【モバマスSS】工藤忍「本当に、悔しかったから」
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3: ◆3xQXQ8weeA
2019/08/25(日) 02:22:06.57 ID:SiWHWqXY0



――ありがとう!みんな!

以下略 AAS



4: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2019/08/25(日) 02:22:59.64 ID:SiWHWqXY0
P「……ここにいたのか」

346プロの敷地内。レッスン室へ向かう途中にある階段の、隙間のほう。
発表とパーティーと、更けた夜が明かりを消していた。
そんな中で吐息と、声だけが聞こえる。遠くで光る電灯と非常灯だけがここにある明かりだ。おかげで見つけるのに苦労した。
以下略 AAS



5: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2019/08/25(日) 02:23:34.65 ID:SiWHWqXY0
忍「……アタシ、さ」

P「うん」

忍「……悔しいよ」
以下略 AAS



6: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2019/08/25(日) 02:24:22.66 ID:SiWHWqXY0
でも、と。
声は段々とくぐもっていく。

忍「アタシさ。悔しいのもあるよ。でも、そうじゃない。今回は、そうじゃない」

以下略 AAS



7: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2019/08/25(日) 02:24:59.68 ID:SiWHWqXY0
忍「……名前、呼ばれたくなかった。でも呼ばれたんだよ」

忍「……そっか、って。届かなかったんだって」

忍「……その後の、名前も聞いて、それで」
以下略 AAS



8: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2019/08/25(日) 02:25:36.25 ID:SiWHWqXY0
だから。
忍がこの誇らしい結果を。
喜びではなく無念の涙で汚している事がわかってしまった。

忍「……Pさん。アタシさ」
以下略 AAS



9: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2019/08/25(日) 02:29:46.90 ID:SiWHWqXY0
本来なら、口にしてはいけない言葉だ。
少なくとも、そんな事考えるだけでもダメな事だと思う
払ってきた努力も、彼女が勝ち得たすばらしさも、すべて台無しにしてしまうだろう。

止めなきゃいけない。その先を言わせてはいけない。
以下略 AAS



10: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2019/08/25(日) 02:30:16.40 ID:SiWHWqXY0




でも。救われないのだ。
以下略 AAS



11: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2019/08/25(日) 02:30:45.33 ID:SiWHWqXY0
P「……歌わせてあげたかった」

忍「……うん」

P「……忍は、魅力的なんだ。それを証明してあげたかった」
以下略 AAS



12: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2019/08/25(日) 02:31:24.83 ID:SiWHWqXY0
P「なぁ、忍」

忍「……うん」

P「明日から、どうする? レッスンと、3日後には仕事だ」
以下略 AAS



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