【ミリマスR-18】満月の夜、狼と化した横山奈緒に襲われる話
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5:満月に目覚めた狼 4 ◆yHhcvqAd4.[sage]
2020/10/08(木) 17:46:12.60 ID:CXB6n4GJ0
 吐き出した精液を一滴残らず頂かれてなお硬いままのペニスを、奈緒はうっとりと見下ろしている。膝立ちになって、ベルトでぴっちり締められたベストに浮き上がるウエストラインが目を引き付ける。奈緒がスカートの裾に手を突っ込み、脚からショーツを抜き去った。ライトグリーンのそれは股との間に粘り気のある糸を長く引いていて、クロッチの大半が変色してしまうほどにメスの愛液を吸い込んでいて、ベッドの隅に置かれた時に、べしゃっと聞こえてきそうなぐらいだった。接合器官が剥き出しになったことを見せつけて挑発するように、スカートの裾がめくられた。茂みの奥に泉が湧いているのが、数十センチの距離でも分かる。クレバスの内側の粘膜が充血して、陰裂を持ち上げていた。

「ハッ、ハッ、ハッ……」

 結合の期待に首筋まで紅く上気させ、発情したケモノと化した奈緒が、だらしなく舌を覗かせながらまたがってくる。
 下ろされたスカートの裾の向こう側で、熱を持った泥と接触した。その泥が、オス全体を包み込みながら、ずぶずぶと沈みこんでくる。

「きゃう……っ……! あおぉーーんっっ……!」

 根元まですんなりと飲み込まれた。ずいぶん長い間濡らし続けていたのだろうか、俺を咥えこんだ内部はしっとりどころか、とろとろになっている。中に溜まっていた分が押し出されて、幹を伝ってくる。オスを受け入れたメスの胎内が、形を覚えるかのように、ぎゅう、ぎゅう、ぎゅうと収縮する。大きな満月の光を背に浴びながら、恍惚とした目になって、捕食者が獲物の唇を奪ってきた。絡んでくる舌の熱心さは、睦み合って興奮の高まった奈緒そのままだ。唾液につい数分前の射精の残り香が混じっていたが、そんなことには構わず、奈緒に応えた。

「ハッ……ハッ……う゛……あうっ、あうっ、あううぅ!」

 奈緒が腰を揺すり始めた。絞ったら水滴が垂れてきそうなほどに湿った息遣いの中に、恥じらいを含んだ可愛らしい喘ぎ声ではなく、叫ぶのを抑えるような呻き声が混じる。喉の奥から絞り出されてくるような奈緒の声は、本当に野生に帰ってしまったかのように動物じみていた。滑りが良くて痛みを感じることは無いが、内部の圧力がすさまじい。奥へ誘い込もうとするヒダの蠕動が強すぎて、腰ごと持っていかれてしまいそうだ。じゅくじゅくに濡れた内壁が絡みついて、敏感な粘膜に吸い付いてくる。二人分の体重を受け止めるベッドがギシギシときしんでいた。

「っん!! ……フーッ! がうっ……!」

 快楽に突き動かされるように、スカートで覆われた局部を下からノックして奥にぶつけると、腰を叩かれた。性衝動にまみれた瞳がキッと険しくなり、獲物となり果てた俺を貫く。タイトな深緑のベストとその奥の上品なブラウスを持ち上げる起伏が、ブローチごとゆさゆさ揺れていて、その扇情的な騎乗位の光景に手を伸ばしていたのだが、その手もはたかれてしまった。

 ――分かった、降参だ。征服された者の立場を弁えるよ。

 両手首をつかまれ、一度解放された両手は再び拘束されてしまった。折り重なってきた奈緒の体重がかかる。立場が逆だったら、まるでレイプだ。先程の謎めいた怪力が作用しているかどうかは分からなかったが、男の一番の弱点を、刺激の強すぎるヒダで握り締められていて、今は抵抗するもしないもなかった。それよりも、始まってしまった性行為をこのまま続けたいという思いが思考を上書きして塗りつぶしていく。

 人体が生殖行為のもたらす断続的な快楽に耐えられるようにできているはずもなく、溜まってきた本能が発射へのカウントダウンを始めていた。獲物として捕らえたオスとの性交を貪るメスオオカミの、動物的なピストン運動に、ヒトとしての理性が溶けだしていた。自らオスとして動くことを許されずにいる内に俺までケモノになってしまったのか、このまま膣の中へ倫理観念ごと放ってしまいたくてたまらなくなっていた。腰の奥で子種がグツグツと煮えている。温かい肉の中でペニスがこれ以上ないほどに硬く突っ張った。

「……〜〜っ!!」
「ふおっ、はふぅ……!! んきゃ……あうぅーーーー!!」

 交尾の完遂。臨界点を迎えたオスが弾けた。性器に蓄えられていたものが快楽信号を副産物としながら排出されて、メスの中に注ぎ込まれていく。緊張が弛緩に変わってゆく瞬間のカタルシスが全身に叩きつけられてくる。こちらとほぼ同時に奈緒も絶頂を迎えていたのか、がくがくと腰を震わせている。膣内が何度も複雑にうねり、射精を後押しするかのように搾り取ろうとしてきた。そのせいで、一度の拍動が次の拍動を呼び、もう十分だ、と思っても中々射精がおさまらなかった。

「……わうっ……はふ、はふっ……」
「わっ……!」

 長い射精が終わった。ペットの犬が愛情表現で飼い主にそうするみたいに、奈緒が顔を近づけてきて、ぺろぺろと頬や口元を舐めてきた。間近で覗き込んだアメジストの瞳は、まだ興奮冷めやらず。奥の方にハートマークでも浮き上がっているのではないかと錯覚するぐらいだった。ナカの混合物を攪拌したいのか、まだ繋がったままの腰を、奈緒は円を描くように回している。スカートのヒダの隙間から、ぬちゅ、ぬちゅ、というねっとりした卑猥な水音が漏れ聞こえてきた。俺も呼吸が整わず、ハッハッと短く呼吸しながら唇を貪る奈緒と、空気の中で息を溶け合わせていた。


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