過去ログ - 艦隊これくしょん 〜艦これ〜  Bright:金剛  その2
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1: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:10:07.03 ID:knKlEkzT0
前スレ 
ex14.vip2ch.com


多忙につき長らく放置して前スレを落としてしまい、ご迷惑をおかけしました。

6話からの続きになります(※1話〜5話については前スレをご覧下さい)


SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:10:34.46 ID:knKlEkzT0
スレをまたいだので、一応簡単に設定と主要登場人物の紹介も。


【背景】
十年前に突如発生した怪物、深海棲艦。
以下略



3: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:11:15.03 ID:knKlEkzT0

【これまでの話】(参照:ex14.vip2ch.com
第一回
前スレの >>3->>31

以下略



4: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:12:36.64 ID:knKlEkzT0
長らくお待たせして申し訳ございませんでした。
それでは、投稿再開させていただきます。




5: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:14:25.94 ID:eX6/K7Ax0

第六話 平和になれば、いつか、きっと…


10月下旬。寒風が吹き始めた横須賀鎮守府には、あちこちにソメイヨシノの楕円形の落ち葉が無秩序に散らばっていた。
以下略



6: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:15:18.04 ID:eX6/K7Ax0

二人は談笑しながら、集まった枯葉を透明のビニール袋に詰め込んだ。ひとまず満杯になった袋を手にゴミ捨て場まで向かおうとした時

、大井は水平線の彼方に小さな影が浮かんでいるのに気付いた。

以下略



7: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:15:46.92 ID:eX6/K7Ax0

「ったく、木曾も来るなら来るって連絡よこしなよ〜」

「まぁちょっと色々あってな」

以下略



8: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:16:43.29 ID:eX6/K7Ax0



執務室に向かった女海賊は、背丈の低い姉達によって手厚く歓迎された。

以下略



9: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:18:15.49 ID:eX6/K7Ax0

「それで、思い当たる原因は?」

「それがさっぱり分からん」

以下略



10: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:19:01.48 ID:eX6/K7Ax0


その後夕張によって木曾とまるゆの艤装が点検されたが、彼女にはさっぱり理解できなかった。

「むむむ…」
以下略



11: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:19:31.37 ID:eX6/K7Ax0


その後、木曾はまるゆの護衛のため、別地点への輸送任務へと旅立った。

北上と大井も呉鎮守府の駆逐艦や新人軽巡洋艦の艦娘達との訓練のため、時を同じくして横須賀を離れた。
以下略



12: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:31:40.32 ID:LledX1Ca0

日本深海の熱水噴出孔。そびえ立つ黒い煙の中で、四体の深海棲艦が超音波によって議論を始めていた。

(ソウコウクウボキ…サクセン…シッパイシタナ・・・)

以下略



13: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:35:59.39 ID:JI7PwslF0


「新しい軽空母の艦娘を配属する?」

伊吹提督と梅こんぶ茶を飲みながら赤城は言った。
以下略



14: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:37:21.67 ID:JI7PwslF0



その日の午後、横須賀鎮守府にいた全ての艦娘が執務室に集合した。

以下略



15: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:40:06.31 ID:JI7PwslF0

「龍驤、君の言っていた二人の紹介をしてもらえないかな?」

「せやな。飛鷹、隼鷹、挨拶せえや」

以下略



16: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:40:48.18 ID:JI7PwslF0

自己紹介を終えた龍驤は鎮守府のグラウンドで電や雷達を連れて、金剛や比叡、そして祥鳳と雑談していた。彼女は子ども好きで、年下の面倒見も良いと評判だった。

「ねぇねぇ、龍驤さんはどれくらい強いんですか!?」

以下略



17: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:41:20.50 ID:JI7PwslF0


そんな子どもと戯れる子どもみたいな容姿の師匠を、飛鷹と隼鷹は新たに宛てがわれた部屋の窓から見つめていた。

二人の部屋には殆ど荷物はなく、ダンボールに詰め込まれていたのはデザインの凝った酒瓶が数本と、多少の着替え程度だった。
以下略



18: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:43:30.38 ID:BYfzucq50


その夜、駆逐艦の幼子達が眠った午後10時頃、龍驤の提案で非番の金剛と比叡も交え、飛鷹と隼鷹のささやかな歓迎会が催された。

が、企画を提案した本人は既にテーブルの上で腕を枕にし、あどけない姿を晒して眠っていた。
以下略



19: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:44:54.39 ID:BYfzucq50

「何が大食い女よ・・・。私だって必死だったのに・・・。あんな好き勝手・・・」

突然、赤城はぶつぶつと愚痴り出した。

以下略



20: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:46:00.82 ID:BYfzucq50

「あー、赤城。気持ちは分かるけど、あんまし後輩の前で愚痴ってばっかやとかっこ悪いで?」

龍驤の苦言に赤城はハッとなり、袖口で涙を拭いて仲間達に頭を下げた。

以下略



21: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/01/10(日) 16:47:37.44 ID:BYfzucq50


龍驤は戦友を引っ張り部屋へと運んでいた。火照った身体の彼女にとって、ひんやりした廊下の空気は心地よく感じられた。

「ごめんなさい、龍驤さん…。情けないところを見せてしまって」
以下略



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