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ゲス勇者「ほぅほぅ」聖女「よろしくお願いします」
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以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2026/03/15(日) 22:31:40.17 ID:WHYBPziuO
聖女「ーーーさま! 勇者様!!」ゴソゴソ
勇者は体を揺さぶられる感覚で目を覚ます。
二人の朝は早い、どちらかが起こすことは余程のことがない限り滅多にない。
だから、何かあったのだ。
勇者は昨日は何があったかを思い出して、目を閉じたままでいたかった。
聖女は自分の腹が膨れていない、だから、起こしたのだろう。
でも、打ち明けよう。
そう、改めて決意し、目を開けてーーーーーーーーーー
ーーーー現実を疑った。
聖女の腹は膨れていた。
腹に寝具を入れているのかと考えたが、聖女は服を捲り上げて、臍があるぽっこりとした腹を見せた。
聖女「えへへっ、勇者様の、赤ちゃん、です…」//
聖女は恥ずかしそうに腹を撫でる。
勇者も、現実がうけれ入れられず、聖女の腹を撫でた。
腹水や脂肪でもなく、胎動を感じる妊婦の腹、一瞬、勇者の子ではないとも疑ったが、隷属の首輪から、腹の子は間違いなく勇者の子だと教えてくれた。
聖女「えへへへへへ、男の子ですかね? たくさん動いて、元気な子です」//// サスサス
聖女は愛おしそうに腹を撫でるが、勇者は現実が受け入れられない。
そうして我に帰り、最初にしたことは、使用人を呼び出すベルを鳴らすことだった。
慌ててやってきた使用人に勇者は顔面蒼白になって、叫んだ。
勇者「医者を呼べ!!!! 腹の子を堕すんだ!!! 早く!!!!」
使用人は慌てる勇者に落ち着くように宥めるが、聖女も我が耳を疑い、聞き間違いだと思った、思いたかったが、使用人に何度も、医者を呼べ、腹の子を堕ろさせろ、と叫ぶ勇者に、現実だと受け入れるしかなく、聖女は今までにないほど、目の前が真っ暗になった。
《明日に続く》
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