男「安価でモンスター娘のハーレムを作る」スライム娘「その2です」スララ「に!」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 17:57:19.66 ID:Wk8Y4cTd0
>>201-204>>206-208ありがとうございます。
執筆するので、しばらくお待ち下さい。
CちゃんとFちゃんが色々な意味で良いキャラになって良かったです。
名前もCとFで良いです!
210 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/01/31(金) 17:58:07.29 ID:Wk8Y4cTd0
>>209これ私です。
ID書き忘れてました。
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 21:30:34.00 ID:K85LO0bXo
今気付いた
キメラも頭文字Cじゃん
投稿者さんそこまで考えて…
212 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/01(土) 10:23:40.01 ID:WhU2ikYY0


とある日



男「カレル。俺はとある事情があって少しここを離れることになる」

悪魔娘「そうか。一緒にいたいのだが……………………」ギュッ

男「まだ今日明日じゃあ離れないさ。それまでの間に、ぜひ君に頼みたい事がある」

悪魔娘「我が主の言うことなら、なんでも…………………♡」



悪魔娘「えー、と言うわけで、今日から元勇者としての実力を存分に使いみんなに稽古をつけることになった! 対象は基本的に戦闘力が低いモンスター娘だ」

スライム娘「私もぉ………?」

スララ「かちゃん。おれらもがんばんないと!」

乳牛娘「私は技術が微塵も無いですからねぇ…………」

ゴブリン娘「俺も参加するぎゃ!」ブンブン!

ウサ娘「お、オルクちゃん………そんなに『それ』、振り回せるようになったんだ…………」

ゴブリン娘「力isパワーぎゃ!」ブンブン!

吸血鬼娘「妾は主殿に力を奪われたから弱いからの。まあ弱いと言っても上の下くらいじゃが………例え魔法を封じられても体術である程度は抵抗できるぐらいには鍛えなくてはの」

リザード娘「おらも近接攻撃が下手だがんな」

サキュバス娘「あたし達も淫技しか知らないし……………」シャキキン

サキュバス友「せめて剣は使えなきゃだしね。双々剣、二人でコンビネーションを取る事が出来る双剣…………軽いし、あたし達にぴったりの武器だね♡」シャキキン

サキュバス娘「でも、シシリアはお腹の子に気をつけてね………?」

サキュバス友「うん、気をつけるし…………お腹に子がいる子はダーリンが気をつけてるから、大丈夫だよ…………♡」

サキュバス娘「うん♡」

人魚娘「私もつい最近まで普通の女の子だったから、男くんに鍛えなきゃって言われちゃったよ……………」

悪魔娘「よし………これでメンバーは揃ったな。じゃあ、特訓を開始する!」

ショゴス娘「てけりり!」ビシ!

悪魔娘「え…………カルルも、か?」

ショゴス娘「てけり!」シュバ!

悪魔娘「ま、まあ良いだろう…………頑張ろうな」

ショゴス娘「てけりりり!」パシーン!

狐娘「ねえ………あれ、なんでカルルちゃん空手胴着?」

虎娘「さあ…………」

213 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/01(土) 10:28:55.88 ID:WhU2ikYY0


とある日



ウサ娘「筋肉痛がいだいですよぉ…………!」ビキビキ………

乳牛娘「あらぁそうですか?」サクッ、サクッ………

ウサ娘「な、なんでミルちゃん運動メニューお姉ちゃんとおんなじメニューなのにそんなに平気なんですかぁ………?」

乳牛娘「なんででしょうねぇ?」サクッ、サクッ………

男「ミルはレイセに比べて骨太だから、筋肉が付きやすいんだろう。で、最近はどうだ? カレルの特訓は。お、トマト良い色だな」プチッ

ウサ娘「カレルちゃんの訓練ね。うん、キツいね! 筋肉痛エグいし!」

乳牛娘「でも一人一人にちゃんとしたメニューを出していて、ものすごいやりやすいですよ〜」

ウサ娘「今まで弛んでたお姉さんが悪いのは分かっているんだけど…………あ、本当に今日のトマト良い色〜♡ 味もあっまい♡」シャムッ♡

男「あと1ヶ月だからな。それまで、出来るだけの事はしないとな」ズルッ

ウサ娘「あのー、弟くん? なんでお姉さんのズボンとパンツを下ろしたのかな?」

男「いや、最近はヤって無いと思ってな」ズプ……

ウサ娘「ま、待って! ヤってるじゃん! あ、あぁっ………♡ は、畑でなんて………! こ、子供達(野菜)に見られちゃうっ♡」ピクンッ、ピククッ…………♡

男「実際はヤってるけど、スレの方では見せてなかったな、と」ズププププ…………♡

乳牛娘「あ、ズルいですよ〜」

男「子供達(野菜)に子作り、見せつけような…………!」パチュン♡

ウサ娘「ぅんはぁっ♡」プシャァ♡



乳牛娘「よしよし………♡ 赤ちゃん出来たら私のおっぱい飲ませてあげるから、頑張ろうねー………♡」ナデナデ…………♡

ウサ娘「あは……………♡ ん………あ…………♡」ゴポポォ………♡

男「レイセは妊娠1ヶ月…………まだ、これからだな…………」ナデナデ……

ウサ娘「お、弟くん……………♡ だ、大好きぃ……………♡ が、頑張って、産むからねぇ…………♡ んちゅぅ……………♡」ドロ………♡

男「ああ…………んむ……………ん、ふ……………」チュッ…………チュゥ…………♡

214 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/01(土) 12:44:05.94 ID:WhU2ikYY0


その夜〜風呂〜



男「ほら、動くな。目にシャンプーが………」ガシガシ

ショゴス娘「てけりり〜」パチクリ

男「…………入っても大丈夫なのか?」

ショゴス娘「てけり」コクリ

男(昼に俺が畑で仕事をしていると、カルルも手伝いに来たため泥だらけになってしまった。また、今夜はカルルの要望から一緒に風呂に入ることにした)

男(少女のような体型、可愛い顔…………うーん、興奮してしまう。だが、俺も猿では無い。娘の親友であるカルルを犯すなんてしないさ。……………だが……………)

ショゴス娘「てけりーり♪」ズル、ズルゥ………

男(………気のせいながら、俺が今頭を洗っているカルルが俺のチンコに尻を擦り付けている気がする。故意では無く、密着しすぎるが為にたまたま尻が擦られるだけらしい…………よな?)

ショゴス娘「てけり?」キョトン

男「い、いや、何でもない」

ショゴス娘「てけりぃ♡」ニパ♡

男(くっ…………こ、このまま擦り続かれてはどれだけ我慢しても勃ってしまう…………! そんな物を見られては、言い訳が出来ない………!)

男「はい、終わり!」ザパァ!

ショゴス娘「てけがぼが」

男「ほい、肩まで浸かってあったまろうな!」トプン!

ショゴス娘「て、てけり」

男(ふぅ…………危なかった………………)

ショゴス娘「…………てけりぃ…………」ムスッ

男(……………なんで膨れっ面?)

215 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 00:55:52.33 ID:SGQHH/Qc0


とある日



男「もし何かあったら、この『緊急速達花火』を打ち上げてくれ。俺なら、この星のどこにいても、いつでも、感知出来る」

スライム娘「わかりました。気をつけて行って来て下さい」

男「ああ。みんなを頼んだぞ」

スライム娘「はい」

スライム子達「「「「「「ぴー!」」」」」」

スララ「いてらしゃい!」

バルルン! バルルン!

男(借りたのではなく、次期魔王として正式に魔王様から譲り受けたこの魔バイク。一見ただの燃費のとてつもなく悪いただの粗悪な乗り魔道具だが、有る一点のお陰で、俺にとっては世界最高の乗り物となる。それは、「上限スピードが無い」と言うことだ。量こそ必要になるものの、魔力を注げば注いだだけ速くなる上、どんなにスピードを出しても壊れることが無い頑丈な構造をしている為、世界で唯一、この俺だけがその真価を発揮できる魔道具になっているのだ。最強最速のバイク………………その言葉に、俺のまだ若かったあの頃の血がうずく…………)バルルンッ! バルルルッ!

スライム娘「行ってらっしゃーい!」

スララ「とちゃんいてらしゃい!」

スライム子達「「「「「「ぴーぴー」」」」」」パタパタ

男「じゃあ、行ってくる」バウウウウウウッ! バオンッ!

ドフォアッ!

スライム子達「「「「「「ぴきゅあー!?」」」」」」パヒューン

スライム娘「わーっ!? みんな爆風で吹き飛ばされたっ!?」

スララ「ありゃりゃりゃ………」

216 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 00:56:34.02 ID:SGQHH/Qc0


バルゥウウウウウゥウウゥン

男(あの2人の捜索だけは、魔王様に任せるわけには行かない……………これだけは、完全に俺の問題だ。勇者と戦うまであと僅かだが、それまでにこちらの世界にいるかどうかもわからないあの2人を、見つけられるかどうか……………いや、内1人のニホンジンの女は、恐らくだがこちらの世界に転生している筈だ。俺の記憶ではその女はシイナ・シイコと言う名前らしい。あちらの世界のインターネットでその名前を調べると、どうやら既にテロに巻き込まれて死んでしまっているようだ。それに、遺体が消えてもいるらしい。ココハやハチカと同じだ。ちゃんと転生していれば良いが………………しかし、もう1人のあの幼女に至っては、インターネット上でも何も見つけることが出来なかった。俺の記憶ではフォイア、と言う名前だったはずだが、俺の探し方の問題か、インターネットの普及があまり無い国だったのか………綴りが分からない、と言うのが致命的だったな。不幸中の幸いか、俺のブログに載っていた写真の中にその幼女が写っている写真もあったため、顔写真は手に入れられた。こっちの少女の方が生きているかどうかも分からないのが一番キツいな………………ああ、こちらの世界にもあちらの世界のインターネットが欲しい………………! そうすればせめて転生者の居場所は分かるかも知れないのに………………!)

バルゥウウウゥウウウウゥン

男(魔力を放射状に霧散させながらこうして真っ直ぐ進むだけで、かなり広い範囲を効率的に探せる。特に探しているのは、俺とハチカとココハが発する魔力の波長の中で共通していた、恐らく転生者特有の物である波長だ。それさえ見つかれば簡単なんだが………まだ見つかっていない。大きな都市を転々としながら、少しずつ捜索範囲を広げて行こう。魔力だけの捜索と同時進行で、噂も集めていくとしよう………………まさに、虱潰しといったところだな……………最悪、勇者を倒した後もこの活動は続けなきゃいけないな……………)
217 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 00:57:45.46 ID:SGQHH/Qc0
〜とある王国のとある酒場〜

ガヤガヤガヤ……………

男「あんたが情報屋か?」

情報屋「ああ。おれっちがこの国一番の情報屋さ。あんちゃん、なにか情報をご所望か? 情報によっちゃあ高く付くぜ?」

ヂャラッ

情報屋「…………………なっ……………!?」

男「これは前金だ。この2人の女について何か知っている事は無いか? ああ、こっちの幼女に関しては古い画だからもっと成長していると考えても良い」

情報屋「お、おまっ、こ、こんなに貰えねえよ! 宝石なんて…………こんなの持ってたら明日おれっちは死体で見つかっちまうよ……………どんな高い情報でもこれ一個で良いよ。えっと、で、情報は………………偉く精巧な絵だな……………うーん、茶髪のくりっとした目の女に、褐色白髪、青眼の女ねぇ……………似顔絵だけじゃあねぇ…………………一応、写させてもらうよ」サラサラ…………

男「ふむ………………困ったな……………しかしこのまま何も聞かない、と言うのももったいないな。何か耳寄りの情報は無いか? 例えば……………十年前に生まれた、もしくは現れた何かの話とか」

情報屋「んだよその注文は………………」

男(どうやらシイコが死んだのが十年前らしいからな……………もしかしたら、強い力を持った転生者とかがその時代に誕生しているかも知れないから、十年前に生まれた、もしくは現れた何かについて聞いてみたが……………)

情報屋「十年前ねぇ……………いくつかあるけど、聞くかい?」

男「いくつも聞いても良いのか?」

情報屋「ああ。まあ貰う宝石は二個になるけど、いくつか話そうじゃないか。まあ、その情報があんちゃんのお役に立つかどうかは分からないけどな」

男「じゃあ三個やろう。十年前に生まれた、もしくは現れた物について、聞けるだけ聞こうじゃないか」

情報屋「だから二個で良いって!」



情報屋「こんな感じだ。あんちゃんにとってなにか有意義な情報はあったかい?」

男「…………………分からない」

情報屋「そうかい」

男(この男の情報の中には、転生者の話は無かった……………割と広い範囲での情報を持っているらしいが、それでも無かった、と言うことは、転生していないか、あるいはもっと遠いどこかで転生しているか、魔族などの人間以外の種族、生物に転生しているか……………)

男「クソ………………! 情報が少なすぎる……………………!」ミシミシ…………!

情報屋「おいおい机にヒビが入ってるよあんちゃん!」

男「おっと、すまない………………他に、何か情報は無いのか?」

情報屋「情報と言える情報はもうなぁ…………………………いや、あれがあるか………………?」

男「何かあるのか?」

情報屋「いや、情報と言えるもんじゃねぇな……………ただの噂話だ。おれっちは信憑性が無い情報はあまり話さない主義で……………」

男「好きなだけここからとって良いから話せ」ジャラジャラ

情報屋「だから不確定な情報だっつーのに!  それにもういらねぇよ!」

男「それでも良い。今はとにかく情報が必要なんだ。さあいくら欲しい」

情報屋「あんちゃん人の話聞かないね!? あー分かった分かった! タダで話してやるよタダで!」

男「良いのか?」

情報屋「なにせただの噂話だからな。おれっちもこんな情報で金をとるなんて出来ねぇよ。………………それにな………………」キョロキョロ…………」

男「…………………?」

情報屋「………………噂話っつっても、かなーりやべぇ代物なんだよ」ヒソヒソ………

男「………………ああ。聞こう」

情報屋「…………この国は魔法科学が進歩してるだろ? それで、どうやら国の魔学者達がやべぇプロジェクトをしているらしいんだ」

男「……………それは?」
218 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 01:00:22.30 ID:SGQHH/Qc0
情報屋「……………合成獣計画(キメラプロジェクト)」

男「キメ…………んぐ!?」ガシ!

情報屋「馬鹿声がでけぇ……………!」

男「す、すまない……………で、『それ』がどうした?」

情報屋「キメラっつーのは伝説の生き物だろ? それを人工的に生物兵器として造っちまおうっていうプロジェクトさぁ……………なんか、生物の設計図とやらを弄って、色んな生物の良いとこどりをして、1から新しい生命を生み出す……………らしいぞ。噂だがな」

男「それは……………成功したのか?」

情報屋「わからねぇ……………おれっちが知っている情報は、その計画が十年前に始まったらしいって事と、十年前にその事を酒場で話してたクビになったばかりの元国のお抱えの魔学者は翌日に毒を飲んで死んだって事と、そのキメラがどうやら最近一匹逃げ出したらしくて、極秘裏に討伐隊が組まれているらしいって事ぐらいだ……………」

男「ほう……………とっても興味深い情報だな」

情報屋「この情報をどう使うかは知らねえが、誰にもおれっち出って事言うなよ……………!? 死んでもだからな…………………!? なあやっぱ宝石もう一個貰って良いか………………!?」

男「ああ、良いぞ。貴重な情報を感謝する」
219 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 01:00:55.39 ID:SGQHH/Qc0


バルゥゥウウゥウウゥゥゥン

男「……………んっ」ピクッ……

バゥウウウウゥゥゥ………キキッ

男(何かが魔力に引っ掛かったな………この方角は…………山か。俺とハチカとココハと共通する魔力の波長…………三日目で見つけるとは、運が良い。とりあえず、行ってみるか)ブルン! バルン!

………ゥウゥウウゥウウウウン!

220 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 20:52:02.37 ID:SGQHH/Qc0


10年前



コポコポコポ………

 ……………が………強……………No.C………………意識…………

???(…………ここ…………どこ……………? ……………わたし……………だれ………………?)パチッ………

 ……………新型……………順調……と………魂………

???(だれ…………ねえ、だして……………こわい……………)ヒタ……

 …………! ………覚醒…………を……培養液…………に…………解放…………

ピッ、ピッ………ピピッ

ゴボボボボボボボボボッ!

???(………………っ!? く、くるしい………! い、いきができなっ、ああっ、だ、だすげで、だずげでぇっ!)ゴン! ゴン、ガン!

ガボゴボガボゴボッ!

???「ぷはぁっ!? あっ、はぁっ! がはっ………! ぁああっ!」バシャバシャ!

ウィーン

ザパアァァァン!

???「あぁ、あっ…………!」ドベチャッ!

???「げーっほ! げほっ………! げぼぉぇ…………!」ビチャビチャ………!

 おはよう、No.C。気分はどうだい

???「…………ぇ……………あ……………」

 生まれたばかりで混乱しているんだろう。ゆっくりで良い。さあ、立ち上がってごらん。

???「ぅ……………ぁ…………ぁぅ………!」フラ、フラ………ガクガクガク、ドチャッ

 大丈夫だ、焦る事はない。今日からここが君の家だ。よろしく、No.C。

No.C「ぇ…………なんばー……………しぃ…………」
221 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 20:52:38.63 ID:SGQHH/Qc0
〜数年後〜

No.C「はぁあああぁあっ!」キィンッ!

敵「ぎゃぅううんっ!」ズバシュッ! ブシュゥッ!

研究長「よし、No.C。そのまま殺せ」

No.C「はい!」ブン!

敵「ぐ、ぎゅぅん…………」

No.C「っ…………!」ビタ!

研究長「何をしている? 殺せ」

No.C「ぅ…………ぁああああああっ!」ドジャアッ!

No.C「はぁ……はぁ…………」ボタボタ………



研究長「記録更新だ。上出来だNo.C。だが………最後になぜ武器を止めた? もしあそこで反撃されていたらどうするつもりだったんだ?」

No.C「すみません。………なぜか、腕が止まって…………」

研究長「………まあ良い。君なら、次からは敵のレベルを9にしても良いだろう。これからも、頑張ってくれ」

No.C「………はい」



No.B「おかえりなさい、『ナンシー』。どうだった?」

No.C「うん、『バービー』お姉ちゃん。少し、けんきゅーちょーに怒られちゃった………」

No.A「あら………次からは気をつけてね。あんまり怒らせすぎると、『懲罰』されるわよ」

No.C「『ノア』お姉ちゃん………うん、分かってる………『アンディー』ちゃん、大丈夫? 痺れ、治りそう?」

No.D「う、うん………大丈夫…………『ナンシー』お姉ちゃんなら、『懲罰』はされないよ………わ、私がダメな子なんだもん………」

No.E「ちょーばつってなにー?」

No.B「『ノエル』、あなたは気にしなくて良いのよ………」

No.A「凄いよね………私達の中でも最高傑作。まだ1歳なのにもうレベル……いくつだっけ?」

No.E「? れべる? じゅー………いち、にー………はち!」

No.C「わあ凄い………確か、最終目的が30だっけ?」

No.D「落ちこぼれな私にはとおいよぉ…………」

No.A「まあ、頑張りましょ…」

ゔぃーっ、ゔぃーっ、ゔぃーっ

No.D「………!」

No.A「あら………そう言えば今日だったわね」

No.C「うぅぅ…………そうだったぁ…………」

No.E「せーしょりせーしょり!」

No.D「やだよぉ………」

No.B「大丈夫よ………いつも通りやれば」

222 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 20:53:11.37 ID:SGQHH/Qc0


パチュ! バチュ! ゴチュ!

No.C(週に一回、私達は性処理の仕事をする。毎回選ばれた5人の人間のオチンチンを、彼らが満足するまで舐め続けるの……………私は今、『メイド好きさん』のご奉仕をしている……………)

覆面貴族「フハヒ…………♡ そ、そうだぁ…………もっと舌を絡めろぉっ♡ はあはあ♡ よ、良かったあ♡ 今度も抽選外れなくて♡」ズチュズチュズチュ♡

No.C「うぐ………おぐ……………レロレロ……………」

覆面兵長「はっはっは…………人間の女じゃあ俺のチンコを全部飲み込むなんて出来ないからなぁ…………ははっ♡ どうだ、『塩にぎりくん』!」ドチュン! ゴジュッ! ドボジュッ!

No.D「あげっ、おげぇっ、ぉぉっ…………! ん、んぅっ…………!」

覆面兵士「たいちょ……『マッスルさん』! こ、これめっちゃ良いですねぇっ♡ あ、あはっ、あははっ♡ 美人さんだしぃっ♡」パコパコパコパコ♡

No.A「ん………んん…………♡ んるぅっ………♡ るるっ……………♡ んれろぉ………♡」

覆面王族「お、おい………こ、これはホンバンは出来ないのかね。かね? オマンコには入れられないのかね? か、カネなら、いくらでも積むぞぉっ………♡」パチュン! ドチュゥ! ブチュッ♡

No.E「んはっ、んぁっ♪ んれぉろっ♪ れろぉっ♡」

覆面要人「ま、前にそう言って、研究員の静止を聞かず、無理やり、えっと………たしかこのNo.Bちゃんに挿れた方がいましたね…………んっ……………」ドチュ、バチュッ、パチュン………♡

No.B「んっ………んぐ、んはぁ……………んっ、んんんっ…………」

覆面王族「な、なにかマズいのかねっ………?」

覆面要人「はい………はぁっ…………い、挿れたそばから下腹部をはじめとして全身の皮膚が裂けていき、最終的には化け物になって意識があるうちに研究員に撃ち殺されていましたねっ………はぁ、はぁ…………まあ、それでも良いと言うのなら……………『ベジタリアンさん』、どうぞお好きに……………んっ…………♡」

覆面王族「お、おおう………や、やめておこうかね……………ふん、はぁっ……………!」パチュ、パチュ、ドチュ♡

覆面貴族「お、おおおっ、もう、もう出そうだっ……………! フヒヒッ♡」ズチュ、ズチュゥ♡

覆面兵長「わ、私もだぁっ……………!」ゴリッ! ゴリュリュッ♡ ドゴッ♡

覆面兵士「ぼ、僕も、げ、限界ですっ……………あ、あああっ♡」パコンパコンパコン♡

覆面王族「んほぉっ! はぁ、はぁ、イくぞぉっ!」

覆面要人「でますよぉっ♡ 全部飲んでくださぁいっ……………♡」

ドピュッ、ゴボボッ、ビューーーッ♡

No.C「ん゛っ……………んくぅ、んっ……………こくっ……………!」

No.D「んぶぇっ、ぶぱ…………! ぶぷ、ごえっ…………! ん、ごっ、んごっ……………! ごくんっ……………!」

No.A「ん……………♡ んふ………………んんっ……………♡ んくっ……………♡ んっ………………♡」

No.E「ごくっ♡ ごくっ♡ ごくごくっ♡ こくっ♡ こくんっ♡」

No.B「ふっ……………ふぅっ……………♡ ぅむ………………んじゅるるっ……………♡ じゅるっ………………♡」
223 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 20:53:44.72 ID:SGQHH/Qc0
〜9歳〜

No.B「『ナンシー』ちゃんももうちょっとで10歳かあ……………」

No.C「レベルも24まで行ったしね」

No.D「わ、私もなんとか18まで行ったよぉ……………」

No.A「『ノエル』ちゃんは………………」

No.E「あたし29! 次で目標は達成だよ!」

No.A「一番年上の私でも行っていないのに……………」

No.C「やっぱり『ノエル』ちゃんは天才だね」

No.E「えへへ……………♡」

ゔぃーっ、ゔぃーっ、ゔぃーっ

No.D「あれ………………?」

No.B「たしか、この前やったよね?」

No.A「なにかあったのでしょうか……………?」

ガチャ

No.C「あ、けんきゅーちょー……………」

研究長「こんにちは、みんな。……………すまないが、今日は危険な緊急訓練に参加してもらう」

No.E「きんきゅーくんれん!? 面白そう……………!」

No.B「内容は、なんですか……………?」

研究長「今日はレベル換算35の魔葬鬼兵ゴーレムと合同で戦って貰う」

No.C「さっ、35!?」

No.A「そ、そんな、『ノエル』ちゃんでもまだ29なのに……………! そんなのと戦ったら、『アンディー』ちゃんが……………!」

研究長「………………本当にすまないと思っている。私も、反対はしたんだ………………だが、どうしても、連中は『結果』が欲しいらしい………………『結果』……………か………………………『結果』、『結果』、『結果』、『結果』『結果』『結果』『結果』『結果』『結果』『結果』『結果』『結果』っ! あああああああああっ、クソォッ!」ガシャアンッ!

No.D「け、けんきゅーちょー!」

研究長「こっ…………………だぁっ……………! はぁっ、はぁっ…………………すまない………………娘たちよ……………………! 研究資金を集めるために、連中の性処理など、させたりも、して…………………! わ、私は………………! 私は、ただ…………………!」

No.A「……………………」
224 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 20:54:52.49 ID:SGQHH/Qc0


研究長「…………………以上が、魔葬鬼兵ゴーレムの装備と、能力と、弱点だ。お願いだ……………生きて帰って来てくれ…………………」

No.B「はい………………必ず………………」

No.E「………………………」

No.D「………………………」

No.C「………………けんきゅーちょー。ひとつ、聞いても良いですか」

研究長「………………なんだ」

No.C「………………どうして、私たちを造ったのですか?」

No.A「……………! 『ナンシー』っ!」

研究長「いや…………………いい、No.A。……………………話そう」

No.A「っ……………………はい………………」

研究長「……………………始まりは、No.A。君だった。私は、子供が出来ない身体だった……………でも、私はいつか、自分で、自分の子を作りたいと渇望した……………ただ、それだけだったんだ……………自分の生命の設計図である遺伝子と、他の動物の遺伝子を組み合わせて、命を造ろうとした……………そんな神のような所業、成功するはずが無かったのに…………………完成してしまった…………………No.A。君が、生まれてしまった。色んな動物をつぎはぎにしたような君の幼胎を見て、私は一度母胎ケースごとブチ壊そうかとも思った。でも……………愛おしくなってしまった。自分の子として、命を授けたいと、世界を見せてあげたいと、思ってしまった………………君は無事、命を授かり、世界に足をついた………………私はただ、我が子と一緒に暮らしたかっただけなのに……………国相手に、そんなもの隠し通せるわけが無かった。私は国に脅されて、自分の命を守るために、次の娘、No.Bの制作にとりかかるしか無かった………………そうして、何も出来ないまま、No.Eまで生まれてしまった……………なぜ、私は自分の娘を生み出してしまったんだ…………………? 生まれてくるはずが無かった物を生み出した罰なのか………………? どうして行かなくても良い死地に送らなくてはならない…………………!? 死んだら次のキメラを造れば良いだと…………………!? 娘は、娘は一人一人が命を持っているんだぞ…………………!? …………………ふざけるな、ふざけるな、ふざけるなああああああッ!!!! …………………………………ぅっ…………………………………………うううっ………………」

No.A「…………………………」

No.B「…………………………」

No.C「…………………………」

No.D「…………………………」

No.E「…………………………」

研究長「ゆ、許してくれ………………な、なんなら、こ、殺してくれ………………! む、娘に殺されるなら、わ、わたし、は……………………!」

No.A「…………………いいえ、けんきゅーちょー」

研究長「………………な、No.A……………」

No.A「……………………」ダキッ

研究長「っあっ…………!?」

No.B「……………………」ダキッ

No.C「……………………」ギュッ

No.D「……………………」ギュウッ

No.E「……………………」ダキィ

研究長「ぉ…………………おまえ……………たち……………………ど、どこで………………こんなの……………覚えて………………」

No.A「いいえ、どこでも……………ただ、こうするのが自然だと思ったからです…………………」

No.B「私たちは帰ります。勝って、生きて帰って来ます」

No.C「合同訓練は何度もやっているので……………!」

No.D「い、一番弱いけど、足だけはひっばらないので……………!」

No.E「敵、ぶっとばす………!」

研究長「あ………………あああ………………! あぁああぁあああぁっ………………!」ボロボロボロ……………!

コンコン

王国兵士「入るぞ」

全員「「「「「「……………!」」」」」」

ババッ!

ガチャ
225 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 20:55:19.81 ID:SGQHH/Qc0
王国兵士「そろそろ時間だ。来賓達も全員揃っている。配置につけ」

研究長「あ、ああ……………すぐ行く」

王国兵士「分かった」

バタン

研究長「……………………健闘を祈る。娘たちよ…………………」

No.A「はい」

No.B「……………はい……………!」

No.C「…………帰って来ます………………!」

No.D「頑張ります………………!」

No.E「…………………ん!」
226 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 20:55:47.83 ID:SGQHH/Qc0


No.A「……………………」

研究長「……………………どうしたんだNo.A……………みんな、行ってしまったぞ」

No.A「…………一つだけ、言っておきたいことがありまして」

研究長「………………ああ……………言って見ろ」

No.A「けんきゅーちょー………………いえ、お父さん。ずっとずっと、一目見たときから、お慕いしております。好きです」

研究長「なっ………………え?」

No.A「そ、それだけ、ですっ……………! 行って参りますので……………!」バッ!

研究長「あっちょ、な、No.A…………………ぁっ………………………」

研究長「………………………あ……………………………私………………は……………………………………っ……………………!」
227 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 20:56:17.59 ID:SGQHH/Qc0


研究長「………………………………」

来賓A「いやー、それにしても先生の実験を見られるなんて、光栄です!」

来賓B「話では今後の魔科学の発展に大きく関わる実験だとか……………!」

来賓C「お、キメラ達が来ましたよ!」

来賓D「まぁ! なんて醜い身体でしょう!」

来賓E「そうですかね? 朕は逆にそそられますぞ……………実用化が確立した暁には、ぜひ朕の性処理具に………………」

来賓F「おお! あれが今回戦う魔葬鬼兵ゴーレムですか!」

来賓G「勝てますかねぇ……………」

研究長「………………………………起動準備に入ります」パチッ、パチッ……………ウィーン……………

国家研究員「おっと、先生。このレベル設定、25になっていますよ? 緊張しているのは分かりますが、気をつけないと……………」

研究長「……………………すいません」バチン、パチッ、パチッ……………

研究長(流石に騙せなかったか……………娘たちよ………………生きてくれ…………………!)チラッ



No.A「ごめん、少し遅れたわ」

No.B「何やってたの」

No.A「ちょっと、ね…………」

No.C「あ、けんきゅーちょー見てきた………………!」

No.A「気持ちは分かるけど手を振っちゃだめよ」

No.E「う、バレた……………」

No.D「あれがゴーレムですか………………! 強そう…………………!」

No.B「逃げ場は無いし、勝つしか無いよ………………!」

No.C「うん…………………わかってる……………………!」

No.A「けんきゅーちょーの作戦通りに動くのよ。良い?!」

全員「「「「ラジャー!」」」」

魔葬鬼兵『…………………ぴっ……………きどうしんごう、じゅしん……………………………設定レベル…………………さんじゅうご…………………きどうまで、じゅう、きゅう、はち、なな…………………』

No.A「来るわよ…………!」

魔葬鬼兵『ろく、ごー……………』



研究長(…………頼む…………!)



魔葬鬼兵『………にー、いち………ぜろ』ガジョン
228 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 20:57:30.71 ID:SGQHH/Qc0
〜10分後〜

No.A「『ナンシー』右! 『バービー』避けてっ! 予備動作確認マシンガン!」

No.C「はぁっ!」

No.B「やぁっ!」

魔葬鬼兵『……………』タタタタタタタタタタッ!

No.A「『ノエル』! 『アンディー』! 攻撃チャンス! 私も行くわ!」

No.E「やあぁあああっ!」ドカァンッ!

No.D「えいやぁっ!」ドコンッ!

No.A「だぁああああっ!」バカアンッ!

魔葬鬼兵『……………!』グラ………!

No.A「このままいけるわ!」



研究長(よし……………! この調子なら…………!)

来賓H「つまらないですね………」

研究長「…………えっ………」

来賓H「なんともつまらないです。ハラハラが全くありません。キメラ側は全くダメージを受けていないし…………」

研究長「は、はい。まあ、これが研究の成果なので…………」

来賓H「レベルを上げましょう。40ほどに」

研究長「はっ………!? だ、ダメですよそんなこと! これはレベル35のゴーレムとの戦いの実践なので…………」

来賓H「どうですか皆さんこの考えは!」

ザワザワ………!

良いんじゃ無いかしら?
良い考えだ!
そうだ! あまりにもつまらない!

ザワザワ………!

来賓H「満場一致ですね………ではレベルを上げてください、研究長」

研究長「だ、ダメだ……………! こ、この、この実験の主導権は私にある………! 今から変更、なんて…………!」

来賓H「許さない、ですか? 私達が誰だかお分かりで………?」

研究長「う……………!」

来賓H「あなた、操作方法分かりますよね? レベル、上げてください」

国家研究員「わかりました」ピッ、ピピピ…………

研究長「待てお前………!」

警備兵「邪魔するな!」バキイッ!

研究長「がぁっ…………!」ドサッ!

研究長(ま……マズい……………! あ、ぁぁ……………!)

国家研究員「……………これで……………変更が出来ましたよ?」ッターン

研究長(……………ぁ………………)
229 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 20:58:19.95 ID:SGQHH/Qc0


魔葬鬼兵『ぴぴ………………へんこう………………へんこう………………』

No.E「動きが止まった! チャンス!」バッ!

No.C「まって『ノエル』ちゃん! 指示を………!」

No.A「『ノエル』止まりなさい! 様子がおかしいわ!」

魔葬鬼兵『レベルへんこう………………よんじゅう』ガジョン

ブッ

No.E「え………」

No.E「あ…………がっ……………?」ミシミシミシ…………!

ドカァン!

No.D「『ノエル』ちゃあんっ!」

No.A「みんな隊列を乱さないで、多分レベルが上がったわ! 動きも、速さも、抜群に上がった!」

No.B「ウソ…………! なんで、けんきゅーちょー……………!」

No.C「何かあったのかな……………!」

No.A「私は『ノエル』を! みんなはまず攻撃を受けないように拡散して!」ババッ!

No.D「分かった………!」



来賓H「早速一人やられましたよ。良いデータが取れそうですね」

研究長「あ、あああああ…………! ぁああああああああっ!」ジタバタ

警備兵「無駄だ」

研究長「クソ! クソ! クソォオオオォオオォォォッ!」

国家研究員「その慌て様…………もしかして、あのキメラ達に情でも注いでいたんですか? あんな異形共にですか? はっ…………笑えますね…………」

研究長「ァアアアアアアアアアアアアアッ!」



No.B「だ、ダメ…………! 速い………!」

ダラタタタタタタタ!

No.C「きゃぁっ!」

No.A「『ノエル』ちゃん! 『ノエル』ちゃん!!」

No.E「ぅ、ぅ゛うぅ…………!」

No.D「ど、どうやって倒せば………!」

No.C「っ…………あ」ズルッ

No.C(あ、足が、滑っ……………)

魔葬鬼兵『』グンッ

No.C(………あ…………あれ…………? 銃口が…………こっち、向い………て…………)

No.A「『ナン     シ     ー     』        ちゃ        ん        !          」

ダラ        タ         タッ         タタッ          タッ          タタッ          タンッ

No.C(     私         死       ん        で        あ        あ          あぁ          あ           )
230 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/02(日) 20:59:06.32 ID:SGQHH/Qc0
パタタッ

No.C「……………あれ……………あ…………『ノア』……………お姉………………ちゃん……………………?」

No.A「………………『ナン………………シー』……………」ニコ…………

No.A「………………………がふっ……………」ビチャチャッ
231 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/03(月) 11:43:18.31 ID:xPc+e0II0
研究長「ナンバーエエエエエエェエエェエエエッ!」

来賓H「自分よりも弱い者を助けてやられてしまうとは…………生物兵器としては欠陥品ですね」

研究長「彼女達をを侮辱するなあぁああああっ!」

来賓H「ははは…………無様ですね……………!」



No.C「あ、あれ、『ノア』おねえちゃん? 『ノア』おねえちゃん?」

No.A「はぁ…………がっ………………ばぁっ……………はぁ……………はぁ………………」

No.C(血……………血、が、真っ赤……………真っ赤……………? あれ……………なんか、覚えて……………どっかで、見たような…………………)







 危ない!


 アッ…………! シーネーチャン…………


 バラタタタタタタッ


 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いお腹が焼ける焼ける焼ける焼ける焼ける熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い血


 シーネーチャンッ! シーネーチャァンッ!


 に、逃げ、て…………逃げて…………フォイアちゃん…………







No.C(あれ………この、記憶…………わたし……………わた、しの…………名前……………志位子………………あ……………あぁあぁあぁあああああぁあああああああああっ……………………!)コォッ………

ドォオオオオオオオオオオオッ!



ガシャァン! パリンパリンパリンパリン!

来賓H「ぐっ!?」

キャアア!
何が起きたんだ!?
え、エネルギー波!?

研究長「い、今の内にっ………!」ダタッ! ピピピピッ! バチンッ!

研究長(エネルギーダウン………! よし!)

警備兵「おい貴様何をしている!?」

国家研究員「って超強化ガラスが割れてるじゃ無いですか!? ど、どうすん…………」
232 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/03(月) 11:44:22.54 ID:xPc+e0II0


No.C「ああああああああああああぁあああああああぁあああああああああっ!」フッ

ズッバァン!

魔葬鬼兵『が、ががっ、がぴっ…………ががががががががっ』

ボカァン!

No.C「ォオオオォオオォォォオオオォ……………ヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲォオオオォオ………………!」コォォォォォ…………

No.B「な、『ナンシー』ちゃん…………!?」

No.E「こ……………神々しい……………よ……………」

No.A「がふっ………………げほっ……………」

No.D「……………天使……………だ……………」

ひ、ひぃっ………!
に、逃げろぉっ…………!
じゅ、銃を! 魔銃を寄越せえっ!

No.C(みんな、みんな殺してやる。みんなぶち殺してやる…………)ギロッ

フッ

ざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅっ

No.C「………………ふー………ふー……………ふぅ……………」ボタボタボタ………

来賓H「あ、ああああ…………! よ、よるな! ぁ、あああああああああっ!」ダラタタタタタタタタタタタタ!

国家研究員「い、『インフェルノォッ!』」ゴォァアッ!

ドカァン!

国家研究員「ちょ、直撃…………!」

来賓H「や、やった…………」

ざしゅっ

来賓H「……? ……    …     ?」パクパク、ゴトン

国家研究員「あ、あがじゅっ」ズルッ…………ドシャァッ

No.C「ふーっ……………ふーっ………………はっ………!?」

No.C「あ、わ、わたし……………あ、『ノア』、お姉ちゃん…………」ボタボタ………

研究長「…………う、うぐ……………!」

No.C「け、けんきゅーちょー………! だ、大丈夫………あ、血……………」ベトォ………

研究長「うっ………ぐぅっ………………さ、さっきの流れ弾が…………当たった、みたいだ…………ぁっ……………も、う……………死ぬな………………これ………………」ドクドクドク………

No.C「だ、だめ、けんきゅーちょー………! 喋っちゃだめ…………! な、治さないと…………!」

研究長「いや…………私はもう………ダメだ…………だ、だから、お願いだ…………私を、No.Aの元に……………」

No.C「は、はい……………! わかり、ました……………!」ヒョイ、タタタ………ピョン、トサッ

No.D「けんきゅーちょー………!」

No.E「そんな、ウソ…………!」

No.B「け、けんきゅーちょー…………! の、『ノア』も……………! ど、どう、すれば……………!」

No.A「け、けんきゅ…………がはっ……………!」
233 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/03(月) 11:52:45.87 ID:xPc+e0II0
研究長「No.B、C、D、E…………動ける君達は、逃げてくれ…………さっき、No.Cが発したエネルギー波で、天井から出れる…………! もうじき、騒ぎを聞きつけた国の軍が駆けつけてくる…………そうなったら、確実に殺されてしまう…………がはっ…………!」

No.B「そ、そんな、2人を置いてなんて……………!」

No.E「できないよ…………!」

研究長「行くんだ! 行けっ! わ、私からの…………最期の、命令だっ……………!」

No.C「け、けんきゅーちょー…………!」

No.D「ご、ごめんなさい…………! ごめんなさい…………!」

No.A「わ、わだじ、がらもっ…………ごぼっ………た、頼む、わ…………!」

No.B「…………分かりました、けんきゅーちょー…………『ノア』お姉ちゃん…………!」

No.C「う、ううっ…………! うううっ…………!」

No.D「あっ………! あぐぅくっ………!」

No.E「…………うん…………! 逃げる………! 二人の分も、生きる………!」

No.A「さ、よう、なら……………!」

No.B「さようなら、みんな…………! 生き残る事だけを考えて…………! 逃げて、逃げて、逃げるのよ………! そしたらいつか……………会いましょう」ドヒュン!

No.D「うん………! さようなら!」ピョン!

No.E「うっ………! うえええぇええぇえぇぇんっ!」ドヒュゥンッ!

No.C「さ、さ、さようなら………! ぁあああぁああぁっ…………!」ドヒュン!
234 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/03(月) 11:54:11.50 ID:xPc+e0II0


研究長「…………や、やっと………二人、切りだな…………『ノア』」

ノア「『お父さん』…………げほっ、ごぼっ……………!」

研究長「………父親らしい事を、何一つできなくて、すまない………君の気持ちすら、受け止めることができなくて……………」

ノア「う、ううん…………い、良いの…………わ、私は、No.Aとして………ノアとして、お父さんの子供に生まれて来ただけで………げぼぉっ…………し、幸せ、だったから………………」

研究長「ああ………なんで、もっと早くその気持ちに気づいてやれなかったんだろう……………悔やんでも…………悔みきれない…………はぁ、はぁ……………もう、血が足りなくなってきた、な……………」

ノア「お父さん…………大好き……………♡」

研究長「私も、だ…………ふぅ………ふぅ…………」

研究長「……………ノア、すまないが、最期に、一つだけ、良いか?」

ノア「…………な…………に…………?」

研究長「…………抱かせて、くれ……………」ギンッ、ギンッ

ノア「……………!」

研究長「種の保存本能、らしいんだ…………だから…………せめて、最期に一度だけでも……………!」ヨロ、ヨロ………

ノア「…………うん。お父さん……………良い、よ……………私も、お父さんと最期に、繋がりたい…………………♡ こんな、血みどろ、だけど……………」クパァ…………ドロッ…………

研究長「ああ…………ノア……………! 綺麗だよ、ノア……………! …………う………ぐぅ………!」ズプ………! ズプププ…………♡

ノア「あっ………♡ あぁぁぁぁ……………♡ がふっ…………!」ビチャビチャ

ブチッ、ブチブチッ…………!

研究長「の…………あ…………♡ 君の処女…………貰えて良かった…………ん、ちゅっ……………♡」

ノア「お父さんっ…………♡ はぁっ、はっ………! ぁあっ……………♡」

ドタドタドタドタ………

おいいたか!?
いや、こっちには………うわぁああぁぁっ!? お、おげえぇええっ………!
酷い有様だな………!
おい、あそこに何かいるぞ!

研究長「あ、あぁ…………見つかって、しまった、ね…………」

ノア「お父さん……………♡ さ、最期の……………最期、ま、で……………一緒に……………いて………………ゲボォッ!」

研究長「もちろん、さ………………ノア?」

ノア「………………(ありが、と、う)…………♡」パク、パク………

カクンッ

研究長「ノア……………ノア…………! おい、ノア…………………ァ……! ………………………………逝った……………か…………………」
235 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/03(月) 11:57:38.64 ID:xPc+e0II0
兵A「おいお前! 何をし…………何している!?」

兵B「あ、あいつSEXしてるぞ!」

研究長(もう、誰にも邪魔はさせない………………私達は、本当の意味で、二人きりに、なるのだ…………………ぐっ……………!)メギッ!

ドクンッ…………ドクンッ……………!

研究長(ふ、ふふ…………この脈動は、射精の物じゃない……………私は、射精なんて、できない………………)メギッ! メギメギッ!

ドクン! ドクン! ドクン! ドクンッ!

兵C「な、なんだ!?」

兵D「わ、分からない! とりあえず撃てぇっ! 『ライトニングストライク』ッ!」ガラガラピシャァン!

兵E「『スラッシュ・バンディエフ』ッ!」ザバァンッ!

兵F「『ファイウォーター・エンブレイド』ッ!」ボザバドカァン!

兵G「ららららららららららららららぁっ!」ダラララララララララララララッ!

シュゥゥゥゥ………

兵A「や、やったか!?」

兵B「バカ! フラグだ!」

研究長(……………もう、遅い………………私を食らい尽くせ、キメラ遺伝子。私を、君達と同じに……………!)メギッ! ボギ! ブヂィッ!

兵H「ひっ…………! ば、化け物っ…………!」

元研究長「スゥウウゥゥゥゥ……………!」

元研究長「ウァアォオオオオオオオオオオオオオオォオオオオオォオオオオンッ!」ドビュゥウウウウウゥウウッ! バビュ! ボビュルルルルルルルルルルゥッ! ビュグッ! ビュグゥッ♡

元研究長(ハァッ……………ハァッ………………? ……………射精……………したのか、私は………………? キメラになった事で、出来るようになったのか………………? ………………でも、もはや何の意味もない。君のお腹がこんなにたぷたぷになっても、もう孕むことはない……………から………………)ギュッ……………

ノア「………………………」ゴポッ…………

元研究長「…………………ノア………………ノアァァァ…………………」ズシン…………ズシン…………

兵I「はっ、ぁぁっ………………! ……………く、くるなぁっ……………!」

元研究長「……………………ドケ」

兵I「………………えっ?」

元研究長「イマスグドケェッ!」

兵I「は、はいいいいいっ!」ズザザザザザ!

兵J「くっ………………おい! 逃がすな…………………」カチャッ

パチュンッ

兵J「         」ブシュウウウゥウゥゥ!

兵K「うっ、うわっ……………げっ、げええぇぇっ…………!」

元研究長「ふしゅー…………………ふしゅー……………………………」ボタボタ

元研究長(身体の成長が、止まらない…………………全身の細胞が寿命を終えて、崩壊し始めている………………もう、私も長くはない…………………)

元研究長「……………………サア…………………イコウ、ノア…………………ワタシタチダケノ…………………ドコカ………………シズカナバショニ……………………」ズシン…………ズシン…………ズシン…………
236 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/03(月) 11:58:05.88 ID:xPc+e0II0


チュンチュン、ピーチクピーチク……………

No.C(ここなら……………そうそう見つからないよね…………………………みんな、無事に逃げれたかな………………………)

No.C(………………逃げるときにも、たくさんの人を殺しちゃった………………敵、だったけど、それでも、あの人達にも家族が………………………………)

No.C(……………………私の、せい、なんだ……………………私があの時、足さえ滑らせなかったら………………………『ノア』お姉ちゃんは…………………………私のせい………………! あの時と一緒………………………! もっと私が、米滝さんを止めていたら……………………………!)

No.C(………………まって……………米滝さんって、誰? …………………あの時、一瞬だけ見えた、夢みたいなあの瞬間は、何………………? フォイア、ちゃんを………………私は……………………守って……………………)

No.C(…………………………そうだった…………………全部、思い出した……………………私、志位子って言う名前、だったんだ………………………椎奈、志位子…………………それが……………………私だったんだ………………………………!)

No.C「なんで………………………なんで私、こんな事に…………………………? なんで、キメラに……………………? なんで……………………どうして………………………………!?」

No.C「…………………………………………米滝………………………………………さん………………………………………」
237 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/03(月) 11:58:52.76 ID:xPc+e0II0
〜現在〜

ガサガサ………………

男(反応が近いな……………もう少しか。バイクは音で驚かす危険があるから、徒歩できて正解だったな)

男(…………………………っ!)ピタッ

???「…………………………………」チクチクチクチク…………

男(裁縫をしているあの生物は…………モンスター娘、か…………? 金の長髪に、つぶらな瞳………手作りらしき服を着ているなんて、文化的だな…………身体は人間の物だが、頭の上には雄々しいヤギの角があり、口からは獅子の牙が覗き、服の背面の穴からはコウモリの羽が覗き、毒蛇の頭を持つ尾は布の端を咥えている。毛の生えた下半身は恐らく狼の物で、筋肉質だ。両手両足の指からは鋭い龍の鉤爪が生えているが……………よくあれで裁縫なんて細かい作業が出来るな…………………表情はどこか思い詰めたように沈んでいる…………)

男(まさか、あれが脱走したというキメラか……………? あまり強そうでは無いが……………)

キメラ娘C「……………………………はぁ…………………」チクチクチクチク………

キメラ娘C「いたっ」プチッ

キメラ娘C「うううう………………」ペロペロ………

男(………………それにしても、あの顔……………まさか………………)ゴソゴソ………ピラッ

男(………………………ビンゴ、か)

男(髪色も、姿も変わってはいるが……………ようやく見つけたぞ、シイナ・シイコ…………………………)

どうする?>>下
なお、キメラ娘の反応は>>206の通り。
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 13:14:15.11 ID:f2MjuGOTO
変に驚かせたりせずに声をかけて挨拶
逃げる前に話を聞いてくれと呼び止める
姿を消したとしても話を聞いていると信じて
自分が当時の記憶を失っていることや
この世界でのこれまでの様々なことを説明する
その上でこの世界を何とかすること
君が自分に因縁があるのであれば
尚更仲間として協力してほしいことを伝える
239 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/04(火) 18:41:58.12 ID:Sa7iyGPz0
キメラ娘C「……………ふぅ…………手袋、出来た…………」スポ………ニギニギ…………

キメラ娘C「……………手袋、かぁ…………前に、米滝さんにあげた事あったなぁ…………………」

キメラ娘C「……………ご、ごめんなさい…………米滝さん…………! 私の、せいで……………! …………ぐすっ…………!」

男「なんで君のせいなんだ?」

キメラ娘C「だ、だって………! わ、私がもっと止めてれば………! もっと、大胆に襲いかかっていたら……………!」

男「おい」

キメラ娘C「……………うっ…………ぅうっ……………! ………………ぅっ………?」

キメラ娘C「………………え?」

男「……………やあ。久しぶり、って言うのは…………おかしいか?」

キメラ娘C「あ、え…………!? ああああああああっ!? え、あっ!? ええええええっ!?」

男「俺だよ。コメタキだ………シイコ。その………変わったな」

キメラ娘C「そ、そんな………う、ウソ…………! こ、こんなの…………! こんなの…………まぼろし……………! あ、あああぁああぁあああああぁっ!」ダダダダダダガサガサガサ!

男「待ってくれ!」

ガサ…………!

男「…………幻じゃない」

……………

男「君に何があったかは分からない…………どんな体験をしたのかも、分からない。でも…………話を聞いてくれ」

……………

男「…………俺は転生したんだ。君はどうしたんだ?」

……………私も…………たぶん…………転生、した…………しました……………分からない……………!

男「……………お願いだ。こっちに来てくれ。…………俺は幻なんかじゃない」

……………

……………ガサガサ……

キメラ娘C「…………本当に…………本当に……………本物のコメタキさん…………?」

男「…………ああ」

キメラ娘C「ほ、ほんとに? ほん、と、に…………?」ベタベタグニグニ

男「はぁ、ほんろにおれら(ああ、本当に俺だ)」

男(まあ、前の俺と一緒かどうか聞かれたら、難しい所だけどな…………)

キメラ娘C「あ、ああぁ……………! あ、会いたかった…………! 会いたかった………………!」ギュゥゥゥゥゥッ………!

男「あ、ちょ、まてシイコ。君めっちゃ強いな。骨が、骨が折れる!」ボキベキバキ!

キメラ娘C「え………? あ、ご、ごめんなさぁいっ!」
240 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/04(火) 18:42:41.13 ID:Sa7iyGPz0


男「な、なるほど…………そうしてキメラとして生まれて、10年生きてきたわけなんだな………………イダダダダ……………」

キメラ娘C「ほ、ほんとにごめんなさい……………………フォイアちゃんが今どうしてるかは分かりません……………あの後、生きているかどうかも……………」

男「……………」

キメラ娘C「…………ご、ごめんなさい………! あ、あの時本当に止められなくて………! 私がもっと、もっと止めてれば…………! フォイアちゃんも、私がもっと警戒していれば…………!」

男「そう自分を責めるな………君は、悪くない。誰しもがいつかは死ぬんだ。あの時は、俺がやるしか無かったんだ。もし俺があの場所にいなかったら、数百人が死んでいた。フォイアの事だって、君が悪いんじゃない。そのテロ集団が悪いんだ」

キメラ娘C「で、でも…………! こ、こっちに来てからも実験って言って、沢山動物殺したり、逃げる時にも沢山人を殺して……………! キメラ、だし…………! わ、私はやっぱり、生きているべきじゃないの…………!」

男「……………」

キメラ娘C「…………ぐすっ…………! わ、私……………! ご、ごめんなさい…………! 米滝さん…………!」

男「…………なあ、シイコ。生前に、君が言っていた事、覚えているか?」

キメラ娘C「え…………わ、私、が……………?」

男「ああ……………付き合って、付き合って、って………俺がいくら断っても、迫って来てたよな?」

キメラ娘C「は、はゎぁ…………!? そ、そんな…………そんな、む、昔の、こと……………/////」

男「…………まだその気持ちは変わらないか?」

キメラ娘C「………………え…………?」

男「………どうなんだ?」

キメラ娘C「ゔ……………つ、ついこの前、記憶が戻ったばっかりなんですけど…………は、はい……………///// まだ、その……………好きです………………ずっと、まだ好きなんです…………………!」

男「……………そうか」チラッ

キメラ娘C「………ん…………な、なん、ですか…………?」モジモジ…………キラッ………

男(そうだな…………どうしようか。俺に惚れている証として、指輪が付いているな………………俺は生前の記憶はない上に、もう何人もの嫁がいる…………その事を聞いたら、シイコはどう思うか…………)

男(指輪が付いている以上、嫁にはするが………今ここで全てを話して反応を見るか、それとも、いっそ抱いてしまって先に完全に堕としてしまうか…………)

どうする?>>下
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 18:45:28.66 ID:IMhts7xW0
前世が日本人なので今ここで全てを話して前世とは違うことを説明する
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 20:21:15.87 ID:Sa7iyGPz0
男「…………シイコ。聞いてくれ」

キメラ娘C「は、はい……………?」

男「…………俺は、生前の………チキュウにいた頃の記憶が、無い。君の事も、フォイアの事も、最近になって思い出した………と言うより、知ったんだ」

キメラ娘C「そ、そうですか……………わ、私と一緒、ですね…………」

男「いや、少し違う。思い出したんじゃない。そういう人生を体験したという事を知ったんだ。………言ってみれば、人事みたいな感じなんだ」

キメラ娘C「そう…………ですか……………」ショボン………

男「だから、俺は前世とは違うんだ。はっきり言って、君のことをどう思っていたのかも、分からないんだ」

キメラ娘C「…………………」

男「………それに、俺は君の気持ちに応えられないかも知れない。俺は…………」



キメラ娘C「お嫁さんが、そんな、に………………?」

男「ああ、すまない…………」

キメラ娘C「ま、魔王がいて………? そ、その命を狙う勇者と戦う為に、お、お嫁さんを、たく、さん………………?」

男「ニホンジンの君には余り心地の良い話では無いだろう。…………こんな話をして悪かった」

キメラ娘C「…………そんな…………………」

男「………………どうだ?」

キメラ娘C「………………はい……………?」

男「………幻滅したか?」

キメラ娘C「い、いえ…………そ、そんな……………だって…………米滝さんは………………生きる為に必死だったんですから……………私と一緒で…………生きる為に………………」ポロポロ…………!

男「………………すまない」ス………

キメラ娘C「だ、ダメ…………!」バシッ!

男「………………」

キメラ娘C「………………う……………し、失恋って……………こ、こんな感じなんですね………………ははっ……………あはははっ…………………!」ボロッ、ボロボロボロッ…………!

男(……………それでも………………指輪は消えていない。………………少し、可哀想な事をしてしまったな………………)ス………

キメラ娘C「あっ……………」

男「………………」ギュッ………ナデナデ…………

キメラ娘C「はっ…………あぐっ……………! ひぐっ………………! こ、こめたき、さん……………! あ、はぁっ…………! はぐぅっ……………!」ボロボロボロォッ…………!

セリフ、もしくは、行動>>下
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 21:04:50.08 ID:Ti/KUU060
キスして想いを告白
244 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/04(火) 22:14:01.41 ID:Sa7iyGPz0
男「…………シイコ」

キメラ娘C「……………はっ………はいっ……………? ぐすっ…………!」

男「…………」クイッ

キメラ娘C「へ、えっ………」

男「……………んむっ」チュッ

キメラ娘C「んんっ………!?」

男「は………んむ…………ん、んちゅ…………」

キメラ娘C「ん、んんっ…………ん…………♡ ん、んんんんっ……………♡」パタパタパタ
…………♡ クネクネクネ…………♡

男(一瞬だけ抵抗したような動きをしたシイコだったが、すぐに力を抜いて身体を預けて来た。シイコはコウモリの羽をはためかせ、蛇の頭の尾をクネクネと艶かしく動かしている。…………というか意識はどうなっているんだこの尻尾)チュ、ムチュ………チュルルッ…………

男「ん………………はぁっ………………」チュッ………チュパッ…………トロォ……………♡

キメラ娘C「はっ…………♡ はぁっ…………♡ んっ…………はぁっ………………♡」ドキドキドキドキ…………♡

キメラ娘C「あ…………あのっ……………? えっ…………………………?」ポー……………

男「…………確かに、俺は前世の記憶が無いし、嫁も沢山いる……………でも、君と一緒にいると、なんだか心が暖かくなるんだ。君と一緒にいた時間を、感じられるんだ…………だから、君の気持ちをしっかり受け止めたい…………前とは違う俺でも、もう嫁が沢山いる俺でも……………君さえ良ければ、前世では叶わなかったけれど………この世界で、俺と一緒になってくれるかい?」

キメラ娘C「……………お嫁さんが沢山いても…………愛してくれる…………?」

男「ああ…………悪いけれど、君『だけ』という訳にはいかない…………けれど、それでもちゃんと愛する事を約束しよう。因みに、生活は全員同じ家で住む事になっている。嫁達は君を喜んで受け入れてくれるだろう…………それが嫌と言うのなら、結婚はしなくても良い…………。そうなっても、俺は君を絶対に見捨てない。この世界で暮らすための援助を多大にする。………そう約束しよう」

キメラ娘C「……………そんなに……………私を…………思ってくれて……………ありが、とう…………ございます……………! う、ぐすっ……………!」ギュゥ………!

キメラ娘C「……………お、お嫁さんに………………し、してもらえますか………………?」

男「………ああ。シイコ。ありがとう、受け入れてくれて」ググ………

キメラ娘C「え………あ………………こ、米滝、さん……………?」ググ………パタン………

キメラ娘C「あ、あの、なに、を……………」ドキドキドキドキ……………♡

男「夫婦のやる事としたら、これしか無いだろう…………? 早速、始めよう」ペロ………♡

キメラ娘C「ま、待って…………! こ、米滝さんっ……………///// ひぁっ…………♡」ビク………!

男「………………あと…………俺の名前は、もう『男』だ。『コメタキ』は、もう死んだんだ…………」

キメラ娘C「ひゃ…………ひゃ、ぃ…………♡ 男、さん……………♡」パタパタクネクネ……♡

どう犯しますか?(例:絶対に快楽堕ちさせるほど激しく。恋人のように優しく)媚薬も所持しています。安価下。
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/02/04(火) 22:17:50.62 ID:uKQ1vd6fO
恋人の様に優しくイチャラブセックスしながらフェラや淫語を教え込む
最後は騎乗位でキメ
246 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/04(火) 22:23:10.29 ID:Sa7iyGPz0
ちょっと修正です。



キメラ娘C「……………そんなに……………私を…………思ってくれて……………ありが、とう…………ございます……………! う、ぐすっ……………!」ギュゥ………!

キメラ娘C「……………お、お嫁さんに………………し、してもらえますか………………?」

男「………ああ。シイコ。ありがとう、受け入れてくれて」

キメラ娘C「は、はい……………♡」ギュゥ…………♡

男(そうして、今度は手加減をしてシイコは俺の身体に腕を回して、抱きついた。俺の体温をなるべく多く感じ取れるように、顔を埋めて、シイコは泣いている…………)ナデナデ……

キメラ娘C「………………♡」

男「…………シイコ。そろそろ…………」

キメラ娘C「あ………ご、ごめんなさい………//// そ、そうですね、そろそろ…………」ゴシゴシ………

男「………そろそろ、始めよう」ガシ…………

キメラ娘C「………え………お、お家に帰るんじゃ無い…………ですか? ………なんですか、この手…………?」

男「…………………」ググググ…………!

キメラ娘C「え………あ………………こ、米滝、さん……………?」ググ………パタン………

キメラ娘C「あ、あの、なに、を……………」ドキドキドキドキ……………♡

男「夫婦のやる事としたら、これしか無いだろう…………? 早速、始めよう」ペロ………♡

キメラ娘C「ま、待って…………! こ、米滝さんっ……………///// ひぁっ…………♡」ビク………!

男「………………あと…………俺の名前は、もう『男』だ。『コメタキ』は、もう死んだんだ…………」

キメラ娘C「ひゃ…………ひゃ、ぃ…………♡ 男、さん……………♡」パタパタクネクネ……♡

安価は>>245です。
247 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/06(木) 22:54:38.79 ID:RbL9HvDo0
男(龍の鉤爪の生えた指に指をからませ恋人つなぎをし、舌を絡ませれば大きな獅子の牙が、指で髪をすけばヤギの角が、今俺とくんずほぐれつしているのはシイコだと存在を主張する。コウモリの羽は嬉しそうに羽ばたき、狼の脚はもじもじと擦りつけられ、蛇の頭の尾はうっとりと俺の顔を…………おいやっぱり意識無いか?)チュッ、チュルッ………

蛇「しゅるる…………♡」

キメラ娘C「は、はむ………♡ んぁむぅ…………♡」トロォ………♡

男「んはぁ……………ん……………! ぷはぁ……………はぁ…………」ツゥ…………♡

キメラ娘C「あ、あぁっ……………♡ お、男さぁん…………♡」

男「シイコ………! 俺の女に…………なってくれ……………!」

キメラ娘C「は、はいっ……………♡ 男さんっ……………♡」

男「はぁ…………はぁ…………ん……………」カチャカチャ……ボロンッ! ビギッビギッビギッ…………!

男(見たところ、毛に塗れた秘部は既にトロトロに湿っている。少し触ってみると、もう大丈夫そうだっだ)

キメラ娘C「あ……………あんっ……………♡ ふぅ…………♡ ふぅ……………♡ お、おおきい、ですね……………♡」

男「前世ではもっと小さくて、一切使われなかったらしいけどな…………処女なら、痛いかもしれないから、我慢してくれよ……………」プチュ………!

キメラ娘C「あっ…………! ま、まって…………ください…………! …………き、キスしながら……………お、お願いします………………♡」

男「………ああ…………ん、んむ……………」チュムッ…………♡

キメラ娘C「ん、ん、んん…………♡」

男「ふぅ……………んん………………!」プチュ…………ズ……………!

キメラ娘C「…………っ! んぅ〜〜〜っ………………♡」ギュゥゥゥ………!

男(イデデデデデ…………! く、首の骨が………! だ、だが………気合で、乗り切ってやる………!)ズズッ、グチュ……………♡

キメラ娘C「んぁ♡ んは……………♡ …………むちゅっ…………! ん、んんんっ…………♡」

男「ん、んむ………………んっ…………ぅっ……………!」ズズズ…………プチュ

キメラ娘C「んっ………!」ピクンッ!

男(処女膜、か)

男「はぁ……はぁ…………痛むぞ、シイコ…………」

キメラ娘C「ぷぁ…………ん…………♡ は、はい…………♡」ニ、ニコ………♡

男「ふ………ふぅっ………………く、はぁ……………!」ズ…………ブヂ………!

キメラ娘C「あ、あだっ………! いだだだだだぃっ!」

男「す、すま、ない……………だ、大丈夫か……………?」

キメラ娘C「う、うぅっ…………こ、こんなに、い、痛い、なんて…………! い、つぁ……………!」ジワ………

男「痛かったら、遠慮無く言えよ…………ゆっくり、行くからな……………」

キメラ娘C「は、ぃ……………」コクリ………

男「んっ……………」ブチ…………ブヅンッ!

キメラ娘C「ぁ………ああぁ……………!」ツゥ…………ポタッ、ポタッ………

男「……………っく!」ググ……………ブヂブヂブヂッ! コツンッ!

キメラ娘C「かっ、はぁっ!? あ、いだっ…………! ぅ、ぅうっ…………!」

男(あまりに痛そうだったから、一息に行ってしまった。こっちの方が楽だろう)ナデナデ………

キメラ娘C「あ、ぁぅ……………痛い、です、よ…………ぉ…………!」

男「大丈夫、大丈夫………じき、慣れる…………」ナデナデヨシヨシ………

キメラ娘C「はい…………………ぐす…………」
248 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/06(木) 22:56:08.75 ID:RbL9HvDo0
〜数分後〜

キメラ娘C「も、もう………大丈夫、です……………痛みも、引きました…………」

男「ああ………じゃあ、動くぞ」

キメラ娘C「は、い…………♡」

男「………ふ…………ん…………」ズズ………!

キメラ娘C「は……んぁ……………!」ビクン………♡

男「んん…………!」ズチュ、ズルル………♡

キメラ娘C「あ、ぁああぁ……………! んぁ…………♡」

男(濡れていたからか、ピストン自体はスムーズだ。もう、余り痛みも無いようだ)ズズルル………コチュンッ♡

キメラ娘C「は、はぁぁっ♡ んあ、ぁ♡」ピクピク、ピクンッ♡

男(子宮も降りている………中も広いし、もっと深く入れてもいいな…………!)ズズズ………ズチュゥウ♡

キメラ娘C「あ゛あ゛あ゛あ゛っ!? あ゛っ♡ んひぁっ♡」ビグンッ♡ ブシャァッ♡

男(イったな…………ナカで出すのも良いが………少しやりたい事があるから、一度抜くか)ズ、ズリュ………

キメラ娘C「ぁ、あっ………♡ あぁっ………♡」ピクンッ、ピクンッ………♡

男「ふっ…………!」ズボンッ♡

キメラ娘C「あびやぁっ!?♡」ガクンッ♡ プシャァッ♡

キメラ娘C「はーっ………♡ はーっ………♡」ピク…………ピクピク…………♡ トロォ…………♡

男「ふぅ…………」ビキッ! ビキッ!

キメラ娘C「おっ…………お、おとこ、さぁ………んっ…………♡」

男(体制を変えて、と………)

男「シイコ………今度は、舐めてくれるか?」ビコンッ、ビコンッ♡

キメラ娘C「は、いぃ…………♡」

キメラ娘C「お、大きい………♡ かたい………♡ こ、こんなのがさっきまで私のなか、に…………♡」スンスン………ナデナデ………♡

蛇「しゅるる、しゅるるる…………♡」スンスン………♡

男(蛇については一旦気にしないでおこう)

キメラ娘C「ん、ふぅ……………ん、れろ…………♡」ペロリ………♡

キメラ娘C「んれる、んっ…………ん、んふぅっ、んぅぅ♡ んれりょぉ………♡」ペロ、ペロ、ペロ、ペロ…………♡

男「ああ……その調子だ、シイコ…………んっ……………!」

蛇「しゅるる、しゅるるる………♡」ズルルルルッ、ズルルッ………♡

男(………蛇も身体を巻きつけてシイコのフェラを援助している。これは………ダブルフェラと言うのか?)

キメラ娘C「んぺろ………はむっ………♡ んじゅっ、んじゅっ、ん、ぉう♡」ジュプッ、ジュポォッ………♡ ジュルルッ♡

蛇「しゅるっ、しゅるっ………♡ しゅるるるぅ♡」ズルルンッ、ズルルンッ♡

男「ふっ、はぁっ…………んっ…………で、出るぞっ……………!」

キメラ娘C「んっ、んんんっ♡ ん〜♡」ジュポ、ジュポ、ベロロッ♡

蛇「しゅるるるるるっ♡ しゅるるるるんっ♡」ズルルルルルゥ♡ ルルルッ♡

男(射精量を抑えて………! ぐっ………!)ドプププッ、ドプッ、ドプンッ…………!

キメラ娘C「んふっ…………♡ んっ………んく…………んくぅ……………♡」コクッ、コクッ、コクッ………♡

蛇「すぅ、はぁ…………♡ ん、んしゅるっ………♡」チロチロペロペロ…………♡

男「ふぅ………はぁ……………んっ…………」ズ、ズズ………ジュポッ!

キメラ娘C「ぷはぁっ………! はぁ、はぁ♡ ん、んん♡ んくっ………♡」モキュ、モキュモキュ………ゴクン………♡

蛇「しゅる、しゅるぅ…………しゅるるん…………♡」チロペロチロペロ………♡

男「よし………上出来、だ………ありがとう」
249 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/06(木) 22:57:02.39 ID:RbL9HvDo0
キメラ娘C「は、はい………♡ お、おいしいです………♡ 男さんの精液、すっごく、おいしいです…………♡」ペロ………♡

男「さて………じゃあ、また入れるぞ…………だが、次はシイコが誘ってみろ。…………淫語を使ってな」

キメラ娘C「え、い、淫語…………? ど、どう言えば…………」

男「そうだな………こんなのはどうだ?」コショコショ……

キメラ娘C「え、ひぁっ…………! そ、そんな…………う、うぅ……………はい…………♡」

キメラ娘C「…………わ、私の、おまんこ、にぃ…………お、男さんのおちんぽを、ずぽずぽして、なかでびゅーびゅーしてぇ…………あ、赤ちゃん、は、孕ませてくだしゃい…………♡」クパァ…………♡

男「よく言えた…………んちゅっ…………!」チュッ………! ズプッ………♡

キメラ娘C「んん、んむっ♡」ビクッ♡ ビクビク…………!

男「ふっ………! ふぅぅっ…………ふーっ………!」ズリュリュ………ゴリッ♡

キメラ娘C「んふんっ♡!?」ビグ♡

男(た、体制を、ここから………変えるっ!)グリンッ!

キメラ娘C「えっ……………?」フワッ………

男(騎乗位にっ!)ゴドヂュン!

キメラ娘C「かは………っ♡」

男(無理な姿勢変換だが、まあしょうがない…………このままフィニッシュまでイクぞっ!)ゴチュン! ドチュン! ゴリィ♡

キメラ娘C「あ゛っ♡ んひぁあ♡ あひぃっ♡ んぁああぁあっ♡」

男「ふっ……! ふぅっ…………! んっ! はぁっ…………!」バヂュン! バチュ♡ ゴリッ♡ ゴリュ、ゴリッ♡

キメラ娘C「はげひっ、はげひぃっ♡ はーっ、はーっ♡ お、おにゃか膨らんでっ♡ ああああああああ゛ああああぁあっ♡」

男「はぁっ、んっ…………! ぐっ! シイコォ! はぁっ、くはぁっ…………!」ドチュ! ドチュン♡ ボヂュルッ♡ ボヂュ♡

キメラ娘C「おとこさんっ♡ おとこしゃ、あああああぁあああぁぁっ♡ あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛っ♡!」プシャ♡ ブシャア♡

男「ふぅっ…………! ふっ…………! ぐぅ…………そ、そろそろっ…………! イくぞぉっ……………!」ゴチュンッ、ポチュ、ドチュゥッ♡

キメラ娘C「あ゛ぃっ♡ いぎぃっ♡ お願いしますっ♡ お願いしますぅ♡ あ、あああっ♡ あぎああっ♡」ガクガクッ♡

男「はぁっ、はぁぁっ………………! ぅっ………………!」ググ…………………!

キメラ娘C「ぁ…………………♡」フヮァッ………………♡

男「ぐぅっ!」ドゴチュン♡ ブビュ…………ッ

キメラ娘C「あげっ……………♡」ボコォ

男「っ……………………ぅ!」ボビュグウウウウウゥウゥウッ♡ バビュビュゴォッ♡ ボブォッ♡ ドボビュ〜ッ♡

キメラ娘C「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♡ ……………はへっ…………………♡ ………………………あひ…………………………♡」ピンッ♡ カクッ、カクカクッ…………………♡

男「ふっ、ぐっ…………………………! っつ…………………!」ユサユサ、バビュルッ♡ ボバビュ〜〜〜〜〜………………♡ ドクン、ドクン、ドクン……………………♡

キメラ娘C「あ………………………あぁ…………………♡ ぁっ………………………♡」ピクピク………………♡

男「ふぅっ…………………………ふぅぅ……………………………」ドクンッ………………ドクッ……………ブボピュッ…………………ピュ………………………♡

キメラ娘C「……………はあ………………ぇおぉ……………♡ はぁ……………はぁ…………………♡ や、やっと……………………止まった………………………♡ お、なか………………………いっぱ、い…………………で、す………………………あっ…………♡」ドチャッ…………♡

キメラ娘C「………………すぅ……………………♡」

男(疲れて寝てしまった、か………………)
250 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/06(木) 22:59:16.92 ID:RbL9HvDo0
*注 この先獣姦要素あり



キメラ娘C「すぅ…………………すぅ……………………………んむ………♡」ゴポォ……………♡

男(数日ぶりにやったからか、相当量出たな……………まだ出したり無いが、寝ているシイコにするのも悪いしな…………………勿体ないが自慰をするしか……………)

ツンツン

男「ん? ………………………って、君か」

蛇「しゅるる」

男「シイコの意識が無いのに動くなんて……………いよいよなんなんだ君は」

蛇「しゅるる?」

男「…………シイコの意識はあるのか?」

蛇「しゅる」ノーノー

男「じゃあまた別の生命体扱い、なのか……………一部の記憶を共有したりとかは?」

蛇「しゅる」イェスイェス

男「それは興味深いな………………って、その首に付いているものはなんだ? さっきまでそんな物は………………っ!?」

蛇「しゅる?」キラリ

男(まっ、まさか………………? この、尾の蛇にもつくものなのか!? と言うかメスだったのか!? まさか………………首に指輪をしているなんて…………………!)

男「そう言えば、さっきシイコの援助とかもしていたな………………」

蛇「しゅるるる………………♡」ジー……………ウットリ……………♡

男「………………まさか、これか?」ビキッ、ビキッ……………!

男「すこし物足りなくてな。……………別にシイコが気持ち良くなかった、という事じゃないぞ? まあ、勝手に処理しておくから、君には関係の無い……………」

蛇「しゅる…………………♡ しゅるしゅる…………………♡♡♡」クネン、クネンクネン………………♡

男「………………………………誘っているのか?」

蛇「しゅるしゅる……………………♡」コクコク…………♡ クパ、クパ………………♡

男「いや、でも流石に蛇は………………いや、イケる………………か? 指輪……………というより首輪もしているし………………」

蛇「しゅるぅん………………しゅるぅ、しゅるぅ…………………」チロチロチロ………………ショボン…………………

男「………………………………いや、イケるな」ビキッ! ビキィッ!

蛇「しゅるっ………………!」パァッ………………!

男「指輪が付いている以上、君も俺の嫁だ。……………しっかり抱いてやるよ……………………………抱く?」

蛇「しゅるるぅん♡ しゅる、しゅるぅ♡」クネクネスンスン……………

男「あー……………まあ舐めても良いが、毒牙だけは立てないでくれよ」

蛇「しゅるる♡」コクコク
251 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/06(木) 22:59:46.91 ID:RbL9HvDo0
蛇「しゅる…………………しゅるぅ…………………♡」チロチロペロペロ……………♡

男(この子には悪いが、やはり舌と口が小さく、変温動物で冷たいため、あまり気持ち良くは………………)

蛇「しゅる………………あぐっ♡」ガパァッ、バクッ!

男「な!?」

蛇「んゅる、ゅ♡ ゅゅぅ♡ ♡♡」ズルルルッ♡ ルルルルルッ♡

男(そ、そうだ……………! 蛇は自分よりも大きい獲物を飲み込む事が可能なのか……………! 全身の筋肉の強弱で、中が蠢いて……………それに、変温動物の冷たい身体が逆にひんやりしてて、これは…………………っ!)

男「気持ち、良い………………!」

蛇「んしゅ、ゅ♡ 〜♡」ズチュム、ユルルルル、ヌュルッ♡ ズズズルルルッ♡

男「くっ………………で、出る、ぞっ!」

蛇「〜〜〜〜〜♡ しゅ♡♡♡」ズルルルルルルゥ♡

男「くっ…………………! はぁっ…………………!」ドブドブドブッ! ドブビュルルルルルゥゥッ♡ ボビュッ♡ ドビュンッ♡

蛇「っ!? ……………! ごく…………! ごくん、ごくっ…………♡ ごくごくごくっ…………………♡」ゴキュ……………

キメラ娘C「ん……………んぅぅ………………? んひぅ………………♡ …………………すぅ……………」ピクッ……………ピククッ……………♡

男「くっ……………ふぅっ…………………はぁ…………………………」ビュプッ……………! ビュルルルッ…………………♡ ズルルルッ……………ズポォ……………♡

蛇「んしゅ…………………♡ しゅる……………♡ ごぽっ………♡」タプンッ……………♡

男「蛇の皮は、柔らかいな……………ツチノコみたいになったぞ」

蛇「けふぅ………………♡」チロリ…………♡
252 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/06(木) 23:00:22.88 ID:RbL9HvDo0
蛇「しゅる、しゅるるる…………………るぅ♡」クネクネクパクパ♡

男「ああ、分かってるさ…………性器を突き出すんだ」

蛇「しゅる♡」クネェ♡ ズイ♡

男「じゃあ、入れられる所まで、入れるぞ………………!」ツプ…………♡

蛇「きゅしゅるっ……………♡」

キメラ娘C「っ……………………………………?」ピクンッ……………

男(大きさ的に、とてもキツいオナホに入れるのと変わらないな……………片手で体を固定して…………………)ツプ…………ツププッ…………………♡

蛇「! ……………〜っ♡ しゅ、しゅるっ…………………! しゅるるるるっ……………………♡」ピチッピチッ………………♡

男「っ…………………亀頭が、関の山、か……………うご、かすぞ……………」

蛇「しゅる……………♡ ふしゅう、ふしゅう…………………♡」コクリ…………♡

男(冷たく、ひんやりと、ぷりぷりと俺のチンコを締め付けてくる……………うねりに伴って、膣内も動く…………これは、良い……………………!)ズ、ズッ、ズ、ズッ……………♡

蛇「しゅる♡ しゅるぅっ♡ しゅっ、しゅる…………! しゅるっ♡」ピチンッ、ピチンッ♡

キメラ娘C「すぅ………………? …………………??? っ♡? ………………………すぅ……………っ♡?」ビク、ビクンッ……………ビクッ……………

男「はぁ………………………ふぅ…………………アブナい、な……………クセになりそうだ……………!」ズ、ズズッ、ズヌッ…………………♡

蛇「しゅるっ♡ しゅるるぅるぅ♡ しゅるるっ…………………! しゅる♡!」グルングルン、グニュッ♡

男(っ……………! 今度はチンコに巻きついて身体全体を疑似膣にっ……………! まるで本当の性器自体が子宮のようだ……………! この蛇、一つ一つの男を喜ばせるスキルがやけに高いっ!)ズッ♡ ズン♡ チュコッ♡ チュプ♡

蛇「るるるっ♡ しゅるるるるるっ♡ しゅる〜っ♡」クネクネッ、クネンッ、モギュムッ♡

男(まるで、極上のオナホ……………いや、極上の膣だっ! 滑らかなウロコ一枚一枚がヒダのようにまとわりついて、全身の筋肉を使った絶妙な力加減で射精を促してくる……………!)チュコン♡ チュコン♡ チュコン♡

キメラ娘C「おっ、ぉんっ……………♡? んぁっ♡ んああぁっ♡ はふぅ♡」ピクンッ♡ ピクンッ♡

男「はぁ、はぁ…………………! だ、出すぞっ!」チュコッ、チュコッ、チュポッ、チュヅッ♡

蛇「しゅるるるるる♡ るしゅるぅ♡ しゅるっ♡ しゅるんっ♡」ムキュッ、ズルルッ、ギュウッ、ズロロロロッ♡

男「…………………ぅ゛っ…………………! ぐっ………………………うふぅっ………………………!」バビュグウウウゥウゥゥウウゥッ♡ ビュボッ♡ ビュビュウ♡

蛇「しゅるぅうぅぅううぁっ♡ しゅ、しゅるっ…………♡ しゅひっ………♡ しゅはぁっ……………♡」ビクン! ビクッ♡ ビチンッ…………♡ ビグッ……………♡

キメラ娘C「い゛ぁっ!? んむぐっ! う゛っ…………ぅう……………うぁっ……………! えぁ……………♡? いぎ………………♡?」ビクン♡ ビグゥッ♡ ビグッ♡

男「ふぅっ………ふうううぅっ……………! ふっ…………! はぁぁっ……………!」ビュルルルルルルゥ♡ ボビュグ♡ ブビュ〜ッ♡

蛇「しゅるぅ…………♡ ひゅる……………がぼっ…………♡ げぼごぼごぼごぼぉっ♡」ビチャビチャビチャッ♡

キメラ娘C「………ぇぅ……………♡ う……………ぁん………………♡ はぁ……………はぁ………………♡」ピクッ、ピクッ…………♡

男「はぁっ…………ふぅ………………んぐ………………」ビュルッ………! ビュブン……………♡ ビュッ…………♡

蛇「しゅるしゅる……………♡ しゅふぅ…………しゅふぅぅ…………♡」クタァ…………♡

男「ん、ふ……………」ズ…………チュポンッ♡ トボォ………♡

男「上から下から注がれて…………瓢箪みたいになったな…………はぁ、はぁ…………」

蛇「しゅるる……………♡ しゅる………………♡」チロチロ…………コテン…………

蛇「………すぅ、すぅ………………♡」

キメラ娘C「え………う、ん………………うぁ……………♡ ……………はぁ…………♡」ゴロン…………♡

蛇「ぷぎゅ」グシャ

蛇「しゅ、しゅるしゅる! …………しゅる…………しゅるぅ…………♡」コテン……………スヤァ…………♡

男(シイコの寝返りで蛇が一度潰れたが、怒ったように体制を戻して、もう一度寝た………)

男「おい。…………………よし、二人とも寝たか……………」

男「……………さて、じゃあ俺は狩りでもしているかな」

男(……………ここに近づいてくる沢山の気配…………シイコの討伐隊を、返り討ちにして来るか…………)ザッ…………!
253 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/06(木) 23:11:18.03 ID:RbL9HvDo0


キメラ娘C「…………ん……………んぁ…………♡ …………え………?」ドボッ…………

男「だから何度も言っているだろう? さっさと他のキメラの居場所を吐け」ボカボカ

討伐隊員「わ、わが、っだ………! は、話すがらぁ…………! だ、だから、い、命、だけ、は…………!」

キメラ娘C「ちょ、ちょっ、な、何してるの男さん!?」

男「ああ、起きたか、シイコ。ちょっとな、君を殺しに来た奴らを締めているところだ」

キメラ娘C「し、締めてって………こ、この人たち、全員…………!? も、もしかして、殺して……………!」

男「いや、その事に関してはまた君が自分のせいで人が命を落としたと思わないように、殺してはいない。ちゃんと半殺しだ」

いでえよぉ………!
お、おい、生きてるか…………
腕が逆に曲がってえますぅ…………

キメラ娘C「ほっ…………」

討伐隊員「ぐぅ…………ま、まさか、こんな化け物がいるなんて、聞いていなかった…………ただ、レベル30にも満たないキメラ一匹って聞いていたのに……………!」

男「良いから早く吐け。他にも討伐隊は出ているんだろ。…………手遅れにならない内に吐け! ツラァ引き剥がされてえのか!?」ガッ!

討伐隊員「ひぃっ! い、言う! ば、場所が確認されたキメラに向かって、と、討伐隊はあと三隊出ているんだ! ば、場所は…………!」

キメラ娘No.A、B、D、Eの見た目や特徴。(他の動物の頭パーツ(例えばケルベロスやシイコの尻尾のように意識が複数ありそうなパーツ)は使用禁止で)
キメラなので、どこの部位がどうなってる、という感じでなるべく全身お願いします。

No.A>>下1
No.B>>下2
No.D>>下3
No.E>>下4
254 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/06(木) 23:19:27.21 ID:RbL9HvDo0
すいませんなんか、蛇とのまぐわいはその………勢いで書いちゃいました。
安価下です。
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 23:36:31.88 ID:T9x/2yA0o
ちょっと質問
姉妹達の現況も書いていい感じ?
生きてるのは確定として、今どこでなにやってるとかそういうの
安価下
256 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/06(木) 23:39:43.44 ID:RbL9HvDo0
>>255どうぞ。そう言うのは自由に書いて貰って良いです。なんなら書いて貰ったほうが助かりますが、No.Aだけは別途で現状を報告するので、No.Aだけは見た目だけでお願いします。
安価下。
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 23:44:24.00 ID:TryHgyT20
金髪に10代半ば位の見た目をしている
魔犬の耳 魔猫の爪 魔牛の足 龍の瞳を持つ 少女の見た目は研究者の娘に一番近い
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 00:36:33.62 ID:LPnfofyxO
作成コンセプト「破壊」のキメラ
小麦色の肌に赤い髪の毛、形のいい胸が女性部分(売られた奴隷の身体)
頭の角は雷の一角獣の物、腕はミノタウルス 喉は火吹きドラゴン、翼は吸血鬼、足は聖獣朱雀の鉤爪となっている

口から炎のブレスを吐き、近づいて来た者は腕で殴り倒し、炎を纏った鉤爪で切り裂き、移植された吸血鬼の翼から魔弾をばらまく恐るべき戦闘力を持ち、破壊だけなら本気ルルノーベルを軽く上回る

ベースに人間を使ってしまった事で力の制御力と耐久力に問題があり、本気で戦ったら敵を倒す前に力に身体が耐えきれずに崩壊すると言われている上に力の制御が全く出来ず、力一杯ブレスを吐こうとしたらライターの火以下の火力だったり、軽く叩こうとしたら昏倒させたりしていた
ぶっちゃけ、いつ身体が崩壊してもおかしくないため、研究長に制御リングを付けてもらっていた。その為、通常の戦闘力はNo.C以下であった

現在は事情を知った勇者に保護されており、勇者達の隠れ家で家事をしている。(勇者は同情の方が上回った)
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 00:39:46.36 ID:oqqRJ36xo
基本的な姿形は人間のそれだが、額に蜘蛛めいた複眼(人間の目も持っている)
人間の腕とカマキリの腕が一対ずつの四本腕
蝶の羽根(羽ばたくことで短時間だが浮翌遊できる他、毒の鱗粉を周囲に散布することも出きる)
高く跳躍できるバッタの脚を持つ

様々な昆虫のいいとこ取りを目指して設計された
戦闘能力も高めだが、臆病な性格だけはどうにもならなかった

脱走後、山中で行き倒れていたところを付近に住む子供のいない老夫婦に拾われ
実の娘のように無償の愛情を注がれている
現在は彼女も老夫婦に心を開き、力仕事などを手伝っている
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 00:42:02.73 ID:oqqRJ36xo
いかん髪色とか書いてなかった
>>259に追加で
髪の色はピンクのボブ、胸は姉妹の中で一番大きい
これをお願いします
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 01:00:31.89 ID:ZdL7+UcO0
現段階での最高傑作のキメラ。
見た目は爆乳でゆるふわウェーブの銀髪に白い肌、赤い瞳が特徴のこの世のものとは思えない絶世の美女(見た目は24,5歳くらい)。
悪魔の角・エルフの耳・ラミアの魔眼・大蛸の吸盤の付いた舌・ホルスタイン娘の胸・吸血鬼の腕と爪・竜の翼・シェイプシフターの足が合成されており、更に体液はサキュバスの物に変換されている。

兵器としては環境によってシェイプシフターの足を最適の物へと変換させ、ラミアの魔眼で動きを封じ、吸血鬼の爪で切り裂く&そこから吸血して回復
疑似的な魔法で竜の息を放ち、悪魔の角が周囲の魔翌力を集めて魔翌力を回復、エルフの耳が普通では聞こえない音もとらえる
精処理道具としては吸盤の付いた舌でまさしく吸い付くようなフェラをして、胸からは味と栄養価の良い母乳をこぼし、サキュバスの体液が媚薬となって興奮を引き起こす

欠点は本人が幼いため、状況判断が乏しいところ。兵器や道具として扱われるならともかく、『ノエル』として考えて動くとなると途端に判断ができなくなる幼さがある。ノア達が名前を付けず、最初から道具として管理されていれば、まさに究極のキメラだった


現在は友人と女騎士夫婦に拾われ、娘の様に愛情を受けて育っている……が、最近になって世の中を知り夫を見る目が女の目をしていて体液を夫の生活空間にこぼしているとは女騎士談
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 08:33:37.72 ID:pHQ5VXMR0
>>258この勇者って、例の>>128アレン君の事ですか?
263 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/07(金) 08:34:06.32 ID:pHQ5VXMR0
名前忘れていました。
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 08:43:40.90 ID:vSmzWL34O
はい。そのつもりです
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 00:27:32.47 ID:OYZAXDWz0
>>254
蛇さんとのプレイめっちゃ興奮したよありがとうございます
266 :オバピー ◆KAEGoYwefVpi [saga]:2020/02/08(土) 06:26:15.88 ID:Jj2IOXa80
>>265そう言ってもらえて嬉しいです。
ずっと蛇って言うのもあれなんで、蛇の名前決めます。
ナンシー命名蛇の名前>>下
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 07:04:46.58 ID:wj9ASN2u0
シーウィズ
268 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:27:58.49 ID:Jj2IOXa80
〜回想、数週間前〜

スカウト「……………と言うことらしい。もちろん、国家機密事項らしいから、他言はするなよ」

勇者「ふむ…………キメラが脱走、か……………」

天使「もしかしたら、勇者様に討伐依頼が来るかもですねぇ……………」

魔導士「その可能性は高いかものぉ。特に国がらみの物事は勇者に頼みやすいからの」

モンク「ウチの勇者は便利屋じゃ無いっての……………」

勇者「…………でも、準備はしておこう。もう数日したらこの隠れ家も離れ国を出るが、もしかしたらそれまでに依頼が来るかもしれない」

モンク「そうね。そうしましょう」

スカウト「だな」
269 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:28:26.61 ID:Jj2IOXa80


勇者「…………………」

モンク「…………………で、これはどういう事かしら? 私達は確か国からキメラの討伐依頼を受けて明日それに出発するんじゃ無かったかしら?」

勇者「いや、それは、重々承知している。でも……………ほうっておけなくて……………傷だらけだったし……………」

スカウト「はぁ…………いつも言っているだろ? なんの考えも無しになんでも助けるなって……………どこで拾ってきたんだ?」

勇者「か、川に魚を取りに行ったら、倒れてて、魔獣に食べられそうになっていたから…………つい。その時は意識があったらしいんだが、俺が魔獣を倒してから駆け寄ったら、意識を失って……………」

スカウト「連れてきた、と……………」

魔導士「まるでつぎはぎのようだの………… 小麦色の肌に赤い髪の毛、人間の女の胸部に、雷の一角獣のツノ、ミノタウルスの腕、火吹きドラゴンの吐炎器官、吸血鬼の翼、それにどこで手に入れたのか聖獣朱雀の脚…………まさに、合成獣、まさに、キメラ…………………わしでも見るのは初めてだの…………」

天使「…………………………」

キメラ娘B「すぅ………………………」

モンク「どうするの? まさか本当にこのまま匿う気? 一国を敵に回すの?」

勇者「い、いや、そ、そんなつもりは……………で、でも、悪い子っていう証拠は……………」

モンク「……………………ん? ガネーシャ?」

天使「人間はいつから神になったつもりなのでしょう」ググッ

勇者「…………………え? ガネー……………シャ?」

天使「はっ」ブォンッ

勇者「だ、ちょっ、まっ!?」ガキィン!

天使「……………そこを退いて下さい勇者様」ギリギリギリ………………!

魔導士「ど、どうした、ガネーシャ…………!?」

スカウト「おいおいガネーシャちゃん急にどうしたって言うんだ! この子を殺す気か!?」

天使「ええ、そうです。この子は本来地上にはいてはならない存在。放置しておけば、世界の均衡が乱れます。私は、これでも天使。天使として、神の遣いとして、その子は殺さなくてはなりません」ギリギリギリギリ……………!

勇者「待って待ってガネーシャ強い! 剣が! 聖剣が折れる!」

天使「聖剣はこの程度では折れませんよ。ただし、それとそれを持っている勇者様が耐えられるかどうかは別ですが。勇者様、怪我をしたくなければ、どうか退いて下さい」ギリギリギリギリ……………!

勇者「キャラ変わってない!?」

モンク「止めなさいガネーシャ!」ガシッ!

天使「………………マイさんも、邪魔をするんですか? さっきは殺すことに肯定しているように見えましたが」

モンク「それとこれとは別よ!」

魔導士「わしも今殺すことには反対だの。この国の裏技術…………なんとも興味がそそられるからのぉ」ガシッ

スカウト「俺も反対だぜ。こんなかわいい子を目の前で殺されちゃあ夢見が悪くなって仕方がねぇ」ガシッ

天使「…………………………」ゴトゴトン、ガラン! …………ヘタッ…………

モンク「ガ、ガネーシャちゃん…………」

天使「……………………………………ふぇぇ……………! 4対1なんて……………分が悪いですよぉ………………!」シクシク………!

勇者「も、戻った……………」
270 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:29:23.20 ID:Jj2IOXa80


勇者「も、もう大丈夫だからさ、ね?」

モンク「そうよ…………あんたは天使としてしなきゃいけない事をしようとしたんでしょ?」

天使「そ、そうですよぉ………………! それに、こ、この子のためでもあるんですよぉ…………! だ、だって、こ、こんなの、生命への冒涜ですよぉ…………! 人間に作り出されて、兵器として使われて、挙げ句親である人間に命を狙われて……………! こ、殺してあげた方が、この先の人生を不完全なまま生きて行くより、この子にとっても良いんですよぉ……………!」

魔導士「それはどうかと思うがの。死ぬ事ばかりが救済ではないと思うでの。…………それに、キメラは殺す、と杓子定規で計ってはいかん」

天使「だ、だって………! か、神様がそう決めたから…………! に、人間の手で造られた、何も『継いでいない』生命は、殺さなきゃ…………!」

スカウト「うぅん……………神が決めたなら、天使であるガネーシャちゃんは従うしかない、かもな…………」

キメラ娘B「う………………はぁ……………んぁ……………?」パチ………パチパチ…………

勇者「あ……………! 起きた…………!」

キメラ娘B「あれ…………こ……………ここは………………あなた、達は……………っ!?」ババッ!

モンク「あ、怖がらなくて大丈夫よ! ほら、こいつが、あんたを助けたのよ!」

キメラ娘B「え、そ、そうなんですか……………? そ、そう言え、ば………………あなたが……………♡」ポ………♡

スカウト「……………ん?」

天使「………………ぐすっ………!」

魔導士「質問良いかの? キメラの少女よ」

キメラ娘B「は………はい…………」

魔導士「お主は、研究所から脱走したキメラかの?」

キメラ娘B「だ、脱走…………は、はい……………逃げて、来ました…………! うっ…………ぐすっ……………!」

魔導士「…………何か、事情があるようじゃの。………聞こうかの」

天使「………………」

キメラ娘B「は、はい……………わ、私は……………」
271 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:29:57.75 ID:Jj2IOXa80


勇者「も、もう大丈夫だからさ、ね?」

モンク「そうよ…………あんたは天使としてしなきゃいけない事をしようとしたんでしょ?」

天使「そ、そうですよぉ………………! それに、こ、この子のためでもあるんですよぉ…………! だ、だって、こ、こんなの、生命への冒涜ですよぉ…………! 人間に作り出されて、兵器として使われて、挙げ句親である人間に命を狙われて……………! こ、殺してあげた方が、この先の人生を不完全なまま生きて行くより、この子にとっても良いんですよぉ……………!」

魔導士「それはどうかと思うがの。死ぬ事ばかりが救済ではないと思うでの。…………それに、キメラは殺す、と杓子定規で計ってはいかん」

天使「だ、だって………! か、神様がそう決めたから…………! に、人間の手で造られた、何も『継いでいない』生命は、殺さなきゃ…………!」

スカウト「うぅん……………神が決めたなら、天使であるガネーシャちゃんは従うしかない、かもな…………」

キメラ娘B「う………………はぁ……………んぁ……………?」パチ………パチパチ…………

勇者「あ……………! 起きた…………!」

キメラ娘B「あれ…………こ……………ここは………………あなた、達は……………っ!?」ババッ!

モンク「あ、怖がらなくて大丈夫よ! ほら、こいつが、あんたを助けたのよ!」

キメラ娘B「え、そ、そうなんですか……………? そ、そう言え、ば………………あなたが……………♡」ポ………♡

スカウト「……………ん?」

天使「………………ぐすっ………!」

魔導士「質問良いかの? キメラの少女よ」

キメラ娘B「は………はい…………」

魔導士「お主は、研究所から脱走したキメラかの?」

キメラ娘B「だ、脱走…………は、はい……………逃げて、来ました…………! うっ…………ぐすっ……………!」

魔導士「…………何か、事情があるようじゃの。………聞こうかの」

天使「………………」

キメラ娘B「は、はい……………わ、私は……………」
272 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:31:10.63 ID:Jj2IOXa80
重複しちゃいました。
273 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:31:36.48 ID:Jj2IOXa80
〜数日後〜

勇者「ところで、ずっと気になっていたけど、この首輪は?」

キメラ娘B「ああ、これですか? ………恥ずかしい話、実は私、力の制御が出来ないんです。思いっきり龍の吐息を吐こうとしたら、ポ、ってちっっっ……ちゃい火だったり、ただ撫でようとしただけなのに昏倒させちゃったり…………なので、その………亡くなったけんきゅーちょーがくれたんです。そのせいで弱くはありますが、お陰で、安定して力を出せるんです。…………身体を崩壊させることも、無いんです」ナデ………

勇者「そ、そうか…………大事な首輪なんだな」

キメラ娘B「はい………あ、その上着はそこ置いておいてください。洗っておくんで」

勇者「ああ。………すまないな、匿っているのに、色々手伝わせてしまって」パサ……

キメラ娘B「いえ、匿って貰ってるからこそです! ガネーシャさんの上司の神様……? も私の事を受け入れてくれたらしいですし……………こう言う、普通の家事とかが、私にとっては幸せなんです…………♡」ギュッ………

勇者「………ああ」

キメラ娘B「あ、あの、アレン様…………よければ……………その……………♡」ギュッ………

勇者「ん? なんだ?」

キメラ娘B「わ、私と……………あっ」

モンク「…………………」ジトォ…………

勇者「あ、マイ」

モンク「モウクエストニイクジカンデスヨアレンクン…………」ギリギリギリ…………!

勇者「ああ、そうか。じゃあ帰ってきたらな、バービーちゃん」

キメラ娘B「むぅ……………! わ、分かりました……………!」

モンク「………………」ギロッ………!

キメラ娘B「………………!」ギロッ……!

勇者「?」
274 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:32:47.87 ID:Jj2IOXa80
〜回想終わり、現在〜

ドカァン! ドゴォッ!

キメラ娘B「きゃあぁああっ!?」

勇者「バービー! 俺の後ろに!」

討伐リーダー「………おい勇者。なぜそのキメラを庇う? お前は国王様からキメラを討伐しろと依頼を受けたのだろう?」ボォォォォ………!

勇者「その依頼は正式に断った筈だ。見ての通りの事情でな」

討伐リーダー「ふん…………情が移ったか…………軟弱者め…………」

勇者「…………なんとでも言え」
275 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:33:22.73 ID:Jj2IOXa80


うわぁぁ!? 巻きビシ!?
こっちにはトリモチだ! な、なんでこんなものっ!?
虫取り網とかバカにしてるのか!? うわぁあぁ!

スカウト「おーおー面白いように引っかかる引っかかる。エリートって言う割にバカだねー」

討伐隊A「き、貴様っ! お、俺たちをバカに………!」

スカウト「はい、アウトォ」

討伐隊A「えっ」カチッ

討伐隊A「うわあああっ!?」バサササ!
276 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:34:23.10 ID:Jj2IOXa80


魔導士「なんとも幼稚な魔術だのお。威力だけバカにデカくて、術式は乱雑で荒削り………ほれ解除」パファッ

討伐隊B「な、なんで当たっているのに無傷なんだよぉぉおおおおぉっ! うゎあああああぁあっ! 『ヘルズライダル』ううぅうううぅううぅぅうっ!」ゴァアアァアアアァアア!

魔導士「はぁ………本当の魔術、と言う物を見せてやるとするかのお……………………『ファイ』」キュンッ

バフォンッ!

討伐隊B「えっ」ポフ

討伐隊B「ぎゃあああああぁあああぁああああっ!?」ボガァアアアアアァアアアアァアアァアアアアアッ!

魔導士「密度と精度が桁違いでの…………殺してはおらんから心配せんでええでの」
277 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:35:18.87 ID:Jj2IOXa80


討伐隊C「はぁ………! はぁ…………! この一撃に全てをかける……………! 『スピリッツブレイド』ォッ!」コォオォォォォォ…………!

モンク「ふんっ…………! ………ぉぉぉおおおおおおおぉおおっ!」ドンッ!

討伐隊C「はぁああああぁああああっ!」ズッ………バアアアアアアアアアンッ!

モンク「えいやあぁあああっ!」ブンッ!

バキャァィンッ!

…………カランカラァン………

討伐隊C「…………ま、まさか………正面から叩き割られるだなん…………て…………」ドサァッ……!

モンク「ふぅぅぅぅぅぅ………………」シュゥウウウゥゥゥ…………
278 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:35:44.67 ID:Jj2IOXa80


討伐隊D「おおおおおおおおお雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄っ!」ブオンッ! ブオンッ!

天使「いち!」ガシ!

討伐隊D「ぉおおおおおおおおおおっ!? う、うおおおおおおおおおぉおおおおぉおおおっ!」ググググググググッ…………!

天使「にの!」ブン!

討伐隊D「ぅぉぁああぁああぁああぁぁぁあああああああああっ!?」

天使「さぁん!」ドカァアアアアァアアァアァアンッ!

討伐隊D「ぐほぉおおおおおぁああああぁあああぁああぁああっ………!」

天使「声大きいっ!」
279 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:37:31.09 ID:Jj2IOXa80


討伐リーダー「クソ…………軟弱者めらがっ………! 成功したら大金が入ると言うのに…………!」

勇者「金で釣られたのか?」

討伐リーダー「ええいうるさい! 娘の為に金が…………金が必要なのだ! 貴様ら、力を寄越せ!」ドヒュヒュヒュンッ!

勇者「あっ……………!?」

討伐隊A「う゛っ!?」

討伐隊B「ぇぁっ……!」

討伐隊C「がは………!」

討伐隊D「ぅぁえ゛っ………!」

ズズズズズズッ…………!

討伐リーダー「うぉおおぉおおおおぉおおおおおっ!」ドォンッ!!!

勇者「な、なんだとっ!? ぱ、パワーアップ!?」

討伐リーダー「ぉぁあああぁあああああ! 死に晒せぇっ!」ドカァンッ!

勇者「ぉあ!?」ガキィン…………ギギギギギギギギ…………!

討伐リーダー「ぅぉはあああぁっ!」ギギギギギギギッ………! ドカギンッ!

勇者「っ…………ぁあっ!」ドカン! ガシャァアン!

キメラ娘B「アレンさぁんっ!?」

討伐リーダー「お前さえ…………! お前の首さえ持って帰れば…………! 娘は、娘は……………!」ポロポロポロ…………!

キメラ娘B「っ…………ご、ごめん、なさい………娘さんに何があったかは分かりませんが…………私は、死ぬわけには行かないんです……………!」カチャ………!

勇者「………っ!? や、やめろっ、バービー! それだけはっ!」

モンク「ば、バービーちゃん!?」

スカウト「ま、待て!」

魔導士「避けろ! 避けるのだの!」

天使「バービーちゃぁああああぁああぁあんっ!」

討伐リーダー「うぉおおおおおぉおおおおおおおおおおおおっ!」ブォンッ!

キメラ娘B(………せめて、この首輪を外した事で、守れる物があるなら…………)ググッ………!
280 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:39:44.66 ID:Jj2IOXa80
男「その必要はない」ギィンッ!

キメラ娘B「…………えっ…………?」

討伐リーダー「だ、誰だ貴様は……………!?」ギリギリギリギリギリ…………!

男「No.B………バービーだな? ナンシーから話は聞いている。君を守りに来た」

キメラ娘B「な、ナンシーから……………? あ、あの子は、ぶ、無事何ですか………?」

男「ああ、無事だ。とりあえず、逃げろ。………勇者に手を貸すぐらいしてやれ」

キメラ娘B「は、はい………! アレン様………!」タタタタ………!

勇者「お、俺は大丈夫だ………! あ、あいつは誰だ…………?」

男「ふん!」ドフッ!

討伐リーダー「かはっ…………! ………っ…………」ドサッ

男「ふぅ………俺が出る幕も無かったかもな。…………さて」

スカウト「ああん? 誰だあの真っ黒な奴は?」

天使「『魔』の匂い、です…………!」

モンク「魔族、ね………倒すかしら?」

男「お? やるか?」チョイチョイ

モンク「絶対ブッ倒す!」ゴォッ!

魔導士「ま、まて………」

モンク「え………どうしたの、ミリィ?」

魔導士「あ、あやつは……………ヤバい。本当に、ヤバい……………!」

勇者「ヤバい……………? どれくらい、ヤバいんだ?」

魔導士「……………わしでも、魔力の底が見えん……………!」

天使「な……………!」

モンク「は……………!?」

スカウト「おいおい、じゃあまさかあいつは……………!」

勇者「………………魔王、か………………っ!」

キメラ娘B「まおー…………?」
281 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:40:45.28 ID:Jj2IOXa80
男「はじめまして、勇者一行殿。………まあ、でも俺は魔王じゃな………」

モンク「まさか、こんなところで会うなんて………!」ギュッ………!

スカウト「まだ準備不足だって言うのによ…………! 罠使い切っちまったぞ…………!?」

魔導士「みな、気を引き締めい…………!」フォォォォ………!

天使「世界を………救います…………!」ジャキッ………!

勇者「魔王…………貴様を、今ここで………!」

男「待て待て待て待て…………何か勘違いをしていないか君達」

勇者「えっ」

モンク「ちょっとアレン! 警戒を解かないでよ!」

勇者「あ、す、すまない………! 魔王………!」

男「いや、だからな? 俺は魔王じゃねえって」

勇者「えっ」

魔導士「その強さで…………魔王じゃない……………?」

男「ああ。俺はただの通りすがりの魔族だ。魔王じゃ無いし、『今ここで』君達と戦う理由は無い」

勇者「ほ、本当に、か…………?」

男「ああ。ちょっと後処理があるから、君たちは勝手にやっててくれ。俺の事は気にしないで良い」スチャ

スカウト「黒塗りメガネ…………なんだそのアイテムカッコいいな」

モンク「ちょっと! みんな! 絶対嘘ついてるってあいつ! ねえ! 警戒解かないでよぉっ!」

討伐リーダー「……………う、ぐっ…………! き、きさま……………! お、俺の、俺の夢…………願いを……………!」ギ、ギギ………!

男「大丈夫だ。お前は何も悪くない…………だから、全部忘れて、安心して眠れ」ピカ!

討伐リーダー「あ…………あぁ………………」ドサッ………

ビカ! ピカ! ピカッ! ピカッ! ピカカッ! ビカ! ピッカッ○ュー!

モンク「………あれ、何やってるのかしら」

スカウト「結局マイちゃんも警戒解いたんだ」

モンク「疲れるもん!」

男「さて…………勇者」

勇者「あ、な、なんだ?」

男「そのキメラ娘………バービーを、大切にしてやれよ」

勇者「…………わ、分かった。………大切にする」

キメラ娘B「大切、に……………? ……………ん…………♡」モジモジ…………ポッ…………♡

モンク「ん?」

スカウト「ん?」

魔導士「ん?」

天使「…………ん? って何ですか?」

モンク「…………良いのよガネーシャちゃんは知らなくて」

勇者「…………結局、おま………あなたは誰なんだ」

男「さあな。今君達に名乗る名前は無い。…………しかし…………近いうちに、もう一度会うことになるだろうな」

勇者「それは、どう言う…………?」

男「じゃあな、勇者一行殿。さらばだ」ドンッ!

勇者「あっ………! …………い、行ってしまった……………結局、何だったんだ、あの魔族は…………」
282 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/08(土) 08:41:43.07 ID:Jj2IOXa80
キメラ娘B「あ、あの、アレン様……………」

勇者「ん、なに?」

キメラ娘B「た、大切に、してもらえますか………………?」

勇者「うん。大切にするよ」

キメラ娘B「あ、ありがとう、ございます…………♡」キュン……………♡

モンク「あ、あのさっ! わ、私も、私も大切!? ねえ!」

勇者「大切だよ? ………ど、どうしたの?」

モンク「いや、その、な、何でもないっ…………! そ、そうかぁ…………た、大切かぁ……………♡」モジ…………♡

スカウト「俺も大切か?」

勇者「うん」

モンク「……………え゛」

スカウト「くくくっ…………! あはははははっ…………!」

天使「…………え、どう言うことですか?」

勇者「………………さぁ?」
283 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/08(土) 10:52:43.00 ID:Jj2IOXa80
〜Bちゃん編終わり〜
284 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/08(土) 10:53:17.62 ID:Jj2IOXa80
〜回想、数週間前〜

ジジ「タケノコ求めてえ〜んやぁ〜こぉ〜らぁ♪ 恥ずかしがり屋のタァ〜ケノォ〜コどぉ〜こだぁ〜♪」ザックザック……

ガサッ……

ジジ「え〜んやぁ…………ぅん? 熊かいのぉ?」シュルィィン………!

ぅ、ぅう…………

ジジ「…………声…………? だ、誰かおるんかいのぉ………!?」ガサガサッ………!

キメラ娘D「ぅ……………」グッタリ……

ジジ「こ、この、身体は……………モンスター、かいのぉ…………? し、しかし酷い怪我じゃのぉ……………可哀想じゃ……………連れて帰るかのぉ……………よいしょぉ…………っ!」

キメラ娘D「…………ん…………ぐぅ……………」

ジジ「タァ〜ケノォ〜コォ〜…………♪」
285 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/08(土) 10:53:57.79 ID:Jj2IOXa80


キメラ娘D「…………ん……………ぇん………………?」パチッ………

ババ「しゃくしゃくしゃくしゃく、ねぎを切りましょ〜…………あ、ジジ様や。起きたよぉ」

ジジ「おお、起きたか…………傷は大丈夫かのぉ?」

キメラ娘D「あ、あっ…………! ああああああっ…………!」バタッ……! バタバタバタッ………!

ジジ「に、逃げんでいい逃げんで!」

ババ「落ち着きなされ」

キメラ娘D「あっ…………はぁっ………はぁっ………ご、ごめんなさっ…………! 痛っ…………!」ズキンッ………!

キメラ娘D「…………えっ………? ………ぁっ…………怪我…………もしかして、治療して、くださったんですか…………? こ、こんな、私を……………?」

ジジ「そうじゃよ。酷い傷だったからのぉ。…………はっきり言って賭けじゃったが、良い子そうで良かったのぉ、ババ様や」

ババ「そうですねえジジ様。あんた、名前はなんて言うんだい?」

キメラ娘D「えっと…………アンディー、です………」

ジジ「あんでぃーちゃんかぁ。ええ名前じゃのぉ。さて………お話を聞こうかの。なんであんな所で傷だらけで倒れていたのか、あんでぃーちゃんは何なのか、とかな…………」

キメラ娘D「はい……………えっと…………私は、とある人に造られたキメラという生物で……………」



キメラ娘D「な、なので、私は………!」

ジジ「……………つまり、帰る所が無いのかの?」

キメラ娘D「あ、えっと、はい………無くて…………作ってくれた人も、死んじゃったんで……………」

ジジ「それなら、ババ様…………なぁ?」

ババ「………良いと思いますよ」

キメラ娘D「え、っと…………?」

ジジ「…………ウチの娘になる気は無いかの?」

キメラ娘D「えっ…………!」

ババ「私達は子供が生まれなくてねぇ…………だから、あなたが良ければ…………娘になってくれないかしら?」

キメラ娘D「娘って…………お、お二人から見て、わ、私のこの身体、怖く無いんですか…………? こ、こんな、目が沢山あって、か、カマキリの腕も付いてて…………ど、毒もありますし…………き、危険ですよ…………?」

ジジ「老い先短い私達にとっては、そんな事は些細な事なんじゃよ。娘が出来る………それだけで、嬉しい事なんじゃよ」

ババ「まあ、なるべく毒は出さないで欲しいけどね」

キメラ娘D「…………じゃあ、その…………お願い、します……………おとうさん、おかあさん……………!」

ジジ「おとうさん………!」

ババ「おかあさん………!」

ジジ「良い響きじゃのぉ」

ババ「良い響きですねぇ」
286 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/08(土) 10:54:50.12 ID:Jj2IOXa80
〜しばらく後〜

キメラ娘D「おい、しょっ」ボコォッ!

ジジ「おお、また見つけたか! ワシが見つけられないタケノコまでバンバン掘り当てるのぉ!」

キメラ娘D「えへへ………♡ 私、頑張るよ♡」ズパパンッ!

ジジ「すーるどい刃も凄いのぉ。やっぱり、あんでぃーはワシらの自慢の娘じゃ!」

キメラ娘D「えへへえへへぇ♡ おとうさん、おかあさん、だーい好き!」



キメラ娘D「せ〜んた〜くい〜た、ごーしごーしごーし………♪」

ババ「あらぁ、あんでぃー。別にやらなくても良いのに………あら、もうこんなに終わったの? 早いわねぇ」

キメラ娘D「私力強いし、腕多いから! おかあさんは休んでていいよっ♡」

ババ「ありがとうねえ。でも、ちょっとツメが甘いわよ。ほら、ここ………」

キメラ娘D「あっ………! ありがとっ! おかあさん♡」

ババ「うふふ……………♡」
287 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/08(土) 10:56:13.52 ID:Jj2IOXa80
〜回想終わり、現在〜

ギコギコギコギコ

キメラ娘D「いーたをぱっかーん、いーたをぱっかーん………よいしょっと。釘とんとんとんとん…………♪」

ジジ「ありがとうのぉあんでぃー」

キメラ娘D「はい! おとうさん!」

ババ「………所でジジ様や」

ジジ「なんだいババ様や」

ババ「なんだか森が騒がしくはありませんかね?」

ジジ「む…………そう言われて見れば、いつもと雰囲気が違うような………」

キメラ娘D「……? どうかしたんですか、おとうさんおかあさん」

ジジ「………いや、何でもない。二人とも家に入ってろ………少し様子を見てくる」シャキィン………!

キメラ娘D「ま、待っておとうさん! 私も………!」

ジジ「いや、良い…………ちょっと、様子を見てくるだけじゃ…………」ザッ、ザッ、ザッ…………



討伐隊「ぐぇ…………!」ドサッ……

男「…………ふぅ………これで最後か。思ったより一斉攻撃だったな。次はノエルの場所か…………急がなければ……………っ!?」ダンッ!

ズバァアアァアアンッ!

ジジ「ふぅ………やはり腕が鈍ったか…………今のを避けるとは…………お主、相当やりおるな?」ミシリ…………!

男「そういうあんたこそ、やるな………」ツゥ………ペロリッ

ジジ「しかも、魔族か……………もしウチの娘が目当てなら、諦めるが良い。ワシが許さぬでなぁ…………!」

男(このジジイ、強いな…………歴戦、と言った感じだ。あのお人好し勇者より、下手したら強いかもな…………)

男「娘って言うのは………虫のキメラ………アンディーの事か?」

ジジ「ほう、知っておるか…………娘は今幸せなんじゃ。貴様には渡さん…………!」ミシミシ…………!

男(話は通じなさそうだな………とりあえず、打ちのめしてからにするか…………!)
288 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/08(土) 10:56:40.91 ID:Jj2IOXa80


ジジ「ぐ、ぐっ……………!」ドサッ……!

男「強かった…………あんた、もしかして勇者だったのか?」

ジジ「……………ああ。昔の話じゃがな……………田舎に引っ越して、静かに暮らしていたと言うのに……………まさか、こんな老いぼれてから、今の魔王に出会うなんて、な……………」

男「いや、俺は魔王じゃない。魔王様の部下だ」

ジジ「…………ははっ…………今の魔王は、どんだけ強いんじゃ………今の勇者は勝てるかのぉ…………」

男「……………因みに、俺は別に、あんたの娘の命を狙おうとしている訳じゃない。どちらかって言うと、守った側だ」

ジジ「………そうなんか?」

男「ああ。こっちが討伐隊だ」クイッ

ぐへぇ………
いでぇぁ…………
大丈夫、かぁ…………?

ジジ「……………マジか。………ワシは、とんでもない勘違いをしていたらしいのぉ。ほっほっほ…………いててて…………」

男「ああ、すまない。ほら、ポーションだ…………」

ダダダダダダダダッ! ガサァッ!

キメラ娘D「ぅあああああぁああああああああっ!」ジャキキンッ!

男「おっと」ヒョイ

キメラ娘D「ぜぇっ……! ぜぇっ………! ま、まにあ、ったっ…………!」

ジジ「あ、あんでぃー………?! な、どうして…………?!」

キメラ娘D「お、おとうさんに手を出さないで! お、おとうさんは私が守るんだからぁっ!」

男(ああ、そうか…………俺がトドメを刺そうとしているように見えたのか………)

男「…………君が、アンディーか。大丈夫だ、君のお父さんを傷つける気は無い」

キメラ娘D「う、ウソつかないで! こ、こっちきたら、き、切るよ! いた、痛い、よ…………!」

ジジ「大丈夫じゃよ、あんでぃー…………その男は、信用できる」

キメラ娘D「え、え……………?」

男「………ナンシーから伝言だ。…………『元気でね』って、な」

キメラ娘D「な、ナンシーお姉ちゃん…………!? …………ほ、本当に……………?」

男「ああ。…………ちゃんと、元気そうで良かった。これをお父さんに飲ませてあげてくれ。………じゃあな」ドンッ!

キメラ娘D「え、ちょっ………! 待って…………!」

ジジ「いてててて………と、とりあえずあんでぃー………そのぽーしょんを…………!」

キメラ娘D「あ、お、おとうさん! は、はい!」
289 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/08(土) 10:57:22.91 ID:Jj2IOXa80


ババ「まあ、そんな事が…………ジジ様ったら、無理して………」

ジジ「はは………ちょっと、若かった頃の血が騒いでなぁ。あー、久しぶりに精一杯戦ってせいせいしたわい!」

キメラ娘D「あの人、誰なんだろう…………まおー、ってのじゃ無いの?」

ジジ「いや、あれは違うな………でも………確実に、あの時戦った魔王より強い………」

ババ「ふふ、ジジ様ったら………まさかまたあの時みたいに冒険に行こう、なんて思って無いですよね?」

ジジ「いーや、もう無理じゃい。………今は、若い輩が頑張ってくれる。そいつらに、任せよう」

ババ「ええ……………勇者様……………♡」

ジジ「おう……………聖騎士殿……………♡」

キメラ娘D「おとうさん? おかあさ〜ん? お〜い」
290 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/08(土) 10:57:50.28 ID:Jj2IOXa80
〜Dちゃん編終わり〜
291 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/08(土) 23:15:25.23 ID:Jj2IOXa80
女騎士とその夫(男の友人)の名前。
女騎士>>下1
友人>>下2
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 00:18:00.54 ID:ovwC+Jgi0
アンゼリカ
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 00:30:07.67 ID:pwPohl4pO
アシュラ
294 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/12(水) 08:41:35.73 ID:zesgHwqF0
〜回想、数週間前〜

友人「…………………」ズズッ………

女騎士「………………ふふふーん…………♡ ………どーだ……?」

友人「…………うん、美味い」

女騎士「えっへへへへへ……………♡」

友人「あー、こんな美人さんと結婚して、こんな美味い味噌汁飲んで…………俺、幸せだよ」

女騎士「わ、私も、あんたみたいなカッコいい旦那さんを貰って良かった……………♡ なぁ、朝ごはん食べ終わったら、また打ち合いしないか?」

友人「ああ、良いよ…………♡」

女騎士「へへへーん…………♡」

友人「…………それに……………夜も、打ち合ってくれるか?」

女騎士「なっ……………よ、夜の打ち合いってっ…………! ……………い、いい、ぞ…………♡ 騎士としての仕事も落ち着いてきたし………………あ、赤ちゃん、作りたいし、な……………♡」ボッ………////

友人「…………ああ…………♡」
295 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/12(水) 08:42:02.72 ID:zesgHwqF0


友人「あー………今日は絶好のお散歩日和だな。俺たちの家は街から遠いから、周りの森は全部貸切で散歩し放題だな〜」

女騎士「えへへへへ、えへへ…………♡ あんたの腕………♡ えへへへへへへ……………♡」

友人「………歩き辛いんだが」

女騎士「そう冷たくするなよぉ………♡」

ガサッ

友人「………………ん………?」

女騎士「………」ババッ! ジャキンッ!

友人「いや、警戒しすぎだろう…………多分ウサギか何かだと…………えっ」ガサッ

キメラ娘E「…………はぁ………………はぁ……………」

女騎士「危ないっ!」ドカンッ!

友人「はべらっ!?」ドシャァッ!

女騎士「こ、こいつはっ………! 魔族かっ………!?」ジャキンッ!

友人「俺も魔族なんだけど。ねー、引っこ抜いて。なにこれ、どうなってるの?」イヌガミケ

女騎士「………………」ツンツン

女騎士「すまない…………よいしょ」ズポッ!

友人「ふぅ……………で、この子は…………?」

女騎士「分からない。とりあえず、意識は無いようだが…………」

友人「と言うか、これ魔族じゃ無いよ、多分。見た事無いけど…………キメラ?」ツンツン

キメラ娘E「………ぅっ…………」ピクッ

女騎士「危ないっ!」ドカンッ!

友人「ぶべぁっ!?」ドシャァッ!

女騎士「…………大丈夫なようだ」

友人「ねーまたー?」イヌガミケ

女騎士「………どうする………?」

友人「まず引っこ抜いてちょ」ジタバタ
296 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/12(水) 08:42:30.33 ID:zesgHwqF0


女騎士「連れて帰るって言うから連れて帰って来たが…………どうするんだ!?」

友人「うーん…………これから考えよう」

女騎士「無計画無責任馬鹿阿呆!」ボカボカボカ!

友人「あだだだだだだっ」

女騎士「はぁ…………」

友人「…………それにしても、美人だな」

女騎士「『フェイス・ハガー』ッ!」ガッ! ギリギリメシメシギリギリ!

友人「あだだだだだいっ! 顔面っ! 顔面割れるっ! き、君の方が美人だからっ! ねっ! セカイイチっ! セカイイチーっ!」

女騎士「………許す」パッ

友人「はぁ、はぁ…………」

女騎士「……………まあ確かに美人ではあるが……………白い毛髪に何かの角、尖った耳に大きい胸、吸血鬼の腕に竜の翼、さっきまでは虎のような見た目だったのに、今は不定形に崩れている下半身……………おそらくシェイプシフターか…………? 色んな生物が混ぜ込まれているな………………文字通り、伝説の生き物である、キメラのようだな……………」

キメラ娘E「う、うう…………………」

女騎士「っ……………!」チャッ………

友人「待った…………怖がらせちゃいけない」

女騎士「……………分かった………………」

キメラ娘E「う…………ま、まぶしぃ………………」パチクリ、パチクリ…………ゴシゴシ……………

キメラ娘E「んん…………………あと五分…………」ゴロン…………

友人「……………………」

女騎士「……………………」

キメラ娘E「……………………すぅ……………」

友人夫婦「「寝たっ!?」」

キメラ娘E「わわっ!? だ、誰っ……………!?」パチッ!

友人「あ、起きてしま…………」

キメラ娘E「えいっ!」ギロロッ!

友人「がっ!?」コキーン!

女騎士「な、にっ………………!? これは………………ラミアの魔眼ッ……………!?」ピシィッ!

キメラ娘E「……………あんた達、誰……………! 答えて………………!」ジーッ…………

友人「お、俺たちは、た、ただのごく普通の夫婦だっ……………! い、行き倒れている君を見つけて、ひ、拾ったんだ……………!」

キメラ娘E「行き倒れて……………? そう言えば、傷、治療されてる………………?」チラッ…………

女騎士「はっ!」バッ!

キメラ娘E「あっ、ちょっ…………」

女騎士「ふっ…………!」トンッ…………!

キメラ娘E「…………………ん?」

女騎士「…………………え?」

キメラ娘E「………………えい」ジロッ

女騎士「人間の弱点じゃ効かなかったか!」コキーン!

友人「なにしてんのぉっ」

キメラ娘E「………………はぁっ………………はぁっ……………!」ポタ、ポタッ…………

友人「って、傷が開いて………………」

キメラ娘E「い、いた、い…………………」ドサッ
297 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/12(水) 13:05:39.12 ID:zesgHwqF0


キメラ娘E「はっ……………!」

キメラ娘E「ってあれ!? 真っ暗!? 動けない!?」ガチャガチャ

女騎士「悪く思うなよ。………目隠しと錠を付けさせて貰った」

キメラ娘E「うむぅ……………!」

友人「落ち着いて聞いてくれ。俺たちは君を苛めない。だから、話してくれないか? 君は何なんだ?」

キメラ娘E「さき放してさき放して!」ガシャガシャ!

ミシミシパラパラ…………!

女騎士「………………!」

キメラ娘E「へにゃ…………だめだ、力入らない………………」

女騎士「鎮静剤を打って弱体化させてもそれなのか………………」

友人「と言うか、見た目と精神年齢が合ってないと言うか………………」

キメラ娘E「……………………ぷー…………話す」

女騎士「じゃあまず、君は何なんだ……………?」

キメラ娘E「………………私は、ノエル。ごにんの中ではさいきょーのキメラなの」

女騎士「五人……………? その五人というのは?」

キメラ娘E「けんきゅーちょーがけんきゅーちょーのいでんしでお姉ちゃん達で…………」

女騎士「ちょちょ、ちょっと待て。最初から順番に話してくれ!」
298 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/12(水) 13:06:04.82 ID:zesgHwqF0


女騎士「………………なるほどな……………子を作れなかった研究長が、何とかして自分の血を残したいと思って……………それで……………」

キメラ娘E「…………………………そうなの……………」

友人「……………逃げる途中に、怪我したんだな?」

キメラ娘E「うん。ゴーレムから受けたダメージもあって、全部避けきれなかったの……………」

女騎士「………………ちょっと、話してくる」ガシッ

友人「えっ、ちょ、あ、また後でね!」

ガチャ、バタン!

キメラ娘E「…………………いっちゃった………………悪い人では、無さそうだね…………………」



ガチャ、バタン!

キメラ娘E「あ、おかえりー」

友人「ふぅ……………」

女騎士「……………………少し、話し合ってみたんだが………………どうだ、ノエルちゃん。この家に住まないか?」

キメラ娘E「えっ! いいの?!」

女騎士「ああ。……………ちょっと窮屈な暮らしではあるが、君の立場上、外で自由には暮らせないだろう。……………だから、ここで、家族として暮らさないか?」

キメラ娘E「かぞく………………うん、住む……………!」

友人「もー、お人好しなんだからー」

女騎士「噂の勇者様よりはマシだろう」

キメラ娘E「目隠しとってー」
299 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/12(水) 13:06:34.59 ID:zesgHwqF0
〜しばらく日後〜

ギシッ…………

友人「ノエルちゃんとの生活……………わりと楽しいね」

女騎士「ああ。心配な所はあったが、まるで一足先に娘が出来たみたいだな……………」

友人「心配?」

女騎士「『あ・ん・た』がノエルちゃんに手を出さないかが心配で心配で……………!」ギロォッ……………!

友人「出さない出さない出さない出さない!」

女騎士「……………ふっ…………………それももう、心配していない。もう、ノエルも家族の一員みたいな物だからな………………♡」

友人「……………だな。……………じゃあ、俺たちも………………新しい家族、作るか………………♡」

女騎士「ああ………………♡ 来て………………♡ あんた…………………♡」

ギシッ…………



キメラ娘E「……………ふぁぁぁ………………トイレー……………」ムクリ、トサッ…………

ガチャ…………

キメラ娘E「……………………んー?」テク、テク、テク……………

ギシアンギシアン♡

キメラ娘E(なんのおと………………? おとうさんとおかあさんの部屋………………?)キィ……………

女騎士「あっ♡ あんっ♡ あああっ♡ あんたっ♡ あんたっ♡」ギシッ! ギシッ! ギシィッ!

友人「はぁっ……………! はぁっ…………! アンゼリカっ……………! アンゼリカァァッ………………♡ はぁっ、ははっ♡ 他の誰にも見せない、俺にしか見せないその顔っ♡ 可愛いよぉっ♡ アンゼリカっ♡」バチュン♡ バチュン♡ パチュン♡

キメラ娘E(な、なに、あれ………………おとうさんと、おかあさんが、た、戦ってる、の………………? でも、おとうさん、おちんちんを、おかあさんのおまんこに入れてる………………? おまんこって、入れちゃダメなんじゃ無かったっけ……………?)

友人「あっ、あああっ♡ イく、イくよ、アンゼリカっ♡」バチュ♡ ドチュ♡ パチュン♡

女騎士「あんたっ、あんたぁっ♡ 来てっ♡ 来てぇっ♡」

キメラ娘E(な、何が行くの……………? 何が来るの………………? はぁ、はぁ………………♡)ポー……………♡

キメラ娘E(なんか……………おまんこ、触り、たい…………………♡)クチュ……………………クチュクチュクチュクチュ………………♡

友人「俺の子を、俺の子を産んでくれっ……………アンゼリカァぁっ♡」バチュ! バチュ! バチュン♡

女騎士「あんたっ♡ あんたっ♡ あんたぁぁあっ♡」

キメラ娘E「おっ……………♡ ぉぉっ……………♡ んふっ………………♡」クチュクチュクチュクチュ……………♡

友人「イ、ぐぅっ………………♡」ドビュ〜〜〜〜〜〜ッ♡

女騎士「ぁいっ……………………〜〜〜〜っ♡」ギュウゥウゥッ♡ プシャァッ♡

キメラ娘E「あっ、あぁっ、んあっ♡」ブシャッ♡ プチャッ♡ ……………チョロチョロチョロ…………………♡

友人「はぁっ………………♡ はぁぁっ………………♡」ドクン、ドクン、ドクン……………………♡

女騎士「ぉぁ……………♡ あ、あつい、あ、あんたの、が……………♡ な、中に……………………♡ はぁ〜っ………………♡ はぁ〜っ…………………♡」ビク……………♡ ビククッ………………♡

友人「ふぅ、ふぅ………………♡」ズ、ズズ…………ズポンッ、ピュピュッ♡

女騎士「あ、ああっ……………♡ も、もう……………♡」ペロッ………………♡
300 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/12(水) 13:07:00.50 ID:zesgHwqF0
ガタンッ

友人「っ!?」

女騎士「はっ!」シャキィンッ! コポッ…………♡

友人「はぁ………はぁ…………切り替え早すぎっしょ…………って、ノエルちゃん!?」

キメラ娘E「あ……………♡ あぁっ……………♡ にゃ、にゃに、これぇ………………♡」ピクンッ、ピクンッ……………♡

女騎士「ど、どうした…………………って私今裸じゃ無いか!? ろ、ローブ!」ババッ!

友人「えーっと……………見たところ俺たちのセックスを覗いていて、それで自慰をしちゃったみたいだね…………」

キメラ娘E「じ、じい……………? き、気持ち、よかったあ………………♡」ピクッ、ピクンッ……………♡

女騎士「えっとな、ノエル。これは、その……………プロレスごっこをな……………?」

友人「流石にプロレスは古いと思うぞ」

キメラ娘E「おかあさん、おとうさんのせーしょりしてたの? それなら、お口でやらないと……………♡」

女騎士「っ………………!?」

友人「…………………まさかとは思うけど、もしかして研究所でやっていたのか?」

キメラ娘E「せーしょり? うん、やっていたよ! いろんな人が私のお口におちんちんずぽずぽするのぉ♡ せーしすごくおいしかったあ♡」

女騎士「娘に……………娘に何をさせているんだ研究長は……………………!!!」プルプルプル……………!

キメラ娘E「せーしょりって、悪いことなの………………?」

友人「…………まあ、世間一般にはね」

キメラ娘E「そ、そう、なんだ………………で、でも、けんきゅーちょーは悪く無いんだよ………………! けんきゅーひが必要だから、仕方なくやっていたんだって! それに、せーしおいしかったし……………♡」ペロリ……………♡

女騎士「こ、こんな、無垢な子に…………………」

キメラ娘E「ねーおとうさん、私もせーしょりしようか? おまんこは入れちゃったらおとうさんもキメラになっちゃうから駄目だけど、お口でやってあげるよ! 私一番人気なんだよ♡」

友人「いろいろと聞き捨てならない事を言っていた気もするが、ダメだ。俺にはアンゼリカという妻がいる」

キメラ娘E「でっ、でもっ♡ お、おちんちん苦しそうだよ?」

友人「だから、良いって…ば…………………はぁ、はぁ………………♡」ビキッ、ビキンッ……………!

女騎士「ん………………? おい、アシュラ? ……………っ!? こ、このにおいは……………! おらあっ!」バチーン!

友人「ほげっ!? …………あ、あれ、俺は……………?」

女騎士「ま、窓を開けろ……………! こ、このにおいは、さ、サキュバスの体液だっ!」

友人「やべえじゃんっ」カチャッ、バカッ!

キメラ娘E「ど、どう、したの……………?」

女騎士「恐らくだが…………アシュラ、もし私が正気を失ったら、ビンタしてくれ」

友人「……………解った」

キメラ娘E「お、おかあさん……………? なんで、私のおしっこのにおいを………………?」

女騎士「……………………」スゥッ…………

女騎士「……………………」

友人「……………アンゼリカ?」

女騎士「………………」カツカツカツ、ドンッ!

友人「うわあっ!?」

女騎士「はぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡」ポタポタポタッ♡

友人「思いっきり正気失ってるじゃん! そぁ!」パチーン!

女騎士「いたっ………………私は……………そうか。やっぱりか」

友人「どうだった?」

女騎士「ノエル。君の体液は………………サキュバスの物だ」

キメラ娘E「…………………さきゅば……………?」

女騎士「………………えっと、サキュバスというのはだな………………………」
301 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/12(水) 13:07:28.62 ID:zesgHwqF0
〜またしばらく日後〜

女騎士(私の名前はアンゼリカだ。魔族であるアシュラを夫に持つ騎士だが、最近悩みがある。それは……………)

キメラ娘E「おとーさん……………♡ ねーおとーさーん………………♡」ポタポタ……………♡

友人「ダメだダメだダメだ! 何度もダメと言ったじゃないか。ノエルはいい子だろう? だから言うことを聞いてくれっ!」

キメラ娘E「ねー、わらひのベロとお口気持ちいいろぉ? ほら、ほあほあぁ……………♡」ウネウネウネ……………♡

友人「ダメだと言っているのに! アンゼリカぁっ!」

女騎士「……………………いい加減にしないと怒るぞ?」ミシリ……………!

キメラ娘E「ぅ………………! えいっ!」ギロッ!

友人「鏡!」ピカッ!

キメラ娘E「し、まった……………!」コキーン!

女騎士「はぁ………………」

女騎士(そう、悩みというのは、もちろんノエルの事だ。私とアシュラのセックスを見てしまったため、性への興味が湧いてしまったのだろう。間違いが無いようにすぐにちゃんとした性知識を教え込んだのだが……………それが間違いだった。余計に性への興味が深まったようだった……………それに、最近はアシュラの事を女の目でも見ている。アシュラの近くにいるだけでサキュバスの体液をポタポタポタポタ落とすものだから掃除が大変ったらありゃしない!)

友人「はぁぁぁ……………俺は、俺は一途を守れるのだろうか」

女騎士「もしそうなったら私が[ピーーー]」

友人「酷い!」

女騎士「酷い? だって、本番をやってしまったらアシュラはキメラになってしまうのだろう? そうなったら、他の誰に討伐させるでもなく、私が首を落とす」

友人「そうなったときの処理までやってくれるなんて………………俺は良い嫁を持った………………!」

女騎士「……………………いや、それはどうなんだ?」

キメラ娘E「うぎぎぎ……………! 動けない………………!」

女騎士(…………………でも、なんやかんや言って、私達は成立している。ノエルを追い出す気はない。それは、私とアシュラの間に子供が生まれたとしても、変わらないだろう………………)
302 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/12(水) 13:07:56.87 ID:zesgHwqF0
〜回想終わり、現在〜

キメラ娘E「おかあさん! そこ! 弱点!」

女騎士「はぁあぁああぁぁぁぁぁぁっ!」ズドンッ!

魔葬鬼兵『が、ががっ、がががっ………………がびっ…………』ボカァァン!

キメラ娘E「やった〜!」

女騎士「なんだったんだ………?」

友人「妻と子に守られる俺を許してくれ……………」

女騎士「大丈夫だ………言っただろう? 一生あんたは、私が守る、と…………」

友人「ありがとー………!」

国家研究員「くっ…………まさか魔葬鬼兵ゴーレムがやられてしまうとは…………」

キメラ娘E「あ、あんたは! ナンシーお姉ちゃんにころされて死んだんじゃ無かったの!?」

国家研究員「ふふふ………あの程度で私が終わるとでも? 私は殺せませんよ…………それに…………ゴーレムがあれで終わりとでも?」パチンッ!

魔葬鬼兵『ぴぴっ………起動』

魔葬鬼兵『ぴぴっ………起動』

魔葬鬼兵『ぴぴっ………起動』

魔葬鬼兵『ぴぴっ………起動』

キメラ娘E「え…………そ、そんな…………」

女騎士「あ、あんな数…………!」

友人「マジィ…………?」

国家研究員「データは全部盗ませて貰いましたからね………もはや、私に逆らえる者はいません……………! 設定レベルは45です…………さあ、行け!」

キメラ娘E「う、うわぁあああぁああああああっ!」ヒュッ、ブンッ!

ガドォォォンッ!

キメラ娘E「弱点…………えっ…………な、なんで……………?」

魔葬鬼兵『ぴぴぴっ…………てきかくにん、はいじょ、かいし…………』ブンッ

メギョッ

キメラ娘E「…………げぽっ………」メギ、メギッ

ドカァアアァアンッ!

女騎士「ノエルゥウゥウゥゥウウウウッ!」

国家研究員「わざわざ知れている弱点をそのままにするとでも? 弱点は全ゴーレム違う場所にありますよ?」

女騎士「そんな、ウソだ………! 倒せない…………! こ、こんなの、倒せない…………!」

魔葬鬼兵『はいじょ』ドッ

女騎士「あっ……………死ん……………」
303 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [sage]:2020/02/12(水) 13:08:22.72 ID:zesgHwqF0
ドカッッッッ……………

女騎士「………………えっ…………アシュラ……………つ、角が…………」

友人「ふっ………! ぐぅぅぅうううぅううぅぅぅっ…………! お、おまえがっ………おまえが心折れちゃあ、おしまいだろっ…………! ま、守るん、ならっ………! し、しっかり、守ってくれ、よっ…………! ぉおおぉぉぉおおぉおおおおおおおっ!」ゴォオオオオオオオオオオオオッ!

国家研究員「なんだあの紫色に光る角は……………!? エネルギーの、集合体かっ……………!? 面白い……………ゴーレム! データを吸収しろっ!」

魔葬鬼兵『めいれい、すいこう……………』

女騎士「に、二体目は、私が……………!」ジャキッ………!

魔葬鬼兵『めいれい、すいこう……………』

魔葬鬼兵『めいれい、すいこう……………』

女騎士「くっ……………! だ、だがっ…………折れないっ…………! 私は折れなぁあああぁあああいっ!」

国家研究員「ふふふ、無駄な事を……………さて、私はキメラにトドメを刺してきますか……………」

ドッ、┣¨┣¨┣¨┣¨

魔葬鬼兵『がっ……………がががががっがががががが』ドカァァァァァッ!

魔葬鬼兵『error、error error error error error error error err』ボカーン!

魔葬鬼兵『がぴー』ドゴォンッ!

魔葬鬼兵『びー、びー、びー、びー』ドッコーン!

国家研究員「…………なっ………??」

女騎士「…………な、何が、起きた………?」
304 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/12(水) 13:09:21.28 ID:zesgHwqF0
男「ほーん、弱点ってコアの事だったのか………面白い、貰っておこう」

友人「え、お、お前…………男?」ゴォォォォォォォ

男「お、アシュラ。久しぶり。なんだその角」

友人「い、いや、久しぶりって言うか、えっ、お前何した今? 俺の覚醒したっぽい角の立場は?」ゴォォォォォォォ

男「多分だがお前だと勝てなかったぞ?」

友人「そうなんだけどさ…………………」ゴォォォォォォォ

女騎士「だ、誰だ…………?」

友人「あれ、アンゼリカ会ったこと無かったっけ………ってそうだノエル! さっき吹き飛ばされたノエルは!?」ゴォォォォォォォ

ガラガラ………

キメラ娘E「いってててて……………かはっ…………………ううう、かた外れた………………おいしょっ」ゴキンッ

友人「ノエルっ!」ゴォォォォォォォ

キメラ娘E「おとーさん……………ってうわっ、危ない! 何そのツノ!」

友人「あ、ごめん…………これ止め方が分からないんだ」ゴォォォォォォォ

国家研究員「くっ、クソ………………あ、あなた………………! 設定レベル45のゴーレムをゴミみたいに………………! ゴーレムだって安くないんですよ!」

男「そうか。金の無駄遣いだったな」

国家研究員「くっ………………はははははっ! まだゴーレムはあります! もう手加減はしません! レベル100ですッ!」パチンッ!

女騎士「れ、レベル100だと!? マズいっ!」

友人「止めろぉっ!」ゴォォォォォォォ

……………………………シーン

国家研究員「…………………えっ? あれっ? ………………レベル100ッ!」パチンッ!

……………………………シーン

男「………………どうしたんだ? 自慢のゴーレムとやらは来ないのか?」

国家研究員「えっ、なんで? ウソだ。おい、レベル100! レベル100! おい! レベル100ぅっ!」パチンッ! パチンッ! パチンッ!

男「いくら指を鳴らしたって、来ないものは来ないだろうよ」ジャラッ

国家研究員「……………あ、あなた、そ、その、大量の、こ、コアは?」

男「そこら辺に埋まっていたから、拾った」

国家研究員「それ私のぉっ! 埋まってたんじゃなくて埋めてたんですよっ!」

男「大事なら名前でも書いておけ」

国家研究員「シリアルナンバーを入れていますよっ……………! くっ、こうなったら逃げっ」

キメラ娘E「逃がさないよっ」ドンッ! ブンッ!

ボンッ!

国家研究員「      」ガンッ、ゴンッ、ゴロゴロゴロッ

友人「ナイスノエルゥゥッ!」ゴォォォォォォォ

女騎士「あ、頭を一撃………………うぷっ…………………」

男「おーおー容赦ないな」

国家研究員(頭)「…………………ふ、ふふっ………………………私が、この程度でやられるとでも………………?」

キメラ娘E「く、首がしゃべった!?」

友人「どういう仕組みだありゃ…………………あ、止まった」ゴォォォォォ……………プスンッ

国家研究員(頭)「次に会ったときは、生かしておきませんよ…………………! 次は、次こそは、絶対に殺してみせますっ!」
305 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/12(水) 13:09:48.46 ID:zesgHwqF0
男「あー、残念だが、そりゃ出来ない相談だな」

国家研究員(頭)「えっ」

男「これ、なんだと思う?」

国家研究員(頭)「………………………なん、ですか……………………?」

男「遠隔式爆破スイッチ。これを押すとどこが爆発すると思う?」

国家研究員(頭)「…………………………まっ、まさかっ………………………! や、やめろ! あ、あそこには私のメインブレインがぁっ!」

男「今週のビ○クリド○キリメカ〜」カチッ

国家研究員(頭)「そこは『ポチッとな』でしょおおおおぉおおぉおぉおおおっ!?」

ズンッ

女騎士「うわっ…………?」

友人「やることなすこと完璧だねーやっぱり」

キメラ娘E「すごい雲があがってるー。ほら、あれ、あれ!」

国家研究員(頭)「あ、ああ、う、ウソだ、ウソだ、ウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソオオオオォオオオォオオオッ!? 私がッ、私ガっ、死ヌはずがなイッ、あ、ああ、死んでいく、私といウ存在が、消えテいく………………い、イヤだ、いや、ダァ…………………!」

女騎士「…………………ざまあみろ」

国家研究員(頭)「はぁっ、はぁっ………………はぁっ…………………………………はぁっ………………………………………………………はっ………………………………………………………………………………………


国家研究員(頭)『……………………ぶぶっ、ブレイク・だっ、ダウン、んんんっ…………………』

キメラ娘E「…………………………」ツンツン

友人「こら、つんつんしないっ」

男「ふぅ……………これで、シイコの姉妹は全員無事、か………………」

友人「………………ところで、お前なんであんなタイミング良く来たんだ?」

男「いや、まあいろいろとあってな。……………久しぶりに会えて話したい事もあるが、待っている奴がいるから、帰らせて貰うぞ」

女騎士「その……………男、といったな。すまない、忘れていて……………そして、本当にありがとう。私の家族を救ってくれて」

男「ああ。あんなアホな奴だが、これからも大切にしてくれ」

友人「誰がアホじゃ!」

男「………………じゃあな。達者で」

友人「………………ああ。また今度、数年ぶりに魔王城にでも行ってみるよ」

男「その時は、気をつけてな。……………じゃ」ドンッ!

女騎士「行ってしまったか……………」

友人「やっぱり、あいつは嵐みたいな奴だよ…………………」

キメラ娘E「ふんふーん……………♪」カチャカチャ、ボロンッ

友人「なにしてんのっ!?」ババッ!

女騎士「とあ!」バキイッ!

友人「何で俺っふべらぁっ!」
306 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/12(水) 13:11:03.94 ID:zesgHwqF0
〜Eちゃん編終わり〜
307 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/12(水) 13:11:51.63 ID:zesgHwqF0


男「ただいまっ、とっ、とぉ」スタッ

キメラ娘C「……………………お帰りなさい」ズーン………

男「3人とも全員無事だったぞ……………………って、どうしたんだ?」

キメラ娘C「あの………………………私とシーウィズちゃん、意識は別だけど、記憶は共有してるんです」

男「シーウィズ…………ああ、蛇の事か。その事は聞いたから知っているぞ。…………………………あっ」

キメラ娘C「寝起きの時は夢かと思っていましたけど、その内全部シーウィズちゃんの記憶が入ってきて…………………浮気……………なんですか? これって………………?」

蛇「しゅるしゅる………………♡」キラリ…………♡

男「あー……………うん。まあその、すまん」

キメラ娘C「『すまん』、じゃすまないですよおおぉおおおおぉおおぉおおっ! ひどいですよぉ男さああぁあああああぁあああんっ! うえぇええぇええぇぇぇえんっ!」ガクガクガクガクガク

男「いや、でもほら、俺他にもお嫁さんいるし、もはやあまり変わらないのでは?」ガクガクガクガクガク

キメラ娘C「ちがうんですっ! ちがうんですぅっ! それとこれとはちがうんですぅっ! 気持ち的に、気持ち的になんかこうっ……………うわああぁああああぁぁぁぁぁんっ!」

蛇「しゅるっ、しゅるるるるぅ♡」

討伐リーダー「……………あのー、すいません。ここは……………? あなたたちは………………」

男「はっ」スチャスチャスチャッ、ピカッ!

討伐リーダー「ぅ」カクーン



キメラ娘C「え、まだ帰らないんですか……………?」

男「ああ。まだ一つやらなければいけない事があってな」

キメラ娘C「……………この人たちを、返してくるんですか?」

男「ああ。他の所にも討伐隊はほっぽってあるから、それも含めてな。……………それに、この国自体を少し改めさせなければな」

キメラ娘C「一つじゃ無いじゃないですか………………」

男「なに、半日ほどで帰ってくる。……………それまで、待っていてくれ」

キメラ娘C「…………………はい……………! 待っています………………………………! だから、帰ってきたら、ご褒美が欲しい、なんて、思ってたり………………んむっ…………!?」チュッ!

男「………………ぷは………………ちゃんと用意しておくさ。…………ウチのベッドの上でな」

キメラ娘C「は、はわぁ………………♡」

男「……………………ちゅっ」

蛇「………………♡ しゅるっ♡」

キメラ娘C「…………………………自分の尻尾の蛇がキスされている………………こうしてみると……………なんとも、シュールな状況ですね……………………」

蛇「しゅーるしゅーる…………♡」

男「………じゃ、行ってくる」ダダダダダダ……………
308 :あばんぎゃるど ◆X0vo94uImPEW [saga]:2020/02/12(水) 13:12:17.91 ID:zesgHwqF0
〜キメラ娘編終わり〜
725.84 KB Speed:0.3   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)