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【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game Re.2
66 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2021/04/13(火) 23:13:59.83 ID:icPNGC+B0 【速報が復活したようなので、とりあえず。再開は次の金曜日かなというお知らせです】 【あと、避難所も作りましたのでよければどうぞ】 避難所 : ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12368/1617716518/
67 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/04/16(金) 13:31:21.30 ID:lDSdkvvdO 【早めのご連絡、明日に延期します】
68 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/17(土) 22:24:33.75 ID:uOiROOkE0 【22:40ごろから再開】
69 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/17(土) 22:40:40.29 ID:uOiROOkE0 【再開】 胸ぐらを掴んで唾を飛ばすようにセイバーが怒鳴ってくる。 「お前は! ただでさえ外ではキャスターが突然倒れこんだりしてヤバいとこに!」 「いや、でも俺の方もアブねえじゃんかよ! 今回は正当な理由があるぜ! よって俺の勝ち!」 「ホントに、コイツは……!」 もうほとほと愛想が尽きたといわんばかりに俺を放り投げ、セイバーは腕だけの相手に相対した。 「俺の工房の材料、どうだったか?」 「……質のいい炭化鋼、砂や水も製鉄に適したものだな。錬鉄技術がない中で想像できる一級品だ」 「そうか、褒められたことは素直に喜んでおく。だが」 すらりと鋼の煌めきが。 「お前に時間はかけていられない」 「そうだろうな」 言葉の終わりを待つことなく、腕だけの怪物がセイバー目掛け突進してくる。 直下、腕マスターVSセイバー、結果 1:腕マスター時間稼ぎ成功 2〜9:セイバー勝利
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 22:41:35.55 ID:ocllHkmLo 優秀
71 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/17(土) 22:46:32.97 ID:uOiROOkE0 5:撃破 結果は圧倒だった。腕だけ野郎も俺の目からすれば十分早かったが、セイバーの一閃の前には敵じゃない。 「悪いな」 「仕方のないことだ」 それだけのやり取りを残し、真二つに斬られた腕は黙り込んだ。 ……気のせいか、セイバーのキレが増している。今までは少しバタ臭いとこもあったが、今日のそれはなんか違う。 「セイバー、お前よお」 「話はあとだ、すぐにキャスターの方へ戻る!」 「……おう、そうだな」 セイバーは姿を消し、戦場へと戻っていった。……とりあえず他に隠れてないかだけ探しておくか。 直下、キャスター状況 123:消滅確定 456:消滅寸前 789:持ちこたえてます
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 22:47:05.71 ID:gvV8NSqxo がんがれ
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 22:48:57.97 ID:ocllHkmLo 残念…
74 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/17(土) 23:04:31.94 ID:uOiROOkE0 1:消滅確定 セイバーが場に戻ったとき、見たのはキャスターの背中。 安堵したのもつかの間、その体が両断されていることに気付き、駆け寄った。 「キャスター!」 「……すまない、セイバー、ここまでだ」 徐々に退去が始まるキャスターが苦痛に身をよじる。 「あと一歩だったが……、仕方ないな、パトロンが消えれば劇団はお取り潰し、劇作家に出番はない」 「……すまなかった」 「謝ることはない。できる限りのことはやった、……あとは託す。できることをやってくれ」 頷いたセイバーに、最期の一片が微かに笑う。 「ああ、それと、ライダーに、君は悪くないと、伝えて、おいて───」 l::∧:::l:::::::::::l .ヽ:::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::囗 ロ 。 ',:l l:::l:::::::::::l ヽ:::::::::l::::::::::::::lヽ::::::::::::::::::::`ヽ::::::::::::::::::::::::::::ロ [] ロ 。 l ',::',::::::::::lヽ ヽ:::::::l:::::::::::::l::::::`ヽ:::::::::::::::::::::`ヽ:::::::::::::::::::::::ロ ロ ロ ロ /´ヽ::::::l个 、',:::::::::::::::::::lヽ:::::::::::`ヽ::::`:::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::囗ロ [] [] ロ / ヽ::lヽ忙刈::::::::::∧::l ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ::::::l:::::::::::::::[] ロ 囗 [] ロ r´ ヽ ` ̄',:::::::::i l:リ ヽ::::::::::::::::l:::::::::::ヽ`ヽ:::::::::::::::::::::□ □ [] ロ ヽ ',:::::リ レ ヽ::::::::::::ト::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::囗 [] ロ [] ヽ‐ ∨ ヽ:::::::人l `ヽ:::::::::::::::::::::::::::::/ [] ロ [] 。 。 〈 ヽ::::/ ):::::::::::::::::::::/ 囗 ┌┐[] ロ ロ 〉- ∨ /:::::::::::::::::::::/ 囗└┘ [] ロ 〉 `ヽ ノ:::::::::::::::::::::::::l 囗 ロ ロ l ` -´ /ヽ:::::::::::::::::::::::::::l □ [] ロ 。 l /` - - ´ /::::::::::::::::::::::::::::l__ 囗ロ 。 ヽ / / /:::::::::::::::::::::::::::::::l/ヽ ロ ロ ` - - - - - ´ / /::::ノl::l:::::::::::::::::::/ ', ┌┐ 。 く´ `ヽ / ´ l::lヽ ̄  ̄ ', └┘ロ 囗ロ 【キャスター、消滅。残り五騎】 消滅したキャスターを悼む間もなく、蒼い炎と鋼鉄の刃が迫りくる。 キャスターにより弱体化され、ライダーの宝具による攻勢を受けてはいるが、一騎のアドバンテージは戦況を変えるには十分以上。 打てる手は互いに打ち尽くした。これから先は神の振る賽子の目次第か。 直下、戦況 1:敗北 2345:竜、大打撃 678:復調させる暇を与えず 9:辛勝
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 23:05:23.61 ID:X5j0xgpzO とう
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 23:07:11.15 ID:ocllHkmLo えーー
77 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/17(土) 23:15:12.41 ID:uOiROOkE0 1:敗北 【はい、というわけで敗北したんですが。この場合作中でとあるフラグ立ってるので3つ手段があります】 1:コンマ振り直し 2:令呪一画残ってるし脱出 3:このまま続行 【1の場合は>>1 的にキャスターの消滅は変えたくないので今回のコンマ振り直しのみです。ただ、負けるたびにするのもあれなので2回限り。今回で1回消費ですね】 【2の場合は脱出判定を行い、フォーリナーの宝具暴発止められるかどうかの話に繋がっていきます】 【3の場合はフラグに沿ったエンディングを迎えるため、今回の聖杯戦争完結になります】 【というわけで多数決取りますね】 23:20から多数決。先に2票、23:30までに集まらなかった場合は入った方、もしくはランダム 1:コンマ振り直し 2:令呪で脱出 3:このまま続行
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 23:20:07.79 ID:Wil8GFCwO 1
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 23:23:00.36 ID:v40vREi+o 1
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 23:23:19.55 ID:ocllHkmLo 2
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 23:23:38.31 ID:gvV8NSqxo 1 諦めたくない…
82 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/17(土) 23:25:32.29 ID:uOiROOkE0 1:コンマ振り直し【残り1回】 【何回も同じ場面で振るの避けるために少し変えますね】 直下、戦況 1:【徳なき恐怖は忌まわしく】 2345:竜、大打撃 678:復調させる暇を与えず 9:辛勝
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 23:30:46.60 ID:Otx1qVjXO えい
84 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/17(土) 23:35:24.36 ID:uOiROOkE0 0:特殊判定 /| /| /|/::::::|__ . /:::|/::::::::::::::::::::::::::::\_/| /:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| /::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::/⌒\ 〈:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\_ . |\〉::::/::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::〈⌒ . |:::::::::: |::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉 \:::::::|:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::/::::::::::::::::〈__/ /::::::|::::::::::::::::|:::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::/ _/::::::::::\:::::::::::|::::::::::::/:::::::::::::::::::::::/ ̄  ̄ ̄〉:::::::::\:::: |:::::::::::|:::::::::::::::::::/}\ ⌒|人{ ̄ ̄厂{/ ̄ ̄)⌒V_ノ #\ / \/ /)_/| | \ . / _| /ニニ| 匚} \ / /〈 /二二ニ| 匚} \ ./ /二ニ\ イ二二二ニ| #| 直下 123:狂気充填完了 456:またもやマスター戦だ! 789:ランサー、参戦
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 23:36:51.06 ID:tlFXJ5E4o お慈悲
86 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/17(土) 23:41:55.36 ID:uOiROOkE0 6:マスター戦だ! 直下、どんな感じのマスター戦よ 123:普通にショーの掃討戦よ 456:伝次の潜入戦よ 789:マスターは実質貴方ではないという話でしたね
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 23:43:11.44 ID:6ka0mhlIO 祈るしかない
88 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/17(土) 23:46:27.57 ID:uOiROOkE0 4:伝次潜入せよ /::i _/彡─ \─:r-=_ /::::: : l: /" ̄ ̄\ ミ ヾ/::  ̄ i:::::/i:: :!_ _ _ / / ミヾ i i ミ /!:: l::::i=-l:: :!: : : :::::\.:.\ / 八 ∧∨:/、、__、 _ 彡: ̄: : ::: :: :: :: :: :: ミ\:\ ∧ヾ ヾ/ ̄ ̄ _y=─ ̄三:::::/ ::/:y :: :: :: :: :: :: :.:.ヽ/:::::::> ̄二ミ i lくi" _y=─ ̄ _≦彡" ̄: : ::! :/:/ / y . :: :彡:: ::彡:::::/\\ ミ、 \ y=─ ̄ _≦彡" ̄: : : : : : : : : ::l ::i!.i!=" ̄::i:i:i:i:i:i:\/:::::\ヾ \ ヾ. :: :: \ _二 ̄_≦彡" ̄、 - : : : : : : : : : : : : : :l :/\\!:::_:i:i:i:i:i:i\::::::::::i: \キ: /V ヾ、 _ ≦彡" ̄: : : : : : : ヾ _≦彡" ̄ l/\\i::::_\:\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i __!、 //V i _=三::::: ←キャスターマスターの霊装で強化した伝次  ̄ 彡 : : : : : : : _≦彡" ̄_≦彡" ̄  ̄ \:\ヾ':i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::/ミ::::::::ミ....__v=三::::::::::三≡ " ,, _≦彡" ̄,,,_y=─ / ミ/: : /:::_:_:彡 \:::::::彡" ̄i l 彡ハ、 ̄ _≦彡" ̄_y=─ ̄ / / ! i: :./:: ̄_ \ ̄\ / // i \ _y=─ ̄ / / v V \\  ̄彡_/ \ \ :i ril ,, ,, ,, /:\ i :i ヾ \\// ミ≧三_彡X≧=<_ 二"_/ V\ / / iミ_ ̄ V二 ̄彡 / l_  ̄ 【というわけでちょっと状況まとめるためにも今夜はここまで、おつかれさまでした】 【次回はおそらく月曜日の同じくらいに】
89 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2021/04/19(月) 22:16:58.39 ID:ju1Poy740 【22:35くらいから再開しますね】
90 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/19(月) 22:35:59.66 ID:ju1Poy740 【再開】 体中に何か分からねえけどジャラジャラしたものがまとわりつくような、そんなうっとうしい感触。 全身をぞわぞわと虫でもくっついてんじゃねえかというような、そんなうっとうしい感触。 何で走ってんのか分かんねえ、何で戦わなきゃいけねえのか分かんねえ、というかそんなんはもう置いてきた。 ランサーが怪物と相打ちして、俺らんとこにライダーのマスターが乗り込んできて。 で、オッサンはほとんど死にかけまで燃やされた。病院に放り込んだがアレはかなり厳しいだろ。 いや、オッサンは言っちまえば兄貴の仇だ。これで俺は敵討ちに成功したことになる。 だからもう戦うなんてしなくてもいいし、まあ、ランサーには義理があるから付き合ってやってもいいんだけど。 でも俺は多分、アレだ、ブチ切れたんだと思う。俺は昔から馬鹿だったけど、こういうのは駄目だって言える奴だったと思う。 兄貴が死んだと聞いたとき、俺がぶっ殺すと思った、オトシマエを付けてやると思った。 それは俺の手じゃ上手くいかなかったけど、もう終わったことだ、あんなことになったヤツをそれ以上やる気はねえ。 むしろ死ぬよりひでえかもしれねえからだ。ああ、何を俺は言いたいんだっけ? わかんねえな、わかんねえよ、わかんねえから。とりあえず俺は俺が思うことをした。 俺はやりたいようにする。オッサンからひったくったこれで、身体にまとわりつくこのジャラジャラなら、俺でもできるだろ。 俺は今から、ぶっ飛ばせる奴をぶっ飛ばしに行く。でかい城みてえなのが、湖の向こうに見えてきた。 誰のためとか分かんねえけど。何のためとか知らねえけど。その場のノリかもしれねえけど。 考えるのは止めだ、ベンキョーなんざはなからできねえんだ。俺は今から、このうっとうしさをぶっぱなしに行く。 直下、マスター戦状況。5以上で奇襲成功
91 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/19(月) 22:45:35.96 ID:ju1Poy740 【十分経過なのでこのコンマで】
92 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/19(月) 22:50:23.76 ID:ju1Poy740 6:奇襲成功 ガラスをぶち破り貰った武器で家の中を"まっすぐに"進む。 邪魔なもんは全部ぶっ壊して、とにかく相手を探す。サーヴァント相手にすんのはムリだ。俺でも分かる。 だから俺の目的は───。 「なっ……!」 「見つけた見つけた見つけたぜ! お前は、どっちのマスターだ!?」 敵のマスター! オッサンがやられたらキャスターが弱るように、こいつをぶっ倒せば、相手を弱らせられるはずじゃねえか!!! 妙にメタリックな相手に、両手の武器を、相手が構えるより早く、振り下ろす───! 直下、戦況【奇襲】+1 12:反撃 345:回避 678:ダメージ 9:重傷
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/19(月) 22:52:23.64 ID:5lbKyKjLo よ
94 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/19(月) 23:02:06.40 ID:ju1Poy740 5:回避 「よっしゃ、まずは一人、魂取った!」 「───軌道が雑だな」 「アァッ!?」 完全にブッコんだはずの攻撃が両手で挟まれてた。わけわかんねえぞ、ズルしてんじゃねえのか!? 「素人か、いや、その霊装、キャスターのマスターのもの……、なるほど、ランサーのマスターか?」 「ああ、そうだぜ! っつーかなんだその手!? ホンモノじゃねえな!?」 「生憎だがネタを話す気はない。最初の一撃で俺を仕留められなかったのは不運だな。……なに、殺しはしない」 ゆらっと腕鉄マンが構える。とりあえずあの手を斬んのは無理だ。じゃあ、狙うのはもっと下の方。 「だが、腕の一本くらいは覚悟をしておけ」 「誰がやるか!!!」 そのまま、ビビるような速さで腕鉄マンが突っ込んできやがる。 ───いいぜ、ハナから避けんのなんてムリだ。こっちもぶっ飛ばしてやるよ! 直下、戦況 123:鋼鉄の拳が撃ち抜く 45:霊装を破壊されつつガード 67:クロスカウンター 89:受け流し成功
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/19(月) 23:06:19.16 ID:NlSYI+gp0 せい
96 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/19(月) 23:16:59.84 ID:ju1Poy740 6:クロスカウンター 前にして分かった。コイツは強い、俺より絶対強い。隙とか見えねえし、そもそも分かんねえし。 だからもうぶっ飛ばされるのは仕方がねえ、なんとかオッサンの鎧で耐えよう。 俺が突き出した拳を平気で避けて、腕鉄マンが俺の腹に一撃をぶち込んでくる。 「……ぐぇっ」 「遅い」 叫び声も出ねえ、腹ん中身がそのまま口の中まで出てきたような気がして、次の瞬間にブロックでも撃ち込まれたような痛みが来る。 頭がグラグラして、何かが口から出た。ゲロか血かも分かんねえ。もうちょっとで気を失いそうになって。 「……!?」 耐えた、根性だ。俺はまだ止まらねえ。 「キャスターのマスターの霊装で衝撃を逃がしたか」 「次は」 腕鉄マンが逃げようとする。逃がさねえ、本当なら追いつくこともできねえくらいフラフラだけど。 「……! 腕が、動かん……!?」 オッサンの鎧を無理やり絡めて、一瞬止めた。腕と脚が鋼鉄ってんなら。 「お前が」 思いっきり頭を振り上げて。 介s。. `丶、 ___  ̄ ̄)h``=ーーrセ7ア ̄ ̄ ´"'ー=辷=-彡 >=-ニニ爻 `丶、---- ,.ィ升 \ ァ''´ /| .|、 \ / , | .i | | ヽ \ ∧\ 彡/ .i | | | \ミ .∧ ∧. \ ノ 彡ハ ! .| V|ハ, / _ \ミ | \ミ / ./ /|i i |. ./ ./○ , N |ハV 乂ミ. / ィ / V|ハi 辷 / .__xく 乂ル' i レ V|ハ\ / /. /.====<'`' --ニ.  ̄ |リハV|ハ乂ル'≧=-\ / /| ∧ァ''´○ソ " i /ムУ 「\乂ル'レヘ ./, ' ノル.∧_ ィ ,, 、 つ |\ //イ| i∧ \_` ニヽ 「_/ /∨ヾ //イ |i. ∧ ゙_ -ニ二⌒∧ /[ハ .| .∧ `[∨_,∨////∧ ┌--イ ヘキ ∧ ∨/////////| / V|ハ\ .∧ ∨:/// ̄ ̄ | |マヽ ∧ ∨ i, v-v ィ | ' . .` ニニ ̄ | ∧ _,..。rf升 | ∧ _,..。rf升 _ -=ニ二 ̄ニ/  ̄ ̄`''< _,,,。=‐''“´ _、‐''゛ _、‐''゛ _、‐''゛ _、+''"~ ,,.+''’ [ |ー=ニ_ ._、‐''゛ | |rセ7ア//}h。 / | |//////] / | |////// ヽ([////┤ ///// / ///// / /////:. / 「沈みやがれッ!!!」 相手の脳天目掛け、額をブチ当てるッ!!! 直下、結果 123:敗北 456:相打ち 789:勝利
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/19(月) 23:24:51.27 ID:NlSYI+gp0 それ
98 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/19(月) 23:37:22.53 ID:ju1Poy740 7:勝利 ゴカン、とヤベえ音が聞こえた。さっきと同じくらいの一撃が脳天に響く。 割れてんじゃねえかというくらいの血がダラダラ流れて、目の中に入ってくる。 ふらつきながらもなんとか立って、気が付くと腕鉄マンが地面に倒れてた。 オッサンのジャラジャラももうほとんど身体に付いてない。とりあえず一旦座って、あとは、どうすっか───? 「大丈夫ですか!?」 何か声が聞こえて、何かにくるまれた。なんだこれ、微妙にくせえ。 「聖骸布です、これで多少は治療できると思いますが……」 見るとちっちゃな女のガキだ。いや、コイツはキャスターの言ってた。 「ら、ライダーじゃねえか、お前」 「ムリに話しちゃダメです! ジュノさんは……」 「気絶してるだけだな」 ライダーの横に、以上にデカい奴まで出てきた。コイツは確か……。 「フォーリナーの、マスター!」 飛び上がろうとしたが流石に痛さで動けねえ。そんな俺を見て、デケえのが手を振った。 「あー、やめろやめろ、俺はこんな図体だが、戦う気なんてねえからよお」 「信じられっかよ、あのフォーリナーのマスターなんだろ?」 「まあ、それはそうだがなあ」 「ならフォーリナーを止めればいいんじゃねえのか!? まだほら、令呪が残ってんだろ!?」 「まあ、それもそうなんだがなあ」 直下、そういやフォーリナーマスターは善性のマスターなのに何故対応してなかったのか 123:すでに令呪取られてます 456:別の用途で令呪使ってました 789:一回使ったけどスキルで復活しました
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/19(月) 23:40:04.61 ID:dBRngUE1o ぬっ
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/19(月) 23:40:28.74 ID:NlSYI+gp0 は
101 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/19(月) 23:57:11.29 ID:ju1Poy740 1:既に取られています 「実はライダーのマスターに盗られちまってな。俺としても止めてえんだが何もできねえんだわ」 「何!?」 「それを伝えんのもダメだって俺も閉じ込められた側でよお」 「……おい、それってつまり」 どういうことだ? よく分かんねえぞ? 「そうだなあ、もしかしたら何かしらヤバいタイミングでヤバいこと仕掛けてくるかもしんねえなあ」 「それはヤベえジャン!?」 「ああ、傷が開くので、あんまり大声を出さないで……!」 _ _ _ _ _ _ _ _ _ ______________________ _ _ _ _ _ _ _ _ なんとか切りしのぐうちに明らかにバーサーカーの動きにムラが出てきた。 突然速度が変わったと思えば、急に止まる。見た限り、おそらくは魔力の流れが上手くいっていない。 キャスターと同様に何らかの問題がバーサーカーのマスターに発生したか? なら、それは好機、バーサーカーに攻撃を集中し、一騎を確実に落とす。 幸い、フォーリナーとバーサーカーの間に連携と呼べるものはない。 フォーリナーの注意を竜へ向け、バーサーカーの指を自分へ向ける。降りかかった拘束具、パターンはもう覚えた! 刀を呼び出し、つっかい棒にしてそのまま勢いをつけて飛び出した。こんな扱いをしてすまない! 「正しきことは、───人は、自由、かつ、権利において平等なものとして生まれ、生存するの、ですか?」 「……知ったことか、今、それは考えるべきことなのか? バーサーカー!?」 「怒りは罪です、本能の吐露は裁かれるべきです。私は、私は、私は私は私は私は私は」 壊れたようにバーサーカーが両手で顔を覆う。狂人を手にかけるのは忍びないが───。 「お前は、ここで倒さなくちゃいけないんだ」 直下、戦況 1234:「今です」 56789:バーサーカー、消滅判定
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/20(火) 00:01:17.26 ID:uH48+aDmo ェ
103 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/20(火) 00:06:21.29 ID:eqXHnQdx0 6:バーサーカー消滅判定 直下、5以上で消滅、4以下で戦闘不能【マスター気絶】+3
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/20(火) 00:06:42.97 ID:aKgrUTUso あ
105 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/20(火) 00:11:40.34 ID:eqXHnQdx0 9:バーサーカー、消滅 【というわけで二転三転しつつようやく終わりが見えそうなところで今夜はここまで、お疲れさまでした】 【次回はおそらく木曜日。金曜日になるかもしれません】
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/20(火) 00:14:59.16 ID:aKgrUTUso 乙
107 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/22(木) 22:40:06.29 ID:jJ88o+4v0 【テスト】
108 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/29(木) 22:25:34.18 ID:zt02uL2a0 【22:45くらいから再開しますね】
109 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/29(木) 23:01:07.86 ID:zt02uL2a0 【かなり遅れましたが再開】 私は常に誰かを思い行動しておりました。 若き頃は弱きものを助けるのだと意気込み、旧体制に対し理性と正義をもって応え続けてきました。 第三身分の人々は苦しみ、傷ついていました。私はその重荷を解き放つときは近いのだと思っていました。 ああ、そして訪れた革命の萌芽。三部会が開かれて間もなく放たれたバスティーユの火種。 人々は武器を持ち、己の権利、人が生まれながらに持つ自然権をそこで強く意識したのです。 私は酷く興奮し、感涙致しました。それはこれまで抑え込まれていた当然の権利を振る舞う、そう、言うなれば真の人間たちの姿。 我々の示した人権の原則は、古き体制をついに打ち破り果たしたのです!!! そして、人々が自由に主権を主張し、民主的な世界が開かれると、そう、そう、そう、私は、考えておりました。 ───ですが、古き世界は私たちを見逃してはくれなかった。 この革命の芽を摘もうと、多くの手が伸ばされました。外から、あまつさえ内からも! 私たちは必死に抵抗しました。汚したくない手を汚し、傷つけたくない者を傷つけ。 そして私は変質していった。マラーが殺され、私は殺戮の必要性を理性的に判断した。 私自身に誓って言えます。私は血に浮かされギロチンを振るったのではない。もし血に逆上せたというのであれば。 それはそう、あのときの革命、国家そのものが。血潮の匂いに浮かされていたのでしょう。 無知を嫌いました、狂乱を憎みました、そして何よりも憎悪を裁きました。 私の振るったギロチンは、国家を守っていたと言わせてください。これは懇願ではなく事実として。 そしてそのギロチンは、私の理性は、結局のところ、私自身の首をも刎ねたのです。 私は何をしたかったのでしょうか、無論、国家を、愛した祖国を守るため。愛した人々が苦しまないように生きるため。 その為に悪を、我らの権利に手を伸ばす悪を、遠ざけようと足掻いたのですよ。 皮肉にも、皮肉にも、皮肉にも、私は私は私は私は私は─── それだけは間違っていなかったと、言っていただければ、こんなに狂わずにすんだのやもしれませんね─── _ _ _ _ _ _ _ _ _ ______________________ _ _ _ _ _ _ _ _ セイバーの振るった剣が、バーサーカーの喉をすり抜ける。 一瞬の交錯。祈りを捧げるように両手を上げた態勢で、バーサーカーの首がずるりと体から離れ。 「私は間違ってなどいません。ただ、狂ってしまったのでしょう。私か、それとも世界か───」 / ‐- ヽ ////_ - _\ \ ヽ囗 ロ 。ヽL \ -, イ `''<── .\ \ ヽロ [] ロ 。 / \‐─_ヽ ヽロ ロ ロ ロ / ..::: ミ─_ ヽ 囗ロ [] [] ロ ヽ:l| l_______ ミ--___ [] ロ 囗 [] ロ y= 〉ニ\ィニヽ>'' ´ ̄ 三ミ --___ □ □ [] ロ / fニyr// .l l\ 三--___三 -_ 囗 [] ロ [] ll_ ‐ l.ll f t//こ ヽ ニニ=- ___ -_ [] ロ [] 。 。 __ ‐ l.Lノ/ _ - l彡。*'゚ ヽ\ 囗 ┌┐[] ロ ロ ヽ  ̄ L/ イ ヽl l \ 囗└┘ [] ロ \ ‐_ ヽ こ { l 囗 ロ ロ .} _ / 彡 / ヽ □ [] ロ 。 ./ _ ‐ l / ヽ ./ 囗ロ 。 〉s。, _- __ イ / ロ ロ lュ ̄`'ゝ ._‐ //// \ / ┌┐ 。 / / 彡 ̄ { └┘ロ / _..........:::─ _ - ', 囗ロ ヽ _,。s≦::::::::::::::::::::>''´ _ - ',  ̄ ヽ::::::>''´ _ - _ - ', | _ - _ - ', 【バーサーカー、消滅。残り四騎】
110 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/29(木) 23:10:53.41 ID:zt02uL2a0 どこまでも冷静に消え果てたバーサーカーの霊基。 その向こうに仄見える青白い狂気の炎。刀を収納し、新たな刀を呼び出してセイバーは向き合う。 「フォーリナー、時間がない、お前ともケリを付けよう」 「喇叭を鳴らせ! 王よ! その名を讃えたのはアフロディーテか! それともあるいは、考えるまでもなきことか!?」 もはやその姿が人型を保っているかすらも怪しい。青白く光る臨界寸前の炎。 漏れ出るそれに焼かれつつ、赫銅の瞳は鋭く見つめる。 火を見るのは慣れている。あとはこの足が一歩踏み込めるかだ。 疲労は酷く傷は多い、だが、この一歩が踏み出せさえすれば、あの狂気の炎にも向かっていける。 そしてもう既に、その一歩は、あの馬鹿な主を突き飛ばすと同時に。 「……そうだな、人を突き飛ばすためには、自分も同じ勢いでぶつかる方がいい」 竜の背を踏みしめ一歩踏み出し加速する。最初の一打ちから魂を込め。 カーン、カーン、カーンと、一歩ごとに頭に槌の音が響く。一歩ごとに自らが鍛えられていく。 鍛え上げられた魂の切っ先が、今、炎へ向かい奔り出す。 直下、戦況 12:時間切れ! 34567:ライダーマスター、令呪を使用 89:勝利!
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/29(木) 23:11:17.82 ID:vrUvmIJIo い
112 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/29(木) 23:19:48.91 ID:zt02uL2a0 2:時間切れにてフォーリナー暴発! 【はい、というわけで暴発によるエンディング可能性です。前回と同じくとあるフラグ立ってるので3つ手段があります】 1:コンマ振り直し 2:令呪一画使い、強制的に割り込み 3:このまま続行 【1の場合は今回のコンマ振り直しのみです。ただ、負けるたびにするのもあれなので2回限り。今回で最後ですね】 【2の場合は割り込み判定を行い、暴発寸前に叩き込めるかどうかという話になります。確率は通常の成功と同じなので5以上です】 【3の場合はフラグに沿ったエンディングを迎えるため、今回の聖杯戦争完結になります】 【というわけで多数決取りますね】 23:25から多数決。先に2票、23:35までに集まらなかった場合は入った方、もしくはランダム 1:コンマ振り直し 2:令呪で割り込み 3:このまま続行
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/29(木) 23:22:45.91 ID:GWEl9Scfo 2
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/29(木) 23:25:29.48 ID:l9iGyTHfo 2
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/29(木) 23:25:46.46 ID:vrUvmIJIo 2
116 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/29(木) 23:41:04.76 ID:zt02uL2a0 2:令呪で割込み 一歩、一歩、近づくと同時にセイバーの目は"異変"を見る。 フォーリナーの周囲が膜のように完全に"張り詰めている"。今にもそこから何かが漏れ出そうとしている。 蒼き炎のさらに先にある何処かに、いや、何か想像も理解もできない理外の何かが、そこから溢れ出そうとしている。 それの招来が引き起こすのは結果としての巨大な爆撃。街一つを灰燼に帰す獄炎。 そしてその膜が破裂するまでに、自分の脚が辿り着く可能性は、限りなく低い。 汗が滲み出る、必死に脚を動かす。永遠にも思えるような一瞬の中、頭の中に槌の音と。 『おい、セイバー! なんかヤバいのが頭ン中に流れ込んでるんだけど!?』 どうしようもなく情けない声。 「マスター!」 『なんだよ! いや、吐きそう、そして泣きそう』 「ああもうお前は! いいから聞け! "もう限界だ"!」 言わんとしたことが伝わったのか、念話越しでも分かる程どたばたと暴れ回る音がする。 『ほわあっ!? ってアレか、アレか!?』 「いいから! 令呪で俺を加速してくれ! それならまだ間に合う可能性がある!」 叫ぶ。数日前ならもうちょっと慌てるだろうから言葉を考えていたが、今は違う。一度ぶん殴った仲だ。 ビビりながら、全力で逃げ出そうとしながら、それでもこの剣を。
117 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/29(木) 23:42:21.99 ID:zt02uL2a0 『いいんだな!? 信じるぞ、セイバー! 令呪を以って命ず!』 凄いと言ってくれるのだから。それで俺はもういい。 ';';';/⌒ ___――――――― ``〜、、 \\\\ ';';(__)\/';';';';';';';';';';';ニ=--- ``〜、、``〜、、 /(/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \\\ ';';';';';';';';';';';';';';';/ / ̄ ̄ ̄ ̄:\ \ \\ / :/.:.:.:.:/.:.:./.:.:.:.:.:(⌒___ \\\ ';';';';';';';';';';';';';';(_/' 〉(:::::::::::::::::::::::::::::::::::\ \ \ /.:.:.:/.:.:./.:.::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:--< ]\____ \\ .: .: .: .: .: .: .:.: ';';';';'; ( \:::::::::::::::::::::::::::::::::: \ )∨.:.:.:(.:.:.:(.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/⌒.:.:.:.:.:.:(⌒ \';';';';( \ ∨^.: .: .: .: .:';';';';';';';';';) :\:::::::::::::::::::::::::: | \ _].:.:.:.|∧(\(\__.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. \  ̄ ̄ ';';';';';.: .: .: .: ';';';(_ ̄ | : \::::::::::::::::::::::| \ __).:.:.:ノ )/_.: ̄\.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ :、';';';';';';.: .: .: ';';';( _|::::::::::\ ::::::::::::: | |:::::::/\ )..:\i /:i:i:i>ハ .:.: |.:.:.: (⌒ \ \';';';';';: : . .';';';\/';';';';):::::::::::::\::::::::: | |:::::: \/\ '⌒.:.|⌒\ /(_ノ:i└‐‐:i|.:.:.:|.:.:\\ \ ___)';';(\';';';';';';';';';';';';(⌒ \::::::::::::\: / /\::::::: \ \ .{ 乂x=ミx ------/⌒人.:.:|\⌒ \\ (';';';';';';' \\__';';';';';';/ \::::::::::::::/ |::::::::::/\/ ̄ :{ | .,_ヒッヽ ---<_/.:.:..:.:八.:.)__ \ \\  ̄\';';';';\ |';';';';(__,ノ⌒〉:\ \::/ / ̄>--< \ 乂: ):::. ィ''苡ア.:.://⌒::::::::::::\ \ \ __)';';';';';';) |';';';';';';';';';';/ ' \ \ / /::::::::::::::::::\\:込 〈i ⌒ヾ '''',,, 八(人:::::::::::::::::::::::::::::\ \:\ \';';(⌒ \';';';';';';〈\';\'; \ \\ /::::::::::::::::::\:::::::\ :、 (⌒¨¨¨ヽ ''' ノ o⌒\_::::::::::::::::::::::: / `丶、 \:\ \\ \(  ̄ ̄'; \\';\'; \ \\:::::::::::::::::::::::::::\:::::::\__|\ --- -=~|::::::::::::< \:::::::: / \ \:\\ \ \\\:.:. L';';( ';\ \ \\ ̄ ̄\:::::::::::\ ::: | |八..> ‐<// |::::::::::::::|\ \:'\ __\___/( \:\\ \ ';' (⌒\\: .  ̄ ';\ \ ̄ ̄////.\:::::::::: \| |ニ\〕|//二..|::::::::::::::|::::::\/:::::::::\ /::::::::::::::::::::| \__)';\\ /⌒ '; \\: : . \\///\.\ :::::::: | |ニニ|〇二二ニ|::::::::::::::|::::::::/::::::::::/⌒\| :::::::::::::::::::::: | \';';';';';';';';\\ ⌒>\\: : \ /___/|//|∨::::::: |ニニ|ニニ | ̄ 〈 ̄ ̄:| ̄/⌒ / | ̄ ̄\:::::::/  ̄)';';';';';';\ \\\: : |:|////|//| ∨::::: |ニニ|ニニニニニ-_ ∨ .::::::|____:|_ |:::/______/ \ ';';\\\〜、、 |:|//\_.|//| 〉 \|ニニ|ニニニニニニ-_ __|_/::/\::::::::::::::::::\ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::: . \\ \\ ``〜、、 |:|//// .|//|〈 \二|〇ニニニニニ./ニニニ=- _:::::::::::::::::::::|__/:::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::: \\\______ )';';';';';';\\ ``〜、、|/|\ / // ) ``〜、 /~"''〜、、ニ / ̄ \ニニニニニ \  ̄ ̄ \::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::: ――――――___ \\__| | \__////_/~)ヘ// / \|___\ \ニニニニニ \ \ ::::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::: / ―――――― ̄ ̄ \////////// / //:' / /  ̄\\ \ニニニニニ \  ̄ ̄/ \:::::::::::::::::::::::: / /( /____/ ̄ ̄ ̄ ̄ \_//_/ / / / /__ |__/ 'ニニニニニニ\____///__\:::::::::::::::::: /(_/';';';> _ -=ニ~ / ̄ニニ\__,|_,/__/_,,////∨_/ 〉ニニニニニニ/:::::::::::::::/:::::::::::::::::::\:_.、-''" /⌒∨´_ -=ニ~ __/ニニニニニ] | | -=_ニニニ\//____/ニニニニニ /::::::::::::/\:::::::::::::_.、-''".: __ -=ニ~ /ニニニニ______/\__【 ̄ ̄ ̄】__彡'ニ\_/\___/___/ _.、-''".: 『ぶっ飛ばしてくれよ、セイバー!』 「やってやるさ!」 直下、割り込み判定。5以上で成功
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/29(木) 23:43:00.72 ID:J3fVscAjO いっけえええええ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/29(木) 23:46:26.28 ID:f7ukJhYx0 なんでさ
120 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/30(金) 00:14:34.00 ID:nlWtiQYb0 2:間に合わず 加速する。既に眼窩から炎を噴き出し、虚ろな笑みを見せるフォーリナーの霊核を見定める。 間に合う、これなら間に合う、俺の剣が届く。確信。しかし、その一瞬の安堵が、俺に反応を鈍らせた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『今です、令呪をもって命ず。ライダー、『宝具を暴走させなさい』』 「ま、マスター! あ、ああ、ネッシーさーーーーん!!!」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「GAaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!???」 足場にしていた竜が突然吼え叫び身を捻った。対処しきれずに俺は竜の生み出した湖面へ叩き墜とされる。 とっさに這い上がり、すぐにフォーリナーへ向かう。だが、その一瞬の差が致命的だった。 「───フングルイ、ムグルウナフ、◆◆◆◆◆、ホマルハウト、ウガア=グアア、ナフル、タグン! イア! ◆◆◆◆◆!」 ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ ニニニニニニニニニニニニ=―  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ―=ニニニニニニニニニニニニニニニ ニニニニニニニニニニ=― _,.斗*''"´ ―=ニニニニニニニニニニニニニ ニニニニニニニニ=― _,.斗*''“ ―=ニニニニニニニニニニニ ニニニニニニ=― _,.*''“ ―=ニニニニニニニニニ ニニニニニ=‐♂ ,*'' ―=ニニニニニニニ ニニニ=― ♂'' ,' ―=ニニニニニ ニニ=―,〆 ,*′ ,..。gぇ*∽宀冖“⌒´"''*s。.,_ _ ,..., _ ―=ニニニニ =― ξ'' ,.メg*゚’ ,..。g∽冖“"´ _,.。 *'''"´"''*,, ¨ ̄´´"〜、、ニニ ‰ ,。♂f' ,gr*f冖`“” _,.。 *''"´ "*.,、 `''*x r√ % ψ ゚'%x γ ‰ ∬ _,. ^%、 . ψ〆 £,.♂″ ^%, φ‰ ,。少″ ^%, ∬ ,g*"^%; at*∞∽*ts..,_ ‘k % ‰" ‘k ⌒“'冖*g., ‘k { %'' ‘k ^%、 ^%, ∫ φ )k “゚'∽g。, ゚'g。, ^%, ∬ ∫ %, ⌒“'*。_ ‘''x、 ゚%。 )k % *, ゚%。 ^%, ゚%。 '%, ∫ '*, ''‰、 ‘k ゚%x'k x '% ゚%, ゚%, 水x、 * '%; ゚%, ^%, ,8 '*、 ! ∫ 'x '、 '* ,g*爻 k * ')k ,‰*''’ ψ ‰。'*, 〆 ψ ‰ 守c。 φ ,%' ‰ ゙'爻x ψ γ_,.斗イ ξ ゚%, ”{s^*、 ,。k*''"´ ψ ゚%。 守ast*∞c。 ,。♂"φ ,。♂″ ‘*。乂_,。,_ ”8s、 ,。♂″ φ ,.斗*'' ‘*。⌒“'冖*氷.,,_ ‰ ,s*≠*''" ‘*。 ゚%。')k φ ‰ メ ‘*。、 ゚%。'マk、 ψ ,。♂^゚″ ^''*。.,x%x '*k ,。♂″*'' 膜が裂ける。振り下ろした俺が捉えたのは、既にフォーリナーだった何かだ。 薄っぺらい皮を斬り落としたような感覚が、無情な時間切れを知らせてくる。
121 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/30(金) 00:15:12.26 ID:nlWtiQYb0 『おい、おい、セイバー! どうしたんだよ、おい!』 膜は既に避け、見るだけで壊れそうな何かがそちらから俺を見ている。 そしてそれはこちらへ舌を伸ばし、それは全てに死を齎す。 『おい、セイバー! 聞こえてんのか!』 宝具を解き、マスターをこちらへ転送する。それなりの高度から落ちたマスターはカエルのようにへしゃげていたが顔をすぐに上げる。 「……セイバー、ねえ、あれ、何?」 あまりにビビっているのか、少し幼児退行を起こしている。だがもう時間はない、このまま放っておけば間違いなく終わりだ。 ……ああ、良かった、この場にいるのが俺で、この場にいるのが後ろの無様な男を主にした俺で。 最後の一振りを取り出す。俺の全てをかけて打った剣。俺の『第二宝具』。 かつて、神たるアマツマラはその剣を打ち、神剣の名を欲しいままにした。 そして俺たちの一族が代々追い求めてきた唯一無二の神剣。それを打つために全てを捧げてきた。 ああ、そうだ。そこに俺たちは気付いていなかった。"その神剣は、それじゃない" この神剣の名は、ただひたすら、人生をかけ打ち上げたときに付けるただの名前に過ぎない。 それに気づかず、俺たちはずっとアマツマラの模倣を続けていたに過ぎなかった。それは俺の神剣じゃないのに。 だから、今この手に握られたのは俺の神剣だ。馬鹿な主がすごいと言った、それだけの剣だ。 マスターが何かに気付いたのか震えながら俺の肩を掴む。目がくらむような悍ましい炎の中なのに。 「おい、セイバー」 言うなよ、お前は俺の後ろでビビってればいい。背中で応える。 「マスター、俺の剣は、凄そうに見えるか?」 ちょっと黙ったあとに、マスターは答える。 「……おう、今すぐ逃げ出したいほどに」 「そうか、それなら十分だ」 振り向く。言葉はいらないと思っているのが俺だけだというのは明らかだ。だけどもうこれ以上はいらない。 (________ \::::::::::::::::::::::::::::::::::\_ (__)::::::::::::::::::\:::::::::::::::\\ /:::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::| | \__/:::/ ̄ ̄\::::::::::::::::::::)::::::::::::|_人 \:::::::/::::::::::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/::::::::\ |/::::::::::::::::/ 厂\::::::::::| /:::::::::::::::::::/ ⌒て∧::::::::\ /:::::::::::::::::::/ / ̄ ̄  ̄\)∧::::::::::::\_, /:::::::::::::::::::::|/ __ __\|::::::::::::::::::/ / ̄ ̄|::::::|::::::::| __ __ |::::::::::::/ /:::::∧::::::| /⌒⌒゛ ゙⌒⌒\ |:::::::::::| _/::::::/⌒\| { |⌒マ:::\_  ̄ ̄ ̄| { \ ^ ` | | ̄ ̄ 人 \) ┌────┐ | | /⌒゙\_〕 \ ̄ ̄ ̄~゛ 人_,ノ } |\ \__/ /⌒{\ | ̄| Lノ|\ ― / | ̄| |旦| | ____/{___|旦| . / ̄ ̄|_|―┴────┬─┐ /|_| / ̄ ̄\/ '⌒\_ │〇│ /\___ . /  ̄ ̄ ̄\ \ │ │ \ \ / | | | \ \ 「じゃあな、マスター。急いで逃げろ」 振り払い、現れようとする異形の神へ向かう。蒼白い炎の中に、蠢くそれが見える。 俺の剣はたった一柱、この神を殺す剣。炎を包み込み、窒息させる剣。 空間ごと密閉し、その中に包み込む。これは俺が振るうべき剣。 俺たちの一生と、この短いほんの一時をかけて振るう剣。 かつてのスサノオのように英雄がごとく殺すのではなく、倒すのではなく。 ───逃げる誰かを、護る剣。それはビビりの誰かにとっては、きっと。
122 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/30(金) 00:17:34.69 ID:nlWtiQYb0 「おい、セイバー!!! お前!!! ホントに!!!」 「これは俺の剣! 悪逆を包み込め! 【天津千羽斬(あまつちばきり)】!!!」 ───凄い剣、だろ? ◆『天津千羽斬(あまつちばきり)』 i://// : : : : : :/: : :__ア゛ ⌒辷=-i:i:i:~''〜-ニ溺眦眦ik ^'淡_,,._;'” {./// ′: : : : :/: :__ァ゙ _彡⌒ニ=- Zニ=- _~'滯軈眦;, ';灘i' '” ;j'″ ///: : : : : : : : : :_ァ゙ _.:i:i翊c; _,,. ⌒%” ;.j灘眦; a'=@ ;i:i //: : : : : : : : .:i:il/ /⌒;;i:im駭彡 _,,.=C;m眦i;, `溺眦;j;⌒.-=ニ7 /. : : : : : : : .:i:il/ ,.;i;i;i彡''⌒ミ樂a'` ⌒“''滯眦^丶.:i:/. . . . . ./ : . . . : : : :.:i:il/ 彡⌒ニ- ⌒辷彡 , ・ ”`` ////ニ=-..′. __ : . . . . ..:i:il;′ /i/´ '” ・ . ノ///////. { _ -ニ/// . . . . . .:i:i;′ ,ノi/ ,./( , ,, /. . . . .`><. . . . {////// . . .:i:{ └{ {i: :{乂,,___乂_{::.\`ヽ ./- _. . ._-ニ//,\. 八''^~. /// . . .:i:{ .:i|i:{i 八.::.:〃 ̄ニ- _..::〕iト. //////>.<///////.ハ. . //// i . . . :i|iヘノ'】:>''^~:/'.::.::\::.:.\.::.:}.:}:Y_///,/. . . . \//. . ./∧/ニ=- i . . . .:i:|^ヽ 】(⌒.:/' ̄~'+、\.::.:}:}:jノ.::}⌒ー彡_ . . . . .///ニ- _/∧. . . . . i:. . . ./} .:i:i|iヽ}i:.【.::./八.:ニ=- _V/.:ノノ'.::.:ノ.:八////ニ- <///////~^''}. . . . . i:i:. // i[_ }i:. 乂i:i:. ヾ.:://'ヽ彡^;'^''У.::人-=ミ´. . . \///. . . . . }---- i:i:. .// .:i[_}:i:.⌒n:〃.://´ _);';'ー=彡⌒\/}\. . . .ノニ- _. . . .}////. Yi,}{ :i[.【 .:i{:.: :八.::{/; .: Z;';,∠,,_}.:ノ⌒. ./\ ヽ//////>/ニ-X_ ..Yi{ i〔_^_ __.:.:}i//'ー-,,_'j:-.ィtう)ノイt__ュ.////ヽ.}乂/////. /. //// ....Y{ i〔_ И{⌒ヽ l;'《.(い` '´ ¨´ }///V///,∧//\//. /__{///// , .}.} i〔_ _{{>c0込,`¨ - '_ ,心/.}. . V//. .\//.⌒\. . \/// ‘ ノ.ノ[__ i〔_.]八. . ._]: 介: . t三ノ イ.}∧. }. . .}/. . . //{. . ///ハ. . .__\ / / :Yi, 〔_.]:;:;\_}: L///うぅ=个_i」/ハ.j. ./{ } _////{. /////} ///// ../:.:.、Y/'⌒ _ 乂:;:;\【[.\/|. .V-=≦Oニ|.//У.Y////X/////'////// ,′..:.:.、{{ _.‘,.:、】.[_~'' /:{〜 ,,/ニ}ニ|'//,{. . Y、‐''~ . \ /.ヽ//// ..\\ _{{i:、 __ _`⌒Yi,{_,∧【__.`|ニ-lO|'//,|. ./{. . . . . . . ../-=≫`` ミー .: .:} 廴、//⌒ __. . Yi,乂ハ【__ {ニ=-lニ|//'.|//,乂. . . . /. / 辷z彡'′ァ''”/ __ . Yi, \' ヽ::.ニ-/0j/〈. |/////>''`-{ `` ~ ///_、イ=- __.: ; }:.:. 】::.ニ/^}Y/////ニニ=-_ ''” . ///.】;八.-=- __ 【_ゝ.,{:. 乂:.:〈_,/_j'////ニニニ-ノ .Lノ /ーミ】;:;∧ -=- __ 、.:;:;:;:. /” ̄///}\/{ニニニ=- . ・ . /..{⌒ー'⌒ヽ\-=- __ }^:;: i〔..└=ニ_/,}ニV/ニニニニ- W ヽ/ . { V//__】A `-=- __ ゝi〔_【(~''〜 ,,ヽ-Yニニニ=- ,. .八. .∨/__】A\. -=- __ノ i〔_.ヽ__ニニ- _Yニニニ/八 、 ′,∧v.∨/_】A. . \ -- __ 乂】}\ニニ- _ニニニ/∧ , ´∧V彡⌒Ai\:.: 丶 -- __\.】i.:;\ニニ=‐┐-  ̄> . \ }: : :.} }ニ=-ノノ;:;:;:;ミx、 乂 -- __乂 .:;:;:゚,=-/^''y_、‐゛、 { ヽ/.:.} }´/_{ {ニニニ^_ミx:;, -_ __⌒\}- /^''ー 、`、 ,, 乂 },,..L.j_-ニ{ {ニニ_-ミq<\. . 、 \\-/ ./ _,,.、ヽj 丶`ヽ { r`ヽ-i{ {ニ_-=ニΖ^_\:. \ 丶ニ=- {、ィi〔 「「「「心, . \ `ヽ_} Yi, V八-=ニ⌒i :V__:ニ=- 丶 : . . . -- _i{三frへ}i三}i `ヽ ヽ 乂i, 丶_〉,-=ニ```'V__\ニ=- _: : 、. . _ 丈_/^寸彡' ノ .ノ ``ヽ ∨ヽ-=ニ〈ゝ V_\\\⌒_へ: . ._ ./ -〔__ . { /⌒^ヾ~~~~~^''<-ニ∧ ',\. \\\⌒ニ=- __ . . ./ -〔__ ..八. ゝ.,,ノ `、-‐- 、、 \ ∧{ ゝ._\ 丶__  ̄ニ=-:.:.:.::/∧ -〔__ ゝ-へ、 ノ_ }r` 、```ヽ`ヽヽ \\ ~^'' /∧-〔__ __ __`^ー…''^''ー…ミヽ_}:. {_-=ニ{`、 Vハ. \ニ- _. _〔__ ー''⌒^'+、''〜 ,,_ ヽ‘〈 ⌒辷=-<_{ノ `''” ヽ\ ーへ- _ . ' . \ \ }i }  ̄~^ \\(_ノ ̄ニ- _ ランク:EX 種別:対人〜対国宝具 レンジ:─ 最大捕捉:─ 神話における刀の再現。元となった剣は『天羽々斬(あまのはばきり)』。 天十握剣。布都斯魂とも称される、高天原からスサノオの手で持ち去られた神世の剣。 剣の作成者は明かされていないが……この剣が奪われた時を境に、天津麻羅は神の席から除名されている。 悪逆の限りを尽くしたスサノオが後に改心した様に、担う者の心と向き合い、その果てに漸く扱えるある種の妖刀。 スサノオの討つべき敵……八岐遠呂智を斬り伏せた際に破損したが、これは既にスサノオがこの剣を必要としなかった為。 故に役目を終えれば刀は折れ、力を失う。自らが振るうべきと強く感じた怨敵のみに許された、一撃必殺の一刀である。 ……当然、これを振るったセイバーは負荷に耐えきれず消滅する。二重の決死の覚悟が必要となる必滅の刃。 【フォーリナー、消滅。残り三騎】 【セイバー、消滅。残り二騎】
123 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/04/30(金) 00:18:42.17 ID:nlWtiQYb0 【というわけで今夜はここまで、あとは後日談処理のあとエピローグでしょうかね。おつかれさまでした】 【再開はおそらく土曜日になると思います】
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/30(金) 00:25:36.29 ID:UPW00wjMo 乙
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/30(金) 05:51:45.56 ID:Kno71iVZ0 乙
126 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/05/01(土) 16:24:06.29 ID:nnHZhklj0 【ちょっとリアル用事が発生したので、明日に延期します】 【その代わりに後日談処理に必要なのを】 直下、結局聖杯の謎って何よ 123456:普通に黒聖杯です 789:実は土地の意思とは……
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/01(土) 16:31:26.80 ID:xT6ei0Keo 了解ー
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/01(土) 16:44:48.07 ID:M5Q2JOwhO ここで特殊判定か…
129 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/02(日) 22:39:42.29 ID:vYhP7Rcg0 ,-‐'´``‐-、 ///、 \ ,-‐'´/、/// ヽ 「【再開】と言いたいんですがよく考えるとこれ以降って」 l////、>/、___ l l/,-‐'´二二 ``‐-、l l´二二二二 l l 二二二二 l 戦争終結に必要な諸々の判定(少)→後日談兼エピローグ→サーヴァント紹介/感想 l_二二二二_____ l ,-‐'´__________ ``‐-、 ``‐-、/ l ̄:::::::'ーi r‐‐':::::::::::l  ̄ ̄``, l i `―、:::::::l l:::::::::,‐‐‐' / l ̄ l l く冫 `‐-' !、__/ く冫 l l、 「って感じになるんで冷静に考えると、別に判定とか必要ないんですよね」 /`l ,-‐、,‐、 ,‐,_,-‐、 レ ``‐、 . /////l l:::::::::::::::冫 〉:::::::::::::::l l//、 \ ' ヽ////ヽ``‐-´`´ `´``‐-',イ////、 ∨// l \ r'`Y l`'ヲ / lヽ////、 //、`‐-、\``´ `` /' ///////、 「というわけなんで、とりあえず今夜は必要な判定を行い、安価のない後日談を出しておこうかと」 ヽヽ\ /ニニニ二,、// l///// 」_、ヽ ./ ∨ 、 ̄`´ 冫 >-‐‐'´ l /l l >‐く ,-‐'``,∠´ ∨ll l ,-‐く ヽ / l`‐i-、l_ i‐'´l ヽ
130 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/02(日) 22:45:05.76 ID:vYhP7Rcg0 ,,-‐'´ ̄ヽ / `‐、 / ヽ / ,-‐‐'´ ̄ ̄``‐-、l 「加えてゴールデンウィーク中に避難所でやってるアーチャー頼政の幕間終わらせて」 l / ヽ l´ _,-――――――-、 l,-‐'´,-‐'´, ̄ .、  ̄ ̄`l ヽ / ,-'´ .... `` ´ く::::、 l、__/ く l く::/ ,‐、 ,::::.、`` l l 「陣営紹介、次の戦争に向けてって感じにしていこうかと考えています」  ̄l ___l::::::l l:::::::l,‐. l/ 入 l:::::::´、 iii i‐:::::/ l_ / l `´\::::::::::::::/`' / \ / lヽ く::::::::::::::::ヽ/ l \ / く `‐-、 !::´ ̄!´/ l \_ 「なのでまあ、今夜の判定以降はアナウンスはしますが後で見返してもいいくらいの進行にします」 / l 、`二二二、 /、 ,‐、,-l、 l`――、_ l ヽ .l / ,-‐'´``‐-、 ヽ\__l l/ / 、‐‐-、\\ l V / _ ヽ \ l ヽ -‐'´ 「ついでに、次も戦争やろうと思ってます。もう少し勘を取り戻しておきたいので」 人 \ l ヽ //\ \ ヽ // \_ \ / / // ``‐-、 ヽ / / // ``‐- l / /
131 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/02(日) 22:46:23.59 ID:vYhP7Rcg0 _/‐-、 ``‐- 7 ,-‐'´ l \ / \ \ ``‐-―――┤ \ ``‐、_____」`、 l``‐-、_ ヽ 「あるいは並行して別々のスレでやるかもしれませんね」 ,‐┤ く::::/ヽ>,-、___,-‐' / l´ヽ、 '´ヽ_:::::::_ 、―、::/ / l l l、 〈::く `/ ,-‐/ \ \ 〈 /::::/ '/\ ,-‐'´/ ヽ\`ヽ〈 / \ く´,-‐'´_``‐-、 ∨ ``‐-く ヽ 「まあ、そこは追々。とりあえず今夜の判定だけ順番に」 / ``‐、 ``‐-、_/ 、/ l/〉 l く´く´ ̄ 〈 ヽ ヽ___ く´ ヽ/ / `\ヽ l lヽヽヽ ヽ ``‐、 ヽ/ /l .l 〉 \`ヽヽ l______\ , / l / /ヽ ヽヽ l、  ̄Y ,-‐'´ / / 「こんなとこで特殊が出るのもまた一興ですね」 l´ \ ‐-、/ /,-‐'´ ∨ l l 冫 \ ヽ ,-‐'´ ∨ヽ / ___ /ヽ 、 〈O о / ヽ 冫_``‐-、__、/ \ l / / /,-‐―'´ l 、 / / l l,-‐ く二´、 〉 / / / 直下、特殊判定の内容 l ,-‐'´ く l l l l 二 '-、 l ヽ,‐-、l 1〜4:この街の聖杯は小聖杯にすぎない ヽ, ヽ``ミ、__l ○ /,``‐-、 ヽ、 l \ l \\``‐-―‐'´ ̄ ̄〉 l 〈 5〜9:セイバーがやってました \ \ ∧ ヽ ヽ____,-‐'l l l >、 / ∧ \ \/ ,-‐'´7 l l l ////‐, く .∧ ヽ `‐  ̄´/ l l l
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/02(日) 22:49:46.50 ID:baTryqjv0 はい
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/02(日) 22:53:12.12 ID:urDVmAyL0 そして重なる特殊判定(白目
134 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/02(日) 22:56:41.10 ID:vYhP7Rcg0 0:特殊判定 , -─……===ミ } : : 厂: : : : : : : :゚, /: : /: : : : : : : : : ∧ }ニニニニニニニニニニニハ、__ r一くニニニニニニニニニニイ: : : ノ 「加減しろ……! 加減してくれ……!」 ー‐rヘ─r:::::ャ─… ¨「 「_, 、ニ゙V _.ノ 人, 、¨i} イ__ /≧=--==彡:|:ヽ}:} 〉:{ /: :_:_:|: : 〈 直下 ハ:\./: : 〉 : : : ハ |:|: ヽム: :イ: : : : 、: : : 1〜4:大聖杯が存在しない |:|:o: : : : o: : : : : |: : | |:|:o: : : : o: : : : : |: : | 5〜9:すでに聖杯の器をあなたは握り込んでいる 〉、:_:_:_:_:_:_:_:_彡:ヘ:ノ |: : : : : : : : :|:|:|: : :│ 0:未来(次回)へ謎は繰り越し! |: : : : : : : : :l/: : : : | ¨|:::「 ̄ ̄ ̄¨|:::「 |::ノ |::ノ
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/02(日) 22:58:47.28 ID:urDVmAyL0 えい
136 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/02(日) 23:03:37.54 ID:vYhP7Rcg0 8:今回の聖杯は魔力リソースでうんぬんかんぬん _ /: \ 「聖杯はそもそも霊体じゃなかったか? なのに握り込むとはどういうことだ!」 _ ノ::::::: ヽ、_ /´:::::::::::::::::::::: `ヽ i、:::::::::::::::::::::::: ____ i i::::::::::::::::::::::: `i´ 「確かにそうですね。どういう意味かは今から考えます」 │:::::::::::::::::: │ │:::::::::::::: │ γ:―´│::::::::::: │`─ 、 〈::::::::::::::::::`ー――――――― ´ 〉 ` ̄ ヽ__________ノ´ ̄´ 「なんか最初の描写が巡り巡って辿り着いた感じがしますね」 〈 /:::::::::::::/M\:::::::::::ヽ i │ /::ヽ \:::::::::) i (:::::::::// /\ /:::::::::::i `⌒ │ ⌒´ i::::: \ /:::::::::::::::i /⌒ヽヽ i⌒ヽ i::::::: \ /::::::::::::::::::ゝ \::::i i )::::ノ イ::::::::: \ 「というわけで今から考えて調整するのでおそらく描写は明日」 〉::::::::::::::::::∧\ ∪ i ∪ / │〉::::::: \ / ::::::::::i \ `ヽ _ヽ__ / ノ i::::::::::: / / ::::::iヾ、/´`y´`ー― ⌒y´ /i:::::::: \ \ ::::i / ( ヽ/ i::::: / / ̄::::`ヽ_ i`ヾ ゝ i /::: / ̄\ 「今夜やるとしても安価とかは出さないので、一旦解散ですね。お疲れさまでした」 /::::::::::::::::::::::::`ゝ ヽ_ i \ `iノ::: /::::::::::::::::::\ /:::::::::::::::::::::::::::/ │ `ヽ i:: く:::::::::::::::::::::::::::::\ / / │ /´\丿 / \ \
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/02(日) 23:09:45.42 ID:urDVmAyL0 乙ー
138 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/05(水) 00:36:23.36 ID:bgkBoo6p0 【描写のみ】 俺の前から背中が遠ざかって行った後の記憶は曖昧だ。 だけど、セイバーが振った剣の凄さは俺でもよく分かったし、ビビった時の何倍も心臓が跳ね上がった。 アレがセイバーの本当の剣だ。そして最後まで俺はアイツの背中を見ることしかできなかった。 溢れそうな青い炎を切り裂くというよりは包み込んで。そして、気付いたときには怪物の背中で何人かの知った顔に囲まれていた。 「気付かれましたか」 「……テメエは、確か」 「ライダーです。今回は私のせいで……」 泣きそうなガキにあわあわと手を振る。これぐらいの齢の女は苦手だ。 「とりあえず、セイバーのマスター、でいいんでしょうか?」 「あー、そうだな。正確には違うらしいけど」 「キャスターがそう言ってましたね。ですが今はそういった細かいところを詰める暇はありません。率直に言います」 ライダーが俺の目をまっすぐに見つめてくる。な、何だよ。セイバーが消えちまった今、俺なんてもう眼中にすらねえだろ。 というよりも、あんなセイバーの最後を見て脱力しちまったというか、なんというか、なんだが。ライダーはそんな俺を気にせず言い切る。 「小聖杯を譲ってください」 「?」 よく分かんねえことを言われた。小聖杯? 「えっと、なんと呼んでいたかは分かりませんけど、聖杯です」 「?」 聖杯? 俺らはそれを欲しがって今までドンパチやってたんだろ? なんで負けた俺に譲れだなんだそういう話になるんだよ。 完璧に状況を分かってないことを察したのか、ライダーの表情が明らかに変わる。これはバカにしてる……、いや、違う、これアレだ。 ビビってんだな? ……え、なんで? 「……セイバーのマスターさん、セイバーに何か貰いませんでした?」 「何か? 刀はいくつか貰ったけどよ。ああ、あと鏡だな、魔除けにって。ポケットに入ってるけどよ」 「……ポケットの中見てください」 「あ?」 わけわかんねえこと言ってんな。そう思いながらポケットをまさぐる。……なんか重い。 . -―−−― - ミ . ..-=≦Ξ三Ξ≧=- .` 、 / /≠三三三ΞΞ三三Ξ=、 ヽ ′/Ξ三三三Ξ:. :Ξ三三三三厶 ∨ {: {三三三三Ξ:.:.. . . . .:.:Ξ三三}. } ゴトン…… . 、 、三三三ΞΞ=:. ..:.:Ξ三ヲ .ノ 丶 \三三三Ξ:.:.:.:.. ... ...: .:.:Ξ/ / t.` <三三Ξ:._ ..> V イ \`≧=‐-------‐=≦ / ゜<:. 人 > ゜ えっ。 これ何?
139 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/05(水) 00:37:09.46 ID:bgkBoo6p0 「願望器としての聖杯です」 「は?」 「詳しい説明は省きますが、あなたの拠点にしていた古い祠、あそこに何かしらの鉱石があったと思うんです」 そんなんあったっけ? ……そういや、セイバー召喚した時になんか触ったような気が。 「それが鉱石として偽造された小聖杯だったんです」 「は?」 「そうでもなければあなたがセイバーを召喚するのは困難だったと思います」 ライダーの話によると、あの祠に置かれていたその鉱物をセイバーが鏡に加工したんじゃないか、ということだった。 「……セイバー、それ知ってたの?」 「おそらくは。あの祠は元々アマツマラを祀っていた場所だそうですし、数十年前までは祭祀も行われていたとか」 「……なんでそんなとこにこれがあったんだよ」 「犯人はおそらくですがアーチャーのマスターです。私のマスターも、キャスターのマスターも実はこの戦争が始まるまでそれの在処を知らなかったんです」 つまり、アーチャーのマスターが上手いこと小聖杯を盗み出し、それを別のもんに見せて隠してたってことか? そういやこっちの拠点に真っ先に来たのもアーチャーのマスターだったし、あのとき、実際の目的はこれだったってことか? 「キャスターの調査で、あそこを取り潰すことになった件にもアーチャーのマスターがかかわっていたことは分かってますし、ほぼ確実かと思います」 「場所じゃなくて、そこに置かれてたこれが原因だったってことか」 ……でも、それが今俺の手にあるってことは? 生唾を飲み込む。あんなことやこんなことが、で、で、できちゃ、う? 「聖杯は基本的に霊体なのでサーヴァントによってしか触れることはできません」 ……そんな都合の良い話はねえか。……もらったとこで、願いなんて結局思いつかねえしな。 あんまり偉くなってアーチャーのマスターみたいになんのも嫌だし。ってことは、だ。 「これ、何に使うんだよ」 「魔力のリソースとして使用し、マスターを止めます」 「あの髭のオッサンを?」 「はい、それが私にできる、最後のことです」 _ _ _ _ _ _ _ _ _ ______________________ _ _ _ _ _ _ _ _ , ‐‐.、 i:::::::::::i .トーイ ./:i .∧ , iヽ i::::i .i:::i !i .i:::i .i:::::i__.i:::i_i:i__i:::i i:::::::i:::::::::::::/:::::i i::::::::i.:.:.:.:.:ノ::::::::i i::::::::::ヽ‐イ::::::::::i .i:::::::::::::::::::::::::::::::i i:::::::::::::::::::::::::::::::::i /:::::::::::::::::::::::::::::::::i 冫:::::::::::::::::::::::::::::::::i i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i .i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i ___=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ 、__ 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
140 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/05(水) 00:38:26.56 ID:bgkBoo6p0 巨大な"穴"を前にして、ショーは薄く笑っていた。英霊が座へ戻るのを利用し空けられた、世界の裏側へ通じるその孔。 薄皮に一つ通された針穴は、全ての魔術師が願ってやまないそれでもある。──しかし、ショーにとってそれは既に些末だった。 この孔を使えば、フォーリナーでは適わなかった世界への破壊が可能である。 造られた橋を正確に破壊することで、不可逆的な爆発を世界へ齎すことができる。 狂気が宿っているとはいえ、その論理はもはや因果をすら失い、破綻していた。 冷静に魔術式を観察し、何処にダメージを与えるかを見極める。おおよその目測を決めたとき、彼にとって最後の変数が現れる音を聞く。 「来ましたか」 背後に立つ複数の影。彼が大きく狂わせることになったそれらの運命。 小柄な少女と赤い目を向ける少年。すなわち、ライダーとランサー。そしてそれ以外にも、彼らのマスターらの気配が隠れてこそいるが伝わってくる。 孔の傍らに立つ男を見て、ライダーが僅かに震えながら唇を開いた。 「マスター、……いえ、ショー・カツ。聞き届けます、あなたは一体何をしようとしているのですか?」 「そのようなこと、話さずともわかるでしょう。私のライダー」 「いえ、分かりません。分かることがあるなら、あなたは狂気に呑まれているというただそれだけ」 絞り出すようなライダーの言葉にショーがくつくつと笑う。狂気を孕んだその笑いに、孔の周縁部が僅かにゆらぐような錯覚すら覚える。 「懺悔の必要はありません。私はきっと生まれながらにしてこうだったのです」 「そんなことはありません! あなたのそれは心因的ショックです! それがフォーリナーの狂気に感染し……」 笑いを止めないショーになお、ライダーは話し続ける。しかし、その口をランサーが遮った。 「やめとけ、もうコイツは既にあっち側に渡っちゃってんだよ。なら俺らがやることは、とっとと殺しちまうことだ」 「……」 「アンタが優しいのはよく分かる。でもな、マスターも言ってたが、どっかでやらなきゃいけねえんだ。分かってただろ?」 じりりとライダーが下がる。まだどうにかならないかと逡巡するその姿に、ショーはなおも笑いかけ。 「仕方がないのです、仕方がないのですよ。ですからこれを止めたいのなら、私を」 殺すべきだ───。 その言葉が放たれるよりも早くランサーが飛ぶ。 「分かってんならしゃあねえ、行くぜ! お前は、これ以上」 「そうでしょうね、ですが、私が策を打っていないとでも思いましたか? ────【━━━━━━━━━】」 ランサーの槍がその喉を裂くよりも早く漏れ出す真言。言葉は鎖となり、ランサーに与えられたそれを締め付ける。 突然の痛みにランサーが頭を抱え、その霊基が徐々にこれまで培ったものを放出していく。槍がその手を離れ、明後日の方向へと飛び出していく。 「ガァッ───!? な、何でお前が、その、真言を!? キャスターの報告なら、まだ、知らなかった、はずだ、ろ」 ◆金箍児:D ランサーの頭と肢体に取り付けられた金輪 呪文が発動した際、ランサーのステータスを初期状態に戻す 「ええ、その時は知りませんでした。ですが、それ以降ちゃんと調査を行っていましたので。小聖杯で強化したつもりやもしれませんが、残念でした」
141 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/05(水) 00:39:13.62 ID:bgkBoo6p0 全身を締め付ける痛みにランサーの手元は狂い、ずるりと落下する。受け身も取れず叩きつけられ、更なる痛みに声にならない悲鳴が漏れる。 その悲鳴をきっかけに、ライダーも唇を噛み締め、隠れていた影がそれぞれに動き出した。 ───だが。 「勝負とは事前の計略、計画によって決まるもの。あなたたちが私の夢を邪魔すると思わいでか!」 ショーの目がギラリと光る。 「今です!」 声と同時に飛び出そうとしていた影へ、岩に擬態していた複数の使い魔が組みかかる。 数名は抵抗したが、多勢に無勢、四肢を拘束され地面へランサーと同様に転がされる。その光景に笑みを止め、ショーが扇に巨大な火球を浮かべた。 「ライダー、あなたは今あの竜を使おうとしていますね? ですが不可能です。今私はこの火球を生み出した。これはいわばスイッチ。これを出させた時点で貴女の負けです」 揺らめく赤い火球の動きが孔の揺らぎと同期していることにライダーが気づく。 「これを少しでも動かせば、その時点でドカン。あなたのみならず周囲一帯が爆ぜて消える。私を動かすことなく殺すことはできないでしょう?」 「……ではなぜ、今すぐに動かないのですか? それがあなたの願いなのでは!?」 「ええ、それは簡単なことです。私はあなた達に逃げてほしいからですよ」 殺そうとしてきたた相手から放たれた、理解のできないその言葉にライダーの表情が固まる。 「な、何故」 「私はね、愛したものが壊れるのが見たいのです、最期まで必死に生きようともがき、立ち上がり、そしてそれが爆破されるのが見たいのです」 どろりと濁った眼で、口調だけは楽しげに、うすら寒い言葉が響いていく。 「ですからどうか逃げてください。あなたが逃げ切れるかどうかのところで、私はこの孔を壊します。最大限周囲を巻き込む方法で」 「あなたは───! この街を、護っていたのでは───」 「ええ、護っていました、愛していました、だからこそ、壊したいのです、崩したいのです、爆破したいのですよ」 もはや言葉も失い、ライダーは呆然と自らのマスターであった男を見た。 その様子に取り合うことなく、ショーは倒れた皆の拘束を解き、指をさす。 「さあ、お逃げなさい。しかし、その点で言えばあのセイバーのマスター、アレは正しかったのですよ」 チンピラめいた男の顔がこの場にいないと集ったマスターを数えながら、ショーは一人心地る。 「アレは怯え、威勢を張り、そして逃げ出した。私にとっては一顧だにしない芥子屑のような男でしたが、そうでなければここで選択を迫られることはなかった」 心底からどうでもいいことだというように、あるいは、ライダーの心を丁寧に傷つけるように。 「あなた達は素晴らしい。ですが、素晴らしいゆえにここにいる。ああ、何て不完全なのでしょうね。あの男のように」
142 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/05(水) 00:40:40.54 ID:bgkBoo6p0 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ \ ;; '、 .| \/\_ __ | / \ ;; ヽ ト、 `ヽ、/\_ └-、__ノ ./ `丶、 \..\へ、 `ー`ニ7ー-、__ / 、 `ヽ、. ヽ 、`ヾミュ..._ )` フ'´ / 「誰が」 ヽ \ \ `ー- ..二二_ー'´ ,.-へ \ \ `ヽ..ヽ_ ,.- '´ \ \ ヽ >`ー---‐'´ /\ \ \ ', / \ / ヽ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「怯えていれば───?」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ i / \/\ } | i .| \{ .| || .| \/\ .| } | .| .|\ .| || .| \/\ |. / | .| |. \ i | || .| ´ ̄ ̄\ /\ |/ .|/} .| | | |人 八 { \ / } | | | \ | /´ ̄ ̄ `ヽ / /| } | | ヽ / ・ ∨ | > / ./ / .|. / | | { ∨ } i / }/ ./ / |/ ト、| | ト、 ノ }/・ / / /⌒\ .| } / {_./ /}/ \ \ /` \____ / ./ // \ 「────ビビりだって?」 . \ i、 {. / / ̄`丶 ´ ̄ ̄\| \ _ |_ / / } } }> 、_ ー 、_r' ./ / / } | |\ 」 /´ ̄\___ / / / / / ̄\ / | \──{── /__/_ > ./ / / / / \ /} | `  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ / / / / /\___} / .ト、 / / /\ / /\ `Y / \ / / / ヽ / //´}>───' } . / > ___ /\ / /´ ̄ ̄ ̄∨ ./´ .| i | | / / ∨ / /´ ̄ ̄ ̄ ̄∨ / .| | | {. / ∨ / / | | | ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
143 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/05(水) 00:44:09.19 ID:bgkBoo6p0 ショーの死角、いや、観測もできないほどの遠距離から、確かにその声だけは聞こえた。 ギラリと光った軌跡。手を動かそうとしたショーの思考へいくつかの情報が入る。 消えているランサーの槍、ランサーから発散された魔力の少なさ、壊れたはずの第三帝国を起源とする霊装。 (ランサーは小聖杯を使用していない、ならばその魔力を流したのは破損した霊装の再生、おそらくは存在の隠匿、そして火焔の速度で進むランサーの槍) ピースを組み合わせ、怜悧なショーの頭脳は答えを出す。 (ランサーは囮、本命はセイバーのマスターによる超長距離からの狙撃───!!! しかし、それでも私の体勢を崩すという事実には変わりが) しかし、その思考よりもわずかに速く、放たれた槍がショーに届いた。 ショーは槍の先端に、二本のそれが取りついていたのを見る。それは蛇のように正確にショーの動きを止め。 (バーサーカーのマスターの腕! それだけじゃない、これは疑似的なガンド! 身体が、いや、魔力が) ショーの手から火球が消える。そしてその目がライダーの瞳と交錯する。 「ライダー」 「……せめて安らかに。───ネッシーさーん!!!」 巨大な咢が自分を砕く感触。脳細胞の最後の一片が感じたのは死の恐怖ではなく。 (ああ、私は、何も───) 全てを投げ捨てた結果に対する嘆きと、自らの空虚さに対する吐息に過ぎなかった。 【ショー・カツ、死亡】 【ライダー、消滅】 【ランサーの勝利です】 【というわけで、戦争終了処理はこれで終わり。あとはエピローグだけです】 【予想以上にかかって申し訳ない。明日中にできれば頼政の幕間を避難所で片付け、明後日にエピローグと各サーヴァントの講評やっていきましょうかね】
144 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/06(木) 23:08:14.40 ID:nlLWg7FT0 【エピローグ】 どこにでもあるような六畳間。俺の城であり多分俺の墓になる場所。 非正規の仕事をダラダラとこなし、なんとか一人生きていくくらいは食えちゃいるが、未来に何かがあるわけじゃない。 いや、むしろ過去に俺はひきずられている。あの時ああすればよかった、あの時ああしなきゃよかった。 けどでもだって、もしたらば、そんな言い訳と存在しない可能性だけを詰め込んで空虚に生きている。 休日の朝、食パンを何もつけず食べて、インスタントコーヒーを啜る。 今日も今日とてやることはない。何かをやろうという気もないし、何かをするための勇気もない。 仕方なしにテレビを付ける。スマホ全盛期の今でも、なんとなく昔の癖は抜けないものだ。 朝の地域密着型ワイドショーが適当な世情を垂れ流す。隣の市にある女学校の話や、近場の美味い洋食屋。 あまり食に興味がないのでグルメ情報だのなんだのを流されても面倒だ。 ニュースは数年前起こった火災や地震、ガス爆発などの話に移っていく。そういえばそんなこともあった。妙にアクシデントの重なった時期があったのだ。 確か記憶している限り地元の名士や、いくつかの反社会的組織が裏で潰れただの殺されただのという話もあった。 確か街にバケモノ騒ぎがあったのもあのころだったか。まあ、だからといって俺には何もなかったわけだが。 欠伸をしながらテレビの画面を見る。相変わらずつまらないので二度寝でもするかとリモコンを持った。 『では次は、ついに修復が完了し、竣工したこの神社、実行委員会の方にお話を伺っていこうかと思います』 手が止まる。神社? そんなものがあったか? と首を傾げ、そういや小さいころ、一回だけ親に連れられた記憶を思い出した。 何か金属の打ち付けるような気持ちのいい音がしていたことを思い出す。確か後継ぎがいなくなったとかで廃社になってたんじゃなかったか?
145 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/06(木) 23:09:16.54 ID:nlLWg7FT0 画面にはレポーターと、妙にガラの悪い男が映っていた。どっかのヤクザの使いっ走りと言われれば納得できそうな顔つき。 だが、慣れないリポートにビビっているのか、妙に固まった笑顔と、似合わないスーツがどこか面白かった。 『この神社はかつて後継ぎがおらず、断絶したという話でしたが』 『え、ええ、そ、そうなんっす、そ、そうなんですよ。ただ、俺にとってもちょっと思い出深い場所だったんで、なんとかならないかな、と』 『そのきっかけはなんだったんでしょうか?』 リポーターの声に、男はそれまでのどこか情けない顔から、少しだけ気持ちの入った顔になる。 『この神社でちょっと助けられたことがありましてね。俺はまあ、ちょっとヤンチャして、親に迷惑かけたりしてたんですけど、そいつにぶん殴られて』 やっぱりそういう奴か、不良が子犬を助ければ印象は良くなる。よくある話だ。 だけど、男の顔はただそれだけじゃない。勘だが、きっと話していたことは嘘じゃないのだろうと思わせてくれる。 『でまあ、そいつがいなくなってから、せめて思い出の場所だしよ、直してやるくらいはできんじゃねえかと思いまして』 『地域課に掛け合ったり、複数の神社に相談したり、大変だったとお聞きしました』 『ええ、ホントに。俺は元々ビビり、気の弱い方なんで……、金の工面もせいh……、融資が無けりゃ。でも、ここでちゃんと、あの音をさせてやりてえと』 音、確かに、背後からは何かが聞こえてくる。カーン、カーンと、金属の打ち付ける音が。 『この神社は鍛冶の神、アマツマラを祀っている神社なんですよね。だから』 『ええ、だから鍛冶神事をなんとか再現できねえかと、観光やらなんやら、でんz、……古い仲間にも手伝ってもらったりして』 『ようやくここまでこぎつけた、と』 『……ええ、ちょっとかかりましたけど。でも、ちょっとくらい、カッコいいことはできるだろうと』 リズミカルな金属音が脳内に響く。どこかでバカにしていたが、それと同時に、もう一つの気持ちがある。 『神社の完成に合わせ、今週は縁日も行われるとか』 『はい、是非色んな人に来てもらって、せっかくなんで鍛冶を見てもらいたい、こんな凄い物を作ってるんだ、と思ってもらいたいですね』 一度、それを見に行ってみたい。まだ午前中だ。出店の飯など高いと相場が決まっているが、たまには悪くないだろう。 スウェットを脱ぎ、外出の準備を整える。何故だろう、こんな気分になるのは久しぶりだ。 頭の中で小気味いい金属音が鳴っている。その音の先に、一瞬何かが見えるような気がした。 準備を終え、テレビのリモコンを消す。直前、男が笑っていた。
146 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/06(木) 23:09:55.00 ID:nlLWg7FT0 『よう、セイバー、俺さ、できたぜ。まだ何もできてねえけど、とりあえずな、一つ目だ。だからこれからは』 \‐- _ ト -‐=_冖¬、 `ヽ} | ―=二 ̄ ┴¬=‐- _ -‐_ ̄  ̄`丶、 , '"´ \_\ ∠=ァ ´ \ / / /l // /l / ヾ‐\ / /l / 〃 // /! /| | / r\ /__/ | / l/ / / |l | /l /l \ ヽ  ̄/ / |/ X //| | / |/ | / ヽ\ /-‐フ | | X /〈 レ, -¬ |/ ヽ| ̄` /イ __ ト| ∠_ ヘ /_∠⌒/__ |_ヽ _/ レ l r 、i (⌒ ._ 八 _/・ ノ /ヘ リ: : : :≧ . .≦: : ://八ゝ ハ ` ー=彡┐ ゝ=--‐_´ /ノ /|: : : : : : : : : :≧ . .≦: : : : : : : ̄ ://\__', 」 、 _ ィ)/- ´ト!: : : : : : : :/ ヽ . / _ ∨: : : : : : : :/-ァ, ヘ _ニヽェェエ ┴'/l∧ |: : : : : : : ::/ /⌒ l l ∧ ∨: : : : : : : : /〃∨ ` 、 -―¬ / /'l: :` : : : : : : :/ /:| l . l l: ∧ ∨: : : : : : : : : : / l ` _, ´ l: : : : |: : : : / /: :| l l l: : :∧ ∨: : : : :/: :/ l ヽ∨::|: : : :/ /: : :| l ‘ < . >‘ l l: : : :∧ 〉: : ::// l ヽ∨l: : / /:: : : :l l< ‘ < >‘ >l l: : : : : :〉 /: : : / l / \l: 〈 /:\:: : :l l ‘ < ‘ <__ ―i´ >‘ l l: : : : / /: : : / l l / _l: ∧ \: \: :l l‘ < ‘ < | ̄ ̄ l‘ >‘l l: : / /: : : ::l l――---- _l_ /-‐ ¬  ̄ l: ::∧ \: `丶、 l: : : :‘ < <| /|_>‘: : : : :l/: / /: : : : :l l `ヽ /l: : :∧ \: : : : : : : : : : : ‘ /\ /!: : : : : : : :/ /: : : : : :l ‘, / l; ; ; ; :〉 /: : : : : : : :: : : : /\ \ /| |: : : : : : :∧ 〈: : : : : : l \ l , ‘ l: : : :/ /: : : : : : : : : : : : ::/ /\ /l | | : : : : : : ::∧ ∨: : : :l \ !r / !: : :/ /: : : : : : : : : : : : :/ // /\ . l | |: : : : : : : : :∧ ∨: : l ` ‐- _|i_ -‐ ´ l: ::/ /: : : : : : : : : : : :/ 〃 / / . l | |: : : : : : : : : :∧ ∨: l l: / /: : : : : : : : : : /// / / 『まだまだお前のできねえような、すげえことをやってやるからよ。今度は俺が、ぶん殴る番だぜ───』 すげえことか、俺にも何かできるだろうか。ドアを出て街へ向かう。 久々に見上げた空は、青々と、目に眩しいほどだった。 【GOOD END 何も変われないまま何かを変えていく】
147 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/06(木) 23:12:34.65 ID:nlLWg7FT0 ________ ´ , ´ l 「はい、というわけで一回目の聖杯戦争終了しました」 l lヽ、 _l ``‐―、_______ /´ l / l、 ', ``‐-、 `‐、 ``‐―――――'´ ̄ 「とりあえず今から鯖鱒wikiの方を弄って、移動させていきますね」 `l‐,-、_____ ! l ,_〈////―、____,― `、ヽ`‐、'、\////、//////、/// ヽ、`>, 〉/,、/ 〉,‐〉∧ `〈,∧ 〈,///∧ 〈///,∧ 〉、∧ .∨//∧ l///// ,-'´ ヽ ヽ ∨///〉 〈//// 「それが終わり次第、サーヴァントの講評に移ります」 / / `‐-、 ∨' ̄ ``‐´ _/ 〉 \ / ,-‐'/ l ヽ l \___/ヽ ,-‐'´,-/´ l、 l l l ,-‐'´,-‐'´ / l ``‐-/ ,' K ,-‐'´,-‐'´ / l / ,' ` ,-‐'´ ,-‐'´ / l / l ,' 「なので今夜はもう安価等は無し、後でまとめてみていただいてもいいかと l、ー'´ ``‐、 lヽ、' l ,'l l ', ``‐-、 ヽ / l , l l ', ', / ``‐-、ヽ l ,' l l ', ', , '  ̄ヽ l l l l ', ','、 〈 \ l l l ', ', ', ``‐、 \ / 「順番はセイバー除いて消滅順。セイバーは最後に回しますね」 l ', ', ', ' , \ /
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/06(木) 23:15:38.18 ID:atbRgZY20 完結乙ですー 途中から復活してるの気が付いたので未だ追い切れてないけど講評楽しみ
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/06(木) 23:16:53.61 ID:pMBR1PVd0 完結乙 この貴方だと大きく変わる事は多分無理だろうし、変わらないまま一歩変わらせる事が出来たのはあのセイバーじゃないと駄目だったんだろうなって 変に気を遣ったりしないから、割りと感情ぶつけあってたし
150 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/06(木) 23:27:29.32 ID:nlLWg7FT0 ,-‐、 ,-‐、,く__ \ ', >、` 、`、 \ 〉´ ヽ、 \ l / 「はい、では鯖鱒wikiの情報整理終わったので講評始めていきます」 ,‐、_,-―'`‐、 / ̄,、_` 、 〈 / ヽ/‐、 \ !'_1l冫 ヽ 「前のやり方忘れたので、かなり変わってるかもしれませんが」 / 二=‐ `‐、_ ヽ`∨/' ̄ ̄ 〈, ,  ̄``‐―、>‐‐‐, / ,‐' /´ //´ / 〈、二 ー´、 l '/ ,-‐'´l l l  ̄7 l `‐、 l / / 「あと、データの目録作業は講評終わってからやるので」 ,' l ヽ ,イl , ``‐-、__レ',-‐'´/ / l レ' レ' l_,-' 、 / 〉 「見れる人で未出データ一覧がおかしいよ! とかいうのあれば言ってもらっても構いません」 .,'_∠', l ``‐-、 ./ / l` ,-'´ヽ l __ > ヽ ヽ ', l ´ ,-‐'´/ ヽ
151 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/06(木) 23:29:48.05 ID:nlLWg7FT0 【アーチャー:源頼政】 ハ / .l ∨ マ l / } l. { l .l l´:: : : `.、 _ 、--- 、 , -、:l .l i'´ ` 、 Y´ ./ ヽ \ l,-.、` .l <´::::::j / マ y'::::::< ! ' 、::::/ ∧ ヘ `¨´、,ィ7l ト、_ ` ./:, 、∨ /oヽ ヾ、< .l >:::ア ./ィ ヽ_ ヽ ,ヽ、. ` l `´ , ィ:::ヽ ,ィ/´:l:.、 /:`::':`-=___ニソ、ニ,__ィノヽヽ':::::::ノ::ノ:} /::::::, -==', ,';;;;... ィ"´./:.、 __/:::/,ィ´ニニム 、 : , ,。<ニニニ/ニニ>、 _ -=≦/////////`.lニニニニム __ , s≦ニニニニイニニノニニ\ _.=-‐ ¨¨ <////_/ヽニニニニムイニニニニ>'"ニニ>'ニニニニ\ >ィニl7)ニヽ、ニニi__\ニニニ,ィニニ>'"ニニニニニニニ\ /ニニl7)__` y{i{l{i{i>'o,イ, ,>'"ニニニニニニニニニニ\___ . /ニニニl)7)ニニ`./(_)イ{i{iィ".l lニニニニニニニニニニニニニ∨////// =‐- _ . , ニニニニニl(7)ニニニ,'{i{i{i{i{i{i{ニニl lニニニニニニニニニニニニニ.∨///////////.> . , ニニニニニl (7)ニニ,'{i{i{i{i{i{i{i.ニニl lニニニニニニニニニニニニニニ.∨//////////////\ . /ニニニニニニ,' ,(7)ニニ'::::::::::::::::::|ニニl lニニニニニニニニニニニニニニ.∨///////////////\ /ニニニニニ, ィ,' ,'(7)ニ/::::::::::::::::::::lニニl lニニニニニニニニニニニニニニニ.∨////////////////ヽ ../ニニニ., ィ" / /ニ(7)/::::::::::::::::::::::lニニl lニニニニニニニニニニニニニニニニム//////////////// ∧ 'ニニ斗 '" /./ニニ(7):::::::::::::::::::::::lニニl lニニニニニニニニニニニニニニニニム~¨ <///////////.∧ イ //ニニ/:(7):::::::::::::::::::::lニニl lニニニニニニニニニニニニニニニニニ.ム `.<////////∧ ttps://w.atwiki.jp/ssfate/pages/1280.html
152 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/06(木) 23:35:43.91 ID:nlLWg7FT0 【アーチャー:感想】 とにもかくにも今回はかなり不遇な立ち回りにさせてしまったなあ、というところです。 マスターとの相性は悪くないんですが。もっとも、このアーチャーの場合、どんなマスターでも相性はいいんですけど。 本来の想定としては序盤の強敵1という感じだったんですが、予想以上に狂降が暴れ回った弊害を受けてしまった感じですね。 まさか第二宝具発動しないまま満足して消えるとは思いませんでした……。 データとしては性格面がかなり好みです。ディムルッドのような武人気質と思わせてどちゃくそナルシスト。 そのキャラクターの面白さをもっと出して上げられれば良かったんですが、不足の至る所です。 避難所の幕間も見てもらえればと思います。 【 ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12368/1617716518/ 】 あと、反省点としてはすっかり武器の雷上動と師子王に触れるのを忘れていましたね。 そこを掘り下げればもう少し面白い会話ができたかもしれません。老人でないのはAAの関係上仕方なしということで1つ。
153 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/06(木) 23:43:57.82 ID:nlLWg7FT0 【キャスター:ブラム・ストーカー】 ,/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 丶 ,/:::::;;/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:、 /::::;;/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ イ/::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、 /::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::|: ハ /:::::::::::::::::::::: /::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::: :;;;/::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::l /::::::::::::::::::::::/::::;ィ::::::::::::::::; ノ:::::::::::::::::::::::::::::::; ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::| /;::::/::::::::::::::::/:::::/:::::::::::::;/イ::::::::::::::::/:::::::;ノ |:::::::::::;;::::::::::::::::::::::::::|::::::| /::/l::::::::::::::::::/:::;/:::::::;;;/ /:::::::::::::::;ィ'::::::::;/ ∨::::::: ;;::::::::::::::::::::::/:::::| // /:::::::::::::::::/::;;;|:::;ィ"シミッ/:::::::::::::;r'/:::;/ ヘ:::::::::::;;:::::::::::::::::/::::::ハ / /::::::::::::::::::|,'ヤ"|/゙ぅa、_`|::::::::;/ ,/;ンィヒチヲエ==ー-、V:::::::::ヘ、::::::::∨:::::::|:| /::::::::::::::|:::::|ヾ、弋_::::ノ`i.|::::,;イ /イ rー''' }\::::∧\::::∨::::|::| /:::::;ハ:::::::ゝ::| ` ´レ' ,ア'"丁うぅa、_ |::::ヘ::::::}::::::|\:ヽ:|:::| /::/ ゝ、ヘ`` 弋_:::_ノ ノ゙ゝ:::::ヘ:::|::::::|::::::i``:::| /' |::\ヽ、 / ´~ ´ |:::::::::::`::::/|:::::|::::::::| . |::::i ` ` // /::::;∧::::::/i|:::/::::::::| .|:::::! 《 ,;イ/ノ:::://:|/:::::::::::|ヽ、 |::::: i ` '' ∧;//:::::|::::::::::::| ̄ ` /::::::∧ ィ'ー∠::::::::::|:::::::∧| /:::/ |ヘ `丶 _ ,イ:::::|::::::::::::::::∧::/. ` /ィ'´ |::∧ ゛`~ /::::::::::{:::::::::::::/.:_∧ ´ ヘ:::::へ、 , イ:::::::::::/{::::/、 /.:/: : ∨ V |. ヽ , ィ'´ /:::;__;;;;イイ´:V: : `.:/: : : : 〉 | ` 、__ _, -‐ ´ / ̄ ̄: : : : : : : |: : : />: : : ∧ . __| ゝ‐-、 /: : : : : ∠____: : : :/: : : ::|: :| / ハ ノ /: : __: ;∠: : : : : : : : :  ̄`ヽ: : : :| ハ Y´: :.l: : i //: : :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ハ: : \ {: : 、ヽ: :.ヘ、 /: : :./ _,r‐‐' ̄: : : : `ヽ、___: : : : |: ヽ: : : } 【 ttps://w.atwiki.jp/ssfate/pages/1160.html】 【キャスター:感想】 全体として、非常に便利屋として使ってしまった感があります。序盤の仇敵、襲撃者、謎撒き役、終盤の情報担当、頼れる仲間というように。 最初にキャスターが敵だと決まってしまった弊害ではあるのですが……。その為、作成者の意図とは違う動きをさせてしまったな、と。 ホントは【鮮血の伝承】あまり使いたがらなかったり、正面衝突は避けたかったりとかの部分ですね。 データとしては面白い動きができるサーヴァントだとは思います。 伝承の押し付け、という視点は面白いですし、聖杯戦争、特異点共に使用しやすく活躍させやすいサーヴァントですね。 ツッコミとボケ、どっちもやれそうなのも魅力的です。 反省点としては上記の違う動きをさせてしまったな、という部分と、もっと【Navigator】を活躍させたかった、という部分ですね。 【烏合の恐怖】使う機会が少なかった、というのが原因の一つですが、こういう胡散臭い動きのキャラは好きなので。
154 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/06(木) 23:53:27.06 ID:nlLWg7FT0 【バーサーカー:マクシミリアン・ロベスピエール】 { ///⌒ \ / ̄ 丶 ノ=ニ三 ミ、 、 \ / /__〉'′ ^ミ、 \ { 〈// ア⌒ < { // ク ─=ミ、 ィfにニ=‐ ヾ { jノ 〈/ ィf''⌒ヾv 冖vr ⌒`ヽト、 〉ト、 `、 〈/ /| / 弋 _ソノ⌒v乂_ ノ ハ.jハ \〉 〈 ノ/! ー ⌒ ̄ / 丶 ̄ ̄ ⌒{ア⌒ト< Y⌒|! 〈f::i:} (ハ | V〈:. ', V/ / { リ Vハ ', _ ‐=‐ _ ′f/ _ ‐rぅィ⌒)}  ̄ こ  ̄ / / /⌒ /( ア^) イ ィ( / /ー/_ / { // /{ ノ /こ) // { / / ノ /^ / /≧=‐ イ/ _j{ { / , / /冖=‐- -─ ⌒ j〕ト 、 | / / / ⌒ハ /ハ \ _ -‐| ′ Λ ,_‐_‐_‐_', ,′ `丶、 _ -‐ | / ', Λ_‐_‐_‐Λ / \ `丶、 【 ttps://w.atwiki.jp/ssfate/pages/351.html】 【バーサーカー、感想】 今回のメイン敵その1。典型的なバーサーカー的行動を取って、バーサーカー的に消滅していったな、という感じです。 逆にもっと暴れさせてもよかったんですが、少しフォーリナーの陰に隠れる形になってしまいましたかね。 データとしては宝具が好みです。他のデータはかなり典型的なデータなんですが 宝具が安易なギロチンではなく、ロックオン、というのが惹かれました。 ……wiki見てもらえれば分かる通り、かなり初期のデータです。編集履歴を見たところ、2014年。つまり7年近く前ですね。 おそらく作者も今頃になって動かされているとは思っていないんじゃないでしょうか。 AA変更の件なんですが、候補2つをそれぞれ採用しなかった理由は以下の通り。 ・大頭領 → 未出に使いたいデータで同AAがあったため。若干イメージに合わないのもあり ・ロベスピエール → 一発で真名バレちゃうでしょ? 何でナナミンかと言うと、漫画ナポレオンのロベスピエールにちょっと似てたので。これとか リオ/三 圭圭廴 Ξ ミメ、 i ノζ 三≧圭圭圭廴 三≧ =≠ ミメ 刈 ,;ζ ノイ 彡~_____ `ヾ圭aヾソ _____ 、ミ 弋ゞ;、 / ,rf斧寸 彡 ζ::::: `寸Ξ ゞζ::::`ヽオ' ミ ≧o。.ヽ | ({圭圭ソ } ,rf{::::::::::::::::}==={:::::::::::...|};、 ≧ {圭圭} } ゞ ヾー' イ¨´弋:::::::::ル' | :i 弋::::::::::ノ `ヾ廴ヾ辷彡' `i¨¨彡ヾ;、 `¨ヾ圭 j | `¨´ ノ}圭辷彡 ゙i弋⌒iヾ;、 γ 〈 _ヽ ,ζ从 フ‖ 弋 ヽi ヾ; lメータ¨` /a/ー' / γ ヾ;、 リ i! ,..;;==;、r==;。.__ 〃 :} ノ 斗 ⌒ヽ /,;、 ヾ;;、 ≧{ゞ{:::: : ´二_____ヾ /: |´ ;;;;' ;;;' ‖k '. ./,'i!i!k i!i ヾソ :::':.::: ヾ圭a`寸g !:::ハ ;;;;' ;;;' ‖i!ik '. / ;'i!i!i!i i!i !|ミ 三ミ;、 三 / |;;;;' ;;;' ii!i!i!ik '. ./ ,'i!i!i!i!i! i!i jミ 二`ヾ 三=≠ / ./|;;' ;;;' |i!i!i!i!i} } ヽ弋i!i!i!i! i!i ‖ゞー三ミメ \三三三彡イ ___/ ハ; ;;;' |i!i!i!/ } __八 ヾi!i!i i!i.‖/ _____ ⌒ヾー≦斧´ ヾミメ マ; |i!i/ ノ .。o≦ r≦斧iリi!i! i!i リヾ三三>二 `゙メ リル' `ヾゞーヽ ゞ |i!i廴弋≧o。.
155 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/07(金) 00:03:06.87 ID:Wwo3bdkS0 【フォーリナー:アイスキュロス】 -へ / . :> _ -─-. . _ _「/ ̄\ニ=-/// . ://⌒ / : / : .\ \{ . // // . :/ :. : . V/:\ . :{ { / ./ .// i :i : . : . V/ :Yノ\ // :/ .// 八 :|、 ', v :} :. V/ :)} ⌒7 :/ ://)/{ \ \V/ V/} : . V// { {:〕iト 、八 { ''^~ ̄)ノv/.} :} iハ: V/ 八 :{/示_ \ィぅ笊灯:} } :} / : . V/、 ⌒ハ V:ハ V〉 ヒツノ./ :ノノ/ . /}ハ \ \ / ∧}:八 ` ⌒//)/ . :/八∧ 丶 \ / / ://\ ' ' ./ // // \}: . }ハ \ / /} / {-=ニ><// // /ハ⌒\: .}: .ノ :} }\ 丶 _{ / } {/八{^Y -=彡 /. :./:/ /\ . .丶/\ ノ\ハ ', ─==ニ ̄ 八{ -ヘ-=<\≧=-// : {/} . : ム、 \: . \:/⌒\:} } /. : -=ニア . //. : 丶 Y : . .//∧ . : .} /Y: \ \: . \ ノ :/ / /// / ∠「 ̄. : :. .} Y : .{ {\ハ // 八:Y: . ', \: . ~''〜 ,, {//{ / ./ /. .:ノ . . : i /} Y 八〉 Y /: :⌒ヽY :}、 ~''〜 ,, : . ~''〜 ,, {/八( :/ / . : .}/}..} Y ./. : }.:} \: . . ~''〜 ,, : . ~''〜 ,, {( /ハ :{rヘ : . . }ハ./: . . .}:.}: 〈o :}.:}. : .}、\ \} . . \  ̄ニ==─  ̄ニ=- ///. :\「ニ=- : . :} /: : . . .}:.} . ハ . }.:}v / .): \:}/ ハ}: 丶 V/\ : .\ ⌒7/ {. : /⌒\ニ=- ノ{: . . . √〉.: . . . . }o . . :..:}.:} } . :./ /: .\ :ノ}/:)ノ\∧:V/}: ', ',:} / :{/ ̄ \/< /}: : . .√〉: . . . . . . .}: . . . ...}.:} }:/ /}: : : . \/\ }: }.八 .}\ ノノ ノ :{ . . :/)/. : /ハ : : .√〉: . . . . //o. . . : /://-=ノ..}: : : }V/:\ \/ /⌒:)ノ\\ ⌒´ ⌒Vr<⌒\ //:/. : /八 `:√〉 ̄. .-=≦⌒ . . :/:/ ´ ̄ハ :.}: : : } V/ ∧ / /、丶\⌒\\ v}: . 丶 V/} :/. : /{(: :ハ √〉. . . . : {o . . /:/{ / }八/ / } -=≦/ / :ハ: \\ \\ 〈 : . . Y/{ : /{八: :.}..√〉. . :〉 . : /:/ :}//. :/ / / .}/:/ }〈ノ} / ∧ ',:', \\ ハ : . . }{八:/ :}⌒ / /∧V/: . . {o :/:/ :〈_/. :/ / / /:/ .ノ // / }ハ :} } : . ', /∧: . :}{⌒\ rヘ:</ Y . :.} /∧V/{ニ=- / / .ノ:/:// :/ / } 八:} /ハ :} /∧: . 八\ 八:.:. ̄ ̄ ̄ ̄ハ. :..} / ̄ニ==─.:/:ノ / ⌒// 〈 / .}/} :} )ノ } : . :} {.: ̄\.:.:.:.:.:.:.:./∧://.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/}⌒´ 〈/ ./ / .} .八 【 ttps://w.atwiki.jp/ssfate/pages/1159.html】 【フォーリナー:感想】 今回のメイン敵その2。加えて宝具とかいろいろ見てもらうと分かると思いますが、今回の討伐令枠でした。 本来ならその存在を知り、脅威として全陣営で倒す、的なルートを想定していたのですが、あれよあれよという間にバーサーカーとライダーを取り込み。 最終的にはライダーのマスターも有り、完璧な相互理解不能ラスボスに落ち着いてしまった感じですね。 データとしてはちょっと盛りすぎかなと思わないでもないですが、クトゥグアへの繋げ方は好みです。 個人的にフォーリナーは原典で関連のあった連中より、全く関係ないとこを多少の詭弁で無理やり繋げるくらいが好みなので。 補足として、FGOで楊貴妃が出る前に登録されているデータですね。 反省点としては、ちょっとキャラを固めきれなかったところがあります。 もう少しスカッとしたキャラで運用したかったのですが、やろうと試行錯誤しているうちに相互理解が不可能になってしまったので。 どっちかというと聖杯戦争というより特異点向きのキャラクターだったかもしれませんね。
156 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/07(金) 00:11:14.73 ID:Wwo3bdkS0 【ライダー:聖コルンバ】 -‐……‐-ミ 丶 / \ / 丶 / /. |ト、 \ , . / / ,′ 」L. \ \ ′ ′ { |i 八__ }ハ , : ∧八_. /x'⌒ミメ. ‘, ゙ヽ ′ i. i| i'"´__\ / { しハ 》 } 丶 八 /i| |.x゙⌒h、\( _シ ″ i |ノ \ / 八j_《 ( しハ | | \ \ / / 〕ト シ 、 ______ | | \ \ / /| 〕|Λ / '"¨¨ 7 | -‐‐-ミ \ \ . / / :| 〕,′丶 `く ____,ノ /丿/ 丶 \ \ / ,′i| : /个‐- ..,, __,. ゙/ / : ,′ i|| i ,′_______ノ / / ′ @\ . . : i|| |: ,:'゙´ // / / ; ,. ! \ i i ||! | / / / (. ( ゙‐…‐-ミ / | \ | | || / .// / \ \ / _____. ∨ | | | |: ,′、{{ { ) く  ̄ミメ./ | | | |. { {Y^Y^Y^Y^/ // \ 丶\ 辷=‐-ミ __ | | |. { } ( / ,/ \ \ ⌒つ)__ | | | { } / ,\ \ ⌒つ) 【 ttps://w.atwiki.jp/ssfate/pages/1099.html】 【ライダー:感想】 今回の被害者兼曇らせ枠。なんでこんなことに……。ビックリするくらい展開が味方してなかったな、という印象です。 マスターの時点でそういう可能性はあったのですが、此処までになるとは思っていませんでした……。 ガイセリックとのコンマ勝負を勝ち抜いたのに……。回復能力持ちでもあるので、もし早期に接触できていれば、とも思いますね。 データとしてはやはりネッシー召喚のインパクトがデカいですね。 真名を混乱させるのもありますし、純粋に二騎分の動かし方ができるというのは魅力的です。 ネッシーの方も未出データにあるんですが、確かどっかで出ててましたし、これを機に出してもいいかもしれませんね。 ただ、今回出したネッシーはそっちのデータ通りではありませんが。アレを出すとあまりにもあまりにもになってしまうので。 反省点としてはやはりもっといい思いをさせてあげたかったですね。ちょっとコンマに翻弄させすぎちゃいました。 あと、ずっと幼女として描写してましたが、データにはどこにも幼女とは書かれてませんでしたね……。
157 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/07(金) 00:19:07.08 ID:Wwo3bdkS0 【ランサー:紅孩児】 . / / / /} />――`‐ ⌒ く=‐ .} / / / // ./ /  ̄ \ \_}__ ' i ' // }/ / ′ / ‘,__ / } _} l .}.{ /W / / / / } ‘, ,i{__ } ⌒ヽ' ノ } / / / ′/ 厶厶 ィ { | ‘, 、 __\ ′ {/ / / ./ ′/ | / .}} i{ | | \_ ′ { { /⌒> ′l{ ./ { | ′ }} ハ }! ! }〕=―― ′ ., ` ∨ ′ l /|/⌒Y{ }W⌒} }', |', l} } ′ } /.l| W.xく芳ぅミ、 xr芳ぅミ ', | ',.}, } / ノ / l| ハ《 灯付! 灯i刈 》| | ∧| ∨ /\ /,| | / ‘, 乂zり 匕zり /| , , . /\ \__ ィ}/i| /V \\ , / /V / .. / 、 /´ V 八 {\} ∠ イ/ /} ./ /\ \/ ∠_\ ‘\ V  ̄ア / / V . /\ 、 / __}/ .\ { 〕ト ー イ厶ィ __ . / 、 ヽ/ _ /  ̄ ̄∨V^ー≧=‐ ≦」{Vj/ ̄ ̄  ̄ ‐- _ ^ 、 \ //⌒ 、_」ー‐┐| r―‐ } \ \ /〈 \ } | { }/ ) \ 、 /'´  ̄\ ⌒^ 、 } | { / / 、 ./  ̄\ 」.} | { / _ /、 . \/\ \ Y´ `Y´ `Y _/ ̄ } 【 ttps://w.atwiki.jp/ssfate/pages/1300.html】 【ランサー:感想】 鯖鱒愉快な西遊記メンツの新たな刺客。分かりやすく直情的なガキなので使いまわしは良かったです。 マスターとの関係も良好でしたし、キャラクターとしても掴みやすく、書きやすいキャラでしたね。 データとしては無難で使いやすいデータだな、という印象です。 "成長"という明確かつ独自の長所があり、"金箍児"という分かりやすい弱点もある。 何かしらサーヴァントのデータを作るとき参考にしてもいいかもしれないくらい王道の構成に思えます。 反省点としては、上記の使いまわしやすさに甘えてしまい、もう少しキャラクターを出せなかった印象があるところですね。 もっとバカっぽく書いてやりたかった、というのもありますし、もっと活躍させてやりたかった。 少々忸怩たる思いのあるサーヴァントです。
158 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/07(金) 00:28:01.52 ID:Wwo3bdkS0 【セイバー:天津麻羅】 ハ __ /| /:i:i|≦:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i} ..:i/:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ー- __ /:i:/:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i>──--:i:i:i:i:i:i:i:/ {:i:i:i:i{:i:i:i:i:i{:i:i:i:ii/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i< 乂:i:i:i>─ー 7三≧≦ー-<:i:i:i:i:i:i:i寸才 ./:i:i:i> )三/7イハ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iイ 厶イ/ イ7⌒/ニ==圦:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iiハ ー‐=彡:i:i:| _ イ三艾三ム:i:i:i:i}:i:i:i:i:i人_ .`¨¨Ti:i:i|´ ̄  ̄ ̄ \ /ハ:i:i:从:i:i:i:i彡´ {:i:八 _ _ }:i:i:}=寸:i:iハ /:i:iムイ艾_ 才::_ 从/厶 V\} 才≧{l ム乂ツ 乂ツ /イ )Y/ 人 人iハ  ̄ く _  ̄ /彡 ⌒/¨¨ヽ 人 , ^T^乂 「| \ ` ̄ / |※|__-=ニ二三三三三三三三三三三ニ=─ |i| < |个| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄l ̄ ̄| ̄| ̄| ̄.| |  ̄|| |i| ≧≦-=≦ニニ |⌒|ー-. | |  ̄l_|_| | .| | | |」 Vムニニニニニ .|_| \ .| .|. | .| | __| /Vムニニニニニ/__./⌒\二二丁. |. |.斗|≦ |ニニ.| イニ/ /ニ/ニニニニニ/:i:i:i:i:/ \::ニ|ニ..|.ー=ニlニニ|ニニ|ニニニ| ./ニ7 /ニ| ◯ニニニニ./:i:i:i:i:/ /:iムニ艾ニニ|ニニニ|ニニ|ニニ|ニニニ| ./ニ7 /二|ニニニニニ/:i:i:i:ii:/ /V:i:i:i:ムニ|ニニ|ニニニ|ニニ|ニニ|斗 ´| .─/ /ニ/ニニニニ/:i:i:i:i:i/ / ∨:i:i:iム .lニニ|ニニ=‐l ̄ |. |. | | l /ニ/ニニニニ/ ̄ ̄/ /.___|:i:i:i:i:ム| .|. | |. |. | | |./ニ/ニニニニ/ ./ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| ̄ ̄ ∨ .|. | |. |. _| |__/ニ/ ◯ニニニ/ /./l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| V .|. | 斗|.≦|ニニニ| ニ/ニ/ニニニニ./ {/ |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| V .|斗:≦|ニニ|ニニ|ニニニ| 【 https://w.atwiki.jp/ssfate/pages/1324.html】 【セイバー:感想】 セイバーで良かった。と言いたくなるくらいに今回どうなるんだろうと思っていた貴方をちゃんと主人公として回してくれました。 サーヴァントとしては冷静に考えると非常に当たりの側にいるサーヴァントですよね。 物語としてもセイバーの抱える葛藤を使って展開させやすいですし、性格的にも余程の外道じゃない限り付き合ってくれる。 ただ、第二宝具を出す際にシナリオとしてはどうしても消滅か、それを阻止する工夫をせねばならないのが少々大変でしょうか。 あとは、ちゃんとセイバーに答えへ至らせる必要があるところ。今回はかなり強引だったな、と少々反省しています。 貴方との関係性は早い段階でボケツッコミにしたのが功を奏したと思います。 久々に書くブランクを取り戻すには中々使いまわしが良く、主人公としてちゃんとやってくれたな! という印象ですね。 データとしてはかなり独自性が強いですね。ハッキリ言って今回のサーヴァントの中で真名判定がずば抜けて難しい。 どこでどの程度ヒントを出していいか、かなり探り探りに進めていっていました。 その為、主人公鯖でなければ逆に持て余してしまうかもしれないデータですね。
159 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/07(金) 00:34:09.19 ID:Wwo3bdkS0 【全体の感想】 とにもかくにも、なんとか一回終わらせることが出来てほっとしています。 久しぶりゆえの問題点もありましたし、これまでのデータ戦闘から描写戦闘に変えたりと改善すべきとこも多くあったように思えます。 特に、キャスターが顕著ですがもっとデータをちゃんと参照して、上手いこと使ってあげたいな、という思いが強いですね。 また、割と話の流れとしては王道的に進められたと思いますが、引き籠らざるを得ないと他陣営との交流がかなり困難になってしまうのも厄介でした。 同様の展開になったときは、もう少し環境のバリエーションがあってもいいのかもしれません。 あとは、リアルのことですが、やはり五か月かかってしまうというのはネックですね。全盛期だと確か三か月程度で終わっていたので。 まあ、あれは毎晩やっていたというのもありますが。もう少し頻度ではなく一回一回の時間を少し伸ばして、だいたい四ヶ月くらいを理想としたいところです。 【というわけで今夜はここまで。次回、新たな聖杯戦争を始めるので貴方のデータ作成から】 【おそらく日曜日の同じくらいの時間から始めようかと思っています。良ければご参加を】 【おーぷんへの移籍は考え中。コンマが使えないというのが微妙にネックですね、ダイスだとちょっと動かしてる感が弱くなるので……】
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/07(金) 00:35:40.61 ID:E0llnvQZ0 乙乙 おーぷんのダイスシステムもそれはそれで便利だとは思うけどやっぱり慣れないところに移動するのは勇気がいるよね
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/07(金) 01:02:19.98 ID:HX4uuaIgo 乙
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/07(金) 02:53:57.11 ID:wb1MYZPgO おつ 確かおーぷんの場合スレタイにコンマって文字列が入ってるとコンマ表示になったはずですぜ
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/07(金) 07:17:17.99 ID:5msiIAcNo 乙 アーチャーは幕間を見てなるほどなぁと 誰とでもそれなりに付き合えるけど勝手に満足して帰るってのもやりそうなキャラだった… 軽く調べてみたけどスレタイにコンマって入ってるスレは三桁コンマつくみたいですね>おーぷん
164 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2021/05/07(金) 23:03:21.19 ID:Wwo3bdkS0 【>>162-163 ふむ、なるほど。それは一考の価値ありですね。ありがとうございます】 【ついでに昨日言ってたネッシーも登録しておきます】
165 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/09(日) 22:23:30.41 ID:2AiCj/wV0 【22:35頃から再開します。マスター作成するので人がいると有難い】 【おーぷん移行はとりあえずこのスレ使い終わってからで】
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