1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/21(土) 22:11:11.89 ID:YkxvGQfm0
むかしむかしというか、設定がよく練られていないあるところに、宥デレラという少女が住んでおりました。
宥デレラのお母さんである露子さんは、悲しい事に宥デレラが幼い頃に既に亡くなっていました。そして亡くなった数年後、彼女のお父さんは再婚をしました。
マフラー【やったね宥ちゃん家族が増えるよ!】
宥デレラ「うん。嬉しいよマフちゃん!」
と、宥デレラは家族がいない寂しさのあまり、只のマフラーと四次元の会話が出来る程にアレだったので、父親の再婚に大変喜んでいました。
因みに宥デレラは病的なまでの寒がりで、夏でも何でも一年中、このマフラーをまさに肌身離さず首に巻いていたのでした。
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2014/06/21(土) 22:35:46.62 ID:YkxvGQfm0
後日、宥デレラの家に、継母の美子、姉の照、妹の玄の三人が父親に紹介され、一気に松実家三人の家族が増えました。
宥デレラ「あれ…玄ちゃんは私の……」
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2014/06/21(土) 22:38:13.02 ID:E0vHy7R00
いいね、おもしろい
期待
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2014/06/21(土) 22:45:11.91 ID:YkxvGQfm0
継母である美子は、宥デレラが夫の実子でいずれ家業を継ぐであろう事に加えて、宥デレラが自分の実の娘の照、玄よりも学力、容姿、おもちが明らかに上回っている事がとても気に入りませんでした。
因みに宥デレラのお父さんは松実館という旅館の社長さんなのですが、事業が忙しく殆ど家に帰って来る事はありませんでした。
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2014/06/21(土) 22:55:21.86 ID:YkxvGQfm0
――――。
美子「宥デレラ…おまん今、私の頭を見て…この鶏冠頭がお前なんかさっさ博多風水炊きにでもなっとれ!なんて思ったじゃなかろうな?」ひっく
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2014/06/21(土) 23:05:37.24 ID:YkxvGQfm0
そして、姉の照には……。
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2014/06/21(土) 23:15:33.89 ID:YkxvGQfm0
宥デレラ「玄ちゃん……」
照「やめない……って言うか、やめてもいいの?」
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2014/06/21(土) 23:18:52.12 ID:G9sjmWuWO
やっぱり駄目なクロチャーか(泣)
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2014/06/21(土) 23:26:02.13 ID:YkxvGQfm0
事後。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/21(土) 23:28:47.61 ID:YkxvGQfm0
とりあえずここまでです
それでは
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 13:32:10.95 ID:eeFFFogN0
そんなある日の事でした。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/22(日) 13:36:09.49 ID:cWZtP9Bno
魔女役に期待
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 13:44:08.43 ID:eeFFFogN0
正直、言葉の意味はよく分かりませんでしたが、何となく事実ぽかったので、何も返せない宥デレラは膝を付き、項垂れる事しか出来ませんでした。
確かに宥デレラは厚着なのに、碌に着替えもさせて貰えなかったので、服は煤汚れ、その服の中はムレムレでメスの匂いが充満しておりました。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 13:56:54.95 ID:eeFFFogN0
―――。
照「さあ宥デレラは、私たちの支度を手伝って」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 14:13:21.68 ID:eeFFFogN0
―――――。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 14:28:01.25 ID:eeFFFogN0
宥デレラ「!?」ビクッ!
宥デレラは幻聴かと思い、ついにここまでキテしまったのかと余計に悲しくなりました。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 14:56:23.56 ID:eeFFFogN0
宥デレラ「こ…これは…一体……」
灼「ふふん。まだまだこんなもんじゃないよ!!」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 15:18:01.54 ID:eeFFFogN0
灼「そんなことはどうでもいいから、さっさとお城に往って…そうそうこれじゃまだ足りなかったよね」すっ
灼さんがそういって、ネクタイに付けていたピンを宥デレラの服に付けると、宥デレラのみすぼらしかった服が、たちまち妖しく燃え上がる様な真
紅のドレスに変わったではありませんか!!。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 15:29:07.97 ID:eeFFFogN0
灼「じゃあハルちゃんよろしく」
晴絵「おうっ任せておきな!」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 15:39:23.11 ID:eeFFFogN0
お城。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 15:47:48.40 ID:eeFFFogN0
菫(うーむ…確かに麻雀が強い者はいるが、なかなかビビビってくる子がいないな……)
場を見回しながら、ぼんやりとこんな事を、心の中で呟いておりました。
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