【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その15

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1 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/25(木) 23:02:44.97 ID:c7mHX2Cf0
このスレは安価やコンマで、剣と魔法な世界を生き延びていくスレでした
無事に本編を終え、おまけイベントまで行えるのもご参加くださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございます
亀更新、深くは考えていない行き当たりのため、途中で色々変わってしまうかもしれませんがご容赦を

1スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1540304018/
2スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1542121865/
3スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1543929376/
4スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1545921848/
5スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1548681923/
6スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1551797151/
7スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1554041371/
8スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1556032998/
9スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1559569280/
10スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1562509135/
11スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1567088566/
12スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571062469/
13スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1580309195/
14スレ目:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1586528819/

2 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/25(木) 23:04:08.49 ID:c7mHX2Cf0
〜簡単な当スレの解説〜

※ストーリーそのものは1〜10スレ目で完結済です
※キャラクター詳細や歩んだ道のり等は、過去スレをご参照ください
※1000ボーナスや残ったゾロ目チケットを消費してのおまけのイベントがメインのスレとなります
※多分、これが最後の筈?
※これまでのおまけは以下の通り

EX1【戦いを終えて〜〜深紅の令嬢との約束〜〜】
EX2【戦いを終えて〜〜帝国皇女姉妹の冒険〜〜】
EX3【戦いを終えて〜〜聖国新米衛生兵の奮闘〜〜】
小イベ『綺麗綺麗しましょ』
EX4【戦いを終えて〜〜帝国皇女と王国騎士の触れ合い〜〜】
EX5【戦いを終えて〜〜帝国恋愛模様〜〜】
EX6【戦いを終えて〜〜帝国第二皇子の初体験〜〜】
小イベ『歌うことは心の豊かさ?』
EX7【戦いを終えて〜〜帝国恋愛模様・今と過去〜〜】
EX8【戦いを終えて〜〜帝国メイド長と可愛いコ達〜〜】
EX9【戦いを終えて〜〜帝国兄妹の旅行〜〜】
EX10【戦いを終えて〜〜聖国・愛の祭り〜〜】
EX11【戦いを終えて〜〜かつての帝国皇女姉妹〜〜】
EX12【戦いを終えて〜〜三国教育事情〜〜】
EX13【戦いを終えて〜〜帝国第三皇子と大切な人達〜〜】
EX14【戦いを終えて〜〜帝国第一皇女に迫る闇と王国騎士〜〜】
3 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/25(木) 23:04:37.50 ID:c7mHX2Cf0
・このスレは参加して下さる皆さんのおかげで成り立っています
・行動選択、多数決以外でのゾロ目は基本的になんらかのボーナスがつくと思います(状況的に奇数より偶数ゾロの方がいい結果が多いです)
・判定は通常判定と特殊判定がありますが、基本的に差はありません。特殊判定はゾロ目チケットが使えないだけです
・ゾロ目の中でも00はハイパークリティカル。確実にプラス傾向のイベントになります
・頻繁に安価とコンマ判定が飛びます
・質問には答えられる範囲で答えます
・特殊判定は判定内容により、高コンマがよかったり低コンマがよかったりと変化します
・コンマ結果は全て運です。誰かを責めたりせずに楽しみましょう。自分を責めるのもやめましょう。ある意味ここが一番大事です
・おまけのイベント等は、その都度安価募集。多数決とコンマを用いて採用します
・処理している情報量が増えた&想定外なこと乱舞の為、数値を間違えることが多々あります。お許しください
・抜けている判定などがあれば、ご指摘をお願いします
4 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/25(木) 23:09:19.61 ID:c7mHX2Cf0
こんばんはー
また誘導前に前スレが埋まってしまい、書きあがり次第次スレを建ててそのまま投下しようと思いましたが、
予定よりも時間が作れず、もう少しだけかかりそうなので先に生存報告をしておきます……
うまくいけば明日の夜か明後日の夜には投下できると思います
そして前スレの一夜傾向コンマ判定結果は以下の通り

特殊判定結果    
(前スレ>>993>>994

マックスとキアラの一線越え、どんな具合?
(基準値以下でゆったりソフト。基準値以上でしっかりしっぽり。ゾロ目で……?)


1マックス

50>27(好きだからこそ、ちゃんと接したい!)

※基準値を下回った為、マックスは一線後はまた節度を保ちたいようです

2キアラ

50>39(わ、私にも呪術がかかっていたのかな……///)

※基準値を下回った為、キアラは一線後はまた節度を保ちたいようです


※キアラの値がマックスを上回った為、キアラがほんの少し押していくようです
※二人とも基準値を下回った為、一夜の後にまたプラトニック思考に戻りそうです

……ある意味らしいと言えばらしいのですが、なかなか塩梅に苦労したかも
ちょっと数値以上にキアラが攻めちゃっているかもしれないけど、ご了承ください
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/25(木) 23:35:56.39 ID:krwE3+Ph0
乙です!
スレを無駄に埋めるやつはほんとなんなんだ…
ゆっくりでいいので楽しみにしてます!
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/25(木) 23:39:14.68 ID:6SkMt7oDO
建て乙です
待ってます
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/25(木) 23:40:38.72 ID:MU6XDa5F0
楽しみにしてます
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/25(木) 23:43:36.40 ID:SbXurfsO0
>>5
お前みたいな奴がムカつくんだよ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/25(木) 23:50:57.47 ID:Xhk8uuGmO
おつおつ!
アベルは相手ドロドロに蕩してからのガン責めだけどマックスどうなるか楽しみ
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 07:03:35.80 ID:UjVlTYFu0
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 12:24:27.69 ID:TCLjcT8WO
おつおつ
そういえば夜最強クラスのアベルだったから終始ヒロインズにはガン攻めだった(※ただしティアは除く)けど、キアラとマックスって夜レベルどれぐらいだったっけ?
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 12:44:51.21 ID:w6zCY58HO
キアラは夜レベル53
一通りの知識はあるけどオナったことすらないピュアっぷり
マックスは夜レベル85
かなり大きい。童貞だけど部屋にエロ本複数隠してた
13 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:45:29.73 ID:Asj1s7yb0
こんばんはー
凄まじくぎりぎりだけどなんとか間に合ったかな?
前スレの続きから、マックスとキアラの一夜を投下していきます
14 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:46:23.20 ID:Asj1s7yb0
「失礼、します……」


控えめなその言葉とともに、皇女の手がゆっくりと伸ばされる。
しかし目指されるのは硬くそそり立つ肉棒。

以前とある事件から兄のモノを目にしてしまったことはあるが、その一度きり。
こうして改めて男の象徴を目にすることは初めての経験だ。
それもここまで雄々しいものなど……


(キ、キアラちゃんが俺のものを……!?)


そして顔を紅潮させているのは皇女だけではない。
触られる側の騎士も負けず劣らず、顔を染め上げていた。
無理もない。色々とあり、皇女と恋仲になったはいいが……
彼女の清純さは筋金入りだった。ふしだらな行為には、絶対に溺れない確信があった。

そんな皇女が、自分を助ける為とはいえ。
顔を真っ赤にしながら、触れてくれている。
この悦びは、何と例えればよいのか?


「ふぁ……!?」

「ふぉぉ……!?」


竿の中心部に、そっと癒しの魔力を帯びた皇女の手が触れる。
それだけのことで、双方からは短い悲鳴があがった。
互いに何もかもが未経験なのだから、当然と言えば当然ではあるのだが。


(熱い、大きい……)


第一皇女として……ではなく、キアラ自身の趣味である読書によりある程度の性知識はある。
しかしあくまでそれは文面的なもの。挿絵と目の前のこれは全くもって似つかない。
彼女は知る由も無いが、コレの大きさは相当なものなのだ。
当のマックスもマックスでそれを知らない。
数多くの少女達を屈させてきた第三皇子のそれを目の当たりにしてしまった為なのだが、
とにもかくにも、男としては非常に恵まれたものであるのは間違いない。


「う……おぉ……」

そんなものに、皇女の小さな手が触れている。

王国騎士マックスは、皇女キアラの手が大好きであった。
すべすべと柔らかく、穏やかな温もりを与えてくれる優しい手。
繋いだ手を、いつまでも離したくないと思ったのも一度や二度ではない。
その手を、今自分が独占している。彼女とは縁遠いけがらわしい場所に触れさせてしまっている。


なんという背徳感だろうか。
なんという昂揚感だろうか。


自分の意思とは無関係に脈打ち、血液はより集まっていく。


15 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:47:09.77 ID:Asj1s7yb0
(えっと、確かこうして……)


皇女も硬さを増していく肉棒の変化を感じ取る。
しかしこれはいやらしいことではなく、治療のためなのだ。
呪術に関しては深い知識を持たないが、そのほとんどは相手をじわじわと苦しめていくものが多い。
これもその類ならば、おそらくは局部を呪い性欲を増大させるもの。
発散しようと思えばしばらくまともな行動はとれなくなるし、我慢をすればこの騎士のように苦しみ続ける。
素早く治すには魔力で呪術を払いつつ、同時に増大した分の性欲を吐き出させることが近道だろう。

襲おうと思えば、マックスはキアラを押し倒せた。
純粋な腕力と体格では圧倒的な差があるのだから当然だ。
それでも彼は、自分が苦しむことを理解して欲望を押さえつけた。
その意思の強さと優しさに、キアラは小さく笑みを浮かべる。
真面目で真っ直ぐな、そんな彼だからこそ……


「キ、キアラちゃ……んぉっ!?」

「大丈夫、です。こうすると、良いのですよね……?」


細い指が、ゆっくりと曲げられていく。
そのまま少しだけ力を加え……そしてまた弱め。
幾度かその感触を確かめるような動きをした後に、掴み切れない大きさのそれを掌全体で包み込む。
そしてやがてそれは、上下へとゆっくり動いていく。


(う、嘘だろこれって……!?)


男としてあまり情けない姿は晒したくない。
その意地はあったものの、マックスは目の前の光景に興奮せずにはいられなかった。

知識はあるが経験はない。それ故のたどたどしい手つき。
羞恥に染まった表情。
可憐で無垢な皇女に、自分のブツを扱かせているという背徳感。
そして絡められた指の滑らかさと温かさ。

いけないことだと頭で理解していても、男の性からは逃れることはできない。
どれだけ声を噛み殺し、思考を無にしようと思ってもそれは叶わない。


「あっ……」


小さく漏れる皇女の声。
先端部から零れだした、透明な先走りがぬちゃりと絡み付いたのだ。
隠しようのない、快楽を得ているという証。
その状態でなおも優しく扱かれ続ければ、それはいやらしく粘つく音をたてる。
上げては下げて。根元から天辺まで指が移動する度に、どんどんと先走りは溢れ出てきた。
それは潤滑油ともなり、上下運動をより効率の良いものへと変えていく。


「ふぅ、……はっ……マックスさん、これ……」


粘つく音に指を覆うそれは、未だ男を知らない筈の皇女の身体にも徐々に熱を持たせていく。
自分が今、何をしているのか。
相手がこの後、どうなるのか。
それが、わかるからこそ。



16 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:48:09.01 ID:Asj1s7yb0
「ま、まずいって、それは……!」

「もうすぐ、なのですね……?」


焦ったような呻き声。
彼の限界が近い。そして、呪術の方も。
暗将ルーシオの呪術は確かに強力ではあるが、基礎魔力ではキアラが上だ。
そして心優しい彼女の癒しは、聖国の血を持たずともそれに匹敵する程の力を発揮する。


(これで……!)


指先から迸る魔力が、闇の呪術を浄化していく。
奥底までより強く確実に。呪術が再構築されないように迅速に。
――溜まったものを、吐き出せるように。
終の一撃と言わんばかりに、扱く勢いは増すばかり。
そして……


「お、お!? おおおおおおおぉぉぉぉぉぉっ!?」

「ひゃっ!?」


騎士の叫び声と共に、その欲望はあっけなく放出される。
溜まっていたのか、それとも呪術の影響か。
濃密で量の多い精液は皇女の小さな手の中には収まりきらずに辺りへと飛び散った。
手に、床に、自分に。


「あっ……!?」


――愛しい皇女の顔と、服にまで。


「……っ!!!」


――穢した。自分が。あの天使のような子を。


ぞわり、と身体の奥底から何かが噴き出てくる。
自分の汚らわしい欲望を皇女にぶちまけてしまったという強烈な罪悪感……
それに混じり、抑えつけられない感情が渦巻いている。
城塞暮らしの中、こっそりと読んでいた騎士と姫の官能小説の一節。
今まさに自分は、それと同じことをしたのだ。


「こ、これが……男の人の?」


当の皇女は驚いた表情こそ浮かべているが、そこまでの嫌悪の感情は感じない。
不思議そうに顔に飛び散った精液を指で掬い上げ、しげしげと見つめているだけだ。

騎士にはその光景が、酷く淫猥なものに見えた。
目の前の全てが、何もかもがどす黒い欲望を際限なく呼び寄せる。


17 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:48:54.63 ID:Asj1s7yb0
「はぁ……はぁ……キアラちゃん、ありがとう」

「もう、大丈夫だからさ……」


息を荒げ、なけなしの理性を働かせて騎士は距離を取ろうとする。
今ならまだ、ギリギリ引き返すことができる。
小説の中の騎士も、そうしていたではないか。
結局あの騎士と姫はどうなったのだろうか。読み終わる前に炭にした今となっては知る術もない。


「マックスさん、でも……まだ、そんなに苦しそうにしているじゃないですか!」

「こ、これは……!」


しかしこれは夢のような現実であり、空想の小説ではない。
皇女に詰め寄られた騎士は、逃げ場を失う。
彼女の指摘通り、一度吐き出しただけでは治まらないとその硬度は失われていない。


(違う、違うんだキアラちゃん! これはもう、呪術なんかじゃなくて……!)


もし、王国騎士マックスが根っこから欲に塗れた青年であったならば……
まだ呪術が残っていると。もっと強く搾りだして欲しいなどと口走って。
口で咥えて貰ったり大きな胸で挟んで貰うなど、思いつく限りの夢想を叶えようとしたことだろう。
彼自身、性欲旺盛な若者だ。今も心のどこかでその願望は持っている。

しかし彼はそれができない性分だった。
咎められることも多い、自分でも煩悩は強めだという自覚はある。
それでも、本当に真剣な場では……彼は、欲を捨てて真っ直ぐに突き進む。
聞く人が聞けば、損な性格と言われるかもしれない。
或いは色々な意味で馬鹿正直か、愚直か。


「……マックスさん」


そして帝国皇女キアラは、そんな彼の真っ直ぐなところに惹かれていた。
落ち込むことはあれど、常に明るく前向きに困難に立ち向かう姿を見てきた。
初めて出会った時は、その外見を少しだけ格好いいかもと思ったりもした。
しかし今は、彼の内面に惹かれているのだと。そう断言ができた。

騎士の誓いの剣を受け取り、皇女としての返事をした。
公にはしていない、秘密の恋人。
果たして自分は、しっかりと恋人をこなせているのだろうか。
培ってきた己の価値観。正式な契りを結ぶまでは清い関係であるべき。


……本当に?


恋人とは、伴侶とは、お互いを尊重し支え合うものではないのか?
彼は果たして、自分が望む男女の在り方を全て受け入れてくれているのか?


――違う。

――ならばどうして、彼は今もこんなに苦しそうなのか。



18 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:49:31.98 ID:Asj1s7yb0
「――まだ、呪術が解けていないようですね」

「――もっと、もっと。一杯出して、楽になってください……♪」


気がつけば、キアラは自分でも信じられない声色で、普段の自分ならありえない言葉を口にしていた。
きっと自分の顔は今までで一番赤いのだろうと、どこか他人事のような考えも浮かんでしまう。
そんな皇女が前を見れば、やはり同じく顔を染め上げた騎士が絶句している。
無理もないだろう。淑女たらんとしていた皇女には、あまりに似つかわしくない甘さを含んだ声。
理性を働かせねばと思えど、既に限界間近であった彼にはあまりにも刺激が強すぎた。


「……っ」


騎士の喉が音を鳴らす。
この距離では、きっと聞かれてしまったことだろう。

厳しい鍛錬の果てに、魔導騎士に至りこそすれまだ未熟。
そんな自分でも、既に股間部分の呪術が払われているということは魔力を察知すればすぐにわかる。
天賦の才を持つ皇女が、これに気がついていないわけがない。
そうなると、今の発言の真意は……


「ほ、本当なのかい……?」

「……えぇ。まだ、残っています……」


改めて聞いてみても、応えは変わらず。
竿が軽く一撫でされただけで、全身が震えそうになる。

きっとこの誰よりも優しい少女は、自分の為に逃げ道を用意してくれている。
いや、自惚れでなければ彼女自身の逃げ道でもあるのかもしれない。
これは、呪術を治す為の行為なのだから仕方がない、と。


(俺は……)


感情がごちゃまぜになる。
本当のことを言ってしまえば、今すぐにでもキアラを抱きたくて仕方がない。
しかし彼女の性分を少なからず知っているからこそ、自分の欲望で穢したくない。
ああ、しかしもうその顔も服も手遅れなことになっている。
用意された逃げ道は、本当にただの逃げ道なのか。
控えめな皇女の、精一杯の合図なのではないか。

憧れの女の子に、恋人に、こんな真似をさせてまだ怖気づくのか。

騎士として、男として。正しい行為とはなんなのか。

わからない。わからない……


唯一、確かなことは。


――自分は、この少女を大切にしたい。


この感情だけだ。


19 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:50:10.12 ID:Asj1s7yb0
「キアラちゃん……」

「マックスさん……」


二人の顔が近づく。
朱色は隠せない。息が荒くなっていることも隠せない。
煩い心臓の音も、聞かれてしまっているのではないか。

お互いに、身体を蝕む呪術などもう残っていないことは理解している。
あえて身体を何かに蝕まれているというのなら、それはきっと情欲。
それも理解して、二つの影はたどたどしく近づいていく。


そしてたっぷりと時間をかけて、マックスは触れる程度にキアラを抱きしめる。


「あっ……」


キアラの口から、小さな声が漏れる。
拒絶されるかもしれない。そう覚悟を決めての騎士の抱擁に対する反応は、彼の想像以上に穏やかなものだった。
そして皇女の細い腕もゆっくりと背中へと回されていく。

愛しい皇女を見下ろせば、潤んだ瞳に何かを期待するような口元。
自分の騎士を見上げれば、熱意の宿る瞳に再び鳴らした男らしい喉元。



――やがてどちらからともなく顔は寄せられていき、初めての口付けが交わされる。



「ん……」

「ふ……」



――ついに、してしまった。
初心な二人の脳内では、同じ言葉が思考を埋め尽くす。
しかしそれも一瞬の事。人の欲望は、不意に大きく燃え上がる。


「ちゅっ……んっ……!」


軽く触れあっただけの唇。まだ足りない。
少しだけ啄んでみる。まだ足りない。
この感情をどう発散すればいいのか、方法がわからない。


「んぁ……」


頭の奥底が痺れるような感覚。
本の知識だけでは、わからないこと。
足りない。もっと知りたい。
気がつけば互いの唇を求めて撫で合い、吸い合っている。
どうしたらいいのか、わからない。
只々、この想いだけは伝えたい。
もどかしく、未熟。されど求めずにはいられない不思議な口づけ。
それは二人の口まわりが唾液まみれになるまで、止まることはなかった。


……
20 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:51:13.88 ID:Asj1s7yb0
「キアラちゃん、俺は……」


ようやく唇を離し、息を荒げながらもマックスは理性の稼働に必死だった。
ずるずると、ずるずると深い沼に引きずり込まれているような錯覚。
穢れを知らない皇女の身体はしかし、男を惑わし吸い寄せる魅惑の存在。
これだけ唇を貪った。本来であれば許されないことだ。
だというのに、もっともっと触れたいと思わずにはいられない。



「……マックスさん。我慢はしないで?」

「え?」

「……然るべき時まで清くあれ。これは確かに淑女の心構えの一つだけれど」

「――相手のことを考えられないのも、淑女としてはいけないことですから……」



そんな極限状態で。
皇女は顔を赤らめながら、消え入りそうな声でそう呟いた。
そしてそのまま、自ら寝台へと倒れ込む。


「っ……」


これは、そういうことなのか。
何度目になるかわからない程に喉を鳴らしたマックスは、自分の理性が崩れ去っていくような音を聞いた。
あの誰よりも貞淑なキアラ皇女が、自分の目の前でこれ以上ない程に無防備な姿で寝ている。
きっと彼女も恥ずかしいのだろう。顔の朱はこのまま抜けないのではないかと思う程。
キスの影響か、少しだけ荒くなった息に合わせるように上下に動く豊かな丘。
なにもかもが、暴力的過ぎた。
呪術などなくても、痛いくらいに股間の肉棒は脈打ちそして硬さを更に増していく。


「キアラちゃん……っ!」


ここまでされては、我慢にも限界がある。
たまらず彼女に覆い被さりその顔を見れば、上気した中にもやはりまだ不安の色が見て取れた。


「い、いいんだな? さ、触っちゃうからな……!?」


我ながらなんとも情けない声だと思いつつも、マックスは再度確認を取る。
くどいと思われてしまうかもしれないが、どうしてもここは確かめなければならない。
彼女は優しい。その優しさに甘えて、嫌がるようなことはしたくないのだから。





「――や、優しくお願いしますね……?」




羞恥に染まった顔。しかしそこに拒絶の意思は無く……
柔らかな天使のような笑みと共に、騎士の腕を引き寄せた。





……
21 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:51:51.00 ID:Asj1s7yb0
「んっ……!」


服の上から、おそるおそると掌で皇女の身体がなぞられる。
たったそれだけのことでも、キアラの身体は小さく跳ねた。
兄や頼りになる保護者には、抱きしめられたこともある。
全くもって男性に触れられたことはないとは、言えない。


「だ、大丈夫キアラちゃん?」

「はい、平気で、すぅ……!」


だというのに、これはどういうことなのか。
恥ずかしさとむず痒さの混ざった感覚。
年齢不相応な修羅場を潜ってきた騎士の大きな掌が、自分の身体に触れている。
それを服越しに感じるだけで、こんなにも身体が反応してしまうなんて。


(お、大きい……やっぱり、キアラちゃんの大きいよぉ!?)


そして触れる騎士もまた、未知の感覚に思考を掻き乱されていた。
知ってはいた。だがこうして直接触れることは当然初めての事。
普段は本人の性格からかあるいはメイド長の指示か……
ドレスを着ていても、そこまで激しい主張はされていない。上から被さるフリルショールの影響もあったかもしれない。
しかしこうして寝そべり、触れていると改めて彼女が豊かなものを持っていることがわかる。
服を内側からしっかりと突き上げ主張してくる魅惑の果実。
触らずには、いられない。


「あっ、はぁぁ……!」


少し強さを増して、掌全体で胸を揉んでみる。
それでも掴み切れない大きさ、そして柔らかさに騎士の思考はさらに熱せられていく。
そしてそれは皇女も同じこと。
経験したことのない感覚に身体を震わせ、思わず漏れてしまった声を隠すように手で口元を隠す。

そんな仕草すらが愛おしくて。


「キアラちゃん、顔見せて……声も、聞かせてくれ……!」

「や、恥ずかしい……!」


どんどんと箍が外れていくのがわかる。
胸に触れゆっくりと指を動かせば、その度にキアラは反応を示す。
必死に声を堪えつつも、どうしても身体はよじれてしまう。
ぎしりと軋む寝台の音に合わせて、その着衣が少しづつ乱れていく。
ちらりと見える透き通るような肌の色を見れば、もう抑えられない。


「ん、んぅっ!?」


隙間から侵入してきた手に、より一層強い反応が示される。
がっつき過ぎたかとは思うが、もうマックスにも余裕はなかった。


「ま、待ってマックスさん……!」

「あっ! ご、ごめんよ。俺……」




「――灯り、消してください……」



その言葉を聞いた瞬間、マックスは男から獣となる。
燭台で揺らめいていた炎は、荒い息にかき消され……
それは次に、彼を受け入れんとする皇女へと向けられた。


……
22 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:52:46.17 ID:Asj1s7yb0
灯りを失った部屋に、小さく衣擦れの音が響く。
元々薄暗い作りになっている館であり闇は濃いが、完全なものではない。
マックスはただただ、薄らと見えるその光景に興奮していた。


「ん……」


確かに今、自分は抑えきれない欲望の前に大切な少女の服を脱がそうとしている。
だがその彼女が、こちらが何かを言う前に背中を浮かせてくれた。
その意図は、経験の無い騎士でもわかる。

――脱がせやすいように

言葉も無く行われた行為だが、ますます感情が昂ぶるのがわかった。
自らはしたなく脱ぎ捨てるでもなく、身を固くしてこちらを苦戦させるでもなく。
淑やかに密やかに相手をたてる。その心遣いが実にキアラらしいと、嬉しくもなった。


「そんなに、見ないでマックスさん……暗くても恥ずかしい……」

「む、無理だよキアラちゃん。だって……!」


薄暗いからこそ、そこに見える色はより強烈だ。
元々部屋に籠りがちだった影響だろうか、本当に白く美しい柔肌。
彼女の衣服をゆっくりと剥ぎ取り、その肌の色が増えていく背徳的な興奮。
恥ずかしいと口にし身体を震わせながらも、決して隠そうとはしないでその肢体を晒してくれる愛しい皇女。
これに抗える男などいるのだろうか?


「こんなキアラちゃん、俺、もう……!」

「あっ……やぁ、んっ……!」


ついに服を全て剥ぎ取れば、そこには幾度も夢想した立派な胸が姿を現す。
薔薇の意匠がこらされた純白の下着に包まれたそれは、この世の何よりも美しいと思えてしまう。
以前、事故で見てしまった時の赤い下着もそそられるものがあったのは認めるが……
この優しい少女にはこちらの方が似合っていると、素直に思えた。


「こんな、服だけじゃなくて下着まで、こんな……!」

「へ、変でしたか……?」

「似合ってるよ! ああ、俺なに言ってるんだろう……もう、もう……!」

「ふふ……」


素直に思ったあまり、思わず口にまで出してしまう。
もっと気の利いたことを言いたい。落ち着いてしっかりと彼女をリードしたい。
そうは思っても、それができない。ただ欲の強い童貞と思われてしまっただろうか。
ただただ、彼女が少しだけ嬉しそうな顔をしてくれたのには救われた。




(マックスさん、白薔薇の花言葉は知らないかな……?)



身体に触れられる恥ずかしさとは別の意味で頬を染める皇女の真意に、騎士は気がつく余裕も無い。
下着越しに愛撫し、上質な生地の感触にさえ指がぴくりと反応してしまっている。
言葉通り、本当に余裕が無くなっているのだろう。


(私も、こんな感覚初めて……)


誰かの真似では無く、自分の想いを密やかに伝えたい。
白薔薇を選んだ皇女は、後ろ手で静かに下着の留め具を外してみせた。

23 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:53:33.39 ID:Asj1s7yb0
「う、おおおぉぉぉ!?」


抑えつける拘束具を失った瞬間、騎士の眼前に双乳が飛び出してくる。
記憶の大部分を失ったが、この奇跡のような産物は頭の奥底に焼き付いていた。
圧倒的な大きさに、慎ましく可愛らしい桜色の先端。
あの日見てしまった果実が、今こうして目の前でふるりと揺れている。
自他共に巨乳好きを認めるマックスにとっては、完全な止めの一撃だ。


「キアラちゃん、キアラちゃんっ!」

「んあっ!? あふぅっ!?」


たまらず両の掌で鷲づかみにされる皇女の乳房。
零れ落ちるその大きさもさることながら、たっぷりとした柔らかさは並ぶものなどない感触。
手の動きに合わせるようにその形はいくらでも形を変えてしまう。
しかし指を押し返すような弾力も併せ持ち、名残惜しくも手を離せば元の形へと戻る。
そして再び揺れ動き、漏れ出る嬌声と共に男を誘うのだ。


「ごめ、ん……! 俺、止まれない……!」

「キアラちゃん、やっぱり最高だよ……! 何もかも……!」

「はぁっ……! んっ、マックス、さん……!」


むしゃぶりつき、捏ねまわし、先端を激しく吸いたてる。
言葉に嘘は無い。本当に自分には勿体ない子だとマックスは思う。
それでも、止まらない。止められない。


「あっ!? やっ、ふあぁん!? ま、待って……! 変な、声がっ……はぅっ!?」

「キアラちゃん、もっとキアラちゃんの声聞きたい……!」

「だめぇ……! んくっ! こ、こんな……はしたない……嫌わない、で……!」

「なるかよ! こんな可愛いキアラちゃん、ますます好きになっちまう……!」


飽くことの無い胸は、いつまでも揉んでいられる。
しかし胸だけじゃない。全てが愛おしいという想いを伝える為に、マックスの片手はするりと下へとおりていく。


「はぁ、はぁ……ここも、ここも……!」

「やぁ、おなか……!?」


王国のどんな高級な生地でさえも、この素晴らしい肌の触り心地には敵うまい。
胸とはまた違う柔らかさと触り心地。綺麗な下腹部を優しくさすりながら、さらに下へ下へ。
瞳を潤ませ真っ赤な顔で息を荒げる愛しい彼女に、再び慣れないキスをすることも忘れない。
全身が自分を惑わしてくる。それでも、それに負けて肉欲のままにだけは動きたくない。
どれだけ理性が砕け散っても、譲らない騎士の誓いが根底にあった。


「んむ……マックスさん……!」


真っ直ぐに揺るがないその想いは、しっかりと皇女にも届いている。
激しい中にも、確かに感じられる優しさ。


(身体が、熱い……溶けちゃいそう……)


貴族連中の求愛に一切靡かず、色事は溺れてはならないものとして育ってきた皇女の価値観。
勿論今も羞恥の感情は強いが、それだけではない。
自分がこんなにも真っ直ぐに愛され、求められている。
なんと、幸せなことだろう。


24 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:54:19.73 ID:Asj1s7yb0
男女の知識は、最低限あればいいと思っていた。
自分には、まだ早い。誰か素敵な人が現れたら、ゆっくりと時間をかけて関係を深めて行けばいい。
キアラは生まれて初めて、その選択を少しだけ後悔した。

こんなにも愛されて。こんなにも身体が熱くなって――彼を求めてしまっている。
自分だけが、この愛を甘受してしまっている。
お互いを支え合うべき男女が、これではいけない。
自分ももっと彼に、愛を伝えたいのに。
深い知識を拒んでしまった故に、手での処理しか知らない。
この育ち過ぎた胸を擦り付けるという手もあるかもしれないが……
今や完全に主張している自分の乳首が、彼の鍛えられた胸板で押し潰されようものなら、どうなってしまうかわからない。
わからないが、きっと自分の方がより強い快楽を得てしまうだろうと、キアラは結論付けた。
せめて今の自分ができる、騎士への想いを伝える手段は何かないのか?


(あ……)


そう考えた時に、かつて見てしまった淫夢の記憶が蘇る。
思い返してもあまりにも恥ずかしい、普段の自分であれば絶対に真似できないような内容だ。
しかし、それでも――あの夢で自分を優しく抱いてくれたのは、黒髪の青年ではなかったか?
こうして、目の前で自分に愛を注いでくれている騎士と、同じ……


(マックスさん……)


淑女らしからぬと。
皇女らしからぬと。
そんなことはわかっている。一体自分の顔はどこまで熱くなるのだろうか。


(でも――私も、ちゃんと伝えたい。この想いを……!)


既にここまでで、恥ずかしい姿も見られて声も聞かれている。
恋人ならば、いつかは見せねばならないもの。それが少しだけ早まった程度なのだと。
芯は強い第一皇女は、覚悟を決めてみせる。


「んっ、は……ごめん、ごめんキアラちゃん……! 俺……!」

「ふ、ぁ……い、いいんですよマックスさん?」

「私……こんなに激しく誰かに求められたの……初めてです」

「それにマックスさんは何も悪くありません。だって……」

「え?」


ゆっくりと、キアラは身体を起こす。
そして徐に自らのスカートに手をかけると、一気におろして端の方へと追いやってしまった。


「キ、キアラちゃ……!?」



「――だって。あなたに触れられているだけで、こんなに私の身体は悦んじゃっているんですよ……?」



童貞のマックスには、刺激の強すぎる光景が飛び込んでくる。
上下共に服を脱ぎ捨てた華奢な第一皇女の肢体。
下着は揃えてあったのか、やはり上品な白薔薇の意匠が彼女の魅力をより引き立てる。

しかしそれ以上に、皇女のどこか艶めいた言葉と……
何よりも純白の下着からつぅっと垂れる蜜が、あまりにも衝撃的過ぎた。

25 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:54:58.46 ID:Asj1s7yb0
「見て、マックスさん……」


顔は暗がりでもはっきりとわかる程に紅潮している。
わかりきっている。あの皇女が、こんな真似をして恥ずかしくないわけがない。
それでも、おそらく彼女からの勇気を振り絞った『お誘い』は破壊力がありすぎた。


「キアラ、ちゃん……」

「さっきマックスさん、言ってくれましたよね……?」

「はしたない私でも、嫌いにならないって」

「も、もちろ……っ!?」


頷こうとして、マックスは鼻奥すらが強烈に熱を持ったことを自覚した。
お誘いはまだ終わっていない。下着に皇女の細い指がかかる。
そしてそれはするりと脱げたかと思えば、スカートの横に投げ出されてしまった。


「わ、私も……! 私もマックスさんと同じ……! あ、あなたが……っ!」


次の句は中々告げられることはなかったが、マックスには全てが理解できた。
理解できたと同時に、この光景を脳に焼き付けて生涯忘れまいとも決意していた。

完全に生まれたままの姿になったキアラ。
彼女は両脚を抱き寄せたかと思えば、ゆっくりとその脚を左右に開いてみせたのだ。
そんなことをすればどうなるか、誰でもわかるだろう。
貞淑なキアラらしからぬ、あまりにも大胆過ぎる誘惑。
彼女の脚の付け根から、目が離せない。

――まさに彼女を体現しているかのような、慎ましい僅かばかりの金毛

――下着から溢れる程の、男を惑わす淫猥な蜜

――皇女の指で少しだけ拡げられた、蜜を生み出す穢れ無き桃園

全てが、目から脳へと襲いかかる。
心の奥底で、やはりどこかまだ勇気が持てなかった――最後の一線。
それをまさか……



「――あなたが、大好きです! だから、だから……!」


「い……挿れ……て、くださ……い! あなたの、ものを……!」


「我慢、しないで……! 私も、もうしないから……!」


「お願い、します……! ――マックスさん!!!」



キアラは強く、強くその名を呼んだ。
今度は夢とは違う。絶対に忘れない為にも。

そしてマックスは、皇女の覚悟と気持ちを受け取る。
これは、独りよがりの想いのではないのだと。
互いが互いを求めているのだと、改めて教えてくれたその想いに報いる為にも。
しっかりとした動きで、皇女の細い腰を掴んでみせる。


26 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:56:02.82 ID:Asj1s7yb0
「い、挿れるよ、キアラちゃん……!」

「うん。来て、マックスさん……」


ゆっくりと、ゆっくりと騎士の腰が押し進められる。
とっくに一度吐き出した自分の精液と新たな先走りで滑ったそれは、十分な程の滑りを持っていた。
加えて溢れ出た蜜もまた動きの手助けとなっている。


「う……ぁ……!?」


つぷりと先端が秘裂に飲み込まれ、未知の快感が肉棒から全身へと駆け巡る。
このまますぐに押し込み、貫いてしまいたい衝動に駆られてしまう程の圧倒的なものだ。
しかしそれは、お互いの顔を見つめ合うことでギリギリ踏み止まる。
愛しいこの子に、苦痛は与えたくない。いつもと同じく、柔らかい笑顔を浮かべていて欲しい。
騎士の実直さは、最初から変わらない。何よりも大切な子だからこそ、優しく扱いたい。


「んっ……!」


背中に細い腕が回される。
膣口がきゅうきゅうと締め付けるが、先端を呑みこみ……幹も通過し、やがて根本までに達した。
強烈な締め付けだが、膣内は温かいうねりで違う心地よさが押し寄せてくる。


「なん、だ……これ……これが、キアラちゃんのなか……気持ち、良すぎる……!」

「っはぁ……はぁ……! わ、私も……私も、気持ちいいかも……」

「マックスさんが、優しくしてくれたから……」


今にでも果ててしまいそうな快感の中で、マックスはキアラとの接合部に目をやる。
そこには蜜とは異なるもの……彼女の純潔を奪った証である一筋の赤い血が垂れていた。


「ああ、俺……本当にキアラちゃんと……夢みたいだ……っ!」

「ふふ……今度は、夢じゃありません。 現実に、マックスさんと一つになっています……」


少し気になる口ぶりではあったが、柔らかな微笑みを見せられてはそれも吹き飛んだ。
もう、一線を越えてしまったのだ。ならば後にやるべきことは唯一つ。


「マックスさん……私、今……とっても幸せな気分です……」

「ああ、俺もだキアラちゃん! 絶対に、絶対にこれからも、幸せにしてみせるからな……!」


新たな誓いを刻み込むように、腰が突き入れられる。


「んああああぁぁぁ!」


あくまで、ゆっくりと。お互いが今日という日を思い出せるように。
先端近くまで引き抜き、また静かに根元まで。
騎士の突き進む性格らしからぬ、実に丁寧な抽送だ。
キアラはその優しさに笑みを浮かべながら、より強くマックスの身体を抱きしめる。


「だい、じょうぶ……マックスさんの、動きたいように動いて、いいんですよ……?」


耳元で、そう囁きながら。



……

27 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/27(土) 23:58:36.32 ID:Asj1s7yb0
「キアラちゃん……! く、ああぁぁ……!」

「あっ、あぁっ……! マックスさん、マックスさん……!」


騎士は誓いを立てていたが、もう腰の動きを抑えられなくなっていた。
自分の一物は、小柄な彼女の膣中には負担になるだろうと、わかってはいても。
囁かれた言葉。そして自分の欲望さえ優しく受け止めて慰めてくれる彼女。
膣内もまさにそれを体現するかのように、全てを包み込んで時折きゅうと締め付けて快楽を与えてくれる。
自慰などとは比較にならない、あまりにも甘美な刺激。
マックスは夢中で腰を動かしてしまう。


「ごめん、ごめん……! 俺、俺……!」

「いいのっ! 私、うれし……ふあぁ!」


憧れの皇女と自分は、今一つになっている。
彼女を犯して、自分と言う存在を奥底に刻み付けている。
そしてキアラは、これを受け入れてくれている。
あんな真似をしてまで、受け入れてくれている。

幸せで幸せで、仕方がない。
自分などがここまで幸せになってよいのだろうか。
そんな疑念も、すぐさま吹き飛んでしまう。
腰を動かすたびに淫猥な水音が響き、目の前で誘惑の果実が誘ってくる。
たまらず吸い寄せ、腰の動きはどんどんと早まってしまう。


「キアラちゃん、俺と、俺とこれからも……!」

「はい……! マックスさん……!」


指と指を絡め合う。他の場所でも繋がっていたい。
離したくない、離れたくない。
二人の気持ちは同じだった。

そして……


「ぐ……! やば、もう……っ!」

「あ、ああっ……! 私も、きちゃ、う……!」


「「うあああああああああぁぁぁぁぁっ!!!」」


二人の一際大きな声は、ほぼ同時にあがった。
しかし騎士は、寸でのところで快楽の奔流を放つ前に引き抜いていた。

圧倒的な解放感と共に吐き出された大量の白濁液が、皇女の身体を穢しつくす。
体力に自信はあった筈の騎士はそれだけで寝台に沈みこんだ。
無論、生まれて初めての絶頂を経験した皇女も同じく。

しかしその手は繋ぎ合わされたまま。
荒い息を吐きだし続けながらも、見つめあうことだけはやめない。

精根尽き果て……それでもその場には、館に似つかわしくない甘い空気が流れ続けるのであった。


……


――
28 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/28(日) 00:09:41.18 ID:L5NliuQn0
――


……


キアラ「ん、んぅ……///」フルッ…

マックス「ご、ごめんキアラちゃん……大丈夫?」ヨロ…

キアラ「ん……大丈夫、ですよ?」ニコリ

キアラ「マックスさんこそ、大丈夫ですか……?」

マックス「え?」

キアラ「……呪術」ボソリ

マックス「え? あ、勿論大丈夫さ! キアラちゃんのおかげで……」


ポス…


マックス「え?」

キアラ「……ごめんなさい。いくらなんでも、これを呪術のせいにしてはいけないですよね」

キアラ「その……わ、私もちょっとだけ呪術にかかったのか、途中で変なことを言ったりしちゃったりしたかもしれませんけど!///」ワタワタ

マックス「わ、わかってるよ! 俺も呪術のせいであれだったかもしれないけど……///」

キアラ「――マックスさんが大好きというのは、私の本当の気持ちです」

マックス「キ、キアラちゃん……///」ギュ…

キアラ「……マックスさん」

マックス「な、なに?」

キアラ「私を何度も助けてくれて、ありがとうございます」

キアラ「でも、私も帝国の第一皇女……戦わねばならない時もあるということを、知りました」

キアラ「だから……あまり私の為に無茶をしないで?」

キアラ「私も、頑張るから。二人で、一緒に……ね?」ニコリ

マックス「あ、ああ……!」ギュゥゥ!

キアラ「……///」

キアラ「で、でも、やっぱり今日のことは秘密にしてくれませんか……?」

マックス「ええ!?」

キアラ「や、やっぱり恥ずかしいよぅ……! ローズさんに怒られちゃうぅぅぅ……///」プルプル

マックス(枕に顔埋めるキアラちゃんも可愛い……///)

マックス(夢みたいだけど、現実なんだよなこれ……)

キアラ「……」

マックス「……」



特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 00:11:57.65 ID:PBjyiBaJ0
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 00:12:30.04 ID:x2lgPrki0
31 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/28(日) 00:15:01.88 ID:L5NliuQn0
奥手同士がゆっくり染まってだんだん箍が外れる感じって難しい……
判定をとったあたりで今日はここまで
一線を越えた二人ですが、もう少しだけイベントが続きます

本日もありがとうございました!
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 00:41:34.64 ID:JDXxGlsa0
乙です!
最高過ぎて昇天するかと思った…!
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 07:13:11.84 ID:JQDR76G50
おつです!尊いよお…!!
マックス煩悩は多いけど理性は鉄壁
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 07:17:56.83 ID:1ZYmJ9iDO
乙です
互いに相手を思いやる二人が最高でした
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 10:40:06.36 ID:chOS77rbO
おつおつ!
白薔薇の花言葉は純潔や互いの愛…まさにキアラらしいな
初々しいながらもエロくて最高だったけど、マックスこれからが地獄になりそう。保護者や両親へのご挨拶的に
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 18:36:03.84 ID:sAQVlBFT0
甘エロ良きかな
数年後のエピローグでキアラも妊娠or子供生まれてたりするのかな
37 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/28(日) 23:36:06.96 ID:L5NliuQn0
こんばんはー
少しだけですが、マックスとキアラのその後のイベントを進めて行きます
38 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/28(日) 23:37:15.62 ID:L5NliuQn0
――
特殊判定結果

1皇女との関係、報告どうする?

65>50

※基準値を超えたため、報告決定!


2マックスの恐怖

70>04

※基準値を下回った為、マックスは堂々とするようです


※正面からの報告決定!


――


マックス「……」

マックス「やっぱり、男としても騎士としても……いい加減はっきりしないとな」

キアラ「え?」

マックス「俺は、キアラちゃんが好きだ」

キアラ「///」

マックス「この想いを、そろそろちゃんと周りの人にも伝えないといけないなって……」

マックス「そりゃあ、確かにローズさんは怖いけどさ……」

マックス「でも、それぐらいで俺はキアラちゃんを諦めたりなんかしない!」ギュッ!

キアラ「マックスさん……」

マックス「本当は、ちゃんと報告してからその……こういうこともすべきだったとは思うんだけどさ」ポリポリ…

キアラ「ううん、私も、その……///」カアァ…

マックス「だ、だけどさ、キアラちゃんの膣内が気持ち良すぎて、危うく中で出しかけたりもして……///」

キアラ「あうぅぅ……/// た、確かに赤ちゃんまでいくと本当に大変だったかもしれないけど……!」

キアラ「は、恥ずかしいから、あまりそういうことは言わないでくださいっ……!」ボフン!

マックス「ご、ごめんよぉ!?」ワタワタ



マックス(今日が本当に、奇跡みたいな日なんだ……)

マックス(流石に今度こそ、色々済んでからじゃないとまずいよなぁ……)


キアラ(ああ、言えない……初めてで、あんなに……///)

キアラ(これ以上はしたない子って思われたくないし、今度こそ色々済ませてからがいいよね……?)


マックス「……///」

キアラ「……///」

マックス「と、とにかく! 俺は決めた! 俺はやるぞ……!」


……

――
39 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/28(日) 23:38:06.42 ID:L5NliuQn0
――

……


……後日


【帝国・アベルの城塞】



アベル「マックス、調子はどうだ?」

マックス「ご心配をおかけしました! ですが、もう大丈夫ですよ!」

アベル「そうか。ならばいいが、お前も全く無茶をする……」ハァ…

アドルラン「しかし、妹を守ってくれたのだろう? 本当にありがとうマックス君!」

カイン「あいつらが影でこそこそしていたのに対応が遅れたのは、完全に僕らの落ち度だからね」

カイン「まさかお前に助けられるとは思わなかったけどなぁ……礼を言うよ」

マックス「あはは、俺も不意をつかれちまったんで、皇子達が駆けつけてくれなきゃ危なかったかもしれません」

アベル「しかし部隊はほぼ壊滅、将のルーシオもしぶとくはあったが傷を負っていた」

アベル「あれだけの人数を相手に、キアラを守りながら立ち回るとは……本当に強くなったなマックス」

マックス「へへへ、まだまだですけど……少しはキアラちゃんを守れる力が身についたならよかったです!」

キアラ「……///」

カイン「しかし強くなったといえばキアラ、お前も随分と腕を上げたんだな?」

キアラ「え?」

カイン「あいつの呪術は得体が知れなかったからね。どこにどんな影響を及ぼすのか把握するのも苦労する筈なのに」

カイン「まさかたった一日で完治させるとは恐れ入ったよ」

アドルラン「カインの目のように、局所的なものならばそこに触れ続けなければ治せないものもあると言うしなぁ……」

キアラ「そ、それは……う、運が良かったんですよ///」アセアセ

マックス「そ、そうそう!///」アセアセ

アベル「?」

40 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/28(日) 23:38:43.82 ID:L5NliuQn0
アベル「ところで、快復の報告はありがたいんだが……」

アベル「マックス、妙に緊張していないか?」

マックス「!!」

マックス「……」

マックス「その、実はですね……皇子達に、ご報告したいことがあるんです」

カイン「ん? ルーシオ達ならもう全員教会に送り込んで後始末もしておいたぞ?」

アドルラン「暗将以外の案件ということだろうか?」


マックス「……」スゥー…




マックス「――不束者ではありますが」

マックス「騎士マックス、第一皇女キアラ様とお付き合いをさせていただくことになりましたっ!」





皇子ズ「「!?」」




特殊判定
↓1コンマ二桁
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 23:41:34.40 ID:IK51pySl0
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 23:54:05.61 ID:B12ywuzIO
自分のとこの兵が二人も他国の王族と結ばれた(&義姉弟関係になった)と知ったらクラウスもさぞ仰天するだろうなぁ
43 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/28(日) 23:55:20.93 ID:L5NliuQn0
マックスの試練その1

妹を可愛がるアベルの不満


75>40−10(部隊の一員)−10(キアラ守り抜き)

※基準値を下回った為、関門突破!

――



アドルラン「おお、おめでとう二人とも!」パチパチ!

カイン「へぇ……ちょっと驚いたけど、まあわからないでもないかな」

マックス「あ、あれ?」

アドルラン「マックス君、妹をよろしく頼むぞ!」バシバシ!

マックス「あてて!? い、いいんですかそんなあっさりと!? もっとこう……」

アドルラン「うん? 惹かれあったのならば、なにも問題はないだろう?」

カイン「前の温泉での様子や会話内容からして、確かにキアラはお前の好みに全部当てはまってるしな」

カイン「あのキアラが受け入れたってのは少し驚いたけど、昨日の件を考えれば仕方がないかもね」

カイン「別に身分も気にする必要はないだろうよ。僕らだって、一般的な皇族のそれとはずれているんだからさ」

マックス「あ、ありがとうございます!?」バッ!

マックス「……」チラ…

アベル「……そう警戒するなマックス」

キアラ「……」ドキドキ

アベル「確かに、俺はキアラとフィーアに下らぬ縁談を持ち寄ってくる貴族は嫌いだ」

アベル「強行策で来たら、この手で切り捨ててやろうとも思っていた」

マックス「……」ブルッ…


アベル「……だが、お前なら信じられるよ」フッ…


マックス「!!!」

アベル「ルーシオの件だけじゃない。聖国でも、お前は身を挺してキアラを救ってくれた」

アベル「お前には卑しい心も欲もない。ひたすらに真面目で真っ直ぐな、信頼できる騎士だ」

アベル「……妹を、キアラを頼んだぞ?」ポン



マックス「は、はい!」ビシ!

マックス(よ、欲はかなりあったけど、折角認めてくれたから黙っておこう……)ダラダラ…




44 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/29(月) 00:07:44.81 ID:KOvHKbM70
アドルラン「いやぁ、嫌な事件の後にこんなめでたい報せを聞けるとはな!」

アドルラン「キアラはとても優しい子だし、マックス君も真っ直ぐな男だからな」

アドルラン「これはこのまま、結婚まですぐに突き進んでしまうかもしれないな!」ハハハハ!

カイン「どうだろうねぇ? こいつ、童貞の臭いがするしキアラはそういったこと嫌ってるし……」

キアラ「カ、カイン兄様っ!///」ワタワタ

カイン「おっと、すまなかったね。まあ見ての通りだ。お前の煩悩が暴発しないことを祈るよ」ククク…

マックス「…………」ダラダラ

キアラ「だ、大丈夫です! マックスさんなら!」アセアセ

アベル「しかし、いくら昨日の件があったからと言ってもキアラが即座に受け入れるとは考えにくい」

アベル「かなり前から、お互いに気にはなっていたのか?」

キアラ「は、はい。ですので、その……前から一緒におでかけをしたりは、していました///」

マックス「他にも、料理を習ったりとか……///」

カイン「はっ、これが青春ってやつなのかな?」

カイン「……エメリナがいなかったら、僕は君を切り刻んでいたかもねぇ」

マックス「ひぃっ!?」

カイン「冗談だ。だが流石にキアラにまで先を越されていたら、僕の精神が持たなかった可能性はある」

アドルラン「はははは! そんなところで張り合おうとするなカイン!」

アドルラン「大切な人からの想いに気付くのにかかった時間なら、私が突き抜けて負けているぞ!」

アベル「兄様、それは誇ってはいけないことですよ……」

アベル「ところでマックス、俺や兄様達は見ての通りお前とキアラの仲にとやかく言うつもりはないんだが……」

マックス「……ええ。わかっていますよアベル皇子」コクリ

アベル「……お前なら大丈夫とは思うが、健闘を祈る」


……

――
45 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/29(月) 00:11:38.91 ID:KOvHKbM70
――

……

【帝国・メイド長の私室】



マックス「……」ドキドキ

キアラ「……」ドキドキ






ローズ「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!





アイナ「……」オロオロ

スミレ「……」オロオロ


マックス「……ローズさん。俺は、本気です」


ローズ「……」



特殊判定
↓1コンマ二桁
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 00:12:19.27 ID:hC/Vud7DO
はい
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 00:14:48.98 ID:xWIBqWAZO
低い方が良い感じできてるがさあどうなる
48 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/29(月) 00:15:00.39 ID:KOvHKbM70
短いですが判定を取ったあたりで今日はここまで
改めて思うと、マックスもアベル達の義弟になるんですね
城塞メンバーの関係図が凄いことに……

本日もありがとうございました!
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 07:20:43.86 ID:QXZ5NiypO
おつおつ
ローズさんの後はパパンとフローレンのとこ行くのかね?
以前のフローレンならキアラの結婚とか一切興味無さげだったけど今は認めてるんよね
その一方でパパンは確か決戦時にマックスのことを強者(正確には弱者から強者になった者)として気に入ったような描写あったし、補正の方は果たして
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 07:27:48.97 ID:X7dRmM+h0

頑張れマックス
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 08:23:57.19 ID:VURKJHw70

キアラ達に限った話じゃないけどただくっついてエロエロしましたーじゃなくて到るまでの下地があると説得力あるよね
頑張れマックス
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 10:10:29.36 ID:652qQfdzO
渦中のマックスの視点だと
義兄:アドルラン・カイン・アベル(加えてアドルランは現皇帝でアベルは上司)
義姉:ヒバリ・ルーシェ・エメリナ・エリス・アーシャ・ロウル・シア・パトラ・ティア(+パトラは上司)
義妹:フィーア
義父:ギルバート
義母:フローレン(+ノワール)

だいたいアベルのせいだけど義姉が多すぎる()
ところで、アドルラン兄様ってヒバリルーシェと一線越えた描写あったっけ?
53 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/29(月) 23:31:20.65 ID:KOvHKbM70
こんばんはー
それでは今日も少しだけですがゆったり再開です

>>52
アドルラン達はまだ一線を越えてないです
元々の性格と状況もあり、変わらぬ日常を過ごしつつゆっくり接近していくでしょう
自由安価で飛んでこなかった影響ですが、指定されていたら結構難産だったかもです
54 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/29(月) 23:32:08.22 ID:KOvHKbM70
マックスの試練その2

滾る保護者ローズの選定

40>27−10(キアラ守り抜き)

※基準値を下回った為、関門突破!

――


ローズ「……」ゴゴゴゴ…


ローズ「……ふー」フッ…



一同「「!!」」



ローズ「ついに、この日が来てしまったのネ……」

ローズ「マックスちゃんも、そしてキアラちゃんも……一時の気の迷いではないわネ?」

マックス「……」コクリ

キアラ「……」コクリ

ローズ「そう……」

ローズ「本当に、いつの間にか大人になっちゃってもう……」

ローズ「……」ゴシ…

ローズ「二人が覚悟を持って決めたことなら、アタシは何も言うことはないワ」

ローズ「子の成長を見守るのが保護者の役目」

ローズ「でも、子がいつか親離れをするように……親も子離れをしないといけないの」

キアラ「ローズさん……」

ローズ「マックスちゃん?」

マックス「は、はい!」

ローズ「昨日の件は聞いているワ。この子を守ってくれたことにはお礼を言うけど……」

ローズ「これから先、もっと大変なことがあるかもしれない。それでも、変わらずこの子を守ってくれる?」

マックス「勿論です!」

ローズ「――いい返事ヨ!」ニッ!


55 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/29(月) 23:33:08.46 ID:KOvHKbM70
ローズ「キアラちゃんとフィーアちゃんが、アタシの天使なのは生涯変わらないワ」

ローズ「だから、二人を傷つけるような輩がいれば容赦はしない」

ローズ「でも、アタシも一人の人間。いつでもどこでも、この子達を守ることはできないの」

ローズ「あなたは、まだまだ強くなれる。唯一無二の、この子の騎士としての成長を楽しみにしているワ!」

マックス「はい……!」グッ!

キアラ「私も、もっともっとローズさんみたいになれるように頑張ります!」グッ!

ローズ「ふふ……」

ローズ「アベル様達に、アタシ……後に残るのは、あの人かしら?」

マックス「……」ブル…

ローズ「無理に行く必要もないとは思うけど……その目は、行く気ネ?」

マックス「はい。ちゃんと、男としての筋は通したいので」

ローズ「……頑張りなさいヨ!」バン!



……




ローズ「……争いの日々の中で出会った若い男女が恋人同士になる……」

ローズ「青春ねぇ……」



アイナ「で、でも驚いちゃったなぁ……」

スミレ「ええ。まさかキアラ様とマックスさんがお付き合いなされるとは」

アイナ「キアラ様もフィーア様も、あまり興味がない様子だったのに……」

スミレ「やはり、マックスさんの真っ直ぐなところに惹かれたのでしょうか?」

アイナ「ああ、確かにこの前の城塞の修復の時も頑張ってくれてたもんね」

スミレ「鍛錬をご一緒したこともありますが、ボクの爪にも怯まない勇敢さもありましたね」

アイナ「ふむふむ、キアラ様はそういう人が好きだったんだねぇ……」


ポロポロ…



アイナ&スミレ「「!?」」


56 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/29(月) 23:33:48.01 ID:KOvHKbM70
ローズ「おう゛っ……おう゛う゛う゛う゛……」ポロポロ…

スミレ「ロ、ローズさん!?」アセアセ

アイナ「あぁ、やっぱり無理してたんだ……」ホロリ…

ローズ「し、仕方がないでしょぉぉ……アタシは、あの子の保護者だもの……」ポロポロ…

ローズ「あの控えめなキアラちゃんが、自分で決めたことなのヨ……?」

ローズ「あの子の選んだ道を、祝福、して、あげなきゃ……」ポロポロ…







ローズ「――でもやっばり予定より゛も早ずぎだっておも゛っぢゃう゛のよお゛お゛お゛ぉぉぉぉ!」ボロボロボロボロ!







アイナ「ああ、ローズさんのお化粧が崩れちゃう……!」ワタワタ

スミレ(……願わくば、フィーア様に相応しいお相手は遅れて現れて欲しいです)


ローズ(雄)「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉん……!」ダバダバ!

アイナ「ああ、完全にお化粧が……ほぼローゼンさんになっちゃった」

スミレ「……しばらくお仕事は、ボクとアイナさんで頑張りましょう」

アイナ「そうだね……ローズさんも一頻り泣いたら、落ち着いてくれるだろうし」

スミレ「ええ。でも、皇子様達とローズさんを説得したとなると残りは……」ブル…

アイナ「キアラ様とマックス君、大丈夫かなぁ……」



……


――
57 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/29(月) 23:34:49.26 ID:KOvHKbM70
――

……

【帝国・ギルバートハウス】



フローレン「ちょ、ちょっと聞こえなかったわぁ……」

フローレン「キアラ、もう一度言ってみなさいな?」

キアラ「で、ですから。このマックスさんと、お付き合いをさせていただくことになりました///」

マックス「……」ドキドキ

フローレン「お付き合いってあなた……流石の天才の私もこればかりは読めなかったわぁ……」ビックリ

フローレン「ふぅん……」ジロジロ…

マックス「……」ドキドキ

フローレン「まあ、ギルバートというこの世で一番の男を私が手に入れてしまっている以上?」

フローレン「他の女は誰であれこの人よりも下の男で妥協するしかない運命だけどぉ……」チラ…

フローレン「まぁ……その辺のつまらない貴族よりはずっといい妥協ラインじゃないのぉ?」

マックス(貶されているのか、褒められているのか、どっちなんだろう……)

マックス(いや、この人もだけど本当に問題なのは……)





ギルバート「……」




マックス(さ、流石に帯剣してないからすぐにばっさりやられたりは……)

マックス(ああ、駄目だ! この人素手でも人間じゃない強さだもん!?)ブル…

マックス(だ、だけどそれがなんだ! 俺……達は一度この人を越えているんだ!)

マックス(堂々と……もし、殴られるとしても正面から受けるっ!)グッ!

キアラ(マックスさん……!)


ギルバート「……」



特殊判定
↓1コンマ二桁

58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 23:35:12.40 ID:tfDFSf3B0
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 23:35:32.20 ID:hC/Vud7DO
はい
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 23:37:33.70 ID:zXoF/ebjO
フィアンセの加護なのか
パターン通りであればマックス相当なラッキー発揮してるな
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 23:38:51.93 ID:RkQqzfzHO
>>マックス(堂々と……もし、殴られるとしても正面から受けるっ!)グッ!

「オイオイオイ」「死ぬわアイツ」
62 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/29(月) 23:52:03.27 ID:KOvHKbM70
マックスの試練その3

強者を求める皇帝の期待

40+15(最終戦での一撃)>50

※基準値を上回った為、関門突破!

――


ギルバート「――ふん!」ボッ!



キアラ&フローレン「「!?」」



マックス「うおぁっ!?」

マックス(が、顔面は流石にまずいってぇ……!? そこは腹辺りにしてぇ!?)



――『フレアミラージュ』発動――



ユラ…


マックス「あ、あぶねえええぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」バクバクバクバク!

ギルバート「クク……やはり、やりおるな王国騎士よ」ニヤリ

ギルバート「覚悟を決めておらねば、その動きはできぬ」

キアラ「だ、大丈夫マックスさん!? お、お父様何を!?」

ギルバート「なに、そやつを試したまでよ」

ギルバート「たとえ帝国が実力主義で無くなったとしても、我は変わらぬ」

ギルバート「腑抜けた輩や、我を主張せぬお前につけ入り甘い汁を吸おうなどという輩なら殺すつもりだったが……」

ギルバート「以前も感じた通り、この騎士は見た目に反してなかなかやりおる」

ギルバート「あの緑髪の将同様、粗削りだが……砥ぐに値する牙持つ強者よ」

ギルバート「ふふふ……アベル達といい、なかなかどうしていい相手を見つけてきおるわ……」

キアラ「お、お父様……それじゃあ……!」

ギルバート「うむ――我が名において、認めよう」



マックス「よ、よかったぁぁぁぁ……」ヘナヘナ…
63 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/30(火) 00:08:57.40 ID:RspoiOJI0
ギルバート「……む、気を抜くと死ぬぞ?」

マックス「え?」



ギルバート「流石に試す相手に追撃まではしかけぬが……」

ギルバート「――忘れたか? 我が拳の力を」



――『覇道拳』――
優勢取得時、与える劣勢を常時3にする←

――『皇龍の構え』――
優勢判定を得た時、敵が防御行動を取った場合は攻撃を分散し、1×3に変えることができる←


ギルバート「幻影を突き抜けた闘気はまだ二つ残っているぞ」


ドゴォ!


マックス「ぐほぉ!?」


ズドォ!


マックス「おふぉ!?」


ドシャァ…


キアラ「マ、マックスさん!?」

フローレン「あなた、容赦無さすぎよぉ……」


――『王国の未来を担う者』――
戦闘時、敵のレベルが自身より高い場合、常時補正+30
このスキルを持つ限り、劣勢を受けられる回数を3にする
さらに補正差が50以上であったとしても30まで軽減し戦闘を行う


マックス残耐久3−2 = 1



マックス「うぐぐ……じ、実戦だったら死んでいますね、確かに……」グググ…

フローレン「っ! 驚いたわぁ。よく立てるわねぇあなた……」

マックス「キ、キアラちゃんを守る為にも、このくらいじゃへこたれてられませんから……!」

ギルバート「ク、クク……!」

ギルバート「――ますます気に入ったぞ。アベル達以外にも、まだまだ楽しめそうな者は多い……」

ギルバート「――マックスよ。我が娘キアラと共に、今後も励むがよい」

マックス「は、はい! ありがとうございます!」

キアラ「マックスさん! まずは回復回復……!」パアアァァ!

マックス「あ、ありがとうキアラちゃん。実は結構無理してるんだよね……」フラフラ…


ギルバート「ククク……」

フローレン「手加減してたけど、この人の拳を受け止めきるなんて……」

フローレン「ふぅん……」

フローレン「ま、やっぱりギルバートには敵わないけど、キアラ……あなたには、お似合いかもねぇ……」


……

――
64 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/30(火) 00:19:26.53 ID:RspoiOJI0
マックスが全ての関門をクリアしたあたりで、今日はここまで
補正があったとはいえ、マックスはやはり運がいいかも
この後もう少しだけやりとりがあった後、おまけ14終了となります

そして次のおまけ15は、まさかの隠しボス2体との戦闘
2体ともストーリー展開で出番を失った存在ですが、多少理由をつけての戦闘となります
まあ本来の出現条件が『クラウスの死亡+王国健在』と『シュタイナーとの和解成立』だったんでそりゃ出てこれないです
(片方はおそらくほぼ負けず、片方は勝っても負けても無問題)

戦闘は、万が一戦っていた場合の状況を再現して戦います
隠しボス1(弱)→純粋なアベル隊のみ(皇族支援無し)
隠しボス2(最大徒党)→最終決戦仕様(アベルの覚醒スキル+皇族支援有り)

おおまかな流れは考えていますが、先に戦ってみたい方を挙げていただけると助かります
本日もありがとうございました!
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 00:29:30.28 ID:KCs3eJtiO
おつおつ
片方は王国、もう片方は聖国関連だが誰なんだ……?
とりあえずまずは弱い方で
強い方→弱い方で行くとドラクエ7みたいに拍子抜けになりそうだし
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 00:31:09.58 ID:NGB1DKCJ0
乙です!
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 00:33:07.66 ID:oNyidHBDO

最初は隠しボス1の方で
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 05:41:22.70 ID:7H97DqYe0
おつです
最初は1を希望します
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 06:27:15.68 ID:jLEe8/F60
乙です
隠しボス1(弱)をお願いします
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 07:50:36.44 ID:zUdiDnpsO

国単位でみるとやはり聖国の方が相手やボスとしての格が上だし
王国→聖国で見たいです
王国の隠しボスはクラウスロスト後にスカーレットさん差し置いてトップ台頭しようとする奴っぽいのかな
何より魔物が奪われてない世界観だろうからその辺フル活用してきそう

元々サクちゃん含む5竜って王国のものだったしあれがフュージョンプラスアルファとかなったら
弱いとは書かれてるけど何だかんだで結構ヤバい代物出てきそうやねえ
71 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/30(火) 23:57:20.11 ID:RspoiOJI0
こんばんはー
遅くなりましたが、おまけ14終了まで投下したいと思います

そして隠しボスは王国側となりました
(弱)で固定になってしまうのも実はストーリー展開が理由かつ、絶対に覆せない結果があるためだったりします
72 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/30(火) 23:58:21.46 ID:RspoiOJI0
――

【帝国・街道】



マックス「いてて……」サスサス…

キアラ「もう、お父様もだけどマックスさんもあんな無茶を……」

マックス「いや、覚悟は決めてたつもりなんだけどさ」

マックス「いきなり顔面に加えて3回分の打撃は完全に想定外だよ……」

マックス「……でも、へへへ……」

キアラ「?」

マックス「――これで、俺とキアラちゃん……ちゃんと、恋人になれたってことだよな///」

キアラ「……はい///」

マックス「みんなの言う通り、俺はまだまだ未熟だけどさ」

マックス「もっともっと、色々と成長して……絶対にキアラちゃんに相応しい男になって見せるよ」

マックス「絶対にな……!」グッ!

キアラ「私も、色々未熟者ですよ?」

キアラ「だから……慌てないで。二人で、一緒に頑張りましょう?」

マックス「ああ、そうだな。二人で一緒に……」


ギュ…


マックス「……///」

キアラ「……///」




マックス(どうしよう。あんなことをしちゃったのに、やっぱりこうしておてて握るだけで幸せすぎる///)

キアラ(ああ、マックスさんの温もりを感じると記憶が蘇って……///)

マックス「ゆ、ゆっくり行こうな! ゆっくり!///」

キアラ「は、はい! ゆっくりと行きましょう!///」


マックス(掴んだ幸せ……)

キアラ(この手は……)




二人((絶対に、離さない……///))




……


――
73 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/30(火) 23:58:56.98 ID:RspoiOJI0
――


【帝国・アベルの城塞】



マックス「ただいまもどりまし――」



ロウル「ニヤニヤ」ニヤニヤ

マックス「うおぅ!?」ビク

キアラ「ロ、ロウルさん? 口で言わなくても……///」

ロウル「いやはや、アベルさんから聞いた時には驚きましたよぉ」ニヤニヤ

ロウル「まさか、お二人がねぇ」ニヤニヤ

キアラ「あぅ……///」

マックス「くぅ、俺だって身分とか実力とか、色々足りてないとは思うけどさぁ……!」

ロウル「いやいや、何を仰りますかマックスさん」

ロウル「マックスさんの性格は知っていますし、実力だってもう将軍級でしょう?」

ロウル「むしろどんどん見せつけて、しつこい貴族連中の心圧し折っちゃってくださいよぉ」ニヤニヤ

マックス「み、見せつけるって……///」

キアラ「恥ずかしい……///」

ロウル「おぅおぅ、初々しいことで」ニヤニヤ

ロウル「……でも、おめでとうございます」

ロウル「キアラ様も、ずっと苦労してきたんです。そろそろ幸せを掴まないといけませんからね」

ロウル「責任重大ですよぉ、マックスさん?」ポン

マックス「わ、わかってるって! この先何があろうと、俺はキアラちゃんの為に生きる!」

ロウル「この先、何があろうともですか……」ニヤリ…

ロウル「それじゃあ、お熱いお二人は早速中に入ってもらいましょー!」バッ!

二人「「?」」



ガチャ…


74 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/06/30(火) 23:59:29.20 ID:RspoiOJI0
パトラ「マーックスッ!!!」ズドドド!

マックス「うぎゃああああぁぁぁぁ!?」ポーン!

キアラ「マックスさーん!?」

パトラ「全くこの子ったら……! いつの間にキアラさんに手を出したの!?」

パトラ「いいですか? 確かに私はあなたに騎士としての心得を説いてきたつもりです」

パトラ「でもっ! 私がアベルさんに手を出してしまったことまでは、真似なくていいのっ!///」

パトラ「あなたはもっと、節度ある行動をですね……!」

マックス「ち、違いますパトラ将軍!」ムクリ

マックス「俺だって、軽い気持ちじゃありません! 誓いの儀もした、本気なんです!」

キアラ「は、はい! 実は、以前からマックスさんとは、その……///」

パトラ「……ふふ」

マックス「え?」

パトラ「あなたの口からそれが聞けて満足だわ」

パトラ「あなたは確かに、ちょっと煩悩が多いところはあるけれど……」

パトラ「根は誰よりも真面目。私の誇れる部下よ」ナデナデ

マックス「あ、パトラ将軍……///」

パトラ「……キアラ皇女。至らぬところも多い部下とは思いますが」

パトラ「彼は決して、あなたを裏切ることはありません。王国将の名にかけて、約束致します」ザッ

キアラ「ええ。私もマックスさんを信じています……///」

パトラ「ありがとうございます。……よかったわねマックス?」ニコリ

マックス「は、はい!」

パトラ「ただ……ちょっと問題もあるのよね……」

二人「「えっ!?」」

パトラ「だって、考えてみて? キアラさんとお付き合いしてそのまま結婚となると……」




パトラ「――マックスが私の義弟になっちゃうでしょう?」




二人「「」」


75 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 00:00:16.14 ID:fqptme1k0
キアラ「あ、そうです。パトラさんはアベル兄様と……」

パトラ「え、ええ。今はまだですが……行く行くはそうなれたら……///」テレテレ

マックス「パ、パトラ将軍が、俺のお義姉さん……!?」



〜〜〜


マックス「パトラお義姉ちゃん、ここ教えてー!」

パトラ「もう、仕方がない子ね。ここはこうして……」ムギュ!

マックス「



パトラ「――なに変な想像をしているのマックス!」ギリギリ!

マックス「いてててて!? ほんの一瞬だけ頭を掠めただけですよぉ!?」

パトラ「はぁ……キアラさん、本当にこの子でよかったの……?」

キアラ「え、ええ。マックスさんもその、男性ですし。仕方がないですよ」

マックス「キアラちゃぁん……」ジーン…

パトラ「マックスの場合、普通の子よりも特に煩悩が強いと思うのだけれど」ヤレヤレ

パトラ「……まぁ、義理兄妹の問題で色々考えてしまう気持ちはわからないでもありません」

マックス「で、ですよね!?」

パトラ「……マックス、その頭を落ち着かせてよーく『お義姉さん』の言うことを聞きなさい?」

マックス「は、はい!?」ビシ!

パトラ「このままだと、私はあなたの義姉になります」

マックス「はい!」

パトラ「そして私にとってキアラさんは義妹になります」

マックス「はい!」

パトラ「……あなたがキアラさんと別れても、キアラさんは私の義妹です」

マックス「あ、あれ?」

パトラ「……」

パトラ「……やれやれ。こういうことよマックス?」


ガチャ!


76 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 00:02:48.67 ID:fqptme1k0
アベル「ん、おお戻ったか――義弟よ」ニヤリ

カイン「遅いぞ、義弟」

アドルラン「はははは! 『家族』の食事の用意はできているぞ!」


マックス「」


アーシャ「おかえりなさい。お義姉さんに今日の出来事を教えてくれますか?」ニコリ

シア「お義姉ちゃんも聞きたいな〜」ポヤポヤ

ティア「お、義弟の懺悔を聞くのも、義姉の務めなんですよね……!?」ワタワタ

エリス「マ、マックス! ご飯の後は、お、お義姉さんと鍛錬をしましょう!?」ワタワタ


マックス「」


エメリナ「お、お義姉ちゃんが二人の為に夜のご奉仕を教え――」モガモガ!

ルーシェ「駄目です、絶対……! 悪影響……!」ググググ!

ヒバリ「あははは……ま、私はみんなのお姉さんっていうのはあまり変わらないかなー」

ヒバリ「ちょっと残念だけど、今まで通り頼ってくれていいからねー?」


マックス「」


フィーア「家族が一杯って、幸せですよね!」ピョン!





フィーア「――マックス義兄様!」キラキラ





マックス「」ファー…


キアラ「マックスさん!? しっかり!?」ユサユサ!



77 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 00:04:34.08 ID:fqptme1k0
パトラ「あら、思ったよりショックが大きかったみたいですね?」

ロウル「わざわざ私が匂わせて、パトラさんからしっかり教えてあげたのにですかー?」

ティア「ロ、ロウルさん! やっぱりこの悪戯はちょっと過ぎたのでは……!?」オロオロ

エリス「なんだか、凄く恥ずかしかったです……/// マックスさんの方が年上なのに……」

ロウル「えー? でも本当にそうなるかもしれないんですよぉ?」ニヤニヤ

ロウル「今の内から慣れて貰おうという、私なりの思いやりだったのにぃ」

アベル「まぁ、誰であれ衝撃は受けるだろうな……」

カイン「改めると、僕らの関係がとてつもなくややこしいことになっているからねぇ……」

アドルラン「はははは! だが私は嬉しいぞ! 本当の家族とは昔の関係に戻れ……」

アドルラン「今、友たちとも家族になれているのだからな!」ハハハハ!

フィーア「私も驚いちゃったけど、マックスさんなら信じられます!」ピョン!

フィーア「ここのところ、ずぅっとキアラ姉様を守ってくださっていたようですし!」

キアラ「あはは、やっぱりフィーアちゃんには色々気がつかれてたかな……?///」

アベル「確かに言われてみると、結構前から一緒に行動していたものな……」

アベル「やれやれ、マックスが真面目な男でよかったとつくづく思う」

アベル「――妙な男だったら氷結粉砕していただろうからなぁ」ヒュオオォォ…

マックス「」ガタガタ

マックス「はっ!?」

キアラ「あ、よかったマックスさん帰ってきた!」

アベル「ふふ……すまなかったな。文句があればロウルに言ってやってくれ」

マックス「い、いえもう大丈夫です! 確かに言われてみるとそういえばって驚きましたけど……」



マックス「俺はキアラちゃんを絶対に幸せにしてみせると、きょうだいの皆さんの前で宣言するっ!」バッ!



一同「「おぉー!!!」」パチパチ!

キアラ「///」

マックス「そして……皆さん、これからもどうかこのマックスをよろしくお願いします!」ペコリ


チョンチョン


マックス「ん?」



ノワール「――ええ、よろしくね? 私のこともお義母さんって呼んでくれるのかしら?」ニコリ



マックス「」ファー…

キアラ「マックスさーん!?」ユサユサ

アベル「ふふ、頑張れよマックス?」


――


EX14

戦いを終えて〜〜帝国第一皇女に迫る闇と王国騎士〜〜


おしまい

――
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/01(水) 00:05:33.06 ID:9dqG0yHOO
そういえばマックスとキアラから見たらエリスとティアって年下の義姉とかいう背徳感溢れる存在になっちゃってるのか
79 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 00:10:47.79 ID:fqptme1k0
――



EXイベント15-1


【戦いを終えて〜〜王国の深淵・五竜の研究理由〜〜】




――
80 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 00:16:28.99 ID:fqptme1k0
帝国・聖国・王国……


かつて争いを繰り広げた三国は、激しい争いの果てに和平を結ぶに至る。


各地で新たに台頭しようとする者、暗躍しようとする者……

そういった者も決して少なくはない。

だがしかし、戦争を生き抜いてきた者達はこれらも鎮め、平和の為に尽力してきた。


――


ルーシオ「うわあああああああ! マークス『新婦』っていったじゃないかあああぁぁぁ!?」ジタバタ!

留学帝国兵「はははー、どこかで見た顔だと思ったらルーシオ将軍じゃないですかー」ムキッ!

留学帝国兵「聞きましたよー? 聖国の、ティアちゃんみたいな衛生兵の子に酷いことしてたんですってー?」


留学帝国兵「――マークスさんと一緒に叩き直してやるから覚悟しろ」ボソリ


ルーシオ「嫌だー! 離せ―!?」ジタバタ!


ガシ!


ヘリング「案ずることは無い……」ムキィ!

ヘリング「マークスシンプノオシエハスバラシイカラナ」


ルーシオ「」ガタガタ



リーナ「……確かに、被害者はでていますが」

アルフ「元々は、我が国の者が呪術を過剰に排したことが原因だ。彼も、そういった意味では犠牲者だ」

マークス「お任せください! 必ずやあの少年を光の道に連れ戻して見せましょう!」ムッキィ!


――


全てが全て上手く行くわけではない。

しかし、それでも彼らは日々を生き抜いていく。

再び、争いに満ちた世に戻さないために。
81 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 00:26:53.11 ID:fqptme1k0
それは険しい道のりだ。

だが諦めることも、投げ出すことも無い。

かつてない苦難を乗り越え、育まれた絆があるのだから。

そして……かけがえのない愛も。


――


アイナ「珍しいね、エリスちゃんが私達に相談だなんて」

エリス「その……エメリナさんだと、私が耐えきれない可能性が高いので……///」

エリス「エメリナさんから、エメリナさん以外にその……『夜』のご相談で適した人を伺ったんです///」

アイナ「え、夜って……アベル様と何かあったの!?」ガタ!

スミレ「……アベル様は優しい方です。エリスさんを手酷く扱うとは思えませんけど」

エリス「は、はい/// その……もう……///」モジモジ

アイナ「わあぁぁ///こっちも恥ずかしくなっちゃうね……」

アイナ「で、でも、ローズさんだって負けてないんだから!」フンス!

スミレ「ええ。ですが今は、エリスさんのご相談から。何があったんです?」

エリス「その……先日お出かけした際にわかったんですけれど///」

エリス「アベル様……わ、私のお尻に……///」カアァァ!

アイナ「あ、お尻ならスペシャリストのスミレちゃんがいるから安心してエリスちゃん!」グッ!

スミレ「ちょ、ちょっとその言い方はやめてくださいよアイナさんっ!?」ガターン!


――


愛する者と結ばれたい。

愛を育み、子を持ちたいという者が現れ始める。

戦時中では、思っても口に出せないことを今は誰でもできるようになった。

戦争は終わった。

平和な世は、確かに訪れているのだ。




しかし……



82 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 00:32:34.45 ID:fqptme1k0
――


【???・???】



ゴポポポ…



元王国大臣「くく……」

元王国大臣「くくくく……!」



元王国大臣「ああ、もうすぐだ。もうすぐこの耐え難い生活から解放される……!」



元王国大臣「もうすぐ、もうすぐですぞ……」




元王国大臣「――もうすぐ、夢が現実のものに……!」


元王国大臣「くくくくくくく……!」

元王国大臣「三国和平とやらに浮かれた馬鹿共には、もう止められん……!」



ゴポ…


ゴポポポ…


――



深い、深い闇は……


深淵の闇は、まだ潜んでいた……



……


――

83 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 00:35:31.20 ID:fqptme1k0
おまけ15導入部が済んだあたりで、今日はここまで
正直真体ギルバートすら余裕持って倒せた上にさらにレベル上がったアベル達なんで、苦戦はしないでしょう(白目)
まだ前回のダメ押しクリティカルの補填に悩んでいますが、そろそろ考えないと……

本日もありがとうございました!
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/01(水) 00:43:06.68 ID:/6p2drDNO
おつおつ
なるほど、クラウスが死んだらこの大臣が実権を握って裏ボスが出てくるって流れだったのね

あとなんかさらっと見えたんだけどこの口ぶりだとアイナはこれローズさんとは一線越えた感じか
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/01(水) 09:40:26.20 ID:QS0Nzhoy0
当初60%の確率クリアして助けた王国の名無し新米兵士が
色々あって主人公の義理の弟になった件
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/01(水) 13:28:18.15 ID:mPxc2BMhO
だってこのスレ0.25%の奇跡すら複数回起こしてんだよ?色々ラッキーボーイなマックスが義弟になるのも決まった運命だったのかも(白目)
しかしマックスは順風満帆、ヘリング司教もさりげに更生したりエリスも性知識の吸収に積極的になったりと本当にいい流れだし、この大臣も被害なく倒したいな
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/01(水) 22:57:31.63 ID:Az9L94hGO
順調かなと想った直後に王国が火の海だったりもしたし
あくまで油断は禁物やで

隠しボスが弱いのはサクが健在で五竜の魂が揃わないとかかな
安易な先読みは良くないかもだけど
88 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 23:37:50.51 ID:fqptme1k0
こんばんはー
今日も今日とて少しづつ再開です
89 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 23:38:39.85 ID:fqptme1k0
――


スカーレット「さあ、もう逃げ場はありませんわよ!」ヒュパン!



腐敗貴族兵達「「」」ドサドサ…

腐敗貴族「ひええぇぇ! い、命だけはお助けおぉぉぉぉ……!」ガタガタ


スカーレット「ええ、この場では殺しません。全てを吐き出させるまではね」

スカーレット「――悪事のことも、精液も、何もかもを出しきりなさい!」ギュパン!


腐敗貴族「ンギイイイィィィィィィィィン!?///」ドピュピュピュピュピュ!

腐敗貴族「」ドサ…


スカーレット「陛下、一団を全員屈服させて捕縛いたしましたわ」ビシ!

クラウス「すまないなスカーレット将軍」

クラウス「こちらも、館に囚われていた奴隷は全て解放したのだが……」


奴隷少女1「クラウス様……///」ギュ…

奴隷少女2「ん……///」ギュ…


クラウス「どうしたものか、私から離れようとしないんだ」

クラウス「辛い思いをしてきただろうし、怯えているのはわかるのだが……」


スカーレット「ふふ、陛下の人望ですわね?」

クラウス「?」


――


三国で、少なからず闇の芽はあった。

被害が拡大する前に、それを摘み取ってしまう。奮戦する者達は迅速だ。

白帝竜の悪用を企てた者も、信徒を洗脳していた司教も、影で蠢いていた暗将も。

その野望を砕かれてきた。

中には、変わった運命を辿った者もいるが……


――

……
90 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 23:39:19.26 ID:fqptme1k0
――


【帝国・白帝領域】


サク「キュルルーン!」モシャモシャ



マックス「……改めて、すごい光景だよなぁこれ」

フィーア「サクちゃんは大きいですけど、本当は大人しくていい子なんですよ!」ピョンピョン!

キアラ「ところでフィーアちゃん、今日はどうして私達をここに?」

カイン「なんか嫌な予感がするんだよねぇ……」

フィーア「こほん、それはですね……」

フィーア「先日、マックスさんのおかげで事なきを得ましたけど、キアラ姉様を狙う悪い人がいましたよね?」

カイン「ああ、あの餓鬼ね。今頃は死ぬよりきつい地獄をみているだろうさ」ククク…

マックス「まさかあんな子供が、実は帝国将だったなんて驚きですよ……」

カイン「僕はお前がキアラと付き合っていたことがやっぱり驚きだけどねぇ……」

マックス「そ、それを言ったらカイン皇子こそ、いつもエメリナちゃんにべったりじゃないですか!」

マックス「俺黙ってましたけど、それも結構驚きなんですからね?」

マックス「しかもあのダボダボメイド服がカイン皇子のしゅ――」

カイン「よーしマックス、八つ裂きにされたくなければ少し黙ろうなぁ?」ググググ!

マックス「むぐぐぐ!」

キアラ「ふ、二人とも落ち着いて、ね?」アセアセ

フィーア「仲良しさんですね!」ピョン!

カイン「誰がだよ……! で、話を戻そうか」

マックス(あ、ずるっ!)

フィーア「そうでした! マックスさんもローズさんも、いつでも姉様のお傍にはいられません」

フィーア「もしかしたら、まだ姉様を狙う悪い人がいるかもしれません!」

フィーア「ですので、私考えました! 私も姉様や兄様をお守りするために……」


フィーア「――サクちゃんに乗って、上空から帝国に悪い人がいないか探るんです!」

フィーア「――カイン兄様にはサクちゃんだけひっかからない特別な結界を用意してもらうので大丈夫です!」フンス!


カイン「流石の僕でも無理なものは無理だからな!?」

キアラ「フィーアちゃん、危ないことはやめて!?」

マックス「まずこの竜が帝国中を日頃から飛び回るのは一般人生きた心地しないんじゃないかな!?」

フィーア「あれれ?」

サク「キュル?」


91 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 23:40:32.60 ID:fqptme1k0
カイン「まったく……前の我儘通り、この領域周辺だけ結界に穴を用意してやっただろう?」

カイン「散歩は自由にできるんだからそれで我慢しなよ」

カイン「フィーアがそんな危ない真似しなくても、僕や兄さんにアベル達も警戒は強めているんだ」

キアラ「そうだよフィーアちゃん。もし警戒するにしても、今まで通りでいいんじゃないかな?」

マックス「キアラちゃんは、今度こそ俺がきっちり守ってみせるからさ!」

フィーア「うーん……姉様達にそう言われてしまうと、お流れにするしかないです」

サク「キュルン?」

カイン「……まあ確かに、こいつがいつ空から襲ってくるかと思うと悪事を働く連中も気が気じゃないだろうけどね」

キアラ「本当に大人しい子だけど、戦うとすごく強いんだもんね……」

マックス「前の様子からするに、キアラちゃん達のお母さん……魔女フローレンでもきっつい相手なんだろ?」

サク「キュルー!」ドヤ!

カイン「だろうねぇ。まあ正面からやって勝てるのは父さんと義母さん……」

カイン「あとはアベルとエリスくらいかな? ……結構いるのがすごいな」

サク「キュルーン…」ショボン…

サク「キュ……キュキュキュー!」パタパタ!

マックス「うおっ!? 急にどうしたんだ?」

キアラ「小さく羽ばたいてるけど、何か伝えたいのかな?」

サク「キュ、キュキューン!」ミテミテ!

カイン「ん、これは……?」

フィーア「あ、わかりました!」ポン!

フィーア「どれだけ強い相手がいても、私にはこの翼があるもん! ですね!」ピョン!

サク「キュキューン!///」ホクホク

マックス「フィーアちゃんすげぇ……」

カイン「こいつの反応からして、多分正解だね……」

キアラ「でも、確かに流石のお父様達でも空は飛べないもんね」

サク「キュルン!」ノッテノッテ

フィーア「これは、それを見せてあげよう! だと思います!」

フィーア「折角ですから、キアラ姉様もカイン兄様も、マックスさんもお散歩を体験してみましょう!」ピョンピョン!


一同「「え!?」」


……


――
92 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 23:42:19.25 ID:fqptme1k0
……



サク「キュッキュー」バサァ!バサァ!


マックス「うおおぉぉ……低めって言っても結構高いぞ!?」ギュ…

キアラ「凄い景色だけど、ちょっと怖いかも……?」ギュ…

カイン「……普通に手を握り合うんだねぇ」

マックス「あ、これは……///」

キアラ「……///」

カイン「落ちる心配はないよ。流石は風を操る竜と言ったところかな」

カイン「こいつ、飛びながら独特の気流を生み出している。落ちそうになったら勝手にこっちに身体が押し戻されるよ」

フィーア「そうだったんですか!? 流石サクちゃんです!」

サク「キュルル!」ドヤ!


バサァ! バサァ!


フィーア「やっぱり、風が気持ちいいですね!」

カイン「ああ、確かに普段じゃなかなか味わえない風だね」


ズ……


サク「……キュ?」

フィーア「あれ、どうしたんですかサクちゃん?」

サク「キュ……キュ?」キョロキョロ…

サク「キュルー……?」カシゲ

マックス「い、一体どうしたんだ?」

キアラ「何か探している……いや、警戒しているのかな?」

カイン「……気流を突き破る程の大きな攻撃が来たら、僕達も落ちるだろう」

カイン「しかしそれこそ、お前達の連携でもなければここまでそんな攻撃は飛んでこない」

カイン「キアラ、魔力は感じたか?」

キアラ「い、いえ全く。見晴らしもいいですし、穏やかな天気だとしか……」

マックス「うん、地上の方にも怪しい奴はいないですよ」ジー…

マックス「こいつの勘違いじゃないですか?」

サク「キュ……」

フィーア「……サクちゃんは、変装状態でもアーシャ姉様の正体に気がつく程に鋭い感覚を持っているんです」

カイン「そいつが思わず警戒して……でも伏兵も魔力も無い。そうなると考えられるのは……」

カイン「……」


……


――
93 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/01(水) 23:53:32.17 ID:fqptme1k0
――


【帝国・アベルの城塞】



アベル「サクが警戒を……?」

カイン「ああ。僕らじゃ感じ取れない何かを感じ取ったんだと思う」

カイン「あれが警戒する程となれば、危険性はあのクソ餓鬼の比じゃないだろうと思ってさ」

カイン「この僕がまた後手に回るのは癪に障るし、一応アベル達にも警戒して貰おうと思ったんだ」

アベル「……竜にのみ感じ取れた、警戒すべき気配か」

アベル「まさかとは思うが……」

カイン「――同種の存在」

マックス「ど、同種って……また竜がってことですか!?」

カイン「ああ。野生の魔物程度は一薙ぎにできる以上、警戒するならそれくらいの域だろう」

マックス「で、でも王国のドラゴンは全部で五体……」

マックス「赤帝と蒼帝はアベル皇子達が、黒帝は俺やパトラ将軍達で、白帝はこうして今ではフィーアちゃんに懐いている」

カイン「そしてあの後バーンズに確認を取ったけど、金真竜は父さんが切り刻んで山に埋めたってさ」

アベル「確かに、五体の内四体は葬った。王国の竜は全て倒したと言えるが……」



カイン「――そもそも、どうして王国の竜は五体ってわかったんだ?」

カイン「――元々が実験生物、他にもいた可能性はないのか?」

マックス「そ、それはないと思います。あの日、聖国は宝物庫からほぼ根こそぎ奪って行ったって話でしたし」

マックス「スカーレット将軍も多くの腐敗貴族を尋問したそうですけど、どの貴族も竜は5体しか存在しないと口にしたそうですし」

カイン「むむ……それじゃあ一体?」

アベル「……竜は五体。しかし、竜の『力を持つ』者なら、スミレがいる」

カイン&マックス「「!!」」

アベル「あの子は優しい子だ。何があっても、あの力を悪用することはないだろう」

アベル「だがもし、スミレと同じように竜の力を埋め込まれ、悪用するような者がいるとすれば……」

マックス「っ!」ゾクッ!

マックス「ちょ、ちょっとクラウス様とスカーレット将軍に報告に行ってきます!」ダダダダ!

カイン「だがアベル、金真竜と適合性の高かったスミレは確かに強いが……」

カイン「本人も言っていたが、どう足掻いても本体程の力は持てない」

カイン「金よりは格下とはいえ、白帝が紛い物を警戒するかな?」

アベル「……何事も起こらなければいいんだが」


……


――
94 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/02(木) 00:00:18.13 ID:s+JJVhY40
――


……


【王国・王城】



クラウス「――そうか。ありがとう」

クラウス「しかし、今のところそのような報告は挙がっていないな」

アベル「そうでしたか。お騒がせして申し訳ありません」

マックス「す、すみませんアベル皇子。一人で突っ走っちゃって……」ゼェゼェ…

パトラ「まったく、全速力で城塞内を走っているから何事かと思ったじゃない……」

アベル「いや、マックスの気持ちはわかる。白帝竜が異例なだけで……」

アベル「竜の力が人に向けられた場合、その脅威は計り知れんからな」

アベル「パトラもそう思ったからこそ、こうしてついてきたんだろう?」

パトラ「え、ええ……」

スカーレット「ふふ、しかし……」

スカーレット「また腕を上げましたわね、お二人とも?」

スカーレット「あなた達がいれば、王国騎士団も安泰ですわ」

クラウス「うむ。我々も鍛錬は重ねているが、だからこそ差を痛感するよ」

スカーレット「ちょうど腐敗貴族の取り締まりや強襲も増やして、兵共々実戦経験を積んではいるのですが……」

スカーレット「ほぼ全員、ワタクシの一撃で沈んでしまいますの」

スカーレット「この点からしても、現時点で王国に竜の力を宿した兵士はいませんわ」

スカーレット「先日も、結構な腐敗貴族を躾……尋問したのですけど」グイッ!


調教貴族「ぶひぃん!?」ドサ…


一同「「!?」」

スカーレット「ほら、アベル皇子達もお越しになっているのですよ?」グリグリ

スカーレット「あなたの持つ情報を、全て吐きだしなさいな? 吐かないと踏むのを止めますわよ?グリグリ

調教貴族「ぶひっ! ほ、ほんとうに私めごときでは、もう知っていることがないのでございます!」

調教貴族「役に立たないこの豚を、どうか踏んで躾けてくださいませぇ!」

スカーレット「……」グリッ!

調教貴族「ぶひょっ!?」ビクン!

クラウス「……スカーレット将軍、自室待機」ハァ…

スカーレット「そんな、陛下!?」


パトラ「……この光景も少し王国の闇の気がしてきました」ガクリ

マックス「し、仕方がないですよ。スカーレット将軍ですし……」

アベル「クラウス王、だいぶお疲れだな……」

95 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/02(木) 00:14:08.64 ID:s+JJVhY40
スカーレット「くぅ……あなた、本当に隠し事はないのですね?」

スカーレット「アベル皇子がこうしてお越しになっている以上、可能性は0ではない筈……」グリグリ

調教貴族「ふぉっ! ……そ、そもそも五竜などという危ない物に手を出すものが、少ないのです……!」

調教貴族「あんなもの、宝玉に封印している状態で砕いてしまえばよかったものを……!」

アベル「……そういえば、ふと気になったのですが」

アベル「王国の五竜。これはいつ頃から封印されていたのですか?」

クラウス「何時から……それは少し難しいな」

スカーレット「……少なくとも、私が陛下に忠誠を誓う前」

スカーレット「愚かな前王の時代から、竜の存在は耳にしたことはありましたわ」

クラウス「私が国王となったのも、急な話だったな。前王は突然崩御したのだ」

クラウス「その頃には既に宝物庫に封印されていた筈だが……」

クラウス「……もしかすると、大臣であれば詳しいことを知っていたかも知れないな」


調教貴族「おお、そうです!!」


一同「「!?」」

調教貴族「大臣様は、竜を封印して保管することを特に推しておられました!」

調教貴族「反対する貴族も多かったのですが、流石に大臣殿に逆らうわけにも……」


アベル「王国の大臣……」

アベル「今はどこに?」

クラウス「それが……あの日、天使の襲撃があってから行方がわかっていない」

クラウス「おそらくはもう……」

アベル「……」

アベル「……嫌な胸騒ぎがする」

マックス「え?」

アベル「パトラ、マックス」



アベル「――念の為、戦いの準備を整えておいてくれ」



……


――

96 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/02(木) 00:24:19.74 ID:s+JJVhY40
――

【聖国・教会付近】


キメラ1「ガアアアア!」

キメラ2「グルアアア!」

聖国民「ひっ!? な、なぜ神の御加護がある我が国にこのような!?」



――『断罪の一閃』発動――



アルフ「はあっ!」ズバア!



キメラ1「」ドサ…

キメラ2「」ドサ…



キメラ3「ギ、ギィ!?」ダッ!


ダァン…!


キメラ「」グシャ…


リーナ「ふぅ……」


聖国民「おお……アルフォンス様、エカチェリーナ様……!」

リーナ「ご無事ですの!? はやく避難なさって!」

アルフ「魔道隊! 周囲の警戒をしつつ結界を展開せよ!」

リーナ「私と兄上の護衛は不要です! 民の安全を最優先にお願いしますの!」

アルフ隊&リーナ隊「「はっ!」」バッ!



アルフ「まさか、魔物の襲撃を許すとはな……」

リーナ「……兄上、この襲撃をどう思います?」

アルフ「この程度の魔物が、聖国を覆う結界を破れるとは思えぬ」

アルフ「――これは、聖国内から湧き出していると見るべきだろう」

リーナ「ですわね。そして、この姿には見覚えがありますの……」

リーナ「これは――王国が生み出した魔物ですわ」

アルフ「そうなると、考えられるのは……」


……

――

【聖国・???】


元王国大臣「クククク……!」

元王国大臣「いよいよですぞ……!」


ゴポポポポポ!


……

――
97 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/02(木) 00:28:02.99 ID:s+JJVhY40
隠しボス1戦前まで進んだ辺りで今日はここまで
明日か明後日には戦闘開始となると思いますが、まあこちらは気楽に構えて大丈夫です
なおクリティカル補填はやはり思いつかなかったので、ゾロ目チケット1枚にしようかと思います
戦闘の保険に持つもよし、短い話ならこのスレ内で追加のおまけで挟むこともできるかな?

本日もありがとうございました!
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 00:40:42.14 ID:ISmQQmUX0
乙です!
元大臣はどんな目にあうんだろうか…
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 00:48:02.95 ID:+lZj2EG2O
おつおつ。ゾロチケやったー!でも悩んじゃう!
これは密かに大臣が自分の身体にも龍の力を取り込んでたってことかな
アベル隊だけでもレベルぶっ飛んでるし、マラートさんみたく大臣も木っ端微塵にされそう
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 10:26:04.29 ID:kUr3FmCy0
王国が突然の天使の襲撃で半壊した仕返しにも見えるな>>聖国内にキメラを放つ
しかし今更だけどマラートさんも出番は短かったけど印象深いな。偶ゾロでテンションマックス直後のまた偶ゾロで消し飛ぶとか狙ってもできないし
コンマが特に荒ぶる聖国内に潜伏してるっぽいし、大臣も即死する可能性が……?
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 13:11:31.83 ID:MRsuQVlRO
マラートさんのおかげで嫁が増えたからね
それもとんでもない素質持ちの
102 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/02(木) 23:10:24.48 ID:s+JJVhY40
こんばんはー
それでは今日も少しだけですが再開です
ちょっとだけコンマ判定ありです
103 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/02(木) 23:11:02.47 ID:s+JJVhY40
――

……

【帝国・アベルの城塞】


アーシャ「聖国に、王国の脅威の可能性が残っている?」

アベル「ああ。俺の取り越し苦労であるならそれが一番ではあるんだが」

パトラ「しかし、あの大臣は地位と富への執着心が相当でしたからね……」

パトラ「以前アーシャさん達が捕縛した腐敗貴族、あれも聖国に攫われてから白帝を捕まえています」

アーシャ「なるほど……改心したと見せかけ、聖国の方で同様のことをしている可能性もあるわけですね」

マックス「王国にそれらしい奴がいないんじゃ、残るは帝国か聖国だ」

パトラ「そして二国を比較した場合、聖王シュタイナーを失った聖国は大幅な弱体化をしています」

パトラ「帝国は皆さんご承知の通り、ギルバートさんがある意味で健在ですからね……」

ロウル「消去法で聖国しか潜伏できる場所もないわけですね」

マックス「あの国の人達……過激な人もいたけど、やっぱり優しい人たちも多いんだ」

マックス「大臣の嘘を見抜けないでいる可能性はあるかもな……」

ティア「それに、アルフォンス様もエカチェリーナ様も普段はお忙しい身です……」

ティア「聖国の復興、結界の再作成に時間を割けば……攫ってきた人の一人を深く追求はできないかも……」

シア「は、はやく確認しに行きましょう〜!?」ワタワタ

ロウル「やれやれ、念の為すぐに装備は整えられるようにしてはありましたけど!」ザッ!

エリス「相手が誰であれ、ようやく落ち着いた世界を乱させることは許せません!」チャキン!

フィーア「その通りです!」

キアラ「わ、私達も用意をしてきます……!」

ノワール「……待ちなさい二人とも」

フィーア「え?」

ノワール「現時点で、聖国に脅威が存在することは確定していません」

ノワール「そう思わせておいて……帝国か、王国が狙われる可能性も無いとはいいきれませんよ」

キアラ「う……確かに」

アベル「はい。ですので……」

ノワール「ふふ、わかっていますよアベル」

ノワール「――私とこの子達。アドルランやカイン、ローズ達もいます。こちらのことは心配しないで?」チャキ…

アベル「すみません母上。何事もなければ、すぐに戻りますので」

ノワール「そうなることを祈っていますが……万一の時はみんな、気をつけるのですよ?」

一同「「はい!!」」

ティア「……」



特殊判定
↓1コンマ二桁
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 23:11:51.35 ID:zZjo6NuR0
105 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/02(木) 23:20:45.58 ID:s+JJVhY40
――

ティア(レベル15)の勇気

75>35

※基準値を下回った為、アベル隊の一員ですがお留守番

※戦闘経験は積めませんが、むしろ今回はそっちの方が安全かも

――


ティア(わ、私もアベル様の部隊の一員……)

ティア(頑張って、アベル様をお助けしないと!)

ティア(でも、でももし、本当に恐ろしい敵が現れたら……)

ティア「……っ」ブル…

ノワール「……ティアちゃん?」

ティア「は、はい!?」

ノワール「いつでも危険な場所に赴くことが、全てではありませんよ」

ティア「え?」

アベル「その通りだ。ティア」

ティア「アベル様……」

アベル「戦って敵を倒すことが全てじゃない」

アベル「何かあった時の備え、そして帰るべき場所を守る者も必要だ」

ティア「あ……」

アベル「頼めるか、ティア?」

ティア「は、はい!」グッ!


……

――
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 23:26:46.51 ID:Rp+OFoUhO
コンマさん『守護らねば』
107 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/02(木) 23:31:45.41 ID:s+JJVhY40
――


【聖国・転移地点】



シュイン!


アベル「っ! これは……!?」



魔物の残骸「」



マークス「ぬおおおぉぉぉ!」ドゴォ!

マークス隊「「神から授かりし肉体の力を見よっ!」」ムキィ!


魔物達「「ピギャアアア!?」」グシャア!


アベル「マークス神父!?」

マークス「ん? おお、アベル君達ではないか!?」

マークス「なんという幸運! 神よ、感謝致します!」グッ!

ロウル「マークスさんマークスさん、今はそれよりも状況を教えてくださいよ!」

エリス「とはいえ、この状況をみれば……」


魔物「シャー!」バッ!


エリス「ふっ!」ズバン!

魔物「」パカッ…

エリス「嫌でもわかってしまいますけど……」

マークス「うむ。実は少し前から、聖国内に魔物が沸き始めていてね」

マークス「幸い、強さはそれほどでもないのだが……出処と正体に問題があるのだよ」

アーシャ「……王国の魔物が、聖国内部から出現しているのですね」

マークス「うむ……。嘆かわしいが、この騒動を起こしているのは人間であろう」

パトラ「ますます大臣が怪しいわね……」

マックス「くそ、どこにいやがるんだ……!?」


フワ…


ロウル「……?」

108 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/02(木) 23:41:24.92 ID:s+JJVhY40
ロウル「……」クンクン…

ロウル「この魔物の臭い、かなり独特で嫌なものですね」

ロウル「ですが、この魔物が人為的に拡散させられているなら……」

ロウル「一番臭う場所が、諸悪の根源ではないでしょうか?」

アベル「なるほど。すまないロウル、嫌な臭いらしいが探れるか?」

ロウル「ふふん! まっかせてくださいよ!」パタパタ!

ロウル「とりあえずまずは、あっちの方角ですよ!」クンクン!

シア「ちゅ、中央の方です〜……」

アベル「よし、行くぞみんな!」

アベル隊「「はい!」」

マークス「我々も向かいたいところではあるのだが……」


魔物「シャー!」バッ!


マークス「ふん!」ズドォ!

魔物「」ボギィ!

マークス「弱めとはいえ、戦えない民を襲う可能性があるこの者達を野放しにはできぬのだ……!」

アベル「いえ、民を守ることこそが本来一番に為すべきことです。こちらこそ申し訳ないのですが、お任せしても?」

マークス「うむ、任せてくれたまえ!」ムキッ!

マークス「アルフ様とリーナ様も部隊を率いて戦っておられる」

マークス「この程度の相手には、遅れはとらないよ!」

マークス隊「「落ち着いたら、自分達もそちらに向かいますので!!」」ムキムキムキ!

アベル「こ、心強いな……」

アベル(彼らは闘士なのか、衛生兵なのか……どっちなんだろうなぁ……)


……

――

109 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/02(木) 23:55:00.65 ID:s+JJVhY40
――

……

【聖国・聖都中央】


アルフ「リーナ、状況は!?」ズバ!

リーナ「部隊の皆さん頑張って魔物を倒してくださっていますの!」ダァン!

リーナ「各居住区の結界も生きていますから、この程度の魔物なら通すこともありませんわ……!」ダァン!

アルフ「やれやれ……ヘリング司教の一件があってから兵や自分自身を鍛え直さなければ、危ないところだったかもしれぬ」ズシャ!

アルフ「どうやら魔物は散開し、全てを討ち取るには時間がかかるかもしれぬが……」

リーナ「逆に、一度に襲ってくる数は大したことありませんの!」ダァンダァン!

リーナ「問題なのは……」


バババ!


魔物の群れ「「グオオオオオオ!」」


――『断罪の一閃』発動――


アルフ「ふん!」ズガァ!

アルフ「どう見ても、その魔物がここから湧き出ていることだな……!」




アベル「アルフ! リーナ! 無事か!?」



アルフ「ア、アベル皇子!?」

リーナ「どうしてここに!? と言いたいところですけど、助かりましたわ!」

ロウル「うっわ、ここですよここ! すっごい臭います!」

シア「お、お怪我はありませんか〜!?」

アルフ「ああ、問題ない。どうやら、既に事情は把握してくれているようだな」

リーナ「武装状態のアベルの隊が来たなら、もう勝ったも同然ですの!」

アルフ「……」

リーナ「兄上?」

アルフ「……この奥に、おそらく今回の騒動の首魁がいるだろう」

アルフ「魔物ごと、この手で断罪してやりたい」

アルフ「だが……何故か、嫌な気配を感じるのだ……」タラリ…

パトラ「……私達は、ある程度敵の正体を掴んでいます」

パトラ「そしてそれは、王国の負の遺産……竜の力を宿している可能性もあるのです」

リーナ「なっ……!?」

アルフ「なるほど、あれが相手では、私が竦んでしまうのも道理か……」

アルフ「……アベル皇子」

アベル「わかっている。俺達も、それを討ちにここまで飛んできたのだ」

アルフ「君達には、幾度となく助けられるな……」

アルフ「……武運を祈る」スッ

アベル「ああ……」

……

――
110 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/03(金) 00:03:14.49 ID:qxaMmkXA0
――


【聖国・地下空洞】


ズガガガガ!


魔物の屍山「「」」ドッサリ


エリス「……」チャキン…

パトラ「……次は誰が刺されたいですか?」チャキン


魔物達「「グゥゥ……!?」」ブルブル…

魔物達「「キャインキャイン!」」ダッ!


マックス「こわぁ……魔物達もそりゃ逃げるよ」

アーシャ「本当に一体一体の力量はそれほどでもありませんからね」

ロウル「でも、逃げ出したところで……」チラ…



<ダンザイノイッセンー!

<キャイィィン…



シア「ご冥福をお祈りします〜……」

アベル「雑兵は気にする必要もないな」

アベル「さて……」ジャリ…



アベル「――姿を現して貰おうか」

アベル「――王国の大臣よ?」






王国元大臣「く、くぅ……!?」



アベル「お前が使役している王国の魔物は、聖王達の監視から逃れたものなのだろう」

アベル「それ故、白き魔力による強化もされていない」

アベル「この程度では、聖国を陥落させることはできないぞ?」

王国元大臣「ぐ……まさか……」
111 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/03(金) 00:14:16.85 ID:qxaMmkXA0
パトラ「……観念しなさい、大臣」チャキ…

マックス「王国は聖国の奇襲を受けた……」

マックス「だからって、似たような手を使っていいってわけでもないぞ!」チャキ!

元王国大臣「き、貴様らは……!」

パトラ「たとえあなたが、竜の力をその身に宿していたとしても」

パトラ「勝ち目はないと思った方がいいですよ?」


アベル隊「「……」」チャキン…


元王国大臣「……」

パトラ「何か弁明したいことがあれば、それは陛下の前でお願いします」

パトラ「……聖国でも偽りの償いをしていた貴方に、酌量の余地があるとは思えませんが」

元王国大臣「……くく」

パトラ「何がおかしいの?」

元王国大臣「相変わらず……クラウスも、その臣下も馬鹿ばかり……!」ククク!

元王国大臣「何故、私が五竜の研究をしていたと思うかね?」

元王国大臣「何故、私が嘘とはいえ聖国に謙ってまで生き永らえたと思うかね?」





元王国大臣「――全ては、この時のためだっ!!!」バッ!





巨大魔法陣「……」キィィィィィン!

巨大な宝玉「……」ゴポポポポポ!



アベル「なっ……あれは!?」




元王国大臣「さあ、ちょうど良い『生贄』も現れましたぞ!」

元王国大臣「今こそ――復活の時でございます!」




元王国大臣「――我が主君! コーネリアス様っ!!!」



パリィン!



112 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/03(金) 00:24:16.38 ID:qxaMmkXA0
ゴゴゴゴゴゴゴ!


???「グオオオオオオオオオオオオ!」ズルルルルル!




ロウル「うっぷ……!?」

パトラ「コ、コーネリアスですって……!?」

マックス「そんな、馬鹿な!? だって……!」

アベル「まさか……!?」

パトラ「――暗愚王コーネリアス……前国王です!!」




元王国大臣「ふはははははは! 暗愚なのはクラウスの方ではないか!」

元王国大臣「コーネリアス様の望みは、永遠の命! 永遠の王になられるべきはあのお方しかいないのだ!」

元王国大臣「生物をより強靭に作り変え続け、五竜は生まれた……!」

元王国大臣「そしてその五竜から吸い取った力を取り込んだコーネリアス様はまさに、究極の存在に――」




腐竜コーネリアス「グオォォォォ……」ボタ…ボタ…

元王国大臣「ひぇっ!? な、何故……!?」

腐竜コーネリアス「わしは……死なぬ……滅びぬ……」ボタボタ…

腐竜コーネリアス「だと、言うのに……何故だ……癒えぬ……渇きが……!」

腐竜コーネリアス「もっと、金を! 物を! 女を……!」




腐竜コーネリアス「――生命をよこすのだあああぁぁぁぁぁぁぁ!」ギュパッ!




元王国大臣「ひ、ひえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」ガタガタ!


113 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/03(金) 00:34:34.22 ID:qxaMmkXA0
――『暴食・満たされぬ者』発動――


★★『暴食・満たされぬ者』★★
生物と遭遇する度に発動。対象者によりその効果は変わる
ネームレス敵兵
確定捕食。そのレベルの半分を自身に加算する
ネームド敵兵
戦闘を行い、勝利後の逃走を阻止できた場合捕食。そのレベルの半分を自身に加算する
魔物
確定捕食。そのレベルの半分を自身に加算し、コンマ判定で一部スキルを奪取する
五竜
コンマ捕食判定。成功時にそのレベルの半分を自身に加算し、コンマ判定で一部スキルと耐久値を奪取する
既に討伐されていた場合は確定捕食し、そのレベルの1/3を自身に加算し、コンマ判定で一部スキルと耐久値を奪取する


元王国大臣:レベル10

※確定捕食・腐竜コーネリアスのレベルが10×1/2=5上昇





腐竜コーネリアス「グルオオオオオオオオオ!」

元王国大臣「ひっ、ぎゃっ……!?」グチャア!


ガリボリ…ガリボリ…



アーシャ「な、なんてこと……」

パトラ「これが、前王の成れの果てだというのですか……」

マックス「うっぷ……だ、大丈夫かロウルちゃん!?」

ロウル「え、ええなんとか……」ヨロ…

ロウル「今まで嗅いだこともない腐敗臭……風に乗って、サクさんがこれを感じ取ったんですかねぇ……?」

エリス「っ……身体のあちこちから、ぬるぬるとした気持ち悪いものが生えています……」

パトラ「骨格だけは五竜に近しいのかもしれませんが、どうしてこんな醜悪な姿に……」

シア「……」

シア「雷火隊と、同じです……」

シア「一人の人間に、過剰な力を与えてしまえば身体は崩れ去ります……」

シア「ましてや、自然の摂理に反する行いをすれば……」

アベル「絶えず腐敗し崩れる身体。しかし五竜が持つ強靭な生命力で易々と死ぬことも許されないのか……」

アベル「あるいは……この世への未練なのか……」



腐竜コーネリアス「足りぬ……足りぬぞおおおぉぉぉぉぉぉ……!」グパァ…



アベル「理由はわからんが――こいつを世に放つわけにはいかない!」バッ!




――戦闘開始!!!
114 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/03(金) 00:37:00.32 ID:qxaMmkXA0
隠しボス1・腐敗王国の腐敗竜が現れたあたりで今日はここまで
本来の条件下で戦う場合は少し手ごわかったかもしれませんが、これは不完全な状態です
何よりアベル達が異次元な強さに到達しちゃってるのが……

本日もありがとうございました!
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/03(金) 08:29:24.80 ID:5tRtXXWF0
おつです
ひぇっ、なるほど不完全体ってこういう…
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/03(金) 09:30:03.41 ID:LQAf8N+hO
おつおつ
地味に最終手段の一つの姉妹連携使えないのは惜しいが、多分そこまで行ったらオーバーキルレベルな戦力差なのかな
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/03(金) 14:46:27.85 ID:kvTJiQZqO
どっかで見た名前だと思ったら1スレ目のクラウスの上にいたこいつか!

【名前】コーネリアス
【年齢】60
【性別】男
【所属】王国
【外見】白髪と長い白髭が特徴的な男性。老いてきてはいるが、それでもなお怪力巨躯を誇る
【性格】執着心が強い
【情報】現在の王国の王。近年の腐敗の原因でもある
かつては王国を発展させようと奮戦してきた名君であったが、国が豊かになるにつれて彼は欲の毒に蝕まれた
ひたすらに豊かになることに執着してしまい、しかもそれは国民ではなく己に向けられることとなった
自分に富をもたらす存在や金を流してくる貴族を重視し、国民を優先すべきとする臣下や兵を戦地へと送り込むその姿に、もはや過去の面影はない
【その他備考など】
己の富が無意味になる「死」を極端に恐れており、内心では帝国と聖国に怯えている。王国に重装兵が多いのも保身の表れ


こいつが死んでクラウスが新王になったって設定になってたのね。性格の執着心がそのまま生への執着になってのゾンビ化か
最初からこっちが選ばれてたらアベル達相当なハードモードだっただろうな……
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/03(金) 19:25:43.44 ID:m8/nY4r+O
ドラゴンゾンビ…炎弱点…開幕ブッパしたら誘爆全滅…うっ頭が!?
ここの>>1が世界樹ユーザーだし、もしかしたら本当に炎カウンター仕込んでるかもしれないし、天使達は来ない方が安全やね
ここに来てまさかのゾンビ見せるわけにもいかんし
119 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/04(土) 00:02:37.16 ID:lm0QUDy50
こんばんはー
遅くなってしまった為、今日の更新はお休みです……
あと>>118さん、当てないでおいてください(白目)
とりあえず先に、↓1コンマ二桁であれば次が少し楽になるかもしれないアーシャ判定を

それとさらに↓1〜5辺りでゾロ目チケットの使用方法を自由安価で
隠しボス2に備えてストック、このスレ内で収まる小イベントに使うなどどちらも可能です
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 00:06:23.95 ID:/yvmKVJU0

ストック
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 00:11:37.77 ID:rXOzJ/jkO
とりあえず今はストックかな

ドラゴンゾンビは初回同行者のソロルがイメージに反して死振じゃなくて死遠リーパーだったり贖いの血がかなり強かったのに驚いてたな
そういえばこのスレってオレっ娘キャラっていなかったよね(ボクっ娘はスミレがいる)
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 00:24:20.25 ID:AJPhTF1A0
乙です!
俺も今はストックするのがいいと思います!
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 00:28:21.12 ID:BXEV2WvXO
乙です。とりあえず今はストックしてボスに使わずに勝てたらイベント用に使いたいな
そしてほんとに瘴気爆発すんのかいwあの姉妹なら爆発前に一撃粉砕してくれそうだけど
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 02:58:46.23 ID:3fvWcg/w0
ストックで
瘴気のこと考えると、敢えて劣勢取った方が結果的に被害少なくて済む状況になったりするのかな
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 15:05:49.74 ID:xWjOX6wHO
ボクっ娘オレっ娘って見てふと浮かんだんだけど、何となくアベルとロウルの子供は活発な男子orボクっ娘ってイメージがある
126 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/04(土) 23:05:20.00 ID:lm0QUDy50
こんばんはー
ここで高コンマをさらりと持って行けるアーシャの胆力よ(白目)
それではチケットストック状態で、コーネリアス戦をゆるゆる始めて行きます
下手をしなくてもすぐ決着つくかもです。何しろこの状態だと大ボス勢の中では脆いので……
127 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/04(土) 23:06:12.14 ID:lm0QUDy50
未知の敵に対するアーシャの観察眼

95(どんな敵であれ、みんなを守る為に戦術を考えるのが私の役目です!)>85

60>

※第一基準、第二基準を超えた為、アーシャが強敵に怯まず冷静に完璧な対処!

※隠しボスとの戦闘時、敵の動きを見抜いてスキル発動を最良のタイミングで自動で指示してくれます

※第二基準を超えたため、隠しボス2軍にも適応+有利な状態から開戦

――


腐竜コーネリアス「おおおぉぉぉぉぉぉ……!」



フシュウゥゥゥゥ…



アベル「五竜が、まだまともな生き物に思えるな……」

アーシャ「アベル、少しいいですか?」

アベル「どうしたアーシャ?」

アーシャ「これまで以上の異形の怪物。迂闊に攻め込めば何が起きるかわかりません」

アーシャ「まだ少し距離がある今の内に、できる限りの戦い方を考えましょう」

アベル「そうだな……アーシャ、君の目から見てあれはどう映る?」

アーシャ「そうですね……」

アーシャ「敵は腐敗した竜。おそらく『身を守る術を持たない』でしょう」

アーシャ「しかしアベルの先程の言葉通り『竜の生命力でしぶとい』可能性はあります」

アーシャ「そしてこの強烈な臭いは『私達への複数の弱体』となりそうですけど……」

ロウル「むぐぐ……! こんなこともあろうかと、用意しておいてよかったですよ……!」ゴソゴソ…


――『勇躍する黒騎士団の証』発動――


ロウル「はい、皆さんお揃いの口元を覆えるマスクです! ノワールさんのものを参考に、私が改良を加えてみました!」

ロウル「通気性はいいですけど、珍しい薬草を配合してあるのでこれで毒だろうがあの嫌な臭いだろうがもう聞きませんよ!」パタパタ!

アーシャ「ふふ、ありがとうロウルちゃん。これでだいぶ楽に動けますね」シュルリ

アーシャ「後は……」


128 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/04(土) 23:07:12.01 ID:lm0QUDy50
フシュウゥゥゥゥ…


アーシャ「この嫌な空気……」

アーシャ「安全の為に『炎系統の技は使わない方がいい』かもしれませんね」

アーシャ「引火してボン!ということになるかも……」

マックス「ひええぇぇ!? お、俺大人しくしておきますぅ!?」


※カウンター事前察知。マックス『フレアミラージュ』封印


アーシャ「本質が竜ならば『激しい攻撃を繰り返す』可能性があります」

アーシャ「敵がしぶといのであれば『出し惜しみ無く最初から全力で短期決戦』に持ち込むべきでしょう」

アーシャ「特にアベル。 『あなたの一撃が一番鍵を握っていると思いますよ?」

アベル「ああ。みんなも、わかったな?」

アベル隊一同「「はい!」」




腐竜コーネリアス「ふしゅううぅぅぅぅ……!」ズルズル…!




シア「き、来ましたよ〜!?」

パトラ「……この手で、王国の闇を完全に絶ち切ってみせます!」ジャキ!

アベル「よし! 行くぞ!」



――戦闘開始!!!
129 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/04(土) 23:08:38.12 ID:lm0QUDy50
エリス「アベル様の行く手を遮る者は、全て切り崩してみせます!」チャキンチャキン!


――『終剣・五煌』発動――


エリス「はああぁぁぁぁぁ!」タタタタ!

マックス(そ、そうかエリスちゃんの剣は複合属性だから引火の危険性もないのか)

マックス(いいなぁ、俺も……)

マックス(……ん? そういえば俺の剣って……炎の剣なのか??)


コーネリアス「おぉ……?」ググ…


コーネリアス「――女、女じゃっ! 若い――極上の女じゃああぁぁぁぁぁぁ!」ジュルジュルジュル!

エリス「えっ!?」ゾク!


――『色欲・柔肉求める触手』発動――

★★『色欲・柔肉求める触手』★★
敵に女性がいる場合、奇襲とは異なる先制1劣勢を仕掛けその人数×50自身のレベルを上昇させる
さらに相手に人数×50の常時−補正をかける
女性が防御行動を取った場合、そのスキルの耐久値を倍削る
このスキルは嫉妬・生者への猛襲よりも優先されて発動する

※腐竜コーネリアスのレベルが5×50=250上昇し先制攻撃



ゴパァ!



エリス(っ!? 腐肉の中からも気持ち悪いものが……!?)

アベル「エリスッ!?」

エリス「さ、触らないでくださいっ……!?」キィィィン!


――『聖衣・双煌』発動――


聖衣カウンター判定
↓1コンマ二桁
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 23:10:37.42 ID:Cs2yAucA0
131 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/04(土) 23:20:35.66 ID:lm0QUDy50
コンマ42<50

※カウンター失敗、劣勢判定のみ無効化。

※色欲の効果により聖衣倍増破壊2→0

――


エリス「はあっ!」ズバ!

触手「」ボシュウゥゥ…

コーネリアス「おおおお……!?」

アベル「エリス、大丈夫か!?」

エリス「は、はい……!」

エリス(こ、怖かった……)ブル…

エリス(焦って魔力量を間違えてしまうなんて……これじゃあもう、回復に回す魔力は……)

パトラ「なんとおぞましい……元々堕落した王とはいえ、ここまで堕ちるものですか……!」


コーネリアス「おぉ……おぉ……!?」

コーネリアス「わしを、拒んだというのか……娘よ……?」

コーネリアス「――王の中の王! 王国の支配者たるわしを、受け入れぬというのか!?」

コーネリアス「許せぬ……憎い……!」ゴゴゴゴ…

コーネリアス「――若い身体がっ! 肉がっ! 妬ましいっ……!」

コーネリアス「この世のものは全てわしのもの……その生命も、寄越すのだあああぁぁぁぁ!」グオオオォォ!


――『嫉妬・生者への猛襲』発動――

★★『嫉妬・生者への猛襲』★★
戦闘開始時、敵にカウンター不可の1劣勢を5連続で与える
さらに優勢取得時、判定表から劣勢判定を除いた連続攻撃を仕掛ける
この効果は1ターンに一度のみ
真竜の剛爪を奪取していた場合、そちらの発動が優先される


シア「こ、これは……! 皆さん、防御の構えを〜!」

アーシャ「ええ! アベル、お願い!」

アベル「どこまで防げるか……!」キイィィィン!


防御判定
↓1〜5コンマ一桁(連取あり)
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 23:21:42.90 ID:Cs2yAucA0
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 23:22:07.91 ID:jRu6mMBDO
はい
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 23:22:15.41 ID:eodujmfD0
やあ
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 23:22:45.88 ID:mNljj9miO
ほい
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 23:24:03.28 ID:xWjOX6wHO
なにこの淫獣
137 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/04(土) 23:35:28.50 ID:lm0QUDy50
1撃目:0→劣勢!アベル黒氷装でガード! 以後劣勢コンマ一桁0で追加防御!
2撃目:1→劣勢!アーシャ霧氷影陣でガード! 以後劣勢コンマ一桁3、6、9で3回まで回避!
3撃目:1→劣勢!アーシャ流麗なる剣技でガード!
4撃目:偶数ゾロ目による完全ガード!
5撃目:8→劣勢!ロウル弓兵の隠し刃でガード!(カウンターは不発)

――

ズガガガガガガガ!


アベル「くっ!?」

――黒氷装・霧氷影陣!!!――


アベル「なんだ、この竜の攻撃は……!?」パキパキ…

アーシャ「竜というよりも、本当にただの怪物ですね……!」ヒラリ


コーネリアス「妬ましい……軽やかに動く、その身体ああぁぁぁぁぁ!」グオン!

アーシャ「っ! しつこいですよ!」ギャリィン!

コーネリアス「おおおぉぉぉ……!」ビュオン!

ロウル「っとぉ!? うわぁ、動いている相手なら見境なく襲うみたいですねぇ……」

コーネリアス「おぉ……!?」



コーネリアス「――わしが、造らせた……実験生物の、余りか……?」




ロウル「っ……知りませんね! 私はアベルさんの副官のロウル! ただ、それだけですよ!」シャキン!

触手「」ズパ!

コーネリアス「おおおぉぉぉ……!?」

ロウル(あの気持ち悪いのは、いくら斬っても意味が無さそうですね……)


138 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/04(土) 23:44:33.82 ID:lm0QUDy50
コーネリアス「おおおぉぉぉぉ……!」ボタボタ…!

アベル「よし、動きが緩くなった!」



【アベル隊】
1アベル:レベル609
2エリス:レベル704
3アーシャ:レベル370
4ロウル:レベル342
5シア:レベル379
6パトラ:レベル322
7マックス:レベル274

『勇躍する黒騎士団の証』によりさらに10×7=+70
『王国槍将の鼓舞』によりさらに10×7=+70


アベル隊合計レベル:3140

――『変幻自在の指揮』発動――
――『勇躍する黒騎士団の証』発動――

※攻撃状態→無双状態へ
※敵の攻防指定補正無効化
※敵全体攻撃及びそれによる補正無効化
※弱体補正無効化

【アベル隊:耐久】基礎2+5=7
『真麟の双剣』:耐久1
『誓いの指輪』:耐久1
『エタニティツリー』:耐久1
『誓いの指輪』:耐久1
『王国の未来を担う者』:耐久1

【アベル隊:防御】残:3

『黒氷装』:防御0(劣勢コンマ一桁0で追加防御)
『聖衣・双煌』:回復防御0(敵カウンター無効)
『セイクリッドヴェイル』:回復防御2(一度だけ確定カウンター優勢後、敵に−30&防御強化無効)
『流麗なる剣技』:回避0
『霧氷影陣』:回避0(以後コンマ一桁3の倍数で3回まで回避)
『弓兵の隠し刃』:防御0
『グングニルドライヴ』:回避1(使用後、スキルを無視し敵耐久値1減)

【状況:??】
【無双状態】
アベル隊レベル総計:3140
総残耐久:7
総防御:3

VS

【王国の闇】
【攻撃状態固定】
腐竜コーネリアス:レベル1255
★★『腐敗の暗愚王』★★
三すくみ不利、敵の王国指定スキル、奇襲及び罠を無効化
このスキルを持つ限り、受けられる劣勢回数を9とし、永続攻撃状態を維持する
さらに敵を常時防御状態にし、常時−50の補正をかける
また補正差が50以上であったとしても25まで軽減し戦闘を行う

※レベル差極大、弱体無効化、五竜のいずれも捕食不可、弱体も無効化の為数値逆転不可

※『腐敗の暗愚王』の効果により補正25の状態で戦闘を続行

コンマ25以上で優勢
コンマ24以下で劣勢

↓1コンマ二桁
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 23:45:00.97 ID:eodujmfD0
140 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/04(土) 23:56:36.32 ID:lm0QUDy50
コンマ97

――アベル隊優勢!



コーネリアス「もっと、もっとだ……!」ズルズル!

コーネリアス「わしを、癒せ……! 捧げよ……!」


パトラ「……ええ、捧げましょう」チャキン…



ズドォ!!!



コーネリアス「があああああぁぁぁぁぁ!?」ビチャッ!

パトラ「あなたを、眠らせる一撃を!」

コーネリアス「はあぁぁぁぁ……!? わ、わしを……!?」

コーネリアス「ゆ、許さぬ……このわしの命を奪おうなどという者は……」

コーネリアス「この世に、あってはならぬのだぁぁぁぁ……!」グオン!

パトラ「っ!」

――『憤怒・異形の鉄槌』発動――

★★『憤怒・異形の鉄槌』★★
戦闘時、常時補正+150
自身が劣勢判定を受けた時、相手にも劣勢を返す
さらにコンマ一桁が1か9の場合、威力を倍増させる


エリス「させませんっ!」バッ!

コーネリアス「うっ……!?」

――憤怒のカウンターを無効化――



タン…!


アベル「――貴様こそ、この世にあってはならぬ存在だろう!」キィィィン!

パトラ「あなたは既に死した身です。しっかりと眠らせることこそが、騎士としての敬意です!」グオングオン!

マックス「俺は、覚えているからな! あんたの、数々の横暴っ!」


三人「「くらえええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!」」ブオン!



コーネリアス「!!??」
141 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/05(日) 00:07:19.38 ID:pXM1KrMT0
――『黒氷葬』発動――
――『無双三段』発動――
――『ファイナルストライク』発動――


アベル(アーシャの見立てでは、この腐った身体は再生をしているようだ……)

アベル(ならば、凍らせてそれを阻害するっ!)


アベル「であああああ!」ガキィィィン!


コーネリアス「があああ!? わ、わしの身体……おおぉぉぉぉ!?」パキパキ…


パトラ「ありがとうございますアベルさん! 凍って固まった肉なら、貫きやすいですっ!」ガオン!

コーネリアス「ぐあっ!?」

パトラ「……王国の民の怒りも受け取って、眠りなさいっ!」ズドン! ドガァ!

コーネリアス「ぐぼぉぉぉぉ……!?」ボタボタ…!



マックス「――あんたじゃ、絶対にクラウス様は越えられないっ!」ゴォォォォ!

マックス「俺の怒りも、くらいやがれえええぇぇぇぇぇ!」ブオン!




ドガアアアアアアア!



マックス「や、やった……! 綺麗に頭に打ちこんでやった……!」

マックス(……爆発するかと思ったけど、アーシャさんが間違えたのかな?)

エリス(マックスさんの剣、よく見てみるとあれは……?)


マックス剣「」ボキン

マックス「あ」

ロウル「だーかーらー! マックスさんは少し加減を知ってくださいよ! ほら、予備の剣です!」シュッ!

マックス「ご、ごめんよぉ!?」パシ!

マックス「でも、これで……」


コーネリアス残耐久:9
ガードスキル:無

黒氷葬威力3+無双三段威力1×3+ファイナルストライク威力3

9−3−3−3=…





コーネリアス「」ボロボロ…


ドスゥゥゥゥン…


――勝利
142 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/05(日) 00:15:32.15 ID:pXM1KrMT0
――『傲慢・永遠の渇望』発動――


★★『傲慢・永遠の渇望』★★
自身の耐久値が0になった時、発動
追撃中の場合はそれを確定停止させ、耐久値1の状態で復活する
この効果は4回まで発動し、発動する度に自身に常時+30補正を加える




アーシャ「っ! 気をつけて!」バッ!

シア「まだ、嫌な気配が残っていますよ〜!」

マックス「うぇっ!?」バッ!



コーネリアス「お、オオォォ……」ズルルルル…

コーネリアス「ワシは、死なぬ……わしは……不滅ノ…王……!」ズルズル!




パトラ「な、なんて執念……」

アベル「永遠の命を求めていたと言っていたが……」

アベル「欲に取りつかれてしまった王の姿か……」

ロウル「死にかけ……いや、もう死んでいるんですよね? ちょっと面倒ですねぇ」チャキ!

エリス「気を抜かず、何度でも打ち倒しましょう!」


――戦闘続行!!!
143 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/05(日) 00:19:47.95 ID:pXM1KrMT0
コーネリアスが蘇生を繰り返し始めた辺りで今日はここまで
大体五竜が全員帝国で死亡するか住み着いたのが悪いんです(白目)
なおアーシャによって回避された瘴気はこちら

★★『充満する瘴気』★★
戦闘時、敵に常時−50の補正をかける
王城内での戦闘時、2ターンに一度魔物の補充を行い捕食に移行できる
さらに敵が火炎属性の行動を取った場合、それを無効化し敵に劣勢を与える

元々は完全に王国内での対スカーレット将軍スキルな辺り、本来コーネリアスが戦う状況を察してあげてください
正直五竜捕食しててもアベル達が強すぎるんだけど(白目)

本日もありがとうございました!
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 06:29:09.88 ID:+CnqrrFc0
おつです
淫獣は土に還って、どうぞ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 08:31:06.52 ID:SKV7IQBeO
おつー。
暴食、色欲、嫉妬、憤怒、傲慢ってことは後は強欲怠惰の七罪か。クラウス採用でほんとよかった
普段ならヒロイン触手ピンチとか好物だけど、こいつはとっととズタズタにしてやろう
146 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/05(日) 23:20:49.83 ID:pXM1KrMT0
こんばんはー
それでは再生コーネリアス戦の続きから再開です
147 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/05(日) 23:22:02.71 ID:pXM1KrMT0
コーネリアス「許さぬ……ワシを滅ぼそうナド、許されない……!」ボタボタ…

コーネリアス「わしはフメツ……王国そのものであるワシガ滅びてはナラヌのだ……!」


――『怠惰・動かぬ王』発動――

★★『怠惰・動かぬ王』★★
2ターンに一度、自身の耐久値を1回復させる(基準値以上にはならない)
また捕食に成功した時は、自身の耐久値を2回復させる


コーネリアス「……!?」グググ…

――『黒氷葬』発動!――

※『怠惰・動かぬ王』を無効化


黒氷「」パキパキ…


ロウル「お? アベルさんの氷が上手い具合に傷口が塞がるのを防いでいますね!」

アーシャ「やっぱり、アベルの攻撃が有効だったようですね」

エリス「これなら、まだまだ斬りこめそうです!」

パトラ「ええ。大きな体躯ですから、すぐには難しいかもしれませんけど……」チャキ!

マックス「回復できないってんなら、勝ち目はありますよね!」

シア「み、皆さん油断は駄目ですからね〜?」


アベル「……眠れ、異形の王!」キィィィン!

コーネリアス「おの、れ……! わしを、誰だと思っておるノダ……!」

コーネリアス「わしは、絶対の王……! 全てを得るべき王ナノダ……!」グオォォォ!


コンマ25以上で優勢
コンマ24以下で劣勢


↓1コンマ二桁
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 23:24:58.13 ID:efQzr1ot0
149 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/05(日) 23:34:22.72 ID:pXM1KrMT0
コンマ13

――アベル隊劣勢!


コーネリアス「グオオオオオオオォォォォ!」ドパァ!

アベル「むっ!?」

ロウル「き、気持ち悪い奴ですね本当に……!」

エリス「ア、アベル様! そのぬるぬるしたものにはお気をつけください!」

アーシャ「アベル!」

アベル「……ああ、大丈夫だ!」スゥ…


――『霧氷影陣』発動――

※劣勢を回避


ユラリ…


コーネリアス「ぬぅ……!?」


アーシャ「それは幻影ですよ」

アベル「よし、攻撃後の隙が――」


触手「」ドパァ!


アベル「っ!? 連続して……!?」


――『嫉妬・生者への猛襲』発動――

※優勢取得による追撃


エリス「アベル様っ!」ダッ!


――『ツバメ返し』発動――
★『ツバメ返し』★
戦闘時、常時補正+20
敵から追撃を受けた時、3回まで反撃を行う
1回目は確定、2回目以降は判定成功で追撃劣勢を回避し、相手に劣勢を返す


※初回確定追撃カウンター


ギィィン!


エリス「こんな、もの……!」グググ!

エリス「お返しですっ!」ギャリィン!


コーネリアス「グアアアアアア!?」ブシャアア!


コーネリアス残耐久

1−1= 0
150 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/05(日) 23:38:37.23 ID:pXM1KrMT0
――『傲慢・永遠の渇望』発動――



コーネリアス「ウゴオオオォォォォ……!」ズルズル…!


エリス「そ、そんな! 確かに返せたのに……!」

アベル「すまないエリス、助かった!」

マックス「あ、でもさっきより身体が一層崩れてませんか……?」

アーシャ「再生を凍らされていますし、もはや執念で立ち上がっているのでしょう」

ロウル「それなら、立ち上がる気力が無くなるまでやるしかないってことですね……!」



コーネリアス「ムダダ……! わしは、不滅の王なのダカラ……!」

コーネリアス「滅びることなど、ナイ……!」



コンマ25以上で優勢
コンマ24以下で劣勢


↓1コンマ二桁
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 23:39:43.25 ID:q2y2GLMm0
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 23:39:43.56 ID:V3RANnHY0
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 23:40:03.33 ID:82LRH/HyO
しぶてぇ!
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 23:40:22.86 ID:jBjXvaWmO
丁度優勢ギリギリってのも珍しいな
155 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/05(日) 23:47:09.41 ID:pXM1KrMT0
コンマ25

――アベル隊優勢!


コーネリアス「ワシハ、滅びることのない命ヲ手に入れタ……!」

コーネリアス「これまでも、コレカラも、金を物を女ヲスベテワシが……!」

コーネリアス「全て、スベテ永遠にワシのもの……!」グオン!



ドシュ!


コーネリアス「があああぁぁぁぁぁ!?」ブシャアアア!


ロウル「おー、やっぱそんな姿でも目を射られるのは痛いんですねぇ」チャキ


コーネリアス「」ドスゥゥン…


ロウル「そのまま眠って欲しいところではあるんですけど……」


――『傲慢・永遠の渇望』発動――


コーネリアス「オ、おおォォォォ……!?」グジュグジュ…

コーネリアス「み、ミエヌ……ミギガ見えぬ……!?」

コーネリアス「ナゼナオラナイ? 誰か、ワシを癒せ……!?」グジュジュ…

コーネリアス「王が……ヨンデオルノダぞ……!?」


ロウル「し、しぶとすぎませんか……?」

パトラ「いえ。効いてはいる筈です」

パトラ「どんどんと、元々歪な姿がさらに崩れていますからね……」

パトラ「……」チャキ…



コンマ25以上で優勢
コンマ24以下で劣勢


↓1コンマ二桁
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 23:47:46.23 ID:V3RANnHY0
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/07/05(日) 23:52:43.68 ID:pXM1KrMT0
コンマ23

――アベル隊劣勢!


コーネリアス「ウボオオォォォォ!」グジュグジュ!

コーネリアス「タリヌ……そうだ……イノチ……!」

コーネリアス「もっと、もっと命をヲヲヲヲヲヲヲ……!」ジュズズズズズズ!


マックス「うっげ……!? なんでこいつ、こんな姿でそんな速く突進できんだよ……!?」

マックス「アベル皇子、気をつけ……」


――『霧氷影陣』発動――


コーネリアス「オオオォォ!?」スカッ…

アーシャ「……こうも同じ手にかかってくれるとは」

アベル「限界が近い、ということだろうな」

コーネリアス「オオオオォォ!」ジュルルルル!

エリス「さっきと同じ、それなら……!」チャキ!


ツバメ返し判定
↓1コンマ二桁
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 23:52:57.04 ID:mlrAVZLn0
低空飛行なコンマァ
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 23:56:07.12 ID:jBjXvaWmO
今日に限って初期のアベルに戻ってないですかねこれ
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 23:56:45.91 ID:EVMiepo80
>>158
そういうこと言うからまた低コンマに…
161 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/05(日) 23:59:34.11 ID:pXM1KrMT0
コンマ04

――ツバメ返し不発!


コーネリアス「オ……」ゾク…

コーネリアス「オオオオォォォ!」ジュズズズ!


エリス「っ、私から攻撃対象を変えた……!?」

アーシャ「エリスちゃんの反撃を警戒する知能は残っていたようですね……!」

アーシャ「でも……狙った相手が悪いです」


パトラ「ふううぅぅぅ……」チャキン…


――『グングニルドライヴ』発動――



パトラ「 つ ら ぬ け え え え ぇ ぇ ぇ ぇ ! ! ! 」ガオォォォン!



コーネリアス「グギャバアアアアアア!?」グジャアアア…!


ビチャビチャ!

ビチャ!


マックス「おぅぅぅ……すっげえ飛び散った……」ブルブル



――『傲慢・永遠の渇望』発動――


コーネリアス「オ……オ……」ズゾゾゾゾ…



マックス「なのになんでまだ動けるんだよ……!?」
162 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/06(月) 00:08:23.70 ID:axGjTn1k0
アベル「いや、次で終わりだろう」

マックス「え?」

ロウル「見てください……」



コーネリアス「イ、イヤジャ……シニタク……ナイ……」ズル…

コーネリアス「ワシ……ハ……オウ……オウコクノ……」ズル…

コーネリアス「クニニ、タミノタメニ……ツクシテ……キタ……」ズル…

コーネリアス「ワシハ、ツクシタノダ……ミアウモノ……エルベキ……」ズル…

コーネリアス「カネモ……オンナモ……」ズ…

コーネリアス「タリヌ……ミタサレ、ヌ……」グチャ…


エリス「もう、私達が何をしなくても……」

アーシャ「ええ。もう自重も支え切れていない。このままでも彼は……」

シア「苦しみの中で死んでしまいますね〜……」

パトラ「……あなたは、道を違えてしまった」

パトラ「あなたにも、寄り添ってくれる人がいれば、何かが変わっていたのでしょうか?」

コーネリアス「オオォォ……」グジュ…


パトラ「……」

シア「……」


最終判定(アベル隊勝利確定)

コンマ25以上で???
コンマ24以下で???


↓1コンマ二桁
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:09:07.97 ID:1wYP46ja0
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:09:12.79 ID:guc0jF5DO
はい
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:15:20.75 ID:p5wb0gAUO
介錯か自滅かってところかな?
166 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/06(月) 00:22:11.87 ID:axGjTn1k0
コンマ97

――アベル隊優勢


パトラ「……これで、最後です」チャキ

シア「神よ。どうかこの人を……お救いください……!」ギュ…


コーネリアス「ワ、ワシハ……ワシハ……!」ドロリ…


シア「安らかに……!」キィィィィン!


???「……」キィン…


シア「……え?」



ズドオォォォォォォォォン!



コーネリアス「オ、オォォォォォォォォォ……!?」ジュワアアア…






コーネリアス「オ……ォ……」ジュワワ…



コーネリアス(なんと、癒される光……ああ、これで、眠れるのか……)




ボシュウゥゥゥゥ…



パトラ「っと……す、凄いじゃないですかシアさん!?」

シア「え、え?」

ロウル「いやぁ、さっきから魔力を溜めている様子でしたから何かしそうとは思いましたけど!」

アーシャ「まさかあんな凄い光魔法を使うだなんて、驚きました」

エリス「シアさんも、鍛錬でさらにお強くなられたんですね!」キラキラ!

マックス「くぅぅ、最後は俺が決めたかったけど……」

マックス「……なんだかあの前王も最後にちょっとだけ……救われた顔してたように見えました」

マックス「流石、聖国のシスターですねシアさん!」

アベル「ああ、止めを任せてしまってすまないな」

シア「え、え〜っと……確かに、用意はしていたんですけど〜……」

シア(でもそれは……カウンター用だった筈なのに……???)

シア「で、でも。これで勝てたことは間違いないんですよね〜?」

アベル「ああ」

パトラ「王国の闇を晒すようで心苦しいですが、急いでアルフさん達の報告に向かいましょう!」


――勝利!!!
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:23:33.48 ID:VjirhzcUO
無事に勝てたがこれ改めて考えると
ティアは連れてきたらちょっとヤバいことになってたかもなあ
168 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/06(月) 00:26:12.92 ID:axGjTn1k0
隠しボス1コーネリアスがボコボコにされて消滅したあたりで今日はここまで
珍しくアベル隊のコンマ運が悪めでなおこの結果とは……(白目)

この後は少しやりとりを挟んだ後、そのまま隠しボス2軍との戦闘になります
こちらはコーネリアスとは真逆に、本編で出現した場合でも奇数ゾロを3連打くらいしない限りは揃わない最大徒党状態での戦闘になります。
コンマの出目次第では、アベル達が負ける可能性も……ある、かな?

本日もありがとうございました!
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:28:51.08 ID:jburYZ3v0
ゴミ運を楽な方に回せたと考えるんだ
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:29:34.13 ID:p5wb0gAUO
おつおつ
次は総力戦だから要所で姉妹連携とか的確にぶちこんでいくか
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:32:25.44 ID:1wYP46ja0
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:40:47.62 ID:pKY8omYXO
おつおつ
劣勢食らってもアーシャの幻影機能したりして実質無効だったし、低コンマでもなんだかんだ被害出てないのが凄い
しかしこれシアさんがトドメさそうとした時に誰からか介入されたっぽいな
そうなるとやっぱりシュタイナーだろうし、次は四天合体シュタイナーとかなのかな?
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:44:46.73 ID:VjirhzcUO
そういや炎天とか復活できなかったんだよな
それでもあれだけギリギリだったんだよな今思えば
奇数ゾロがとにかくピンポイントでヤバかったっけ
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 21:29:20.49 ID:Q9IkWZFwO
両腕粉砕して本体も楽勝かと思えば、両腕壁になって救援不可
それでも高レベルアベル達が本体ボコボコにしてたら突然奇数ゾロ連発で耐えて波動ぶっぱでアベルは一度オーバーキルでエリスも指輪使用
やっぱ思い返してもシュタイナーの執念がやばすぎたな。もし次が真シュタイナーなら嫌な予感しかない
175 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 00:30:09.89 ID:Kk7fF6Jg0
こんばんはー
……寝堕ちてしまい申し訳ありません
とりあえず次のパートの表題までを投下しておきます
176 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 00:31:00.35 ID:Kk7fF6Jg0
――


〜〜



元王国大臣の暗躍、そして前王コーネリアス討伐の報せは瞬く間に広まった。

聖国の地下深くで恐ろしい怪物が目覚めようとしていたことに、聖国の民は驚きを隠せない。

それを討ったのが、かつて聖王シュタイナーの命を奪ったアベル皇子一行であることも含めて。

僅かながらに残っていた聖王の仇を討つべきという一団も、この一件で気勢を削がれる。

王女エカチェリーナが誇らしげに友であると改めて語り……

聖国軍を纏め上げる総帥であるアルフォンスまでもがその武勲を讃えれば、当然の結果だろう。

そして王国への風当たりが強くなるかと思えば、それもなく。

報せを受けすぐさま飛んできた現国王クラウス自らが、聖国民に深い謝罪の意を示したのだ。

聖王が王国を一度壊滅に追いやった事実は今や民も知るところであり、後ろめたさを感じている者も多い。

そんな中での国王の自らの謝罪。そしてアベル皇子達と共に真っ先に脅威を穿った将軍パトラの功績。

その真摯な姿は聖国民の心にも響き、必要以上の波風を立てることもなかった。

王国と違い、今回は被害が出る前に討伐されたという事実も大きいのだろう。



元々は王国を襲い五竜を奪った我々が悪い、いや管理や大臣への警戒が不十分だった我々が悪い……

聖国と王国の長が互いに譲らずに謝罪を繰り広げる姿は中々に珍しいものとして映る。

しかしそれは同時に、今度こそ……聖王シュタイナーも死の際で願った三国の本当の平和に近づいているように見えた。

その架け橋となったのは、帝国の皇子なのだから。


神もきっと、お喜びになられているだろう。


生来の気質を失ってない聖国の民は、次々にそう口にした。

聖国を想いすぎたが故に行き過ぎてしまった聖国の光は倒れ。

力こそが全てであると人の身を超越した帝国の武も倒れ。

そして王国のかつての闇も倒れ、次なる王は光に満ち溢れているのだから。



討ち取った魔物の処理や結界の修復、家屋の修繕なども全て三国が協力して行うことに、反対する者は誰も現れなかった。


……

――


177 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 00:31:31.67 ID:Kk7fF6Jg0
――


【聖国・民家】


カイン「まったく。アベルの奴なんで僕まで駆り出すかなぁ」キイィィン!

カイン「しかし王国の前王が第六の竜になっているなんて……」

カイン「それをあっさり倒すあいつらも、大概だけどねぇ……ほら、これで結界は前より丈夫だよ」

聖国少女「ありがとう、お兄ちゃん!」

カイン「別に、この程度……」

カイン「……僕は、王国や聖国の人間に礼を言われる立場の人間じゃないんだよ」

聖国少女「……帝国の人だから?」

カイン「ああ……ちょっと前までは、この国の兵士だって沢山殺しているんだよ?」

カイン「だから――」

聖国少女「……でも、今はこうして私達のお家を直してくれてる」

聖国少女「お兄ちゃんも、後悔しているんでしょ?」

カイン「っ……」

聖国少女「大丈夫。悪いことをしても、それを悔いる気持ちがあれば神様が……」

カイン「ふん、子供が偉そうに僕に神を説くな……」スタスタ

聖国少女「あっ……! また来てね、お兄ちゃん! 今度はお礼にお茶を淹れてあげるから!」フリフリ

カイン「……機会があればね」スタスタ




カイン「まったく、調子が狂うな……」

クラウス「カイン皇子。こちらだったか」

カイン「クラウス王……何か僕に御用ですか?」

クラウス「……カイン皇子の眼の話はアベル皇子達から伺っている」

クラウス「王国の暗部、それは今回の前王コーネリアスの――」

カイン「昔のことです。今はこうして視えるようになった」

カイン「それに繋がりを持っていたのは母さんだし、あなたに落ち度はないしその前王も今度こそ死んだ」

カイン「そんな顔をされるくらいなら、前を向かれた方がいいと思いますが?」

カイン「なにしろ今回の件で、どうあれ王国の大きな負の遺産は無くなったわけですからね」

クラウス「そうだな……その通りだ」

クラウス「――先程の少女も、カイン皇子に前を向いて欲しかったのだと思うよ」

カイン「っ! これはなかなかどうして、嫌らしい国王様だ」クク…

カイン「ええ、僕もわかってはいるんです。時間はかかっても、あの子に相応しい男になるつもりですよ」

クラウス「これは申し訳ない。お詫びはどうすればいいかな?」

カイン「それじゃあ、王国製の魔法薬を一本貰いたいですね。結構こき使われているので」

クラウス「お安い御用だ。私も、作業を手伝おう」ポン


……

――
178 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 00:32:04.58 ID:Kk7fF6Jg0
――


【聖国・火葬場】


スカーレット「ああ、嘆かわしい!」シュボッ!

魔物の山「「」」メラメラ…

スカーレット「あの愚かな王に大臣が、ここまで腐っているとは思いませんでしたわ……!」

マックス「いやー、実際に腐ってましたし……あれは多分しばらく忘れられませんね……」

キアラ「帝国にまで被害が無かったのは良かったですけど、大丈夫だったんですかマックスさん?」

マックス「え? ああ大丈夫大丈夫。俺も結構大きな一撃与えられたんだぜ! こうやって、どーんって!」

キアラ「もう……マックスさんが無茶をした姿が目に浮かびます」

フィーア「でも、アベル兄様達も一緒ですから大丈夫だった筈です!」

フィーア「もし剣が折れちゃっても、きっとロウル姉様がすぐに渡してくれますもの!」ピョン!

マックス「フィーアちゃん見てたの!?」ガーン!

フィーア「いえ?」キョトン

キアラ「……また剣、折っちゃったんですね」

マックス「はい……」ショボーン…

スカーレット「魔力を宿す必殺の一撃は、技の威力が大きすぎると武器が耐えきれないのです」

スカーレット「それはつまりマックス、あなたにもワタクシを越える大きな才能が眠っている証拠でもあるのですよ?」

マックス「え、そうなんですか?///」テレテレ

スカーレット「……あなたの良い点でも悪い点でもある、常に全力の癖を制御できれば、ですが」

マックス「難しいなぁ……あ、そういえばスカーレット将軍。一つ質問をしてもよろしいですか?」

スカーレット「なんですか?」

マックス「俺、スカーレット将軍に鍛えられて炎の魔法が少し使えるようになったんですけど……」

マックス「その、コーネリアスの奴は火に対して誘爆する状態で、危なくて使えないかなーって思ってたんです」

マックス「でも実際は誘爆することも無く、あいつの頭に必殺の一撃を撃ちこめたんですけど、俺の剣の属性ってなんなんですかね?」

スカーレット「ふむ……引火性の瘴気を纏っていたのですか。つくづく嫌らしい点…」

スカーレット「しかし、あなたの制御不能な全力を出しても引火しなかったということは……おそらく、複合属性ですわね」ピシ!

マックス「え!? お、俺もしかして複数の魔法を操れる才能までっ!?」

スカーレット「事実ならかなり稀有な事例です。聖国の者以外で複数の魔法を操る才に恵まれる者はほとんどいませんからね」

マックス「おぉ……! でも、出そうと思ってもこうして火しか出せないんだけどなぁ」ボッ!

スカーレット「……考えられるとすれば火の素質を持つあなたに、誰か強大な魔力を持つ者が気がつかずに魔力を分け与えた可能性かしら?」

スカーレット「親族以外でも、波長が合えば手を握り合うことで魔力の譲渡が成立することも――あ」チラ


マックス「〜〜っ!?///」ボッ!

キアラ「〜〜っ!?///」ボッ!


フィーア「だ、大丈夫ですか!? 一気にお顔が真っ赤に!?」ワタワタ


スカーレット「あらあら……」

スカーレット「最悪な報せの後に、これは嬉しい報せかもしれませんわね……?」ペロリ…


……


――
179 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 00:32:59.23 ID:Kk7fF6Jg0
――


【聖国・王宮】


アドルラン「アルフ、これはここに置いておけばいいのかな?」

アルフ「ああ、頼む。本当にすまないな、何から何まで……」

ネスト「いやはや、俺達も王国内には派遣されてあちこち探ってましたけど……」

ネスト「流石に王国のやばいやつが聖国に隠されてるってのは見抜けませんでしたねー」ヨイショ

リーナ「元はと言えば、王国の方々を攫った兄上のせいですの……!」ドン!

アルフ「我々も彼らが以後も聖国に住みたいと言い出したことに、さほど疑念を持たなかったからな……」

リーナ「国王様はああは言っていましたけど、王国だってまだまだ大変な筈ですの」

リーナ「というより聖国王女としては、どうしても天使の件を引きずります……復興は進んでいますの?」

ネスト「完全に、とは言えませんけどねー。でもかなり進んでいますよ」

ネスト「クラウス様は武力こそそこそこって感じですけど、本当に民のことを考えていらっしゃいますからねぇ……」

ネスト「正直、帝国にも欲しいなーなんて思っちゃうくらいですよー」

アドルラン「はははは、私もクラウス王に追いつけるよう、もっと精進せねばな!」

ネスト「あ、いえ、アドルラン様に不服があるわけじゃないんですけどー!?」アセアセ

リーナ「ええ。わかっていますの。国王様も、そしてアドルランもその手腕は確かですわ」

アルフ「今や国を統べる者として一番未熟なのは、我ら兄妹だからな」

アルフ「兄さんや神に頼りすぎた、自業自得ではあるとは思う」

アドルラン「アルフ……」

アルフ「――しかし、私は神や民に贖罪せねばならぬ身だ」

アルフ「たとえ時間がかかり、お前達に至らぬまでも……最後の時まで、尽力することを誓おう!」

アドルラン「うむ、その意気だ! 共に国の為民の為に頑張ろうじゃないか!」ガシ!

アルフ「ああ!」ガシ!


ネスト「なんていうか、俺の勝手な想像なんですけどねー?」

リーナ「なんですの?」

ネスト「多分、三国は平和になりそうな気がするんですよねー」

ネスト「……クラウス様もアドルラン様も、そしてアルフォンス様も、なんか似た匂いがするんですもん」

リーナ「……わかりますの」


……

――
180 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 00:35:48.68 ID:Kk7fF6Jg0
――

【聖国・教会】


子供1「王国の悪い竜を倒してくれた騎士様だって!」

子供2「マークス神父も認める、凄い人だって!」

子供3「ほんとだ! マークス神父よりも大胸筋があるみたい!?」

ワーワー!

パトラ「ちょ、ちょっとみんな落ち着いて……!?」モミクチャ

マークス「うむ、パトラ君は子供達に大人気だな!」

ロウル「どの国でも子供に懐かれるっていうのは、本当に才能だと思いますよ」

ロウル「それにしてもマークスさん達もお疲れ様でした。かなり動き回ったんですよね?」

マークス「はっはっはっ! あのくらい、日課の運動量にもならないよ」

マークス「今回は本当に君達が来てくれて助かったよ」

マークス「だがやはり、君達に頼りすぎは良くないからね」ムキ!

マークス「今度は、私一人でもその悪しき竜を倒せるまで鍛えねばならないなっ!」ムッキィ!

ロウル「いや……倒せはしましたけど、あんな生き物一人で戦える人なんて……」

ロウル「……ギルバートさんくらいですよ」

マークス「そうか。ならばそこを目標に――」

ロウル「駄目ですって! 聖国が第二の帝国になりかねませんよ!?」

ワーワー!


エリス「一時はどうなることかと思いましたけど……」

アーシャ「終わってみれば、より一層三国の繋がりが増した気がしますね」

アーシャ「王国の大きな脅威もなくなり、聖国もこれからより穏やかな国になる筈です」

アーシャ「……こうなると、帝国が遅れている気がしますね。私の家に限らず駄目な貴族は多いですし」

コソコソ…

アーシャ父(な、なぜここにアーシャが……!?)ガタガタ…

アーシャ母(折角聖国に亡命してきたのに……!?)ガタガタ…

シャナ(いやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ! は、はやく逃げないと!)ガクブルガクブル…

シャナ(アルフォンス様と懇意になれば、アーシャも今度こそ手出しは……)ジャリ…


エリス「っ! 敵襲!?」ヒュパン!

柱「」ガス!

三人「「「」」」ピタァ!


エリス「ち、違いましたか。どうにも嫌な気配を感じたのですが……」

アーシャ「エリスちゃん、流石に教会内で投剣は危ないと思いますよ?」

子供4「わあ、こっちのお姉ちゃんも凄いや! 今のもう一回やって!」キラキラ!

アーシャ「ほら、よからぬ異文化交流が……」ヤレヤレ…

アーシャ「……」チラ…

ヒビ柱「」

アーシャ「……平和が、一番ですよね」スッ…


……

――
181 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 00:37:13.57 ID:Kk7fF6Jg0
――


【聖国・聖都】


アベル「ふぅ……」

ティア「お、お疲れ様ですアベル様……!」

ティア「これ、聖国の湧水です。どうぞ……!」スッ…

アベル「ああ、ありがとうティア」ゴクゴク…

アベル「すまない。やはり地理に疎い分、どうしても手助けが欲しくてな」

ティア「い、いえ私にできるのはこれくらいですから……!」ブンブン!

ティア「アベル様達が恐ろしい敵と戦っているのに、私は何もできず……」

アベル「いいんだ、ティア」ナデナデ

アベル「むしろ、今回はティアは来なくて正解だったかもしれないしな……」

ティア「えぇっ!?」ガーン!

アベル「なんというか……あの姿を見たら、ティアは多分大泣きをしていたと思う」

ティア「……」ゾクリ…

ティア「で、でも他の皆さんは戦われたのですよね!?」

ティア「私だって、アベル様の部隊の一員です。き、きっと耐えてみせます……!」

アベル「……」

アベル「……ティア、耳を」

ティア「え?///」

アベル「……」ゴニョゴニョ…

ティア「――ひやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!? 怖いよおおおぉぉぉぉぉぉぉ!?」ガタガタガタ!

アベル「だ、だから言っただろう……俺も今後、あれを上回る怪物には遭遇しないだろうと断言できるぞ」

ティア「うぅぅぅ……」ギュウウゥゥゥ…

アベル「あー……すまない。やはり容姿を教えるのも止めておくべきだったな」ナデナデ

ティア「くすん……」


シア「あ〜! アベルさんがティアさんを泣かせています〜!?」

シア「駄目ですよアベルさん〜、そういうことをしちゃあ〜!」

シア「だ、誰かを虐めたいなら……わ、わた……///」プシュー…

ティア「シ、シアさん! 教えてください! どうやったら怖い生き物が怖くなくなるのですか!?」

シア「え、ええ〜!? な、なんで私に聞くんですか〜!?」

ティア「だって、怖い竜にシアさんが凄い一撃を放って跡形も無く蒸発させたって……」

ティア「……あ、どうしよう……なんだかシアさんまで怖く思えてきた……!?」ガタガタ!

シア「ぬ、濡れ衣です〜!?」ワタワタ!

182 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 00:37:52.42 ID:Kk7fF6Jg0
アベル「ははは。まあ、シアの方がティアよりも胆力はあるかもな」ナデナデ

ティア「うぅ、私も頑張らないと……」ショボン…

シア「うぅ、私だって怖かったんですよ〜?」

シア「でも、何とか救われて欲しいっていう気持ちもあって〜……」

アベル「それで光の柱でずどん! か」

シア「もぉ〜! アベルさんがいぢわるです〜!」プンプン!










シア(……あの時、確かに光の魔力であの人は蒸発した)

シア(その直前、私は確かに感じたんです……)




シア(――私とは異なる、もっと大きな光の力を……)








――



EXイベント15-1


【戦いを終えて〜〜王国の深淵・五竜の研究理由〜〜】


おしまい


――
183 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 00:39:19.97 ID:Kk7fF6Jg0
――



EXイベント15-2


【戦いを終えて〜〜聖国の光・極光降臨〜〜】




――
184 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 00:45:28.66 ID:Kk7fF6Jg0
と、今日はここまでで……
一応戦後処理でアベル隊と皇族が集まっている状況の為、次の戦いにティアも参加させることはできたりします
(残念ながらいてもいなくても戦況変化はないのですが)
以前の高めの基準値を乗り越えたアーシャが指示を出してくれますが、この隠しボス2戦は最後にして初めての状況での戦闘ともなります
アーシャのヒントを頼りに、最適解の戦略を皆さんに出してもらう安価が飛んでしまうかも(白目)
(そもそも最大徒党で戦うことを想定していない敵の為、こちらが予期せぬ現象が起きてしまう可能性があるためです……)

本日もありがとうございました!
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 04:29:34.14 ID:nVCtnMaC0
おつです
ゲームの期間限定降臨イベみたいなタイトルだあ…(白目)
実際EXバトルなわけだが
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 10:16:53.71 ID:qwqaaL++O
乙。おまけの戦闘もこうして各国の協力を強めることになるのはなんか嬉しいな。そして痴女らないスカーレットさんまじ有能
ティアは最後なら連れていきたいけど、本気シュタイナーの姿見たらちびりそう
それはそれで見てみたい気もするけど、そういやこのスレお漏らしキャラはいないんだなぁ……
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 11:23:23.92 ID:ldaH54XXO
実際問題、マラート司祭が一撃で消し飛ばされた時のティアやアーシャに殺されかけた時のシャナ辺りは漏らしててもおかしくないよな
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 19:24:53.06 ID:e9Pm4kRs0
雌奴隷ペット願望なシアさんとアーシャなら放尿プレイとかやるかなと思ったが、7スレ目の対決見る限りそういうのは恥ずかしいみたいだな
……なんでかそんな中でティアだけは受け入れそうな悪寒がする(白目)
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 19:38:15.41 ID:qLv7a4CrO
四天が結構コンマ神のいたずらで出番とか強さとかに差が出たのよな
リーヴの思念ががまた暴走して……とかだと何か凄くしっくり来る
190 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 23:06:00.43 ID:Kk7fF6Jg0
――

こんばんはー
再開する前に、少しお詫びがございます
もうすぐ戦闘なのでデータベースを再度確認したところ……

ボス戦、ティアの有無で序盤の戦局が変わることがわかりました(白目)

開幕姉妹連携を使えば強大な攻撃+補正を得られ、ティアの差は無くなるのですが……
もっと言うと、前スレでギルバート戦分のレベルアップ判定でアベルとエリスがクリティカル出したのも大きいかったです(白目)
(なお、クリティカルの恩恵はあったわけですが、既に宣言している通りゾロ目チケットは獲得です)

我ながらどうしてあんな設定にしたんだと思いますけど、そもそも徒党組まない前提だったんです(白目)
もしかすると更なる見落としがあるかもしれないため、隠しボス2軍には予定より早めに降臨してもらいます


というわけで、姉妹連携があればやっぱり行かなくても大丈夫だけど一応ティアの処遇(なお、この戦闘は勝っても負けても死亡はありません)

※ティア、連れて行く?
↓1〜3多数決


――
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 23:13:27.33 ID:AabJSiR6O
姉妹連携があれば行かなくても大丈夫ってことは
連れて行くことで姉妹連携を温存して序盤を有利にできるってことかしら
だとしたら連れて行くべきかね
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 23:14:16.26 ID:/vqdn1IM0
連れて行く
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 23:18:08.72 ID:ceeRCtx80
連れて行こう
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 23:18:13.92 ID:LejOrbZ3O
ちょっと待ってそれ裏ボスのレベルか補正パパンの約4800超えてるってこと!?
最後だし仲間外れもかわいそうだし連れて行こう
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 23:20:30.06 ID:AabJSiR6O
負けそうになったらパパンに助けてもらえばええんやな(錯乱)
196 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 23:23:58.22 ID:Kk7fF6Jg0
――

……

【聖国・王宮客室】



リーナ「皆さん、今日は本当にありがとうございました」ペコリ

アルフ「まさか日を跨いででまで協力していただけるとは……本当に、感謝の言葉しかない」ペコリ

カイン「聖国兵が天使に頼って腑抜けていたってのは本当なんだねぇ……被害は小さいけど細かくかさんでいるじゃないか」

カイン「想定より各所の結界損傷してるし、この僕がこなきゃ明日どころかもう何日かかかったと思うよ?」ドヤ!

アドルラン「こらカイン! すまないな。弟は最近、結界作りに結構なこだわりと自信を持ち始めてしまって……」

リーナ「いえ、その自信は自惚れではなく本物ですの。本当に助かりますの……」

アルフ「やはり、兄さんの力は絶大であり……我々は、それに頼り切ってしまった」

アルフ「ふっ……少しは鍛え直したつもりだったが、まだまだ足りないな」

リーナ「鍛え直したのがまず肉体だったのも問題ですの! 魔法も大切ですの!」

アルフ「そ、そうだな」アセアセ

アルフ「とにかく、王国と帝国のトップを宿泊させるには些か不十分かもしれないが……」

リーナ「どうか、我が家と思ってゆっくりくつろいで休んでくださいな!」

アベル「ありがとう二人とも。明日には予定通り、全ての箇所の修繕を終えられるよう頑張るよ」

リーナ「いえ、既に今日でも十分過ぎるんですの……」

アルフ「そもそも腐竜を地下で仕留めて貰わねば、より甚大な被害が出ていただろうからな」

アルフ「本当に大したもてなしもできないが、今日の疲れだけでもとってくれるとありがたい」

アドルラン「なに、まだまだ私の体力は余っているぞ?」

アドルラン「どうだいアルフ、ぐっすり眠れるよう少し軽く汗を流してみないか?」

アルフ「ほう……悪くない提案だ」ウズウズ

リーナ「兄上、自重してくださいなっ!」ガシ!

カイン「兄さんもだよ!」ガシ!

アドルラン&アルフ「「!?」」ガーン!


……

――
197 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 23:34:45.99 ID:Kk7fF6Jg0
――


……


スカーレット「へ、陛下……どうして入口の前で仁王立ちなさるのです……?」ジリ…

クラウス「スカーレット将軍、客室待機!」ビシ!

スカーレット「そんな陛下っ!?」ガーン!

スカーレット「べ、別に殿方を味見しにいくわけではありませんわ」オロオロ

スカーレット「本当に、今日は別に昂ぶれるものも見つけられたので……」

クラウス「昂ぶる?」

スカーレット「はい。……確かに、あの大臣と前王の件は王国の更なる汚点となったでしょう」

スカーレット「どころか、話を聞く限りではワタクシや部下達だけでは、それを止めることすら叶わない……」

スカーレット「自分の未熟さも、改めて痛感致しました」グッ…

クラウス「スカーレット将軍……」

スカーレット「ですが」

スカーレット「不幸中の幸いにも、またアベル皇子達に助けて頂いた。聖国の街の被害も、明日には直せる」

スカーレット「結果論ですが……王国と帝国、聖国がこうして協力して復興をすることになったのです」

スカーレット「王国の汚名を削ぐのは骨が折れるかもしれませんが、ワタクシはどこまでも陛下をお助け致します」

クラウス「ああ。宜しく頼むよ」

スカーレット「それに……マックスにも大きな期待を寄せていますのよ?」

クラウス「ああ、それは私も同じくだ。彼の成長はめざましい」

スカーレット「ふふ、それに……」

クラウス「それに?」

スカーレット(……あの様子では、まだワタクシ達には秘密なのでしょうね)

スカーレット「いえ、それにあの子は多分なかなかのイチモツを――」

クラウス「スカーレット将軍、即刻客室待機!」ビシ!

スカーレット「まだ言い切ってもいないのに御無体なっ!?」ガーン!


……


――

198 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 23:44:50.70 ID:Kk7fF6Jg0
――


……


ネスト「んじゃ、俺達は念の為外の警護続けておきますよ」

アベル「ネスト、お前達も休んでいいんだぞ?」

ネスト「いやいや殿下、この聖国ってのは何が起きるかもうわかりませんからねぇ……」

ネスト「だって天使に洗脳司教に魔物に竜に前国王がぜーんぶこの国にいたんですよ?」

ネスト「こっからさらにとんでもない奴が出てきたらどうするんです?」

アベル「……確かに改めて聞くと随分と混沌としているな」

ネスト「でしょー? まあ、殿下達なら誰に奇襲されても大丈夫そうですけどね」

ネスト「さすがにクラウス様とリーナ様はそうもいかないでしょ」

ネスト「今、この王宮には三国のトップが固まっているわけですし、化け物じゃなくても新たな勢力はいるかもしれない」

ネスト「念の為ですよ、念の為。それに職業病なんですかね、動いてないとおちつかないんですよ」

アベル「……わかった。いつも苦労をかけるな」

ネスト「いえいえなんのその」

アーシャ「カイン様の結界もあるし、本当に無茶はしないでほどほどにしてくださいね?」

ネスト「わかっていますって。あ、そうだアーシャさん……」ゴソゴソ…

ネスト「折角なんで、これ渡しておきますね」スッ

アーシャ「これは……眼鏡かしら?」

ネスト「ええ。以前聖王や皇帝陛下の強さを計測するのに使った魔道具の改良品です」

ネスト「俺が持ってると、またついつい無茶しちゃうかもしれないんで!」

ネスト「アーシャさんなら俺よりも冷静な判断できるでしょう? じゃ、そういうことで!」シュタ!

アーシャ「王国の魔道具……」スチャ…

アーシャ「あら、意外とかけ心地いいですね?」

アベル「おお、似合っているなアーシャ」

アーシャ「あ、ありがとうアベル……///」

アーシャ(……聖国はもう何が現れても不思議ではない、ですか……)


……

――
199 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/07(火) 23:50:52.22 ID:Kk7fF6Jg0
――


ティア「えい、たぁ……!」ヒョロヒョロ…

シア「ティ、ティアさ〜ん? どうしてさっきから杖の素振りを〜?」

ティア「わ、私もアベル様の部隊の一員です……!」

ティア「皆さんよりもずっと劣る私は、やはり寝る間を惜しんで鍛錬をしない、と……!」ヨロヨロ…

シア「ああ、気をつけてくださいね〜!?」ワタワタ

ティア「ふぅ……ふぅ……私だけ、安全な場所でアベル様達のお帰りを待つなんて嫌です……」

ティア「エリスさんやパトラさんは無理だけど、同じ聖国のシスターとしてシアさんには追いつき――」



シア「……」←レベル379

ティア「……」←レベル15


ティア「ど、どうしてですかー!?」ガーン!

ティア「だ、駄肉のせいなのですか!? やっぱりこの駄肉のせいなのですか!?」ビタン!

シア「ああ、そんなに強く叩いちゃ駄目ですよ〜!? わ、私だってその……結構大きいですし〜///」タプン!

ティア「ううぅぅぅぅ……」ショボン…

シア「大丈夫大丈夫〜……」ナデナデ

シア「アベルさんは、戦いを基準に考える人じゃありませんよ〜?」

シア「だからそんなに、無理に急いで強くなろうとしなくてもいいんです」

ティア「シアさん……」

シア「さ、今日はもう寝ましょうよ〜? 明日もうひと頑張りする為にも、睡眠は大切ですよ〜」

ティア「そう、ですね……」



ティア(……私は、アベル様が好き。でも、シアさんや城塞の皆さん……カインさん達だって、大切なんです)

ティア(深い絶望を味わった私を、救い出してくれた帝国の皆さんに……少しでも、お力になりたいのに)

ティア(ああ、神よ。どうか、どうか私の願いを……)

ティア(私も、皆さんと共に歩めるような……)






キィィィィン…




……


――

200 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 00:04:24.21 ID:KIMT2iWy0
――


【???・???】



アベル「うっ……?」

アベル「ここは、一体……」キョロキョロ

アベル「俺は確か、聖王宮の客室にいた筈だが……」

アベル「こんな場所は見たことが無いぞ……?」




ダレカー!?



アベル「む!?」



……



アベル「……これはどういうことだ?」

エリス「私達全員、この不思議な場所にいつの間にかやってきたのでしょうか?」

アーシャ「記憶が曖昧ですし、連れてこられた……という可能性の方が高そうですね」

ロウル「うえぇ!? わ、私ちゃんと警戒してたのに……」

シア「ん〜……でも、聖国のどこかだと思いますよ〜?」

パトラ「確かに幻想的な光に溢れ……どことなく神聖な雰囲気はしますけど」

マックス「なんというか、人の住む場所って感じでもないですよね?」

キアラ「うん。物語の中に出て来そうな不思議な場所……」キョロキョロ

フィーア「うーん、安全な場所とわかれば探検してみたいのですが……」ウズウズ

カイン「やめときなフィーア。これは、かなりの異常事態だよ」

アドルラン「ああ。王宮内の全員、というわけではない。アベルに近しい者だけが集められているようだ」

カイン「正しくはアベルの隊と兄妹。帝国を一網打尽にしようと考える聖国の敵か?」

ティア「わ、私も……アベル様の隊に含まれたんだ……」

ティア(ちょ、ちょっとだけ嬉しいなんて思ったら不謹慎だよね……)

アベル「……ネストの勘が当たったのか?」

アベル「とにかく、みんな集まって警戒しよう。何があっても、すぐに対応できるように――」


ミシ……


アベル「っ!?」


201 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 00:09:56.31 ID:KIMT2iWy0
キイイイイイイィィィィィィィィン!!!




一同「「うっ!?」」



聖なる球体「……」フヨフヨ…



アベル「な、なんだあれは?」

カイン「くそ、眩しいっ……!?」

シア「こ、この光は……」ゾク…

ロウル「っ!」ピクン!

ロウル「皆さん気をつけて! 何か、大きな力が近づいています!?」ピョコピョコ!


ズズズズ…





ザバアアアアアァァァァ!



現界水天・リーヴ「……」



ゴオオオォォォォォ!




現界炎天・エリュウ「……」




ゴゴゴゴゴゴコ!


現界地天・ファラー「……」



ビュゴオオオォォォ!



現界風天・カミラ「……」



アベル「こ、こいつらは……!?」



202 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 00:18:45.21 ID:KIMT2iWy0
ズウウゥゥゥン…




聖なる球体「……」フヨフヨ…


現界四天「「……」」



エリス「あれは、姿形は違いますけど……この、魔力……」ゴクリ…

ティア「て、天使様……!?」ワタワタ

シア「で、でももう聖王様もヘリング司教も……!?」ワタワタ

カイン「おいおいおい、なんの冗談だいこれは……!?」

アドルラン「あの巨体に四方を囲まれたか……」

キアラ「しゃ、喋らないけどこれは……」

フィーア「場所がわからないと、逃げようもありません……!?」

マックス「ど、どうしましょうアベル皇子!?」

アベル「……みんな、構えろ!」ジャキン!

ロウル「やっぱりそうですよねぇ。これは、歓迎している威圧感じゃありませんし……!」チャキ!

パトラ「攻撃をしてこなければよし。攻撃して来れば……穴を開けますっ!」ジャキン!

アーシャ「まさか、こんな早々に使うことになるなんて……!」スチャ!


※未知の敵に対するアーシャの完璧な対応により、能力公開


――
203 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 00:21:17.79 ID:KIMT2iWy0
聖なる球体:レベル3000
【スキル】

★★『穏やかな光』★★
四天が生存時、あらゆる攻撃と異常を無効化する
四天がいなくなった時……

★★『神域戦闘』★★
敵の通常スキルを全て封印し、常時防御状態にし、常時−255の補正をかける
さらに敵に聖国関係者がいた場合、基礎レベル−255の補正をかける


現界水天・リーヴ:レベル555
【スキル】
★★『神護の四将』★★
三すくみ不利、敵の聖国指定スキル、奇襲及び罠、自身へのマイナス補正を無効化
このスキルを持つ限り、受けられる劣勢回数を5とし、永続攻撃状態を維持する
また補正差が50以上であったとしても30まで軽減し戦闘を行う
神と共に戦闘時、神への攻撃を全て無効化する
また自身が戦闘不能となった時は神のレベルを250増加させ撤退する

★★『ゴッドティアーズ』★★
戦闘時、常時補正+50
戦闘開始時、レベル250以下の敵を強制的に戦闘不能(負傷判定有)状態にする
追撃として敵に回復、防御、回避、カウンター不可の耐久値減少攻撃を2連続で与える
さらに敵の攻撃状態時の補正及び回避、逃走スキルを全て無効化し、
敵に常時−50の補正をかける

★★『アシッドフラッド』★★
戦闘時、常時補正+50
戦闘開始時、敵の通常装備を全て破壊する。装備の破壊に成功した時、敵の基礎レベル−30
さらに敵に常時−50の補正をかける

★★『ヒーリングミスト』★★
自身及び他の四天の耐久値が4以上減った時に一度だけ発動
対象の耐久値を4回復させる。また追撃中の場合は強制的に終了させる

★『慈悲の一閃』★
優勢取得時、コンマ一桁が3、6、9の時、3劣勢を与える

★『神徒の威光』★
敵を常時防御状態にし、常時−100の補正をかける
さらに敵に聖国関係者がいた場合、基礎レベル−100の補正をかける


現界炎天・エリュウ:レベル555
【スキル】
★★『神護の四将』★★
三すくみ不利、敵の聖国指定スキル、奇襲及び罠、自身へのマイナス補正を無効化
このスキルを持つ限り、受けられる劣勢回数を5とし、永続攻撃状態を維持する
また補正差が50以上であったとしても30まで軽減し戦闘を行う
神と共に戦闘時、神への攻撃を全て無効化する
また自身が戦闘不能となった時は神のレベルを250増加させ撤退する

★★『ライジングノヴァ』★★
戦闘時、常時補正+50
戦闘開始時、レベル250以下の敵を強制的に戦闘不能(負傷判定有)状態にする
追撃として敵に回復、防御、回避、カウンター不可の耐久値減少攻撃を2連続で与える
自身の耐久値が0になった時、判定を行わず敵に貫通する6劣勢を与える
その際、敵の防御及び回復行動の耐久値、付加効果を全て削り取る

★★『ギガフレア』★★
戦闘時、常時補正+200
自身は防御行動を取れなくなる
優勢を防がれた時、スキルを無視して敵耐久値を1減少させる

★★『クロスブレイズ』★★
優勢取得時、貫通能力を付与した追撃をしかける
追撃に成功した時、与える劣勢を2倍にする

★『慈悲の一閃』★
優勢取得時、コンマ一桁が3、6、9の時、3劣勢を与える

★『神徒の威光』★
敵を常時防御状態にし、常時−100の補正をかける
さらに敵に聖国関係者がいた場合、基礎レベル−100の補正をかける
204 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 00:23:12.13 ID:KIMT2iWy0
現界地天・ファラー:レベル555
【スキル】
★★『神護の四将』★★
三すくみ不利、敵の聖国指定スキル、奇襲及び罠、自身へのマイナス補正を無効化
このスキルを持つ限り、受けられる劣勢回数を5とし、永続攻撃状態を維持する
また補正差が50以上であったとしても30まで軽減し戦闘を行う
神と共に戦闘時、神への攻撃を全て無効化する
また自身が戦闘不能となった時は神のレベルを250増加させ撤退する

★★『アースパニッシャー』★★
戦闘時、常時補正+50
戦闘開始時、レベル250以下の敵を強制的に戦闘不能(負傷判定有)状態にする
追撃として敵に回復、防御、回避、カウンター不可の耐久値減少攻撃を2連続で与える
自身の耐久値が減少する時、コンマが奇数であった場合はダメージを半減させる(小数点切り上げ)
さらに相手に劣勢を与える

★★『ガイアフォートレス』★★
戦闘時、自身の耐久+1
敵の全体攻撃、対象変更スキルを全て無効化し、攻撃を引き受けて仲間を守る
また自身の耐久値が減少する時、コンマが偶数であった場合はダメージを半減させる(小数点切り上げ)

★★『グラビティプレス』★★
戦闘時、2ターンに一度発動
敵全体に1ターン行動不能の状態異常を与える
その後判定表に20の補正を加えて劣勢無しの攻撃判定を行う

★『慈悲の一閃』★
優勢取得時、コンマ一桁が3、6、9の時、3劣勢を与える

★『神徒の威光』★
敵を常時防御状態にし、常時−100の補正をかける
さらに敵に聖国関係者がいた場合、基礎レベル−100の補正をかける


現界風天・カミラ:レベル555
【スキル】
★★『神護の四将』★★
三すくみ不利、敵の聖国指定スキル、奇襲及び罠、自身へのマイナス補正を無効化
このスキルを持つ限り、受けられる劣勢回数を5とし、永続攻撃状態を維持する
また補正差が50以上であったとしても30まで軽減し戦闘を行う
神と共に戦闘時、神への攻撃を全て無効化する
また自身が戦闘不能となった時は神のレベルを250増加させ撤退する

★★『フィアフルストーム』★★
戦闘時、常時補正+50
戦闘開始時、レベル250以下の敵を強制的に戦闘不能(負傷判定有)状態にする
追撃として敵に回復、防御、回避、カウンター不可の耐久値減少攻撃を2連続で与える
劣勢判定時、コンマ偶数であった場合は劣勢判定を回避する

★★『セラフィックブリーズ』★★
戦闘時、自身及び同行している全ての天使の基礎レベルを+30増加させる
さらに劣勢判定時、コンマ一桁が3か9の時、劣勢判定を回避する
また戦闘勝利時、敵の死亡及び逃走を防ぎ確定捕縛する

★★『テンペストフィールド』★★
戦闘時、敵の通常スキルを全て封印し、常時−50の補正をかける
さらに3ターンに一度、判定値50で相手のスキルを無視した耐久値減少攻撃を行う

★『慈悲の一閃』★
優勢取得時、コンマ一桁が3、6、9の時、3劣勢を与える

★『神徒の威光』★
敵を常時防御状態にし、常時−100の補正をかける
さらに敵に聖国関係者がいた場合、基礎レベル−100の補正をかける

205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 00:23:26.58 ID:+IIkoE1ZO
本編でこんなん出てきたらそっかー負けイベかーって
適当に挑んでガメオペラの後呆気に取られるレベル
206 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 00:30:53.34 ID:KIMT2iWy0
アーシャ「これ……は……」ゾク…

アーシャ「……アベル、みんなよく聞いてください」

アーシャ「これは『腐竜とは比較にならない』相手です」

アーシャ「こうして話している途中にも『開幕連続攻撃を被弾』するかもしれません」

アーシャ「なにより『敵はそれぞれが巨大な難敵』であり『各個を撃破していく必要がある』でしょう」

アーシャ「これだけでも『戦闘が長引く』のは必至、『予想外に攻撃を受け続ける』ことも十分覚悟しなければいけません」

アーシャ「そして、あの浮かんでいるだけの球体は『今のところ害意は無い』ようですけど……」

アーシャ「何が起きるかわかりません。『どの敵から倒して行くのか』をしっかり考えた方がいいですね」

アーシャ「私も的確な指示を出せるように頑張りますけど……」

アーシャ「……」

アーシャ「おそらく『エリスちゃんとパトラさんの奥義だけは、温存しておいた方がいい』気がします……」

一同「「……」」ゴクリ…


アベル「……正体が誰であろうと、関係ない」

アベル「――俺達は、生き抜いてみせるっ!!!」




――戦闘開始!!!
207 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 00:34:05.19 ID:KIMT2iWy0
隠しボス2の軍勢が降臨したあたりで今日はここまで
正直模擬戦を試していないので結果がどうなるかはわかりません(白目)
結局のところやっぱりコンマ運が全てだと思います
味方陣営のスキル等はこちらも再度確認してまた後日。ティアはこの戦闘で使えるスキルは持っていません

本日もありがとうございました!
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 00:56:03.82 ID:SNS2422EO
正気かこれ!?
レベル合計5220で戦闘補正450、体力合計21でしかもあからさまに球体が控えてるって……
どこからどうすりゃいいの(白目)
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 08:27:26.97 ID:t7XJG7pk0
これ、もしかしてシュタイナー作じゃなくて本物ってことかな?(白目)
とりあえず開幕の連続攻撃はアベルが耐えるとして、
1・まずは姉妹の紅刃を開幕でファラーに投げる。こいつだけ耐久6かつ仲間を庇うので先に落として敵軍レベルを下げる
シュタイナーの時と同じならこれでリーヴの回復が割り込む前にファラー撃破可能な筈
2・次はエリュウ。ギガフレアとクロスブレイズのコンボで生かしてたら一番やばい奴。ノヴァはロウルでガード
リーヴの回復があっても必殺攻撃で迅速に落としたい
3・次はカミラ。ターン経過で耐久削りも邪魔だが万一負けた時の確定捕縛が怖すぎる
2種類の回避はエリスとロウルがそれぞれ防げる筈
4・最後にリーヴ。回復使い果たしてるだろうし耐久削りも無いから最後に回していいと思われる
5・球体が変化。強さはレベル4000+補正(基礎レベルはパパン以下だから多分あっても750くらい?)と思われる
前に単体ではパパンより弱いと言われてた気がするので、ここまで来れば勝てる筈
エリュウとカミラにどんだけ削られるかでかなり状況変わりそう
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 19:06:37.71 ID:xEilwYRIO
ふよふよしてる光玉で、でも実は強い(レベル3000)……スマブラのキーラみたいな感じなのかな
あいつも聖なる感じ出しといてド畜生だったけど
211 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 23:30:52.95 ID:KIMT2iWy0
こんばんはー
申し訳ありませんが、今日の更新はお休みです……
今日は改めて現状のアベル隊の能力を公開、最後にこれらを踏まえて討伐準備を考えていただけたらと思います
212 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 23:31:34.41 ID:KIMT2iWy0
アベル:レベル609
【スキル】
★『不撓不屈の第三皇子』★
このスキルを獲得時、その時点の基礎レベルを2倍にし、以後のレベルアップ判定に補正を加える
さらに好感度100以上に達した者が現れる度、自身の基礎レベルを10増加させる
戦闘時、常時補正+20。さらに敵との補正差が50以上であったとしても30まで軽減し戦闘を行い、
敗北判定時、劣勢状態で復帰する。この効果は一度の戦闘で一度しか発動しない
重大な決戦において、味方の持つ一部★スキルを自身のスキルに加えることができる
かつ最終決戦時、周囲の味方の人数×10自身のレベルを上昇させ、さらに人数分の耐久値を手に入れる

★『黒氷麗剣』
戦闘時、常時補正+15
優勢判定を得た時、敵の回復行動と回避行動を無効化する
劣勢判定を受けた時、次の敵の攻撃に−10の補正を与える

★『黒氷装』
劣勢判定を受けた時、一度だけ発動
劣勢判定を無効化し、以後防御状態時補正+20の効果を得る
発動後の劣勢判定値の一桁が0の時、劣勢を無効化する

★『黒氷葬』★
優勢取得時、一度だけ発動可能
敵に3劣勢を与え、敵の★を含む回復、再生スキルを無効化する

エリス:レベル704
【スキル】
★★『終剣・五煌』★★
戦闘時、常時補正+60。攻撃状態時さらに補正+50
敵の所持する通常防御、回避、回復系スキル効果全てを貫通し無効化する
また優勢取得時、コンマが偶数であった場合は★スキルも貫通する必中攻撃となる
優勢取得時、そのまま敵に対し判定表から劣勢判定を除いた連続攻撃を仕掛ける
この効果は優勢を防がれても発動するが、1ターンに一度のみ

★『我流・絶煌閃』★
追撃優勢時、一度だけ発動可能
優勢取得時、敵に軽減を無視した4劣勢を与える

★『ツバメ返し』★
戦闘時、常時補正+20
敵から追撃を受けた時、3回まで反撃を行う
1回目は確定、2回目以降は判定成功で追撃劣勢を回避し、相手に劣勢を返す

★『聖衣・双煌』★
劣勢判定を受けた時、二回発動。発動の度に以後常時補正+10の効果を得る
判定を無効化し、攻撃状態を維持したまま次の判定を行う
その際再度判定をとり、50以上の時は相手に劣勢を返す
さらに★スキルを含む敵のカウンタースキルを無効化する

★『真麟の双剣』★
戦闘時、自身の耐久値を1増加させ、常時補正+30
追撃発生時、成功率上昇かつ敵スキルによる追撃防御、妨害を無効化
さらに自身に対する不利な状態異常を全て無効化する

★『鏡反掌』★
敵が判定を無視した3劣勢以上を与えるスキルを使用した時、一度だけ発動可能
受ける劣勢を1まで軽減し、残りの数値の半分を相手への劣勢として返す

★『誓いの指輪』★
戦闘時、常時補正+10に加えて自身の耐久値を1増加させる
さらに敵との補正差が50以上であったとしても30まで軽減し戦闘を行う
自身が一人で戦闘を行う際、敗北判定時に劣勢状態で復帰し、確定逃走が可能となる
このスキルを持つ者は死亡判定が発生しない

『皇族崩し』
皇族が相手の場合に限り、常時補正+10
213 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 23:32:18.96 ID:KIMT2iWy0
アーシャ:レベル370
【スキル】
★『変幻自在の指揮』★
防御状態時及び逃走判定時、補正+40
敵が複数人への攻撃スキル所持していた場合、そのスキルを封じる
さらに常時補正+20の効果を得る
戦闘時、味方が複数人いる時のみ特殊な『無双状態』となることが可能
攻撃状態時補正及び防御状態時補正を全て常時補正として扱い
さらに敵スキルの攻防状態指定効果を全て無効化する

『広域戦闘術・錬』
防御状態時、補正+10
さらに城塞行動時に『団体鍛錬』が選択可能になる

★『流麗なる剣技』
戦闘時、常時補正+20
劣勢判定を受けた時、一度だけ劣勢を回避し防御状態へ移行する

★『ドラゴンケープ』
防御状態時、補正+20
敵が人外の存在の時、さらに補正+20

★『霧氷影陣』
アベルと共に戦闘時のみ発動
戦闘時、常時補正+5
一度目の劣勢を確定防御
以後の劣勢時、コンマ一桁が3、6、9の時、劣勢判定を3回まで回避する



ロウル:レベル342
【スキル】
★『勇躍する黒騎士団の証』★
戦闘時、味方に対するマイナス補正、奇襲、罠を全て無効化する
マイナス補正を無効化した場合、常時補正+20の効果を得る
奇襲を無効化した場合、仕掛けてきた相手に2劣勢を与える
さらに一定のレベル以下で戦闘不能となる効果も無効化し
無効化した後に自軍全体の基礎レベルを10上昇させる

★『銀狼の絶対援護』★
敵が判定を無視した2劣勢以上を与えるスキルを使用した時、そのスキルを無効化し
さらに劣勢判定を相手に与える
また敵が回避、防御、回復行動スキルを発動した場合、次ターン敵に−30の補正をかける
自軍のスキルで敵の行動を防いでもこの効果は発動する

★『先見掃射』★
味方が複数人いる時のみ発動
戦闘時、常時補正+20。敵の持つ★を含む回避スキルを無効化する

『警戒散策』
散策時に同行している場合、マイナス判定を起こす人物との遭遇を回避し、友好的な人物との遭遇率を上げる
また低確率で道具を入手する

★『弓兵の隠し刃』
戦闘時、常時補正+10
さらに劣勢判定を受けた時、一度だけ判定を無効化し、
次ターン、敵に−30の補正をかける
214 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 23:33:43.79 ID:KIMT2iWy0
シア:レベル379
【スキル】
★★『セイクリッドヴェイル』★★
戦闘時常時補正+40、防御状態時はさらに+25。劣勢判定時、二回まで劣勢を無効化
次のターン敵に−30の補正を与えて防御状態時の補正を無効化する
さらに一度だけ、味方がいた場合はさらに優勢判定を獲得

★『咲き誇る魔杖』
戦闘時、常時補正+15
さらに一度だけ、★を含む敵の回避、逃走スキルの発動を無効化する

★『エタニティツリー』★
戦闘時、常時補正+30し、自身の耐久値を1増加させる
1ターン中に2劣勢以上の攻撃を受けた時、判定終了後に受けた値の半分耐久値を回復する
この効果は4回まで使用でき、回復不可以外のスキル以外で妨害されない

★『聖女の祝福』★
敗北判定が出た場合、一戦闘につき一度だけ、確実に拮抗状態で復帰する
この効果で復帰した時、常時補正+50を加える
さらに負傷判定時、怪我を緩和させ中傷まで留める

★『堕ちた聖女』★
聖国指定のスキル、状態異常攻撃を無効化する。
さらに味方全体に対しての★を含む回復不可の特殊異常攻撃も完全防御する
上記に加え、地天及び聖王による行動不能スキルも完全防御する

★『誓いの指輪』★
戦闘時、常時補正+10に加えて自身の耐久値を1増加させる
さらに敵との補正差が50以上であったとしても30まで軽減し戦闘を行う
自身が一人で戦闘を行う際、敗北判定時に劣勢状態で復帰し、確定逃走が可能となる
このスキルを持つ者は死亡判定が発生しない


パトラ:レベル322
【スキル】
★『グングニルドライヴ』★
戦闘時、常時補正+30。攻撃状態時さらに補正+40
自軍の耐久値が減らされた次のターンの攻撃時、与える優勢を2にする
さらに一度だけ確定で劣勢を防ぎ、スキルを無視して相手の耐久値を1減らす

★『清廉なる剛槍』
戦闘時、常時補正+20
敵が防御状態の時、さらに補正+20

★『王国槍将の鼓舞』★
周囲に味方が存在する時、味方全体のレベルを+10
自身が一人で戦う時、自身のレベルを+20
さらに劣勢判定を受けた時、攻撃状態を維持し戦闘時常時補正+10の効果を得る
この効果は劣勢を防いでも発動する(3回まで)

★『ぺネトレイトアサルト』★
戦闘時、常時補正+25
優勢判定を防がれた場合、敵の使用したスキルの使用回数を2倍減らす

★『無双三段』★
優勢取得時、一度だけ発動可能
敵に1×3劣勢を与え、敵に常時−50の補正をかける

★『天竜穿』
戦闘時、敵に自身よりレベルが50以上高い者がいた場合
常時補正+30の効果を得る
215 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 23:35:37.82 ID:KIMT2iWy0
マックス:レベル274
【スキル】
★『王国の未来を担う者』★
戦闘時、敵のレベルが自身より高い場合、常時補正+30
このスキルを持つ限り、劣勢を受けられる回数を3にする
さらに補正差が50以上であったとしても30まで軽減し戦闘を行う

★『フレアミラージュ』
劣勢判定を一度だけ回避する
発動後、敵の回避、カウンタースキルの成功率を半減させる

★『ファイナルストライク』★
期待の新人の未完の必殺剣。
優勢取得時、万能属性による3劣勢を相手に与える
このスキルはカウンターを受けつけず、敵の耐久値を確実に減らせる時のみ発動する
発動後自身の武器は粉々になり、自身に−100の補正をかける


ティア:レベル15
【スキル】
★『ふりしぼる勇気』★
戦闘時、敵のレベルが自身よりも高い場合に発動
戦闘開始直後に限り、戦闘補正を互いに±0の状態として補正差敗北を無効化する
さらに判定無視攻撃を受けた場合、自身の耐久を1残し逃走判定に+50の補正を得る

『帝国兵団の天使』
帝国兵の死亡判定を無くし、中傷までに留める
復帰した帝国兵は常時+15の補正を得る


216 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 23:36:31.29 ID:KIMT2iWy0
キアラ:レベル327
【スキル】
『心優しき軍師』
戦闘時、常時補正+15
防御状態時、さらに補正+10

★『光癒結界』
戦闘時、常時補正+20
劣勢判定を三回まで無効化する

★『白炎の突剣』
戦闘時、常時補正+20
優勢取得時、次ターン敵に−20の補正を与える

★『ロードオブヴァ―ミリオン』★
戦闘中、一度だけ発動
優勢取得時、敵に4劣勢を与える
★を含む防御、回避、回復行動を相手が取った場合、
その耐久値を全て削り取り、貫通分の劣勢を与える

★『濃紅の鋭棘』★
フィーアとの連携後に発動
自身の基礎レベルにフィーアの基礎レベルを加算
戦闘時、常時補正+100
さらに敵の防御スキルを無効化する

★『溢れ出る魔力の奔流』
戦闘時、常時補正+5。自身のスキル全てに敵の妨害を阻止する★効果を付与する
またこのスキルを持つ限り、補正差が50以上であったとしても30までに軽減し戦闘を行う
さらに自身のレベルの半分以下の敵全てを行動不能(戦闘参加不可)にする

フィーア:レベル298
【スキル】
『天衣無縫』
自身に劣勢判定が発生する時、判定コンマが偶数かゾロ目だった場合は劣勢判定を回避する
『瞬速の変り身』
敵のカウンタースキルの成功率を半減させる
『研ぎ澄まされる刃』
戦闘時、常時補正+5
優勢判定を防がれる度に、補正を+5ずつ加算する

★『無音変化』
逃走判定が確実に成功する

★『皇帝に届きうる刃』
戦闘開始直後、敵に確定で劣勢を与える(奇襲とは異なる)
またこのスキルを持つ限り、補正差が50以上であったとしても30までに軽減し戦闘を行う
さらに戦闘時、ネームレス敵兵の存在を全て無視して敵将のみへの攻撃が可能となる

★『白風の短剣』
戦闘時、常時補正+20
劣勢判定を受けた時、一度だけ確定回避を行う

★『舞い踊る蝶』
戦闘時、常時補正+10
『天衣無縫』が発動する度に、さらに常時補正+10を加えていく
この効果は『天衣無縫』が無効化されても発動する

★★連携奥義『死滅に至る紅刃・改』★★

キアラが共にいる時、一日一回のみ使用可能。射程100
『皇帝に届きうる刃』系スキルと『紅蓮の大炎槍』系スキルの発動を破棄することで発動
敵が複数の場合、攻撃対象を選択可能。戦闘不能にした対象を除外してから戦闘開始する
対象を戦闘不能として尚耐久値が残っていた場合は余波として残った敵にも劣勢を与える
このスキル発動後、結果に関わらずフィーアは影隠状態に移行する
キアラのスキルに『濃紅の鋭棘』を加えた状態で入れ替わり戦闘を続行する

戦闘開始直後、敵に確定で6劣勢を与える(奇襲とは異なる)
このスキル発動時、敵の通常防御、回避、回復スキル全てを無効化する
★防御、回避、回復、戦闘復帰、耐久上昇
などの相手スキル耐久値を全て削り取り、貫通分の劣勢を与える
敵スキルの耐久値を全て削った場合は、劣勢無効化以外の補正付加効果も無効化する
貫通後に敵がさらにカウンタースキルを発動した場合、その成功率を70減少させる

※影隠状態※
自身は戦闘から離脱した扱いとなり、いかなる攻撃の対象にもならなくなる
キアラと共に行動時、援護として無効化されない常時補正+40及び『無音変化』の使用が可能となる
217 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 23:37:35.12 ID:KIMT2iWy0
アドルラン:レベル325
【スキル】
★『第一皇子の信念』
三すくみ不利及び敵の帝国指定スキルを無効化
このスキルを持つ限り、劣勢を受けられる回数を3にする
また補正差が50以上あったとしても35までに軽減し戦闘を行う

★『天昇月閃』★
優勢取得時、一度だけ発動可能
敵に3劣勢を与え、さらに追加判定を行う
コンマ50以上でさらに敵の耐久値を1削る

『逆風の大剣』
自身が劣勢判定を受けた時、再度コンマ判定を行う
コンマ40以上であった時、相手にも劣勢を与える

『白銀月閃』
戦闘時、常時補正+10
敵の人数が自軍より多い時、 自軍の合計値に自身のレベル×(敵軍人数−1)を加算する

★『泰然自若』
敵が連続攻撃を仕掛けてきた時、受ける劣勢合計値を1に留める

★『不退の盾』
劣勢判定を受けた時、一度だけ発動
劣勢判定を無効化し、防御状態へ移行。さらに以後防御状態時補正+25の効果を得る

★『弛まぬ刃』
戦闘時、常時補正+15
さらに自身へのマイナス補正を無効化する


カイン:レベル236
【スキル】
『全てを薙ぎ払う暴風』
敵の人数が自軍より多い時、
自軍の合計値を自身のレベル×敵軍人数に変えることができる

『風神の闘衣』
奇襲を無効化し、奇襲をしてきた者に劣勢を与える
戦闘時、常時補正+10
劣勢判定が発生する時、判定コンマ一桁が7、8、9の場合は劣勢判定を回避する

★『雷閃』
優勢取得時、コンマ一桁が0だった場合与える劣勢を2にする

★『天崩嵐』★
優勢取得時、一度だけ発動可能
敵に3劣勢を与え、敵を強制的に防御状態とする
さらに次の攻撃時、敵は★を含む全ての防御、回避スキルをとれない

★『風神剣』
戦闘時、常時補正+15
奇襲をしてきた者に劣勢を与える
さらに敵が一人であった場合、常時補正+15の効果を得る

★『やすらぎの風』
自身以外の味方が存在する時のみ発動
戦闘時、敵の特定コンマ時の増加ダメージ攻撃を無効化する
さらに味方全体の負傷判定を一段階緩和させる

218 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 23:43:32.84 ID:KIMT2iWy0
『不撓不屈の第三皇子』により
部隊味方人数11人:基礎レベル+110、耐久値+11!
アベルレベル:609→719

アベル隊:719+704+370+342+379+322+274+15+327+298+325+236=4311
『勇躍する黒騎士団の証』によりさらに10×12=+120
『王国槍将の鼓舞』によりさらに10×12=+120

=アベル隊レベル総計:4551


【アベル隊】戦闘補正合計+805(姉妹連携後915)

アベル:合計補正…55
『不撓不屈の第三皇子』補正+20
『黒氷麗剣』補正+15
『黒氷装』補正+20

エリス:合計補正…170
『終剣・五煌』補正+110
『ツバメ返し』補正+20
『真麟の双剣』補正+30
『誓いの指輪』補正+10

アーシャ:合計補正…105
『変幻自在の指揮』補正+40
『流麗なる剣技』補正+20
『ドラゴンケープ』補正+40
『霧氷影陣』補正+5

ロウル:合計補正…50
『勇躍する黒騎士団の証』補正+20
『先見掃射』補正+20
『弓兵の隠し刃』補正+10

シア:合計補正…120
『セイクリッドヴェイル』補正+65
『咲き誇る魔杖』補正+15
『エタニティツリー』補正+30
『誓いの指輪』補正+10

パトラ:合計補正…145
『グングニルドライヴ』補正+70
『清廉なる剛槍』補正+20
『ぺネトレイトアサルト』補正+25
『天竜穿』補正+30

マックス:合計補正…30
『王国の未来を担う者』補正+30

キアラ:合計補正…70(連携後170)
『心優しき軍師』補正+25
『光癒結界』補正+20
『白炎の突剣』 補正+20
『溢れ出る魔力の奔流』補正+5

フィーア:合計補正…30(連携後特殊補正40)
『白風の短剣』 補正+20
『舞い踊る蝶』補正+10

アドルラン:合計補正…15
『弛まぬ刃』補正+15

カイン:合計補正…15
『風神剣』補正+15
219 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/08(水) 23:48:59.96 ID:KIMT2iWy0
情報はこんなところかな?
ボス軍の能力は昨夜の通りです。なおレベルは既にカミラの恩恵を受けた状態となっています

これらを踏まえてお手すきの方は『球体と4体の天使の倒す順番』などをお考えください
なお必ずしもアーシャの策に乗っかる必要も無く、姉妹の連携を温存し開幕からエリスやパトラで攻めることも可能です

例:水天から降臨順に倒す など

後日、多かった順番で戦闘を開始します
それではよろしくお願いします
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 01:09:57.38 ID:kLToA988O
見た感じ>>209が一番かな?ティアのスキルで1ターン目持たせても次ターンからレベル差あり過ぎて保証戦闘だし
というかごりごりにレベル上がった筈のアベル達でこれってどうなってんだこいつら
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 03:49:21.55 ID:Jfj+TNRT0
おつです
もうわけがわからないよ…
倒す順番は>>209さんに賛成します
というかいったいなにがあったら本編でこんな敵に対峙すると…??
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 08:43:45.17 ID:0WMkYJ6pO
カミラの能力これロックス隊捕まえたやつか
地味にアドルラン兄様が連撃耐性あるからエリュウの追撃はさほど怖くないけどやっぱガード越しに削られるのはきついな
>>209に加えてエリュウ殴る時はアドルラン+カインの必殺連携で一気に6ダメ与えて倒そう。ギガフレアの説明見る限り防御不能ならこれもリーヴの邪魔入る前に倒せる
カミラを殴る時はアベルの黒氷で3ダメに回復阻止。エリスの追撃入れば2ターンで落とせる
最後にリーヴが回復余らせて残るけどコンマ偶数ならエリス奇数ならパトラさんが2回分削れるからあとはサンドバッグにして毟り倒す
これでマックスのFストも温存しつつ割と被害抑え目で四天処理できるかと
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 13:56:54.03 ID:mM8vuA/A0
リーヴ
本編→エリスに完封されたりフルパワー復活したり、ヘリングにも作られたり一番目立って出番が多い
おまけ→本編とは真逆に一番大人しい性能で最後尾に回されそう。まあ本編で目立ったし今回くらいはね
エリュウ
本編→危うく王城爆破しかけたり、一度アベルをシアがいなきゃ即死だったの状況を作る。でも復活判定は全部失敗して消滅
おまけ→捨身なのか明らかに攻撃特化で一番警戒すべき相手に急浮上
カミラ
本編→聖王に提言したりロックスを生け捕りにしたり。消滅前の台詞からして多分良心担当だったと思われる
おまけ→エリュウに次いで耐久直削り持ち。相手を殺さず捕まえるとか唯一の技も持つあたりやっぱり良心?
ファラー
本編→リーナ爆裂弾で開幕ぬわーーっっ!!
おまけ→天使連携で開幕ぬわーーっっ!!

上で言われてたけどこの後の戦法的に約1名が不遇なことになりそう。やっぱ地属性はあかんのか……
224 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/09(木) 23:06:20.97 ID:PZGhCKEI0
こんばんはー
……>>209で既にガチガチかと思えば>>222がさらに容赦ない(白目)
おそらくこれがほぼほぼ最適解と思われますので、こちらを採用させていただきます
それではいい加減に戦闘開始!
225 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/09(木) 23:06:52.93 ID:PZGhCKEI0
――


アーシャ「では、これを天使と仮定した場合ですが……」

エリス「水天は、以前私が帝国で対峙したものとほぼ同等の力を感じます!」

パトラ「それが4体……被害を抑えて迅速な各個撃破が要求されますね」

アーシャ「敵の攻撃を耐えきったあと反撃を叩きこむのがいいでしょう。その適任は……」チラ

フィーア「出番ですね!」ピョン!

キアラ「いつでも備えておきます……! でも、あれは直線上しかできません」

キアラ「一撃を放てるとしても、どれか一人だけが限界ですよ」

アーシャ「狙うのは、守りが堅い地天からお願いします」

アーシャ「次に、一度アベルが苦汁をなめている炎天を。これはお二人に迅速に倒して頂きたいと思います」

アドルラン「む、私達か? 大役だが、心得たぞ!」ドン!

カイン「ふふん、僕を選ぶなんて見る目があるね」

カイン「確かにあの炎を纏うやつは、他と比べて構えに隙が見える。一気に叩きこんでやるさ」

ロウル「万が一の時は、私にお任せください!」パタパタ

アベル「残る水か風、どちらを狙うかだが……」

マックス「個人的には、水天にはいい思い出ないんだよなぁ」

シア「うぅ、本当の天使様は争いを好まない筈なのに〜……」

ティア「聖書に語られる内容が確かなら、リーヴ様は癒しの力と争いの道具を破棄させる力をお持ちの筈です……!」

エリス「確かに、偽物もそういう動きでしたね。そうなると、風天の方が何をしてくるかわからない怖さがあります」

アーシャ「狙いは風天。様子をみつつアベルの黒氷で回復を防ぎつつ、これの撃破を狙いましょう」

アーシャ「残った水天は、戦闘経験のあるエリスちゃんを主軸にすれば他よりも倒しやすいかもしれません」

アーシャ「あの球体が気がかりではありますが……」



四天「「……」」ゴゴゴゴゴゴ!



アベル「もう時間もないか……! 今の作戦でいくぞみんな!」

アベル隊一同「「はい!!!」」



――作戦開始!!!
226 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/09(木) 23:07:33.94 ID:PZGhCKEI0
聖なる球体「……」キィン…

四天「「……!!」」バババ!

シア「き、来ます! 皆さん備えてください〜!?」キィィィィン!



――『ゴッドティアーズ』発動――
――『アシッドフラッド』発動――
――『ライジングノヴァ』発動――
――『アースパニッシャー』発動――
――『フィアフルストーム』発動――


ズゴオオオオオオオォォォォォォォ!!!


パトラ「っ……あの、忘れもしない日よりも遥かに……!」バッ!

フィーア「アベル兄様っ!」バッ!


アベル「う、うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

アベル(あの初めて四天に遭遇した日……! 忘れるものか……!)

アベル(俺は……みんなを守ってみせるっ!!!)キィィィィン!

ティア「ひ、ひいいぃぃぃぃ!?」カタカタ…

アベル「ティア、俺から離れるな!」ガシ!

ティア「は、はい!?」



――

『不撓不屈の第三皇子』により
部隊味方人数11人:基礎レベル+110、耐久値+11!
アベルレベル:609→719


四天四連撃:威力合計値8

『不撓不屈の第三皇子』耐久11

11−8=3

――




アベル「おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!」ガガガガガガ!

シア「アベルさん、無茶は駄目ですよ〜!?」

アベル「ぐううぅぅ……!」

ティア「ア、アベル様……!?」


シュウウゥゥゥゥ……


アベル「っ……はぁ! 耐えきったぞ……!」ダン!

四天「「……っ!!」」

ティア「アベル様……」

アベル「ティア、無理にあれを倒しに行かなくてもいい……」

アベル「たとえここから動かずとも、敵の動きを教えてくれ。頼めるか?」

ティア「!! はいっ!」グッ!

227 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/09(木) 23:08:31.82 ID:PZGhCKEI0
ファラー「……」ゴゴゴゴゴ…

アーシャ「全員、構えをなおすつもりのようですね」

アーシャ「でも……!」スッ…



キアラ「いくよ、フィーアちゃんっ!」ゴオオオオォォォォ!

フィーア「はい、キアラ姉様っ!」チャキ!





――連携奥義『死滅に至る紅刃・改』発動!!!――




シュッ…



神聖なる球体「……」ピク

ファラー「……」ゴ…




キュオォオオオオオオオ!!!


ファラー「……!!??」

――

『神護の四将』+『ガイアフォートレス』

現界地天・ファラー残耐久6
死滅に至る紅刃威力6

6−6 = 0


――




ドガアアアアアアアァァァァァン!



ファラー「」ガラガラガラ…

神聖なる球体「……!」キィン…!

リーヴ「!?」アセアセ

エリュウ「……!」メラメラ!

カミラ「……」スッ…


フィーア「やった! やりましたよ!」ピョンピョン!

キアラ「うん! でも、まだ……!」

アベル「あ、相変わらず凄まじい……フィーア、後は援護を頼む!」

フィーア「かしこまりましたっ!」スゥ…

228 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/09(木) 23:09:40.38 ID:PZGhCKEI0
――

※戦況変化

※地天ファラー撤退

???軍レベル総計:3000+555+555+555+250=4915
戦闘補正合計:400



――『変幻自在の指揮』発動――
――『勇躍する黒騎士団の証』発動――

※攻撃状態→無双状態へ
※敵の攻防指定補正無効化
※敵全体攻撃及びそれによる補正無効化
※−補正無効化

【無双状態】
アベル隊レベル総計:4551
【アベル隊:耐久】残:11
【アベル隊:防御】残:14
【アベル隊:攻撃】補正895


ファラー撃破→次ターゲット『現界炎天・エリュウ』
残耐久:5


レベル差:−364
スキル補正:+495

495−360=+135

※『神護の四将』の効果により、補正差を30まで軽減し戦闘続行

コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢

↓1コンマ二桁
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 23:10:25.04 ID:CcB4c/6Y0
たあ
230 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/09(木) 23:18:54.41 ID:PZGhCKEI0
コンマ04

――アベル隊劣勢!




エリュウ「……!」ゴオオォォォォ!


アドルラン「くっ、なんと凄まじい炎……!」

カイン「防御の構えは薄いくせに、こいつ……!?」ジリ…


エリュウ「……」キュオオォォ!


カイン「っ、しまった!?」


アベル「カイン兄様っ!」バッ!


――『黒氷装』発動――

劣勢判定を無効化


ドオオォォン!


アベル「くっ……!」パキパキ…

カイン「す、すまないアベル。助かったよ……!」

アベル「いえ……っ!?」


――『ギガフレア』発動――

――耐久値に対する直接攻撃


アベル「ぐおおぉぉぉぉぉぉ!?シュウゥゥゥ…

アドルラン「アベルっ!? 身を守っても熱が身を焦がすのか……!」

エリュウ「……」グオッ!


――『クロスブレイズ』発動――

――貫通追撃



アベル「こ、こいつ……!?」

アベル(王城の炎天とは、比較にならないほどの攻撃性……!)

231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 23:20:01.26 ID:CcB4c/6Y0
すまん…
232 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/09(木) 23:26:13.45 ID:PZGhCKEI0
バッ!


エリス「アベル様っ!」


――『ツバメ返し』発動――

※初回確定追撃反射



エリス「またアベル様を傷つける様な真似は、許しません! であああああぁぁぁぁ!」ギャリィン!


エリュウ「……!?」ズガァ!


※エリュウ残耐久:5→4

※アベル隊残耐久:11→10


エリス「ふぅっ……!」スタ!

アベル「すまないエリス!」

エリス「お気をつけくださいアベル様! 次も、うまく返せるかは……」

アドルラン「ならば次は、私がアベルを守ってみせよう!」ジャキン!

カイン「さっきの炎を見る限り、追撃を防げても最初の一撃だけで焼かれる!」

カイン「アーシャの作戦通り、一気に沈めたいところだね……!」


コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢

↓1コンマ二桁
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 23:26:45.52 ID:9xk0Whd6O
234 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/09(木) 23:42:03.35 ID:PZGhCKEI0
コンマ52


――アベル隊優勢!




エリュウ「……」ゴオオオオオオ!



キアラ「また、炎を……!」

アーシャ「守りを貫く炎。やはり厄介ですが……」

ティア「エ、エリスさんの方に向かってる……?」

ロウル「さっき返されたんで、警戒したんですかね。もっとも……」


カミラ「……」ビュゴオオ!


マックス「うおわああぁぁぁぁぁ!? やばい、このままだと挟まれますよ!?」


リーヴ「……」ジッ…


ティア「リーヴ様のような人も、回復のタイミングを狙っているみたいです……!?」


シュッ!


カミラ「……っ!?」キィン!


フィーア「や、やっぱり当たりませんよねこの風じゃ……!」ユラリ…

シア「に、逃げて速く逃げてください〜!?」ワタワタ

パトラ「フィーアさんなら大丈夫それに、今の一撃は……!」



リーヴ「っ!」ピク!

エリュウ「っ!」ピク!



アーシャ「仲間が予期せぬ位置から攻撃を受ければ、警戒します」

アーシャ「――その一瞬の隙は命取りですよ!」


235 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/09(木) 23:43:01.67 ID:PZGhCKEI0
アベル「でああああ!」キィィィィン!

エリス「はあああぁぁぁぁ!」ブオン!



エリュウ「っ……」ギィン!


グラ…



アドルラン「――今だ、カインっ!」ダダダ!

カイン「ああ、二人とも跳べ! 一気に決めるよ!」ゴオオオオオオオ!


――『天崩嵐』発動――



エリュウ「っ……!?」ズババババババ!

カイン「どうだい、僕の風は! すぐには切り刻めずとも、お前の身動きくらいは封じられるぞ!」


ダン!



アドルラン「――受けよ、我が剣っ!!!」グオオオォォ!

エリュウ「……!?」


――『天昇月閃』発動――


――


エリュウ残耐久4−『天崩嵐』威力3−『天昇月閃』威力3

= 0


――




ズバアアアアアアアアン!!!



エリ/ュウ「」



ズゥゥゥゥン…


メラメラ…


リーヴ「!?!?」アセアセ

カミラ「っ!」バッ!


カイン「よっし! やったな兄さん!」

アドルラン「これで二体目。この調子でいきたいな!」

アベル「ええ。ですが……!」
236 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/09(木) 23:53:35.31 ID:PZGhCKEI0
――『ライジングノヴァ』発動――


メラメラメラ!


ゴオオオオオオオオ!


カイン「こ、これは!?」

アドルラン「倒した筈の相手の魔力が一段と大きく!?」

アベル「やっぱりこいつもこの技を……! だが、今の俺は一人じゃない!」




――『銀狼の絶対援護』発動――




ロウル「雷火隊とは違うようですが、やっていることは同じですね!」バッ!

ロウル「爆発して正面を焼き払う気なら、その前にこの手で爆発させてやりますよ!」

ロウル「試作の爆弾矢ですが、受け取ってくださいっ……!」ギリギリ…シュパン!


ドス



ドゴオオオォォォォォォォン!



エリュウ「」プスプス…



カイン「じ、地面ごとアイツを吹っ飛ばすってなんて無茶な……」

アドルラン「しかし助かったぞロウル君!」

ロウル「へへ、言ったでしょう? いざという時はお任せくださいって!」

ロウル「でも今のはあんまり多様できない矢なんですけどね。距離が無いと皆さんが危ないですし」

アベル「そもそも自爆をするような奴はあいつぐらいだろうがな……」

ロウル「私はまた援護に……っ!」ピク!



カミラ「……!」ゴオオオォォォ!


テンペスト判定
↓1コンマ二桁
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 23:54:03.08 ID:QK6vfixa0
238 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/10(金) 00:04:59.27 ID:CZgrkoSE0
50>08

※基準値を下回ったため回避!

――


ロウル「さ、下がってください皆さんっ!?」バッ!

皇子ズ「「!?」」ババッ!



ズゴオオオオオオオオォォォォ!



カイン「っなんて局所的な嵐だよ……!?」

カイン(あの球体の光で思うように動けないが、この嵐も似たような力を持っている……)チラ…

アドルラン(炎の天使が倒れてから、あの球体の光が増したような?)チラ…

アベル(やはり、あの球体はこの天使達の元締めなのか……?)チラ…


ロウル「っと! ご無事ですか!?」ザッ!

アベル「ああ、ロウルの声で助かった!」

カイン「そよ風のようにみせて、時々嵐になる……まさに風の体現者ってか……!」


カミラ「……」スッ…


アドルラン「今の一撃をかわしたからといって、そのまま退いてはくれそうにないな」

アドルラン「アーシャ君、次は……!」


アーシャ「そのままお願いします!」

パトラ「私達は、この天使をおさえておきます……!」ギィン!

リーヴ「……!」キィン!




※戦況変化

???軍レベル総計:3000+555+555+500=4610

※エリュウ撤退→次ターゲット『現界風天・カミラ』
残耐久:5


コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢

↓1コンマ二桁
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 00:05:34.48 ID:YCqdA2ZDO
はい
240 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/10(金) 00:14:19.21 ID:CZgrkoSE0
コンマ48


――アベル隊貫通優勢!



カミラ「……」ビュオオオォォ!

カイン「うおおおっ……!?」ズザザザ…

アドルラン「ち、近づけぬ……!」ググググ…



タタタタ…!



エリス「風の結界の破り方は、シアさんで学ばせて貰っています!」ダァン!

カミラ「っ!?」



シア「エリスさんとの鍛錬、本当に生きた心地がしないんですよね〜……」ブルブル…

ティア「うんうん……」ブルブル…



――『フィアフルストーム』発動――


エリス「――切り開きますっ!」


――『終剣・五煌』発動――

――フィアフルストームを貫通


ズバアア!



カミラ「っ……!」

エリス「アベル様!」スッ!

アベル「ああ!」キィィィィィン!


――『黒氷葬』発動――



ガキィィィィィン!


カミラ「……!」パキパキパキ…!


――

カミラ残耐久:5−『黒氷葬』威力3= 2

――


カミラ「……」ヨロ…


エリス「――まだですっ!」グオン!


真麟の双剣による追撃

コンマ10以上で追撃優勢

↓1コンマ二桁
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 00:15:39.17 ID:ltAc2Ueo0
242 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/10(金) 00:21:47.86 ID:CZgrkoSE0
コンマ17

――アベル隊追撃優勢!


エリス「せやああああぁぁぁぁ!」ズバア!


カミラ「……!!!」



――『ヒーリングミスト』発動――



リーヴ「……!」パアアア!

マックス「あ、こいつなんかしようとしてる!?」

シア「この力は、回復の力ですよ〜!」

ティア「カミラ様みたいな人の窮地を、助けるつもりです……!」

キアラ「……大丈夫。アベル兄様の氷なら!」


――『黒氷葬』発動――


――回復行動を無効化


回復霧「……」フワアァァァ…

カミラ「……」ソワソワ


キィィィン…


回復氷「」ボトボト…


カミラ「!?」

リーヴ「……!?」

リーヴ「……!?」オロオロ…

パトラ「す、すごく狼狽えている気がするわ……」

マックス「へへん、ざまあみろ!」

アーシャ「よし、ここまでは作戦通りですね……!」

アーシャ(あとは……)


神聖なる球体「……」フヨフヨ…


――

※カミラ回復不可。残耐久:1

――
243 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/10(金) 00:24:14.42 ID:CZgrkoSE0
軍勢の約3/4が壊滅したあたりで今日はここまで
もう少し被害を受けるかと思ったんですが、やはりアベル達のスキルが揃い過ぎているのと作戦の的確さが……
カミラは脱落寸前、ようやく間に合った回復も妨害されたリーヴはここから奮闘できるのか?

本日もありがとうございました!
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 00:28:05.37 ID:SJXOH/WO0
乙です!
コンマがよほど荒ぶらない限りはなんとかなりそうやね
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 00:33:03.94 ID:/ScOYw6mO
おつおつ
最初はどうすんだこんなんと思ったら、蓋を開けてみれば蹂躙じゃないかwてかやっぱキアラとフィーアの連携が特に強いんだなぁ….…
何故か今回の四天誰も喋らないけど、不覚にも慌てっぱなしのリーヴにほっこりした
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 00:36:01.33 ID:kGYunpJmO
上手いこと作戦がハマってるのと
良いタイミングで低コンマ回避ができたのが効いてるね
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 06:39:01.51 ID:emp+zjFu0
おつです
なんというか、みんなしゃべりはしないんだけど感情の豊かさを感じるなあ
いわゆる夢オチなんだろうけど、勝ったらご褒美あるかな?
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 06:51:26.00 ID:YCqdA2ZDO
乙です
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 13:11:45.68 ID:kqdK9Tm9O
ふと思ったけど、>>65で別の例えとしてドラクエ7が出てたんだけど、奇しくも今の展開がまさにドラクエ7みたいになってる
向こうはラスボス(の最終形態)が『全身が腐敗しながらも生にしがみつこうとする龍』で裏ボスが『地水炎風の四属性の存在達を束ねる神』だったし
250 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/10(金) 22:53:44.35 ID:CZgrkoSE0
こんばんは―
そういえば言われてみるとドラクエ7チックなことに……
でも特に狙ってやったわけでもないんですよ。まあ剣と魔法の世界なら被ってしまうこともあるということで(汗)
瀕死のカミラ戦からゆるりと再開です
251 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/10(金) 22:54:21.88 ID:CZgrkoSE0
――


カミラ「……」ヨロ…

カミラ「……」チラ…


リーヴ「……!?」アセアセ

マックス「アベル皇子! 多分今がチャンスですっ!」

フィーア「兄様! あと一押しですよ!」



カミラ「……っ」グッ!

カイン「っと、気をつけろアベル!」

アドルラン「仲間からの援護も諦めて、最後の攻勢に出る気か!」

カイン「手負いの奴ほど厄介だからね。気を引き締めろよ!」

アベル「ええ、わかっています!」



コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢

↓1コンマ二桁
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 22:54:51.65 ID:vXtRdZ7K0
253 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/10(金) 23:06:17.21 ID:CZgrkoSE0
コンマ65

――アベル隊優勢!


カミラ「……!」ビュゴオオォォォ!

アベル「っ、守りの風も全て攻撃に回して来たか!?」

カイン「風なら僕に任せな!」


ゴオオオオオオオ!



カイン「っ……くぅ……!」ズズズ…

カイン(くそ、風の鋭さに差がありすぎる……!)

カイン(僕が最も得意とする魔法で、こんなにあっさりと押されるなんて……)

カイン(ああ、くそ。やっぱり僕は世界を知らずに強者ぶっていた、道化じゃないか)

カイン(でも、この風なら……)

カミラ「……」ゴオオオォォォォ!

カイン「く、はは! 正面から撃ちあいに応じてくれたのは感謝するよ……!」

カイン「僕のプライドを砕きたかったのか、それとも君にも風使いの意地があるのかな……!?」ズズズズ

カイン「――でもね、仲間がいる時はそんなもの投げ捨てた方がはやいんだよ!」バッ!


エリス「カイン様! 援護します!」バッ!

シア「私もいますよ〜!」バッ!


エリス&シア「「上級風魔法っ!!!」」ゴオオオオォォ!



カミラ「っ……っ!!!」ググググ…!


ビュゴオオオオオオオオ!



カミラ「」フワァ…



シア「あれは、倒れた……んですよね〜?」

エリス「お、恐らくは?」

カイン「助かったよ。いくら風の体現者とはいえ、君らの力も加われば突き破れるレベルだと見切っていた」

カイン「だからこそ僕があいつを誘い出す為に前にだね……」

アーシャ「カイン様? まだ戦いは終わっていませんよ?」

カイン「わ、わかっているよ!///」


――

カミラ残耐久 0

――
254 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/10(金) 23:18:30.60 ID:CZgrkoSE0
※戦況変化

???軍レベル総計:3000+555+750=4305

※カミラ撤退→次ターゲット『現界水天・リーヴ』
残耐久:5
回復:0(カミラに使用→妨害されたため)

――



リーヴ「……!?」オロオロ


ファラー「」チーン…

エリュウ「」プスプス…

カミラ「」フワァ…


アベル「……まさか、本当にこいつが最後に残るとは」

フィーア「私、水天さんだけはあまり好きになれません!」プンプン!

キアラ「う、うん。私もちょっと水天だけは……」

マックス「そりゃそうだ! 二人とも水天のせいで大変な目にあったんだからな!」

パトラ「ええ、その通り。かくいう私も……水天にはやりたいことがあるのだけれど」


リーヴ「……!?」オロオロ


ロウル「いや、こと水天には皆さん恨み募ってません?」

カイン「帝国に来た奴もだけど、さっきこいつも腐食水放ってきたしな」

アドルラン「姿は違うが、同類ということか……」チャキ…

アーシャ「アベルの氷が残っていれば、水を用いた回復はまだできないでしょう」

エリス「――三度目の正直です。 切 り 刻 み ま す 」


リーヴ「……!?」ブンブン!



シア「な、なんだか嫌がっているような〜?」

ティア(ああ、リーヴ様、神様……お許しを……)オイノリ



コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢

↓1コンマ二桁
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 23:19:59.21 ID:YCqdA2ZDO
はい
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 23:21:01.95 ID:yR5nrTF0O
特に理由のある暴力がリーヴを襲う!
257 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/10(金) 23:26:26.78 ID:CZgrkoSE0
コンマ21

――アベル隊優勢!



リーヴ「……!!!」バッ!

アベル「む、心なしか雰囲気が変わったか?」

ロウル「そりゃあ、このままじゃ殺られる! って誰もが思いますよねぇ!」


リーヴ「……!」ザバアアアアアア!


アベル「ふん!」キィィィィン!


パキパキ!


リーヴ「っ……!」ザアアア!

アーシャ「流石に、攻撃範囲は広いですね……!」バッ!

パトラ「ええ、ですが……豪雨で視界が悪くなれば!」


ドスゥ!


リーヴ「……!?」ガク…


フィーア「や、やっと一本入りました!」ユラリ…

フィーア「私だって、あの日よりも成長しているんですよ!」ピョン!


エリス「流石ですフィーア様! 私も……!」


真麟の双剣による追撃

コンマ10以上で追撃優勢
↓1コンマ二桁
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 23:29:11.39 ID:yR5nrTF0O
リーヴ21や!?
259 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/10(金) 23:35:04.40 ID:CZgrkoSE0
コンマ39

――アベル隊追撃優勢!

※リーヴ残耐久5→3

――



エリス「せりゃあああ!」ズガァ!

リーヴ「……!」ブシャア!


アーシャ「いい感じですよエリスちゃん!」

アーシャ「みんな! あの球体に注意しつつこの水天を取り囲んでください!」

シア「あ、そうですよ〜! また逃げ出しちゃうかもしれないんですね〜!」

シア「その時は、またこのお花の杖の力でぐるぐる〜ってしちゃいます〜!」



リーヴ「!!??」ワタワタ



カイン「恨むなよ? 一体だけとはいえ、普通じゃない力を持っているのは間違いないんだ」

アドルラン「油断はしない。全力でいかせてもらうぞ!」


グルーリ…


リーヴ「……」

リーヴ「……」チラ…


神聖なる球体「……」フヨフヨ…


パトラ「せやあああああぁぁぁぁ!」


コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢

※リーヴボッコの可能性が高いためまとめて判定
↓1〜3コンマ二桁
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 23:35:38.82 ID:vXtRdZ7K0
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 23:36:23.82 ID:zxWLQZuq0
しん
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 23:36:53.85 ID:YCqdA2ZDO
はい
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 23:38:11.26 ID:kGYunpJmO
ここでkの後コンマ群は草生えますよ
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 23:38:45.47 ID:kGYunpJmO
訂正
この高コンマ群orz
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 23:41:01.49 ID:yR5nrTF0O
まるでみんなを後押しせんとするかのようなこのリーヴへの殺意コンマよ
266 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/10(金) 23:51:24.71 ID:CZgrkoSE0
コンマ82、82、85

――アベル隊完全優勢!!!


ドゴォ! ズガァ! ガキィン!


ズシャアアア!


リーヴ「……!」ズタボロ

リーヴ「……!?」ハッ!

パトラ「――今こそ、陛下への誓いを果たす時です!」ブオンブオン!




ズドオオオオオオオオオ!!!



リーヴ「」ポッカリ…

――

リーヴ残耐久 0

――


リーヴ「」バシャァ…

パトラ「や、やった……! やりましたよ……!」グッ!

パトラ「皆さんのお力添えがあってこそですが、私はついにあの日を乗り越えました……!」ジーン!

フィーア「やりましたね、パトラさん!」パチパチ


ティア「」カタカタ…

シア「し、仕方がないんですよ〜」ギュッ…

シア「お二人は以前、水天リーヴからかなり酷い怪我を負わされていますからね〜……」

アドルラン「しょ、少々やりすぎな気もしなくはないが……」

アベル「だが、これで……!」


神聖なる球体「……」フヨフヨ…

神聖なる球体「……」フヨ…

神聖なる球体「……」



キイイイィィィィィィィィン!



一同「「!!」」



※戦況変化
※四天全滅
――『穏やかな光』――
四天が生存時、あらゆる攻撃と異常を無効化する
四天がいなくなった時……


※ ※ ※ ※ ※ ※ 警告 ※ ※ ※ ※ ※ ※ 


       ―― 極 光 降 臨 ――


※ ※ ※ ※ ※ ※ 警告 ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

267 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/10(金) 23:59:57.13 ID:CZgrkoSE0
バサァ…!



白き女神「……」バサァ…!



アベル「ひ、人の形になった……!?」

マックス「おっぱ……お、俺を惑わそうったってそうはいかないからな!?」アセアセ

シア「あ、あの光はまさか……」ブルブル…

ティア「神様、なのですか……?」ブルブル…

アーシャ「っ……!」スチャ!

――

白き女神:レベル4000
【スキル】
★★★『激光』★★★
三すくみ不利、敵の聖国指定スキル、奇襲及び罠、状態異常、自身へのマイナス補正を無効化
このスキルを持つ限り、受けられる劣勢回数を5とし、永続攻撃状態を維持する
さらに戦闘開始時に判定を行い、聖王家に属する者を戦闘から強制排除する攻撃を行う
また補正差が50以上であったとしても15まで軽減し戦闘を行う

★★『神域戦闘』★★
敵の通常スキルを全て封印し、常時防御状態にし、常時−255の補正をかける
さらに敵に聖国関係者がいた場合、基礎レベル−255の補正をかけ――



ボン!


アーシャ「っ! 皇帝陛下に匹敵するレベルです……!?」

アドルラン「なんだと!?」

カイン「いや、このとんでもない魔力は確かに……!?」


女神「……」スッ…



キィィィィィィン…


★★★『平定の光』★★★
敵味方の全ての戦闘時補正を0にする



エリス「うっ……!?」ガクリ…

パトラ「ち、力が……!?」ガクリ…

キアラ「た、戦おうっていう気持ちが……」ガクリ…

ロウル「弱らせる光じゃない……上手く言えませんけど、本来の状態に戻されたような……!?」

268 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/11(土) 00:12:01.26 ID:tdmZMgv20
女神「……」パアアアア…


★★★『届かない祈り』★★★
聖国関係者の★を含む回復関連スキル、戦闘復帰スキルを全て使用不可能にする


フィーア「ま、また何かしています! これは一体……」

シア「……!」ピク!

ティア「……!」ピク!

シア「か、回復魔法の発動を許さないおつもりのようですね〜……」

シア「……」




――『堕ちた聖女』発動――

★『堕ちた聖女』★
聖国指定のスキル、状態異常攻撃を無効化する。
さらに味方全体に対しての★を含む回復不可の特殊異常攻撃も完全防御する
上記に加え、地天及び聖王による行動不能スキルも完全防御する




カアアアアアァァァ!


女神「!?」



シア「――私は、裁かれても構いません」

シア「祈りは神様に捧げるもの……でも、私はもう世界の平和よりもアベルさんの無事を願うようになってしまった」

シア「――私は、ただ祈るだけです。誰にでもなく、私自身がアベルさん達の傷を治したいって……!」キィィィン!


――『届かない祈り』を無効化――


女神「……!」

ティア「わ、私だってそうです……!」

ティア「私もシアさんも、もう……神様じゃなくて、アベル様のものなんです!」

シア「そうですよ〜! たとえ神様がお相手でも、アベル様の為ならば〜!」


シア&ティア「「――私達はアベル様の雌奴隷なんですからっ!!!」」



一同「「」」

女神「…………」エェー…



フィーア「ど、どうされたんですかロウル姉様!?」ワタワタ

ロウル「あの白い人が変な音波放ったんですよー? 気にしなくていいですからねー」ミミフサギ


――最終戦開始!!!
269 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/11(土) 00:15:05.99 ID:tdmZMgv20
最終戦まで突入したあたりで、今日はここまで
これがおまけも含めて、正真正銘アベル達最後の戦いとなります
被害も少なく、また前衛組が奥義を残している為アベル達は大きく有利です
しかしこの戦いはこれまでの戦いで最も『運』がカギを握っています
……だから運がいいとこれさえボコボコにしかねないんですけどね!(白目)

本日もありがとうございました!
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 00:20:35.34 ID:P6ah9ufzO
おつおつ
今まで神に対してこれほどまでに潔く、しかし酷すぎる内容の啖呵を切ったシスターがいただろうか(白目)
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 00:24:26.37 ID:Dv6CpBaNO
【速報】シスターズ、神に喧嘩を売ると同時にドン引きされる【堕聖】
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 00:31:08.28 ID:bn4vPeAy0
女神にドン引きされるってどんなレベルだよw
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 07:59:29.28 ID:Nyi3/rqu0
おつです
いや、回復無効をはじけるのはありがたいが…うーん…
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 08:15:55.44 ID:xaKqU3BWO
まさかの本物の神様が相手って言うとんでもない状況なのに二人の爆弾発言の前に全て吹っ飛んだwでも耐久5しか無いし
>> さらに戦闘開始時に判定を行い、聖王家に属する者を戦闘から強制排除する攻撃を行う
これ見る限りもしかしてシュタイナーと和解した場合のボスだったのかな?
リーヴの反応見る限り本編のことは全く知らない=別人のしかもなんとなく善玉な感じだけど本来の戦闘の流れが気になる
275 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/11(土) 22:49:04.80 ID:tdmZMgv20
こんばんはー
それでは最後の戦いですがぼちぼち進めて行きましょう

>>274
お察しの通り、シュタイナーと和解していた場合は聖国神がラスボス予定でした
その場合は神の性格も異なり、シュタイナーを意のままに操っていた黒幕
助っ人で聖王兄妹全員参戦、シュタイナーはレベル550+判定で生存四天追加の強力助っ人に……
とか考えていましたが、シュタイナーもアルフォンスもあまりにも突き抜け過ぎたんです(白目)
276 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/11(土) 22:49:58.38 ID:tdmZMgv20
アベル隊レベル総計:4551

戦闘補正:『平定の光』により無効化
特殊補正:『死滅に至る紅刃・改』+40


VS

白き女神レベル:4000

戦闘補正:『平定の光』により無効化


※『激光』の効果により補正差を15まで軽減


――



女神「……」



一同「「」」


シア「や、やりましたよ〜!///」カアァア!

ティア「動揺している、今が好機ですよアベル様……!///」カアァア!



アーシャ「え……? さ、作戦だったんですか!?」

マックス「て、てっきり本気で言ってるかと思いましたよ!?」マエカガミ!

カイン「確かに、僕も前に経験したことのある衝撃は受けたけどさ……」チラ…




女神「……!」プンプン!



シア&ティア「「あ、あれ!?」」

ロウル「そりゃ怒りますよねぇ!? 神様かどうかはともかく、聖国関係っぽい人ですもん!」

エリス「そ、そういう愛の形があることも学びましたけど……///」

パトラ「流石に、人前で声高々に宣言するのは……///」

アドルラン「うむ……///」

キアラ「貞淑さに、欠けていると思います……!///」


シア&ティア「「」」


女神「……」ゴオオオオォォォォ!

アベル「ひ、光が一層激しくなったぞ!?」

アベル「やはりあれか、彼女達に対する扱いへの殺意かこれは!?」アセアセ

アーシャ「わかりません! わかりませんけどアベルもみんなも気をつけて!」

アーシャ「少しでも気を抜けば『とんでもない痛手』を受けかねません!」

アベル「ああ、わかっている。この光――やらねば、やられる!」ジャキン!


コンマ35以上で優勢
コンマ34以下で劣勢
コンマ奇数ゾロ目で……

↓1コンマ二桁
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 22:50:48.12 ID:4q1GU2sg0
278 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/11(土) 23:00:46.83 ID:tdmZMgv20
コンマ12


――アベル隊劣勢!



女神「……」バッ!

アベル「む、距離を取って翼を広げた……?」


キュイイイィィィィィィィン……!


アベル「っ……」ゾクッ!

アーシャ「――みんな、散って!!!」バッ!


アベル隊「「!!」」ババッ!



ズドオオオオオォォォォォン!



――『光弾・スターバスター』発動――

★★★『光弾・スターバスター』★★★
優勢取得時に発動
敵の回復、防御、回避、カウンター全てを確定貫通し優勢を得る
さらにその値は優勢時のコンマ一桁の値で変動する
威力計算:1×(コンマ一桁×1/2(小数点切り上げ))回の攻撃

コンマ12→1×1=アベル隊1被弾!


ドオン! ドオン! ドオン!



ロウル「ひええええぇぇぇぇぇ!? な、なんですかこの攻撃!?」

アドルラン「く、避けきれぬか!」ググ!


――『不退の盾』発動――


ドオン!


盾「」パラパラ…


アドルラン「な、なんとか防げたが一発で私の盾が破壊されるか……」

シア「これじゃあ、結界でもなんでもどんどん削り壊されちゃいますよ〜!?」

カイン「お前達のせいでもあると思うぞ!? くそ、エリスの魔法をさらに性質悪くした感じか!」

キアラ「防御の余裕はありません……! はやく、攻め込まないと……!」


コンマ35以上で優勢
コンマ34以下で劣勢
コンマ奇数ゾロ目で……

↓1コンマ二桁
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:03:25.07 ID:q+RUYBrDO
はい
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:04:12.92 ID:jnVzfFc8O
ヲイヲイヲイ
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:05:45.03 ID:v/Mrbme3O
……流石に0は1で10じゃないよな?
流れの悪さと失敗時のリスクヤバすぎてとてもコンマ踏めない
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:06:33.53 ID:oh5PDI9xO
チェーンソーで斬る方かと思ったら次の最終兵器じゃねえか(白目)
283 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/11(土) 23:12:39.01 ID:tdmZMgv20
コンマ07

――アベル隊劣勢!


★★★『光弾・スターバスター』★★★
優勢取得時に発動
敵の回復、防御、回避、カウンター全てを確定貫通し優勢を得る
さらにその値は優勢時のコンマ一桁の値で変動する
威力計算:1×(コンマ一桁×1/2(小数点切り上げ))回の攻撃

コンマ07→1×4=アベル隊4被弾!



女神「……」キュイイイイィィィン!


ズドオオォォォォ!



キアラ「は、速い!?」

キアラ「ぼ、防御を……!」キィィィィン!



――『光癒結界』発動――


ドオン! ドオン! ドオン!


キアラ「う、く……!?」ビキビキ…


パリン…


キアラ「……!」


フィーア「っ、いけませんキアラ姉様っ!?」ユラ…


――『白風の短剣』発動――


ドオン!


フィーア「きゃあっ!?」


短剣「……」カラカラ…


キアラ「フィーアちゃん、大丈夫!?」

フィーア「は、はい! この程度平気です!」グッ!

フィーア「でも、これは……」ゾクリ…

マックス「く、くそ! 二人とも俺の後ろに下がって! 隙を見て、一発全力で殴ってやらぁ!」ジャキン!



コンマ35以上で優勢
コンマ34以下で劣勢
コンマ奇数ゾロ目で……

↓1コンマ二桁
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:13:19.48 ID:jnVzfFc8O
せいや
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:15:29.03 ID:v/Mrbme3O
昨日リーヴがコンマ運吸っていった説
ただそんな状況できっちり結果出す>>284さんマジ男前
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:20:20.86 ID:Nyi3/rqu0
補正は全部無効化されたけど総合レベルでは勝ってるし、コンマ範囲が最大とれたことが救いだな
287 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/11(土) 23:22:52.64 ID:tdmZMgv20
コンマ48

――アベル隊優勢!



女神「……」キュイイイィィィィン!


ズドオオオオォォォォォ!


アーシャ「くっ……! とてつもない強さですが……」

アベル「ああ、逆に言えば『あいつの攻撃はひたすらにあれを撃つだけ』のようだな……!」

エリス「全ての防御を削り取る、連続して放てる光弾なら確かに他の技は不要そうですものね……」

ロウル「でも、どんな攻撃も種がわかれば……!」


女神「……」キュイイィィィン!




バッ!



マックス「――もらったぁ!」ブオン!

女神「!?」


――『ファイナルストライク』発動――


マックス「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!」


女神「……!」キィィィィィン!


――『メビウスバリア』発動――

★★★『メビウスバリア』★★★
自身の耐久値が減少する時、ダメージを1/3まで軽減する(小数点切り上げ)
さらに★を含む敵の攻撃の威力倍増、カウンタースキルを無効化する


ファイナルストライク威力3→1


ギュキィィィィィン!


マックス「あっ……!? く、そ……結界か!?」ギチギチ…

キアラ「マックスさん!? 危ない!」

マックス「――キアラちゃん達は、俺が守るんだ! であああああ!」ググ!

女神「っ!」ズバッ!

マックス「よ、よし! 少しだけだけど入ったぞ……!」

ロウル「そしてやっぱり壊れるマックスさんの剣! 今度ちょっと個別に請求書きりましょうかねぇ!?」ブオン!

エリス「――ですが、お見事です!」ダン!


追撃判定

コンマ25以上で追撃

↓1コンマ二桁
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:23:35.86 ID:q+RUYBrDO
はい
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:24:13.19 ID:v/Mrbme3O
グランドヴァイパ
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:28:41.78 ID:POo+aN9z0
戦力として期待できない新人の案内人が
裏ボス最終戦でアタッカーの切り札やってるの本当感無量
291 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/11(土) 23:30:47.23 ID:tdmZMgv20
コンマ86

――アベル隊追撃優勢!


白き女神残耐久:5→3


――


エリス「ここまで暴力的な光ではありませんが……!」キィィィィン!

エリス「お母さんとアベル様が宿してくださったこの魔力の剣も、負けません!」ズガアア!

女神「……!」

エリス(っ……!? 斬る瞬間、魔力を拡散された! これじゃあ、本来なら勝負を決められる攻撃も……!)チラ…

アーシャ(やはり、そういうこと……。奥の手は、温存して!)コクン!

エリス「っと!」バッ!


マックス「な、なんて硬いんだよあいつ……!?」

エリス「ええ、ですが退くことはできない以上……」

パトラ「攻め続けるしかありませんよね……!」ジャキン!

ティア「ふえぇ……皆さん、もしもの時は私を肉盾にしてください……!」ポロポロ…

シア「私も〜……」

アベル「そんなことはしない! 硬いようだが、攻撃は通る! みんな諦めるな!」

一同「「はい!!」」



コンマ35以上で優勢
コンマ34以下で劣勢
コンマ奇数ゾロ目で……

↓1コンマ二桁
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:31:02.86 ID:6ZKThoC00
ぱん
293 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/11(土) 23:38:29.88 ID:tdmZMgv20
コンマ86

――アベル隊優勢!


女神「……」キュイイイイィィィン!


ズドオオオオオオ!



カイン「はっ! 大層な威力だけど、少しは目が慣れてきたよ!」

アドルラン「アーシャ君の布陣は見事だな。これならば相手も攻撃を完全に密集させることはできない」

カイン「固まってたら本当にあれは回避不能の強烈な攻撃になってるだろうからね……」

ロウル「こうしてばらければ、少しは敵の注意も散漫になって……」



エリス「せりゃあああああ!」ダダダ!

女神「っ……!」バッ!

エリス「――今です!」


タン!



シア「や、やぶれかぶれですよ〜!!!」ブオン!


女神「!?」ゴガァン!


アーシャ「は、入った!」

フィーア「あのシアさんが、まさか杖で殴りかかってくるとは流石に予想できなかったようです!」


女神「……」サスサス…

女神「……」チラ…

シア「ひいいぃぃぃぃ〜!? 裁かれます〜!?」ガタガタ!



パトラ「――させませんっ!」


追撃判定

コンマ25以上で追撃

↓1コンマ二桁
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:38:42.94 ID:4q1GU2sg0
295 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/11(土) 23:46:16.60 ID:tdmZMgv20
コンマ94

――アベル隊追撃優勢!


白き女神残耐久:3→1


――


女神「……!」グルン!


パトラ「っう!?」ガキィン!

パトラ「ふふ、私の追撃を防ぐとはなかなか……!」ギギギ…




パトラ「――でも、私以外の人に背中を見せましたね?」




ティア「え、え〜い!」ブオン!


女神「!!??」ガン!


ティア「や、やっちゃったやっちゃったーっ!?」ピュー!

アベル「ティア!? シアみたいな無茶はしなくていいぞ!? いそいでさがれっ!?」アセアセ

ティア「は、はいいぃぃぃ!?」ブルブル


ティア(で、でも今……なんだか、手応えを感じました)

ティア(わ、私でも頑張れば……?)グッ!



マックス「あ、あのティアちゃんがあいつに一撃を……?」

キアラ「……」コオォォォォ…

マックス「キアラちゃん、もしかして?」

キアラ「う、うん。ティアさんも頑張りたい様子だったから、フィーアちゃんと連携の時に使う肉体強化魔法を全力で……」アセアセ

フィーア「ティアさん、多分明日は筋肉痛です……!」

ロウル「今負けたら、明日は来ないんです。やれることは全て出し尽くしましょう!」バッ!


コンマ35以上で優勢
コンマ34以下で劣勢
コンマ奇数ゾロ目で……

↓1コンマ二桁
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:47:21.13 ID:bn4vPeAy0
297 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/11(土) 23:53:43.73 ID:tdmZMgv20
コンマ13

――アベル隊劣勢!

★★★『光弾・スターバスター』★★★
優勢取得時に発動
敵の回復、防御、回避、カウンター全てを確定貫通し優勢を得る
さらにその値は優勢時のコンマ一桁の値で変動する
威力計算:1×(コンマ一桁×1/2(小数点切り上げ))回の攻撃

コンマ13→1×2=アベル隊2被弾!


――



女神「……!」キュイィィィン!



ズドオオオォォォォォ!



アーシャ「っ、急に狙いをこちらに!?」

アベル「アーシャ!?」


ドオン! ドオン!


――『流麗なる剣技』発動――

――『霧氷影陣』発動――



アーシャ「くっ……!?」バッ!

アドルラン「大丈夫かアーシャ君!?」

アーシャ「ええ、なんとか。でも……」

折れた細剣「」シュウゥゥ…

アーシャ「ご覧の有様です。身をかわす為の霧氷も一瞬で掻き消されてしまいましたね……」

カイン「どんな防御も少しもったらいい方、結局僕らが取るべき行動はあいつと同じ……」

マックス「ひたすら攻め続けるしかないってことですよね!」


コンマ35以上で優勢
コンマ34以下で劣勢
コンマ奇数ゾロ目で……

↓1コンマ二桁
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:54:35.96 ID:6ZKThoC00
ぱんぱん
299 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 00:00:41.82 ID:Lz6PTRf50
コンマ96


――アベル隊優勢!


ドオン! ドオン!


アベル「確かにその翼で魔力を集めて光弾として撃ちだす技は厄介だが……」



タタタ!


アベル「ふっ!」グオン!


女神「!」グルン!


アベル「――死角を増やしているのも事実!」



ロウル「――いっけええええええぇぇぇぇぇぇぇ!」バシュン!



女神「!!」



ドスゥ!



女神「」


――


白き女神残耐久:1→ 0


――



女神「」シュウウウウゥゥゥゥゥ…



ロウル「や、やった……!」

ティア「や、やった……!?」

シア「や、やっちゃいましたね〜……」ブルブル…

300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 00:02:46.88 ID:k6EXakCsO
かなりひやひやしたな……
元ネタ同様本気出すのが遅かったのが救いか
301 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 00:10:14.15 ID:Lz6PTRf50
――『ふっかつ』発動――

★★★『ふっかつ』★★★
自身の耐久値が0になった時発動
自身の耐久値を完全回復させて戦闘を続行する
このスキルの発動はいかなるスキルでも妨害できない
……





コオオオオオオオオ!




ティア「っ、この魔力は!?」ゾクッ!

シア「光が集まっていきます〜!?」

カイン「油断するな、まだ終わってない!」



カッ!



女神「……」スタッ…



マックス「お、おいおい嘘だろ!? 傷が全部塞がって……!?」

キアラ「魔力も、減った様子がありません……」タラ…

フィーア「振り出しに戻されてしまったのですか……!?」ワタワタ

アドルラン「いや、こちらは武具も魔力の消耗も激しい……!」

ロウル「ええ……あの光弾を捌き続けることも難しいですねぇ……」

アーシャ「……それでも、確かに今、あの存在は一度倒れました」

エリス「回復魔法によるものなら、必ず魔力が底を尽く筈です!」

パトラ「もしかしたら、平気なふりをしているだけの可能性もありますね!」ジャキン!

アベル「……俺達は、生き抜くことを諦めない! みんな、怯まずいくぞ!」バッ!

一同「「はい!!」」


コンマ35以上で優勢
コンマ34以下で劣勢
コンマ奇数ゾロ目で……

↓1コンマ二桁

302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 00:10:46.30 ID:7rBfjmQ30
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 00:11:35.47 ID:hJ0zCpiDO
まだ終わらないか
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 00:13:40.25 ID:5oz5XcSF0
もうちょいだ頑張れ!!
305 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 00:21:37.43 ID:Lz6PTRf50
コンマ30


――アベル隊劣勢!


女神「……」バサァ!



アドルラン「むぅ、またあの構えに入るつもりか!?」



キュイイィィィィン!


ドオン!

カイン「馬鹿の一つ覚えだね。いくら強力でも――」


キュイイイイィィィィン!


カイン「なっ――!?」


――『連星・ダブルスターバスター』発動――


★★★『連星・ダブルスターバスター』★★★
『ふっかつ』発動後、スキル変化
優勢取得時に発動
敵の回復、防御、回避、カウンター全てを確定貫通し優勢を得る
さらにその値は優勢時のコンマ一桁の値で変動する
威力計算:1+1×(コンマ一桁×1/2(小数点切り上げ))回の攻撃

コンマ30→1+1×1=アベル隊2被弾!


ドオン!


カイン「こいつ発射弾数を増やしやがった……!?」

カイン(まずい、不意をつかれて……!)


――『弓兵の隠し刃』発動――

――『グングニルドライヴ』発動――


ロウル「な、なにしてんですかカインさんっ!? うわっとぉ!?」バギィン!

パトラ「こ、これはかわすだけで精一杯ですね……!」チリ…!


カイン「す、すまない助かったよ……」

ロウル「あっぶなぁ……収束音が微妙に違って嫌な感じしたんですよ……」ハァ…

ロウル「あーあ、私の短剣も綺麗におしゃかですよ」ボロ…

ロウル「しかし流石、パトラさんの槍は耐えきったようですね」

パトラ「僅かに軌道を反らすのに使っただけですからね。それでも焦げ付きが……」

パトラ(もう、防御には使えない。仮に折れる時は、あの天使の身体に突き刺して折ります……!)

306 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 00:25:07.58 ID:Lz6PTRf50
戦闘途中ですが、今日はここまで
かなり消耗が激しいですが、まだアベル達は有利な状況と思われます
現在のアベル隊の防御残値は

【アベル隊:耐久】総耐久10
『不撓不屈の第三皇子』:耐久2
『真麟の双剣』:耐久1
『誓いの指輪』:耐久1
『エタニティツリー』:耐久1
『誓いの指輪』:耐久1
『王国の未来を担う者』:耐久1
『第一皇子の信念』:耐久1

【アベル隊:防御】残:5
『聖衣・双煌』:回復防御2
『セイクリッドヴェイル』:回復防御2
『フレアミラージュ』:回避1

最も奇数ゾロ、コンマ09、19、29などを連続して取ると吹き飛ばされる可能性もありますが(白目)

本日もありがとうございました!
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 00:27:08.61 ID:HzgBJ+yQ0

この敵さんのしぶとさはブリーチを思い出す
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 00:36:23.73 ID:so6zA9a90
乙です!
確かにこれBLEACHだわww
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 00:40:35.18 ID:k6EXakCsO
おつー
倒せたと思ったら蘇生持ちかい!妙に耐久低めだと思ったよ!
しかしふっかつにスタバにメビウスバリアってなんて贅沢な盛り合わせの女神なんだ
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 00:44:08.11 ID:M7H0C1PFO
女神は倒したご褒美に
ヒロインの子供に加護が発生も良いんじゃないかな
なおシアとティアは後回しになる模様
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 12:49:12.69 ID:jqSrp2540
威力が運任せだけどガン攻めしてきて多分シュタイナー同様奇数ゾロを自分有利に書き換えるとか随分アクティブな女神だな(白目)
反応的に元ネタあり?っぽいけどこの容赦の無さは聖国の神らしい
あとマックスの反応的に女神は巨乳ぽいけどもしかしてリーナが神の声聞こえない理由は(ry
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 22:11:30.40 ID:SXI1oB3bO
キャラは元ネタとは別物だけど、スキル名や効果が似せてあるんだよ。シュタイナーとかのスキルも一部そんな感じ
リーナは数年後に胸大きくなるのか少し気になる
313 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 22:42:23.19 ID:Lz6PTRf50
こんばんはー
しぶといのはごめんなさい、しぶとい大ボスが好きな私の好みが前面に出てます(白目)
白き女神は一応、ゾロ目チケット無消費で倒せた場合は少しだけご褒美?的なものの用意はありますが……
コンマ次第では、アベル達が吹き飛ばされる可能性も十分ある筈です

それではゆったり戦闘再開です
314 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 22:42:55.90 ID:Lz6PTRf50
女神「……!」キュイイィィィィン!


アーシャ「攻撃が激しくなったということは、相手も追い込まれている可能性が高いです!」

アーシャ「パトラさん、エリスちゃん! こちらももう、出し惜しみは無しでお願いします!」

パトラ「ええ、心得ています! 我が槍、このまま折れはしませんよ!」バッ!

エリス「私も、機を見て全力で叩きこみます!」バッ!


シア「マックスさん、防御はまだできますか〜?」

マックス「は、はい。あの攻撃じゃ、一回使えればいい方だと思いますけど……」

シア「十分ですよ〜。皆さんの消耗も激しいですし、いざという時に備えますよ〜!」パアァ!

マックス「はい!」

ティア「うう、でもますます激しさを増した攻撃……さっきよりも、守るのは厳しいです……」ブルブル…

キアラ「でも、諦めません……!」

アドルラン「ああ! 諦めなければ、いつかは活路が見つかるはずだ!」




コンマ35以上で優勢
コンマ34以下で劣勢
コンマ奇数ゾロ目で……

↓1コンマ二桁
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 22:43:24.93 ID:Vo53OsFd0
てー
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 22:43:30.45 ID:pXPdCbvY0
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 22:44:35.35 ID:vE+akQZgO
奇数ゾロがヤバいなら
偶数ゾロを出せば良いじゃない(名案)
318 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 22:53:21.77 ID:Lz6PTRf50
コンマ93

――アベル隊優勢!



ズドオオオォォォォォ!



アベル「く……っ!」バッ!


女神「……」キュイイィィィン!


アベル「次弾か……!」

アベル「……」


ドオン!


アベル「うおおおおぉぉぉぉぉ!」ゴロゴロ


ティア「アベル様、危ないっ!?」



女神「……!」キュイイィィィン!



アベル「――ふっ、当然……無様に転がり次の回避が出来ない俺を狙うだろうと思ったよ」

アベル「敵将へのトドメ……勝負を決めるために少し急き過ぎたな!」




バッ!




パトラ「はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ズドォォォ!

女神「!?」ガクン!

パトラ「アベルさんが身を危険に晒してまで作ってくれた好機、逃しませんっ!」ブオン!

パトラ「結界が大きな技の威力を減らすなら……手数で補うまでです!」


――『無双三段』発動!!!――


★『無双三段』★
優勢取得時、一度だけ発動可能
敵に1×3劣勢を与え、敵に常時−50の補正をかける


パトラ「でりゃあああああぁぁぁ!」ズギャア!

女神「っ!!」

パトラ「もう一発ぅぅぅぅぅぅぅ!」ドゴオオォォ!

女神「……っ!!!」ズザザザ…



追撃判定
コンマ25以上で追撃
↓1コンマ二桁
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 22:53:39.02 ID:8JPH7ywxO
偶ゾロこい
320 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 23:01:27.22 ID:Lz6PTRf50
コンマ02


追撃失敗……

白き女神残耐久:5→2

――


パトラ(三段、しっかり手応えを感じました……!)

パトラ(このまま四段目を……と言いたいところだけどっ!)バッ!


ドオン!


パトラ「っと!? 危ない。そう容易くはやらせてくれませんよね……!」

アベル「ありがとうパトラ。パトラならあの隙に一撃を入れてくれると信じていたぞ」

パトラ「もう! それは嬉しいけど、無茶をし過ぎですよアベルさん!?」

マックス「いやパトラ将軍も今かなり危なかったですよ!?」

フィーア「乙女は、時に大胆にです! パトラさんの今の大胆さ格好良かったです!」キラキラ!

アーシャ「ええ、ここは分が悪くても攻めたてる時……!」

エリス「パトラさんの攻撃で、確実に有利になっています! この勢いに乗って……!」



コンマ35以上で優勢
コンマ34以下で劣勢
コンマ奇数ゾロ目で……

↓1コンマ二桁
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:01:57.58 ID:pXPdCbvY0
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:02:27.97 ID:SXI1oB3bO
いけ!
323 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 23:10:34.57 ID:Lz6PTRf50
コンマ58


――アベル隊優勢!



女神「……」キュイイィィン!



ズドオオオオオォォォ!



カイン「くそ、流石にしんどくなってきたなぁ……!」ゼェゼェ…

アドルラン「はははは! だらしないぞカイン!」

アドルラン「この者を倒したら、また私と一緒に鍛錬だな!」

カイン「はっ、まずはエメリナと一緒にゆっくり休ませてほしいね……!」


ドオン! ドオン!


カイン「〜〜〜っ! こいつぅ! また僕を狙いやがってぇ!?」

アドルラン「はははは! 戦場で勝った後の話をするなど、本来ならば慢心でしかない行為だからな」

アドルラン「――だが、先程のアベルのように少しは攻撃の誘導には役立ってくれたようだな!」


女神「……」キュイイイィィィン!




ドッ!



女神「っ……!?」



キアラ「私だって、帝国皇女です……!」

キアラ「フィーアちゃんとの連携だけじゃない。私だって、一人でも攻め込めるんですよ!」


マックス「おぉ、キアラちゃんの白炎の突剣かっこいい!?」

パトラ「関心している場合じゃないでしょマックス!」



追撃判定
コンマ25以上で追撃

↓1コンマ二桁
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:10:59.07 ID:hJ0zCpiDO
はい
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:11:03.19 ID:Vo53OsFd0
あいててー
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:14:23.99 ID:Fj/NCYpbO
劣勢引くより追撃失敗ならば遥かにマシ
327 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 23:16:00.81 ID:Lz6PTRf50
コンマ07


追撃失敗……


白き女神残耐久:2→1

フィーア「……」スゥ…


女神「……!」グリン!


フィーア「き、気づかれました!?」シュタタタタ!


ドオン!


フィーア「あ、危ないところでした。折角キアラ姉様に合わせようと思ったのに……」ショボン

キアラ「フィーアちゃん!? 大胆過ぎるのも多分ローズさんに怒られちゃうよ!?」ワタワタ

アベル「できれば本当に二人には大胆さを控えて欲しいんだがなぁ!?」ハラハラ


女神「……」


ロウル「でも、もう一押しって感じですね!」タタタ!

アーシャ「ふふ、たまには私達も大胆になった方がいいのかしら?」タタタ!

アベル「おい!?」


コンマ35以上で優勢
コンマ34以下で劣勢
コンマ奇数ゾロ目で……

↓1コンマ二桁
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:16:11.27 ID:Vo53OsFd0
そろそろきめたい
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:17:58.25 ID:03j1EQGXO
アカン不味い方向に極まってる
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:19:08.38 ID:SXI1oB3bO
これはやばい!?
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:20:22.47 ID:8JPH7ywxO
>>328
そこはきめてくれぇ…
332 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 23:26:51.47 ID:Lz6PTRf50
コンマ27

――アベル隊劣勢!

★★★『連星・ダブルスターバスター』★★★
『ふっかつ』発動後、スキル変化
優勢取得時に発動
敵の回復、防御、回避、カウンター全てを確定貫通し優勢を得る
さらにその値は優勢時のコンマ一桁の値で変動する
威力計算:1+1×(コンマ一桁×1/2(小数点切り上げ))回の攻撃

コンマ27→1+1×4=アベル隊5被弾!





女神「……!」キュイキュイキュイイィィィィン!!



ティア「!!」ゾクッ!

ティア「だ……駄目!? みんな、逃げてええええぇぇぇぇぇぇぇ!?」



アーシャ「しまっ……!?」

ロウル「誘い込まれ……っ!?」




ドオン! ドオン! ドオン! ドオン!


エリス「させませんよ、絶対に!」キィィィン!


――『聖衣・双煌』発動――


シア「全力の結界です! どうか、もってください〜!」キイイイィィン!


――『セイクリッドヴェイル』発動――



ドオン!


マックス「って俺にも来たぁ!? 回避ぃ!?」


――『フレアミラージュ』発動――



ズドオオォォォォン…



エリス「くぅ……!」ズザザ…

シア「ふぅ、ふぅ……!」ガクッ…

アーシャ「あ、ありがとう二人とも……」ハァハァ…

ロウル「死ぬかと思いましたぁ……」ハァハァ…


カイン「まずいな、もう防御が……!」

アドルラン「こうなっては仕方がない。これ以降は『鍛えた我が身で耐えるしかない』ぞ!」

アベル「くっ……!」


コンマ35以上で優勢
コンマ34以下で劣勢
コンマ奇数ゾロ目で……
↓1コンマ二桁
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:26:55.81 ID:6k/o/KwBO
うーん良いのか悪いのか微妙な感じだ

雲行きが怪しくてコンマ踏むの怖いわ
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:28:40.02 ID:sjTyj2HvO
無欲の勝利かな?やるやん
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:31:35.42 ID:Vo53OsFd0
すごい
336 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 23:37:47.82 ID:Lz6PTRf50
コンマ81


――アベル隊優勢!



アベル(みんなもう、魔力も武器も体力も限界だ……!)

アベル(そんな状態で、あんな攻撃を受けさせるわけには……!)




アベル「――絶対に! 断じて! させてなるものかああああぁぁぁぁぁぁ!!!」ダダダダ!



カイン「おい、アベル!? ああもうあの馬鹿はっ!」ダダダダ!

アドルラン「ははは! そう言いながら真っ先に動いているじゃないかカイン!」ダダダダ!

カイン「兄さんもねぇ! こうなったらいちかばちだ!」コオォォォォ!

女神「……」スッ…

アベル「俺に狙いを定めたか……!」

アベル「例え刺し違えたとしても……!」ジャキン!


女神「……!」キュイイィィィン!


アベル(くっ……! 間に合わないか……!?)


カイン「――おいアベル、僕の風をうけとりなっ!」ゴオォ!


ビュウウウン!


アベル(こ、これはカイン兄様の追い風!?)


アドルラン「――後ろは気にするな! 我が名にかけて、守り抜いてみせよう!」

カイン「――気にせず、思いっきりやってやれ!」



女神「!?」キュイイィィ…


アベル「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!」



ザシュッ!


女神「……っ……」



――


白き女神残耐久:1→ 0


――



女神「」パアアァァ…

337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:39:28.87 ID:sjTyj2HvO
女神(キュンッ
338 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 23:46:39.42 ID:Lz6PTRf50
フィーア「や、やりました! 今度こそ――」



アベル「――まだだっ!」




パアアアアアアアァァァァ!




――『ふっかつ』発動――


★★★『ふっかつ』★★★
自身の耐久値が0になった時発動
自身の耐久値を完全回復させて戦闘を続行する
このスキルの発動はいかなるスキルでも妨害できない
このスキルは戦闘中2回発動する




女神「……!」バサァ!バサァ!


カイン「そ、んな……!?」

アドルラン「またしても……!?」

ロウル「そんなの、反則でしょう……!?」

シア「あ、あぁ……」ブルブル…

ティア「アベル、様……!」ガタガタ…

パトラ「く、何度蘇ろうと! 何度も貫いてみせます……!」ガクガク…

キアラ「駄目ですパトラさん! 無理矢理な動きで、もう身体が……!」

マックス「くそ、集まれ俺の魔力……! もう一発、もう一発撃てれば……!」

エリス「何度、切り崩せば倒れるのですか……」

アーシャ「……限界、ですね」



アーシャ「――敵も同じく」



一同「「え?」」



女神「……」ハァ…ハァ…

女神「……!」グッ!



カイン「はは、効いてはいたってか……?」

フィーア「でも……」

アベル「……俺達の歩みは、無駄ではなかった」


アベル「――同条件なら、己の信念を強く持った者が勝つ!」


一同「「!!」」

339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:48:08.46 ID:SXI1oB3bO
いやあああああぁぁぁ!?そこまで再現しないでぇ!?
340 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/12(日) 23:54:28.70 ID:Lz6PTRf50
アベル「どうか、あと少しでいい」

アベル「――みんな、力を貸してくれ……!」


一同「「……勿論!!!」グッ!



女神「……」

女神「……」スウウゥゥゥゥ…


――『エネルギーシフト』発動――

★★★『エネルギーシフト』★★★
『ふっかつ』を使い切った時、スキル変化
判定表そのものに+5の補正を加える
エネルギーシフト中は『運命確定』のスキルは使用できない
優勢取得時、与える優勢値を放棄しエネルギーを溜める




ズゴゴゴゴゴゴ…!



シア「この、感じは……」

アベル「力を溜めているのか……」

アーシャ「ならば、やることは唯一つですね……!」



一同「「――その隙を狙って叩く!」」



コンマ40以上で優勢
コンマ39以下で劣勢


↓1コンマ二桁
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 23:55:40.16 ID:HDug5nQ6O
頼む
342 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/13(月) 00:00:19.19 ID:Uuh3ews10
コンマ16

――アベル隊劣勢!

女神チャージ:1

――


女神「……」ギュオオオオオ!


ロウル「あれは絶対に、ヤバいやつですよね!?」バシュバシュ!


カキンカキン!


矢「」ボシュゥゥ…


ロウル「あああああ、もう! わかってはいましたけど結界邪魔ぁ!」



ズゴゴゴゴゴゴ!



キアラ「あ、あれ? でもまだ力を溜めている……?」

シア「聖王様も、あれに似た力を使っていましたけど〜……」

アベル「まだ溜めるということは……」

シア「た、溜まりきったらどうなっちゃうんですか〜!?」ワタワタ

エリス「なんとか、溜まりきる前に……!」ジャキン!


コンマ40以上で優勢
コンマ39以下で劣勢


↓1コンマ二桁
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 00:00:29.33 ID:aabm30bm0
ほん
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 00:01:13.58 ID:OQP4DhOjO
(アカン)
345 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/13(月) 00:02:02.33 ID:Uuh3ews10
こ、これは凄い……!?(白目吐血)
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 00:10:16.64 ID:fgpR5XO0O
ここでよりによって奇数ゾロか…
347 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/13(月) 00:11:33.01 ID:Uuh3ews10
コンマ33


奇数ゾロ目


――『運命確定』発動――

★★★『運命確定』★★★
戦闘時、奇数ゾロ目が出現した際に発動
確定で相手への優勢攻撃となり、その攻撃は全貫通6優勢となる
00以外の偶数ゾロ目が出現した際は、判定を無効化し再度判定を行う


白き女神ゆうせ……


★★★『エネルギーシフト』★★★
『ふっかつ』を使い切った時、スキル変化
判定表そのものに+5の補正を加える
エネルギーシフト中は『運命確定』のスキルは使用できない ←


――『運命確定』不発!!!――

戦闘時ゾロ目:アベル隊の確定優勢+エネルギーシフトチャージ解除!


――


アベル「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!」バッ!


女神「……!」ガキィィィィン!


アベル「くっ……!」

アベル(強力な攻撃を放つ前の結界……! まるで本当に、あの日のシュタイナーとの戦いのようだ……!?)


女神「……」ギュオオォォ…



アベル「――だがっ!」ググググ!



女神「!?」アセアセ

アベル「俺達は、あの時に神の奇跡とやらを乗り越えた!」



アベル「――今度も、同じことをするまでだっ!!!」バリィン!


女神「…………っ!!!」ズバァ!



タタタタ!



エリス「はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」





※ゾロ目によるエネルギーシフト解除成功

※判定表-5


追撃判定

コンマ25以上で追撃

↓1コンマ二桁

348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 00:11:58.95 ID:fgpR5XO0O
あ、でも奇数でもこのタイミングは良い結果じゃね
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 00:12:16.10 ID:jn966sPL0
エネルギーシフト中は『運命確定』のスキルは使用できない
だからアベルたちにとってプラスのゾロになるのでは?
350 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/13(月) 00:20:10.83 ID:Uuh3ews10
コンマ95


――アベル隊追撃優勢!!!




エリス「これがっ!」キイイィィィィン!


エリス「私の、全力っ!!!」キィィィィィィン!



エリス「アベル様の前に立ち塞がる者は――誰であれっ! 切り崩して見せますっ!!!」カッ!



女神「……!」ゾクリ…


――『メビウスバリア』発動――




エリス「―――――  絶  煌  閃  !  !  !  」ブオン!





★『我流・絶煌閃』★
追撃優勢時、一度だけ発動可能
優勢取得時、敵に軽減を無視した4劣勢を与える


――『メビウスバリア』を無効化――





ズガアアアアアアアアアァァァァァァ!



――



白き女神残耐久:5

優勢威力:1

追撃絶煌閃威力:4


5−1−4 = ……





――



女神「……っ……」


女神「――見事、です……!」グラ…



ドシャアアァ…



――勝利!!!
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 00:22:59.31 ID:fgpR5XO0O
聖国のボス戦でまさか奇数ゾロが勝利の決め手となるとは
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 00:23:48.96 ID:aabm30bm0
勝ててよかった
353 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/13(月) 00:25:58.41 ID:Uuh3ews10
まさか、まさかチャージ中の僅かな弱体の隙を綺麗に奇数ゾロ目で射抜いて、
そのまま文句無しの高いコンマを決めるなんて……っ!
聖国関係で猛威を振るった奇数ゾロ目が勝因となるなんて、いやなんでしょう
私としてもこれ以上ない展開に、非常に混乱というか驚いていますがなんにせよ……

隠しボス・聖国の女神軍 完 全 撃 破 !

いや、まさか本当にチケットも使わずに勝ってしまうなんて……(白目吐血)
戦後のやりとり、役目を失ったチケットのイベント化などやることはありますが、それはまた後日

本日もありがとうございました!

354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 00:28:25.51 ID:AGQhTIWO0

昨日、ブリーチみたいって言ったけど、訂正する。……ブリーチはこんなにキレイに決着しないわ(ここから更に女神復活する)
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 00:31:55.13 ID:Vudtb6pv0
乙です

「なんだ?この騒ぎは」
「たった1回奇数ゾロ決めただけやんけ!」




「そりゃあ驚くぜ

シュタイナー戦を知ってる奴なら誰だってな……」
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 00:42:13.11 ID:a9e7/yKT0
シャッ、シャベッタァァァッ!?!?
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 00:45:36.94 ID:Gu9Kuo+sO
おつ!
5劣勢直撃に再度女神復活、挙句判定激化とか正直もう駄目かもって諦めて、そこに奇数ゾロ来てマジで聖国やべえと思ってたのに……
ほんとにこのスレのコンマ神神ががってる!
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 08:27:27.66 ID:r8uRaV010
神の運命確定の綻び突いて勝利って本当に運命を乗り越えて勝利した感が凄いな
本当にギリギリの状態だったのがさらに熱い
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 12:23:59.17 ID:ETSFhgbaO
四天と合わせると耐久36、攻撃は一発で最大6ダメージかつ連続発生もありうるとかまさに裏ボスに恥じない強さだ……
もしパパンと戦ったらどっちが勝つかちょっと気になる
360 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/13(月) 23:47:46.43 ID:Uuh3ews10
こんばんはー
遅くなりましたが、とりあえず最後まで投下できればと思います
361 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/13(月) 23:48:30.35 ID:Uuh3ews10
アベル「や、やったのか……!?」

エリス「持てる力の全ては、ぶつけました……!」

アーシャ「身体が光になって消えていない。もう、再生もできないとなれば……」

マックス「か、勝ったんだよな? 勝ったんだよな!?」



アベル隊一同「「や、やったああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」



ロウル「――って喜びたいんですけど」






ロウル「――この人、最後に喋りましたよね???」


女神「」ビクン


ロウル「私の耳は誤魔化せませんよ〜? それに今、身体も反応したから生きてますねこれ」ピョコピョコ

カイン「なんだって!?」

パトラ「死んだふりをして、不意討ちをしかけるつもりだったのね! やはり頭にこの槍をっ!」グオン!


女神「」アセアセ


女神「……」ムクリ…






女神「……っ……○▽■×☆★〜」




ロウル「騙されるかぁ!!!」クワッ!

ロウル「意思疎通できるんなら、会話してくださいよ!」

アベル「……そうだな。このままではパトラが刺し違えてでも頭に槍を突き立てかねん」

パトラ「お任せを!」ジャキン!

女神「……」ダラダラ…

女神「……」




女神「……迂闊でした。しかし気がつかれてしまった以上、仕方がありませんね」フゥ…



一同「「!!」」


362 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/13(月) 23:49:04.52 ID:Uuh3ews10
女神「……見事でした。アベル皇子とその仲間達よ」

女神「四天も私も本気だったというのに、まさか人の子達に敗れようとは……」

アベル「やはりあれは四天だったのか。そしてシュタイナーのものと違い、霧散しなかったということは……」

アベル「――信じられないが、本物の四天。そしてそれを束ねていたともなれば……」




女神「……はい。聖国の者達からは『神』と呼ばれている存在です」





一同「「!!??」」ザワ!

シア「え、えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ〜!??」ガーン!

ティア「ほ、ほほほ本当に本物の神様……!??」ガタガタ!


女神「ふふ、そう怯える必要はありませんよ」

女神「神という呼び名は、いつの頃からか人の子達がそう呼び始めただけのこと」

女神「私にはこの世界を作る程の力もありませんし、いつでもどこでも誰かに祝福をもたらすこともできない……」

女神「ただ少し長く生きただけの、この世界の住人の一人に過ぎませんよ」

カイン「にわかには信じられないね……」

アドルラン「それにあの力は、まさしく人智を超えた域だったように思うが……」

アベル「……リーナが言うような、普段は姿を見ることのできない精霊の類と思えばいいのか?」

女神「そうですね。光の精霊……これが、私の存在を示す言葉として相応しいでしょう」

アベル「何故、俺達にここまでの死闘をさせた?」

女神「……」


女神「――あなた達の存在は、以前から知っていました」



一同「「!?」」


363 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/13(月) 23:50:28.12 ID:Uuh3ews10
女神「……あの日。聖国での決戦のことも見ていたのです」

女神「聖王シュタイナー……彼の行き過ぎた行為を止められなかったことは、本当に申し訳ありません……」フカブカ…

シア「そ、その〜……神様? 聖王様は神様の声を聞いて政を……」

ロウル「そういえば確かに、本当にこうして神様が実在するならあの聖王様があそこまで暴走することもなかったのでは?」

女神「……先程も述べた通り、私は決して全知全能の神というわけではないのです」

女神「私達のような存在は、人の子の信仰に大きく依存しているのです」

ティア「私達の……?」

女神「呼び方はともかく、私が在ると信ずる想いが強ければ、私達は確かにそこに在れるのです」

女神「そして彼……聖王シュタイナーは、誰よりも私や天使の存在を信じて祈りを捧げていました」

女神「本当に、大気中をあてもなく彷徨っていた私の声が届く程にね……」

マックス「う、嘘じゃなかったんだ……」

アベル「だが、それならば何故?」

女神「簡単なことです。私という存在が、日に日に弱まり……彼に声を届けることもできなくなってしまったのです」

アーシャ「どういうことでしょう? 信仰の力は聖国であればまさに絶大なものとなっていそうですけど……」

女神「……聖国の民は、かつて私が望んだように穏やかで平和な生活を続けていました」

女神「ですが王国と帝国、三国の戦争が起きた時に多くの者は口に出さずとも理解してしまった筈です」

女神「――神など本当にいるのか? 何故、苦しんでいる者全てを助けてくれないのか? こんなにも、祈っているのに」

女神「前聖王が倒れ……若き聖王となったシュタイナーはまず結界を張り巡らせ聖国の守りを固めました」

女神「……何もできない神よりも、目に見える行動で民を守る聖王に信仰が集まるのは当然でしょう?」

シア「聖王様と、神様の同一視……」

女神「あの仲の良い兄妹の信仰心は本物でした。ですが、だからこそ信仰はますます彼らに集まり……私と言う存在は弱くなったのです」

女神「そして私の声が届かなくなったシュタイナーは……私が全ての行為を黙認しているのだと思うようになってしまった」

女神「ますます力を身につける聖王に集まる信仰。そしてそれを妬み、民達を操り信仰の対象を自身へと向けさせた司教……」

女神「信仰を失い続け、もはや私も四天も、誰もあなた達に介入ができない程になってしまった……」

アドルラン「……アルフも口にしていたな」

アドルラン「聖国が信じていたのは、兄なのか神なのかと……」

カイン「ま、シア達が希少って言われてたくらいだ。本当に実は聖国の信仰心はとっくの昔に歪んでいたのかもねぇ……」

シア「……」

ティア「……」


364 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/13(月) 23:52:02.49 ID:Uuh3ews10
女神「変わり果てていく聖国を見るのは、とても辛かったです……」

女神「そんな時。あなた達は聖王シュタイナーを止めてくれた」

女神「あの時の私にできたのは、彼をなんとか人の形に戻して家族と僅かでも話す時間を作る程度のこと」

女神(そしてどうか昔の心を取り戻して欲しくて、今も縛ってしまっているのだけれど……これは、黙っておきましょう)

女神「私には止められなかった彼を、あなた達は止めてみせた」

女神「そして、今回は王国の悲しき王の成れの果ても止めて聖国を救ってみせた」

女神「かつて争った筈の三国の者が協力して、聖国の復興に力を尽くしてくれた……それが、とても嬉しくて」


女神「――だから、この光景を実現させてくれた最大の立役者であるあなたに」

女神「――アベル皇子に、会ってみたかったのですよ」


ロウル「わーお、なんですかアベルさん? モテモテじゃないですかぁ〜?」ウリウリ

アベル「どうしてそうなるロウル!?」

フィーア「流石アベル兄様です! 神様公認だなんて、やっぱりアベル兄様はすごいです!」ピョンピョン!

アベル「いや、だからだな……」

アベル「とにかく! 仮に俺達に会いたくなったのだとして! あそこまでの攻撃は必要だったのか?」

パトラ「そもそも先程の話では、信仰心が足りないから弱り果てていたのではないですか?」

女神「……悲しいことに、聖王が倒れたことで信仰心が戻り始めたのですよ」

女神「そして、あなた達からは直接強い祈りの力を貰いましたからね。おかげでこうしていられるわけです」

シア「わ、私達ですか〜!?///」

ティア「た、確かにお祈りしましたけど、どうかご内密に〜!?///」

女神「ええ、勿論」






女神「――最初に私に言い放った言葉には、流石に絶句しましたけど」





シア&ティア「「」」


365 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/13(月) 23:53:41.17 ID:Uuh3ews10
女神「みんな仲良く平和に……私はただ、この想いを広めたかっただけなのです」

女神「やがて同調してくれた人たちが国を造りだしていき、今に至りましたけど……」

女神「――何か大切なものを守るのに、どうしても力は必要なのです」

女神「あなた達が、今後聖国に限らずこの世界を平和で穏やかなものにしてくれるのか?」

女神「その力を見定めたいという想いもあり、こうして力を使い降誕した次第ですよ」

アベル「……なるほど」

アベル「一応念の為に聞きたいのだが、シアとティアの件は……」オソルオソル…

女神「はい。流石にちょっと怒っちゃいました。非道な行為は駄目ですからね、絶対!」プンプン!

アベル「それは……」

女神「……ふふ、大丈夫ですよ」

アベル「え?」

女神「四天を苦も無く退けられる時点で、この世界の平和を守っていくには十分な力を持つ筈です」

女神「でも、もしかしたらいずれ……底知れぬ悪意に出会うかもしれない」

女神「それを知ってもらう為にも……私は、本当に全力を尽くしました」

女神「だというのに、あなた達は誰一人として諦めなかった」

女神「そして……私を完膚なきまでに打ちのめした」

女神「あなた達がみんなを鼓舞し、協力し、支え合う姿。とても、素晴らしいものでした」

女神「だから、この子達のあの発言も私の動揺を誘う為の作戦であると見抜いて――」

シア「……///」カアアアア!

ティア「……///」カアアアア!

女神「……」

女神「…………?」チラ…

アベル「……」コクン

女神「…………」

女神「…………昔、民達に伝えた言葉にこんなものがあります」




女神「――そこに、愛があればいいんですっ!!!」カッ!



シア&ティア「「ゆ、許されました〜!!!」」パアアアァァ!



カイン「……許されたのか?」



366 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/14(火) 00:00:29.39 ID:V4xq9/bX0
女神「……手荒な真似だったとは思います」

女神「ですが、私達にとっても想像以上の収穫……」

女神「きっとこれから、世界はよりよく変わっていく。そう感じさせてくれました」




女神「――あなた達のこれからに、幸あらんことを」フゥ…




サアアァァァ…




アベル「うっ……?」

パタ…

パタ…

アベル「み、みんな……!?」

女神「眠っただけですよ」

女神「――起きた時、あなた達はこの場所での出来事を全て忘れていることでしょう」

アベル「!!」

女神「それでいいのです。本来私達は、世界に干渉しすぎてはいけない」

女神「聖国も、世界も……きっと、私達に頼らずともいい世界になる」

女神「あなた達が生み出す、これからの新しい世界……」

女神「私達はどこかで、ずっと見守り続けます……」




女神「――ありがとう」



サアアアァァァ…



アベル「」パタ…



……

――
367 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/14(火) 00:08:15.74 ID:V4xq9/bX0
――――
―――
――



【聖国・客室】


アベル「うっ……?」

アベル「何か、妙な夢を見ていたような……?」

アベル「誰かと、戦って……く、駄目だまるで思い出せん」フルフル

アベル「……」コキコキ…

アベル「むぅ、外傷も無いとなるとやはり夢だったのか?」

アベル「それにしては随分と生々しかったような……」



ヒラリ…



アベル「ん?」

アベル「なんだ、この羽は……?」ヒョイ


※アベルは『祝福の羽飾り』を手に入れた!


『祝福の羽飾り』
一度だけ、特殊判定を含む全てのコンマ結果を
内容確認後に00に変更することができる



アベル「……?」

アベル「なんだかわからないが……祝福、というのだろうか」

アベル「温かい何かを感じるな……?」フワ…

アベル「落とし主がいるかもしれんし、それまでは俺が預かっておこう」スッ…
368 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/14(火) 00:09:52.63 ID:V4xq9/bX0
キャアアアアアアアアア!?




アベル「ティ、ティア!?」



ダダダ! ガチャ!



アベル「ティア、大丈夫……か……?」



ティア「う、腕が、腕が何故かすごく筋肉痛なんです〜!?」ナミダメ

シア「ああ、やっぱり昨日重い物を持ち過ぎたんですよ〜!」ワタワタ!

シア「うう、回復魔法も内側には効果が薄いですし、筋肉痛くらいは我慢ですね〜……」

ティア「ううぅぅぅぅぅ……ふ、普段から運動をしていない私への神罰なのでしょうか……」ナミダメ

アベル「……」


アベル「神、か……」




――


EXイベント15-2

【戦いを終えて〜〜聖国の光・極光降臨〜〜】


おしまい


――
369 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/14(火) 00:18:40.58 ID:V4xq9/bX0
隠しボスおまけが終了したあたりで今日はここまで
なおギルバートと女神軍が衝突した場合を考えている方が上にいたので、私も気になり少しぶつからせてみましたが……
大惨事になりました(白目)本当に本編でぶつからなくてよかった……

そしてこれで、予定されていたイベントは全て終わって結婚式やエピローグに流れる予定でしたが……
チケットが余った状態で女神軍に勝ってしまった為、それを消費してあと一つだけ小イベントをやろうかなと考えています
現在の予定は

エリス結婚式→その夜の孕ませ→エリス妊娠中のほかヒロインとのアベル達の絡み→3年後エピローグ

となっています。小イベントを挟みこむ場合は、どのあたりかも書かれると助かります
なお、イベントを無理に起こさずこのままエピローグに向かうことも可能ですのでその時はイベント無しと書いていただければ
↓1から大体5個くらい意見がでればいいかな?

本日もありがとうございました!
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 00:38:35.44 ID:wd8WxrfDO
乙です
3年後エピローグ前後でマックスとキアラの結婚式(と初夜)は可能でしょうか?
>>4の候補にあったしっかりしっぽりと、伏せられているゾロ目結果内容が気になっていたので、あの後色々と性知識を学んで……みたいな感じを
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 00:54:45.49 ID:JmNCAHTz0
乙です!
俺もマックスとキアラの結婚式と初夜見たいです!
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 01:10:04.57 ID:wbVDdUwlO
乙です
皇帝vs女神少し気になるけど、折角綺麗に勝てたしギルバートがやられちゃうのはちょっと見たくないってのあるな……
なので本番は無くてもいいけど、ヒバリルーシェの皇妃になる為の特訓とか見たいかも
裏でアドルランも女の子の扱い勉強してるとなお良し。ここも幸せになって欲しい
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 08:25:30.88 ID:1cA1MDfo0

自分も第一皇子組の一幕見たいかな。多分3年後ならもう皇帝と皇妃になってるだろうからその前のタイミングで
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 08:33:38.83 ID:lLjIRcxpO
3年後エピローグで判定確定してるのって
・アベルとヒロインズの間に子供がいるかの判定(※エリスは確定)
・フィーアがどんな方向に成長したか
辺りだっけ?
個人的には各カップリングの間の子供事情(皇子皇女以外にもローズ&アイナスミレとか)が気になる
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 08:34:38.23 ID:V4zPM+dE0
乙乙
↑2つどっちも見たいけど(個人的にはキアラ組)
他の意見としてはフィーアとサクのイベントかな
アベルの結婚後あたりでサク人間化・そしてもしかしたら人間化した同族がいるかもしれないということで彼ら彼女を探すという将来に向けての目標を持つフィーアとサク
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 20:18:37.57 ID:qF+/FBJP0
一つだけなのがもったいないと思うほど全部見たい候補が出てる

一応5個位とあるので
ギルバートがノワール&フローレン相手にハッスルして、アリス出産の後に妊娠発覚
ジョジョ四部宜しくアリスに年下の叔父or叔母が出来ちゃうイベントを提案
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 20:44:48.30 ID:C7jdVFxxO
既に結構出てるけどアドルラン兄さんとヒバリ&ルーシェのバトル(迫真)が見たい
あとはローズさんとアイナスミレの方もローズさんの雄々しい側面含めて見たいねえ

あと個人的にサクは人間に変身できたとしても何か♀であってほしい
クセの強すぎる女性陣の突っ込み役兼苦労人兼フィーアのローズさんと並ぶ守護者的な感じで
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 21:16:43.48 ID:qFHIOP9MO
見たいの沢山だが、アドルラン兄様とヒバリルーシェの話かなぁ
でもなんかアドルラン兄様はエロいことしてるイメージがわかないし、ほのぼの路線でもいいかも
あとほんとちょっとでもいいからパパン対女神やサク人型化とかも見たい(贅沢小声)
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 21:18:02.52 ID:Pr3aclWl0
スカーレットさん色々と察していたみたいだし、改めてキアラとマックスと絡んで欲しいかな
スカーレットさん直伝のテクニックを伝授してもらってそれを上の書き込みにもある初夜で発揮されるとか、
逆に単純にエロいだけでない初々しい甘さも含んだ二人にあてられて(少しだけ)精神的に浄化されるスカーレットさんとか
380 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/14(火) 23:28:09.33 ID:V4xq9/bX0
こんばんはー

皆さん想像以上に案を出してくださって本当に感謝です
↓従来通り1〜5の範囲で多数決コンマ決定をしようかと思いましたが
マックスとキアラの>>370が偶数ゾロと>>371で一票
アドルラン組の>>372>>373が偶数ゾロという同票かつ偶数ゾロというね(白目)
こういった場合はゾロ以外の票のコンマを基準にしますので、僅差ですが>>372のコンマが上
そのため最後のイベントは『アドルラン組の頑張り』にしようかと思います。範囲外でも希望の方がいらっしゃいますし
余裕があれば両採用としたかったのですが、このスレの残り容量(この二人は致すまでに時間かかりそう)
マックス達が綺麗にプラトニック思考に寄ったためいい案が思い浮かばないといった問題からどうかご容赦を(土下座)
ちなみに>>4のゾロ目は初めてでドハマりでした。二人の性格から考えて、むしろ回避できてよかったなと思ってます(白目)

希望されている方も多いようですので、アベル達以外のくっついた組は全員子供の判定を後日取りたいと思います
あと軽くできそうなのは意外と人気者のサク(雌です)、帝竜やめるってよイベントと皇帝VS女神くらいかな?

とりあえずアドルラン達の話はエリスの結婚式前にやるのが一番かと思いますので、少し考えておきます
そして今日はお茶を濁す感じですが、流れ的に一番やりやすい小イベント、皇帝VS女神を(もの凄い巻きですが)始めようと思います
381 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/14(火) 23:28:50.47 ID:V4xq9/bX0
――EXイベント15-2 おまけ――


【女神と四天、その後】


……


女神「……これでアベル皇子達から私達の記憶は消えた筈」

女神「武器も直して回復もしましたし、あの戦いも夢の中のことだったと思うでしょう」

女神「問題は……」チラ…




ファラー「……」イジイジ…

リーヴ「……」オチコミ…

カミラ「……」ヨシヨシ

エリュウ「……」ムスッ…



女神(こちらの想像以上に容赦なく叩きのめされたあの子達……)

女神(私などを慕いついてきてくれて、今回も迷惑をかけてしまいました)

女神(労いもかねて、なにかできることはないものでしょうか……)


エリュウ「……」ムカムカ…


女神(ああ、特に戦闘力には自信を持っていたエリュウの不服そうな態度……)


エリュウ「……!」ハッ!


女神「ん、どうしたのですかエリュウ?」

エリュウ「……!」ババッ!

女神「……敵の数が多すぎた? いえ、彼らは皆で協力することの大切さを理解して……」

エリュウ「……!」フンスフンス!

女神「……せめて同人数以下で? エリュウ、それはもう試練では無くただの無益な争いですよ?」

女神「そもそも、人の子で私達を少数で相手取れる存在など……」

エリュウ「……」ビシ!

女神「……え?」


女神「――アベル皇子のお父さんは一人でいきがっているから物事の正しさを伝えるべき、ですか?」


エリュウ「……!」ドヤ!

カミラ「……」ダメダメ

エリュウ「……」カチタイ!

女神「う〜ん……」


女神(確かに、帝国の皇帝ともなれば戦争を引き起こした一因)

女神(私達の力を知ることで、立ち止まる機会にはなるのでしょうか?)


……


――
382 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/14(火) 23:30:18.59 ID:V4xq9/bX0
……そして……


【???・???】



ギルバート「……ここはどこだ?」

ギルバート「我は確か、鍛錬をしていた筈だが……」


コオオォォォ…


ギルバート「……」ピク

ギルバート「――この気配、聖国の者か」

ギルバート「我の命を狙うか? 受けてたとうではないか。姿を現すがいい」チャキン…


バババッ!


水天リーヴ「……」

炎天エリュウ「……」

地天ファラー「……」

風天カミラ「……」

白き女神(ああ、つい呼び寄せてしまいました……)

白き女神(エリュウを満足させるためにも、今度は私も最初から戦いましょう)

白き女神(いかに皇帝といえど、たった一人で私達に取り囲まれては戦意も……)



真体ギルバート「ふはははははは! 面白いっ! 感じたことの無い魔力……アベル達以来、楽しめそうではないかっ!」←レベル4004



女神(……え?)←レベル3000

四天「「」」←レベル総計2220

エリュウ「……」ハッ!

エリュウ「……!」ブンブン!

女神(た、確かに総合的には私達が勝っていると思いたいけれど……)

女神(な、なんでしょうこの感じたことの無い気配は……)



一応開幕判定コンマ

↓1コンマ二桁

383 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 23:32:31.98 ID:Pr3aclWl0
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 23:33:21.75 ID:wd8WxrfDO
選ばれなかったのは残念だけどしょうがないか
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 23:39:33.72 ID:87S6+ELUO
流石にパパンもこれはきつそう
386 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/14(火) 23:42:12.64 ID:V4xq9/bX0
拮抗する先制攻撃

『真・黄龍剣』VS『ゴッドティアーズ』ほか四天連撃

01〜50:四天先制
51〜99:ギルバート先制

コンマ98

51〜99:ギルバート先制

――



ギルバート「これくらいは、耐えられるか!?」ブオン!


――『真・黄龍剣』発動――


ファラー「……!」バッ!


ファラー残耐久:6
真・黄龍剣:威力4

6−4=2



ガガガガガ!


ファラー「……っ!」

ファラー「……///」コンドハタエキレタ!

リーヴ「……!」バッ!

――『ヒーリングミスト』発動――

ファラー残耐久:2+4=6


リーヴ「……///」マニアッタ!


女神(よかった、あの子達も心の傷が――)



ギルバート「――ぬるいわっ!  砕 け 散 れ ぃ !」


★★★『極破・七星剣』★★★
真・黄龍剣の判定後、発動
このスキルは全てのスキルにおいて最優先で発動される
敵に回復、防御、回避、カウンター不可の耐久値減少攻撃を7連続で与える
さらに敵の通常装備をすべて破壊し、そのスキルを封印する



ファラー「!?」


ファラー残耐久:6−極破・七星剣威力7 = 0



ズガガガガガガガガ!!!


ファラー「」ウワアアアアアァァァァァン…


パラパラ…


四天「「」」

女神「」
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 23:45:43.06 ID:OMYy7rOt0
1レスで勝ったーーーー!!?
388 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/14(火) 23:52:09.38 ID:V4xq9/bX0
ギルバート「ぬおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!」ブオンブオン!


ギルバート「人で無い者には、我が剣をかわす術も思い浮かばぬかっ!?」グッ…



ギルバート「――去ねぃっ!!!」ズギャアアアアアア!


★★★『極波・七星剣』★★★
極破・七星剣の判定後、発動
敵全体に対して、判定を行わず★スキルも貫通する7劣勢を与える
全体攻撃が封じられていた場合、いずれかの対象に判定を行わず負傷判定を2段階増加させた貫通7劣勢を与える



リーヴ残耐久5−7 = 0

エリュウ残耐久5−7 =0

カミラ残耐久5−7 =0


エリュウ「……!!??」

リーヴ「……!!??」

カミラ「……!!??」


ドガアアアアアァァァァン!


女神「」



エリュウ「……!」ギリィ!


★★『ライジングノヴァ』★★
戦闘時、常時補正+50
戦闘開始時、レベル250以下の敵を強制的に戦闘不能(負傷判定有)状態にする
追撃として敵に回復、防御、回避、カウンター不可の耐久値減少攻撃を2連続で与える
自身の耐久値が0になった時、判定を行わず敵に貫通する6劣勢を与える
その際、敵の防御及び回復行動の耐久値、付加効果を全て削り取る



ドゴオオオオォォォォ!


ギルバート「む!? ぬぅん!」コオオオオォォォォ!


★★★『金剛闘気』★★★
戦闘時、常時補正+255
敵が攻撃状態の時、さらに補正+100
劣勢判定を受けた時、敵が永続貫通スキルを持たない場合は受ける劣勢を全て無効化
永続貫通スキルを有する場合、劣勢判定を8回まで無効化する
さらに自身の耐久値が減少する時、全てのダメージを半減させる(小数点切り上げ)

『金剛闘気』耐久8−ライジングノヴァ威力6= 2


ギルバート「……ほう、少しはやるようだな」ムキズ


エリュウ「」

エリュウ「」

エリュウ「」チーン…


女神「」



女神(今、目の前で何が起きたのでしょうか……???)

389 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/14(火) 23:58:44.55 ID:V4xq9/bX0
ギルバート「残るは貴様一人か。我が剣を受けてまだ倒れぬ様は称賛に値するが……」

ギルバート「それはアベル達も同じこと。さあ、貴様は我を満足させられるかっ!」ダン!


女神(くっ……!?)キィィィィン…


★★★『平定の光』★★★
敵味方の全ての戦闘時補正を0にする


ギルバート「ぬっ……ふふ、この程度の光では我が勢いを止めきることはできぬな!」


双方補正無効

真体ギルバート:レベル4004


VS


白き女神:レベル4000


補正±0



女神「……」

女神「……」




女神( な ん で 一 人 で 私 と 互 角 な の こ の 人 )



一応初回だけ判定

コンマ50以上で優勢
コンマ49以下で劣勢

↓1コンマ二桁
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 23:58:54.94 ID:wd8WxrfDO
はい
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 00:01:48.36 ID:2XRzPlMP0
>>370の偶数ゾロ分キアラマックス組にエピローグか子供の判定あたりで何か優遇付加できませんか…(小声)
392 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/15(水) 00:08:47.15 ID:EuMeTN6L0
コンマ94

――ギルバート優勢!



ギルバート「ふはははははは!」ズドドドドド!



女神(と、とても人の子とは思えません……)

女神(とにかくまずは身の護りを固めないと)キィィィィン!


★★★『メビウスバリア』★★★
自身の耐久値が減少する時、ダメージを1/3まで軽減する(小数点切り上げ)
さらに★を含む敵の攻撃の威力倍増、カウンタースキルを無効化する




ギルバート「 我 が 拳 に 小 細 工 は 効 か ぬ わ っ ! ! ! 」グオン!


★★★『覇道拳』★★★
優勢取得時、与える劣勢を常時3にする
この攻撃は固定値であり、軽減できない


――メビウスバリアを破壊――


パリーン!


女神「え」



ドゴオオオオオォォォォ!



女神「……!?」ギュルルルルル…!


白き女神残耐久:5→2



女神(こ、このままでは存在を抹消されかねません!?)

女神(ずるいですけど、ちょっと私もこの力を勝手に沢山使っちゃいましょう!)


――『運命確定』発動――
――『運命確定』発動――
――『運命確定』発動――



ギルバート「むっ!? う、うおおおおおぉぉぉぉぉぉ!?」


ドオンドオンドオンドオンドオンドオン!


★★★『覇帝の見切り』★★★
自身に対して2劣勢以上の攻撃を受けた時、その攻撃を記憶する
同名攻撃を受ける時、以下の判定を行う


ギルバート「ふはは、まだまだぁ!」グオッ!


――『運命確定』発動――
――『運命確定』発動――
――『運命確定』発動――


女神(か、かたすぎるぅ……!?)キュイイイィィィン!

393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 00:14:12.11 ID:uGFYYN4kO
リゾット対ボスに通じる強者同士が戦う面白さがあるね……
……化け物ってレベルじゃねえな改めてパパンは
394 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/15(水) 00:20:50.34 ID:EuMeTN6L0
強引な運命改変の末……




ギルバート「ふぅ……ふぅ……やりおるわ……!」ザッ!

女神「……」ゼヒュー…ゼヒュー…

女神(もう、禁じ手を使うしかないですね……)キィン!


――『エネルギーシフト』『エネルギーシフト』――


――女神チャージ完了!――



グオン…グオン…グオン!


女神(私が無事に帰るためにも、勝たせてもらいます!)



カッ!!!





★★★『神罰・インフィニティバースト』★★★
『エネルギーシフト』2回チャージ後、スキル変化
判定表そのものに+20の補正を加え、優勢取得時に発動
敵対者全員の回復、防御、回避、カウンター全てを確定貫通し9優勢を得る
以降、毎ターン判定表に+5の補正を加えながらこの攻撃を繰り返す






ズゴオオオオオオオオオオオオオォォォォォ!!!



ギルバート「ぐわああああああぁぁぁぁぁ!?」プシュゥ…



395 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/15(水) 00:22:07.82 ID:EuMeTN6L0
女神(よ、よし! やりすぎてしまいましたけど、これで帰れ……)



ズン!


★★★★『譲れぬ信念』★★★★
自身の耐久値が0になった時、発動

追撃中の場合はそれを確定停止させ、耐久値1の状態で復活する
復活後、自身にカウンター、耐久減少攻撃、2劣勢以上無効の能力を付与する
その後判定表そのものに補正+35を加え戦闘を続行する
このスキルは一度しか発動しない



ギルバート「見事な一撃だ……!」グググ!

ギルバート「――だが、我はまだ死ねぬのだ……!」

女神「!?」

ギルバート「我は、どのような無様な姿でも生き続けねばならぬ……!」

ギルバート「強者がそれを望んだからだけではない……」

ギルバート「――まだ見ぬ、強き我が孫と戦うその日までは、絶対に死ねぬっ!!!」クワッ!


女神「……っ!」

――『神罰・インフィニティバースト』!!!――


ギルバート「――見切ったわぁ!!!」パアン!


復活後、自身にカウンター、耐久減少攻撃、2劣勢以上無効の能力を付与する←

インフィニティバースト:威力9 ……無効化
以降、毎ターン判定表に+5の補正を加えながらこの攻撃を繰り返す←


※白き女神、詰み状況により確定敗北



ギルバート「さあ、我が心の臓を止められるものなら――」


女神「もう帰ります本当に失礼しましたああああぁぁぁぁぁ!!!」ピューン!


ギルバート「む!? 死合から逃げるなどありえんぞぉ!?」クワッ!


――

勝者:ギルバート


おまけエキシビジョン
おしまい

――
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 00:23:47.41 ID:uGFYYN4kO
……女神様がパパンのお妾さんになっていた世界観が見えます(錯乱)
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 00:24:51.33 ID:4RGOSjek0
これはひどい(誉め言葉)
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 00:25:37.59 ID:M3/PqEqp0
>>396
その世界ちょっとみてみたいわー
嫁に絞られそうだけど……
399 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/15(水) 00:27:52.28 ID:EuMeTN6L0
はい、というわけでラスボスVS隠しボスのエキシビジョンが終わったあたりで今日はここまで
……そもそもお互いが戦うことを全く想定していなかったのですが、詰みが発生するのは予想外でした(白目)
一応アベル達をより全滅寸前まで追い込んだのは白き女神の方なのですが、彼女にギルバートを倒すことは不可能……ある意味三すくみ?
まあそもそもギルバート戦のアベル達のコンマ運が非常に良かったのもやはり大きいと思います
マックスとキアラは……何か思いつければ、少しは補正を考えてみます

本日もありがとうございました!
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 00:28:52.44 ID:4RGOSjek0
乙乙
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 00:33:19.06 ID:M3/PqEqp0

女神がギルバードのお妾になる世界の話見てみたくなったけど、小イベント決めはもう終わっていたよ……
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 00:38:16.22 ID:ZzKx4Ey6O
おつおつ!
やっぱパパン人間辞めてるってかよく勝てたな本当に……
四天も本物の方はなんかすごい可愛く見える。シュタイナー作もそうだったけど、カミラが一番優しいまともなお姉ちゃんポジっぽい
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 07:19:41.86 ID:bF8wHe3r0
これは四天が自分たちの不甲斐なさに下天して人間界へ
→聖国やシュタイナーとの一幕

みたいにちょっと長めのEXもいけそう

下手したらカミラさんがアルフかクラウスとフラグ立てたり
リーナの相手が見つかる展開とかもできそう
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 12:12:17.82 ID:oHeBvBGDO

女神がもっと早く本編に来てたらサクと並ぶアイドル枠になっていたかも
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 13:10:59.56 ID:TpW1FMQ10
最後の方で色々と見たかったイベント案が続々出てきている
本来予定されてオマケの数以上にオマケが用意されている以上我儘言えないが
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 15:12:18.98 ID:TI1END1iO
サクは個人的に雌、もしくは性別不明or両性だけど容姿は女性寄りって感じのイメージだったからすごいピッタリ

ただ擬人化した時の容姿や性格がどうなるのか気になるなぁ
シュタイナーの支配脱してた時のト書きでは強かさや計算高さみたいなのを感じたけど、フィーアに助けられてからは
・めっちゃキュンキュン鳴く
・ピョンピョンするフィーアに合わせてバッサバッサする
・写真に無理やり写ろうと砦の窓に顔を張り付ける
・色々と感情表現豊か
・でも知能はかなり高い
と一気に可愛さもクローズアップされてるからどうなることやら
多分判定次第だけど、レディになる可能性もフィーア以上のロリになる可能性もありそう
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 15:51:43.63 ID:oYgaQEYxO
キュンキュンは初登場時からめっちゃ鳴いとるで
フィーアに助けられる前段階の捕獲の顛末とかも見てると
根っこが素直で人懐っこくて肝心な時に脇が甘めのアホの子
って感じもするのよね
そりゃ人気出るわ
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 16:12:09.69 ID:bF8wHe3r0
というかぶっちゃけサクに
ゼロのシルフィードを当初からイメージしてる人多いだろうな
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 19:08:20.94 ID:Ey1zZycg0
>>404
でも本編で出てきた場合はシュタイナーに代わる黒幕予定だったらしいし、おまけだからこそ会えたキャラなんだよね
ティアの筋肉痛見落として治療忘れて証拠隠滅しきれてないあたり、女神も結構ポンコツ臭するな
バ火力過ぎてパパンバリアに引っかかって強制敗北もしちゃってるし
410 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/15(水) 23:12:05.70 ID:EuMeTN6L0
こんばんはー
予想外の女神人気とサク人気
申し訳ないですが、今日の更新はお休みです……

とりあえず先に判定を↓1〜4で取っておこうと思います
なお女神戦の戦利品の祝福の羽は、判定結果公開後に使用宣言があればその部分を変えられます
(なお、00クリティカルは時や場所によっては突き抜けすぎることもあるとお伝えしておきます)
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 23:13:12.42 ID:hMMl2Q6W0
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 23:13:45.89 ID:oHeBvBGDO
乙です
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 23:13:49.80 ID:M3/PqEqp0
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 23:14:39.14 ID:/NR54DEQO
はい
415 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/15(水) 23:51:53.21 ID:EuMeTN6L0
祝福も考慮して先に判定結果公開

サク(♀)、帝竜やめるってよ。どうなるの?

1:人間の真似具合

25<
50>42(姿の変化に問題は無し。でも語尾とかが……)

2:どうやって人間に?

01〜50:王国の封印宝玉+聖国天使技術の合作、精巧着ぐるみ的なボディー
51〜85:王国の妖しい魔道具研究を有効活用。一定時間の変化が可能に
86〜00:女神様が願いを叶えてくれたのか。いつでも人←→帝竜チェンジ可能に

コンマ89…女神様が願いを叶えてくれたのか。いつでも人←→帝竜チェンジ可能に

3:外見は?
年齢:((コンマ二桁+一桁)×2。最低保証10歳)ゾロ目は自由選択
身長:50が平均。以下で背が低く以上で高く

コンマ80

(8+1)×2=18歳

50<80(背は結構高め)

4:胸の大きさは?

コンマ14(エメリナと全く同じ)

01〜20:無、貧乳。ちっぱい(フィーア10、エメリナ・人型サク14、ロウル20) ←ココ
21〜40:微、美乳。慎ましおっぱい(フローレン24、エリス40)
41〜60:普乳。大き目もこの辺(ルーシェ41、ヒバリ55、アーシャ60)
61〜80:豊乳。揉み心地抜群(アイナ70、ノワール71、パトラ・スミレ80)
81〜94:巨乳。埋まりたい大きさ(シア85、キアラ87、ティア94)
95〜99:爆乳。凄いけど身体への負担大きそう(スカーレット98)

00:断崖絶壁。虚無(リーナ)

イメージとしてはロウルからさらに胸を削いで背を高くした感じかな……?
なお髪は白のロング、瞳の色は青を想定していたのでこれはティアに近いかな
性格はこちらである程度固めていたものを使用させていただきます
ここは00にしたいという方は祝福使用宣言お願いします

本日もありがとうございました!
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 02:24:54.47 ID:5H0aqkS+O
たまに語尾にキュンキュン付いちゃう白髪ロング+青目の長身スレンダー美人(いつでも変化可能)……良いではないか、これで行こう
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 02:27:49.81 ID:5H0aqkS+O
ってあれ?
年齢コンマ、80なら(8+0)×2で16歳じゃ?
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 07:52:01.17 ID:qCD9pnf7O
常時変身できるようになったのは良いね
口調は変な訛りとかでも良さそう
竜だけになんちゃって名古屋弁とか
体型は元々フィーアと友達のリーナ含めて
3人で桃園の誓いおっ始めそうやなこれ
将来フィーアだけ裏切るかもしれんけど
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 08:18:25.67 ID:SeyxkL9NO
乙!
これは残念美人の香りがする子が生まれそうだぞ……?

>>417
このスレの0は10じゃなくてそのまま0扱いでレベルアップ判定の時とか計算式の時は最低保証の1扱いになってる
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 10:09:26.26 ID:GQnjSz6UO
白髪ロング・青目・高身長・白龍ということで、俺の中では擬人化サクの外見イメージが完全に遊戯王のキサラで固まった感ある
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 19:22:38.31 ID:bsT1IlR6O
そういやサクちゃん腐敗貴族への報復にブレス吐きそうだったしバーストストリームワンチャン?
あれ一応疾風弾だから風属性なんだよな……
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 20:02:00.16 ID:M7paOECj0
見方によっては女神様が頑張って自分倒したご褒美で
サクに人型になれるよう便宜図ってくれたみたいなもんやね
女神様超グッジョブだわ
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 23:30:23.21 ID:VpkTrKB70
ここで00使ったら勿体ないなら使わないけど、一応、胸の判定に
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 23:33:51.44 ID:b5kn3UyN0
ここで00使うのは勿体ないような
いやこの後に使うべき判定があるのか分からないけど
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 23:40:00.30 ID:zMObRoj5O
ないなら断崖絶壁にしたいとは自分も
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 23:43:01.84 ID:snKR8LUH0
別に断崖絶壁にする必要無いと思うけどな
この後なんか使うかもしれないし保留しときたいかな個人的には
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 23:43:23.05 ID:VpkTrKB70
00は絶壁だったか。他だと100だから忘れてた
てか、なんだ胸だけ00は外れなんだろう……
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 23:49:06.69 ID:6H4AdM6R0
ネタ気味だけど胸に使いたい人はいるだろうなと思った
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 23:50:29.68 ID:VpkTrKB70
>>428
胸判定だけは00は外れって言うことを忘れていただけ。
430 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/16(木) 23:55:21.63 ID:yqKRK6hA0
こんばんはー
遅くなってしまいましたが、ほんの少しだけ投下します
まさかの絶壁派の祝福。後ほど使用判定を多数決で行います
胸だけ00が絶壁なのは、ある意味で奇跡の産物だからです
なお他のタイミングでの00の例をあげますと

エリスお尻判定→00:妊娠しててもお尻なら……///
ヒロイン達の子供判定→00:双子確定
フィーアの成長判定→00:誰もが振り返るダイナマイトレディ!

などです。他にもいくつか判定はあるかもしれません
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 23:55:37.02 ID:UwPQZwUDO
仮に最高だからと言っても胸に使うメリット無いような
432 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/16(木) 23:56:34.73 ID:yqKRK6hA0
――小イベント『平穏を願う白帝竜の奇跡』――



【帝国・白帝領】



サク「キュルル……」フワァ…


白帝竜サクは、探して貰った住処で陽の光を浴びていた。

先日は妙な風を感じたが、今はそれも感じない。

世話になっている第二皇女達が急遽飛び出していったとなると、また彼女の兄達が何かを解決したのだろう。

つくづく、人間離れした人間達だと思う。

まあ、そのおかげでこうして惰眠を貪れているとも言えるわけで、感謝はするが。


サク「キュル……」


ああ、しかし。

仮にも帝竜筆頭の自分がこんな体たらくでいいのだろうか?

ここでの暮らしは快適だ。

穏やかな風が吹き、草も沢山生えている。

陽の光はこうして心地が良いし、その気になればいつだって大空に飛び立つことができる。


サク「……」


今の生活に満足していないわけがない。

だというのに、この感情はなんなのか。

……わかっている。それが何なのか。


サク「キューン……」


今の自分は、自由ではあるが牙を抜かれてしまった。

今更どこかの国を襲うつもりは毛頭ないが、それでも帝竜の誇りが鈍っている自覚はある。

自分が金真竜を除けば最強の竜であるという誇り。それを日に日に失っている。

かわりに芽生え続けるのは、おかしな感情だ




――あの子と、もっと一緒にいたい。遊びたい……




433 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/17(金) 00:00:48.61 ID:qEd184rm0
帝竜にあるまじき感情だ。どころか、段々と思考が人間に寄って行っているかもしれない。

それもこれも、あの子が自分に楽しげに色々なことを報告してくるからだ。

本当に嬉しそうで、楽しそうで……



人間なんて、王国の貴族達のような連中ばかりだと……羽虫程度の認識だった筈なのに。

その認識を、彼女達は覆してみせた。

蒼帝を打ち倒すどころか、食用としてしまう強さと大胆さ。

不覚にも捕えられてしまったあの大量の縛鎖の魔法陣を一瞬で理解し、破壊してみせた博識さ。

そして危険を顧みず自分を助けて、無垢な笑顔で受け入れてくれた優しさ……

何か、何か自分にできることはないのか?

背に乗せ飛ぶ程度、造作もない。いつでも出来てしまうことでは、礼にはならない。

先日は何故か城塞の鍛錬場を吹き飛ばして欲しいと頼まれたが、ほとんどあの姉妹の奥義で破壊されていた。


サク「キュー……」


今もそうだ。きっと、あの兄妹はまたせわしなく働いているのだろう。

また何か手伝えないのか?

だけれど自分は帝竜。圧倒的な力で、敵を蹂躙する存在。

それしか、知らない。何かを壊すことしか、できない……

あれだけ誇っていたこの身体が、疎ましい。

建物の中に入れないから、この前みんながはしゃいで集合していた時も、窓をがりがりするしかできなかった。



――ああ、もしも願いが叶うならば……


――落ち着いた時間が過ごせるなら、最強の力なんていらない


――平和に、そして私も楽しくみんなと過ごしてみたい……


――もっと、もっと自由に生きたい……!



――あの子達と、同じ姿で……!





ピカッ!





サク「――キュッ!?」ガバ!


434 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/17(金) 00:04:31.19 ID:qEd184rm0
女神「はぁ……はぁ……」ボロボロ…

女神「なんとかあの人の記憶も消せた筈ですし……」

女神「もう、帰りましょうみんな……」


ファラー「……」ズーン…

エリュウ「」

リーヴ「……」マックラ…

カミラ「……」コクコク!


女神「でも、やはり確信できました……私達のような存在がいなくても大丈夫」

女神「人の子達は、強く逞しく立派に生きていくでしょう……」

女神「つ、疲れましたし、しばらくまた聖国のすみっこで眠りましょうね……」フラフラ…

カミラ「……」コクコク

カミラ「……?」

女神「え、気配の違う風を感じる……?」

女神「真下?」



バッ!




サク「キュルルーン!」ガブゥ!








女神「あああああああああっ!!!?」ブチッ!

カミラ「!?」オロオロ




サク「キュ? キュー?」キョロキョロ…

サク「キューン……?」キノセイ?


435 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/17(金) 00:10:22.03 ID:qEd184rm0
女神(あ、危ない危ない……気を抜いて少し実体化していたのですね……)スゥ…

女神(本能的に巣に見知らぬ外敵の気配を感じたのでしょうか、この子は……)

女神(……ん? もしかしなくてもこの子は、シュタイナーが操っていた王国の?)

女神(何故、帝国領で……もしかして、これもアベル皇子達が……?)

女神(ふふ、みんな仲良く平和に……彼らなら、本当に実現してくれそうですね)

女神(様子が気になりますけど……正直、一刻も早く帝国領から飛び立ちたいです……)

女神(あなたも、もう自由なのです。あなたのこれからにも、幸あらんことを……)フゥ…



サク「キュ……?」ウトウト…



女神(良し、これで私のことは忘れている筈……今のうちです!)ピューン!

カミラ「……」チラ…



サク「……」ムニャムニャ…



カミラ「……」ピューン!



サク「……キュ……?」モシャ…



サクの口の中in女神の羽「……」キラキラ…



サク「キュ……」モシャモシャ…




ゴクン…




ピカアアアアアアアァァァァァァァ!!!




……


――
436 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/17(金) 00:18:56.26 ID:qEd184rm0
――――
―――
――






???「キュピー……キュピー……」


サアアァァァ…


???「んっ……きゅ……?」


???「きゅ〜〜〜〜っ……!」ノビー!


???「きゅぅ……」フゥ…

???「……」

???「……?」キョロキョロ

???「……??」

???「……きゅ?」グッ…

???「……」チラ…


人間の手「……」


???「……」

???「…………」

???「…………」パタパタ

???「…………」ブンブン!


ダダダダ!


大きな池「……」


???「……!」バッ!




白髪の少女「……」


白髪の少女「きゅーーーーーーーーーーーーーん!?」




――その日、私はこれまでの竜生の中で一番の叫び声を出したと思う――


――いや、いつのまにか人になっていたのだから、人生一番の叫び声?――


――賢い私の頭は、この夢のような状況でも下らないことを考える余裕はあったらしい――



……


――
437 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/17(金) 00:25:07.82 ID:qEd184rm0
サク人間化に驚いたあたりで今日はここまで
人間になれた理由的に、女神の力を得やすいおまけ戦闘からそのままの流れで持ってくることにしました
なお、余談ですが白帝竜のスキルに実はあったりしたこんなもの↓

★『バーストストリーム』★
戦闘時、自身に貫通能力を付与する
優勢取得時、初撃のみ与える劣勢を3にする
以後優勢取得時のコンマが0、4、8の時、与える劣勢を3にする

そもそも00以外ではアベル達はぶちぎれ白帝竜と戦闘確定→肉を食うか装備品化でしたし、
その後のフィーアイベで再登場した時もアーシャが偶数ゾロ速攻封印破壊成功していなかったらお別れもあり得たこの子が
まさか最終的に人にまで至るなんて全く想定していませんです(白目)
そしてそんなサクの胸を14→00(絶壁)にするのに祝福の羽飾りを使いますか?

↓1〜3コンマ多数決

本日もありがとうございました!
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 00:26:45.56 ID:h18R5SKy0
使わない
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 00:27:05.34 ID:Y5gjuM0e0
まぁ使わないでいいと思うw
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 00:27:26.29 ID:fe7Z9SYDO

まだ使わない
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 00:29:45.65 ID:Jijw9cDKO
おつおつ
ここは使わない方向で
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 00:36:15.58 ID:RXzx+Po4O
乙!今でもまな板だし使わなくても大丈夫かな
しかし葛藤するサクが可愛い中で女神様やっぱこれポンコツ臭が凄まじいw
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 00:44:11.36 ID:43emXDOL0
乙です!
まあここで使いたくは無いよねやっぱり
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 04:28:45.70 ID:UoMsuxJM0
おつです
いやなに食べてるんですかサクさん?w?w?w
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 07:13:13.70 ID:ocawrxDiO
ふと思ったけどフィーアの成長判定で00(偶数ゾロ)ならダイナマイトレディってことは、奇数ゾロなら逆に時が止まっているかのような合法ロリになるということだろうか
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 15:05:55.13 ID:5g6I9JWFO
細かいが一つ重要なことがある

今のサクは全裸ではないか、ということだ
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 19:01:38.86 ID:lcszPjWo0
とりあえず本人以上に関係者のリアクションが凄く楽しみ
特に王国関係は全員ポルナレフ不可避やろな

何だかんだ一番親密なフィーアが喜ぶだろうから
それに伴い全員「まあフィーアが嬉しそうだし良いか」ってなるのは大きいかも
448 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/18(土) 23:36:00.55 ID:6qdbBaWy0
こんばんはー
間が空いてしまいましたが、サク人型化イベントの続きから始めて行きます
449 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/18(土) 23:36:46.36 ID:6qdbBaWy0
――

……


フィーア「ふぅ、聖国の修繕が早く終わって良かったですねキアラ姉様!」

キアラ「そうだね。でも、何か忘れているような気もするんだよね……」

キアラ「ティアさんも何故か、あの技を使った後のフィーアちゃんみたいに腕を痛めちゃってるって話だったし」

フィーア「確かに痺れは残りますけど、私は転がりませんよ?」

キアラ「何があったんだろう……?」

フィーア「う〜ん? とにかく、大事がないならば何よりです!」

フィーア「王国の悪い竜も倒されて、サクちゃんにもいい報告が出来そうです!」ホクホク

キアラ「いい報告……なのかな? ん、誰かいる……?」




白髪の少女「……」




キアラ「ティアさん……じゃ、ない?」

フィーア「背が高くてロウル姉様みたいだけど……だ、誰でしょう?」


白髪の少女「ん……?」






白髪の少女(葉っぱ三枚)「おぉ、フィーアにキアラ! 待ってたんだきゅ!」





キアラ「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!?///」

フィーア「あわわわわわ……!///」

白髪の少女「きゅっ!?」オロオロ

フィーア「って、あれ……? その鳴き方に眼の色……もしかしてサクちゃんなのですか!?」

キアラ「ええっ!?」

サク「そうそう! 起きたらこんな姿になってたんだきゅ!」コクコク

キアラ&フィーア「「!!??」」

キアラ「……は、葉っぱ付きで!?///」

サク「とりあえず、人間は服を着ないと捕まるということを賢い私は知ってるっきゅ」

サク「伊達に貴族見てないっきゅ。さすが私!」ムフー!

キアラ(その格好も捕まっちゃうよ……? この辺りに服はないから仕方がないんだけど……)

フィーア「と、と、とりあえずどうするべきでしょう!?」グルグル

キアラ「ま、まずはちゃんとした服を着よう!?///」



……


――
450 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/18(土) 23:38:48.78 ID:6qdbBaWy0
――


そして……


サク「動きやすくていい感じだ。ロウル礼を言うっきゅ」

ロウル「私のお古で申し訳ないですが……」

ロウル「……で、お二人とも? 本当のところ誰なんですこの人?」

フィーア「だから、サクちゃんですよ!」ピョンピョン!

キアラ「私も信じられないんですけど……」


――『エアプレッシャー』発動――


グシャアア!


ロウル「おうっ!? って、この力は確かに……」

サク「私も驚いている。まさかこんなことになろうとは……」

サク「だが、しかし。これからの世界を穏やかに暮らすなら、こちらの方が都合がいいかもしれないな」

ロウル「……まあ、私も種族的には謎が多いですし、竜種なんてもっと謎だらけですから何でも否定はできませんけど」

ロウル「サクさん、賢いとは思っていましたけど結構流暢に、そして思ったより硬い喋り方ですねぇ?」

サク「姿が変われど私は白帝。威厳は保ちつつけなければならないだろう」

サク「王国貴族共の会話、それにキアラとフィーアが持ってきてくれた本で、人間の言語はもう完璧に学習した」ドヤァ

ロウル「ほぇ〜……さ、流石は白帝竜と言うべきですか。とんでもない学習能力です」

サク「ふふ、もっと褒めてもいいきゅ……あ」

ロウル「……さっきも気づいていたんですけど、びみょ〜に元の鳴き声が漏れていません?」プルプル…

サク「わ、笑うな! 仕方がないだろう、私でもこんなことは想定外っきゅ!」

サク「慣れない人間の、それも威厳のある喋り方をするなんて息が詰まるっきゅ! これは自由を求めるが故の心の叫びっきゅ!」プンプン!

ロウル「……大前提として、本当になんで白帝だけ鳴き声が可愛い感じなんでしょうね?」

サク「知らないっきゅ……///」

フィーア「サクちゃん、私達の前では楽にしてていいんですよ!」ピョン!

サク「うぅ、ありがとうフィーア……でも、これからどうするっきゅ?」

キアラ「そうですね……まず、白帝竜という存在が謎な上にこれが起きたら人間になっていた……これをどう説明するべきなのか?」ウーン…

ロウル「アベルさん達は元より、関係ありそうな方々も交えた方がよさそうですねぇ……」



……

――
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 23:40:34.79 ID:7HSU3zZ5O
やべえかわいい(やべえかわいい)
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 23:42:18.09 ID:8Xk5iVGJO
なんだこの可愛い生き物!?
453 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/18(土) 23:43:09.60 ID:6qdbBaWy0
――

……



フィーア「――というわけで、サクちゃんがこんな姿になってしまったのです!」


サク「お久しぶりです陛下。それに深紅の令嬢」ペコリ


クラウス「」

スカーレット「」

ロウル「私達じゃこのとんでもない現象が説明できないので、王国のご協力を頂きたく……」

クラウス「いや……すまないが、これは我々でもどうしようもないぞ???」コンラン

スカーレット「じゅ、順を追って考えましょう陛下……」アタマオサエ

スカーレット「まず、王国の五竜は腐敗した貴族連中の産物……」

クラウス「そして先日の聖国での一件を鑑みるに、前国王コーネリアスも絡んでいた……」

クラウス「そのコーネリアスは第六の竜として生き永らえており、それを討った数日後に白帝竜が人間に……?」

キアラ「つ、つまり……!?」

クラウス「……さっぱりわからない」ガクーン…

スカーレット「戻って貴族連中を再度締め上げてはみますけども……」

スカーレット「あまり、望む回答は得られないと思った方がいいですわね」ハァ…

フィーア「そう、ですか……」

クラウス「すまない。こうも立て続けに迷惑をかけたばかりか、なんの役にも立てないとは……」

フィーア「いえいえそんな!?」ワタワタ

クラウス「……白帝竜、今はサクでよかったかな?」

サク「ん……その通り」

クラウス「サク……君にも本当に、すまないことをした。前国王も絡んでいるとなれば、言い逃れの出来ぬ王国全体の由々しき問題だ」

クラウス「元の姿がわからぬ程の実験をされ白帝となり、そして今更にまたその姿を変え……」

クラウス「この世の生命の理を捻じ曲げ、それを正すこともできない無力な我々を許してくれ……」フカブカ

サク「……」フルフル

サク「私はこれでも、色々な人間の貴族を見てきた」

サク「自分の欲求を叶えたい人間。死にたくないから詫びをいれる人間。身の程を弁えぬ野心を持つ人間……」

サク「けれどあなたは、そうではない。私を竜であると理解しながら、そうして接してくれている」

サク「以前、不覚にも私は囚われた。それをこの子達に救われたが……あなたも、私が帝国に住まうことを許してくれたではないか」

サク「そのおかげで、私はこうしてフィーア達とのんびり暮らせている。感謝こそすれ、恨みは無い」

クラウス「……! そう、か……」

スカーレット「……驚きましたわ。まさか、ここまでの知性を持っているだなんて」

サク「それから、私は今の姿を気に入っている。無理に原因を探す必要もない」

スカーレット「そう……ですが、あなたの様な存在をこれ以上生み出さない為にも、私達は動き続けますわ」

クラウス「ああ、それだけは誓おう。時間はかかるだろうが、誰にも誇れるような王国にしてみせる」

サク「……その時は、いずれまたお邪魔しよう」フッ…


……


――
454 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/18(土) 23:45:59.63 ID:6qdbBaWy0
――

……

サク「きゅーーーーーーーーっ! 疲れたっきゅ!!!」ゴロン…

キアラ「お、お疲れ様。えっと、ただのお水だけど飲む?」サッ

サク「いただくっきゅ……」ゴクゴク…

サク「きゅぷ……王様と大貴族を前に変な声出さないようにするのは本当に一苦労だっきゅ」

フィーア「あはは、でもサクちゃん凄かったです! 本当に雰囲気というものがありました!」

ロウル「んー、でもあのお二人は本来のサクさん知ってますよ? 無理しなくてもよかったのでは?」

サク「さっきも言ったけど、あの二人は権限で私を王国で飼い殺すこともできた筈っきゅ」

サク「世話になったのは間違いないし、そういうのは大切にするべきだと私は思うきゅ」

ロウル「り、律儀ですねぇ……」

ロウル「でもやっぱり王国上層部の人でも原因がわからないとなると、お手上げですかね?」

フィーア「サクちゃんが今の姿を嫌がっていないというのは、嬉しいですけど……」

キアラ「どうしてこうなっちゃったかは、やっぱり気になるよね?」

サク「きゅー……それは、確かに」

サク「もしまた元に戻っちゃうなら、今の内にフィーア達とどこかに遊びに行きたいっきゅ」ソワソワ

サク「あ、あとこの前みんなが楽しそうに集まって何かしていたのにも混ざりたい!」ソワソワ!

フィーア「え、いいんですか!? わーいわーい!」ピョンピョン!

フィーア「それじゃあ早速、おでかけしましょう!」キラキラ!

ロウル「わー! 待って待って! 街中で突然白帝に戻ったらどうするんです!?」

サク「きゅ!?」ガーン!

キアラ「おでかけしたい気持ちはわかるけど、もう少し調べないと……」

キアラ「とりあえず、次を考えてみよう?」

キアラ「サクちゃんは王国で造られて、宝玉に封印された状態で力を吸われていたんだよね?」

サク「うんうん」コクコク

キアラ「そしてその後、天使の襲撃で聖国に。ここであのシュタイナーさんに操られちゃう……」

サク「思い返しても、とんでもない男だったきゅ」

サク「単純な力量差で赤と黒と蒼は大人しく負けを認めてすぐ従ったのがいけないっきゅ!」

サク「私達が全員で挑めば、聖王にも勝てた筈っきゅ!」プンプン!

ロウル「んー、でもあのとんでも聖王様のこと。最初に赤を従えて、次にその赤を横に置いて黒を……って順番に行ったのでは?」

サク「……その通りだきゅ。おかげで私も真竜も押し負ける形で渋々と……」グムム…

サク「私以外の帝竜が、ちょっと知性に欠けていたのもまずかったっきゅね」

フィーア「え?」

サク「あいつら、血の気が多くて優雅さにも欠けていて……力が増したのは確かだったから、余計調子に乗ったんきゅよ」

サク「私達全員にあんな強力な術をかけ続けるなんて無理なんきゅから、機を窺えばよかったのに……」

ロウル「まあまあ、そこら辺がサクさんが知性ある白帝の所以なんじゃないですか?」

サク「え、そう? 照れちゃうっきゅ///」ムフー!

ロウル(……その残る帝竜を食べちゃった私達からすると、できれば知性低かった方がありがたいんですよねぇ……)

キアラ「うん。私が考えたのは、その術が残っていてこの姿になったんじゃないかなって」

キアラ「強力な戦力、だけど人とは異なる姿。聖国の人を安心させるために、いつか姿も人になるような術をかけていたとか、どうかな?」

ロウル「おおっ!? なるほど、そうなると……」

……

――
455 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/18(土) 23:51:15.08 ID:6qdbBaWy0
――

……


フィーア「――というわけで、お二人にもご相談したいのです!」


サク「久しぶりだな聖王家の者よ」


リーナ「」

アルフ「」


キアラ「やっぱり、そういう反応になっちゃうよね……」

ロウル「私もまだ驚いてますしねぇ……」

サク「知っているとは思うが、私は以前聖王シュタイナーより得体のしれない術をかけられた」

サク「もしそれが原因でこの姿になったのであれば、この術の効力の時間がわかるのではないか?」

アルフ「い、いや……私はそんな術を使ったとは聞いていない」

アルフ「そもそもいくら兄さんでも、竜を人に変えるなどという魔法が使えるとは思えないが……」

サク「……ふむ、聖国が誇る智将でもわからないか」

サク「……あ」




サク「――すまないアルフォンス、お前の試験結果は私以下だったものな……」




アルフ「うぐおはああああっ!!??」ゴッパァ!

リーナ「兄上―――――!?」ユサユサ!

ロウル「なんでわざわざこの人の一番の傷口を抉るんですかサクさん!?」

リーナ「私も抉られてますの……そして、残念ながら揺るがぬ事実なので反論もできないんですの……」ガクリ…

リーナ「……こほん、とにかく。驚きましたけれど、私から回答しますわ」

リーナ「世の中には私達の知らない魔法も沢山ありますから、一概に聖国が無関係とは言い切れませんけど……」

リーナ「少なくとも、いくら兄上といえどあれだけの天使を使役している状態で、竜を人に変える未知の魔法を使う余裕はない筈ですの」

リーナ「ですから術の後遺症という線は薄いですわね。それこそ、神のごとき魔法でなければ姿を丸ごと作り変えるなんて無理ですの」

サク「そうか……」

リーナ「……ところでサクさん? 見たところ原因究明はしたいようですが、嫌がっているわけでもありませんのね?」

サク「ああ。私の望む平穏な暮らしにはこちらの方が都合がいい。フィーアと外に遊びにいけるかもしれないしな」ソワソワ

リーナ「……その、人間の姿はあなたが望んだ姿なのですか?」

サク「……確かに、人間の姿ならばと願ったことはある。そして……おぼろげだが、こういった姿になりたいとも///」

リーナ「つ、つまり……」ゴク…

サク「まず、白帝たる私である以上、優雅に流れる白い髪は欠かせないだろう? それに知的な青い瞳もだな」

リーナ「そ、そうじゃなくて……」ソワソワ…

サク「?」

456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 23:58:02.45 ID:6UQ/R3mDO
三国のトップよりも頭良いからなぁサク(38点)
457 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/19(日) 00:02:13.74 ID:3fj30Xs20
リーナ「その……」




リーナ「――む、胸の大きさも望んで……?」チラ…





サク「ん?」ペタン…


サク「……ああ、これか? そうか、人間は大きいものを好むのだったな?」




サク「――私に言わせれば、胸など戦いの邪魔になるだけだ。なにより風の流れを邪魔するなど論外!!!」クワッ!

サク「できるならこの僅かな膨らみさえちぎって投げ捨てていたかもしれないっ!!!」



リーナ「サクさんっ! 私達これからいいお友達になれそうですの!!!」ガシィ!

ロウル「うんうん! ですよね! 被弾面積だって小さくなりますもんね!」ガシィ!

リーナ「原因はわかりませんけど、聖国はあなたに協力は惜しみませんわ!」グッ!

フィーア「わーい! リーナさんのご協力があれば、これで聖国にも遊びに行けるかもしれません!」ピョンピョン!

リーナ「ふふ、謝罪の意味もありますけれど……私、友達への協力は惜しまない主義ですの!」エヘン!





キアラ「」カタカタカタ…




一同「「あ」」

サク「ご、ごめんきゅ!? キアラは特別大丈夫っきゅ!?」アセアセ

サク「ちぎらないっきゅ!? そんなに怖がらないで欲しいっきゅ!?」アセアセ

リーナ「……きゅ?」

サク「……あ」

リーナ「ふふふ、そちらが本来のあなたなんですのね? 無理をしなくてもいいんですのよ?」

リーナ「友達の前でくらい、もっと砕けて楽にするべきですの!」

サク「リーナ……」

リーナ「……あと、兄上とも仲良くしてくれると嬉しいんですの」

アルフ「」ブクブク…

サク「わかったきゅ。弟の方からは別に何かされたわけでもないし……」


サク「――いつか私が勉強教えてやるのも吝かじゃないっきゅ!」


アルフ「」ゴボォ!

リーナ「友達でも時には遠慮というものも必要なんですの!?」アセアセ

サク「きゅ? 人間は難しいっきゅ……」


……


――
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 00:07:03.13 ID:UndwPIf1O
こうしてみると人間化サクのキャラ付け4連コンマの結果が完璧すぎる
459 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/19(日) 00:09:41.30 ID:3fj30Xs20
――

……


フィーア「原因はわからないままですけど、サクちゃんが受け入れてもらえて嬉しいです!」ピョンピョン!

サク「人間も捨てたものじゃないっきゅね。どうなることかと思ったけど、なんとかなりそうな気がするきゅ」

ロウル「皆さん、若干思考放棄してる気もしましたけどねぇ……」

ロウル「まあ、サクさんが強烈な殺意を出すわけでもなく、フィーア様がこれだけ親しげにしているのも大きいとは思いますけど」

フィーア「えへへ///」





キアラ「……」コソコソ…





サク「ああ、だからごめんきゅキアラ……」アセアセ

サク「あれはあくまで私個人の、竜的な立場での意見だっきゅ……」アセアセ

キアラ「う、うん。私もごめんね?」スッ…

キアラ「……」

キアラ「い、一応確認しておくけど、私以外の人のちぎっちゃ駄目だからね……!?」

サク「こ、心得ているきゅ!」ビシ!

サク「それにしても、やっぱり人間は不思議な生き物だと思うきゅ」

サク「王国で封印されていた頃は、視界に入る奴全部薙ぎ払おうと思っていたのに……」

サク「今は、全然そんな気にならないっきゅ。それどころか、一緒におでかけしたくてたまらないっきゅ……!」ソワソワ

サク「キアラの考えも違ったみたいだし、そろそろいいっきゅか!?」ソワソワ!

キアラ「う、うーん……どうしよう?」

ロウル「王国のお二人でも、聖国のお二人でもわからずじまい……」ムムム…

ロウル「……」

ロウル「切り札は残しつつ、もしかしたらな人を当たって見て駄目ならいいんじゃないですかね?」

フィーア「それって、もしかして……」

ロウル「ええ、多分ご想像の通りですよ」


……

――
460 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/19(日) 00:19:01.72 ID:3fj30Xs20
――


……


フィーア「――なのでお母様、何かわかりますかっ!?」


サク「これでもう蜥蜴呼ばわりはできないな!」ドヤア!


フローレン「天才にも限界があるって知ってるかしらぁ!?」ビターン!

フローレン「な、何よこれぇ……まず、竜っていう存在が常識外れなのよぉ……?」

フローレン「それが挙句、前触れも無く人になったですってぇ……!?」


キアラ「やっぱり、お母様でもわからないか……」

ロウル「提案しておいてなんですけど、この世に分かる人がいるわけないですよねぇ……」


フローレン「ま、まぁ? この私を頼ると言う選択は褒めてあげるけどぉ……」

フローレン「……」ジー…

フローレン「一応、姿を変えるという魔法はあることはあるのだけれど」

フィーア「えっ!? そんな魔法まであるのですか!?」

フローレン「ええ。でもあれは幻影魔法の一種で、自分の周りを薄い魔力で覆って姿を偽る仕組みなのよぉ」

フローレン「だからある程度魔法の知識がある者なら、気配で察することができる」

フローレン「魔法に疎くても、流石に直接触れれば気がつく。そんなつまらない魔法でねぇ……」

フローレン「見たところ白帝からはそんな魔力は感じないし……」

フローレン「ほんっと、どうやったのかしらねぇ? 小細工無しに、あの巨体を作り変える魔法なんてありえるのぉ……?」

フローレン「……」

フローレン「…………」

フローレン「いや、それよりも……」




特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 00:19:42.96 ID:nusx+4/0O
ほれ
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 00:20:33.13 ID:dQw/AfK+O
そぉい!
463 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/19(日) 00:29:20.25 ID:3fj30Xs20
1これでハンデ無し! サクの真の学力は如何に?(最低保証38)

サク(人型):96
=96点(人間よ、これが人の及ばぬ竜の叡智だ……きゅ!)

2元はレベル510。魔力とか殺気とか抑えられるの?

13(ほぼほぼ遮断可能。歴戦の戦士には感づかれるかもしれないけど、一般人には絶対にばれない)

――


判定をとったあたりで今日はここまで
……なにこの白帝すごい(白目)
この後はアベル隊+???とのやりとりを経て小イベント終了
アドルラン達のイベントになる予定です

本日もありがとうございました!
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 00:30:43.94 ID:TPhh/YGl0

サクが頭よすぎてヤバい!
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 00:39:08.50 ID:UndwPIf1O
乙です
何かコンマの荒ぶりによる完璧度合いとか
ノワールさんが被るなこれは
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 00:47:43.47 ID:3fvznIx50
乙です!
もはやサク完璧超人になってない?
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 00:52:48.86 ID:cbDaOVEo0
乙です
考えてみれば妹ズが絡むコンマって当初からやたらと好結果出しまくってきたし
フィーアと仲良しなサクがそうした系譜を継いでるのも必然なのかも
468 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/19(日) 23:39:15.56 ID:3fj30Xs20
こんばんはー
遅くなりましたが、サクイベント最後まで投下していきたいと思います
469 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/19(日) 23:40:42.87 ID:3fj30Xs20
――

……



フローレン「嘘……でしょぉ……!?」ワナワナ…


96点答案「……」ジャジャーン!


フィーア「す、すごい!? サクちゃん凄いです!?」

サク「おぉ、前の時に正解した場所は全部覚えていたけど、今度は他も出来たみたいだな」

サク「これもキアラの教本のおかげかな」

キアラ「私が持っていったのは普通の本だよ!?」

ロウル「本当にとんでもない学習能力なのだと、改めて見せつける結果になりましたねぇ……」

フローレン「い、いくら教本を読ませたからって、一度やった試験だからってこんな!?」

フローレン「ちょっと気になってやってみたらとんでもない結果にんってしまったわぁ……」

フローレン「あなた、本当にこの世界支配したりしないでしょうねぇ?」ジトー…

サク「そんな面倒なことはしない。支配など、自由の対極ではないか」

サク「しかし、見たか私の賢さを! ただの蜥蜴にこんな真似はできまい!」ムフー!

サク「ただの獣ではない、知恵を持つ白帝竜の――」

フローレン「……」イラッ

フローレン「ふぅん、でもぉ? こことここ、ああそれとここも間違えているわよねぇ……?」ニヤリ

サク「ぐ……!?」

フローレン「一度やった試験で、知恵を自慢する白帝が満点を取れないのねぇ?」ニヤニヤ


フローレン「――キアラとアーシャは初回満点だったのにねぇ?」ニヤニヤ!


サク「ぎゅぅ……!?」ガーン!

フィーア「お母様! アベル兄様もほぼ満点でした!」ピョンピョン!

フローレン「1点の差はとてつもなく大きいのよぉフィーア? むしろ99点こそ一番詰めが甘いお馬鹿さんの称号がぴったりよぉ」

フローレン「ま、それはさておき。上には上がいることをよぉくその蜥蜴頭に叩きこんでおきなさぁい?」

サク「あ!? また蜥蜴呼ばわりしたな!?」プンプン!

フローレン「おっと、ここで暴れることは許さないわよぉ?」

フローレン「第一……」

フローレン「……」

キアラ「お母様?」


470 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/19(日) 23:41:27.98 ID:3fj30Xs20
フローレン「あなた、そのなりで強さはどうなっているのかしら……?」

フローレン「前に見た時の、竜の威圧感というものは感じなくなったけれどぉ……」

サク「……ふんっ!」ブン!


机「」バキャア!


フローレン「」

サク「この姿になってから少し試してみたが、別に力が衰えたということはないらしい」

サク「ご覧の通り、この程度ならば片手で捻り潰せる」

フローレン「……いいこと教えてあげるわぁ」

フローレン「人間はこういう時、弁償するのよぉ……?」ピキピキ!

サク「!?」ガーン!

フローレン「まったく、知性があっても常識は完璧じゃないみたいねぇ……」ハァ…

ロウル「そりゃあ人間の常識は人間にしか通用しませんし」

フローレン「まあ机は置いておくとして、これは本来結構由々しき事態よぉ……?」

フローレン「人のなりをした竜。でも力はそのままどころか抑えられるようになっているってこれ……」

フローレン「ギルバートがいる限り安泰だけど、他国なら要人の暗殺も容易にできちゃうんじゃないのぉ?」

フローレン「ほんとどうなっているのかしらこの竜?」ジー…

サク「力を見せびらかさず、抑えるということは私も最近覚えたことだ」

サク「普段は凪。有事に際に一陣の風となり薙ぎ払う。これで余計な力も使わずに済む」

サク「これはフィーアの立ち回りを参考にしただけだが」

フローレン「なぁんでそんなところまで学習しちゃうのよぉ……」ゾク…

ロウル「接する機会の多かった皇女お二人の影響を見事なまでに受けていますねぇ……」

フィーア「えへへ、サクちゃんも私とお揃いなんですね!///」ピョン!

キアラ「わ、私は特に何もしていないけど……///」

フローレン「頭痛くなってきたわぁ……」ハァ…

フローレン「とりあえずフィーアにキアラ、ペットの面倒はちゃんと見ること。わかったわねぇ?」

フィーア「サクちゃんはペットじゃなくてお友達です!」フンス!

サク「きゅん……///」ジーン…

フローレン「……ん?」

サク「何か?」シレッ



……


――
471 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/19(日) 23:42:50.74 ID:3fj30Xs20
――


……


サク「きゅーっきゅっきゅっきゅっきゅ! あいつの悔しそうな顔は収獲だったきゅ!」ホクホク

ロウル「そりゃあ悔しいというか、色々な意味で愕然とすると思いますよ」

ロウル「今でこそ大丈夫でしょうけど、操られている時からこの知能と隠密性があったらたまったものじゃなかったですね」

サク「深く考えたことはなかったけど、これでフィーアやキアラを守りやすくなったきゅ?」

フィーア「え?」

サク「賢い私は知ってるきゅ。貴族はフィーアやキアラみたいな子を特に狙うっきゅ!」

サク「フィーア達に助けて貰ったこの命だきゅ。今度は、私が守るばんだっきゅ!」フンス!







ローズ「――その言葉に、偽りはないわネ!!??」バッ!






サク「きゅ!?」


ドォン!


ローズ「この子が……言われてみると、確かに白帝竜の面影がどことなくあるわネ」

サク「ロ、ローズさんだっきゅ……」ジリ…

ロウル「私が呼んでおいたんですよ。これからを考えたら、避けては通れない人ですしねぇ」

ローズ「そう怯えなくて大丈夫ヨ?」

ローズ「あなたの正体や、変化した理由なんて細かいことはどうでもいいのヨ」

サク「え?」


スタ!


アイナ「そうそう! ちょっとわけありな程度、帝国じゃ普通なんだから!」

スミレ「既に、ボクという似た存在がいるわけですからね」

スミレ「最初聞いた時は驚きましたけど、金真竜の一部を組み込まれた人間のボクは、一部の姿形を変えられる」シャキン!

アイナ「逆に考えれば竜の一部じゃなくて本体なら、その全身を逆に人間に変えることもできても不思議じゃない……」

スミレ「そういうことですよねローズさん?」

ローズ「ええ。スミレちゃんみたいな子が増えたと思えばなんの問題はないワ!」



472 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/19(日) 23:43:51.37 ID:3fj30Xs20
ローズ「しかも天使達を守ろうと考えるだなんて、ますます同じだし、ほうっておけないわネ!」

サク「あ、ありがたいっきゅけど、そんなに軽くて大丈夫っきゅ?」

スミレ「大丈夫ですよ、サクさん」

スミレ「こんなボクでも、温かく迎えてくれる人達がここには沢山いるんですから」

アイナ「私はスミレちゃんが大好きだからね。きっとサクちゃんのことも好きになると思うよ!」

ローズ「うんうん、アタシもそんな気がするワ!」

ローズ「それじゃあサクちゃん? 天使達を守る心づもりがあるのならば、当然直属メイドか執事を目指すのよネ!?」

サク「え?」

ローズ「さあ、どっちを着たいかしら!?」

サク「い、いや。私はロウルの服――」

ポン…

ロウル「……」フルフル…

サク(えぇー……もう二択で決定なんきゅか!?)



アイナ「サクちゃん! 一緒にローズさんみたいになれるよう頑張ろう……!」ゴスロリー!

スミレ「白帝の細身の身体が人になっても反映されているみたいですね。ボクの服の方が動きやすいのでは?」シツジー!



サク「……そ、それじゃあスミレの方でお願いするっきゅ。まだ動きやすそうだし……」

ローズ「わかったワ。やったわねスミレちゃん! ますますお友達が増えた感じネ!」

スミレ「はい。まさか白帝竜とこんな関係になるとは思いませんでしたけど……少し、嬉しいかもしれません///」

アイナ「あー、また選ばれなかったかぁ……。ローズさんのこの服、可愛いのになぁ」ヒラヒラ




ロウル「さ、流石ローズさん。気にすることなくあっという間に新しい執事を生み出してしまいました……」

キアラ「でも、サクちゃんに執事の服は似合いそうかも……?」

フィーア「これで、サクちゃんともっと一緒にいられる時間が増えるんですね!」ワーイ!




ローズ「――さて、役職も決まったし次ネ。さっきの言葉に偽りが無いか、試してみるワ!」パチン!



サク「!?」ゾクッ!


473 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/19(日) 23:45:09.02 ID:3fj30Xs20
ザッ!




アベル「あ、あれがあの白帝竜なのか……?」

アーシャ「ロウルちゃんから報せは聞いたけど、やっぱり驚きね……」

エリス「ティアさんとロウルさんを足して割ったような方になっていますね?」

ティア「うぅ、なんて羨ましい身体……!? あ、でもご奉仕を考えると……」ゴニョゴニョ…

パトラ「…………王国騎士は、うろたえません」クラクラ…

マックス「し、しっかりパトラ将軍! これ現実ですよ! 抓っても痛いですもん!?」ギュゥ…!

シア「もしかしたら、フィーアちゃんと仲良くしていたから〜……」

シア「もっと仲良くなれるようにって、神様が奇跡を起こしてくれたのかもしれませんね〜」ポヤポヤ

アベル「そんな馬鹿なと言いたいところだが、確かに神の奇跡でもなければ説明できない域だな……」



サク「ぎゅっ!? アベル達だっきゅ!?」ズザザ!



マックス「あ、鳴き声に随分と面影が」

パトラ「信じられませんが、本当に白帝竜なのですね……でも、それにしては?」

ティア「アベル様を、怖がっている? だ、大丈夫ですよ。アベル様はとても優しくて……」



サク「こ、この姿になったんだから、もう絶対に私のことを食べたりはしなっいっきゅよね!?」プルプル…



一同「「」」


サク「な、なんで黙っちゃうきゅ!?」ガーン!

サク「食べないっきゅよね、アーシャ!?」

アーシャ「な、なんで私に念入りに聞くんですか!?」

サク「だってアーシャ、助けてはくれたけど私の食べないでって懇願には無反応だったきゅ!」プルプル

アーシャ(……ああ、あの時のあの怯え方はそういう……)ポン

アーシャ「ええ、大丈夫ですよ。もし元の姿に戻っても、食べたりはしませんよ」ニコリ

サク「助かったきゅ……。本当に、アベル達が蒼帝を食用に解体しているあの光景はまだしっかり記憶に残っているっきゅ……」

アベル「その、なんだ……すまなかったな」ペコリ

サク「もういいっきゅよ。とにかく、見ての通り私は賢い白帝竜サクだっきゅ」

サク「これから――」



ローズ「――天使達を守り切れるか、アベル様の部隊と模擬戦をしてもらうワ!」



サク「」


……

――
474 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/19(日) 23:53:45.05 ID:3fj30Xs20
――

サク「きゅーんきゅーん……!」タンコブ

フィーア「ああっ!? サクちゃんの頭が大変なことに!?」ガーン!

キアラ「痛そう……今、回復するからね」パアア…

サク「ひどいっきゅ! 私はただ今後ともよろしくって締めようと思ったのに!」

サク「模擬武器でも、白帝でも、痛いものは痛いっきゅよ!?」ヒリヒリ…

サク「特にパトラ! これ絶対たんこぶできてるっきゅよ!?」

パトラ「ご、ごめんなさい。私もちょっとまだ混乱していて、竜相手なら全力をと……」

ローズ「うーん、竜は多数を相手にする時に手強くなるって聞いたんだけど……」

スミレ「ええ。単純に、皆さんの力が竜のその力を上回ったんだと思います」

アイナ「本当に、みんな凄く強いよねぇ……マックス君もいつのまにかすっかり歴戦の戦士って感じだし」

マックス「へへへ……///目標の為なら、俺は努力は惜しまないんで!」

サク「前も思ったけど、本当にとんでもない強さの部隊っきゅ……」

スミレ「ふふ、でもサクさん? いい経験ができたとは思いませんか?」

サク「きゅ?」

スミレ「金真竜だとか、白帝竜だとか……王国の戦争兵器として扱われた存在も、こうして人間に負けてしまうんです」

スミレ「兵器なんかじゃない。そして、この人達はそんなボク達を受け入れてくれる……それはとっても嬉しくありませんか?」

サク「……そ、それは確かにそうっきゅけど……///」

サク「……」



バサァ!



サク竜人形態「――私はスミレほど踏ん切りはつかないっきゅ! 白帝の誇りは失っていないっきゅ!」ジャキン!

アベル「っ! 白帝の翼と爪!?」

アーシャ「スミレちゃんと同じように、部分変化が可能なのね……!」

サク「受け入れてくれるのは、本当に嬉しいっきゅ。これからはみんなとも一緒に遊べると思うと、すごく嬉しいきゅ!」

サク「……だけど! よってたかって虐められて負けたままは、白帝の誇りが黙ってないきゅ!」

サク「フィーア達を守る力の証明の為にも、今度は王国騎士道精神でいくっきゅ! 一対一を所望するっきゅ!」ゴゴゴゴ!

ロウル「う、確かに私達では厳しいかもしれませんけど、それは……」チラ…


スッ…


ノワール「――もう、みんな酷いですよ? お母さんも楽しい話題には混ぜて欲しいわ」

アベル「母上!?」

ノワール「今の話の流れから察するに、何故だか人の姿になってしまった白帝竜を一人で打ち倒せばいいのかしら?」

ノワール「私も最近運動不足だったかもしれないし、たまには動かないとね……!」シャキン!

サク「」

エリス「強者との一対一の真剣勝負……これ以上ない鍛錬ですね!」

エリス「ノワール様との模擬戦の次はぜひ私とも!」ジャキンジャキン!

サク「」



キュウウウウゥゥゥゥゥゥゥン……!


――
475 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/20(月) 00:03:03.41 ID:o7lgizRQ0
【王城・メイド研修室】


サク「きゅーんきゅーん……」サンレンタンコブ

エリス「ご、ごめんなさいサクさん。つい、熱が入ってしまって……」アセアセ

サク「人間怖いっきゅ……」プルプル…

アイナ「いやぁ本当に一人でも戦えるノワール様とエリスちゃんって凄いね……」

スミレ「ええ。ボクも竜の力に頼らずとも戦えるようになりたいです」

スミレ「とはいえ、アベル様達が王国と聖国の厄介ごとを片づけてくださったことにより、より平和は近づいた筈です」

アイナ「うんうん。これからは、もっと平和的な力でフィーア様達を支えられるようにならないとね……!」グッ!

サク「平和的な力?」

アイナ「うん。……実はローズさん、近いうちにメイド長の辞職も考えているの」

スミレ「ボク達も理由の一端ではあるのですが、最近は優秀なコが多いから後進に道を譲りたいとも仰っています」

アイナ「サクちゃんがフィーア様達を守るって言ってくれて、多分ローズさんも嬉しかったんじゃないかな?」

サク「きゅ? ……それはもしかすると私が次のメイド長になって二人を守る立場に抜擢されたということっきゅか?」

サク「きゅる……/// ちょ、ちょっと照れちゃうっきゅけど――」


スミレ「――メイド長の座はそう甘くはありませんよ?」パン!


サク「!?」ビクゥ!

スミレ「まず、ボクもかつて苦労しましたけどテーブルマナー」スッ…

スミレ「これを、どう食べます?」

サク「え? こうやって普通に――」ヒョイ

スミレ「ああやっぱり! 手で掴んで食べちゃ駄目です! ちゃんとこのナイフとフォークを使って!」

サク「きゅ……きゅ!?」グルグル

アイナ「あはは……やっぱり。ローズさんも、多分知識はあっても絶対苦手だから指導よろしくって言われてたの」

アイナ「――先輩として、私も頑張らないとね!」ゴゴゴゴ…!

スミレ「そして、先輩はボク達だけではありません」

ルーシェ「ん……、あれが、白帝竜……? ちょっと、私に似ているかも……?」

エメリナ「い、いいなぁ……! あんなに背が高くて綺麗で……!」

ヒバリ「……ねぇルーシェ? 何度目かわからないんだけど、なんで私は定期的にこのメイド服を着させられてるのかな!?」

サク「!?」ビクゥ!

スミレ「彼女達もそれぞれの分野で優れた力を持つ方達です」

スミレ「最低限の作法を覚えたら、炊事に洗濯は勿論のこと書類の整理に警邏その他諸々をですね……」

サク「」



サク「フィーア! キアラ! 助けてきゅーーーーーーーん!?」

キューン!

キューン…

キューン…



――
小イベント
『平穏を願う白帝竜の奇跡』


おしまい

――
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 00:03:29.82 ID:qdhMKogdO
ドラゴンタイプはこおりタイプに弱いからな……
477 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/20(月) 00:03:59.85 ID:o7lgizRQ0
――



小イベント

『次期皇帝と二人の妃の奮闘』



先に特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 00:04:46.59 ID:vpNd/Lum0
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 00:05:04.93 ID:F59izbUDO
はい
480 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/20(月) 00:11:31.57 ID:o7lgizRQ0
1ヒバリの頑張り

85>59

※基準値を下回った為、真面目な妃としての勉強中

2ルーシェの頑張り

85<93

※基準値を上回った為……?

※軽くですが、少しだけ描写追加

――


アドルラン組の判定を取った辺りで今日はここまで……ルーシェェェ!?
ま、まあ今までの判定結果的にヒバリもだいぶルーシェのお世話になってたし、
たまにはということなのかもしれませんね(白目)

本日もありがとうございました!
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 00:18:23.68 ID:vpNd/Lum0
乙乙
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 00:40:52.55 ID:n8YkBOkEO
乙です
またルーシェが荒ぶってる……いいぞもっとやれ
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 08:43:06.87 ID:H53/+PAqO
おつおつ
サクの加入により帝国メイド軍がさらに精強に……
そして荒ぶルーシェ再びとなるとまたビタンビタンするのかな?
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 10:12:01.92 ID:BZ7CCLH9O
このシリーズでトップクラスのコンマ安定度を誇るヒバリと、色々なところで頑張ルーシェして荒ぶルーシェするルーシェ

あとサクは執事ルート入ったけど
・妹組、特にフィーアと仲良しでべったり
・胸が無いことからきゅーきゅー鳴いてない時なら男装執事に見えそう
・キアラにはマックスがいるがフィーアには特に相手無し
とかから、事情を知らない人間には『三兄弟みんなメイドを娶ったしまさかフィーアも……』みたいな噂が広がりそうな気もする
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 12:51:54.59 ID:o7bCMC43O
サクがたんこぶ作った戦い×3も
できればdieジェスト仕立てで見てみたい
486 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/20(月) 23:37:04.86 ID:o7lgizRQ0
こんばんはー
遅くなりましたが、おまけのおまけでサクダイジェストとアドルラン組の話を少し投下していきます
487 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/20(月) 23:39:09.29 ID:o7lgizRQ0
『サクのローズ試験・ダイジェスト』
〜〜第一試合・アベル隊〜〜

サク「や、やるしかないっきゅ! 白帝竜の誇りぃ!」ゴゴゴゴゴ!

★『顕現する筆頭』
三すくみ不利、敵の王国指定スキルを無効化
さらに戦闘時、攻撃状態を解除されない
またこのスキルを持つ限り、受けられる劣勢回数を5にし、
補正差が50以上であったとしても30まで軽減し戦闘を行う

★『最強種の意地』★
最後の一体となった時、発動
戦闘時、自身に常時補正100を加える
さらに自身に対する弱体補正を無効化する

★『真・蹂躙する者』
戦闘時常時補正+30
敵対象が複数の場合、自身の基礎レベルを(敵人数−1)×180上昇させる


サク「アベル達はティアを含めて8人! 私の力はその分増大するっきゅ!」ゴゴゴゴ!


サクレベル:510+180×7=『1770』テテーン!

サク「これで――」

アベル隊レベル:609+704+370+342+379+322+274+15=『3015』テテテテテテーン!

サク「……あれ? い、いやまだっきゅ!?」アセアセ


★『エアプレッシャー』
戦闘時、敵を常時防御状態にし、常時−50の補正をかける
さらにネームレス敵兵を全て封殺する

★『フェザースコール』
戦闘時、敵に常時−30の補正をかける
また優勢を取得する度、追加で常時−15の補正をかける
さらに劣勢判定時、コンマが0、4、8の時、劣勢判定を回避する


サク「この風と私の飛び交う羽の前に、満足に戦えるかっきゅ!?」


アーシャ「おっと……! これはみんな、位置取りに気をつけて!」バッ!

ロウル「羽による目くらましですか。でもこれくらい……!」バッ!

――『変幻自在の指揮』発動!――
――『勇躍する黒騎士団の証』発動!――
無双状態&弱体無効!


サク「きゅーん!?」ガーン!

サク「で、でもまだこれがあるきゅ! 風は時に癒しの力を持つっきゅよ!」

★『ホワイトウインド』
劣勢判定を任意の時に2回まで無効化し、その際に自身の体力を残体力分回復させる

アベル「悪いな。戦いとあれば本気を出させて貰う。――黒氷葬!」ガキィィィン!

サク「さ、寒いっきゅー!?」ガタガタ

サク「はっ!?」ゾク…!

パトラ「でりゃあああああああ! 帝竜最強であろうと、私は退きません!」グオングオン!


パトラ「 無 双 三 段 ! ! ! 」

ガン! ゴン! ドゴオ!


サク残耐久:5−3−3= 0



サク「きゅーーーーーーんっ!?」プクゥ…


フィーア「ああっ!? サクちゃん!?」ガーン!
488 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/20(月) 23:40:12.96 ID:o7lgizRQ0
〜〜第二試合・黒妃ノワール〜〜


サク「キアラのおかげでたんこぶも治ったし、今度こそ勝つっきゅ!」

ノワール「お手やらかにね?」


ノワール「――私もあれから少し修行をし直して、少しは強くなったつもりだけれど……」←レベル590

ノワール「――もうおばさんですからね。あまり期待はしないでね?」チャキ…


サク(さ、寒気がするっきゅ……でも、一人相手なら私にもまだ分が――)


★★『氷影の暗殺者』★★
三すくみ不利、敵の敵国指定スキル、奇襲及び罠、自身へのマイナス補正を無効化
このスキルを持つ限り、劣勢を受けられる回数を3にする
さらに補正差が50以上であったとしても30まで軽減し戦闘を行い、
敗北時は負傷判定を一段緩和し確定逃走を行う

自身が一人で戦闘を行う時、敵の戦闘時の補正及びレベル増加を全て無効化する←
また敵の基礎レベルが自身より150以上下の場合、戦闘に自動勝利する



サク(あ、これほんとに冷気を感じるっきゅ……)ブルブル…

サク(でも、軽装で守りは薄そうだきゅ。それなら……!)スウウウウゥゥゥ!


★『バーストストリーム』★
戦闘時、自身に貫通能力を付与する
優勢取得時、初撃のみ与える劣勢を3にする
以後優勢取得時のコンマが0、4、8の時、与える劣勢を3にする


サク「私の必殺の疾風弾、受けてみるっきゅよ!」ビュゴオオオオオォォォォォ!

ノワール「っ!」


★『絶零装』★
戦闘時、常時補正+10。劣勢判定を二回無効化
発動後の劣勢判定時、コンマ一桁が8か0の時、劣勢を無効化する
また★を含む敵のカウンターを無効化する

★『霧氷幻影』★
戦闘時、常時補正+10
劣勢判定時、コンマが奇数の時劣勢判定を4回まで回避する
全ての回避行動後、初回の劣勢を確定防御


ノワール「……! 零装を破りますか。流石ですね」

ノワール「――でも、次からはそう易々と当たるつもりはありませんよ?」ヒュオオオオ…

サク「あ、当たらないっきゅ!? どういうことっきゅか!?」アセアセ


★『黒死の氷刃』★
戦闘時、自身に常時補正+30.敵に常時−30の補正を与える
優勢判定を得た時、敵の回復行動と回避行動を無効化する
さらに判定値が奇数の場合、与える劣勢値を2にする


ノワール「――そこです!」ズガッ!

サク「痛いっきゅーーーーー!?」タンコブ…


……


489 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/20(月) 23:41:02.11 ID:o7lgizRQ0
〜〜第三試合・メイドエリス〜〜


サク「アーシャがいない今なら、私の風圧で思うように立てない筈っきゅ! これで……」


エリス「くっ……! 確かにこれでは上手く攻撃体勢が……!」グググ…←レベル704(現人類2)


サク(……小細工も力づくで捻じ伏せてきそうなんできゅけどこの子?)

サク「で、でも私だって――」


エリス「はああああぁぁぁぁぁ! 風ごと切り裂きます! ――終剣・五煌!」カンツウコウゲキ!


ズガン!


サク「痛いっきゅー!? 私の風を強引に突破するなんてそんな……」タンコブ2



エリス「 追 撃 の 絶 煌 閃 ! ! ! 」ズガガガガガガ!



サク残耐久:5−1−4= 0


サク「キュウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!??」タンコブ3

サク「」


パタ…


フィーア「サクちゃあぁぁぁぁぁぁぁぁん!?」ガーン!



『ダイジェスト終了』
490 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/20(月) 23:41:56.36 ID:o7lgizRQ0
『次期皇帝と二人の妃の奮闘』

――


【帝国・王城執務室】


アドルラン「そうか、サク君は馴染めているのか」

ヒバリ「うん。アーシャ曰く、最初からどことなくこっち寄りだったらしいからね」

ヒバリ「なんで人間の姿になったかは結局わからなかったみたいだけど……」

ヒバリ「当の本人や、フィーア様達が嬉しそうだし、あれでいいんじゃないかな?」

アドルラン「はははは! 時間が出来たら、是非私も会いに行きたいな!」

ルーシェ「見た目、は……私を、もっと、大人にした感じ……?」

ルーシェ「でも、サクさん……、お片付け、下手です!」プンプン!

ルーシェ「とりあえず隅っこに追いやるのは片づけじゃありません!」

ルーシェ「むしろ余計に散らかっているまであります!」

ヒバリ「ルーシェの指導に半泣きの声出してたねあの子……」

アドルラン「ううむ、その気持ちはよくわかる……」ウンウン…

ルーシェ「アドルラン様?」

アドルラン「なんでもないぞルーシェ?」アセアセ

ヒバリ「あ、あとあの子さ、頭はすっごくいいみたいなんだけどね?」

ヒバリ「だからといって、書類のしまう場所の効率化とか利便性をかはまだなかなか考え付かないみたい」

ヒバリ「なんでか私もメイドに混じって指導することになっちゃたのは驚いたけど……」

ヒバリ「これはこれで新鮮かもね。私も基礎からやり直している感じがするし、自分の糧にもなっている気がするの」

アドルラン「流石、ヒバリは真面目だな」

ヒバリ「そりゃそうよ。私は他の子達みたいに、突出した何かを持っているわけじゃないしね」


ヒバリ「――いずれアドルランの……皇帝の奥さんになるなら、私にはまだ足りないことだらけだもの」グッ…


アドルラン「ヒバリ……」

ルーシェ「ヒバリさん……」

ヒバリ「ルーシェもいてくれるから、ものすごい安心感はあるよ?」

ヒバリ「でも、ルーシェに甘えっぱなしってもの嫌だしさ。私も色々と頑張りたいんだ」

ヒバリ「アドルランを支えられる……帝国の人から見ても、アドルランに相応しいって思われるような、そんな女になりたいの」

ヒバリ「ま、大変だってのは重々承知だけど……期待しててよねアドルラン!」

アドルラン「ああ、勿論だとも! 私こそ、次期皇帝として相応しい存在になれるよう努力せねばな……!」グッ!

ルーシェ「……」


……

――
491 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/20(月) 23:54:12.98 ID:o7lgizRQ0
――


【帝国・ヒバリの自室】


カリカリ…


ヒバリ「ふぅ。よし、これでこの辺の知識も定着したかな?」

ヒバリ「後でアーシャの時間が空いてたら、手伝って貰うのもいいかなー」

ヒバリ「他に必要そうなことといえば、やっぱり法絡みだよねぇ……」パラパラ…

ヒバリ「今までの帝国の法なんかじゃ駄目。かといって完全な自由も駄目……」

ヒバリ「アドルランやみんなが望む帝国を作るためにも、法律はしっかりと考えないとね」

ヒバリ「しかし本当に、ギルバート様時代の法律全書薄いなぁ……」パラ…

ヒバリ「実力主義一辺倒だったから仕方がないんだろうけど、ほぼ0から考え直さないと……」

ヒバリ「アドルランが頭を悩ませているのは、やっぱり旧時代を望む自称強者達の存在と略奪……」

ヒバリ「無闇な暴力、窃盗はやっぱり重めの刑にした方が……」

ヒバリ「……」

ヒバリ「そもそも法を定めるのが、皇族とその周囲の者達っていうこの前提も不味いかもなぁ……」

ヒバリ「アドルランなら大丈夫だけど、いつか酷い皇帝が生まれた時に法律を好き勝手に変えられたら困るし」

ヒバリ「もっと根本的に考えないと駄目だね。一気に全部解決しようと思っても無理なんだし……」カリカリ…

ヒバリ「何事も基盤は大事だから、焦らずしっかり考えて……」カリカリ…

ヒバリ「……法律以外にも、覚えることやること沢山あるけど、アドルランの帝国のために頑張らないと……!」グッ!


コンコン…


ヒバリ「ん、開いてるよー?」


ガチャ…


ルーシェ「失礼、します……」

ヒバリ「あれ、どうしたのルーシェ?」



492 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/21(火) 00:00:00.55 ID:seC6OdXL0
ルーシェ「ヒバリさん、最近ずっと忙しい、です……」

ルーシェ「普段のお仕事だけじゃなくて、休みの時も、ずっとお勉強ばかり……」

ルーシェ「無理しすぎ、よくない、です」

ルーシェ「紅茶淹れましたから、少し休憩、しましょう?」

ヒバリ「お、悪いねルーシェ! ちょうどそろそろ一休みしようと思ってたところなのよ」パタン



……


ヒバリ「うん、ルーシェの紅茶はやっぱり美味しいね。ちょっとお砂糖多めなのも嬉しい」

ルーシェ「私は、まだまだです……。でも、ありがとうヒバリさん」

ヒバリ「これでまだまだって、メイドの道も険しいわよねぇ……」

ヒバリ「ルーシェすら苦労するんじゃ、私なんかどうなっちゃうのかしら?」

ルーシェ「ヒバリさんなら、大丈夫、です!」グッ!

ヒバリ「あはは、ありがとねルーシェ。でも、私もいつの間にか料理の腕が錆びついちゃっててさぁ」

ヒバリ「せめて勉強なら―って思ってたけど、この前の試験は思ったよりも間違えちゃ……」

ルーシェ「」カタカタ…

ヒバリ「もう、そんな泣きそうな顔しないの! あれから頑張って、少しはできるようになったんでしょ?」

ヒバリ「ルーシェが人一倍頑張り屋さんなのは知ってるからね? 大丈夫、ルーシェならいつかきっとできるよ」ナデナデ

ルーシェ「ヒバリさん……」

ヒバリ「……風の噂で聞いたんだけど、あのサクが96点取ったっていうし」ボソ…

ルーシェ「!?」ガーン!

ヒバリ「ね、負けてられないでしょ? 二人揃って頑張ろうよ!」

ルーシェ「は、はい!」

ヒバリ「アーシャも100点だったしねー。同じ貴族の娘としては、こっちにも負けてられないや」

ヒバリ「これが一段落ついたら、今度はあっちにも手をつけた方がいいかなぁ……」

ルーシェ「……」

ルーシェ「ねぇ、ヒバリさん?」

ヒバリ「ん?」


493 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/21(火) 00:05:11.22 ID:seC6OdXL0
ルーシェ「ヒバリさんは、凄い人です」

ヒバリ「や、やめてよルーシェ! そんないきなり言われたら恥ずかしいって!///」

ルーシェ「今もこうして、アドルラン様をお助けしながら、色々なお勉強を頑張っています」

ヒバリ「これくらいは、そんな凄いものでもないと思うよ? 単純に私が足りていないってところが多いせいだしね」

ルーシェ「それなら、私も、同じです……」

ヒバリ「いやいや、ルーシェこそ色々なこと卒なくこなしてるじゃない?」

ルーシェ「……上には、上がいます」

ヒバリ「んー、それはそうかもしれないけどさ。少なくとも私から見れば羨ましいところ沢山あるんだけど?」

ルーシェ「……私も、ヒバリさんが羨ましいです」

ヒバリ「え?」

ルーシェ「アドルラン様の為に……それも、子供の頃からずぅっと思い続けて……」

ルーシェ「当時のアドルラン様は、誰もが見捨ててしまうような子だったって……」

ヒバリ「……うん。アドルランも、辛かったと思う」

ヒバリ「でもね、アドルランはどんな逆境でも絶対に諦めなかったの」

ヒバリ「本当に無茶ばかりして、怪我も一杯して……」

ヒバリ「でも、あのひたすらにまっすぐな姿に……あの頃から、私は惹かれていたんだと思う」

ヒバリ「私は、アドルランもやればいつか出来る子だって信じてたしね!」エヘン!

ヒバリ「まあ、私達の想いにここまで気がつかないってのは、流石に想定外だったけどさ」アハハ!

ルーシェ「……ヒバリさんは、優しすぎます」

ルーシェ「昔からずっとアドルラン様を見て支え続けてきて、私が割り込んでも文句の一つも言わないで……」

ヒバリ「え? だってルーシェもアドルランが好きなんでしょう?」

ヒバリ「確かにアドルランは大切だし、私も何度もアピールはしてきたけどなかなか通用しなかった」

ヒバリ「だから別にアドルランはあの時点で誰のものでもなかったんだし、ルーシェが来てもなんの問題もなかったでしょ?」

ルーシェ「……ヒバリさん、アドルラン様のこと大好きなんですよね?」

ヒバリ「そ、そりゃもちろん///」カアア…

ヒバリ「――でも、今は同じくらいルーシェも大切よ?」ギュッ…

ルーシェ「あ……///」

ヒバリ「……アドルランと同じ頑張り屋さんで真っ直ぐなあなたを、嫌いになるわけないじゃない」ナデナデ

ヒバリ「とにかく、私に遠慮なんかしなくていいのよ? これから一緒にアドルランを支える仲なんだしさ!」

ヒバリ「むしろ、これからも迷惑かけかねないけど、ルーシェこそ許してね?///」

ルーシェ「……ヒバリさん///」



494 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/21(火) 00:13:21.69 ID:seC6OdXL0
ルーシェ「でも……」

ヒバリ「もう、ルーシェは心配性ねぇ。悩みは全部吐き出しちゃいなさい?」

ヒバリ「お姉さんがどーんと受け止めてあげるからさ!」

ルーシェ「……」

ルーシェ「ヒバリさんは……」

ヒバリ「うんうん」






ルーシェ「――アドルラン様との時間がなかなか作れない今に、満足しているのですか?」




ヒバリ「ん?」

ヒバリ「……」

ヒバリ「あ、ああー、そうか。言われてみれば確かにそうなのか」ポン

ルーシェ「え?」

ヒバリ「いや、長年アドルランと一緒にいたせいなのかな……?」

ヒバリ「あまり今の状況に違和感が無いと言うか、いつも通りだなぁって」

ヒバリ「仕事は大変だけど、アドルランの元気な姿や声は毎日目に出来るし、特に不満はないかなぁ」

ヒバリ「でもそうだね。今度なんとか時間作って、三人でお出かけできるようにしようか?」

ルーシェ「あ……」

ヒバリ「ごめんねルーシェ。ルーシェはもっともっとアドルランと一緒の時間を堪能したかったんだね」

ルーシェ「あの、その……!」ワタワタ

ヒバリ「大丈夫! 私もちょっと本気出して、アドルランの書類ぱっぱと片づけるからさ!」

ヒバリ「それじゃ、期待しててねルーシェ!」ダッ!

ルーシェ「あ……!」



ルーシェ「……」



……

――
495 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/21(火) 00:17:36.55 ID:seC6OdXL0
――


【王城・ルーシェの私室】


――違うんです、ヒバリさん――


ルーシェ「っ……!」



――私は、ヒバリさんが羨ましい――



ルーシェ「ふぅっ……!」



――本当に、アドルラン様のことを考えて、頑張れるあなたのことが――



クチュ…


クチュ…


――アドルラン様の為なら、どんなことも耐えられるあなたのことが――


ルーシェ「ん、はぁ……っ///」



――私は、あなたみたいに立派じゃない。今の時間に、どこか不満を覚えてしまっている――


ルーシェ「ごめん、なさい……!」クチュ、ジュクゥ…!


――あなたが頑張っている間に、私はこんなことに時間を費やしてしまっている――

――本当に、ごめんなさい――



ルーシェ「あ、ああ……///」グチュグチュ!

ルーシェ「アドルラン様、いつか、子供……必要だから……んうぅ!」キュッ!

ルーシェ「はぁっ……はぁっ……! その、準備も、大切な、こと……!」クリクリ…

ルーシェ「これは、必要なこ、と……あっ、イッ――っ!!!」プシャアアア…!



ビクンビクン…



ルーシェ「はぁー……はぁー……///」クテ…

ルーシェ「また、こんなに……///」

ルーシェ「――アドルラン様……ヒバリさん……ごめんなさい……///」


……


――
496 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/21(火) 00:19:19.53 ID:seC6OdXL0
途中ですが今日はここまで
なんとなくルーシェはこれまでの判定結果から考えるに、
頑張って頑張ってひっそり溜め込んで時々それが爆発するような子に思えます

本日もありがとうございました!
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 00:27:50.49 ID:AazOHzQr0
乙です!
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 07:45:31.32 ID:+AKa76hR0
おつです
これは据え膳
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 07:58:13.86 ID:m1WACgii0
乙!
そういやルーシェって何故か夜レベルが極低か極高のどっちかに振り切るこのスレで数少ない程よく夜レベル高い子なんだよな……
控えめな子が部屋で悶々してるシチュ大好き
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 08:15:30.15 ID:ugAQbbjG0

自分も>>499のシチュ大好き
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 12:41:12.64 ID:U9mTs5AUO
パトラさんも捨てがたいけど、やっぱりヒバリさんが一番何かあった時に頼れそうなお姉さんな感じがするなぁ
ところで前々から思ってたけどヒバリさんとルーシェの百合の可能性は(ry
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 15:08:29.16 ID:LSwVlqlzO
ガチ百合じゃなくても、男1女2の3Pとかで男側に責められながら女の子同士がちゅっちゅしてるのすごくイイと思う
流れ的にルーシェの方が先に一線越える場合は、後にヒバリが一線越える時に経験者としてルーシェがヒバリへの愛撫を手伝うとか

というかアベル・アドルラン兄様・ローゼンさん(あえてこっち表記)と複数の女性を相手にしてる男キャラ多いけど、揃いも揃って女性側みんな仲が良いから修羅場ほぼ全く起きてないのがすごい
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 15:47:02.37 ID:mJOSANKlO
アベルに関してはエリスが完全に許容するスタンスをコンマで引いたのがデカすぎる
504 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/21(火) 23:00:25.31 ID:seC6OdXL0
こんばんはー
今日もゆったり再開です

修羅場が無いのはやはり、大元のキャラシートでいい子が多いのが最大の要因かと思います
エリスはアベルへの忠誠心から修羅場補正−30かけていましたが、補正を飛び越えていれば嫉妬深くなっていた可能性も
……まあその大事な判定が偶数ゾロ目だったんですけどね!(白目)
505 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/21(火) 23:01:02.95 ID:seC6OdXL0
――


……後日……


アドルラン「では、すまないがアルフ達との会談に行ってくるよ」

アドルラン「いつもすまないが、留守を頼む」

ヒバリ「ええ、任せておいて!」

ルーシェ「行ってらっしゃい、ませ……!」



パタン…



ヒバリ「やっぱり、聖国は大変な状態みたいだね」

ルーシェ「王国の前王が、竜化して潜んでいた……誰でも、驚きます……」

ヒバリ「それをあっさり蹴散らしたアベル様達は本当に凄いよね……」

ヒバリ「私ももう少し鍛えなきゃとは思うんだけど、なかなか時間がね」

ヒバリ「元々がアドルランの補佐前提で考えてたせいもあるんだろうけど」

ルーシェ「アドルラン様、も……まだまだ、鍛錬、足りないって頑張ってます……」

ヒバリ「その時間分の書類が主にこっちに回ってくるんだけどねー」

ヒバリ「ま、今に始まったことじゃないし、別にいいんだけどね」

ヒバリ「――さて!」パン!

ルーシェ「!?」

ヒバリ「こうなることを見越して、実は今日の分の仕事は昨夜終わらせておいた!」エヘン!

ルーシェ「す、すごい……!?」

ヒバリ「ねえルーシェ。今日はゆっくり、アドルランとどこに出かけるか計画を練らない?」

ルーシェ「ヒバリさん、もしかして、そのために……?」

ヒバリ「まぁね。ルーシェもだいぶ悩んでるみたいだったしさ!」

ルーシェ(うぅぅ、ヒバリさん本当にごめんなさい……!)




506 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/21(火) 23:01:42.04 ID:seC6OdXL0
ヒバリ「ほら、パトラ達から色々本も借りてきたんだ」ドサ!

ヒバリ「後はなんでかローズさんが新品なのに捨てちゃってた本とか!」ドサ!

ヒバリ「勿体ないよね。不良品だったのかな?」

ルーシェ「箱詰めにして、捨てる……?」

ルーシェ「……っ!」

ルーシェ「ヒ、ヒバリさん! こっちの本は、私が整理しておきます……!」

ヒバリ「あ、そう? ふふ、本当にルーシェは整理整頓好きだよねぇ」

ヒバリ「……わ、私ももう少し頑張ろうとは思ってるからね?///」アセアセ

ヒバリ「ただアドルランと一緒にいると、ついつい一緒になって色々見ちゃうというか……」

ルーシェ「むぅ。片づけてから、ゆっくり思い出の品を眺めるべきです……!」プク…

ヒバリ「たはは、面目ない。そ、それじゃあ私はこっちの本を後で見やすいように分けておくね」

ルーシェ「お願い、します」ペコリ…


タタタ…



ルーシェ(ローズさんが、箱詰めにして捨てる新品の、本……)ゴクリ…

ルーシェ(エリスさんの話なら、前はこの箱の中に……え、えっちな本が……///)

ルーシェ(そしてアベル様をぺろぺろして、アベル様にぺろぺろされた……///)カアァァ!

ルーシェ(わ、私はそんな大胆なことはまだできないけど……)

ルーシェ(も、もう少し軽くて、私でもできそうな本があれば……///)

ルーシェ「……」






ルーシェ(――で、できればアドルラン様とヒバリさんから、あまりえっちな子って思われないような……程よいのが欲しい///)




パカッ!




特殊判定
↓1コンマ二桁
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 23:03:06.26 ID:tWRvKIgj0
508 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/21(火) 23:18:55.19 ID:seC6OdXL0
ローズが廃棄したスカーレット将軍からの贈り物

←刺激弱 50 刺激強→
(コンマ50最良)

コンマ26(−24)

※軽めの品物を発見!

――


箱「……」ゴチャ…


ルーシェ(……ローズさんでも、捨てる時は、雑です……)ムス…

ルーシェ「……」ドキドキ…

ルーシェ「あ……」


ヒョイ…


『清楚な淑女下着〜〜裏に潜ませる妖艶さ〜〜』

『思春期青年との接し方。初級編』

『露出をしなくても殿方を落とす10の方法』


ルーシェ「……」ゴクリ…

ルーシェ「……」パラパラ…

ルーシェ(あれ? 思ってたより、平気かも……?)

ルーシェ(これくらいなら、私でもできそう……)パラパラ…

ルーシェ(ふむ、ふむ……)

ルーシェ(……! この本、正しいです……!)

ルーシェ(前に海で、学んだけど、アドルラン様は過度な露出は、お嫌いです……!)

ルーシェ(……服はそのまま、下着姿でゆっくりと誘惑……?///)パラパラ…

ルーシェ(自分に、合った下着を選ぶ……背伸びは駄目……)フムフム…

ルーシェ(白い下着で、清廉さを演出……)

ルーシェ(でも、刺繍に紛れ込むように生地の薄い部分も……///)カアァァ!

ルーシェ「……」ピラ…

ルーシェ(白い下着なら、普段の、私だけど……)

ルーシェ(た、多分、これじゃ駄目なんだ……!)グッ!

ルーシェ(ちょ、ちょっとだけ、冒険をしないと……!)



509 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/21(火) 23:30:02.71 ID:seC6OdXL0
ルーシェ(他にも、色々載ってる……)ペラペラ…

ルーシェ(……ん、でも、これはメイドとして普段から……)

ルーシェ(……そうか、私、普通の人とはちょっと立ち位置が違うんだ……)ガクリ…

ルーシェ(ほ、他にあまり恥ずかしくないような……)ペラペラ…

ルーシェ(ん……? し、新婚さんに必需品……!?)ガタ!

ルーシェ(ま、まだ結婚、してないけど……///)

ルーシェ(あ、赤ちゃんと、一緒……/// 今の内から、準備、大切です……///)

ルーシェ(いざ……!)


ペラ…



『口下手なあなたも大丈夫! 黙ってお誘い 『是/非』枕!!!』



ルーシェ(く、口下手でも大丈夫……!?)キラキラ!

ルーシェ(ど、どんな枕なのかな?)ドキドキ


『夜の営みをしたいときは是であるという面を向けるだけ!』

『口では言っていないので、周りからも気づかれにくい!』



ルーシェ「……」

ルーシェ「…………」


ルーシェ「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?///」パタパタ!



ヒバリ「ルーシェ? どうしたの?」ヒョコ!


ルーシェ「ぴいいっ!?」ビクーン!


特殊判定
↓1〜2コンマ二桁

510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 23:32:15.63 ID:lIhjy3iFO
この世界にも存在したのかイエスノー枕
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 23:34:37.51 ID:mJOSANKlO
ルーシェ自身が抱き枕になることだ
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 23:35:08.62 ID:Hm+XDRK0O
ルーシェがYES向けて待ってたら俺ならダイブする自信あるわ
513 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/21(火) 23:46:31.96 ID:seC6OdXL0
1ヒバリの察知

63>ヒバリ夜レベル34

※基準値を上回った為、ヒバリ理解できず!

2ルーシェの決行

01〜50:やっぱり誘ってることには変わりないじゃない……!///
51〜00:こ、これなら……!

コンマ51

51〜00:こ、これなら……!

※ルーシェ作戦決行!

※決行した為、後ほどアベル達にも少し影響が出るかも……?

――


ヒバリ「ん、何読んでるの?」

ルーシェ「ひゃわ……こ、これは……!?」

ヒバリ「なになに? 枕の本? えーと、生地の色は桃色で……」

ヒバリ「あー、もしかしてルーシェもお裁縫とかに興味あるの?」

ルーシェ「!?」

ヒバリ「私もそこそこはできるつもりなんだけどねー」

ヒバリ「やっぱり周りだとキアラ様とロウルが飛び抜けちゃってるから霞んじゃうんだよね」アハハ

ルーシェ(……ヒバリさん、この本の内容に気がついていない……?)

ルーシェ(――い、今のうち!)シュパン!


ヒバリ「あれ? もういいの?」

ルーシェ「は、はい。やっぱり、おでかけの本、気になります……!」アセアセ

ルーシェ「こっちは、あまりいい本はなかったです……!」アセアセ

ヒバリ「そう? こっちはパトラ達から借りたものだから、王国の名所とか一杯書かれてるから――」



ルーシェ(口に出さずとも、意思表示ができる……)

ルーシェ(――控えめに、アドルラン様に想いを伝えられる……!)



ルーシェ(―― こ れ で す っ ! ! ! )ゴゴゴゴゴゴゴ!




……


――
514 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/21(火) 23:59:28.81 ID:seC6OdXL0
――

……



ルーシェ「――ので、こんな枕を作りたいんです……!」バン!


ロウル「……ルーシェさん、お疲れなんですか?」


ルーシェ「ロ、ロウルさんなら色々な生地も、お裁縫道具も持ってるって……!」

ロウル「まあ、アベルさんの為に色々と用意はありますけどね?」

ロウル「でも、その……なんですって?」

ロウル「よ、夜のお誘いの是非を枕に刺繍するって……///」

ロウル「どこでそんな知識手に入れちゃったんですか///」

ルーシェ「あぅ……///」

ロウル「大方、王国というかスカーレットさんなんでしょうけど……」

ロウル「そんなにその……アドルラン様をお誘いしたいんですか?///」

ルーシェ「は、はい……///」

ルーシェ「その、最近は特に、もう、我慢が……///」モジモジ…

ロウル「おぉぅ、あのルーシェさんがこんな真っ赤に……」

ロウル「でも、私も少しその気持ちはわかります」

ロウル「な、なんか面と向かって自分の想いをぶつけるって色々な意味で恥ずかしいですものね///」

ルーシェ「……///」コクコク!

ロウル「特に私達……というかアベルさんなら大丈夫なんですけど、アドルラン様は真面目過ぎるところもありますからね」

ロウル「こっちから攻勢に出るというのも、悪くないでしょう」

ロウル「よし! ルーシェさんの頼みとあらば、私も一肌脱ぎましょう!」

ロウル「可愛くて寝心地もいい最高の枕をご用意しますよ!」グッ!

ルーシェ「あ、ありがとうございます……!」ペコリ!

ルーシェ(あ、あとは下着を買いに行って……///)



ロウル「さてさて、どの生地にしましょうかね……」ゴソゴソ…

ロウル(しかし、枕で想いを伝えるという発想はありませんでしたね)

ロウル(……)


追加特殊判定
↓1コンマ二桁
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/22(水) 00:03:02.93 ID:a4DJRXft0
516 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/22(水) 00:10:26.60 ID:Nrh3rR5s0
お誘い枕、アベル隊にも導入する?

85<93(わ、私も使ってみたいですね……///)パタパタ

※エピローグ、アベル隊ヒロインズの子供誕生率に追加補正

――

短いですが、判定を取った辺りで今日はここまで
……帝国の未来は皇子皇女が沢山いるかもしれませんね(白目)
(ルーシェが綺麗に51以上のため、ヒバリ共々こちらにも補正入るので)

この後はアドルランサイド→本番はない筈だけど三人ベッドイン→とある判定で終了
その後エピローグに向かっていく流れになるかと思います

本日もありがとうございました!
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/22(水) 00:28:32.21 ID:XgRZzck6O
おつおつ
各カップリングに最低一人生まれたとしてもアドルラン兄様2・お兄ちゃん1・アベル6・キアラ1で10人の皇子皇女が誕生するんだよな……
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/22(水) 00:35:57.97 ID:a4DJRXft0
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/22(水) 01:01:22.73 ID:vK3ned+R0
乙です!
確かに改めて考えたら皇子皇女の数凄いことになりそうww
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/22(水) 11:57:13.26 ID:TlEYTOreO
よく見るとスカーレットさん、送る本がキアラとマックス向けのものにちゃんとシフトしてるのね。内容的にまだアウトと判断されたっぽいがw
イエスノー枕はシアさんだけピンクのハート型で両面イエスに改造したもの使ってそう(偏見)
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/22(水) 13:26:17.58 ID:Fd8GNTGHO
アドルランに向けて枕をビターンビターンするヒバリ
アドルランに向けて自らビターンビターンするルーシェ

純愛(確信)
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/22(水) 15:11:57.64 ID:mS71pcaWO
もしもローズさんによってブロックされてた妹組がイエスノー枕を(詳細を知らずに)見たら

キアラ
声を出さなくても返答が出来る枕とかと勘違いしてマックスに向けながらイエスノーの返答をして遊ぶ

イエス向けられて耐えきれなくなったマックス(多分知ってそう)から意味を教えられてベッドにゴロゴロ

フィーア
キアラみたいな感じにサクと二人で枕を向け合って遊ぶ

どこからか情報仕入れて二人でゴロゴロ

こうか
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 08:42:01.12 ID:vhJ63rzlO
改めてサクの短編見直してみたが
こんなにちゅるやさんみたいなデフォルメ化が似合うキャラそうそういないぞ
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 19:53:40.28 ID:QGM8SG6uO
タイトルを付けるとすれば『さきゅーん はくていさん』みたいな感じか
525 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/24(金) 22:55:22.08 ID:oQ6hMRSE0
こんばんはー
更新停滞して申し訳ないです……
なんとか明日には再開できると思いますので、よろしくお願いします
そして先に判定も取っておきます
↓1コンマ二桁
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 22:56:29.35 ID:cjm8MmGR0
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 23:01:59.79 ID:WkeDoclhO
乙です
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 23:41:32.74 ID:q4YyzUyDO
乙です
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 00:00:58.37 ID:46EjnXAQ0
乙です
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 01:10:17.30 ID:MhDdPmVB0
おつです
どうぞ実生活のほうを大切になさってください
531 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/25(土) 23:31:53.40 ID:Ng6WG/Xv0
こんばんはー
間が空いてしまいましたが、少しづづ再開します
532 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/25(土) 23:32:31.53 ID:Ng6WG/Xv0
お誘い枕、アベル隊にも導入する?

85<93(わ、私も使ってみたいですね……///)パタパタ

※エピローグ、アベル隊ヒロインズの子供誕生率に追加補正

――


ロウル「……い、いいかもしれませんね」

ロウル「あまり口にしてお誘いというのも恥ずかしいですし……///」

ロウル「それに逆にお断りができるというのも、いいかもしれません」

ロウル「アベルさんのあの体力なら、私達まとめて相手にしても平気そうですし……」

ロウル「もし、もしその勢いを疲れた私に一人に向けられでもしたら……///」

ロウル「〜〜〜〜〜っ!///」プシュー…!

ロウル「だ、駄目です/// ぜぇったい帰って来れなくなりますね……///」パタパタ!

ロウル「まあ、優しいアベルさんのことです。私達が疲れている時にそんな無茶をするはずもないですけどねぇ」

ロウル「……」

ロウル「れ、連日あえて『非』の字を見せ続けることでアベルさんを焦らすこともできるのでは……!?」ピコーン!

ロウル「うんうん、やっぱりなかなか面白そうな枕ですよ!」

ロウル「よし、ルーシェさんと私達の分、張り切って作っちゃいましょう!」グッ!

ロウル「さてさて、そうなるとまずは……」ゴソゴソ…




……


――

533 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/25(土) 23:33:06.63 ID:Ng6WG/Xv0
――

……

【聖国・聖王宮】


アルフ「――では、この方針で行くとしよう」

アドルラン「ああ。これならば両国の関係もより改善される筈だ」

アルフ「すまないなアドルラン。わざわざ出向いて貰って」

アルフ「本来であれば私が帝国に向かうべきなのだが……」

アドルラン「ははは、なにこれくらい」

アドルラン「聖国も先日の件で混乱は収まりきっていないのだろう? ここで君が聖国を離れるのは得策ではない」

アルフ「そう言って貰えると助かるよ……」

アルフ「王国も事後処理に追われていると聞くが、やはり件の腐竜王の存在は大きい」

アルフ「大元はそれを招き入れたとも言える兄さんだ。少数とはいえ、風当たりが強くなっているのも事実」

アルフ「私とリーナに出来ることは、ただ誠意を持って贖罪を続け、これ以上民に不安を与えないことだけだ」

アドルラン「困ったことがあれば、言ってほしい。微力だが、力になろう!」ドン!

アルフ「ふふ、次期皇帝が微力なわけがないだろう?」

アルフ「……そう言えばアドルラン?」

アドルラン「ん、どうした?」

アルフ「お前が二人の女性を妻にするということは既に聞いたが……」

アドルラン「……///」ポリポリ…

アルフ「それは大変喜ばしいことだと私は思うし、神も祝福を授けてくださることだろう」

アルフ「それでふと、気になったのだが……」







アルフ「――彼女達とはもう愛を深め合ったのか?」ズイ!






アドルラン「!?」ゴフッ!


534 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/25(土) 23:34:45.42 ID:Ng6WG/Xv0
特殊判定結果(>>526

アドルラン、内心どれだけ溜まってるの?

40>35(全く性欲がないわけじゃない。でも、大切に想っているからこそ抑え気味)


※基準値を下回った為、次期皇帝の実直さは筋金入りのようです


――


アドルラン「と、突然何を言いだすんだアルフ……!?」ゴホゴホ…

アルフ「す、すまない。そこまで慌てるとは思わなかった」

アルフ「いやな、私に勝るとも劣らぬ程にお前は時間があれば鍛錬鍛錬という男だろう?」

アドルラン「まあ、否定はできないかな……」

アルフ「そんな男が、突然二人も妻にするというんだ。驚かないわけがないだろう?」

アルフ「私と似ているようで、実は内心では女性に飢えていたのかと、今後の私の観察眼を養うためにもだな」

アドルラン「ん、んんっ! べ、別に私はそこまで飢えていたわけではないぞ!?」

アルフ「なんだ、そうなのか。となるとやはり私と同類か……」

アドルラン「まったく。そういうアルフこそ、そろそろ身を固めるべきなのではないかな?」

アルフ「はははは! 今の私の言葉を聞いていなかったのか? 飢えていないお前と同類……私も女性には然程興味がないんだ」

アドルラン「だ、大丈夫なのか?」

アルフ「今の私が為すべきことは贖罪であり、そういった点からも結婚などは当分先のことだろう」

アルフ「それにリーナとも話し合っている最中だが、兄さんも聖王の地位には興味を持っていなかったからな」

アルフ「いっそのこと、聖国から聖王という存在を無くしてしまおうかという案も出ているんだ」

アドルラン「それはまた随分と思い切ったものだな。しかし確かに、これまでの聖国は聖王に傾倒しすぎていた面もあるか」

アルフ「その通り。だから私が結婚できずとも、さほど聖国に影響はでないのではないかと思っているよ」

アルフ「……無論、今しばらくは私かリーナのどちらかが聖王の座につき、ゆっくりと根幹を変えていく必要はあるだろうがな」

アルフ「だから、私や聖国のことは気にしなくていい。今はお前の方だぞアドルラン?」ズイ!

アドルラン「きょ、今日は随分と食いついてくるな……!?」アセアセ



535 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/25(土) 23:35:55.31 ID:Ng6WG/Xv0
アルフ「王国も聖国も、まだまだ処理することは多い」

アルフ「それは帝国も同じこととは思うが……決定的に私達の国とは違う点がある」

アドルラン「?」

アルフ「――お前やアベル皇子達の盤石さだよ」

アルフ「お前は元より兵や民からの信望は厚かったというだろう?」

アルフ「それにアベル皇子達の功績を考えれば、王国も聖国も帝国に大きな恩がある状況だ」

アルフ「そして圧倒的な武力も保有し、万が一にも少数の反乱分子程度では今の帝国は揺るがない」

アルフ「ここでお前が新たな皇帝となり、加えて結婚もするとなれば……いよいよ帝国は安定すると思うのだがな」

アドルラン「そ、そんなに上手くいくものだろうか?」

アルフ「大丈夫だ。聖国もそうだが、今しばらくはまだ国の柱となる存在は必要であり、お前にはその資質は十分にあるよ」

アルフ「そして結婚して妻が二人となれば……民はおそらく、新たな皇子か皇女の誕生を楽しみにすることだろう」

アドルラン「うむむ……そういうものなのか?」

アルフ「めでたい報せは人々を喜ばせるものだ。ましてやそれが、国の中心人物ならばな」

アルフ「だからこそ私も、少し気になったのだ」

アルフ「しかしその反応からするに、結婚は決めたがまだ愛は深め合っていない……」

アルフ「――まさかとは思うが、望まぬ結婚だったのか?」

アドルラン「そんなことはない!」ダン!

アルフ「!!」

アドルラン「す、すまない」スッ…

アドルラン「……そんなことはないんだ」

アドルラン「……私も、全くそういう欲がないわけではない」

アドルラン「どころか割と最近になってから、自分にもそういった欲求があるのだと改めて認識できた」

アルフ(逆に言うとやはり最近までは鍛錬一筋か……)

アドルラン「ただ、その、なんだ……///」モジモジ…

アルフ「ん? どうしたアドルラン。珍しく歯切れが悪いぞ?」

アドルラン「改めて、自分の欲と向き合ってわかったのだが……」ゴソゴソ…






ネコミミ「……」スッ…






アドルラン「――どうにも私は一般的な人とは異なる性癖の持ち主だったようでな///」テレテレ

アルフ「待て待て待て待て!? まるで意味がわからないぞ!? なんだこれは!?」ガーン!





536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 23:38:31.50 ID:hU7GNM+tO
なんで兄様すぐに取り出せたんですかねぇ……?
537 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/25(土) 23:42:46.45 ID:Ng6WG/Xv0
アドルラン「こ、これは以前……ヒバリがつけていたものなのだがな?」

アドルラン「これをつけた彼女を見て、私は何故か心がざわめいたんだ」

アドルラン「それだけじゃない。普段とは異なる水着やドレスを着た彼女達にも心を揺さぶられた!」

アドルラン「果ては彼女達に限らず、可愛らしい装束を纏ったロウル君すら持ち帰りたい衝動に駆られて……っ!」クッ…!





アドルラン「間違いない――私は、普段見慣れた姿とは違う姿に興奮を覚える特殊性癖の持ち主だったのだ……!///」




アルフ「……」

アルフ「…………」

アルフ「アドルラン、神の教えにこんなものがある」

アルフ「――そこに愛があれば問題ない!」ダン!

アドルラン「し、しかし大丈夫だろうか?」アセアセ

アルフ「確かに、お前の公務の荷物の中からその得体の知れないブツが出てきたことには私も混乱したが……」

アドルラン「さ、流石に部屋には置いておけないんだ。ルーシェに掃除されて見つかったらと思うと……///」

アルフ「だからといって私に見せられると、代わりに私が混乱するんだがな……」

アルフ「私にはよくわからないが……つまりはアドルラン、こういうことか?」

アルフ「お前が選んだ女性二人は大切な人ではあるが、長く共に在りすぎて性欲を向けにくい」

アルフ「しかしだからこそ普段と違う姿になられると、興奮してしまう」

アルフ「そんな自分が彼女達を穢してしまわないか、或いは自分が軽蔑されないか……これを気にしているのか?」

アドルラン「は、恥ずかしながら……まさにその通りだ……///」

アドルラン「彼女達は、本当に私には勿体ないくらいに素晴らしい女性だ。返しきれない程の恩もある」

アドルラン「告白も……本来であれば私がすべきところを、彼女達からさせてしまったんだ」

アドルラン「ならばせめて、その……夜の誘いくらいは、私からと思ったこともあるんだぞ?」アセアセ

アルフ「……そして自分の性癖を再認識、言い出しにくいと」ハァ…

アドルラン「うむ……それにやはり、正式な婚姻前には不味いという思いもある」

アルフ「ならばすぐにでも式を挙げればよいではないか? 私達も全力で支援するぞ?」


538 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/25(土) 23:45:07.87 ID:Ng6WG/Xv0
アドルラン「それはありがたいが、やはり色々と問題があってだな……」

アルフ「問題?」

アドルラン「ああ。まず、帝国の情勢だ」

アドルラン「確かに王国や聖国と比べた場合、帝国は比較的落ち着いていると言える」

アドルラン「しかし当然、現状に不満を持たないものも0ではない」

アルフ「……そういえば、先日そちらから暗将隊が送られてきたな」

アルフ「しかしあれはどちらかといえば、我が国が生み出してしまった産物だ」

アルフ「それにあの実力であれば、お前達ならば楽に制圧できるだろう?」

アドルラン「……仮に制圧できたとして、そもそも争いが起こらない状態になってから式は挙げたいんだ」

アドルラン「ヒバリは、私の補佐や事務的な仕事が多い。荒事はあまり得意ではないんだ」

アドルラン「ルーシェは私とも組手をしてくれるが、本当は臆病で繊細な子だ。根っから戦いたがる子ではない」

アドルラン「現状への不満が残っている状態で、私ではなく彼女達が狙われたら……それを考えると、な」

アルフ「ふむ……」

アドルラン「それに、真っ先にめでたい報せを国に流すならアベルやカインの方が先だとも思うんだ」

アドルラン「……私が、もっと昔からしっかりしていれば、避けられたかもしれない出来事」

アドルラン「私の弟達は、あまりにも苦難の時間が長かった。その分、今からでも……」

アルフ「やれやれ。長兄というものは、国が違えどあれこれ悩む生き物らしいな」

アルフ「だがアドルラン、確かにお前の考えも理解できるが……」

アルフ「――二人の妻を大切に想っていることは、間違いないんだろう?」

アドルラン「それは勿論、聖国の神にも誓おう!」

アルフ「ならば、進め」

アルフ「式を挙げるのを遅らせるのは別に構わない」

アルフ「だが、今一度彼女達と触れ合う時間は設けてみるべきだと、提言しておこう」

アルフ「大切な人であっても……距離を取り続けていると、いつの間にか手の届かない場所に行ってしまうからな」

アドルラン「アルフ……」

アルフ「安心しろアドルラン。お前が選んだ女性達ならば、お前が多少変な性癖でも受け入れてくれる筈だ」

アルフ「自信を持って臨め。次の公務の時は、良い報せを期待しているぞ?」フッ…

アドルラン「……ああ! ありがとう!」グッ!


……

――
539 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/25(土) 23:51:10.02 ID:Ng6WG/Xv0
――


……数日後……

【帝国・王城】



ピシャーン!


ゴロゴロゴロ…


ヒバリ「ひゃー、本当に酷い嵐だね……」

ヒバリ「確かにこの天気じゃ、あんまり寝付けないかもしれないけど……」チラ…


ルーシェ「……」ドキドキ…

是非枕「……」フカフカ


ルーシェ「……こ、好機、です!」フンス!

ヒバリ「『雷怖いからアドルランと一緒に寝よう作戦』って……大丈夫かなぁ?」

ヒバリ「ルーシェはまだ通用するかもしれないけど、私別にこの程度は平気っていうかいい大人だし……///」

ルーシェ「だ、だって……!」ワタワタ

ルーシェ「アドルラン様と、い、一緒に、寝よう、なんて、普通に、言えません……!///」カアアァァ!

ヒバリ「そ、そりゃ私もそうなんだけどね……?///」

ルーシェ「も、潜り込めさえすれば、あとは、こっちのもの、です……!」

ルーシェ「わ、私とヒバリさんで、アドルラン様を左右から、押し潰します……!///」

ルーシェ「こう、むぎゅっと……!///」

ヒバリ「……わ、私もあんまりそっちの知識深くないんだけど、ルーシェの考えはわかったよ///」

ヒバリ「わ、私はまだそんなに急がなくてもいいかなーって……///」アセアセ

ヒバリ「ルーシェが我慢できないなら、ルーシェ一人でも――」

ルーシェ「だ、駄目……!?」ワタワタ

ルーシェ「ヒバリさんも、一緒じゃなきゃ、駄目です……! 色々な、意味で……!」ブルブル…

ヒバリ「うー……覚悟を決めなきゃ駄目かなこれ……」

ルーシェ「だ、大丈夫……!」グッ!

ヒバリ「な、なんか枕抱えてアドルランの部屋に行くのなんて、子供の時以来だよ……」ギュ…

普通枕「……」

ヒバリ「でもルーシェの枕、なんだか可愛いね?」

ルーシェ「ロウルさんに、無理を言って、作ってもらいました……///」

ルーシェ「こ、これで……!///」ゴクリ…


コンコン


ルーシェ「――アドルラン様?」



……


――
540 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/25(土) 23:53:01.59 ID:Ng6WG/Xv0
――


……


【王城・アドルラン私室】



アドルラン「……///」ドキドキ…


ルーシェ「……///」ドキドキ…

ヒバリ「……///」ドキドキ…




アドルラン(ど、どうしてこうなった……!?)

アドルラン(確かに外の嵐は酷いが、まさかヒバリまで……)





アドルラン(大きめとはいえ、この寝台で三人は少々狭い……)

アドルラン(そして私が中央部分ともなれば、必然的に……///)


ムニュ! モニュ!


アドルラン「……///」カアアァァ…!

アドルラン(い、いかん……!)

アドルラン(アルフはああは言ってくれたが、やはり男としては……)



ルーシェ「……」ドキドキ…

ヒバリ(こ、これまずいってルーシェ……!?///)ドキドキ…


是非枕「……」


ルーシェ「……っ!」



特殊判定
↓1〜3コンマ二桁
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 23:53:19.22 ID:WfuRQgxP0
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 23:53:37.92 ID:B5c+FIZDO
はい
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 23:56:16.17 ID:JKbEW3Hq0
ゾロ来た
544 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/25(土) 23:59:28.84 ID:Ng6WG/Xv0
うわあああああぁぁぁぁぁ!?(白目射出)
油断していたら久々の開幕ゾロというか、いや本当にもう凄いとしか……
女神の祝福無くともこれだもんなぁ(白目)
545 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/26(日) 00:07:22.48 ID:O6jDentF0
主従川の字ベッドイン、どうなる?


1アドルラン(性欲抑え目の為−補正有)

コンマ22

 2 2


偶数ゾロ目: 弾 け る 第 一 皇 子

※エピローグ時、ヒバリ&ルーシェ妊娠確定(白目)


2ヒバリ

92(……私だって、女なんだからね?)>85

※基準値を超えた為、アドルランに……?

※アドルランの判定により妊娠→出産済確定


3ルーシェ(是非枕により大補正有)

85>17+50(……や、やっぱり無理です恥ずかしいっ……!///)

※勝負に出ましたが、基準値を下回ってしまった為、手を出せず……

――


判定を取ったあたりで今日はここまで。アドルランは本当に要所要所で綺麗に荒ぶるから困ります
……流石にがっつり本番描写はできませんが、偶数ゾロ目が出てしまったので簡易ですが少し描写有になります(白目)
そしてまさかのイケイケルーシェだけはブレーキというのが、ある意味ルーシェらしいかも?


本日もありがとうございました!
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/26(日) 00:45:50.24 ID:oeo9nGuC0
乙です!
ほんとこのスレ開幕ゾロ率高すぎて毎回草
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/26(日) 07:45:18.71 ID:u4lGEEbKO
おつおつ
アドルラン兄様も流石にここまでされると決壊するかw
しかし改めて見ると皇子の中だとカインお兄ちゃんが性癖は一番まともなんだな。いやヨメが強すぎるせいかもしらんけど
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/26(日) 08:04:31.99 ID:tVJDN3OdO
カインは色々初期能力が絶望的だったからねえ
むしろ良く普通レベルまで成長したよ
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/26(日) 18:17:14.76 ID:APzbcI/ZO
少なくともアベルはエリスが妊娠確定、今回のゾロでアドルラン組も妊娠確定……
こうなるとカインお兄ちゃんとエメリナの判定でもなんとか妊娠確定狙いたいな。子沢山帝国目指したい
550 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/26(日) 23:41:11.46 ID:O6jDentF0
こんばんはー
遅くなりましたが、少しだけ投下していきます
最後のまとめての判定はどのあたりで取るべきかなぁ……
551 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/26(日) 23:41:46.54 ID:O6jDentF0
――



――頭の奥が、痺れてしまう――


ルーシェ「っ……」ドキドキドキドキ…


――自分は、我慢のできないはしたないメイドだという自覚はある――


ルーシェ「……ぁ……」


――それを自覚した上で、秘密の道具まで用意して、この場に臨んだのに――


ルーシェ「ぁぁぁ……///」カアアァァ…



――最後の一歩が、踏み出せない――


――大好きな人に身体を密着させているというだけで、もう何も考えられない――


ルーシェ「ん……///」ギュ…

アドルラン「……///」




ルーシェ(ふわあああぁぁぁぁぁ……/// アドルラン様の匂いが……///)ドキドキ!

ルーシェ(腕、逞しくて……!/// こんなに……///)コスコス…

ルーシェ(これだけ、で……おかしく、なっちゃいそう、です……///)コスコス…

ルーシェ(どうしよう、こんな状態で、だなんて……無理……です///)クチュ…

ルーシェ(まずは、アドルラン様の逞しさに慣れないと……///)

ルーシェ(きょ、今日のところは……)クル…



非枕「……」ノー!



アドルラン(ル、ルーシェが寝苦しいのか身体を私の腕に……///)

アドルラン(い、いかん! 彼女は怖がってここにやってきたのだ。落ち着くんだアドルラン……!)




552 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/26(日) 23:42:17.01 ID:O6jDentF0
左腕に感じる柔らかな感触と温もり。
うなされているのか、その身体は小さく擦り動いている。
その動きにあわせて少女の身体の起伏を嫌でも感じ取ってしまう。
着崩れてしまった夜着からは、ちらりと可愛らしい下着までもが覗いてしまっている。


「っ……」


小さく喉を鳴らしてしまったかもしれない。
節度を心がける第一皇子としては、見てはいけないという思いはある。
しかし震える少女の着衣を正し、落ち着かせるために軽く抱きすくめるためにも、そちらを向く必要がある。
少しだけ。
細身のルーシェだ。本当に軽く腕を回す程度でいいだろう。
そう考え、右腕をまわそうとするが……


「――ねぇ、アドルラン?」

「っ……ヒバリ、起きていたのか?」


長年の親友から声をかけられ、それができなくなってしまう。
そして改めて自覚する。
右腕は、左腕以上にしっかりとヒバリの腕が回されていることに。


「――私も、全く無知ってわけじゃないんだ」

「――アドルランなら、わかるでしょう?」


落ち着いた、しかしどこか艶を含んだ声が部屋に響く。
まさか。一瞬頭を過ぎった考えを即座に打ち払う。
彼女は育ちの良い……それでいて自分よりも下の存在を見下さない、本当に高貴な女性だ。
当然、教養もある。貴族の娘として弁えるべきこともわかっている筈だ。


「――わ、私だって、女なんだよ?」


耳元で囁かれたその言葉は、第一皇子の全身を震わせるには十分過ぎた。
僅かに言い淀んだそれは、彼女もまた羞恥の感情を覚えていることの証明でもある。
自分だけではなく、彼女も緊張をしているのだと安堵できる反面……
そんな彼女が勇気を振り絞り、我慢の限界と差し迫っているという状況をつきつけてくる。


「ヒバ、リ……」


耳から侵入してきた言の葉は、そのまま頭の中を掻き回す。
ここでどう接するのが、正しい行動なのか。それが即座に判断できない。
豪胆で通っているアドルランも、こればかりはどうしようも無く焦りを覚える。


553 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/26(日) 23:45:43.05 ID:O6jDentF0
(ル、ルーシェはまだ動かないのかな……?)


そして焦りの感情を持っていたのは、当のヒバリも同じこと。
元々彼女もアドルランとの長年の付き合いのせいか、結婚の願望はともかく初夜は焦るつもりではなかった。
しかし自分よりも先に、何かと世話をかけてしまうルーシェが限界寸前の様子だった。
共に同じ主人、アドルランを支えて行動を共にしてきた身。
臆病な癖に頑張り屋で、放っておけない子。妹の様にすら思えるルーシェを手助けしたいと思ってしまった。


(ど、どうしよう。ルーシェが動いてくれないと私も動き方が……)


彼女たっての願いで、共にこの一夜に臨んだとはいえ。
ヒバリの夜の知識は、決して深いものではない。
名門の貴族出身であるが故……というよりも、過保護な父親の教育方針のせいではあるのだが。
とにかく、その方面の知識ではルーシェの方が上手なのは事実。
そんな彼女が、両側から男を挟み込んで誘惑するなどという作戦を立案したのだ。

勿論、流石のヒバリもその意図はわかる。
同時に追い込まれているルーシェのなりふりの構わなさも。
いよいよ今日、さらに一歩踏み込むのかな……そう覚悟を決めていた。
たとえ正しい流れに関する知識が不足していても、両側から迫る……
つまりは反対側のルーシェの動きがわかるため、それを参考にすれば大丈夫という認識だった。


(おーい、ルーシェー?)

(……あぅ、あぅ……)


だが、彼女はまだ動かない。
予定では交互に攻める手筈だったのだが……
不思議に思い、反対側のルーシェをちらりと見やれば、暗がりでもわかる程に赤面した彼女の顔があった。


(あっ……あー……)


その顔だけで、ヒバリは事態を察した。
ルーシェとは共に過ごした時間も長い。
当然、彼女が本来は控えめな性格であることも、怖がりなことも知っている。

あの顔は、駄目な時の顔だ。

ヒバリはそう確信した。
どれだけ我慢できず、勢いよく攻めようとしても、本質は変わらないのだ。
彼女にこれ以上の無理強いは酷というものだろう。


(さて、そうなると……ど、どうしようかなこの状況?)


この土壇場で竦んでしまった彼女を責めることはしない。
しかし冷静になって考えるとなかなか危ない状態であると、ヒバリはどことなく他人事のようにそう考える。
片や、妙な事は口にせず腕に縋るだけの見た目清楚な女の子。
対するこちらは、もう自分が無知な女ではないと口にしてしまっている。
もう、後に引くことはできない。だというのに、知識があまりにも不足している。
ひっそりと、詰んだような状況だ。


554 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/26(日) 23:51:16.12 ID:O6jDentF0
「ほ、ほら。アドルラン……」

「ま、待ってくれヒバリ。ルーシェが……」

「ルーシェなら大丈夫だよ。ん……」



それでも、言葉通りまるで無知というわけでもない。
相手に対して、最大の敬愛の感情表現としての口付けくらいは知っている。
そして自分も、いい加減にこれくらいは……そう思っていた行為でもあった。


「ん……んっ……!」

「んむ……!」


技量は無い。触れて軽く食む程度のもの。
しかしそれでも、それはお互いにとって大きな前進には違いなかった。


「ヒバリ……」

「っは……ねぇ、アドルラン……?」


離れた口から、熱い吐息が漏れる。
次いで紡がれる言葉は、彼女の黒髪と同じく実に艶のあるもので。


「――このまま、続きしちゃう?」

「――っ!?」


背筋が震える。
彼女の言葉通り、自分も決して無知ではない。
数多の女性に手を出した弟程ではないが……最低限の知識は備えていると自負できる。
この言葉の意味も、彼女が何を望んでいるかもわからないわけがない。
そして……

己の股間部分に、既に血液が集中していることにも、気がついていた。


「ヒバリ……」

「アドルラン……」


お互いが顔が熱くなっている自覚を持っている。
ここまで来てしまえば、本当にもう引き返すことは……



「んぅ……」


「「!!」」



そこに割りいってきたのは、少女のくぐもった声だった。


555 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/26(日) 23:55:57.64 ID:O6jDentF0
「ル、ルーシェ……んぉっ!?」

「はむっ! んっ……んじゅっ……!」


顔の向きを変えたアドルランの唇が、突然奪われる。
誰が、などとは考える必要もない。この場にはもう一人しか残っていないのだから。
そしてそれは、先程のものよりも深く、淫らな水音が漏れる代物でもあった。


(う、うわぁ……キ、キスってああするのが正しいんだ。勉強しないと……)


ようやく動いてくれた相方の情熱的な口づけに赤面しつつも、ヒバリはその光景から目が離せない。
相変わらず真っ赤に染まったままだが、一心不乱に舌を絡めようとするその姿は、どこか愛らしく見えた。


「はぷっ……あ、ああぁぁぁぁぁ……!?」

「「ルーシェ!?」」


だが、それだけでルーシェの顔はさらに赤く染まり果てた。
何事かと心配になるが、それは杞憂に終わる。



「ご、ご、ごめんなさいアドルラン様、ヒバリさん……!」

「わ、割りこんじゃったのに、でも、でも……!」

「や、やっぱり――恥ずかしい……!」



心底申し訳ないといった表情で、しかし顔は赤くしたまま。
両手をぱたぱたと動かしたかと思えば、思い出したように枕を拾い上げてそこに顔を埋没させる。
一呼吸置いたかと思えば、その枕の面を確認した彼女はおずおずとその枕を差し出した。







『非』







「ぷ……あはは! うん、頑張ったねルーシェ。やっぱりまだ無理はしちゃ駄目ってことだよ」


それを見たヒバリは小さく笑うと、あやす様にルーシェの頭を優しく撫でる。
間に挟まれた第一皇子は、少し混乱しつつもその様子を見守った。



……


――
556 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/27(月) 00:01:43.43 ID:p6nquKHX0
――

……


ルーシェ「ほ、本当にごめんなさい……///」プルプル…

ヒバリ「もう、だから慌てる必要は無いって言ったのに」ナデナデ

ルーシェ「ヒ、ヒバリさんだけでも……」プルプル…

ヒバリ「い、いやそれもちょっと……///」カアァ…

ヒバリ(私、ルーシェみたいにあんな凄いキスまだできないし……///)ボソ…

ルーシェ(あ、あれは……///)ワタワタ


アドルラン「……」


ヒバリ「あ、アドルランもなんかごめんね……!///」アセアセ

ヒバリ「私、その……さ……///」

アドルラン「い、いやいいんだ二人とも。私こそ、軽率だったかな……///」

アドルラン「はは……」ドキドキ…

ルーシェ「……あ……」

アドルラン「!?」ドキッ!


アドルラン股間「……」モッコリ…


ヒバリ「きゃ……!?/// アドルラン、それって……///」

ルーシェ「……///」

アドルラン「……す、すまない。最初にヒバリに囁かれた時から実は……もしかして、と期待してしまってな……///」

アドルラン「もう少し自制心はあるつもりだったんだが、私も所詮は男ということかな……」

ヒバリ(あ、あれがアドルランの……)ゴクリ…

ルーシェ「あの、アドルラン様……」


557 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/27(月) 00:07:02.05 ID:p6nquKHX0
ルーシェ「ごめんなさい、私……」ショボン…

アドルラン「ルーシェが謝ることはない」ナデナデ…

アドルラン「その……さっきのあれも、だな……次は、もっと……///」

ルーシェ「〜〜〜〜っ///」パタパタ!

ヒバリ「あはは、失敗しちゃったけど……少しは、私達の気持ちもわかってくれたかな?」

ヒバリ「まあ、見ての通り私は技術が足りてないし、ルーシェは恥ずかしがり屋なんだけどさ……」ポリポリ…

アドルラン「……いや、私も未熟だよ。それを聞いても、まだ衰えてないからね……」ギンギン!

ルーシェ「ご、ごめんなさい……! せ、せめて手で……!」ムギュ…

アドルラン「ぬおっ!?」ビクン!

ヒバリ「わっ/// あ、ああやって握るの……?///」

アドルラン「ふぐ……お、落ち着いてくれルーシェ、大丈夫だ……」ソッ…

ルーシェ「あ……」

アドルラン「……君達を、ここまで追い込んでしまったのはやはり私の責だろう」

アドルラン「だが、私は君達を傷つけたくなかった……それだけは信じて欲しい」

ヒバリ「アドルラン……」

アドルラン「……だが」

アドルラン「――もう、お互いの気持ちも確かなようだ。今度は……私も抑えきれる自信はないぞ?」

二人「「あ……///」」

アドルラン「……とはいえ」

ルーシェ「?」

アドルラン「私も未熟だが、やはりヒバリとルーシェにはまだ早いのではないかという不安も……」

ヒバリ「だ、大丈夫だからアドルラン! も、もっとちゃんとアドルラン悦ばせられるようなこと勉強するから!」ズイ!

ルーシェ「わ、私も……! つ、次はこちらの面を向けて……!」アセアセ

アドルラン「うーむ……私ももう、我慢が難しそうだ。しかし二人に負担をかけないようにするにはどうすべきか……」

アドルラン「むむむ……」

アドルラン「――はっ!?」ピコーン!




アドルラン「――ならば、三人で共に勉強すれば怖くないぞ!」ポン!


二人「「!?///」」


558 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/27(月) 00:07:45.36 ID:p6nquKHX0
アドルラン「うむ! 困ったときは協力しあうのが一番だからな! 我ながら妙案だ!」ハハハ!

ヒバリ「ま、待ってアドルラン///」アセアセ

ヒバリ「流石の私も、それが普通じゃないってことはわかるよ……!?」

ルーシェ「……///」コクコク

アドルラン「しかし、ヒバリ。やはり君は淑女として育てられてきた影響か、やはりこういったことにはまだ疎いのだろう?」

ヒバリ「そ、それは……もうっ!///」

アドルラン「そしてルーシェは、勉強はしているようだがやはり恥ずかしい」

ルーシェ「はい……///」コクリ

アドルラン「かく言う私も、特別優れていたり知識を持つわけではない」

アドルラン「――私のこの想いを、しっかりと二人の身体に刻み込むには些か不足しているだろう」

二人「「……!」」ゾクゾク…!

アドルラン「だからこそ、三人で……深く愛し合える日の為に、勉強をするのはいい手だと思ったのだがな」

アドルラン「お互い、何をされるかわかっていれば恐怖も薄まるだろう?」

ヒバリ「そ、それはそうだけど……///」

アドルラン「ルーシェとは、普段からこうしてもう少し深く接するべきかな?」ギュッ…

ルーシェ「はわぁ……!?///」ボッ!

アドルラン「そ、それにだな……///」

アドルラン「――この際だから、私も包み隠さず言ってしまおう」




黒ネコミミ「……」ジャーン!

白ネコミミ「……」ジャーン!




二人「「!?」」

アドルラン「わ、私の性癖の理解をしてもらう為にも、勉強は必要だと思うんだ……///」



おまけ特殊判定
↓1コンマ二桁
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 00:09:04.58 ID:xCQVgTWl0
560 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/27(月) 00:12:25.88 ID:p6nquKHX0
判定を取ったあたりで今日はここまで
この後もう少しだけやり取りの後、次はアベルとエリスの結婚式となります

ヒロインズの妊娠判定等ですが流れに合わせてエピローグ直前に取るか、近いうちに先に判定→公開して女神の祝福を使うか否か
どちらにすべきか少々悩んでいます。こっちの方がいい、あるいはこの時ににという考えがある方は、ご意見お願い致します

本日もありがとうございました!
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 00:39:59.66 ID:dTYDtmJ60
乙です!
俺はみなさんの判断に任せます!
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 00:47:05.45 ID:uV9bxf3e0
おつです
エピローグ直前でいい気もしますねー
一発勝負のときのこのスレのコンマ神はエンターテイナーなので
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 06:24:08.08 ID:xCQVgTWl0

迷うけど後者の 先に判定→公開して女神の祝福を使うか否か かな
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 16:12:58.17 ID:ai/UAXRkO
アドルラン組はほのぼのって感じだけど、もう子供は確定してるんだよなぁ……
個人的にはエピローグ直前の判定に一票かな。エリス式+結婚初夜だと書き溜めで間空いちゃうだろうし
エピローグ直前までどきどきしたいってのもある
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 16:26:41.00 ID:E0TfVcP20
エピローグ直前に取るとなると女神の祝福を使うタイミングはどうなるのかな?
せっかくもらったものだし使いたいが
とりあえず先に判定に一票
566 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/27(月) 23:15:04.37 ID:p6nquKHX0
こんばんはー
綺麗に意見が割れてしまっていますが、同票の時はコンマ採用がこのスレ……
そして00が飛び出ているので、先行判定とさせていただきます
……実は先行でヒロインズの子供だけは取っておかなければ不味い事態にも気が付きましたので、ちょうどよかったかも……
第一段階の妊娠状態ならともかく、出産しているとなるとその子達の名前が必要でした(土下座)
赤ん坊の括りにすることもできますが、やっぱりここまで来たら一瞬の出番でも名前はつけてあげたいなと……

今日の更新はお休みさせていただきますが、↓1から自分のレスを含めていくつかコンマを拾っていきたいと思います
(祝福使用が考えられる重要なもののみ。ちなみに昨日のおまけ判定はヒバリとルーシェのネコミミ許容判定で二人とも許容の結果です。
 ほどほどに量が多いため、無理に埋める必要もありません)

どれだけ子供が生まれているかはわかりませんが、さしあたってアドルランとヒバリの子の名前はお手すきの方がいらっしゃれば案をお願いします
全員生まれた場合は……その時考えましょう(白目)
それではよろしくお願いします
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 23:27:34.11 ID:GjKsch9IO
おつおつ
さてエリス・ヒバリ・ルーシェは確定として他は何人産まれるかな

ヒバリの子供については男なら『セッカ』女なら『カエデ』とかどうだろ
(由来はヒバリ科と同じくスズメ目に属するセッカ科・カエデチョウ科から)
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 23:33:59.38 ID:HM5UH3m+0

ヒバリだと鳥関係かな
後は春の訪れを告げる鳥だから名前の一部に「ハル」がつくとかかな・
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 23:38:02.46 ID:P9QtLr8DO
早速ゾロ目が
>>566から2番目ということはアベル隊の誰かかな?
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 23:41:55.94 ID:O9QzCH5VO
帰ってきたら最低でも目玉ポーンぐらいのリアクションしてそう
子供の名前はせっかくだから>>568の案をお借りして、ハルト(男)orハルナ(女)とか
てか性別はどう決まるんだろ
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 23:48:54.39 ID:GuLnaJ6rO
おつおつ
ほんとこのスレの開幕ゾロ目率やばくない?
>>570
エリスの時と同じならコンマ偶数で女の子奇数で男の子の筈
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 23:51:44.35 ID:dTYDtmJ60
乙です!
また開幕ゾロ出てるよこのスレww
子供の名前はハルカに1票!
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 23:55:09.64 ID:P9QtLr8DO
失礼
↓1からだから>>566は含まないか
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 00:51:12.83 ID:KYoYHEEe0
普通に開幕ゾロ目は恒例行事
念のために爆散白目しそうな>>1に向けてザオリクの準備をしておくべき?
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 08:56:22.42 ID:P0zlAPcg0
基準値がわからんからなんとも言えないけど、ゾロ以降は割と低めが多いな
妊娠判定以外もありそうだが果たして
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 09:21:59.82 ID:W/NQpUsL0
コンマ高ければいいな
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 09:49:36.94 ID:P9hkmRoDO
はい
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 15:12:11.44 ID:oblE4Oo8O
子供判定だけでもエリス(二人目以降)・ロウル・アーシャ・シア・パトラ・ティア・エメリナ・ヒバリ&ルーシェ(誕生は確定なので多分性別のみ)・アイナ・スミレ・キアラと12人分あるのかな
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 16:33:22.75 ID:cUtpZ1Xn0
アベルとアドルランは子持ち確定になったからカインやキアラもうまくコンマ当たって欲しいがどうなるか
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 21:59:11.09 ID:EcOnnsRKO
44も来てるな。これは吐血するかな?
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 22:16:05.74 ID:KYoYHEEe0
吐血というよりは爆散四散するんじゃないかな?
582 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/28(火) 23:03:52.30 ID:CEwEAono0
こんばんはーってウボァー!?(白目射出)
また開幕ゾロ目っていうかよりによってぇ!?

1:ヒロインズ妊娠&出産済判定(キアラはプラトニック思考と前のゾロ目相殺で補正−20、アベル隊は枕効果で補正−15)

・エリスは女の子(アリス)確定の為除外。ヒバリは子供確定、ルーシェは妊娠確定済のため性別のみ
・コンマ偶数で女の子。奇数で男の子。ゾロ目確定早期出産(エリスと同速)
・00で双子。性別は多数決決定
・第一基準25(3年後に妊娠中)第二基準50(3年後に子供生まれてる)
・ついでに高コンマ程妊娠欲求大(フレーバー)
>>567より

1キアラ:
コンマ11

 1 1

奇数ゾロ目=男の子早期出産確定!


やりやがったなマックス(白目)

ちょっと混乱状態ですが、今からほかのコンマを拾って表をまとめたら、アドルラン小話終了まで投下しようと思います
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 23:07:20.15 ID:1BEsrVSi0
キアラ妊娠来たー!?
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 23:08:05.73 ID:1BEsrVSi0
妊娠どころか出産だった
585 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/28(火) 23:09:21.10 ID:CEwEAono0
――どうしてこうなった(爆発四散)

少々お待ちくださいっていうか判定結果これ全部私の首締まってる!?
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 23:09:29.85 ID:W/NQpUsL0
前から思っていたけど、マックスのコンマって要所要所凄いよね
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 23:11:53.71 ID:KYoYHEEe0
やっぱり爆散四散してる、とりあえずベホマズンで回復…は無理そう?
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 23:16:39.78 ID:W/NQpUsL0
一体この>>1は何人目なんだろうな……
589 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/28(火) 23:19:00.85 ID:CEwEAono0
1キアラ:
コンマ11

 1 1

奇数ゾロ目=男の子早期出産確定!


2アーシャ:38>35…女の子出産確定!

3シア:46>35…女の子出産確定!
4ティア:94>35…女の子出産確定!

5ヒバリ:39…男の子出産確定!
6ルーシェ:35…男の子妊娠確定!

7パトラ:64>35…女の子出産確定!

8エメリナ:83>50…男の子出産確定!

9ロウル:42>35…女の子出産確定!

10アイナ:82>50…女の子出産確定!
11スミレ:94>50…女の子出産確定!


2:各イベント特殊判定結果

1エリスお尻判定

コンマ44

 4 4

偶数ゾロ目:堕ちちゃいました……///

※アベルに完全に開発されてしまったようです(白目)

2お祖父ちゃんになったギルバート。流石に落ち着いた?

75≧75
※基準値と同値の為、多少丸くなれど変わらず。孫との試合を夢見てまだ強くなる

3フィーアの3年後の成長。コンマ二桁目身長、一桁目胸部。0(無成長)〜9(急成長)で判定

コンマ09

身長:0(ほぼ変わらず)
胸部:9(大好きなお姉様と一緒)


※ 犯罪臭しかしない合法ロリ巨乳に成長したようです(白目)



…… ど う し て こ う な っ た

処理すべき事柄が最後の最後で雪崩れてきました(白目)
とりあえずエリスの結婚式と結婚初夜にかなり時間を費やしかねないので、その間に皆さん子供の名前お願いします(バック宙土下座)
ちょっと落ち着いたら再開します
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 23:21:28.71 ID:P9hkmRoDO
まさか>>578の44がエリスのお尻判定だったとは完全に予想外
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 23:25:13.16 ID:EcOnnsRKO
女神パワー使わずともこのおめでたラッシュ
そして最後まで偶数ゾロで正妻力を見せつけるエリスの恐ろしさよ……
592 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/28(火) 23:30:26.90 ID:CEwEAono0
特殊判定結果(>>559

58>50

※基準値を超えたため、二人ともネコミミ許容!

――


ヒバリ「こ、これ……前に私が酔った勢いでつけたやつ……///」カアァァ…

アドルラン「そ、その通りだ……///」

ルーシェ「ふ、二つあるのは……」ゴクリ…



アドルラン「――私は、君達の普段とは違う姿に特に興奮を覚える、特殊性癖の持ち主だ!!!」クワッ!



二人「「!?」」

アドルラン「もし……それでも構わなければ……」


ヒバリ「く、くくく……!」プルプル…

アドルラン「ヒ、ヒバリ?」

ヒバリ「馬鹿だね、アドルランったら」スッ…




黒猫ヒバリ「にゃ、にゃー……!///」



アドルラン「」


クイクイ…


アドルラン「!?」ハッ!



白猫ルーシェ「にゃ、にゃんにゃん……?///」



アドルラン「」


アドルラン「」ムクムクムク!


ルーシェ「ひゃわぁ!?」ズザ!

ヒバリ「す、すごい。前よりも効果あるみたいだね……///」カアァァ…


593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 23:30:34.97 ID:O3fQwMqJO
フィーアは完全にある種の兵器だな
まあ親衛隊が強すぎるから違う意味で心配だが
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 23:36:47.07 ID:H428+LLNO
子供たちも自重しないおじいちゃんの影響で
ガンガン強くなりそうなのは喜ぶべきなのか
595 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/28(火) 23:40:36.86 ID:CEwEAono0
アドルラン「――はっ!?」

アドルラン「い、いかん! 鎮まるのだ私……!」グググ…!

アドルラン「……ふぅ」

ヒバリ「も、もう。反応してくれるのは嬉しいけど、そんなに辛いなら……///」

ルーシェ「お、お口でなら……///」レロォ…

アドルラン「い、いや。今日は止めておこう……」スッ…

アドルラン「さっきも言ったが私も君達も、もう少しばかり準備がいる」

アドルラン「特に、初夜というものは大切だからな」

ヒバリ「ま、まあ、そうだよね……///」

アドルラン「しかし、二人ともありがとう。私のこの性癖も普通に受け入れてくれるのだな……」

ヒバリ「もうっ! 何年アドルランと一緒に過ごしてきたと思ってるの!」パシパシ!

ヒバリ「この程度でアドルランが喜んでくれるなら、尻尾も辞さないよ!」

ルーシェ「わ、私も……もっと勇気をもって、次は……」クルリ

是枕「……」

ルーシェ「ア、アドルラン様と、一緒になりたい……///」

アドルラン「ああ。私も、君達にこの想いを刻むその日を心待ちにしているよ」

ヒバリ「待っててアドルラン! すぐに知識取り入れるからね!」フンス!

ルーシェ「いざとなれば……アイナさんと、エメリナさんもいます。こ、怖くないもん……!」グッ…!

ヒバリ「わ、私はもう少し初歩の方からちゃんと勉強したいかなーって……」アハハ…

ヒバリ「……」チラ…


ネコミミ「……」


ヒバリ「……ねえアドルラン?」

アドルラン「ん?」

ヒバリ「そのさ……」




ヒバリ「――初夜の時は、ネコミミとドレス、どっちがいい?///」



アドルラン「」




……

――

596 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/28(火) 23:48:04.34 ID:CEwEAono0
――

……


ロウル「え!? あの枕使えなかったんですか!?」

ルーシェ「ご、ごめんなさい。私が、緊張しちゃって……///」

ロウル「いやいや、それは仕方がないですよ」

ロウル「私だって、面と向かってアベルさんに抱いて欲しいなんて……」

ロウル「それこそ、よっぽどの状況にならなければ言えませんからね///」

ルーシェ「で、でも、進展はありました……!」グッ!

ルーシェ「あとは、私が、勇気を持てれば……!」

ルーシェ「この面を、表にしてみせます……!」っ是

ロウル「ええ。応援していますよ! ところで、ヒバリさんの方はどうなんです?」

ルーシェ「ヒバリさんは……」チラ…



エメリナ「××××で×××とか、アドルラン様はお好きなのではないでしょうか!?」

アイナ「いや、アドルラン様は硬派な方だからね……×××に×××をして……」

ヒバリ「ちょ、ちょっと何言ってるかお姉さんわからないなぁ!?」ダラダラ…

ヒバリ「ちょ、誰か助け……あ、スミレ! ちょっと――」



スミレ「――から、お尻は清めておく必要があります///」

エリス「……///」カアァァ…

スミレ「そもそも、大切な人に抱かれるとなれば、お尻に限らず全身を清めるのは当然ですけどね///」



ヒバリ(あ、駄目だ。あっちも多分踏み込んだら駄目なやつだ)


エメリナ「ヒバリさん! ご奉仕の基本は舐めることですし、これは猫にもぴったりです!」

アイナ「作戦名は雌猫――」


ヒバリ「ルーシェェェェェェェ! 助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」




ロウル「……な、なんだか大変そうですね。いつの間にかエリスさんも混じってますけど」

ルーシェ「全ては、アドルラン様のためです……!」



ルーシェ(ルーシェ、頑張ルーシェ……!)グッ!


――


『次期皇帝と二人の妃の奮闘』


おしまい


――
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 23:49:54.14 ID:ppAw/s8iO
いやこれ妊娠確定のルーシェ以外全員出産してるじゃねぇかw地味にアベルに息子一人もいねぇしw
そしてフィーアは三年後にリーナと久々に再会、とかだったらその場でリーナ爆発四散しかねん
598 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/28(火) 23:51:49.79 ID:CEwEAono0
――



EXイベント16


【戦いを終えて〜〜君に永遠の誓いを〜〜】




――
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 23:55:27.25 ID:f9NOuuRbO
でえじょうぶだ、サクが落ち着かせてくれる
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 23:59:39.86 ID:+3PsUP0NO
シスターズ・ヒバリルーシェ・アイナスミレと組になってるところで子供の性別同じなのもなんか凄い

そしてフィーアは3年経っても性格あまり変わってなかったら不味いことになるな
だってあの娘、登場する度にピョンピョン跳び跳ねてるんやで?
601 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/29(水) 00:01:08.01 ID:XTBF3UbV0
――


【帝国・アベルの城塞】


アベル「……」カリカリ…

アベル「ふぅ……」トサ…

アベル「さて、次は」


スカッ…


アベル「ん?」


書類箱「」カラッポ


アベル「驚いた。この箱が空になったのは随分久々な気がするな」

アベル「……」

アベル「それだけ、帝国も落ち着いてきたということなんだろうか?」

アベル「或いは、今日が偶々なのか……」

アベル「……」チラ…

アベル「まだ、昼前か」

アベル「鍛錬、という気分でもないな」

アベル「……最近は、アドルラン兄様もヒバリとルーシェを連れての外出が増えていると聞く」

アベル「あのアドルラン兄様も、ようやく動き始めたということなのだろう」

アベル「俺は……」

アベル「……」

アベル「――よし」



……


エリス「おでかけ……ですか?」

エリス「公務ではなく、アベル様と二人っきりで……?///」

アベル「ああ。エリスの予定が空いていればだが……」

エリス「あ、空いています! 空いていなくても空かせます!」

アベル「そ、そうか。それなら……一緒に、見に行かないか?」



アベル「――前に渡した指輪とはまた違う、誓いの指輪を」



……

――
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 00:01:16.96 ID:o48uomaBO
暗殺だけでなく悩殺もいけるようになるのか……恐ろしい
603 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/29(水) 00:05:47.39 ID:XTBF3UbV0
イベント導入まで進んだあたりで今日はここまで
……いくらなんでもこんなに産まれるのは想定外です(白目)
マックスはヤっちゃったし、エリスも夜レベル2の子だったのに大変なことになってるし、フィーアはこれ視覚の暴力だし……
おそらく全員の子の名前は集まらないと思うので、こちらでもなんとか考えておきます
なお、もう必要も無さそうな状態ですが、それでも祝福の羽を使いたい方がいらっしゃれば場所指定してお願いします

本日もありがとうございました!
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 00:07:42.32 ID:o48uomaBO
乙です
祝福の羽は何なら次世代以降の秩序や平和っぷりとかに使いたいかも
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 00:08:59.40 ID:xrbwJk3DO
乙です
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 00:11:32.42 ID:Shm6ZhX0O
おつです
羽はなんていうかフレーバーだけど、羽を発見したアベルが平和の象徴(女神と邂逅した時の記憶は無いけど直感みたいな感じ)として城塞か自室辺りに飾るところで終幕、みたいな使い方はどうだろ
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 00:20:01.78 ID:b/GKS6Jw0
>>604>>606みたいな使い方に一票

自分が考えたのは数百年後にアベルの子孫が今回の物語が記された歴史書(日記)を見つけて、そこに天使の羽が栞のように挟まっていた……とか
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/07/29(水) 00:49:43.97 ID:4s7mwcB+O
やりやがったマックス・完全開発されるエリス・ロリ巨乳化フィーアに隠れてるけど、地味に>>587の『高コンマほど妊娠欲求大』のせいでティアがさらにドピンク化してる件について
結婚願望薄いのに妊娠欲求は最高とか、最早性奴隷通り越してアベル専属肉便○とか孕み袋とか言い出してもおかしくないぞこのドエロシスター
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 00:51:24.37 ID:Rx51SqGS0
え?祝福の羽は次回作に持ち越し可能ですって?
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 00:51:41.32 ID:4s7mwcB+O
間違えた>>582
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 01:16:59.60 ID:Ol9zEZLaO
子供達の名前もこrだけ多いと考えるの確かに大変ですね
とりあえずマックスとキアラは名前の意味が共に最高と光だから
強い光→輝き→バベルくん、とかかね
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 01:43:51.12 ID:gXLT6P+b0
乙です!
みんなヤり過ぎで草
何人産まれるんだよこれww
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 07:37:19.57 ID:NhHQi9fx0
天使の羽は一人だけ妊娠止まりのルーシェか、アベルに息子一人は欲しいかなとアベル隊の誰かに使おうかなとちょっと考えたけど、上の人たちの使い方が素敵
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 09:56:14.26 ID:zfvpqCIPO
とりあえず名前考えやすいように性別ごとに分けておく

男の子
キアラ
ヒバリ
ルーシェ
エメリナ

女の子
アーシャ
シア
ティア
パトラ
ロウル
アイナ
スミレ
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 12:19:21.16 ID:IWK5uX980
やはりコンマ神はエンターティナー……アベルのところ全員女の子ってのも地味に凄い。
とりあえずアベル隊の判定先頭組の名前案を。アリスみたいに綺麗に合わさるのは思い付かなかったんでキャライメージで。
アーシャ娘→ソフィア(叡智)
シア娘→オリヴィア(平和、温厚)
ティア娘→アリアンナ(神聖な者)
せめて名前にアベルのアの字入れようと思ったらヒロインズにもついてた(白目)
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 12:48:50.64 ID:79a2Jprg0
アベル隊はアリスみたいに両親の名前を併せて考えてみたけど
アーシャ シャル
シア シル・ジル
ティア ルティ・ティル
パトラ アトラ・ルトラ
ロウル アルル・ウルル
…うん我ながらセンス無い

あと>>611のバベルくんはどっちかというとアベルの子供の名前っぽい感じがするから一応キアラとマックスの子供の名前候補にキックス・アックス・ラックスを
でもキアラとマックスがアベルにあやかって子供の名前を付けたというのも良いかも
(ついでに名前が似ているアベルを父と勘違いして懐くバベルくんと、凹むマックスというのを想像してしまった)


617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/07/29(水) 13:15:27.83 ID:mLbSh5YpO
少しだけど浮かんだのは

キアラ息子:アル(由来は>>611で言われてた最高+光から、このシリーズでたまに話題に挙げられるファイアーエムブレムシリーズに登場する『至高の光』の異名を持つ魔法『アーリアル』から)
ロウル娘:フェリ(由来は狼繋がりでフェンリルから)
シア娘:マリナ(いつぞやの予告変換ミスのシアトルマリナーズさんから浮かんだ)
ティア娘:アクア(なんとなくシアとティアの名前には関連性を持たせてみたかったので『アクアマリン』から+ティア=tear=涙から水要素)
618 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/30(木) 00:03:10.38 ID:SnsZZXy70
こんばんはー
皆さん子供たちの名前想像以上に真剣に考えてくださって本当にありがとうございます……
ほぼ喋れないんで、呼びかける程度でしか使えないのが申し訳ない
こちらもなんとか案をひり出せたら、後ほどまとめて決定安価を出したいと思います

そしてほんの少しだけですが、次の判定部分までだけ投下しておきます
619 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/30(木) 00:03:40.97 ID:SnsZZXy70
――


……


【帝国・帝都】


エリス「あの、アベル様……?」

アベル「なんだ?」

エリス「ゆ、指輪は以前に素晴らしいものを頂いて……///」

エリス「今も、大切に持っています///」

エリス「この上、さらに指輪を頂くなど……」オソルオソル…

アベル「……あれは、俺からエリスに対しての誓いだ」

エリス「え?」

アベル「……結婚というものは、一方の想いだけでは成立しないだろう?」

エリス「は、はい」

エリス「……」

エリス「…………」

エリス「そ、そうです!? 嬉しさのあまり忘れていましたけれど……」

エリス「私からもアベル様に誓いの指輪を贈らないといけなかったのですね!?」オロオロ

エリス「ど、どうしよう。貯金、足りるかな……」

アベル「く、はははは!」

エリス「アベル様!?」

アベル「安心しろエリス。エリスがあれと同じ指輪を買う必要はないよ」

エリス「で、でも」アセアセ…

アベル「誓いの指輪には二種類ある。これから探しに行くのは、もう一つの方だ」

エリス「もう一つ?」




アベル「――式の途中で、互いの指輪を交換してはめるだろう?」




エリス「〜〜〜〜〜っ///」ボッ!



620 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/30(木) 00:05:18.60 ID:SnsZZXy70
アベル「その指輪は、お互いがこれから身につけ続けるものだ」

アベル「だから、これは二人でこれならばと思うものを選ぶべきだと思うのだが……」

エリス「も、申し訳ありません。私、結婚式についてそこまで深い知識は無くて……///」

エリス「えっと、アベル様が私の指に。私がアベル様の指に指輪を?」

アベル「ああ。そうなるな」

アベル「もっとも、俺も聖国式の結婚式にそれほど深い知識を持つわけではないのだが……」

エリス「結婚式……」

アベル「ああ……」





アベル「――随分と、待たせてしまったな。エリス」ギュ…





エリス「アベル、様……///」

アベル「ようやく、少しは帝国も落ち着いてきた」

アベル「王国の最後の負の遺産も、打ち倒した」グッ…

アベル「俺もいい加減に、我慢の限界なんだ」

アベル「――エリスが欲しくてたまらないんだよ」ギュゥゥ…

エリス「あぁ……本当、に……」ウルウル…

アベル「……」ギュゥ…

エリス「うれ、しい……!」ギュゥ…!

アベル「……指輪を買ったら、式の手順も勉強しよう」

アベル「色々とあったが、今度こそ本当に……一緒になろう」

エリス「はい……っ!」


……


――
621 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/30(木) 00:06:27.73 ID:SnsZZXy70
――

……

【帝国・宝飾店】


エリス「……」ソワソワ

アベル「エリス、もう少し落ち着いても大丈夫だと思うぞ?」

エリス「だ、だって……///」

エリス「いよいよなんだって思うと、なんだかふわふわしちゃうんです///」

アベル「ん……そこまで喜んでくれるのは、嬉しいんだがな///」

アベル「今はまず、指輪に集中しよう」

アベル「エリスなら、どんな指輪でも似合いそうだがな」

エリス「結婚指輪は、常時身につけるのですよね?」

エリス「私は、以前の誓いの指輪も身につけたいのですが……///」

アベル「確か、重ねてつけるのも問題はなかったとは思うが……」

アベル「それなら、大きさに気をつけるべきかな」

アベル「エリスの指は細いとはいえ、複数の指輪をつけるなら細めの指輪の方が邪魔にならないだろう」

エリス「そうですね。アベル様との誓いの指輪、ずっとつけていたいです……///」

アベル「俺はあまり派手なものは苦手なんだが……エリスは何か希望はあるか?」

エリス「私もアベル様と同じですので、落ち着いた指輪の方がいいかもしれません」


エリス「あ、あと幾つはめてもアベル様の指に負担がかからないものがいいですね!」ポン!


アベル「俺の指? 元々傷は多いし、エリスの方が……」

エリス「だ、だって……」アセアセ






エリス「私、アーシャさん、ロウルさん」

エリス「それにシアさんとパトラさんにティアさん」

エリス「――6人分となると、片手の指だけじゃ足りません!」

エリス「――つまり、一つの指に6人分の指輪をつけるのですよね?」



アベル「」



エリス「この辺りの指輪だと、6つもつけるとアベル様の指が曲がらなくなってしまいますし……」



アベル(……エリスに結婚式の知識を語る前に、俺の常識が無かったなそういえば……)

アベル(一夫多妻、それもここまでの人数も中々いないことだろう)

アベル(流石の聖国も複数人の結婚指輪の正しいつけ方は教えていないだろうし、やはり纏めてつけるのだろうか?)

アベル(だが……)


エリス「あ、そうだ! 落ち着いてきたなら、皆さんにもまずは誓いの指輪を贈らなければいけませんね!」


アベル(エリス……君が、こんな俺でも受け入れてくれる心の持ち主で、本当によかったと思うよ)シミジミ…



特殊判定
↓1コンマ二桁
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 00:06:55.83 ID:aVntJdlDO
はい
623 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/07/30(木) 00:19:31.38 ID:SnsZZXy70
エリスの許容。やきもちはある?

83(皆さんも、私とシアさんと同じ婚約指輪にすべきだと思います!)>50

※基準値を超えたため、躊躇いなくお揃いチョイス

――

判定を取った辺りで今日はここまで
個別に誓いの指輪を渡すシーンの描写は難しそうですが、しっかり均等な愛の誓いになりそうです
この後はもう少しやりとり→式本番→結婚初夜の予定です
なお、二人の式は身内だけの挙式のみとなっていますので、控えめなものです

あと結婚初夜の内容なのですが……
先日の判定でエリスのお尻が偶数ゾロ目を出してしまい、少々困惑状態です
こうなると式後の一夜でアベルが容赦無いということになってしまいますが……

1・結婚初夜だししっとりゆっくりエリスを抱く。お尻もほどほどに
2・結婚初夜だからこそアベル欲望解放でエリス堪能

ちょっとどちらの傾向がいいかだけご意見うかがいたいです

本日もありがとうございました!
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 00:31:57.59 ID:cek2UJZRO
おつおつ
そりゃハーレム許容するぐらいだし指輪も揃えるやろなぁ、さすエリ

初夜に関しては初夜だからこそ、2で行きたい
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 00:57:26.34 ID:PdFTXsB1O
おつです
せっかくのゾロ目だし2でお願いしたい

あといくつか候補出たので一旦名前まとめ

男の子
キアラ:バベル、アル、キックス、アックス、ラックス
ヒバリ:セッカ、ハルト、ハルカ
ルーシェ:まだ無し
エメリナ:まだ無し

女の子
エリス:アリス(確定)
アーシャ:ソフィア、シャル
シア:オリヴィア、シル、ジル、マリナ
ティア:アリアンナ、ルティ、ティル、アクア
パトラ:アトラ、ルトラ
ロウル:アルル、ウルル、フェリ
アイナ:まだ無し
スミレ:まだ無し
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 09:27:40.54 ID:UmDudKTo0
おつです
自分も2でよいかと
でも>>1の負担になるようなら無理せず描写はあっさりで大丈夫ですよ
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 09:31:42.23 ID:sGjkOm6NO
選択肢は1……のつもりだったが行為中に偶数ゾロ効果で
エリスさんが乱れて求めてしまって
2(かわせない。現実は作者にとって非情である)という
流れでお願いしたいのですが構いませんねっ!
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 10:17:05.87 ID:2UxqKvf9O
まだ名前候補挙がってない四人の分を一応

ルーシェ息子 アドルラン+ルーシェ、あと頑張ルーシェみたいに繋げられたらということで『ルード』
エメリナ息子 エメリナ→エメラルド→宝石 から風関連のパワーストーンを調べたら翡翠が該当していたので『ジェイド』
アイナ娘 ローゼン+アイナから『ローナ』
スミレ娘 スミレの名前と設定から植物+竜ということで『リンドウ』(竜胆) 男性っぽい名前でもあるけど、スミレ本人が男装執事だったので案外ありかも
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 17:07:47.79 ID:QZv1xztvO
スミレの娘はローズとスミレだし花繋がりのリリィがピンときた
アイナの娘はドイツ語からやや無理矢理でツヴァイかツェン辺りかな(1→2か10)
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 17:14:00.38 ID:RbTJ4B6mO
アドルランとルーシェの息子は
アドルランが金髪でルーシェは白髪&名前に光の意味があるし
そうなると白銀か銀のイメージが出てくる
プラチナムとかどうよ
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 17:22:05.87 ID:o/twyPnnO
マックスとキアラの子どもはシャインくんとかでも良いと思った
父親が捻らないストレートな名前だしね
アーシャは絶縁した姉がシャナだし『シャ』は使わないか
ヒバリ息子は漢字変換の『雲』を意識してクラウディくんとか
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 19:20:19.07 ID:njY3ArX30
一夫多妻に寛容どころか全員と仲良くて、最初は全ポンコツだったのに努力して家事にエロ知識も身につけた完璧キリングメイドエリス
そんな彼女が乱れる姿が見たいので2を選ばせてもらう!
そしてみんなガチで子供の名前考えてるけど悩むなぁ。実際に自分の子が出来たらやっぱりこんな感情になるんかな?
あとロウルの子に耳と尻尾は引き継がれますか?(小声)
633 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/01(土) 23:26:43.86 ID:i/lWf4Vi0
こんばんはー
更新途絶えてしまって申し訳ないです……
なんとかデスマーチが終わったので、明日には再開できるかと思います
今日はとりあえず、沢山の案を頂いた子供達の名前を決めておこうと思います

男の子
キアラ:バベル、アル、キックス、アックス、ラックス、シャイン
ヒバリ:セッカ、ハルト、ハルカ、クラウディ
ルーシェ:ルード、プラチナム
エメリナ:ジェイド

女の子
エリス:アリス(確定)
アーシャ:ソフィア、シャル
シア:オリヴィア、シル、ジル、マリナ
ティア:アリアンナ、ルティ、ティル、アクア
パトラ:アトラ、ルトラ
ロウル:アルル、ウルル、フェリ
アイナ:ローナ、ツヴァイ、ツェン
スミレ:リンドウ 、リリィ

量が尋常ではありませんが、上記表を参考にそれぞれ名前を選んで頂ければと思います
表以外にいい案があるという方は、新規名の記載でお願いします

それでは↓1〜5あたりで多数決安価(票分散の場合はコンマ)

ついでに↓1コンマ二桁でロウルの子の耳と尻尾判定
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 23:31:55.21 ID:YUdqb9yf0
キアラ:アル
ヒバリ:セッカ
ルーシェ:プラチナム
エメリナ:ジェイド
アーシャ:ソフィア
シア:マリナ
ティア:ティル
パトラ:アトラ
ロウル:アルル
アイナ:ツェン
スミレ:リリィ
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 23:32:29.64 ID:EMkMvQPeO
これはリストを整理しておいて
生まれるタイミングで随時多数決でも良いかも
この量をいっぺんには流石に無謀かもです
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 23:36:43.68 ID:Q3hnFBJDO
キアラ アル
ヒバリ ハルカ
ルーシェ ルード
エメリナ ジェイド
エリス アリス
アーシャ ソフィア
シア ジル
パトラ ルトラ
ロウル アルル
アイナ ローナ
スミレ リリィ
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 23:47:30.39 ID:/ZQFXCnc0
キアラ アックス
ヒバリ セッカ
ルーシェ プラチナム
エメリナ ジェイド

アーシャ シャル
シア  オリヴィア
ティア アリアンナ
パトラ アトラ
ロウル フェリ
アイナ ツヴァイ
スミレ リリィ
でお願いします
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 23:50:31.59 ID:AtGaLvd1O
キアラ:シャイン
ヒバリ:セッカ
ルーシェ:プラチナム
エメリナ:ジェイド

女の子
エリス:アリス(確定)
アーシャ:ソフィア
シア:オリヴィア
ティア:アクア
パトラ:レスカ(パトロール→レスキュー。野暮ですが他の候補流石に安直な気が)
ロウル:フェリ
アイナ:ツェン
スミレ:リリィ
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 23:50:58.28 ID:Cte8SgghO
男の子
キアラ:アル
ヒバリ:ハルト
ルーシェ:ルード
エメリナ:ジェイド

女の子
エリス:アリス
アーシャ:ソフィア
シア:オリヴィア
ティア:アリアンナ
パトラ:アトラ
ロウル:フェリ
アイナ:ローナ
スミレ:リリィ
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 23:56:14.05 ID:VROiOAv30
キアラ:アル
ヒバリ:ハルカ
ルーシェ:ルード
エメリナ:ジェイド
エリス:アリス(確定)
アーシャ:シャル
シア:ジル
ティア:ルティ
ロウル:アルル
アイナ:ローナ
スミレ:リリィ
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 00:02:29.81 ID:b1E28cSs0
>>638
事前に候補出しとくか普通に名前だけ言えばいいのにさぁ…
安直とかそんなすぐ煽るような奴の名前なんて選びたくない
642 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/02(日) 00:04:04.24 ID:FFjytHU20
男の子
キアラ:アル
ヒバリ:セッカ
ルーシェ:プラチナム
エメリナ:ジェイド

女の子
エリス:アリス(確定)
アーシャ:ソフィア
シア:オリヴィア
ティア:アリアンナ?
パトラ:アトラ?
ロウル:フェリ (コンマ合計値)
アイナ:ローナ(コンマ合計値)
スミレ:リリィ
――

ロウルの子、耳と尻尾は?

偶数:無し
奇数:有り

コンマ21

奇数:有り

――

これであってるかな?
確かにエピローグ時に個々に取った方がよかったかもですね(白目)
ほぼ決まった状態ですが、パトラのみ新しい名前の『レスカ』が出ているため、変更を希望される方がいれば

本日もありがとうございました!
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 00:10:00.61 ID:x1YKITG1O
636だけティアが抜けてない?
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 00:13:33.56 ID:mFs+2cxDO
申し訳ありません>>636でティアの子供の名前を書き忘れました
アリアンナです
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 00:14:04.93 ID:oZW3zG44O
乙です
あと638だが確かに>>641の言う通りで本当申し訳ない
パトラさんの性格的に子供の名前めっちゃ悩みそうなイメージだったので
安直発言は候補考えてくれてた人に失礼極まりないっすね
改めて申し訳ありませんでした
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 00:21:09.96 ID:5kNJDMVv0
乙です
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 19:58:58.66 ID:24kKbuLLO
こうして見るとコンマさん、異母きょうだい達はしっかりと性別同じにして近親防いでるのもすごいわ
648 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/02(日) 23:26:47.75 ID:FFjytHU20
こんばんはー
それではゆったりと再開していきます
式の途中まで進めればいいなぁ
649 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/02(日) 23:27:48.73 ID:FFjytHU20
――

エリスの許容。やきもちはある?

83(皆さんも、私とシアさんと同じ婚約指輪にすべきだと思います!)>50

※基準値を超えたため、躊躇いなくお揃いチョイス

――


エリス「アベル様、やはりここはお揃いのものにすべきだと思うのですが……」

アベル「う……同一のものが見つかるか、少し怪しいところがあるな」

エリス「お店の場所は覚えていますので、私のものと同じものを用意できないか交渉できないでしょうか?」

アベル「それしかないか。だがエリス、今は……」

エリス「あ、そうでしたね。今は……///」

アベル「都合のいい指輪があればいいんだが……」キョロキョロ…

エリス「あっ」



銀の指輪「……」テン!



エリス「アベル様、こちらの指輪などはいかがでしょう?」

エリス「これなら、アベル様の指にいくつもつけても余裕がありそうです!」

アベル「はは、普通はそんなつけ方を想定していないだろうがな……」

アベル「しかし過度な宝飾も無く落ち着いた、いい指輪だな」

アベル「俺の件を抜きにしても、これならばエリスの鍛錬の邪魔にもならないかな」

エリス「そうですね。これなら剣を握る時や拳打の時も……」

エリス「……」

アベル「エリス?」

エリス「……敵を殴り飛ばすなら、先端に尖った宝石をつけた指輪の方が或いは?」

アベル「それはやめてくれエリス!?」ワタワタ

エリス「ふふっ! 冗談ですよアベル様」

エリス「いくら私でも、大切な指輪をそんな使い方はしません」

エリス「本当に、本当に大切なものなんですから……///」

アベル「ああ……」



……


――
650 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/02(日) 23:28:21.76 ID:FFjytHU20
――

……


【帝国・街道】


エリス「……///」モジモジ

アベル「エ、エリス。そう嬉しそうにしてくれるのは嬉しいんだが……///」

エリス「申し訳ありません。ですが、こうして目前に迫っているのだと思うと、どうしても……///」

アベル「それは俺も、わかるがな……///」

エリス「こっ、このままでは、式本番で私は意識を失ってしまうかもしれません///」カアアァァ!

アベル「安心しろエリス。流石に予習の時間はある」

エリス「助かりました……」ホッ…

アベル「詳細はまた後ほどマークス神父に確認を取るべきだが……」

アベル「俺が調べた限りでは、用意や段取りにはかなりの時間を要するようだ」

アベル「マークス神父は任せてくれたまえと快諾してくれたが、俺達も出来る限りは尽くそう」

エリス「はい!」

アベル「そして準備が整った後の問題は列席者だ。これに関しては……」

エリス「その……あまり大勢の方に見られると私、恥ずかしさが……///」

アベル「俺もだよ。気心のしれた身内や友人だけに絞った方が色々な意味でいいだろう」

エリス「それだけでも、なんだかどきどきしちゃいますね……///」

アベル「司式者はマークス神父が担ってくれるというのは、俺達からすれば気が楽だな」

エリス「進行を担当してくださるということは、いざとなればマークスさんを頼れば?」

アベル「式の開始宣言や全体の流れはともかく、俺達だけでどうにかしなければいけない部分もあるぞ」

エリス「……」ゴクリ…

アベル「まあ、そう身構える必要もない。俺が入った後に、エリスが入る」



アベル「――その後、列席者と共に祝歌の斉唱だな」



エリス「せ、斉唱……」ゴクリ…

エリス「私やアベル様も、歌う必要があるのですね?」

アベル「ああ……ここも、かなり緊張するな」

651 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/02(日) 23:29:01.72 ID:FFjytHU20
エリス「でも、大丈夫です! アベル様の歌声は私もロウルさんも大好きですから!」フンス!

アベル「や、やめてくれ/// どうにもこそばゆいというか、俺の柄じゃないだろう?」

エリス「うぅ、ではアベル様は、式では歌ってくださらないのですか?」ショボン…

アベル「歌う歌う!」アセアセ!

アベル「だがやはり、恥ずかしいものは恥ずかしいんだよ……///」

アベル「そもそも俺があの環境下で歌を歌うようになったのも、エリスのおかげだしな」

アベル「エリスも歌の心配はないだろうし、俺が覚悟を決めて歌えば問題はないだろう」

エリス「私も、そこまで自信はないのですけど……シアさんみたいに歌えたらなぁ」

アベル「ああ、シアが時間を見つけてはあちこちで歌い方を教えているとは聞いたが……」

アベル「……」

エリス「……」

アベル「もしかしなくとも、俺達のため……なんだろうな」

エリス「沢山の方々に、支えられての結婚式なのですね……///」

アベル「そうだな……」

アベル「俺は、ここに至るまでずっと誰かに支えられて生きてきた」

アベル「それを考えれば、結婚式も誰かに支えられて行うというのも当たり前なのかもしれないが」

アベル「各方面のその尽力を無駄にしない為にも、俺達もそれに応えられるようにならねば……」

アベル「……エリス、戻ったら――少し、歌の練習につきあってもらえるか?」

エリス「はいっ!」

エリス「その、私は結婚式の流れも教えて頂けると……///」

アベル「……やはり、今からでもマークス神父に段取りを教わった方がいいか」

アベル「先日の騒動から、多忙でなければいいのだが」

アベル「……」ドキドキ…

エリス「アベル様?」

アベル「いや、予習にしてもやはり、エリスとの結婚式が間近と思うとな……///」

エリス「私も、同じ気持ちです……///」

エリス「ゆ、ゆっくりでも、しっかり積み重ねましょう?」ギュ…

アベル「ああ、そうだなエリス」ギュ…


……

――
652 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/02(日) 23:34:48.84 ID:FFjytHU20
――



……そして……



【聖国・マークス教会】


ザッ…



アルフ(ついに、この日が来たか……)

リーナ(長かったような、短かったような。私まで感慨深い気持ちになってしまいますの)

アルフ(アベル皇子の希望で、あまり大々的なものではない……親族と友人のみの式とのことだったが)

リーナ(私達も友人として列席させてくれたこと、本当に感謝しますのアベル)

アルフ(それに……)チラ…


ギルバート「……」ゴゴゴゴゴ…

バーンズ「へ、陛下。もう少し気を鎮まらせた方が……」コソコソ…

フローレン「まったく、認めたくないけど……ギルバートったら今日を愉しみに待っていたそうよぉ……?」


アルフ(まさか、彼らまでとは)

リーナ(もうあえて何も言いませんけど、バーンズは鎧は脱いでも絶対に兜だけは脱ぎませんのね……)


クラウス「……スカーレット将軍」

スカーレット「陛下、ご安心ください。ワタクシ今日は淑女として、参列させていただきますわ」


アルフ(三国の長達が、国を留守にして一同に会する……本来であれば、あまりに無謀な行為)

リーナ(事前に各国に優秀な聖国兵を送って結界を張り巡らせておいたとはいえ、警戒は必要ですの)

アルフ(この祝福の日を狙う愚か者がいれば、誰もが断罪に動くとは思うが……)


アドルラン「ついに、この日が来たのだな……」

アドルラン「アベル達を祝うのは当然だが、私達も少し参考にしたいところだな」

ヒバリ「うん、そうだね……///」

ルーシェ「こっちも、ドキドキします……///」


カイン「やれやれ、まさかあいつが一番乗りとはねぇ……」

カイン「まあいいさ。兄さんの言う通り、これを参考にしてエメリナとの式はもっと凄いものにしてやる」

エメリナ「カイン様……///」


キアラ「だ、大丈夫。正装はしてきたし、歌の練習だって……」ドキドキ…

サク「落ち着くっきゅキアラ、絶対大丈夫だから! むしろ私がこんなところに招かれて大丈夫っきゅ……?」

フィーア「大丈夫です! サクちゃんも大切なお友達ですし!」

フィーア「アベル兄様とエリス姉様の結婚式……もうすぐ始まるんですね///」ドキドキ…


653 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/02(日) 23:43:39.63 ID:FFjytHU20
ノワール「うっ……」ポロ…

ノワール「いけませんね、まだ式も始まっていないというのに……」ゴシ…

ローズ「仕方がありません。ノワール様とアベル様の境遇を考えれば当然のことです」

ローズ「……それにしても、私はこの格好で大丈夫だったのでしょうか? 口調には最大の注意を払いますが……」

アイナ「エリスちゃんとアベル様に、確認はとれているから大丈夫です……!」グッ!

スミレ「お二人にとって、馴染みがあるのはローズさんですから。参列も、それでお願いしますとのことです」

ノワール「ふふ、アベル達らしいですね」



ロウル「……」パタパタ…

アーシャ「ロウルちゃん、尻尾がせわしないけど大丈夫?」

ロウル「す、すみません。やっぱりちょっと緊張しちゃって」

パトラ「無理もありません。アベルさんとエリスさんの結婚式……万が一の粗相も許されませんからね」ドキドキ…

マックス「俺はとりあえず、声を抑えることに全力を尽くそうと思います……」コソコソ…

ティア「だ、大丈夫ですよマックスさん……! シアさんと、あれだけ練習したじゃないですか……!」

シア「頑張りましたよ〜……!」

シア「全ては、この日のために……!」グッ…!

シア「……」



シア「――そ、そして私達の場合は、後々のことも考えて、ですね〜……///」




ヒロインズ「「……///」」




マックス(アベル皇子、全員と式を挙げるって羨ましいけど大変そうだよなぁ……)




ガチャ…



一同「「!!」」




マークス「――お待たせしました」ピシッ!




一同((ちゃ、ちゃんと服を着ている……!?))ガーン!

654 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/02(日) 23:48:48.49 ID:FFjytHU20
マークス「……」ツカツカ…



参列者一同「「……!」」バッ!







マークス「――これより、アベルさんとエリスさんの結婚式を開式致します」






一同「「……」」




コツ…


コツ…




正装アベル「……」ドキドキ…







コツ…



コツ…




アベル「……」スッ…




マークス「――続いて、エリスさんの入場です」




655 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/02(日) 23:50:08.04 ID:FFjytHU20
コツ…



コツ…





ドレスエリス「……///」





コツ…



コツ…



アベル「……」スッ…

エリス「……///」ギュッ…


コツコツ…



アベル&エリス「「……」」ピシ!



マークス「……」ニコリ



マークス「――それでは皆様」




マークス「――祝歌の斉唱を!」バッ!




一同「「!!」」グッ!



おまけ特殊判定
↓1コンマ二桁

656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 23:51:21.71 ID:mFs+2cxDO
はい
657 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/03(月) 00:01:50.28 ID:rgZJzX200
シアの奮闘、その効果は?

71>50

※基準値を超えたため、全員歌唱力上昇!
※自覚しているものは声を抑え、惨劇回避!

――


――♪


〜〜♪


アベル(よ、よかった。この空気ならば……)

エリス(私達も合わせて……!)

アベル「〜〜♪」

エリス「〜〜♪」


リーナ(よ、よかった……よかったんですの……!)ポロポロ…

リーナ(いけません、まだ途中なのに泣いては……!)グシ…

リーナ「〜〜♪」

ティア「〜〜♪」

シア「〜〜♪ 〜〜♪」

マークス「……」ウンウン…!

マックス(アベル皇子、エリスちゃん……)パクパク

マックス(俺、こうして小さくしか歌えないけど……本当に、おめでとうございます!)

ギルバート(……この空気を壊す、無粋な真似はせぬ)パクパク

ノワール(ごめんなさいアベル。しっかり歌えない母を許してね?)パクパク

ローズ(あの子達のことを考えると、もっと練習しないとな……)パクパク



……


マークス「……」スッ…

マークス「神は、慈悲深きものです」

マークス「その教えには様々なものがありますが……」

マークス「お二人や、参列者の皆様にはこの教えこそが、相応しいでしょう」



マークス「――そこに、愛があればいい」



マークス「国の違い、年齢の違い、種族の違い……」

マークス「それらは愛の前には実に些細なものです」

マークス「愛こそが、この世界で不変にして最も優れたもの」

マークス「これからも、変わらぬ愛を追い求め続けるのです……」スッ…



一同「「……」」スッ…



マークス「……」オイノリ…


658 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/03(月) 00:03:50.43 ID:rgZJzX200
式の途中ですが、今日はここまで
そして先に、とある判定も取っておこうと思います

特殊判定
↓1コンマ二桁

本日もありがとうございました!
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/03(月) 00:05:30.45 ID:3Jab5Ok70

660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/03(月) 00:05:33.75 ID:MTNrsmbb0
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/03(月) 00:09:18.74 ID:F5w7dOzDO
乙です

今の結婚式とは直接は関係ないけどキアラがエリスと同速で出産する経緯が気になるけど、この結婚式がキアラとマックスに影響を与えたのかな?
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/03(月) 00:16:42.36 ID:hsq4PtXpO
おつおつ
マークスさんがちゃんと神父してる……(失礼)
この後が誓いの言葉や指輪交換だっけ?ブーケトスもあったら誰が真っ先に飛びつくんだろ
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/03(月) 00:20:06.22 ID:capyAN5FO
おつおつ
ところで子供の生まれ順ってエリスと早期出産のキアラのどっちが先なんだろ
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/03(月) 13:43:53.49 ID:OIRebuSU0
いよいよだとワクワクする反面このスレが終わっちゃう時も近づいている悲しみ
>>1の中で子供達の続編とか次回作の予定とかはある?
665 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/03(月) 23:42:14.82 ID:rgZJzX200
こんばんはー
それではゆるりと再開します
666 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/03(月) 23:43:13.13 ID:rgZJzX200
――


神への祈りが捧げられる。




「――アベルさん」




そして少しの間の後、ゆっくりと神父の声が教会に響き渡った。




「あなたはエリスさんと結婚し、彼女を妻としようとしています」

「誠実な家庭を作り、夫としての分を果たし常に妻を愛し、敬い、慰め、助け……」

「健やかなる時も、病める時も、富める時も、貧しき時も……」

「――死が、二人を分かつまで」

「その命の灯が続く限り、常に愛に満ち、あなたの妻に対して堅く節操を守ることを誓いますか?」



「――誓います」



まずは、新郎の誓い。



「――エリスさん」


「あなたはアベルさんと結婚し、彼を夫としようとしています」

「誠実な家庭を作り、妻としての分を果たし常に妻を愛し、敬い、慰め、助け……」

「健やかなる時も、病める時も、富める時も、貧しき時も……」

「――死が、二人を分かつまで」

「その命の灯が続く限り、常に愛に満ち、あなたの夫に対して堅く節操を守ることを誓いますか?」



「――はい、誓います」


続いて、新婦の誓い。


「よろしい」

「それでは、二人のこの誓いの印として……」



「――指輪の交換を」



667 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/03(月) 23:43:53.05 ID:rgZJzX200
神父の言葉に、式場の空気がさらに昂ぶったかの様な錯覚を誰もが覚える。

新婦の持つブーケが預かられ、そして純白の手袋がするりと外された。


「……」


誰もが息を呑む。

静かに光る銀色の指輪。

新郎が手に取ったそれが、ゆっくりと最愛の少女の左手薬指にはめられた。

そして、今度は新婦から新郎へ。

慈しむような手つきで、優しく指輪がはめられる。




「――今、二人を隔てるものは無くなりました」

「――ここに、誓いの口付けを」



純白のヴェールが、ゆっくりと上げられていく。

露わになる、紅く染まった……しかし、これ以上無い程に幸せそうな新婦の顔。

それを見つめる新郎の顔もまた紅いが、やじを飛ばす様な輩は一人としていない。

見つめあう二人。

既に深い仲となっているが、今日のこれはいつもとは意味合いが違う。

やがて新郎は少し屈み、新婦もそれに応え……




――互いの唇に、誓いの証をおとす



このまま、いつまでも重ねていたい。より深くまで繋がりたい……

そんな欲望は今は抑えて。

二人の唇は、名残惜しげに離れていく。



668 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/03(月) 23:44:37.56 ID:rgZJzX200
「――神よ。この者達に祝福を……」


新郎新婦の手が重ねられ、そこに神父の手も重ねられる。

これから先の、神の祝福を願って。






「――列席者の皆様っ!!!」





「ここに!!!」





「アベルとエリスが、神と証人の前において、夫婦となったことを宣言致しますっ!!!」





神父の一際大きな宣言を受け、式場はまさに祝福の色に包まれる。
さらに歓声と拍手。
それを一身に受ける新郎新婦は少しばかり困惑気味だが、その表情は晴れやかだ。


「エリス……」

「アベル様……」


互いの名を小さく呼び、腕を組んで二人は歩き出す。

ゆっくりと踏みしめる、純白の道。



「おめでとう、おめでとう……!」



感極まったのか、王国騎士が寄越すやたら多い花の雨に彩られながら。


新たな夫婦は、生涯、忘れることの無いであろうこの日を噛みしめる。


……


――
669 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/03(月) 23:48:34.55 ID:rgZJzX200
――


……


【マークス教会・外】


アベル「こ、これは……」

エリス「皆さんが先に出られるというのは聞いていましたけど……///」




列席者一同「「おめでとうっ!!!」」シャー!



アベル「ほ、本当に米を浴びせるんだな……///」パラパラ…

エリス「聖国では、馴染みある行為だそうですけど……///」パラパラ…

アベル「むぅ、教会の外に出たからか、みんな少し遠慮が無くなっているような?」

エリス「カイン様とか、にやにやしながらこちらを見ています……///」

アベル「ありがたいが、やはり恥ずかしいものだ……///」

アベル「このまま、お前を抱えて走り去ってしまいたくすらあるが……」チラ…

アベル「最後に、まだエリスはやることが残っているんだったな?」

エリス「は、はい///」



青薔薇のブーケ「……」キラキラ!



エリス「スカーレット将軍とローズさんが、秘密裏に用意してくださっていたこの綺麗な薔薇の花束……」

エリス「花嫁となった私が投げて、これを一番最初に掴めた人が、次に結婚できる。とても大切な花束です///」ギュ…

エリス「……」ゴクリ…




女性陣「「!」」ピク!


女性陣「「……!」」ザザザ!



アベル「い、一部の眼の色が変わったような?」アセアセ

エリス「これは……」ジリ…

エリス(力を込めすぎて、折角の青薔薇が散ってしまっては大変です)

エリス(ここは、本当に天に運を任せて軽く投げましょう……!)



エリス「……えーい!」フワッ…




女性陣「「!!」」





670 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/03(月) 23:54:23.62 ID:rgZJzX200
特殊判定結果
ウエディングブーケは誰の手に?(>>659

01〜10:ティア
11〜20:シア
21〜30:キアラ
31〜40:フィーア
41〜50:ヒバリ(一桁偶数)&ルーシェ(一桁奇数)
51〜60:エメリナ
61〜70:アイナ(一桁偶数)&スミレ(一桁奇数)
71〜80:パトラ
81〜90:ロウル
91〜00:アーシャ

コンマ45

41〜50:ヒバリ(一桁偶数)&ルーシェ(一桁奇数)
奇数:ルーシェ

――



青薔薇ブーケ「……」ヒュウゥゥ…




ポス…




ルーシェ「……え?」キャッチ!

ヒバリ「や、やったじゃないルーシェ!」グッ!

ルーシェ「え? え?」

ヒバリ「花嫁が投げたブーケを受け取れた子は、次に結婚できるんだってさ!」

ヒバリ「――ね、アドルラン?」



ルーシェ「―――!?///」ボッ!

アドルラン「……う、うむ///」

ルーシェ「〜〜〜〜〜っ!?///」パタパタ!

ヒバリ「あははは、ルーシェ知らなかったの?」ニヤニヤ



エメリナ「うぅ、神様の前だから、無欲で無ければいけなかったんですね……!」ガクーン!

カイン「そう気を落とすなエメリナ」ポンポン

カイン(アベルが結婚して、この流れなら兄さんも近いうちに式を挙げるだろう)

カイン(第三皇子と第一皇子が続けてメイドと結婚したなら、僕もその流れに乗れる……!)グッ!

カイン「――僕達だって、すぐに……///」ボソリ…

エメリナ「!?///」ボッ!



ノワール「……」ニコニコ…

フローレン「……あなたの鉄面皮が、こんなあっさり崩れるなんて驚きだわぁ」

ノワール「我が子の結婚式ですよ? あなたもすぐに、こんな顔になってしまうのでは?」ニコニコ…

フローレン「ふん、どうかしらねぇ……少なくとも、あなたよりは引き締まった顔にしてみせるわぁ」

ギルバート「……」ワクワクソワソワ…

バーンズ「……陛下が、一番影響を受けているかもしれません」

フローレン「あなたぁ!?」ガーン!


671 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/04(火) 00:04:45.77 ID:DMnKBACl0
クラウス「いや、いい式だったな」

クラウス「私にはまだ相手もいないし、結婚など夢のまた夢だが……」

クラウス「少しばかり、憧れを覚えてしまったかもしれないな」

スカーレット「ええ、それで良いのですよ陛下」

スカーレット「ああっ! しかし今回の式……!」

スカーレット「真紅の薔薇こそが一番と思っていましたが、今回は貴方が正解だったようですわね?」

ローズ「エリスちゃんなら、似合うのはあっちだと思ったのヨ」

スカーレット「ええ、流石は薔薇にお詳しい……」

スカーレット(でもキアラ皇女には、白薔薇! 今度は譲りませんわよ?)

アイナ「エリスちゃん、幸せそうだなぁ……///」

スミレ「青い薔薇の花言葉は、まさに彼女には相応しいですね」

アイナ「見とれてブーケを受け取り損ねちゃったけど……! 私達だってローズさんといつか!」

アイナ「あ、でもその時は薔薇のブーケ、何色がいいかな……///」

スミレ「……薔薇に拘らなくても、ほかの花でもいいかもしれませんね」

スミレ「たとえば、そうですね」




スミレ「ボクは……百合の花も結構好きなんです」




アイナ「え?/// スミレちゃん、やっぱり私生やした方がいいの? それとも貝――」

スミレ「!?」

スカーレット「ちょっとお二人とも詳しいお話を――」



クラウス&ローズ「「 や め な さ い ! 」」



672 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/04(火) 00:10:22.19 ID:DMnKBACl0
キアラ「エリスさん、本当に綺麗……///」

フィーア「はい! でもアベル兄様達を見ていたら、ブーケを掴めませんでした……」

サク「ご、ごめんきゅ。まさかあれに、そんな大切な意味があっただなんて……」

フィーア「いえ、大丈夫です! やっぱりアベル兄様のような素晴らしい方は、簡単には現れないという神様のお告げですね!」

フィーア「それに、結婚式を挙げるなら私よりもまずキアラ姉様です!」ピョン!

キアラ「ちょ、フィーアちゃん!?///」アセアセ

フィーア「ですよね、マックスさん!」クルリ

マックス「えっ!?///」

マックス「いや、それは……///」モジモジ…

キアラ「……///」モジモジ…


マックス(アベル皇子はカッコいいし、エリスちゃんはすげえ綺麗だし……)

マックス(お、俺とキアラちゃんも、あんな格好で、こうやって……?)ドキドキ…



キアラ「……///」ドキドキ…


フィーア「あれ?」キョトン

サク「……人間という生き物は、色々難しそうっきゅ」





キアラ(……少しだけ)



キアラ(少しだけ、あのブーケが欲しかったな……なんて///)



マックス「?」


673 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/04(火) 00:19:10.25 ID:DMnKBACl0
ロウル「あーあ、取れませんでしたねぇ。あのブーケ」

アーシャ「ふふ、そうは言うけどロウルちゃん?」

アーシャ「あなたの反応速度なら、跳べば取れたと思いますよ?」

ロウル「だ、だって! なんだかそんな本気出すのも恥ずかしいですし!///」

ロウル「――それに、今はエリスさんのあの幸せそうな顔を見ていたい気分ですしね」

シア「そうですね〜。本当に、幸せそうでこっちも幸せになってきます〜」ポヤポヤ

パトラ「し、しかし本当に大丈夫なのでしょうか?」アセアセ

パトラ「元はと言えば私の意思が弱いことが起因ですが、いずれ私や皆さんもアベルさんと結婚するというのは……///」

ティア「わ、私も色々と不安はありますし、エリスさんに申し訳ないとは思うのですが……」




マークス「――そこに愛があれば問題ない!」



一同「「!?」」


マークス「先程も言ったが、これが神の教えだよ」

アルフ「アベル皇子なら、矛盾しているかもしれないが……限られた人数の中で、節操を守ることだろう」

リーナ「ええ。そして、あなた達もきっとそうでしょう?」


ヒロインズ「「……///」」


アルフ「しかし、私も久々にいい式を見れた気がするよ」

リーナ「ええ。友人としての祝福は勿論ですが、きっとこれは聖国全体にもいい影響をもたらしますの!」

リーナ「あ、そうだ! もし良ければ、いつかあなた達もここで式を挙げてみては?」

マークス「おお、それはいいですな! このマークス、いつでも待っているぞ!」


ヒロインズ「「〜〜〜〜っ!?」」パタパタ!





???「……」ガサ…




674 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/04(火) 00:20:59.99 ID:DMnKBACl0
ネスト「ふー……どうやら、なんとか平穏無事に式を終えられたようだな」

ネスト「……殿下、それにエリスちゃん。本当におめでとう」パチパチ

斥候部隊1「いやぁ、二人とも幸せそうですねー……」

斥候部隊2「本当なら、俺達も教会内で祝いたかったけど……」

ネスト「それは俺もだ。だが、殿下達の為に俺達は存在するんだ」

ネスト「万が一もあっちゃいけない。どんな時も警戒を怠らない」

ネスト「こういう時だからこそ、俺達が頑張らないといけない」

ネスト「そして、俺達はこれからもっと忙しくなるぞ?」

ネスト「――殿下のことだから……多分、早いうちに子供ができちゃうだろうし」

斥候部隊1「そ、そうか! 子供を人質にとる卑劣な輩が!?」

斥候部隊2「隊長! 俺達もっと精進します!」ビシ!

ネスト「ま、そういうことさ。気が抜ける時間なんて、そうそうこないぞー?」








女神「……」ニコニコ

四天「「……」」パチパチ








ネスト「……なーんか、ぼんやりと教会の上にどっかで見たようなデカブツが見えるしなぁ……」ダラダラ…

斥候部隊達「「あ、あれやっぱ見間違いじゃないんですね……」」ダラダラ…

ネスト「いや、うーん……なんなんだろうなぁ……?」



……


――
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 00:24:14.07 ID:vwRSEHj/O
女神様、パパンと戦ったりサクに羽もしゃられた辺りから急速にポンコツ化してませんかね……
676 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/04(火) 00:26:18.98 ID:DMnKBACl0
式を終えた辺りで、今日はここまで
この後は少しやりとりを挟んで、結婚初夜となります

少し前にあがっていましたが、子供たちの名前を募集こそすれ、このスレは続編は無くこれで最後の予定です
子供たちの成長の想像の余地を残したいという私の我儘でもあります
そしてまさかの新作期待は凄く嬉しいのですが、このスレのキャラクター達に私自身愛着わいちゃっているから難しいかも……
時間もなかなか安定しませんし……
もし仮にあるとしても、亀更新かつ似たようなファンタジー世界でしょう。アベルが皇族だったので、今度は逆に平民が姫を求めるとか?

本日もありがとうございました!
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 00:30:56.40 ID:6J0s7u4wO
おつです
もうすぐ終わりだけど、そういえばこのあとにエリスとの初夜+エリス以外のヒロインズ全員との夜+三年後エピローグがあるから割かしまだ残ってるんだよね(特にヒロインズ全員との夜)

仮に新作やるとしたら同一世界観で『王国の海を越えた先』とかが舞台になるとかかな
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 08:27:04.92 ID:NkbrlpH20
乙!
ポンコツ神様だけどガチモンの祝福確定だし幸せになれそうだね。フィーアがブーケゲットしてたらどうなったんだろ
そしてさりげにスミレがさりげに子供の名前決めておる
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 16:29:07.21 ID:U4eRJB9MO
FEだと子世代は大抵境遇悲惨なことになってるし、女神様には子世代の祝福お願いしたい
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 17:54:20.00 ID:v4rnSnxqO
子世代のシステムあるFEは親世代も親世代で悲惨だよなぁ
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 18:10:16.84 ID:HSaeSuvY0
おめでとうアベル達末永く爆発してくださいとまではいかないけどお幸せに

世界は広いから確かに海を隔てて別の大陸の国家とかはありそうだよね、この世界?の惑星の広さが地球位だとしても後一か二個位大陸がありそうってなっても問題無いんじゃないかな?
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 18:31:38.61 ID:UcP4gK8c0
同一世界での別大陸と聞いて、今作が西洋風ファンタジーの世界観だったから別大陸は東洋風ファンタジーの世界観をイメージしてしまった
(ネタ潰しみたいな書き込みでごめんなさい)
683 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/04(火) 23:45:34.33 ID:DMnKBACl0
こんばんはー
同一世界、別太陸……難しそうだけど、ファンタジーの定番ではあるんですよねぇ……
とりあえず、初夜直前まで投下しておきます
684 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/04(火) 23:46:30.82 ID:DMnKBACl0
――

……


マークス「――さて!」

マークス「無事に二人の結婚式を終えることができましたが……」

マークス「列席者の皆様には、簡単なものですが食事会のご用意もあります」



サク「食事……?」バッ!

フィーア「サクちゃん、気になるんですか?」

サク「……流石に、この姿で地面に這いつくばって草を食べるわけにはいかんきゅ」

サク「機会があれば、色々と知識は吸収していくに限るっきゅ!」


ガヤガヤ…


アーシャ「私達は、どうします?」

ロウル「言わずもがな。アベルさんとエリスさんは早く二人きりにしてあげるべきでしょう」

ロウル「あの様子からして、もう結構我慢しているんじゃないですかねぇ?」ニヤニヤ

シア「そうなんですか〜?」

アーシャ「ふふ、流石エリスちゃんと同じく一番付き合いの長いロウルちゃんですね」

ロウル「まあ、それほどでもありますかね!」パタパタ!

ロウル「折角ですから、私があのお二人の昔話で食事会をそれとなく盛り上げてみましょうか」

パトラ「大丈夫ですか? 許可も取らずに……」ジトー…

ティア「で、でも気になります……」ソワソワ

ロウル「あはは、私だって節度は守るつもりですし、笑い話は私にも飛び火しちゃいますからね」


ノワール「……」コソ…


ロウル「……勿論、ノワールさんにもちゃんと昔のアベルさんのお話しますから、出てきてくれて大丈夫ですよ?」

ノワール「それを聞いて安心しました」ガサ!

ノワール「本来であれば、私やギルバートが語るべきだというのに……」

ロウル「それは仕方がないですよ……さ、そうと決まれば行きましょう!」


……

――
685 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/04(火) 23:47:03.90 ID:DMnKBACl0
――

……


アベル「重ねて、申し訳ない……」フカブカ

マークス「いや、構わないよ。元々君達の要望通り、式は最低限のものにしてある」

アベル「本来ならば、来賓をもてなす為にまだまだ次の段取りがあったのは承知しているんだが……」

マークス「安心したまえ。こういった形式も過去より存在しているからね」

マークス「こうして結ばれた二人、それを噛みしめるために二人きりになりたいという者も多いんだ」

エリス「そう、なのですか……///」

マークス「本当に、二人ともおめでとう。神も必ずや大いなる祝福を授けてくれるだろう」



マークス「――そして私からも細やかだが、君達の友人として贈り物をさせてもらおう」



アベル「え?」

マークス「君達のそのタキシードとドレスは、そのまま差し上げよう」

エリス「い、いいんですかっ!?」

マークス「ああ。そのドレスはとてもよく似合っているし……」

マークス「以前、わざわざ帝国にまで持ち帰る程だったんだ。エリス君も気に入ってくれたのだろう?」

エリス「は、はい///」

アベル「マークス神父……何から何まで、本当にお世話になります」

マークス「私こそ礼を言おう。あの日、君と拳で語り合ったからこそ……今の私も在るのだ」

マークス「そして乱れてしまった聖国を正し、私の教会で式を挙げてくれた」

マークス「本当に、感謝するよ」

エリス「マークスさん……」

マークス「さて、そろそろ行きたまえ。城塞への帰還陣も、既に用意してあるよ」

マークス「ドレスは踏むと危ないからね。部屋に戻るまでは、アベル君がしっかりと助けてあげるんだぞ?」

アベル「ええ、もちろん」ヒョイ

エリス「ひゃっ……///」フワ…



ローズ「――今よ! 激写するワ!」キュイイィィィン!


アベル「ロ、ローズさん!?/// それにあれはエリスの母君の魔道書!?」

エリス「私がローズさんに無理を言ったんです/// 余裕があれば、今日という日を記録してくださいって///」


パシャア! パシャア!


アベル「だからと言って、この状態をそんなに記録されるのは……///」カアァ…

アベル「急いで戻るぞエリス……!///」タタタ!

エリス「……はい///」


……


――
686 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/04(火) 23:49:25.43 ID:DMnKBACl0
――

……

【アベルの城塞・アベルの私室】



シュイン!



アベル「流石マークス神父、用意がいいというか……俺の部屋に直送か」

エリス「あ……」





ダブルベッド「……」ズドーン!





アベル「……本当に用意がいいな」

エリス「……」ゴクリ…

アベル「……エリス」

エリス「は、はい!?」



アベル「――この場で、今一度誓おう」

アベル「――神でも誰にでもなく。エリス……君に、永遠の愛を」チュッ…




エリス「あっ……///」

エリス「――もちろん、私もです///」

エリス「この身も心も、アベル様だけのもの。あなたに、永遠の愛を誓います……」チュッ…

エリス「いつまでも、いつまでもお傍に……」チュッ、チュッ…

アベル「……マークス神父は、俺達のことをわかっていたんだろうな」チュゥ…

エリス「え?」

アベル「式の最中の誓いの言葉……あれは本来の聖国式であれば、神に誓わせるものの筈だ」

アベル「彼はそれをあえて口にせず……誰に誓うかを濁して聞いてくれたんだよ」

エリス「そういえば……」

アベル「それでも……一度や二度では足りない。エリス、何度でも誓うよ……」チュッ!

エリス「ん、私も何度でも、何度でも誓います……!」チュッ!

アベル「エリス……」

エリス「アベル様……」


687 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/04(火) 23:51:53.60 ID:DMnKBACl0
純白の花嫁の華奢な身体が抱きしめられる。
このまま……それも悪くないが、今宵は止まることなどできはしない。


「ああ、本当に……綺麗だ、エリス」


抱き寄せながら、もう片方の手で頬を撫ぜる。
今日という日の為に普段はしない化粧で仄かに彩られた顔は、妙に大人っぽく見える。
しかしくすぐったそうにはにかむ彼女の顔は、やはり年相応の愛らしい少女で。


「エリス……」


この少女が自分の妻になったのだと思うと、それだけで舞い踊ってしまいそうだ。
自分には勿体ない、しかし手放したくないと願い続けた大切な少女。


「もう、ヴェールは必要ない。俺達を遮るものは、何もない……」

「アベル様……」


めくりあげたヴェールはそのまま取り払われ、結われていた髪もほどかれる。
さらりと流れる彼女の金色の髪は、本当に純白のドレスによく似合うと心の中で幾度も称賛を送ってしまう。


――ああ、こんなにも素晴らしい子を。


――今から俺は、自分の欲望で染め上げてしまうのか。


僅かな躊躇い。
だがそれ以上に、この少女を深く深く愛したいという欲求が渦巻く。

――そこに愛があればいい。

神の言葉すら免罪符として、アベルはゆっくりと顔を近づける。
そうすればエリスも迷いなく顔をあげ、再び唇が触れ合う。
そのまま軽く触れ合わせる優しい口付けを幾度も繰り返しながら……


「エリス……愛している……」

「アベル様……愛しています……」




「だが――今日の俺は、もう加減もできそうにない」





「このまま――君を孕ませてしまいたい」




「っ……!?」



ちろりと舌先をのぞかせながら、ついに皇子は最大の欲望を口にした


688 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/04(火) 23:57:04.27 ID:DMnKBACl0
初夜直前までにいったあたりで今日はここまで
そしてしばらく、書き溜めの時間を頂きたいと思います
以前の多数決よりアベルも遠慮無しです

そしてこの後はエリス初夜→妊娠発覚→各ヒロインズとの夜になりますが、
おそらくその都度時間がかかるかと思いますので、内容に期待はせずに気長に待っていただけると助かります(白目)
なお順番は勝手ながらとある理由から
アーシャ→シア&ティア→パトラ→ロウルを予定しています

本日もありがとうございました!
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/05(水) 00:00:42.64 ID:LGhEuJuyO
おつおつ
シアとティアが一緒に来るのはなんとなく予想出来てた
とりあえず書くのの助けになるかもだけど各々のシチュ案はいつぐらいから挙げた方がいいかな?
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/05(水) 00:01:06.31 ID:3fOG4SbKO
乙です
しかしマークス神父マジで男前っすな
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/05(水) 00:14:37.60 ID:aWOSGmawO
各ヒロインズの妊娠願望もプレイに反映されるのかな?
それだと
アーシャ:38
シア:46
ティア:94
パトラ:64
ロウル:42

……やべぇ、明らかに搾り取る気満々のシスターがいるわ
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/05(水) 08:19:55.16 ID:eVD3l6A1O
>>691
元々このイベントがエリスの偶然ゾロ乱舞のおかげだし、一番妊娠願望強いのもエリスだから大丈夫……?
しかし今から待ち遠しいな
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/05(水) 22:43:05.83 ID:NU5FPu9ZO
名前もだけど、それぞれの子供達の髪と目の色がどんな組み合わせになるのかも気になるね
ちなみにそれぞれ
アリス:黒髪&金髪翠目(アベル目の色設定無し)
ソフィア:黒髪&黒髪(アーシャ目の色ry)
フェリ:黒髪&銀髪赤目
オリヴィア:黒髪&ピンク髪(シアry)
アトラ:黒髪&緑髪(パトラry)
アリアンナ:黒髪&白髪青目
セッカ:金髪&黒髪黒目(アドルラン兄様ry)
プラチナム:金髪&白髪碧目+緋目
ジェイド:金髪&栗髪(どっちもry)
アル:黒髪&金髪(どっちもry)
ローナ:赤髪&茶髪(どっちry)
リリィ:赤髪&青髪薄紫目

こう見ると目の色まで決められてるキャラって案外少なかったのね
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/05(水) 23:16:16.05 ID:bnZvPTujO
キャラシに無くてもさりげに>>1が補完してたりするのよね
アベルは要所で濃紫の瞳の描写があったし、パトラさんは確か深緑の瞳だった筈
というか今更だけどすごいカラフルな子世代になりそうだな
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 01:55:00.25 ID:KK9NF75OO
そういや獣人・亜人系キャラって耳や尻尾が性感帯なことがよくあるけどロウルってそういう描写あったっけ?
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 18:56:38.79 ID:M1MEBk9G0
>>695
アベルに抱かれた時にもう開発されてる
しかしフィーアは急成長確定したけどロウルのちっぱいは成長するんだろうか
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