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【艦これ】初月「艦男の娘として生きる」【R18】
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361 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:18:30.45 ID:9d8UObX+0
数秒か、それとも数分か。
沈黙を打ち破ったのは、大淀だった。
大淀「いえいえ、そんなつもりは一切ありません」
ちょっと困ったような笑顔に、僕の緊張がとける。
確かに、武器を持っている様子も、外に応援を待機させている気配も無い。
……少し考えすぎだったか。
過去の記憶に執着し過ぎたようだ。
初月「ほう?」
その言葉を受けて、姉さんたちも日常に戻っていく。
秋月姉さんはおちんちんをマッサージし、照月姉さんは食器を元に戻し、涼月姉さんは殺意を放たない抱き枕としてグッタリしていた。
362 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:19:02.10 ID:9d8UObX+0
大淀「ここは廃鎮守府の乗っ取りですが……一目見てすぐに分かりましたよ」
大淀「他の鎮守府とは比べ物にならないほど、資材を獲得していることに」
初月「ああ、それか」
大淀「あれだけの回収ルートをよく見つけましたね」
素直に感心する大淀。
同じ立場なら、僕も同じ言動だったろう。
初月「たくさん頑張ったからな」
363 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:19:34.01 ID:9d8UObX+0
初月「……上に報告するのか?」
大淀「規律を守る立場にある以上、仕方ありません……ですが」
大淀「私は、あなたたちの境遇をよく知っています」
大淀「当時の情勢を調査したのも、あなたたちの失踪を報告したのも、私ですから」
大淀「幸い、あの鎮守府の態度に問題があったことは、大本営も認めました」
大淀「なので、違法運営ではなく、新規立ち上げとして報告しようと思います」
……何かを企んでいるのか……?
364 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:20:08.98 ID:9d8UObX+0
大淀「本来なら、ここを乙種鎮守府として運営再開の手続きをするところですが……」
大淀「初月さんには、甲種鎮守府の提督となってもらいたいと思います」
初月「……甲種だと?」
僕は思わず聞き返した。
なぜなら、普通の鎮守府は乙種だからだ。
初月「甲種といえば、大本営や傘下の企業の区分じゃないか」
大淀「仰る通りです」
大淀「この鎮守府は、大本営と同じ立ち位置につける予定でいます」
365 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:20:40.81 ID:9d8UObX+0
照月「やったね初月!」ギューッ!
プルンプルンのおっぱいに視界を奪われた。
照月「甲種指定なんて、どんなに立派な提督でも受けられないんだよ!?」
提督は海軍所属だが、その実態はフランチャイズ店のオーナーと大差ない。
どんなに成績を上げても、どんなに武勲を上げても、どんなに国に貢献しても、立場はずっとそこ止まりだ。
オーナーである大本営からの指示に従い、物資を貰い、任務というノルマを達成し続けるだけの存在。
しかし僕は大本営、つまり運営の人間になるという。
待遇面は雲泥の差だ。
366 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:21:12.59 ID:9d8UObX+0
初月「理由を聞かせろ」
大淀「ここの鎮守府は、初月さんたち四人だけですか?」
初月「その通りだ」
大淀「毎日大量の資材を獲得していたのは、おそらく大本営に依存しないため……ですよね?」
なるほど、思惑が読めてきた。
367 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:21:44.35 ID:9d8UObX+0
大淀「目算ですが、ここの獲得量は文字通り、他の鎮守府に配れるほどです」
大淀「実はこの地域は、資材配送の中継から遠い上に、いくつも鎮守府が密集している場所なんですよ」
大淀「一定の資材は大本営の支給とはいえ、その運搬コストは馬鹿になりません」
初月「そこで、配給分の資材を、うちから調達させてほしい……と」
大淀「頭の回転の早い人は好きですよ」ニコリ
つまり、うちの資材が目的ということか。
うまい話だ、しかし彼女の思う通りに進むのも何か癪だな。
……どうせここは僕の城だ、僕の思う通りにさせてもらおう。
368 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:22:15.97 ID:9d8UObX+0
初月「魅力的な話だが、ここは深刻な人手不足だ」
初月「これ以上うちの艦娘の仕事が増えるようなら、そのありがたい提案を捨てるしかない」
照月「ええっ!?」ドキッ!
まさかのオコトワリ発言に驚きの声をあげる照月姉さん。
秋月姉さんの手つきも、涼月姉さんの尻肉も、驚きでビクリと震えた。
安心しろ、この程度で驚く大淀じゃない。
369 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:22:47.83 ID:9d8UObX+0
大淀「ええ、初月さんの仰ることはもっともです」
さすが大淀、この程度では一切狼狽えない。
大淀「ですので、今資材を蓄えている工廠のすぐ隣の倉庫を改装します」
大淀「普段資材を配送させている人員に鍵を与え、そこを受け渡しの場所として利用しましょう」
大淀「その際の不手際は大本営持ちとします」
なるほど、空き部屋を利用するのか。
それに作業は向こうが勝手にやってくれる。
僕たちは、自分たちに必要な分だけを確保できれば、それで良いからな。
370 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:23:19.65 ID:9d8UObX+0
大淀「毎日規定数の資材を提供する、それがこの鎮守府に与えられる唯一の任務です」
大淀「後は今まで通り、あなたの思うがままの生活をお過ごしください」
大淀「……本来なら、大本営だろうと大本営直轄だろうと、休日を作るのは好ましくありませんが……」
大淀「私が担当者となりますので、この鎮守府へ自由に入場できる権限をいただければ、後は私がすべて責任を負いましょう」
初月「さすがに大本営の人間の介入は避けられないか」
大淀「これは万一のための取り決めです、皆さんの生活の邪魔をするつもりはありません」
371 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:23:51.45 ID:9d8UObX+0
彼女は前の鎮守府の大淀だ。
中立派を名乗り、僕たちの迫害には参加しなかったが、その分僕たちを助ける素振りも無かった。
ハッキリ言って信頼できるとは言えない。
……しかし。
今はもう、状況が大きく変わった。
そのために、かつての鎮守府とは縁を切ったのだから。
それに僕は提督だ。
自分のために、姉さんたちのために、この鎮守府を守らなければ。
372 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:24:23.20 ID:9d8UObX+0
そう考えた時、果たしてこの取引は幸と出るか不幸と出るか。
僕にとっての不幸とは何だ?
そんなものは決まっている、僕の王国の解体に他ならない。
そして、大淀の目的は、ここの資材なのは明らかだ。
金で動く人間なら、金があれば裏切らないだろう。
373 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:24:55.02 ID:9d8UObX+0
初月「……分かった、信じよう」
今の大淀なら、僕の王国を崩壊させることはない――。
ここは僕の直感を信じようじゃないか。
374 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:25:26.82 ID:9d8UObX+0
大淀「では細かい取り決めは明日、出直してからにしましょう」
初月「おや? 今日じゃなくて良いのか?」
大淀「ふふふ……今日はお休みの日ですので」
なんと、そこまでこちらに合わせてくれるのか。
初月「ずいぶんサービスしてくれるんだな」
大淀「甲種の時点でお友達ですから」
大淀「それに、私もおこぼれに預かりたいので」ニコリ
どうやら資材配りは思いの外重労働らしい。
頑張って働いた甲斐があったな。
375 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:25:58.59 ID:9d8UObX+0
大淀「では明日朝一番に書類を持ってきますね」ペコリ
そう言い残して立ち去ろうとする大淀。
初月「あ、それなら一つお願いがあるんだが……」
大淀「資材回収先の島なら、もう接収済みですよ」
大淀「明日にも、あなた名義の島の権利書をお持ちします」
驚いた、まさかそこまで話を進めているとは思わなかった。
そこまで動くなんて、彼女はよほどこの鎮守府を仲間に引き入れたいのだろう。
376 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:26:30.43 ID:9d8UObX+0
大淀「それでは、また明朝にお会いしましょう」ペコリ
そして大淀は去っていった。
僕のこの状況をたしなめることなく。
マッサージ中とはいえ、勃起した男性器が丸見えだったんだが……まあいいか。
377 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:27:02.31 ID:9d8UObX+0
照月「初月、おめでとう!!」ギュー
秋月「あなたの鎮守府が甲種指定を受けるなんて……とても誇らしいです!」グスッ
初月「姉さんたちのおかげさ」
クチュクチュクチュクチュ♥
涼月「アッアッアッアッ♥」ビクンビクン♥
378 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:27:34.09 ID:9d8UObX+0
初月「僕の夢は変わらない」
初月「それは、ここを僕の国にすることだ」
初月「これからも、この僕のために頑張ってくれるか?」
秋月「はい! もちろんです!」
照月「照月たちのこと、使い倒してね?」
涼月「わ、たしたち、は……さいごまで……あなたの、ため、に……」ブルブル♥
初月「ありがとう」ニッコリ
クチュクチュクチュクチュ♥
涼月「アッアッアッアッ♥」ビクンビクン♥
379 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:28:05.89 ID:9d8UObX+0
初月「よし、鎮守府の昇格記念だ」
初月「今日は一日中、僕にハメられるご褒美をやる」
秋月「あ……♥」キュンッ♥
照月「ほ、ホントっ♥? ホントに一日中っ♥?」ジュン...♥
初月「ああ。男の約束に嘘は無い」
初月「その代わり、今日の僕はそれしかしないぞ」
初月「お前たちが全てのお世話をするんだ、分かったな?」
380 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:28:37.74 ID:9d8UObX+0
秋月「はい♥! 私たちにお任せを♥!」ハッハッハッ...♥!
照月「すりゅっ♥! ぜんぶお世話すりゅっ♥!」ヘッヘッヘッ...♥!
初月「涼月」
クチュクチュクチュクチュ♥
涼月「あ゛っ♥!? ひぎっ♥!! し♥!! しまじゅっ♥!! じまじゅぅうぅぅ〜〜ッ♥!!」ガクンガクン♥!!
初月「良し」
やれやれ、ハーレムの主というのは重労働だな……。
――――――――
――――
381 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:29:09.67 ID:9d8UObX+0
夜――
提督室――
部屋はすっかり暗闇に包まれていた。
窓から入る月の光は、僕たち姉弟の生まれたままの姿を照らす。
そのうち照月姉さんと涼月姉さんは、イキ疲れてぐったりと横たわっている。
そんな二人を両腕でそれぞれ抱きながら僕は、秋月姉さんの膝枕を堪能していた。
姉さんの健康的なお碗型おっぱいを見上げる。
秋月「お疲れ様です」ニコリ
目があった姉さんに気遣われた。
382 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:29:43.68 ID:9d8UObX+0
初月「……姉さん、僕は心配なんだ……」
秋月「私たちは、最期まであなたと一緒ですよ」
初月「いや、そっちは信頼しているさ」
初月「ただ……姉さんたち以外となると……ね」
初月「元々、鎮守府のみんなと信頼し合えなくなったことが原因だから……」
秋月「初月……」
383 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:41:59.00 ID:9d8UObX+0
初月「確かに、この鎮守府さえあれば、後はどうでもいいかも知れない……」
初月「でも、もう他の誰とも、共感も共有も出来ないのかなって思ったらさ……」
初月「……」
初月「すまない、忘れてくれ」
初月「秋風が僕をナーバスにしたんだろう」
384 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:42:33.46 ID:9d8UObX+0
秋月「では、温めますね」
そう言って秋月姉さんは、僕の上半身を優しく抱いてくれた。
張りのある肌が、温かい肌が、ふわりと僕を包むようだ。
秋月「私、あの日から、あなたに抱かれた日から、ずっと思っていることがあるんです」
初月「それはなんだい?」
385 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:43:05.46 ID:9d8UObX+0
秋月「初月のおちんちんは将来、私たち艦娘にとって、とても大切なものになると思います」
初月「それは……うーん……」
初月「ちょっと考えすぎじゃないか?」
初月「自分がそうだからって、皆も同じとは限らない」
初月「現に前の鎮守府では、大勢から疎まれてしまった」
秋月「う……」
386 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:43:37.22 ID:9d8UObX+0
初月「……だが」
初月「姉さんたちのように、心から慕ってくれる人がいることが分かったんだ」
初月「決して諦めずに、前を向いて行こうと思う」
秋月「はい、それが一番です」
秋月「きっと、おちんちんを必要とする子はいますから!」
初月「いれば良いが……」
387 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:44:09.07 ID:9d8UObX+0
秋月「これからも、私たちお姉ちゃんたちを、よろしくお願いしますね」ニコリ
屈託の無い秋月姉さんの笑顔。
照月姉さんや涼月姉さんもそうだ。
みんなの笑顔は、僕のざわつく心を落ち着かせてくれる。
ふふ……姉さんたちには敵わないな。
388 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:44:43.84 ID:9d8UObX+0
初月「それなら、明日はハメながら任務につこうか」
秋月「は、ハメながら……///」
初月「姉さんたち三人のおまんこを次々とさ」
初月「朝は大淀が来るが……僕たちの関係のことは重々承知だろう?」
初月「どうせなら見せつけようじゃないか、姉さんたちが僕たちのモノであることを、至近距離で」
初月「そして、この王国が誰のものかを分からせるのさ」
初月「どうだ? 尽くし甲斐があるだろう?」
秋月「ええ……ドキドキしますね……♥」
意地の悪い笑顔を浮かべて見せても、姉さんは困るどころか、期待に満ちた目で見つめてくる。
初月「それなら決定だ、二人には明日伝えといてくれないか」
凛とした顔で、雌の顔で、姉さんはしっかりと返事するのだった。
389 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:45:15.59 ID:9d8UObX+0
秋月「はい、提督♥」
つづく
390 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:48:37.58 ID:9d8UObX+0
『エピローグ・大淀の見た鎮守府』
391 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:49:12.45 ID:9d8UObX+0
朝――
提督室――
はじめは『謎の艦隊らしきものを見つけた』という連絡でした。
ちょうど手持ちの仕事を片付けたばかりだった私は、このよくある報告を調査・解析することにしたの。
確かに面倒でつまらない作業よ?
でも運よく深海棲艦の基地の建設現場を見つけた場合、大本営から報奨金が出るのは魅力的だ。
だから私は、時間があるのなら、よくこの任務に名乗りをあげている。
それがまさか、鎮守府内の迫害から逃げ出した、あの初月さんたちだったなんて。
392 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:49:44.14 ID:9d8UObX+0
その後も調査を続けるうちに、彼らの資材回収量が尋常でないことに気付いた。
他の鎮守府が取りそこねた資材をゴッソリ持って帰っているのだから、それは当然のことだけど。
私はその後も調査を続けたわ。
彼ら自身は貧乏生活ゆえに資材がどんどん貯まっていくことを。
そして、彼らの乱れた性生活のことを――。
393 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:50:15.91 ID:9d8UObX+0
そして今朝、この廃鎮守府に乗り込み、この部屋にたどり着きました。
何の連絡も無しに、ノックだけで入室したのは、失礼だったかもしれない。
でも相手は非認可鎮守府の運営者、こうでもしないとまともに取り合えないでしょう。
無礼を承知での入室、失礼します。
394 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:50:47.67 ID:9d8UObX+0
その部屋の中央、立派なベッドの上に、彼はいました。
昨夜はお楽しみだったのでしょう、部屋中に生臭い香りが広がっています。
窓から聞こえる鳥のさえずりの中、愛液の染みがついたベッドでゆったりとくつろぐ、この廃鎮守府の主――。
初月「やあ、久しぶりだね」
初月「大淀」
恭しく礼をする。
大淀「お久し振りです、初月さん」ペコリ
395 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:51:22.44 ID:9d8UObX+0
ゾク……♥
大淀(いえ……)
ゾクゾク……♥
396 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:51:54.25 ID:9d8UObX+0
大淀(初月様……♥)
ゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾク♥♥♥
397 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:52:26.27 ID:9d8UObX+0
ああ……あああ……♥!
あの初月様が、私の目の前にいらっしゃるなんて……♥
奇跡の回復を遂げ、男性器を生やした姿で現れた初月様……♥
明石から報告を受け、初めて艦男の娘となったあなたを見た時、私は……。
体中に電気が流れたのを感じたわ……♥
398 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:52:58.05 ID:9d8UObX+0
女性とは一線を画す、力強い肉体。
脂肪の落ちた、筋肉質な質感。
陶磁器のように滑らかで美しい肌。
天井を貫くほどそそり立つ雄のシンボル。
それでも取り乱さず、自分の生きる道を見つけようとする魂の力強さと気高さ。
そんな彼の姿に、私は日に日に取り付かれていった。
399 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:53:32.93 ID:9d8UObX+0
確かに、久し振りの男性にときめいたのかも知れない。
提督と大本営の同じ顔触ればかりの毎日に、私の中の女性を持て余していたのは事実だった。
でも、必死に生きようとするあの小さなおちんちんの勃起に、私の心がくすぐられたのも事実。
あれが欲情だったのか、それとも母性だったのか……。
今となってはもう分かりません。
400 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:54:04.73 ID:9d8UObX+0
初月「今起きたばかりでね、一緒に食事でもどうだ?」
大淀「私は済ませましたので、お気遣いなく」
お腹の空いている彼を煩わせてはいけない。
そう考えた私は、彼の準備が済むのを待つことにしました。
初月「そうか。なら、お言葉に甘えて」
どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。
401 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:54:36.53 ID:9d8UObX+0
照月「はい、どうぞ♪」
そばにいた照月さんが、スープの入ったマグカップを手渡しました。
初月「……うん、良い香りだ」
スープを一口。
初月「美味しい」
その表情は本心を物語っていました。
照月「やったあ!」
初月「上手になったじゃないか」ナデナデ
照月「えへへ……♥」
あっ……頭を撫でてもらってますね……。
羨ましい……♥
402 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:55:08.41 ID:9d8UObX+0
……ハッ! いけないいけない!
本心を悟られないよう、会話で誤魔化さなくちゃ。
大淀「見たことない料理ですけど、それは何ですか?」
初月「鰻のスープさ」
大淀「それってまさか、ゼリー寄せ的な……!?」ゾク...!
あ、あの臭い汁を、我慢して飲んでいるのでは――!?
初月「いいや、ちゃんと臭みを取って火を通してある」
初月「焼き鰻のお吸い物、といった方が伝わるか?」
大淀「なんだ、ちゃんと調理されているんですね」ホッ
ああ……よかった……本当に良かった……!
今の初月様は、美味しいお料理をいただいていました……!
初月「当り前だろう、鰻のゼリー寄せじゃないんだから」
「「HAHAHAHA」」
403 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:55:43.17 ID:9d8UObX+0
大淀「それにしても、ずいぶん食事事情が改善されたようで」
初月様たちがいらっしゃった頃、鎮守府の空気は最悪でした。
あの愛らしいおちんちんを毛嫌い、強烈に迫害する娘が、想像以上にいたのだから。
でも、その勢力が恐ろしすぎて、私は何も出来なかった。
食事に泥をかけられる現場を目撃しても、何も注意できなかったわ。
だからこそみんなが、こうして安全なものを食べられる環境を取り戻したことが、本当に嬉しかった。
本当に……本当に、嬉しかったの……。
404 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:56:14.90 ID:9d8UObX+0
初月「遠征に出ると、よく空のドラム缶を見つけるんだが……」
初月「その中にたまに潜んでいてね、それを獲ってるだけだ」
大淀「なるほど、それは運が良いですね」
あれだけ苦労していたもの、きっと神様が微笑んでくれたんだわ。
405 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:56:46.65 ID:9d8UObX+0
……あら?
大淀「でもせっかくの鰻ですし、蒲焼きにしてみんなで食べないんですか?」
照月「鰻は基本的に、初月だけが食べる食材なんです!」
大淀「え?」
照月さんはいつも元気いっぱいね。
照月「だって鰻は滋養強壮に効くって聞いたもん!」
大淀「あっ(察し)」
そうね……照月さんたちはもう、初月様のモノだもの。
初月様のおちんちんを優先するのは、当然だわ。
406 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:57:18.54 ID:9d8UObX+0
私が一番気になっているのは、やっぱり秋月さんですね。
大淀「先ほどから秋月さんがしているのは……」
薄緑色のとろみのついた液体を、初月様のおちんちんに纏わせ、両手でじっくり捏ね上げている。
それはまさか、あの伝説の――?!
秋月「……」チラリ
初月「秋月、教えてやれ」
秋月「分かりました」ニコリ
407 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:57:50.27 ID:9d8UObX+0
秋月「回春マッサージですよ」
秋月「この液体は、資材の粉末を海水と混ぜた溶液で修復剤を割って作った、秋月のための自家製ローションなんです」
秋月「これを纏わせ手で優しく刺激することで、患部を急速に回復させます」
やっぱり、大本営秘伝のマッサージですね!
あれは鎮守府の書庫にひっそりと置かれた、古い資料にしか記載されていない秘薬ですよ?
きっと初月様のおちんちんのために、秋月さんが調べたのね。
偉い! 偉いわ秋月さん!
大淀「修復剤があんかけのように固まっているのは……?」
でもおかしいわ、あんなにとろみがあるなんて……。
408 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:58:22.02 ID:9d8UObX+0
秋月「資材の粉末の効果です」
大淀「資材を……?」
秋月「はい! これを混ぜると、片栗粉のようにとろみがつくんですよ」
秋月「患部から流れ落ちなくなる上に資材も補充出来るので、通常の数倍の効果が発揮されます」
そんな簡単なことで、そこまで効果が上がるというの!?
知らなかった……誰もそんなこと、調べたことないのに……!
大淀「つまり……初月さんの、ココを……」ゴクリ...
秋月さん……おちんちんのために、そこまで試行錯誤を繰り返したなんて……!
コポ……コポコポ……♥
ああ……♥! 聞こえる……聞こえるわ……♥!
初月様の大切な子種が、みるみる製造・貯蓄されていく音が……♥!
ありがとうございます! 秋月さん、ありがとうございます!
これで初月様の優秀な遺伝子を涸らすことなく、意中の子宮に解き放てます……♥!
409 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:58:56.76 ID:9d8UObX+0
大淀「あと、その……左腕で抱いてるのって、もしかして……」
この部屋に入った時からずっと、ぬいぐるみのように抱かれている、羨ましい娘はまさか……!
初月「左腕?」
初月「涼月が何か?」
大淀「ですよね!? 涼月さんですよね!?」
涼月「」
大淀「グッタリしてますけど、大丈夫なんですか!?」
意識が無いようですけど、それでも幸せなんでしょうか!?
教えてください涼月さん!!
私、すっごく気になります!!
初月「ハァ〜」
410 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 00:59:28.58 ID:9d8UObX+0
初月「艦娘とは思えない発言だな」
初月「たとえ一日中おまんこを攻略され轟沈し続けても、簡単に壊れるような作りをしていないのは、知っているだろう?」
大淀「で、でもっ……涼月さんは、あなたのお姉さんだから……!」
相性良すぎて壊れてしまうんじゃないかと……!
初月「……そろそろ、僕とお前の格の違いを伝えるべきかな?」
その威圧的な口調に私は……おまんこが『キュンッ♥』と締まりました♥
初月「コイツらは自分の意志で、僕への生涯の忠誠を誓ったんだ」
初月「そうだろう、涼月?」
涼月「……ぁ……ぅ……」ビクンビクン...
意識があった!
初月「ほら」
初月「なら遠慮なく、その好意をしゃぶり尽くすのが礼儀だろう?」
411 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:00:00.33 ID:9d8UObX+0
初月「なあ涼月? 嬉しいだろ?」
クチュクチュクチュクチュ……ッ♥!
涼月「アッアッアッアッ...♥」ビクビクッ♥!! ビクンッ♥!!
初月様のお戯れに、悦びの声をあげる涼月さん。
秋月さんも、照月さんも、それが当然といった様子。
おめでとうございます、初月様……これがあなたのお力なのですね……♥
初月「そういうことでとっくに話はついているんだ、これ以上姉弟に割り込むのはやめろ」
大淀「うっ……」
羨ましい……♥!
でも……こんな私に、そんな資格なんて……。
412 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:00:32.12 ID:9d8UObX+0
初月「……それで? 僕に何の用だ?」
初月「こんな朝早くに、しかも事前連絡も無しに来るなんて」
初月「非認可鎮守府だが、僕はここの提督だ。それを知らないお前じゃないだろう?」
初月「その僕の部屋に突然押しかけきたんだ、よほど大事な用事なのか、それとも――」
413 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:01:05.66 ID:9d8UObX+0
初月「この鎮守府を解体しに来た――とかかい?」
414 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:01:37.52 ID:9d8UObX+0
一瞬にして、部屋の空気が凍てついていく。
初月様の言葉をきっかけに、秋月さんたちが臨戦態勢に入ったからです。
秋月さんは丸裸な秋月様の護衛のため、間に割って入る体勢へ移行していました。
照月さんはナイフとフォークを手に、私への攻撃手段を確保しています。
涼月さんはいざとなったら自分が身代わりになるため、殺意を放つ抱き枕と化していました。
415 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:02:09.44 ID:9d8UObX+0
その圧倒的な殺意に、私は身動き一つとれません。
だって、何一つ艤装もつけず、護衛もつけず、丸腰でやって来たんですよ?
海に毎日出掛けている現役の艦娘の本気の戦闘態勢に、デスクワーク中心の私がどう太刀打ちできるというんですか?
この状況を把握し、どう行動すればいいのか――。
それを行動に移すまでに、どれだけ時間がかかったでしょう。
数分か、それとも数十分か。
大淀「いえいえ、そんなつもりは一切ありません」
平然を装った、必死の笑顔。
こんなつまらない顔を見せてしまって、申し訳ありません。
416 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:02:41.24 ID:9d8UObX+0
初月「ほう?」
でも、私の誠意が通じたようです。
初月様の言葉を受けて、秋月さんたちが警戒を解いてくれました。
秋月さんはおちんちんをマッサージし、照月さんは食器を元に戻し、涼月さんは殺意を放たない抱き枕としてグッタリしています。
417 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:03:12.99 ID:9d8UObX+0
大淀「ここは廃鎮守府の乗っ取りですが……一目見てすぐに分かりましたよ」
大淀「他の鎮守府とは比べ物にならないほど、資材を獲得していることに」
初月「ああ、それか」
大淀「あれだけの回収ルートをよく見つけましたね」
さすがは初月様です。
大本営ですら気付かなかった穴場を、よくぞ見つけましたね。
素敵です♥!
初月「たくさん頑張ったからな」
その嬉しそうな顔のためなら私、何だって頑張れます♥!!
418 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:03:46.80 ID:9d8UObX+0
初月「……上に報告するのか?」
大淀「規律を守る立場にある以上、仕方ありません……ですが」
大淀「私は、あなたたちの境遇をよく知っています」
大淀「当時の情勢を調査したのも、あなたたちの失踪を報告したのも、私ですから」
大淀「幸い、あの鎮守府の態度に問題があったことは、大本営も認めました」
大淀「なので、違法運営ではなく、新規立ち上げとして報告しようと思います」
初月様、ご理解ください。
これは全員のためなんです。
419 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:04:18.59 ID:9d8UObX+0
大淀「本来なら、ここを乙種鎮守府として運営再開の手続きをするところですが……」
大淀「初月さんには、甲種鎮守府の提督となってもらいたいと思います」
初月「……甲種だと?」
初月「甲種といえば、大本営や傘下の企業の区分じゃないか」
大淀「仰る通りです」
大淀「この鎮守府は、大本営と同じ立ち位置につける予定でいます」
420 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:04:50.36 ID:9d8UObX+0
照月「やったね初月!」ギューッ!
嬉しさのあまり、思わず初月様に抱き着く照月さん。
ああ、羨ましい……♥
初月様に遠慮なく抱き着けるだなんて……♥
あと、おっぱいが大きくて……くっ……。
照月「甲種指定なんて、どんなに立派な提督でも受けられないんだよ!?」
はい、その通りです。
どんなに偉そうな顔をしても、提督は所詮末端の人間。
その正体は、我々大本営が何を言いつけても守ってくれる、都合の良い駒でしかありません。
抜け出すには、大本営の仲間になることです。
421 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:05:22.18 ID:9d8UObX+0
初月「理由を聞かせろ」
大淀「ここの鎮守府は、初月さんたち四人だけですか?」
初月「その通りだ」
大淀「毎日大量の資材を獲得していたのは、おそらく大本営に依存しないため……ですよね?」
……もう、あんな想いをしたくはないのでしょう。
当たり前です、誰だって同じです。
だからこそ、私はこうしてやってきました。
422 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:05:56.97 ID:9d8UObX+0
大淀「目算ですが、ここの獲得量は文字通り、他の鎮守府に配れるほどです」
大淀「実はこの地域は、資材配送の中継から遠い上に、いくつも鎮守府が密集している場所なんですよ」
大淀「一定の資材は大本営の支給とはいえ、その運搬コストは馬鹿になりません」
初月「そこで、配給分の資材を、うちから調達させてほしい……と」
大淀「頭の回転の早い人は好きですよ」ニコリ
初月様……提督になってから、一段と能力が高まったようです♥
好きです♥ 大好きです♥ 愛してます♥
愛しているからこそ、あなたにひもじい想いはさせません!
423 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:06:28.85 ID:9d8UObX+0
初月「魅力的な話だが、ここは深刻な人手不足だ」
初月「これ以上うちの艦娘の仕事が増えるようなら、そのありがたい提案を捨てるしかない」
照月「ええっ!?」ドキッ!
秋月さんも、照月さんも、涼月さんも、初月様のお言葉に驚いているようですね。
フフフ……ご安心ください、その反応は想定済みですから。
424 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:07:00.59 ID:9d8UObX+0
大淀「ええ、初月さんの仰ることはもっともです」
大淀「ですので、今資材を蓄えている工廠のすぐ隣の倉庫を改装します」
大淀「普段資材を配送させている人員に鍵を与え、そこを受け渡しの場所として利用しましょう」
大淀「その際の不手際は大本営持ちとします」
初月様たちのお手を煩わせることは、一切致しません!
資材回収量の多さは魅力的なので、いくらでも大本営を言いくるめられますから!
425 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:07:32.37 ID:9d8UObX+0
大淀「毎日規定数の資材を提供する、それがこの鎮守府に与えられる唯一の任務です」
大淀「後は今まで通り、あなたの思うがままの生活をお過ごしください」
大淀「……本来なら、大本営だろうと大本営直轄だろうと、休日を作るのは好ましくありませんが……」
大淀「私が担当者となりますので、この鎮守府へ自由に入場できる権限をいただければ、後は私がすべて責任を負いましょう」
初月「さすがに大本営の人間の介入は避けられないか」
大淀「これは万一のための取り決めです、皆さんの生活の邪魔をするつもりはありません」
426 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:08:05.46 ID:9d8UObX+0
かつて私は、初月様に失礼を働きました。
中立派を口実に、初月様とのかかわりを自ら避けてしまったんです。
でも、その無礼を返上できる時がやってきました。
だから初月様、私の提案をお願いします。
私に、あなたのいるべき世界を守る仕事を任せてください。
427 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:08:37.22 ID:9d8UObX+0
初月「……分かった、信じよう」
!!!!!!!!
ああっ♥!! あああんっ♥!!
ありがとうございますっ♥!! ありがとうございますっ♥!!
かつてあなた様を裏切った私をっ♥!!
私に今一度のチャンスをいただきっ♥!!
誠にっ♥!! ありがとうございますうっ♥!!
428 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:09:09.32 ID:9d8UObX+0
大淀「では細かい取り決めは明日、出直してからにしましょう」
初月「おや? 今日じゃなくて良いのか?」
大淀「ふふふ……今日はお休みの日ですので」
これ以上、あなたのお楽しみを邪魔するのは、無礼ですものねっ♥
初月「ずいぶんサービスしてくれるんだな」
大淀「甲種の時点でお友達ですから」
大淀「それに、私もおこぼれに預かりたいので」ニコリ
そのお顔を見せていただくだけで十分ですっ♥!!
429 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:09:41.12 ID:9d8UObX+0
大淀「では明日朝一番に書類を持ってきますね」ペコリ
早くこの場から退出しなくちゃ♥
初月「あ、それなら一つお願いがあるんだが……」
……ふふっ、きっとアレですね♪
大淀「資材回収先の島なら、もう接収済みですよ」
大淀「明日にも、あなた名義の島の権利書をお持ちします」
驚きながらも、満足そうな顔を見せる初月様。
あぁあぁぁ〜〜〜ッ♥! 素敵しゅぎましゅぅうぅぅ〜〜〜ッ♥!!
430 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:10:12.94 ID:9d8UObX+0
大淀「それでは、また明朝にお会いしましょう」ペコリ
それだけ言い残して、部屋を立ち去りました。
これ以上は、私の理性が保てそうになかったので……///。
やだっ、恥ずかしい……///!
431 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:10:47.56 ID:9d8UObX+0
廃鎮守府――正門前――
バタンッ
外に停めておいた私の社用車に乗り込む。
大淀「……予定通りに進んで良かったぁ〜……」フゥ...
全身の緊張を全身の伸びで追い払いながら、先ほどまでのやり取りを反芻する。
大淀「大丈夫……私の意見には賛同してくれました……」ブツブツ
大淀「ちゃんと書類を用意して……スケジュールを忘れずに……」ブツブツ
本当はもう書類は準備済みでしたけど、仕方ありません。
約束通り、明朝にお渡ししましょう。
それが信頼の表明ですので。
声に出して確認しているうちに、ふと、彼の姿が鮮明に思い出された。
432 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:11:19.32 ID:9d8UObX+0
初めてあのおちんちんを見た時は、まるで親戚の子供を慈しむような、雄の本能に発情するような、守ってあげなければという母性のような。
そんな複雑な感情に包まれました。
でも……。
今のおちんちんは……その……。
大きく、硬く、逞しく、気高く、雄々しく……♥
大淀「……ハッ……ハアッ……♥」
くちゅ……♥
にちゅ……♥
433 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:11:51.22 ID:9d8UObX+0
天を貫く剛直の勃起。
部屋中に広がる獣の匂い。
音を立てて補充される白濁液。
しばらく会えなかった恋人のようなトキメキ。
それらがすべて混ざり合い、私は再確認してしまいました。
434 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:12:25.32 ID:9d8UObX+0
あのおちんちんは、私のご主人様――♥
435 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:12:57.21 ID:9d8UObX+0
ぐちゅっ♥ にちゃっ♥ じゅちっ♥
私の股間にのびた指が、汁まみれの膣口から侵入し、中の愛液をビチャビチャと掻き回す。
あの部屋に充満していた、むせかえるほどの雄の臭い。
それが一瞬で髪や服に染み込み、今も車内に放たれ続けている。
あの中で、よく理性を保ち続けられたと思うわ。
だから今は……もう、いいのよね……?
外だけど、車内だけど、もういいのよね……?
436 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:13:29.07 ID:9d8UObX+0
大淀「あはぁあぁぁ〜♥ はつぢゅきしゃまぁあぁあ〜〜♥」アヘェ♥
437 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:14:01.15 ID:9d8UObX+0
車内でがに股になりながら、自分の膣を指でほじくり回す。
それが気持ちよくて、気持ちよくて、ガクガクと腰が踊る。
バックミラーには、呆れるほどだらしないアへ顔をさらす一匹の痴女がいた。
今誰かに見られたら、私は社会的に終わるだろう。
大淀「でもっ♥ でもっ♥ 止まらない゛ぃいぃぃ〜♥!!」
グポッ♥!! ニヂャッ♥!! ジュボッ♥!! ニヂュッ♥!!
438 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:14:32.93 ID:9d8UObX+0
大淀「初月様のおちんぽ様♥!! 最後に見たときと大違いっ♥!!」
大淀「大きくてっ♥!! 太くてっ♥!! 固くてっ♥!!」
大淀「トロトロぷりぷりザーメンをっ♥!! ビュルルルッて♥!! ドピュドピュッて♥!!」
大淀「あんな素敵なおちんぽ様を見て♥!! 興奮しない雌なんて♥!! 存在しませえんっ♥!!」
439 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:15:07.06 ID:9d8UObX+0
大淀「ああっ♥!! 初月様っ♥!! 申し訳ありませんでした!!」
大淀「私こと大淀はっ♥!! あなた様の素晴らしさに気付いていたのにっ♥!!」
大淀「その素晴らしいおちんぽ様をめぐっての派閥争いが怖かったという下らない理由でっ♥!!」
大淀「中立派と宣いっ♥!! あなた様に助けを出さないばかりかっ♥!! 見捨ててしまいましたっ♥!!」
大淀「初月様たちが鎮守府を逃げ出して♥!! ようやく♥!! 己の愚かさに気付きましたっ♥!!」
大淀「この罪はっ♥!! 一生消えませんっ♥!! 一生忘れませんっ♥!!」
440 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:15:38.82 ID:9d8UObX+0
大淀「あの日から私は♥!! 心に誓いました♥!!」
大淀「この難易度丁まんこは♥!! 一生♥!! 初月様以外の侵入を赦しません♥!!」
大淀「初月様を裏切った罰として♥!! 私は生涯♥!! あなた様に操を立てることを誓いましゅっ♥!!」
大淀「一生独身でも構いません♥!! 一生女の悦びを味わえなくても構いません♥!!」
大淀「初月様を裏切ったのですから♥!! 自業自得です♥!!」
441 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:16:10.56 ID:9d8UObX+0
大淀「でも♥!! でもおっ♥!!」
大淀「初月様のお側でっ♥!! 初月様のためにっ♥!!」
大淀「陰から支える忠実なる下僕として♥!! あなた様のために誠意を尽くします♥!!」
大淀「あらゆる望みを叶えられるよう♥!! すべてを駆使して尽くしますぅぅっ♥!!」
442 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:16:42.44 ID:9d8UObX+0
大淀「あっ♥!! あっ♥!! クるっ♥!! キてるっ♥!!」
大淀「初月様を想ってのがに股公開オナニーっ♥!! スゴいのがキますっ♥!!」
大淀「あうんっ♥!! お赦しください♥!! お赦しください♥!!」
大淀「優等生の仮面を外してっ♥!! 一心不乱におまんこほじくる私にっ♥!!」
大淀「バレたら社会的死亡決定のアクメ顔でイクことをお赦しくだしゃいぃっ♥!!」
443 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:17:14.26 ID:9d8UObX+0
大淀「あ♥!! も♥!! キ♥!! イク♥!!」
大淀「イク♥!! イクイクイク♥!! イクっ♥!!」
ビクンッ♥!!
大淀「お゛ほォオ゛ぉおぉオヲ゛ぉお゛〜〜♥♥♥!!」ピーンッ♥!!
ビクンッ♥!! ビクンッ♥!!
大淀「あ゛ァあ゛ぁ〜〜〜ッ♥!! お゛まんこォ゛イ゛クぅう゛ゥ゛ゥ〜〜〜♥!!」
ブシッ♥!! ブシャッ♥!! ビチャビチャビチャッ♥!!
大淀「マンほじ足ピンオナニーでマン汁ぶち撒けアクメ晒しちゃいまひたぁあぁぁ〜〜〜♥♥♥!!」アヘェェ♥
ビグッ♥!! ビグビグッ♥!!
バシャッ♥!! タパパパパッ♥!!
……………………
…………
444 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:17:45.94 ID:9d8UObX+0
しばらくして――
大淀「……ッハ♥!! ハアッ♥!! ハアッ……♥!!」
大淀「こ……こんなオナニー……初めて……」ゼェハァ...
大淀「直接触れたわけでもないのに……見て匂っただけで、これほど夢中になるなんて……」
大淀「やっぱり、初月様は人生を賭して支えるべき存在なんだわ……♥」ウットリ♥
大淀「この下僕・大淀……あなた様のためなら、なんでも叶えてさしあげます……!」
445 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:18:19.77 ID:9d8UObX+0
大淀「……でも、その前に……」チラリ
ピチャッ……ピチャッ……♥
ベタァァァ……♥
むわあ……♥
大淀「わ、わ……///」
446 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:18:52.52 ID:9d8UObX+0
大淀(車内中に撒き散らされた、私の本気アクメ汁……)
大淀(激しい自慰で、思うように動かない私の腰……)
大淀(疲労で目も霞んできたわ……)
大淀(なのに、ご立派なおちんぽ様と再会できた感動が……)
ひくひくっ♥ きゅんきゅんっ♥
大淀(まだ……解消されていないなんて……)
447 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:19:24.40 ID:9d8UObX+0
大淀「……あっ……♥」
くちゅ……くちゅ……♥
大淀(頭では理解しているのに、体がいうことをきかない……っ)
大淀(止まらないっ……指が、まんこが、オナニーが……っ♥!)
大淀「ぁ……♥ ん……♥ はっ……♥」
くちゅ……♥ くちゅくちゅ……♥
――――――――
――――
448 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:19:56.30 ID:9d8UObX+0
夜――
車内が月夜に照らされる頃、ようやく私のオナニーは止まりました。
運転席でぐったりと横たわったままの私はまるで、全力疾走でフルマラソンを終えたかのよう。
事実、朝から深夜まで、飲まず食わずで弄り倒したのだから、それ以上かも知れない。
大淀「ハッ……ハアッ……ハァッ……♥」
まだ絶頂の余韻が残ってる。
荒い息を整えながら、私は車内を見渡した。
449 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:20:29.90 ID:9d8UObX+0
大淀「……あぁ……酷い有様ね……」
溜息を一つ。
それは惨状と呼ぶにふさわしい光景だったわ。
窓も、ハンドルも、シートも、ダッシュボードも、床も、私の体も服も。
白く濁った粘液と、大量の淡黄色の液体で、すべてがグショグショに汚れていたわ。
それが月光を受けて、キラキラと光り輝かせて。
これが私のオナニーでなかったら、素直に感動出来たのに……。
450 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:21:01.76 ID:9d8UObX+0
大淀「ん……はふぅ……♥」
愛液で重くなった服のままシートに座り直し、ため息をつく。
吐いた分だけ、車内の淫猥な匂いが肺に吸い込まれていく。
大淀「すごかったぁ……♥」
こんなに気持ちいいオナニーは久し振りだわ。
それもそのはず、今までは初月様への後ろめたさで、自慰一つも真剣になれなかったから。
でも、幸せな生活を築いていると分かったことで、私の気負いは消え去った。
だから、これほどの解放感を味わえたのね。
451 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:21:33.52 ID:9d8UObX+0
それにしても……ここまで夢中になってしまうとは思わなかったわ。
時間はすっかり深夜、鎮守府に戻って帰って来る時間すら確保できない。
万一のために着替えや書類一式をトランクにしまっておいたのは、正解だったわね。
大淀「……もう寝ましょうか」
仕方ないから、今夜はここで車中泊にしましょう。
後部座席に移り、シートの背もたれを大きく倒すと……。
大淀「ジャーン! 即席ベッドの出来上がり〜♪」
任務で遠方まで出かけることの多い私にとって、車内で寝られるこの車には、本当にお世話になっています。
452 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:22:05.28 ID:9d8UObX+0
大淀「明日は早く起きて、すべて準備を整えておかなくちゃ……」
明朝は初月様の記念すべき日になるんだもの、粗相のないようにしなければ。
後部座席の毛布に体を包み、備え付けの小さな目覚まし時計をセットし。
汚れたままの体で、汚れたままの車内に横たわる。
朝起きたらすぐ、海で体を洗い、新しい下着でおしゃれして、予備の制服に身を包み、必要な書類を用意して……。
とても大変な作業だけど、初月様のためなら、初月様のおちんちんのためなら、いくらでも頑張っちゃいます♥
453 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:22:37.25 ID:9d8UObX+0
もう、あなたの庇護を受けることの赦されない私だけど……。
あなたが望むなら、どんなものでも用意し捧げます。
新しいおまんこが欲しいなら、素敵な娘を用意しましょう。
お金が足りないのなら、綺麗なお金をお納めします。
煩わしい者がいるのなら、社会的または物理的に葬りましょう。
454 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:23:09.12 ID:9d8UObX+0
だから、身勝手かもしれませんが、私に手伝わせてください。
あなたの下僕として、あなたの王国の礎として、私を骨の髄まで利用してください。
これが私の、初月様への、償いなのですから――。
おわり
455 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:23:43.14 ID:9d8UObX+0
以上です、ありがとうございました。
456 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/06(日) 01:27:42.53 ID:+0/qi0FDO
お疲れ様です 達筆ぶりに驚愕しました
457 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/06(日) 01:28:50.61 ID:ncLVdnS80
乙ー
また楽しみにしてる。
あと最近の新ボイスで秋月は照月と初月のことを照ちゃんと初ちゃんと呼ぶことが判明。
458 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:42:09.18 ID:9d8UObX+0
他にも書いてみたいことはありましたが、
一旦形にした方が良いと思ったので、
ここで区切ります。
459 :
◆ag9TZfREZs
[saga]:2019/10/06(日) 01:51:53.65 ID:9d8UObX+0
>秋月は照月と初月のことを照ちゃんと初ちゃんと呼ぶ
マジか……あんまりイメージないけど、今度使ってみたいと思います。
460 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/16(水) 15:29:19.31 ID:iC9h8ZEyO
マックスとケッコンガチした提督の作者なのかな?
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