【ドルフロ】ドールズフロントライン
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1:Safari[saga]
2018/10/17(水) 10:52:14.81 ID:6ojF3e8Z0

試しに書きます。
ご感想等頂ければ幸いです。


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2: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/17(水) 10:54:18.15 ID:6ojF3e8Z0


~プロローグ~


以下略 AAS



3: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/17(水) 10:55:38.59 ID:6ojF3e8Z0


 目を閉じる。

 気が付くとあいつらが手を振っていて、俺は苦笑いを浮かべながら、ゆっくりと歩いていった。
以下略 AAS



4: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/17(水) 11:01:45.57 ID:6ojF3e8Z0



 姉さんに近づく、活路が見えた、気がします。指令官と、2人でなら……追い越せるかも、しれません…。

以下略 AAS



5: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/17(水) 11:05:34.21 ID:6ojF3e8Z0



 誰が誰でどうなのかって、とても大切な事だったのね。そうだ、指揮官にとってのあたしって何? あたしにとっての指揮官はね……ふふっ、内緒だよ。

以下略 AAS



6: ◆f4JAbaSLiQ[saga]
2018/10/18(木) 00:40:08.99 ID:GDHcWqHB0



 大抵物語というものは、目が覚めるとそこは……だとか、腹減ったー……だとか、文学に精通している風を装った煩わしい長文だとか、そういうところから始まるのが一般的だ。
 物語の内容には一切関わりのない、自己満足のような冒頭。読者の為だと声を上げながらも、その実は賢くみられたいだとか、或いは単なる文字数稼ぎだったりする。
以下略 AAS



7: ◆f0PgoFeUKc[saga]
2018/10/18(木) 00:41:09.79 ID:GDHcWqHB0




 だから今回は、無謀にもこのチラリズムに挑戦したいと思う。
以下略 AAS



8: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/18(木) 00:42:20.40 ID:GDHcWqHB0



 俺を知って貰う上で、この“生活音”が役に立つからさ。だからみんなには耳を澄ませてよく聞いて欲しい。
 そうさ、モーニングコールからおやすみのベーゼまで、俺はこの音に支配されている。
以下略 AAS



9: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/18(木) 00:44:19.54 ID:GDHcWqHB0

第1話『前園良太』



以下略 AAS



10: ◆f0PgoFeUKc[saga]
2018/10/18(木) 00:45:48.73 ID:GDHcWqHB0



 今もコンビニで購入したジャンクフードを頬張りながらIOPの休憩室で働く1人の若者、前園良太は彼に感謝していた。

以下略 AAS



11: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/18(木) 00:47:32.35 ID:GDHcWqHB0




 そう。今日はこのIOPに先の英雄、太田啓司指揮官が直接やって来る予定なのだ。要件については良太達職員には追って説明するとだけ告げられ、彼の来訪を嗅ぎつけたマスコミ達は会社の前で朝からずっと張っている。
以下略 AAS



12: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/18(木) 00:49:10.41 ID:GDHcWqHB0



「あぁそうだな。今日は“あいつ”が来るんだったな……」

以下略 AAS



13: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/18(木) 00:50:48.06 ID:GDHcWqHB0



 子供の時大人ぶって好きな娘の前でコーヒーを飲んだら、あまりの苦さに吐いて女の子の顔面にかけてしまったことがあったんだよ。いやマジであの時の拳とコーヒーの味だけは忘れられないね。

以下略 AAS



14: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/18(木) 00:52:49.69 ID:GDHcWqHB0




 絶望。
以下略 AAS



15: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/18(木) 00:54:08.80 ID:GDHcWqHB0




 頭が酷く痛む。
以下略 AAS



16: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/18(木) 00:55:43.38 ID:GDHcWqHB0




「あー、なんで俺こんな所にいるんだろう? 俺デスクワーク以外は専門外なんだけどな……」
以下略 AAS



17: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/18(木) 00:57:12.62 ID:GDHcWqHB0



 取り敢えず凄い状況なのは確かだ。良太の細腕ではどうにも出来ないうえに、前後をこの車と同じような黒塗りの高級車が固めている。

以下略 AAS



18: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/18(木) 00:58:34.86 ID:GDHcWqHB0




「どうして俺みたいなただのしがない研究員が1人でグリフィンの……それも最前線の第3区域に連れてこられてるんだよっ!?」
以下略 AAS



19: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/18(木) 01:00:04.40 ID:GDHcWqHB0



「な、なに!? 予定より早く帰ってくるだと! それは本当かっ!?」

以下略 AAS



20: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/18(木) 01:01:39.61 ID:GDHcWqHB0



 人形達の住む宿舎や武器などのメンテナンスを行う工廠、日々の鍛錬を積む為の演習場等の区画を抜けた先に、執務室はある。
 勢いよく飛び出した良太であったが、元々体力は並み以下で工廠を抜けたあたりからSPの1人におんぶしてもらっていた。
以下略 AAS



21: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/18(木) 01:04:00.82 ID:GDHcWqHB0



 他にも棚には太田指揮官の幾多にも渡る栄誉を讃えた証書やトロフィーが陳列されており、良太が自分自身を場違いな存在だと悟るのに、そう時間はかからなかった。

以下略 AAS



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