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【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」清霜「その9!」【安価・コンマ】
- 120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/03(木) 23:47:00.69 ID:JjJ1v6LS0
- 不知火、提督をストーカー中
- 121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/03(木) 23:47:01.06 ID:nuCalKcWO
- また過去に戻って、提督とやり直して幸せになってる夢を見ている不知火を起きるまで見守る
涙を流した時には頭を撫でてあげる
- 122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/03(木) 23:47:01.46 ID:6K0joGij0
- 昔一緒に昼ごはんを食べていた場所に不知火がいたので
一緒に昼ご飯を食べる
- 123 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/03(木) 23:50:42.90 ID:dvRJSk/j0
- 今回はここまでです。お付き合い頂きありがとうございました!
まさか回想パートその1でここまでの量になってしまうとは思いませんでした(白目)。
更新頻度が安定せず申し訳ございません。もしかすると、場合によっては深夜に更新を行うことになるかもしれません。
次の更新は未定です。上手くいけば数日以内に更新出来ると思います。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/03(木) 23:57:20.39 ID:20GkZvbVo
- おつおつ
大井っちが負けてしまうといよいよ幼馴染のジンクスががが
- 125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 00:01:59.74 ID:uUI3atiG0
- 乙でした
- 126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 00:05:07.38 ID:cip8omSlO
- 乙
大井は2週前も幼馴染で出たのに負けたもんな
これでまた負けたら大井単独で呪い扱いしていいと思う
- 127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/04(金) 00:13:17.04 ID:Usbbwmq20
- つ乙
- 128 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 18:11:08.31 ID:KWVFhRgE0
- 19:00〜19:30頃開始予定です。
- 129 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 19:29:59.14 ID:KWVFhRgE0
- 始めます。
- 130 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 19:32:00.11 ID:KWVFhRgE0
- ――放課後・10周目提督家までの道
提督「………」スタスタ…
不知火「………」スタスタ…
不知火(……私は一体、何をやっているのかしら。未練がましく、提督君の後をつけるような真似をするなんて……)
不知火(この前の『やり直したい』という言葉に影響されたから?それとも、単に私が情けないだけ?)
提督「………」スタスタ…
不知火「………」スタスタ…
不知火(……両方か。私は、どこまで愚かなの……?自分の心の弱さが原因で、彼を傷付けて……)
不知火(その癖、"例の現象"が起こらなくなれば……こうしてまた、彼との復縁を望むだなんて……)
提督「………」スタスタ…
不知火「……っ」スタスタ…
不知火(自分で自分が、憎くて……堪らない。どうして、提督君は……こんな私のことを、今でも……)
不知火(『やり直したい』と、言ってくれるんですか……?)
提督「………」スタスタ…
不知火「………」スタスタ…
不知火(私は貴方の隣にいる資格はありません……あんなことを、告げてしまったのだから……)
不知火(それなのに、どうして……どうして、なんですか……?)
不知火「……提督君」ボソッ…
不知火(どうして……)
提督「………」
未練度上昇率判定:この後どうなる?
01〜49:提督、そのまま自宅へ戻る
未練度上昇:小 ×1.0
50〜98:不知火が引き返した直後、背後から気配を感じた提督が振り向き……
未練度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……不知火?」
未練度上昇:大 ×2.0
直下
未練度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇
↓2
- 131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 19:32:45.09 ID:mM9RxXaxo
- あ
- 132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 19:34:00.42 ID:htrs0LXaO
- んゆ
- 133 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 19:47:56.37 ID:KWVFhRgE0
- 09→90:もう少し気付くのが早ければ…… 2×1.5=3 3+72.5=75.5/50
不知火「………」フルフル…
不知火(……こんなことをしたところで、無駄よね。例え、提督君が復縁を望んでくれていたとしても……)
不知火(私の方が、きっと……それを受け入れられない。かつて別れを告げてしまった罪悪感と……)
不知火「………」クルッ…
不知火(また、"例の現象"が起こるかもしれない……その恐怖と絶望が、私の心を締め付けてしまうから……)
不知火「………」スタスタ…
提督「……?」
提督(さっきから、誰かが俺を……いや、流石に自意識過剰か。そんな物好きがいる訳……)クルッ
提督「……えっ」
不知火「………」スタスタ…
提督(不知火……?)
背後から気配を感じ、振り返ってみれば……最愛の人がいた。
しかし、どうして不知火がここにいるかが分からない。理解出来ない。
不知火の家は、この道では無かったはずだ。途中で曲がるのだから、この道を通ることはまずあり得ない。
提督「しらぬ……」
提督(……待てよ、俺。声をかけたところで、どうするって言うんだ)
不知火が何故この道を歩いているのか、その理由は問題じゃない。
俺は既に、不知火に"裏切られている"。別れを突きつけられている。
そんな奴が、不知火に話しかければ……迷惑極まりないじゃないか。
提督「……っ」クルッ
提督(……帰ろう。これ以上、不知火に軽蔑されれば……俺の心は、きっと……持たないだろうから)
不知火へ声をかけたい、話しかけたい、また他愛もない話をしたい。
そんな、強烈な未練と欲求を無理矢理抑え込んで……俺は家へ向かう。
出来ることなら、今すぐにでも駆け寄りたい。力の限り、優しく抱き締めたい。
提督「………」スタスタ…
提督(でも、それは叶わないんだ……)
- 134 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 20:02:52.76 ID:KWVFhRgE0
- 〜 6月3週 〜
――夕方・10周目提督家への道
提督「………」スタスタ…
大井「………」スタスタ…
大井がこうして隣にいるだけで、俺は誤魔化すことが出来る。目を背けることが出来る。
不知火がいないことによる孤独や、肉便器に手を出したことへの後ろめたさを。
最低なのは分かっている。だが、大井も俺を求めているのだから、別に構わないだろう?
提督「……なぁ、大井」
大井「……えぇ」
提督「……すまん」
大井「だから、謝らなくて良いのよ。お互い様なんだから」
提督「………」
「きゃっきゃ♪」
提督「……ん?」
大井「あ……」
8周目娘「でぃた!」
大井(8周目)「……立派な砂のお城ね」
8周目娘「うんっ!」ニパッ
大井(8)「………」ナデナデ…
8周目娘「えへ〜♪」
提督「……いつ見ても瓜二つだな。本当に……」
大井「……赤の他人よ。間違い無く」
提督「………」
公園の前を通りがかると、それなりの頻度で彼女を目撃する。
大井とは双子の姉妹と言われても信じてしまうほどに、そっくりな彼女。
大井「ただ、男との関係で揉めたのは似てるかも……」
提督「……確か、元カレに浮気されたんだっけか」
大井「えぇ。あくまで噂だけどね……私の場合、立場が逆かしら」チラッ
提督「……そう、だな」
大井に似た彼女が浮気"された"奴なら、大井は浮気"相手"に近い存在と言えるだろう。
もっとも、不知火とは既に破局してしまっている以上、これが浮気に当てはまるかは知らないが。
何にせよ、俺と大井には無関係だ。彼女がどんな人生を歩もうが、心底どうでも良い。
↓1ビスマルクのコンマ 調教度:9/50
↓2迅鯨のコンマ 信用度:8/50
↓3不知火のコンマ 未練度:75.5/100
↓4大井のコンマ 依存度:71/100
反転コンマが最大のヒロインと交流します
- 135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 20:03:58.09 ID:XXv7Hitp0
- 誰と結ばれるのがいいか、悩ましい
- 136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 20:04:41.68 ID:mM9RxXaxo
- 娘ちゃん…幸せになって…なって…
- 137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 20:09:33.28 ID:ehYQtBsd0
- あ
- 138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 20:09:54.41 ID:/IM1bpODO
- はい
- 139 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 20:11:43.69 ID:KWVFhRgE0
- ビスマルクは何をしている?もしくは提督とビスマルクは何をしている?
20:15以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし20:19までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます
※R-18系安価の場合、『提督やビスマルクが社会的・物理的に死ぬ内容』、『提督とビスマルクの関係が周囲にバレてしまう内容』、『大井を含めた3P』等はNGです。
- 140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 20:14:59.57 ID:mM9RxXaxo
- 淫紋シールに鼻フックで尊厳破壊エッチ
- 141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 20:16:18.56 ID:JMk3ItwNo
- ビスマルクをいつもの様に使おうとするも気の乗らない提督
あまりの消沈ぶりに逆にビスマルクに心配される始末
- 142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 20:19:04.03 ID:l3YabW5To
- バレないように野外調教
- 143 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 20:37:47.18 ID:KWVFhRgE0
- ――10周目提督家・ビスマルクの部屋
ビスマルク「………」
ビスマルク(『風呂入ったら、部屋で待ってろ』か……どうせまた、酷いことをされるのかしらね……)
ビスマルク(それに、私も……あいつに襲われれば、体が反応してしまって……)
ガチャ…
ビスマルク「……!」
提督「………」
ビスマルク「……随分と待たせるじゃない。やるならさっさとやりなさいよ」
提督「チッ……相変わらず、肉便器の癖に生意気だな」
ビスマルク「ふん……」
提督「………」
大井はストレスを忘れる相手。それに対し、こいつはストレスや性欲をぶつける相手だ。
我ながら、最低な物言いだとは思う。そもそも、こいつを買うと決めた時も……半ばヤケクソだったからな。
提督「………」
ビスマルク「……何黙って突っ立ってるのよ。いつもみたいに、私を凌辱するんじゃないの?」
提督「………」
そうだ。俺はこいつに、風呂を済ませたら部屋で待機しろと命令しておいた。
理由はもちろん、学校で感じたストレスをこいつで晴らす為だ。
提督(……そう、思っていたはずなんだが)
ビスマルク「………」
提督「……っ」
提督(……いや、ヤる前から賢者になってどうするんだ。そういうのは、ヤってから後悔すれば良いだろ)
頭では分かっていた。こいつで性欲とストレスを発散したとしても、孤独は埋まらないことに。
それどころか、自分が人としての道をどんどん踏み外し……戻れない領域まで突き進んでしまうのではないかという、漠然とした不安さえある。
それを、無理矢理かき消して……いつもなら、こいつの体を貪っていた。そうすることで、罪悪感を忘れようとした。
ビスマルク「……?」
ビスマルク(何か、様子がおかしいような……いつもなら、もっと容赦無く私を嬲るのに……)
提督「……糞っ」
提督(相手は肉便器だぞ?人間の尊厳も糞も無い奴なんだ……それなのに、俺は……)
ビスマルク「……ちょっと、本当にどうしたのよ。いつもの貴方らしくもない」
提督「うるさい……黙れ……」
ビスマルク「覇気が無い言葉で凄まれたところで、ちっとも怖くないわ」
提督「くっ……」
ビスマルク「………」
調教度上昇率判定:この後どうなる?
01〜49:提督「……今日はやめだ」
調教度上昇:小 ×1.0
50〜98:ビスマルク「……何かあったの?」
調教度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……今から話すのは独り言だ。お前は黙って聞け」
調教度上昇:大 ×2.0
直下
調教度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇
↓2
- 144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 20:38:00.43 ID:ehYQtBsd0
- あ
- 145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 20:38:22.74 ID:/IM1bpODO
- はい
- 146 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 20:39:53.81 ID:KWVFhRgE0
- 少し休憩します。22:00〜22:30頃再開予定です。
- 147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 20:42:38.94 ID:5uYMk6rZo
- はい
- 148 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 22:09:16.34 ID:KWVFhRgE0
- 再開します。
- 149 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 22:11:14.81 ID:KWVFhRgE0
- 43→34:決して後ろめたさが無い訳じゃない、が…… 4×1.0=4 4+9=13/50
提督「……やめた」
ビスマルク「え?」
提督「そんな気分じゃなくなったってことだよ。言わないと分からないのか」
ビスマルク「………」
提督「……チッ」
こいつ、露骨に怪しんでるな……いや、それとも驚いてるだけか?
どっちにしろ、今日はもうこいつを犯す気分にはなれない。
襲った後ならまだしも、襲う前からこんな調子じゃ……恐らく、このまま続けようとしても途中でやめるのが目に見えてる。
ビスマルク「……それは何に対する言い訳かしら?」
提督「は?」
ビスマルク「本当は、別の理由があるんじゃないの?」
提督「……どういう意味だ」
顔には出さず、態度にも出さない……そう心がけていても、僅かな動揺を隠し切れない。
まるで、心の中を覗かれているような……待て。こいつは俺がいないと路頭を迷うしかない肉便器だ。
所詮は金持ちから落ちぶれた可哀想な女に過ぎない。そんな奴に、俺の真意を見抜くことなんて出来るはずが無い。
ビスマルク「さぁね。そんなこと、私が知るはず無いじゃない」
提督「………」
ビスマルク「ただ、少し気になっただけ。いつもの貴方なら、有無を言わさず私を犯す癖に……」
ビスマルク「突然それをやめるだなんて、私には話せない理由があるとしか思えないわよ」
提督「………」ガチャ…
ビスマルク「………」
提督「……そんな訳、無いだろ」
ビスマルク「………」
ビスマルク(見え透いた嘘ね。貴方、気付いてないの?普段、私を襲う時より……酷い顔をしていることに)
バタン…
言えるはずが無かった。どうせ、お前を襲ったところで不知火は戻って来ないだなんて。
そんなことを言えば、ますますあいつが調子に乗るだけだ。
俺があいつの主人、いや、持ち主である以上……弱みを見せて、舐められるような真似は出来ない。
提督「……畜生」
提督(肉便器如きに、迷いを見抜かれちまうなんて……明日、大井で心を落ち着かせるか……)
- 150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:13:06.57 ID:0+OW1i0e0
- E-1 終わらない....
- 151 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 22:28:10.76 ID:KWVFhRgE0
- 〜 6月4週 〜
――不知火家
不知火「………」スタスタ…
不知火(宿題は終えたし、夕食も入浴も済ませた。後は寝るだけね……)
不知火父「……ただいま」ガチャ
不知火「……!」
不知火父「………」
不知火「……お帰りなさい」
不知火父「……不知火」
不知火「………」スタスタ…
不知火父「……はぁ」
不知火父(最近、娘が目に見えて元気を無くしている……決定的なのは、やはり"提督君と別れた日"か……)
不知火父(理由を尋ねようにも、これはデリケートな問題だ……場合によっては、人の心に土足で踏み込むことになりかねない)
不知火父(そう思って、娘が立ち直るのを黙って待ち続けたが……その兆しは一向に見えない)
不知火父(やはり、拒絶されてしまうのを覚悟した上で……踏み込むしかないのだろうか……)
不知火祖母「……父君」
不知火父「っ、お、お義母さん……ただいま、帰りました」
不知火祖母「えぇ、お帰り……ぬいちゃんのことかい?」
不知火父「……はい」
不知火祖母「あの子、本当にどうしちゃったんだろうね……話を聞こうとしても『大丈夫』としか言わないから……」
不知火父「……お義母さんにも、話さないんですか?」
不知火祖母「………」コクリ
不知火父(不知火……一体、どうして……)
――不知火の部屋
不知火「………」
不知火(……馬鹿ね、私。両親のことを、自分より年下かもしれないと考えてしまうなんて……)
不知火「………」
不知火("今まで"のことを話したところで、信じて貰えるとは思えない。仮に話そうと思っても、どう伝えれば良いか分からない……)
不知火(そう考えている内に、家族との距離感さえ……って、この葛藤自体、何度も……)
不知火「……っ」
↓1ビスマルクのコンマ 調教度:13/50
↓2迅鯨のコンマ 信用度:8/50
↓3不知火のコンマ 未練度:75.5/100
↓4大井のコンマ 依存度:71/100
反転コンマが最大のヒロインと交流します
- 152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:28:52.32 ID:ehYQtBsd0
- あ
- 153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:29:13.46 ID:/IM1bpODO
- はい
- 154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:29:18.20 ID:qQNqGSV/0
- い
- 155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:29:48.27 ID:XXv7Hitp0
- はい
- 156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:29:51.79 ID:mM9RxXaxo
- あ
- 157 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 22:31:03.35 ID:KWVFhRgE0
- 大井は何をしている?もしくは提督と大井は何をしている?
22:34以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし22:38までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます
※R-18系安価の場合、『激しいプレイやアブノーマルなプレイ』、『コンドーム不使用のセックス』、『ビスマルクを含めた3P』等はNGです。
基本的に『お互いを物理的・精神的に傷付けない穏やかなセックス』のみと考えて頂ければ幸いです。
また、セックスする場所も提督もしくは大井の自宅、ラブホテル等に限定させて頂きます。
- 158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:34:00.47 ID:PXJp/GA2o
- 相合傘で下校
- 159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:34:00.57 ID:JMk3ItwNo
- ビスマルクの分を大井に叩きつけるようにヤル
- 160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:34:01.03 ID:mM9RxXaxo
- 嫉妬マシマシの大井っちに私だけを見てと囁かれ、大井っち上位で絞られる提督
- 161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:34:01.52 ID:eqeof3tyO
- 大井が風邪を引いたので、学校を休んで一日中看病する
- 162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:34:01.75 ID:C7YjnhNW0
- 大井と一緒にデートに行ったけど、不知火とのデートコースと同じだと気付いて虚しくなったら、大井にラブホに連れ込まれた
- 163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:34:50.29 ID:fV+zM3we0
- 相合い傘で帰る
- 164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:35:19.09 ID:JMk3ItwNo
- これ連取りになるよねすまん!!
- 165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 22:39:25.70 ID:MH2Lri1UO
- 連取りもそうだが注意書きくらい読もうぜ
激しいプレイ禁止って書いてあるやん
- 166 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 23:00:24.72 ID:KWVFhRgE0
- >>159は連取りになるので、今回は>>163を採用させて頂きます。
――放課後・10周目高校
ザーザー…
大井「……嘘」
提督「………」
俺にとって無意味で苦痛な授業を終え、ようやく家へ帰れると思った矢先にこれである。
確かに、天気予報では午後から小雨が降るかもしれないとは言われていたが……土砂降りじゃないか。
大井「何で、よりによって傘を持って来てない日に……」
提督「……傘、持ってないのか」
大井「えぇ。まさかこんな大雨が降るとは思わなかったもの。全く、ついてないわ……」
提督「………」
提督(……そんなことも、あったっけな)
大井「雨宿りするか、ずぶ濡れ覚悟で走り抜けるか……」
提督「……ほら」スッ…
大井「え?あっ……」
提督「家政婦から、傘を持たされてたんだよ。大井さえ良ければ……これで、一緒に帰らないか?」
大井「………」
提督「………」
大井「……私が、提督からのお誘いを断ると思う?」
提督「……いや」
提督(一応、確認しただけだ……他意は無い)
――10分後・10周目提督家までの道
ザーザー…
提督「………」スタスタ…
大井「………」スタスタ…
提督「……肩、濡れてないか?」
大井「……大丈夫。提督こそ……」
提督「心配無い。無駄に金かけてる傘だし、2人入っても十分だろ?」
大井「………」
提督「………」
2人で1本の傘を使う、所謂相合傘だ。もっとも、俺達の関係を考えればカップル等という甘いものじゃないが。
今も、俺と大井の間には……どこか心地良く、それでいて、どこか気まずい無言の時間が流れている。
ピシャピシャと濡れた地面を踏む足音に、今も振り続ける雨の音だけが……ただひらすら鳴り響く。
提督「………」スタスタ…
大井「………」スタスタ…
依存度上昇率判定:この後どうなる?
01〜49:提督、不知火との思い出が……
依存度上昇:小 ×1.0
50〜98:大井「……まるで、世界に2人だけしかいないみたいね」
依存度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、この時間に安らぎを感じてしまう
依存度上昇:大 ×2.0
直下
依存度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇
↓2
- 167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 23:01:52.37 ID:mM9RxXaxo
- はい
- 168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 23:02:24.07 ID:98AlbXwC0
- うい
- 169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 23:06:47.97 ID:0+OW1i0e0
- 大井強ぇ...
- 170 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/06(日) 23:08:47.17 ID:KWVFhRgE0
- 今回はここまでです。お付き合い頂きありがとうございました!
次は大井の回想パートその2からです。不知火同様、今回とリーチ時で回想パートを2分割(前回を合わせると合計で3分割)することになりそうです(白目)。
次の更新は未定です。上手くいけば数日中に更新出来ると思います。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 23:10:12.59 ID:mM9RxXaxo
- 乙です
このまま独走するか大井
- 172 :◇0I2Ir6M9cc [sage]:2020/12/06(日) 23:10:48.28 ID:0+OW1i0e0
- ...p
- 173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 23:24:42.49 ID:Rnj3edy1O
- なんだこいつ
- 174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/06(日) 23:25:11.57 ID:C7YjnhNW0
- 乙
- 175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/07(月) 00:14:19.14 ID:AqxiBvjcO
- 乙
- 176 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/12(土) 21:08:53.33 ID:qLNkA1Wf0
- 22:30〜23:30頃開始予定です。今回は回想パートの投下のみになると思います。
- 177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/12(土) 21:12:03.11 ID:NA+nupXV0
- 了解
風呂入ってくる
- 178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/12(土) 21:32:41.19 ID:1och58Ew0
- 待っていたぜ
風呂抜いてくる
- 179 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/12(土) 22:55:30.84 ID:qLNkA1Wf0
- 始めます。
- 180 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/12(土) 22:58:19.29 ID:qLNkA1Wf0
- 37→73:それはそれで、良いかもしれない 7×1.5=10.5 10.5+71=81.5/100
大井「………」スタスタ…
提督「………」スタスタ…
あれから、俺達はほとんど会話をしないまま……ただひたすら、家へ向かっている。
俺にとっては、寂しさを埋めてくれるに値しない人間しかいない場所へ。
大井にとっては、自分を迎えてくれる人間が誰もいない場所へ。
飴に濡れないよう、お互いの身体を寄せ合いながら。だが、そこに青春なんてものは存在しないが。
大井「………」スタスタ…
提督「………」スタスタ…
雨が降っているせいか、周囲に人影はいない。それでいて、俺達の間に会話も無い。
沈黙の時間が続くのは少し居心地が悪いとは思うものの、この場に相応しい話題なんて持ち合わせていない。
大井で心を慰め、肉便器でストレスを発散する……そんな日々を送る俺に、健全な会話など出来るはずが無いだろう。
提督「………」
大井「……不思議ね」
提督「……ん?」
大井「誰もいない道を、2人で歩いていると……世界には、私達だけしかいないように感じるわ」
提督「………」
大井「それだけじゃない。普段の私達も、きっと……そうなのかも」
提督「普段……」
大井「提督も私も、自分を理解出来る人としか関わろうとしない。そのせいで、見える世界が狭くなっていって……」
大井「結果的に、2人しかいない世界に取り残されてしまうの。もちろん、厳密には2人"だけ"という訳じゃないんだろうけど」チラッ
提督「………」
大井「今の状況は、そんな私達の心情を……的確に表してると思わない?」
提督「……そう、だな」
否定出来なかった。確かに俺は、自分で自分の視野を狭めてしまっている。
現に、不知火という素晴らしい女性と巡り会ったことで、それを自覚したほどだからな。そしてそれは、大井も同じなのだろう。
こいつの孤独の辛さを理解出来るのは……少なくとも、周囲には俺しかいないのだから。
大井「………」
大井(……本当は、私の世界は狭いなんてものじゃない。提督しか"いない"んじゃなくて……提督しか"見えない"から)
- 181 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/12(土) 23:08:28.93 ID:qLNkA1Wf0
- 大井「………」スタスタ…
提督「………」スタスタ…
狭い世界、とは言ったけれど……この状況、当時の私の精神状態と似てるかもしれない。
提督が、あの女に奪われたと知った時……生きる希望を失ったと考えたから。
何なら、この孤独な世界で生きている意味さえ分からなくなってしまったほどだから。
大井「………」
大井(あの頃の私は、本当に酷いものだったわね……今も大して変わらないけど、あの頃よりはマシだと断言出来るもの)
思い出したくもない嫌な記憶というものは、忘れようと思っていても脳にこびりついてしまう。
今だって、こうして……思い出そうとしてしまっている。私にとって、記憶から抹消したいほどに辛かった日々を。
――数年前・有名私立中学校
大井(13)「………」ハイライトオフ
大井(提督……提督……)
あの女が提督を奪って行った"あの日"以来、私は生きたまま死んでいた。
誇張表現なんかじゃない。本当に、生きる屍のような状態になっていた。
大井(提督……提督……)
焦点があっていない視線。青白い顔。ただうわ言のように、心の中で提督の名前を呟くだけ。
はっきり言って、周りから見れば異常者だったのかもしれない。
もっとも、私にとって赤の他人などどうでも良かった。私を癒してくれるのは、提督だけだったから。
大井(提督……提督……)
その提督が、あの女に奪われてしまった。私の隣から、引き離されてしまった。
提督に孤独を消してもらおうにも、あの女はいつも提督の傍にいた。私の居場所を独占していた。
それだけで、私の心は殺されたも同然だった。故に私は、生きながらにして死ぬことしか出来なかった。
大井「……っ」ギリッ…!
大井(あの女さえ、いなければ……)
当然ながら、あの女を殺すことも考えた。始末してしまえば、居場所を取り戻せると考えたから。
だけど、それはどうしても出来なかった。
大井「……でも」
大井(そんなことをすれば、きっと……提督に嫌われる。そうなってしまえば、私はもう……)
提督に嫌われたくない。拒絶されたくない。その気持ちだけが、私を辛うじて人の道に引き留めてくれた。
仮にも依存し、片思いしている相手に拒絶されてしまえば……ただでさえ限界を超えていた私の心は、完全に壊れてしまう。
後は孤独と絶望で潰れてしまい、自ら命を絶つだけ。自分の末路ながら、ここまで鮮明にイメージ出来るのが恐ろしい。
逆に言えば、提督が私を拒絶しないという確信さえあれば……きっと私は、躊躇なくあの女を殺していたでしょうけどね。
- 182 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/12(土) 23:22:39.76 ID:qLNkA1Wf0
- そんな状態の私だったけれど、実は……あることに気付いていた。
普通の人間なら『微笑ましいカップル』と思うか『自分ばかり恋人を作って悔しい』と思うだけかもしれない。
でも、それは違う。あの女が、提督と過ごしている時の態度に……既視感を抱いたもの。
――約1年後・10周目提督家までの道
大井(14)「………」スタスタ…
こんな、ストーカー紛いのことをしたところで……あの女に夢中になっている提督が、振り向いてくれるはずがない。
それでも、こうでもしなければ……私の心は耐えられなかったかもしれないから。
大井「………」
大井(……あっ)
だけど、そのお陰で気付いたことがある。提督の隣にいる、あの女は……
提督(14)「なぁ、今日も一緒に勉強しないか?」スタスタ…
不知火(14)「………」スタスタ…
提督「……不知火?」
不知火「……良いですよ」
提督「……!」
不知火「勉強ですよね……予定なら大丈夫ですから」
提督「そ、そうか……ならこの後、俺の家で……」
不知火「………」ハイライトオフ
不知火(この会話も、"何度目"でしょうか……もう、一字一句反復出来てしまうほどに……)
大井「………」
大井(……"同じ")
私と"同じ"顔色だった。この世の全てに絶望して、希望を見失ってしまい、生きながらにして死んでいる顔。
まさに今、私が浮かべている表情と"同じ"。一般人は気付かなくとも、私は瞬時に理解した。
理由は分からないし、知りたくもない。ただ、私にとって……これは朗報だった。
大井(……提督が、戻って来るかも)
あの女が提督と歩いている時、"同じ"表情を浮かべているということは……もしかすると、提督と過ごすのが苦痛なのかもしれない。
そうすれば、あの女が提督に別れを告げるかもしれない。そして、提督が……再び、私のことを見てくれるかもしれない。
大井「………」ギュッ…
私は、僅かな希望を見出し……それに縋ることしか出来なかった。提督とあの女が別れることだけを望み続けた。
そして、その望みは……私の予想は、見事的中することになる。
- 183 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/12(土) 23:38:10.95 ID:qLNkA1Wf0
- ――約1年後・10周目提督家までの道
大井(15)「………」スタスタ…
大井(あの女が提督と別れることを祈りつつ、提督を遠巻きに眺めるだけの日々……)
大井(一体、いつになったらあの女は提督から離れるのよ……あんなに嫌そうで、辛そうな顔をしてる癖に……)
提督(15)「………」トボトボ…
大井「……?」
大井(……提督?いつもなら、あの女と一緒に歩いてるはずなのに……)
大井「………」スタスタ…
提督「………」トボトボ…
大井「……ね、ねぇ」
提督「………」トボトボ…
大井「提督……ちょっと、聞いて……っ!?」ビクッ
提督「……大井、か」ハイライトオフ
大井「………」
大井(……何かあったわね。確実に……)
私やあの女と同じか、それ以上に……死相が見えている、提督の顔。
それだけじゃない。今にも消えてしまいそうな、か細く掠れ果てた声。
むしろ生きているのが奇跡とも言えそうな、憔悴しきった表情。そんな状態の提督を一目見た瞬間、私は察した。
もちろん、それが正解とは限らない。思い込みで決め付けて、提督を傷付けてしまうことだけは避けないといけない。
だから私は、慎重に……出来る限り、言葉を選んで探ることにした。
大井「……どうしたの?1人で歩いてるなんて」
提督「………」
大井「もしかして、彼女と喧嘩でもしたとか……」
大井(流石に『別れた』なんて言えないから、まず『喧嘩』の線を疑う。あの女が関係することなら、きっと何かしらの反応があるはず……)
提督「………」
- 184 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/12(土) 23:53:47.94 ID:qLNkA1Wf0
- 提督「……た」
大井「え?」
提督「……裏切られた」
大井「裏切られた……?」
提督「……不知火に」
大井「……!」
提督「はは……俺、不知火に"裏切られた"んだ……捨てられたんだ……」
大井(やっぱり……ついに、ついに提督が……あの女と……!)
不謹慎だとは思うけど、正直に言ってしまえば……飛び上がりたくなるほどに嬉しかった。
提督が、あの女と決別した……いや、実際にはあの女から別れを切り出されたみたいだけど。
とにかく、私は感激した。これでまた、提督と一緒にいられる……既に死んでいた心が、蘇っていくのを実感した。
大井「………」フルフル
大井(いけない、今は落ち着いて提督の話を聞かないと……)
提督「何がいけなかったんだろうな……自分で考えても、分からなくてさ……」
提督「もちろん、不知火にも理由を聞いたけど……全然、答えてくれなくて……」
大井「………」
提督「俺、馬鹿だよな……恋人が出来て、1人で舞い上がって……そのせいで、捨てられて……」
提督「ようやく、孤独から抜け出せたと思ったんだけどな……実際には、俺の勘違いだったなんてな……」
提督「謝罪したくても、不知火は俺を避けようとするし……やっぱり俺、救いようの無い馬鹿だよな……」
大井「て、提督……?ちょっと、大丈夫……?」
提督「はは……」トボトボ…
提督(やっぱり、俺は孤独なんだな……好きな人さえ、俺から離れて行くんだもんな……)
提督(俺なんかが、人の温もりを求めようとしたのが……いけなかったのかもな……)
提督「………」トボトボ…
大井「……っ」ギリッ…!
落ち着こうとするまでもなく、私の心は急速に冷え込んでいく。
提督をあの女から取り返すことが出来た喜び以上に……怒りが込み上がってくる。
大井(どうして提督を傷付けた?どうして提督に別れを告げた?そもそも、どうして提督と付き合った?)
大井(提督が何をしたというの?あんなに幸せそうだったのに、どうして……何が不満だって言うのよ……!)
今思えば、当時の私も提督と同じくらい……情緒不安定だったのかも。
歓喜の気持ちはいつの間にか消え失せ、すっかりあの女への怒りと失望で思考が埋め尽くされていく。
- 185 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/13(日) 00:01:47.13 ID:rIcLzg4e0
- ――数日後・正門前
大井「………」
トボトボ…
大井「……!」
提督「………」
大井「て、提督……その、良かったら、一緒に帰……」
提督「………」トボトボ…
大井「………」
大井(今日もダメ、か……提督、あれから何度声をかけても……まともに取り合ってくれないというか……)
毎日、正門前で提督を待つ。そして、校舎から出て来たところで声をかけても……無視されてしまう。
いや、もしかすると、本当に私の声が耳に届いていないのかもしれない。
それほど、あの女に別れを告げられたショックが深かったんだと思う。むしろそうとしか考えられない。
トボトボ…
大井「……!」
不知火「………」トボトボ…
大井「……っ」
大井(あいつのせいで……あいつのせいで、提督は……)
我ながら矛盾していると思う。提督と別れることを望んでおきながら、いざ破局すると苛立ちを感じるなんて。
それでも、好きな人を傷つけた相手を好意的に見ろというのは無理に決まってる。
いや、それだけじゃない。私はあの女を見て、更に憎しみを抱いていた。
不知火「………」トボトボ…
大井「……どうして」
大井(どうして、アンタがそんな辛そうな顔してるのよ……本当に辛いのは、提督なのに……!)
自分が提督に別れを切り出した癖に、さも被害者のような面をしているのが気に食わなかった。
未だに"同じ"顔をしているのが、腹が立って仕方が無かった。
だからこそ、私はあの女から事情を聴くことはしなかった。あんな奴の話なんて、聞きたくもなかったから。
- 186 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/13(日) 00:04:37.17 ID:rIcLzg4e0
- それからというものの、提督があの女と別れたことは……私にとって、状況が好転するものでは無かった。
以前より塞ぎ込んでしまった提督は、私の声にほとんど反応しなくなってしまったから。
ただ、提督が誰とも付き合っていないという事実は、ほんの少しだけ私の心を軽くしたけれど……所詮は気休めにしかならない。
孤独に苦しみながら、ただひたすら放課後の時間を待つだけの日々を過ごすしかなかった。
――約半年後・教室
大井「………」カキカキ
モブ子a「ねぇ、志望校どこにした?」
モブ子b「私は○○高校かな?家から近いし」
大井(……くだらない)カキカキ
私の居場所は提督の隣だけ。それ以外の場所は、孤独に耐えるしかない地獄。
学校にいる間は、勉強して気を紛らわせることしか出来なかった。
まぁ、仮に提督と同じクラスだったとしても……1人で勉強するのが、2人に変わるだけだったとは思うけどね。
大井「………」カキカキ
大井(……大丈夫。私の成績なら、油断さえしなければ……)カキカキ
提督は依然として心ここにあらずだったから、彼の担任から無理言って聞き出した。
提督の志望校は10周目高校だったから、私も同じ高校を受験した。理由はもちろん、少しでも提督の傍にいたいから。
そして無事に合格したものの……私の生活は、中学校時代と何ら変わらなかった。
- 187 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/13(日) 00:07:08.77 ID:rIcLzg4e0
- ――約1年後・大井家
大井(16)「……ただいま」バタン…
シーン…
大井「………」
大井(相変わらず、誰もいない家ね……受験日も、合格発表の日も……そして、今も……)
大井(子供の気持ちを考えず、仕事ばかり……いくら私が寂しいと言っても『もう少しだけ我慢して』としか言ってくれなくて……)
大井「……っ」ズキッ…
提督と同じ高校に進学したは良いけれど、それ以外は今までと同じ。いや、むしろ悪化した。
私自身は彼と違うクラスになって、放課後まで勉強して耐えるだけ……でも、提督は違った。
大井(……提督、また無断欠席するなんて)
今まで、体調不良以外の理由で学校を休まなかった提督が……高校生になってから、急に無断欠席を繰り返すようになった。
もちろん、これは直接確かめた訳じゃない。廊下を歩いている時、先生が話している内容を偶然聞いただけ。
それでも、私にとっては心配だった。あの女と別れたショックで、変なことをしてしまわないか。
それほどまでに提督が追い詰められているとしたら、すぐにでも何とかすべきではないのかと。
大井「………」ガチャ バタン…
スタスタ…
――数分後・10周目提督家
大井「………」
大井(こうして、ここを訪れるのは……何年振りかしらね)
私は提督の家にやって来ていた。万が一、彼が自殺でも考えていたらどうしようかと思い、いてもたってもいられなかった。
徒歩で行くことが出来る距離にもかかわらず、あの女が提督を奪い取って以来……1度も来ていない。
大井「………」スッ…
大井(出て、くれるかしら……そもそも、家にいるかどうかさえ分からないけど……)
きっと、提督にはまだ私の声が届かないと思う。話しかけても、ほとんど相手にされないと思う。
それでも、彼が変な気を起こしていたら……死ぬ気で食い止めないといけない。
私が初めて好きになった相手で、私が唯一……心の拠り所にしている人だから。
- 188 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/13(日) 00:10:05.67 ID:rIcLzg4e0
- ――現在・10周目提督家までの道
ザーザー…
大井「………」スタスタ…
大井(あの日、私が提督の家へ行っていなかったら……今の、この状況は無かったのかもしれない)
提督「………」スタスタ…
大井「……ねぇ」
提督「……ん?」
大井「今日も……良い?」
提督「……あぁ」
大井「………」ポスッ…
提督「………」
提督(大井が、俺の肩に寄りかかって……)
大井「………」
提督は私で心を癒し、私は提督で心を癒す。そこにあるのは、お互いを利用し合うだけの関係。
ずっと孤独を味わうくらいなら、今の関係の方が良い。
もちろん、理想は恋人同士だけど……今の提督に、そこまで求めるのは酷な話だと思うから。
大井「………」ギュッ
大井(でも、私は提督から離れられない……だから、もしこのまま今の関係を続ければ……)
提督も孤独に飢えているはずだから、きっと……私から離れられなくなる。
今は心を癒し合う関係だったとしても……いずれは提督も、私だけしか見えなくなるはず。
現に私がそうだから。提督があの女に奪われた時から、貴方しか見えないもの。
孤独に加えて、失恋という地獄を味わった提督なら……私を逃したくないと考えるようになる。
そしてそのまま、2人で一緒に沼に嵌っていけば良い。底の底まで、戻れないところまで沈んで行けば良い。
大井(ふふっ……♪)ハイライトオフ
提督「………」
提督(……大井は俺を理解してくれる。そして俺も、大井を理解することが出来る)
提督(だからこそ、こうして……お互いの心の傷を舐め合うことも出来る。いや、出来てしまう……)
提督(本当なら、こんな関係を続けてもお互い破滅しか待っていない。頭では、そう分かっていても……)
提督「……っ」
提督(孤独によるストレスが、苦痛が、痛みが、大井を求めてしまう。その癖、俺は大井を心から信用出来ていない……)
提督(もう、あんな思いをするのは耐えられない……だから、今の関係に余計な感情は挟まない。お互い利用し、利用されるだけの関係で良い)
提督「………」
提督(……それでも、大井は幼馴染だ。赤の他人よりは、信用しても良い。だからこそ、こんな関係になったんだ……)
提督(後ろめたい気持ちはある。この状況が問題なことも自覚している。でも、今の俺にとって……唯一の心の支えが、大井しか……)
- 189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 00:15:21.20 ID:/iSzSe/u0
- ぬいもぬいで大変だけどその理由は知りようがないからにんともかんとも
- 190 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/13(日) 00:17:53.21 ID:rIcLzg4e0
- 今回はここまでです。お付き合い頂きありがとうございました!
次回は本編パートからです。回想パートが長くなりがちで、そして更新頻度が下がってしまい申し訳ございません。
次の更新は未定です。上手くいけば本日の夜に更新出来るかもしれません。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 00:19:18.08 ID:6ipC2xqK0
- 乙でしたー
- 192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 00:19:26.73 ID:rn38vK20O
- 乙
- 193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 00:29:45.18 ID:mdbog+2Lo
- おつおつ
あやうい…
- 194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 00:30:10.57 ID:/uuLrRx1O
- 乙
大井視点だとぬいぬい完全に悪役だな
にしても今週は誰と結ばれても綺麗に終わる気がしないんですが
- 195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 08:27:04.05 ID:Weaeiagj0
- 提督がそもそも相当歪んでるし全うなハッピーエンドは無理やろ
- 196 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/13(日) 19:27:47.32 ID:rIcLzg4e0
- 21:00〜22:00頃開始予定です。
- 197 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/13(日) 21:32:47.41 ID:rIcLzg4e0
- 始めます。
- 198 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/13(日) 21:35:38.37 ID:rIcLzg4e0
- 〜 7月1週 〜
――
提督(小学校中〜高学年)『……ただいま』ガチャ…
家政婦『お帰りなさいませ、10周目提督様』ペコリ…
提督『……お父さんとお母さんは?』
家政婦『………』フルフル
提督『……うん。分かってた』
提督(今日も、家にいないことくらい……)
提督『………』スタスタ…
家政婦『お荷物をお持ち……』
提督『ううん、いい……』
家政婦『……申し訳ございません』
提督『………』トボトボ…
提督(家政婦さんは……お父さんでも、お母さんでもない……)ガチャ
バタン…
提督『………』
提督(お父さん……お母さん……)
提督『……っ』ジワッ…
提督(何で、帰って来てくれないの……?)
提督『うっ……うぅっ……』ポロポロ…
提督(寂しいよ……会いたいよ……)ポロポロ…
提督『ひっく……うわぁぁん……』ポロポロ…
提督(他の子は皆、お父さんやお母さんと仲良しなのに……何で、僕と大井だけ……)ポロポロ…
提督『お父さん……ぐすっ、お母さん……えうっ……』ポロポロ…
――早朝・自室
提督「………」
提督(……またかよ、この夢)
提督「………」グシグシ
提督(この夢を見た時は、いつも……寝ながら泣いてるせいで、最悪の目覚めだ……)
提督「……はぁ」
提督(不知火と付き合っていた時は、この夢に悩まされることもなかったのに……)
提督("裏切られて"からは……孤独に戻ってからは、余計に悪化して……畜生……)
↓1ビスマルクのコンマ 調教度:13/50
↓2迅鯨のコンマ 信用度:8/50
↓3不知火のコンマ 未練度:75.5/100
↓4大井のコンマ 依存度:81.5/100
反転コンマが最大のヒロインと交流します
- 199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 21:35:59.50 ID:40owR6aG0
- Poi
- 200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 21:36:16.88 ID:5lqwDZRJO
- あ
- 201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 21:36:40.60 ID:xxaB5K8+0
- !すでのな
- 202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 21:37:04.73 ID:mdbog+2Lo
- a
- 203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 21:37:14.85 ID:EEYijD6So
- きたか
- 204 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/13(日) 21:39:06.26 ID:rIcLzg4e0
- 迅鯨は何をしている?もしくは提督と迅鯨は何をしている?
21:42以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし21:46までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます
- 205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 21:42:00.91 ID:ET6HLWEuo
- 授業の準備を手伝って欲しいと提督に頼む
- 206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 21:42:11.65 ID:mdbog+2Lo
- (意図的に)町でばったり合う二人
- 207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 21:43:17.74 ID:ALjxGMs/0
- 二人で昼飯
- 208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/12/13(日) 21:47:41.41 ID:ALjxGMs/0
- 今日は人が少ないな
- 209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 21:50:27.62 ID:6ipC2xqK0
- 非エロだからじゃない?
他の三人ならすぐに5レス埋まると思う
- 210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/12/13(日) 21:51:21.57 ID:ALjxGMs/0
- 成る程
- 211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 21:54:35.94 ID:qPYVAEqyO
- sageろよ
- 212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 21:55:29.63 ID:ALjxGMs/0
- すまん!
- 213 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/13(日) 22:09:51.75 ID:rIcLzg4e0
- ――休日・繁華街
提督「………」スタスタ…
提督(ちゃんと仕入れとけよ、糞ったれが……)
肉便器に負の感情をぶつけてやろうとしたら、必要な物が売り切れていた。
しかもネット通販では入荷待ち。結局、自分の足でアダルトショップへ行く羽目になっちまった。
提督「………」スタスタ…
スタスタ…
提督「………」スタスタ…
スタスタ…
提督「………」クルッ
迅鯨「っ!?」ビクッ
提督「……尾行してるのがバレバレなんだよ」
迅鯨「い、いや、そうじゃなくて……ぐ、偶然!偶然なんです!たまたまここに用があって、それで提督君を見かけたから……」アセアセ
提督「………」ジトー
迅鯨「ほ、本当だから!前に1回怒られたでしょう?だから、尾行なんて……」アセアセ
バレバレの嘘ついてんじゃねえよ。
途中、いや、家を出て10分も経った時点で、お前が尾行していることには気づいてたんだぞ?
提督「……チッ」
迅鯨「うぅ……」
迅鯨(や、やっぱりバレてるのかな……でも、それだけ心配ってことだから……)
迅鯨(仮にも私の教え子だし、場合によってはそれ以上の関係……じゃなくて!)フルフル
迅鯨(何としてでも、提督君を助けたい……悩みや不安があれば、解決してないといけないから……!)
提督「………」
そこまで狼狽える癖に、よく人にものを教える職業に就いたな。
俺じゃなくとも、配属された学校によっては……絶対、生徒から舐められるタイプだろ。
しかも、俺は前にも『干渉するな』と言っただろうが。まだ分からないのかよ。
提督「………」
迅鯨「………」オロオロ
信用度上昇率判定:この後どうなる?
01〜09:無視
10〜49:予定変更して大井の家へ
信用度上昇:小 ×1.0
50〜98:迅鯨「お昼ご飯奢ります!」
信用度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……いい加減にしろよ」
信用度上昇:大 ×2.0
直下
信用度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇
↓2
- 214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 22:10:23.51 ID:pAwEo3m10
- はい
- 215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 22:10:32.40 ID:ALjxGMs/0
- mm
- 216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 22:14:30.55 ID:mdbog+2Lo
- チャージしていくぅ
- 217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 22:16:48.90 ID:40owR6aG0
- もしやジェノサもとい失恋祭りの準備なのでは
- 218 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/12/13(日) 22:26:12.54 ID:rIcLzg4e0
- 51→15:大井「やったぜ」 10×1.0=10 10+8=18/50
提督「………」クルッ
迅鯨「……!」
提督「………」スタスタ…
迅鯨(提督君が、こっちに向かって来てくれた……!ひょっとして、私と話し合ってくれる気に……)
提督「………」スタスタ…
迅鯨「……え?」
提督(こんな状況じゃ、アダルトショップなんて入れる訳無いだろ……)
今日は本当についてない。朝から悪夢に魘されて、肉便器とヤる時に必要な物は品切れ。
おまけに店へ出向けば、顔も見たくない教師に尾行される……もう嫌だ。
迅鯨「ちょ、ちょっと提督君!」
提督「……何だよ」
迅鯨「私に悩みを話してくれるんじゃないんですか!?」
提督「誰がそんなこと言った?」
迅鯨「じゃあ、どうして急に反対方向へ……」
提督「………」スタスタ…
迅鯨「あっ、提督……君……」
鬱陶しいストーカー教師を相手にせず、俺は心を癒せる場所……大井の家へ向かう。
これ以上、俺に干渉しようとする奴と関わっていたら……ストレスでどうにかなりそうだ。
提督「……っ」スタスタ…
提督(孤独の辛さを知らない奴に、俺の気持ちなんて……分かってたまるかよ……)
不知火に別れを告げられてしまった今、俺の気持ちを理解出来るのは大井しかいない。
ストレスをぶつけるような真似は出来ないが……大井といれば、例え僅かな間だとしても、嫌な現実を忘れられる。
ストーカー教師に干渉された苛立ちも……多少なりとも、誤魔化すことが出来るからな。
迅鯨「………」
迅鯨(今日も、ダメでした……どうして上手くいかないんでしょうか……)
迅鯨(私はどうしても、提督君の力になりたいのに……いや、むしろその考えがいけないのかも……)
迅鯨(提督君は『干渉するな』って言ってたから……でも、このまま放っておくなんて……そんなこと……)
迅鯨「………」
- 219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/13(日) 22:35:19.33 ID:GmGe33Vlo
- 20惜しかったな
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