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【禁書】上条「野球大会で優勝したぞ!」看取「2回裏だゾ」【安価】
- 75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/26(日) 02:07:09.21 ID:zslLrnzSo
- おつです
- 76 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/01(土) 19:01:43.88 ID:seyVZ2anO
- 洗濯物干したら始めます
- 77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 19:08:52.23 ID:B5P9Y833o
- 待ってる
- 78 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/01(土) 19:47:45.35 ID:seyVZ2anO
- ・・・・・
風斬「ここです」
オティヌス「なんだここは。一見、何の変哲もない高層マンションに見えるが」
上条「ここは……!」
オティヌス「知っているのか!」
上条「ウチの高校の教員寮だ…」
オティヌス「………」
風斬「えーっと部屋番号は…」
オティヌス「オイオイオイオイオイ、おまえの学校の関係者に『総体』に詳しい奴がいるのか?」
上条「心当たりねぇよ」
上条「つーか風斬の奴なんでこうガンガン行こうぜモードなんだ?」
上条「おかしい、奴のキャラ設定資料集では『引っ込み思案』『巨乳』『マイナス思考』『巨乳』『実は力持ち』『巨乳』『天使』『巨乳』なんだぞ?」
オティヌス「その資料集、半分乳の事しか書いてないじゃあないか」
ピンポーン
上条「風斬がインターホンを押した! なんて勇気!」
オティヌス「おまえの設定資料集、間違って書かれているだろ」
『はい、どちら様じゃん?』
上条「……じゃん?」
風斬「こんにちわー黄泉川先生、風斬と言います! 打ち止めちゃんいますかー?」
『風斬…? ああ、風斬氷華じゃんか。今、ちょーっと遊びに行っちまってな。留守じゃんよ』
上条「って、黄泉川先生!?」
『その声は上条じゃん。どうした、彼女がいるのにまた新しい女に手を出したじゃんか?』
上条「ちげぇよ!」
『冗談じゃんよー。まあせっかく来てくれたんだし、上がってくじゃん」
- 79 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/01(土) 20:40:37.03 ID:seyVZ2anO
- ウィーン
黄泉川『昼飯は食ったか? まだ? ちょうどいいじゃん。ちょーっと作りすぎちまったから喰ってけ喰ってけ』
・・・・・
風斬「って誘われたら乗っちゃうのが人情ですよね」
上条「おまえの目的って打ち止めだったのか」
オティヌス「当然と言えば当然か。打ち止めは妹達を束ねる存在。MNWの管理者だからな」
オティヌス「ドリーの治療が出来ない原因は、打ち止めがMNWへの干渉をシャットアウトしているからだ」
オティヌス「その彼女に交渉を持ち掛けるのは当然か」
風斬「お留守ですけどね」
上条「でも助かるよ。手がかりは大いに越したことがない」
風斬「いえいえ。私は何も…ここですね」
ピンポーン
黄泉川「おーよく来たじゃん。上がってけ上がってけ。喰ってけ喰ってけ」
「「「おじゃましまーす」」」
黄泉川「いやぁ、よかったよかった。ホント、よかったじゃんよー」
上条「何がなんだよ」
オティヌス「なんだか嫌な予感がするんだが」
風斬「んー、いい匂いがしますね。なんの香りでしょうか」
上条「カレー?」
オティヌス「デミグラスソースの香りもするな…いや、チーズの香ばしい香りもあるな…いや醤油と出汁の香り色々混ざっているが…」
上条「……作りすぎたってまさか!」
黄泉川「おーい! 助っ人呼んできたじゃんよー!」ガチャッ
芳川「うぅ…もう、食べれない…」グッタリ
番外個体「うぷっ…お腹が苦しい…」グッタリ
一方通行「―――」チーン
上条「」
オティヌス「」
上条「(なんだこの地獄絵図は…)」
オティヌス「(あ、あの一方通行がカレーに顔を突っ込んで死んでいる!)」
上条「(そしてなんだこの炊飯ジャーの数は! 全部水蒸気吹いているんだが!)」
オティヌス「(もしやここはかの有名な、あの世への入り口と言われる恐山とでもいうのか!)」
オティヌス「(私たちは知らず知らずのうちにあの世へ導かれてしまうのか!)」
上条「(安心しろオティヌス。ここはあの世じゃない。東京都は学園都市、第七学区の普通の教員寮だ)」
上条「(ただちょっと炊飯ジャーの数が異常なだけの!)」
オティヌス「結局異常じゃないか!」
- 80 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/01(土) 21:23:45.29 ID:seyVZ2anO
- 上条「あのー、黄泉川先生? この惨状は一体…」
黄泉川「あっはっはっは!」
黄泉川「あっはっはっはっは!」
黄泉川「あーーーっはっはっは!」
上条「あのー…なぜ笑いながら、カレーを盛りつけているのでせう?」
上条「つーかなんで炊飯ジャーの中にカレーが? え? 炊飯ジャーで飯は作れるじゃん? へー、手間が省けて便利そう…って!盛り過ぎ盛り過ぎィ!」
黄泉川「あっはっは! 喰わないとデカくなれないじゃんよ」ポンポン
上条「ええっ!? そのそのカレー食べるのか!?」
黄泉川「おかわりもあるぞ!」
オティヌス「ひぃ! ゴーゴーカレーのメガ盛りサイズの皿にメガ盛り以上の白米とカレーが! ああ、カツが! エビフライが! 唐揚げが!」
上条「揚げ物も炊飯器で出来るのならスゲーけど今それ要らねぇ!!」
黄泉川「遠慮するな、今までの分も食え」ドロォ…
上条「いやぁ!この先生、凄くいい笑顔でカレー盛りつけてっけど、目が全く笑ってねぇ!」
上条「オティヌス! 風斬! すぐにこの悪魔の部屋から逃げる! ここにいるときっと地獄を見る!」ダッ
ガシッ
番外個体「させるか…」ギュゥウウ
上条「!?」
芳川「あらあら、せっかく来たのに帰るのかしら…? どうせならゆっくりしていけばいいのに…コーヒーも出すわよ…」ガッシリッ
黄泉川「はい、コーヒー」ゴンッ
上条「いや、それカレー!」
一方通行「ッるせェなァ…」ヌバァ…
上条「あ、一方通行…」
オティヌス「ひぃ! 顔面カレーべっとり…」
一方通行「テメェ…この敷居跨いだ時点で腹ァ括れってェンだよ三下ァ」ユラァ
一方通行「いつぞやか、どこぞの誰かが生徒会長になった打ち上げするどこぞ生徒の監督役をイイ事に、どこぞの鍋屋で喪女仲間共と呑んだくれた事が学校にバレて」
一方通行「職員会議で謝罪会見じみたマネさせられた黄泉川はこォなるンだっつゥーの知らなかったのかァ?」
芳川「一人暮らし時代なら大掃除だったけど、私と番外個体いうニート二人がいるから掃除する事がなく、そのしわ寄せがストレス発散クッキングになった、のよ…うっ、急に動いたから戻りそう…」
番外個体「私は…ニートじゃ、ない、し」ゼェ…ゼェ…
芳川「まぁあれよ…間接的な原因はあなた達にもある訳だから…手伝いなさい」
番外個体「この悪夢を終わらせるには、黄泉川のストレスが納まるまで食べ続けるしかないのよぉ…」ググググ
上条「わかった! かわったから!椅子に押さえつけるな! 縄で括りつけるな! 食べるから! 食べるからビリビリするな五寸釘突きつけるな番外個体!」
- 81 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/01(土) 21:39:12.68 ID:seyVZ2anO
- 上条「くそ…なんで俺なんだ…他にいるだろ…」
一方通行「イるぞォ」
上条「は?」
一方通行「奥の座敷を見てみろ」
上条「そん…な、炊飯ジャーサイズでしかも大量のハンバーグを囲んでぶっ倒れているのは、結標とW海原と土御門!? そして小萌先生と舞夏も!」
結標「……ハンバーグイラナイ、ハンバーグイラナイ、ハンバーグコワイ、ハンバーグコワイ」
小萌「結標ちゃんにお料理を教えてくれるんじゃなかったんですかー…ガク」
海原「み、番外個体さんのグラビア撮影ができると…聞いてきたのに…」
エツァリ「……私は打ち止めさんが御坂さんの幼稚園時代の制服を着てくれると聞いてきたのに…」
土御門「舞夏のエロメイドグラビア撮れるってのはウソだった…多重スパイのこの俺が、騙されるなんて…」
舞夏「アリエナ、炊飯ジャーデハンバーグナンデ出来ナイ出来ル訳ナイノニナゼ…」
芳川「今…新しい生贄を打ち止めが探しているわ…」
一方通行「ここにいたら、あのガキの食育に悪影響およぼ、ウプッ、ンッ…すからな…」
番外個体「とりあえず…あとは…頼んだから……ぐっばい」バタンッ
上条「ハァ…ハァ…ハァ…」
上条「畜生、畜生、なんだこれ…」
上条「こんな事になぜなった…」
上条「そしていつの間にか、カレーが3皿に増えてた」
黄泉川「早く喰わないと増えるじゃんよ」(<●> <●>)ゴトッ
上条「目が怖い! 怖い目でさらにカレーを置いていくな!」
オティヌス「――――」ピーン
オティヌス「聞いてください。上条当麻で『日本印度化計画』」
上条「俺にカレーを食わせろってか」
黄泉川「ハヤシもあるでよ!」カパッ
上条「やかましいっ!」
- 82 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/01(土) 22:08:16.23 ID:seyVZ2anO
- 上条「うぅ…強烈なスパイスの香りが食欲を誘うが、強烈過ぎてもはや暴力」
オティヌス「頑張れ。私はこのサイズだから応援しかできん!」
上条「くっそ、やっぱコイツ体今すぐにでも作ってもらえねぇかな…」
オティヌス「オイコラ。それやるとこの√バットエンド不可避だぞ」
風斬「おかわり!」
上条「え?」
オティヌス「え?」
黄泉川「風斬ぃ、いい喰いっぷりだなぁ」ゴトッ
風斬「いやぁ! カレーって初めて食べましたけど、美味しいですね! むふーうまー」モリモリ
上条「どうしていつの間に風斬の両脇に大量の大皿が!?」
風斬「? 食べないんですか? 美味しいですよ」
上条「うっ…い、いただきます」
上条「パクッ」
上条「うっ!」
ギュォオオオオ
上条「なんだこれは! 一口頬張った瞬間、スパイスの香りが鼻腔を突き抜け、程よい辛さが舌を刺激しつつ、じっくり煮込んだ牛肉の旨味とすりおろしたリンゴの甘味が脳を揺さぶる!」
上条「しゃばしゃばでもなくドロドロでもない完璧な水加減で米の良さを殺していない! しかもこの米の炊き加減も絶妙! ルーに程よく絡んで一粒一つの甘味を噛めば噛むほどにじみ出てくるようだ!」
上条「そしてこの揚げ物のラインナップ! 衣はサクサク、中はジューシー! オイオイオイ、なんだこのカツの分厚さは! エビフライのエビはブラックタイガーじゃないか! 唐揚げは国産若鳥のもも肉と見た!」
上条「付け合わせのキャベツの千切り(文字通り山盛り)はシャキシャキで極細! カレーによく合う!」
上条「止まらない! スプーンが全然止まらない! このカレーは本当に炊飯ジャーで作ったというのかァああああああああああああ!!!」
上条「―――ハッ」
上条(恐ろしい事に、いつの間にか、俺はあの特盛カレーを5皿食っていた)
上条(食べていた記憶はない…ただ、狂ったようにカレーを食べていたという状況証拠(食い荒らされた後のカレー皿と満腹感)だけが残っていた)
黄泉川「まだまだおかわりはあるじゃんよ」ゴトッ
上条「いや、もうこれ以上食えない」
黄泉川「何を言っているんだ。『もっと持ってこい。俺はあと100皿食えるぞ! ハリー! ハリー! ハリー!』と口の周りをカレーだらけにしてガッツイてたじゃんかよ」
黄泉川「大丈夫、材料はまだまだまだまだまだまだまだある…じゃんじゃん作るじゃん、じゃんじゃん食うじゃんよ」
上条「じゃん…」
上条「ヤバイ、限界だ…風斬は!」
風斬「カレー…オイシイーナー」ジジッ…ジッ…
上条「ああぁっ、風斬! 意識をしっかり持て! 消えかかってるぞ!」
オティヌス「おお、やっと正気に戻ったか…」
上条「オティヌス…どうしたその腹は! パンッパンだぞ!」
オティヌス「……うぷ、あまりにも美味そうに食う物だから、一口だけくれと、何も考えず頼んだら…一皿寄越された…気づいたら半分食っていた…これは何という魔術なのだ…ぐはっ」
上条「オティヌスゥーーーー!!」
上条「くそ…こうなったら、俺も助っ人を呼ぶしかねぇ…! この状況を打破するのは奴しかいない!!」
助っ人登場コンマ下1
奇数→その助っ人は幼女と共に現れた
偶数→その助っ人はさらなる地獄を連れてやってきた
- 83 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/01(土) 22:09:46.70 ID:seyVZ2anO
- ってなわけで自分もメシ作ってきます
一時間くらい待ってて下さい
コンマ下
- 84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 22:14:44.42 ID:B5P9Y833o
- まだ食ってなかったのか
- 85 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/01(土) 23:19:50.00 ID:seyVZ2anO
- 煮つけに使い切って
お刺身喰うのに醤油ないとはこれ如何に
ぶりあら煮ている間にお刺身肴に白鶴丸ちびりつつ続き始めます
- 86 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/02(日) 00:34:33.60 ID:OIDuYINuO
- 上条「SOS! SOS! カモン! 学園都市に現れた大食い女王! 胃袋にブラックホールを孕む少女!」ピポパッ
上条「インデックーーーースッ!!」
インデックス『なんなんだよ』ムスッ
上条「鱈腹カレー食いたくないか。ハヤシもあるでよ」
インデックス「私にカレーを食わせるんだよ!」ガシャーンッ
上条「ぎゃーっ! 窓から修道女が!」
インデクス「カレー! 私にカレーを食わせろー!」ウガー
上条「ぎゃーーっ俺はカレーじゃねぇ!」
ガブリッ
上条「不幸だぁあああ!!」
・・・・・
上条「地獄を見た…カレーに間違われて喰われるところだった」ボロッ
インデックス「はむっ! もぐもぐ…はふはふっ、がばぶっ! バリッバリッ! おいしいんだよ! おいしいんだよ!」ガガガガガガガッ
上条「とてつもない速度で超特盛カレーが吸い込まれていく…すげー、もう20杯目だ…」
インデックス「ふーごちそうさまなんだよ」
黄泉川「………ふぅ、まん、ぞく…じゃん、よ」バタッ
芳川「見事完食!」
番外個体「ようやく…この魔王を、倒した…やるじゃん」
上条「やった…やっと終わった…」
一方通行「ダリィ…」
ガチャッ
打ち止め「ただいまー! ってミサカはミサカはなんだかマンションの前で中に入れさせろってうるさいオジサンを連れてきたり!」
上条「は?」
オッサン「ここに修道女みたいな女の子が来なかったか!?」
上条「え?」
インデクス「お腹いっぱいで眠いんだよー。お休みーぐー」
オッサン「ソイツだ!」
オジサン「ここにいたか!」
オジサマ「この…ウチの店をあんなんにしやがって!」
オッサマ「とりあえず金を払え!」
上条「ちょ!? 何がどう…?」
オジサン「もしかして保護者の方ですか? だったらこの子がウチらの店で食ったぶんの代金を払ってもらう!」つ伝票の束
- 87 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/02(日) 01:52:35.96 ID:OIDuYINuO
-
上条「え? ……いちじゅうひゃくせんま―――……ちょっ、これケタ違うくない?」
オティヌス「一万越えの伝票の束がいちまーい、にまーい、さんまーい、よんまーい……アハハ、これなんの冗談だ?」
オッサン「つべこべ言うな。払わないと、不眠不休で働いてもらうぞ」ガシッ
上条「ぴえっ」
上条(この鬼の形相のオッサンどもの言い分とイギリス清教に問い合わせて返ってきた答えを照らし合わせるとこうだ)
上条(どうやら学園都市に来てからの食生活に乱れがあり、聖職者らしくしばらくの暴飲暴食を禁止した結果)
上条(極度の空腹により理性のタガが外れ、一文無しの癖に手当たり次第の飲食店に突撃し、店の食材を全て食い荒らした挙句無銭飲食をしたらしい)
上条(もちろん店側も捕まえようとした。だが、流石はステイルと神裂から一年間逃げ続けた女。運動不足のオッサンどもに捕まえる訳なく)
上条(十数軒に害を加えながら逃げ、逃げては食い荒らしを繰り返し、俺からの電話を受けて、隣のマンションの屋上からダイブ)
上条(無事に着地、最後のガラスを打ち破って今に至るのである)
上条「ふふふふふ、ふふふ、不幸だぁあああああああああああああああああああ!!!!!」
上条(こうして俺は全財産を失い…足りない分は黄泉川家に出してもらい、この場はおさまった)
上条(イギリス清教に領収書を提出したら返ってきたので、まぁ良しとしよう)
・・・・・
打ち止め「今日は大変ご迷惑をおかけしましたってミサカはミサカは謝ってみたり」
打ち止め「ホント、黄泉川ってしっかりしているのかしてないのかわからないよねってミサカはミサカは大人の行動に呆れてみたり」
打ち止め「で、用事ってなぁに? ってミサカはミサカは訪ねてみたり」
上条「ああ、そういや打ち止めに用事があってきたんだった」
風斬「すっかり忘れてましたね」ゲフッ
打ち止め「やはり、ドリーさんの件だったあーってミサカはミサカはうっすら気付いてたコトを口に出してみたり」
打ち止め「彼女の事は本当に…ゴメンナサイっ! ってミサカはミサカは土下座してみる…」
打ち止め「もっと注意しておけば…ってミサカはミサカは後悔してみる…」
上条「顔を上げてくれ…! おまえにそれされると――」
一方通行「オイ三下ァ…ウチのクソガキに何させてンだァ?」オウコラブッコロスゾ
上条「ほら見た事か」
オティヌス「落ち着け一方通行。チョーカーにかけた指を離してくれ」
打ち止め「やめてってミサカはミサカは喧嘩腰のあなたを止めてみる!」
一方通行「チッ!」
上条「やけに機嫌が悪いな…」
一方通行「あの時大変だったから…ミサカも番外個体もあの人もってミサカはミサカはあの夜の事を思い出してみたり」
上条「あの夜……うぅ、バイオの夜か…」
- 88 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/02(日) 02:43:03.58 ID:OIDuYINuO
- 体力の限界
今日はここまでです
ありがとうございました
来週土曜日の19時にお会いしましょう
- 89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 15:22:24.63 ID:iXsA29AJo
- この世界の上条さんは平和だな
でも原作並みにいじめられる上条さんも魅力的なんだ
- 90 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/08(土) 19:52:10.89 ID:T/IPzgDwO
- たーいへん遅れましたが始めます
- 91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 20:37:13.54 ID:CYi6DslRo
- まだかな?
- 92 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/08(土) 21:45:39.30 ID:T/IPzgDwO
- 一方通行「バイオの夜だァ…? あァ、妹達が突然発情したつゥー―――ウッ、頭がァ!」ズキッ
上条「どうした!?」
一方通行「あの夜の事を思い出すと…頭がァ―――!!」
上条(話を聞くところ、発情妹達数人が一方通行に夜襲を仕掛けたらしい)
上条(エイワスにボコられた時なみの屈辱だったらしい)
上条「………」ジーッ
打ち止め「そ、その夜の事は覚えてなかったり、ってミサカはミサカはMNWに流出済みの黒歴史を思い出してみる…うぅ、恥ずかしいよう」
番外個体「いやぁ、あの夜はすっごかったね」
一方通行「ご、ガァアアアアアアアアアアアアアアア!!」ジタバタジタバタ
上条(どうやら詳しく話を聞いたら戻れなさそうだ)
・・・・・
一方通行「ズズー」
上条(缶コーヒー渡したら発作が収まった…BOZUスゲェ…ジョーンズがCMやる奴スゲェ…)
一方通行「で、ドリーの件で言う事があるンじゃなかったのかよ」
上条「そうだった。MNWの元締めである打ち止めから何か有益な情報がないかと」
打ち止め「最終信号は確かにMNWの管理者だけど、元締めって言い方はなんだか反社会的だなってミサカはミサカはセンスがない呼び方に抗議して見たり」
打ち止め「――ごめんなさい。ミサカ一人の力ではドリーさんをMNWから切り離す事は出来ないのってミサカはミサカは申し訳なさそうに答えてみたり」
打ち止め「わかっていると思うけど、ドリーさんの自我はMNWの海の中に溶けている状態で、そこからサルベージするのはとても…ってミサカはミサカはしゅんとしてみる…」
番外個体「それ、ミルクを入れたコーヒーからミルクだけを取り出せって言ってるもんだよ。出来る?」
上条「う…」
番外個体「あっ、でも簡単な方法があんじゃん☆」
上条「!」
番外個体「いやぁ我ながら名案ってのを思い付いた。上条ちゃんが1日学園都市統括理事長権を使えばすぐにできるよ」
上条「ホントか!? それって一体――」
番外個体「権限で妹達を皆殺しにすればいいじゃん」
上条「――は?」
一方通行「……」ズッ
番外個体「私たちミサカは一万の脳で愛する一人を捕えているなら、一万をぶっ殺せばお姫様は助かるゾ☆」ドヤサ
上条「お、おまえ…自分で何を言って――」
番外個体「もともと私たち1万人は死ぬために作られたんだから、ここで命使うのもアリじゃね?」
上条「――――」
- 93 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/08(土) 22:51:12.32 ID:T/IPzgDwO
- 一方通行「煽るなボケ」パコンッ
番外個体「アダッ」
一方通行「ンなマネするタマかよォ」
上条「……」
一方通行「一人の為に一万人殺すなンて悪党みてェなマネ、やるかボケ。たった一人の為に世界を敵に回したこたァあったがなァ」
一方通行「なァ三下ァ」
上条「なんだよ」
一方通行「万が一。もしアイツらに何かしてみろォ―――その時、テメェをゼッテェぶっ殺すかンなァ…」ギィッ
上条「―――」
・・・・・
上条「結局、『総体』には会えなかったな」
風斬「そうですね…でも収穫はありましたね」
上条「そうかな…」
風斬「だって、ほら―――」
御坂妹?「………」
上条「御坂妹…?」
御坂妹?「オッスオラ総体!/return 呼ばれて出てきてじゃじゃじゃじゃーんしてきたぜ/return」
上条「………」
風斬「………」
総体「……いっけね、火傷しちゃったかな?/escape」
- 94 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/09(日) 00:07:46.45 ID:ac8l8GkxO
- 上条「――――」
上条(予想外の展開!)
上条「あ、そうか、総体ってどの御坂妹でも出現可能なのか!」
総体「ピンポーンさすが上条ちゃん/return」
総体「と言っても/backspaceいつでも出てこれるわけじゃないから、都合がいい期待はNGでヨロシク」
総体「いやぁ久しぶりの娑婆の空気が美味いぜよ―/return」ボキボキ
上条(なんだかキャラがブレブレな気が…つーか御坂妹の体でオッサンみたいな事言ってると違和感がすげー)
上条「まぁいいや、都合が良かった」
上条「総体! 実は相談したい事が――」
総体「皆まで言うな上条ちゃん/return状況はだいたいつかめてる」
総体「MNWに溶けたドリーちゃんの自我を取り戻すにはどうすればいいか、だろ/returnその答えを叩きつけてやろうかと思って出てきた」
総体「答えはNO! ネット上に中二病全開で書いたクロスSSの投稿はどんな方法をもってしても消せないように/return」
総体「ドリーちゃんの個性も人格も記憶も何もかも完全にMNWに溶けてしまった」
総体「砂浜に書かれた小説が波で消されるように/return、ドリーちゃんの脳が妹達の記憶で洗い流されるのは時間の問題」
総体「総体とすればもう打つ手はない」
上条「―――」
上条(つらつらと、早口で告げられる事実。なんども突き付けられた『ドリーは助からない』という言葉)
上条(カエル先生や打ち止めにも言われていたが―――総体から言われると、ショックの程がケタが違った――)
上条(『ドリーは諦めろ』――)
上条(視界がぼやける。頭が真っ白になって、天地がひっくり返ったような感覚に襲われる)
上条(そんな俺を見て、総体は破顔した)
総体「そう絶望的な顔をするなよ上条ちゃん」
総体「別にドリーちゃんを諦めろ/return、なんて残忍な女じゃないぜミサカ達は」
上条「え」
総体「元はと言えば/returnミサカたちの好奇心が招いた事件だからちゃんと最後まで協力するわよ」ドンッ
上条「」イラッ
上条「じゃあ、どうすればいいんだ!? 俺はどうすればドリーを救える!?」
総体「うーーーん」
総体「デートすればいいんじゃない?」
上条「は?」
総体「ドリーがMNWに自我が持ってかれそう?/escape オイオイ/return、たった一度の交わりでMNWにスレが254も立てられてほぼ全て完走した挙句」
総体「すべてのミサカを発情させた程、ミサカたちに激震をもたらしたんだぜ?」
総体「たった一人に一万人が引っ張られたんだ/return、だったら逆にミサカたちの脳髄に、アンタらのイチャイチャを刻み込んでやれ!」
総体「そうしたらちょっとばかし光明でも刺すんじゃないか?/escape」
- 95 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/09(日) 00:22:37.13 ID:ac8l8GkxO
- 上条「………そう、なのか?」
上条「それでいいのか?」
総体「いいとも!」
上条(力強く胸を叩き、自信満々な笑みで総体はこういった)
総体(それでも不安ならあのモヤシ頭にも協力させるさ/return。騙されたと思ってやってみたらどう?」
上条「……わかった。やってみる」
総体「うんうんいい顔になった/return。我らが惚れた男はそうでなくっちゃ」
上条「え?」
総体「なんでも」
総体「じゃあミサカはここで/return。この個体はちょっとこれから用事があるから急いでるのよ」
上条「そうか。ありがとう。また出てきてくれたら嬉しい」
上条(だから早口だったのか)
総体「ご武運を祈るぜ」チュッ
総体「あーそうそう」
総体「みさきちゃんとみーちゃんも構ってあげろよ/return。ドリーの記憶ちょっと覗いたけど。ドリーの勘が黄色信号ともしてたよ」
上条「?」
総体「まぁそこは自分でヨロシク。じゃっ!」
上条「ああ、ありがと」
総体「―――」ニコニコ
総体「………」フッ
御坂妹「おや、私はなぜここに? どうしてあなたがここにいるのでしょう、とミサカは気が付いたらあなたが目の前にいる事実に驚きを隠せません」
上条「いや、世間話をちょっとな。用事があるんだろ?」
御坂妹「はい、とミサカは急に黒あんみつが欲しくなって買いに行ってた事を思い出しました。では失礼します」
上条「はいよ」
- 96 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/09(日) 00:48:04.01 ID:ac8l8GkxO
-
上条「どうやら、なんとかなりそうな気がする」
上条「いや、確証はないけど。そんな予感がする」
風斬「そうですか…では、お悩みが解決したという事でいいですね」
上条「ああ。また頼ると思うけど、いいかな」
風斬「はい! その時は喜んで!」
上条「あれ? 風斬?」
上条(気が付くと、風斬氷華は姿を消していた。時は夕方、黄昏時。幽霊のように姿を消した)
上条「………また、会えるよな」
上条「ああ、ドリーに会いたいな」
上条(そうだ。久しぶりにドリーに会おう。それでドリーが忘れてもすぐに思い出させるような楽しい思い出を作ろう)
上条(1万人の妹たちに自慢できるような思い出を)
上条さんの体力が20減りました
風斬さんの好感度が20上がりました
風斬氷華好感度16→36
上条「あ、オティヌス忘れてた」
黄泉川「さぁじゃんじゃん喰うじゃん!」
一方通行「もゥ…食えるかクソがァ…!」バタンッ
インデックス「おいしいんだよ! よみかわ!」バクバクバク
オティヌス「うぉーい!この地獄から助けてくれぇええ!!」
上条(オティヌスさんとその後、かなり太って帰ってきた)
――6月下旬
現在の上条さん 所持金8万0000円
HP:45/140 学力:60
野球/休む/遊ぶ/デート/バイト/勉強
野球
練習or試合=HP-20 指定した仲間or彼女の好感度
休む
HP+30
追加…安価のコンマがゾロ目でHP+50
遊ぶ
HP-20/指定した仲間との好感度+10〜30
デート
HP-20/彼女とデート好感度☆1〜4
勉強
HP=+20
学力=+10〜20
食蜂操祈……★★★★★★★★★★
警策看取……★★★★★★★★☆☆
ドリー………★★★★★★★★★★
オティヌス…★★★★★★★★★★
※5月下旬からオティヌスの手術可能
安価下2
- 97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 00:51:49.29 ID:u+ouSCgqo
- 下
- 98 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/09(日) 00:55:20.11 ID:ac8l8GkxO
- 今日はここまでにさせてください
ありがとうございました
明日の19時にきます
- 99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 01:44:32.03 ID:1u2Meqvqo
- デート
警策
- 100 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/09(日) 19:15:03.04 ID:ac8l8GkxO
- はじめます
- 101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 19:15:17.64 ID:u+ouSCgqo
- OK
- 102 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/09(日) 20:08:19.64 ID:ac8l8GkxO
- ――6月下旬
看取「…………」フラフラ
上条(学校で、ふらっふらで廊下を歩く看取を目にした)
上条「お、おい、大丈夫か? メトロノームみたいな動きしてるぞ」ダキッ
看取「もふっ…んあ? あ、ダーリンおはよ…ふぁ〜」
看取「いやぁ、昨日は夜中までゴミを掃除してたから寝不足で寝不足で…」ブツブツ
看取「マッタク、なんでアイツラ能力者なんて雇って――……って、ダーリン!?」ガバッ
看取「あ、ヤダ、どーしよ…今朝やっつけでメイクしてたからゼンゼンバッチリじゃないのに…寝ぼけててマスクし忘れるし///」モジモジ
上条「ん?そうか? いつもの通り可愛いぜ」
看取「―――///」ボッ
看取「ヤダモー! 廊下のど真ん中で口説いちゃダメ」バシッ
男子生徒「(バカップルだ)」
男子生徒「(イチャイチャしやがって…)」
男子生徒「(クッソ、俺も彼女ほしいな)」
女子生徒「(公然とそんなことが言える彼氏羨ましい!)」
黄泉川「(学校にメイクしてくると…ほう。あとで呼びだしじゃん)」
上条「このままだとさすがに危ないな。保健室行くか?」
看取「ダイジョーブ。徹夜なんてヘーキヘーキ。今日は乗り切るぞゾー」フラフラスタスタ
上条「………」
上条(最近の看取はなんだか付き合いが悪い。デートに誘っても
看取『ゴッメーン☆ その日は大事な用事があって…来週なら空いてるから!』
上条「………」
上条「今度、デートでもしようか」
- 103 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/09(日) 21:34:02.10 ID:ac8l8GkxO
- ――数日後
上条「ダメだ! ぜんっぜん予定が合わない!」ノーン
オティヌス「そら4股していて、個別にデートしていればそら予定が合わなくなるだろう」
上条「くそ…しかしなんで看取がこんなに忙しそうなんだ…?」
オティヌス「それはわからん」
上条「うーん…どうにかして看取との予定を組みたい…けど操祈とドリーとオティヌスの予定を削る訳にもいかないし…」
オティヌス「……」
オティヌス(いや私は日夜ずっと共にいるからわざわざ逢引する必要もないから予定削ってもいいが……いや、それで蔑ろにされるのも癪だから黙っておこう)
上条「―――」ウーンウーン
オティヌス(しかしこうして予定帳と睨めっこされても調子が狂う)
オティヌス(しょうがない、一肌脱ぐか)
prrrr
オティヌス「もしもし、食蜂か? ドリーもそこにいるか? よし、一つ頼みたい事が――」
―――オティヌスとのデートの日
ピンポーン
上条「はいはーい」ガチャッ
操祈「かっみじょーさーん!」
ドリー「あっそびーまっしょー!」
看取「だーあーりーん!」
オティヌス「あっそびっましょー!」
上条「」
上条「え? まさか全員とデート?」
- 104 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/09(日) 23:10:35.32 ID:ac8l8GkxO
- ・・・・・
操祈「と言ってもぉ、メインは看取なんだけどぉ、私たちの予定も変更ってなるのは癪だしぃ」
ドリー「おにいちゃんといっしょならどこでもいいよ! みさきちゃんとみーちゃんといっしょならさらにおっけー!」
オティヌス「ちなみに提案者は私だ。感謝しろよ」
上条「おまえら…」
看取「……」
看取(ダーリンとふたりっきりがヨカッタ…)
操祈(と、思ってるだろうけどぉ)ニヤニヤ
オティヌス(考える事は同じだな)ニヤニヤ
ドリー(ねー)ニヤニヤ
看取(って思ってるのが丸わかりすぎてシャクに障る…けどなかなか合わない日程をみんなで合わせてくれたから感謝するタチバだから何も言えない…)チェッ
上条(くっ、やっぱりみんないい子ばかりだ…こんな彼女たちに感謝しないとな)
上条(よーし、今日はみんなを思いっきり楽しませるぞ!)
上条「で、どうする? どこいく?」
操祈「実はノープランなんて事ないわよねぇ」
オティヌス「私はどこへでもいいぞ」
ドリー「おにいちゃんといっしょならどこでもたのしいよ!」
看取「こうなったらドコへだって付き合ってあげるゾ」
「「「「「………」」」」」
「「「「「え…まさかノープラン…」」」」」」
上条(無難にショッピングに行くことになった)
- 105 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/09(日) 23:45:43.04 ID:ac8l8GkxO
- ――第十六学区
上条「そういえば最近アウトレッドが出来たって聞いてはいたが…結構デカイな」
看取「―――」キラーン
看取「手分けして回った方がイイかなー」パチパチ
操祈「―――」コクッ
操祈「なら、私たちはドリーのお洋服買いに行くわぁ。行きましょうドリー」
ドリー「うん! じゃあまたね、おにいちゃん」
看取「イッテラー」ヒラヒラ
上条「?」
看取「………」ニヘー
ダキッ
上条「うおっ! 急に腕にしがみ付くな、ビックリするだろ?」
看取「エヘヘー…スー…ダーリン成分摂取ー」ハスハス
上条「ハイハイ、思う存分摂取しろー」ナデナデ
男性客「(バカップルだ)」
女性客「(イチャイチャしやがって…)」
男性客「(クッソ、俺も彼女ほしいな)」
女性客「(いるよな、公共の場でキスしまくるバカップル。爆発しろ)」
上条「じゃあ行こうか」
看取「オッケー。私、実は買いたいものあったんだー」
上条「へぇ、どんな?」
看取「それはぁ…」
看取「ココ!」
上条「………じょ、女性用…み、水着、コーナー…だと?」ゴクリンコ
上条さん女の園へ突撃コンマ下1
奇数→いざ吶喊
偶数→そして爆死へ…
- 106 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/09(日) 23:51:17.81 ID:ac8l8GkxO
- 今日はここまで
ありがとうございました
次は土曜日の19時か20時くらいにお会いしましょう
コンマ下
- 107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 23:52:03.22 ID:u+ouSCgqo
- 乙
- 108 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/15(土) 20:54:06.41 ID:jprMU/460
- ひぃ!連絡できなくてごめんなさい
今日はお休みさせてください
来週の土曜日19時から始めます
- 109 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/22(土) 19:32:29.49 ID:xNS0I2xUO
- ほっこりしてたら遅くなりました
はじめます
- 110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 20:17:33.27 ID:uYSPLUh7o
- OK
- 111 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/22(土) 20:35:10.13 ID:xNS0I2xUO
- 上条「……なんだこの区間は…右を見ても左を見ても女性用洋品店ばっかじゃねーか」キョドキョド
看取「アレレー? もしかして怖気づいちゃったのかにゃー?」ニマニマ
上条「は、はっはっは、舐めるなよ」
上条「カミジョーさんはかつて淑女の花園へ置いてけぼりにされて生還した漢」
上条「水着コーナー?よゆーですよー」
看取「……の、割には目が泳いでるケド?」
上条「―――」
看取「もしかしてビビってるー?」ニヤニヤ
上条「カチーン」
上条「ハッ、水着コーナーの一つや二つ! 数多のラッキースケベを経験してきたカミジョーさんにとってナンデモない事ですよっと!」スタスタスタ
看取「あ、そっちは――」
上条「看取、どの水着が欲しいんだ? うーん、看取に似合いそうな水着かぁ、想像したらちょっと楽し…み…」ウィーン
イラッシャイマセードーゾーグユックリゴランクダサーイ
上条「――――」
看取「――水着じゃなくて、下着の方……ウッワ、しかもかなりハードな…」
看取「………って、ダーリン?」
上条「――――」カチーン
看取(気絶している!?)
・・・・・
看取「ダイジョウブ?」
上条「ああ、面目ない。早とちりした」ハァハァ
看取「じゃあ気を取り直して。イコっか」ギュッ
上条(コイツ、逃げださないように腕絡んできやがった。色々言いくるめて別のところいこうとしてたのに)
看取(逃がさないゾ♡)
ウィーン
イラッシャイマセードーゾー
上条(ウッワォ! これ、男がいて大丈夫な店か!? 入った瞬間、女性店員から女性客まで睨んできたような錯覚が――)
上条「で、でだ、どんな水着が欲しいんだ」スタスタ ←早く選んでさっさと出ていこうと考えている
看取「うーんそーだなー。いっそダイタンので攻めようかなー? 実は何も考えてなかったリーナンテ」スタスタ ←面白いので2時間くらいいようと思っている
上条(ええいままよ! こうなったらとことん付き合ってやんよ」ドッドッドッ ←心が折れた
看取(とか言いながら、心臓バックバクでカワイイー///)
看取「じゃあ……とりあえずダーリンが決めてよ」
上条「へっ!?」ドキッ
上条さんの水着選びセンス&ラッキースケベコンマ下1
奇数→清楚系で攻めるか…試着室ってどこだっけ?
偶数→小悪魔系とかいいよね。――試着室…先客がいるな
- 112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 20:39:33.75 ID:i6ZytFO3o
- はい
- 113 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/22(土) 21:52:10.74 ID:xNS0I2xUO
- 上条「―――//////」カチャ…カチャ…
看取「〜♪」カチャカチャ
上条「〜〜〜〜///」←すごく際どい水着を発見して彼女が着たらどうなるか想像して悶絶
看取「wwwww」←それを見てドツボにハマる
上条「………///」カチャ…カチャ…
看取「〜♪」スタスタ ←別のところへ行こう
上条「…………―――!?」ガーンッ←気づいたら一人になっていた
・・・・・
看取「で、決まったカナ?」
上条「なんやかんやあったけど…なんとか決まったぜ…」つ水着
上条「看取って黒のビキニだったよな…って事で、明るい色にしてみました」
看取「オヤオヤ、これはこれは……ふーん、これがダーリンのコノミねぇ…」
上条「これでもかなり悩んだんだぞ」
看取「……イヤイヤ、いいセンスしてる……って、スゴイ。サイズ言ってないのにピッタリ。なんでわかったの?」
上条「それは……」ゴニョゴニョ
看取「?」
上条「前、デートした後の…ホテルで見てたから…///」
看取「―――」
看取「!」ボンッ///
看取「ヤダーモー! そんな恥ずかしそうに言ったら、コッチまで照れちゃうじゃん!」バシバシ!
上条「イタイッ! 痛いってば!」
上条「あーもーわかったわかった。じゃあ試着して来いよ。えーっと試着室は確か――ああ、ここだここだ」スタスタ
看取「ウン、アリガト―――って、そこ人がいるよ!」
上条「へ?」
シャッ
吹寄「秋沙ー? 試着してみたけど、背中の紐が縛れないから、縛って―――」
吹寄「………」ポトッ←思わず落ちるビキニ
吹寄せっぱい「ドーン」
看取「デカッ…」
上条「――――」
上条「……///」プイッ
吹寄「オイ、なんで貴様がいる上条当麻」ビキッ
上条「ええっとーそれはですねー」
吹寄「聞いているの。なんで男が、女性水着専門店にいるの?」
上条「いやおまえ…店内女の人しかいないからって…油断しすぎだと思う///」
吹寄「この…色情魔ーっ!///」ゴッ
上条「不幸だァーーーーーっ!!」
- 114 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/22(土) 23:19:05.17 ID:xNS0I2xUO
- 上条「フコーダ…」トボトボ
看取「イヤ、デカパイをガン見してソレはナイワー…」
上条「おかげで吹寄といつの間にか後ろにいた姫神の分の水着も買わされたけどな!」
看取(いや、姫神ちゃんずっと試着室の前にいたんだけどなぁ。カゲが薄いってコワイなぁ)
上条「で、看取の水着はこれでよかったのか?」
看取「ウン。ダーリンが選んでくれたんだから間違いない!」
上条「ふぅーん…で、会計してたら貰ったんだけど…なんだこれ」
看取「……?」
上条「『ウェディングドレス試着券』……どうやらカップルである程度の金額分買うと貰えるみたいだな」
上条「ちょうど3着分で一枚もらえた」
看取「――――」ピーン
看取「ヨシ、行こうか」
上条「行くってどこへ」
看取「私、ウェディングドレス、着てみたーいナ☆」
上条「」
・・・・・
上条「普通、アウトレッドに教会ってあるものなのか…?」
オティヌス「………パチモン過ぎて吐き気がする」ゲェ
操祈「オカルトよくわからないけど、ウェディング業界って日本独特過ぎて海外からは別物なのよねぇ」
オティヌス「…うぷっ…きもじわるい。これだから日本の宗教観は…」
ドリー「オッチャンだいじょうぶ?」
オティヌス「せめて、ちゃんはひらがなで頼む…それじゃあ私は40過ぎの中年男みたいじゃあないか…」
操祈「それにしても孫にも衣装よねぇ」
上条「似合ってないか? タキシード」ピシーッ
オティヌス「似合ってるぞー。仮面とシルクハットも一緒にどうだ?」
上条「薔薇でも咥えろってか」
コンコンッ
準備ガ出来マシタノデ、オ越シ下サイ
オティヌス「では私たちは先に教会モドキへ行ってるぞ」
操祈「あーあ。こんな事なら私が当麻さんと組めばよかった」
ドリー「えー、わたしはみさきちゃんとデートたのしかったよ?」
バタンッ
上条「……行くか」
- 115 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/22(土) 23:46:54.64 ID:xNS0I2xUO
- ・・・・・
上条「看取ー? 入るぞー」コンコンッ
看取『ドーゾー』
上条「おじゃましまー」ガチャッ
上条「す…」
上条「―――――」
看取「ドウ、かな?///」テレテレ
上条「―――――」
上条「めっちゃキレイだ…」
看取「モウ! ダーリンったら!」テレテレ
上条「いや本音だよ」
上条「本当にキレイだよ、看取」
上条(純白のウェディングドレスに傷一つない素肌。プロに完璧にメイクされた美貌に艶らかな黒髪は纏められて)
上条(警策看取が一番綺麗な姿でそこにいた)
看取「……///」
上条(そして本気で照れる看取は更に可愛い」
看取「その…ダーリン、心の声が口に出てる…」
上条「――――」
上条「ゴメン、看取の彼氏で本当によかったって本気で思ってたらつい」
上条「よし、とりあえず教会の方に行くか。みんなが待ってる」
看取「……うん///」
ステイル「―――」ブッスー
上条「………なぜここにいる」
ステイル「イギリス清教も財政難でね。バイトだ」
ステイル「(クソ、ホントは経費に落ちない煙草代を稼ぐためなんて口が裂けても言えるか…)」
ステイル「どうした、さっさと準備しろ。合図をしたら入って教団の前に立って……まぁ適当にしとけばいい」
上条「テキトーって」
ステイル「じゃあさっさとやるぞ」
上条「テキトーだな…」
看取「まぁ肩の力ヌケって事じゃない?」
上条「まぁいいか」
- 116 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/23(日) 00:08:52.16 ID:l+tSk2x0O
- ギィ…
ジャジャジャジャーン
ジャジャジャジャーン
ジャジャジャジャン
ジャジャジャジャン〜♪
看取「エヘヘ」
上条「どうしたんだよ」
看取「まさか、ヴァージンロードを歩ける日が来るなんて…思わなかった」
看取「こんな穢れだらけの…ヴァージンなんてとっくの昔に失くした女が」
上条「なに言ってんだよ。どんなになっても、どんなことがあっても、看取は世界で一番綺麗な女の子だよ」
看取「//////」
看取「ダイスキ///」
上条「俺もだ///」
看取「トコロデ、私が世界一なら、操祈ちゃんとドリーとオっちゃんは二番目なのかな?」
上条「………ど、同率一位ってコトで一つ」
ステイル「では…新郎上条当麻。貴様は看取を妻とし、健やかなるときも病めるときも喜びのときも悲しみのときも富めるときも貧しいときも、これを愛し敬い慰め遣え共に助け合い、その命ある限り真心を尽くす事を誓うか?」
上条「………はい、誓います」
ステイル「新婦警策看取。貴女は当麻を夫とし、健やかなるときも病めるときも喜びのときも悲しみのときも富めるときも貧しいときも、これを愛し敬い慰め遣え共に助け合い、その命ある限り真心を尽くす事を誓いますか?」
看取「ハイ、誓います」
ステイル「では指輪の交換と誓いのキスを――」
上条さん空気読めコンマ下1
奇数→何事もなく
偶数→緊張してきた…
- 117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 00:10:16.10 ID:0T2a7Du2o
- あ
- 118 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/23(日) 00:54:10.83 ID:l+tSk2x0O
- 看取「ン…―――」ンー
上条「………」ムチュ…
上条(あ、やっべ、いざって時に緊張してきた…)
コッ
上条(そのおかげでキスは失敗。歯と歯がぶつかって両者悶絶するというハプニングでグダグダになり、式はステイルの爆笑で幕を閉じたのであった)
・・・・・
上条「ごめんな…最後の最後で下手やらかして」
看取「イイってことよー」
看取「指輪貰っちゃったし」
上条「ステイルクビだってよ。そりゃあんな態度でいたらそうなるか」
看取「上司のお姉さんにこっぴどく怒られてたネ。お詫びに記念品としてこんな立派な指輪が」
看取「しかもネームも入れてくれて」
上条「メッチャイイ人だったなぁ」
看取「イイ人だったね…」
上条「で、なんでこーなった?」
操祈「次は私と式を上げましょう、当麻さん」
ドリー「ねぇねぇ! おにいちゃん、にあってる? かわいい? キレイ?」
オティヌス「なんと人形用のドレスもあったぞ! 悲しいけど、致せり尽くせりだ!」
上条「俺、帰れるかな…」
看取「最後まで付き合ってあげよーよ」
上条(結局最後まで終わるころには夜になっていて、最終バスを思いっきり逃したのであった)
上条「最近のアウトレットってすげーな。ホテルもあるとか」
ドリー「わーい! おとまりだー!」
看取「カカクもアウトレットだね。ホテルマンの教育施設も兼ねているからだってー。ほう、プールあるのか…」
操祈「……もっといい所なかったのかしらぁ」ボソッ
オティヌス「そこ! 誰のせいでこんな時間になったと思っている!? 一番時間かけて式やってたのおまえだぞ!」
操祈「はい不適切ぅ」
上条「ハイハイ、喧嘩しない」
上条「じゃあ各々自由行動って事で、解散!」
―――自室
上条「ふぅ」ギシィッ
上条「式は最初…看取だけ失敗しちまったし…なにかお詫びしないと。看取はどこにいるかな…」
看取はきっとあそこにいる…――安価下2
@プールへ行こう(エッチあり)
Aドリーに聞いてみようか。あわよくば一緒に探してもらおう(エッチあり)
Bロビーにいるかな?(エッチなし)
B疲れた寝よう(★1 HP+20)
- 119 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/23(日) 00:54:54.58 ID:l+tSk2x0O
- 訂正
看取はきっとあそこにいる…――安価下2
@プールへ行こう(エッチあり)
Aドリーに聞いてみようか。あわよくば一緒に探してもらおう(エッチあり)
Bロビーにいるかな?(エッチなし)
C疲れた寝よう(★1 HP+20)
- 120 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/23(日) 00:56:41.18 ID:l+tSk2x0O
- 今日はここまでにさせて下さい
ありがとうございました
次回は来週土曜日の20時からお願いします
安価下
- 121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 01:07:14.16 ID:K4vQWUibo
- 3
- 122 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/29(土) 20:07:16.14 ID:tPLlxleQO
- 安価くれれば
はじめます
看取はきっとあそこにいる…――安価下1
@プールへ行こう(エッチあり)
Aドリーに聞いてみようか。あわよくば一緒に探してもらおう(エッチあり)
Bロビーにいるかな?(エッチなし)
C疲れた寝よう(★1 HP+20)
- 123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 20:09:18.22 ID:Qn3xjqM6o
- 3
- 124 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/29(土) 21:37:23.87 ID:tPLlxleQO
- ―――ロビー
上条(とりあえずロビーに行ってみるか。飲み物やお菓子の自販機があったから、それを買って部屋に行こう)
上条(と、ロビーに出てみると、見知った黒髪ロングがいた。看取だ)
上条「おーい、看取…」
看取「……わかってる。私が始めた事だもの。チャンとヤる」
上条(電話か…? しかし妙に雰囲気が物騒な…)コソッ
上条(この会話を盗み聞きするつもりはない。ただ、脳の隅の方で『聞いたら戻れなくなる』と誰かが言った気がした)
看取「オッケーオッケー。わかってる。お金だってちゃんと払ったワケだから、猟虎ちゃんもチャントやってもらわないと」
上条(猟虎? 弓箭猟虎と電話してるのか…いつの間に接点が…)
看取「猟虎ちゃんだってまだ生きていたいでしょ? 木原印の野球人形って、ホントにフグウよね。だってこの夢物語が終われば……」
上条「――――」
上条(猟虎は野球人形だった…?いやそれより看取と猟虎は一体なんの会話をして―――)
看取「ところで私が送ったリストにあるクズはみんな掃除した? ウン、ウン。アリガト、流石は猟虎ちゃんダネ」
看取「私の方……? ゴメン全然出来ていない。暗部にいたけど恥ずかしながら、結局コロシはアレ一回切りなんだよネー」
看取「基本、私って裏から工作したり能力で諜報活動するのが専門だったし。戦闘訓練は受けてたけど)
看取「エ? 慣れればだんだん楽しくなる? イヤーそんな悪趣味な…」
看取「それにね。やっぱり操祈ちゃんやドリーがいるし、ダーリンも…ゴメンゴメンこれって言い訳だよね。そっちだって入鹿ちゃんいるし」
看取「ダイジョウブ。私が請け負ったノルマはやり切るよ」
看取「これは私たちの復讐なんだから――私たちをここまで堕とした奴らを一人残らず―――」
上条「――――………み、」
ピリリリリリリリリリリッ!
看取「――――!!!」バッ
上条「とり…」
上条(失策だった。携帯電話をマナーモードにするべきだった)
上条(どこのどいつか知らないが、このタイミングで電話を掛けてくるなんて…)
- 125 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/29(土) 22:09:55.35 ID:tPLlxleQO
- 看取「ゴメン、問題発生。後でかけなおすね」ピッ
ピリリリリリリリリリリッ!
上条「――――」
看取「……盗み聞きとか、セーカク悪いゾ」
上条「み、看取…おまえ―――」
ピリリリリリリリリリリッ!
看取「出れば?」
上条「―――」
上条(こんな真っ黒な目をした看取は初めて見る…)
上条「……後で話がある…」スッ
看取「ウン、待ってる」
ピリリリリリリリリリリッ!
ピッ
上条「……もしもし」
電話相手コンマ下1
01-30→最近の研究者失踪事件を調べていた黄泉川愛穂
31-80→ホテルを襲う危険を知らせる土御門
81-00→姉の様子のおかしさから警策看取のヤバさに気づいた弓箭入鹿
- 126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/29(土) 22:13:31.14 ID:NiGFNkhWo
- あ
- 127 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/30(日) 00:05:16.29 ID:GmSxDLuBO
- 黄泉川『……! やっとでたじゃん!』
上条「黄泉川…先生。なにかよう――」
黄泉川『いま大丈夫か? どこにいるじゃん? チームメイトから彼女たちと一緒だと聞いたが…そこに警策看取はいるか!?』ブォーン
上条「………」
上条(血の気が引いた)
上条「……どうしたんだ?」
黄泉川『いいか、よく聞け! ここ最近、学園都市では研究者が多数行方不明になっているじゃん!』ブーン
黄泉川『しかもヤバい研究をしていたという黒い噂があるクズばかりが何者かに消されているじゃん! 上からの指示で捜査が出来なかったが個人的に調べてみたらトンデモない事がわかったじゃん!』
上条「………どういうことだ」
黄泉川『共通点は才人工房(クローンドリー)に在籍していた者! その後も暗部の研究に携わっていた者! ここ数カ月で連続して消息を絶っている!』キキィーーーッ
黄泉川『しかし先日、白骨化したバラバラ死体が下水道で発見された! DNA鑑定の結果、消息を絶った研究員の一人とわかったじゃんよ!』ギュィーーン
黄泉川『そしてその研究員が最後に映っていた監視カメラ! 2月上旬の第十五学区の繁華街! それに一緒にいたのが――』
黄泉川『警策看取だ! 上条、そこに警策はいるか!?』
黄泉川『気を付るじゃん! 今、ヤバのが――』
上条「―――――」
上条「………」
ピッ
上条「………看取」
看取「誰から?」
上条「黄泉川先生」
看取「なんて?」
上条「おまえがここにいるか?だって」
看取「ふぅん…」
上条(俺は…気づいていた)
上条(あの日、看取が――人を殺したという事に)
上条(だがあれは予想であって。本当にそうとは限らない。だから彼女がそうだと伝えるまで聞かないしていた)
上条(だけど―――あれから、人殺しを続けていたなんて――――)
看取「やっぱり、ケーベツした?」
上条「……看取…おまえ―――」
- 128 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/30(日) 01:00:26.23 ID:GmSxDLuBO
-
看取「――合宿の時、言ってくれたよね」
看取「もっと平和に生きればいいって。マイニチ楽しくおかしく過ごせばいいって」
看取「平和ボケしてていいんだって」
上条「ああ」
上条(あの日。まだ看取を警策と呼んでいた頃。初めて喧嘩して、初めて心を通じた満天の星空の夜)
看取「あの言葉、本当に救われたんだ。ああ、私も幸せに――バカになっていいんだって」
看取「でもね、ダーリン」
看取「不幸な運命は、私を追ってきたんだ」ツー…
上条「………」
上条「看取…おまえ―――」
上条(その時だった)
電話相手コンマ下1
01-30→その夜、ホテルを襲う――の群れ
31-80→黒幕登場
81-00→爺が??を連れて登場
- 129 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/30(日) 01:02:03.73 ID:GmSxDLuBO
- 今日はここまで
ありがとうございました
次は明日の19時からちょこっと
※電話相手コンマじゃなくて横槍コンマです
コンマ下
みーちゃん√もマキマキです
- 130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 01:20:40.93 ID:920wc/aYo
- あ
- 131 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/30(日) 19:30:48.31 ID:GmSxDLuBO
- はじめます
- 132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 19:32:55.79 ID:920wc/aYo
- OK
- 133 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/30(日) 20:29:05.52 ID:GmSxDLuBO
- ギィ…
???「いやぁ、盛り上がってるねぇ」カツン…カツン…カツン…
???「とうとう愛する者の穢い一面を垣間見て……いや、盗み見てしまった感想を是非とも聞いてみたい」
看取「!?」
上条「!」
上条(ロビーの入り口。そんな言葉を吐きながら、一人の白衣姿の老人が乱入してきた)
上条(夜は9時。チェックインにしては遅い来館であるが、もちろん宿泊客というようでもない)
上条(その男は身なりから雰囲気まで、全てが場違いだった)
???「やぁ、お邪魔するよ」
上条「誰だ!」
看取「おまえは――木原、幻生……」
幻生「ほほ、いやぁお久しぶり。警策くん、元気だったかな? そして初めましてになるのかな、幻想殺しの上条くん」
上条「おまえが、木原幻生」
看取「なんの用よ。このタヌキジジイ…」
上条(看取が殺気立つ。黒髪がわなわなと逆立つかと思うほど。いつも飄々としている看取がこんな怒りを露にするのは珍しい)
幻生「いやね。君が最近、どこぞの失敗作を使って、僕の実験を邪魔してたのはどこのどいつだったかなぁ?」
看取「……?」
幻生「と言っても、君は君の、猟虎君は猟虎君の復讐で動いていたから、僕の研究の邪魔云々は全くの偶然と言う訳だがねぇ」
幻生「と言っても、君たち、やりすぎじゃないかなぁ?」
看取「知らないっての。アンタ、操祈ちゃんに脳を弄り返されてハイジンになったんじゃなかったっけ?」
幻生「はっはっ。なんのこれしき。科学の発展の為なら例え肉体を捨ててでも蘇るさ」
幻生「何より、我が阪神タイガースの日本一をこの目で再び見るまで、死ぬに死ねないねぇ」
幻生「例え、脳を捨て、野球人形の一体と成り果ててでも。目的の為なら手段を選ばないのが科学者…リアリストという者だよ」
看取「……これだから正気を失ったヤツは」
- 134 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/30(日) 22:46:39.32 ID:GmSxDLuBO
- 上条「看取…コイツは…」
看取「この爺は人を人とは思わない。キハラの名に相応しいくらいに狂ったマッドサイエンティスト」
看取「学園都市中に死者を野球人形として蘇らせた元凶よ…」
幻生「人聞きの悪い。垣根君を使っての野球人形製造計画は脳幹君のアイディアだよ」
幻生「僕はただただ便乗しただけ」
幻生「薬味君と菱形君の論文から、彼らのアイディアをちょーっと拝借して、死者の残留思念を人形に定着させただけだよ」
幻生「え?色々都合がよくないかって? イヤイヤ、研究者ってのは、これくらい他の研究に貪欲じゃあないと務まらないんだよねぇ」
幻生「本来の目的は、ただただアレイスター君の目論見を手助けしてあげただけだよ」
幻生「まぁ、あの野球大会の真の目的を君たちを知らないのなら、ただ悪戯に死者を弄んだようにしか見えないかもねぇ」ヤレヤレ
幻生「それに、野球人形で幸せになった人たちもいただろう? 例えば君たちのチームメイトの駒場君やフレンダ君はそうだねぇ」
幻生「えーっと…あとは誰だったかなぁ。うん、覚えてないねぇ。実験体は個体として覚えているが個性としては記憶してないみたいだ」
幻生「如何せん、実験も兼ねて数百単位で作っちゃってねぇ。普通の人間と同じ構造をしているから見分けがつかないんだこれが」
幻生「どうだい? もうすぐ製造して一年になるが、元気に面白おかしく日常を過ごしているかい? まだ壊れてないかい?」
幻生「ま、いつ癌細胞で全身を犯されてもおかしくないから、後処理に困らなくて済むんだけどねぇ」
上条「て、テメ―――」
幻生「ほほ、怖い怖い。筋肉ムキムキの若人に、それも拳一つで世界を救った、なんて噂される幻想殺しにこんな老い耄れに太刀打ちなんかできないよ」
幻生「だったらここは、助っ人の出番だねぇ…」パンパンッ
ガシャーーーンッ
上条「!」
看取「ナ、ナニ!?」
「ア、アァァア…」
上条「なんだ、あれは――」
上条(二足歩行で歩く人影が、窓から、玄関から、ゾロゾロとゾロゾロと、押し寄せてきた)
上条(それら全員が、窪んだ眼孔と抜けた歯と爛れた皮膚は土色で、とても人間とは思えず――まるでアメリカ映画でよく見るゾンビのよう)
- 135 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/30(日) 22:47:23.80 ID:GmSxDLuBO
-
幻生「なにって。あれはただの――野球人形の出来損ないだよ」
上条「―――ハ?」
幻生「だから言ったじゃあないか。第二位の未現物質の力を使って製造した野球人形は、いつ癌細胞に全身を犯されてもおかしくないって」
幻生「垣根君自身が作ったものならともかく、あれは私たち研究者がファイブオーバーの応用で作った代物だからねぇ」
幻生「失敗作はもちろんある。数千単位でねぇ。でも勿体ないから、自壊するまでの短い稼働時間、こういう使い方もできるって訳だ」
「イタイ…イダイ…グルジィ――」「アアアア…」「ミズ…クイモノ…」
幻生「大丈夫。映画でよくあるゾンビよろしく噛まれてもゾンビにならないから。ほら、このようにねぇ」ガシガシ
幻生「でも、人間のリミッターは外れているからパワーは侮らないほうがいいよ」
幻生「それに君の腕力でも、いくら殴っても殺せない。なんたって、これは異能のマネゴトで作られたものであって、異能そのものですらないからねぇ」
上条「………」ゴクリ
上条「………おまえは、何が目的だ…」
幻生「ホホ、けんかっ早いと聞いていたけど、意外と理性的で助かる」
幻生「実は看取君たちに潰された研究者たちは、僕の研究を手伝ってくれてたモノたちなんだけどねぇ。これ以上潰されたらホントに困っちゃうから」
幻生「ちょっと大人しくしてもらおうかなって」ニタリ
看取「コノ…」
上条「――――」
上条(多勢に無勢…このままなら一方的に殺される――)
上条(助けを呼ぶか? いや、それより木原幻生の目的は看取だ……彼女を守る事だけを考えろ―――)
上条さんの戦闘結果コンマ下1
01-30→ただただ一方的な暴力
31-80→離脱成功――?
81-00→俺の事はいいから先にいけ
- 136 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/08/30(日) 22:48:57.06 ID:GmSxDLuBO
- うーんこの遅さ
今日はとりあえずここまでにさせてください
ありがとうございました
次は来週土曜日19時予定
実は恋査さんが敵に回る予定でしたけどヤメました
- 137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 22:51:55.94 ID:920wc/aYo
- 乙
- 138 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/05(土) 12:04:19.61 ID:sC3yxnN1O
- ごめんなさい
本日お休みします
明日の18時からやります
- 139 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/06(日) 18:09:55.91 ID:n4MjcHAZO
- はじめっます
- 140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 18:10:18.40 ID:8FW6UaKUo
- OK
- 141 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/06(日) 18:59:23.54 ID:n4MjcHAZO
- 上条「看取…おまえは逃げろ!」
看取「で、デモデモ…」
上条「ここは俺が引き受ける! 少しでも遠くに逃げるんだ!」
看取「ダ、ダメだよ! ダーリン殺されちゃう…」
上条「大丈夫だ! 行け!」
看取「―――」
看取「ゴメン…」ダッ
上条「………」
幻生「ホッホッホッ、流石はヒーロー。流石は幻想殺し。流石は上条当麻君…」
幻生「ヒロインを逃がして足止めする。王道だねぇ」
幻生「でもねぇ…それでも守り切れるなんて―――限らない話だよねぇ」
上条「……!」
・・・・・
上条「―――」ボロッ
上条「カハッ…」ベチャッ
上条(叶わなかった。腕っぷしと拳の固さと持久力には自信があったが…10体倒すのがやっとで…人外相手だ、一方的な結果に終わった。――でも)
幻生「ハハ、意外と粘ったねぇ」
上条「……ハァ、ハァ」
幻生「君の勝ち。警策君を見事に逃がしてくれたねぇ」
上条「ヘッ」
幻生「……しょうがない。彼女の希望を殺すとしよう―――アレイスター君には悪いが…上条君には、死んでもらおう」
上条「―――」
- 142 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/06(日) 19:45:36.20 ID:n4MjcHAZO
- 幻生「この野球人形ゾンビたちは噛まれてもゾンビにはならないけど―――噛まれて死なないわけじゃあないんだよねぇ」
ゾンビ「あ、にく、にくあぁぁああああああああ!!!」
上条「――――!」
上条(ここまでか…操祈、ドリー、オティヌス…看取―――!!)
???「バーカ、なに諦めてんだボケ」
幻生「な――君は――――!!」
ドガガガガガガガガガッ
上条「……?」
上条(目開けると、掠れた視界で、誰かがゾンビを一掃していた)
上条(白い翼のようなモノが、ゾンビを撫でるだけで蒸発させていく。まるで、自分で作った砂の城を崩すような)
上条「垣、根…」
黒垣根「………チッ」
上条(垣根は俺を一瞥。『何をやっているんだ』と言わんばかりに舌打ちして、老科学者を睨む)
黒垣根「よう、俺の能力で何やら好き勝手やってんなジジイ」
幻生「おや、これはこれは第二位の垣根君じゃあないか。なにかようかな?」
黒垣根「ハッ、しばらっくれんな。俺の能力を勝手に使って、俺が知らない間にゾロゾロと野球人形増やしやがって…」
黒垣根「しかもなんだこれ。癌細胞でボロボロ。失敗作にも程があるぞ」ゲシッ
幻生「はは、面目ない。ぐうも言えないねぇ」
黒垣根「街を歩けば、たまーに俺が作った覚えがない人形が歩いてるからおかしいと思ったら、全く――」
黒垣根「――で、あのワンコはどうした?」
幻生「ワンコ? ……ああ、脳幹君かい?」
黒垣根「野球人形計画はアイツの主導だったはずだ。失敗作をこんなコトに使うなんざ、どこぞのゾンビマンガみたいなコト許すわけねぇだろ」
黒垣根「オイクソジジイ…木原脳幹をどこへやった?」
幻生「――クク、君のような勘のいい子は大好きだよ」ニヤァ
- 143 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/06(日) 21:58:17.42 ID:n4MjcHAZO
-
バカンッ
上条「なっ――頭が爆発した!?」
黒垣根「………自爆とかくだらねぇマネだな」
幻生「ははは! これくらいしないと君からは逃げられないからねぇ!」
幻生「なに、安心したまえ。この体が消滅しても、また別の僕が動くさ」
黒垣根「てめー、自分の野球人形を複数作ってやがんな」
幻生「いやいやお手上げだねぇ。ここは大人しく引かせてもらうよ。では日を改めて――」
黒垣根「――−るせーよバーカ、さっさと死ね」サクッ
幻生「ハハハハハハ―――」サァーー
上条「消えた…」
黒垣根「チッ、逃がした」
上条「おまえ…」
黒垣根「勘違いすんな。別におまえを助けに来た訳じゃねえぞ。あの爺が俺の能力で何かやらかしてるから自分で探ってたらここに行き当たっただけだからな」
上条(ウソはついてないだろうけど、ツンデレっぽく言うなよ…)
上条「いや、助けてもらったのは間違いない…ありがとう」フラフラ
黒垣根「ケッ…俺は帰る。また一からあの爺を探さねえとな…」
上条「垣根…ぐっ」フラフラ…ヨロッ
黒垣根「しばらくしたら黄泉川のオバハンがくるから寝てろボケ」
上条「そんな訳には、いかない…。看取が、心配だ…」
黒垣根「心配しなくてもアイツならどっかで見を隠しているだろうよ」
上条「でも…アイツは、いま、相当ヤバイかもしれない…俺がいないと……」
黒垣根「………」
黒垣根「―――」ツカツカツカツカ
ゲシッドテッ
上条「ぐぇっ! なにす―――」グイッ
黒垣根「いいか、ボケコラ。てめーの女はな、自分の意思で闇に潜った。その覚悟を無駄にするつもりか?」
上条「……俺はそう思わない! おまえに看取の何が…」
黒垣根「ケッ、だったらてめーにゃ一生あの女を救う事も助ける事もできねーよ」
上条「!? なんだと! ぐあ!」ドカッ
黒垣根「平和ボケしたヒーロー様よ。てめーに一つアドバイスだ」パンパンッ
黒垣根「オレらのようなクソヤロウにはな、てめーみてぇなのほほんと生きてる存在はやっぱり眩しすぎるんだよ」
黒垣根「アイツの事を本当に大事なら、これだけは守れ。ぜってー『同情するな』『憐れむな』『助けようと思うな』」
黒垣根「それができなきゃ、二度とアイツの前に立つんじゃねー。分かったかボケ。―――じゃあな!」バサッ
上条「!」
上条(そう言って、垣根が翼を広げたと思うと、突風と共に垣根は消えていた)
上条「クソ…クソ、クソ! なんなんだよ…畜生!」ダンッ
上条(その後、騒ぎに気付いて駆けつけた操祈とドリーと、やっと到着した黄泉川先生に事情を話した後、俺は気絶したらしい)
上条(そして看取は現れる事はなく…――――消息を絶ったのだった)
- 144 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/06(日) 23:03:05.64 ID:n4MjcHAZO
-
――数か月前 黒垣根と獄彩宅
黒垣根「ったく…なんで俺がこんな面倒な事を…」カタカタカタカタ…
獄彩「あら、あれだけノリノリだったのに」チュー
黒垣根「しばらくしたらやる気スイッチが切れたんだっつーの。――つーかそれ、俺が買ってきたドリンク。なに風呂上りに飲んでんだ」
獄彩「いいでしょ、まだあったんだから」ジュゴーッ
黒垣根「チッ、駄賃として手伝えよ」
獄彩「ハイハイ。例のオティヌス計画の計画書作成ね。それは手伝えないわよ」
黒垣根「だったらコーヒーでも煎れてこい。眠気も一口で吹っ飛ぶぶっ濃い奴をな」
獄彩「はいはい…」
ピンポーン
獄彩「っと、お客様だけど、どうする?」
黒垣根「取り込み中だから追い返せ」シッシッ
猟虎「ごめんなさい、もう入ってます」オズオズ
看取「オジャマしまーす!」スタスタ
獄彩「あらいらっしゃい。ジュース飲む?」
「「ありがとうございます!」」
黒垣根「しれっと勝手に入ってくんな! セキュリティはどうした!」
黒垣根「邪魔するなら帰れ!」
黒垣根「あとそれ俺のドリンク!」
黒垣根「クソが。こんなクソ忙しいって時になに邪魔しに来やがったクソッタレどもめ…」
看取「一つ、お願いがあるの」
黒垣根「ハー…おまえの彼氏といい、俺を便利屋か何かだと思ってねぇか? いい加減にしねーとぶちギレてぶち殺すぞ」
看取「その代わり、一つジョーホーを提供したい。キミの能力が悪用されている可能性がある」
黒垣根「………ほう」
- 145 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/06(日) 23:03:37.91 ID:n4MjcHAZO
-
・・・・・
黒垣根「つまり、てめーが昔、世話になってたゴミクズが、木原幻生っつークソジジイの元で何やら隠れてシコシコやってると」
看取「……そう。私は私のモクテキ…いいえ、叶えたい事があってイロイロしているうちにこれに辿り着いたんだけど…」
看取「どうやら木原幻生は、君の未現物質で何かしようとしている」つ写真と資料
黒垣根「………ふん、なるほど…」パラパラ
黒垣根「あの『木原』の事だ。ロクな事じゃあないのは確かだ。報告はありがたく受け取っておく」
黒垣根「だが、それで俺になにをしろと? これは白い方にでもよかったろ」
看取「元はと言えばキミが捲いた種。自分の自分のオシリを拭くチャンスが欲しくないカナーと思って」
黒垣根「………てめー殺されてぇのか」ゴッ
看取「……」ビリッ
猟虎「ひぃっ」ビクッ
獄彩「殺すのはいいけど、カーペット汚さないでよね」
誉望「チーッス、垣根さーん、例のドリンク買ってきま―――オロロロロロロロロ」ボトボトボト
獄彩「……野球人形になってもトラウマって残るのね。あーあ、カーペットが」
看取「……ジョーダンだよ。こればっかりは私の勝手。ラッコちゃんに無理言ってここに来た」
猟虎「看取さん…」
看取「お願いします。どうか、私のお手伝いをしてください―――」スッ
黒垣根「土下座て。そんなんで動く俺と思うのか?」
看取「ダヨネ。デモデモ、私の目的と貴方の願望は共通しているハズ」
黒垣根「は?」
看取「……杠林檎」
黒垣根「―――」
黒垣根「テメー、なぜアイツの名を」
看取「私は性格と能力柄、諜報活動に特化しいてネ。いろんな情報を得ることがトクイなの」
看取「それで私は学園都市の闇の中枢――例えば暗闇の五月実験とかについては知っている。それで彼女を知った」
看取「そして、君がアレイスターと何を交渉しようとして、一方通行に破れ、そのあとどうなったのかも」
看取「盗み見てごめんなさい。でも君のチカラがどうしても欲しい」
黒垣根「―――」
黒垣根「………それでも『断る』と言ったら?」
看取「そうだね。だったら私はいずれ暗部からの反抗にあって死ぬ。そして大切な人たちにもメイワクを掛ける」
- 146 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/06(日) 23:04:08.31 ID:n4MjcHAZO
-
液化人影『にゅるっ』シャキーン
猟虎「ヘ? なんで液化人影で刃物を? ――!」
看取「ここで頓挫したら詰む。だったらどこで死んでもケッカは同じだよね――」
液化人影『―――』シュッ
猟虎「ダメ――!」
黒垣根「!」バッ
ザクッ
黒垣根「チッ、自分の言う事聞かなかったらここでテメーの能力で首撥ね飛ばそうってか。駄々を捏ねる子供かてめーは」ポタッ…ポタッ…
黒垣根「俺じゃなかったら手首落ちてたぞ」
看取「……」
黒垣根「いいぜ。乗ってやる。覚悟を決めた奴は嫌いじゃあない。その口車にのってやんよ。木原の爺には落とし前つけさせるにはこのメンツじゃ足りない」
黒垣根「だが一つ聞きたい」
看取「ナニカナ?」
黒垣根「てめー、何が目的だ。俺の願望と似ているって言ってたな。それはもしかして1日学園都市統括理事長権で叶えたい夢って奴か?」
看取「私の夢はダーリンと末永く幸せに暮らす事……だけど、それはもういい。十分満喫できた」
看取「夢は叶うより見続ける方がシアワセなんだってよく分かった」
看取「私の目的…1日学園都市統括理事長権でも叶えられない願望は―――」
看取「―――学園都市への崩壊」
黒垣根「――――」
黒垣根「へー、そいつは面白れー」
- 147 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/06(日) 23:11:48.99 ID:n4MjcHAZO
- 看取さんの好感度が★2上がりました
全員カンストしました
HPが20減りました
上条(あれから1週間たった……一向に看取の消息は分からない…操祈も自分の力を使って探して入るが見つかっていないらしい)
上条(再び垣根のマンションを訪れたが、もぬけの殻だった)
上条(…ドリーもオティヌスも心配で気が気じゃない日々が続く)
上条(ドリーも不安だが…」
上条「くそ、看取…―――――うっ、また頭が…」
――7月上旬
現在の上条さん 所持金8万0000円
HP:25/140 学力:60
野球/休む/遊ぶ/デート/バイト/勉強
野球
練習or試合=HP-20 指定した仲間or彼女の好感度
休む
HP+30
追加…安価のコンマがゾロ目でHP+50
遊ぶ
HP-20/指定した仲間との好感度+10〜30
デート
HP-20/彼女とデート好感度☆1〜4
勉強
HP=+20
学力=+10〜20
食蜂操祈……★★★★★★★★★★
警策看取……★★★★★★★★★★
ドリー………★★★★★★★★★★
オティヌス…★★★★★★★★★★
※5月下旬からオティヌスの手術可能
※看取さんとデートができません。誰かを頼って探しに行きましょう。
安価下2
- 148 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/06(日) 23:15:13.22 ID:n4MjcHAZO
- 訂正
誤:看取「―――学園都市への崩壊」
正:看取「―――学園都市への復讐」
今日はここまで
ありがとうございました
次回は来週土曜19時からお願いします
やっぱり今年のパリーグは面白れぇなぁ
- 149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 23:18:04.34 ID:8FW6UaKUo
- 乙
- 150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/11(金) 07:45:37.57 ID:Tnnkbq1Po
- 遊ぶ
土御門
- 151 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/12(土) 19:32:24.06 ID:JMPLpEkjO
- 遅れてごめんなさい
20時からはじめます
- 152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 19:33:45.13 ID:H9uLN25so
- おけ
- 153 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/12(土) 20:07:27.37 ID:JMPLpEkjO
- はじめます
- 154 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/12(土) 20:35:49.40 ID:JMPLpEkjO
- ピンポーン!
上条「………」
ガチャッ
上条「はい…」
土御門「カ―ミーやーん! あっそびーましょー!」パッパラー
上条「……間に合ってます」バタンッ
土御門「――――」
土御門「イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ!!」ガチャッ
土御門「ちょちょちょちょちょちょ!」ギリリギリギリギリ
上条「んだよ!こちとら暇じゃねーんだよ帰れ!!」ギリギリギリギリ
土御門「ジョークジョーク!」
土御門「っていうかーカミやん! ここで学園都市の裏の裏! むしろ表じゃね?って所まで調べ尽くしたオレを門前払いとか」
土御門「勿体ないとおもわないかにゃー!!」
土御門「今ならカミやんのお悩み相談くらい乗ってやるぜーい!!」ギリギリギリギ
土御門「カミやん! 自分の彼女を助けたくないのかー!?」
上条「なに!?」パッ
土御門「あっ」
ドンガラガッシャーンッ
土御門「急に…離すな…」ピクッピクッ
上条「すまん…」
元多重スパイ土御門は何を知っている…?
@例えば、何か隠している彼女の事とか
A例えば、行方不明の彼女の事とか
B例えば、きっともうすぐいなくなる彼女の事とか
C例えば、佐々岡投げさせすぎ問題とか
安価下2
- 155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 20:38:18.08 ID:oGnnV3k0o
- 下
- 156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 20:40:31.09 ID:9a8Th0790
- 1
- 157 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/12(土) 22:27:26.22 ID:JMPLpEkjO
- ・・・・・
土御門「オティヌスは?」
上条「舞夏と一緒に買い物に行ったぞ」
土御門「なるほど。言う通りにしてくれたか」
上条「?」
上条「で、何を知っているんってんだ?」
土御門「ん? 例えば――裏でコソコソ隠れて何かやってる食蜂操祈とか――」
上条「――――」
上条「………」
上条「―――」
土御門「アレレ? カミやんもしかしてまだ自分の彼女のヒミツに気づいてないのかにゃー?」
上条「……煽りは他所でやれ土御門…!」
土御門「まぁまぁ」
土御門「それにしてもカミやん、最近大丈夫かにゃー?」
上条(と、いつものようにおちゃらけた態度で、グラサンアロハは訊いてきた)
上条(何も心配していないようで、俺を心配するような事を訊いてきた)
上条「…なんとも――」
上条(いや、でも最近――)
土御門「最近、白昼夢を見てないか?」
上条「―――」
土御門「見覚えは、あるようだにゃー」
上条「……いや、俺は大丈夫だ。なんとも――――――」
土御門「………」サーッ
土御門「オイ、カミやん聞いているか!?」ガバッ
上条「!? 土御門? いきなりどうした?」
土御門「さっき、一瞬意識飛んでたぞ」
上条「………」
土御門「いや! カミやん! カミやんはあの女に騙されている!」
上条「!?」
土御門「しばらく食蜂操祈とは距離を置け!」
上条「は、はぁ!?」
土御門「このまま行くとヤバ―――」
- 158 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/12(土) 22:54:00.10 ID:JMPLpEkjO
-
ピンポーン
土御門「!」
上条「……誰だろ。ちょっと待ってろ……」スクッ
土御門「ストップだにゃー、カミやん」ガシッ
上条「は?」
『おはようございます上条様。帆風です! 女王がすぐに会いたいとの仰せで、お迎えに参りました』コンコン
土御門「帆風? 食蜂の派閥の…クソ、流石は第六位、手が早い」
『いらっしゃいますか? おかしいですね。いつもならすぐに出ていらっしゃるのに…』
『監視カメラでは外出している様子はなかったので…きっとまだお休み中なのですね!』
『上条様ー! 朝です! 女王がお呼びですよー』ドンッドンッ
『上条様ー! 起きてるのでしょー? いつもならとっくに起きて、オティヌス様とサンデー〇ーニングのスポーツコーナーをご視聴している時間ですもの!』
『上条様ー!?』
土御門「………」
上条「ええ!? 帆風なんで知ってるの!?」
土御門「逃げるぞカミやん。俺の部屋から脱出する。幸い、みこっちゃんに壁ぶっ壊された時そのままだからな」
上条(そういえば修繕費ケチってまだ直してなかったっけ。舞夏の夕飯を時々貰えるので助かってるからそのままだったけど、いい加減に直すか)
上条「――って!? ちょっ待てよ土御門! まったく話が!」グィッ
土御門「いいから来い! このままじゃあカミやんが壊れる!」
上条「は、はあ!?」
帆風『あら? いらっしゃる様ですし……お邪魔しますね』バキンッ
帆風『あっ、ごめんなさい…ドアノブが壊れてしまいました…修繕はしますので、破らせてもらいますね☆』
バコンッ
帆風「おや……? いない?」
帆風「………なんで、隣の部屋に穴が? そもそも、私はなぜ――」ハテ?
・・・・・
上条「待て待て待て! 説明しろ土御門」タッタッタッタッ
土御門「後だ!それより走れカミやん!帆風が来たって事は、他の派閥のメンバーもいる可能性が高いぜよ!」タッタッタッタッ
土御門「クソ! オレがカミやんに接触することが分かっていたのか食蜂! 真相まで辿り着いた時点で網に引っかかっていたのに気づかないとは――」
上条「なにぶつくさ言ってんだ!」
土御門「とにかく、人気のない所に移動する! カミやん! 派閥のメンバーがいたら即隠れろ! あと接触してくる奴は全員、食蜂に洗脳されている可能性あるから無視しろ! 構わず走れ!」
上条「ええ…」
??「なにしているの?」
土御門と逃避行コンマ下1
奇数→絶対に捕まらない運送屋とエンカウント
偶数→常盤台の絶…双璧とエンカウント
- 159 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/12(土) 23:07:52.21 ID:JMPLpEkjO
- 今日はここまでです
ありがとうございました
来週の土曜日19時からはじめます
明日時間あればちょっとやるかも
- 160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:14:07.53 ID:PFh7k8dI0
- 乙ー
どうなっちゃうのこれ
- 161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:18:56.43 ID:oGnnV3k0o
- 乙
真の嫁は土御門?
- 162 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/19(土) 12:57:58.12 ID:otSVhIOgO
- ごめんなさい今日はお休みさせてください
明日の20じからはじめます
- 163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/09/20(日) 20:25:39.59 ID:wb3HjiPjO
- サイゼで豪遊・・・!してたら大変遅れましたが始めます
- 164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 20:29:21.80 ID:KPEZyAeyo
- 上条さんならサイゼでドリンクバー単品で豪遊してるところだ
- 165 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/20(日) 21:03:07.40 ID:wb3HjiPjO
- プップー
上条「……あれは、オリアナ?」
オリアナ「はぁい。最近連絡もないから遊びに来ちゃった❤」
上条「スポーツタイプのオープンカーとかどこのセレブだよ」
土御門「オリアナ=トムソン…カミやん無視して行くぞ」
オリアナ「あら酷いわねえ。せっかくお姉さんが休日ドライブに誘ってっているのにー」胸チラチラ
土御門「この状況なら喜んで乗るが、生憎と忙しいんでな」
オリアナ「へぇ、そう。もしかして追われているの? お姉さんが手助けしてあげようか?」
土御門「くどいぞオリアナ! 行くぞカミやん!」
「ここにいますの?」「ハイ、上条様らしきツンツン頭がここを通ったのを見ましたの」
土御門「くっ、後ろから派閥の奴らが」
「この先が上条様のご自宅! 女王に上条様をお届けしないと!」「帆風様より先にお届けすれば、きっとほめてくださいますわ!」
土御門「! 前にもか!」
オリアナ「あらあら逃げ場がない? なら、一つしか手はないんじゃない?」
土御門「〜〜〜〜!」
土御門「オリアナ! とりあえず奴らを撒いてくれ!」バンッ
オリアナ「了解! かっ飛ばすから捕まってなさぁい!」ブワァンッ!
ファファファファンッファーーーーーーー!!!
・・・・・
土御門「どうやら撒けたようだにゃー。礼を言うぜオリアナ」
上条「ふぅ…ちょっと怖かったぜ」
オリアナ「どういたしまして」
オリアナ「で、何があったのかな? お姉さんに教えてくれる?」
上条「俺が聞きたい…いい加減説明しろ土御門」
- 166 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/20(日) 22:02:05.13 ID:wb3HjiPjO
- 土御門「………」
土御門「以前から、食蜂操祈の動きは違和感があった」
土御門「彼氏のカミやんの前では平然を装っていたが、以前の…学園都市野球大会前の食蜂の雰囲気とはまるで別人のようだった」
上条「そうなのか?」
オリアナ「私はあのお嬢ちゃんとは余り関わりがないからわからないけど」
土御門「最初は勘だったにゃー。腐ってもオレはスパイ。嘘の匂いには敏感なんだにゃー」
土御門「まるで、優雅に湖を泳ぐ白鳥は、実は水中では必死にバタ足しているような、そんな風に見えた」
土御門「チームに食蜂加入後、隙を見つつ奴の行動を監視していた」
土御門「違和感が確信に変わったのは、食蜂がウチの高校に転入してきた時だ」
土御門「食蜂は派閥のメンバー全員と一緒に入学してきた。だが毎日学校に来ているのはいない。1日ローテである程度の人数が欠席している」
土御門「自分の命より大事な女王をほったらかして、彼女たちは何をしていた? いや――どこに行ったと思う?」
上条「―――――」
オリアナ「―――」
上条「タピオカ?」
オリアナ「大学生とコンパ」
土御門「んな不良ギャルみたいな事だったらよかったにゃー」
上条「学校サボって日本シリーズを見に行く」
オリアナ「WBC決勝でしょ」
土御門「日シリは平日昼間とかいつの時代だにゃー! WBCも時期が違うぜぃッ!」
上条「盗んだバイクで走り出す」
オリアナ「実はスケバン刑事だった」
土御門「オッケー! もうお腹いっぱいだから話の腰を折るボケはやめようか」
オリアナ「……」ブゥーン
上条「操祈の派閥の子たちがどこへ行ってたんだ」
土御門「それは……――――」
- 167 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/20(日) 22:03:33.51 ID:wb3HjiPjO
-
ビュンッ
オリアナ「!」ピクッ
クンッ
キキッ
バコンッ
上条「うわぁっ!?」
土御門「見つかったか!」
オリアナ「そのようね。遠距離から攻撃されている! しかもコンクリートにクレーター作るくらいの威力の狙撃!」
土御門「えらくホンキだにゃー。これはカミやん以外は殺す気満々じゃないかにゃー?」
上条「はぁっ!? なんで!?」
オリアナ「………ちょっとドライブにさそったの後悔していい?」
土御門「手遅れだにゃー。そのまま、ここの住所に走ってくれ」スマホペペペッ
土御門「この建物まで走ってくれ」
オリアナ「オッケー。もう一回飛ばすわよ!」
土御門「! 来るぞ!」
オリアナ「回避するから掴まってなさい!」
土御門「ラジャ!」
上条「ラジャ―――っておわああああ!!!」キキィイイイイイイ!!
上条さんラッキースケベコンマ下1
奇数→オリアナお姉さんの頭にタッチ&クラッシュ
偶数→オリアナお姉さんにパイタッチ&クラッシュ
- 168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 22:05:34.85 ID:pgBj4vz0o
- あ
- 169 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/20(日) 23:02:55.55 ID:wb3HjiPjO
- キキィイイイイイイ!!
上条「ああああああああああああ!!!」
ベチンッ―――キュインッ
上条「…………?」
土御門「カミやん、後部座席だからってシートベルトつけなきゃダメだぜい」
土御門「運転手の頭を叩くなんて事故の下だにゃー」
上条「あ、ごめん…でも―――なにか幻想殺しで殺したような感覚が―――」
土御門「……おい、それってまさか食蜂の洗脳能りょ――」
オルソラ「あれ? 私、なにをしているのかしら?」キョトンッ
「「――!?」」
ビュンッガゴンッバシュッ
上条「ぎゃ!? なんだ!?」
土御門「ヤバイ、タイヤをやられた!」
オルソラ「ちょっとなにがどうなってるのぉーーーーーー!?」キキーーーーッ
「「「ああああああああああああああああああ!!!!」」」
ガッシャーンッ
・・・・・
「どこへ行きましたの?」「事故車両はもぬけの殻でしてよ!」「探しましょう!近くにまだいるはずです!」
上条「し、死ぬかと思った…」
土御門「結果オーライだったにゃー。もしオルソラが洗脳されたままだったら、目的地は食蜂がいる場所だったにゃー」
オルソラ「……」ドヨーン
上条「どうした」
オルソラ「ポケットマネーで買って、昨日納車だったのに……」
上条「oh…」
土御門「それは…」
オルソラ「いいわ…こうなったらとことんやってあげるわよ」ユラァ
オルソラ「何があってもあなた達を逃がして目的地まで届けるわよぉ!!!」
上条「………」
土御門「………」
上条(血の涙を流しながら、オルソラお姉さんは単語帳を駆使して俺たちを逃がしてくれた)
- 170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 23:11:58.01 ID:49bUA+fh0
- おや?なんか勇ましいと思ったら表記が間違ってますよん
よくあるっすよね、オリアナ姉さんとオルソラさん間違えるのw自分も時々あります
- 171 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/21(月) 00:14:45.08 ID:piBFJ8zmO
- ※
オリアナ=トムソンとオルソラ=アクィナスを間違えた事をお詫び申し上げます
正しくはオリアナです
おっぱいおっきいパツキンのお姉さんです
全国のオリアナファンの皆様、オルソラファンの皆様に深くお詫び申し上げます
―――第二学区 某研究所
土御門「ここだにゃー」
上条「オリアナは大丈夫だろうか…」
土御門「先にこの建物を…っていうか、『ここにあるナニカ』を守っている派閥のメンバーを引き連れて邪魔者を追っ払ってくれているにゃー」
土御門「逃げ足の上手い奴だ、この手の仕事はキッチリやるぜぃ」
上条「デカい研究所だ。鬼ごっこが得意なオリアナなら安心だな」
土御門「――じゃあ、入ろうか」スタスタスタ
上条「―――」スタスタスタ
上条「―――もしかして、学校に来ないっていう派閥の子たちはここにいたのか」
土御門「ああ。ここは元々、幼い能力者を集め、『天才を人工的に作ろうとした』研究機関だった」
土御門「だが研究は頓挫。別の研究にシフトして完成間際って所で、一人の天才に研究所は乗っ取られ、いい様に使われて今に至るって訳だにゃー」
上条「………」
土御門「耳にした事くらいあるか? その計画は『エクステリア計画』。この研究所の名は『才人工房(クローンドリー)』」
土御門「常盤台のレベル5。最強の精神系能力者『心理掌握』こと食蜂操祈の古巣だにゃー」
上条「………」
上条(才人工房…またその名を聞いた。――……看取がかつて在籍し、かつてのドリーを作った研究所――そこに操祈も所属していたのか)
上条「行くぞ」
土御門「やる気になったか?」
上条「操祈が意味もなくここを守ろうとするわけがない。土御門はここにある『ナニカ』が分って、俺を連れてきたんだろう?」
土御門「食蜂にはモロバレだったがにゃー」
土御門「即消しに来なかったのは、オレとカミやんの関係が濃かったから、むやみに消すと自分のやっている事がどの道バレると考えたからだろう」
上条「でも俺を連れてくる段だとわかった途端に邪魔しに来た…まるで、俺をここから遠ざけようとするように」
土御門「実際そうだろうぜぃ。――全くやることなす事が中途半端。カミやんだから情があったのか、この街で少ない能力が効かない人間だったからか」
土御門「所々迷いがあった。だからここまで付け入る事が出来たんだが、まったくレベル5にしてはツメが甘いぜぃ」
上条(研究所の奥へ進む。だだっ広い癖に入り組んだ廊下を渡り、その先にあるいくつかの階へと続くエレベーターへと、土御門はまったく迷わずに入る)
- 172 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/09/21(月) 00:23:28.40 ID:piBFJ8zmO
-
土御門「カミやん、スパイのオレが言うのもなんだが、嘘はいつかバレると思っている」
土御門「嘘はいつかバレる。小さい大きい問わず、長い時間をかけてでも、いつか真実が追いついてウソツキの肩を掴む。世の中上手い具合に出来ている」
土御門「自分についた嘘はいつか自分を呪う。人についた嘘はその人を不幸にする」
土御門「そんな、まるで世界が嘘を修正しようとするように。騙しても騙しても、いつか公に晒される」
土御門「だからせめて、嘘をついて自分が不幸になるくらいなら、その嘘は誰かの幸せの為につくべきだ」
土御門「そうじゃないと、あまりにもわりに合わない」
上条「らしくないな。おまえがそんな話」
土御門「わかってるにゃー。オレがホンネでこんな話するなんて、事実を知る前の土御門元春からすれば考えられないぜよ」
土御門「だがな、食蜂操祈がついている『嘘』は誰の為でもない。自分の為でもカミやんの為にもならない」
土御門「自分の身の回り、世界を騙しては全員を不幸にする最悪の『嘘』だ」
土御門「しかも一番損をさせているのはてめーの惚れた男だぞ。この事実を知った時は頭にくるのを通り越して呆れたぞ」
上条「土御門…」
土御門「カミやん。オレがいまやろうとしている事は、おまえが惚れた女の本性を暴き出す事だ。身勝手極まりない上に破廉恥この上ないのは承知の上でやっている」
土御門「それでもこんな、胸糞悪い話をとっとと終わらせたい」
上条「………」
上条(ここまで怒る土御門は初めて見た)
上条(親友がここまでやってくれているんだ。ここで芋引いたら男じゃない…)
上条「………」
上条「わかった。とことんまで付き合ってやる」
土御門「……」
上条(答えると土御門は微笑んだ。ただグラサン越しの目尻は心なしか、申し訳なさそうに細められていた)
チーン
土御門「この階だぜぃ。ああ、そうそうカミやん。もしオレの様子がおかしかったときは、迷わずにオレの頭を――」
上条「………!」
ウィーン
上条「………」
土御門「……ま、そうなるか」
上条(エレベーターの扉が開く。降り立ったフロアは開けた場所だった。バスケットボールのオールコートくらいか)
上条(壁には多くの電算機器がズラリ。配線や金属の配管がビッシリ。フロア中央には、人一人分の大きさの機械がちょこんと)
上条(――そしてそれを守るように、縦ロールの女子中学生が仁王立ちで待ち構えていた)
- 173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 00:31:23.83 ID:hWG1Fg5/o
- そういや上条さん未だに嘘つき続けてるな
いつになったら親と友人に記憶喪失のこと明かすのか
- 174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 00:41:54.74 ID:dFhuvKum0
- >>173 多分、全部の記憶が戻ってから黙ってて悪かったって言うのかも
もしかしたら皆ホントは気づいてて黙ってるって可能性も
>>171 ちかたないよ。
うーん、どっちも金髪でおっぱい大きいお姉さんだからなー・・・
違うとすればかまちー先生が結婚したい相手はオルソラさんで付き合いたくないのはオリアナさんと真逆なんでせうよね
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