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【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
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653 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/22(日) 16:11:21.19 ID:DiYRBMrx0
「っ…!!!」
ループし貴女の意識が過去へと戻る。
宿屋の二階から集落に侵攻する帝国兵のなだれ込む姿が見える。
(四天王のザウロ・アンギロス……まるで相手にならなかった…!)
剣聖として多少の時間稼ぎなら出来るとうぬぼれていた自分に腹が立つ。
高位の力を持つ合成魔獣があれほどの脅威とは、それに大量の帝国兵に加え複数の合成魔獣……
なにより一番の問題点は、明確な打開策が見つかっていないということ。
ザウロとの戦いを避けることなら出来るだろうが、それではより早く集落が陥落する危険性も孕んでいる。
貴女は…
安価下1〜5 先に2票集まったモノ
1、まずはミルクを探す
2、帝国の侵略に立ち向かう
3、村長の元へ
654 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/22(日) 16:17:16.13 ID:MWewjGHPO
3
655 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/22(日) 16:24:34.04 ID:GT+ljQXM0
3
656 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/22(日) 16:25:42.54 ID:DiYRBMrx0
ちょっと早いですが本日の更新はここまでにします。続きは可能ならまた明日。
657 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/23(月) 13:14:25.48 ID:+XwoUx8l0
前のループでミルクの所在は掴めなかったが、ザウロとその部下の会話からして奴らに捕縛されたのは間違いない。
であればミルクは今現在どこに存在するのか…
「村長…」
貴女は既にザウロに屈し記憶は朧気だったが、ラペリハとかいう女が長老を犯していた。
その女がミルクの確保を報告しsていたのであれば必然的に…
「そうか、今行くぞミルク!」
素早く状況判断を済ませ、二度目の宿屋の窓から跳躍し、着地と同時に帝国兵を斬り殺す。
そのまま街に押し寄せる兵士を次々斬りながら、貴女は全速力で長老の住処を目指す。
「さあ大人しくしていただけるかしら。第二王女をこちらに渡してくれるなら悪いようにはしませんのよ」
「堂々と里に火を放っておいてよくも言う。その手の輩に客人を明け渡す程エルフの矜持は安くないぞ!」
「ご立派ね長老さん。けれど気高い意思だけでどうにかなるほど世の中甘くなくってよ。
田舎暮らしのエルフさんには、それを思い知っていただこうかしら!」
「長老様…!」
「長老様!ミルク!」
逃げ出せぬよう出入り口を固めていた帝国兵を薙ぎ倒し、貴女が女とミルクたちの間に立ちはだかる。
貴女の読み通り、長老とミルクは行動を共にしていた。
貴女の救援がもう少し遅ければ、ミルクは捕まり…長老はこの女の餌食となっていただろう。
「これはこれは剣聖様ではありませんか。わたくしと踊ってくださるのかしら?」
「さっさと終わらせる。地獄に逝って一人で踊っていろ」
「まあ怖い…♥怖くて怖くて、わたくし化物になってしまうますのよ!うふふふふはは!」
赤いドレスの美人の見た目が、一瞬にして人型のアリクイのような合成魔獣に変貌を遂げる。
「わたくしの名はラペリハ。以後お見知りおきを…♥」
貴女の誇りある戦いが幕を開ける。
658 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/23(月) 13:19:33.82 ID:+XwoUx8l0
戦闘、開始。
シャルフィリアの耐久値は3
ラペリハの耐久値は3
・ミルクの煙玉
現在ミルクはアルナから譲り受けた煙玉を計3個所持しています。
行動安価に記述することによって消費し効力を発揮可能です。
使用時は、逃走用の目くらましや、敵の隙を作る為など目的と行動用途を記述してください。
【ラペリハの腹が蠢き、大きな口のように裂けた】
貴女はどうする?
安価下
659 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 13:59:25.61 ID:muCoykVWO
まずは回避に徹する
660 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/23(月) 14:21:09.27 ID:+XwoUx8l0
剣聖:シャルフィリアのコンマに+20
回避専念:シャルフィリアのコンマに+10。相手に与えるダメージ0
大飯喰らい:ラペリハのコンマに+10
コンマ下
シャルフィリアの攻撃値
コンマ下2
ラペリハの攻撃値
661 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 14:27:16.21 ID:8Ri2Cw910
あ
662 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 14:31:13.88 ID:CIGucXyH0
ぬう
663 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/23(月) 14:40:59.30 ID:+XwoUx8l0
「いただきますわ!」
ラペリハの腹部の大口が裂けるように大きく開き、貴女目掛け大きな舌が絡め取ろうと襲い来る。
「くっ!」
貴女はバック転で咄嗟に跳び躱し、巻き付く舌の攻撃から逃れる。
「それで回避したつもりですの!」
だが回避されることを見越していたのか、ラペリハの舌は数十本もの触手に変化する。
様々な方向から襲い来るラペリハの触手を斬り落とそうと目論むが、
予想以上に精密な動きをする触手を斬り落とせず、両腕や足に巻き付くことを許してしまう。
「ぐぁ…!?」
触手は単に貴女の動きを止めるだけではなく、急激に力が奪われていく。
「流石剣聖様。なんて美味な生命力なのかしら♥」
664 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/23(月) 14:42:27.45 ID:+XwoUx8l0
シャルフィリアに1ダメージ!
シャルフィリア耐久値:2
ラペリハ耐久値:3
【ラペリハは触手を巻き付けた貴女を引き寄せようとしている】
貴女はどうする?※手足に触手が巻き付いています
安価下
665 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 14:47:49.41 ID:1W0of3unO
なんとか触手を切り裂こうとする
666 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/23(月) 14:49:58.84 ID:+XwoUx8l0
剣聖:シャルフィリアのコンマに+20
拘束状態:シャルフィリアのコンマに-15
脱出行為:シャルフィリアのコンマに+10
力比べ:シャルフィリアのコンマに-5
大飯喰らい:ラペリハのコンマに+10
コンマ下
シャルフィリアの攻撃値
コンマ下2
ラペリハの攻撃値
667 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 14:52:28.99 ID:ao4XZXppO
てい
668 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 15:03:02.39 ID:8Ri2Cw910
a
669 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/23(月) 16:40:22.74 ID:+XwoUx8l0
「そのままいただこうかしら!」
触手舌を巻きつけた貴女引き寄せ、ラペリハは両手に巨大なナイフとフォークを構え待ち受ける。
単純な力比べ出べでは貴女に分が悪く、踏ん張っていてもじわじわと貴女の体が引きずられ始める。
「剣聖様は随分と非力なんですのね」
「はっ!」
しかし力で劣る程度で勝敗が決するなら貴女は剣聖になど成れていない。
腕に巻き付いた触手のせいで剣が上手く振るえない…そう見せかけた貴女の剣捌きが突如冴えわたり、
両腕に絡みつく触手を斬って引き裂いた。
「痛っ!?このっ、きゃあああ!?」
たまらず触手が離れたが、タダでは返すまいとナイフとフォークが貴女へ襲い掛かる。
「遅いっ」
だが触手に動きを止められていなければ、それは大振りの斧や剣での攻撃と同じ、簡単にパリングし鋭い連撃がラペリハの体を切り裂く。
「よ、よくも…!わたくしの体にこんな傷を!」
「どうした?さっきまでの余裕な態度は」
670 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/23(月) 16:44:49.32 ID:+XwoUx8l0
ラペリハに1ダメージ!拘束解除!
シャルフィリア耐久値:2
ラペリハ耐久値:2
【ラペリハは腹部の舌を振り被っている】
貴女はどうする?
安価下
671 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 16:50:58.67 ID:CIGucXyH0
舌をきりきざんでやる
672 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/23(月) 17:01:07.64 ID:+XwoUx8l0
剣聖:シャルフィリアのコンマに+20
適切行為:シャルフィリアのコンマに+10
大飯喰らい:ラペリハのコンマに+10
コンマ下
シャルフィリアの攻撃値
コンマ下2
ラペリハの攻撃値
673 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 17:12:51.38 ID:5ojbJWrj0
高くあれ
674 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 17:14:59.26 ID:JFld7Pz5o
ズパズパ
675 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/23(月) 17:43:15.88 ID:+XwoUx8l0
貴女は長老とミルクに危害が及ばぬよう、身を盾に出来る位置からラペリハに滲みよる。
「ッ!くらいなさい!」
触手での攻撃が通じないとみると、ラペリハは伸ばした舌を振り被り鞭にようにしならせ叩きつける。
その速度は音速を超える。
「無駄だ!はあああぁっ!」
「ぎぃやあああ!?」
それでも貴女には通じない。それどころか逆に貴女を薙ぎ払おうとした舌を斬り刻みズタズタにされてしまう。
舌の機能をほとんど失い、ラペリハは立つこともできず両膝をついた。
勝負は既に決したと言っても過言ではない。しかし戦いは今、この場で起こっているモノだけではない。
早々にカタを付けねば、そう思い貴女は心臓を穿とうと構え。
「ぉ、お待ちください!」
貫こうとしたとき、ラペリハの体が人の姿へ戻る。
先程の見せた赤いドレスは、合成魔獣時に受けた傷が反映されるのかボロボロになっていた。
「わたくしの負けでございます!降伏しますので命だけは…!」
「降伏……だと?」
貴女には意味が分からなかった。
「自分たちの都合でエルフの方々の言い分さえ聞かず勝手に攻め入り、自分の命が危なくなれば命乞いだと?
ふざけるのも大概にしろ!そんな理屈が通ると思っているのか!」
レイピアを突きつけ貴女が怒りを露わにする。
「な、なんと仰られても…わたくしにもう戦うつもりはございません!降伏を受け入れてくださなる有益な情報を差し上げます!」
あまりに、あまりにも身勝手なラペリハの言い分に貴女は…
安価下1〜3 先に2票集まったモノ
1、殺す
2、命を助け情報を聞き出す
676 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 17:50:27.34 ID:5ojbJWrj0
1
677 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/23(月) 17:54:09.80 ID:+XwoUx8l0
しばらく離席します
安価は下
678 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 17:55:45.23 ID:CIGucXyH0
2
679 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 17:56:49.53 ID:YYqPyoEW0
2
680 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/23(月) 20:22:26.08 ID:+XwoUx8l0
本日の更新は無理そうなのでここまでにします。
続きはまた次の土曜日で。
681 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 20:32:57.30 ID:CIGucXyH0
乙でした!
682 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/23(月) 20:52:45.87 ID:8Ri2Cw910
乙乙
683 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/28(土) 12:55:04.80 ID:uYOGbSpR0
ラペリハは両膝を付いたまま鼻先にレイピアを突きつけられ、息を呑んで硬直している。
彼女の生殺与奪の権限は間違いなく貴女が握っている状態だ。
「降伏するというならまず帝国兵を全員里から下がらせろ」
「ふ、不可能です。彼らは皆合成魔獣……合成魔獣兵は上からの命令でない限り…」
「ならザウロに下がらせるよう伝えろ」
「それ、は……!」
聞かずとも分かる。あの男が部下の命惜しさにこの侵略を取りやめるとは到底思えない。
この顔は『そんな事を言おうものなら私が処刑されてしまいます』と言っているに等しい。
やはり、殺そう。今も集落は戦いの真っ最中。こんなことに裂く時間が惜しい。
貴方はレイピアを構える手に力を籠め────
「お待ちなさい剣聖殿」
「!」
それを止めたのは長老の言葉だった。
「今彼女を殺した所でなんの状況解決にもなりますまい。であれば有益な情報とやらを聞き出した方がまだ望みがありましょう」
「…この者を生かせと?ここの門番たちも彼女に殺されたということをお分かりですか?」
「無論だ。だがどの道ここは長くは持たん。余所者を里と道連れにさせる訳にもいかんのでな」
長老は初めて、貴女に小さな笑みを見せた。匿ってくれた里の長にこうまで言われてしまっては貴女も折れる他ない。
貴女は切っ先を降ろした。
「感謝、致しますわ…」
「時間が惜しい。有益な情報とはなんだ」
「…包囲網の抜け道です。攻撃的な包囲網にする都合上、ある程度陣に意図した綻びが存在するのです。
増して今は乱戦の最中、気づかれる可能性は低いかと……」
正直言ってとても信じられる情報源ではない。仲間の合成魔獣や大量の兵士に待ち伏せをされていても何ら不思議はないからだ。
「少しで妙な動きを見せればすぐに殺す」
故に貴女はありったけの殺意を込めてラペリハを睨みつけると、あまりの恐怖に彼女の血の気が引き油汗が滲み出る。
「さあ行かれよ客人たち。決して振り返らずに」
長老が差した先は地下の抜け道。これなら里中に溢れている戦いを回避できるだろう。
「感謝致します長老様。この御恩は一生忘れません」
「長老様。どうかご無事で…!」
腕を縛ったラペリハを連れ、貴女とミルクは長老の住処を後にする。
少しして遠くから焼けた建物の倒壊した音がしたものの、決して歩みを止めずに進む。
コンマ下
40以下かゾロ目なら合成魔獣に遭遇
684 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/28(土) 12:55:56.30 ID:1OadS+hb0
む
685 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/28(土) 13:10:07.07 ID:uYOGbSpR0
地下の抜け道はそれなりの広さがあり、想像もよりもしっかりと整備されていた。
恐らく数十年以上も前に造られたのだろう。しかし避難しているエルフたちの姿は無い。
単にこの抜け道が長老の家から外に直通だからなのか、あまりに突然の奇襲で逃げ込んだエルフが一人もいなかったは分からない。
「っ!姫!」
蓄光した石でほの暗い灯が付いている地下を歩く貴女は、ほとんど勘に等しい胸騒ぎと同時にレイピアを構え、
突如壁をぶち抜き現れた敵の攻撃を受け止めた。
ギィン!
激しい金属のぶつかり合う音と同時に、敵が飛び退いて間合いを開ける。
「今のは回避するたぁ、やるじゃねぇの」
「貴様……!」
サングラスをかけたモグラの合成魔獣がスコップ構え行く手に立ち塞がった。
その姿には見覚えがある。貴女がザウロに犯されているループでフウラを犯していた合成魔獣だ。
「よぉラペリハ。お前まさか裏切ってる?」
「これがそう見えますの!?早く助けてくださいまし!」
貴女はラペリハを睨みつける。だがそれ以上彼女に構っている時間は無い。
この合成魔獣も恐らく手強い。片手間でどうにか出来る輩ではないだろう。
「俺ん名はディグド・アナホール!噂の剣聖様を倒したとありゃあ褒美はたんまりだろうぜ!」
貴女の誇りある戦いが幕を開ける。
686 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/28(土) 13:11:54.41 ID:uYOGbSpR0
戦闘、開始。
シャルフィリアの耐久値は3
ディグド・アナホールの耐久値は3
・ミルクの煙玉
現在ミルクはアルナから譲り受けた煙玉を計3個所持しています。
行動安価に記述することによって消費し効力を発揮可能です。
使用時は、逃走用の目くらましや、敵の隙を作る為など目的と行動用途を記述してください。
【ディグドはスコップを構えたまま、もう片手で指を鳴らした】
貴女はどうする?
安価下
687 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/28(土) 13:59:34.95 ID:SE+kwJ500
周囲に警戒しつつ相手に切りかかる
688 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/28(土) 14:02:40.47 ID:uYOGbSpR0
剣聖:シャルフィリアのコンマに+20
周囲警戒:シャルフィリアのコンマに+10
土竜の流儀:ディグドのコンマに+10。光のない空間ならさらに+5
大ミミズ使役:ディグドのコンマに+10
コンマ下
シャルフィリアの攻撃値
コンマ下2
ディグドの攻撃値
689 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/28(土) 14:05:05.87 ID:MSxzxxkq0
はい
690 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/28(土) 14:06:58.16 ID:SE+kwJ500
あ
691 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/28(土) 14:23:01.39 ID:uYOGbSpR0
バチン
スコップをこちらに向けたまま、そう大きくない音でディグドが指を鳴らす。
「…?」
何の魔術でもなければ、ディグドの体から何か放たれる訳でもない。
何かの囮……?いや、違う。これは合図だ。
瞬間、四方八方の土壁を突き破り、人と大差ない体躯の巨大ミミズが貴女へ襲い掛かる。
「ひっ…!?」
その悍ましい光景にミルクは小さい悲鳴を漏らす。
だが貴女は違う。ディグドの様子に何かあると予感していたお陰で、このような不意打ちに対しても…
「失せろ!化物!」
一瞬にして全て斬り伏せ、なおも飛び掛かり続けるミミズの軍勢を斬り刻みながら高速でディグドに肉迫。
「う、うぉおお!?マジかこいつ!」
怯むどころか配下をたちどころに返り討ちにし、そのまま向かってくる貴女に驚き戸惑いながらもディグドがスコップで迎撃する。
多少貴女のレイピアと剣戟を繰り広げたものの、打ち合う度に技量の差が浮き彫りになり…
「ぐああっ!いってぇ!」
動体に鋭い一撃を受け、大きく後退する。直接の斬り合いでは貴女に分があるようだ。
692 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/28(土) 14:24:04.60 ID:uYOGbSpR0
ディグドに1ダメージ!
シャルフィリア耐久値:3
ディグド耐久値:2
【ディグドは高速で穴を掘り姿を隠した】
貴女はどうする?
安価下
693 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/28(土) 14:40:28.25 ID:MSxzxxkq0
精神を集中させ、攻撃してきたところにカウンターを狙う
694 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/28(土) 14:55:06.48 ID:uYOGbSpR0
剣聖:シャルフィリアのコンマに+20
最適戦術:シャルフィリアのコンマに+20
土竜の流儀:ディグドのコンマに+10。光のない空間ならさらに+5
コンマ下
シャルフィリアの攻撃値
コンマ下2
ディグドの攻撃値
695 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/28(土) 15:11:23.83 ID:iF9RLultO
とう
696 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/28(土) 15:25:28.32 ID:XIjZdB4h0
低く
697 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/28(土) 16:04:37.00 ID:uYOGbSpR0
「くそっ!」
配下のミミズも直の斬り合いでも勝てないことを察し、ディグドが足元を驚異的な速度で掘り進み一瞬にして、
底が見えない程深い穴を掘って瞬く間に姿を消した。
ここは地下の土中。最初の一撃のように死角からの攻撃を狙っているのだろう。
しかも今度は気配を殺した初撃と違い、威力に重きを置いた一撃で来るはずだ。ならば、貴女が取る手は一つ…
「…!」
精神を研ぎ澄ませ、レイピアを構えたままディグドが迫るのを待つ。
ドルルルルル…
遠くから聞こえる掘削の音。
ドルルルルルル…!
その遠く聞こえる地響きはすぐさま轟音へと変わり。
┣¨ル゛ル゛ル゛ル゛ル゛ル゛!!!
貴女の足元より超高速回転する螺旋削岩器そのものとなって襲い掛かる。
「タマ獲ったりィ!」
「甘い!」
だが見え見えの攻撃を、しかも最初に見せたものの延長線上の同じ攻撃が貴女に通じるはずもない。
通常の剣や盾なら微塵に砕けるだろう螺旋回転の突撃を、貴女は類稀なる能力で見切り、完全に受け流してみせる。
「!!?」
回避でも受けるでもなく、自身の最強の技が容易く受け流されディグドが驚愕の表情のまま固まった。
「はああぁ!」
そしてその刹那、カウンターで閃いた必殺の一撃は…
安価下 ※ゾロ目なら両方成し遂げます
1、ディグドの片腕を斬り飛ばす
2、ディグドのスコップを完全に破壊する
698 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/28(土) 16:19:04.21 ID:lUtpK3Roo
1
699 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/28(土) 16:34:00.04 ID:uYOGbSpR0
「ぐぎゃあああああああ!?」
ディグドが勇ましい叫びから一転悲痛に満ちた痛みを叫ぶ。
スコップを握り螺旋回転の軸を成していた彼の右腕が、付け根から貴女の刃で切断されたからだ。
合成魔獣と言っても不老不死に程遠く、ディグドは別段再生能力に秀でている訳でもないようなので、この一撃はほとんど大勢を決するモノとなった。
貴女の刃には刃毀れ一つ起きていない。
(この程度、ザウロの一撃に比べれば大したことはない)
力の全てを封じられたディグドは…
「やってられっか!」
最初に現れた横穴目指し走り始めた。
命尽き果てるまで戦う気概は無いらしい。だが今の貴女にはその方が厄介だった。
ここをザウロに報告されるのはまずい。
コンマ下
15以下なら取り逃がしてしまう
700 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/28(土) 16:36:17.49 ID:MSxzxxkq0
にがさん
701 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/28(土) 16:46:18.65 ID:uYOGbSpR0
全速力で逃げるディグド。追う貴女。
直線距離で言うならディグドの方がそこ横穴へは遥かに近い。片腕を失ったと言ってもその体は合成魔獣。
人ほどバランスを喪失して走れないことはない…というのがディグドの目論見だった。
「ぐぼぇ」
出そうと思った訳ではない言葉が独りでにではない口からまろび出る。
「え?は?」
視線を降ろすと、胸からレイピアの切っ先が飛び出ていた。そして次の瞬間思い切り引き抜かれ…血飛沫をぶちまける。
「え?」
ディグドは己が致命傷を受けたことを理解しきるより先に、配下のミミズが現れた穴の一つに落ちた。
皮肉にもその穴が、彼自身の墓穴となった。
貴女は……勝利した。
702 :
しばらく離席します
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/28(土) 16:47:39.27 ID:uYOGbSpR0
ディグドの耐久値をイベントにより0にしました。
貴女の勝利です。
コンマ下
ゾロ目ならミミズの敵討ち
703 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/02/28(土) 16:51:55.74 ID:vYtrSc3+0
あ
704 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/02/28(土) 19:41:49.42 ID:uYOGbSpR0
すいません本日の更新はここまでにします。
続きはまた明日。
705 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 10:49:34.30 ID:ACKL+g2n0
穴の底に消えて行くディグドの死体は、転がりながら急速に塵芥と化していく。
あそこまで劣化すればバット・バツマールの時のように不意を突かれることもないだろう。
「ディグドが、こうも簡単に……!」
「さて」
敵の死を見届けた貴女は捕虜であるラペリハに振り返る。
「お前、さっきあいつに助けを求めていたな」
「ひっ…!?ぉ、お許しください!あれは、その気の迷いというか…!」
合成魔獣は貴女が覚えてるだけでもザウロの他にもう一体いる。挟撃をされては堪ったものではない。
(やはり今殺した方が…)
「我が騎士、それ以上はいけません」
怯えるラペリハに助け舟を出したのはミルクだった。
「それ以上の行いは騎士の誇りを貶める行為です。なりません」
「…承知しました」
「では…ラペリハさん。引き続きよろしくお願いいたします」
「は、はい…」
奇しくもそれはラペリハにとっての飴と鞭。これで少なくともラペリハの反撃を警戒する必要はないはずだ。
そしてしばらく歩くと地下道の出口に到達する。
蓋になっていた板をどけると…集落の外れ、ほとんど森の中に位置する偽装された地面を開き、貴女が顔を出す。
周囲に帝国兵の姿は無い。そこにいたのは…
「アミィ…!」
「シャルちゃん!ミルちゃん!無事でよかった……」
「アミィさんこそ、よくぞご無事で…!」
ほっと胸を撫で下ろすアミィが貴女たちを待っていた。
体のあちこちに擦り傷や切り傷を作り、煤に汚れ、矢の数もかなり減っている。
集落で帝国兵を相手に戦っていたのだろう。
「行きましょう」
彼女は長老の無事を貴女に聞こうとしなかった。
恐らく、ここに現れない時点で既に把握しているのだろう。
「すまない…」
「……貴女たちに渡したいものがあるの、ついて来てほしいけど……帝国兵があちこちに目を光らせてて、少し骨が折れそうね」
「それなら問題ない。おい」
「分かりました…!」
ラペリハを前に突き出し、安全な道を案内させる。
コンマ下
10以下でなければ敵に遭遇せず目的地へ
706 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 10:52:48.95 ID:TgFKiXDZ0
む
707 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 11:05:34.56 ID:ACKL+g2n0
ラペリハの言葉に嘘は無かった。
陣形の癖を知らなければ分からないルートを辿ることで、貴女たち一行は帝国兵に存在を気取られることなく集落を離れ森の奥深くへと入っていく。
「随分離れたな」
戦いの喧騒はもう聞こえない所までやってきた。恐らく、集落は既に………
「…」
包囲網を抜けたので、今現在はアミィが貴女たちを先導し歩いている。
彼女の表情は伺えない。一体今、どのような心境で故郷を滅ぼす原因になった貴女とミルクを案内しているのか。
ラペリハは先ほどからさらに挙動不審さが増している。帝国の包囲網を抜けたので、用済みになる自分がいつ処分されるか気が気でないのだろう。
勿論今すぐ殺すのも有りだが、ザウロがこの場を嗅ぎ付ける可能性も決して低くはない。
効果があるかは分からないが人質や肉盾として活用させてもらう。
本来騎士が取るべき手段ではないが、人を止めた合成魔獣たちにかける情けなど貴女は持ち合わせていない。
「見えたわ。アレよ」
アミィが指差した先にあるのは……大樹だった。
エルフの森はいくつもの巨大な樹木が生い茂る土地だ。すなわち大樹とはそれらの大木をも遥かに凌駕する樹齢の木ということになる。
「エルフの里のご神木…私たちにとって神様みたいなものかしら」
その太い根元に、何やら日差しをキラリと反射させる何かが刺さっていた。
「あれは…剣か?」
太い根に突き刺さったままの剣は、途方もない時間を大樹と共にしたのだろう。
蔦が絡まり突き刺した痕には一切の隙間が無い。それなのに、どういう訳か朽ちても錆びてもいない。
刀身が僅かに欠ける事すらなく、まるで打ち立て…いや一流の鍛冶氏が常に磨き続けたような美しさすらある。
「アミィさん、あの剣は?」
「あれこそここに私たちの里がある理由。『聖剣』よ。あの剣を守護する役目の為に、私たちはずっとここに住んでいるの」
「まさか…」
「そうよシャルちゃん。貴女にあの聖剣を渡すためにここまで来たの」
708 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 11:23:38.99 ID:ACKL+g2n0
「わたしに、聖剣を…!?」
「ここに来たのは元々貴女たちを匿おう事と、この聖剣を取りに来るのが目的だったの」
「いやしかし…そのように大切なモノをどうして……!」
「聖剣は来るべき時、託すべき相手に託すためここでご神木の聖なる力を蓄え続けていたの。
この里はずっとその言い伝えを、聖剣を使うに値する勇者が訪れるのをずっと待っていたの。正直、私はあまり信じていなかったけど…
貴女を見て確信したの。聖剣は貴女に託すのが相応しい。それに…あのザウロとかいう帝国の将には私達総出でも敵いそうに無い。
合成魔獣…そんな理を超えた理外の怪物に対抗できるのは、シャルちゃん…剣聖である貴女だけ。貴女だけなの」
「…!」
貴女もミルクも息を呑んだ。アミィの言葉には一切の揺らぎも迷いもない。
人より遥かに長い時を生きるエルフたちに、貴女は誠の勇者だと認められたのだ。
(だが本当にわたしで良いのか…?結局この聖剣を手に入れるため、集落の人々は見捨てたも同然……そんな者が……)
ミルクの為、利用できるものを利用する腹積もりであり、エルフの里を目指した時点でこうなる予感がまったく無いと言えば嘘になる。
そんな打算で行動した貴女の為に、彼・彼女等は命を尽くし戦ってくれている。
「シャル……」
ミルクが呟いた。そうだ。ここで迷っている時間こそエルフの奮闘に対し失礼というもの。
「分かった……アミィ、わたしは────」
「見つけたぞ」
「「「!」」」
木々を薙ぎ倒し、隕石にように地面を陥没させ飛来したのは…見間違えるはずもない。『暴虐のザウロ』だった。
「ザウロ様!」
ラペリハが希望と恐怖の入り混じった声で呼びかける。
ザウロはラペリハの姿を確認し…
安価下1〜5 先に2票集まったモノ
1、怒りを露わにした
2、失望した眼差しを送る
3、股間を隆起させた
709 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 11:25:02.57 ID:1xB0ZHe4O
3
710 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 11:30:49.60 ID:zQ/m7UTM0
1
711 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 11:42:13.24 ID:qemlmKI6O
2
712 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 11:45:06.40 ID:GgBOnxYx0
2
713 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 12:07:06.26 ID:ACKL+g2n0
「ラペリハよぉ。どうやらまんまと捕まっちまったようだな」
「は、はい!ですがディグドも殺されわたくしも抵抗したのですが力及ばず…!」
ラペリハは都合のいい様に弁明をしているが、貴女は構わず彼女の首元にレイピアを突きつけ、動けぬようひねり上げた。
「動くな。お前の部下の命が惜しければな」
「だが、こいつらを見つけられたのもおかしな動きをするお前の気配を探ればこそ…その点はお前の手柄とも言えるかもなぁ」
ザウロは貴女の言葉を無視し続ける。
「で、でしたら───」
「前に言ったよな。強けりゃあ身分も性別も関係ねぇって……今のお前はなんだ?囮になるぐらいなら誰にだって出来るんだぜ?」
貴女と対峙した時のザウロとは違い冷静沈着な……いや、違う。そうではない。あれは、あの凍てついた瞳は……
「ザウロ様!わたくしにもう一度機会をお与えくだされば────」
「うっせんだよクソアマがァ!!今日まで面倒見てやったのにとんだ脳無し女が!俺をイラつかせるんじゃねぇよ!」
あれは怒りが頂点を通り越し、逆に凍てついた…一片の慈悲を持ち合わせていない者の目だった。
「ザウロ…様……そ、そんな……」
押さえつけているラペリハから血の気が引いていく。大方…こうなろうだとは思っていたが、予想を上回る怒気に肌が焼けるような感覚がする。
「!」
今にも飛び掛からんと拳を構えるザウロを先んじるように、アミィの引き絞った矢が放たれる。
「っ!小癪な!」
全身が強固な鎧の如き皮膚のザウロと言えども、目に対する攻撃だけは防がなければならない。
続け様にアミィが矢を連射しながら風魔法で足を止める。
「シャルちゃん今の内に!」
「分かった!」
アミィが命懸けで足止めしている間に、貴女は抜け殻のようになったラペリハから離れ、急ぎ聖剣を目指す。
「アレが目当てか!」
それが察せられないザウロではない。尻尾の薙ぎ払いで矢と魔法を強引にかき消したザウロが、貴女に剣を取らせまいと迫る。
コンマ下
50より上なら貴女が聖剣を取るのが間に合う
50以下なら先に聖剣にザウロが到達する
ゾロ目なら…
714 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 12:10:34.91 ID:qemlmKI6O
ビーチフラッグを連想した
715 :
実際ほとんどビーチフラッグ
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 12:26:23.37 ID:ACKL+g2n0
全速力で聖剣を目指す貴女。ザウロの速さは貴女にも劣らぬモノだったが、やはり距離の近さとアミィの妨害の差は大きい。
先に到達するのは…貴女だ。
「させるかッ!」
聖剣の奪取が間に合わぬと踏んだザウロが体を球状に丸め、エルフの里の結界を一撃で破った鉄球の姿となって、
高速回転しながら貴女へ襲い掛かる。
「シャル!」
もうザウロの気配が間近まで迫っている。ミルクが貴女の身を案じ思わず声を上げた。
その刹那…貴女の手が蔦に覆われた聖剣の柄を、掴んだ。
「うおおおおああああああ!!」
どれだけ深く根差しているのか見当もつかず、貴女は全身全霊を込めて剣を引き抜いた。
すると、まるで水にも刺さっていたのかと拍子抜けするほどあっけなく……聖剣がご神木の根から抜け出る。
その抜け出た勢いのまま、飛来するザウロを思い切り薙ぎ払った。
「ぬぐぉおお!?」
次の瞬間、ザウロは知覚の巨木に強烈な勢いで背中を打ち付ける。
何が起こったのか、剣を振るった貴女自身も驚いた。あの怪力無双を誇るザウロの体当たりを剣の一振りで跳ね返して見せたからだ。
さらに聖剣を覆っていた蔦がまるで霞のように消失し、その全貌を露わにした。
吸い込まれるように美しい銀色の刀身をした…軽く、長い、レイピアだった。
「これが、聖剣……!」
まるで初めからそうであったように、体の一部としか思えぬほど、馴染んだ…という言葉でも生温い。
これは既に、貴女の体も同然だ。
「何だ、今の力は…!」
ザウロも驚愕を隠せない。しかしその程度で戦意の衰えるような男でもない。
「剣聖!貴様の命とその剣を寄越せッ!!」
「何も渡しはしない。姫様も、わたしの命も、尊厳も…何もかも!」
貴女の誇りある戦いが幕を開ける。
716 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 12:30:54.16 ID:ACKL+g2n0
戦闘、開始。
シャルフィリアの耐久値は3
ザウロの耐久値は3
・エルフの聖剣
不可思議な力を持つ神聖な剣。その形状はレイピアに酷似している。
力を籠めることで必殺の一撃を繰り出すことが可能です。行動指示に
【必殺の一撃】であることを記述していただければ発動可能です。連発こそ出来ませんが、1ターン開ければ再度使用可能です。
また貴女の剣と合わせることで二刀流で戦うことも可能です。その場合も安価にてご記述ください。
・ミルクの煙玉
現在ミルクはアルナから譲り受けた煙玉を計3個所持しています。
行動安価に記述することによって消費し効力を発揮可能です。
使用時は、逃走用の目くらましや、敵の隙を作る為など目的と行動用途を記述してください。
【ザウロは拳を振り上げ地面に叩きつけた】
貴女はどうする?
安価下
717 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 12:44:40.52 ID:hRWZhHHXO
ジャンプしてかわし 頭上から斬る
718 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 13:09:53.69 ID:ACKL+g2n0
剣聖:シャルフィリアのコンマに+20
聖剣:シャルフィリアのコンマに+20
暴虐:ザウロのコンマに+40
重力派:シャルフィリアのコンマに-10
コンマ下
シャルフィリアの攻撃値
コンマ下2
ザウロの攻撃値
719 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 13:29:00.35 ID:GgBOnxYx0
あ
720 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 13:40:16.01 ID:UATQhC82O
てい
721 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 13:56:58.22 ID:ACKL+g2n0
「武器が変わって程度で俺に敵うか!ぬ゛ぅ゛う゛ん゛!」
ザウロが硬い拳を握り締め、憤怒のままに地面を殴りつける。
その一撃は周囲に重力波を発生させ、不自然なほど地面を波打たせ貴女を押しつぶさんと迫る。
「はっ!」
貴女は弾かれるように跳躍し、重力の波を跳び躱す。
通常なら人の跳べる高さなら物ともせず地に這いつくばらせるだろうが、今の貴女は普通ではない。
聖剣の力なのか、体もこれまで以上に軽く、素早い。
飛び越えた貴女はザウロの無防備な頭部に刃を振るう。
「うぐぉお!」
前のループでは怯ませる事も難しかったが、聖剣の一撃には耐え切れずザウロの姿勢が大きく崩れ、たたらを踏む。
「おのれ、よくも!」
ザウロの強固な頭部に、わずかだが亀裂が走っている。
貴女と聖剣の一撃は、帝国四天王に確かに通じるのだ。
722 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 13:58:15.23 ID:ACKL+g2n0
ザウロに1ダメージ!
シャルフィリア耐久値:3
ザウロ耐久値:2
【ザウロの尻尾が巨大なハンマーと化していく】
貴女はどうする?
安価下
723 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 13:58:54.13 ID:ACKL+g2n0
少し離席します
安価は下
724 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 14:03:32.98 ID:TgFKiXDZ0
気合いを込めて尻尾の切断を狙う
725 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 14:35:57.50 ID:ACKL+g2n0
剣聖:シャルフィリアのコンマに+20
聖剣:シャルフィリアのコンマに+20
部位破壊狙い:シャルフィリアのコンマに+20
暴虐:ザウロのコンマに+40
憤怒の一撃:ザウロのコンマに+20
コンマ下
シャルフィリアの攻撃値
コンマ下2
ザウロの攻撃値
726 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 14:40:21.50 ID:/c4ExVI/O
てい
727 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 14:40:27.78 ID:10omsjoiO
えい
728 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 14:54:54.01 ID:ACKL+g2n0
「グオオオオォオオ!!」
ザウロは戦闘狂だが決して自分が無敵だと思い上がった馬鹿ではない。
貴女と聖剣が合わさることで、四天王にも通用し得る存在だと認識を改め、切り札である尾の一撃を早々に解き放つ。
力の向かう先を尻尾に集約させることで、巨大なハンマーの如く硬質化と巨大化を成し、振り被る勢いのまま貴女に叩きつけるのだ。
(今のわたしなら!)
その尻尾の一撃が紛れもない脅威だと知っている貴女だが、聖剣ならば切断も可能と考え正面から受けて立つ。
「ぐぅ!」「グ、グオオオ!オオオオオオオ!!」
拮抗する力。聖剣に刃が砕ける気配はない。しかし、徐々に貴女は押し負け始める。
「ぐ、う、うううう、うわあぁぁあ!?」
途方もない力で弾き飛ばされた貴女は、先程の意趣返しとばかりに違う巨木に強烈に背を叩きつけられる。
「がはっ……!」
「その程度で俺の尾を切るつもりだったか?片腹痛いわ!」
聖剣と切り結んだザウロの尾も完全に無事とは言い難い。それでも押し合いを制したのはザウロだった。
729 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 14:56:00.72 ID:ACKL+g2n0
シャルフィリアに1ダメージ!
シャルフィリア耐久値:2
ザウロ耐久値:2
【ザウロは一気に接近し、拳で滅多打ちにするつもりでいる】
貴女はどうする?
安価下
730 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 15:23:28.55 ID:AbFOwhfeO
煙玉使用 視界を封じつつ切り掛かる
731 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 15:26:55.83 ID:ACKL+g2n0
剣聖:シャルフィリアのコンマに+20
聖剣:シャルフィリアのコンマに+20
煙玉:残量-1(残り2つ)、ザウロのコンマに-15
暴虐:ザウロのコンマに+40
切り札の反動:ザウロのコンマに-15
コンマ下
シャルフィリアの攻撃値
コンマ下2
ザウロの攻撃値
732 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 15:52:08.96 ID:Sxpo4T7vO
なな
733 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 16:09:34.47 ID:JXTbd3bVO
それ
734 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 16:21:36.98 ID:ACKL+g2n0
「シャル…!」
猛然とザウロに襲い掛かられる貴女の姿に心痛めたミルクはどうにかしようと考える。
しかし達人同士の戦いに彼女が介入する術は…………一つだけ存在した。
「そうだわ!これで!えいっ」
収納していた煙玉の一つを強く握り、思い切り放り投げた。
お世辞にも筋力のあるとは言えないミルクだったが、煙玉は思いの他軽く、ミルクの投擲でも十分な飛距離が出る。
結果、腋を固め、貴女を滅多打ちにしようと走るザウロの動線上に転がり落ちた煙玉が…
ブシュウウウウウウウウ
「ぬおっ、小細工に脱したか!」
聖剣を持たないアミィや、その遥か未満のミルクなど敵にとも思っていなかったザウロにとって想定外の事態。
白い煙幕が、小さな煙玉とは思えぬ勢いで拡大し、あっという間にザウロの体を飲み込み、視界を閉ざしてしまう。
「こんなもので危機を脱したつもりか剣聖ーッ!」
視界が通らずともお構いなしに、ザウロは目の前にいるだろう貴女目掛け突撃をかける。
「そこか!」
ザウロは走り、目の前に浮かび上がった対象目掛け拳の雨を一瞬で散弾の如く殴りつける。
しかし、バラバラに粉砕されたのは貴女が背を打ち付けた巨木のみ、貴女の姿は無い。
「ぐがああっ!?」
一瞬動揺したザウロの首筋目掛け聖剣の一太刀が切り裂き、血飛沫が上がる。
「貴様ぁああああ!!」
(…!この激昂さは尋常じゃない。ヤツの弱点は首か?)
735 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 16:22:42.06 ID:ACKL+g2n0
ザウロに1ダメージ!
シャルフィリア耐久値:2
ザウロ耐久値:1
【ザウロは貴女と距離を開け始めた。撤退するつもりかもしれない】
貴女はどうする?
安価下
736 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 16:24:55.81 ID:TgFKiXDZ0
素早く踏み込み聖剣の必殺の一撃
737 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 16:28:41.07 ID:ACKL+g2n0
剣聖:シャルフィリアのコンマに+20
聖剣:シャルフィリアのコンマに+20
必殺の一撃:シャルフィリアのコンマに+25。決まれば2ダメージ
暴虐:ザウロのコンマに+40
逃走専念:ザウロのコンマに+10。相手に与えるダメージ0
コンマ下
シャルフィリアの攻撃値
コンマ下2
ザウロの攻撃値
738 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 16:48:58.35 ID:GgBOnxYx0
あ
739 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 16:50:36.91 ID:cQ8NPhzZ0
低く
740 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 16:57:30.36 ID:ACKL+g2n0
しばらく離席します。
741 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 17:38:49.44 ID:ACKL+g2n0
「ぐぬおぉ……!!」
二度も深い傷を付けられザウロの怒りは限界と言った様子だ。しかしその怒気に満ちた視線とは対称的に向かってくる様子はない。
「「…!!」」
睨み合っていた貴女たちは同時に跳ぶ。貴女はザウロ目掛け、ザウロは踵を返し後方へ。
「逃げるか!」
「ほざくな!」
怒りで我が身を滅ぼす程の愚か者なら御しやすかったろうに、彼は分が悪いと判断し逃げの一手を打つ。
だが、そうはさせない。
貴女が全身に力を漲らせると、聖剣にそのまま伝道し輝きを放ち始める。
「これは…!」
向かってくる貴女を跳ね除け退散するつもりだったザウロの表情に焦りが浮かぶ。
だが逃がさない。エルフの里を、故郷アドラステアを滅ぼした報いの一片でも、この男に刻み付けねば気が済まない。
「うおおおおおおおおお!」
眩い輝きと共に深く切り込んだ貴女の会心の一太刀は………ザウロの背に深い傷を作る程度に留まった。
(浅い!奴を倒すには遠すぎる!もう一撃を……!くっ、体が!)
もう一振り、渾身の力で追撃をするつもりでいたが、どういう訳か力が籠められず聖剣から輝きが失せる。
「ぐっ……!」
ザウロは高く跳躍し、木々を飛び移り撤退していく。
「逃げるか!暴虐のザウロ!」
太い幹の上で立ち止まったザウロが、憎悪と殺意に満ちた瞳で貴女を一瞥する。
「次こそは、必ず殺す…!!剣聖シャルフィリア……!この屈辱忘れはせん!!」
「待て!」
続く挑発が喉を出る前に、ザウロの気配はもう遠くに消えていた。
貴女は……トドメこそ刺せなかったものの、敵を退けた。
742 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 17:39:54.79 ID:ACKL+g2n0
再会してすぐですが今日の更新はここまでにします。
続きはまた次の土曜日あたりで。
次からはまた旅パートに入る予定です。
743 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 18:03:18.80 ID:TgFKiXDZ0
乙でした!
744 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 18:11:18.16 ID:zNimNJdx0
乙です。
ラペリハはどうなるのかな
745 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/01(日) 18:55:10.92 ID:ACKL+g2n0
次回更新まで安価募集しておきます。
ラペリハは…
安価下1〜次回更新まで 一番票の集まったモノ
1、呆然としている
2、貴女かミルクに襲い掛かる
3、自暴自棄になって殺してくれと懇願
4、逃亡を目論む
746 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 19:53:55.09 ID:rfe9184Bo
おつおつ
パワーアップ再戦時には確実に殺りたい
安価は4
747 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 19:57:20.33 ID:mrqcTW0xO
おつおつ
1
748 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/01(日) 20:09:17.80 ID:Gg8ZHEY/0
1
749 :
◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/03/07(土) 12:09:37.53 ID:lKxGG2A/0
流石は四天王随一の武闘派。己の不利を悟るや否やプライドより命を優先し撤退した。
武にこだわりのある者であるほど、敵に背を向ける事は躊躇われるものだ。憤怒を抑えたあの判断力…やはり只者ではない。
とはえば戦いを制したのは貴女だ。何度か手応えのある一撃を与えることもできた。そうやすやすとは回復しないだろうが…楽観はできない。
「ザウロ様……………ザウロ様……………」
ラペリハは心ここにあらずといった様子で戦いが始まる前と同じく膝を付いたまま呆然としている。
(さて、こいつをどうすべきか…)
ザウロの口ぶりからしてヤツがラペリハの気配から貴女たちを探し出せたのは間違いない。
となればこのまま彼女を連れ歩くことは避けたい。それに包囲網を抜けた今、人質としても期待できそうにないラペリハは、
はっきり言って用済みだった。貴女は今、ラペリハにトドメを刺すことに躊躇いはない。
「ザウロ様……………」
貴女は…
安価下1〜3 先について2票集まったモノ
1、トドメを刺す
2、トドメを刺さない
750 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/07(土) 12:15:14.39 ID:CwlF+HOsO
2
751 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/07(土) 12:34:09.88 ID:qPRvVO1V0
1
752 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2026/03/07(土) 12:42:38.95 ID:4aupLI00o
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