【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われる様です【AA不使用】2

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346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/29(金) 23:06:24.19 ID:/82+ZuGw0
ダイス神のせいで何故か基本的に悪い方にばかり行くからな
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 06:19:26.46 ID:zHxyPnPu0
まあ会長とか判定の悪さがキャラ付に役立って面白くなってる感もある
348 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/05/30(土) 22:16:39.27 ID:n+TEEvll0

【本日もお休み。明日には必ずや】

349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 13:49:27.30 ID:Ldr09ehI0
なんか違和感あったがもしかしてfgoのイベントの話?(twitterで見かけて気づいた)
fgo開始以前にfateから離れてこのスレで戻ってきた勢だからわからなかったw:
350 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/05/31(日) 22:48:59.45 ID:M8Cuk5EK0

【遅くなってしまった……】

【描写だけですが、再開します】

351 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/05/31(日) 22:49:43.49 ID:M8Cuk5EK0




「くっ……!はあっ!」
「ハッ!ハッ!ハァッ!!」

怒涛の槍が襲いかかる。技量も何もない、単純にして明快な暴力が降りかかる
セイバーはそれに流されない様に、手に持つ剣で切り開かんと果敢に立ち向かう

……しかし、些か部が悪い。いかに洗練された技であれ、度を越えた力はそれを超える。


「はっ──!」「ぜぇやぁあああ!!」
「わ、ととっ!危ない……っ!」
「……余りにも隙だらけだ。実践経験の無い小娘には荷が重すぎる」


火蛇、重斧、そして鉄拳。四方八方から雪崩れ込む猛撃に対して、身を守る事で精一杯
アーディーの背筋に汗が流れる。一時凌ぎにも限度がある。このままではいずれ、どちらかの均衡が崩れるのは明白だ


「……」「……!そこ!動かない!」


突如、動きを止めるメリッサ。好機と見るや、攻勢に出る
ありったけの魔力を編み、集中して……


「……そぉりゃあああっ!!」



352 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/05/31(日) 22:52:00.81 ID:M8Cuk5EK0




「……やった!?」


光弾がメリッサを撃ち抜ち、爆発する
今のは渾身の一発だった。持ちうる魔力は全て使った全力全開の一撃
それが直撃したんだ。これで、一人は……


「どうだメリッサ。“わざと食らった”感想は」
「大した事はありません。この程度ならば幾らでも」


……煙が晴れる。その先で立っていたメリッサは何とも無さそうに埃を払う
今のは、本当に全力の攻撃だった。なのに、かすり傷すら負わせられないなんて!


「……嘘…………」


「嘘なものか。メリッサ、ルシフェル。二人は幾度の地獄を越えてきた“本物”の戦士」

「“偽物”のお前では相手にすらならない……理解出来たか?小娘」

「紛い物の偶像に、命を懸ける愚か者が……!」

ドミトリイは冷酷に告げる。ルシフェルは憎々しげに吐き捨てる
本物の前では紛い物は無力。その事実を、彼女に突きつけた


『メリッサのスキルを開示します』
 ◆防魔防弾防刃服「リトル・オーガ」  
 彼女が装備している服とコート状の上着からなる防護装備。  
 魔力指向制御平面の表面加工を施した防弾繊維性の布2枚の間にさらに強化済防弾素材を挟んだ防護服。  
 魔術の大半を魔力指向制御平面で、物理的な魔術や弾丸などを物理防御と怪力で跳ね返す強力な装甲。  
 非常に強い装備だが、数々の欠点も備えており、装備した人間は外側とはいえ魔力指向制御平面  
 2枚に囲まれているため、体外で操作する魔術が使えなくなる。  
 そして何より半端じゃなく重い。鍛えている男性ですら立てなくなる。



「これで終わりだ……忌々しき一族の娘よ。地獄にてその罪を贖うがいい!」

鬼気迫るルシフェルの一撃。それをアーディーは避けようともしない
絶望に染まった顔に、武骨な斧が迫り……



353 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/05/31(日) 22:52:49.86 ID:M8Cuk5EK0



「マスターっ!」
「ぐあっ!?」「ルシフェル!」


……寸前、帆船がルシフェルに直撃して派手に吹き飛ばされる
セイバーの所有する宝具がアーディーを庇い、拾い上げて、ランサーを振り切ったセイバーが駆け寄った

「無力なものか。変わりたいと願う心。それを持つマスターが追い付けぬはずがない!」
「今が無理なら、いつか……それが待てないなら、僕が少しだけでも力を貸すから」

「そんな顔はしないでくれ……君の苦しみは、昔の僕と同じものだから……!」
「……セイバー」


微笑みかけるその顔は、少し申し訳無さを感じつつも頼もしく映る
そうだ。自分はマスターなのだから、何一つ恥じる事は無い……!


「……紛い物なんかじゃない!私の想いは、本物なんだ!」
「ならば贋作らしく粉微塵に砕け散れ!ドミトリイ様、メリッサ!」「は──」





「いや……ランサー、宝具を展開しろ」
「今度こそは“本気”だ。思う存分、その炎の槍を振るうがいい」

逸る二人を制止し、ランサーに視線を向ける
獰猛な、獣の様な笑みを更に歪め、その鉛の槍を振り上げた






354 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/05/31(日) 22:55:40.19 ID:M8Cuk5EK0





「アハハッ!いいじゃないドミトリイ」
「──“此なる一撃は星の怒り、地の叫び。天を貫き焦がす柱”!」



「……マスター、後ろに」
「うん。……セイバー、もし……」「それは君の判断で決めてくれ」


ランサーの槍がぐらぐらと煮え立つ。鉛の穂先は赤熱し、その周辺には陽炎が


「ドミトリイ様、これは……」
「ランサーの真名は教えたはずだ。奴の特性は火山の暴威」
「つまり、今から放つ一撃は……」

「……そうとも。正真正銘、神代の焔だ」


ごぼり。一際大きく槍が泡立つ。穂先は既に熔け落ちて、零れた雫は大地を焼く


「“唸れ、大地の火槍!叫べ、盛れ!人知の果てに嘆くがいい──!!”」
「セイバーッ!」「……来る!」






「───“轟く劫炎(カーリア)ァアアアアアアアアッッッ!!!”」





355 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/05/31(日) 22:57:26.93 ID:M8Cuk5EK0




……鳴り響く轟音。そして爆発、炎上

ランサーから放たれた槍は、セイバーの宝具の軍艦の砲撃すら超越した熱量となって貫いた
進路上の地面は抉れて残らず燃え尽き灰塵となる。そこに存在した一切は、全てが無慈悲に死に絶えた
そして、直撃したセイバーも……当然、無事では済まないだろう


『ランサーの宝具を開示します』
 ◆『轟く劫炎(カーリア)』
 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:300人
  火山の投槍。活火山リキュアの噴火を宿した灼熱の魔槍。
  真名解放により、目標へ飛翔。同時に灼熱のマグマを撒き散らし進路上の全てを焼き払う。
  元は、ベレロフォンの投槍だがキマイラの炎に焼かれたことから、
  その息吹の象徴とされるリキュアのマグマを纏ったランサーの宝具と化している。



「ドミトリイ様!」「……決まりましたね」
「フーッ、フーッ……。当然よ。アタシの全力の解放。マトモに食らって平気なのは、あのデカブツくらい」
「これで、セイバーはお仕舞い……アハハッ!」

荒く息を吐くランサー、歓喜の声を挙げるルシフェル、冷静なメリッサ
三者三様の反応を見せるが、セイバー陣営が敗北したというのは共通の認識だ
逃げ出した素振りは無い。あれ程の威力が直撃すれば、令呪の補佐があろうと押し切れる……


そう。誰もが確信していた



「……総員、構えろ」
「奴等はまだ……生きている!」


ただ一人、ドミトリイを除いては





356 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/05/31(日) 22:58:31.55 ID:M8Cuk5EK0




「……セイバー!」
「ふ、ふふ……正直、賭けだったが……」
「勝ったのは……僕の、方だ……!」


立っていた。身体はズタズタに裂かれ、爛れた肌からは至る所から煙が上がっていても
セイバーは、五体満足で……アーディーを庇いながらも、生存していたのだ


「な……!アンタ、なんで……!……まさか!」
「そう。……僕も“宝具”を使わせてもらった」

「確かに宝具ならば、防ぐ事も可能……が、それでも直撃して無事なんてありえない!」
「そうだ。……けれど、“私”は不本意ながら純潔の皇帝でね」



「宝具の真名は“永久に毀れず処女皇帝(ヴァージン・クイーン・エリザベス)”。」
「誰のモノにもならず、そして誰に穢される事もなかった生命の守護」
「それ故に、私を傷付ける事は……特に……言いたくは無いが、“貫通”させる事は不可能だ」

「……耐えられる自信は無かったけれどね」



ボロボロの顔で、へらっと笑う。その顔は煤に覆われていても尚美しさを損なわずに

「欠点としては……うん、女王として、女の性質に寄ってしまうから、あまり……」
「ふざけるなァアアアッッッ!」

「そんな理由で!アタシの!宝具に!耐えてるんじゃないわよおぉオおオオオッ!!」


ランサーは激昂した。ふざけた理由で……いや、理由等はどうでもいい
自らの本気の一撃を防がれた。その事実は到底許せるものではなく



「もう一撃……!魔力を、魔力を!」
「仕方がない。好きに持っていけ……!」


「冗談じゃない……!“汝がマスター、アーディー・エーデルワイスが令呪に以て命ず!”」
「“この場所から全力で撤退!”……ゴメン、センパイ。絶対に敵はとるから……!」


令呪の力で、この場から離脱する。これ以上の戦闘は不可能と判断したから

両者、共に歯噛みする。このリベンジは必ずや果たしてみせると……



357 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/05/31(日) 23:01:43.59 ID:M8Cuk5EK0

【本日ここまでー】

【……なんか結果だけみると全員アホの子っぽくなっちゃった様な気が】

358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 23:07:08.80 ID:u/bKH2EYo
乙
そういう使い方かよ!
感情移入してると意表を突かれる燃える展開だけど、よくよく読み返すと笑えるかもw
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 23:15:23.68 ID:XNDMMv3ZO
乙
360 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/06/01(月) 22:34:03.85 ID:eMW4HMIM0

【本日おやすみ……】

361 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/02(火) 22:34:33.47 ID:/P5lq6Ft0

【本日もおやすみ……少し体調が優れぬ】

362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 22:52:43.72 ID:SEux9H8Bo
最近の体調不良はマジで怖いからお大事にー
363 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/03(水) 21:29:33.14 ID:R5UGHiUH0

【今日は更新します】

【安価がありますが、人はいますか?】

364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 21:31:56.42 ID:/FX8YA3qo
待ってたー
365 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/03(水) 21:32:28.17 ID:R5UGHiUH0






「……アキラが会長に呼び出された?」


朝も早く、まだ千呼も起き出していない頃に、貴方は憂午からそう話される
当然、生徒会のメンバーの一人である貴方にも連絡は来ていて然るべきなのだが……

「いや、俺は何も聞いてないっすよ」
「何だと……?しかし、俺には……」

「まさか、秘密にしておきたい相手か?相手はどこの何者だ……!」
「アキラに限ってそんな事はしないと思いますけど……あいつ、真面目だし」
「少なくともアンタよりはしっかり報告出来るよ。締切も守れないアンタよりは」
「姉さんは関係無いだろう!?」



「んー……俺が確認してきましょうか?学校なんですよね。もう」
「ふぁあ……あれ、庶務くんおはよぉ……」
「千呼!お前、夜更かしはしては駄目だとあれ程言っただろう!」
「えへへ〜」


父に怒られても何のその。舌をぺろっと出してへらへらと笑っている
貴方も手早く支度を済ませ、学校へと向かっていった



366 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/03(水) 21:33:05.13 ID:R5UGHiUH0




「ねえねえ。庶務くんって、アキラちゃんの事どう思ってる?」
「ん?どうって……どういう?」

通学中、千呼から唐突にそう質問される。貴方は訝しそうにその意味を問い返す。

「もー!どうってどうだよ!仲良くしてる?」
「ああ、それは勿論。生徒会でも話してるし、頼りにしてる」
「俺はともかく……アキラの方がどう思っているかは知らないけど。……嫌われてたりする?」

「ううん!ぜーんぜん!寧ろ庶務くんの事、大好きだってさ!」
「そりゃどうも。俺も、アキラの先輩として相応しい様に頑張るよ」


貴方にとっても、アキラは可愛い後輩の一人。好かれていると言われて悪い気はしない
もっとも、その真意を知るよしも無いのだが……





「……ん?なんか騒がしいな」
「この声……アキラちゃんと会長さん?」


367 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/03(水) 21:33:44.62 ID:R5UGHiUH0





「───諸君!昨夜未明、我が生徒会の一員が不幸な事故でこの世を去ってしまった!」
「二度とこの様な悲劇を起こさぬ様に、我々はより一層の注意を払いたい!ついては……」

「だ、だから……あの、あの」
「大丈夫?辛いなら大丈夫だよ?」
「くっ……!俺がもっと気を付けていれば!」


「何これ?」「聞かないでくれ……」


会長が正門の前で、生徒会を引き連れて何やら演説を繰り広げていた
副会長も新重も、会長の言葉を聴いて悲しげな顔を浮かべている
ただ一人、アキラだけが食い下がって止めている。それを意に返さずに、会長は続く

「ええいアキラ!今、私は大事な話をしているのだ、邪魔をするな!」
「奴の死を無駄にする訳にはいかない!この機会に私の政治基盤を磐石に「あのー」

「あ、庶務君!」「おお!生きていたか!本当に嬉しいぞ!」
「何をバカな事を……死人が生き返る訳無いだろう!そんな事は聖は……いやなんでもない」
「とにかく!奴が化けて出ようが私には……」



「あのー。俺、生きてるんすけど」
「出たああああああああああああああああああああああああ!!!!」

振り向いた先にいる貴方。会長はそれを見るや否や卒倒する
倒れ込む彼女を支えて、生徒会のメンバーに手を降る。貴方に駆け寄ると、抱きついてくる



「おおお!本当に生きている!生きているぞ、新重!アキラ!」
「やった〜〜〜!お帰り、庶務君!」
「あはは……サンキュ、アキラ」「……どーも」




368 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/03(水) 21:35:08.35 ID:R5UGHiUH0





「お!?庶務の奴が化けて出たぞ!」
「いやいや、汝が勝手に早とちりしただけだろうに」
「わァ!無事だった?良かったヨ!」

「……おはよ」「……おっす」

「何だよ〜メリッサ、もしかして惚れたか?」
「別に」「チェ、つれないじゃんかよ〜」

「止めときなよマキちゃん。また腕の関節を逆に曲げられちゃうよ?」
「鮮やかな極め技だったな……思わずSNSに上げてしまったぞ」「止めてやれよ……」



新聞部に絡まれる。その後ろでメリッサ……事件の元凶が無表情で此方を見ていた
今更ここで彼女を弾劾しても意味が無い。貴方は黙々と今日の準備を始めるのだった



話す相手を一名
↓1、2


369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 21:38:40.59 ID:/FX8YA3qo
学校に関係者が多いとこんなギャグにもなるのかw
安価は会長でw
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 21:41:19.37 ID:LT6SCUPD0
副会長
呼ばれてた件が気になる
371 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/03(水) 21:58:08.34 ID:R5UGHiUH0





「あのー大丈夫っすか?」
「大丈夫に見えるか、この馬鹿が……」


授業の合間の休み時間、保健室のベッドで横たわる会長の元へ行った貴方
どうやら暫く寝込んでいたらしく、髪がやや乱れているものの、顔色は良くなってきている


「ていうか、勝手に殺さないでくださいよ。俺に連絡してくれればよかったのに」
「うるさい!死んだと思うだろう、アレは!」
「そもそも何でガイスロギヴァテスの尖兵と仲良くしてるんだ!頭にウジでも沸いたのか?」
「いや、まあ……話せばわかるかなって」「このウスラトンカチが!」

声を荒げて枕を放り投げる。どうやら次の授業には間に合いそうだ


「ところで、あの後何かありましたか?」
「え?」
「いや、結構な騒ぎになってそうだなって思ったんで……で、どうですか?」




123:黙ってる
456:少しだけポロッと
789:庶務が悪いんだよ
↓1

372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 21:59:52.66 ID:4uiaUYYB0
ちくわ大明神
373 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/03(水) 22:27:26.98 ID:R5UGHiUH0


6:少しだけ



「あ、その……エーデルワイスが」
「エーデルワイス?アーディーが何か?」
「何でもない!貴様には関係無いだろうが!」
「いやありますって!」


会長がこぼした言葉に、敏感に反応する
アーディーとは貴方と別れてからは顔を見ていない。無事だといいのだが……


「アーディーに会ったんすか?どうでした、元気にしてましたか?」
「まあ、まあな……うん。無事だったぞ。私が見た時はな……」
「良かった……」

会長からの報告に胸を撫で下ろす。何はともあれ無事ならなによりだ


「それじゃあ、俺はそろそろ戻ります」
「また何かあれば、いつでも連絡ください!」
「フン!言われずとも!」



374 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/03(水) 22:28:07.95 ID:R5UGHiUH0

【本当はもう少しやりたかったのですが、長くなりそうなので本日はここまで】

【お付き合いありがとうございました……】


375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 22:32:58.61 ID:/FX8YA3qo
乙
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/04(木) 05:42:31.54 ID:7FtttYCvo
アーディーは今日も来てないっぽいか?
まあ昨夜も全力で闘えばなあ
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/04(木) 09:58:56.72 ID:muY6Y95RO
乙
378 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/06/04(木) 22:43:31.19 ID:En2KF+450

【本日お休み。明日にはやりたい所】


379 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/06/05(金) 22:19:12.65 ID:YAl3eNp50

【切るタイミングが見つけられなかったので本日もお休み……すみません】
380 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 18:36:18.81 ID:bAFRMkTs0

【七時くらいに更新……したいです……】

【無理なら再度連絡します。では……】


381 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 18:59:42.18 ID:bAFRMkTs0

【なんとかやれそうなので……再開します】

382 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 19:00:50.67 ID:bAFRMkTs0





「庶務君。そろそろ帰ろ〜」
「ん、ああ……ちょっと寄る所あるから、千呼は先に戻ってくれるか?」
「どこ行くの?」「副会長の所」

先日、貴方は副会長に呼び出されていたのだ。メリッサを優先したので行かなかったが……

「今日はちょっと顔を出しておきたいからさ。宜しく言っといてくれ」
「了〜解っ!」

敬礼をして去っていく。途中で新重を見つけたのか、くるりと方向を曲げていた


「さて、んじゃ行くか」
『本当に大丈夫だろうか?其奴も某かの手先である可能性もある』
「平気だよ、副会長はいい人だ。クリスティーナも見ただろ?」
『見たが……ううむ、奴は何というか、厄介事を率先して引き連れてくるというか……』
『アゾリノの様な雰囲気があってだな……』
「あれはクリスティーナのせいだろ!?」


アゾリノ卿。彼女の無二の親友にして無茶振りに付き合わされ続けていた苦労の人
その振り回されっぷりは、聞いているこっちも不憫に思う話だが……それはまた、別の機会に


「よし、場所は……三階の第二空き教室か」
『いざという時は私も出る。とはいえ注意を怠るな』
「わかってるって」

貴方は鞄を持ち、教室を出る。目的池は三階だ


383 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 19:02:29.91 ID:bAFRMkTs0




「すんませーん。副会長いますか?」
「庶務か!待っていたぞ。お前の事は頼りにしているからな!」
「だが、しかし……家の事もあるしな。今日は止めにしておいた方が良かったか?」
「いいんすよ。俺は別に無理してません」


空き教室は思ったよりも片付いていた。恐らくは副会長が来る前に掃除したのだろう
そんな細かい部分が貴方は好きなのだが……時に細か過ぎて、行きすぎる部分があるのも困る事


「ところで、肝心の用事って……」
「そうだ!実は、庶務にはペットの捜索を依頼したいと思っていてな」
「ペットの……?」「得意だろう?」

『そうなのか?マスター』「まあ、な……」
『……ああ、そうだったな。貴方は』

貴方のかつていなくなった飼い犬。それを探す為に、様々な知識を蓄えてきた
もっとも、その結果は知っての通り……しかし、それは決して無意味ではなかった
他の人に同じ思いをさせたくない。その一心で助けていたのだから



「それで、どんな子なんです?」
「む、それはだな……ん?鹿黒がいないぞ?」
「あれ。他に誰かいたんすか」

困惑したように頭を抑える副会長。どうやら、本来はまだ誰かいたはずなのだが……




384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 19:03:20.43 ID:QrFSoeK5o
休日は更新早くて嬉しい
385 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 19:04:02.54 ID:bAFRMkTs0




「……ここにいるけど」
「うわっ!?」

突然、端の方からゆらりと青年が近寄ってきた
ボサボサの髪から覗くのは暗い目。おおよそ人付き合いのいいイメージは浮かばない
そんな貴方と青年を他所に、副会長は彼の肩に腕を回し

「すまんすまん!紹介しよう。彼は鹿黒神夜。俺の親ゆ……」「ただのクラスメイト」
「ははは照れているのか!気にするな庶務!鹿黒はこう見えていい奴だからな!」
「こう見えて。ってそれ馬鹿にしてるよね。口では褒めてるつもりでも」

ジロッと血色の悪い顔で睨みつける。明らかに不機嫌そうな雰囲気だ
その矛先は副会長だけでなく、貴方にまで向けられる。心底嫌そうな声が響く


「それで、誰だよこいつ。お前の知り合い?」
「誰とは失礼だな。我が生徒会が誇る庶務だ!悪く言う事は止してもらおう」
「あはは……どうも。庶務してるっす」


あっそ。と素っ気なく返される。青年……鹿黒は視線を逸らして何かを考える様に額に手を



『サーヴァントの魔力は感じない。マスターの可能性は低いだろう』
「そっか。そりゃ安心だ」



「…………………………」



386 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 19:05:09.16 ID:bAFRMkTs0




「それで、その子の名前は?それと特徴とか」
「何で言わなきゃいけないんだよ」
「いや、俺はわかりませんし……聞かなきゃ探しようがないじゃないですか」

「それが何でって言ってるんだよ……俺は頼んでない。放っといてくれ」

「何故だ鹿黒!お前の可愛らしいペットがいなくなったとあっては一大事だ。俺も悲しい」
「庶務とて気持ちは同じだ!故にそう……」
「それが鬱陶しいって言ってるんだよ!!!俺の事は放っておいてくれ!!!」


ドン。と机を叩き、立ち上がって走り去る
呆然とする貴方と副会長。唐突な豹変に、二人はついていけていない


「どうしよう。追った方が……」
『別にいいだろう。放っておけば』
「そうは言ってもな……」

「すまない、俺のせいだ。……良かれと思って、庶務に頼んだのだが」
「いいんすよ……というか、無断だったんすか」
「一応言っていたがあの調子ではな……すまん。どうにも虫の居所が悪い様だ」


ばつが悪そうな顔をする副会長
その表情からは、何の悪意を感じられない。本当に鹿黒の事を案じていたのだろう


387 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 19:06:01.04 ID:bAFRMkTs0




「……そうだ。俺の方で探してみましょうか?」
「いいのか?しかし、鹿黒の迷惑に……」
「今はそれどころじゃないっていうか……」

今は聖杯戦争の真っ只中。一匹の動物に関心を止める程甘くはない
故意に狙う人物がいなくとも、戦闘の余波で傷つく事だって充分に考えられる
……それに、貴方個人の願いとして、誰かに自分と同じ苦痛を味合わせたくは無い


「と、とにかく俺がやりたいんで!副会長は気にしなくてもいいっすよ」
「……いや!そうもいくまい!俺も手伝おう!」
「無論、庶務の邪魔はしない。今回はサポートに徹するつもりだ」
「いいんすか?」「応とも!元より、俺が請け負うべきだったからな!」


うむ!と力強く胸を叩く。どうも引いてくれるつもりも無さそうだ

「……わかりました。けど、俺の指示には従ってくださいね」
「勿論だとも!よろしくな、庶務よ!」
『……妙な事になってきたな』「仕方ないさ」

霊体化していながらも頭を抱えているであろうクリスティーナに言葉を送る
かくして、貴方によるペット探しが幕を開けたのだった……


388 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 19:08:11.75 ID:bAFRMkTs0




『マスター、私から一つ提案が』
『これに手を掛けすぎては本末転倒。もう少し人員を増やすべきだ』
「ん〜……正直、俺と副会長だけじゃ不安かな」


クリスティーナからの提案に頷く
二人だけで済めばいいが、場合によっては一週間以上もかかるのはザラだ
その間も戦争は続いている。モタモタしているとペットが危険に晒される確率も上がる……


「まあ、生徒会からの依頼って形なら手伝って貰えるかな」
『あの女の統べる組織にはそれ程の力があると言うのか?』
「内申とかあるし……まあ、自主的な感じだから無理強いはしないさ」

貴方は教室に戻りつつ、スマホを操作する。誰か適切な人物がいるか……ぼんやりと考えながら



【一緒に探してくれる人安価(選択不可以外は誰でも可能)】
選択不可:アーディー(欠席中)、学生以外の人物
19:15から↓1、2

389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 19:17:27.32 ID:vDQoL0Efo
茜
390 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 19:42:32.74 ID:bAFRMkTs0

【一旦あげ】

【八時まで来なければ新重のみで進めます】

391 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 19:43:29.80 ID:jeu12XxB0
メリッサ(だめかな?)
392 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 19:44:36.10 ID:bAFRMkTs0

【安価確認しました。書いてきます】

【ついでに新重からの好感度。最低保証は6】
↓1
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 19:47:22.06 ID:jeu12XxB0
ありがたい
394 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 20:23:39.51 ID:bAFRMkTs0

6:仲のいい友人



廊下をぼんやりと歩いていく。誰に頼むかを思案しながら
すると、目の前には見覚えのある少女の姿が。丁度いいと話し掛けた

「あ、庶務君どうしたの?」
「少し用があって……今、話してもいいか?」
「うん、いいよー。……千呼ちゃん以外とも話したかったし……」
「意外と監視の目が厳しいもんな……千呼」

目を逸らしながら半笑いを浮かべる新重。彼女のやらかした事は、簡単には償えまい
かといって、英霊の力で起こした事で彼女を裁く事もまた不可能。故に、御三家の一人で新重の親友である千呼が監視していたのだが……

「嫌だ……もう毎日深夜から朝までぶっ通しで電話するの嫌だ……」
「何があったんだよ……」
「夜まで家にいれば安全でしょって……それで、何か私に用事があるの?」
「そうそう。実は……」

軽く概要を説明する。ペットを探すので、人手がほしいと


「やる!やるから、千呼ちゃんに監視をもっと軽くする様に言ってくれる!?」
「あ、ああ」
「やったぁ!ありがとう庶務君!」「ぐっ!」


了承するや否や、余程嬉しかったのか貴方に精一杯抱きつく新重
その力もさる事ながら、彼女の最も大きな部分が貴方の胸を圧迫する


『随分と嬉しそうだな?マスター』
「く、苦しい……わかった、また連絡する……」

ともかく、これで一人は話をつけた。後一人は欲しいところだが……



395 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 20:24:46.50 ID:bAFRMkTs0




「げほっ、ごほっ……」
「あれ息が苦しいんだよな……いや嬉しいけど」

新重と別れて、教室で一息つく
まだ放課後になってから時間は経っていない。何人かはまだ残っていそうだが……

「最悪、アキラに頼むか……バーサーカー?」
『マスター、構えろ。……お出ましだ』

「あんな事があったのに学校に来るなんて……」
「暇なの?それとも、他に理由がある?」
「メリッサ……!」
「下がれ!それ以上近づくならば、覚悟を決めて進むがいい!」


カツカツと足音を立てながら、教室へと入ってくるメリッサ。その顔はどこか探る様に
誰もいないと見たクリスティーナも実体化し、剣を抜く、対峙したメリッサも拳を固め

「待った!二人とも落ち着いてくれ。メリッサは俺に何か用があるのか?」
「……別に。単に興味があっただけ」

ふいっと背を向け歩きだす。どうやら、本当にそれだけの様で
クリスティーナも脅威は無いと判断したのか、再度霊体化して後ろに下がる
それだけならば、これで終わりだった……貴方が話し掛けなければ


「なあ、メリッサ。少し話があるんだけど」
「実はさ、頼みたい事があるんだ。駄目か?」
『マスター……!?正気か!?』「正気。寧ろ、いい機会だろ?流石に人前では暴れないさ」
『そうやって信用して、家を燃やされた事をもう忘れたのか!?』
「ランサーがいなければ大丈夫だろ。……いないよな?」


『……いないな』「良かった……」


396 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 20:26:43.11 ID:bAFRMkTs0




「それで、何?」
「ああ。実はな……」

貴方はメリッサに伝えた。ペットの事。生徒会からの正式な依頼だと

「どうかな?一応、内申に影響するけど」
「勿論、断ったからってどうもしない。好きにしてくれていいよ」
「……わかった。引き受ける」

あっさりとした返答に面食らう。思った以上に簡単に受けた為、何か裏があるのかと……

「ただし、条件がある」
「あ、やっぱり?」
「簡単に仕事を請け負う等プロの名折れ。然るべき報酬は用意して貰う」
「……で、その報酬って?」

生唾を飲み込む。彼女の提示する報酬。それは何か……



【苦労する程でもない】+2
123:渦門の情報の譲渡
456:対セイバー同盟の打診
789:休戦期間の提示
↓1
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 20:32:39.34 ID:vDQoL0Efo
もっとやばい感じになるかと思ったけど戦争以外ならマシっぽいなあ
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 20:58:33.32 ID:D5y58D6i0
いちたりない
選択だったらなかなか悩む…
399 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 21:03:25.16 ID:bAFRMkTs0



6:対セイバー同盟へのお誘い



「……エーデルワイスのセイバー。奴を倒すのに協力して欲しい」
「な、セイバーを!?」

メリッサの提示した報酬はセイバーを打倒する為の同盟……つまり、武力
二つ返事で受けられる様な条件ではない。そう確信した二人は彼女に確認する

「どうして俺達を?」「消去法。可能性は低いと見ているけど」
「それは早急に結論を出さねばならないか?」
「いつでもいい。さっきも言ったけど、貴方達には期待してはいないから」

素っ気ない解答。メリッサも最初から可能性が低いと考えてはいるそうだが……

「……断ったら?そっちも断る?」
「いや、大した仕事でもないから引き受ける。ただ、私達に貸しを作るということを考えて」


「……相手は御三家。しかも武闘派揃いのガイスロギヴァテス」
「受けるも退けるも相応の代償があるだろう。どうする。マスター」

問い掛ける。クリスティーナの言う事にも一理ある。と貴方も感じた
ここでどう返答するか。悩んだ末に貴方は……


返答安価。受ける?断る?質問があればどうぞ
21:20から↓1〜3の安価を混ぜて使用

400 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 21:04:15.06 ID:bAFRMkTs0

【因みに、受けた場合もアーディーは憎みませんし、断ってもメリッサに殺される心配もありません】

401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 21:18:25.73 ID:vDQoL0Efo
これってガイスロギヴァデスの他の面子も共闘するのか?
402 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 21:19:59.27 ID:bAFRMkTs0

>>401
【ペット探しはメリッサのみ。対セイバーの時には総出】

403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 21:24:01.06 ID:D5y58D6i0
受ける…でもマスターの命は奪わないでほしい
404 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 21:24:18.42 ID:bAFRMkTs0

【ちなみに、一旦保留も選択肢としてはアリです】


405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 21:34:55.50 ID:LRAm7HVT0
すまないが、アーディーとは戦えない
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 21:36:41.15 ID:vDQoL0Efo
組むなら対セイバーまで禍門と戦わないってことと、連絡はちゃんとすることも提案したい

まあ割れてるしまだ保留の方向で
407 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 21:39:12.71 ID:bAFRMkTs0

【安価確認。書いてきます】

【暫しお待ちを……】

408 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 22:06:29.59 ID:bAFRMkTs0




「……悪いけど、アーディーとは戦えない」
「もし、そっちと一緒に戦ったら……殺すだろ。絶対に」
「殺すね、きっと。……ルシフェル様の憎悪は、それ程根深く燃えるもの」
「私もそれを引き合いに出されたら、反論する事は出来なかった」


思いの外、素直にそう語るメリッサ。
貴方の最大の懸念であり、優先事項であるアーディーの無事。それをガイスロギヴァテスが守るとは思えない……思わなかった


「例え組むとしても……俺は今、禍門の人達にお世話になってる。それまで戦闘を行わないで欲しい」
「悪いけど……まだ保留させてくれ。この事を禍門の人達に相談してもいいよな?」
「構わない。それでは、いつからやるの?」
「今日の夜から。時間あるか?」


交渉は二言三言で終わり、直ぐ様予定を擦り合わせる
とにもかくにも、メリッサは協力してくれた。これで人手は揃った。後はその時を待つだけ……!




409 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 22:07:21.50 ID:bAFRMkTs0




「……という訳で、俺のクラスメイトも手伝ってくれるそうです」
「そうか、君達が!転校生君、俺は生徒会の副会長の林道和成だ。宜しくな!」
「宜しくお願いします。副会長さん」

ぺこりと礼儀正しくお辞儀をする。その姿勢が気に入ったのか、副会長は普段より笑顔に
新重も生徒会役員として同行した。と説明しておいたお陰で、すんなりと受け入れてくれた

「それでは、早速……ところで、副会長は鹿黒さんのペットの事知ってますか?」
「当然だとも!でなければ探す目処も立たないだろう?」
「えー、どんな子なんだろ。見せて下さーい」
「これが鹿黒のペットだ。可愛いだろう!」

スマホに画像が映される。そこにいたのは膝の上で寝ている犬とも猫ともとれる哺乳類が
すやすやと安らかに眠る姿は確かに可愛い。問題は、貴方にも種類はおろか種別すら解らない事だが……

「うん……うん?可愛いんですけど……」
「可愛いー!新種かな?庶務君はどう思う?」
「猫……いや犬?哺乳類だとは思うけど……」
「ヴィオレ。という名らしい。公園で散歩していた所を偶々見つけてな!」
「へぇー……」




「………………」「ん?どうかしたか、メリッサ」
「いや、……別に」


410 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 22:08:32.79 ID:bAFRMkTs0




「さて、それでは早速始めようと思う!」
「丁度偶数で割り切れる。ここは二手に別れるべきだと思うが、どうだろうか」
「そうっすね。四人で固まって捜しても効率が悪いですし」

副会長からの提案に、貴方は頷く
二人も同様に、反対する意思は無さそうだ

「では、どう別れる?庶務に任せよう」
「え、俺が決めていいんすか」
「今回はサポートに徹すると言ったからな!」

選択権を渡され、少し逡巡する。誰と捜すべきなのか……



1:副会長
2:メリッサ
3:新重
↓1

411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 22:15:49.81 ID:vDQoL0Efo
1
412 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/06(土) 22:28:36.40 ID:bAFRMkTs0

【副会長で本日ここまで】

【お付き合い、ありがとうございました……】

413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 22:44:00.40 ID:i1B74PoTO
乙
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/06(土) 22:53:57.34 ID:LRAm7HVT0
乙です
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 10:39:40.53 ID:SAE5JGSPo
ヴィオレがマスターなのはアーディー視点だけのメタ情報だけだけど、メリッサは何か気づいたのか?
女子二人は魔獣がサーヴァントだったり魔獣作れたりするからなんかわかってもおかしくはないけど
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 13:09:41.93 ID:+9hSwI/Wo
茜は魔術は監視ついててもう使えないか
怪獣生み出して探せばすぐ見つかるんじゃないかとか考えたんだけれど
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 19:23:39.76 ID:Z2e0ivGd0
アーディーともう一度会う前にロベルトと話したかったけど、時間的に難しそう?
418 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/06/07(日) 22:28:39.87 ID:XNZx+LP10

【ごめんなさい。本日はお休み……】

419 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/08(月) 20:52:43.85 ID:6eGDPCxO0

【今日はやりたいところ】

【人はいますか?】

420 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/08(月) 21:00:43.98 ID:6eGDPCxO0





『ハロ〜☆坂松市の皆☆今夜も生放送やっちゃうよ〜!』

『えっとね〜でもその前に、ちょ〜っと皆さんにお伝えしたい事があるんだ〜』

『実は、今私のお友達のペットがいなくなっていて大変なの〜><!』

『もし心当たりのある人がいたら、コメントで教えてくれると嬉しいなっ!』

『それでは、今夜も始めちゃうよーっ!』




「まさか自分のチャンネルで宣伝するとは……」
「む?彼女はアキラの姉ではないか!しかし、よく似ているな」
「知ってたんすね。副会長」

夜の街、貴方はスマホに映る千呼の顔を副会長と視聴していた
動画サイトに専用のチャンネルを持つ彼女は、この坂松で誰よりも影響力のある学生でもある

「だからって、思いきった事したな……」
「……本当にすまないな。俺の頼みに、庶務の周りに迷惑をかけて」
「いいんすよ。これは、俺のやりたい事でもありますし」
「……そうか!ありがとう。いつか俺のペットに会わせてやりたいくらいだ!」
「あ、副会長もいるんすね」「犬だな!もう年老いてしまったが……」


思わぬペット談義に花を咲かせながら、夜の街を捜索する
ある程度の目星はつけた。まずはそこを当たる所から始めてみよう


12:エンカウント
34567:特に無し
89:目撃情報が
↓1

421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:05:08.63 ID:GKK3fFvpO
さ
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:06:11.79 ID:C538OK8+o
はい
423 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/08(月) 21:18:10.82 ID:6eGDPCxO0

3:特に無し



「う〜ん、ハズレっすね……」
「仕方無い!次は上手くいくと信じよう!」

肩を落とす貴方とは対称的に、あっけらかんと答える副会長
その姿に、少しだけ勇気を貰う。明日こそは必ずや見つけてみせると……


 ◆


「え〜と……何か私に……」
「惚けるな。奴の弱みを聞いている」
「痛いから放してほしいけどなー……」

薄暗い路地の裏。メリッサは新重に詰め寄って詰問する
二人で別れた今こそが好機と、新重の顔を掴み握りしめる……アイアンクローの姿勢だ

「早く吐け。命までは取らない」
「そう言われてもなー……あ、でも庶務くんはいい人だよ?」

のほほんと返す新重に苛立ち始めたのか、手には力がこもる
……ペット探しを放ったらかしにして、メリッサは別の思惑を進めていた



12:エンカウント
34567:特になし
89:情報が入ってきた
↓1

424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:21:58.88 ID:GKK3fFvpO
あ
425 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/08(月) 21:48:22.70 ID:6eGDPCxO0


8:情報が来た



頭を掴まれ数分間。緊張感のあるような無いような。不思議な感覚が流れていく
すると、新重のスマホから流行りの音楽が鳴り響く。誰かから着信が来たのだろう

「あ、ちょっと電話出てもいい?」
「好きにしたら?」
「わかったー……もしもし?あ、千呼ちゃん?」


「え?フォロワーの人から有力な情報が来た?本当に?」
「うんうん。今ねー、庶務くんは別行動なんだよね。だからちょっと……」
「………禍門の」


新重が和気藹々と話す中、メリッサはその言葉に密かに聞き耳を立てていた
御三家の内の一人と仲良くしている女だ。何か有力な情報を落とすかもしれない……

「うーんとね。何か珍しい生き物を住宅街で見たんだって」
「だから、そこら辺を探してみたらいいんじゃないかって……あれ?」
「連絡を入れておいた。二人と外で落ち合うから、早くして」
「あっうん」


426 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/08(月) 21:49:13.10 ID:6eGDPCxO0



「そうか、住宅街に!」
「多分、誰かが保護してくれているんじゃないかな?なら安全かもな……」
「いや……早急に調べるべき」

珍しくメリッサがハッキリと意思表示をする。その目は断言する様に強く光る

「えーどうして?別に明日でも良くない?」
「なら他の人は奴は帰れ。必ず私があの獣を捕獲する」
「捕獲って……あの子は鹿黒先輩のペットだろ」
「そんなに熱心になってくれるとは……いい友人を持ったな!庶務よ!」
「そうかな……?まあそうかも……」

メリッサに別の思惑を感じながらも、副会長の言葉に曖昧に頷く
夜もそろそろ更けてくる。帰宅する前に、少し誰かと話してもいいかもしれない



【誰かと会話しますか?】
1:副会長
2:メリッサ
3:新重
22:00から。誰とも何も無ければ無しで
↓1、2


【ついでに、最後の判定】
12:エンカウント
3456789:無事に終了
↓1

427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:55:30.51 ID:8xzAuKw3o
メリッサが何に気づいてるのか気になりすぎるな
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:02:57.08 ID:8xzAuKw3o
メリッサ
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:07:56.26 ID:vuL/QffJ0
新重
430 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/08(月) 22:21:32.65 ID:6eGDPCxO0


1:エンカウント(終わり次第再判定)




「ねえねえ庶務くん。あの子危ないよ!」
「危ない?何かしたのか?」
「いきなり路地裏に連れ込まれて、おまけに頭を掴みかかってきたんだよ?怖いよー!」
「本当に何したんだよメリッサ!?」

「む?どうかしたか庶務?」
「なんでもありません」


疑問符を浮かべる副会長を余所目に、貴方はメリッサに詰め寄る
それを意に返さずにメリッサは返答する。まるで当然の事をしたかの様に


「情報を集めるのに必要だっただけ。それ以外に意味がある?」
「だからって、新重はもう関係無いだろ!」
「私も正直もう関わりたくないかなー……」

目を逸らす新重を無視して貴方を睨む。貴方はその眼光に少し怯みながらも、見つめ返した

「なあ、ヴィオレちゃんの事、何か知ってるのか?メリッサ」
「さあね、教える必要は無い。同盟を組んでくれるというなら別だけど」
「それは弱ったな……」


メリッサの物言いに反論出来ない貴方。影で見守っているクリスティーナも頭を抱えている
もうそろそろ解散しよう。そう思った貴方は、全員に声をかけ……



12:副会長
34:新重
56:メリッサ
789:貴方
↓1

431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:23:24.35 ID:8xzAuKw3o
そりゃ
432 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/08(月) 23:25:48.60 ID:6eGDPCxO0


5:メリッサ



「すみませーん、そろそろ……」
「ん?副会長は?あれ、どこ行った?」
「本当だ、いないね……」

「……単に、先に帰ったんじゃない?」
「いや、あの副会長に限って俺達を無視して先に帰るなんてあり得ない……」
「少し探してくる。二人とも、そこを動かないでくれよ」「はーい」

突然消えた副会長に焦る貴方。駆け足でその場を離れ、周囲を伺う
それと反対方向から、入れ替わる様に戻って来たのは副会長。手にはスマホを握っている

「あ、副会長。どこ行ってたんですか?」
「今から帰宅すると連絡をな。話し込んでいた様だし、邪魔になるかと思って離れたが」
「あいつが副会長を探すってどっか行ったんですけど」
「それは申し訳ない事をしたな……よし、今度詫びにコーヒーでも奢ろう!」


先程までの緊迫感は何処へやら。和気藹々とした雰囲気に包まれる
そこに、こつこつと軽い足音が聞こえる。貴方が戻ってきたかと振り向くと、立っていたのはまるで違う人物だった





「──ねえ、貴方達はどこから来たの?」




433 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/08(月) 23:26:35.98 ID:6eGDPCxO0




「うーん、やっぱいないな……」
『だから言っただろうに。早とちりだと』
「いや言ってないし……」

時は少しだけ巻き戻り、貴方は街を軽く探して回っていた
息を切らせながら来た道を戻る。まるで無駄足を踏んだクリスティーナも呆れた様な声色で

『だからお前はもっと落ち着いて考えろとあれ程までに口を酸っぱくして……』
「あーわかったわかった。クリスティーナは説教が好きなんだから……」

「あれ?何だ、誰と話してるんだ?」
『一番背の高い副会長が屈んでいるという事は相応に背の低い人物だろうが……』
「そんな奴知り合いにはいないな……アキラでも普通に話してるし」



「成る程!君は遠い国から来たのか!」
「ええ。遠く遠く、街を幾つも越えた先、海を何度も渡った所」
「貴方達は優しいのね。お姉様も優しいの」
「へー会ってみたいなー」


近付くにつれて、三人が話している相手の特徴がわかってくる
相手は年端もいかない少女だ。くすんだ金色の髪。血の様に光る赤い瞳
貴方はその姿を知っていた。あの時、暗い路地で出会ったその名は……


「ん……?おい!あれって!」
「マスター!走るぞ!あのままでは!」



434 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/08(月) 23:27:07.79 ID:6eGDPCxO0





「皆!そいつから離れろ!」
「うん?庶務よ、どうし……うぐっ!?」
「副会長!?大丈夫?」

「当て身だ。……貴様、何しに来た」
「あら、貴女は野蛮なお姉さん。私はただお話ししていただけなのよ?」
「嘘を吐くな。餌の物色でもしに来たか?その容姿で油断を誘い、一息に食い散らかすつもりだったのだろうよ」


間一髪、クリスティーナが間に割り込む。その途中で副会長には眠っていて貰ったが
少女は彼女の顔を見て微笑む。それに対してクリスティーナは吐き捨てる様に彼女に剣を向け


「あんた……こいつは、いったい!」
「メリッサ、貴様もサーヴァントの事は知っているだろう!英霊でありながらも、その気配を極限まで削れる存在が!」



「───そうだろう、アサシン!」
「ふ、ふふ、ふふふふふ!そうね、私はアサシン。暗殺者で、人殺しで、人喰いの怪物!」

少女は高らかに嗤う。アサシンの笑みは可憐ながらも、どこか不安を煽るものがあって



「だから──そうね。一人くらいはそうしておくべきかしら」

無造作に腕を振るう。その先にはメリッサが
あまりにも速く振るわれた動作にはさしもの彼女も対応できず

「が、はっ……!」「メリッサ!」

身体から鮮血を撒き散らし、その場に倒れ込む
アサシンは満足したのか、可憐な姿を闇に溶かすのだった



435 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/08(月) 23:27:46.32 ID:6eGDPCxO0

【本日はここまで。お付き合いありがとうございました】

436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:39:45.80 ID:8xzAuKw3o
乙
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 01:09:16.88 ID:9ieRDxm8O
乙
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 18:54:45.23 ID:6Mrb7W3V0
なんか>>343の通りになっててびっくりしたんだが
戦争以外の描写とか見たあとだと、思い入れが出て助けたいという感情が湧く
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 21:47:16.07 ID:MrlTb4sfo
鹿黒は教会の件も合わせると、どこにいるかある程度絞れるけど相手が魔術師で手を出せないので捜索を断ってるような気がする
440 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/06/09(火) 22:27:47.47 ID:Pr5nXwYm0

【本日はおやすみ……】

441 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/06/10(水) 22:22:18.92 ID:T6AV2PGZ0

【ごめんなさい。本日もお休みです……】

442 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/06/11(木) 21:55:10.24 ID:KF8rgSA7O

【ごめんなさい。本日もお休み……】

【ですが明日には必ず……必ずや……!】

443 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/12(金) 21:40:21.58 ID:IW1Td7QoO

【ちょっとだけ再開……】

444 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/12(金) 21:42:14.94 ID:IW1Td7QoO




「ハッキリ言おう。状況は最悪だ」

淡々と答えるマリア。言葉とは裏腹に、その顔は怒りに燃えている
倒れたメリッサを介抱する為、一時的に禍門の家へと連れ込んだ。その息は荒く、苦しげに
副会長と新重は、聖杯戦争に関わる事情であると同時に遅い時刻なので帰って貰った

「マスター、やっぱムリ!ボクの魔術とあいつの呪いは相性が悪いもん」
「精々、侵攻を遅らせるのが関の山か……本当に使えんサーヴァントだ」
「無茶言わないでくれないかな!?」

メリッサの看護をしつつ、自身の作成した礼装を取り付けるキャスター
ただ傷を負っただけでなく、何らかの呪いがかけられた様に息苦しそうに悶えている

「……ハッ、はぁ……っ」
「大丈夫かな?メリッサちゃん」
「苦しそう、デス。助けてあげないと」




「お前達!早く彼女から離れるんだ!」
「……お父、さん」
「相手のアサシンがどんな能力を持っているかわからない。二人も気を付けろ!」



445 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/06/12(金) 21:42:41.30 ID:IW1Td7QoO




「……メリッサ。ごめん」
「謝る事は無い。御三家である事に驕り、無様に倒された。それだけだ」
「けど……俺は守れた。それが悔しくてさ」

「いっひっひ。そうそう、気にする事なんか何も無いのさ。奴さんも承知だろうよ」
「貴女は、禍門の……」
「けれどもまあ、それで何かを手に出来る事もあるだろうよ。なぁ?」
「……ありがとうございます」


ふらりと現れた招福が、貴方の肩に飛び乗る
不思議と重さは感じない。これも魔術のおかげだろうか?
そんな事を考えていると、ぴょんと降りて憂午の前へ。怪訝そうな顔をする彼に、にやりと意地悪そうな笑みを浮かべて 


「そうそう。ガイスロギヴァテスの連中には俺から話を通してあるぜぇ」
「助かります。して、その反応は……」




【得たいが知れない相手】−2
【メリッサを傷つけた】+3
123:我関せず
456:情報を要求
789:臨時の同盟のお誘い
↓1


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