【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします

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753 : ◆ra.jqt4ROA [saga]:2026/03/07(土) 12:56:01.29 ID:lKxGG2A/0
貴女は心を決め、ラペリハのすぐ傍に立つ。

最初戦った時のような殺気は無い。信じたモノに裏切られる絶望を貴女とて知らぬ訳ではない。

だが、それを鑑みても…彼女の行いは断じて見過ごすことはできない。

「ぁ────」

ラペリハは貴女に致命傷となる一撃を与えられ、小さな声を漏らし倒れ伏した。

「…恨んでくれて構わない」

「…………ぃぇ、ぁりがとう、ござ……ぃ…ま…………………………」

ラペリハは眠るように息を引き取り、塵と化していく。

忠誠を誓った相手に見捨てられた…絶望しかない世界から解放された、心から安堵した表情のまま彼女は逝った。

「…シャル…………」

ミルクは貴女にどう声をかけたものかと迷っている。

『何も殺すことはない』と人道に基づいた事を言いたかったのだろうが、貴女の顔を見て察したようだ。

「優しいのね、シャルちゃん」

「いや…とんだ自分勝手だ。こいつを悪く言う資格もないほどに…」

せめてもの戒めとして、貴女は目を反らさずラペリハの最期を見届けた。
754 : ◆ra.jqt4ROA [saga]:2026/03/07(土) 13:15:38.86 ID:lKxGG2A/0





「はぁはぁ…!」

貴女たちから遠く離れたある巨木に手を付き息を荒げるザウロの姿があった。

既に止血を済ませたザウロは、赤髪の人の姿へと戻る。

「はぁ…!はぁ…!」

息を荒げたまま、目を血走らせ、湧き上がる怒りが止められない。

彼のこれまでは決して順風満帆な人生とは言い難いものだった。

敵わぬ相手や状況に、戦略的撤退を選んだのも一度や二度ではない。意地を張り通して命を捨てる愚か者とは違う。

今回退いたのも剣聖の操る未知数の聖剣を警戒しての行動。一度引いた判断を誤りだとは今も思っていない。

「…!!!」

彼が真に屈辱なのは、そう言った判断をするよりも早く、彼の本能が『逃げ』を選択していたことだ。

聖剣の輝きが増した時、あの女の瞳に射抜かれた時…彼は形容しがたい恐怖に駆られ気づけば背を向けていたのだ。

「クソがッ!!!!!」

怒りのまま手をついていた巨木に殴り掛かる。人の姿であるにも関わらず樹の芯深くまで抉れる。

「待っていろ剣聖シャルフィリア……!!傷を癒してすぐにでも貴様を…!」

怒りが収まらず、左手が樹木を打とうと振り上げられ……………………



ザウロの左腕が消失した。

「!!?」

無い。肘から先が無いのだ。直後、訪れる激痛にザウロは驚愕する。

すぐ背後の中空に、ごくわずかに気配を感じ取り。

「ぬぐオオオ!」

右の拳の裏拳で最速の反撃を試みた。

「!」

襲撃者は巧みに空中で身を捻り、曲芸のように致命的な拳を回避し離れた距離に着地する。

「貴様……!!」

ザウロを襲撃したのは他ならぬフウラだった。貴女への怒りと戦いの疲労で警戒心が落ちていたザウロの隙を突き…

「これで、追ってこられない」

懐に隠した氷の刃でザウロの左腕を斬り落としたのだ。

「生かして返さんッッッ!」

ザウロは人の姿のまま、フウラへとびかかろうとするも。

「…」

「待てッ!」

現れた時と同じように、空間に溶け込むように姿を消し、一切の気配を遮断…撤退した。

「雌如きが揃いも揃って………!!」

貴女にプライドを傷付けられ、注意が散漫になった隙を突かれ片腕をも失った。

立て続けにしてやられたことを理解し、ザウロは言葉にならぬ絶叫を上げ、周囲の巨木を薙ぎ倒した。
755 : ◆ra.jqt4ROA [saga]:2026/03/07(土) 13:28:11.38 ID:lKxGG2A/0




「我が騎士よ。急ぎエルフの方々を助けに───」

「駄目。それだけは駄目よ」

言いかけたミルクをアミィが制す。

「なぜですか!?その聖剣とシャルフィリアの力があれば!」

「今のシャルちゃんの疲弊を見てもそう言える?仮に出来るとしても帝国ならすぐに増援を出すはずだわ」

「で、ですがそれでは…!」

「そうね。悔しいし悲しいけれど、里のみんなはもう…助からないわ」

「そんな………!?」

ミルクが項垂れる。聖剣を託すため、彼らエルフが命をかけて戦ってくれたのに、ここ数日追い返しもせず迎え入れてくれたのに、

その恩に報いる方法が無い。今虐げられているエルフに背を向け、我が身を守る為逃げるしかないのだと…

最早疫病神でなく死神の所業に他ならない。

「わたしたちの…わたくしのせいで、こんなことに……!」

「これもハッキリ言うけど貴女のせいじゃないわ。帝国側は何の呼びかけもなしにいきなり攻撃をした。

それって遅かれ早かれ私たちを襲うつもりだったってことでしょ?ミルちゃんたちは口実に利用されただけ」

「だとしても!それでも呼び込んだのはわたくしの責任で──」

「くどい」

言葉を挟み込んだのは突然現れたフウラだった。彼女も戦い通しだったのかアミィのようにあちこちに傷や汚れが付いている。

「アミィも私もミルクの責任だとは思ってない。他の連中も同じ。

それでも責任を感じるっていうなら、裏で手引きでもしてたってことになる」

「そんなことは断じて──!」

「ならそれでいい。この話はお終い」

アミィもフウラもその道をプロだ。折り合いをつけることには慣れているのだろう。

それでなくともエルフは他種族より寿命が長い分、死生観においては独特なモノがある。

「ぅううう…!」

ミルクは時間の許す範囲で、エルフの方々を想い、涙を流した。
756 : ◆ra.jqt4ROA [saga]:2026/03/07(土) 13:43:50.47 ID:lKxGG2A/0
「すいません皆さん。お見苦しい所をお見せしました」

ペコリとミルクがお辞儀をする。目元はまだ腫れが残り気味だった。

「とにかく今はザウロから距離を取らなければ…」

「それなら多分問題ない。ここに来るまでに片腕を落した。再起不能ではないだろうけど、しばらく戦闘は無理」

「…あの男の腕を容易く………!流石フウラ殿」

「ん。でも簡単じゃなかった。首を落したかったけど片腕が限界」

「十分な成果よ。やっぱり貴女は天才だわ」

「…!!!」

フウラが突如、口元のマフラーを抑えて顔を背けた。

「…?それなら亡命を急ぎたいが、この分なら山を抜けた先でも検問があるのは間違い」

フウラの案内があれば関所の一つは抜けられるだろうが、問題はその先。

無勧告で里一つを攻め滅ぼすような輩だ。支配領域外にいくら出張ってきても不思議はない。

「どうしたものか……」

「なら冒険者ギルドを目指さない?」

アミィが提案した。

「ギルドはどの国も加入してる都合上不可侵の領域だし、物流も激しいから追手を捲けるかもしれないわ」

「反対。ギルドのある街なら規模が大きい割に警備は緩い。密偵なんて入り放題。いつどこで襲われてもおかしくない」

口を挟んだのはフウラ。

「それよりアサシンギルドを目指すべき。そこなら帝国の追手も入りようがないし、攻め入るのもまず不可能」

「それこそ危険よ。アサシンギルドが貴女の古巣だからってとても歓迎されるとは思えないわ。寧ろ帝国への手土産にされる可能性も大きいわ」

「…どっちにしても冒険者ギルドよりはマシ」

「そんなことないわ。アサシンギルドよりはよっぽど安全よ」

二人の意見は平行線のまま譲り合いそうにない。貴女が目指すのは…


安価下1〜3 先に2票集まったモノ

1、冒険者ギルド
大きな町の中央にある冒険者が集う組合。基本は魔獣退治や素材採集を目的とし、幅広く依頼を請け負う。冒険者の実力はピンからキリまで

2、東の国のアサシンギルド
遠い東の国からやってきたシノビと呼ばれる一族の集落。一度受けた契約は全うし、暗殺から要人護衛、斥候まで幅広く熟すプロフェッショナル
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/03/07(土) 13:49:07.14 ID:fB6m857UO
1
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/03/07(土) 14:06:27.27 ID:IydcGm1L0
1
759 : ◆ra.jqt4ROA [saga]:2026/03/07(土) 14:15:02.46 ID:lKxGG2A/0
「シャルちゃんはどう?」

「わたしは…冒険者ギルドを目指すべきだと思う」

当然冒険者ギルドに帝国の手が伸びている可能性がある…のだが、他の大国も名を連ねている冒険者ギルドに、私兵や密偵を潜り込まるのはリスクが大きすぎる。

それがバレれば帝国に対し及び腰になっている国家も報復の名目に戦をすることになる。

いくら帝国と言えど自分たち以上の数と物資に押しつぶされれば一溜りもないだろう。

「…冒険者ギルド、行きたくない」

「フウラ」

「……けど決めたことなら従う」

『私の提案に乗らなかったことを後悔するぞ』とでも言いたげだが、フウラもそれ以上口にはしない。

「そうと決まればすぐに出発しよう。フウラ殿、案内お願いします」

「ん。了解」

エルフの里が襲撃されたその日の内だが、脚を止めている余裕は無い。

貴女たちは追手や待ち伏せしている敵を警戒しながらも歩を進めるのだった。
760 : ◆ra.jqt4ROA [saga]:2026/03/07(土) 14:16:46.97 ID:lKxGG2A/0
合成魔獣生成安価です。下1〜3でコンマの高いものを採用。
長すぎず短すぎない感じでお願いします。


初見殺し的な技や切り札を持たせることを強くオススメします。


合成魔獣は魔獣と人を文字通り合成させた存在。
半身が異形となった者、ほとんど魔獣そのものに堕ちた者、人の姿のまま魔獣の異能を振るう者と形は様々。
王女追跡の任を受けた合成魔獣たちは、貴女が瞬時に屠った雑兵たちとは比較にならぬ強者揃い。


※中級の合成魔獣なので下級より強く、上級よりは弱いです。下級よりさらに強力な能力を駆使可能です
※合成魔獣は女でも構いませんが中出しする手段が必須です(例:触手 ふたなり 洗脳した民に犯させる等)
※男の娘の合成魔獣でも勿論OKですが、男の娘自体が責められる事はありません
※アナルのみを責める合成魔獣はNG

【名前】
【容姿】戦う時の姿。常にこの姿でも問題なし
【人間時容姿】あってもなくても良い
【能力】
【弱点】無い場合はコンマ判定時-5
【性癖】
【備考】口癖や一人称を決める場合こちらに


↓コピペ用
【名前】
【容姿】
【人間時容姿】
【能力】
【弱点】
【性癖】
【備考】
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/03/07(土) 14:46:37.32 ID:dHIbO0FJO
【名前】モリナ
【容姿】癖っ毛紫髪のギョロっとした目付きで両手がグローブのように大きい人型のヤモリの様な姿
【人間時容姿】長身で癖っ毛紫髪のジト目をしたぴっちりとした黒いラバースーツを着た巨乳な女性
【能力】手足と舌を伸縮自在に伸ばすことができ、尻尾は触手のように変化させることができる。手のひらと足の裏は物や壁にピタッと貼り付くことができ、壁や天井を歩いて移動したり、相手の身体を手に引っ付けて盾にしたり振り回して壁や地面にぶつけたりできる。相手の顔に手のひらをくっ付け口を塞ぎ、詠唱を封じたりもできる。 また動かなければ身体の色を周囲の色に溶け込ませ姿を隠すことができる。
【弱点】戦闘中に金目の物を見つけるとそちらに目がいく
【性癖】手のひらに相手を引っ付けて抱きしめて拘束し、ディープキスをしたり舌で胸や相手の敏感な所を責めたりしながら尻尾触手で犯す
【備考】手先が器用でスリの達人でもあり、相手の隙をついて武器などをすり取ることもできる。元は商人の娘だったが親が友人に騙されて一文無しになり両親もそのショックがたたり病死してしまい、人を信じられず金に執着するようになる。その後魔獣化に志願し魔獣化後に帝国上層部の男を誘惑して惚れさせて情報源やバックアップを頼み、帝国が指定した物を盗んだり、稼ぎの3割を収めることを条件に他の国や帝国にとって不都合な家から怪盗行為を行う事を認めさせ、「怪盗ゲッコー」の名で魔獣状態の能力を使い裕福な家で大金を盗み荒稼ぎしていた。珍しいアイテムや武具にも目が無く、ミルクと共に聖剣も狙っている。怪盗時は緑色の目の周りを隠す怪盗マスクをつけている。心の奥底では愛に飢えており、犯す時に抱きしめるのはそのため。
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/03/07(土) 15:37:32.64 ID:4aupLI00o
>>761
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/03/07(土) 15:53:49.99 ID:NycPGr1Q0
【名前】グジ
【容姿】太った男の身体を上に生やした人間の何倍もあるナメクジ 
【人間時容姿】でっぷりと太って隈のある不摂生気味の男
【能力】大きく柔軟性のある身体や触腕での打撃
身体に溜め込んだ粘性がとても強い白い媚薬粘液を大量に全身から放出し攻撃を受け流しつつ相手も無力化できる奥の手
【弱点】高熱や塩などで乾燥して水分が失われると弱体化する上に奥の手も弱くなってしまう
【性癖】粘液をぶっかけて顔や身体が白くネトネトになった女の子を触手プレイするのが好き
【備考】元はルリシュやアルラウネに萌えたり僅かでも関わりのある女性に卑猥な妄想をして自堕落に生きていた引きこもりオタク
親に勘当されて生活できず浮浪者同然になりやけくそで合成魔獣の被験者に志願したら偶然成功
これまでの卑猥な妄想をリアルで実現できると汚らしい欲望を溢れさせている

764 : ◆ra.jqt4ROA [saga]:2026/03/07(土) 15:56:55.32 ID:lKxGG2A/0
>>763に決まりました

しばらく離席します
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