18:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/06(日) 15:48:24.59 ID:FTMglOEQ0
文香「無理もありません……彼女はまだ小学六年生。子どもがこのような失態を犯してしまえば、恐怖に怯えるのも当然かと」
美波「そうね、この子のおしおきは後回しにしましょう。今はそれよりもっと大事な用事があるもの」
ありす(妖艶に舌なめずりをした美波さんは、私からPさんに視線を移すと、得物を狩る雌豹の如き目つきをした。こういう目をする人が次にどんな行動をとるのかなんて、わかりきったことだ。彼女はPさんを喰らうつもりなんだ。私とPさんのように、欲望のまま野生のまま、生存本能をヴァルキュリアさせるつもりなんだ)
美波「Pさんは以前言っていましたよね。欲は抑えるものじゃなくて、放つものだって。そう教えてくれました。だからここで、その教えを実行しようと思うんです」
モバP「……止めても聞くつもりなどないのだろう」
美波「はい、睡眠薬で女の子にイタズラしようとする人の戯言なんて聞きたくありません。私たちが聞きたいのは、Pさんの甘い悲鳴──それだけ」
モバP「何故計画を悟った。私の計画は完璧だった」
美波「アハッ……アハハハハッ!!あれで完璧だなんて、笑っちゃいますよ。Pさんも意外とカワイイところがあるんですね」
モバP「……なに?」
美波「考えてもみて。普段使いもしない部屋でストレッチさせられる女の子の気持ちを。一般的な貞操観念があれば、多少は警戒するのが普通でしょう。それが並みの子よりもずっと警戒心の強い子なら、なおさらじゃないですか──ほらっ、もうわかったでしょう」
モバP「つまり、お前たちは最初からなにもかもを知った上で、あえて泳がせていたということか」
美波「ご名答!さすがPさん!」
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