、ふふっ……お姉さん、自分があともう一押しで堕ちそうになってるの気付いてる?)
【戦闘開始!】
340 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 12:46:10.19 ID:92aFkPOW0
【ゾロ目補正! 先制攻撃有効! 80ダメージ!】
【あかりの体力 100 → 20】
ゾロ目補正はコンマ最小を採用にするか悩んだのですが、
00はゾロ目でも最大値だしと思ってコンマ最大にしました
【ターン1 開始】
通常の戦闘と同じく2ターン凌げれれば勝利、体力が0になれば敗北です
今までのあかりと同じく鉄壁の防御ができれば十分勝てます!
↓1〜↓3 さえの攻撃(詳細は
>>301
)
自由指定(エロでも普通の攻撃でも可)
↓4 あかりの反撃(コンマ判定のみ)
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 12:46:18.92 ID:vyg4yVyf0
さえはこの夢の中で天宮 栞里(あまみや しおり)を召喚した
夢の中ではさえはすでに倒された妖魔さえ召喚が可能なのだ出来るのだ
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/09/15(日) 12:46:54.78 ID:YlSDlxYdO
触手で絡めとり教室に転移。クラスメイトの前で触手に犯される様を見せつける。
――という幻影を見せる。ただし犯される感覚はそのまま。
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 12:48:01.81 ID:ztbBYW7jo
足を掴んでブロック塀に何度も叩きつける
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 12:48:06.39 ID:QssrhlxyO
茜が妖魔に犯される様を見せつけて精神攻撃。
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 12:48:33.13 ID:Nvavb+FIO
大量の茜の幻影で取り囲み、全身をくまなく愛撫させながら耳元で堕ちちゃえと囁かせる
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 12:48:43.02 ID:vyg4yVyf0
落ちたか、ついに落ちたか
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 12:48:54.27 ID:4VpfvafVO
先制攻撃無しでも負けじゃねぇか!(歓喜)
348 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 12:53:47.84 ID:LZT57TaNo
やったぜ。
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 12:55:34.60 ID:vyg4yVyf0
341と342は合わせる事が出来るな、
350 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 16:25:46.55 ID:92aFkPOW0
辺りの景色が一瞬で切り替わる。
空には月が昇り、あたりは暗い影に覆われていた。
強烈な既視感に襲われる。あかりはかつて、この光景を見たことがある。
かつてと同じ路地裏に、かつてと同じ少女が、かつてと同じ異形の姿で立っていた。
栞里「私はただ、みんなを守りたいだけなのに……」
あかり「あなたは……!?」
有無を言わせないというように、少女のドレスから伸びた触手が横薙ぎに振るわれた。
鞭のようなその触手を、あかりはバックステップでかわす。
なぜ、彼女はあの時確かに倒したはずなのに。
あかり(いや、違う! これは夢の世界、あの人形の妖魔が見せているだけの幻!)
少しでも気を抜けば、夢の世界に取り込まれそうになってしまう。
あかりは持っていた刀に炎を纏わせ、触手の少女に向かって駆けた。
先ほどまで裸だったのに、気が付けばいつもの戦闘スタイルになっているということに、あかりは疑問を抱くことができなかった。
妖魔と戦うときは、常にこのシノビスーツを身に纏っている。
今もそうだ。あかりには、そこに疑問を抱く余地などなかった。
351 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 16:29:49.80 ID:92aFkPOW0
迫りくる触手を鮮やかな剣さばきで斬り捨てながら、少女との距離を一気に詰めていく。
あかり「ガフッ!?」
突如太ももに鋭い痛みを感じたあかりは、思わず脚を止めてしまった。
まるで虚空から突如現れたかのような触手に、深く突き刺されてしまったのだ。
あかりのむっちりとした太ももに、ドクドクと液体を注ぎ込まれているのが分かる。
この毒を、あかりは知っていた。破邪のスーツを突き破り、毒耐性のあるあかりですら身体の自由が一瞬で奪われてしまう麻痺毒。
抗えない。あかりがそう思えば、夢の中ではそれが現実となる。
あかり(まだよ……!)
かつての時と同じように、あかりは燃え盛る刃を自らに突き立て気付を行おうとする。
しかし、そのあかりの行動をまるで最初から知っていたかのように、触手があかりの手から刀を弾いた。
やはり、奇策は二度も通じない。あかりは一人そう納得してしまう。
そもそもなぜ今、かつて倒したはずの敵と再び相まみえることになっているのか。
あかりはそこに、疑問を抱けない。因果が失われた世界で、あかりは正常な思考を組み立てることができなくなっていた。
得物は失われ、身体の自由は奪われた。
待っている結末は明白だ。あかりはもはや、捕食者に抗う術を持たない供物であった。
石のように動かなくなった脚を触手で縛り上げられ、そのまま吊り上げられる。
世界が残像となって、頭上に勢いよく流れていく。重力とは真逆の遠心力がかかり、あかりは吐き気を覚えた。
あかり(ま、まずい、このままじゃ……!)
加速する世界に、あかりの恐怖が膨れ上がっていく。
霊気を練ろうとしてもうまくいかない。
やがて訪れる破滅の瞬間を想起してしまい、あかりの鼓動がどんどん早くなっていく。
352 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 16:36:04.02 ID:92aFkPOW0
そしてついに、あかりの身体は勢いよくブロック塀に叩きつけられた。
あかり「ガハッ!? アアアアァァァァア゛ア゛ア゛ア゛!!」
身体がバラバラに砕けたかと思うほどの衝撃。
一瞬世界が白に染まり、遅れて全身が軋むような激痛に襲われた。
喉を引き絞るような絶叫を上げた後、あかりは吐血した。鉄と酸の混ざった味に、あかりはさらに嘔吐きそうになる。
あかりのシノビスーツは、霊的干渉だけでなく物理的な衝撃も吸収してくれる。
生身であれば間違いなく即死だった。あかりは朦朧とした意識のなかでそう考えた。
しかし、ここは夢の世界。スーツの有無など本当は関係がない。
どれだけの衝撃を受けようとも、あかりの身体は砕けない。
人体で知覚できる痛みに限度はあっても、精神体にはそんなものはない。死ぬことはなく、死よりも強烈な痛みを味わうことにある。
あかりの身体が再び吊り上げられた。
投げ縄を回すかのようにグルグルと乱暴に振り回され、あかりの身体はどんどん加速していく。
その時点ですでに、遠心力に引っ張られるあかりの身体は引き千切られそうなほどの痛みを感じていた。
あかり(ま、また来る……! さっきよりも痛いのが、また……!)
あかり(か、考えないと! なんとか逃げないと! じゃ、じゃないと、死ぬ、私死んじゃう!)
あかり「いや、いやああああぁぁぁぁぁああああ!!!」
ただの少女のような痛々しい悲鳴を上げながら、あかりは容赦なくにブロック塀に叩きつけられた。
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 16:37:30.86 ID:jFHhWFreo
吸血鬼のおしごとかな?
354 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 16:39:18.86 ID:92aFkPOW0
二度では終わらなかった。何度も何度も、あかりの身体は吊り上げられ、振り回され、叩きつけられる。
何度も、何度も、何度も、何度も、何度も。
叩き付けられ、痛みで思考が消し飛ぶ度に、あかりの心にヒビが入っていく。
退魔士としていくつもの死線を潜り抜けてきたという自尊心。人々を守らなければという正義感。
卑劣なやつらに負けたくないという矜持。弱い自分を晒してはならないという理性。
そのすべてが、粉々に砕かれていく。
ここは夢の世界。今のあかりへの攻撃は、あかりの精神をそのまま抉る行為に等しかった。
鎧をすべて砕かれた後に残るのは、触れただけで壊れてしまいそうなほど脆弱な、剥き出しになったあかりの心だった。
あかい「う、ぁ……」
いったいどれほど繰り返されていたのか。ようやくあかりへの暴虐は止まった。
脚を縛り上げられ、宙づりの状態で持ち上げられる。
あかりが身に着けていたスーツは、すでに原型がないほどにボロボロになっていた。
最初に限界を迎え曝け出されていた胸は、重力に負けてだらしなく垂れていた。
あかりの秘所も丸出しになってしまっている。黄色い液体が、わずかに赤みかかった陰毛を濡らしていた。
全身のいたるところが青い痣になっていたが、不思議と骨折などはなく、身体は綺麗なフォルムを保ったままだった。
355 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 16:41:35.64 ID:92aFkPOW0
虚ろな目から涙を流しながら、あかりはボソボソと呟いた。
あかり「ゆる、して……もう、いや……いたいの、いや……」
さえ「あら、もう降参しちゃうの? ここは精神世界、心さえ強く持てばどんな痛みにも耐えられるはずだけど」
あかり「もう、いやぁ……! あや、あやまりますから、ゆるしてぇ……!」
さえ「ふふ、そう。ちょっと虐めすぎたかしら」
くすくすと笑う着物の少女に頬を撫でられるあかりは、完全に怯え切った表情を浮かべていた。
すでに戦意は折られている。今のあかりは誇り高き退魔士などではなく、ただのか弱い少女だった。
泣きながら許しを請うあかりに対し、少女は優しく微笑み返した。
さえ「私はね、何もあなたを虐めたかったわけじゃないの。ただ、あなたに素直になってほしかっただけ」
あかり「え……? 素直に……?」
さえ「もう、強がらなくていいわよ……ほら、あなたの望む夢を見せて?」
あかり「え――え、ここは……!?」
気が付くと、辺りがまた別の景色となっていた。
ここも見覚えがある。夢に堕ちる前、一番最後に見た光景だ。
教室で談笑しあうクラスメイトたちの姿。それは、人知れず戦場を駆けるあかりにとってかけがえのない日常の姿だった。
356 :
◆XZwX3xWpyjRU
[saga]:2019/09/15(日) 16:45:34.47 ID:92aFkPOW0
あかり「へ、なんで私……きゃあっ!?」
あかりが上げた素っ頓狂な声に反応するように、クラスメイトたちがあかりの方を見やった。
教室の中心で、あかりは触手に縛られて宙に浮いていた。
脚をはしたなく開かされ、何も隠すものがない丸出しの秘所を見せつけるような体勢で固定される。
教室がどよめく。男子も女子もみな、憐れな姿となったあかりに目をやっていた。
ある者は忌避を、あるものは侮蔑を、そしてある者は劣情を抱いた目であかりを見やる。
あかりの頭が羞恥で沸騰しそうになる。なぜこんな状況に陥ったのかにまで思考が至らない。
グロテスクな触手が、ゆっくりと這うようにあかりの肌を撫でていく。
触手が通った後に残るヌメヌメとした体液に、あかりはゾワリと背筋を震えさせた。
触手の先端が、お尻の割れ目に沿うようにゆっくりと昇ってくる。その目指す先は明らかだった。
あかり「い、いや、待っ――ひぎぃぃ!?♥」
触手のぷっくりと膨らんだ先端が、あかりの秘所に滑り込んできた。
愛液で濡れそぼったあかりの膣内は、粘液に塗れた異形を驚くほどあっさりと受け入れた。
ズリズリと膣壁を擦りながら、最奥を激しくノックされる。
その度に衝撃が背筋を迸り、そのまま脳を貫く。理性を砕かれていたあかりは、快楽の信号をそのまま素直に受け取ってしまう。
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