このスレッドは1000レスを超えています。もう書き込みはできません。次スレを建ててください
【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
- 53 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2020/12/25(金) 23:28:01.85 ID:LocRaVTPo
-
杏「それは……」
杏は考え込むようにしながら、表情を曇らせていく
球子が杏のことを言っているとは思っていないものの
杏も、自分自身に力があるだなんて自信を持ててはいないのだ。
だから、自信を持たないことを責めるその言葉が、
勇者でありながら、それを信じ切れていないような自分のことを責められているようで……
杏「私も、自信ないから」
球子「あんず……」
顔を背ける杏を一瞥した球子は、
困り果てて……もどかしさを誤魔化すように頭を掻く
球子「あぁぁぁぁぁぁぁぁ……っも〜っ!」
唸って、いきり立って
球子「久遠さん……いいやっ、陽乃っ!」
陽乃「なに?」
球子「タマと勝負だ!」
杏「タマっち先輩!?」
1、嫌よ
2、……良いけれど、勇者の力使えるの?
3、そういうの、あんまり好きじゃないのだけど
↓1
- 54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/25(金) 23:32:05.94 ID:qt+f6vRx0
- 2
- 55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/25(金) 23:33:31.75 ID:llcaeggQO
- 3
- 56 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2020/12/25(金) 23:57:46.89 ID:LocRaVTPo
-
陽乃「……良いけれど、勇者の力は使えるの?」
球子「無論だ!」
そうでなければ、陽乃の捜索なんて任されないし
こうして陽乃を見張る役割なんて担えるわけがない
しかし……。
杏は不安そうに首を振る
杏「ただ、私達は試作の物を貸し与えられているだけなんです」
陽乃「戦装束が万全じゃないって言ってたわよね? どの程度なの?」
杏「勇者同士で試験運用した結果的には……持続時間が短いみたいです」
球子「攻撃に対しての耐性もほとんどないな……生身で攻撃を受けるのと大差ないって」
陽乃「それで良くも私なんかと……」
陽乃は、自分がみんなを護れるなんて自負はしていないものの
それが危険な力であることくらいは認識している。
もちろん、
勇者であれ、生身で受けて良い力ではないと断言できる。
- 57 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2020/12/26(土) 00:09:03.12 ID:ofFBWIgko
-
けれど、陽乃が断りそうだとみてか
球子は顔をしかめて「でもさ」と切り込んでいく
球子「自信持てるような力じゃないんだろ?」
杏「なんで挑発してるの!?」
球子「陽乃が自分で自信ないって言ってるんじゃないか」
杏「そうだとしても……」
それはバーテックス相手の話で、
勇者相手で考えれば
千景と友奈を戦闘不能に叩き込んだ挙句、若葉の全力でどうにかというレベルなのだ
球子がいくら頑丈な楯の持ち主だとは言っても、
押し込まれる可能性が高い
球子「それとも、力に自信があるのか〜?」
陽乃「……そんなに、認めさせたいの?」
球子「さぁ?」
ニヤリと笑う球子だけれど、その魂胆は透けて見えている
どうしても、球子は認めさせたいらしい
球子の力ではなく、陽乃自身の力をだ
- 58 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2020/12/26(土) 00:09:38.66 ID:ofFBWIgko
-
では途中ですがここまでとさせていただきます
明日も可能であれば少し早い時間から
- 59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 00:13:10.33 ID:E0ITuxuuO
- 乙
陽乃さんのために体を張るタマっち先輩イケメンや…
- 60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 00:28:34.39 ID:QQDloN4e0
- 乙
タマっちいいやつだな
- 61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/27(日) 22:52:36.38 ID:y6Oms8HSO
- ここ最近連休が増えたなぁ…大丈夫だろうか
- 62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/28(月) 15:41:38.08 ID:BweajsbYO
- 師走だし
- 63 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2020/12/28(月) 22:16:53.81 ID:EC3BPActo
-
遅くなりましたが、本日は少しだけ
- 64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/28(月) 22:19:18.92 ID:dmGaYCHEO
- 待ってたぞー
- 65 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2020/12/28(月) 22:27:38.07 ID:EC3BPActo
-
陽乃「貴女に、得があるの?」
球子「タマが……いいや、私が納得したい。それじゃダメか?」
陽乃が弱いなら、弱いで良い
もちろん、強いなら強いでも構わない
けれど、それがあやふやなままなのが許せなかった。
杏達から聞いた話では、陽乃はとても強い勇者だと思われるけれど
球子は、それを自分の目で確かめたわけではない
それでも杏が言うなら信じたいのに……
陽乃自身がそれを否定するから、もどかしい
陽乃「なるほどね」
杏「危ないよ……タマっち先輩」
球子「陽乃が本当に弱いなら平気だ」
杏「久遠さんも止めてくださいっ」
陽乃「そう言われてもねぇ……」
1、戦う
2、戦わない
↓1
- 66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/28(月) 22:28:54.06 ID:bkMTBs+y0
- 2
- 67 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2020/12/28(月) 22:52:22.58 ID:EC3BPActo
-
陽乃「悪いけれど、戦えないわ」
球子「殺すのが怖いのか?」
陽乃「万全な状態で戦う方が実力が図れるでしょう?」
球子「屁理屈だな〜」
そう、これは屁理屈でしかない
けれど球子はそれでも別に良いと考えているようで
呆れたというような表情を浮かべながらも、
猛反発するようなことはなくて。
球子「杏も若葉達も久遠さんの実力を認めてる」
陽乃「だから、なに?」
球子「今は久遠さんが強いって思っておいてやる……反対したいならタマを倒すんだな」
杏「もーっ、タマっち先輩?」
球子「あっはっはっはっはーっ!」
陽乃「……」
球子「認めろ。強いって」
- 68 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2020/12/28(月) 23:18:32.33 ID:EC3BPActo
-
陽乃「まったく……」
球子ではなく
陽乃と杏が呆れて、ため息をつく
暴論……ではないかもしれないが
戦って勝っても、戦わずに終わっても球子は陽乃を強いと決めつけるらしい
陽乃「認めさせたいなら、私に負けることね」
球子「なんだとーっ!」
やるかこんにゃろ〜! なんて
わざとらしく言う球子は笑みを浮かべている
杏「も〜……」
冗談だと分かっているから、杏も怒ったりはしない
むしろ、
犬猿の仲にも見えた二人が仲良くしているように見えるのは、嬉しくて。
杏も笑っていた
陽乃「茶番だわ」
- 69 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2020/12/28(月) 23:31:12.75 ID:EC3BPActo
-
仲の良い二人
そして、それと関係はあるが仲がいいわけではない自分
だったはずなのに。
ここでの生活は、かつてのようで
だから……緩んでしまいそうになる
陽乃「……強いと思いたいなら思ってもいいけれど」
けれど、陽乃は守るなんて約束はできない
守りたくても守れなかったものがたくさんあって
守った結果、裏切られるような形になって
だから……もう、約束なんてしたくない
陽乃「私は認めないから」
杏「久遠さん……」
球子「装束が出来たら、真っ先に決闘して白黒つけてやるからなっ」
突き放すような陽乃の言葉に、しかし、球子はそう返した
強引に行けばどうにかなると、言っていた少女を思い出して。
- 70 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2020/12/28(月) 23:31:47.70 ID:EC3BPActo
-
では短いですがここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
- 71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/28(月) 23:51:32.93 ID:dmGaYCHEO
- 乙
戦わなかったけどタマとは少しでも打ち解けてるといいな
あと実力試すならいっそいずれ行くだろう長野の道中でもいいかも
- 72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/29(火) 01:36:04.27 ID:MOVjBFjCO
- 乙
長野遠征楽しみだな
- 73 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2020/12/29(火) 23:30:45.50 ID:z4d2LnGUo
-
すみませんが本日は休みとさせていただきます
明日は可能であれば通常時間から
- 74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/29(火) 23:32:14.30 ID:SBw2L4hYO
- 了解、乙ですー
- 75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/31(木) 23:52:13.90 ID:+NhM4vmvO
- 今日も休載っぽそうだけど、良いお年を
- 76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/01(金) 00:26:22.85 ID:iLXx6dfso
- 明けましておめでとう
あんまり無理すんなよ
- 77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/01(金) 23:04:37.88 ID:wsqDnskzO
- 体調でも崩したのかな…?
こんな断続的な連休って今までなかったと思うから凄い心配なんだけど…
- 78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/01(金) 23:37:03.13 ID:423CoCaIO
- 実家でも帰ってんでしょ
正月だし
- 79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/02(土) 00:29:45.07 ID:paeCWFVeO
- 年数的に結婚しててもおかしく無いからな…
- 80 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/02(土) 21:47:34.94 ID:DtQ4+tPPo
- 連日お休みになってしまいましたが、本日は少しだけ
- 81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/02(土) 21:51:15.38 ID:yRROLT99O
- 新年一発目待ってたぞー
- 82 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/02(土) 22:07:38.02 ID:DtQ4+tPPo
-
√ 2018年 8月4日目 夕:伊予島家
03〜12 若葉
37〜46 友奈
51〜60 杏
89〜97 九尾
↓1のコンマ
※それ以外は通常
※若葉、友奈の場合、一桁奇数で訪問
※ぞろ目で付近の住民 奇数悪
- 83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/02(土) 22:10:02.92 ID:yRROLT99O
- あ
- 84 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/02(土) 22:44:26.85 ID:DtQ4+tPPo
-
√ 2018年 8月4日目 夕:伊予島家
『面倒じゃのう……先延ばさずに殺めてしまえばよかろう』
陽乃「殺す前提なのやめて」
『じゃが、煩わしかろう』
陽乃「そんなこと……」
あの勢いは、かつて陽乃を包んでいたもので
そして奪われ、失ったもの。
正直、今の陽乃には心の負担になるばかりで
あんなもの無くなってしまえと思わないこともないけれど
でも、
失われていいものだとは思っていない
陽乃「それは置いておいてね。乃木さんから連絡がないのが気になるんだけど……」
『そうやって、内に秘めるだけで――』
陽乃「良いでしょ、別に」
『良いことでは無かろうに』
不満げな九尾は、
けれど、それ以上何も言わない
陽乃「貴女だって、上里さんの安否が気になるでしょう?」
- 85 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/02(土) 23:08:32.03 ID:DtQ4+tPPo
-
『ふむ……あの娘に何かがあれば妾ならば分かる』
陽乃「分かるってどんなふうに?」
『あの娘の精神状態を察知することも可能じゃぞ』
九尾はそう言うと、陽乃の影に混ぜ込んでいる自分の姿を映し出すと
尻尾を立たせて、揺らめかせる
『妾の尾が一つ欠けて見えるじゃろう? それがあの娘に憑いた加護じゃ』
陽乃「それで?」
『あの娘の死を悟ることもできる。無論、妾のそれを媒体としてあの娘のもとに往くことも可能じゃが』
陽乃「……怖い力ね。貴女」
『くふふっ、妖狐としては当然じゃ。もっとも、それを主様が扱うことはできぬぞ』
陽乃「出来ちゃったら大変な事になるでしょ?」
出来たら便利だとは思うけれど
より凶悪さが増すばかりか
危険度が跳ね上がる為、使えない方が良いと思ってしまう
とはいえ……使えたら戦闘面では非常に心強いのだが
- 86 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/02(土) 23:25:20.84 ID:DtQ4+tPPo
-
『あの娘には現状、問題は起こっておらぬ』
陽乃「……覚悟してたってことね」
陽乃を寄宿舎に戻すなら
自分がその場に残らなければいけないこと
二度ととは言わずとも、
しばらくは若葉に会えなくなること
様々なデメリットがあることを承知の上で……問題が無いと考えているのだ
『うむ、あの娘は良い』
陽乃「私より?」
『うむ』
陽乃「なら、上里さんを勇者にしたらいいじゃない」
『いいや、あの娘にはその適正……じゃったか。それがない。特に妾らは不可能じゃ』
陽乃「力を与えることはできるんでしょう?」
『即死するぞ』
陽乃「あぁ……」
九尾や、まだその力を秘めている伊邪那美様
その力の影響を、ほかの人は耐えられない
陽乃は吐血することもあるが、それでもまだ軽い方なのだ
- 87 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/02(土) 23:35:37.45 ID:DtQ4+tPPo
-
『して、どうする主様』
陽乃「………」
『このままなら、主様は寄宿舎に戻ることになるぞ』
しかしそれは陽乃の望んだ形ではない
ひなたを犠牲……というのは過言かもしれないが、
ひなたを寄宿舎に戻さないという条件があって成立する
その場合でも、若葉達は理解してくれるだろうが
きっと、千景はそれを許さない
千景は特別ひなたを思ってはいないだろうけれど
あいつのせいだと、睨んでくるだろう
陽乃「はぁ……」
『やるかや?』
陽乃「やらない」
『傷害は排除してこそであろう?』
陽乃「殺すのは短絡的過ぎるってば」
血の気が多いというか
来るものを蹴飛ばす九尾のやり口は恐ろしい
1、遠征、行っちゃおうかな……
2、私の力、誤魔化してくれない?
3、ひとまず、上里さんは諦めるしかなさそうね
4、残念だけど……大社に戻るわ
↓1
- 88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/02(土) 23:37:28.39 ID:00onjZlB0
- 1
- 89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/02(土) 23:38:09.10 ID:yRROLT99O
- 1
- 90 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/02(土) 23:41:46.63 ID:DtQ4+tPPo
-
では、本日はここまでとさせていただきます
明日は可能な限りお昼ごろから
遅くなりましたが今年もよろしくお願いします
- 91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/02(土) 23:58:53.86 ID:yRROLT99O
- 乙
改めて今年も楽しみにしてます
そしていざ長野へ…!
- 92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 00:35:17.42 ID:cH8cI+yaO
- 乙
いろいろ行くまでやること多いけどさあどうなるのか
- 93 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/03(日) 18:47:27.34 ID:sO+2PzI9o
-
遅くなりましたが、少しだけ
- 94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 18:57:53.45 ID:QTrQvTvnO
- 来てたか
- 95 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/03(日) 19:20:33.56 ID:sO+2PzI9o
-
陽乃「遠征、行っちゃおうかな……」
『ほう?』
陽乃「それしかないような気がするのよ」
杏達のことを思えば
それが円満な解決策とは言えないかもしれないけれど
でも、それが一番だと陽乃は思う
この世界において、陽乃は厄介者だ
未知数な力を持っていて
見せている片鱗でさえ……世界を崩壊させかねないものだから
陽乃がいなければ、ひなたは若葉達のもとに戻ることができる
それが当たり前で
それが普通のことだった
その普通を奪ったのは、間違いなく陽乃の存在
だから、いない方が良いと
そして、だからこそ。
ただ幽閉されるよりも有意義な時間の使い方をするべきだと陽乃は思う
- 96 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/03(日) 19:59:19.39 ID:sO+2PzI9o
-
陽乃の影として見えている九尾は
それを人の形へと転化させて……ひなたに変わる
ひなた「良いと思いますよ。ここにいたって何があるわけでもありませんし」
陽乃「なにもないなんてことはないと思うけど」
ひなた「悪いことの方が多いかと」
陽乃「でしょうね」
ひなた「良いですよ? 私は協力を惜しみません」
陽乃「積極的ね……」
九尾が積極的だと少し怖い
でも、陽乃に危害を加えることはないから
ただただ、この世界が気にいらないというだけだろう。
ひなた「それで、どうしますか?」
陽乃「伊予島さん達?」
ひなた「行くと言えば、彼女たちはついてきますよ?」
- 97 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/03(日) 20:06:28.34 ID:sO+2PzI9o
-
だったら言わないという手もある
杏達には何も言わずに
こっそりと抜け出して……長野へと遠征に行く
問題はいくつかあるかもしれないけれど
でも、それなら荷物を抱えることはなくなる
陽乃「乃木さんにだけとか」
ひなた「若葉ちゃんだと、止められますよ」
陽乃「……郡さんは?」
ひなた「冗談にもなりませんね」
陽乃「そうよねぇ……」
なら高嶋さん。
なんて……それもまたいうだけ無駄なことで。
ひなた「何も言わずに出ていけばいいじゃないですか。仲良くする気は、無いのでしょう?」
陽乃「………」
1、こっそり、出ていきましょう
2、ねぇ、装束のデータ収集、私達が協力したら早く終わらないかしら
3、……イレギュラーなのは私だけでしょう? 彼女たちは無謀なことしない方が良いわ
↓2
- 98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 20:11:34.68 ID:bAX+cCkf0
- 3
- 99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 20:11:47.38 ID:cH8cI+yaO
- 2
- 100 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/03(日) 21:15:17.57 ID:sO+2PzI9o
-
陽乃「ねぇ、装束のデータ収集、私達が協力したら早く終わらないかしら」
ひなた「終わると思いますよ」
陽乃の力は、若葉達とはまるで異質なものではあるが
しかしその身に纏う加護と、
その力そのものは若葉達のデータ収集のは大いに役立つことだろう
九尾が扮しているひなたは、やや不機嫌そうに溜息をつく
ひなた「だから、私は模擬戦でもどうかってすすめたんですよ?」
陽乃「だからって……そんなの、言われなきゃ気付かないわ」
ひなた「そうでしょうか……」
陽乃「当たり前でしょう」
球子達に対して殺意ばかりの九尾の言葉
そんなものから、
言われてもないことを察してくれと言うのは
無茶も過ぎていると陽乃は顔をしかめる
陽乃「なら、模擬戦するべきよね」
ひなた「力の証明、することになりますよ?」
陽乃「貴女が勧めてきたことでしょ?」
- 101 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/03(日) 21:42:00.67 ID:sO+2PzI9o
-
ひなた「ただ、今の彼女たちの装束では久遠さんの全力は防ぎきれませんよ」
陽乃「全力出したら、どうなっちゃうの?」
ひなた「最悪死にますね」
そもそも、以前から言っているように
陽乃が扱う力には少なからず蝕む穢れが含まれている
陽乃と戦うだけでそれによる影響はあるし
それが長時間なら、より影響は大きくなっていく
陽乃「……化け物じゃない。私」
ひなた「そう言われてますよね。ずっと」
陽乃「まぁ……そうよね」
力を扱う適性のある陽乃自身でさえ蝕み
いずれは死に至らしめることのある力
それを、適性のない相手が耐えられるわけもなくて。
ひなた「模擬戦するなら、適度に力を抜いたうえで……短期決着ですよ」
陽乃「なにそれ……でも失敗したら殺しちゃうんでしょ?」
ひなた「最悪ですよ最悪。場合によっては重症程度ですから」
陽乃「笑い事じゃないってば」
- 102 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/03(日) 21:58:06.94 ID:sO+2PzI9o
-
ひなた「連れていくんですか?」
陽乃「戦えるようになっていれば、いても問題ないでしょう?」
ひなた「なるほど、それで郡さんを置き去りにするんですね」
陽乃「しないわよ」
九尾に細工して貰わない限り
全員を連れていくなんていうのは不可能だ
その場合
まず間違いなく千景を連れていくわけにはいかない
当然、そうなれば友奈もつれていけないので
最大でも
若葉、杏、球子の三人になってくる。
陽乃「郡さんは悪くないわ。だれだって……あんな風に思うもの」
ひなた「そうは思いませんけど」
陽乃「でも、私はそう思ってる」
それでいいでしょう? と、陽乃は笑った
- 103 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/03(日) 21:59:57.09 ID:sO+2PzI9o
-
√ 2018年 8月4日目 夜:伊予島家
03〜12 杏
37〜46 若葉
51〜60 友奈
89〜97 大社
↓1のコンマ
※それ以外は通常
※大社の場合、一桁奇数で訪問
※ぞろ目で付近の住民 奇数悪
- 104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 22:00:30.32 ID:cH8cI+yaO
- あ
- 105 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/03(日) 22:07:55.50 ID:sO+2PzI9o
- では、少し早いですが本日はここまでとさせていただきます
明日も可能であれば通常時間から
- 106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 22:19:06.45 ID:cH8cI+yaO
- 乙
道筋はできてきたのかな?
- 107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 22:31:28.81 ID:T5tZJ8ODO
- 乙
偽神託ってまだ使わないのだろうか
なんやかんや九尾が細かく手配してくれそうだけど
- 108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/05(火) 23:12:27.86 ID:yleqLdHMO
- 早く長野に行きたいなぁ…
- 109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/07(木) 08:15:10.46 ID:tu1TUWOsO
- 昨日もお休みだったか…
数日とはいえ休載が長く感じるな
- 110 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/07(木) 20:25:33.98 ID:OIILG4JVo
-
連日お休みを頂いてしまいましたが
少しだけ
- 111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/07(木) 20:28:20.30 ID:ZVscdyYTO
- よっしゃー!
- 112 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/07(木) 20:36:23.95 ID:OIILG4JVo
- √ 2018年 8月4日目 夜:伊予島家
陽乃はこの四国から出て
長野の勇者達のもとへと遠征することを決めた
しかし、単独での走破は不可能ではないが可能とも言い難い
そのうえ、杏達は付いて来ると言っているし、大社からの許可は無い
この際、大社からの許可は無くても問題はないが
確実に長野にたどり着き、極力死人を出さないようにしなければならない。
特に、勇者のうちの誰かが死ぬというのは致命的だろう
一番は、戦力になる勇者を連れていくことだけれど
今の勇者達は生身に近く
とてもではないが遠征に耐えられるとは思えない
出ていくか
装束が完成するように協力して……連れていくか。
陽乃の力ならば、
それを促進させられるという話ではあるけれど
最悪殺すというのが、怖い
- 113 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/07(木) 21:15:10.14 ID:OIILG4JVo
-
陽乃単独でも体の負荷という部分に目を瞑ってさえしまえば、
どうにかして……長野にたどり着くことはできる
そうするなら杏たちには知られないように出ていく必要があるし
連れていくなら、
協力してあげなければならない
その場合は杏たちに声をかけた方が良いだろう
陽乃「………」
話をするなら、今日だろう
出ていくのなら、今
あるいは明日の早朝
大社がまだ答えを渋り
若葉からの動きがない今のうちが適切だ
1、出ていく
2、杏たちに話す
↓2
- 114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/07(木) 21:21:52.41 ID:iavYUUaZ0
- 1
- 115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/07(木) 21:24:29.22 ID:ZVscdyYTO
- 2
- 116 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/07(木) 22:07:16.24 ID:OIILG4JVo
-
陽乃「……というわけ」
球子「なぁにがと言うわけ。だ!」
杏「た、タマっち先輩! しーっ!」
もう夜だから大声出さないでと諫めようとする杏
球子は悩まし気に頭を抱えて
枕へと頭を打ち付ける
球子「正気か!?」
陽乃「正気で言ってるのよ」
これ以上こんな場所にいたところで
改善されていくとは思えない
もちろん、杏の家は居心地がいいけれど
でも、それに甘んじているだけではいけないと思う
- 117 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/07(木) 22:45:48.96 ID:OIILG4JVo
-
陽乃「私、向こうに戻りたくないし」
かといって
ひなたを大社預かりのままにしておきたくはない
それになにより、長野のことが気になる
九尾は長野にいる勇者は、
ここにいる勇者の誰よりもバーテックスとの闘いに慣れているから
役に立つだなんて言っているけれど。
杏「なら、私たちを連れていってください」
球子「そうは言ったってなぁ……装束が機能しないだろ?」
杏「でもっ!」
球子「でももすもももあんずも無しだ!」
杏を止めた球子は、
しかし、杏の気持ちを酌んでか少し考えて陽乃へと目を向ける
球子「杏を守れるか?」
陽乃「約束は出来ないわ」
球子「だろうと思ったよ……」
- 118 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/07(木) 22:53:01.41 ID:OIILG4JVo
-
もはや分かり切っていたことのように零す球子
呆れる素振りもなく
ただ確認のために聞いただけのような笑いを零して……
球子「だったら、杏は行かせられないな」
杏「ううん、私も行く」
球子「駄目だ……駄目に決まってるだろ」
私、死にに行ってきます
なんて笑顔で言っているようなものだという球子は
杏が行くのを絶対に止めるつもりのようだが、
逆に、杏は絶対に行くつもりのようで。
陽乃「そこで一つ、提案があるのだけど」
球子「ろくでもなさそうだなぁ……」
陽乃「否定はしないわ」
でも、聞いておいて損はないと思う。と
陽乃は自信なさげに、苦笑する
球子「それで?」
- 119 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/07(木) 23:04:38.84 ID:OIILG4JVo
-
陽乃「貴女達の装束を完成させる手助けが出来るかもしれないの」
杏「それって……模擬戦をするっていうことですか?」
陽乃「端的に言ってしまえばそうなるわね」
球子「ふぅん……それで?」
ただそれだけじゃないと見抜いている球子は
それがどれだけユニークな話なのかと
むしろ楽しんでやろうとでもいうかのように笑っていて。
陽乃「別に面白い話じゃないのだけど……」
杏「何かデメリットがあるんですよね?」
陽乃「ええ。まぁ、もうみんな知ってることだけど」
陽乃は小さく答えて一息
隠す必要もなく、はっきりと告げる
陽乃「私と戦うと最悪死ぬわ……手を抜いても長く戦うと体を蝕まれて死に至る」
杏「そんな……」
球子「脅しじゃなくて、本当にか?」
陽乃「こんな脅しが必要だと思う?」
球子「そりゃそうか……」
千景なら殺しに来そうな挑発文句
けれど、今の球子と杏には意味がない
- 120 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/07(木) 23:17:26.50 ID:OIILG4JVo
-
球子「なるほど……で?」
陽乃「で? って」
球子「久遠さんと戦えば死ぬ可能性があるなんて、タマはずっと考えてたことだぞ」
杏の言葉を信じているならば
陽乃の力が絶大なのはまず間違いがない
だから、死ぬことなんて前提だった
少なくとも球子はそれもあり得ると考えながら話していたのだ
死ぬ可能性があるなど、今更だ
球子「データを取るのは一人で十分だろ?」
杏「タマっち先輩まさか……」
球子「杏はどうしてもついて行きたい。タマは久遠さんの実力が知りたい」
それって利害の一致ってやつだろ? なんて球子は笑みを浮かべる
少し違う気もするけれど
陽乃は何も言わずに、小さく首を振る
本気かどうかなんて聞くだけ無駄そうだ
球子「やろうじゃんか……いいだろ?」
1、相手は郡さんが良いかな……
2、ええ。良いわよ
↓2
- 121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/07(木) 23:19:57.79 ID:ZVscdyYTO
- 2
- 122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/07(木) 23:21:20.06 ID:iavYUUaZ0
- 2
- 123 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/07(木) 23:38:09.83 ID:OIILG4JVo
-
ではここまでとさせていただきます
明日も可能な限り通常時間から
- 124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/07(木) 23:57:01.88 ID:ZVscdyYTO
- 乙
杏が優しさ故に結構前のめりな分タマが良い感じなストッパーになってくれてるな
そしてようやくタマの希望してた決闘回来たか
- 125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/08(金) 00:25:33.71 ID:ArtNBEA00
- 乙
ここにきてちょっと心配になってきたぞ
- 126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/01/09(土) 11:30:15.09 ID:QLL9S4yU0
- 長野まで何日かかるんだろ
ライフラインとか残ってんの?
- 127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/09(土) 21:18:18.33 ID:H7u4cG/hO
- じっくり描写すると片道だけでも相当時間かかりそうだし判定でもいいかもね
今日は更新あるといいなぁ
- 128 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/09(土) 22:54:45.06 ID:anLKq5RWo
-
遅くなりましたが、少しだけ
- 129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/09(土) 22:58:47.26 ID:TKfcg570O
- よしきた
- 130 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/09(土) 23:21:26.33 ID:anLKq5RWo
-
陽乃「……ええ。良いわよ」
球子か杏か
どちらが最も安全かと考えたら、必然的に答えはそれになる
そう思いつつも
陽乃は球子の戦い方次第では、
球子と自分の相性は最悪だと思っているのだが。
陽乃「大丈夫、殺さないように気を付けるわ」
球子「それ、タマじゃなかったらキレてるからな〜?」
陽乃「なら……手加減はさせて貰うわ。の方が良い?」
球子「郡さんが聞いたら大鎌振りかぶって迫ってくるやつだな」
陽乃「そう……」
困り顔の球子は杏を一瞥して眉を顰め、
また陽乃へと向き直る
球子「それで? どこでやるんだ?」
子供の小競り合いならともかく
勇者としての力を振るうのであれば、
家の前の私道だの、ちょっと広い公道だの
人通りが比較的多いような公園等ではさすがに無理だ
陽乃「私の神社で良いじゃない」
- 131 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/09(土) 23:47:22.09 ID:anLKq5RWo
-
杏「良いんですか?」
陽乃「良いも何も、もう壊れちゃってるし……」
まだ現存している。と言って良いのかは微妙なところではあるが
今ある廃墟を丸ごと吹き飛ばすほどの戦いをするつもりはないし
それなりに更地となっている上に
悪い噂ばかりで中々に人が来ることがなさそうだから、うってつけの場所だ
最悪、吹き飛んでしまってもいいし
なんて、陽乃は苦笑する
陽乃「あそこなら、気兼ねなく戦えるでしょう?」
球子「久遠さんが良いなら良いけどな」
杏「タマっち先輩の武器的にも屋外が良いし、それでいいなら良いと思う」
陽乃「言っておくけど私の力を真正面から受けるだけなら……死ぬからね?」
球子「やってみなきゃわからないだろ」
陽乃「あっそう」
やって欲しくない
やれば死ぬ可能性があるから
などとは言わずに
陽乃は握り拳を作っては開いてを繰り返して、ため息をついた
陽乃「なら、早速明日の朝に行きましょ。予定、どうせないでしょ?」
- 132 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/10(日) 00:17:45.21 ID:fa7u1rV7o
-
球子「……久遠さん、小学生の時からそうなのか?」
陽乃「そうって、なに?」
球子「いや、なんていうか」
今この状況下で個別に用事などあるわけもなく
それは当然ではあるのだが
杏と球子がここにいなければならず、予定がないのはある意味陽乃のせいである
その点を責めるつもりはないけれど
それなのに「どうせないでしょ?」と言うのは聊か引っ掛かりがある。
球子「……友達いた?」
陽乃「それなりにはいたし、今ほど嫌われてなかった」
球子「そっか」
もちろん、以前の陽乃はそんなことはなかった。
あれから今まで色んなことがあったせいで
突き放すことを大前提としたひねくれた考え方になったため、
少しばかり、キツい。
それが余計に敵を作ることになるが、味方を作りたくないのだからそれは必然だと言ってもいい
- 133 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/10(日) 00:39:18.56 ID:fa7u1rV7o
-
球子「もう少しさ……柔らかい感じになれないのか?」
陽乃「私に何を求めてるのよ」
杏「でも、もう少し……その、優しくしたら印象変わると思います」
陽乃は球子たちに対して当たりがきついのに対して
杏の両親に対してはとても礼儀正しい
何かあれば率先して手伝いに行くし、
それがまた、丁寧で……二人からの評価は良く、信頼も厚い
初めからその態度だったなら
千景ともここまでこじれることはなかったのではないかと杏は思う
陽乃「……無理ね」
杏「でも」
陽乃「優しくしてあげてた結果が、コレなのよ。残念だけど」
そう言った陽乃は笑っていたけれど
杏と球子は笑えずに目を合わせて……首を振る
陽乃「明日は模擬戦とはいえ、戦うんだからもう寝なさい」
球子「………」
スレてない陽乃が気になるけれど
それを知る由もなく、球子はため息をつくだけだった
- 134 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/10(日) 00:41:32.20 ID:fa7u1rV7o
-
では短いですがここまでとさせていただきます。
明日もできれば少し早い時間から
- 135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/10(日) 00:51:36.59 ID:YL7htGFHO
- 乙
陽乃さん、間違いなく優しさは残されてるけど心は既にボロボロだな…
二人がどれだけ陽乃さんの心を癒せるかが重要になりそう
- 136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/10(日) 01:15:33.94 ID:VkF3ActwO
- 乙
ドキドキするなあ
- 137 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/11(月) 22:19:21.28 ID:4jWb+DGro
-
遅くなりましたが少しだけ
- 138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/11(月) 22:28:14.04 ID:MhzhfUajO
- きてたか
- 139 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/11(月) 22:28:55.11 ID:4jWb+DGro
-
1日のまとめ
・ 乃木若葉 : 交流無()
・上里ひなた : 交流無()
・ 高嶋友奈 : 交流無()
・ 土居球子 : 交流有(戦わない、脱出相談、良いわよ)
・ 伊予島杏 : 交流有(戦わない、脱出相談)
・ 郡千景 : 交流無()
・ 九尾 : 交流有(遠征、勇者との協力)
√ 2018/08/04 まとめ
乃木若葉との絆 62→62(普通)
上里ひなたとの絆 56→56(普通)
高嶋友奈との絆 52→52(普通)
土居球子との絆 43→46(普通)
伊予島杏との絆 50→53(普通)
郡千景との絆 21→21(険悪)
九尾との絆 63→63(普通)
- 140 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/11(月) 22:31:12.36 ID:4jWb+DGro
-
√ 2018年 8月5日目 朝:伊予島家
03〜12 若葉
37〜46 大社
51〜60 友奈
↓1のコンマ
※それ以外は通常
※一桁奇数で訪問
※ぞろ目で付近の住民 奇数悪
- 141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/11(月) 22:42:12.72 ID:/OAD9NIo0
- あ
- 142 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/11(月) 23:05:08.39 ID:4jWb+DGro
-
√ 2018年 8月5日目 朝:神社
約束の朝
誰かに邪魔されることもなくすんなりと神社に辿り着いた陽乃達
やっぱり、人気のない神社
呪われるだとか祟られるだとかで周囲の家屋にもまばらで
これなら、多少暴れても問題はないだろう
陽乃「一撃先に入れたほうが勝ちで良いかしら?」
球子「そしたらタマが有利過ぎじゃないか?」
楯のある球子と、ない陽乃
どちらが有利かで言えば
当たり判定を隠せる球子の方が有利と考えられる
陽乃「なら、相手が気絶するまでやる?」
杏「三回攻撃を当てる……でも、タマっち先輩が有利になっちゃうかな?」
球子「攻撃の当たり判定って言うのがそもそもたまに有利だな」
陽乃「じゃぁ、ハンデで良いんじゃない?」
球子「へぇ?」
- 143 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/11(月) 23:39:30.73 ID:4jWb+DGro
-
球子「余裕じゃないか……負けても知らないぞ?」
陽乃「負けても良いわよ別に」
陽乃は勝たなければならないわけじゃない
負けたっていい
球子達勇者の装束のデータ収集の手伝いになればそれでいいからだ
球子「張り合いがないなぁ」
陽乃「負けても良いけど、負けるつもりはないわ」
球子「どっちなのかはっきりしろよな〜」
そう言いつつも嬉しそうな球子
杏はそれを一瞥して
崩壊してしまっている神社へと目を向ける
かつては人の願いを祈られた場所が
今では、人の憎悪によって変わり果てている
ここで奉られていた神々が人類を滅ぼそうとしても止められる気がしない
陽乃「伊予島さんは審判をお願いね?」
杏「あ、はい……役者不足かもしれないですけど」
球子「心配するな。タマが勝つ」
- 144 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/12(火) 00:06:58.09 ID:7pquXyOWo
-
『主様、手を抜いても良いが……』
陽乃「大丈夫、分かってるわ」
手を抜きすぎてもダメだし
本気を出し過ぎてもダメ
それは球子の実力に関わらず、装束が耐え切れないからである
長引かせないためにも、
一撃あるいは、三回攻撃を与えたら終了が望ましい
陽乃「一回が良い? 三回が良い?」
球子「どっちの方がデータがとれるのかだろ?」
陽乃「一番データがとれるのは、土居さんが死ぬまで殴ることだけど……」
杏「久遠さん……」
さすがにそれはあり得ない
かといって
超短期決戦になりかねない一撃決着は控えるべきかもしれない
しかし、それが一番安全だ
陽乃「そうねぇ」
安全性を取るか、データを取るか
相手が折れるまでというのは危険ゆえに、一撃決着か三撃決着
1、一撃決着
2、三撃決着
↓1
- 145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/12(火) 00:10:46.26 ID:REAxeky+O
- 1
- 146 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/12(火) 00:34:12.88 ID:7pquXyOWo
- ではここまでとさせていただきます
明日もできれば通常時間から
- 147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/12(火) 00:42:52.49 ID:REAxeky+O
- 乙
千景の時も一撃当たるのに意外と時間かかってたし一回で十分だと思う
なにより長引いて万が一のことがあると困るからな
- 148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/12(火) 02:20:12.62 ID:6mrF0VrIO
- 乙
緊張してきた……
- 149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/13(水) 23:31:44.17 ID:X/cQNO5mO
- 平日は厳しい感じ?
- 150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/01/13(水) 23:34:55.02 ID:QklJrBRo0
- もしかして戦闘が長引くと暴走する?
- 151 : ◆QhFDI08WfRWv [saga]:2021/01/14(木) 21:08:20.52 ID:E21gN6KWo
-
遅くなりましたが、少しだけ
- 152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/14(木) 21:11:01.72 ID:VFx1hKfnO
- やったぜ
478.85 KB Speed:0.5
↑
VIP Service
SS速報R
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
スポンサードリンク
Check
荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)