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【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game Re.2
- 691 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/27(日) 23:17:10.18 ID:kFikIgt60
- 2:知らない
校舎裏にとりあえず引っ張っていき、べそべそ泣く兎耳の女学生をなだめています。
「何で泣いているんですか、まずそこが分からなければどうしようもないんですよ」
「ぷぇ、ぷぇ、……それはぁ、あなたを攫って来いって言われてたのに失敗しちゃったからぁ」
「……何故、私を攫おうと?」
物騒な言葉ですが、こんな人間を刺客に選ぶ相手が本気であった可能性は低いでしょう。
なら、その理由を尋ねるべきではないか、そう判断した私の背後で。
「ヌッ!」
「チッ!」
アサシンが突如出現した影の一撃を斥けました。影は器用に飛び跳ねると赤い目で私たちをじっと見つめます。
大まかに人の形を模したそれのことは私もよく知っています。この学園において魔術の実験動物として世代を重ねた人工生命体。
【加工生体】
魔術的な実験や、儀式の生け贄にするために作られた人工生命。
人であることを維持できる範囲でかなり広範に手を加えられている。
無茶な扱いをしても壊れず、少ない食料でも長期間生存でき、広域な魔術に適性を示す。
学生は便宜的に"うさぎ"と呼んでいるその異形。これを飼いならしているということは。
「"いきもの係"なんですね、貴女は」
「はいぃ……、毛野原馨と申しますぅ……」
"いきもの係"、この合成生物を世話するために任命される係であり、一般的には完璧な汚れ仕事。
要するに、嫌われ者、鼻つまみ者、もしくは、"価値のない役立たず"に押し付けられる仕事です。
私のそんな考えを察したのか、毛野原はうゆうゆと愚図り出し、逆にうさぎは赤い目を閉じため息を吐きました。
「アノキシュウニキヅクッテコトハ、ヤッパアンタマスターカヨ」
「……! 驚きましたね」
「ウサギガコンナニシャベルコトニ、カ? マアナ、ソコノゴジュシンガアンマリニモアンマリナモンデ、ナ」
「む、マスター、これはアレか? 三ツ口の女の例えか?」
違うのですけれど、話がややこしくなるので無視します。どうやら敵意はないようで、アサシンも構えを解きました。
「……それで? "いきもの係"とそのペットが何の御用ですか?」
「ワカッテンダロ?」
「おそらくは。しかし、そちらの口から聞いておきたい」
「キャスターに協力してくださぁぃ」
……キャスター。やはり、彼女たちもマスター。しかし、協力とは?
「ハァ……、マァ、ツイテコイヨ。キャスターガマッテル」
呆れたように私たちに背を向け、うさぎは進んでゆきます。罠かとは思いましたがアサシンに目をやると軽く首を振ります。
……私にしがみついて泣いている毛野原をこのまま放っておくのも厄介ですしね。
- 692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 23:22:27.58 ID:oUKPrLYU0
- >>1「ケモじゃないと○けない」
- 693 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/27(日) 23:29:42.89 ID:kFikIgt60
- うさぎに先行されて進んだのは、学内にぽっかりと空いた穴。
隠れるように空けられたそれは、どうやら学園中に張り巡らされているようで。
「……うさぎ、これはあなたが?」
「イイヤ、ゴシュジンダ」
「貴女が?」
「はいぃ……、私、アナウサギの因子があるので……、癖で……」
◆無秩序なトンネル
時間を余しているときに手持ち部沙汰な彼女は、たびたび学園内の土のところどころに穴を掘り道を作っている。
いくらかは他の学生たちにも知られて抜け道や近道として使われている。
彼女もある程度は場所や経路を憶えているが、目的を以って作ったわけではないし崩れることもあるのですべてを把握はできていない。
……そういえば、小耳に挟んだことがありますね。学園内には謎の抜け道がいくつかある、とか。
それがこの兎耳の少女によるもの、というわけですか。なるほど。
「ソラ、ツイタゾ」
うさぎの先導でトンネルを抜けた場所は、獣特有の独特の匂いが充満していて。
そしてその匂いに似つかわしくないほど、緑色の煌きで溢れんばかりに輝いていました。この輝き、どこかで覚えがあります。
「飼育小屋ですね、そこを魔術で拡充しているというわけですか。……この光は」
「エメラルドだよ、レディ」
私の疑問に答えたのは、緑色に輝くその中心で脚を組んで座る男。アサシンが警戒したのかスッと構えを取ります。
「……キャスター、ですね?」
「ようこそ! この僕のギャラリーへ! この輝き、購入する気はあるかい?」
【キャスターのステータスを公開します……】
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≪クラス≫:キャスター
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【真名】:??? 【属性】:混沌・善
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【筋力】:E 【耐久】:C 【敏捷】:E 【魔力】:C+ 【幸運】:B 【宝具】:B
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代理AA:花京院典明(ジョジョの奇妙な冒険/3部)
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- 694 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/27(日) 23:48:05.30 ID:kFikIgt60
- ……ステータスとしては魔術師のクラス相応。おそらくアサシンの敵ではありません。
となれば警戒すべきは宝具、あるいはスキル。このエメラルド、私の記憶する限りでは。
「あなたが生徒会室にいた使い魔の主だったのですね?」
「うん、そうだとも」
「否定しないのですか?」
「もちろん、アレは僕の作品だからな。作ったものを匿名で見せるなんてのはナンセンスだ」
堂々と言い切るキャスター。これは下手をすれば相手のペースに呑まれてしまいますね。とっとと確信に移りましょう。
「それで? わざわざ私たちをここへ呼んだ理由は?」
「ああ、単刀直入に言おう。同盟を組まないか?」
「……ほう?」
同盟、協力関係に付こうということでしょうか。
渡りに船ですがこのキャスター、こんな場面です、何を隠しているか分かったモノではありません。
「何故私たちと同盟を結ぼうと?」
「正直な話をしていいか? 誰でもいいんだよ、別に」
「俺が言うセリフではないが、それはいいのか?」
まったく。悪びれもせずにキャスターは手をふらふらと振り。
「僕は卑怯なことが嫌いでね。バーサーカーとは決裂したし、ランサーとは馬が合わない。セイバーとライダーの話は知っている」
「消去法で私たちに?」
「そういうことだ、一応僕の作品を見てくれたわけでもあるし、とっかかりとしては十分」
「同盟するメリットはあるのですか?」
あちら側から申し出るということはおそらく切羽詰まった状況。ただ守られるための同盟ならば受ける必要はありません。
「メリットか、それならある。マスター、アレを持ってこい」
「はいぃ!」
完璧に主従逆転した関係を垣間見せられつつ、毛野原は両手いっぱいにそれを持って来ました。
緑色に輝く大粒のそれは、こちらから見ればまごうことなき魔力の塊でもあります。
「これは……! エメラルド……!」
「そう、使い魔の核によし、エメラルドの持つ心身の強化や肉体の癒しで戦闘にも役立つと保証するぜ」
「……これを私たちに供給すると? しかし、それではそちらの資産が目減りするのでは?」
「そこは安心してくれよ。このエメラルドはさっきも言った通り」
キャスターの袖からじゃらりと新しいエメラルドがこぼれ落ちます。
「僕が作ったもんだから」
【キャスターのスキルを公開します……】
◆大量生産:C
道具作成スキルの亜種。宝石を核とする使い魔を無限に近い形で量産できる。
その分どこかの土地・どこかの魔術が犠牲になっているはずだが、当人はまったく意に介さない。
◆精霊の加護:EX
精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
高位の鉱石には精霊が宿り、それ単体で数々の魔術を記録した刻印の如く振舞うというが
フェイカーの技術は、純粋な科学によって精霊種を生み出すというありえない領域にまで至っている。
- 695 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/28(月) 00:01:07.34 ID:f7NC7R150
- ……!? 宝石を、それも魔術に使用できるほどの高純度のモノを大量生産できる、と!?
「まあ、これがバーサーカーと揉める原因になったわけだがね。さて、どうだろう? 十分なメリットだと考えるが?」
「……確かに、これの供給を得ることができるなら悪い話ではありません」
「そうだろう?」
しかし、そう安易に組んでいいものですか? アサシンに視線を向けます。
『どう考えていますか?』
『ううむ……、伝道は難しそうだな』
『いえ、そういうことではなく』
『む、違うぞマスター。本当に俺が伝道を試みようとしていると思ったのか?』
ええ、思っていましたが……。
『そうではなく、少なくともこの男は既に救われている。救われているモノには救世主は必要ない、というわけだ』
『……えー、よく分かりませんが、何かしらの芯があり、容易に動かせる相手ではない、と?』
『そうだ』
『それは善悪問わず?』
『基準による』
なるほど、こっちが協力しようがしまいが、別に気にはしないだろう、ということでしょう。
割り切っていると考えればいいですが、それは容易に敵に回りかねない陣営。この宝石作製技術が敵に動くと……。
かなり厄介でしょう。それでいくなら、一旦ここは協力するのも一つ? ランサーとの戦いやセイバーとライダーの同盟もありますし。
「悩んでいる、といったところだな。まあ、気持ちは分かる。こんな胡散臭い奴の話僕なら聞かない」
「ジカクアルンナラ、モットマジメニヤレヨ」
「やかましいぞ合成生物。……なので、もう一つここは僕の真摯さを証明してみせよう」
そう言うとキャスターはゆっくりと息を吸い。まるで役者のように胸を張り。
「僕のクラスはキャスターじゃあない。僕のクラスは」
フェイカー
「贋作者だ」
- 696 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/28(月) 00:02:22.13 ID:f7NC7R150
-
┏━━━━━━━━━━━━┓
≪クラス≫:フェイカー
┣━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓
【真名】:??? 【属性】:混沌・善
┣━━━━━━━┳━━━━┻━━┳━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓
【筋力】:E 【耐久】:C 【敏捷】:E 【魔力】:C+ 【幸運】:B 【宝具】:B
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫
_r=ミ、r―.、___
ノ⌒ヽ:リj : //}_:_:_;ノ三ミ
/⌒ソ:ァ〈:/ : /: :/ :=ミ_:_:_:\_,
ー=ァ_:_;ノ:/-/ーlf⌒厂jハ: : : : \:_:_:_≧
/:/ :}: :( j廴j{_{__j{ }'⌒:ー=ミ、:_;ノ
(:〈 :ノ: ;ハ ` r‐茫ぅ` }: :ァ‐┐rト┬'
ソ: ://_ └く) }│}:ミ{
{:ハ( |ヽ-' /(_}}/: :{: ;ノ
乂:{ l 辷___一 / i {⌒ヽ:}_
/} { ノ/ |\:l }(_)
(_)人ー―一 イ |: : \_
___}__/ ̄ ̄}l厂 ̄ ̄\/(_)
| {匚 ̄||l| {匚 ] {
/ ̄ ̄\ー< ̄∨ ̄\⌒i ` ̄ ̄|l|  ̄´ |_
. / \l } │ } } l|\ l| / \___
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/´ } | | | l l| (__) } | \
. { _ノ } | / l| | | }
乂_ _,ノ ノ } リ / ハ
}  ̄ ̄ ̄ { { i /__ __ / / j}_
. _ノ__/ \/ j | / \(__)______ / / 厂}
. __[__ ̄ , / / { / ̄ ̄ 、_  ̄ ̄ ̄/ / ノ ∧
/ ___/、____/ / / / ___  ̄ ニ=‐- __/ / / {___
. / ̄ ̄ // ̄ ̄\_____r‐< ̄\__〉 }_/__/___,ノ ∧
/ _,ノ { ___/ '⌒} \\ }\ _ r‐く ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄_∧
. / / ̄/ / | ̄ 入 \ ‐〉 \_}(__) =ー------=' 〉 ヽ / / /  ̄ ̄ ̄\
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/} |/ | | | │ | | |\_/______/ / ⌒ヽ_/ ̄ ̄ ̄ ̄ \\
/ \_,ノ l l ,レ宍く | | / イ / __/ \
/ __,ノ│ { } | | __/ / 人 ____/ __} /
_ < / ̄| |│ 人__ _人 | | _ `ー一'^´/ ∧ / //} / ̄ __>’
_ < __ノ / / |│ _廴}_l__」 | (__) / / ,ノ ∨ ̄ ̄ │ (__)_>
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 ̄ | { レ‐{_(___)‐┬ヘノ __(_ / / { /\|_/
} |,人_ノ ̄ ̄} ̄ ̄ _ {_ / / / / 〉\
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代理AA:花京院典明(ジョジョの奇妙な冒険/3部)
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【クラススキル】
◆偽装現界:-
クラスを偽って現界出来る。フェイカーのクラス名は、基本となる7クラスの何れかとして表示され、
また現界したクラスのクラススキルをEランクで取得する。
【というわけで今夜はここまで、ほとんど安価できませんでしたが、次回はフェイカー陣営との同盟を組むかどうかでしょうかね】
【おそらく火曜日の同じくらいから再開します。お疲れさまでした】
- 697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 00:09:02.32 ID:pQcE8vFOo
- 乙
- 698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 00:12:49.79 ID:m4plOfG4o
- 乙
宝石を偽造する詐欺師か、あるいは合成宝石関係か?
- 699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 02:47:11.03 ID:7QsBKzdPo
- おつ
- 700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 20:51:20.20 ID:jOtJLKPfo
- 乙
エクストラクラスかぁ
宝石関係で贋作者っていうと偽造系に見えるけど精霊の加護のランクかなり高いんだよな
本物よりも綺麗とかそういう逸話のあるタイプだろうか
- 701 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/06/29(火) 13:44:56.87 ID:SHcP8z9kO
- 【早めのご連絡。今夜は遅くなりそうなので明日に延期しますね】
- 702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/29(火) 17:39:53.03 ID:yAGBWsgM0
- 了解ー
- 703 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/30(水) 22:33:08.77 ID:HlwB49580
- 【22:45くらいから再開しますね】
- 704 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/30(水) 22:45:10.52 ID:HlwB49580
- 【再開】
贋作者? 既存の七クラスに当てはまらないエクストラクラスというわけですか。
キャスター改めフェイカーはフンと鼻を鳴らし、踵で地面を鳴らします。
「もっとも、僕自身はこの名前は嫌いだがね。僕は自分のことを贋作者だと思ったことは一度たりとない」
「ヤッテルコトハマギレモナクパチモンヅクリダガナ」
「そこの合成獣、やかましい」
フェイカー、確かにその素性を示してくれたことは胸襟を開いてくれた、ということでしょう。
しかし、その一方で信用できるかどうかというのはまた別の話です。霊装の補充はもちろん、純粋に味方が増えるのは有難いことではありますが。
「さて、どうする? もちろん、こっちも立場の弱い側だというのは理解している」
「そう言い切るのですね。ならこちらが無茶な要求をしても応えることができると?」
「できないことはできないが、できる限りの譲歩はしよう。それが商売というものだしね」
……成程、それを呑ませたうえでこちらも断りづらくしようという作戦でしょうか。
しかし、情報が欲しいというのもまた事実。……さて、どうしたものでしょうか。
22:55から↓2まで、フェイカー陣営への要求、質問などあれば。ない場合はそのまま進行
- 705 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/30(水) 22:59:26.65 ID:fHe9i0bj0
- 同盟を組んだとしても、サポートがあるとはいえそっちを庇うだけになりそう
最後まで組んでたとしてもこっちの手だけがバレバレになるかもしれないからスキル宝具の情報を渡して欲しい
- 706 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/30(水) 22:59:30.83 ID:HlwB49580
- 【23:05付近で締め切りますね】
- 707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/30(水) 23:00:25.66 ID:fHe9i0bj0
- >>705に追記。フェイカーのスキル宝具とマスター側の情報を全て渡して欲しい
- 708 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/30(水) 23:03:10.76 ID:J70EfBr4o
- 同盟、宝石によるサポート
- 709 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/30(水) 23:05:38.53 ID:HlwB49580
- 【ここまで】
>>705-708
- 710 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/30(水) 23:15:31.82 ID:HlwB49580
- >>705
まず、同盟を組んだところで、現状ステータスが高いのはこちら。必然的にフェイカーの補佐やかばいだてをすることになります。
それはこちらも情報を抜かれることになるわけで非常に不利。せめて一方的な関係であるべきでしょう。
「ではまず、そちらのスキル、宝具は完全に公開していただきたいですね。そうでなければこちらが一方的に守る羽目になりかねない」
かなり大きめの要求だとは思いましたが、フェイカーは案外すんなりと頷きます。
「それはその通りだな。僕のステータスではそっちに不利益があるとしか考えられないだろう」
「私としても賛成します……、今は、その、味方を得ることが大事だと思いますので……」
「案外簡単に頷きましたね」
私の疑念にフェイカーは笑います。
さくひん
「交渉ももちろんあるが、そもそも僕は宝具を見せたくてたまらない口でね。ではご覧あれ! 僕の最高傑作! 【深緑なるは叡智の織(シンセティック・グローリア)】!
フェイカーの叫びと共に、目を奪われるほど美しいエメラルドの塊が、ゆっくりとその姿を表しました───。
◆『深緑なるは叡智の織(シンセティック・グローリア)』
ランク:B〜 種別:対人宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:1人
, -----、
{ (_ノ ノ\_
/ \__ ∨ニ} }
{===ミ__} }_ノ∧
{⌒\__ ノー}
_/⌒}二ニ\ {/iii}
/人__ノニ(IIIIノノ \}⌒\
_/ /ニ\\ニニ{ }\ }
. /´ { {从从\\_ノ {: :}从} }
. / /{ V从从ニ.\__ノハ-} '
{ {从\ \从从从从/l} }/ /\
. /{ ∨从 \ ` <__/ } } / \
{.人 \从从`>==ミ \.ノ 厂} ‘,
{ \ ` ー─── \ / ノ、 人__, -- .. __
{ `>------ 、 r==彡 /、ニ\_____//从从从> . / _)\_
人 } }ニニ/ニニ\人___/. \ニニニノ{从从从从从ニ> ._ノ_ノ`\_)
,' ノ__ノニニニニノノニニノ \( \从从从从./ ( (⌒\ノ
} ==イ/}/ ̄ ̄/´ ̄ )===ァー-------人_\(二ノ
{ .ノニノ===<⌒\ `¨¨´
自在に姿を組み替えるエメラルドの大結晶。自律機動する生体兵器。
これ自体は直接の制御下には無く、行動規範をある程度書き換えられるにとどまる。
フェイカー自身は「せっかくの作品を手元に隠していても仕方ない」として自由に動き回らせることを好む。
フェイカーが直接見て理解したスキルを随時取り込み、自分のものとして進化していく。
- 711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/30(水) 23:20:21.83 ID:fHe9i0bj0
- エメラルドを作った人なのか?ていうかこれ、最後まで残すとスキルの暴力でこっちが勝てなくなる奴じゃね?
- 712 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/30(水) 23:29:52.87 ID:HlwB49580
- 「フフフ、驚いただろう、見惚れただろう、このエメラルドはだな、僕の作った傷一つない最大の結晶!」
フェイカーが傑作と称するのも納得できます。傷一つないその輝きがゆらりと動くさまはまるで夢のよう。
とんとこういうものに縁のない自分でしたが、それでもこの輝きには手を伸ばしたくなるような欲求を覚えます。
「この宝具は基本的に自律し僕を補佐してくれる。そして、僕が見たものをこの宝具に与えることができる」
「……ふむ、それは素晴らしいな」
「ほう、粗野な田舎モノかと思ったが見る目があるじゃあないか」
「ああ、互いに互いを支えあうというのは良いことだ」
微妙に違う気もしますが、私はフェイカーの言葉にむしろ気を取られました。
「見たものを宝具に与えることができる?」
「ああ、僕が視て理解したものは、この宝具に追加される。現在時点でランサー、バーサーカーのスキルはいくつか取り込んだよ」
「つまり、戦えば戦うほど強化されていく、と?」
「そういうことになるな。これはそちらの同盟に対するメリットになると考えられるが?」
確かにそれはそうですが……。
「でも、デメリットにもなりますよねぇ……」
「こらマスター! お口チャック!」
「へ? ……あぁ!」
そうなのです、共闘すれば共闘するほどアサシンのスキルを盗られるうえに、放置するだけでも強敵になる、というわけで。
もし同盟するにしても手の切りどころを見極める必要があるわけです。……まあ、本体のフェイカーを倒せばいいということでもありますが。
「チッ、ホントに。……最悪、僕を倒せばいいと考えてるね?」
「……! さて、そのような? 何か策があるのですか?」
こう先に読んできたからにはそれは大層な策が……。
「いや、なーんにもない。僕の持ってるスキルと宝具はさっき公開した分も含めてこれで全部だ」
「んなっ」
「なんならマスターとそこの合成獣の話もしてやるよ。見て驚くなよ?」
「オマ、カッテニ……!」
【馨のスキルを公開します……】
◆獣性魔術
先祖代々受け継がれる、一人一人固有の獣性を発揮し肉体を一時的に改変する魔術。
彼女はカイウサギ(アナウサギ)の獣性を持ち、聴覚に優れ、素手で自己が潜り進める程度の穴掘りができる。
力は弱くて持久力もなく、またノウサギでないので走力も40km/hくらいが限界。
彼女は行使の制御ができておらず、人間の姿になるのは完全な魔力切れに陥ったときのみ。
戦闘力のない動物のため低コストで、魔力量が控えめの彼女が常時維持しても魔力には余力がある。
◆肉用種
カイウサギの獣性を長く発揮し続けたことの影響による身体の肉質の改良。
彼女の身体は高級な食肉のような性質を持つ。
怪我を負った際の傷口から見える肉やその香りから、また検査で身体を観たりした時にその良質さが伺える。
火傷ともなればその焼けた傷口の匂いは彼女を食し味わいたいと冒涜的な感情を抱かせ、
倫理観を捨て人肉食をしても構わないとまで思ってしまいそうな負の魅力に溢れる。
肉体には魔力成分が含まれてるので滋養もあるはず。
【うさぎのスキルを公開します……】
◆命令遵守
一度言われた命令を守るために、自分の命を使い捨てることに躊躇いが無い。
自分は魔術の礎となるべく生まれた。儀式を完成させるために死ぬ。
魂に刻まれた呪いは絶対であり、その在り方は変えられない。
- 713 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/30(水) 23:43:15.56 ID:HlwB49580
- ……うーん、これは。
「……ううむ」
アサシンまで言い淀んでいます。そういえば彼女は"いきもの係"でしたし、合成獣はあくまで魔術の材料。
そんな期待できるものではない、ですよね。となると、いざとなれば奇襲をかけキャスター、もしくはマスターを倒すこともできるわけです。
……もっとも、アサシンが微妙に嫌いそうな作戦なので思案のしどころではありますが。
「本当にスキルも宝具もそれだけなのですか?」
「神に誓って、……と言いたいところだが、どうも僕自身が知覚していないものがあるらしい」
知覚していないスキル。……封印とか、自らに情報制限をかけているといったその類でしょうか?
「マスターのお2人はそのスキルを知らないのですか?」
「知らないんですぅ……、ごめんなさいぃ……」
「シラネ」
「では何故フェイカーはそのスキルを?」
そう、本人も知覚していないのに何故そのスキルを持っていると分かるのでしょうか?
私の疑問にフェイカーはしれっと応えます。
「僕じゃない、それを言い出したのはバーサーカーのマスターだ」
「バーサーカーのマスター?」
あの金髪の、風が吹けば消えてしまいそうな?
「バーサーカーと接触した時に、僕のスキルが地脈を傷つけてるだ何だいちゃもんを付けてきてね。その過程でそんな話が出てきた」
「フェイカーに隠されてスキルがある、と?」
「そんな分かりやすくは言わなかったがね。まあ、何にせよそれが気になるならバーサーカーのマスターに接触する必要がある」
……あの少女に、ですか。……残念なことにこちらも一回敵対しているんですよね。
ふわりと浮かぶ金髪を思い出し、赤い光が飼育小屋に差し込んできた事に気が付きました。……そろそろ結論を出す必要があるでしょう。
「もし、同盟するとして先ほどの霊装であるエメラルドは十分こちらに回してもらえるのですか?」
「ああ、回すとも。ただ、作れる量は限界がある。資源を消費するからその場合にもよる。そうさな、今なら……」
【エメラルドの効果は以下で】
【エメラルド】
戦闘において敗北が確定した場合、一回だけ判定を無効にする
直下、同盟したとして貰えるエメラルド
123:二日ごとに一個
456:一日ごとに一個
789:昼、夜ごとに一個
- 714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/30(水) 23:44:54.92 ID:VCqSwhz8o
- ぬん
- 715 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/30(水) 23:58:21.85 ID:HlwB49580
- 2:二日ごとに一個
しばらく色々と指を折り、フェイカーがスッと目を虚空へ向けました。
「……かなりここの資源は吸い尽くしていてね。二日に一個くらいかな?」
「それってあの男の形した使い魔を作ったからでは?」
「先を考えない浪費は身を亡ぼすぞ?」
「だから言ったのにぃ……」
「バカダナ」
全員から集中砲火を受け、しばらくプルプル震えていたかと思うと、急に笑いだしました。
「知ったことじゃあないね!!! 僕はあくまでクリエイターだ! モノを作って何が悪い! それに、今後は作ったものを流してやろうってんだ!」
「ウワ、ギャクギレシハジメタ」
「それにだ! 上手く共闘してもうちょっと良い霊脈等に付ければ、もっと頻繁に作ることだってできるんだぜ! どうだ!」
何がどうだなのかは分かりませんが……。さて、どうしましょうか。
自棄になったフェイカーを見て逆に落ち着いたのか、毛野原がか細い声で続けてきました。
「一応、同盟の期間ですが、私たちと敵対している陣営、もしくはセイバー、ライダーのどちらか一騎が消滅するまで、と考えてます」
「その後はどうする気ですか?」
「とりあえず、数時間の休戦を挟んで、結論を出してもらう形になるかな、と思ってますけどぉ……」
そんなにプルプル震えなくても、取って食いやしません。……決断の時ですね。
【同盟条件】
・期間はセイバー、ランサー、ライダー、バーサーカーのどれか一騎が消滅するまで
・基本的に共闘を行い、情報を共有する
・フェイカー陣営は二日ごとに、夜一ターン目においてアサシン陣営に【エメラルド】を支給する。(同盟締結後、一個は確定支給)
・目標達成後は一ターン休戦し、その後同盟の継続判断をアサシン陣営が行う
00:00から同盟多数決、先に二票。二票集まらなかった場合はランダムで
1:同盟を結ぶ
2:同盟を結ばない
- 716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/01(木) 00:02:28.50 ID:PZjoFUJ9o
- 1
まあおk
- 717 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/01(木) 00:04:04.17 ID:h+JApT2y0
- 【一応〆切は00:15まで】
- 718 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/07/01(木) 00:07:59.72 ID:h+JApT2y0
- 【追記:ランダムは集まった分のランダムなのでご了承を】
- 719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/01(木) 00:10:44.56 ID:J8odjzGBo
- 1
- 720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/01(木) 00:11:35.74 ID:ePnjbrvvo
- 1
- 721 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/01(木) 00:11:56.16 ID:h+JApT2y0
- 1:同盟を結ぶ
【というわけで今夜はここまで、お疲れさまでした】
【次回はおそらく金曜日、ランサーとの戦闘開始ですね】
- 722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/01(木) 02:00:16.05 ID:pfPoAdT7o
- 乙ー
>「バーサーカーと接触した時に、僕のスキルが地脈を傷つけてるだ何だいちゃもんを付けてきてね。その過程でそんな話が出てきた」
◆大量生産:C
道具作成スキルの亜種。宝石を核とする使い魔を無限に近い形で量産できる。
その分どこかの土地・どこかの魔術が犠牲になっているはずだが、当人はまったく意に介さない。
思いっきりこれのせいでは……?
- 723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/01(木) 04:26:17.49 ID:faQPN47vo
- おつ
- 724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/01(木) 21:13:41.09 ID:3oOuKrj50
- おつおつ
- 725 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/02(金) 22:39:38.99 ID:G3UM+erY0
- 【22:45くらいから再開】
- 726 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/02(金) 22:45:24.12 ID:G3UM+erY0
- 【再開】
『俺としては組む事に依存は無い』
『あら、意外ですね。どちらかというとフェイカーのような陣営は苦手かと思っていましたが』
『確かに俺は弁が立たん。だからこそ、嬉しい』
……大分省略されましたが、おそらくは敵対することなく会話できる相手ができるのはいいことだ、とでもいうことでしょうか。
もしくは、フェイカーの会話を学んでいこうと? ……あまり教育によくない気がしてきましたね。
ですが、アサシンの意向としても問題なく、加えて同盟の期間が比較的短めなのもあります。
数というのはそれだけで十分な力になり得ます。たとえそれが張りぼてでも騙したりデコイには使える。
「いいでしょう、その同盟、呑みました」
なるべく力強く見えるようにハッキリと言い切ります。意図を掴んだのかどうかは知りませんが、フェイカーはニヤリと笑いました。
「ああ、良い商談だったと思わせるよう努力するさ」
「似合わない……」
「マスター、お口チャック」
【フェイカー陣営との同盟が締結されました】
【【エメラルド】を一つ入手しました】
……さて、ではランサー陣営との対決ですが。
直下、まだ時間はあるか。5以上であるよ
- 727 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/02(金) 22:46:14.28 ID:Dglqnj8Io
- あるよ
- 728 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/02(金) 23:05:43.34 ID:G3UM+erY0
- 8:まだ時間があるので
まだ、日は完全に落ちてはいません。少し時間はありますね。
「フェイカー、もしくは毛野原さん。そちらはランサー陣営の情報を握っていませんか?」
「握ってるも何も、昨日戦ったぜ」
僥倖! つまり昨夜私たちが探った戦闘痕はフェイカーとランサーのものだったというわけですね。
「ならば聞きたいのですが、ランサーの宝具を確認しましたね? 教えてもらえますか?」
「え、えぇ……、隠すことでも、ありませんし……、同盟相手ですしぃ……」
【ランサーの宝具が公開されます……】
◆『憑き報う死翔の槍(ゲイ・ボルク)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5〜40 最大捕捉:50人
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クー・フーリン全力の対軍投擲とほぼ同じ用法。
応報の呪いを物理的な破壊として解放、魔槍は無数に分裂しながら命中するまで敵を追尾する。
「ゲイ・ボルク!?」
「ケルト神話の英雄、クー・フーリンが使用したと伝わる魔槍。のはずだが……」
それをランサーが使った、ということですよね。
「そう、その使い手となればかなりランサーの候補は絞られる。ハッキリ言えば僕はかなり可能性の高い名前を思い浮かべている」
「えぇ!?」
「なんであなたのマスターが一番に驚いているんですか?」
「話してないからな。ついでに君たちにも教えない。これは意地悪じゃなく僕の美学によるものだ」
……仕方がありませんね。このフェイカー、私とアサシンで暴力以外の方法を用いて口を割らせることはできなさそうですし。
さて、そろそろ日も落ちます。つまりは決戦の時。こっちに情報はそろいました。
「では行きましょうか」
「ああ」
「うん? 何処かに行くのか?」
「ええ、今からランサーとタイマンです」
「は?」
私の答えにフェイカーは露骨に表情を固め、毛野原とうさぎは狼狽し。
「聞いてないぞ!?」
「話してませんからね」
- 729 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/02(金) 23:10:00.36 ID:G3UM+erY0
- ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「やあやあ、アサシン。来たねぇ?」
「ああ、先日はすまなかった」
二日前と同じ場所でランサーは一人佇んでいます。私も今回は距離を置き、アサシンの戦いを見守ります。
ぶるんと魔槍、ゲイ・ボルクを振るい、ゆったりとその影が震えました。凶暴な笑みをランサーが浮かべます
「じゃあ、殺し合おっか」
「……応」
ランサーが構え、槍の影が揺れます。アサシンがその動きに反応し、地面を蹴りました。
【戦闘を開始します……】
直下、戦況
12:隙を突き
34:影で絡めとる
567:獣の因子、部分開放
89:いっきに距離を詰める
- 730 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/02(金) 23:11:07.56 ID:LCWwSGP4O
- あ
- 731 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/02(金) 23:25:14.48 ID:G3UM+erY0
- 6:獣の因子、部分開放
地面を抉り、獣のようにアサシンは殺到する。
「またかい、猪の一つ覚えみたいに、そんなんで私を殺せると? 【魔除けの智慧】、習熟、【獣殺し】!」
獣性を帯びたモノを的確に貫く技術、【獣殺し】。そのスキルを以てアサシンの急所へ的確に影の槍が迫る。
アサシンに殺到する影は牙を開いたトラバサミ。その口がアサシンに食らいつく。
「なるほど、タネが分かれば」
「……おっとぉ!?」
飛び出す影の咢、だがアサシンはその到着点を理解しているようにひらりと躱し、あろうことか突き出た槍をへし折った。
「獣の急所を的確に貫くなら、その急所を躱しさえすればいいということだな」
「……なるほど、私のこと勉強してくれたんだ、嬉しくなっちゃうな」
「ああ、そうだな。これは俺が獣ではないことの証明だ」
心底嬉しそうにケラケラと笑うランサー。その笑いにアサシンが同調し、両陣営は獣のように笑い。
「じゃあ、次はもっと本気で殺すからね。習熟、【千里眼】、【心眼(偽)】!」
「ああ、全てを見通す目を以て、俺の奇跡を証明せよ!」
直下、戦況
12:的確に視る
34:量で圧倒する
56:距離を一気に詰める
789:一撃!
- 732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/02(金) 23:25:57.29 ID:mcHnE29Co
- ぬん
- 733 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/02(金) 23:40:46.82 ID:G3UM+erY0
- 9:一撃!
「さあ、千々に乱れ応報せよ、【死棘の影(ゲイ・スカイ)】!」
ランサーの目がアサシンを追う。その目の導線に影の槍が生まれては放たれる。
しかし、アサシンは生まれ持っての直感、獣の本能で以ってこれをかわしていく。地面は貫かれ穴は空けど影が縫い留められることはなく。
「遅い、とは言わない。だが、まだもってそこには届かず!」
「ちぃー! 全部叩き潰せればいいんだけど、スカサハほど私は脳筋じゃないからな!」
苛立たし気に槍を振るいながら、ランサーは影を密集させていく。針山の如きその槍衾。
突破も困難な密集する応報の槍。それを前にしてアサシンもまた不敵に笑う。
「救世主は自らに訪れる受難をもゲツセマネで認められた。いわんや俺が!」
そして、襲い来る槍を前に、アサシンは。
「【我ら軍勢、餓獣の群なり】! 目が良いことは素晴らしきことだ!」
「ちょっと! わざわざそれを使ったってことは、覚悟ができてんだよね!? 習熟、【獣」
「しかし、鱗に覆われている!【我ら軍勢、餓獣の群なり】瞬間解放!」
ランサーがスキルを得るよりも速く、そう、ただ速く。急所を狙う間もなく。ただ、速度の塊となって。
「んなっ!?」
「その鱗を落とさん! ハレルヤ!!!」
獣と化したアサシンの蹴りが、槍を砕きながら流星の如くランサーへ叩き込まれた。
直下、戦況
1234:宝具、開帳
5678:二撃目!
9:ランサー、撤退
- 734 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/02(金) 23:57:15.69 ID:G3UM+erY0
- 【15分経過のため、このコンマで自動進行】
- 735 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/02(金) 23:58:38.42 ID:G3UM+erY0
- 9:ランサー撤退
【予想以上にストレートで勝利してしまったので今夜は早いですがここまで、おつかれさまでした】
【次回はおそらく日曜日の同じくらいに。次回から待機時間を10分にしましょうかね】
- 736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/03(土) 00:24:25.38 ID:lFEk8clAo
- おつ
勝ったぜ!
- 737 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/07/04(日) 18:04:25.56 ID:iFteWIqI0
- 【早めのご連絡。軽度の熱中症のため、今夜はお休み。明日回復してたらやります】
【皆さんも割りきって冷房付けて水分採ってくださいね……】
- 738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/04(日) 18:06:00.87 ID:xwIJLcp90
- オダイジニ!
- 739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/04(日) 18:12:18.63 ID:GUQ8LS+7o
- アイエエエ!熱中症ナンデ!?
- 740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/04(日) 18:16:24.92 ID:9dspGuqt0
- 重篤になる前に休める 賢い
はやくなおして
- 741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/04(日) 19:04:19.95 ID:b54k9sZao
- 冷房なしダメ、絶対
- 742 : ◆v.By3fESrTsY [sage saga]:2021/07/05(月) 20:21:56.30 ID:czbcvReY0
- 【早めのご連絡。まだ本調子でないので今夜もお休み。明日は多分できると思いますのでよろしくお願いいたします】
- 743 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/06(火) 22:42:28.51 ID:nboDNfWX0
- 【ご迷惑をおかけしました、22:45くらいから再開します。】
- 744 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/06(火) 22:45:25.67 ID:nboDNfWX0
- 【再開】
叩き込まれた蹴りの衝撃で地面が撓む。だがそれは即ち、アサシンの蹴りをランサーがその細身で受け止めたということに他ならない。
「げふっ……、効いたあ……!」
血を口の端から滴らせ、ランサーはまだ笑う。いや、死闘だからこそ笑う、消滅の縁だからこそ笑う。
己を昂らせるためにも、そして何よりこの戦い自体を楽しむためにも、獣のように、笑う。
「いいねえ、いいねえ、いいもの持ってるねえ! お姉さん、ちょっと本気でやりたくなってきたァ!!!」
影が縦横無尽に動き始める。槍の形を取り、アサシンを十重二十重に囲む。
『アサシン! 離脱を』
「それはできない」
端的な回答。眼前のランサーを見つめさらに構える。
『……理由を』
「影の槍はブラフだ。ここで距離を取ればまず間違いなくランサーは仕掛けてくる。ならばこのままこの距離で」
武骨な拳がランサーの腹目掛け振り出される。
「仕掛ける間もないまま圧倒するべきだ」
「正解!!! だけど私もそんな簡単に、倒されてはあげないんだな!」
アサシンのストレートをすり抜け、ランサーが足払いをかける。
バランスを崩したアサシンの脚に組み付き、さらにマウントの体勢へ移行しようと槍を振り上げ。
「生憎、この距離ならスキルを変える隙も与えない、【我ら軍勢、餓獣の群なり】」
しかし、獣と化したアサシンにその槍は抑えられ、逆に肩口へ牙が襲い掛かる。
「ぐぅぇっ……! 乙女の柔肌にさア……!!!」
「それはすまない、しかし、俺は既にお前を戦士だと考えている」
「ははっ、嬉しい、ねえ……」
どくどくと溢れる血潮、零距離で交わされる生死の交錯。血にまみれながらランサーは笑い。次の瞬間、姿が煙のように掻き消えた。
「……む?」
獣の嗅覚を以ても周囲に気配はない。アサシンが宝具を解く。リュカがそれに近づいた。
「消えましたね」
「ああ」
「おそらくは令呪を用いた撤退。であるならば」
リュカがアサシンの腕を持ち上げ、高らかに夜に突き出す。
「我々の勝利です、アサシン」
「……そうか!」
アサシンの遠吠えが高らかに夜の学校へ響き渡った。
直下、ランサー消耗令呪
123:一画
456:一画、だが
789:二画
- 745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/06(火) 22:52:24.41 ID:49vCf9gH0
- ん
- 746 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/06(火) 22:55:58.10 ID:nboDNfWX0
- 1:一画のみ
「んもー、なんでいいとこだったのに逃がすかなあ」
「馬鹿、あんな血ぃドロンドロン出てる状態で勝ち負けの話じゃねえだろ」
「ちぇっ」
【夜行動1ターン目を終了します……】
直下、他陣営行動
12:剣
34:狂
56:騎
789:弓
- 747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/06(火) 23:03:28.49 ID:ljGFFRLQo
- x
- 748 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/06(火) 23:09:19.54 ID:nboDNfWX0
- 9:アーチャー
夜に響く遠吠えに、哨戒を続けていたアーチャーがピクリと目を向ける。
「アーチャー、アンタ、いくら気に入ったからって戦場に持ち込まないでよ」
「ええ、それはもちろん。私の願いは主に正しく仕えること、彼女はそれはもうひっじょ〜〜〜うに惜しいですが」
「未練たらたらじゃないの……、もし私が殺せって言ったら殺せるの?」
「ええ、殺しますわ」
考える間もない即断に土塊は目を閉じ首を振る。アーチャーが対応するように薄く笑った。
「もっとも、それができないのがマスターだとは思っていますが」
「うるさい、で、戦況としてどう動く?」
「そうですわね……」
直下、アーチャー陣営の方針
123:フェイカーの警戒
456:バーサーカーと接触
789:剣騎同盟への対抗
- 749 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/06(火) 23:11:33.36 ID:nxd68VGDo
- むゅ
- 750 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/06(火) 23:28:00.08 ID:nboDNfWX0
- 6:バーサーカーと接触を狙う
「まず現状の問題として、やはり強敵なのは剣騎同盟でしょう」
「それはそうよね、セイバーとライダー、どっちも真名に当ては付くけど、どっちも大英雄」
「ライダーの方だけなら、私は有利に戦える可能性が高いのですが、だとしても兵が欲しいところ」
つまり、とアーチャーは弦を鳴らす。
「兵となって共に戦う相手が欲しいところ。目下の候補はあの方々ですが……」
「戦闘ならともかくプライベートでグズグズになりそうだし、何よりアッチがアンタを警戒してる」
「そうなのですよね……、もうちょっと優しくファーストタッチするべきでしたが、いかんせんドチャクソタイプでしたので……」
懺悔とも欲望の吐露ともつかないアーチャーの言葉にため息を吐き、七瀬は立ち上がった。
「なら候補はバーサーカー。宝具から推測するにもしかしたら厄ネタかもしれないけど……」
「マスターとの関係を聞くに制御はできているようですしね。私もその案で行こうかと思っておりますわ」
「……祟られないよう祈っておくか」
【アーチャー陣営がバーサーカー陣営と接触するようです。今後、アーチャーもしくはバーサーカーの描写が選ばれた場合その場面へ移行します】
【他陣営の行動描写を終了します……】
【四日目・夜(二ターン目)】
……あのランサーに勝利した、その感覚がまだ体の中に残っています。
もっとも、倒したのはアサシンなのですが、なんでしょう、こう、カタルシスとでも言うべきこの高まり。
少なくともアサシンはこの聖杯戦争の中でも十分戦える。
私の願いも、もしかしたらこのまま、なんてことを、考えてしまうのです。
直下、何をしますか? 【四日目・夜(二ターン目)】
1:コミュ (対象:アサシン/フェイカー/馨/うさぎ)
2:偵察 (アサシンに任せる)
3:偵察 (アサシンと一緒に)
4:偵察 (目標を同時指定 対象:ランサー/七瀬)
5:襲撃 (対象:ライダー)
6:自由安価
- 751 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/06(火) 23:29:46.56 ID:HFtPWVtto
- 1 アサシン
- 752 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/06(火) 23:34:08.64 ID:nboDNfWX0
- 1:アサシンとコミュ
……ただ、今夜は十分戦えたわけですし、これ以上を望むのも野暮でしょう。
とりあえず一旦フェイカーらと合流しこの戦果を見せつけてやるとしましょうか。
道すがら、何となくアサシンに声をかけます。
「アサシン」
「何だ」
……何だといっても、よく考えれば話題を考えていませんでしたね。さて、どうしたものか。
23:35から↓2まで、アサシンとのコミュ内容
1:聖杯への願い確認
2:自分のスキルを活かせるか
3:他陣営の真名考察
4:自由安価
- 753 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/07/06(火) 23:41:04.73 ID:/+1vmH5H0
- 1
- 754 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/06(火) 23:45:34.54 ID:nboDNfWX0
- 【ここまで】
- 755 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/06(火) 23:53:49.07 ID:8jvNacweo
- 乙
- 756 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/06(火) 23:56:27.41 ID:nboDNfWX0
- 1:聖杯への願い確認
「すいません、特に用事は無かったのですが……」
「ふむ、しかし、いいのではないだろうか?」
「……確かに、雑談とは本来特に意味のないものですしね」
とはいっても、話題のないのも困りもの。……そうですね。
「アサシン、この戦争に参加しているからにはあなたも望みを持っているのでしょう?」
「そうだな」
「その望みとは?」
尋ねると、望みがあると言ったくせに眉間に指をあてました。……何故考える必要が?
「ど、どうしたのですか?」
「いや、実は無かったんじゃないかと」
「は?」
……どうやらまた何かを省略して話してますね、これは。
「何が無かったのか具体的に教えていただけますか?」
「俺の願いは」
「そこから? ……まあ、いいでしょう」
「俺の願いは戦うことだ」
……おや、少し意外。……でもないのでしょうか? わりと戦いがりでしたし。……あー、いえ、そうじゃないんですね。
「戦って、自分を救ってくれた救世主の奇跡を証明すること、ですか?」
「そうだ。俺が戦い、勝ち続ければそれは即ち獣の因子を抑えた救世主の奇跡に他ならない」
「その為にも戦いたがる、ということなのですね」
「ああ、だから協力してほしい」
言われずとも。……ところで、悩んでいた原因は?
「ああ、その願いはよく考えれば聖杯には関係がなかったような気がして、この戦争に参加した願いかと言われるとどうなのだろう、と」
「……大事なことはさっと割り切る癖に、余計なことは考え込むんですね」
「だから今は聖杯、救世主の血を受けた杯を見たい、とそういうことにしておこう」
「……この聖杯戦争の聖杯はそれそのものではないと思いますが」
まあ、それを言うのは野暮と言うものでしょうか。
「……そうだ、聖杯と言えば」
直下、アサシンの聖杯談義
123:どうでもいい話
456:今日のこと
789:昨日のこと
- 757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/06(火) 23:57:27.94 ID:DX/QzEoyO
- ぬん
- 758 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/07(水) 00:11:44.60 ID:6ilWQFMh0
- 4:今日のこと
突然アサシンが話し出しました。まあ、どうでもいいことでしょうが。
「聖杯というべきか、俺たちの召喚を行ったものと近い気配を感じたな」
「は?」
は?
「それは一体どういうことですか?」
「む、そういうことだが」
「聞き方が悪かったですね。どこで感じて、何が理由だと思いましたか?」
「なるほど、そうだな、あくまでうっすらと感じただけだが、フェイカーの拠点だな」
あそこ!? いえ、しかし大した霊地ではありませんでしたが……。その瞬間、嫌な記憶がフラッシュバックします。
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,r'"= ニ三`ヽ-=-、)'゙ヽ r、
////,r=三ミヾヽヾ} }'ヽ ノソッ
/,////,r'" == ミヾヽ 川 l l./ /"リッ ◆大量生産:C
// /// ///,r三 ミヾ.l リ /ツ/ ノ/ノ ノ 道具作成スキルの亜種。宝石を核とする使い魔を無限に近い形で量産できる。
l l/// /////,r = ミヾ ノノ/ /,r"'"") その分どこかの土地・どこかの魔術が犠牲になっているはずだが、当人はまったく意に介さない。
. .f/// // / //,r`ヾ∨/,,.r''´/,r="ノ ,>、
ノ// // / /// / /ヾ''""ヾ'、'r''''''r='')).//ヽゝ、
.ノ// // / ////l/l/ j/ l/ j/ .レソ/
.////〃 / /.l/-┬==‐- -┬==ニ |// .リ
//// / / ノ ,|._⊥-┴‐ { -┴‐┴- lリノ}
. //// / /,ィl |./{ .l゙l | 「わはは、バーサーカーと接触した時に」
l 川 / / f{ {l゙|..ハ ' |,リ
|川 〃/ハヽヾ|! 、―――――――――..l'ト| 「僕のスキルが地脈を傷つけてるだ何だいちゃもんを付けてきてね」
|.ll l / / ヾi`゙l .\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.l l゙ト\
|ll l l / 'il l'.'、 ` 、:::::::::::::::::::::;:: ' ,|.l | ヽo 「わはは、作品の美しさの前には知ったこっちゃないよね」
|l l l l l.l.l .、  ̄ ̄ ̄ / |.l.l ゙o
|l l l | | | | >  ̄ ´ ...|リ 「僕は天才だしね、わはは」
| l l ll l.| ./ニニニ> イ .リ
l l l,リ _._/ニニ□ニ -ニニ├―-- ____
//./ . /ニニニニニ\ ニニニニ|\ニニニヽニニニ\
/.ノ
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贋作者! 後半部は私の印象ですがアレのことですし大体同じことを言ってるでしょう!
あのトンネルのどこかが、大聖杯の術式に繋がっている可能性とかないでしょうね!?
もしそうなら、あのスキル、まさかとは思いますが、まさかとは思いますが……!!!
「……とりあえず帰ってフェイカーを締め上げる必要が出てきました」
「? 何故だ?」
「いえ、それよりもそれを察したバーサーカーの方へ接触するべきでしょうか? ……そういえば先夜私たちを止めようとしたのもまさか」
ええい、思考がまとまりません。そろそろ夜も空けるころですし……! とりあえず、今はまずフェイカーの下へ!
【夜行動2ターン目を終了します……】
直下、他陣営行動
12:剣
34:騎
5:魔
67:狂
8:槍
9:弓
- 759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 00:13:30.34 ID:vDCOhlYmo
- そい
- 760 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/07(水) 00:16:11.94 ID:6ilWQFMh0
- 4:ライダー
【というわけで今夜はここまで、お疲れさまでした】
【次回はおそらく金曜の同じくらいに。暑くなってきたので皆さんも体を御大事に】
- 761 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 00:30:25.13 ID:IDRRVcso0
- おつ
- 762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 13:18:23.67 ID:WEhbeKg10
- おつおつ
- 763 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/09(金) 22:41:40.67 ID:mUGz+Xev0
- 【22:45くらいから再開します】
- 764 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/09(金) 23:00:27.13 ID:mUGz+Xev0
- 【PC再起動かけて遅れました。再開】
じゃりじゃりと金属のこすれる音が響く。音の出どころはライダーの握った硬貨。
破壊の根源たるそれから鳴る音を、傍らの影が咎める。
「オッサン! うっせえ!」
\ | / / \: : : : : :\ \ |:::::::::|
`| / / \: : : : : :\ \ |::::::::l|
j/ / \ \ ヽ: : : : : : \ \ |::::::::l |
/ /| / | | | |: : : : : : : | ヽ |::::::| |
. / / | i { | | |: : : : : : : | | \|:::::| !
/ /| | | | 人 | | |: : : : : : : | |\ |::::| l
/ ∧| │ | l / ヽ | │ │: : : : : : | | ヽ |::::| l
|/| | | | │ / \| l |: : : : : : :| |\ ||::::| l 【ライダー/マスター】
| | | | | `ト、/ | | |: : : : : : | l | | l!:::| l
. | │ │ il | /\___ | | | l: : : : : : | | | | |::::| l 二之宮 撫子
. | l | l| 、_|/ \ \ | | | _|__/⌒ | | | | |::::| l
\| | l | ィ汐'苧ゥミト、 \|_∧ | ノ__/: : : : :/ / |\| ヽ:|\ l\
| | l | \ 弋少 \ー|┼千 にィf庁 ラ: : / / │ \ |:::::ヽ l: :ヽ
/| |ヽ |\ |  ̄ ̄¨¨ |/ | |ゞ-'ー ^: : / ∧ │ |::::::::| | : : \
. |∧ l\l | |ヽ{ / | ハ | : : / / l | |::::::::| |: : : : |
|/∧ |\| |l | _j/ ∨ | : :/ / | / |:::::::::| |: : : : |
///∧ |/∧ |l | ____ l |: :/ / j/ |::::::::::| │: : : :|
//////ヽ|\∧| |\ <__ノ | /: / /_ |:::::::::::| |\ : : |
///////////\\lニニ=___ < | // ///\ |:::::::::::l | ヽ: :|
. ///////////// \|二ニニニ- _/////,|/ ///////\ |:::::::::::| | |: :|
. ////////////////\二ニニ/ \/// j/ //////////\ |:::::::::::| | |: :|
. ////////////////////\ニニ/ ヽ//////// ̄| ̄ ̄ ̄ |:::::::::::| l |: |
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マスターの恫喝にライダーはニヤニヤと笑い、さらに音は大きさを増す。
「聞こえてねえのかオッサン!!!」
「聞こえてるぜ、だがなあ、マスター。相手の嫌がることをやるってのが常套手段よ」
「味方にやることじゃねえだろ! それなら敵にやればいいじゃねえか!」
どかどかと近寄り、ライダーの首を掴んでぶんぶんと振る撫子。ライダーが激しくタップで降参の意を示す。
「お前さあ、父子ほどもあるオヤジの首はな? 生まれたての山羊がごとくか弱なんだぞ?」
「うっせえ、何が親子だ。お前何歳だ」
「……まあ、それを言われると困るのは俺だわな。まあまあ、そう怒るなよ、俺だって何もこうして呆けてんじゃねえのさ」
「アァ?」
睨みつけた撫子、その眼光にひるむこともなくライダーは笑う。
「……まあ、そろそろ蹂躙の時間だってこった。目星は付けてんだよ」
直下、ライダー目標陣営
12:暗
34:贋
567:弓
89:狂
- 765 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/09(金) 23:04:58.74 ID:264Q4vAH0
- あ
- 766 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/09(金) 23:26:56.44 ID:mUGz+Xev0
- 4:フェイカー狙い
地面に簡単な図を描きながら、ライダーは説明を始める。
「俺たちは今セイバーと組んで他の陣営を潰すことになってる、まずはキャスターだ」
「ふーん、魔術師のサーヴァントね、理由は?」
「第一に放置すると厄介だってことだな。定石通りで言えばキャスターは拠点を強化する傾向にある。時間はかけたくねえ」
なるほど、と撫子が図のキャスターに棘を書き込んだ。
「第二にどうも先日の使い魔騒動、アレはキャスターの仕業だ」
「学園に男が出たって話な」
「そうそう、それだけ高度の使い魔を使えるってことは何らかの資源を持っている可能性が高い」
「はー、それを分捕るってわけか」
げじげじとキャスターの背後に宝箱のようなものを描き加え、キャスターに×を付ける。
「ああ、で、もう一つは俺の宝具をセイバーに再度確認させることだ」
「? それは分かんねえな、何でだよ」
「まずは負い目を消すこと。前の多分アサシンとの戦闘でアイツは宝具を一つ破壊された、その分考えてねえが借りができた」
「義理堅いんだな」
「ああいう輩とはなるべく対等でいた方がいいからな、アレは全部損得で考えるタイプのヤツだ」
セイバーの印にライダーが天秤を書き込んだ。傾いた天秤の皿に乗せたのは利の一文字。
「だから、こっちの手札を見せておく。相手の思考するパターンを増やす、そしてどっかのタイミングで切るという選択肢を少なくする」
「……そんなことされてもぶっとばしゃあいいんじゃねえの?」
「それも一つだ。だが、俺のぶっ飛ばす、ってのはマジでぶっ飛ばすことになりかねねえ。お前も巻き込みかねねえ程度にな」
ライダーの目が一瞬光り、どこか遠くの戦火がその目に映る。浮かんだ幻影をふっと吹き飛ばし、深く息を吐く。
足元の図をげしげしと消しながら、ライダーは撫子に拳を向ける。その拳は硬貨を握り締めていなかった。
「それは望むことじゃねえだろ? ガキ」
「……まあな、ケッ、オヤジに説教されてる気分だ」
「何なら俺のことを親父だと思ってくれてもいいんだぜ?」
「そういうとこがオヤジみてえでキモいんだよ」
【ライダー陣営がフェイカーへの襲撃を計画しています】
【次回以降他陣営描写でライダーが選択された場合、フェイカーが襲撃されます】
【というわけであまりにもパソコンの調子が悪いので早いですが今夜はここで切り上げます】
【できれば明日早めの20:00頃に再開しますので、よろしくお願いいたします】
- 767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/09(金) 23:59:50.99 ID:3k1NJdJOo
- おつ
- 768 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/10(土) 19:56:02.24 ID:JaHurmlv0
- 【20:05くらいに再開しますね】
- 769 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/10(土) 20:05:54.20 ID:JaHurmlv0
- 【再開】
気のせいか、エメラルドの加護か……。
「眠く……、ない……!」
なんというか体力が回復してる感じがありますね。
……やっぱりあのフェイカー、少し規格外なのかもしれません。
直下、何をしますか? 【五日目・昼】
1:コミュ (対象:アサシン/フェイカー/馨/うさぎ)
2:情報収集
3:土塊七瀬に接触
4:ランサーのマスター捜索
5:バーサーカーのマスター捜索
6:隠された建造物の調査
7:生徒会へ向かう
8:どこか特定の場所(自由記述)へ向かう
9:自由安価
- 770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 20:15:42.57 ID:saCJXKu00
- 1 フェイカー
- 771 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/10(土) 20:16:16.11 ID:JaHurmlv0
- 【10分経過なのでランダム。このコンマで、0は特殊判定】
- 772 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/10(土) 20:21:52.42 ID:JaHurmlv0
- 【どのみち1だったのでこのまま】
1:フェイカー
今日の目標は1つです。
「うわ、突然なんだよ、今は閉館中で」
「アサシン、やってしまいなさい」
フェイカーの拠点に乗り込み、アサシンの協力を得てふんじばりました。
「暴力はよくないぞ!」
「やかましい、アサシンの証言からあなたに大聖杯破壊の容疑が生まれました」
「は?」
アサシンの証言をフェイカーに付きつけました。
「あー、なるほど、そういうことか……」
「あくまで容疑ですが可能性はあります。あれ、そう考えるとバーサーカーのマスターはこの聖杯戦争の運用側になる……?」
……まあ、そんなこと考えても今は仕方ないでしょう。
「君たちの言いたいことは分かった、それに関してだが……」
直下、フェイカーは
123:全く知らない
456:心当たりはある
789:???
- 773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 20:27:43.67 ID:saCJXKu00
- えい
- 774 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/10(土) 20:49:22.78 ID:JaHurmlv0
- 7:エメラルドは
「僕もあのときバーサーカーのマスターに言われたことを考え直してみたわけだ」
バーサーカーのマスターに言われた、地脈を傷つけた、ってところでしょうか。
「確かに僕のスキルは地脈を傷つける。これは大量消費、大量生産の性だから仕方がない」
「割り切られるとアレですね……」
「だが、僕は少なくともそこまで大きな地脈には関わっていない」
? ならば何故フェイカーからアサシンが聖杯の気配を感じたのでしょうか?
「そこでだ、バーサーカーのマスターが話しかけてきたとき、もう1つ言っていたことがあった」
「……この前の交渉時、言ってませんでしたね? アサシン」
「やめやめやめろ!!! 締め付けるなよ!? あの時も言ってたはずだぞ!?」
「?」
「僕の認知してないスキルの話だよ。あのときは詳しく話さなかったが……」
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>>458
「あなたの宝具、エメラルドかしら?」
「む? そうだが? というより今まで気づいてなかったのか?」
「うふふ、ごめんなさいね。でもエメラルド、へえ……」
じっと叶星がフェイカーの宝具を見る。
「……ルシファーの冠、瑕のないエメラルド、ね」
「ああ、そうとも、僕のエメラルドは傷の一つ、気泡の一つ入って」
「貴方、気付いてないの?」
「? 何をだ?」
フェイカーの言葉に叶星は残念そうに目を細め。にこりと微笑んで。
「貴方の気付いていないモノに興味があるわ。"私の代わりになるかもしれない"。同盟を結ばないかしら?」
「急だな……、そっちの意図が分からない」
「うーん、言った通りなのだけど。貴方を手元に置いておきたいってだけで」
「……成程、君は僕の作品ではなく、僕自身に興味があると?」
「そう、なるのかしら?」
叶星の曖昧な肯定にフェイカーは中指を立てる。
「なら答えはNoだ! 僕を何かの代わりにするなんてのはまっぴらごめんだね!」
- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 20:51:00.04 ID:saV3Su6vo
- やっぱりイリヤ枠?
- 776 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/10(土) 20:52:40.62 ID:JaHurmlv0
- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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「ということでね、おそらく僕の隠れたスキルってのがアサシンの感じた気配じゃないかと思う」
……そう考えると。
「バーサーカーのマスターは、聖杯に直接繋がりかねない相手、ということか?」
「それを言うなら」
「僕もそうなのかもしれないな、自覚は無いが」
……コイツ、思ってたよりもでかい爆弾では?
「ヒントになりそうなのはバーサーカーのマスターが言った"ルシファーの冠"ですけど」
「旧約聖書か? 悪いが僕は物質世界の人間でね」
私もあんまり詳しいわけじゃ……。というより知らない方ですけど……。
「……んむ? ……何か、心当たりがあるような」
直下、5以上でフェイカーのスキルに思い当たる。【知識不足】−1
- 777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 20:55:01.71 ID:saCJXKu00
- ほうい
- 778 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/10(土) 21:01:50.59 ID:JaHurmlv0
- 1:思いつかない
……ダメです、私は全く。
「すまない、俺も何か思いつきそうだが……」
仕方がありません。今度図書室とか探してみましょう、もしくは七瀬さんに聞きましょう。
「まあ、仕方がない仕方がない、そう落ち込むな」
……面の皮が厚いですよね、コイツ。と、足音が。
「ふぇっ!? なんでフェイカーが縛られてるんですかぁ!? 敵襲!?」
「イヤ、チゲーダロ。ケド、トリアエズケットコ、オラ、オラ」
「止めろ合成獣! とりあえずって威力じゃないぞ!?」
「じゃあ私も……」
マスター二人がかりにボコボコ蹴られています。いい気味ですが、宝具によって妨害されました。
……この宝具は、確か瑕のないエメラルド、ですが。……うーん?
【昼行動を終了します……】
直下、他陣営行動
12:剣
34:騎
56:狂
78:槍
9:弓
- 779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 21:04:06.11 ID:yOHkxMb/o
- 5
- 780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 21:05:48.43 ID:NYmtj9sx0
- 噂をすれば狂
- 781 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/10(土) 21:07:47.04 ID:JaHurmlv0
- 1:セイバー
【セイバーとライダー同盟中のため】
直下。行動一緒にしてる? 5以上でしてない
- 782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 21:08:25.43 ID:saCJXKu00
- せい
- 783 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/10(土) 21:10:15.89 ID:JaHurmlv0
- 3:してる
【剣騎同盟がフェイカーを襲撃に来ます】
【というわけで一旦休憩、22:30ごろから再開しますね】
- 784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 21:15:12.65 ID:CIjpgRZ20
- 一旦乙
- 785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 21:19:42.63 ID:saCJXKu00
- おちゅる
- 786 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/10(土) 22:35:45.73 ID:JaHurmlv0
- 【再開】
夜の帳が落ち、舞台上に蠢くは影法師。そしてその影がじゃらりと今夜も音を立てる。
「てなわけで、今回は俺が行かせてもらうわ、セイバー。後詰は頼むぜ」
「……ああ、借りを返したいというその気持ち、深く痛み入る、謹んで受けよう」
口先だけのやり取りだと互いに理解し、その腸を弄り合う。笑みの下に針を隠し、悪手の中に刃を握る。
均衡というまやかしで行われる茶番は、まだその幻想を外すには至らない。
「んじゃあ、行くか、マスター、【崩落齎す蛮行繁栄(トーベン・フェアヴューステン・ヴァンダル)】」
「おう、特攻番長二之宮撫子! ブッコむぜ!」
手に握った硬貨は形を変え、有象無象の兵となり、ライダーを殿に一糸乱れず進んでいく。
織物のように精緻なそれを見届け、セイバー陣営もまた歩を進める。
「むむむ!!! いいなあ!!! ああいうの、私もしてみたいのだがッ!!!」
「音量を抑えろ、今回はライダーに譲ってやるという話だろうに」
「それはもちろん了承!!! しかしセイバーが納得するとはな!!!」
大音声で溌剌と響く虎道に頭を抱えつつ、セイバーは呟く。
「アイツほどにこっちは破壊に長けてないからな、どの程度かは見ておいた方がいい。そしてそれくらい、アッチも織り込み済みだろうさ」
直下、アサシン陣営、フェイカーと行動してる? 5以上で同行中【さっきまで話してた】+2
- 787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 22:36:07.96 ID:ShMtFZj+o
- ぬーん
- 788 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/10(土) 22:50:11.26 ID:JaHurmlv0
- 8:一緒です
フェイカーの拘束を解き、全員がやれやれと肩を降ろしていたその時。
アサシンと馨、うさぎが同時に一つの方向へ視線をやりました。すっかり外は夜、そして三人が向いた方向には。
「……あ、あれ、何ですかぁ!?」
「ライダーのマスター、聞こえるか。アレもまたレギオン、おそらくは」
「グンタイ、ワリトキンダイテキナソウビダゼ」
頭骨を媒介に夜目を強化し、その光景を見ました。
一糸乱れぬ軍勢、そしてその殿には髭面の男と凶相の女子生徒。……間違いなくライダー陣営!
「アサシン、こちらを狙っていると考えても?」
「おそらく」
聞くまでもないですか。……さて、どうするべきか。
「とりあえずは今から使い魔を量産する。少し持ちこたえてくれれば数は足りるだろう」
「に、逃げましょう! トンネルを使えば令呪なしでも逃げ切ることはできますぅ!」
「ソノバアイデモ、ダレカガヒキツケルヒツヨウハアル、ソレニフェイカーノアホハ」
「そうだな、可能な限り敵陣営を見ておきたい」
……おそらく背後にはセイバーもいると考えるべきでしょう。ならば考えられる策としては。
「毛野原さんはトンネルを使い離脱、うさぎがそれの護衛、そして私たちもできる限り防戦に徹し、可能ならばトンネルを使い撤退……」
「そんなところだろうな。幸いマスターのトンネルは僕たちですら全容を把握していない」
「一応、全員で逃げるという策もありますぅ……、その場合、追いつかれると、や、ヤバいですけどぉ……」
判断は任されたということでしょう。……さて、どうするか。
22:55まで多数決、先に二票。集まらなかった場合は集まった分でランダム。
1:戦闘
2:逃走
- 789 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/07/10(土) 22:55:36.87 ID:JaHurmlv0
- 【このレスでランダム。奇数なら1、偶数なら2】
- 790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 22:55:54.78 ID:saCJXKu00
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