過去ログ - 北条加蓮「藍子と」高森藍子「また同い年になって」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:29:45.85 ID:/6TGJVB60
――おしゃれなカフェ――
<からんころーん
高森藍子「!」
藍子「加蓮ちゃーん! こっちですよ〜っ」
北条加蓮「藍子。……あはは、テンション高いなぁ」テクテク
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2
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:30:23.86 ID:/6TGJVB60
――まえがき――
レンアイカフェテラスシリーズ第32話です。
以下の作品の続編です。こちらを読んでいただけると、さらに楽しんでいただける……筈です。
以下略
3
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:30:55.13 ID:/6TGJVB60
加蓮「やほ、藍子」
藍子「加蓮ちゃんっ。誕生日、おめでとうございます!」
加蓮「ありがとー。いきなり来たね」
以下略
4
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:31:24.02 ID:/6TGJVB60
藍子「加蓮ちゃん、こちょこちょとかに強そうだから」
加蓮「チャンスだって思った、と」
藍子「チャンスだって思っちゃいました」
以下略
5
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:31:53.94 ID:/6TGJVB60
藍子「だって加蓮ちゃんですから」
加蓮「……何が?」
藍子「なんとなく、ですっ」
以下略
6
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:32:26.21 ID:/6TGJVB60
加蓮「私の誕生日なのに、私よりテンションが高い人がいっぱいいてさ。変で変でしょうがないよ」
藍子「だって〜……」
加蓮「あ、店員さんだ。……うん、私、今日が誕生日なんだ。藍子から聞いてた?」
以下略
7
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:32:53.76 ID:/6TGJVB60
藍子「……誕生日なのに?」
加蓮「うん」
藍子「バースデーライブとかは……」
以下略
8
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:33:23.39 ID:/6TGJVB60
加蓮「たいしたことないんだけどね。Pさんとさ、々と話したんだ。最初はバースデーライブもやる気いっぱいでさ、何しよっかー、演出はー? みたいな感じで」
加蓮「それから誕生日の話になって……なんだったっけ。昔どんなプレゼントをもらった話? とかしたっけ」
加蓮「Pさんが学生の頃、友達にもらったプレゼントの話とか……ぷぷっ、今思い出しても笑っちゃうよ」
以下略
9
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:33:53.97 ID:/6TGJVB60
加蓮「あの人どこにスイッチついてるんだろうね。藍子、ちょっと調べてきてよ」
藍子「加蓮ちゃんが調べてきてくださいよ〜」
加蓮「私より藍子の方が警戒されてないよ。ほら、全身いじくれるチャンスだと思ってっ」
以下略
10
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:34:23.45 ID:/6TGJVB60
□ ■ □ ■ □
加蓮「もぐもぐ……ごくん。どこまで話したっけ?」
以下略
11
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:34:54.18 ID:/6TGJVB60
加蓮「教えてもらってないよ。私も付き合いたいんだけど時間とか体力とかあるもんね。はー……」
藍子「それならこの前、通りかかった公園のことを――って、」
藍子「今は加蓮ちゃんのお話ですっ」
以下略
12
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:35:23.53 ID:/6TGJVB60
加蓮「藍子がなんでも聞いてくれるからつい話しちゃうんだって。だから藍子が悪い!」
藍子「めちゃくちゃですっ。それに私、いつも言ってます! なんでも話してくださいって!」
加蓮「まーたそういう自分よがりなこと言うー。優しいフリして何狙ってるの?」
以下略
13
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:35:54.10 ID:/6TGJVB60
藍子「……それで、Pさんが幸せになるようにって言ったんですよね。それからどうなったんですか?」
加蓮「うん。……ねえ、この話って続けないといけない?」
藍子「加蓮ちゃんがお話したくないなら、いいですけれど……」
以下略
14
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:37:23.48 ID:/6TGJVB60
加蓮「一応言ってみたんだ。バースデーライブとかっていいの? って」
加蓮「そしたらPさんがこう言うの。最近は色々と活躍してくれてるし、ライブ以外の公演にも出てたし、むしろ身を引っ込めてみた方が面白そうだ、って」
藍子「ふんふん」
以下略
15
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:37:53.96 ID:/6TGJVB60
□ ■ □ ■ □
加蓮「死ぬって言えばさー」
以下略
16
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:38:24.41 ID:/6TGJVB60
藍子「……死ぬのは、公演の中だけにしてください。私……きっと、想像するだけで泣いちゃいます」
藍子「このカフェに一緒に来られなくなったり、一緒にアイドルができなくなったり」
藍子「お話できなくなったり、って、考えちゃうだけで……すごく、体も心も、冷たくなってしまいますから」
以下略
17
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:38:54.53 ID:/6TGJVB60
加蓮「……まあ、ほら、そういうのはナシにしてもさ」
加蓮「まさか来るとは思わなかったなぁ。幽霊役」
藍子「来ちゃいましたね。幽霊役」
以下略
18
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名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:39:23.60 ID:/6TGJVB60
藍子「怒らないでくださいね……? 変なこと、しないでくださいね?」
加蓮「うーん、そう言われるとすっごくしたくなっちゃうんだけどなー……」
藍子「じゃあやめておき、」
以下略
19
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:39:54.07 ID:/6TGJVB60
加蓮「うらうらうら」グニグニグニ
藍子「ふぁめっ、ほ、ほんとにいたいでふかふぁ!」
加蓮「よしっ」パッ
以下略
20
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:40:54.84 ID:/6TGJVB60
加蓮「いやー別に言いたいことなんて何もね?」
加蓮「まぁ、せいぜい?」
加蓮「ほとんどNGもないし監督さんからあまりに自然だからって少し引きつり笑顔もらって来てPさんまで軽く引いてて実はショックで?」
以下略
21
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/09/05(月) 21:41:23.68 ID:/6TGJVB60
加蓮「……藍子が言ってた話、いくつかはマジなんだよね」
藍子「ふぇ……?」ビクビク
加蓮「もし死んだらどうなるのかなー、幽霊になったら自由になれるのかなー、とか。実際考えた頃あったし」
以下略
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