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【オリジナル】男「没落貴族ショタ奴隷を買ったwwww」
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◆OfJ9ogrNko
[sage]:2013/12/18(水) 01:18:06.93 ID:+YyZKnXG0
トランクのダイヤルを回し、そして蓋をそっと開け放つ。
体を胎児のように丸めていた少年は、まず室内の僅かな光りにでさえ眩しそうに目を眇め、
それからタカシを見つけると、ひどくきつい眼差しで睨んできた。
手足は枷で繋がれている。両手は両手で同士で足は別――、それならばよかったが、
彼はその全てを体の真ん中辺りで繋がれていて、
どう足掻いても脱走などできないようないでたちでそこに納まっていた。
「やあ」
タカシが声を掛ければ、しかし少年はうーうーと唸る。ボールギャグとはなんと味気ない風景だ。
タカシは近くのデスクにまで歩いていくと、その引き出しに収められたはさみを持って帰ってきた。
刃物を見て、一瞬怯える少年が可愛かった。
「動くなよ。今、切ってあげよう」
むけられた刃物が余程怖いのか、少年は身を縮こまらせてそして硬直した。
ギャグボールからにじみ出た唾液が、彼の情けない姿に拍車をかけ、しかし不思議なことにそれはタカシの
加虐心を満たしてくれる。
刃物が安全に皮膚とベルトとの間に差し込まれたことに安心したのか、少年の体の力が一瞬抜ける。
その隙を縫って、タカシはわざと刃先を首の付け根に当ててやれば、冷ややかな感触に相当驚いたのか、
再度緊張が強くなった。思わずにやけそうになるのを押し隠し、タカシは一気にそのベルトを断ち切ってやった。
「ほら、取れた」
よだれで汚れたそれを、手近なゴミ箱に突っ込む。
ランプの火が揺れると、少年の顔に落とされた影もふらりと揺らめいた。
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