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【安価・短め】元ビッチと元キモオタの子供が恋人を拾った
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164 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/29(金) 15:47:54.74 ID:+FNhNL6z0
〜次の日、体育館裏〜
僕はまたみんなを体育館裏に呼び出し、土下座していた。
僕「申し訳ございません」
杏「..........ありすから話は聞いてた.........♡」
かぐや「まあ、そろそろかな、とは思っていたわ」
ありす「おめでとー♡」
3人が3人別々の反応をする。
麗華「あ、あの.......ふ、不束者ですが、何卒よろしくお願い致しますわ..........♡」
杏「まさに社長令嬢.......こちらからも宜しく」
かぐや「これでまたハーレム計画に第一歩だわ。よろしくね」
ありす「よろしくー」
軽い...........僕は顔を上げてみんなにお礼を言った。
僕「.........みんな.........ありがとう..........」
僕の隣の『麗華さん』が、こんなロクでも無い僕の姿を見て、上品に微笑んだのだった。
〜
165 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/29(金) 15:52:41.10 ID:+FNhNL6z0
ちなみに、ある程度ありすからあるコトないコト吹き込まれている麗華ですが、少し長くなってしまいましたし、社長令嬢なのでこのままセックスしないまま次の女の子に行きますか?
それとも、ありすから吹き込まれたあるコトないコトを元に麗華が行動を起こしますか?
麗華とセックスするか次の女の子か。下1
セックスの場合、ありすから吹き込まれた性知識とそれを元に麗華が起こした行動。下2
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/29(金) 16:04:58.27 ID:FtcBEg82O
テンポ良くいくため次の子で
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/29(金) 20:03:13.17 ID:vihmR4NBO
敏嗣はセックスの怪物であり1度男として受け入れると底無しの性欲に溺れさせられると言われる(実際は全員の相手を最後まで出来る絶倫具合と自身を含めたハーレム達の性行為への貪欲さを比喩してるだけ)
168 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 11:45:49.10 ID:0R4nyayu0
>>166
>>167
〜真桜編〜
種族 人間
年齢 16(中3当時、13歳)
名前 桜井真桜(さくらいまお)
見た目 ショートカット。ボーイッシュ。ボクっ子。胸は普通。
出会い 朝、ジョギングしてたら会って、ジョギング仲間になった。
惚れ方 周りから、女っぽくないってからかわれてたけど、敏嗣だけはかわいい女の子扱いしてくれた。
備考 男っぽい口調だが、少女漫画のような恋をしたいと思ってる。陸上部所属でクラスは違うが同学年。
〜
『俺』は中3になった。
去年から麗華さんとは正式に付き合うことになったが、
169 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 11:46:25.87 ID:0R4nyayu0
ミスです。
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/30(土) 11:51:33.97 ID:xdaInxkpO
>>167
の内容は次の子でやるの?
171 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 12:17:02.90 ID:0R4nyayu0
>>167
はありすが麗華に吹き込んだ物です。
172 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 12:18:35.19 ID:0R4nyayu0
ちょっと
>>165
で書き方ミスっていましたが、書いてくれたので採用します。
173 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 12:37:56.10 ID:0R4nyayu0
中3はミスです。中2の秋です。
〜
種族 人間
年齢 16(中2当時、13歳)
名前 桜井真桜(さくらいまお)
見た目 ショートカット。ボーイッシュ。ボクっ子。胸は普通。
出会い 朝、ジョギングしてたら会って、ジョギング仲間になった。
惚れ方 周りから、女っぽくないってからかわれてたけど、敏嗣だけはかわいい女の子扱いしてくれた。
備考 男っぽい口調だが、少女漫画のような恋をしたいと思ってる。陸上部所属でクラスは違うが同学年。
〜
あれから麗華さんとは正式に付き合うことになったが、大企業のご令嬢だからか結婚まで純潔は守らなければいけないらしくセックスはしていない。
ただし、麗華さんだけ仲間外れ、というわけにもいかないので、麗華さんがどうしても我慢できなくなった時は僕が手や口を使って麗華さんを満足させているんだ。
純潔はしっかりと守っているのだ。
ある朝。
僕「ふっ、ふっ、んっ、んっ..........」
日鳥さん「あ.....おはよ〜敏嗣君」
僕「ふぅ........おはようございます日鳥さん」
僕が家の前で準備運動をしていると、近所の日鳥さんが挨拶をしてきた。
日鳥さんとは中学になってから知り合ったご近所さんだ。
未亡人で、僕に色々とよくしてくれる人だ。
勘違いしないでくれよ、体の関係は無いぞ。
日鳥さん「偉いわね〜毎朝毎朝。いってらっしゃ〜い」
僕「はーい、行ってきます」
僕は手を腰に揃え、いつものルートを走って行った。
〜
174 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 13:01:06.98 ID:0R4nyayu0
〜
僕「あ、おはようございます桜井さん」
真桜「おう、おはよートシツグ!」
僕が50%ほどの力で走っていると、いつものように桜井さんと出会った。
クラスは違うが同じ学年で、毎朝ジョギングで走っているうちにジョギング仲間になったのだ。
僕らは2人で並走しながら、なんでも無い話をした。
〜
真桜「ふぃ〜、疲れた.......飲むか?」
僕「あ、いえ。僕は僕の水筒を持っているので」
真桜「そうか!」
僕らはベンチで冷たいお茶に喉を鳴らしていた。
汗をかいたためか、桜井さんの服が肌に張り付きエロくなってしまっている。
しかし、本人は気付いていないため、僕も気にしないように普段どうり接する。
真桜「よし。ンじゃ、帰るか!」
僕「ですね」
僕は桜井さんのその言葉にベンチを立ったのだが、桜井さんはなぜか立たずに座っていた。
僕「ん、どうしました?」
真桜「いや、なンというかよ........この前も言ったンだけどよ、その話し方どうにかならないンか?」
僕「あー.........敬語ですか?」
桜井さんが首を縦に振った。
真桜「タメ口でいいじゃンかよ」
僕「なんかタメ口だとあれなので......このままじゃダメですか?」
桜井さんは少し嫌そうな顔をしたが、ちょっと考えてからこくんと頷いて立ち上がった。
真桜「ま、いいや! じゃ帰りは全速力で走るぞ!」
僕「え、ちょ、待ってくださいよぉっ!」
〜
175 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 13:24:41.85 ID:0R4nyayu0
〜翌朝、公園〜
翌朝、僕と桜井さんはまたいつも通り公園で一休みしていた。
真桜「そういやさ、トシツグってなんで陸上部でも無いのにそんなに筋肉ついてるンだ?」
僕「え、筋肉、ですか? ま、まあ、家でちょっと運動を.........あはは..........」
セックスで鍛えられたなんて言えねぇ。
昨日も二週間ぶりに麗華さんと愛し合ったし。
真桜「へーそうなのか。ちょっと触らしてくれよ!」
僕「あっ、ちょっ、止めてください」
真桜「なんだよー」
桜井さんが急に胸周りを触ろうとしてきたので避けると、少し拗ねたように手を引いた。
女の子に触らせるのはちょっと..........
真桜「あ、じゃあオレの筋肉触る?」
僕「触りません」
真桜「ツレねえな。なンでだよ」
僕「セクハラになるじゃ無いですか」
真桜「セクハラ........?」
僕がセクハラ、と言った途端真桜さんの表情が緩んだ。
なぜ?
真桜「そうか、セクハラか................そうだな。セクハラになンな。悪かった」
その時、いつもは元気ハツラツ、と言った感じの桜井さんが急に失速したように見えた。
なんだろう.........まあ良い。
僕らはいつも通りに走って家に帰ったのだった。
〜
176 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 13:42:05.37 ID:0R4nyayu0
ボクっ娘というのを完全に見落としていました。修正です。
〜
僕「あ、おはようございます桜井さん」
真桜「おう、おはよートシツグ!」
僕が50%ほどの力で走っていると、いつものように桜井さんと出会った。
クラスは違うが同じ学年で、毎朝ジョギングで走っているうちにジョギング仲間になったのだ。
僕らは2人で並走しながら、なんでも無い話をした。
〜
真桜「ふぃ〜、疲れた.......飲む?」
僕「あ、いえ。僕は僕の水筒を持っているので」
真桜「そうか!」
僕らはベンチで冷たいお茶に喉を鳴らしていた。 汗をかいたためか、桜井さんの服が肌に張り付きエロくなってしまっている。
しかし、本人は気にしていないため、僕も気にしないように普段どうり接する。
真桜「よし。ンじゃ、帰るか!」
僕「ですね」
僕は桜井さんのその言葉にベンチを立ったのだが、桜井さんはなぜか立たずに座っていた。
僕「ん、どうしました?」
真桜「いや、なンというかさ........この前も言ったンだけどさ、その話し方どうにかならないの?」
僕「あー.........敬語ですか?」
桜井さんが首を縦に振った。
真桜「タメ口でいいじゃンよ」
僕「なんかタメ口だとあれなので......このままじゃダメですか?」
桜井さんは少し嫌そうな顔をしたが、ちょっと考えてからこくんと頷いて立ち上がった。
真桜「ま、いいや! じゃ帰りは全速力で走ろ!」
僕「え、ちょ、待ってくださいよっ!」
〜翌朝、公園〜
翌朝、僕と桜井さんはまたいつも通り公園で一休みしていた。
真桜「そういやさ、トシツグってなんで陸上部でも無いのにそんなに筋肉ついてるの?」
僕「え、筋肉、ですか? ま、まあ、家でちょっと運動を.........あはは..........」
セックスで鍛えられたなんて言えねぇ。 昨日も二週間ぶりに麗華さんと愛し合ったし。
真桜「へーそうなンだ。ちょっと触らして!」
僕「あっ、ちょっ、止めてください」
真桜「なんだよー」
桜井さんが急に胸周りを触ろうとしてきたので避けると、少し拗ねたように手を引いた。 女の子に触らせるのはちょっと..........
真桜「あ、じゃあボクの筋肉触る?」
僕「触りません」
真桜「ツレないね。なンでさー」
僕「セクハラになるじゃ無いですか」
真桜「セクハラ........?」
僕がセクハラ、と言った途端真桜さんの表情が緩んだ。
なぜ?
真桜「そうか、セクハラね................そうだね。セクハラになるね。悪かったよ」
その時、いつもは元気ハツラツ、と言った感じの桜井さんが急に失速したように見えた。
なんだろう.........まあ良い。
僕らはいつも通りに走って家に帰ったのだった。
〜
177 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 13:48:15.17 ID:0R4nyayu0
〜真桜目線〜
真桜「.............セクハラ...........」
真桜(セクハラって言われるってことは、ボクのことを女の子として見ているってことだよね.........? 他の男子はそんなこと言わないし、なんなら男っぽいってからかわれるし.........まあ、気にしてはいないンだけどさ..........考えすぎかな...........?)
真桜(.............なんでもないよね。ただセクハラって言われただけでこんなに考え込んじゃって、バカみたい............こんなボクみたいな子を、女の子として見てくれる男子なんて、いないンだもんね.............)
〜
真桜が敏嗣の事を意識し始めた出来事(体育祭でも可)下1
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/30(土) 13:52:37.66 ID:z0OavCZLO
足を怪我して、敏嗣にお姫様抱っこで優しく介抱してくれた
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/30(土) 13:53:38.78 ID:z0OavCZLO
書き忘れてた
体育祭の出来事でお願いします
180 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 15:17:19.14 ID:0R4nyayu0
〜体育祭〜
ポンポン、とアニメのような花火を火蓋にうちの学校の体育祭が始まった。
僕「次は女子のタイヤ泥棒か。頑張れー」
かぐや「お、応援なんてしないでよっ.............恥ずかしい...........///」
麗華「敏嗣様の1日を賭けて、頑張りますわ.......!」
杏「勝ったら1日デート、勝ったら1日デート..........! ふひ、ふひひ..........♡」
僕「..............ちょっと待ってなんか僕が知らない約束してない?」
ありす「えへへー、ごめんねお兄ちゃん♡ なんか、みんなで一番活躍したらお兄ちゃんと1日デートっていうルール作っちゃって...........」
僕「震源地は?」
ありす「私♡」
僕「あぁぁぁぁぁぁりぃぃぃぃぃぃすぅぅぅぅぅぅ?」
ありる「あははー♡」
杏「ふひひっ........♡ そ、そういうことだから..........♡」
かぐや「してくれるわよね、デート」
麗華「わたくしからもお願いいたしますわ...........!」
僕はため息をついた。
そんな勝負なんてしなくてもちゃんとデートするのに.........
でも、みんなやる気だし良いか。
僕「............みんな、がんばってね」
ありす「うんっ♡」
かぐや「い、言われなくてもっ.............い、言われたら、意識しちゃうじゃん.................////」
杏「ふひひひっ............♡ 盗みに盗んでやるぅううぅぅうぅぅ.............♡」ワキワキ
みんな本来の目的とは違うやる気を出しながらタイヤ泥棒に行った。
はぁ.........困るなぁ...........
僕はハチマキを締め、みんなの応援をしに行った。
〜
181 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 17:05:30.62 ID:0R4nyayu0
〜
結論から言うと、なんと奇跡の同点だった(自己申告制)。
全員5点を取り、しばらくわちゃわちゃした後、最終的に僕とデートをする権利はジャンケンで勝った(下1)が手に入れた。
なお、一番活躍したのは桜井さんだった。
近くで話していた男子によると、なんと10点も取ったそうだ。
それから特に事故もなく、熱中症で倒れる人などもいなく、スムーズに体育祭は進んでいった。
僕「づがれだ........」
杏「ふひ.......徒競走1位お疲れぇ.........♡」
麗華「ちょっと。わたくしが看病するんですわよ。ささ、お水ですわ」
ありす「次はー..........リレーだね。応援がんばろ!」
たった1度徒競走を走っただけだと言うのにこんなガチガチの介抱をされ少し恥ずかしかった。
その後、リレーの応援までの間自席で休憩していると、桜井さんが横に座った。
僕「あれ........桜井さん.........次リレーですよね」
真桜「うん。そうだよ。...........徒競走お疲れ」
僕「ありがとうございます」
桜井さんは水筒を傾け、喉を鳴らした。
真桜「..................良い彼女をもっていンね」
僕「はい」
真桜さんは口の中でお茶をクチュクチュしてからゴクリと飲んだ。
真桜「じゃあ、トシツグ。..........ボク頑張るかンさ、応援してね」
僕「わかっていますよ。頑張ってください」
その時校内放送がなりリレー選手の呼び出しがされた。
桜井さんは立ち上がり、にっこりと微笑み手をパタパタと振った。
真桜「行ってくンね」
僕「行ってらっしゃい」
〜
182 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 17:17:37.52 ID:0R4nyayu0
1日デート権を手に入れたのは誰?下1
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/30(土) 17:19:35.13 ID:LlvqHHYJO
杏
184 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 18:39:46.87 ID:0R4nyayu0
〜
実況『そして、今アンカーにバトンが渡ったぁああああぁああああぁあぁああぁっ! 陸上部エース桜井選手ぅううううぅううぅううぅうっ!』
桜井さんのチームのバトンがアンカーに、つまり桜井さんに渡った。
レースがラストスパアートを迎え、実況は喉が潰れんばかりに叫び、応援席が烈火の如く燃える。
僕も他の生徒に負けないように超叫んだ。
僕「桜井さぁぁあぁぁああぁあぁぁああぁあんっ! 頑張れぇええぇぇぇええぇぇえぇぇぇええっ!」
声が聞こえたのか、桜井さんがチラ、とこちらを向きニカッ、と不適に笑った。
桜井さんが2位のチームとほんの少しの差をつけながらゴールテープを切ろうとした瞬間、ガッ、と言う鈍い音とともに桜井さんの体が浮いた。
転んだっ…………!?
桜井さんはラストスパートの勢いのまま地面に膝を打ちつけ、ゴールテープ前まで転がった。
僕は急いで区画ロープをくぐり、走者にぶつからないように気を付けて桜井さんに走り寄った。
僕「桜井さんっ! 大丈夫ですかっ!?」
桜井「だ、大丈夫..............ご、ゴールしな、きゃ............う.........」
桜井さんの膝には大きい傷ができ、ダラダラと赤黒い血が流れている。
救護の先生も救護テントから走ってくるが、桜井さんはなんとか立ち上がろうとしているようだ。
僕「動かないでください、血が………!」
桜井「ご、ゴール………! あ、ぅ……………!」
桜井さんの目に涙が溜まってきた。
その様子を見た僕は………
僕「……………ぁああんもうっ!」
桜井「ぅ…………………」
僕は桜井さんの肩を持ち、一緒にゴールラインを通った。
辺りから歓声が上がる。
僕「これで満足ですね」
桜井「あ、ありがとう…………トシツグ……………ぅう…………………うぁっ!?」
例えゴールしたって怪我は治らない。
僕はハチマキを桜井さんのももに巻き緊急止血し、抱き上げて保健室に走った。
〜
185 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 18:40:15.35 ID:0R4nyayu0
保健室での展開、イベント、セリフ。
186 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/30(土) 18:41:41.23 ID:0R4nyayu0
下1
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/30(土) 19:25:39.79 ID:Un20tcDVO
敏嗣が綺麗な体だね、など褒めちぎる
真桜は全部見る?と言い服を脱ぐ
188 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/31(日) 06:41:54.71 ID:B5c9bAEk0
〜保健室〜
真桜「いたたぁ........」
保険の先生「もう、無茶なんてして........救護の先生に任せればよかったのに」
僕「ごめんなさい.........」
桜井さんの膝に大きな絆創膏を貼った保険の先生が僕に注意をした。
確かに、僕の行動は軽率だったかもしれない。
でも、正しい事をしたと自分では思っている。
そう思っていると、先生が心を読んだかのように小さなため息をついた。
保険の先生「まあ、応急処置もちゃんとしていたし、別に責めはしないよ。じゃあ、ごめんけど私は閉会式に行かなきゃいけないけど、歩けるようだったらもう動いても良いよ」
真桜「分かりました...........」
そう言って保険の先生は保健室を出て行った。
外が閉会式の準備でザワザワする中、静寂の保健室で桜井さんが僕に話しかけてきた。
真桜「............あンがと............」
僕「どういたしまして」
そういう桜井さんの顔はなぜか少し赤らんでいた。
しばらくしてから僕は、ずっと心に引っかかっていた事を話した。
僕「................あの、もしかしたら、僕のせいで転んだかもしれません」
真桜「トシツグのせい.......?」
僕はあの時の事を思い出しながら話す。
あの時桜井さんが転んだのは.......
僕「あんな大きな声で応援していたから、桜井さんが気を取られて転んじゃったんじゃないかって...........」
僕がそういうと、桜井さんは首を振った。
真桜「ち、違う..........! あれはボクのミスだからっ.........!」
僕「そのせいで、桜井さんの綺麗な体に傷をつけてしまって..........」
真桜「えっ...........?」
僕「...................あ」
僕は自分の失言に気づいた。
僕「いや、あの、違くて.........せ、セクハラとかではなくただ綺麗だなーと思って.........!」
桜井さんが自分の腹筋を触った。
真桜「きれい...........?」
僕「いや、その............」
真桜「...........思ってることを言って」
桜井さんは僕の目を見てくる。
僕「えっと.........はい。すごい綺麗です。その、凄いシュッとしてて........」
真桜「そう...........もっと言って」
もっと...........?
僕「えーと.........その、筋肉のハリとか、肌の艶とかがとても完成されていて、羨ましいです。えーと......美しい、というか.........」
真桜「羨ましい..........美しい..................」
その時、桜井さんが不意に自分の体育着を捲り腹筋をチラリズムしてきた。
エロくて、とっても魅力的なその凹凸の浮いた腹部に、ぼくは思わず唾を飲んだ。
僕「......っ...........」
真桜「..............それなら............全部見っか.........?」
止める? それとも.......下1
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 10:17:22.71 ID:h4A8Rfya0
思わず見入り勃起してしまう
190 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/31(日) 12:41:49.03 ID:B5c9bAEk0
桜井さんが体操着を脱ぐと、腹筋の全容とソフトブラが露わになった。
筋肉の上を汗が伝い、ベッドにシミを作った。
ありすや杏とは別のベクトルでエロく、艶かしい。
ブラのサイズは平均ほどで、無駄がなくキュッと締まっている。
真桜「好きなだけ見て良いよ..................」
桜井さんは脱いだ体操服をパサリとベッドの上においた。
真桜「...........ボク実はさ、小学校の時いじめられていたンだ」
僕「えっ............」
突然のカミングアウトに、僕は驚いた。
今のポジティブでアクティブな桜井さんの様子からは全然想像がつかない............
真桜「幼馴染で、密かに好きだった男子がいてさ、5年生の時告白したンだ。だけど.........フラれた。『お前の事は女として見れない、はっきり言って気持ち悪い』............ってフラれたンだ。それから、からかわれたり、いじめられたりし始めて..........そいつの事は、いつの間にか大っ嫌いになっちまったンだ............」
そんな酷いフラれ方をしたのか..........許せないな............
真桜「中学に入ってからは、もう女の格好とかなんてしないで、男として生きてきたンだ。...........ボクだって本当は普通の女の子みたいに過ごしたかった。少女漫画みたいな恋をしたかったンだ。...............でも、もうあんな思いはしたくなくて...........中学に入って最初からずーっと男っぽくしてたンだ...........時々ちょっとからかわれるけど、ボクはこのままで良いかなとも思ってた............でも............」
言葉を止めた桜井さんが頬を染めて、目線を下の方に動かした。
その目線の先は.......僕の膨らんだ股間だった。
僕は慌てて後ろを向いた。
僕「あっ、ご、ごめんなさい............つい.............」
真桜「..............トシツグは、ボクのこと女の子として見てくれるンだな.............♡」
僕「そ、それはまあ、女の子ですから............」
桜井さんが『女の子』という言葉の響きに、嬉しそうに目を細めた。
さらに、桜井さんは体操ズボンに手をかけそれを脱いだ。
筋肉質な太腿が露わになり、ピチピチのスパッツを履いているためか、ワレメがくっきりと出てしまっている。
血の滲んだ絆創膏が痛々しい。
僕「あ、あの、流石にもう..........!」
真桜「も、もっと見てよ.............もっと、ボクを女の子として見て...............♡」
桜井さんの様子が明らかにいつもと違う。
感情が勢い付いているためか、冷静ではないのは明らかだ。
外ではそろそろ閉会式が始まりそうだ。
どうする?orどうなった。下1
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 12:55:58.47 ID:FWDshjHOO
敏嗣「人が来るかもしれないし続きは怪我が治ってから家でしよう」
192 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/31(日) 16:32:37.57 ID:B5c9bAEk0
僕「や、止めましょう...........!」
僕が目を逸らすと、桜井さんはうろたえた。
真桜「え、な、なんで..........やっぱり、こ、こんな身体は嫌なの........?」
僕「い、いえ、違うんです.........身体は素敵です。でも、その、保健室ですし、人が来るかもしれませんし........続きは、怪我が治ってから別の場所でしましょう..........? た、例えば家とか........」
その言葉に少し悲しそうにしていた桜井さんがパァと表情を明るくした
真桜「そ、そう、か............家で、ね..........うん、そうしよう。今度、ボクの家で、続きをね.........♡」
とりあえず今は桜井さんを落ち着かせるためにこんなことを言ってしまったが、失言をしたと後悔をした。
ま、まあ、考えるのは後だ.........
僕「と、とりあえずもう閉会式が始まりそうなので行きましょう。..........立てますか?」
真桜「うん、一応、立てる...........肩かして」
桜井さんがベッドから地面に降り、少し怪我した方の足がズキンとしたらしく、もう片方の足に体重をかけた。
僕「............まず服着てください」
真桜「あ.........ごめん.........////」
〜
193 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/31(日) 18:03:55.68 ID:B5c9bAEk0
〜
僕らが閉会式に向けてクラスごとに整列している所に戻ると、桜井さんはクラスのみんなに囲まれて励ましの言葉を貰っていた。
桜井さんのクラスのみんなは転んで4位になりながらもゴールを成し遂げた桜井さんのことを一切責めてなんておらず、「ありがとう」や「がんばった」、「おつかれさま」という言葉をたくさん貰い、桜井さんは感極まって泣きそうになっていた。
整列が乱れたのを見た先生が優しく注意し、列が戻った。
それから閉会式は滞りなく進んだ。
リレーこそ1位にはなれなかったものの、桜井さんは個人として大いに貢献した、という事で、個人活躍賞を貰っていた。
壇上で賞状を胸に抱えた桜井さんは拍手と歓声を受けながら、僕を見つけてにっこり微笑んでくれた。
〜
体育祭が終わり解散した後、ありすが駆け寄ってきた。
ありす「うふふふー♡ おーにーいーちゃーん♡」
僕「なんだよ」
ありすは好奇心に満ちた目で僕を見る。
ありす「ねぇねぇ、真桜ちゃんと何かあったの? あったんでしょー?」
僕「な、何にも無いって」
ありす「えー、ウソでしょ〜? やけに保健室から戻ってくるの遅かったし、さっきだって真桜ちゃんお兄ちゃんお方向いてにっこりしてたじゃん」
ありすが僕の腕に絡みついてくる。
僕「いやーまぁ...........ちょっとだけ、あった」
ありす「やっぱり? 保健室のベッドでなんてお兄ちゃん大胆.........」
僕「『そういう事』はしてないって」
ありす「そうなんだー」
ありすが僕の腕に胸を押し付けて、耳元で囁くように言った。
ありす「............次の子、あの子になりそう...........?」
僕「次の子なんて.........違うよ。桜井さんはただの友達。そういう関係にはならないと思う...........多分............」
けれども、予感はしている。
次に僕のハーレムに加わるなら、桜井さんだろうな、と.........
...........どうして僕の恋愛関係は、こんな事になってしまうのだろうか............?
杏「あ、いたいた.........って、ねぇ。私がジャンケンで勝ったんだから、あんまりイチャイチャしないで..........」
そこに、椅子を運び終わった杏さんが胸をたゆんたゆんさせながら来た。
少し嫉妬もしているようだった。
ありす「ジャンケンで勝って手に入れたのは1日デート権でしょー? 今は別にイチャイチャしても良いじゃん♡」
杏「むぅ...........なら私も...........ふひひ............♡」むにゅっ...♡
さらにかぐやさんと麗華さんも合流してきて、全員が集合してしまった。
かぐや「あ..........もう。わ、私も加わるわ............////」ムギュ...
麗華「あっ、いたいた..........ってちょっと、校庭のど真ん中で何をしているんですの!? 早く教室に帰らないと先生に怒られますわよ! それにわたくしを仲間外れにしてイチャイチャして........!」グイグイ
僕「あー、行くから。行くからどうか離れて〜.........」
周りの椅子を運んでいた男子たちの妬みの視線を痛いほど感じながら、僕たちは校舎に戻った。
〜
194 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/05/31(日) 18:09:03.27 ID:B5c9bAEk0
後日、絆創膏が剥がれる程度まで傷が治った真桜から家に来てと誘われた敏嗣。
傷が治り、敏嗣を家に誘うまでの真桜の学校での様子。下1
真桜の家での出来事。下2
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 18:29:57.63 ID:3nrDVPoQO
赤面しモジモジと敏嗣をチラチラ見てた
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 18:33:27.17 ID:FWDshjHOO
真桜も敏嗣の体が見たいと言ってきた
197 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/03(水) 09:49:42.98 ID:hTDZqtzK0
〜
僕「..................」
今日、僕はずっととあることに悩んでいた
なんというか........ずっと気になることがあるのだ。
僕はチラ、と悩みの種の方を向いた。
プイッ......///
ほら、またそうして顔を背ける......
チラ、チラチラ.........///
そしてまたチラチラと見てくる。
そう、彼女が僕の今の悩みの種.........桜井さんだ。
桜井さんは以前の積極的な雰囲気はどこへやら、声も小さくなり、どことなく消極的、そして何より時に赤面したまま僕の方、というか身体をチラチラと覗き見をするように見てくるのだ.........
なんかくすぐったい.........!
見るならじっくり見てくれても良いのにっ.........!
〜
それからいくらか経った。
あの後も桜井さんはチラチラと見て来る。
更に、時々一緒に昼食を食べたり、話したりする仲になった。
しかしそんな近くで接するという機会も多々あるにもかかわらず、僕から何かに誘ったり話しかけたりしない限り、桜井さんは廊下で僕とすれ違った時には顔を赤らめさせて俯いて、ツツツ....と離れてしまうのだ。
時に近く、それ以外では遠い謎の距離感を桜井さんが保ってしばらく、少し痕は残っているものの桜井さんの絆創膏が剥がれた。
今日僕が「良かったですね」と言うと、桜井さんは「あ、あンがと..........」とモジモジと応えた。
その日の昼、桜井さんが僕に話しかけて来た。
『近』スイッチが入ったのだろう。
真桜「あ、あンさ、トシツグ.........こ、この前さ、怪我が治ったら家に来るって言ったよね........そ、それで、続きをするって...........///」
僕「あ、う、うん.........言った、ね.........」
僕はもうどうとでもなれ状態だった。
自分で作ってしまった流れには身を任せる.........そうひっそり、僕は覚悟を決めている。
桜井さんが僕の裾をツツイ、と引っ張った。
可愛い、な.........
真桜「だ、だかンさ..........今日、ぼ、ボクの家、来てくれる.........?」
僕「..........はい」
桜井さんがその僕の返事を聞いて、嬉しそうに二へへ、と微笑んだのだった。
〜
198 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/03(水) 10:45:23.42 ID:hTDZqtzK0
〜桜井宅〜
真桜「あンさ、今日親いないから……///」
僕「そうなんですか……」
靴を脱ぎながら桜井さんがそう言った。
僕は桜井さんと共に家に上がった。
〜
桜井宅での脱いで見せ合うまでの流れや出来事。下1
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/06/03(水) 16:00:04.88 ID:/BpEdTbw0
真桜のかわいい柄の下着を見つけてしまい、お互い意識してしまう
200 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/03(水) 20:58:16.19 ID:hTDZqtzK0
〜
僕「えーっと........」
真桜「と、とりあえずゆっくりしてよ........お菓子、出すからさ」
僕はそのまま桜井さんの部屋に上がった。
桜井さんの部屋には色々な賞状や景品などが飾られている。
殆どは3位や2位などの一歩惜しい結果だが、それでも才能があることはわかる。
あ、この前の体育祭で貰った個人活躍賞も飾られている......
そういった陸上部の賞状などがある反面、桜井さんの部屋には可愛らしいグッズが沢山あり、ギャップ萌えというのを感じた。
ピンクの熊のぬいぐるみ、少女漫画、キラキラしたグッズ........そう言うのを見ると、やはり桜井さんも女の子なのだな、と思った。
その時、床に淡いピンク色のウサギ柄のハンカチが落ちているのを見つけた。
可愛い模様だな、と思いながら拾い上げると、そこに丁度桜井さんが冷たいカ○ピスと雪○だいふくを持って戻って来た。
真桜「ただいま、トシツグ。何やってン......」
桜井さんがピタッ、と動きを止めた。
僕「ああ、お帰りなさい。可愛いハンカチを持っているんですね」
真桜「.........ト、トシツグ.........それ、ハンカチじゃ無い..........」
僕「え........?」
僕は手の中のハンカチを弄る。
ん? ハンカチにしては伸びるな........レースが着いている。
..........穴?
僕は左右にハンカチを広げた。
僕の目の前に広がったそれは、淡いピンク色のウサギさんが何羽も楽しそうに飛び跳ねている、パンt...........
真桜「うわぁあああああああああああああっ////////////////////」
バッ! と100m12秒台のスタートダッシュで桜井さんが僕の手の中の物を奪い取った。
真桜「ちゃ、ちゃんとしまったはずなのにっ、トシツグがくるからっ、片付けたのにっ、なんでっ、ぅわああぁあぁぁあぁ...........////////////」
湯気が出そうなくらい真っ赤な顔のまま、桜井さんがベッドに顔を沈めた。
僕「ごっ、ごめんなさい........! ぼ、僕、し、知らなくてっ.........!」
真桜「.........................ボクハ死んダ.........」
桜井さんは体重をベッドにかけ、脱力している。
僕「あの、ごめんなさい.........と、とりあえず、雪○だいふく食べましょ、ね?」
僕がそういうと、桜井さんはベッドから剥がれるように起き上がり、涙目のままコクリと肯定した。
雪○だいふくを食べながらも、僕はまだ手に残っているさっきのパンツの感触を忘れられないでいた。
......そして、さっきの出来事を意識しているのは桜井さんも同じらしく、まるで赤く火照った顔を冷やすようにガリガリとカ○ピスの氷を口内で粉砕していた。
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/06/03(水) 23:48:26.58 ID:5//uNmFZO
最後の付き合ってからのエロ安価以外は無理に安価とらなくても
>>1
が書きたいように書いていいと思う
202 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/03(水) 23:51:22.10 ID:hTDZqtzK0
そうしてみます。
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/06/05(金) 18:28:56.42 ID:x97LgJKNO
待ってるぞ
204 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/07(日) 06:03:14.60 ID:Vyo+tDDE0
〜
おやつと飲み物で少し落ち着いた火照りがまだ身体の芯に残っている内に、桜井さんが話しかけて来た。
真桜「あンさ.........そろそろ、やろ.........?」
僕「..........はい」
忘れていたわけでは無いが、僕は桜井さんの家にきた理由を思い出した。
........そう、身体を見せてもらうんだった。
僕が返事をすると、桜井さんはからのコップと皿の乗ったお盆を部屋の端に寄せると、両手で服の裾を摘み、ゆっくりと腹筋から露わにしていく。
その魅力的な凹凸..........一部の見る目のない男どもは興味はないだろうが、僕にはとても美しく見える。
そして、桜井さんはシャツを脱ぎ終えた。
真桜「ふぅ、ふぅ.............////」
結構的な汗でしっとり濡れて、てかる肌。
スポーツブラ越しに2つの出っ張りがある。
桜井さんは短パンも脱ぎ、完全に下着姿になった。
真桜「ど、どう........? ほんとに、こんなのが綺麗なの.......?」
不安そうなその言葉に僕は力強くうなずく。
異論は許さない。
真桜「ぅ、ぅうん.........//////」
もじり、もじり......../////
桜井さんは顔を真っ赤にして僕の視線から守るように身体をよじるが、僕は視線を外さない。
しばらく後、桜井さんが僕の身体に目線を移した。
真桜「あンさ.......えっと........ボクも、トシツグのカラダ見たい.........ボクだけ見られるのは、ちょっと不公平じゃないかって..........////」
桜井さんのその言葉に僕は上着とシャツ、そしてズボンを脱いだ。
桜井さんが一層赤くなり、僕の身体をじっくり上から下まで見ていく。
真桜「スゴい..........陸上部じゃないのに、あんな筋肉...........♡」
ポーッとした様子で、僕の筋肉に見入る桜井さんの様子は、自分で言うのもなんだが、さながら恋する乙女のようだった。
真桜「...........はぁ、はぁ...........♡」
桜井さんは頬を真っ赤にしながら、その視線を僕の筋肉に釘付けにする。
そして、スス、とすり寄って来て、触れる。
プニプニと柔らかい部分を摘んだり、ナデナデと硬い部分を撫でたり.......
くすぐったい。
桜井さんの指遣いに、僕は思わず興奮してしまい、勃起してしまった。
真桜「あ、う...........こ、れって............ひゃっ.........////」
僕はお返しとばかり桜井さんの筋肉に触れる。
硬い部分、柔らかい部分...........ただ見るよりも深く、皮膚の下の構造まで透けて見えるように解析していく。
真桜「ぅ、ぁ..........ふぅ、っ.........♡ も、もっと.........♡」
桜井さんは僕の手を誘導して、胸に当てる。
おそらく、初めて異性に触られるであろう少し硬めの胸。
ムニムニと、僕は手を動かす。
僕「はぁ.......はぁ.........」
真桜「大きく、なってンね..........♡ もっと、もっとボクを知って...........♡ はぁ、ふぅ...........♡」
女の子の部屋に2人きり。
もう2人の気持ちは歯止めが効かなくなってしまっていた。
僕はスポーツブラの中にまで手を滑り込ませる。
真桜「あ、ンっ.........♡」
脂肪の少ない胸、でも、綺麗な形。
僕は乳首とまとめて胸全体を揉みしだく。
真桜「トシツグ、ぁっ、トシツグぅ.........♡」
僕「........可愛いよ、桜井さん.........可愛い..........」
真桜「かわ、いい........? ぁ、あぅ............あ、トシツグ........♡ あンがと、ぁっ、トシツっ、ぅあっ..........!」
初めての快楽に我慢しきれなかったのか、桜井さんはビクン、ビクン、と身体を大きく震わせてから、脱力した。
その下着は、しっとりと濡れてしまったようだった。
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 14:45:58.44 ID:I59rvsgJO
次は、敬次の子供が美醜逆転の異世界に飛ばされる物語が見たいなあ
206 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/08(月) 06:49:14.23 ID:AiTLblZA0
真桜「な、なにこれぇ.........?」
桜井さんは身体に力が入らなくなってしまったようで、ベッドに寄りかかってぐったりしている。
僕が桜井さんに覆いかぶさるように動くと、桜井さんは涙目になってフルフルと首を振った。
真桜「や、やめっ.......トシツグ........もう、これ以上、は..........!」
僕「これ以上は.......?」
真桜「だ、だって..........トシツグには、もう、カノジョもいて..........!」
流石に、桜井さんもこれ以上を求められるとは思っていなかっただろう。
僕に彼女がいるからか、これ以上はマズいと思ったのだろう。
......まあ、世間一般からしてみれば、当然だろうな。
でも、僕の周りは世間一般とは違う。
僕がみんなを幸せにしたいと望んだら、みんなもそれを望んでくれる。
僕は本当に幸せものだと思う。
みんなに感謝しなきゃね.........
とっても我儘で最低だと思う.........
でも、今はそんな認めてくれるみんなに甘えて、目の前の少女を幸せにしようと思う。
真桜「ぅむ.............」
僕は桜井さんの唇を奪った。
手をしっかり恋人繋ぎして、静かに水音を立てる。
唇を離すと、ねっとり濃厚な唾液が僕らの間に落ちた。
真桜「ぁ.............トシツグ.............」
僕「桜井さん........桜井さんを絶対に幸せにします。結婚を前提に、僕と付き合ってください」
これが一番、最低で、手っ取り早い告白。
僕はこんなに沢山の彼女を持とうとしようとしてしまったこの罪を、一生背負って生きなければいけないんだ。
真桜「...............で、でも、トシツグにはカノジョが......」
僕「僕は今、4人の彼女と結婚を前提に付き合っています。でも、みんながみんな認め合っています。……みんなは認めてくれますが……桜井さんはこの僕の状況をどう思いますか? ……もし最低だと思うなら、このまま振ってくれても構いません」
桜井さんは僕の告白を聞いて、目を伏せてギュッと下唇を噛んだ。
真桜「最低だね………」
僕「………」
そうだよなぁ………と思った次の瞬間、桜井さんがぐっと迫ってキスをして来た。
僕「…………っ!?」
真桜「んぅ、ぁう、ふん…………////」
207 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/08(月) 10:19:29.09 ID:pXoTE/em0
真桜「ぷはぁ........♡ 他の人から見ても最低でも、優しいんだって言うのはわかるよ...........だって、実際優しいし、みんな幸せそうだし............♡」
僕「あぁ、うん..........」
桜井さんは僕の言葉に吹っ切れたようで、キュンキュンと目を潤ませている。
真桜「ファーストキスは結婚してからって思ってた.........でも、誰もこんな男っぽい僕と結婚なんてしてくれないって思ってた.........♡ トシツグが告白をしてくれるなんて思っていなかった........♡ す、好きだから...........♡ ボクを女の子として見てくれるトシツグが、大好きっ♡」
僕は桜井さんを抱き上げてベッドの上に押し倒した。
真桜「ぁっ.........」
もう我慢できない。
僕は桜井さんのスポパンを引きずり下ろし、そこを舐める。
真桜「あっ、や゛っ♡ トシツグっ、そこきたなっぁ、あぁあああっ♡」
じゅぷじゅぷじゅぷ..........!
僕は桜井さんがイっても止めなかった。
多分桜井さんが5回ほどイき脚の力がすっかり抜けたころ、僕は口を離した。
真桜「ぁっ.............♡ ぁぁ...................」
桜井さんは気絶したようによだれを垂らして、ピクピクと震えていた。
やっぱり耐えられなかったか.......
僕は口周りの愛液を舐めとってから、桜井さんのブラを剥いた。
そして、その乳首を舐める。
真桜「おっ、おぅっ、あっ..........♡」
小さくのけぞり喘ぐ桜井さん。
パンツ越しにチンコに当たっているアソコも、さっき舐めとったと言うのにさらにトロトロに粘り気を帯びていく。
乳首を弄りながら、告白してから直ぐにセックスに持ち込んじゃうあたり僕もサキュバスのありすに染められてしまったのかなぁ、と思った。
……もしかして、実はもうインキュバスになっちゃってたり。
真桜「ぅぁあっ…………♡」
その声と共に、また桜井さんがビクビク動いた。
じわわ、とアソコが濡れていく。
どんなセックスをしますか? 展開可能。下1
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 10:32:30.02 ID:7zS3TsjHO
ベロチューしながら対面座位
209 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/09(火) 15:51:24.02 ID:84EMSUoc0
僕はビチビチに張っているパンツを脱ぎ、スマホの裏からゴムを取り出し装着した。
桜井さんを抱き上げ、キスをする。
そして、アソコにチンコをグリグリと押し当てた。
僕「ふぅ、ふぅ............♡」
真桜「ん、ぅ、んう、ぷぁ...........♡」
桜井さんをバンザイさせ、ブラを脱がす。
僕「もし痛かったら痛いと、嫌なら嫌、と言ってくださいね」
真桜「わぁったぁ..........♡」
僕は桜井さんを持ち上げ、チンコの頭を付けてからゆっくり下ろした。
桜井さんのアソコはトロトロになっていて、とても入りやすくなっていた。
真桜「ぁ、あふぅう...........っ..........!」
吐息を吐いて、桜井さんが目を瞑る。
桜井さんは少しのけぞりながら、僕のチンコを受け入れていく。
真桜「ぁ.......う.................♡ ひゅっ、はぁ、はぁ............♡」
ぶち、ぶち、と処女膜が破れる感触。
下唇を噛みながら、桜井さんはその痛みに耐えているようだった。
それでも桜井さんは痛い、と言わない。
我慢しているのだろう。
僕は桜井さんをぎゅっと抱きしめながら奥の奥までチンコを挿入していった。
ぷちゅっ、と子宮と亀頭がキッスをした。
これでもまだ根元までは入れていない。
真桜「あ、ぁああぁああああぅぅうぅ..............っ♡」
ぷしゃぁあぁぁ.........と桜井さんがイって、かくん、と首が座っていないみたいに力が抜けた。
僕「だ、大丈夫ですか..........!?」
真桜「..............あ、あぅ................ちょっと.......飛ン、だぁ........♡」
桜井さんは目をプルプルしながら僕の背中に手を回して、キスをする。
舌を絡め合わせて、それはそれは濃厚な繋がりを構成した。
真桜「んちゅ、んっ.........♡ んんん〜...........♡」
僕「はぁ、はう、はぁ.............♡」
僕は桜井さんのお尻を揉みながら、桜井さんの身体を浮かせた。
真桜「ふ、ぅぅ............んっ♡」
そして、トチュッ、と落とす。
桜井さんの子宮口が可愛くきゅんきゅんと脈打っているのがわかる。
真桜「んっ、ちゅぅっ、ちゅるっ........♡!」
僕「はぁ、はぁっ、んっ、んん、ぅっ、うぅっ.........!」
僕はリズムに乗せ、ぱっちゅ、ぱっちゅと桜井さんの身体を動かし始めた。
結合部が一回ごとに水気を増していく。
前に後ろに、いろんな方向にチンコの先を動かして桜井さんの弱点を探す。
しかし、あんまり爆発的に快楽を感じると言うところは無いらしい。
それでも全体的にはちゃんと気持ちいいらしく、キスをしながら嬌声を上げて、悦んでくれていた。
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 16:16:17.95 ID:stT1E27NO
次からは非人間の子か
211 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/09(火) 17:54:35.52 ID:84EMSUoc0
真桜「んん〜、んんんんん〜っ.......♡」
僕「んっ、はあ、はあ..............! そ、そろそろ、出しますよ..........!」
真桜「ふぅうぅっ、ぅううう.......!」
僕がそう言うと、桜井さんはこくこくと首を縦に振った。
そして僕が桜井さんの子宮口を押し広げカリでロックすると、桜井さんがまた静かにイって気絶しかけた。
真桜「ぁっ、ああぁあぁぅ..........♡ あっ、おなかっ、あっ...........♡」
僕「ぐっ............ぅっ..........んむぅっ..........♡」
真桜「んちゅ.........♡」
びゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ、びゅっ、びゅくんっ♡
濃厚なキスをしながら、僕はゴムの中に思い切り射精した。
桜井さんが全身の力を抜いて全体重を僕にかける。
真桜「んっ...........ん.................♡」
だらんと手を下ろし、ピクンピクンと跳ねる桜井さん。
最後にもう一度桜井さんはイって、眠るように失神した。
〜
真桜「ぁっ、あっ.........♡」
僕「ふっ、ふぅっ、はぁ、はぁ.............!」
既にベッドの周りには精液でパンパンになっているゴムがいくつも転がっており、僕と桜井さんは最後のゴムを使い切ろうとしていた。
窓の外は陽が斜めになり、少しずつ暗くなっている。
その時、家の扉の鍵が開く音がした。
桜井母「ただいまー。いやぁ、今日仕事早く終わってねー。あれ? 誰かお友達来ているの?」
真桜「えっ、お、おかあさん..........!?」
どうやら桜井さんのお母さんが予定より早く帰って来たようだ。
桜井さんは慌てたように起き上がろうとしたが、僕が敏感になっている子宮を小突いてあげるとまた枕に倒れ込んだ。
真桜「やっ、なんっ........♡!? と、トシツグ.......!?」
僕「あとちょっと、あとちょっとですからっ..........!」
真桜「そっ、そんなこと言っている場合じゃなくて.........! あっ、ぁあぐっ..........! 〜〜〜〜〜〜っ♡」
桜井母「真桜? いるんでしょ?」
トン、トン、と階段を登ってくる音がする。
真桜「ま、マジでヤバいから........! やめてっ、見られちゃっ、〜〜〜〜っ、〜〜っ♡」
必死に声を押し殺す桜井さん。
徐々に近づいてくる足音。
僕はバレるかもしれない、という状況にとても興奮した。
〜
212 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/09(火) 18:08:43.39 ID:84EMSUoc0
〜
ガチャ
桜井母「真桜? .........あら、彼氏さん?」
真桜「ぅ、うん.........はぁ、はぁ..........♡」カチャカチャ
僕「お邪魔しています」ガチャガチャ
桜井母「いえいえ、こちらこそお邪魔してごめんなさいね。じゃあ、帰るときは声かけてちょうだいね」
僕「はい」
バタン
扉が閉まった瞬間、僕は決壊した。
どびゅるるるるるるるるるるるるるるるぅうううぅうううっ♡
真桜「っ............................♡ がっ、がぁっ、はぁっ♡ ぉお゛っ♡」
僕「静かにっ..........!」ぎゅぅぅぅぅ.........♡
まだ桜井さんのお母さんがドア前にいる。
僕は桜井さんをしっかり抱きしめながらその口を唇で抑えた。
真桜「ぅぐぅぅぅ............♡」
ごぽごぽと結合部から静液が溢れる。
僕が射精し終わると、ようやく桜井さんが手に持っていたゲーム機からゲームの起動音が流れた。
きゅぽん、とキスを解除すると、しばらくトロンとトロけた目を向けてから、キッと睨んできた。
真桜「こ、この、おお、ばか............み、見られたら、どう、するつもりだったンだよぉ...........」
僕「でも興奮しましたよね?」
真桜「してたけど、よぉ............♡」
何をしたかというと、僕は桜井さんのお母さんが部屋の扉を開ける前に上着だけを着て、ゲーム機を持たせて下半身を布団で隠したのだ。
証拠はベッドの下に隠したし、ゲームをしていたように見せたのはフリ、という訳だ。
我ながらの早技だったし、興奮した。
桜井さんをゆっくり横にしてチンコを抜くと、ゴムが伸びつつダプンと転がり出て来た。
真桜「はぁ、はぁ...............♡ シーツ、洗わなきゃ...........♡」
僕「そうですね...........はぁ、ん........コインランドリーに出しておきますね...........」
僕と桜井さんは最後にもう一度キスをした。
〜
213 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/09(火) 18:10:48.67 ID:84EMSUoc0
〜真桜編終わり〜
三年生に上がるまで、杏との一日デート、かぐやとの本番なしのセックスです。
〜
214 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/09(火) 18:12:29.92 ID:84EMSUoc0
かぐやではなく麗華でした。
215 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/09(火) 18:34:33.39 ID:84EMSUoc0
〜
杏「ふひひっ...........ど、どこ行こうか..........」
僕「相変わらず怪しいな杏は」
杏「酷いな...........」
僕が待ち合わせ場所である公園に行くと、杏は紫や黒を多く使ったよそ行きの服に身を包み、ショルダーバッグを持ち待っていた。
ごく普通の格好の筈なのに、なんかオーラを纏っているように見えるのはなんでだろうか。
杏「んふふひひっ..........♡ また腕硬くなったな...........♡」
僕「また勝手に鍛えられているからなー。杏達のおかげだよ」
杏「私も貢献してるんだなー.........んふふひひっ♡」
ちなみに、杏が最初に1日デート権を使って立てたプランは丸々1日を使ってお家デート(セックス)だったが、流石にと言うことで僕が
そうして僕と杏は一緒にデートに出た。
え、桜井さん.........いや、真桜とはどうなったかって?
もちろんしたよ。土下座。
もうしなくては良いことは良いんだけどさ、ケジメとしてね。
そして、正式に僕の彼女になった。
真桜もみんなが言うハーレム計画には賛成らしく、まだまだ僕の彼女を増やす予定らしい。
うん。
ねえ、どうなの、僕の彼女達のこの考え方。
まあ幸せではあるんだけどさぁ..........
もう僕の選択肢なんて無いんだろうな。
杏「.........ん.......どうした?」
僕「ああ、ごめんごめん。なんでも無い」
とりあえず、今は杏とのデートに集中しよう。
〜
216 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/09(火) 18:45:38.87 ID:84EMSUoc0
〜
杏「むむ.......限定品が売られているッ............ぁああああっ! しかしこれを買ってしまうとプランがっ.........!」
僕「どれか省いたら?」
杏「どれも捨てがたいー..........!」
杏は人間恐怖症が直ってからゲームやアニメのオタクにどっぷりとハマったらしく、こうして時々都市部に出向いては色々とプラン立ててから買うらしい。
こうして一緒に買うのも、楽しいからな。
しかし、今杏はそのプラン崩壊の危機に瀕しているらしい。
杏は頭を抱えて悩んでいる。
しょうがないなぁ。
僕は杏が買おうとしているグッズのうち一つを手に取り、自分のカゴに入れた。
杏「............ん」
僕「僕もこれが買いたかったから、ちょうど良かった。........これで買えるよね?」
杏「...........感謝する敏嗣っ! ありがとう!」
杏は本当に嬉しそうな顔をして、鼻息荒く限定品のフィギュアを手に取りカゴに入れた。
〜
217 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/09(火) 20:59:25.32 ID:84EMSUoc0
〜
杏「ふひひ..........♡ 少し予定こそ狂いはしたが、買えて良かった.........♡ さて、荷物はロッカーに預けて.......次はゲームセンターで遊ぶんだったな」
僕は頷き、一緒にゲームセンターに向かった。
〜
『シューティングゲーム(分かりますかね、あの両手で銃をマシンガンを持って虫が襲ってくる奴。海賊のも)』
ダタタタタタタタタタッ!
ザシュッ
僕「痛てっ」
杏「おるるるるるるるるぁあああっ! 私の彼氏になに晒しとんじゃワレぇええええっ!」
僕「本当に銃握ると性格変わるタイプだね」
>ステージクリアー<
杏「はぁ、はぁ、ぜぇ、ぜぇ..........小休止..........」
僕「はい、水筒。脱水症状に気をつけてね」
杏「ありがと..........♡」
『結果、2人の相性98%』
〜
『クレーンゲーム』
ポロピンポロピンポロピン、ピェーウピェーウピェーウ........
杏「来い........皇帝ペンギン...........来い.........皇帝ペンギン............!」
ピェウ、ペロロペロロペロロ、ペーウペーウペーウ、パゥゥウウゥゥゥン⤵
杏「死っ..........!」ガクッ.......
僕「やってみるね」チャリン
杏「仇を討ってくれ...............」
ポロピンポロピンポロピン、ピェーウピェーウピェーウ........ ピェウ、ペロロペロロペロロ
杏「..........嘘だろ」
コローン、ポスッ
僕「おっ」
テテテテーンッ!
杏「愛しているぞぉおおっ、敏嗣ぅううっ♡」ガシィッ
僕「ちょ、ちょっ、公共の場だよ!?」
杏「ん〜〜〜〜〜〜っ♡」ぎゅぅううぅうぅぅっ♡
『結果、皇帝ペンギンのぬいぐるみゲット』
〜
218 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/09(火) 21:23:24.69 ID:84EMSUoc0
『コインドーザー』
チャンチャンチャンチャンチャンチャンチャンチャン........jackpot!
杏「ジャックポット...........!」
僕「やった!」
ドザー、ドザー、ドザー
杏「ふひひっ、ふひひひっ.........♡ 億万長者........♡ ほんとのお金なら、敏嗣との子供のために貯金しておくのに.........♡」
僕「ぉおう急にそっちの話に来たね」
杏「私との子供はイヤ........?」
僕「前から言ってるだろ? 子供は高校を卒業して、結婚してからって。......それまでは我慢だよ」
杏「ん.........♡ ..........あ、また777........ふひひっ.........♡」
『結果、愛の力で億万長者、閉店まで色んなコインゲームでイチャイチャしながら遊び尽くして、使いきれないので遊びにきた子供達に配ったりもした』
〜
杏「あー、楽しかったな..........ふひひひひっ♡」
デートで遊び尽くした杏が満足げに言った。
両手には大きな皇帝ペンギンを持ち、足取り軽く帰路についている。
僕は男なので、グッズなど重い物を率先して持っている。
僕「確かに、1日デート楽しかったね。今度はみんなで来ようか」
僕がそう言うと、杏は「ん〜?」と言いながらクルンと振り返って来た。
杏「...........ふひひ、何言ってるの.........?」
僕「え?」
そう聞き返すと、杏は妖しげな笑顔を浮かべてペロリと舌舐めずりをした。
杏「............『1日デート権』..........有効期限は今日の朝から明日の朝までの24時間.........どう言う意味か、分かるな......?」
なるほど........僕の彼女は夜のデートもお望みのようだ。
僕「良いよ。どうする?」
杏「せっかくの独り占めなんだから、いつもとは違う感じで...........♡ ふひひっ、ふひひひっ♡」
〜
219 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/09(火) 21:42:44.89 ID:84EMSUoc0
〜翌朝(日曜日)〜
ありす「あ、おにいちゃーん♡ 結局昨日帰って来なかったねー♡」
かぐや「あら、おはよう........ってどうしたの? 凄い疲れているみたいだし.......」
僕らが公園でデートの解散のキスをしていると、たまたまありすとかぐやが散歩しに来て、かぐやが僕の方を見て心配して声をかけて来た。
杏「ふひひ........♡ おはよう、諸君.......♡」
僕「あ、あぁ、おはよう........いやあ、昨日は『眠らなくて』ね.......」
ありす「ほら、かぐやちゃん。昨日は杏ちゃんの1日デートの日だったでしょ? 正確には、ついさっきまでね♡」
かぐやはげっそり疲れている僕と、やけにツヤテカしている杏を見比べて、あー、と言った。
かぐや「折角だから言わせてもらうわ。.......昨晩はお楽しみでしたね」
ところでなぜセックス後の女ってのはこんなにツヤツヤテカテカするんだろうか。
養分吸収?
僕「おかげさまで.......」
杏「まさか現実でそのセリフを聞くことになるなんて、しかも、言われる側になるなんて............♡ ふひひっ♡」
杏は例のセリフを聞けて嬉しそうだった。
その時、ジョギング中の真桜がこれまたたまたま合流。
ありす「おはよう真桜ちゃん!
真桜「おー、ありすにトシツグ、みんな! おはよう! どうだった? 昨日のセッk」
かぐや「ちょいちょいちょいちょい! この公園子供もいるんだから、口には気をつけなさいよね!」
僕「昨晩はお楽しみでしたねとか言ってた方が何言ってるんすか」
かぐや「あれは言わざるは得ないでしょ!?」
杏「いや、まあ、確かに........ふひひっ」
今日も僕の彼女達は仲良しです。
〜
220 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/09(火) 22:01:07.75 ID:84EMSUoc0
〜ある日〜
ピンポーン
ある日、僕が家でごく普通に勉強をしていると、チャイムが鳴って、母さんが出たらしい。
一階から母さんが僕を呼ぶ。
母さん「敏嗣ー、聖堂院さんだってー」
僕「はーい」
麗華か......
そういえば、そろそろだったな。
僕「いらっしゃい。.......あれですね?」
麗華「そ、そうですわ........し、失礼致しますわ..........////」
僕は頬を紅潮させている麗華を家に招き入れ、部屋に通した。
扉を閉めた瞬間、麗華さんは何かリモコンのような物を差し出しながらその嫋やかなスカートを指で摘み、めくった。
麗華「も、もう、我慢が出来ませんわ...........あなた様を思えば思うほど、切なくなって...........///////」
そこには白い清楚そうなガーターベルトとは対照的に、ヴヴヴと音を立てているピンク色のローターがアソコに固定されていた。
僕「バカ.......だから危ないからそう言うことはやめてくれって言っただろ? 誰かに襲われでもしたらどうするんだ。もしそうなったら.......悲しいぞ」
麗華「す、すいません........で、でも、どうしても、疼いてっ...........どうしても、どうしてもっ.........♡」
僕はため息をつきながら立ち上がると、麗華さんの手からリモコンを受け取り、最弱から一気に最強までダイヤルを捻った。
221 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 06:26:27.30 ID:s23OrSx00
麗華「お゛........!」
ガクンッ、と麗華が膝をついて、ボタボタとカーペットに愛液を溢した。
ビクンビクンとイく麗華に僕は優しく諭すように言う。
僕「麗華は僕の大切な大切な彼女だから、もう二度とこんなことはしないで欲しい。........もし次にやったら、もう密会は無しだよ」
麗華「あっ、そ、それはっ、嫌ですわっ..........はっ、はぁっ...........♡ わ、私が、悪かったですわっ...........だ、だからっ、そ、そんなこと言わないでくださいましっ、ぅうっ♡」
麗華は懇願するように僕にそう言ってくる。
僕は微笑んで頷く。
そして、麗華を抱き上げてベッドに押し倒す。
麗華「はーっ、はーっ、はーっ............♡」
麗華は結婚まで貞卒を守らなければいけないという家の決まりがあり、そのおかげでお預けを喰らっている状態。
しかし、どうやら以前までは隠れていた先天的な性欲の強さがあるムッツリ体質らしく、発散しなければ日常生活を送れないほどになってしまうらしい。
だから、そうなる前に時々こうして密会を開き麗華の性欲を発散してあげている。
僕「は、ぅ、ふぅ、んむ..........♡」
麗華「んっ、んちゅっ........♡ んんんっ........♡」
僕は麗華とキスをしながら手マンをする。
処女膜を破らないように、丁寧に優しくだ。
麗華「は、はぅうっ..........! ...........はぁ、っ、はぁぁ.........♡」
僕「麗華........♡」
麗華「と、敏嗣、様.........♡」
一度麗華がイったのを確認すると、僕は下にずれ、クンニを開始する。
しっかり処理されているアソコに舌を入れ、弱いところを全部舐め回り、すぐに麗華をイかせる。
麗華「あっ、ぁあぁあぁぁ................///////」
しょわぁぁ.........と広がっていく潮。
それが治るのを待ってから、体位を変える。
222 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 06:35:30.80 ID:s23OrSx00
麗華が僕に背中を向ける形、つまり、バキバキに膨張したチンコに跨る形で抱きしめる。
まるで自分の股間から生えているように見えるチンコを潤んだ目で見ながら、麗華は自分の胸を揉み始めた。
僕はその体位から手マンを開始し、ズリ、ズリ、とチンコを擦り付ける。
麗華「あっ、あ、ああっ、ぁぅぅ..........♡ おぅ、はぁ、はぁ..........♡♡」
その状態からキスをし、舌を絡め合わせる。
いっつも我慢させてしまって、すまない.......だから、せめてこの手と舌で...........イかせるだけ、イかすっ.............!
麗華「んっ、んぅっ、ん゛〜っ♡ はっ、はやっ、い、イきましゅっ、イきましゅわっ♡ はっ、はぉおおおおぉっ.........♡」
ぶしゃあぁぁぁぁぁ..........♡ ぶしゃ、ぷしっ♡
僕のチンコが濡れる。
僕は追い討ちをかけ、更にイかせる。
麗華「あっ、あぁっ、へっ.........♡ へぅっ♡ んぁああああぁあっ♡」
ガンッ
僕「〜〜〜〜〜っ.............!」
麗華は僕のアゴを強打するほど仰け反りイきまくる。
この調子だと、あと一回ぐらいだな........
その波が終わり最後の愛撫を始めようとした頃、麗華が僕のチンコを両手で握った。
麗華「はぁ、はぁ..........♡ わ、私も、敏嗣様を..........♡」
僕「そんな心配しなくても良いのに..........じゃあ、最後は一緒にイこうか」
麗華「は、はい♡」
細い両手を上下に動かして、腰も動かしてアソコを擦り付け気持ちよくしてくれる麗華を、僕は本気のテクで攻めまくった。
胸、口、アソコ、麗華の全てを愛でまくる。
麗華「はっ、はぁっ、っひゃ、んぁっ♡ んぅううっ♡ 敏嗣しゃまっ、ぁあんっ♡」
僕「麗華、麗華っ........! 好きだ、好きだぁあぁぁぁ............!」
クチュクチュじゅぷじゅぷシコシコシコッ♡
ぶしゃっ、ぷしゃぁぁぁぁ..........♡
ドビュルルルルルルルルルゥッ♡
本来は子を作るための白い体液と透明な体液がシーツにぶち撒けられる。
麗華「あ゛、あ゛ぅ............♡ んぁぁ..........♡」
麗華さんがビクビクしながら舌を絡ませ、胸を上下させている。
可愛いなぁ。
ちょろろろろろろろ〜〜〜............♡
麗華さんが再度身体を震わせ、お漏らしをした。
麗華「あ、あぁぁぁ.........♡ み、見ないでくださいましぃ........♡」
僕「大丈夫だよ、好きなだけ出して..........♡」
僕のベッドは特別製........何人もの彼女を抱くために、洗いやすく、汚れが落ちにくい物にしている。
僕が膀胱の辺りをぐっと押してあげると、更に勢いよくおしっこが吹き出る。
麗華「はあ、はあ...........♡」
僕「愛してるよ、麗華..........♡」
麗華「あと6年.........あと6年ですわ...........♡」
僕「そうだね..........♡」
僕と麗華さんが結婚して本番ができるまで、あと6年。
それまで、僕は麗華さんを守らなければいけない。
麗華さんを悦ばせ続けなければいけない。
.........このままじゃ、多分ダメだ。
来年で最高学年にもなるし、ね。
僕は............いや、「俺」は、更に強くならなければいけないと、覚悟を決めた。
〜
223 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 08:01:35.11 ID:s23OrSx00
〜高校3年生〜
リーシャ(15)
種族 獣人
年齢 18
名前 リーシャ
見た目 茶髪のショートカットに獣耳。Bカップ。
出会い 喧嘩の仲裁に入った。
惚れ方 自分より強い雄に惹かれた。
備考 学校に通ってない不良。よく喧嘩沙汰を起こすが負けなし。喧嘩っ早いが惚れた雄には発情するし服従する。極度の匂いフェチで、主人公の匂いが大好きになる。
〜
5月の暖かいある日、俺は1人で夜の繁華街を歩いていた。
特に用というのは無かったが、まあ下見みたいなもんだ。
中3になって格闘技も始めて、そろそろ身長が180を越えるためもうそろそろ年齢確認もされずにラブホに入れるだろうから、それの下見に来ていたのだ。
ラブホの名前や特徴がたくさん書き込まれたメモを閉じ帰路についていると、公園を通りかかった時に打撃音や叫び声が聞こえていつでも警察に連絡できるようにスマホに手をかけた。
そして様子を見にいくために公衆トイレの裏からひっそりと覗いた。
すると、そこでは1人のフードをかぶった背の高い茶髪の少女がヤンキーっぽい男たちにリンチにされていた。
..........いや、男が少女に殴られて吹っ飛んだ。
あれは、リンチじゃなくて喧嘩だな。
女の子の方強いな、と思いながらも、俺は止めに入るために走っていった。
ヤンキーA「クソ........オラァアッ!」
大きく無駄に振りかぶった拳を僕は後ろ手で掴み、ギリギリと捻りあげる。
ヤンキーA「あだだだだだだだだだっ!?」
茶髪少女「っ.......!?」
俺「おいおいおい........女の子を1人に対して複数人の男が.........恥ずかしくは無いんですか?」
ヤンキーA「だ、誰だテメェ........!? 離せっ!」
俺は捻り上げていた腕を少し動かし、ごきりと脱臼させた。
激痛で倒れ込むヤンキー。
悪いな、これが一番手っ取り早いんだ。
他のヤンキーが殴りかかって来た。
遅い。
ついイキっちゃうぐらいには、遅い。
俺は全員の肩に掌底を当てたり腕を抜いたりして、全員の肩を脱臼させた。
全員が立てなくなったのを確認したついでに「11」まで打っていたスマホを取り出し、最後に「9」を押した。
俺がコール待ちしている間に、少女が話しかけて来た。
茶髪少女「..........お前........喧嘩の邪魔して、何のつもりだよ...........」
俺「いやぁ、女の子が1人で戦うなんて、放って置けなくて」
茶髪少女「ほお.......? 女だから、可哀想に見えて同情したのか...........ナマイキな奴だ............じゃあ、喧嘩の邪魔をした穴埋めに、戦ってもらうぞ!」
少女がズンッ、と腰を深く落とし臨時体制に入った。
俺は一旦少女を制止してから電話越しに救急車を呼び、スマホをズボンにしまった。
俺「良いですけど、殺すのだけは勘弁してくださいね。待っている家族がいるので」
茶髪少女「知らねえよ! はぁっ!」
少女が正拳突きを繰り出して来た。
空手と柔道........異種格闘技、というのは初めてだ。
俺は手のひらでその拳を逸らし、捻りあげようとした。
しかし.......
僕「.........っ!? 堅っ.......!?」
関節が硬すぎて関節技が決められないなんて、初めてだ........!
茶髪少女「ハハハハッ! オラァッ!」
俺「ぐっ.......!」
風を切りさく音と共に拳が頬をかすりビッ、とナイフで切られたような切り傷が出来る。
いや拳、鋭すぎるだろ!?
直撃したらどうなるかなんて考えて、俺はゾッとした。
でも、強張りはしなかった。
.............一歩間違えたら、死ぬ.........っ!
でも、恐怖と共に僕は興奮していた。
.............楽しい.........
224 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 08:53:16.98 ID:G8uicB1N0
僕と俺が混合して申し訳ございません。
慣れるまでもうしばらくお待ち下さい。
225 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 09:41:05.23 ID:G8uicB1N0
訂正です。
風を切りさく音と共に拳が頬をかすりビッ、とナイフで切られたような切り傷が出来る。
いや拳、鋭すぎるだろ!?
直撃したらどうなるかなんて考えて、俺はゾッとした。
.............一歩間違えたら、死ぬ.........っ!
でも、強張りはしなかった。
何故なら、僕は興奮していたからだ。
.............楽しい.........
今まで感じた事のないような命の危機、このとってもスリリングな状況に、僕は興奮していた。
226 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 14:40:28.93 ID:s23OrSx00
何度も命を刈り取る勢いで飛んで来る拳。
俺はそれらの尽くをいなし、隙を狙っていた。
俺「くっ、ふっ………!」
パン、パンッスパパン!
茶髪少女「フ、フフフッ……! ハハハハッ!」
その時、特別重い一撃が飛んできた。
俺は咄嗟に肩透かしを喰らわせ、脇を担ぎ上げた。
茶髪少女「っ........!」
また関節を堅くし俺の攻撃を凌ごうとしたらしいが、今度はそうはいかない。
俺はズン、とありったけの力で地面を踏み込み、背負い投げの体制に入った。
俺「ぐっ...........!」
茶髪少女「う............!?」
フワ、と少女が浮き、踏ん張りが外れた。
これで.......終わりだ..........!
俺「ぉおおおおおおおおおおおおっ!!!」
茶髪少女「なっ、あっ!?」
ドターン! と少女は地面に叩きつけられた。
茶髪少女「................」
投げられた少女は受け身を取ったらしいが、痛がるでもなく立ち上がるでもなくなぜかポカーンとした表情で呆然としている。
俺「.........? 大丈夫ですか?」
少女がなにかブツブツ言っているのに気付いて、俺は耳を近づけた。
茶髪少女「............私が負けた..........この私が.........喧嘩無敗の私が............負け、た...........♡」
そう言うと少女はガバッと起き上がり、惚けた目で俺をまっすぐ見て、高らかに宣言した。
茶髪少女「決めたぞ........! お前を私のツガイにするっ♡ 私の.......私の全てを捧げるっ♡」
...........しばし思考が停止した。
僕「.....................は!?」
〜
227 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 15:30:00.32 ID:s23OrSx00
ぁあぁまた俺が僕になってるぅうぅ。すいません。
〜
救急車が来たのでとりあえず公園から離れた俺と少女。
俺は落ち着いて話を聞くことにした。
俺「えっとまず、あなたは誰ですか?」
茶髪少女「私の名は加古(かこ)・リーシャ。父の教えにより私より強い雄を求めていた。お前は私より強い。だからツガイになってくれ!」
俺「いや、何故」
茶髪少女改め加古さんは、どうやらそう言うことらしい。
さらに話を聞いていると、なんと加古さんは俺と同じ中学の通いらしいが、現在絶賛不登校中らしい。
リーシャ「ところで、お前の名前はなんだ?」
俺「ほらね! まだ俺の名前だって知りませんよね! そんな男と付き合うなんておかしいと思いません!?」
リーシャ「いや、これは運命だ。ツガイとなろう!」
俺「それに.........俺もう結婚を約束した彼女がいますから!」
俺は話が通じない謎の少女に諦めてもらうために最終兵器を取り出した。
そして考え直してくれることを期待したが.........
リーシャ「...............うん」
俺「...............ん? うんって.............」
加古さんはキョトンとしていた。
リーシャ「それがどうした?」
俺「え、え、え?」
リーシャ「そんなの重婚すれば良いじゃないか」
あ、ヤバい、常識が通じない人だった。
まあ確かに重婚自体は俺もするつもりなんだけどさ........
俺「.............とりあえず、返事は保留でもよろしいでしょうか?」
リーシャ「返事? 何を言っている。これは決定事項だぞ。さあ、なんと呼んでほしい? ご主人様? 主? マスター? 首輪もつけろと言われたらつけるぞ.........♡」
加古さんは俺の手を取り、その匂いを犬が嗅ぐみたいにスンスンとしていた。
頬も心なしか赤くなっている........
え、なにこの人ドM?
リーシャ「私の事をドMだと思っているなら間違いだぞ。ただ、私より強いお前に服従しているだけだ。ほら」
そう言うと加古さんはゴロンと地面に転がって俺に腹を見せて来た。
犬かよ。
リーシャ「さあ、ご主人様。私はお前に全てを捧げる。この力も、誇りも、貞卒も、全て捧げる。秘密も、全て教える。だから、お願いだ...........♡」
加古さんはまた犬みたいに地面に座り込んで、俺に尊敬の目を向ける。
俺「..............あの」
リーシャ「なんだ?」
俺「もし強いってだけで俺と付き合う.........ツガイになろうとしているなら、やめておいた方が良いですよ」
その俺の言葉にまた加古さんがキョトンとし、こてんと首を傾げた。
228 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 16:42:12.19 ID:s23OrSx00
俺「俺よりも強い人はこの世界にはいくらでもいます。今回加古さんに勝てたのもはっきり言って運も入っていますし、もしツガイになったとして目の前にもっと強い奴が表れたら、加古さんはそっちの人に行きますよね。俺はそれが嫌なので、付き合いません。そう言う事です、さようなら」
俺が言い切って踵を返そうとしたら、慌てて加古さんが俺の服を掴んだ。
リーシャ「ちょっ、違っ...........ま、待ってくれ!」
俺「........なんですか」
振り返ると、加古さんの目には涙が溜まっていた。
リーシャ「ち、違うんだ........実は、お前とツガイになろうとしたのは、強いってだけじゃない。その........運命を感じたからだ..........♡」
俺「運命?」
加古さんは表情を崩して俺の服に鼻先をつけ、すぅ〜、はぁ〜.......と深呼吸をして、ピクンッ......♡ と震えた。
リーシャ「はぁ..............っ♡ 匂いだ..........♡ 知っているか.............? 遺伝子レベルで相性がいい雌雄のツガイは、体臭が互いにとても良い匂いに感じるらしい.........♡ わ、私は、お前のこの匂いを嗅いでいるだけで、あっ、ぁあっ.................♡ ............はぁっ、はぁっ..............♡」
やっぱり変態なのかこの人は。
俺はまさかと思い鼻を効かせてみたが、別にどうと言うことは無かった。
俺「そんなこと言われても困りますって...........」
俺がそう断ると、加古さんはいよいよ切羽詰まった様子で俺にすがり付いて来た。
リーシャ「じゃ、じゃあ良い、と、友達からでも良いからっ、頼む.........! な、何でもするから、付き合ってくれ! もう、お前なしでは生きていける自信が無いんだ.......!」
俺「う、うぅうぅぅん.............」
しかし、何でもする、と言うと言うことは、相当の覚悟があると言うことだろう...........そこまで言われてしまっては、俺も断り切るに断れない。
俺「じゃあ、学校に来てください。そうすれば、まだ全く知らないお互いのことをいろいろ知れますし」
学校、という言葉を聞くなり加古さんは嫌な顔をしたが、互いの事を知れる、と言うのが相当魅力的だったらしく、喜んで了承してくれた。
明日からまた、もう少しめんどくさいことになりそうだな..........
家に帰り、俺に抱きついて来たありすを見てふと思った。
そう言えば、ありすは俺の匂いをどんな風に感じているのだろう。
俺もありすの匂いを不快に思ったことはないし、もしかしたら加古さんが言っていたように俺らも相性がバツグン、という訳なのだろうか。
〜
229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 18:04:29.83 ID:s23OrSx00
〜次の日〜
朝の会の後の休み時間、俺が自分の席でありすと麗華と談笑していると、教室の外がやけにざわめき始めた。
何事かと思い一緒に観にいくと、ニット帽を被った高身長の美人が歩いて来ていた。
しかし、ネクタイとかはなんかぐちゃっとしていていかにも着慣れていない、という感じが丸出しだった。
その美人が近づいてくるにつれ、俺はその美人をどこかで見かけたことがある気がして来た。
そう言えば昨日の夜、こんな茶髪ショートで高身長の少女と公園で戦ったような気が........
リーシャ「おはよう! ご主人さ......」
俺「わ゛ーーーーーーーーーーーーーっ!?」
〜
リーシャ「そうか、敏嗣と言うのか」
俺「そう言えばまだ名前教えていなかった.........」
ありす「また新しい子?」
俺「まだ決まった訳じゃ.......」
リーシャ「ほう、さてはお前たちが敏嗣の彼女と言うものか。よろしく!」
かぐや「よ、よろしく..........(変な子..........)」
ありす「よろしくねー♡(うーん、この子何か隠しているね。それを抜いても変な子だね。しっかりお兄ちゃんに惚れてはいるみたいだし、ハーレムにも寛容っぽいけど、念の為またちょっとだけ認識、弄らせて貰うねー♡)」ィィィィイイイイン.............♡
リーシャ「...................?」ポー.........
〜昼休み〜
男友達「おいおいおいおいおいおい敏嗣..........」
昼休み、親友が話しかけて来た。
俺「なに?」
男友達「み、みんな知らないだろうけどさ..........あ、あの高身長の美女って、『狂犬』で有名な加古・リーシャだろ...........?!
230 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 18:05:05.19 ID:s23OrSx00
ミスです。
231 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 18:28:57.08 ID:s23OrSx00
〜昼休み〜
男友達「おいおいおいおいおいおい敏嗣..........」
昼休み、親友が話しかけて来た。
その顔は真っ青だった。
俺「なに?」
男友達「み、みんな知らないだろうけどさ..........あ、あの高身長の美女って、『狂犬』で有名な加古・リーシャだろ...........?!」
俺「狂犬..........?」
男友達「そうだよ、ここら一体で最強の暴走族の総長が知り合いにいる奴から聞いたんだけどよ、あの狂犬、何人ものその知り合いの暴走族を相手に普通に戦りあったらしいし、普通に勝ったってよ。他の所でも男の集団相手に喧嘩を吹っかけては勝って、吹っかけては勝ってを繰り返して、ついた二つ名が狂犬...........! まさかこの学校にいるなんて思っていなかったんだよ..........!」
なるほど........加古さん、割とその界隈では有名だったのか。
それにしても狂犬..........確かに、あの強さを考えると、そう言われてもおかしくないかもな。
俺は友人の話の続きを聞くことにした。
男友達「いや、確かにこの学校にいた事も予想外だったけどそれ以上にお前...........」
友人が頭を抱えてしばらく悩んでから、バッとあげた。
男友達「あんな美人だなんて聞いてなかったしよぉおおおおっ! それに、それに、なんだよあの狂犬のお前に対する態度ぉおおおっ! あれじゃ『狂犬』じゃ無くてまるで『仔犬』じゃねぇかよぉっ!」
どうやら友人は何よりもその容姿と俺との関係にド肝を抜かれたようだ。
俺「あー...........まあその色々あってな。加古さんが喧嘩売ってたのって自分より強い男を探すためだったらしくて.......」
男友達「ほおほお.......」
俺「で、昨日たまたま喧嘩、と言うか一方的な加古さんによる陵辱の現場を見たんだけど、それを助けようとしてな」
男友達「ふんふん.......?」
俺「で、加古さんと喧嘩になって、勝った結果なんか一方的に好かれた」
男友達「へぇー...............うん? うーん? .........................??????????」
俺「まあ、そう言う顔になるよな。俺もなった。付き合ってくれって懇願されて、どーしても付き合って欲しいなら友達から、それに、学校にも来ることって言ったら、今日来てくれた訳だよ」
男友達「ごめん、俺の理解の範疇を超えている」
俺「俺が言うのもあれだが、俺もだ」
〜
232 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 19:51:01.61 ID:s23OrSx00
〜帰り道〜
リーシャ「はぁ、はぁ、すんすん........♡ すーはーすーはー、んぅっ..........♡」
俺「...........あの、もの凄い歩行の妨げになっているんですけど」
リーシャ「すまない。でも、直接かがせてもらえないなら、これで我慢するしか.........すぅ、はぁ、すぅ...........♡」
帰り道、加古さんは僕の使用済みのタオルを勝手にバッグから取り出し、口をポカーンと開けて鼻から大きく息を吸い込む独特のスタイルですーはーしてた。
周りの目とかあるし、はっきり言ってやめて欲しい。
それにしても、本当に気持ちよさそうだな。
もしかして本当にいい匂いなんじゃ.........
クンクン
いや、臭い。
自分でもわかるぐらいくっさい。
匂いフェチで、価値観が少しずれているこの加古さん。
どう扱えばいいのか、本当に困る........
〜
ありす「付き合っちゃえばいいじゃん」
俺「それはそれで面倒くさいことになるだろ.......」
結局、あれからタオルは加古さんに持って帰られてしまった。
まあ、タオル一枚ぐらいは良いんだけどさ、今もすーはーされていると思うとちょっと変な気持ちになると言うか.........
ありす「でも、リーシャちゃんはもちろんお兄ちゃんのことは好きでしょ? で、お兄ちゃんも満更でもなさそうじゃん」
俺「そう、なのかぁ..........? うーん...........」
確かに、好意を抱かれるのは悪い気持ちはしないけど、なんか加古さんのはベクトルが違うと言うか.........
ありすが座っている僕の腕の中に潜り込んできた。
ありす「どっちかだよ。もうきっぱり振って二度とすーはーさせないか、付き合ってこの先ずっとすーはーさせるか。ずるずる引きずるのだけは、絶対ダーメ。..........今私に答えなくても良いよ。でも、お兄ちゃんなら私が望む答えを導き出してくれるって信じているよ.......♡」
どっちか、ね........
前者なら、もう加古さんからのアタックは無くなる確率が高い........でもあの加古さんなら諦めない気もするし、逆に意気消沈してしまって二度と関わってこない事もあり得る。
しかし、そうなってしまえば加古さんはまた不登校になるだろうし、絶対に心に大きな傷を残してしまうことになる。
.........俺を好きになってくれたみんなを幸せにする。
言ってみれば、それは俺のポリシーであり、覚悟である。
俺は愛しの妹と一緒にベッドに倒れ込みながら、これからの加古さんとの事を考えた。
〜
233 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 20:34:40.82 ID:s23OrSx00
〜数日後、放課後の空き教室〜
俺「...............」ナデナデ.......
リーシャ「くぅ〜ん...........くぅぅん..............♡」
俺が加古さんを呼び出した空き教室、加古さんは入ってくるなり座っている俺の膝を枕にし、ナデナデを求めて来た。
別に良いやと思い、俺は犬を撫でるみたいに加古さんの各部を撫でた。
本当に犬みたいな声出すなぁ........
それでもニット帽の下だけは何故か触らせてもらえない。
何かあるのだろうか.........?
俺「加古さん。今日で、俺と加古さんが出会ってから1週間ですね」
リーシャ「リーシャって呼んでも良いと言ってるのにな.........♡ くぅ〜ん..........♡ そろそろツガイになってくれよ〜.........♡」
俺は目を瞑り次の言葉を選んだ。
そして口を開く。
俺「俺もそうしたいと思います。結婚を前提に付き合いましょう。会ってからたった1週間ですけど、これからお互いの事は知っていけば良いですしね」
リーシャ「ん? 良いのか? よっしゃ!」
驚くでも無く、戸惑うでも無く、あっさりと加古さんは俺と付き合うことになった。
〜
234 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 20:53:02.98 ID:s23OrSx00
〜
告白した帰り道、俺はこの数日を振り返る。
俺は色々と話したおかげで、加古さんについて色々と知れた。
まず母親が日本人のハーフで、父親は既に亡くなっている。
鼻が良くとても敏感で、匂いフェチなのもそれの影響らしい。
ニット帽の下の事は話したく無いらしく、俺もあまり聞かないようにしている。
好きな食べ物は肉、嫌いなものはチョコレート、ぶどう、味が濃いもの。
.......とかまあ、色々ね。
そんな事を考えていると、口を開けたまま俺の腕にしっかり抱きついて脇の匂いをすーはーすーはーしている加古さんが話しかけて来た。
リーシャ「ふぁ、はぁ...........♡ ぁ、うっ.........♡ な、なぁ、敏嗣。今更なんだが、私と付き合って良かったのか.........? 彼女達はどうするんだ?」
本当に今更だな。
俺「みんな何故かハーレムに寛容でして.........明日、みんなに加古さんと付き合っちゃった事を謝らなければいけませんから」
リーシャ「ハハハ、そりゃそうだな♡ ハハ...........」
加古さんは朗らかに笑っていたけど、夕日を目に映すと何かを考え込むように突然静かになった。
リーシャ「.......ツガイになるんだから、秘密はあっちゃダメだよな」
俺「いえ、そんな事は無いと思いますよ。俺だっていくつも秘密はありますし」
夕日が地平線に消えていく。
加古さんが俺の方を向いた。
リーシャ「............山行くか」
俺「..........? ........そうですね」
いつもと違い思いつめるような表情の加古さんの事が、俺は少し気がかりだった。
〜
235 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 21:04:50.81 ID:s23OrSx00
〜
街を見下ろせるちょっとした展望台。
今日は先客もいず、とても静かだった。
一番星に続き、幾つもの星がマジックアワーの夜空に輝き始めている。
俺「どうしたんですか? こんな所に来て.........」
加古さんは一番明るい星を見ているようで、風が短い茶髪が揺らす。
リーシャ「..........私さ、秘密があるんだ」
俺「そうですか」
次に加古さんが発した言葉は、俺が全然思いもしなかった、どこかで聞いたような言葉だった。
リーシャ「私、ニホンオオカミの末裔って言ったら、笑う?」
俺「............?」
不意に、加古さんがニット帽を外した。
俺「あ................!?」
そこには、2つのピンと立った三角形のもふもふの耳があった。
236 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/10(水) 22:02:18.60 ID:s23OrSx00
リーシャ「お父さんが死んだって話したけどあれは嘘だ。この前見せた写真に写ってた犬、あれがお父さん」
俺「............待って待って。パニック。なんか2作品が混じってる。えっと..........その人間の耳は?」
俺がそう聞くと、加古さんはその人間の耳を取った。
マジか、作り話とかじゃ無かった。
リーシャ「人間と過ごしているときはずっとこれと帽子付けといてってお母さんとお父さんから言われていて........」
237 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 01:36:39.24 ID:hHJVDLqiO
おう、見てるぞ
がんばれ
238 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/11(木) 05:23:42.69 ID:rgODen/T0
加古は狼人間で、父親は犬........ケモノの子って事ね。
オーケイ、それは理解した。
理解はできたが、咀嚼できないんだ。
その時、メキメキと加古さんの身体が大きくなり、ザワザワと毛が生えて来た。
マズルが伸び、爪が鋭く硬く伸びる。
服の下から隠れていた尻尾も出たようだ。
リーシャ「............これが、私の本当の姿だ。ご主人様だから見せた。どうか、受け入れてくれ」
ははーん.........マジで狼人間だったわけね..........
まあ、既にサキュバスもいるしね。
俺は普通に頷いた。
加古さんはそれを見てポロポロと涙を流し、尻尾をブンブン振りながら抱きついて来た。
もふもふしていてとても暖かい........
リーシャ「.............ありがとう...........♡」
俺「こちらこそ、信じてくれてありがとうございます」
ついでのように首元に濡れた鼻先をつけて肺一杯に俺の匂いを吸い込み、パカッ、と口を開けた。
あー、これもフレーメン反応だった訳ね。
〜
239 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/11(木) 05:26:17.28 ID:rgODen/T0
その夜、リーシャと流れでセックスする事に。
どこでどんなセックスを?下1
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 09:09:21.33 ID:Q4T5Qu1RO
サキュバス空間で
お腹を優しくなでながら、四つん這いになった状態でセックス。
241 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/11(木) 14:20:56.55 ID:rgODen/T0
〜その夜〜
はぁ……はぁ……はぁ……♡
……………ん? ここは…………
俺は目が覚めた。
淫魔次元(サキュバスディメンション)…………?
確か、今日はありすとそんな約束は無かったはずだったが………
寝る前、確かありすに加古さんと付き合うことになった、と言うのを伝えたのは覚えているのだが…………
ふと股間に違和感を感じ見下ろすと、そこには毛深い狼人間状態の加古さんがいて俺のチンコにピッタリと鼻をつけてアヘッていた。
リーシャ「は、あっ、ぁっ………♡ 凄いご主人様の匂いぃ………♡ すーはーすーはー♡ んぁっ、ああぁあっ………♡」
ブンブンとしっぽを振り、恍惚とした顔で全力で俺のチンコにスリスリスリスリしていた。
幸せそうだ。
俺「おはようございます」
リーシャ「んぅ、お、おはよぉ…………♡ ご主人様、はぁ、はぁ、はぁ…………♡ 夢の中でも、カッコいいなぁ……………♡」
やっぱり、加古さんも夢だと思っているか。
俺「夢じゃないですよ。まごうこと無き、現実です」
リーシャ「げんじつ……………?」
俺「はい。信じられないのなら、明日の朝俺に確認しに来てください」
リーシャ「ん………はぁ、はぁあ…………♡ 分かっ、たぁ…………♡」
そう言いながらも加古さんは深呼吸を止めない。
俺は呆れながら、加古さんの頭を撫でる。
尻尾がブンブン振られ、微かな風すら顔に感じる。
リーシャ「ご主人様ぁ…………♡ もっと撫でてぇ♡ お腹も撫でてぇ♡」
俺が体制を変え加古さんの脇腹をわしゃわしゃとすると、加古さんはごろんと転がってそのお腹を見せてきた。
そのお腹も望むだけ撫でてあげる。
リーシャ「お、あっ♡ きゅんっ、きゅぅんっ♡ はっ、はぁっ、はっ♡ く〜ん、く〜ん♡」
バタバタバタと飛んでいってしまいそうなほど尻尾が振られている。
匂いが好きと言うならこの体勢の方が良いかと思い、加古さんの顔に丁度俺のチンコが来る位置に移動し、ナデナデを再開する。
リーシャ「あっ、あぅっ♡ あぅぅんっ♡ きゅう、きゅう♡」
この体勢は正解だったらしく、さっきより更に気持ち良さそうに、嬉しそうに鳴き、尻尾を振る。
俺はふと思いつき、撫でる場所をお腹からその大きくは無い胸に移動した。
全体をプニプニ、毛に埋もれた乳首をくにくにする毎に、加古さんが嬉しそうに吠える。
リーシャ「きゃうっ♡ きゃうわぅ、あぅんっ♡ きゃぅぅぅっ♡」
そして、唐突にビグッ! と大きく跳ねてから静止した。
俺「大丈夫ですか?」
リーシャ「はーーっ………♡ はーーっ………♡」
加古さんは夢中で俺のチンコの匂いを嗅いでるようで、返事は無かった。
リーシャ「はぅ、きゅうきゅう…………♡ んぅ…………♡」
ゆっくりと起き上がり、犬のようにすりすりぐりぐりぺろぺろと最大限のスキンシップを取る加古さん。
その可愛らしい本能的な姿に、俺の性欲もチンコもはち切れんばかりに膨張していた。
242 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/11(木) 18:20:15.51 ID:rgODen/T0
俺はそろそろ始めようと思い近くを探すと、いつも通りのバスケットを見つけた。
中には山盛りの色とりどりのゴムが入っている。
サキュディメ(サキュバスディメンション)での性行為の影響は現実世界と繋がっているため、ゴムを付けずに中出ししてしまうとそのまま妊娠してしまう危険がある。
最終的には子供も作るつもりだが、今はまだ中学生。
来るべき時が来るまで、生中出しだけは避けるつもりだ。
リーシャ「きゅーん、きゅーん........♡ へっへっへっへっ.......♡」
ゴムを装着した俺が加古さんを見ると、加古さんは既に四つん這いになり俺に発情しきってぷっくりと充血しているアソコをふりふりと見せつけていた。
俺は獣のようにその加古さんに後ろから抱きつき、アソコにチンコを押し付けた。
俺「い、挿れますよ、加古さん...........♡」
リーシャ「きゅんっ、きゅぅ、ぁう、ご主人様ぁ♡」
ずぷ、ぷ........♡
リーシャ「ぁっ、ぁあああっ、きゅぅう〜〜〜っ♡」
加古さんは俺のチンコが入ると同時に高い声で鳴いた。
そのまま少しずつ、少しずつ加古さんの処女膜を破りながら、奥に侵入していく。
加古さんの膣内はみんなよりも熱く、感触も全然違った。
途中痛かったらしく、「キャンッ!」と俺の手を噛んだが、お腹や胸を撫でてあげるとすぐに離してくれた。
処女を貰ってからしばらく後、俺は子宮にピッタリと亀頭をくっつけた。
リーシャ「くぅ〜ん.......♡ くぅ〜〜ん.......♡」
切ない声で鳴きながら、あぶあぶと俺の指をよだれまみれにしながら甘噛みしている。
俺「かわいいですよ、加古さん.......いや、リーシャ」
リーシャ「くぅうぅ〜ん♡」
加古さん改めリーシャは、さらにあぶあぶとジャーキーでも噛むように俺の指を味わう。
俺「動くよ、リーシャ」
リーシャ「わう♡」
俺は体を後ろに動かした。
愛液が飛び散るくらいに濡れまくったチンコが外気に触れて、リーシャがのけぞる。
リーシャ「あっ、あぅうっ♡ きゅんっ♡」
俺「はぁ、はぁ.......♡」
そして身体を前に動かすと、まるでみずみずしい果実を切ったようにリーシャのアソコから愛液が吹き出した。
リーシャ「きゅっ、くぅ〜んっ♡ くぅんっ、くぅんっ♡」
俺「はっ、はっ、はっ.......♡」
リーシャの本能に当てられてか、俺も理性が薄くなってきた。
意識ははっきりしている、でも欲望がどんどん溢れ出してくるんだ.........!
俺は腰を動かし始めた。
リーシャ「あっ、ぁぅっ、きゃんっ、わうっ♡」
俺「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ♡」
バチュ、パチュ、パチュ、バチュ♡
気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい、気持ちいいっ♡
あぁっ、リーシャ、リーシャ、リーシャ、俺のメスっ、俺のメスっ、俺のメスぅっ♡
バチュンッ♡
ビュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♡ ビュッ、ビュゥウウウウウ〜〜ッ♡
リーシャ「きゃぅぅうんっ♡」
俺「お、ぉおおっ、おおおおおっ............♡」
もっとだ、もっと、もっと快楽を、もっと.........!
243 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/11(木) 18:47:27.46 ID:rgODen/T0
孕ませなければ..........こんな邪魔な物なんて必要無い...........
俺はリーシャからチンコを抜くと、ゴムを投げ捨てた。
そして何も付けないままチンコを当て、そのまま挿れようとして理性が引き止めた。
...........いや、ダメだ、落ち着け、俺...........
俺は何とかゴムの山に手を突っ込み、袋を破って装着した。
この一線だけは、超えてはいけない、俺........!
また理性が力尽きたように本能に塗りつぶされた。
目の前のメスの尻をガシッと掴んで挿入する。
俺「ぐぅっ、ふうっ、ふぅうううぅぅっ!」
リーシャ「きゃんっ♡ きゃんっ♡ きゃんんっ♡」
ばすんっ、ばすんっ、バッコバッコ♡
俺「ぉおおおおっ♡ うっ、ぅおおおおおおっ♡」
リーシャ「きゃふっ、くぅんっ、きゅぅぅうん♡」
交尾だった。
セックスなんて生温い物じゃなくて、交尾だった。
俺「おぉおおおおおおおおおおおっ♡ がぁあああああっ♡」
リーシャ「きゃんっ...............♡」
ガクンッ、とリーシャが白目を向いて気絶したが、構わず動き続けて射精した。
ビュルルルルルルルルルルルルルルルルッ♡ ドクンッ、ドクッドグッ、ドグッ........♡
俺「ぁあああぁぁっ..............♡」
気持ちいい.........
俺はリーシャからチンコを抜き、今度はしっかり結んでまたゴムを投げ捨てる。
そして微かな精神的賢者タイムの内に急いで装着する。
この時間の内に付けなければ、また本能に支配されてしまう.........
リーシャは気絶から目覚めたらしく、また俺に向けてフリフリと尻を振っている。
その様子が可愛くて、愛おしくて、ブツンと理性が消えた。
俺はリーシャを襲った。
〜
244 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/11(木) 20:26:36.74 ID:rgODen/T0
〜
リーシャ「っは.........♡ はぁ、はぁ............♡ くぅ〜ん........♡」
ペロ、ペロ、と狼人間の形態で俺のチンコを舐めるリーシャ。
その膣口からは取り残されたゴムの頭がのぞいており、そこから静液がごぷごぷと流れている。
あれから何十ラウンドも人間形態と狼人間形態を行き来しながらまぐわい、ゴムの山を半分ほど使い切った。
そろそろ現実世界では朝になっている頃だろう。
お掃除フェラをしているリーシャの頭を、お腹を、俺は撫でた。
リーシャ「はぁ.........はぁ............♡ ...............ご主人、様.............♡」
俺「お願いだから、人前では別の呼び方にしてくれよ........」
リーシャ「くぅん..........♡ 分かったぁ...........♡」
そう言うと、疲れ切ったようでリーシャはゆっくり目を閉じて、寝息を立て始めた。
このサキュディメの利点は周囲を気にせずにセックスできるだけでなく、しっかり睡眠した効果も取れるところだ。
俺もリーシャの毛皮に埋もれながら、目を閉じた。
おやすみ、リーシャ.......
〜
245 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/11(木) 20:27:33.64 ID:rgODen/T0
〜リーシャ編終わり〜
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 20:35:06.90 ID:ARspev7rO
敏雄とえみるのショートサブストーリーや、元彼女たちとのエロ話とか見たいなぁ
247 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/11(木) 21:06:56.85 ID:rgODen/T0
〜シャル編〜
シャル(14)
種族 ハーフエルフ
年齢 17
名前 シャル
見た目 金髪ロング碧眼のAカップ。童顔。
出会い 人気のない夜道で倒れていたところに声をかける。
惚れ方 ハーフエルフである自分を嫌悪しないし、優しくしてくれるから。
備考 ハーフエルフという理由で村のエルフから裏切られ奴隷商に引き渡されるところで逃走し、ボロボロになるまで走り、体力が尽きて倒れていたところ、こっちの世界に移動してきた。生まれてから忌み嫌われてきたので、生まれて初めて優しく接してくれた敏嗣にベタ惚れする。気弱で涙もろい性格。
〜
あれから数ヶ月、季節は風が冷たくなってくる秋から冬に移り変わる頃。
分かっているとは思うが、あの翌日、俺は土下座した。
やっぱりケジメとしてな。
リーシャは俺の彼女になり、呼び方も人前では「敏嗣」に直してくれた。
.......ときどき「ご主人様」が溢れてしまうがな。
ちなみにこのプライベートでのご主人様呼びはそのまま。
俺も別に悪い気はしないし、リーシャもそう呼びたいらしいし、何より興奮するからな。
因みに何度かリーシャの家にも遊びに行ったことがあるが、確かに表向きには大きめの犬を飼っていた。
それがリーシャの言うとおりお父さんだったわけで、急に喋り出したときには某携帯CMの父かとマジで驚いた。
あれとは違い生まれつき狼だった訳だけどな........
リーシャ「じゃあな、ご主っ......敏嗣!」
俺「ああ」
今日はリーシャとのデート日だった。
相変わらず耳は隠せないらしく、人間の付け耳とニット帽を被っている。
リーシャと別れた俺は人気のない肌寒い夜の街をぶらぶら歩いていた。
その時、数年ぶりのあの感覚が俺を襲った。
..................タスケテ..............ダレ、カ,,,,,,,,,,,,
俺は振り向いた。
誰もいない........
まるであの時のようだ。
あの時..........ありすを拾った時のように,,,,,,,,,,,,!
俺は直感のままその声に従い、走った。
そして、その声の導きの終着点に着いたが.......
そこは人気のない夜道だった。
俺「誰かいないのか........?!」
返事は無い。
もしかして、空耳だったのか.........?
もう少し探そうとゴミ捨て場近くを見た時.......
金髪少女「.................」
俺「...........!?」
ワンピース一枚のボロボロの金髪少女が生ゴミの間でぐったりしていた。
元は綺麗だったであろう裸足には鉄の枷がついており、何キロも走ったように皮がむけて傷だらけ血だらけだった。
しかし、状況からして歩いてきて力尽きてそこで倒れた、と言うよりも、力尽きてからそこに現れたような..........?
...........なんか、耳が尖っている気もするけど気のせい気のせい。
俺は少女の脈を測る。
とても冷たい、それに、脈も弱い..........
俺「も、もう大丈夫だからな.........! 死ぬなよっ.......!」
俺はゆっくりその謎の金髪少女をおんぶし、なるべく揺れないように走っていった。
〜
248 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/11(木) 21:08:29.99 ID:rgODen/T0
>>246
実妹のえみるとの情事はもちろん書きますが、元彼女とは?
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 21:13:39.19 ID:txQqn34xO
えみるだとお母さんになってしまう
250 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 21:21:49.06 ID:ARspev7rO
敏嗣がハーレム結成してる一方、敏雄とえみるのセックス事情ってこと
元彼女 → 現彼女の間違いだった。ただ単にかぐやや杏のセックス描写も見たいと思って
251 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/11(木) 22:10:32.94 ID:rgODen/T0
そうですね、シャル編が終わったら手を付けてみます。
あと、【.】がたまに【,】になっているのは申し訳ない。
252 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/12(金) 03:27:18.43 ID:EE9JPxSd0
〜翌朝〜
俺は目が覚めた。
昨日の夜は大変だった.......
俺が持って帰ってきたこの少女、どうやら人間じゃ無いらしく耳が長い。
何かの病気で耳が長い、と言うのもあるかもしれないが、怪我の具合から虐待の可能性もある為父さんと母さんもとりあえずは治療と体調の安定に走った。
俺もぬるま湯を用意したりボロボロの足に包帯を巻いたり色々とした。
あの鉄枷は今は外すことが不可能な為、治療してから布を間に入れて様子見する事にした。
とりあえずは一時保護、と言う事になるだろうな.......まるでありすの時みたいだ。
そう言えばそのありすだが、金髪のこの少女を見てやっぱり境遇に近視間があるらしく、何か思うところもあるらしい。
その時俺は、誰かが左腕にしがみついている事に気づいた。
ははーん、ありすだな.......と思いながら横を見て、金髪が目に入り、しばし硬直。
思わず二度見した。
俺「............!?」
なんっ............なんでここにこの子が.........!?
だ、だって父さんと母さんの部屋にいたんじゃ.........!?
その時、もにょもにょとその少女が身をよじり、ゆっくり目を開けた。
その目は、ありすと対照になるように綺麗な青色だった。
金髪少女「...........っ..........!」
そして逃げるように体を硬らせて、ベッドから転がり落ちた。
俺「ちょっ、大丈夫!?」
少女は素早く移動すると、部屋の隅で野良猫みたいに俺にむけて歯を剥き出しにしている。
じゃあなんで昨日の夜俺の横に........
〜
あの少女は俺の部屋の机の下で落ち着いたのでとりあえずパンがゆを作って置いておいたが、食べてくれるかどうか........
その内に、俺達は家族会議を開いた。
参加者は俺、ありす、父さん、母さん。
えみりと末っ子は別室で遊ばせている。
父さん「..............どうしようか」
母さん「と、とりあえず、またありすの時みたいに児相に行く.........?」
俺「でも...........長い耳に金髪、怪我、それに極め付けは鉄枷だよ.........? 絶対普通じゃ無いって...........」
ありす「うん、普通じゃない...........あの子、この世界の子じゃ無いよ」
その時、ありすが変なことを言い出した。
この世界の子じゃ、無い........?
父さん「ありす........ふざけるのは止めなさい」
母さん「あの耳は多分生まれつき、だと思う.........異世界転生なんてファンタジーなものじゃ無いって事は、言い切れるよ」
まあ、それはそうだろうね.........
ありす「ううん、転生じゃ無い、転移。それも、十中八九私と同じ世界から来た..........」
俺は思わず立ち上がった。
なん、だって.........?
そうだ、思い出してみればありすの前世はサキュバス。
実際に異世界転生を成しているありすがいう事なら、信憑性はグッと上がる。
父さん「ありす、父さん達は真面目に.........」
ありす「ごめんね、お父さん、お母さん。あの子、家族にするね。だから、ちょっとイジるよ」
ありすがカッと目を開いてピンク色の波紋を放った。
久しぶりに見たな、あれ........
俺「って父さんと母さんに何してんの!?」
ありす「いつもみたいに認識をいじった」
さも当たり前、というようにさらっと言うありす。
..........ん?
俺「いつも.........?」
ありす「あ、ううん、なんでも無い! ..........とにかく、あの子はこの世界の子じゃ無いの。多分、本物のエルフ」
俺「そうか.........まあ、もう身の回りにサキュバスも狼人間もいるから疑わないんだけどさ」
253 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/12(金) 03:49:24.20 ID:EE9JPxSd0
俺は父さん達の方を見た。
父さん「...............?」
母さん「あら、私達............?」
2人してぼーっとしている。
俺「で、あれどうするの? どう認識を改変したの?」
ありす「えっと、あの子が異世界のエルフって言うのは言ったよね。だから、この世界には親がいない。耳も長いし、状況からして多分養子にもできない。だから強引にちょっと常識を変えて、一緒に住めるようにした」
俺「チートだなその能力」
ありす「まあ、とりあえず即興でこの場をやり過ごすための催眠だけどね。.......もしあの子から話を聞けるようになって元の世界に帰りたいって話なら、その時はその時。さ、家族会議の続きやるから座って座って」
俺「分かった」
俺が椅子に座り直すと、父さん達が何事もなかったかのように話し合いを再開した。
父さん「...........とりあえずあの子には慣れてもらうしか無いな」
母さん「そうだね........でもあの様子だと、難しいかもね........」
まるで人間ではなく子犬を拾った時のような会話。
子犬とすると、既に飼うという話まで進んでいるようだ。
その時ありすが袖をくいくいとひっぱり、発言をするように促した。
俺は手をあげる。
俺「じゃあ、俺が責任とって面倒をみる」
父さん「面倒をみるって、ペットじゃ無いんだからな.........」
母さん「うーん.........でも、そうした方が良いかもね。もちろんご飯とかはお母さん達がきちんとつくるよ。私は末っ子ちゃんのお世話でいそがしいから、あの子のお世話係をお願いできるかしら?」
俺はその母さんの言葉に頷いた。
少し強引なやり方ではあるが、そうして名前も知らないエルフの少女は、暫定とはいえ俺たちの家族になったのだった。
〜
254 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/12(金) 03:50:57.16 ID:EE9JPxSd0
眠り半分なので、文章が変になっているかもしず申し訳ございません。
寝ます。
255 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/06/12(金) 03:57:21.16 ID:pT+CViFNO
おつ
256 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/13(土) 12:28:44.94 ID:12ZLMt+/0
〜
金髪少女「う、ぅううぅぅ..........!」
あれから数日が経ったが、相変わらず金髪の少女は心を開いてくれない。
もし毛があれば逆立っているのが分かるだろう。
俺がご飯のプレートを持って近づくと、より一層怯える。
俺「大丈夫、大丈夫だから........ご飯だよ」
金髪少女「ふーっ、XXXX........!」
やはり、言語のようなものを話しているな......理解はできないけれども。
俺はゆっくりとプレートを置く。
金髪少女「XXXXXX.........」
俺が離れると、恐る恐ると言った様子で少女はプレートに近づき、スプーンを使って食べ始める。
教えてもいないのに、最初から使い方を分かっていたらしい。
俺はそれをじっと、何もせずに見守った。
その時、少女がスープをカーペットに溢した。
少女は何故かひどく怯え、涙を流しながら慌てたように自分のワンピースでゴシゴシと拭き始める。
俺「ちょ.......!?」
金髪少女「.............XXXXXX......! ........XXXXX..........!」
その様子は、まるで何度も何度も謝っているようだった。
俺はこれ以上ワンピースが汚れるといけないので、ふきんを取り出して拭こうとした。
すると、少女はビクッと震え、身体を縮こまらせ目を瞑った。
極寒にいるみたいに、ガタガタと震えている。
俺「............大丈夫、大丈夫だから...........」
俺がその少女の手に触れると、少女の体がまた跳ねた。
でも、ゆっくり撫でると、徐々にその震えは弱まっていく。
少女が目を開けて俺を見た。
金髪少女「…………XXXX……?」
何かを聞いてきた。
俺「大丈夫だから………大丈夫………俺は、君を傷付けないから………」
俺はまだ僅かに震えている少女の手を離し、カーペットを拭き終えると、また少し離れて少女が食べ終わるのを待ってから、プレートを回収した。
俺が部屋を出ていく時も、少女は静かに俺を見ていた。
〜
257 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/13(土) 12:31:02.03 ID:12ZLMt+/0
因みに金髪少女の見た目ですが、実年齢よりも幼く、10歳程に見えます。
パンツは履いていません(新しい服を着てくれないため)
トイレは敏嗣が連れて行っています。
258 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/13(土) 13:32:22.75 ID:12ZLMt+/0
〜
更に数日が経った。
金髪ちゃん(仮)は俺を危険では無いと判断してくれたのか、少女は徐々に心を開いてくれた。
怯える事なく一緒のベッドで寝るし、一緒にお風呂も入ってくれる。
とは言ってもまだ行動範囲は家の中限定で、まだ俺以外の人間への恐怖意識は残っているらしく俺がいないと一緒に食事も取れない。
しかし、逆にいうと俺がいれば家族みんなで食事を取れるようになるまでなった。
また、末っ子ちゃんを可愛がるようにもなった。
喋っている言語も分からないが、それでも守るべき存在として認識してくれるようだ。
何もかも手探り状態だが、少しずつ良い方向には向かっているようだ。
………しかし、この生活のせいで俺の方は困った事になっている。
かぐや『最近デートしてくれなくて寂しいわ』
麗華『わたくしもですわよ。お家の事情は分かりますけれども、そろそろ性欲が限界になりそうですの』
杏『オンライン対戦だとラグが多い。早くどうにか会えない?』
真桜『ジョギングも少なくなったよね』
リーシャ『これがほうちぷれいというものか?ごしゅじんさま』
いつの間にかにありすが作っていたグループLI○N『としつぐのハーレム』にて、色々な会話が飛び交う。
最近俺は金髪ちゃんのお世話のために寄り道もデートも出来ないからな……
金髪の女の子を拾ったという事情を話し、納得してもらってはいるが、溜まるものは溜まる。
とりあえずみんなに謝り、リーシャにはそれは違うと否定しておく。
今日は麗華とサキュディメするか………隣に金髪ちゃんがいるからあんまりしたく無いんだけど、しょうがない……
俺がスマホを置くと、隣にいた金髪ちゃんが興味深そうにそれを見ている。
俺「これが気になるの?」
俺が画面を開くと、金髪ちゃんはスマホという存在を初めてみるらしく、とっても驚いていた。
そして猫ちゃんの動画を見せると、何度も何度もスマホの後ろをのぞいたり、横から見たりして、魔法でもみるような反応だった。
金髪少女「XXXXX......? XXXXXX!?」
俺「本物はいないよ。これはスマホ。画面に写っているだけ」
金髪少女「..........? ..................?」
戸惑う姿が可愛かった。
〜
259 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/13(土) 15:30:13.41 ID:12ZLMt+/0
〜
金髪少女「と、とー............」
俺「ん、どうしたの?」
ある日一緒にお風呂に入っていると、金髪ちゃんが何かを言おうとしていることに気づいた。
金髪少女「と、と.......とし、つぐ.........?」
俺「............っ!?」
金髪ちゃんはしっかり俺を指差してそう言ったのだった。
俺「お、俺.......? 俺の事、言ったの...........?」
金髪ちゃんはコクコクと頷く。
そしてもう一度俺に言う。
金髪少女「としつぐ!」
俺は思わず浴槽を飛び出して、タオル一枚で父さんと母さんにその事を報告しに行ったのだった。
〜
それからの金髪ちゃん........いや、シャルの言語成長は凄まじかった。
なぜシャルかと言うと、本人がそう名乗ったからだ。
シャルは言葉を覚えた手の子供、いや、それ以上のようにペラペラと沢山の物事を喋り、自分から学びたいと近くの家族に声をかけ回り、学習アプリでも遊びまくり、スポンジのように吸収していく。
シャル「としつぐ、としつぐー」
俺「はいはい。今度は何かな?」
俺を呼んだシャルは、テレビを指差してはしゃいでいる。
シャル「アレナニ? ミズおっこっテル! ざーッテ!」
俺「ああ、あれは滝だよ。た・き。川が崖から落っこちているんだよ」
シャル「カワおっこチル? ヘー、タキ、タキ.......スゴイ!」
俺「シャルは偉いねー」
俺がシャルの頭を撫でると、えへへと言いながら俺の手にすり寄ってきた。
シャル「しゃるガンバル、ガンバッテコトバオボエル♡ .......えへへ〜♡」
俺「うんうん。頑張ってね」
〜
ある日、シャルがAmaz○nの映画の1つに目をつけた。
いわゆるファンタジーもので、1つの指輪をめぐって冒険する、3部作の大長編映画だ。
シャル「コレミターイ」
俺「分かった、じゃあちょっと待ってね.......」
シャルはまだテリトリーが家の中だけで、父さん、母さん、ありすとえみり、そして俺という家族にこそ心は開いたが、まだ外にお散歩、というレベルにはなっていない。
本人も憧れてはいるが、まだ怖いと自分で言っているため連れて行っていないのだ。
ちょっとずつ俺もシャルのお世話に省く時間が少なくなってきており、みんなとのデート時間なども戻ってきた。
こうして映画を見て外出できないストレスを埋めてくれるのなら、俺も助かる。
〜
260 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/13(土) 15:57:26.45 ID:12ZLMt+/0
〜
シャル「としつぐー、きてきてー」
俺「はいはーい」
シャルが俺を呼んだ。
映画を一時停止しているので、また俺に単語の意味とかを聞こうとしているのだろう。
シーンは、ちょうど灰色の服を着た魔法使いが炎の魔法を放っている所だった。
シャル「オカアサンコレデキルネー。リョウリシテルトキ」
俺「ん、魔法を.......? ああ、コンロのことね。あれは魔法じゃなくて、機械だよ」
シャル「こんろ? キカイー? てれびトイッショ?」
俺「そうそう。魔法とは違うの」
シャルは首を傾げたが、理解してくれたみたいで頷いた。
そして、不意に両手を差し出した。
シャル「しゃる、デキルヨー」
俺「え?」
ポッ、とシャルの手の中に蝋燭の火ぐらいの小さな灯火が現れて、しばらく燃える。
シャル「ん.........ハア、ハア.........コレクライシカデキナイケド、デキルンダヨー」
俺「............か、母さん、父さぁぁぁぁああぁんっ!」
俺はダッシュで2人に伝えに行った。
しかしありすの催眠の影響か、2人は実際にシャルの魔法を見ても「シャルは良い子だなー♡」とか、「将来は魔法使いかしら♡」とか、褒めるようなことしかしなかった.........
ありすの催眠さえなければものすごい驚いてくれるのに.........
俺はちょっと、ありすの催眠の効果を恨んだのだった。
〜
261 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/13(土) 17:08:35.26 ID:12ZLMt+/0
〜
シャル「としつぐー、としつぐー」
俺「なにー?」
2日かけて例の3部作を見終わったらしいシャルが俺に声をかけてきた。
シャル「ゴイがソロッタカラ、しゃるノカコヲハナシターイ」
俺「シャルの、過去.........?」
シャル「ウン」
シャルの過去、というのは、この世界に来る前の事なのだろうか。
シャルが俺の腕の中にぽすんと座り込んできて、体重をかけてくる。
シャル「...........しゃるネ、えるふジャナイノ.........はーふえるふナノ........」
俺「はーふえるふ.......純粋なエルフじゃ無いって事?」
シャルはほんの少し頷き、震える声で続ける。
シャル「ゴメンネ、ヤサシクシテクレテイタノニ、ダマシテ.......えるふジャナイッテシッタラ、としつぐモイヤダト、オモッテ.......ッ.........!」
シャルが声を殺して泣き始める。
俺はその頭を撫でる。
俺「大丈夫だよ、シャル。過去に何があったかは分からないけど、俺はそんな事でシャルのことを差別なんてしないよ。だって、シャルはシャルだもん」
ハーフエルフ、やはり、シャルはエルフの一族の1人だったわけか。
どうりで魔法が使えたりするわけだ.....
シャル「と、としつぐぅぅぅぅぅ..........! うー.......ひぐっ、ひぃ〜ん.......!」
俺はシャルの頭をナデナデする。
俺「好きなだけ泣いて良いから。いくらでも、泣いて良いから.......」
シャル「ひっ、っひぐ........! ぅっ、ひぁうううぅぅう..........!」
〜
シャルは泣き止んだ。
今もたまに鼻を啜る音が聞こえる。
俺の部屋だったからか、父さんも母さんもシャルが泣いたことには気付いていない。
俺はただ静かにシャルの頭を撫でていた。
ぽつりぽつりと、シャルが過去を話し始める。
シャル「...........しゃるネ、えるふノムラニウマレタノ。オカアサンガえるふデ、オトウサンガ、タビビトのニンゲン......オトウサンはタビビトダカラドッカイッテ、オカアサンハしゃるヲウンダトキニシンジャッテ、しゃるハオバサンニヒキトラレタ.......ミンナ、しゃるガはーふえるふデモフツウにソダテテクレタト................オモッテイタノニ...............オモッテ、イタノニ............!」
俺「辛かったら話さなくて良いよ、シャル........」
フリフリと首を横にふるシャル。
意地でも話すようだ。
シャル「ウラギラレタ.......しゃるハドレイショウニンにタカイオカネデウラレタ。オリにイレラレテ.......ムラノミンナカラヒドイコトイワレテ.........! .....オバサンカラモ『はーふえるふノケガレタチのオマエナンカ、ウマレナキャヨカッタ。アネはバカダッタ』ナンテイワレテ.........ソレカラ、クサリツケラレテ、ドレイのバシャニノッテ........ナントカスキをツイテ、ニゲテ、ニゲテ、ニゲテニゲテ......」
そんな辛い過去があったんだ.....
俺がシャルを抱きしめると、シャルは俺の指をキュッと握りしめた。
シャル「モウハシレナクナッテ、しゃるハモウシヌカトオモッタ。デモ、としつぐガタスケテクレタの。サイショはコワカッタケド、ヤサシクシテクレテウレシカッタ。イマは、ダイスキダヨ........♡ ......アリガト、としつぐ.......♡」
俺「うん。.......あの時、シャルが助けを求める声が聞こえてきたんだ。助けを求めてくれたから、俺も見つけられた。.......本当に良かった」
シャル「ウン.......♡」
ゴロンと体勢を変えて、シャルが猫みたいに丸まった。
ちょと鉄枷が痛いけど.......
そのまま俺がシャルを膝の上で撫で続けると、シャルは目を閉じて眠ってしまった。
本当に良かったと思いつつ、そろそろこの鉄枷、もといその悲しい過去ともおさらばさせてやろうと思ったのだった。
〜
262 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/13(土) 17:31:13.88 ID:12ZLMt+/0
〜
ガチャガチャガチャ......
シャル「としつぐ......イタイ?」
俺は色々な道具を準備していた。
父さん同伴で、日曜大工のような道具をたくさん準備する。
俺「もしかしたら、痛いかもね.......でも、痛く無いように気をつけるから」
シャル「..........ウン........!」
シャルが俺の手を握って、覚悟を決めたみたいにぎゅっとした。
父さん「...........じゃあ、始めるぞ」
父さんがシャルの足と鉄枷の間にガチガチに絞った濡れタオルを挟む。
俺はハンドソーを手にもち、鉄枷を外側から擦り始めた。
ゴリゴリゴリゴリゴリ........!
シャル「.........っ........!」
俺「..........堅いな」
父さん「まあ、鉄だからな。気を付けろよ」
俺「分かってるって。.......絶対にシャルには傷つけないから」
順調にドーナツ型の鉄枷は内側に向けて削れて行った。
しかし、中程まで行った時......
ギギギギギギギギ........!
俺「なんだコレ......?」
父さん「どれ、見せてみろ。..............ん? ........なるほどな。どうやら、簡単に外れないように中に別の堅い金属が入っているらしい。このままだとハンドソーの方が削れていくだろうな」
俺「マジか.........」
父さん「使うか、電ノコ」
俺「早速!?」
父さん「準備しろ、敏嗣」
俺は父さんの指示通り、濡れタオルを外し防護板を挟み、火花が飛び散っても大丈夫なようにシャルの身体にシーツを被せた。
シャル「コ、コワイヨォ........としつぐぅ........!」
俺「大丈夫だから、大丈夫だから..........」
俺は安心させるためシャルの手を握る。
後の操作は父さん任せだ。
父さんはシャルの足を作業台に乗せ、固定し、電ノコの電源を入れた。
まるで歯医者のようだが、シャルは今、それとは比べ物にならないほどの恐怖を感じているだろう。
テストで父さんがハンドルを掴み少し下に下ろすと、大きい金切音がしてシャルがビクッと震えた。
父さん「よし、行けそうだ。.....敏嗣、シャルを頼んだ」
俺「........うん.........!」
シャル「ひ、ひぐっ、ぐすっ.......!」
俺「シャル、大丈夫だから、俺がいる........!」
シャル「と、としつぐ.......!」
母さんも、ありすも、心配そうにベランダから見ている。
手を握ることしかできない俺が情けない.........!
263 :
◆DLsVqu3F.A
[saga]:2020/06/13(土) 17:54:03.53 ID:12ZLMt+/0
父さんがゆっくりと歯を下ろした。
激しい火花を散らせながら、まるで豆腐に包丁を下ろしていくみたいに鉄枷が切れていく。
シャル「っ、ぅっ..........!」
俺「っ..................!」
音が止まった。
見ると、既に鉄枷がすっぱり切れていた。
父さん「ふぅ.........とりあえずは大丈夫そうだ。反対もやるぞ」
そうだ、まだ半分だ.......
父さんは鉄枷を180度回し、電鋸を下ろす。
火花が散る。
シャル「としつぐ、としつぐ.........!」
俺「もう終わるから、シャル........!」
その時、バキン、と鈍い音が鳴り、ガランッと何か堅い音が2つ落ちる音。
父さん「................フー..........」
父さんが電ノコの電源を落とし、フェイスガードを外した。
シャル「あ.........としつぐ、としつぐ..........」
シャルが涙をポロポロ流しながら足を動かす。
その足にはもう忌々しい過去なんて巻きついていなかった。
自由だった。
俺「..............よか、った............!」
シャル「としつぐぅぅうぅぅぅ.......!」
シャルが抱きついて来たので、俺は抱き返した。
末っ子ちゃんを抱っこした母さんとありすとえみりが喜んでいる。
父さん「っしゃぁあああああっ! 見てたか異世界の奴隷商人とやらがよぉっ! 相上家の絆舐めんなぁあああぁああっ!」
父さんが勝利の雄叫びをあげた。
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